
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
導入部分が長すぎた感が……、なかなか入り込めず……。ただ全部繋がってるので読み応えはあるんだけど……そこまでページを割く必要あったかな。ページ数の割には内容が……。 キャラが全部良いので、短編で続篇欲しいなと。 相星が推しだったので辛すぎた。
6投稿日: 2025.09.23
powered by ブクログたった数百万のためにキャリアを捨て人を殺し、あまり理解できなかったけど読みやすくて一気読み。 一気読みじゃなかったら、訳わかんなくなって途中で辞めてたかも。 お母さんどこいっちゃったのーー(;_;)
0投稿日: 2025.07.28
powered by ブクログ刑事の登場人物多めで覚えるのが大変だったのではやめに読むのが良い!でもおもしろくて、キャラがみんな濃かったからドラマで見ておけばよかったー!と思った!
0投稿日: 2025.04.14
powered by ブクログこれは多分あれですよね。 読み手の年齢によって少し感じ方が変わりそうですよね。 そんな感じがしました。 新人刑事になった主人公が初めて捜査に関わることになった事件。 そこで組むことになった捜査一課の相手は子どもの頃に別れた自分の父親だった、と言う本当にありそうな無さそうな微妙なリアリティのある設定。 しかもこの父親が変人揃いの捜査一課のメンバーの中でも群を抜いて変人だからさぁ大変。 実際あそこまで破天荒なメンバーが揃うことはないと思うんだけど(何しろ妙な2つ名が全員についている)、やっぱり普通の人と違う部分がないと捜査一課の刑事なんて勤まらないのかなぁなんて思いつつその点だけは主人公に同情しました。 というかこれ、この話ね。 どれが話の主軸なのかがよく分からないんですよね。 小さい頃に別れた父親が家庭が壊れた原因だと思い込んで一方的に軽蔑している主人公と父親が仕事を共にすることで徐々に打ち解けるハートフルストーリーなのか、バリバリ捜査をして犯人とのアクションなんかもありつつ真相を暴いていく刑事ものなのか、事件をきっかけに知り合った女性とのラブストーリー的なやつなのか。 何かこう……「あれもこれもやりたい!から全部詰め込んでみました!」的な雰囲気を感じるというか……詰め込みすぎてどれも中途半端にとっ散らかってる感が拭えないというか。 ひとつひとつのストーリーは凄くいいのに全部混ざっちゃうとうまく噛み合ってないんだよなぁ、勿体ないんだよなぁとても。 大きく3章とかに分けずによくある「短編としてそれぞれ独立した話と見せかけつつ実は最終話で全部の伏線を回収する」みたいな作りの方がそれぞれに焦点も当てられるし良かったのでは? 実際回収しきれてない伏線いくつかあったし。 プラスの面を上げるとするなら非常に読みやすい所ですかね。 500ページちょっとあるのにスルスル読めてしまうので。 ……500ページもあるならもうちょっと何とかならなかったんだろうか。
10投稿日: 2025.01.04
powered by ブクログ情報屋や、ヤクザ、内部の裏切りなど話は重いですが、キャラの魅力で、すごく読みやすい本です。 わたし的には、ジェントルが最高!ジャケットを着たくなります(笑)
1投稿日: 2024.11.05
powered by ブクログ舞台劇見ているようなドタバタコメディ。 ストーリーは死人がたくさん出てくるが、シリアスな感じもミステリーな感じもないので軽く読み進められる内容。 それにしても、〇〇マンって呼び名好きね、雫井さん。
7投稿日: 2024.09.24
powered by ブクログ親子の掛け合いが笑える。 あらすじ自体はいたって真面目なんだけど、所々のコメディな感じが軽くて個人的にはけっこう好き。 シリーズ化しないかな。
7投稿日: 2024.09.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
お勧めされたので読破 読みやすいが「面白い」までいかなかった 良くも悪くも丸くまとまっており、謎解き系ではない 捜査一課の係長が殺害されるという珍しい題材、情報屋がカギを握るの
0投稿日: 2024.06.03
powered by ブクログうーん。読みやすいというのかな。 ん?と思うところもあったけど、笑えるし、まあ気楽に読めて楽しめる。ラストシーンは割りと好きだなー。
0投稿日: 2024.05.25
powered by ブクログ文庫本で少し分厚いのですが一気に読めます。とにかく面白い。雫井さんの作品の中でもオススメの一冊になりました。親子で事件解決していく感じもその父親のキャラクターの濃さなんかも読みながらニヤニヤしてしまうくらい、頭の中で生き生きと動いていました。息子の親父に対する心の動きなども読んでいて楽しめました。読後感も良いです。
0投稿日: 2023.04.16
powered by ブクログ2回目読了。 キレイさっぱり忘れてて、めちゃくちゃ面白く読めた。覚えてんのクーガーぐらいやった。 犯人探しもまぁええ線行ったし、割と夢中で読んだ一冊。親子で警察官てあんのかな?
1投稿日: 2023.04.02
powered by ブクログコメディ的な部分を渡部篤郎で補完して乗り切ってるうちに、段々と面白くなってきた。 ドラマでも渡部篤郎のジャケットプレイみたいなぁ。実写みてみようかなぁ。
1投稿日: 2023.03.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
思わず笑えるところが数カ所。 少し複雑なところがあるが、総じて読みやすい。 個人的に母親は帰ってきて欲しかったけど、帰って来ない方が小説として良かったのかも。 相星が良かった!
