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ザ・ゴール
ザ・ゴール
エリヤフ・ゴールドラット、三本木亮、稲垣公夫/ダイヤモンド社
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総合評価

534件)
4.2
202
206
79
7
2
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    分厚くて読み応えのある本です。 TOC理論、スループット、ボトルネック、とても勉強になった。会社はお金を儲けるためにあり、なかでもリソースを使用するのではなくてリソースを活用すること。得るものが多い本でした。 たまに読み返す

    1
    投稿日: 2025.11.01
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    ずっと積読されていた本書を中小企業診断士の試験で生産管理の勉強をしたことを契機に再度読み始めました。 メーカーで勤務したことがないのでイメージが湧きにくかったが、本書を通じて工場の中で起きている課題をどのように解決していけばよいかをストーリーとともに理解できた(気がする)診断士の勉強を通じて勉強した内容が随所に触れられていて、座学に血が通った感触がありました。 何回か読み直してもいいかなと思える生産管理の基礎となる本でした。

    1
    投稿日: 2025.09.06
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    主人公と大学時代の教授とのやりとりを通して、TOCについて考えながら学べる内容でとても勉強になった。後半に議論されている、ボトルネックや制約条件をどう見つけていくのか?などは、私自身まだ消化不良の部分もあったが、あとがきや解説に記載されている内容を参考に理解を深めていきたいと感じた。工場やサプライチェーンに関わる仕事ではないが、自身の仕事の現場においてもスループット、在庫、経費に分類できるため、問題解決を考える際のフレームワークとして活用をしていきたい。

    2
    投稿日: 2025.08.24
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    Audible!! 真面目アレックスパートと天然アレックスパートのギャップがありすぎて面白すぎた! 【3行概要】 TOC(制約理論)の考え方を順序立てて、例を交えながら物語仕立てで教えてくれる!と思ったら突如天然アレックスパートが始まって、、を繰り返す! 天然アレックスパートが良いアクセントになって堅苦しい勉強感がなく飽きずに聴けました。 てか天然アレックスはかなりのダメ男。奥さんの浮気を疑ったり、知人から自分と付き合ってくれそうな人を探し始めたり、、好みが分かれるタイプだけど、私はツボでしたw 【学んだ&感じたこと】 ① ボトルネックの生産性がスループット(時間当たりの生産数)を決める ➡︎パーティーを組んで登山すると個々のスピードの平均ではなく、一番遅い人のペースが全体のペースになる。そこを改善することで全体効率を上げる、全体最適の考え方。 ②ボトルネックは移動する ➡︎ボトルネックを改善すると別の場所がボトルネックになる。移動したボトルネックを改善するサイクルを繰り返す。 ③TOCとリーン生産方式のバランスが大切 ➡︎TOCで短期改善を行い、リーン生産方式で長期的に安定した仕組みを作ることが必要。

    17
    投稿日: 2025.08.23
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    複雑に課題が絡み合う中で壁にぶつかったときに、「本質的な課題、ボトルネックは何か?」という視点で考えてみることを心がけたいと思いました。

    2
    投稿日: 2025.08.17
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     漫画で先に読んでいたので、入りはスムーズだった。  どちらかと言えば漫画の方が読みやすかった。  具象→抽象→具象で、自分の仕事に置き換えて、何が出来るか考えていきたい。

    126
    投稿日: 2025.08.07
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    ずっと存在は認識していたのだが、分厚い本なので、手が出なかった。今回、気合を入れて読んでみて、非常に良かったというのが率直な感想。とにかく、プラントマネージメントについて、ストーリー仕立てでこんなに分かりやすい本が書けるのかと。マネジメントと話の組み立てと、二重の意味で勉強になった。 例えば、企業の究極の目的は「利益を得ること」。そんなことは、分かり切っているのではないかと思う。だが、本書はその言葉だけを放つのではない。なぜ、そうなのかという事を徹底的にわかりやすく、登場人物の体験を通じて身体化される。 生産性を定義する3つの指標。スループット(販売を通じて利益を生む速度)、在庫(投入した資本)、業務費用(利益獲得に要するコスト)。これらを増減させることで利益に近づくという明快なフレームで。 ボトルネック(制約条件)の特定と改善。工場や組織の生産能力を制限している「制約(ボトルネック)」を見つけることから改善が始まる。5つのステップ(制約発見→活用→従属→強化→再評価)によって、改善サイクルが成立。 部分最適より全体最適。ある工程だけ改善しても、全体の成果につながらない場合が多く、「局所最適」が「全体最適」にはならない。 尚、この手の本によくあるラブロマンスみたいなサイドストーリーは、本書では、ほぼメインストーリーになっている事と、安っぽさがないので、その筆力も凄い。生産性向上、ビジネスの成功が、家庭の平和にとっても重要である。

    80
    投稿日: 2025.08.04
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    TOC 「Theory of Constrains = 制約条件の理論」を小説仕立てでまとめた本。生産管理に携わる人間でなくても主人公のアレックスの家族との描写を交えてTOCを噛み砕いて教えてくれるストーリーなので日曜劇場のごとく楽しめました。

    2
    投稿日: 2025.08.03
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    小説形式で追体験するようにとても良く理解できた。 ボーイスカウトのところが唸らされたな。 本や知り合いにおすすめされて読んでみて良かった。 製造業の話だけど、私たちの普段にも応用できそう。

    3
    投稿日: 2025.07.19
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    普通に面白かった!全ての行動が最終的な目標に繋がっており、最終的な目標の達成に関係ない活動は非効率という発想が面白かった

    2
    投稿日: 2025.06.23
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    製造業の真の目的を見直し、利益向上する本 とてつもなく良本、過去1番レベル 【内容メモ】 ・目先の改善活動やコストダウンなどに目を晦ますと厄介。 ・ボトルネックを特定、そのボトルネックを解消するために全力を尽くす。ほかの要素は無視するくらい。それを繰り返す。  →「ほかの要素を無視」が思考が凝り固まっているとできないポイントか。 ・経理の会計などと、生産の際に算出するべき数字は異なる。とらわれるべき数字かどうかを見極める。 【所感】 ・小説形式でストーリー立っており、分厚い割に読みやすい ・工場で頻出の生産性について、再考させられる。本当の目的を見失っている工場が多いなと感じる。

    1
    投稿日: 2025.06.13
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    TOC(制約理論)について小説形式で書かれた本、500ページ以上あり分厚いしやや冗長的な感じも否めないが小説形式のため読みやすい 工場以外で使えないような気もするが、一連の流れがあり制約条件が存在するような対象に対しては適用可能ではと考えられる。 3つの指標で表現 ・スループット: 販売を通じてお金を作り出す割合 ・在庫:販売しようとするものを購入するために投資したすべてのお金 ・作業経費: 在庫スループットに変えるために費やすお金 従属事象: 1連の事象が起こるためには、前の事象が起こっている必要がある 統計的変動: ボトルネックを通過するフローを非常からの需要に合わせる必要がある。ボトルネックとは、その処理能力が与えられている。仕事量と同じかそれ以下のリソースのこと。ボトルネックは悪なのではなく、単に現実フローをコントロールするのはボトルネックを通じて。 ボトルネックで、もし買い手が付いている在庫が滞留しているのだとしたら、これは製品として販売可能な金額そのものの損失になる。あらゆる手段を検討して処理能力を上げる必要がある。ボトルネックの1時間あたりのコストは、甲状全体の1時間あたりのコストに等しい。 昼ごはんのアイドルタイム、品質検査によって破棄されること、スペアを作ること、これらはいずれもスループットに貢献しないため無駄である ボトルネックが最大限動いていても、ひーボトルネックが100%生産していると。非ボトルネックの手前で在庫が積み上がる。ボトルネックの生産能力に合わせるように前工程の生産量も決めないといけない。そのため機械の稼働率を100%にする事は効率的ではない。 ボトルネックの生産能力の余裕がある場合は、材料費のみが追加コストになるため、これに対しての粗利を考えた受注獲得が可能

