
総合評価
(595件)| 175 | ||
| 257 | ||
| 119 | ||
| 16 | ||
| 1 |
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
とりあえず怖面白い! 元裁判官の主人公の隣家に越してきたのが、自分が昔無罪判決を下した人物、っていうだけでじゅうぶん怖い! 主人公家族の日常もちゃんと描いてあるのでその分余計怖い!!しかも面白いので読みきるまで寝れなかった・・・
0投稿日: 2012.01.24
powered by ブクログおもしろい!そして読み応えのあるストーリでした。 元裁判官の隣家に2年前に無罪判決を下した男が引っ越してきてからの物語。つぎつぎとおこる不可解な出来事。犯人は誰?どっち、などと思いながらドキドキと読み進めることができます。 また、人物描写も細かく、心理が事細かに語られていて、リアリティがあるストーリ仕立てになっています。 なので、なおのこと、不気味さを感じながら読み進めることができ、そして後半には人間の狂気さの恐怖を味わいながら、どうなる?、どうなる?と引き込まれていってしまいます。 ページ数が少なくなってきたところで、おー、このまま行くとどうなるの?っと思っていたら、いきなりのクライマックスとなりました。 エンディングは賛否両論あるようですが、私としてはこのエンディングは受け入れられます。 2012年の年頭から、とても面白い作品にめぐり合えました。
4投稿日: 2012.01.21
powered by ブクログ読み応えがあった。 武内はもちろん池本も怪しいしどっちなんだと途中で 思ったりもして楽しめたし後半のスリルもなかなかだった。 もう少し早くに一家が一枚岩になっていたらと読んでて もどかしい部分もあったけどそこも含め、引き込まれた。 現実でもこういう人の懐に入り込むのがうまい人間がいるので 気をつけなければいけないと思う。 ハッピーエンドじゃないけど最後のオチもなかなかうまい。
0投稿日: 2012.01.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
雫井先生のミステリー本。 現役の裁判官時代に無罪判決を下したものが隣に引っ越してきて、そこから不幸な事件が一家に起こりはじめ… というストーリー。 ドラマの『美しい隣人』に似たような話。 自分の好意を相手にわかってもらいたい、という誰しもが思うことの究極的なかんじ。 こんな人が近くにいたら恐ろしいと思う。
6投稿日: 2011.12.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
退官をした裁判長の物話。 現役時代に無罪判決を下した男が隣に引っ越してきた。 非常に人なつっこく近づいてくるが次第に周囲に異変が起こり始め…、というお話。 人間の恐ろしい一面が見える作品でした。 また、人は自分の大きな過ちを受け止めることができるのか?といったような興味深い内容も含まれてます。 ただ、後味は良くない。
0投稿日: 2011.12.13
powered by ブクログ「私は殺人鬼を解き放ってしまったのか?」 元裁判官・梶間勲の隣家に、二年前に無罪判決を下した男・武内真伍が越してきた。愛嬌のある笑顔、気の利いた贈り物、老人介護の手伝い…。武内は溢れんばかりの善意で梶間家の人々の心を掴む。 しかし、梶間家の周辺で次々と不可解な事件が起こり…。 最後まで読者の予想を裏切り続ける驚愕の犯罪小説! 紹介文より
0投稿日: 2011.11.13
powered by ブクログ元裁判官の勲。 過去に無罪判決を下した武内が、あるきっかけで再会し、しばらくして、偶然隣の家に引っ越してくる。 武内は、感じの良い人柄や、介護の手伝いを買ってでるなどして、勲の家庭の中に入り込んでくる。 その頃から、身の回りでおかしな出来事が起きはじめる。 勲の下した判決は間違いだったのか。 今、起こっているおかしな出来事は誰の仕業なのか。 まーとにかく続きが気になり過ぎて気持ち悪くて、一気に読んでしまいました。 これも最近マイブームの酒井若菜さんがオススメしていて読んでみました。 読み応えがあって、とにかく怖かった~。 ミステリー好きな人にはオススメです。 若干、じゃあなんでそーなるんだよ とかあったけど。 後々思い返して、あーあれもそーだったんだとか思うと やっぱり怖い~
0投稿日: 2011.10.19
powered by ブクログ裁判で無実を勝ち取った男。親切で気の利く男だが、笑顔の裏に隠された正体は・・・ 雪美がとった行動とは・・・ 飽きない展開、長編を感じさせない作品。
0投稿日: 2011.10.11
powered by ブクログ最初から怪しい人が明らか、でも目が離せないミステリー。ちょっとした描写も意味深で怖い。途中で切れなくて半徹で一気読みしました。 星が5つではないのは、主人公家族一行(雪見除く)がちょっと理解できないくらい抜けている点です。犯人が本性を現してもなおのんびり背を向けて歩いたり、拘束を試みなかったり。 怪しいのに気づかなかった点のことではないです。
0投稿日: 2011.10.09
powered by ブクログ怖かった。後半、物語の加速とともに目が離せなくなり一気読み。何が真実かわからない不安にドキドキさせられた。前半の介護や育児に振り回される主婦たちもとてもリアルで、読んでいてちょっと嫌になったほど。
0投稿日: 2011.10.02
powered by ブクログ幽霊とかじゃなくて、こういう一見普通の人の残虐性が怖い。趣旨が貴志祐介さんの「黒い家」に似ていて良かった。
0投稿日: 2011.09.17
powered by ブクログ元裁判長の隣に、自ら無罪を言い渡した被告が引っ越してきて...という物語。冤罪というより介護・虐待など家族のテーマに傾倒して見所満載ですが、ラストは消化不良でした
0投稿日: 2011.09.04
powered by ブクログう~ん。微妙。600ページ近い長編だが、サブテーマが多くて少しばかり退屈。筆力があるだけに、目の前に起こる感じがすばらしく現実的なだけに、主題がフィクションっぽく見えてしまう。現実と虚構のギャップが激しすぎるというわけ。 警察官が汚職をしても驚かないが、裁判長がミスジャッジというのはあまり現実的ではないように感じてしまう。異常者を無罪とし、当該異常者により自身の家庭が崩壊の危機に・・・ちょっと現実的ではない。 それでも主題はけっこう明確だ。もっとも悪いのは誰か。犯人はわかっている。でも悪いのは誰か。裁かれるべきは誰か。無関心なのは誰か。放置したのは誰か。誰がこの悲劇をお膳立てしたのか。その回答がエンディングにある。そしてそれは輪廻のごとく司法社会を駆け巡る。ある意味、深く思いテーマだと思う。介護やら子育てやらという現実的なサブテーマがリアルすぎるのが重ねて残念だ。主題がぼけて見えるから。
0投稿日: 2011.09.03
powered by ブクログいやー、長かった。 みんな気付くの遅いヨォ~。。。 この物語は冤罪事件を発端にしているが、話の中で介護問題や幼児虐待などのテーマにも触れられており、特に母親読者には共感を得られる部分が多いのではないか。 それだけ、より感情移入して読むことができ、ハラハラ感も倍増。 子供の証言が大きな転換点になり、少しずつ味方が増えてくると読みスピードが加速するが、それまではず~っとモヤモヤしっぱなし。 ちとストレスが貯まるかも。 ラストは少し意外な終わりかたでした。 でも落ち着いて考えると、「まいた種を刈り取った」相応しい結末かもしれないですね。
0投稿日: 2011.08.28
powered by ブクログ知合いが自分の家の隣に引っ越してきたら、素直に喜べるでしょうか?それも突然… ある男が突然隣家に越してきて妙に親切にされくどい程のお隣さん付き合いが始まる、同時に家の中がギクシャクし不可解な事件も起こる。偶然か誰かの陰謀か? 予想を超える展開や人間描写はさすが。老人介護・嫁姑・子育てなど当事者の気持ちや生活をなぜここまで深く描けるのか著者は何者かと思ってしまう程。それだけにラストの終わりはあっさりしすぎているのでは。事件解決後の後日談で安堵したい読者心理を読んでの作戦?もしかして別作品に繋がっているのか?