0投稿日: 2023.01.02
powered by ブクログまず、夏輝の明村に対する態度に納得が行かない。それなりの根拠付けはされてはあるのだけれども違和感ありまくり。 ストーリーもコメディのようでもありシリアスのようでもあり。こちらもなんだかしっくり来ない。 だがしかし、展開としては惹きつけられるモノがあり、違和感をひきづりながらも怒涛のゴールイン。 後半、夢見るようなファンタジックな展開になると思いきや…。
1投稿日: 2022.12.17
powered by ブクログ母親が突然の失踪。 その後は母方の祖父母に妹と育てられた。 父親とは母が既に離婚していたために、一緒には暮らしておらず、夏輝はそんな父を毛嫌いしていた。 ただ、夏輝は刑事になり、父も刑事であることから、ある捜査で顔を合わせることになる。 その事件では父の所属する五係き疑惑の目が… そんなシリアスな話の中に、父のユーモアのあるこだわりなんかが入って少し和やかになる場面も。 あんまりない警察もの?! 2022.11.1
0投稿日: 2022.11.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
積読から 面白くて一気読みした 順子といい仲にならなくて良かったけど、最後おかーさんは来て欲しかったなってのはちょっとある。 おとーさんのキャラは最後までよくわからなかったけど、そこもまたこの話のよいところかな、と。
0投稿日: 2022.09.14
powered by ブクログ生真面目な息子とダンディズムを尊びながらどこかおかしい父親は二人とも刑事。親子が顔を合わせるととことんコミカルな展開になるけど、彼らが取り組むのは捜査一課長の殺人事件。警察内部の腐敗を照らし、だれが犯人だかわからない展開をしているけど、その辺のどんでん返しはよくあるので驚きではないかな。ジャケットプレイに情熱を注ぎこむ父親は刑事として優秀なんだろうけど、どうもそう感じられなくてやっぱり笑う。
0投稿日: 2022.06.25
powered by ブクログ雫井先生の本は何冊か読みましたがちょっと印象が違う感じを受けました。 わたしにはちょっと若すぎる?内容でした。 個性豊かな刑事たちの描写は笑いどころなのだと 思うのですが、ごめんなさい
2投稿日: 2021.12.02
powered by ブクログ可もなく不可もなく。 雫井さんにしては珍しく、大きな事件もなく終わる。 いや、そもそも警察が"情報屋"と密に繋がっていて、刑事が残虐に殺される、暴力団の存在自体が大きな事件なのかもしれないけど。雫井慣れしてると、んー主題は何?と思ってしまった。 確かに個性豊かな登場人物ではあるけど。それ以上でも以下でもない。
0投稿日: 2021.08.25
powered by ブクログ人物設定が面白い作品。人の本性というか欲望というか因縁というか、そういったものに焦点を当てたミステリーなのだが、設定人物が個性的(突飛的)なものが多く、ついそちらに引っ張られてしまう。バラエティー要素が強いミステリーといったところか。 内容的には警視庁の同じ班に属する者たちと、それぞれの情報屋を含めた人間関係の柵や葛藤を描いており、何かの事件解決に向けて一致団結して捜査に乗り出すというテレビドラマなどによく使われる手法は全くない。むしろ疑心暗鬼が蠢くといったやや暗鬱な内容。だからこそ、登場人物を飛び抜けてぶっ飛んだ設定にしてバランスをとっているようにも思える。
0投稿日: 2021.08.17
powered by ブクログ以前の雫井脩介さんの作品とは一味違ったコメディ感溢れる警察小説です。主人公の佐原夏輝は、嫌っている父の職業である警察官の道に進むのだが、配属された警察署には少年時代に離別した父・島尾明村が、署内では”ジェントル”と言う渾名で呼ばれ任務にあたっていた。 或る日、捜査一課係長・鍵山が何者かによって殺害された。警察内部の犯行が疑われ、お互い疑心暗鬼になっていく中、新入りの夏輝は事件の真相に迫る。 こんな感じの内容なので気になる方は是非、手に取ってみて下さい。
1投稿日: 2021.07.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2021/3/17 なんか久しぶりに直球の小説を読んだ気分。 正統派の。みたいな。落ち着く。 ちょっと人が死にすぎるけどな。 相星は残念やわ。 相星はもっと見たかった。 彼が主役の小説書いて欲しいくらい。 出てくる人で一番魅力的やったのに。 あと警察が犯人の話はやっぱり胸糞悪いけど、煮えたぎってくるような怒りじゃなかったのはそこまで入り込んでなかったからやね。 足攣ったってのはマジなのか。
0投稿日: 2021.03.17
powered by ブクログ好きな作家さんなんだけど今回はそうでもないな。 結末が気になってどんどん読めたけど、私が思ってたものとは違ってがっかり。 ヤクザの世界が出てくるととたんによくわからなくなる。 夏輝は好きなキャラだけどそこまで深堀してるわけでもないし、いわゆる刑事ものかと思いきや、お父さんとの絡みでは背景に家族小説を思わせる部分もあり、なんだかよくわからない。 お父さんの中途半端なギャグ?みたいのも私には不要。
0投稿日: 2020.05.29
powered by ブクログ親子刑事の話でストーリーは普通。 変に複雑で、気持がはやるようなスピード感もそんなにない。 でも、親父さんが面白い。 読み始めはコミックかと思った。 が、結構真剣な話だった。 情報屋の相星もいいキャラだ。 特に主人公と2人でホストクラブへ行くくだりは笑えた。
0投稿日: 2020.04.27