    2
    投稿日: 2025.06.07
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    3ヶ月で収益体制を改善できなければ工場が閉鎖される差し迫る状況の下、工場の所長を中心に各部門の担当者が問題解決策を捻り出して奮闘するストーリーがとても面白く一気に引き込まれた。ボトルネックの問題など、問いを与えられて考えさせる場面が多いので当事者意識を持って一緒に考えることもでき生産性を上げるにはどうすればいいのか勉強になった。 自分の会社にも、自分自身の日々の行動にも、ボトルネックはあるだろう。最終目的を見据えて全体最適化するにはどうすればいいのか、これまで常識と思ってやってきたことが間違っていることはないのか、考えてみようと思った。

    2
    投稿日: 2025.06.04
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    有名と知りつつ、読めなかった本。漫画ではなく原書で読んで本当に良かった。TOC(制約理論)について、自分が主人公になったつもりで理解できた。工場の生産性向上以外にも、抽象化して当てはめてみようと思う。

    1
    投稿日: 2025.06.02
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    題名が気になって、数年積読していたが、意を決して読んでみた。 結構分厚いが、読み始めると小説形式なこともありサクサク読める。 プラントマネージャーを通したTheory of Constraints(制約条件の理論)なるものについて説明している本。 アドバイザー的な博士と工場長のやりとりはヒント形式なっているので、考えながら読み進められるので、実際の仕事場などに置き換えて考えたりすると楽しめるかもしれない。

    7
    投稿日: 2025.04.28
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    Theory of Constrains 制約条件の理論について小説形式での解説 理論の内容はとても興味深い。ボトルネックを解消することが全体としての効率が上がるということの説明がわかりやすい。 既存の前提を疑って、最終や全体的な目標に立ち返って、評価軸を見直そうという発想は様々なことに応用できそう。自他共にポリシーを変えるのも大変であり、状況が常に変わり続けていてそれに対応し続けなければならないということもお話形式で例示されている。 問題の核心を的確に把握し、何を、何に、どうやって変えるか、思考のプロセスを学ぶことが大事のようである。

    1
    投稿日: 2025.04.17
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    父から「読んでみろっ」て渡された本。2年くらい置きっぱなしになっていたものの、コロナ感染で在宅だった時、物語に夢中になって、あっという間に読了。 本質的なボトルネックを見つけてアクションしていくことは、自分自身は製造管理の仕事ではないものの、あらゆることに応用できるものと感じた。 ビジネス面だけのことではなくて、考え方、視点を変えればプライベートも歯車がまわっていく。この物語を通じて、叶えたい未来を強く思い描いて、行動をしていけば、どんな物事でもきっと好転させていけると思った。

    3
    投稿日: 2025.03.14
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    この本の存在はずっと知っていたけど、ようやく手にした。「ボトルネック」という言葉自体は知っていたし、使っていたから、新しい学びはそこまでなさそうだと思い、後回しにしていた。 小説形式であるため、読み始めて直後には、正直、余計な情報も多いと感じたけど、読み終えて、家族との話や、一見関係ないハイキングのくだりのおかげで、内容に深みを与えているようにも感じる。 ボトルネックを見つけ、スループットの向上に努めるのはもちろんながら、経費削減が最優先ではないことや、統計的バラツキの存在や、それに対して、ボトルネック工程の前にある在庫以外の在庫は無くしてしまえば良い(必ずしも稼働が正義ではない)というのは、セットで理解しておくべきことだなと。 ポイントだけ箇条書きにしておくと、、 ・企業の目的は、金を儲け続けること ・スループットを増やす、在庫を減らす、経費を減らす ・スループットは販売を通じて金を儲ける割合 ・工場全体の生産量はボトルネックの生産能力で決まる ・統計的バラツキにより、生産は計画通りにいかない ・需要よりフローを若干小さくしておく(需要減=損) ・問題のない部品のみをボトルネックを通す(事前QC) ・ボトルネックでは今日スループットにつながるものだけ ・ボトルネックの工夫(省略、代替、外注など) ・改善とはコスト削減ではなく、スループット向上 ・在庫を資産と捉えない ・ボトルネックに集中すれば、最小限の努力で最大効果 ・ボトルネック工程より速くモノを作ってはいけない ・ボトルネック工程の前には適切な在庫量を置くべき ・ボトルネック工程前以外の在庫はなくして良い ・生産現場に限らず、サプライチェーン全体で考える

    2
    投稿日: 2025.02.26
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    『スループット』『在庫』『業務費用』 父から譲り受けた本で、上記言葉が初めて出てくるページに綺麗な折り目がついていた。 普段、本を大切に扱う父がわざわざ折り目をつけた理由に納得がいく。 ボトルネックの特定 If…, thenの思考法 「何を変えるか」「何に変えるか」「どうやって変えるか」 ハービー走れ!!

    1
    投稿日: 2025.02.14
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    閉鎖寸前の工場を、劇的に改善させるに至るまでの物語。内容はフィクションだが、現実世界で起こっている現象をより分かりやすく伝えるために小説にしたというアプローチで書かれているため、とてもリアルで臨場感もあり学びもある上で小説としても面白い本でした。工場にまつわる仕事に関わる人はもちろん、マネジメントの仕事をする人には為になる本だと思います。

    1
    投稿日: 2025.01.13
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    名前だけは知っていたけど、読む機会がなかった中、オススメされて読んでみた。 小説仕立てなので、サラサラとあっという間に読めた。当たり前と思いがちな内容が言語化されていて、すんなり腹落ちした。そして、工場の改善の話でありながら、それ以外の問題へも応用ができる気がした。 当初日本語の翻訳を認めなかった著者が翻訳を認めたのは、日本の製造業の凋落を物語るような気がして、少し悲しい。

    9
    投稿日: 2024.12.31
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    工場の経営の改善、夫婦関係について長かったですが読み応えがあり、経営のバイブル的な読本だけでなく小説としても楽しめました。 資格試験で経営戦略について勉強していた時に参考書にお薦め書籍として記載されているのを見て、手に取って見ましたが読んでみて良かったです。

    1
    投稿日: 2024.10.28
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    ゴールドラッド氏は当初、この本を日本で発売すると世界経済が破滅してしまうという事で、翻訳版を許可していなかたという。その理由は、日本人は部分最適の改善にかけては世界で超一流で、全体最適の方法を教えてしまったら貿易摩擦が再燃して世界経済が大混乱に陥るからだと。日本人の特性を適格に捉えている。

    1
    投稿日: 2024.09.09
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    製造業に縁遠いので、生産管理の勉強をしていなかったら、またオーディオブックでなかったらなかなか読破は難しかったと思う。 - スループット、業務費用、在庫 - 依存的事象と統計的変動 - ボトルネック解消の5ステップ などの考え方を知ることができた。 特にボーイスカウトのハイキングからヒントを得る章が面白かった。最終章は少々難しい内容だったが、読後にTOCの解説ブログなどで補完することで「そういうことか」と理解が進みやすいと思う。直接自分の仕事につながるジャンルではないが、経営に関わる人間の基本的教養として内容を知っておく。

    1
    投稿日: 2024.08.26
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    小説の形態でビジネス書であるというのは始めてだった。 工場の例なのでイメージがわきづらいが、最低限必要なところは鎖やらハイキングやらで分かりやすい例があるのはよかった。 後書きで著者が読んでも実践しないと意味がないし、簡単には実践できないとあるので何度も読み返していくしかない。 漫画版と続編ザゴール2とチェンジザルールがあるのでそれも読んでみたい。 妻との関わりのシーンは正直かさ増し感があっていらない。邪魔 漫画版はその妻とのやりとりは削減されているので副読本としておすすめ

    1
    投稿日: 2024.08.17
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    久しぶりに読破。 ボトルネックの考え方など、オペレーションに携わる方々にとって実戦的な内容。何度でも読み直したい。

    1
    投稿日: 2024.08.12
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    小説形式なので読みやすい。主人公に感情移入しやすいオーソドックスな設定なのも良い。まるで自分がトラブルに直面し、悩み、別のトラブルに巻き込まれて気が散ったかと思ったところで解決策が見つかったかのように擬似体験できるので面白かった。読後すぐに仕事に活かせたのには驚いた。自分の中に課題発見の思考方法がインストールされたみたいだ。

    1
    投稿日: 2024.05.18
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    これはかなり面白かった、ボトルネックがどこにあるのか、それを把握し、対処しなくては意味がないことを物語調で教えてくれる書籍。

