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ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~
ビブリア古書堂の事件手帖2 ~栞子さんと謎めく日常~
三上延/KADOKAWA
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総合評価

1135件)
3.9
229
505
276
29
4
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    【再読】親の理解したくない部分が自分にもあるかもしれないというのは怯えてしまうかもしれない。それが犯罪ではないにしろ、いけないことなら尚更。だけど、それを意識し過ぎるとそっちに思考を引っ張られそうで、そっちの方が怖い。まぁ、当事者でないから言えることなんだけどね。

    1
    投稿日: 2020.06.27
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    前作に引き続き面白くてすらすら読めました。 夜の七里ヶ浜の場面を読んで、より一層鎌倉に行きたくなった。

    0
    投稿日: 2020.06.17
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    6年前ぐらいに読んで久しぶりに再読。 栞子さんと大輔のやりとりが、やっぱり大好きです。1作目に続き、すぐ2冊目も読んでしまいました。 掛け合いがとってもいいんです。1冊目からちょっとずつ距離が縮まっていく感じ、何か現実でもあぁこうやって人って心を開いていくのかなぁとか、こうやって距離を縮めていくのかなぁって考えながら、読んでます。 はやく3冊目に取り掛かろうおもいます(´∀`)

    0
    投稿日: 2020.05.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    少しずつキャラがたってきた。そしてそれに合わせて物語を貫く謎が提示されつつあるといったところ。時代錯誤感のある人がいたりものするけれど、古書を扱うというシチュエーションが違和感を消し去ってる感じ。 謎解きは当然古書の内容と絡めてある訳だが、よくまぁうまいこと考えるなぁと思う。例えば出版社によってエンディングが違うといったようなことをどう生かすのかってことになるんだけども、そうかそうか、感想文かとか。そしてその感想文に登場人物の過去か絡んでくるとか。伏線の張り方がうまいんだろうね。 仕事柄、本は身近にあるし、それなりに本を読むことも多いので、本に囲まれる生活というのはうらやましいと思うんだけども、だからこそ「生活していけんのかな」とか変なことを心配しちゃって、そしてそこに変なリアリティを感じたりして、妙な気分になる。 個人的には「先生」が好きなんだけど、今回はほとんど出てこないからさみしい。そして五浦がちょっと謎解いたりして成長してる(笑)

    5
    投稿日: 2020.02.04
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    この第二巻では、栞子さんと、栞子さんのお母さんとの確執めいたものが浮き上がってきます。いよいよ本腰入れてシリーズがスタートしたようです。 漫画作品と、バイオレンスな印象が強い「時計仕掛けのオレンジ」を扱っていて、2巻にして古書の幅が広がった感じでした。 また、栞子さんと大輔も、ちょっとだけ距離が縮まり‥かと思えば、なかなか一筋縄ではいかない事情も出てきて、このシリーズも盛り上がってきました。 相変わらず、古書のウンチクが楽しい。内容だけ知っていてもわからないような意外な物語が、本にはあるんですね。 マニアはそこにハマるのかと納得。

    0
    投稿日: 2020.02.02
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    「時計じかけのオレンジ」は苦手意識が強い作品なので、若干及び腰になりながら読みます。 あれほど大人びた小説を栞子さんは小4で読んでいたというのだから、相当早熟な読書家ですね。 福田定一の「名言随筆 サラリーマン」。それだけ聞いても、特に引っ掛かりませんが、この著者は歴史小説家になる前の司馬遼太郎だとのこと。 これは知っていないとわかりませんね。 栞子の母親の智恵子は、かなり切れ者で狡猾な、ミステリアスな存在。 人を陥れても欲しい本を得ようとする、油断ならないキャラクターです。

    0
    投稿日: 2020.01.21
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    プロローグ 『クラクラ日記』坂口三千代(文藝春秋) 坂口安吾の死後に奥さんが書いた随筆。 著者が銀座に開いたバーの名前。文人の常連が多いお店。 フランス語で野雀の意味。 「この本は好きになれない」と言いながら、なぜ栞子さんが、五冊もこの本を持っているのか大輔は不思議に思います。 第一話 アントニイ・バージェス『時計じかけのオレンジ』(ハヤカワ文庫NV) なじみの客となった高校生の小菅奈緒の妹で中学1年の結衣が書いた『時計じかけのオレンジ』の感想文が上手すぎる。と言って奈緒が店に相談に来ます。 栞子は「これを書いた人は、本当の意味で『時計じかけのオレンジ』を読んでいません」と言い放ちますが…。 ラストは栞子さんの隠された一面が判明します。 第二話 福田定一『名言随筆サラリーマン』(六月社) 福田定一は司馬遼太郎の本名で、この本は二十代の頃の体験談をエッセイ風に書き記しているそうです。 古今東西の名言に、軽いエッセイを添えるという体裁の本で、名言は徳川家康の遺訓もあれば、ゲーテの著書からの引用もあり、政治家の発言もあるそうです。 この章では大輔の高校のときの同級生で元カノの晶穂が登場します。おかげで、大輔と栞子さんとの仲が少し進展します。 第三話 足塚不二雄『UTOPIA 最後の世界大戦』(鶴書房) 大輔がビブリア堂の母屋の二階で見つけた栞子さんそっくりな人物画の人物は栞子さんと文香の母親でした。 この話は須崎という男が持ち込んだ足塚不二雄(藤子不二雄のデビュー当時のペンネーム)の『UTOPIA  最後の世界大戦』につけられたビブリオ堂の(本当は数百万円相当するのに)二千円の値札の謎と栞子さんの母の智恵子にかかわる須崎が語った昔の謎をまたもや栞子さんが言い当てます。 エピローグ 坂口三千代『クラクラ日記』(文藝春秋)・Ⅱ 栞子さんがなぜ『クラクラ日記』を何冊も買うのかの謎を大輔が解明して見せます。 そして、大輔は栞子さんをデートに誘いますが、栞子さんは古書店巡りと勘違いしています。 店の常連さんが時々登場して、栞子さんと大輔の仲も少しずつ進展していき、次回作も楽しみです。

    34
    投稿日: 2020.01.15
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    前作よりさらにおもしろさが増したと感じるのは栞子と大輔の距離感が縮まり二人の関係がどうなるのだろうと展開が加わったからでしょうか。”謎”解きの深さ、古書にまつわるエピソードの絡ませ具合は相変わらずのおもしろさでした。3巻もさっそく読みます。