0投稿日: 2011.08.28
powered by ブクログ一家惨殺事件の容疑者として無罪となった人物が、無罪判決を言い渡した裁判官一家の隣に引っ越してきたところ、不審なことが次々に起こり...というサスペンスミステリー。 かなりの長編であるため、途中やや退屈する部分もあったが、ストーリーが動き出す後半以降の緊迫感は見事。 特に「犯人」の特異なキャラクター設定が秀逸で、下手なホラーよりも恐ろしく感じられた。
0投稿日: 2011.08.21
powered by ブクログいやいや,これは面白かった。ちょっと怖いけど。。 何を書いてもネタバレになってしまうので,感想は割愛。お勧めの一冊!
0投稿日: 2011.08.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
久しぶりに読み返しました。 タネは分かっているのに、ドキドキしながら読めました。 とても面白かった!・・・ラスト5ページまでは! あの終わり方はがっかりすぎる。
0投稿日: 2011.07.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
想像の範囲内でまとまっているため一気に読めたが、もっとひねりの欲しい作品だった。 中盤までは面白かったものの、文庫本の裏表紙で事足りる内容だし、特に友人が出てきたあたりから一気に興ざめした感じがある。 死刑判決か無罪か悩んでいた割には当時の捜査の詰めが甘かったんじゃないかな〜。さすがに設定に無理があるのか。。。
0投稿日: 2011.07.05
powered by ブクログ多少地味な感じだが、ちょっとゾクっとする作品だ。 ストーリーの展開が分かってしまうが、登場人物の特に女性の内面の表現が上手く飽きる事なく読めた。 最後の“判決”の章は唯一のオチといった所かもしれない。
0投稿日: 2011.07.04
powered by ブクログすごいね。 怖かったぜ。 怪しい、怪しい、と思わせているのに いや、いや、ちょっと待て待て。 もしかして?思わせる。 本当に怖い火の粉だったな・・
0投稿日: 2011.07.02
powered by ブクログ驚きのラスト! とまでは行かないけど、読んでて「うわぁ」と思った。 私は好きです。雫井さんに嵌まった切欠の本。
0投稿日: 2011.06.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
こーえーえーーーーーーーー!! ガタガタガタブルブルブル@@ こういう、自分のプライベートなテリトリーにトンデモ人物が割り込んでくるって本当に怖いです。 しかもキングの小説のように、超常現象ではなく、フツーに見える人が壊れてるってマジ怖いっっ。 つーか雪見ちゃん。アナタ、ちょっと言動が粗忽すぎるわよ。 最後報われたからいいようなものの……^^; あんなふうに乗り込んだって、返り討ちにあうのが当たり前じゃないのっ。 でもお義母さんがイイ人でホンットに良かったね。 なんといっても、登場人物それぞれが「ほつれ」を抱え、そのほつれに付け入る武内が上手いっ……!!怖い……!! 勲さんなんか、ぶっちゃけ最後の活躍がなかったら、トンデモダメ亭主だよ!! 確かにアンタ、母の介護のために辞職するって言ってたじゃん!(途中検事さんに言われるまでアタシも忘れてたvv) アンタみたいな亭主サイテイっ。 でも、真実を知ることは、自分が長年築き上げてきたすべてを打ち崩すことで。 そのへんの葛藤はヨカッタ…… 武内も、完全に「怪物」や「悪魔」ではなく、どこか共感できる部分があるところもいい。 それがあそこまで壊れるから、読者も引き込まれてしまうのでは。 しかも常識的に見て「え?」と思わされることこそが真実だったという。 うーん。なるほどねえ。 それにしてもあの一家の描写が秀逸でしたな。 「三万円」……そりゃ泣くヨ!!胸に沁みたよ;;
0投稿日: 2011.06.14
powered by ブクログ登場人物に共感しやすい分、隣に越してきた元・殺人容疑者が気味悪い気味悪い・・(+_+) 目をつけられたら終わり、という恐怖が現代では特別ではない事を改めて感じた。 自分が20代だからか、私は雪見さんに共感し、義母を自分の母、寝たきりの義祖母をバイト先の嫌な客、夫、子供など、誰もが 登場人物を現実にいる人間とリンクしやすい。 だから雪見の夫が腹立つ(笑) この話はジワジワ迫ってくるのが面白いのに、たったの2時間ドラマで実写化したという話を聞き、もったいないなと思った。
0投稿日: 2011.06.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いつものようにテンポよく話が進みます。 ですが・・・あれ? なんかデジャブが。 ・・・・。 どうやら、ずいぶん前に、2時間ドラマでやってたのを見たようです。 読み進むにつれて、ドラマの内容を思い出してしまったので、少々残念でしたが。 ドラマで見るより、本で読んだほうが、怖いと思う。 もし、こんなヤツに目をつけられたら、逃げることができるのだろうか。 それにしても、たくましいのは女性たち。家族を守る母。子供を守る母。 男性の情けないこと;; 自分の母親の介護をまかせっきりにしてた裁判官の父。 思いっきりだまされてしまう夫。 そんな、隙間に入り込んでくるヤツが怖かったです。 そして、結末にも・・・。 いつも雫井さんの結末は、なんか複雑な気分になるのよね。 でも、おもしろかったので、おすすめ。
0投稿日: 2011.06.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