    1
    投稿日: 2024.05.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これが1984年のアメリカ?全くいまの自社で笑ってしまった。 機能本部制と事業本部制を行ったり来たりするのもまんま。 その分学びも多かった気がするが、巻末の通り納得はされど実践されないところまでまんま。 theory of constraintsは少なくとも今後意識したい。 理解を深めるために物語形式の大長編になっているが、エッセンスだけなら漫画版とか映画版で良さそう。読むのにちょっと時間かかりすぎた。

    1
    投稿日: 2024.05.06
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    TOC:制約理論を物語を通して学ぶ。一つのシステムとして全体を考え、モノ/コトの循環を悪くするボトルネックに集中し、それに合わせた設計に改良することで アウトプットの改善が見込める。if/thenの思考プロセス、20/80の法則 20の変数が80の結果に作用するなど、ためになる考え方が詰まっていた。

    1
    投稿日: 2024.03.23
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    長編なのにスルスル読める面白さがある。 訳あって、トヨタ生産方式に関する本と並行して読んでいたが、本書のTOCの具体的事例がトヨタ生産方式なのだと思うくらい、オーバーラップする考え方が多かった。 続編も購入済みのため、楽しみに読みたい。

    1
    投稿日: 2024.03.20
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    企業の目的、問題解決が小説風に書かれており非常に読みやすく勉強になる本です。問題発生時は必ずボトルネックがあり、それを取り除く必要がある。続編もあり、傑作だと思う。

    2
    投稿日: 2024.03.16
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    工場が「金を儲ける」ための作法について書かれたビジネス書。 「それはそうだよ」と思うことから、 「よくわからん」と思うこともあった。 ハードルは高くないが、 私は一回ではちゃんと理解できなかった。 小説として面白かったので、 再読しようと思える良い本でした。

    1
    投稿日: 2024.03.12
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    夫の友人からお借りしました。 なぜ私にこの本を貸してくれたのかちょっと謎(笑) 本書は、ある工場の再建の話で、問題点を洗い出しそれを解決することを通じ、生産性向上の手法についてを学べる小説形式のビジネス書でした。 私自身は製造業ではないのでピンとこないことも多かったのですが、のちに工業簿記を勉強した際、少し理解の助けになりました。 また、ボトルネックを解決することが効率化の決め手になることは、製造業に関わらず応用できそうな気がします。 勉強になったけど、560頁は長過ぎた・・・

    1
    投稿日: 2024.02.29
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    面白かったです! ストーリーになっていることで思考プロセスを時系列でわたしも一緒に考えているような感覚になることができてわかりやすかったし、当たり前の常識を疑うことや真の目的を突き止めることの重要さに改めて気づくことができました。 また時間をあけて読んで、自分の感じ方を確認したい一冊。

    1
    投稿日: 2024.02.04
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    ラインマネジメントのボトルネックをどう考えるか。を工場の立て直しをテーマにストーリーで書いたもの。 工場の話ではあるが、実生活や別分野の仕事でも活用できるため非常に有用で、ストーリーも面白いので一気に読める。

    1
    投稿日: 2024.01.11
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    •科学者は仮説を立てて、物事の関連性を説く。 •目的もなく、情報を集めても意味がない。 •ソクラテス的対話により改善プロセスを導き出すことができる。 が大事なことだと思いました。仕事で意識してみよう。

    1
    投稿日: 2024.01.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    雑誌の紹介で見つけた本書。何の本かわからず読み始めたが、工場における生産管理改善を描いた小説とのことに驚いた。ぐいぐい引き込まれて一気に読み終えた。 工場のような大きな組織だと、とかく自部署、自工程優先の論理が働きやすい。また人を遊ばせていてはいけない、との固定観念も強くある。 制約であるボトルネックに集中したこと、全体のスループットを何よりも優先したことが重要な考えだった。 続編も読みたい。

    1
    投稿日: 2023.12.10
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    複雑に見える物事にどうやって向き合い、目標達成のためにどのようなアプローチをとるのかを目の当たりにできてためになった。

    1
    投稿日: 2023.11.30
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    TOC、ボトルネックに焦点を当てた生産管理プロセスの改善システムについては理解今ひとつで消化不十分、合間に挟む家族の亀裂から修復までのストーリーはなごませてもらった。工場を守る確固たる意思、チームとの実りあるミーティング、そして助言者の的確なアドバイスがあっての成功であると感じた。 改善の施策を現場に降ろして実行させ結果を出してもらうためには施策への信頼と覚悟、現場とのコミュニケーションレベルを柔軟に変化させていく事を学んだ。

    17
    投稿日: 2023.11.05
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    研修クラスのトレーナーから「クリティカルパスのことについて詳しく書いてある本」として紹介されたので読んでみた。 うーん…小説風になっていて、問題解決への考え方のステップは分かりやすかったけど、TOCとかスループット、ボトルネックの扱い方は完全には理解できなかった。 つまり、難しい。 もう少し開発プロセスを勉強(経験)すれば理解できるようになるのかなぁ。

    3
    投稿日: 2023.08.06
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    ToC理論について学びたいのだが、という相談を知人にもちかけたところまずおすすめしてもらったのが本書だ。重厚な佇まいと、物語調のつくりに最初は戸惑った。しかし物語に没入することでToCの考え方を体得していくプロセスを追体験できる。必然性のある形態だったのだ。