powered by ブクログ前半というか、最初から三分の一ほどまでの親子がコンビを組んでいたあたりは推理小説ではなく完全コメディでした。ジャケットプレイ諸々で笑いをこらえてたんですが、クーガーの撃退法の件は我慢できずに吹き出しました。想像すると完全におかしいでしょ。夏輝のツッコミや、何やかんやで明村ペースになってるのもテンポよくて面白かったです。 明村さん良いキャラですね。 その後もちょいちょい挟まれるとぼけた感じが良い箸休めになってます。黒幕自体はあっと驚くようなものではなく、蚊にさされた人物も消去法で分かってしまったし、相星も深追いする描写が続いてたのでこれフラグってやつだ、と思ってましたが、それでも物語に引き込まれて一気読みしました。陰と陽、シリアスとコメディの絶妙なバランス。久しぶりに楽しい読書の時間でした。 読みながら、明村さんが誰かとかぶるなーとずっと思ってたのですが、解説を読んで気づきました。そうか、郷ひろみですね。個人的なビジュアルイメージは完全郷ひろみです。
0投稿日: 2019.08.25
powered by ブクログこの作家の本が読みたくて買った小説 「火の粉」が良かったので他の作品もよんでみたかった。 事件解決と親子関係の内容だった。 この本を買った後でこの作品について調べてみたが、コメディー風だとか、内容が軽いだとか、そんな感想が多かったので、買ったけど読もうか迷った。 読んでみたら自分には読みやすくいい小説だと思った。 最後も、もやもやが残らないスッキリした終わりで最後まで楽しめた。 本の評価も人の感想に左右されてはいけないと感じた小説でした。
1投稿日: 2019.06.21
powered by ブクログコメディタッチのミステリー 父と息子の刑事がおりなす、骨太のミステリーを期待していたのですが、設定が全く違っていました。 チャラくてリアリティ薄い(笑) ストーリとしては、捜査一課の係長が何者かに殺害されます。そして、その犯行には内部の者がかかわっている可能性が.. 息子の刑事は、周りの刑事の誰も信用できない状態の中、情報屋とつるみながら、単独で事件の核心に迫っていきます。 本書の中では情報屋と刑事の関係性が語られていて、それが伏線にもなっています。 自分の父親もかかわっているのか? 犯人は捜査1課の刑事なのか? 事件の真相は? といった展開です。 父親のキャラがぶっちゃけ嫌い(笑) 笑いをとるためのキャラなんでしょうが、正直鬱陶しい。 ただし、ミステリーとしてのストーリは満足でした。 ユーモア、コメディタッチのミステリーが好きな人にはお勧め
2投稿日: 2018.09.09
powered by ブクログ篠井秀介は何作か読んだが、本作はちょっと毛色が違うかも。刑事の親子の話ではあるが、親の明村のキャラは軽め。一方の子の夏輝は屈折して複雑。一緒に捜査することになった事件。誰を信じていいのか? 事件の内容は、個人的にはあまり興味の持てないものだったが、親子の確執や夏輝の恋愛とかキャラの強い刑事達とか、全体的に面白い。
0投稿日: 2018.06.21
powered by ブクログ新人刑事の佐原夏輝がはじめての現場でコンビを組まされたのは、ベテラン刑事で、少年時代に別離した実の父親・島尾明村だった。ある日、捜査一課の係長が何者かに殺害された。捜査本部は内部の犯行を疑い、その矛先は明村にも向かう。夏輝は単独で事件の核心に迫ろうとするが…。
0投稿日: 2018.06.14
powered by ブクログ新米刑事が初めての現場で組まされた相棒は、幼い頃に別れたきりの父親だった。 捜査一課の刑事のイメージとは程遠い調子の良さに、嫌悪感は増すばかり。 ひょんなことから事件の重要人物と接触した彼は、慣れないながらも単独捜査を始めるが。 警察小説は好きでいろいろ読みましたが、新米刑事が主人公なのは初めてかも。 ちょっともどかしく感じることもありましたが、ミステリーの中にコミカルな場面あり、恋愛要素ありで、くすっと笑えたり、ぐっときたり、切なくなったり、、百面相してしまうくらい楽しめた一冊でした。
0投稿日: 2018.02.26シリーズ化されないのかな?
他のレビュワーさんのレビューを見て、読んでみました。 冒頭の人物紹介で、捜査一課刑事にいちいちあだ名がついている。。。 古い昭和の刑事ドラマか?と思い、あまり期待せず読みすすめました。 が、ある情報屋の転落死が、思ってもいなかった方向に、 最後には想像以上の事件に発展し、面白かったです。 あだ名も効果的でしたし、登場人物が人間くさくて、魅力的に感じました。 なによりジャケットプレイには吹きました!
9投稿日: 2017.03.25
powered by ブクログ父親である島尾明村のキャラクターが軽すぎる。 それなりに過去の因縁もあり、読み終わってみれば面白かったとは思うのだけれど。 登場人物たちの行動に説得力がない。 個性的なキャラクターを揃えているのに、読み進めば進むほど軽さを感じてしまった。 重ければいいというものではないにしても、明村が何故そんなにも「見た目」にこだわるのかもよくわからなかった。 やたらと足が吊る設定も必要だったのかどうか。 好きな作家さんだけに残念な思いが先にたつ。 読みやすいしけっして面白くないわけではないけれど、「堪能できた」と言いきれる物語ではなかったような気がした。
0投稿日: 2017.03.09
powered by ブクログヒロコサンから借りた本! 久々のミステリで興奮しました!! 人物設定がゆるめで、シリアスな雰囲気をうまーく冗談やらゆるめキャラでなごましてくれ、なかなかのおふざけミステリですが、オチやそれまでの展開はなかなかハラハラさせられます!!! アニメのようなキャラ盛りだくさんで、ミステリ苦手な方でも読めそうな一冊!!!! 設定自体は固めで、なんだか最近の時代背景に則ったゆるさです!笑! こういうゆるめのミステリ、最近多いのはやはり流行りなんだろうか??