    0
    投稿日: 2019.09.09
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    一巻では栞子さんにあまり魅力を感じなかったのですが、今回は彼女自身に光が当たったことでかなり彼女自身が気になる存在になってきました。二人の距離はちゃんと少しずつ近づいていますね。読んでいて楽しいなと思うのが、ひとつひとつの話はそれぞれで完結しているのに一冊がちゃんとつながっているところです。さらに今回は知らなかったいろいろな薀蓄がとても楽しめました。でも何より驚いたのがあとがきにあった「ようやく本編というところ」という言葉だったりします。まだまだこれからなんですね。

    0
    投稿日: 2019.06.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本にまつわる話が面白かった。栞子の母親のエピソードが掲載されていた。この本を読んで、司馬遼太郎の作家になる前のエピソードを初めて知った。アントニイ・バージェスの「わたしたちは書いたものを削除することはできる。しかし、書かなかったことにすることはできない」という言葉が1番印象に残った。第一話と第三話はドラマを以前観たことがあってストーリーを大体知っている状態で読んだ。

    1
    投稿日: 2019.05.22
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     3編を収録。小菅奈緒の妹結衣が書いた『時計じかけのオレンジ』の読書感想文は、完全版を読んだが結末が違うものであり、 実は他人のを盗作した事が判明。栞子が中学生の時に書いたものだった。  大輔の元彼女高坂晶穂の家に亡き父の本を宅買いに行った二人。そこには司馬遼太郎が本名福田定一としてサラリーマン時代に 書いた『名言随筆 サラリーマン』を晶穂に残した。晶穂と大輔の淡い恋愛模様が描かれている。(古書価格:数十万)  須崎なる男から、藤子不二雄マニアの亡き父の本の買取を依頼。そのいきさつは栞子の母が足塚不二雄『UTOPIA最後の世界大戦』 を父に2000円という破格の値段で売ってしまったから、というものだった。が、須崎の父が万引きした本を栞子母が取引(安く売る、 別のマニア本を安く買取る)したものだった。(古書価格数百万!?)  そんな母を軽蔑する一方、母のメッセージが記してあるかもしれない坂口三千代の『クラクラ日記』を探す栞子。距離の縮まった 大輔と休日に古書店巡りで本を探す事になる。  家族で渋谷・銀座に行った4/30ほぼ1日で読む。

    0
    投稿日: 2019.05.13
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    坂口三千代『クラクラ日記』 アントニイ・バージェス『時計じかけのオレンジ』 福田定一『名言随筆サラリーマン』 足塚不二雄『UTOPIA最後の世界大戦』 坂口三千代『クラクラ日記』II 著者:三上延(1971-、横浜市、小説家)

    0
    投稿日: 2019.05.04
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    実在の本をもとにミステリーが展開してゆくというのは本好きにはたまらなく好奇心を刺激されるし、本探しの良いアイデアをくれる。本刊では栞子さんが母のことを語りたがらない秘密の扉が開きかけるところで話が終わる。ようやく、次から本編だという。すでにここまでも十分面白かったのだが、楽しみである。

    1
    投稿日: 2019.04.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    栞子さんの昔の思い出のいくつかを知ることができる話。 五浦さんの恋愛話も。 本は、既に誰かの想いによって生まれているけど、そこに新たに自分の想いを託して誰かに届けることができるのだ。 そんなことを考えた。

    2
    投稿日: 2019.03.19
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    第一巻を読んでから久しぶり。実在する本×軽い謎解きが心地よい。少し栞子さんの過去が明らかになりつつあり、続編が楽しみになる。 シリーズ累計680万部とか。

    2
    投稿日: 2019.03.16
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    本にまつわる蘊蓄と愛書家達の愛憎入り混じった喜怒哀楽の人生模様を描く大人気古書店ミステリ第2弾。嫌いな本「クラクラ日記」をどうして大量に買うのか?の意外な理由。バージェスの2通りの結末がある珍しい本。福田定一の本名にビックリ!稀少な名作マンガは最近のお安い物でいいからぜひ読みたいですね。それから語り手の五浦は厄介な恋愛に係わってしまう宿命なのでしょうね。彼の遠回りの恋は何時か成就するのか?そして栞子さんは母の残した「クラクラ日記」を手にし、やがてこの似た者同士の母娘に再会の日は来るのか?気長に読みますね。

    2
    投稿日: 2019.03.13
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    小学生の栞子さん。大学生の大輔君。栞子さんの母親。。。作者があとがきで述べてるようにいよいよ本編に入った感で主人公たちの人となりが語られていく。それが古書にまつわってっていうのがこの作品のすごさだな~。栞子さんと大輔君のこれからが楽しみだ。そしてもちろん語られる古書も興味深い。

    2
    投稿日: 2019.03.07
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    血の絆は消えない。 消したいと思っていても、ふとした瞬間にその繋がりを感じて、自分の中に流れる血に恐怖する時がある。 本が何より好きで、本さえあれば何もいらなくて、その、業。 『時計じかけのオレンジ』は私も好きな作品なので、楽しく読んだ。これで読書感想文を書こうという子供は、確かに相当変わっている。

    1
    投稿日: 2018.12.15
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    坂口三千代『クラクラ日記』(文藝春秋) アントニイ・バージェス『時計じかけのオレンジ』(ハヤカワNV文庫) 福田定一『名言随筆サラリーマン』(六月社) 足塚不二雄『UTOPIA最後の世界大戦』(鶴書房) 坂口三千代『クラクラ日記』(文藝春秋) これからも楽しみです。