    1
    投稿日: 2023.07.13
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    1.突然の閉鎖通告 努力に対して結果がついてこないアラフォーの話。働かせる方でなく働かされる方がいかに損失を被りながら働いているのかがよくわかる。 2.恩師との邂逅(かいこう) 働かされている人は目の前の効率を上げることばかりに頭を使おうとする。 果たしてそれは目標である利益向上に直結するのか。 楽をすることは良いことだがそれが利益向上につながらないのでは意味がない。 これに気付いた主人公が[一見全員が仕事をしているように見えて利益とは関係の無いところで人が動いてしまっている]ことに気づき始める。 3.亀裂 工場自体も投資の一つとはまた新しい考えだなと思った。 生産工場だって売ろうと思えば売れるんだから在庫と一緒だって話。 在庫から利益が生まれてるって考えてるわけだなこの本は。 持っているだけで利益を産むとはまた楽だな。 そうか株も工場経営も同じか。 自分の資産が自分で金を作っていく仕組み。 4.ハイキング なるほどプロセスごとに生産能力が違ってくると、上限に制限がかかる一方で加減に制限がかからなくなる。 だから最終的な出力が全体平均効率よりもどっと落ちるわけだな。 なるほど、1番遅いプロセスを先頭に持って来れば、どこかで障害が発生してもすぐに在庫を最小限まで小さくできるのか。 つまり先頭に1番効率のいいものを持って来たって在庫(次のプロセスを待ってる部品)が増えるだけで出力は低いままなんだな。 [生産性をあげること] これについてもう少し考えないといけないと感じた。 最後の工場で100個出荷する話はとてもいい例。 あるプロセスで振り幅が起こった場合、最終的な目標をそのプロセスが達成していたとしても、その振れ幅に追随できる次のプロセスがない限り、100個出荷することはできないわけだ。 一つ一つのプロセスの処理効率が時間で変動するんだな。 んで後の工程になるほど、その処理効率変動上限には制限がかかるが、下限には制限がかからなくなる。 結果生産性が落ちるってわけだ。 5. ボトルネックはあってもいい。 部品一つ一つにあってもいい?だと?どういうことだ。 ボトルネックが工場のスループットを決める。 なるほどな〜。 つまりボトルネックの1時間損失=その工場の出力が1時間分損失すふ ってことになるわけだ。 そう考えると、そのボトルネックが1時間休まる間のコストは、そのボトルネック自体が弾き出すコストよりうんじゅうばいにもなる。 工場単位で見る時はもっと広い視点を持つべきなんだな。 非ボトルネックの作業効率を下げると工場の効率が上がる。 なんとも不思議だがボトルネックの効率と非ボトルネックの効率の乖離をいかに小さくするかって所に焦点を当てるとそんなことになるんだな。面白い。 6.束の間の乾杯 ボトルネックに合わせた生産体制を取ったので非ボトルネックの生産に余裕ができた。 各プロセスの稼働率(この本ではこれを効率と呼んでいるが)を上げるために余裕のできた非ボトルネック機械を無理に稼働(つまりはオーダーがないのに在庫を作り続けるってこと)させた結果、結局最後の組み立てプロセスが生産限界を迎えたって話。 まあちょっと考えれば分かりそうなことだけど、こうやって一個ずつ本が失敗と一緒に教えてくれるのはなんとも優しくて読みやすい。 7. 1ロット12枚のウエハを1枚ずつエッチングする場合、 バッチサイズを半分にすると、、、 1ロット6枚のウエハを1枚ずつエッチングすることになるわけだ。 そうすると一回の機械稼働で作業する時間は半分になる。 ※もちろん時間が半分になる分出力も半分になる上、次のロットを処理するために機械の設定をしないといけないので結局のところバッチサイズは大きければ大きい方がいい気がしてくる、、、 ↑ が工場経営の観点からは違うんだな〜これが。面白い。 バッチサイズを小さくするほど出力をより細かく区切って行うことができる。そうするとスループット(つまりは工場のプロセスが進む流れ)が工場する。これが向上すればキャッシュフローが改善される(つまりは材料を買うために借り入れたお金をすぐ回収できるため金利をあまり払わなくて済むってこと)。 結果的にバッチサイズを半分にして出力を半分に、装置設定時間分はロスしている様に見えるが全体の利益で考えた場合利益向上に働くってことだ。これは面白いね〜。 ↑ ちなみに唯一の欠点である装置設定時間についてだが、これも非ボトルネックのアイドル時間を当てればいいので実質バッチサイズを小さくすることでメリットしかなくなる。 工場がどれだけ利益を上げたかを分かりやすくするための[評価]なのに、あるパラメータのみ(この本では生産コスト)で工場の良し悪しを決めようとする。これがいかに愚かなことかが分かった。つまりは、評価するにしろ生産性を上げるにしろ、結局のところ[利益にどれだけ結びつくのか]これを必ず念頭に置いた状態で進めていかないといけないとわけだ。 上司が見て満足するための資料作りをするために工場は存在するわけではない。 8 制約条件は変動する。 今まではNCX-10が工場のスループットを決めるボトルネック=制約条件だったが、工場のスループットが改善されると、次は市場が制約条件になる。 こうやって改善すればするほど次の制約条件が変わっていくってことだ。 面白いね〜。 ありゃ、なんか中途半端なところで終わっちゃった。今度は工場単位じゃなくて、部門を統括するために、今まで工場でやってきたプロセスをどう当てはめていくか。これを主人公が考え始めてる。 ここまでで分かったことはつまり、 問題解決に向けた思考プロセスは教えられることでは決して開かれることがないということ。 自分で思考プロセスを構築する上で何が自分に足りないのかを見つけること、??? なんか中途半端に終わっちゃったからいまいちこの段で筆者が伝えたかったことが分からない。 2023.0706 読了 親父に勧められて読んでみたが、まさか500ページもある本を2〜3日で読み終わるとは思わなかった。自分が工場のラインに立っているという親近感もあり、全ての問題が自分の身の回りの問題に当てはめられる感じがして読んでいて面白かった。 今まで本を読むのってどこか退屈だなって感じちゃってたんだけど、違うな。 自分が[今]求めてる情報にリンクしてくれてる本を自分から探しに行かないと読書ってのはどんどん退屈なものになっちゃうわけだ。 次は株式に関する本を読んでみようと思うけど、今までだったら株式の本なんてどれを取ったって数ページで眠くなっちゃった気がする。 でも今は多分違う。自分の将来を大きく変える本人なるかもしれないし、自分の資産を大きく変える本になるかもしれない。読みながら自分がぐんと成長しているのを実感できる、そんな本に今ならありつける気がする。 ザゴールを読んでこれを感じた。 自分にとっての本の捉え方を変えてくれた名著。 4.0点

    4
    投稿日: 2023.07.05
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    生産プロセスの改善について小説仕立てで解説した一冊。 「ボトルネック」がキーワードとして何度も登場するので、ボトルネックを見極めて改善することの重要性はかなり頭に残ります。 ストーリーがあるとはいえ、ちょっと読むのに苦労しました。 絶賛されていることもあるので期待値が高かっただけに、ちょっと評価は辛めです。

    1
    投稿日: 2023.06.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今はまだ共感できない内容ではあるが、紆余曲折の工場ストーリーは新鮮だった。全体を通して、起承転結がしっかりあり、読み物として面白い。 結局この本の本質は、何を目指し、それをどう実現するのかを会社全体で統一することにあるのだと思う。サークルの長をやっている身からすると、とても沁みた。みんなが違う方向を向いて、進み続けると良いことは起こらない。よくコミュニケーションを取り、コモンセンスを持つことがグループを統率することにおいて、重要であることを再確認させられた。

    1
    投稿日: 2023.05.22
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    ー 私たちが探し求めているものは、いったい何なんだ。三つの簡単な質問に答えることのできる能力じゃないのか。『何を変える』、『何に変える』、それから『どうやって変える』かだ。マネジャーとして求められる最も基本的な能力を探し求めているんだ。考えてもみてくれ。この三つの質問に答えられないような人間に、マネジャーと呼ばれる資格があると思うかね。ー [ステップ1] 制約条件を「見つける」。 [ステップ2] 制約条件をどう「活用する」か決める。 [ステップ3] 他のすべてを[ステップ2]の決定に「従わせる」。 [ステップ4] 制約条件の能力を高める。 [ステップ5] 「警告!!」 ここまでのステップでボトルネックが解消したら、[ステップ1] に戻る。ただし、「惰性」を原因とする制約条件を発生させてはならない。 訳あって、15年振りくらいに読む。 主人公と同年代になったんだな…。 正しいKPIって重要だよなぁ〜。 KPIが間違っていると、そのKPIを全部達成しても、全体の業績が達成するとは限らないからなぁ。

    5
    投稿日: 2023.03.25
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    企業の究極の目的、利益を生み出すことに対して、キャッシュを生み出すことに対して参考になった良書。 お話の題材は工場の利益をあげることだが、どんな会社にも応用がきく本だと思う。 スループットを妨げるボトルネックを見つけ出し、生産能力を上げるためにボトルネックを解消して如何に処理速度を高めるか。 学ぶヒントの多い本でした。

    1
    投稿日: 2023.03.07
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    先輩が朝礼で紹介していて、ミーハー精神で読む。 工場の生産のセオリーができていく過程を、物語を通して知ることができるという点で、かなり納得しながら読み進めることができるのが◎。ネック工程ではフル稼働and能力アップを検討、非ネック工程ではネック工程に合わせながら1ロットあたりの個数を減らして在庫最小化を目指すということで、動きが異なってくる。自分の工場の見方も変わってくるかもしれない。

    3
    投稿日: 2023.02.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    生産的であるとは、目標と照らし合わせて「何か」を達成したということ。つまり、目標がない状態では生産性という概念自体が存在しない。また、目標達成に近づく行為は生産的だが、それ以外は非生産的である。 企業のゴールとは、利益を生み出すことに他ならない。製品を作ること、マーケティングをすることも、バックオフィス業務でさえ、利益を生み出す手段でしかない。 生産性を評価する指標は、ザゴールによれば3つである。 ・スループット:販売を通じてお金を作りだす割合 ・在庫:販売しようとする物を購入するために投資したすべてのお金 ・業務費用:在庫をスループットに変えるために費やすお金 スループットとは生産量ではなくあくまで顧客に売れたお金である。作っただけではスループットにならない。在庫は販売できる費用で、業務費用はその他の費用全てである。在庫と業務費用の違いは売れるか売れないかで、売れるなら在庫、売れないなら業務費用である。例えば、機械は売れるから在庫だし、人件費は売れないから業務費用である。 依存的事象と統計的事象という単語を覚えるべきだ。スループットを生み出す過程には、複数の工程に要素があって、工程に依存的事象と統計的事象がある。 各単語の意味はそれぞれ、依存的事象は複数作業の前後関係である。統計的事象は同じ作業で発生するバラツキである。 「ボトルネック」とはその処理能力が与えられた仕事と同じかそれ以上のリソースのこと。「非ボトルネック」とは与えられた仕事量より処理能力が大きいリソース。 工場の能力を決めるのはボトルネックのリソースのため、ボトルネックを通過する処理量を市場の需要に合わせることがポイントになる。 1. ボトルネックの時間のムダをあらゆる方法でなくすこと 2. ボトルネックの負荷を減らして生産能力を増やすこと ムダをなくす例は、従業員の休憩時間を工夫して機械の停止時間を最小にすること、すぐ売れる見込みのない部品を作らないこと。 生産能力を増やす例は、下請けへの委託や以前に使っていた機械を再稼働させるなどの方法が考えられる。 ボトルネックを解消する5つのステップ 1. 制約を見つける 2. 制約をどう徹底活用するかを決める 3. 他のすべてをステップ2の決定に従わせる 4. 制約の能力を高める 5. ここまでのステップで制約が解消したらステップ1に戻る