0投稿日: 2016.12.01
powered by ブクログ雫井脩介さんの作品は「火の粉」など、怖いイメージだったけど、本作はコメディータッチのような。 いくつも殺人事件が起こってシリアスな物語ではあるんだろうけど。 明村のジャケットプレイなど、ちょいちょい、いやかなり?!笑える部分が。 登場人物が多くて複雑だったし、現実にはそうはいかないだろ…って思うところもあったけど、 最後の真犯人に迫る場面ではついついページをめくる手が早くなった。
0投稿日: 2016.11.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
雫井さんの作品は本当に好きでブロ友さんに【つばさものがたり】を教えて貰ってから ハマってる作家さん♪ 今回の作品はちょっと作風が違う気がするけど 重そうな刑事物語の中にクスっと笑える要素が入っていて 最後まで楽しく読めた♪ 去年ドラマ化されてたんだね~知らなかった
0投稿日: 2016.02.23
powered by ブクログ新人刑事佐原夏輝の相棒は、憎むべき父親でベテラン刑事の島尾明村だった。組織内に蔓延する不正の匂いと、捜査一課係長殺人事件の真相を追う親子刑事を描く長編ミステリー。 警察小説なのか家族小説なのか。またはコメディなのか。方向性が定まらないうちに終わってしまった感じが否めない。刑事たちのニックネームが出てきた時点で怪しかったが、それさえも活かされなかった。ただし、夏輝と相星の絡みは面白い。
0投稿日: 2015.12.13
powered by ブクログツタヤで抱腹絶倒!という帯を巻かれて売られていたことにはちょっと憤りを覚えたけれど、それ以外は読み応えがあった。 色々盛り込みすぎなのか、後半はぐちゃぐちゃしていて、逆にさらっと読んでしまった。キャラクターができている分、そうしたところをもっと描いて欲しかった。
0投稿日: 2015.11.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
確執のある父親と組んで捜査に当たる新人刑事。 ジャケットプレイ。 --- 新人刑事の佐原夏輝がはじめての現場でコンビを組まされたのは、ベテラン刑事で、少年時代に別離した実の父親・島尾明村だった。ある日、捜査一課の係長が何者かに殺害された。捜査本部は内部の犯行を疑い、その矛先は明村にも向かう。夏輝は単独で事件の核心に迫ろうとするが……。幾重にも絡み合った因縁が読者を欺き続ける傑作長編ミステリー。
0投稿日: 2015.06.02親子がツンデレで面白過ぎる!
2015年4月11日読了。連続ドラマになった時に読もうと思っていたのが、ここまでずるずるしてしまいましたが、やっと読了。刑事ドラマががっつりだけど、私は親子の中の方が楽しく見れました。明村の相撲シーンとかクーガーとかおなか抱えて笑いました。明村大好きです。捜査のところは、猟奇的ではなく、ヤクザとかの抗争や警察内部の裏切りとかが主で、だらだらと読める感じです。結末も想像通りって感じでした。ほっこり読める刑事ものでした。あー、明村大好きだ(2回目)
2投稿日: 2015.04.11
powered by ブクログ登場人物が多いのにしっかりと描き分けが出来ています。ジェントル、アイスマン、バチェラーなど、それぞれのキャラに通称があるのは『太陽にほえろ!』の様で面白いですし、またそれが伏線に絡んでいてなかなか軽妙です。 ただ、色々盛り込み過ぎで親子の関係がやや希薄に感じます。事件の方も最後は駆け足気味でやや説明不足なところが残念です。
0投稿日: 2015.01.29
powered by ブクログビターブラッドは、ドラマを見て原作を読んでみたいなと思って読みました! 実際に読んでみたら、ドラマではコメディに描かれていましたが、原作はコメディ要素はなかったのでびっくりしました。 また、登場人物もドラマでは登場しない人たちが出てきて、新鮮な気持ちで読みました!でも、ドラマでも登場したジェントルとかジュニアとかスカンクとかチェイサーというあだ名は出てきたので、そこは笑ってしまいました! ドラマでは最後まで出てきた貝塚が1番最初に死んでしまって、そこからどんどん事件が動き出して行く感じで、面白かったです!最後まで読んでみると、貝塚の事件があったからそれまで埋れていた新事実がどんどん浮かび上がってきたんだなということがわかったので、すごい深いなぁーと思いました。本当に最後まで犯人像が思い当たらなくて、ラストでやっと真実がわかりました。 本が、厚かったので読むのに少し時間がかかってしまいましたが、とっても面白かったです!また、雫井さんの本を読んで見たいです!
0投稿日: 2014.12.15
powered by ブクログ警視庁S署E分署の刑事、佐原夏輝は署内で発生した殺人事件の捜査本部があるS署に捜査の応援に行く。そこでコンビを組まされたのは、ベテラン刑事で夏輝が少年時代に別離した父親の島村明村だった。 捜査をしているうちに、捜査一課の鍵山係長が何者かに殺害される。夏輝はその現場である女性に声を掛けられる。後日署のそばでその女性を見かけ、話を聞くと、鍵山係長が殺される前に会っていたと言う。話を聞くうちに、今回の事件とその女性の父親が死んだ事件との繋がりを感じ一人で操作をしていく。 次第に警察内部を巻き込んだ事件の概要がわかってくる。 ストーリーの展開は面白いが、今まで読んでいたような著者の作品のようなドキドキ感はあまり感じられなかった。読み終わって、期待を裏切らない面白さはあったものの、少し物足りなさを感じたのは自分だけかな。
0投稿日: 2014.10.21
powered by ブクログドラマを見てからの、原作を読んでみました。 ドラマは、すごいコメディー感溢れていて、あまり推理とかいう感じがせず、親子刑事というのが重視されていて、少しくだらないところもありましたが、わかるなぁってポーッと共感したり、温かくなったり、それなりに面白かったです。 原作読んだら、だいぶ内容が違くて驚きました…! 最初の事件は、親子刑事って感じでその後も行くのかと思いきや、全てが絡み合って繋がっていて、すごいなぁと思いました。最後まで、犯人が想像できず、一気に読んでしまいました。 ドラマは、このチームは家族だーっ!って感じでしたが、原作は、そうでもなく、でも面白かったです。きっと何度読んでも面白いと思います。 やはり小説を映像化するのは、大変だなぁ、と改めて感じさせられた本でした。 明村と夏輝の親子刑事コンビ、良かったです! また、雫井さんの作品読んでみたいと思います!