    1
    投稿日: 2018.11.13
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     前作もそうなのだけど、このシリーズはずるい。  まず表紙がずるい。このイラストは本当にずるい。  タイトルもずるい。かなりずるい。  粗筋だってずるい。どうしようもなくずるい。  前作もそうなのだけど、物語としては、まあよく出来たライトミステリィで、いわゆる本格ではなく、さらさらと読みやすい、赤川次郎的な作品だと思う。人が死んだりすることもなく、日常の謎系統の作品。とはいえ、暗めな作品も少なくなく、単なる脳天気なコメディミステリィという感じでもない。  しかし。  本シリーズは、 本好き男子の心をくすぐる要素がふんだんに散りばめられている。(と思う)  だって(だってが出た)、こういう古書店で働いてみたい!と思わない本好き男子がいるであろうか(反語)。  冒頭で書いた「ずるさ」は、ただ一点、「栞子さん」というキャラクタに集約される。  もう、究極的に、あざといほどにズルい。  だから、後半の短編(本シリーズは、基本的に短編集)になると出てくる、読者を裏切るような「栞子さん」の意外な一面が、ずしっと効いてくる。そこはかとない後味の悪さとともに、読後感に陰が挿入される。それは、決して心地の良いものとは言えないのだけど、それでも、ある種の印象は確実に残る。  たぶん、また書店で本シリーズの新刊を見つけたら、むむむっと思いながらも買ってしまうんだろうと思う。ずるい。

    0
    投稿日: 2018.11.13
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    相変わらず読みやすくて本に纏わる物語で面白い。謎解きというよりはその本に魅せられた人達のドラマに重きを於いている感じ。 さすがに、本が日焼けとベタついている情報だけで、持ち主の家を当てられちゃう栞子さんはやり過ぎ。 『最後の世界大戦』という何百万もする漫画本に興味惹かれた。読んでみたい。

    2
    投稿日: 2018.11.03
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    『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズの第2巻です。今回も引き続き本にまつわる謎解きのお話です。と、同時に主人公が働く古書店の店長である才媛の栞子さんと主人公が徐々に親密になっていく様子も描かれていました。面白かったので次巻も読みたいです。

    2
    投稿日: 2018.10.31
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    第2弾 鎌倉なる古書店を舞台に古書店店主と青年店員がおりなす古書ミステリ 読むほどに本に愛着がわいてきます。 次作が楽しみです。

    0
    投稿日: 2018.10.28
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     第3話で栞子の母の話が出てきた。1巻のレビューの時に、栞子の闇の部分をもっと出して欲しいと書いたが、その闇を出した人物がこの智恵子になりそうだ。栞子以上の本の知識を持ち、本を手に入れるためなら手段を選ばない。グチャグチャにして欲しいね。他の話とかは、深刻そうな雰囲気だけど内容はほのぼのしているから。  本のために力を出す人が出てくるが、私はそこまで本に執着がないので分からない。本は道具と思っている人には、古書を大事にする人々の気持ちは分からないだろう。だから私は大輔目線でも話を追っている。  大輔といえば、大輔と栞子が名前で呼び合う時の地の文に、この記録もこの時から名前で呼ぶ様にすると書いてあった。この本は大輔の書いた手記なのかな。  胸を強調する描写が多かった。なんだか、見え透いたフェティシズムで好ましくない。

    2
    投稿日: 2018.10.25
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    "第2巻も楽しめました。私の実家最寄駅が本郷台、大船なので、なんとなく似たような名前で実在する場所も登場する。本書に登場する島野書店はおそらく島森書店のこと。 大船の駅を降りて横断歩道を渡って右手にあったのが島森書店だったと記憶している。懐かしい思いでネット検索をしたら、なんと昨年閉店したようだ。実家に帰ってもぶらぶらすることもなく、目的地に直行するので、子どもの頃通った通りとかもしばらく歩いていない。大きく変わっているのでしょう。 第一巻のあとがきによると、この書店のモデルとなったような古書店は実在しないようだ。 こんな古書店があったら、実家に帰った時に散歩がてらに訪問してみたくなる。 この本を読み、古書店めぐりの旅に出てみたくなる人もいるのでは?"

    2
    投稿日: 2018.10.21
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    結局、ドラマ見てないんですが(^^;) 店主の栞子と大輔の微妙な関係が初々しくて、ほのぼのしちゃいますね。本にまつわるそれぞれのストーリーを通して、二人の関係はどうなるのか?気になりますね(^^)

    0
    投稿日: 2018.10.15
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    ビブリア古書堂の続編.フラワーセンターや柏尾川,島森書店(今はない),仲通商店街など大船人なら誰もが知っている地名が随所に.あとがきで著者が通っていた学校に関する記述があるが,北鎌倉の高台にある県立高校というとあそこしかない.鎌倉を舞台とした小説は多いが,大船となると少ない.ミステリーだと斉藤栄の作品には大船周辺を舞台とした作品がある.ビブリア古書堂シリーズは,全体を通したストーリーもあるが,ほぼ1話完結なので,結構続くかもね.

    0
    投稿日: 2018.10.09
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    謎解きは少々言い掛かりな気がしなくもないが、面白い/ しかし、胸が焼けるというか、さわやかさが少ないというか/ 母親の存在が胃もたれする/ 時計仕掛けのオレンジは良かった/ 小学生女児がアレを読んで感想を書く、本屋を飛び回り自転車を漕ぐ、なんだか泣けてくる/

    0
    投稿日: 2018.10.08
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    プロローグ 坂口三千代「クラクラ日記」 第1話 アントニー・バージェス「時計仕掛けのオレンジ」 第2話 福田定一「名言随筆 サラリーマン」 第3話 足塚不二雄「UTOPIA 最後の世界大戦」 エピローグ 坂口三千代「クラクラ日記」

    0
    投稿日: 2018.09.30
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    シリーズ第2弾。 第1弾の時は入院していた栞子が退院して、一度はビブリア古書堂を辞めた大輔も戻ってくる。 今作では栞子の過去のカギを握る作品の話や、映画で御馴染みの「時計じかけのオレンジ」の原作を巡る話が描かれる。 他にも藤子不二雄が、まだその名前になる前の本の話もあり、本当に古書にはいろいろなストーリーがたくさん詰まっているなぁと感じた一冊。 その後、超有名な作家や漫画家になったご本人の歴史の他にも、その本を所有していた人の歴史なども織り込まれ、古本の良さをきちんと伝えてくれる良作。

    3
    投稿日: 2018.09.25
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    ストーリーの展開が好きで2作目終了。すぐに読み終わってしまいました。このシリーズ(といっても2作目だが)を読むと紹介された本を読んで見たくなる。。感想文の話は、自分の読書感想文を思い出したりと後味も最高に良かった。続きがきになるのでまたシリーズ買いたいと思います