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    投稿日: 2022.12.16
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    うーん。。。 全世界の1000万人が読んだ かつて17年間も日本での出版だけが禁じられた「幻のビジネス書」!! という謳い文句に引かれて手に取ってみました。 20年以上前に出版された書籍。物語としては面白い部分もある。ものの考え方として、参考になる点はあるが、少し歴史を感じてしまいますね。

    1
    投稿日: 2022.09.19
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    生産的であるということは、自己の目標と照らし合わせて何かを達成したと言うこと。 生産性とは目標に向かって会社を近づけること。 目標とは利益を稼ぐこと。 目標から遠ざける行為は全て非生産的だ。 3つの指標、スループット、在庫、業務費用 スループットとは販売を通じてお金を作り出す割合 在庫とは販売しようとする物を購入するために投資した全てのお金 業務費用とは在庫をスループットに変えるために費やすお金 ボトルネックのフローを需要に合わせる ボトルネックの能力=工場の能力 生産管理の入門書。工場運営についてストーリー形式で学べる。 所々脱線するが必要な伏線か・・・ 最後は少し冗長だが、生産管理と組織論を学べる良書

    3
    投稿日: 2022.09.02
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    物語調で読みやすかった。 なにかと効率がと叫ばれる時代だなと感じる日々の中、効率は手段であり、非効率を繰り返すことで効率が生まれると考えている。 目標とは、それはつまり、言語を通して考える作業の積み重ねが成功に繋がっているのだと、成功は偶然ではなく常に意図されたものだと改めて実感した。

    1
    投稿日: 2022.08.26
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    業績管理はスループットに基づいて行う。企業のの最終目的はどこまでいってもキャッシュを増やすこと。当たり前のようで忘れそうなことを思い出さしてくれる良い本だと思う。

    2
    投稿日: 2022.06.27
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    ビジネスの概念ゼロで始まった社会人生活の最初におすすめされた本。 面白すぎて2日くらいであっという間に読み終えました。 ビジネスと同じくスピード感に溢れ、 解決すべき課題を客観化、小口化して進める感じ。 良かったです。

    4
    投稿日: 2022.06.22
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    All science is either physics or stamp collecting.

    2
    投稿日: 2022.06.12
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    とても読みやすく、マネジメントや生産管理についても学べる本 . 学生時代に読み、とても学ぶことが多かったです。 小説なので楽しく読み進めながら、納得して理解できます。 何より難しい話をここまで落とし込んで伝えられることも衝撃でした。 すでにビジネス書やマネジメントを読まれている方には物足りないかもしれませんが、これから社会に出る方に薦めたい1冊です!

    2
    投稿日: 2022.05.15
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    ・3つの指標:「スループット」「在庫」「作業経費」 ・スループット:販売を通じてお金を作り出し割合 ・余剰生産能力は必要 ・依存的事象と統計的変動 ・20/80ルールの原理:20%の変数が80%の結果を左右する 1)制約条件を見つける 2)制約条件をどう活用するか 3)他を2)に従わせる 4)制約条件の能力を高める 5)1)へ戻る ・真の制約条件はポリシー 1)誤ったポリシー(制約条件)を見つける 2)新しいポリシーをつくる 3)導入計画をつくる

    4
    投稿日: 2022.05.01
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    大昔にベストセラーになって、その時も買って読んだが全く内容覚えてなくて、またふとしたきっかけで読んでみた。なるほど工場再生の話だったのか。。小説仕立てで面白く読める。日曜夜のTBSドラマ枠でやって欲しい。 自分の仕事もIT工場の工場長みたいなもんだからな。ボトルネックをみつけて、いかに効率的にラインの稼働率(スループット)をあげて利益を生み出すか。そういうことやらんといかんなー

    1
    投稿日: 2022.02.12
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    メーカーの工場の所長であるアレックスが工場閉鎖の期限として通知された3ヶ月間の間にいかに問題点を把握し、解決策を実行することで体質を改善していったかの物語形式で述べられている。複雑な事象が取り巻く企業の中でいかに問題点を押さえ、対策をしていくかを学べる入門書。

    1
    投稿日: 2022.02.07
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    https://jinseilog.com/thegoal/ 仕事の課題の本だったため、という受け身な理由です。 組織のボトルネックを解消するというお仕事を今していまして、ここに出てくる「制約の理論(TOC)」の理解のためです。 この本では、ボトルネック(制約条件)を見つけてどう考えていくかということが載っています

    1
    投稿日: 2022.01.08
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    マニュファクチャリングに関する小説は珍しいと思う。 バランスの取れた工場、「スループット(throughput)、在庫(inventory)、業務費用(operating expenses)」、TOC制約条件の理論(何を、何に、どうやって)など、製造業における本質を突いている。何度も読み返す価値あり。

    1
    投稿日: 2022.01.01
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    製造業のプロセスについて、小説仕立てで面白おかしく学べた。 処理能力 在庫 業務費用 今でこそ、当たり前にある言葉だか、それをストーリーを通じて改めて理解できた。 プロセス改善とはなにか。 考え方を考える。 ということに尽きる。 考えて考えて考える。 それを学んだ書籍でした。

    1
    投稿日: 2021.12.29
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    最初に読んだのは、初版が出版された20年前だった。 それからずっと書棚に置いたままだったのを、断捨離途上に手に取ったことをきっかけに、また読むことに。 TOC、ボトルネック、スループット等のキーワードは朧げながら覚えていたものの、内容はさすがに綺麗さっぱり忘れ去っていた。 色々と思い出しながらまた工場現場の勉強になったし、何より長編小説として非常に面白く読むことができた。

    1
    投稿日: 2021.08.24
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    ボトルネックについて学べた。 そして企業にとって大切なのは3つだということも知った。 業務費用、商品、そして1番大事なスループット

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    投稿日: 2021.08.17
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    製造業のボトルネックとオペレーション戦略を物語で学べる。 500ページ超の大作だが、読み始めればそれほど長く感じない。楽しかった。

    1
    投稿日: 2021.08.15
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    工場の情景が浮かんできます。 テンポもいいので読み始めればスイスイ読めた。 ただ長いので途中息切れ。 古い本ですが内容は大量生産にたずさわる者であればナルホドと感じ、要点をまとめておきたくなります。 ただ分厚いので大事なところに戻ったり見つけたりするのが大変...。 読みながらメモするか、このアプリのレビューでうまくまとめてくれているレビューにイイねをするのが良さそう。

    1
    投稿日: 2021.07.30
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    ・企業の究極の目的はお金を稼ぐこと、その上で重要な指標は純利益、利益率、キャッシュフローの3つ ・全体最適を目指すにはボトルネックが何処かを探し、そこを改善する必要がある

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    投稿日: 2021.06.10
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    企業のゴールとは何かを、対話形式のストーリーで読み深めることができた。 思考のプロセスが頭に入っていくので、すんなり受け入れることができた。