1投稿日: 2014.10.15
powered by ブクログドラマは観ていませんが、キャスト思い浮かべながら読みました(^^) キャラ設定はなかなか面白かったけど、ストーリー自体はありがちなカンジかな? ラストのほろ苦いカンジは好きでした。
0投稿日: 2014.09.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【要旨】新人刑事の佐原夏輝がはじめての現場でコンビを組まされたのは、ベテラン刑事で、少年時代に別離した実の父親・島尾明村だった。 ある日、捜査一課の係長が何者かに殺害された。捜査本部は内部の犯行を疑い、その矛先は明村にも向かう。 夏輝は単独で事件の核心に迫ろうとするが…。 幾重にも絡み合った因縁が読者を欺き続ける傑作長編ミステリー。 ドラマは観ていないけれど、ドラマ化に刺激を受けて手に取った1冊。 ドラマの内容は知らないけれど、どうやらまったくストーリーは別物らしい。 夏輝=佐藤健くん、明村=渡部篤郎さんはもの凄くハマり役、そのままのイメージで読んだ。 読みやすくて会話も軽妙だけれどストーリーは結構重くて、これ本当に起こったら世間を揺るがす大問題なんじゃない?!ってくらいの犯罪なのに、結構サラッと書かれているのが不思議。 だって・・・警察内部でこんなにも殺し合いがあったら・・・普通は、ねぇ? それから明村の「あー!足つったー!」は何かの符丁か?と思ったら、期待外れにもただ単に足のつりやすい人だったという・・・。 洒落ものでやることが大袈裟だったりいちいち格好つけたがる変わり者キャラは面白いけれど、その実仕事はバリバリできる切れ者!かと思いきや、刑事としての腕もそうでもない?って感じで、明村さんちょっと物足りなかったなぁ。 相星は・・・可愛いキャラだっただけに、悲しかったなぁ。
0投稿日: 2014.08.27ドラマは見てないけど…
読み終えてまず思ったのは 良い意味で「手の込んだ作り話だなぁ」と。 まぁ、細かい設定・伏線等々物語を構成して いくにあたって作者の綿密な取材や、研究、 構想が大変だったであろう事がうかがえます。 それでいて、随所にコメディ的な要素を取り入れ、 あえて重くしない。 始めは物足りないかな?とも思えたが、 読み終えてみると、これはこれで良かったのかな、 と作者の魔法にまんまと引っかかってしまった 僕でした。(少し悔しい…) 親を「お前」呼ばわりする主人公に若干の 違和感をおぼえたが、全体的によくまとめられた 話しだとは思います。
6投稿日: 2014.08.22
powered by ブクログ雫井作品なのですが、王道(?)の警察コメディ? コメディラインに持っていきたいのか、ちょっと重たい警察小説に持っていきたいのかがぶれてる感じがしました。 でも、これだけは言わせてもらう。 ドラマよりは100倍面白い。 前半は冗長ですが、後半から収束していくのがすごい。 面白い。 バチェラーもチェイサーも鍵山係長もそれぞれがそれぞれの事情で動いていました。 もちろんジェントルもジュニアも。 そして、貝塚もちゃんと物語の中で自分の論理で行動していた。 面白かったです。
0投稿日: 2014.08.13
powered by ブクログ読むの2年ぶりくらい。この前テレビドラマ見たけど面白くなかったなぁ。でも本は2回目でも面白かった。笑える。
0投稿日: 2014.08.07
powered by ブクログ話自体はけっこう面白かったんですがね…… いかんせんオチがね… ドラマの影響力よろしくあんな感じだと思ってたらぜんぜん違いましたよ(´-`) ドラマを知らずに読むならいいのかも?
0投稿日: 2014.07.10
powered by ブクログ小説が原作のドラマは原作読んでからってタイプなんですが、今回はドラマから入ってみたせいか…ドラマの方が好きすぎてなんとも。 ただ、キャストは素晴らしかったなーって思います。余裕でそれぞれ当てはめて読み進められますし。 あとは…夏輝くんの島尾さん呼ぶのが"お前"ってひどいなと。 それはいくらなんでもないかなと。 せめて"あんた"にしてほしかったという細かい言い分。笑 島尾さん足つりすぎだし。 そして鍵山課長!貝塚さんとおじいちゃん! いろんな意味でショックでした。 相星も好きだったのになあ。 ドラマはコミカルだったし原作も軽いっちゃ軽いんだけど…これから読まれる方はドラマと原作別ものと考えて読んだほうがいいかも。完全に別もの!