元裁判官、梶間勲の隣家に、二年前に無罪判決を下した男、武内真伍が越してきた。愛嬌のある笑顔、気のきいた贈り物、老人介護の手伝い…。武内は溢れんばかりの善意で梶間家の人々の心を掴む。しかし、梶間家の周辺で次々と不可解な事件が起こるようになり…。彼は本当に無罪だったのか? いい意味でも悪い意味でもハリウッド映画のような話。読み進めるほどに、こちらまで誰を信じていいのかわからなくなってしまうような…。 (ネタバレ) ここに登場する梶間家は、元裁判官の勲・尋恵夫婦、息子の俊郎・雪見夫婦とその子供まどか、そして寝たきりのおばあさんと、4世代が同居している。 一見、幸せそうな家族。しかし、どこの家族でも問題はある。献身的な介護を続けてもありがとうの一言もない義母。義姉・満喜子は、週末にやってきては大きな顔をし、少しでもミスをおかせば徹底的になじる。そして家の事は全て、見て見ぬふりの男たち…。そんな日常の一コマもとても丁寧に書かれていてすごくひきこまれた。 ただ、梶間家の人々のあまりの無防備さには少し違和感が…。 いくら人を噛んでしまったからといって、目の前で残忍な方法で自分の飼い犬を殴り殺した人と、これまでと変わらない付き合いができるだろうか? 事あるごとに何十万という大金を贈ってくるなんて、非常識を通り越して嫌がらせじゃないか?それだけ皆にスキがあったということなのだろうか。うーん。 でも、心のスキに善意の仮面をかぶって、すっと入ってきて、次第に自分の居場所をどんどん拡大していく武内のやり方は本当に怖かった。
3投稿日: 2011.05.24
powered by ブクログ人間て怖すぎるってなる! 読み進めていく中で次は?次は?・・・・ ってなってどんどん読み進めていってまう。
0投稿日: 2011.05.20
powered by ブクログ怖。・・・怖っっっっ!!幽霊も怖いけど、やっぱり一番怖いのは凶器と狂気をもった人間です。間違いない。 プラス、みんなが恐怖に気付かない恐怖・・・フラストレーションも重なって、手に汗握ります。 解説にあったけど、この話、四世代世帯で幅広い年齢層の人間が出てくるのね。 多分年齢の近い雪見さんに心合わせて読んだから、ドキドキとイライラが楽しめたのかも。って考えると、キャラクターの書き方が上手いと思う。 これは絶対にミステリーじゃなくてホラーでしょう。サスペンスホラー。 話の流れはあんまり好きじゃない、先見え、そのまま、時間通りに風だけど、それでもぐんぐん読まされた。気付かないうちに引き込まれてたんだと思う。 メインは絶対ホラーだけど、サブテーマで家庭内ジレンマとか、介護問題とか、ご近所づきあいジレンマとか入ってて、読み込むと深い本だと思う。 50代で読んだら義母に心を合わせるのでしょうか。気になります。 2/11/11
0投稿日: 2011.05.18
powered by ブクログ犯人の異常さが元を正せば善意から来ている所が面白いしとても怖い。 犯人は序盤でほぼ解るので、誰が?と言ったドキドキ感はないけれど犯人の善意と狂気の紙一重さや、ターゲット家族の『もしかして、、、』といった心理変化が読み応えがあっておもしろい。
0投稿日: 2011.04.18
powered by ブクログ面白くて一気に読みました。この前まで放送していた美しい隣人のような話で面白かったです。私なら隣に引っ越してきた時点で絶対疑っちゃいます(笑)『火の粉』…中盤でなるほど!と思いました。隣のおじさん以上に女性の心理描写が上手すぎて怖かった。
0投稿日: 2011.04.16
powered by ブクログおもしろかった。 けど展開がわかっちゃって、それが裏切られなかったから★3つ! 人は人に好かれたい、良く思われたいっていう誰にでもある思いが行きすぎたら怖いなって…
0投稿日: 2011.04.15
powered by ブクログクローズドノートを先に読んでいたのでとても意外でした。 厚めの小説でしたが、読み手がこんな落ちだろうな…と考えを落ち着けた所で全く違う結果がまっていて読み進めてしまいました。 後半は解決しそうなのになかなか解決できなくて、あぁ〜っ!ともどかしくなるけど、もどかしくなった後に話が展開していくので一気読みです。 家族の視点から書かれ読むとあたかもその家族の証言が本当のように感じてしまうのでなかなか真相に辿り着かないし。じわりじわりと家の中に踏み込む存在が恐ろしい。 最初はあらすじを読んで冤罪うんぬんを考えさせるテーマかと思いましたが、あまりそこは感じさせないように思いました。
0投稿日: 2011.04.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
怪しい隣人の正体が少しずつ明らかになっていく過程はかなり怖い。ミザリーやケープフィアーと言ったアメリカのホラー映画を日本でやったらこうなるのではと勝手に想像した。悪者が退治されて一件落着・・・でないのが、いかにも日本的というよりもこの作品の魅力としておく。投げかけられた問題は最近実によく目にする問題である。恐怖の方が強すぎてそちらはあまり印象的ではなかったが、それが作品の魅力を損ねているわけではない。
0投稿日: 2011.04.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2011/2/8 Amazonより届く。 2016/10/4〜10/7 背筋がゾッとする話。後半は一気読みだった。このような感情は誰でも大なり小なり抱くものだと思うが、それがエスカレートするとこうなるんだろうな。タイトルも意味深。いやいや、面白かった。
0投稿日: 2011.02.08
powered by ブクログぶ厚いのにあっという間に読んでしまった。人物の心理描写がリアルで、特に雪見視点が一番ギュンギュン来た。雪見と同じ様な気持ちになって脂汗かきながら読んだ。じわりじわりと迫り来る不審。この武内がゆれるの香川照之の様な不気味さ。
0投稿日: 2011.01.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
怖いですわ、これ。 居なそうで居る感じ。 人の中に潜む狂気って、誰にでも在りそうだもん。 善意の量りも、人それぞれってこと?と思っちゃいました。 悪気はないんだよなー、が進化すると、こんな感じになるんでしょうかねー。 殺人事件の犯人を法に基づいて無罪にしたためにふりかかった火の粉。 怖いよー。(笑)
0投稿日: 2011.01.24
powered by ブクログ隣人の引越しにより壊れていく家族。 少しずつ、でも確かに火の粉は家族を焼き尽くしていく。 募る不信感。 じわじわと迫り来る恐怖。 窮地に立たされ、の中で孤立する娘。 隣人を信じて止まない母。 家族の一員になったつもりで、ドキドキしながら読んで欲しい。
0投稿日: 2011.01.19
powered by ブクログすごいすごい。最後まで裏切り続けられました。 自分の推理に最後まで確証が持てませんでした。 義母の介護をする母親の心理、まどかの世話に疲れる雪見の心理。家族の心の隙間に竹内を潜り込ませる・・・そんな感じでした。 最後、武内が変貌するところが入り込めなくて、冷めてしまったけど・・・。 家族の絆を意外なところから気付かされる本でした。