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    投稿日: 2021.05.22
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    工場に限らず、コスト削減第一主義になってしまう企業は少なくないと思う。本書はそれを誤った考え方、ポリシーだと気づかせてくれる。 企業のゴール(目標)は何か。それは利益を出すこと。だとすれば、コスト削減は一見正しいことに思える。利益=売上-原価(コスト)だからだ。しかし、部分(個別の工程)でいかに効率化、最適化しようとも全体(企業・全工程)で見たときに、それが最適化できているか、よく注意して見なければならない。 すべての工程、すべての人の労働を動かし続けることで、製品1個当たりの原価を低減する。効率化する。これは正しいように思えるが、逆に非効率だったのだ。ボトルネックがあるところは生産数に制約・制限(上限)がある。つまり、いかに人やロボットを動かし続けようと、スループット(販売量)は増えない。制約以上の個数を生産できないのである。売上は上がらないが、在庫がどんどん積み重ねっていく。さらに、在庫は財務会計では資産と考えられるから問題であった。在庫があればあるほど、在庫の維持費などがかかる。需要を越える在庫は資産ではなく、負債・コストの何者でもない。 ①スループットを増加させること、②在庫を減らすこと、③業務費用を減らすこと、これが本当の優先順位である。決してコスト削減(②や③)が一番ではないのだ。 スループットを増やすには以下のステップを踏む。 [ステップ①]ボトルネック・制約条件を見つける。 [ステップ②]制約条件をどう活用するか決める。 [ステップ③]他のすべてを[ステップ②]の決定に従わせる。[ステップ④]制約条件の能力を高める。 [ステップ⑤]ボトルネックが解消したら、ステップ①に戻り、惰性を原因とする制約条件を発生させてはならない。 TOC(Theory of Constraints = 制約条件の理論)。製造業を中心とした考え方ではあるが、どの仕事にもボトルネックや制約条件は必ず存在する。例えば、誰しもが抱える時間だ。この制約を基準に考えることの重要性が非常に学びとなった。

    2
    投稿日: 2021.03.29
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    有名なビジネス書 物語形式で制約条件の理論をわかりやすく届けてくれる。 製造業に携わるものとして、読んでおきたい一冊でした。

    1
    投稿日: 2021.03.13
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    ▼目的 仕事の本質的な見極め・取り組みを学ぶ ・目標は何かを自分で考える ・思考プロセス 何を変えるか→何に変えるか→どうやって変えるか ・何がボトルネックかを見極める ・小説としても読みやすく、企業生活、家庭状況など一般生活においての共感を得られる。

    1
    投稿日: 2021.03.04
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    物語風で頭に入ってきやすい。 工程、工場の管理をする上で必要な知識を得られる。 ボトルネックの意味 在庫は無駄であることなど 工場の管理職を目指すなら必読。

    1
    投稿日: 2021.01.24
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    当時あまりなかった読み物としてビジネスを学ぶという意味では画期的な本だったと思う(~2004大学時代の本@202012棚卸)

    1
    投稿日: 2021.01.01
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    多くの時間をかけてしまったが、500ページ越えの大作を読破。 製造業に関わるならば読んでおきたい本である。 主題は長期的、かつ核となる目標(ゴール)を設定すること。 ストーリーのラストはあまり良い終わり方ではなかったものの、製造業、特に工場のマネジメントについて深く知ることができた。惹き込まれるストーリーであった。

    2
    投稿日: 2020.11.14
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    物語としても面白く読み応えがあるが、題材が生産管理であることがものすごく斬新。 軸となる考え方は、 ●企業の目標(ゴール)は儲けることである。 ●そのために、生産現場は、スループットの向上、在庫の削減、効率化によるコスト削減に努めるべし。 ●工場のスループットはボトルネックの処理能力によって決まる。ボトルネックが1時間無駄にすれば工場全体が1時間止まったのと同じことになる。 ●非ボトルネック工程で遊びや手空きが出てもスループットには影響しない。むしろボトルネックの処理能力を超えて非ボトルネック工程が稼働し生産すれば、大量の在庫(=キャッシュの無駄な埋没)を生む。 ●まずボトルネックを見つけ、これを活用し、全工程をこれに合わせる必要がある。 ●こうした視点を無視し、各工程の稼働率と生産性に着目した個別最適の評価指標や、部品生産に直接要した時間から部品コストを算定するコスト会計は害がある。どうせ遊びが生じる非ボトルネック工程で何をさせようと工場全体のコストは増えないのに部品コストの算定結果が変わるのは実態に合った会計とは言えない。 というもの。 夫婦の話は少し蛇足感があったが、ワークライフバランスにも留意しろということか。 著者が、部分最適の追求にかけては右に出るもののいない日本企業に本書の全体最適視点を教えると世界経済が破滅するため日本語版の翻訳・出版を認めなかったというエピソードも愉快だった。

    1
    投稿日: 2020.11.05
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    厚い本なので躊躇したくなる。最初は。 でも読み易くのめり込む。 仕事のヒントになる事が凝縮されている。 皆に読んで欲しい

    2
    投稿日: 2020.10.25
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    オペレーションという自分にとっては異分野の事柄でありながら、企業の利益追求に対して重要なプロセスとは何かが、スッと頭に入ってくる一冊だった。 利益追求という企業の目標に対して、スループット(販売を通してお金を作り出す割合)とボトルネック(制約条件)を意識することが重要であることを学んだ。 得手して部分最適に陥りがちだが、実は全体のパフォーマンスはボトルネックに支配されていること、全体最適のためには非ボトルネックの遊休状態すら必要なことなど、目から鱗な考え方が多々あった。 ビジネス書ながらストーリー仕立てになっており、500ページを超すボリュームなの苦なく読み進められた。

    1
    投稿日: 2020.08.04
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    ボトルネックを見つける。 生産的であるということは、自分の目標と照らし合わせて [何かを達成したということ] まず最初は、ボトルネックを見つけるところからだ。 ページ数は多いが読み物としても読めるので、興味がある人は手にとってみてもよい。

    1
    投稿日: 2020.07.25
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    1984年に書かれた本で2001年までは日本語訳が禁止されていたとのこと。日本の製造業に追いつけないということで禁止していたらしいが実際のところアメリカの製造業がそこまで進歩したのだろうか? 元々この本は自分の開発した製造管理ソフトの販促のために書かれたらしいが、この本を読んでソフトは逆に売れなくなった。IT化しなくてもこの本に書かれているポイントを実施していき、業務が改善した例が多く出だという。 現在、コロナ時代でテレワーク等、ニューノーマルの業務改善が進められているがこの本のように根本的な業務改善がなされなければIT化は無用の長物になってしまう。 経営者は自社のボトルネックなどをしっかりと分析し、財務改善を実施。その中にハイテクをどう使うかを整理する必要があると確認できた本だった。

    4
    投稿日: 2020.05.29
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    2001年まで17年間翻訳されることを禁止されていた本。こんな見出しを読んだらまるでパンドラの箱を開けるようなそんなワクワクを最初の読むきっかけをつくってくれた本です。中身はビジネスをするうえでなにをすることで成果をあげるのか。改善、プロセスそんな言葉が多く入っています。主人公アレックスに突きつけられた三ヶ月の運命、そして妻とのコミュニケーション不足による別居、いろんな人との関わりにより、気づくボトルネック。企業は利益を目的としている、ここからもう一度その行為がその目的のためになっているかをしっかりと見なければいけませんね

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    投稿日: 2020.05.28
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    長い・・・、長い本だ・・・!!! 久しぶりに読んだだけで達成感を感じた本です・・・。 さて、中身については、部分最適ではなく、全体最適を考えよう!という内容です。 部分部分で見ると最大効率では動いていなくても、むしろ、効率を落としたとしても、全体を見ると効率化されている、ということは不思議なことにあります。 次のような実体験があります。 A社員は残業続き、頼んだ仕事も期日までに仕上がってこない。社長はA社員の仕事の姿勢に問題があると考えている。 問題は単純な話で、A社員の能力と仕事量のアンバランスにある。 社長は、マネージメントこそ自分の仕事!現場の仕事は誰でもできる、現場を手伝うことは、自分の能力を100%活かした仕事ではない!と考え、手伝おうと思わない。 確かに、社長自身の最大効率化を考えれば現場を手伝うことは得策ではない。しかしながら、現場を手伝うことでA社員の残業は減り、今までは目の前の仕事に追われていただけだったが、余裕ができたことでクリエイティブな発想ができるようになり、会社全体として業績が上がった。 社長の仕事は確かにマネージメントかもしれません。しかし、現場が悲鳴を上げるような組織体制の構築しかできなかったのなら、マネージメントとして不十分だったということになります。ならば、全体が円滑に回るよう、時には自分自身が現場に戻ることも必要でしょう。その間に十分な組織構築をし、またマネージメントに100%力を使えばいいのです。 聞けば「当然の話しじゃないか」と思うかもしれませんが、「現場は俺の仕事ではない!そんな非効率なことできるか、俺の仕事は社長業だ!」という経営者はたくさんいます。 会社の目的は利益を出すことです。個人個人の最大パフォーマンスを求めることが目的ではありません。ときには個人がパフォーマンスを落としたとしても、会社全体でどうなのか?と考える必要があります。 ↓備忘録 メーカーの目標はお金を儲けること スループット・・・販売を通してお金を作る 在庫・・・販売しようとする物の購入資金すべて 業務費用・・・在庫をスループットに変えるために費やすお金 在庫の維持コスト バランスがとれた工場とは、リソースの生産能力が市場の需要と完璧にバランスのとれた工場 依存的事象・・・ある作業を行う前に、別の作業を行う。依存関係 一番ゆっくり歩く人のペースによって、列全体のスループットが決まる 一部の作業の効率を下げたとしても、工場全体の生産性は逆に増えることもある 改善とはコスト削減ではなく、スループットの向上 ボトルネックを見つける ボトルネックをどう活用するか決める ボトルネックの能力を高める 組織というのは一本の鎖と考えることができる