0投稿日: 2014.07.09
powered by ブクログ小さい頃に別れた父親と同じ刑事になって、一緒に働く事になった夏輝。父親に対する反感もありながらも、刑事として事件の犯人追う。最後まで事件の全容が見えないので、ドキドキしながら楽しめた。
0投稿日: 2014.06.08
powered by ブクログ事件と並行して父と息子の確執が克明に描かれるのかと思っていたら、そこまで深くはなかったですね。当の父親の変わり者ぶりには笑いました。切ない部分もあり、コミカルな部分もありの刑事モノ。話として重たくはないけれど情報屋のところは悲しかったです。
0投稿日: 2014.05.12
powered by ブクログ贔屓の佐藤健がドラマで主演しているので原作を読んでみた。ありゃりゃ、ドラマは原作のキャラ設定だけパクって、ストーリーは全然別物じゃないの。ドラマはコミカルな作りだし、原作も筆致は軽妙だが、話は案外重くてタイトルどおりビターな展開。この原作のビターな大筋を、これからドラマに持ち込む気なんだろうか? それとも、全くの別物のまま突っ走るのか? とりあえず、主人公親子のキャラと役者のイメージは合っていると思うが。 ドラマのことは脇に置いて、純粋に原作の感想を述べると……うーむ、警察ミステリとしては少々物足りないかな。「太陽にほえろ!」よろしく、ベタなニックネームで呼び合う刑事たちのキャラが面白くてよく描き分けられているけれど、肝心の筋書きはその刑事さんたちではなく、敵対する悪玉キャラたちでもなく、情報屋の暗躍もしくは活躍によってほとんど進められてしまっている印象。 原作を離れて、これでもか!とばかりにジュニアとジェントルの見せ場を作っているドラマは、警察ミステリの見せ方としては正解だと思う。
0投稿日: 2014.05.09
powered by ブクログミステリ部分としては平凡だし、そういう面で見ればちょっと拍子抜けするというのは分かる。けれど親子同士の掛け合いや、その心の内。そう言ったところに焦点をあててみれば、かなり面白い
0投稿日: 2014.05.07
powered by ブクログ雫井さんの作品としては軽く、気軽に読めたが物足りなさは残った感じ。 刑事ものとしては臨場感が足りなかったけど、親子のコミカルな会話には思わずクスッと笑わされたり、ホロットきたりもあって、それが狙いならいい一冊だったのかも。 【新人刑事の佐原夏輝がはじめての現場でコンビを組まされたのは、ベテラン刑事で、少年時代に別離した実の父親・島尾明村だった。ある日、捜査一課の係長が何者かに殺害された。捜査本部は内部の犯行を疑い、その矛先は明村にも向かう。夏輝は単独で事件の核心に迫ろうとするが…。幾重にも絡み合った因縁が読者を欺き続ける傑作長編ミステリー】 2014年4月 ドラマ化 http://www.fujitv.co.jp/BitterBlood/index.html
0投稿日: 2014.05.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まあまあかなあ。ドラマ化ということで読んでみたけど、やっぱり雫井さんの作品ががっつりミステリーの方が好きだな。
0投稿日: 2014.05.02
powered by ブクログこの作家さんの作品はキライじゃなかったので、ドラマ化決定の原作と聞き、購入。 期待した割には、なんだか肩透かし。コメディなのか、人情なのか、どっちつかずな中途半端さ。加えて父x息子のドラマが希薄。続編(小説としての)があるのか知らないけど、続きを読みたいという気は正直あまり起こらなかった。
0投稿日: 2014.04.08
powered by ブクログ明村(父)がボケで夏輝(子)が突っ込みのコミカルな部分とシリアスな事件の追及がバランスよく読みやすい。ただ、明村のボケがアホ過ぎてちょっとしらける。足つり過ぎだろ!(笑)
0投稿日: 2014.04.01
powered by ブクログ佐藤健ドラマ原作。 完全に夏輝を佐藤健とし何の違和感もなく読み進めていった。むしろ映像が脳内で再生されていた。 ミステリだけど、どちらかというとキャラクター要素の高い小説で、五係と夏輝が近づくと、どう絡むんだろうっていつもワクワクしていた。
0投稿日: 2014.03.24
powered by ブクログ因縁のある親子刑事の絡みが面白い。 警察内部や情報屋との関係で裏切ったり裏切られたり。 情報屋との間に芽生えていく友情も楽しめた。 最期の切ない結果がやるせない。 それでも家族は家族だね、の思いも残ってちょっと心温まった。
0投稿日: 2014.02.13
powered by ブクログ警察内部に情報屋に内部情報を売った人間がいる——。ある事件以来、情報屋との間は係長だけが取り持っていたが、、、その係長が殺されてしまう。そして、事件は警察内部と、情報屋、「シャドーマン」なる人物を探すことになるが・・・。 サクサク読めるけれど、なんとなく馴染まなかった気がする。少し荒削りな印象が否めない。
0投稿日: 2014.01.14
powered by ブクログ何を期待して読むかで、読後感が変わってくるような作品。 私は「犯人に告ぐ」「犯罪小説家」から入ったので、どうしてもシリアスな展開を期待してしまう。 帯や裏表紙の惹句はいかにもそういう感じ。 ところが、読み始めると、あまりの違和感に戸惑ってしまう。 まず私は「明村」という名前に引っかかった。まるで名字のような名前。なぜこういう名前にしたんだろう、と思ってしまう。 五係の面々も、なぜあんなにキャラ立ちさせるんだろうと逆に気になる。まるっきりテレビドラマのようだが、あのままドラマ化したら、非常に安っぽくなってしまいそうだ。そして、あまりキャラが生かされていないストーリー。 夏樹の父親への反発心も非常に幼稚な感じがする。 家庭を顧みない父親への反感、というと、東野圭吾の加賀シリーズが思い浮かぶ。それと比べると、夏樹の反発はただの甘えのように見える。 非常に盛りだくさんのストーリー展開で、もちろん芯になる事件はあるのだが、なんとなくまとまりを欠いているような気がする。 出てくるキャラクターは面白いのだろうが、小説の内容とそぐわなくてちぐはぐな印象を受ける。 なんか読み終わってもモヤモヤしたものが残ってしまった。