0投稿日: 2011.01.13
powered by ブクログすごい。すごい。すごい。雫井脩介すごい。 なんて描写力に長けた人なのだっ!! 出来事の描写もすごければ、人の心の動きの描写もすごい。 圧倒的な描写力があるからこそ生まれる物語の説得力がある。 荒唐無稽とも思える偏執的なこの物語の恐怖も、これだけの筆力の前では現実感を伴って読むものに迫ってくる。こんなに厚い本なのに、読み進むことをやめられなかった。 そして最後に訪れるこの感動。 題材はホラーにしか思えないが、失われなかった家族の絆。そして一人の男の矜持が、最後の最後で胸を打ちます。 俊郎が馬鹿すぎるのはご愛嬌です。許してやってください。(笑)
0投稿日: 2010.12.19
powered by ブクログ「私は殺人鬼を解き放ってしまったのか?」 元裁判官・梶間勲の隣家に、二年前に無罪判決を下した男・武内真伍が越してきた。愛嬌のある笑顔、気の利いた贈り物、老人介護の手伝い・・・。武内は溢れんばかりの善意で梶間家の人々の心を摑む。しかし梶間家の周辺で次々と不可解な事件が起こり・・・。最後まで読者の予想を裏切り続ける驚愕の犯罪小説! (本書カバーより引用) 原沙知絵さんが出演されていた2時間サスペンスドラマ「火の粉」を、再放送も含め数回観ていた。そこで、原作が気になり、本書を手にするに至ったわけだ。 というわけで、既にあらすじは知っている。結末も知っているはずだった。 しかし・・・。 やはり2時間ではおさまりきれないほどの内容の濃さに、ドラマとは違った印象を受ける。 特に義母の介護を続ける尋恵の気持ちは、身に迫るほどのリアリティがあった。 その義母を突然失った尋恵の喪失感も・・・。 裁判官であった梶間勲。法廷では第三者として、事件を客観的に眺め、情に流されることなく粛々と判決を下してきた。武内の事件もそうだ。子供を含め3人を殺害したとして被告席に座らされている武内を死刑にするのか否か。被害者の遺族が何と言おうと、検察がどんな証拠を出してこようと、そこにわずかでも矛盾点がある限り、無罪と断じた。 死刑宣告への恐れも確かにあったのだろう。というより、その気持ちの方が強かったのだろうと思う。 ただ、裁判官としては幾つも扱ってきた中の1つの事件に過ぎないのである。 そのはずだったのに、その被告人だった武内が隣家へ引っ越してくる。 そう。火の粉が自分にも降りかかってきたのだ。もう第三者ではない。当事者だ。 人は実際に経験してみないと知り得ないことが多くあるのだろう。火の粉が降りかかってから、気づくことがあるのだ。 隣は何をする人ぞ・・・。 一人の人間を信用するためには、何が必要なのだろうか。 本人の言葉? 態度? それだけでいいのだろうか・・・。 ドラマにはなかった最後の展開には驚かされた。 やはり、ミステリは原作を読むに限る。
0投稿日: 2010.11.29
powered by ブクログガッツリと楽しめました。こういう人って身近にもいるのでちょっと怖いな~なんて思いながら読みました。善意の押し売りってそれだけで迷惑です!でもやってる方とすれば「なんで?」って事にもなりかねないわけで。本当そういう心理描写もよく出来てるな~なんて思いました。
0投稿日: 2010.11.24
powered by ブクログ人間の素顔って感じですかね。 きっと、人間みんな、突き詰めるとあんな感じなんだろうなと思う次第です。 しかし、そこを上手く狂気を穿り出して書きあげてしまうあたりが、また恐ろしい。 なかなかお勧めな1本☆
0投稿日: 2010.11.24
powered by ブクログ良かれと思ってしていることが、相手に苦痛を与えていませんか? その親切心は自己満足ではありませんか? 過去に裁判長であった主人公は、殺人の疑いを掛けられていた一人の男を無罪にします。 その後、その男が隣に越してきたところから物語が始まります。 「恩返しをしたいのです」とその男。 「何故こっちを見てくれないのか?」 狂気ともとれる彼の叫びは、あまりに主観的ではあったけれども、自分自身にもそういう面はありはしないか、と思わず自問してしまいました。 様々な登場人物の目線から描かれる物語は、とても重層性があって、最後まで読むスピードを緩める事が出来ない。 まさにそんな本です。 また、作者が男性なのを信じられない程に、女性の心理描写が非常に巧みです。
0投稿日: 2010.11.01
powered by ブクログひろむくんから借りた本。10/27読了。 読み出したら止まらない。 ゾクゾクします。 最後の武内の異常っぷりが本当にこわいです。それにしても、登場人物の心理描写がうまいなぁー。特に女性の。 優しすぎる人は裏があるのかもしれない。人間不信になりそう。
0投稿日: 2010.10.28
powered by ブクログ元裁判官の隣に引っ越してきた人物は 以前裁判長を務めたときに無罪判決を下した男だった。 子育て・介護にいそしむ主婦たちの 心理描写に感服。 疑心暗鬼になる家族たち。 「どうか気づいて」と読みながら 登場人物に訴えかけてる私がいました。 母は強し。と感じた1冊。
0投稿日: 2010.10.23
powered by ブクログ「私は殺人鬼を解き放ってしまったのか?」元裁判官・梶間勲の隣家に、二年前に無罪判決を下した男・武内真伍が越してきた。武内は溢れんばかりの善意で梶間家の人々の心を掴む。しかし、梶間家の周辺で次々と不可解な事件が起こり……。 一言で表すならば、ものすごく怖かった。まさにミステリーな小説だった。 人間の犯罪心理に迫っているのもそうだけど、武内真伍という男を通して、人の心の在り方が実に複雑で、些細なことで関係が壊れてしまうんだということを感じた。 「人に認めてもらいたい」、「自分のことを見てほしい」という思いが歪んでしまうと、人はこうも簡単に犯罪に走るものなのだと思うと、背筋がゾッとした。
0投稿日: 2010.10.21
powered by ブクログ怖すぎる。。。 最後は鳥肌ものでした。 雪見はなかなかエライと思った。早くに武内の異常に気づき、体を張って真っ向から立ち向かう姿勢は拍手を送りたかった。脇役のはずなのに、一番頑張ってた気がする。 それに引き換え、旦那の俊郎はアホすぎる。何度心の中で「アホ!」と叫んだことか。 分厚い本だったけど、一気に読めるくらい面白かった。 それにしても、バウムクーヘンは大好物だけど、当分食べれそうにない・・・。
