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幻獣少年キマイラ
幻獣少年キマイラ
夢枕獏/KADOKAWA
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総合評価

15件)
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    物語の舞台の土地に住んでるので読みながらさらにワクワク…! 少年漫画みたいなスピード感であっというまに読み終わってしまった

    0
    投稿日: 2022.09.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    体の内側にキマイラという怪物を飼う人物が、「徐々に身体と精神を侵され自分でなくなる」という問題を抱えつつ過ごすお話。 漫画のようなバトルシーン多めの展開の早さでパーッと読めましたが、下ネタ多めなのがビックリでしたww 夢枕獏さんの作品を初めて見たのが映画『エヴェレスト 神々の山領』で、非常にシリアスな話というイメージが強かったせいもあるかも。

    0
    投稿日: 2021.04.18
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    自分の読書ルーツを遡るシリーズ第二弾。 この間の「獅子の門」が30年近くを経ても楽しく読めて気を良くしたので、新装版のキマイラに手を出してみました。 いわゆる中二心を最強に刺激してくれた3大作家「栗本薫」「田中芳樹」「夢枕獏」 そのダークサイド中二病を刺激してくれた「夢枕獏」の最初期から書いているのにまだ終わっていないという罪深い作品。それが「幻獣少年キマイラ」です。 ちなみに栗本薫は異世界への憧れ、田中芳樹は権力への反抗の憧れ、夢枕獏は自分の中に眠っているかもしれない異能への憧れです。 さて、本作表紙が劣悪になっているので、昔の格調高い天野喜孝さまの表紙が懐かしい事がまず一番。そして読んでみてあっという間に昔の自分に戻れるスペックを持ったワクワク小説である事が分かってとってもホッとしました。 相当な伝奇小説方面なので、大人になったぼくには馴染まないかもと危惧していましたが、書き込まれた情景と心象、そして漫画的なシチュエーションが非常に嵌っています。 どうあれ、彼らが帰ってきてくれた事が何よりうれしいです。完結してくれー!!

    1
    投稿日: 2019.03.13
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    2017.5.1(月)¥150(-2割引き)+税。 2017.5.1(月)。 2019.5.16(木)¥100(70)+税。 2019.5.16(木)。重複購入。

    0
    投稿日: 2017.05.01
  • じわじわはまる感じ

    容姿端麗だけれど、それがかえってコンプレックスになり、力もない自分に自信が持てない主人公;大鳳(おおとり)が、高校生活で出会う変わったキャラクター達によって、徐々に自分の中にあったものを覚醒していきます。自分の中に眠る、抑えられない衝動の正体とは。そして、同じ雰囲気を持つ久鬼への興味と深まる溝。物語はまだ始まったばかりですが、登場人物の動作や心の動きの描写が巧みで、スピード感があるので、はまると読みやすいです。

    0
    投稿日: 2017.04.22
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    ハードボイルドな雰囲気が、いかにも伝奇小説っぽくて心地良かった。 ReaderStore一巻無料利用。

    0
    投稿日: 2015.10.20
  • やっぱり面白い

    何十年ぶりかですが、電子版で再読。やっぱり最初は勢いがある感じですね。しかしこのシリーズはいつ終わるのだろうか?

    0
    投稿日: 2015.03.08
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    バケモノじみた暴力的な不思議な力を宿した美少年の物語。この1作目は序章というべきもので、まだ物語の盛り上がりはないけれど、少年の覚醒、性の目覚め等、ジュブナイル小説らしい設定が随所に散りばめられている。さらっと読めた。

    0
    投稿日: 2015.01.18
  • ラノベ揺籃期に生まれた傑作シリーズ

    子ども向けと一般向け小説の間隙に生まれたジュブナイル・ジャンルが、SFブームの若年向け受け皿となり、やがてメディア・タイアップノベル、キャラクター・ノベル化して所謂「ラノベ」へと変貌していったように記憶しておりますが。その中でも人気ブランドだった、今は亡き朝日ソノラマ文庫の看板タイトルの一つが本作。 元々のバージョンを知る身としては、天野喜孝氏でなく三輪士郎氏のイラストに(良い悪いではなく)軽い違和感を覚えるものの、いざ読み出せば中身は変わらぬキマイラ。張り詰めた筋肉と骨の軋む音の聞こえそうな夢枕獏氏ならではの肉弾戦描写を堪能できます。 美貌の少年2人の宿す共通の秘密「キマイラ」、2人の間に絡み合う因縁、2人を見守る雲斎や九十九の懊悩、人智を越えた強者達の戦い、…全てはここから始まりました。