0投稿日: 2013.09.06
powered by ブクログ読み応えのある本だった。 警察小説にはありがちな、内部に犯人がいるという設定も 少しひねると「この人が犯人だな!あれ?違うかな?」という 感じになって面白いものだなぁ。 父・明村(ジェントル)が、主人公の新米刑事・夏樹に もっと重要なことをたたきこんでいくのかと思ったけど そんなこともなく、ただただウザくて役に立たない父親だった・・・。 でも、最後に家族と離れたのはその愛する家族を守るためだったのでは とわかってちょっとしんみり。 一気に読める面白さ。
0投稿日: 2013.06.05
powered by ブクログ長編ですが、軽いタッチで描かれていて、読みやすい。刑事家系の中、新米の刑事が、実父(離婚後、母が失踪し、そのことが、原因であまりよく思っていない)とコンビを組み、成長していく。事件も解決し、すっきりだが、失踪した母はでてこない。死体が出てこなかったことで、再会の目を残しているか。
0投稿日: 2013.04.19
powered by ブクログ雫井脩介はやっぱりおもしろい! 513ページの長編だったけど 長さを感じさせない 非常に面白い作品でした。 物語は、新人刑事の夏輝のもと刑事の祖父が亡くなったお葬式から始まる。 夏輝の父も現役の捜査一課の刑事。 しかし、夏輝は離婚して出ていった父が許せない。許せない理由は他にもあるんだけど、ある時、ある事件で父とコンビを組まされる。 反発しながら事件を解決させていくんだけど… ここまで聞くとなんとなく先が見えたような感じなんだけど、雫井脩介これをもっと面白く書いてくれた!笑 読み終わって、こんなに面白いんだから映画化されてるんだろうと調べたけどないんだね。 そして勝手にキャスティング。 夏輝はー…生田斗真でいこーか。 おとーさんは、館ひろし…などなど。 ミステリー的な事はもちろん、笑いあり、涙ありの傑作じゃないかな。 終わりかたも嫌いじゃない。
0投稿日: 2013.04.07
powered by ブクログ刑事モノだけど著者のこれまで読んだ作品と少しテイストが違って楽しめた。 父親が元刑事…とかは他でよく見かける設定だけど現役で父子が組んでというのは新鮮。 父の仕草に思わず笑いが…! いいキャラクターでした。
0投稿日: 2013.02.16
powered by ブクログ血生臭い事件を扱っているにも関わらず、コミカルなやりとりには頬が緩んでしまった。登場人物が多くてもニックネームのお陰ですんなり頭に入って読みやすい。ちょっとしんみりさせられもする。雫井さんの作品は何冊か読んだけど、どれもテイストが違ってて、しかも面白い。
0投稿日: 2013.01.25
powered by ブクログ面白かったー!! 登場人物、特にジェントルが憎めないかわいいキャラだし、それぞれ個性がたっててよかった!(^^)! そして、ストーリーとしても幾重にも重なり合ってて、読み応えがありました。
1投稿日: 2012.05.26
powered by ブクログ「ベテラン刑事と息子がコンビを組む」と書かれていたので重い感じの話か?と思いきや! コミカルな部分もたくさん盛り込まれてて楽しめました。
0投稿日: 2012.03.22
powered by ブクログ一年ぶりに読みました。 雫井氏は、スポーツシリーズや、ハードボイルドな「犯人に告ぐ」や、仄かな恋心を描く「クローズドノート」など、ジャンルにとらわれない作家さんだと思います。本作は異色刑事モノ。 新米刑事・夏輝が幼い頃離別した「ジェントル」と呼ばれる父親とコンビを組んで捜査に当たる話ですが、出てくるキャラみんながありえないほど個性的。特に父親・明村のキャラは笑えます。しかし謎やからくりは本格派。キャラの立ち方だけでなく、肉付けもよくできていて続編を期待しています。
0投稿日: 2012.02.18
powered by ブクログ新人刑事の主人公の相棒となったのは、含むところのある元父親。その父親とどたばたする話。 父親のキャラが面白く、ちょっと笑えるシーンも多々あり、それが普通の刑事物とはちょっと違う楽しさがある。 話としてはまぁまぁ。ただしちょっと長い。 登場人物が結構多い中、空気みたいな人が後で重要な役割を持っていたりして、名前を出されても?な展開もあったりの。
0投稿日: 2011.10.29
powered by ブクログ他の雫井さんの作品と比べてとても軽~いノリの作品です まず人物がとってもドラマ向きというか、ありえない感じの人たちばかり・・・。 最初は「この本、ハズレだったかも・・・」と思いながら読み進めましたが、 この人物たちがとっても可愛く見えてきて不思議 事件の内容自体は、ハードな感じですが、 この登場人物の軽さとのギャップがいい感じでした 続編を期待したいところです
0投稿日: 2011.09.05
powered by ブクログ刑事が実父とコンビを組むなんて…。 ま、それはさておいて、 ラストの展開といい、途中のテレビ的なアクションといい、 個人的には嫌いじゃなかったです。 でも、それだけ個性的な集まりのはずなのに、 なんか印象に残ってないのはどうしてだ? 私の読み方が浅かったのか、 実父が濃すぎたのか。 ま、楽しくは読めました。