0投稿日: 2010.09.27
powered by ブクログ怖い、気持ち悪い。 バームクーヘンの件がなんとも。 怖いのは好きだけど、これは生理的に受け付けない系統だった。
0投稿日: 2010.09.22
powered by ブクログ元裁判官で、現在は大学教授の梶間。 妻、息子家族、寝たきりの母親とともに暮らす彼の隣りに、 かつて殺人の容疑者として服役し、 裁判で梶間が無罪を言い渡した武内が越してきた。 家事に疲れ果てていた妻の代わりに、 梶間の母の介護の手伝いや分を過ぎる贈り物、 庭の手入れなど大きな善意を示してくる。 だが、嫁である雪見は、武内のフトした瞬間に見せる冷たい目に 何故か寒気をおぼえていた。 こわいね。 武内自身は悪気どころか、善意しか持ってないわけだし。 いつの間にか壊れていく夫婦、家族のきずな。 隣人トラブルって「騒音」がよく取り上げられるけど、 こういうトラブルっていうのは 目に見えにくい分、もっとこわいのかも。 読み終わった時に、タイトルの本当の意味が見えた。
0投稿日: 2010.09.17
powered by ブクログ本当に怖かった・・・!ハラハラしながら読みました。 最後の方の武内の異常っぷりには圧倒。 ジリジリと迫ってくるような人間の狂気が最高に怖いですが、とてもおもしろかった!オススメです。
0投稿日: 2010.09.15
powered by ブクログ面白かった。でも、少し怖かったけど。裁判官梶間、私にはどうもダメ亭主に思える。もちろんあの息子もダメダメでしょう。普通なら、あの息子は逆に離婚されちゃうよ。それに比べて女たちは強い。家族を守ろう、家庭を守ろうとする女たち。結末は以外だった。最後まで逃げ腰なままかと思っていた。
0投稿日: 2010.09.13
powered by ブクログ・11/11 みたんに借りて読む.初めて読む作家だ.サスペンスだとは思うけど.ううう.なんだか怖い. ・11/14 だんだんおぞましくなってきた.こういう心理作戦って本当恐ろしいよね.それでいてやめられなくなってくるから困る.ほのぼの系の小説にすればよかったかなぁ.「バッテリー」とか. ・11/15 読了.後半は一気に飲み終えた感がする.急展開してからが早かった.こういうかたちでも終わってよかったと思ってしまった.読み応えのある小説だ.ああいう心理的な隙をよくも考えるもんだ.サスペンス作家ってそういうもんなのかなぁ.
0投稿日: 2010.09.07
powered by ブクログキレる隣人。 そんな言葉がぴったり過ぎる作品。 冤罪っていうちょっと重たいテーマがからんでるから、 少し現実感が乏しくなるけど、 ありえない話じゃないんだよな~これ。 怖い。
0投稿日: 2010.08.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読後感は悪くなく、面白かった。 雪見さんのたくましさには目を見張ります。素晴らしい!あんな逞しく生きて行けたら素晴らしいなあ。 なんで、あんな素晴らしい女性にあんなバカな旦那な・・・ あ、需要と供給が上手く行ってるってことか?(笑) 主役は確実に雪見さんだと思う。 しかし、最初と最後に、義父視点が入るのがどうも違和感が。 最初読み始めは、義父・梶間勲の物語なんだな、と思う。 しかし、だんだん、いやこれは雪見の闘いの物語なんだ・・と。 義母も結構頑張っている。 義父なんて存在感うすうす・・・ なのに、また最後に、主役然として顔で勲がしゃしゃりでてくる・・って感じ。 そのへんがもう一つすっきりしませんでした。
0投稿日: 2010.07.26
powered by ブクログ前の彼女に促されて読んだ本。 この本を読むまで読書には一切興味がなかったが、この本を読んでからというもの趣味=読書と言い切るまでになった。 教科書でしか読書を知らないから読書を嫌いになるのだと思う。教育の現場にもっと面白い本を!という気持ちになった本。
0投稿日: 2010.07.20
powered by ブクログ元裁判官・梶間勲は殺人犯として起訴されていた竹内真伍に無罪判決を下すが、2年後、梶間の隣家に竹内が越してきてから梶間の周りで家族を含め次々と人が死んでいく。 非常に親切に見えるがその親切に気にいらない対応をする人間には容赦ない竹内がとても怖い。 近所づきあいの難しさや裁判の難しさも考えさせられる。
0投稿日: 2010.07.19
powered by ブクログ裁判官の責任の重さが伝わってきました。よくニュースのコメントで「精神障害のため減刑」なんてのがあると「裁判官や弁護士が将来に渡って責任とれるのか。自分の身内が被害にあっても同じ判断を下すのか」等がありますが、まさにその通り。自分の身内に火の粉が降りかかった元裁判官のお話ですが、実際に被害にあっているのは元裁判官より家族の方なので、あまり同情はできなかったです。 全編を通して、正直、犯人よりもとにかくバカ息子に腹が立って仕方なかったです。感情的になるとか、信じる信じないとか、いろいろあったにしても、人に対する言葉の投げつけ方が最低。結局死ななかったみたいで(しかもえらそう)、さらに法曹界に関わろうとするふてぶてしさにはあきれました。 母親はわりとマトモだし、父親もそれなりなのに、なんでこんな人間に育っちゃったのかなぁ。この男にあの嫁と娘はもったいない。
0投稿日: 2010.07.18
powered by ブクログ人を裁くことの難しさを感じました!ストーリーはだんだん怖くなってくる。人間分かんないですよ。常識が通用しないこともあるんだと思いました。
0投稿日: 2010.07.09
powered by ブクログ嫉妬・執着・確執、、、すべてが渦巻き、本当の恐怖へと引き込まれていく家族たちの恐怖心が読む者にも伝わってくる。
0投稿日: 2010.06.07
powered by ブクログこの本片手に食事をというつもりで旅先で買った本。 あっという間に引き込まれ、次のページをめくるまで眠れない。600ページ弱の本を3時間かからず読んでしまった。ネタバレは避けるが、こういう動機で犯罪に走るのもいるんだなぁ。
0投稿日: 2010.05.31
powered by ブクログこの人の本は犯人に告ぐの方が有名だけど、私には断然こっちのほうが面白かった。裁判官の家族の若い女の人に感情移入して読みました…旦那に腹が立ってしょうがなかった。 ラストが秀逸!!