    4
    投稿日: 2013.11.18
  • 夢枕獏のライフワーク

    今は亡きソノラマ文庫で同時期デビューの菊池秀行とともにジュブナイルの概念を打ち砕いた記念すべき作品。わかりやい文章で展開も早くとにかく話が面白い。特に格闘シーンがすばらしくビジュアル的であるだけでなく汗や音まで聞こえてくるような喚起力のある文章で小説を読んでいるのにまるで漫画を読んでいるような感覚になる。キマイラという謎を追って超人的な人間があり得ない技を駆使して戦いを繰り広げるという非常にシンプルな筋は変わらないのではあるが、巻を重ねる毎に登場人物は増え話はさらに複雑になり展開も遅々として進まなくなっており、今やキマイラの謎よりも作者が存命中にシリーズが完結するのかが気になってしかたない。 ただこの物語には終わって欲しいような終わって欲しくないようなそんな矛盾した思いがある。

    6
    投稿日: 2013.11.17
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    久しぶりの夢枕獏。 最初からスッと入ってきて一気に読んでしまいました 何年経とうが面白いものは面白い。

    0
    投稿日: 2013.11.11
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    父のおすすめ。 古典的な能力ラノベという印象だけど、これが三十年も前に書かれたと思うと凄いなと思う。 亜室さんはキマイラについて色々知ってるのかな? 話は殆ど進んでないので次巻すでに購入済み。 いきなり主人公がヒロインじゃない子と肉体関係持っててびっくり。今じゃできない展開ですね。

    0
    投稿日: 2013.11.03
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    30年かけてもまだ未完、という壮大なファンタジー。 母に聞いたら、母も当時発売されたときに読んだそう。 今回、新装刊行されていたのを機に購入。 表紙からラノベのような印象を受けていたが、骨太で全くそんなことはなかった。 獣に喰われる悪夢を見る以外は、ごく平凡な日々を送っていた美貌の高校生・大鳳吼(おおとりこう)。 だが学園を支配する上級生・久鬼麗一と出会った時、その宿命が幕を開けた… 美貌の少年という時点で平凡ではないのではと思ってしまうが、 1巻では話は進まないものの、成長が見てとれるのが楽しい。 すんなりと作品に入り込める文体も好きだなあ。 陰陽師読んでみようかしら。

    0
    投稿日: 2013.10.13
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    初めての夢枕獏。 陰陽師のイメージが強いけれど、実は、そっちは読んでなかったり。映画は好きだから、たぶん原作も好みだと思うのだけど。 キマイラという文字を見ると、どうしても樹なつみの獣王星を連想してしまう。神話の方は思い浮かばないのになぁ。表紙も樹なつみっぽかったし。 30年も前に書かれた話という割りに、古さは感じなかった。不良やヤクザの絡み方が典型的だな~とは思ったけれど、小説のフィクションの中では普通かなと思ったから、そこまで引っ掛からなかった。 人物描写がくどすぎなくて好き。 主人公が変なポエマーになってる小説は苦手なので。大鳳は、達観しすぎず楽観的でもない、良い主人公だなーと思いました。一巻では何も解決してないので、今後の展開が楽しみ。 獏さんの話運びは好きかも。 まだ一作しか読んでないから判断は出来ないけど、キマイラの続巻と、もう一作くらい読んでみようかな~。やっぱり陰陽師かしら。

    0
    投稿日: 2013.09.09
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    読んでてラノベっぽいなーそれにしては描写が古くて昭和っぽい、と思っていたら、両方あたりだったんですね。 どっちかというとアニメで見たい感じ。(というかそのうちされそうな気もする) ちょっと、私の好みではなく、のめりこめなかった。残念。

    0
    投稿日: 2013.09.06