    2
    投稿日: 2018.08.21
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    再読。イイ話度は1巻より落ちるが今回は浮かび上がる謎めいた栞子母の存在が上手く使われている2巻目。主役二人の距離間もこそばゆい。

    1
    投稿日: 2018.08.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

     シリーズ第二作目。  果たしてこれは最初からシリーズになる予定の本だったのか……? と意地悪なことを考えたりもします。  物語は、栞子さんのところに出戻った主人公がやはり本に絡めた事件を解決していく話です。  一冊目と違って、そこまで血生臭い話はなくて。  どちらかというとすれ違いや、行き違いの話が多かったです。  それでもそれよりも、栞子さんのお母様の話が少し、出てきたりして、ちょっとだけ、裏側の事情が透けて見えてこようとしています。  二人の関係も、大人とは思えないくらいゆっくりで、亀の歩みのようですが、名前で呼び合う関係にはなれたようで、ちょっとだけ前進です。  もどかしい二人の話と、ちょっとしたハプニングを楽しめる方にはオススメします。

    1
    投稿日: 2018.07.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ○目次 ◇プロローグ:坂口三千代『クラクラ日記』(文藝春秋)・Ⅰ ◇第1話:アントニイ・バージェス『時計じかけのオレンジ』(ハヤカワ文庫NV) ◇第2話:福田定一『名言随筆 サラリーマン』(六月社) ◇第3話:足塚不二雄『UTOPIA 最後の世界大戦』(鶴書房) ◇エピローグ:坂口三千代『クラクラ日記』(文藝春秋)・Ⅱ いよいよ大輔と栞子の人間模様が色々明らかになってきて、話も展開し始める。前巻に続いて古書や書誌の話もふんだんに盛り込まれており、何冊か今後読んでみようと思いました。

    1
    投稿日: 2018.04.12
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    語り手である大輔と栞子の距離は縮まる。時計じかけのオレンジ、司馬遼太郎、藤子不二雄というバラエティに富んだラインナップ。

    0
    投稿日: 2018.03.31
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    「時計仕掛けのオレンジ」については勉強になりました。旧版も読んでないけど。 本編については、ようやく動き出した感があるかな。

    0
    投稿日: 2018.02.16
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    1巻に引き続き読了。 前作よりも内容の濃さとしては物足りなさを 感じる人もいると思うが、 ストーリーが展開されているという点では 面白くなってきた!と思う。

    0
    投稿日: 2018.01.30
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    著者にとっては北鎌倉は馴染の場所らしい。自分にとっても北鎌倉駅まで徒歩10分程度なので、やはり馴染があり、まぁそんなに土地勘のある話題が出てくるわけじゃないけど、やっぱりそういう本ってちょっと愛着が出てしまう。 でもって本を読む人というのはそれなりに読むほどにウンチクを持ってくる気がして、そういうウンチクは次第に頭に貯まっていくけど、でも実際にそれを開放するチャンスというのはほとんどない。でも貯まっていくのはなんというか心地よいもので、このシリーズはその欲求をさりげなく満たしてくれて、かつヒロインの萌え要素が強烈で、美人・巨乳・引っ込み思案、と揃えばもう。そんなこんなでゆるりとした事件を解決しながら、主人公のもたもたしっぷりにイライラしたりほんわかしたり、今回もわりかし楽しませてもらった。 しかし時計仕掛けのオレンジ、原作がある上にこんな結末だったのかー、と、脳にしわが一つ増えたのだった。

    0
    投稿日: 2018.01.08
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    大輔の元カノ登場。 彼を搦め手でゲットしたとのこと。 これがなにを表しているかというと、栞子さんも、彼を搦め手で捉えようとしているということだと思います。 この栞子さんの黒いところを見せているのが、この作者のすごいところというか、このお話のいいところかも。 黒い人が嫌いかというと、実はそんなことはないかも。 というか、その部分にけっこうひかれているかも。 そして、栞子さんは、自分の黒いところとか、主人公を搦め手で捉えようとしているところとかをけっこう自覚しているっぽい。 そこが、けっこうよいなぁと思います。

    0
    投稿日: 2017.12.27
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    あ、既に読了(汗) ますます謎が深まる栞子さんの母・・・という感じでした。 本に絡めた話はなかなか楽しいです。

    0
    投稿日: 2017.10.22
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    栞子さんの人間臭さが少しずつ出てきた巻でした。「時計仕掛けのオレンジ」を小学生で読んだことを恥ずかしがったり、蔑んでいる母と同じく多少人を騙すような感じで本を買い取ったり。面白いです。1巻よりも面白い。 「クラクラ日記」何冊も購入してしまう彼女の母を求める姿がいじらしいです。

    0
    投稿日: 2017.10.21
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    読書録「ビブリア古書堂の事件手帖2」3 著者 三上延 出版 メディアワークス文庫 p117より引用 “ 葬儀が終わって落ち着き次第すぐに、査 定は屋敷の中で行わせ、代金もその場で支払 わせる、値段のつかない商品は置いていかせ る、等々。蔵書が適当に処分されてしまうこ とを嫌がっていたのだろう。” 目次から抜粋引用 “坂口三千代『クラクラ日記』  アントニイ・バージェス『時計じかけのオレンジ』  福田定一『名言随筆サラリーマン』  足塚不二雄『UTOPIA最後の世界大戦』”  古書店の店主と本が読めない体質の青年を 主人公とした、連作短編小説集。  開店準備に忙しい主人公・五浦大輔、店主 の住む母屋からの呼び声に応え、向かった先 にあったのは…。  上記の引用は、買い取り依頼者への遺言に ついて書かれた一節。 色々と気がかりなのかもしれませんが、自分 の死んだ後の世界に口を出すというのは、何 とも不思議な事のように思うのですが。 残された家族が揉めないようにとか、自分の 集めたものに余程の思い入れがあるのでしょ う。遺言を残しておかなければと、思うほど、 この世に大切なものが出来るように生きられ たらいいものです。  主人公の過去や家族について、少しずつ分 かり始める巻となっています。今後の盛り上 がりを期待させる一冊なのではないでしょう か。 ーーーーー

    1
    投稿日: 2017.10.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    晶穂の話で涙が出た。 お父さんが、不器用ながらも晶穂に託そうとした本、というのが泣けた。 電車の中で読んでたから、泣くのを必死にこらえました。 目が赤くなってただろうから、傍から見たら「何だこの人・・・」みたいな状態だったかも笑