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    投稿日: 2020.05.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    生産性が悪い撤退寸前の工場で生産管理を題材にしている。 - 「...生産的であるということは、自己の目標と照らし合わせて何かを達成した...」 - 「生産性とは目標に向かって会社を近づける、その行為そのものだ。...その反対に目標から遠ざける行為は非生産的だ。」 - どんな会社であっても目標は同じ、お金を儲けること - ロボットの導入で局所的な生産性が向上しても、売上・在庫・人件費に変化が見られなければ生産性はあがっていない - 複雑なモデルをくまずともお金が儲かっていることが分かる指標はなにか? - 事業の継続性に与える次の3つのバランスを取る - 純利益 - 投資収益率 - キャッシュフロー - => 目標は純利益を増やし、同時に投資収益率とキャッシュフローを増やす - 経営の指標である純利益、投資収益率、キャッシュフローは現場と直接紐付かない - 現場で測れる指標に置き換えると次の3つになる - スループット 販売を通じてお金を作り出す割合 - 在庫 販売しようとする物を購入するために投資した全てのお金 - 業務費用 在庫をスループットに変えるために費やすお金 - 人件費など付加価値を考慮しない方が、何が投資で何が経費なのか混乱を避けることができる - スループットは入ってくるお金、在庫は製造プロセスの中に溜まっているお金、業務費用はスループットを実現するために支払うお金 - 在庫と業務費用を同時に減らしながらスループットを増やす - ストーリー中で改善前にロボットの導入で何が起きたか? - 売上は変わらないか、下がっている - ロボットの稼働率を上げるために資材を投入し在庫が増えた - その結果在庫の維持コストが増え、業務費用が増えた - プロセスタイムに加えてアイドルタイムも業務費用 - 科目の仕分け - 工場全部が投資、条件が整えば売ることもできる - 機械の場合減価償却は業務費用、資産価値は在庫 - => 投資と在庫は同じ。売ることのできる投資は全て在庫になる・ - 在庫の維持コストは業務費用 - 市場の需要に100%合わせて縮小すると、スループットは減り、在庫が大きく増えることが実証できる - 統計的変動により予測できないものはある - 椅子は数えられる - ウェイターが何分でレシートを持ってくるかは状況による - 従属事象はある事象によって、次の事象が影響を受けること - => 統計的変動と組み合わさると先の事象により、次の事象以降が律速されてしまう - スループットが誰が一番遅いかによって決定する - => ボトルネックを取り除くことでスループットは上がる - => ボトルネックを通過するフローを市場からの需要に合わせる - 生産の理想はボトルネックが生産ラインの戦闘にくること - 工場の能力はボトルネックの能力に等しい、つまりボトルネックで1時間、時間を無駄にすれば工場全体で1時間無駄にしたことと同じになる - 優先度をつけるために優先と普通の2ラインを作る。普通の作業中に優先が入ったら、一定時間中に普通の作業を終わらせて切り替える - ボトルネック以外にも生産能力を落とす要因についてはコストを掛けることを考える。工場全体が1時間止まるより安いコストなら効果がある - 一部の作業の効率を下げるのに、工場全体の生産性は逆に増える - 非ボトルネックの機械をよりたくさん働かせても生産性は向上しない - 「リソースを使用することと、リソースを活用することは別だ」 - ボトルネックのペースに正確に合わせて、非ボトルネック含めた資材の滞留を起こさない - 資材が工場にはいって出ていくまでの時間の分類 - セットアップ 機械や装置などのリソースの準備を行う - プロセスタイム 処理時間、機械や装置などのリソースを使って部品への作業を行う時間 - キュータイム 部品の処理に必要な機械や装置などのリソースが使えるまでの待ち時間 - ウェイトタイム リソースをまっているのではなく、完成品を組み立てるのに他の部品を待つ時間。キュータイムとの時間は他の部品を待つか否か。 - これらのうち、キュータイムとウェイトタイムの時間は長い - 非ボトルネックのバッチサイズ(経済的バッチ量)を適切な粒度にコントロールするとリードタイムが短くなる - 需要とバランスを取るのはフロー - 需要と生産能力のバランスをとってはいけない ■今までの総まとめ 1. 制約条件を見つける 2. 制約条件ををどう活用するか決める 3. 他のステップをステップ2の決定に従わせる 4. 制約条件の能力を高める 5. ステップ4でボトルネックが解消したら1.に戻る、ただし「惰性」を原因とする制約条件を発生させてはならない。 - マネージャーの能力 - 何を変える - 何に変える - どうやって変える

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    投稿日: 2020.05.24
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    工場管理の名著。 主人公が上手くいっていない工場を師の教えで改善し、立ち直されるといった話に、TOC、全体最適の話をうまくもりこんでいる。 ストーリーそのものも面白く、また、理論を実践してどうなるかを一個一個の課題解決として提起しているため、自然に考え方が身につくよう工夫されている。 また、考え方が工場だけに囚われず、様々な事に応用可能であることが名著たる所以。 ストックでなく、フローに着目する。スループットを重要視する。目標から考えるなど重要なことがちりばめられている。500頁もあるが読みやすく1日あれば読み終えららは。

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    投稿日: 2020.04.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    工場の業務プロセス改善を目的とした書籍。 生産性とは何か?ビジネスの目的とは何か?を再確認し、資本主義社会のお手本のようなストーリーをたどる。 ITの視点から見ても、一見生産性に関しては異を唱えているような解説だが、それは大規模ウォーターフォールモデルの開発で考えると納得がいくものだった。 ボトルネックを探して対応すること、これはクリティカルパスの考え方と類似している。業種は異なっても概念的には共通しているという発見があった。

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    投稿日: 2020.04.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ビジネスというより、生産管理(マネジメント)を理解する一冊。内容は星5つ。小説としてまず面白く、自ら挑戦して秘訣をつかみ取る現場の感覚が素晴らしい。 「部分カイゼンが得意な日本人に読ませたら、米国経済への打撃になるのではないか」 という著者の意向で、日本語訳の許可が長年降りなかったそうです。 が、大丈夫よゴールドラット=サン。 日本人が一番苦手なのがこれ、『小手先ではなく、本質的な体系の変更』だから!!!(血涙)

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    投稿日: 2020.03.31
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    ◯得たいもの クリティカルシンキングのコツ 5年ぶりに再読了。 営業の時、部署全体なんて何も見えてなかった。 その時に比べて言ってることがとても想像ついた。 ボトルネックが全体の生産性を決めるという 捉え方があらためて重要だと思った。 そして、手を打っても打っても新たなボトルネックは発生し それに手を打ち続けることが改善だというのが 継続的改善の本質ということが刺さった。 会社経営って本当に油断ならないなと気が引き締まった。 ボトルネックが変わることは状況が変わるということ。 データと俯瞰することの重要性を理解。

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    投稿日: 2020.03.23
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    生産管理の本だと思ってたら、システム思考というのか、もっと広い世界につながってた。 問題解決の思考プロセスや「使いものにならないルールなら変えちゃえばいいじゃない!」とかその説得手法は今まさにほしい分野だった。 読んだことないし、職場で話題に出たから読んでみたけど世の中には賢い人がいるんだなあ。 (しかし、ジェンダー絡みのとこは書き直してほしい)