0投稿日: 2010.05.23
powered by ブクログ素晴らしい。一気に読めた。 次々にページをめくりたくなる気持ちにさせられる。 裁判官の当事者意識、嫁姑の関係性、隣人関係など、現代的な問題が多く盛り込まれているが、押し付けがましくない。 ラストの評価は分かれると思うが、個人的には、あっさり潔い感じが好きかも。
0投稿日: 2010.04.10
powered by ブクログ知人に奨められて読んでみました。 犯人が、初めからわかっているにも関わらず、500ページ超えの長編作品を読み切らせてしまうのはすごいと思いますが、前半部分は少し冗長。 もう少しコンパクトにまとめられるような気がします。 しかし、後半はとてもハラハラする展開で、一気に、読者を結末まで引っ張っていきます。 善意の裏に隠された悪意。 人間関係が希薄になっていて、お互い干渉しあわない時代だけに、こんな人が身近にいるかもしれないと考えただけでも怖いです。 特に、犯人が態度を一変させる最後は怖い。 ミステリーというより、サスペンスに近い作品です。
0投稿日: 2010.03.27
powered by ブクログ小説にはまるきっかけになった本。ページをめくる直後にすごくドキドキするというしかけもある本。心臓が止まらない!
0投稿日: 2010.03.27
powered by ブクログ結構分厚い本なのに、あっという間に読んでしまう話! 主人公が無罪判決を下した男は、本当に無罪だったのか・・・。そして自分達の周りで起こる事件・・。 人の心の動きの表現がうまくて、引き込まれます。 この作品をきっかけに、雫井脩介にはまりました!
0投稿日: 2010.03.20
powered by ブクログ怖くて楽しくて一気に読んだ。 「むかつくよね」という感想を妹と話した本。 映画になってるみたい。
0投稿日: 2010.03.15
powered by ブクログバームクーヘンを作るんです。 この犯人の、 なんというか、 異常な感じが、 イメージが、 こびりついている、まだあたしの頭の中に。
0投稿日: 2010.03.13
powered by ブクログ長編なのにあっという間に読み終わった本。 好意の行きすぎは迷惑になり、それは恐怖となる。 いつの間にか一緒に恐ろしさを感じ本に入り込めた。面白かった!
0投稿日: 2010.02.16
powered by ブクログとある一家惨殺事件の容疑者はなんと無罪放免となる。 そしてその数年後、大学教授となったその裁判の裁判官の家の隣にその時無罪とした男が引っ越してくる。 果たして偶然にこんなことが起こりうるのだろうか?そして、降りかかってくる火の粉(不幸)を振り払うことはできるのだろうか? かなり厚くて本選び間違ったかと思ったけど意外といけました、面白いです。
0投稿日: 2010.02.05
powered by ブクログ文庫本にして厚さ2センチ以上ある長編。 でもこれが不思議とあっという間に読み終えてしまう。 次どうなる?次どうなるのー?ってな感じでどんどん読んでしまう。 自分が無罪判決を下した被告人、武内がその裁判官、梶間の隣に越してきて。 そこから梶間家に色々起こる・・・。 うまいなーと思うのが日常的な部分の女性たちのやりとり。 寝たきりの姑、その介護、小姑の相手に疲れてる嫁、弁護士目指して仕事をしていない息子の嫁、裁判官の姉である小姑。 もうなんかその心理が実にうまく書かれてて、そこをまた武内がうまくついてて。 犯人は誰なの?って類のミステリーではないんやけど。 ホントにハラハラした。 読み応え満点の本。 結末にはビックリしたけども。 いや~コレ面白かった。 完成度高い本でした。
0投稿日: 2010.02.04
powered by ブクログ裁判官・梶間は一家惨殺事件で起訴された武内に無罪を言い渡す。数年後、大学教授となった梶間の前に姿を現した武内は、隣家に引っ越して来る。果たして偶然か? 母親の介護を手伝うなど親切な武内は、徐々に家庭に入り込むが、それにつれ、家庭の崩壊が始まる。そこに惨殺事件の被害者の家族が現れて・・・。梶間一家は、「火の粉」を振り払うことができるのか。 読み始めは、「十三階段」の裁判官版を思わせるが、徐々に「黒い家」や「ミザリー」に似た、「次に何が起こるのか」という恐怖に支配され、ページを捲る手か止まらなくなる。ミステリーの中でもホラー色の強い作品である本作は、評判を呼んだ前作「虚貌」を遙かにしのぐできばえで、徹夜本となった。
0投稿日: 2010.01.10
powered by ブクログ面白い! 前半雪見と一緒に振り回されて、ゾワゾワと嫌な感じになり。 ラストにかけての疾走感は悲鳴モノ。 介護問題や親戚嫁姑問題。 夫の非協力など家庭の問題と死刑問題。 予想を裏切らない面白さ。 怖いです。
0投稿日: 2010.01.03
powered by ブクログ素直におもしろかった。心理描写が巧みで引き込まれます。ドラマ版の再放送を先に見てしまったのだけど、余計な部分を削ぎ落とし、結末も変えていて、それなりに見応えがあったと思います。「だれかに自分をわかってもらうこと」そんな不可能なことをついつい求めてしまうのは、人間の性でしょうか。
0投稿日: 2009.12.25
powered by ブクログ働きはじめてめっきり本読まなくなっちゃったけど・・。 でもこれはすぐ読んじゃいました☆ 長編だったけど、通勤時間を有効活用! 途中からは早く先を読みたくてお昼休みにもついついw笑 けど、のめりこみやすいから、誰かが部屋に入ってくるだけで、心臓がとまりそうになるくらいはらはら。 主人公は元裁判官、今は大学講師。 数年前、無罪か死刑の判決を迫られて、結局冤罪を救う形で武内という男に無罪判決を下す。 しばらくたってから、突然武内が感謝の意を述べに目の前に現れる。 と思ったら、いつの間にか隣人に。 最初は気がきくお隣さんだと思っていたけど、だんだんと主人公の家族のまわりに異変が。 この作家さんは、心理描写を描くのがうまいと思いました。 こんな人ほんとにいたら、とか思うと身の毛もよだつような思いだけど。 そして、冤罪や刑事政策など、私が大学で一番興味をもってた分野だからなおさらおもしろかった!!