    0
    投稿日: 2017.10.07
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    第2巻。連作ものには当たり外れがあるが、これは当たり。 全体を通じた伏線の回収もされつつあり、次も読みたい。

    0
    投稿日: 2017.10.01
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    再読。2巻から読んだ人用とは言え、第一話の冒頭から栞子さんの推理力を持ち上げ過ぎなのではないかと。これは続きものの小説を読むときによく思うことで、赤川次郎の小説で毎回登場人物の紹介をするのが気になった、あれは小学生の頃だったか。1巻の「その後」を2巻の冒頭で描くのは、「続きはCMの後で」みたいな感じ? 大輔の昔の彼女が出てくるため、幼い青春時代の胸キュンエピソードが好き。

    0
    投稿日: 2017.09.27
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     読んでいた本がなかなか難しくて進みが遅かったので、息抜きにこの本を手に取りました。  面白かったし、あっという間に読んでしまいました。  前作ではずっと入院していた栞子さんがついに退院してお店で働きます。  相変わらずこの作者の人の知識がすごいです!全然知っている(読んだことのある)本が出てこない笑!  このシリーズを読むと、本当に色々な本を読みたいなと思います。本の楽しさを伝えてくれる本ですね。

    0
    投稿日: 2017.09.19
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    予想は容易だったが、やはりビブリアに戻ったんだね。今はまだ栞子に対する淡い恋心が全編を通じて感じられ、彼女に「大輔さん」と呼ばれた時のこそばゆさが伝わってきた。『名言随筆サラリーマン』は読んでみたい。大輔の元カノが出てくるあたり、今となっては甘酸っぱい青春時代を思い出してしまう。栞子の母に対する思いが重過ぎるが、大輔には栞子のパートナーになれるのか? 『クラクラ日記』は今後の伏線になるのだろうか? 疑問を残して次巻へ。

    0
    投稿日: 2017.09.03
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    栞子さんの内面やお母さんのことに少し触れる2巻。不器用な登場人物が多く、そこにまた好感が持てる。次の巻も楽しみ。

    1
    投稿日: 2017.08.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【あらすじ】 鎌倉の片隅にひっそりと佇むビブリア古書堂。その美しい女店主が帰ってきた。だが、入院以前とは勝手が違うよう。店内で古書と悪戦苦闘する無骨な青年の存在に、戸惑いつつもひそかに目を細めるのだった。 変わらないことも一つある ── それは持ち主の秘密を抱えて持ち込まれる本。まるで吸い寄せられるかのように舞い込んでくる古書には、人の秘密、そして想いがこもっている。青年とともに彼女はそれをあるときは鋭く、あるときは優しく紐解いていき ──。 大人気ビブリオミステリ、第2巻の登場。 【感想】

    0
    投稿日: 2017.08.15
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    「ボーン・コレクター」「その女アレックス」を読んだ後、 エロもグロもないこの本を読んでほっとした。 日本人にはこちらの方がリアリティがあるかも。 古書堂主人、栞子さん、大輔くんの身辺が次第に明らかになってくる。 古書蘊蓄も楽しい。 「時計仕掛けのオレンジ」に新旧2バージョンあるというのは知っていたかもしれないが、すっかり忘れていた。 映画のあのストーリーは、考えてみれば予定調和のハッピーエンドにしないキューブリック監督らしい終わり方ではあった。

    1
    投稿日: 2017.08.06
  • 第2巻

    物語が大きく進んでいくような気がします。古書に纏わる謎もさることながら、栞子さん自身の事も少しかいま見えてきました。 あとがきにもこれからが本編ですと書いてあったのでこれからが楽しみです。 1度読んでみてください。

    0
    投稿日: 2017.04.02
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     古書にまつわる謎をビブリア古書堂の美しい店主とバイトの武骨な青年が解き明かしていく。  久しぶりに第2弾を読みましたが、読み始めるとサクサク読めて一気に読み進めてしまいました。  本にまつわる謎と美しい店主のミステリアスな部分の解明を縦軸に店主と青年の恋模様が横軸に編まれたストーリー展開が連作短編の魅力を引き立てている感じがしました。  自分の好きな作家や作品が出てくる所もこの作品を読む楽しみの一つになっています。

    5
    投稿日: 2017.03.21
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    気楽に読みながら、古書の蘊蓄が謎解くみたいで 結構おもしろい。 時計仕掛けのオレンジの 初版と完全版の違い。 感想文のコピペ。ふーむ。そこまでするかな。 福田定一という名前の小説家。 福田定一が 誰なのかを知っていたら、面白みが半分。 足塚不二雄の書いた UTOPIA 最後の世界大戦。 手塚治虫の影響を受けて 手より下にある足 を使うって やはりユーモアがある。 五浦大輔がどうも中途半端。 思い切りの悪そうな、優柔不断さ。 それが 物語に だらだら感を与えている。 栞子は足を痛めているままで、身体も弱そう。 栞子は 胸が大きいらしい。 栞子の母親は、栞子にそっくり。 栞子は 母親に そっくりの性格。 その上、母親を憎んでいるらしい。 だから、私は結婚しない。 なぜか ちいさくちいさく まとめようとする。

    0
    投稿日: 2017.03.12
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    短編集。 ・足塚不二雄「UTOPIA最後の世界大戦」(鶴書房) 古書についての知識など何もないし、まして藤子不二雄についての知識もほとんどない。 かろうじて「怪物くん」が映像化されたときにインタビュー記事をいくつか読んだ程度だ。 ペンネームが手塚治虫にちなんだものだとひとめでわかる。 二人にとって手塚という人がどれほど大きな存在だったのか、よくわかるペンネームだなと。 どれほど欲しいと思っても、してはいけないことがある。 その一線を越えてしまったら、もう収集家としては終わってしまうような気がする。 「晩年」でもそうだったけれど、度を超した執着心は怖ろしい。 相手の弱みに付け込んで欲しい物を手にした智恵子。 結局、どこか歪んだ部分を抱えている点で「UTOPIA」を不当な手段で手に入れた須崎も、「晩年」のために犯罪に手を染めた笠井も、そして弱みに付け込むことで有利に取引を進めた智恵子も、みんな同じだ。 本は読んで、物語の中の世界を楽しむもの。 そんなふうに思っていられる、単純な本好きでいられることが一番の幸せなのかもしれない。 ・坂口美千代「クラクラ日記」(文藝春秋) 一度手放した本を、どうして捜していると思いますか? どんな感情を持とうと、母に変わりはない。 だから本に残されているかもしれないメッセージを捜し続けている。 何冊も何冊も、同じ本を買い続けながら。 栞子の複雑な気持ちが切ない。 智恵子にとって、家族とは、娘とは何だったのだろう。