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    投稿日: 2020.03.10
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    工場が閉鎖されると上司から通告を受け、 3ヶ月で業績を改善すれば閉鎖を止めるという期限付きミッションを工場のマネジメント幹部と古くからの知り合いの物理学者で解決していく物語。 そこには子供のボーイスカウトの引率から気づくこともあるし、他部門からヒントをもらうこともある。仕事に重きを置いて家庭とのバランスがあったりハプニングたくさんあってハラハラする。 Theory of constraints=TOC。 制約条件の理論。すごく簡単にいうと「何を変える」「何に変える」「どうやって変える」、3つの思考のプロセスが組織の目的達成のために必要。 すごくシンプルなことを言っているんだけど、初版が1984年。。。すごい。 あと、大事なことを学びました。 このミッション達成は、一人じゃできなかったってこと。全部自分でやろうとしなくていいんだって思えました◎

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    投稿日: 2020.02.02
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    俺たちの「アレックス」を作る・探すのが一番肝要。 〈適用と感想〉 ・根本的に重要なのは、アレックスがいるかどうか=全体像を描けながら、根気強く現場と遣り取り出来るか人がいるかどうか ・制約条件(=ボトルネック)の特定し、全体の需要を意識する ・その組織の目的に照準に合わせて、逆算する 〈要点〉 ○企業の究極の目的とは:お金を儲けること →・純利益、投資収益率、キャッシュフローを同時に増やす事により設ける  ←◎その部だけのドメティックな目標に全てを依存していないか(生産性など)=全てが究極の目的に紐づく ○改善するために必要ん考え方は:いかにして需要とバランスの取れた全体最適状態を生み出すのか →○スループットを増やしながら、在庫と業務費用を減らすこと  └①スループット:販売を通じてお金を創り出す割合、②在庫:販売しようとする物を購入するために投資したお金、③業務費用:在庫をスループットに変えるためのお金  └部分の最適は全体で結果を下回る   └①従属事象:1つの事象が起きるために前の事象が必要、②統計的変動:変動が起きるもの ・ボトルネックの生産性=工場の生産量 →・全ての作業量をボトルネックを基準に置く。ボトルネックは需要に合わせる。  └①ボトルネック:その処理能力が与えていて仕事かそれ以下のリソース  ←○上手くいかない時に:そもそも需要あるのか、本気で改善しているか ○目的を達成するためにすべき事は →・①制約条件を見つける、②制約条件をどう活用するか決める、③他の全てをステップ2に合わせる、④制約条件の能力を高める、⑤ボトルネックが解消したら①に戻る 〈その他〉 ・目的=的を見るなので大きめ、目標は標なので、具体性を持つ ・リソースを利用すること、活用することは別

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    投稿日: 2020.01.14
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    制約条件の理論=TOCを世界に広めたビジネス書です。製造業向けの本ではあるのですが、考え方自体は非製造業にも応用可能だと思います。分厚いですが、一読の価値あり。

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    投稿日: 2020.01.01
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    具体的に解決法があっていい本だと思う。 自分が決定者になった時は必ず思い出したい。 意外にもこれでいいのかと思える本

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    投稿日: 2019.12.14
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    約20年前に話題になった、主に工場マネジメントを取り上げたビジネス書。改めて再読。 時代背景の古さは流石に否めず、モデルとして当初登場する工場の杜撰さは、コンピューターで管理している昨今、あまり標準的では無い気がするも、その問題解決のプロセスとしては物語形式で わかりやすい。 <企業の目的> ・純利益 ・投資収益率 ・キャッシュフローの3項目を同時に増やすこと 【3つの指標】 ・ 『スループット』 ・・・販売を通じてお金を作り出す割合 ・ 『在庫』 ・・・販売しようとする物を購入する為に投資したすべてのお金のこと ・ 『作業経費』 ・・・在庫をスループットに変えるために費やすお金のこと

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    投稿日: 2019.12.11
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    製造業の工場における生産プロセスの改善フローが、小説風に書かれている本。テーマとしては、TOC(制約条件の理論)となっているため、仮に論文のような形で書かれていたらほぼ理解できていなかったと思う。 ただこの本はストーリー仕立てで描かれており、理論が組み上がる過程や、制約が徐々に物質的な物から、概念・思考的なものに段階が変わっていくプロセスも自分の中に落とし込みながら読むことができた。 生産管理に直接関わることはないと思うが、改善プロセスにおける抵抗者の巻き込み方など、参考になる箇所は多々あり、数年後にまた読み返したいと思う作品だった。

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    投稿日: 2019.12.07
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    小説スタイルのビジネス書 最後の稲垣さんの解説がわかりやすくまとまっていて、TOCの考え方が整理できる。

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    投稿日: 2019.10.31
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    ストーリーのあるビジネス書なので、面白く読めたが、とにかく長く分厚いので、電車の中で読むわけにいかずに自宅で時間のある時に読まなければならなかったため、かなり時間がかかった。 奥さんとうまくいくようになってからは、工場の話ばかりになってしまい、読む速度が遅くなってしまった。

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    投稿日: 2019.10.04
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    # 書評☆3 ザ・ゴール | 小説仕立てでTOCを説明した異質な全米大ベストセラーのビジネス書 ## 概要 - 書名: ザ・ゴール - 副題: 企業の究極の目的とは何か - 著者: エリヤフ・ゴールドラット - 出版日: 2001-05-17 - 読了日: 2019-08-19 Mon - 評価: ☆3 - パーマリンク: https://senooken.jp/blog/2019/10/21/ ## 評価 いろんなところで引用されており,興味を持って読んだ。 TOC (Theory of Constraint: 制約条件の理論) を著者の経験から説明したものとなっている。 この本の特徴としては,一般的なビジネス書と異なり,中身が小説仕立てになっているところだ。解説などは一切なく,物語の中で著者の主張するTOCが説かれている。 このようなタイプの本は初めて読んだため,かなり衝撃的だった。 売上不振で閉鎖直前の工場長 (著者のクライアント) のアレックスが,著者に見立てた物理学者のジョナとの数回のやり取りを通じて,試行錯誤を繰り返しながら,工場の立て直すというサクセスストーリーとなっている。 工場の目標を立て,ボトルネックを突き止め,従来のコスト管理の方法の見直し,代わりゆくボトルネックへの対応など,扱うものは工場だが現実世界の別の事象にも適用可能な理論が展開されていた。 物語自体は,アレックスが工場長から所長に昇格して,部門全体の問題をどう解決するかというところで,中途半端なところで終了してしまっている。 続編があるとのことで,気になるので続編も読みたいと思った。 ただ,書籍自体は小説仕立てになっているため,エッセンスがわかりにくかった。おそらく他にTOCを取り扱った本があるので,エッセンスはそちらにあたる必要があるだろう。 小説はあまり読まないのだが,けっこう面白くて読みふけってしまった。 ## 結論 全米で大ベストセラーとなっただけのことはある本だった。 小説仕立てのビジネス書ということで,かなり異質な本書であったが,物語自体はサクセスストーリーで主人公の試行錯誤の仮定が細かく描写されており,思考経路が読めて面白かった。 TOCの理論のとっかかりにはいいが,学ぶには内容が散らばっていて読みにくいので,他書をあたる必要がある。 単純に続きが気になったので,続編も読みたいと思った。

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    投稿日: 2019.08.24
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    小説の形をとったビジネス書。生産工場のプラントマネージャーを主人公に、TOC(Theory of Constrains)制約条件の理論を説く。ストーリー自体もなかなか興味深いので、自然と引き込まれる。最後が若干駆け足なのはご愛嬌。業種は違うけど何かしら活かせる部分がありそう。 ・工程の品質改善や生産性向上 ・ボトルネック ・全体最適 ・何を変えるか、何に変えるか、どう変えるか

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    投稿日: 2019.07.19
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    生産管理の話に留まらず、マネジメントや、ほんの少しではあるけれど、組織論への示唆もあった。 また、本書の説く科学的な思考プロセスには、コンサル本やMBA本が謳うロジカルシンキングには全く無い深みがあると思った。

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    投稿日: 2019.07.12
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    元は洋書なのにかなり読みやすかった。 サプライチェーンの起源ともいうべき考え方をストーリーテイストで学べたのはよかった。 何を変えるか、何に変えるか、どうやって変えるか

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    投稿日: 2019.07.11
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    参考になるところとならないところがあった。 すべて理解できないってことは、わたしがまだ未熟だと言うことだと思う

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    投稿日: 2019.06.30