0投稿日: 2011.06.25
powered by ブクログ二冊続けて、似たような感じの本を読んだ気分(もう誘拐なんてしない/東川 篤哉) さくっと読めます。軽いけど本格ミステリー。 死者は沢山でますが。
2投稿日: 2011.03.04
powered by ブクログ今まで読んだ雫井さんの作品とは、少しテイストが異なる作品でした。 ユーモア小説かと思うほど、ユニークなキャラクタが揃っていて、思わず笑ってしまうようなシーンが続出します。 雫井さんは、シリアスなミステリー作品に留まらず、こんな作品も書くんですね。 主人公は、新人刑事の夏輝。 最初にコンビを組まされた刑事が、幼い頃に別れており、わだかまりを持っている父親明村。 事件は警察内部の犯行も疑われ、明村にも嫌疑がかかります。 夏輝は疑心暗鬼のままに単独で捜査を進め、ついに核心に迫ります。 警察小説の中に、ユーモアと青春小説風味まで持ち込み、親子関係や恋愛模様までも詰め込んだ長編作品です。 しかし、明村は最後まで笑わせてくれます。
0投稿日: 2011.02.26
powered by ブクログ新人刑事の佐原夏輝がはじめての現場でコンビを組まされたのは、ベテラン刑事で、少年時代に別離した実の父親・島尾明村だった。ある日、捜査一課の係長が何者かに殺害された。捜査本部は内部の犯行を疑い、その矛先は明村にも向かう。夏輝は単独で事件の核心に迫ろうとするが…。幾重にも絡み合った因縁が読者を欺き続ける傑作長編ミステリー。
0投稿日: 2011.02.19
powered by ブクログそこそこ面白かったのですが 雫井さんの別の本を読んでからこれだったので 軽く感じてしまいました。 はは。 あまりハードなのではなく、 ラスト心温まる系の刑事物(こんなくくりで良いのか) が読みたい方にはお勧めかと思います。
1投稿日: 2011.02.04
powered by ブクログ「犯人に告ぐ」のようなハードボイルドな警察小説かと思いきや、軽くて笑えるようなとこもあってびっくり! 刑事のキャラやニックネームが面白い!ほんとに警察ってこんなニックネームつけてるんかな? お父さんのチャラいキャラがかわいく微笑ましかった。 サスペンス要素も充分あり。 ドラマか映画になりそう。
1投稿日: 2011.01.19
powered by ブクログ作品タイトルから「犯人に告ぐ」みたいなヒリヒリする内容と思ったら、なんかゆるい警察小説だった。ミステリーも弱いしちょっと残念!
0投稿日: 2011.01.08
powered by ブクログ登場人物のキャラクターがインパクト大。 ジェントルのキャラが面白い。 内容的には重いし、途中、話の流れがわからなくなったけど。 ジェントルとジュニア親子の今後が気になる。
0投稿日: 2010.11.13
powered by ブクログ父親と息子が刑事という警察物。 刑事たちのキャラは個性的だし、コミカル路線も嫌いじゃないけど、内部犯を捜すというシリアスさと、イマイチかみ合ってないような気がした。 キャラはいつまでも覚えてるのに、ストーリーはすぐ忘れそうな予感。
0投稿日: 2010.10.14
powered by ブクログ書籍の紹介文や「犯人に告ぐ」を思い出して骨太な警察小説を予想していただけに、意外性は十分だった。まさかこんなにコミカルで軽やかな展開とは… 「太陽にほえろ」の時代を彷彿させる刑事のニックネーム、ひとくせもふたくせもあるキャラクター、そして父親である明村のジャケットプレイなどはコメディーというかマンガ的というかで。。。う~ん、これも映像向き?? 父に反発しながらも同じ刑事の道を選んだ夏輝の心情を含め、さぞかし込み入った人間ドラマが展開されつつ事件が絡んでくるんだろうと勝手に思っていたのがいけなかったのかものれない。。。 とは言え、事件では警察内部の問題から刑事同士で探り合いが始まるなど、ハラハラさせられる展開も用意されていた。過去の事件と現在の事件の繋がり、人と人の繋がり、 刑事と刑事、刑事と情報屋が絡み合って 、ストレートに行けば結構読み応えがあって面白い作品になったんじゃないだろうか。 …今回はそのロジックを使いつつもあえてコミカルな路線を目指したんだろうが。。。 まぁ、軽やかだからこそ父親と夏輝との会話や、反発しながらもついつい父親に教えられたコトを実践する夏輝の姿にはほのぼのさせられたのも事実だし、この作品ならではの味だった気はする。 とても「虚貌」「火の粉」を書いた雫井さんとは思えないが、いわゆるライトノベルとして考えればコレはコレでアリなのかも。。。
0投稿日: 2010.10.10
powered by ブクログ雫井作品の新作。 笑みが出るような面白さに、読み初めからひきつけられてしまいました。 しかし内容は本格ミステリー。 そして悲しみ、感動。 盛りだくさんの作品でしたね。 クローズドノートや犯人に告ぐなど他の作品もそうですが、どれも作風が違っていて、その多彩さに驚かされます。 この作品はきっと映像化されるでしょうね。
0投稿日: 2010.10.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2010/8/8 Amazonより届く。 2020/1/19〜1/22 2年ぶりの雫井作品。 今回はこれまでの作品とは異なり、コメディータッチの刑事物。新人刑事の佐原夏輝。自分たちを置き去りにして離婚した父親、捜査一課の刑事である島尾明村といきなりコンビを組ませる。この親父さんがなかなかのキャラクター。お気楽コメディーと思わせつつ、中身は結構本格派。この親子の続編が読みたいが、あるんだろうか。
0投稿日: 2010.08.09