    0
    投稿日: 2017.02.26
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    小学生時代の栞子さんに会ってみたい…。私が小学生のときは文章さえまともに書けなかった気がします(笑)栞子さんの母親について気になりました。

    0
    投稿日: 2017.02.04
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    1作目がおもしろかったから・・・ 坂口三千代 クラクラ日記 アント二イ・バージェス 時計じかけのオレンジ 福田定一 名言随筆サラリーマン 足塚不二雄 UTOPIA最後の世界大戦 以上の本が出てくる今作もおもしろかったので三作目が楽しみ。(//∇//)

    0
    投稿日: 2016.12.23
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    1巻が面白かったので、即、図書館で借りてみた。 昔ながらのライトノベル(三毛猫ホームズとか)のようで、1~2時間くらいでさくっと読めるのがよい。 いわゆる安楽椅子探偵モノなんだけど、実際にある本をベースにしているので、読書家の方はさらに面白く読めるのでは? 結果、この後3~5巻まで一気に借りることになる。

    1
    投稿日: 2016.09.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1巻を読み終えたあと、続きが気になり購入。 古書を一冊づつ鍵としながらも、栞子の母の存在が少しづつ顕在化していく。 ・プロローグ 坂口三千代『クラクラ日記』  栞子が母が失踪する時にメッセージとして残した本 ・第一話 アントニイ・バージェス『時計じかけのオレンジ』  読書感想文から明かされる、完全版と削除版の存在。  「わたしたちは書いたものを削除することはできる。   しかし、書かなかったことにすることはできない。」 ・第二話 福田定一『名言随筆 サラリーマン』  司馬遼太郎の作品に託した、父の想い  「もともと誰かの秘密って、そう簡単に分かるようには   なっていないんじゃないですか」  「どんな感情も放っておけば、いずれは遠ざかって、   どこかへ消え去ってしまう。」 ・第三話 足塚不二雄『UTOPIA 最後の世界大戦』  稀少漫画をめぐる悲しい嘘と秘密 ・エピローグ 坂口三千代『クラクラ日記』  栞子は中身を確認せずに手放した母からの本を探し続け、  本当のメッセージを受け取りたいとの思いが伺える。

    0
    投稿日: 2016.09.27
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    シリーズ第2弾。短編4編。 退院し、ビブリア古書堂に戻ってきた栞子は、大輔と共に働くが、またも古書にまるわる日常の謎が栞子の元へ。そして大輔が不思議に感じている栞子の母親の謎は? 映画でしか見ていなかった「時計じかけのオレンジ」が、旧版と違うとは知らなかった。

    2
    投稿日: 2016.09.20
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    (内容) 鎌倉の片隅にひっそりと佇むビブリア古書堂。その美しい女店主が帰ってきた。だが、入院以前とは勝手が違うよう。店内で古書と悪戦苦闘する無骨な青年の存在に、戸惑いつつもひそかに目を細めるのだった。変わらないことも一つある―それは持ち主の秘密を抱えて持ち込まれる本。まるで吸い寄せられるかのように舞い込んでくる古書には、人の秘密、そして想いがこもっている。青年とともに彼女はそれをあるときは鋭く、あるときは優しく紐解いていき―。

    1
    投稿日: 2016.09.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やっぱり、面白いわあ・・・。 (図書館で借りられる)最新刊まで読んだので、あらためて一から読み直ししてるんやけど、このシリーズ、ほんまに面白い。 買ってもいいくらい、面白い。 (何その上から目線) 前回に読んだときは 「何なんこの栞子さん巨乳推し・・・」 と、大輔の視線が気になったけれど(笑)、それもこれも 「この二人ほんまに付き合うんか・・・」 ちゅう状態になった今となっては、大輔が栞子さんに惚れた理由巨乳があってもしょうがないよなと思える。 イヤイヤ栞子さんの無防備さとかアンバランスさがよかったんだよね、大輔! そしてあとがきで著者が 「いよいよ本編です」 と、いうていたのも、前回は こんなけ巨乳推しになって、何が本編なのか! と、思ったけど(むしろ私がどんなけ巨乳巨乳いうてんのか)、智恵子さんが登場してきたことが 「いよいよ本編」 やったわけやねー。 (当たり前) (むしろ私の読解力大丈夫か) このシリーズを読むといつも読書をしたくなるんやけど、今回気になったのは「時計じかけのオレンジ」でした。 でもなんか、すごい重そう? あと、「虫コミ」とかね~! 私らも持ってたよー、ドラえもん。そのほか、古い少女まんがも持ってたけど、捨てたよね。 あの頃は古本を売るなんてことがなかなかできひんかったもんなあ。 チェーン店といえど、古本業界が身近になってよかった。笑 あと、古書や図書館の本に対し、 「誰が触ったかわからない本を手にするのが嫌」 と、いうコメントを見てびっくりした。 そうか、そんなこと、考えたこともなかったな。^^ とりあえず、次作もリクエスト中。まさかこのシリーズをここまで繰り返し読むことになるとは・・・(1日もかからずに読めてしまうのもいいんやろうな)。 (2015.08.16)

    0
    投稿日: 2016.09.10
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    4 栞子さんの母の話が始まる。五浦とも徐々に親密になってくる。古書を扱ったほのぼのとした世界観がとても面白い。最後の世界大戦は面白そう。

    0
    投稿日: 2016.08.28
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    それぞれの話が、古書を巡るプチミステリーな内容と本についての知識がマニアックで、そういうことか!、へぇー、と感心しながら一気に読んだ。

    0
    投稿日: 2016.07.17
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     1作目が面白かったんですが、何となく遠ざかっていた2作目です。  イイ感じですね。表現するには、私の語彙が足りないです。 なんだろうな?淡い青春。純情。謎解き。    上手く表現できないですが、ビブリア古書堂が実在するならば、間違いなく行きたいです。