0投稿日: 2009.12.17
powered by ブクログかなり怖かった。武内のうそ臭さと異常さに寒気。 半年前に死刑制度について調べてディベートしたりして、いろいろ思うことはあるし裁判官はつねにすごい量の案件を抱えててひとつひとつと向き合っていられる時間も少ないけれど、もっとじっくり調べて武内みたいな人は外に出さないでほしいとすごく思った。怖かったよー。最後なんてどうなるかわかってたけど、ハラハラした。 人物描写がすごくうまいなぁ。雫井さんって。
0投稿日: 2009.12.16
powered by ブクログ一気に読んでしまう「徹夜本」の代表だと思う。 途中まで読み始めると、もう止まらなくなる。 いい人の顔をした隣人の、本当の顔。 怖かったけど、 いい人に見えて実は悪くて異常な人、 みたいなのは、なんか好きです。
0投稿日: 2009.12.11
powered by ブクログこの一家の男たちというのは呆れちゃうね! 仕事しか能がないのかと思っちゃう。 だから家庭の中の異変に気づかない。 気づくのは女ばっか。 父親が父親なら息子も息子で よくどちらの妻も平気でいられるなーと感心したわ。 我慢して結婚生活をしてるわけではなく それを自然に受け止めている感じ。 昭和初期じゃあるまいし。 男尊女卑もはなはだしいよ。 それに世の母親は愛情もって子供をたたくことなんてたくさんあると思う。 それをイコールいけないことのようにして締めくくってるあたり そのへんの読者層を意識してのことなのか 文章だけの育児知識という感じだった。 読んですぐは、そんな感想ばっかなんだけど時がたつにつれ 隣人の人となりが気になる。 この本は色んな問題提起してて、考えさせられるよ。 介護問題・幼児虐待・男尊女卑・死刑制度・・・・ そして、何よりもグイグイと読ませるのは ミステリー?サイコホラー?の部分だろうね。 後半は、読み終わらなきゃ眠れない状態でした。 ( ・_ゝ・) < 親切すぎる隣人に気をつけよう
0投稿日: 2009.12.07
powered by ブクログあとがきにもありましたが本当に女性の心理をうまく描いてるなって思います。 結局のところ信じることができるのは自分だけなんだろうなって… 途中から一気に加速して読んでしまいました。 それにしても隣人って怖い(笑)
0投稿日: 2009.12.07
powered by ブクログ裁判官・梶間は一家惨殺事件で起訴された武内に無罪を言い渡す。数年後、大学教授となった梶間の前に姿を現した武内は、隣家に引っ越して来る。果たして偶然か? 母親の介護を手伝うなど親切な武内は、徐々に家庭に入り込むが、それにつれ、家庭の崩壊が始まる。そこに惨殺事件の被害者の家族が現れて・・・。梶間一家は、「火の粉」を振り払うことができるのか。
0投稿日: 2009.11.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
お話としては東京郊外で起きた幼児を含む一家三名の惨殺事件の裁判シーンから始まります。 容疑者は被害者家族の知人であるが証拠不十分のため無罪に。 この判決を下した裁判官はその事件を最後に退官し、郊外に一戸建てを購入し妻と要介護の母、息子夫婦と孫の4世代同居の生活を始める。 その隣に引っ越してきたのは・・・ 心理サスペンス小説ですが、大変面白かった。 何はともあれこの作家は女性心理の描写が上手い。リアルである。 最初こそ裁判官の視点で物語は始まりますが、その後は主に奥さんと息子の嫁、二人の視点話は進んで行く。 この二人の女性の目線から描かれる日常が実にリアルであり、サスペンス小説なんですが並のホームドラマより生活感があり、丹念に女性の心理を描いている。 また、オススメの本と興味深い作家さんが増えました。
0投稿日: 2009.11.09
powered by ブクログ武内の2面性が、ただの二重人格という表現ではないところが面白い。スピード感あふれるストーリーであっという間に読了。 俊郎の妻に対する感情が、かなり希薄で、全く頼りない存在。
0投稿日: 2009.11.06
powered by ブクログ自分の好意が受け入れられていないとわかると、一転攻撃をしてくるパーソナリティの持ち主。実際にそういう人に会ったことがあるので、自分の体験と重ねながら読んでしまった。
0投稿日: 2009.11.01
powered by ブクログ【ネタばれあり】 前回の雫井作品「クローズド・ノート」がなかなか良かったので、書架に待機していた「火の粉」を手に取ることにしました。 不覚にもあらすじを読んでしまったので(いつもは読まない)、大体の展開は予想しつつも頁を開いていったが、全体的な印象としては配役の個性がとてもうまく描かれていて、臨場感、危機感の表現力がすばらしいなと思いました。 「クローズド・ノート」でも感じたことではあるが、男性作家にも関わらず、女性心理の描き方も秀逸。よくここまで書けるなと感心してしまいました。 肝心のストーリーは、前述の通り、大方予想通り進んだので、特筆すべき点はなし。もう少し捻ってもいいのではと思いましたが、作者が描きたかったのは、武内の異常性というより、いろんな個性の人がいるということではないでしょうか。武内は確かに異常でしたが、人に気に入られたい、こちらの希望する反応を得たいと思うのは誰しもあるはず。それが度をこしてしまうと、しかも、隣人にそんな人がいると、という恐怖感はうまく描かれていたと思います。 勲の視点で始まり、女性2人の視点に移行し、最後はまだ勲の視点で幕を閉じるという多重的な視点展開もよかったと思います。 全般的には良かったものの、ストーリー展開の平坦さがあって4点に限りなく近い3点という評価点にしました。 雫井脩介:2作品目 読書期間:2009.6.26~7.8
0投稿日: 2009.10.17
powered by ブクログついうっかり解説から読みはじめたら、注意書きもなしに核心について書かれていて……本編を読むのが辛くなってしまった。 残念。 あとがきや解説先に読むの好きなんだけど、時折こういううっかりに会う。
0投稿日: 2009.09.27
powered by ブクログ途中の介護の描写とか凄くリアル。 人間の狂気って恐ろしい。 わかりやすい狂気じゃないから余計に怖い。 結構長めの話だけど、一気に読んじゃいました。 嫁の雪見が疎外されてる所とか歯痒かった。
0投稿日: 2009.09.18
powered by ブクログ元裁判官・梶間勲は一家三人殺しの容疑者に 無罪の判決を下した。 その2年後、梶間の隣家に越して来た男は その時の容疑者・竹内だった。 梶間への感謝の気持ちから、何かと手助けをする竹内だが、 彼が引っ越してきてから梶間家では不可解な事件が起こるように・・・ 竹内の善意は本物なのか? 怖かった。 冤罪事件への問題もそうですが、 この本では介護や子供の虐待などの問題も ソロッと書かれており、考えさせられました。 話しの内容も、近所付き合いの希薄な現代だからこそ 起こり得そうな事件で、怖かったです。 意思の疎通は大事です。
0投稿日: 2009.08.26