    0
    投稿日: 2016.04.07
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    同じくトークショーのために再読。ビブリア古書堂のお客さんがまた個性的で面白い。栞子さんと大輔さんの距離感が良い( ˊᵕˋ* )

    0
    投稿日: 2016.02.10
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    ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ第2巻。 今回もとてもおもしろかったです。 物語の中に引きこまれるのであっという間に読み終わって しまいました。

    1
    投稿日: 2016.01.30
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    あとがきに「物語はようやく本編というところです」という記述がありますが、バックグラウンドが程良く明らかになった登場人物達が生き生きと動き出し、まるでそこにいるような描写が素晴らしかった。  ~栞子さんと奇妙な客人たち~がそこそこ面白かったので、~栞子さんと謎めく日常~も読んでみました。前作は、ほのぼのした物語りが心地よかったのですが、本作は、そのほのぼのとした魅力にスピード感が加わってスリリングさに溢れていました。使い古された言葉ですが、正直言ってページを捲る手が止まらなくなり、通勤時間と休憩時間で読了してしまいました。  読者を翻弄しようとするような当てつけがましいややこしさがなく、滑らかに起伏する緊張感がとても心地よいです。あとがきに「物語はようやく本編というところです」という記述がありますが、前作をプロローグのような扱いにして登場人物をエピソードで紹介したという余裕がにくいです。  本作では、バックグラウンドが程良く明らかになった登場人物達が生き生きと動き出し、それぞれのシーンで自分がまるでそこにいて、息をのんで物語りを鑑賞しているような臨場感のある描写が素晴らしいと思いました。

    0
    投稿日: 2016.01.24
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    主人公の男性は再び古書堂のバイトを始める。店主の女性に惹かれていることは1巻と変わらない。今回は この女性 栞子さんの家族のことが出てくる。一気に読める一冊だ。

    0
    投稿日: 2015.11.30
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     栞子さんの影の部分、生い立ち、身の上話が少しずつ明らかになっていき、栞子さんに対するイメージが「本の虫で内気な女性」っていうだけではなくなったのが嬉しい。

    0
    投稿日: 2015.11.29
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    1巻と変わらず読み進めやすくて面白い。初めてビブリア古書堂の世界に触れた時の印象を星5と考えると、2巻は比較的おとなしめの日常という感じだったので、この巻単体の評価は4かな……。 なにが「評価は4かな……」だよ偉そうに。3巻買ってきます。

    0
    投稿日: 2015.11.28
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    古書にまつわる話なので、勉強にもなります。面白いのは、古書に絡んだミステリーを栞子さんが解き明かす場面。普段の頼りないのに、謎を解き明かすときになると急にいきいきして頭が切れる女性に変わるのも読んでいて面白いです。

    0
    投稿日: 2015.10.31
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    古書ミステリー2巻目。 マニアな美人ていいです。なんか浮世離れしててぐっときます。現実に居たらばついていけないわとなりそうですが。 実際にこういった古書店に行くと興味の無い本ばかりなんで見るもの無かったりするなですが、この本は本の内容まで突っ込んで書いてくれるので、その本読んでみたくなるから不思議です。町の古い古書店への見方が変わりそうです。

    0
    投稿日: 2015.09.21
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    「時計じかけのオレンジ」は映画しか観てなかった。原作小説も読んでみるとするか。 先が読めてしまう展開ではあったが好きなタイプの話だった。 古書と北鎌倉というロケーションの組合せが絶妙。栞子さんや五浦大輔、その他の登場人物が今日も北鎌倉で古書の買取りやら整理をしているような気持になる。

    0
    投稿日: 2015.09.19
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    ビブリア二冊目。前回かなり楽しく読ませてもらったので、今回もウキウキでページを開きました。 ああ。やっぱり読みやすい! するするっと目に入ってくる文体にぶっきらぼうで優しい主人公と完全なる本の虫のヒロイン。 今回は主人公大輔の元カノやヒロイン栞子さんの母親の存在もでてきて、登場人物がよりわかりやすくなっています。 ミステリー的には前回のほうがひねっていたような気もしますが、今回は作者様もあとがきで触れていますがこのシリーズの本題に入ってきたみたいなので、これからがとても楽しみです。 実はすでに5巻までは購入済みですので、大切に少しづつ読み進めようと思います。

    0
    投稿日: 2015.09.03
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    私には珍しく、一気に集中して読めてしまう。 栞子さんが好みだという理由だけでは無いと思う(笑) 急にマンガの話とかも出てきて意外。

    0
    投稿日: 2015.08.14
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    第三話『UTOPIA』が好き。 色々な本の知識があるってスゴイやね〜。憧れる。 読んでもすぐ忘れてしまうあたしって……。 その分、余計に読書が楽しめると思うことにしよう(笑)。

    0
    投稿日: 2015.08.08
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    このシリーズ、結構好きかも知れない。なかなか毎回の謎も凝ってるし、テーマになる古書のジャンルも様々。一貫したストーリー性もあって、登場人物の秘密や展開も気になる。また次の巻を読みたくなる。

    0
    投稿日: 2015.07.27
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    五浦くんと栞子さんのコンビもなかなかいい感じになってきましたね。 今回は小菅さんとこの妹さんの登場や、 五浦くんの元カノ、 栞子さんの失踪したお母さんの話など、 いろいろな人物が絡んできてます。 栞子さんのお母さんについての謎解きもやっと始まった感じ。

    0
    投稿日: 2015.07.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2015/7月9日読了。図書館にて。おもしろかったー 栞子ちゃんと大輔くんいいコンビ! 2巻目から読んじゃったので1巻目から、制覇しよー またまた 本にまわつわる ステキな物語に出会えました♪

    3
    投稿日: 2015.07.09
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    このシリーズは連作短編集だと思っていたら、裏にビブリア古書堂店主・栞子さんの話が一本通っていることが分かった。 前作より古書の情報は少なめで、それにまつわるエピソードの割合が多くなった気がする。大輔の過去の恋話なんかも出てきて面白い。このシリーズは、読んだことない本でも読んだ気になれるのもよいところだと思う。