powered by ブクログ読み終わった後、背筋が寒く鳥肌が治りませんでした。 もしかしたらこんなこと本当にあるかもしれないと思わずにいられない 本当の意味での恐怖ですね。 皆さんが絶賛するのがわかりました。 雫井脩介の作品は、内容はおどろおどろしかったりするのに 全体の雰囲気が上品なのがすごく好きです。 「ハサミ男」なんかは、なんとなく饐えた感じがして 読んでいるほうも荒涼としてくるのに対して 雫井作品を読んでいても、自分の中が荒れていく感じがしない。 とくに「火の粉」は犯人側の視点に立ったらたぶん殺伐となると思うけど 主人公が嫁だったことで、正気の視点から外れなかったことが 私には心地よかったです。
0投稿日: 2009.07.07
powered by ブクログ友人として交際していた夫婦を撲殺し、幼い子供まで絞殺した 事件を、衝動殺人とする検察側の主張。 自らも暴漢による暴行を受け被害者を装うとしていた唯一の 生き残りである被告人・武内真伍。 捜査当局の取り調べによりあっけなく自白した。 だが、公判が始まり一転して全面否認した。 被告の背中の負傷が一番、疑問視されていたものの 退官間近の裁判官・梶間勲が下した判決は「無罪」であった。 2年後、ある大学の法学部の教授となった梶間は オープンキャンパスの講座を受け持ち、そこで かつての武内と再会し、偶然か或いは何かある思惑があってのことか? 梶間家の隣に引っ越してきたのである。 5LDKのマイホームには、妻・尋恵、息子夫婦に3歳のまどか、 そして脳梗塞で長年、寝たきりの勲の母 という4世代の家族。武内は寝たきりの勲の母の介護を手伝うとか、 何かとこの家族に親切で、紳士的であるのだが 彼が庭で飼ってる犬、ドーベールマンに危うくまどかが襲われそうになったりとか。勲の母の突然な死。 梶間家の墓にいつの間にかあった水子地蔵。雪見の娘・まどかが突如として情緒不安定になるなど 彼がやってきてから、次々と起こる不可解な出来事。 火の粉は、被害者遺族の隣に住む殺害された家族の妻の実兄・池本亨や 武内のかつての弁護士にまで飛び火していく やがて、取り返しのつかない恐ろしい結末へと突き進んでいくのである・・・・・。 疑わしきは罰せずといいう刑事裁判の原則。 果たして自ら下した判断は、正しかったのか否か!? 裁判官として人が人を裁くという懊悩が梶間の視点で描かれ そのご、梶間の妻・尋恵と雪見の視点で物語は、展開されていきます。 冤罪や介護問題や育児なども浮き彫りにされる。 あまり書くとネタバレになりますのでこの辺で 500数ページとなる長編ミステリー読み応え十分あります。
0投稿日: 2009.06.28
powered by ブクログ自分が無罪判決を出した男が、隣へ越してきて、 じわりと生活に入り込んでいくー。 解説にもあったけれど、女性の描写がリアルで良かった。 てか、主人公妻や息子嫁を応援しながらハラハラ読みました。 面白かったです。
0投稿日: 2009.06.03
powered by ブクログ自分が無罪判決を下した容疑者が隣に引っ越してきて・・・。好意を持っている人にはよくしてあげたい、仲間になりたい、なんていう誰でも持っている感情が異常ともいえるくらい強いとここまでなってしまうのか、と怖くなった作品。
0投稿日: 2009.05.09
powered by ブクログ殺人事件で無罪判決を言い渡した元裁判官の隣家に被告人であった男が越してきたことから始まるサスペンスホラー。 正直、ひたひた迫り来る「狂気の善意」がとても恐い。けど、恐面白くて一気に読んだ。 前半は元裁判官視点だけど、中盤からは2人の女性視点で話が進む。女性心理の描写は見事。2009/04
0投稿日: 2009.05.06
powered by ブクログちょう!怖い本だった……! ジャンル的には現代ミステリーなんだろうけど、でも実際こういう人がいそうで怖かった。 読んでて、終盤になるにつれてハラハラハラハラ…。 「逃げてー!超逃げてー!!」って心の中で叫びながら読んでた…。 主人公……ではないんだけど、大元の主要人物が元裁判官なんですが。 陪審員制度導入に当たって、この物語が他人事じゃなくなる可能性が増えてきたんですよね。 おー怖。 てか、雫井さんの本にはいつもキモチワルイというか、ウザイ人物が出てくるんですが、この本でも例に漏れず。笑 あのバカ息子は本当にウザイ。 殴りたくなるくらい、うざかった。。。
0投稿日: 2009.05.03
powered by ブクログ中盤辺りから面白くなって来て夢中で読みました。狂気に満ちた隣人…怖いよー怖いよー。こういう人が一番危ないね。
0投稿日: 2009.04.15
powered by ブクログ俊郎はもっとひどい罰が用意されていてもよかったと思います。 大体ちゃんと謝罪したのでしょうか。 謝罪しても受け入れられるような態度ではありませんでしたが。 とにかく家族のいがみあいが読んでいていらいらさせられました。
0投稿日: 2009.04.12
powered by ブクログ本を紹介してくれた人のコメント「怖いよ」 思わず家中の戸締りを確認し、 ちょっとした物音にビクッとしながら読みました。 サスペンスとしても面白いのですが、 老人介護、子育てなど、 多くの主婦が直面する問題について、 その心情がとても分かりやすく描かれていて、 「クローズドノート」につづき、 女性の心理を描くのが上手な方だと思いました。
0投稿日: 2009.04.08
powered by ブクログ人の心理がうまく描写してあったと思います。 人とうまくやる為の努力、 程度は違えど誰もがもつ心理だと思う。
0投稿日: 2009.03.31
powered by ブクログ確かにグイグイ読みましたよ。面白いと思います。 でも...。陰湿で暗いなー。 犯人の静かな狂気が恐いというよりも、 作品全体にこういう恐怖を与えてやろう... みたいな悪意が生理的にイヤかも。 面白い作品書ける人なのに勿体ないなー。
0投稿日: 2009.03.30
powered by ブクログhttp://blog.goo.ne.jp/tue_10/e/4fec160ff01e84b40ea1304f84d5deea
0投稿日: 2009.03.07
powered by ブクログサスペンスや推理が好きな人には絶対オススメ。 分厚いけど、少しづつ区切ってあるから読みやすい。 読み始めたら、面白くて一気に読んでしまった。 最後、犯人の人格が変わるところは 本当に恐ろしかった。 なんとなく、「黒い家」をイメージするような感じ。
0投稿日: 2009.02.24
powered by ブクログ裁判官・梶間は一家惨殺事件で起訴された武内に無罪を言い渡す。 数年後、大学教授となった梶間の前に姿を現した武内は、隣家に引っ越して来る。 母親の介護を手伝うなど親切な武内は、徐々に家庭に入り込むが、それにつれ、家庭の崩壊が始まる。 そこに惨殺事件の被害者の家族が現れて・・・。梶間一家は、「火の粉」を振り払うことができるのか。 ___________________________ ゾクゾクする展開。 500ページを超える内容なのに 後半に入ると3時間を越えて一気に読み続けてしまった。 善と悪。 この二つは境目があいまいで 度がすぎると、善も悪に変わる。 そして、自分の生活に入り込んでくる隣人の気配。 女性の勘やプライド、日常生活でのやりとりも リアリティが高くて。 怖くて、 結論が知りたいんだけど 先に進むのが怖い作品。 人間の心理を絶妙に描いていて、 人間の怖さを感じた作品。
0投稿日: 2009.02.15