    0
    投稿日: 2015.06.21
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    北鎌倉の昔からある、古本屋「ビブリア古書堂」を「本の虫」な店主、篠川栞子と、本が読めない体質の五浦大輔が営んでいた。そこに、持ち込まれる古い本にまつわるミステリーを解き明かしていく。シリーズ2巻目。栞子が話したがらない母、篠川智恵子が10年前に失踪し、智恵子はあくどい方法で貴重本を入手したりしていたことを知る。そして、栞子がいくつもの「クラクラ日記」を買っては店頭に出す・・という謎の行動の理由もわかってくる

    0
    投稿日: 2015.06.12
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    シリーズ第2弾! 大輔と栞子さんの距離がじりじりと縮まっている! ミステリの展開も気になるが、よっっぽど二人の関係の方が気になる。。。 私の中では恋愛小説に分類されつつある。 プロローグ、エピローグでストーリーの大事な部分に割とさらっと触れてくるので、気が抜けなかったり…

    0
    投稿日: 2015.06.01
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    1巻読んだ勢いで購入してさくっと読了。1巻よりオチが読めたところがありましたが、それはそれでまあいっかと。確実に五浦くんと栞子さんのフラグはビンビンに立ってきているようですので早く続きを!!!!!あと2週間程おとなしく待ってます。栞子さんのパワフル版(色んな意味で)なお母さんも気になるところです。ところで思わず1巻の表紙を見返してしまったのは私だけではないと思いたいところです。

    0
    投稿日: 2015.05.30
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    やはり、面白かった。 実在する古書だから、登場人物も実際に居ると錯覚してしまいそうになる。 読書して現実逃避したいのだが、現実がなかなか逃げてくれない今日この頃。 '15.05.30読書完了

    0
    投稿日: 2015.05.30
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    三上延氏による日常の謎ミステリ小説『ビブリア古書堂の事件手帖』第2弾。 栞子さんのお母さんの秘密が少しずつ明らかになるのが本作。 1作目を読んだときにも少し思っていたのですが、連作短編の形式を取ってはいるものの、プロローグや1話目でのストーリーが絡んでくるので、1話1話をしっかり読んでいく方がいいですね。 1作目で出てきた登場人物も引き続き登場して、読者を楽しませてくれます。 ライトな読み味や文章の紡ぎ方も自分には合っていて、しっくりくることが再確認できました。ノンストレスで読めるのが幸せ。小難しい本を読んだ後なんかは、なおさらです。 読み終えて、続きの卷も一気に読みたい気持ちが湧きあがっていますが、この読み味を提供してくれる作家さんは貴重なので、これからも重いディナーの後の「デザート」感覚で読んでいけたらなと思います。

    0
    投稿日: 2015.05.06
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    主人公と栞子さんの距離が縮まってきた気がする。いろんな本が出てくるけど、ほんの一部しか引用されていなくても、魅力が伝わってくる不思議。続編も読みたいです。

    0
    投稿日: 2015.04.29
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    今回は古書に纏わる事件だけでなく、栞子さんの過去や胸に秘めた想いの一部についても触れられていて、とても興味深かったです。 恋愛的な進展は微妙だけど・・・「大輔さん」「栞子さん」と、お互いを名前で呼ぶようになったのはいいですね。ニヤニヤしちゃいました(*´艸`*)

    0
    投稿日: 2015.04.24
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    1巻を読んでから、 しばらく次ぎを読むまで期間が 空いてしまったけど 読み出すと面白いね。 そして本と人との謎が気になり ついつい読んでしまうね。 すべて実在する本ってのがすごい! ちょっと古書に関して 詳しくなったような そんな錯覚をしてしまいます。

    0
    投稿日: 2015.04.17
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    コージー・ミステリ系は好きです。 何かに急き立てられる状況ではないが、日常の謎を通してふとした瞬間に、やりたい・やってあげたい・知りたい事が芽生え、ちょっとした勇気を出してやってみようという、そんな気持ちを持った人を応援したくなるような話があるからです。 本にまつわる話では栞子さんは無類の強さを発揮し、バシバシと読者と栞子さん以外の人物を驚かせていくのは爽快です。 前回のように身の危険が迫るような緊迫した雰囲気はなく、盛り上がりには欠けるものの、五浦大輔がビブリア古書堂に舞い戻り、栞子さんは大輔君の元恋人を、大輔君は栞子さんの母の事を 互いの知らなかった事実を少しずつ知っていき、仲を深めていく話にホッとします。 ミステリー要素を求めようとするならば、その成分は薄めかもしれませんが、こういった回も私は好きです。

    0
    投稿日: 2015.04.16
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    人が死なないライトなミステリ第2巻。 1巻と続けて読破した。 栞子さんの過去を垣間見える巻だった。 母という存在の伏線も張られているし、次巻も気になる。

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    投稿日: 2015.04.06
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    ドラマを見ていたので。知らない小説に出会えて、それを読もうと思えるのが良いですね。時計じかけのオレンジはこれで知って映画を見たけれど残虐シーンも多いしバッドエンドだしで小説を読むのはためらわれる…

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    投稿日: 2015.03.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2015/03/20再読了。 どの巻も面白いんだけど、自分と同年代の人が出てくるとさらに面白くなるよな。僕が小学生の頃も空前のドラえもんブームでどこの本屋に行ってもドラえもんのコミックが売っていなくて仕方がないから別の藤子作品を買ってさらにはまっての繰り返しだったなと懐かしくもあった。 栞子さんと大輔君ほどではさすがにないけど、おくさんも本がダメな人だったからよくいろんな本の内容を話してあげてたなと色々思い出してしまった。 そういえば昔は近所にあんなにたくさんあった古書店が今は一軒も無いですね・・・

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    投稿日: 2015.03.20
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    気軽に電車で読める本です。題材となっている本を読んでみたくなります。 母親の素顔がチラホラ見えてきます。どんな展開になるのやら。楽しみです。 栞子と五浦君の仲も。。このままなんだろうな笑

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    投稿日: 2015.03.07
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    面白かった……が、読み終えたのが随分前なので、話が混ざって内容を忘れてしまった……。 謎解きそのものよりも、本の知識に目を奪われる作品だと思っている。 25150219

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    投稿日: 2015.03.05
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    第1作目が物語の序章で、今回の第2作目でいよいよ本編が始まったという感じ。少しずつ大輔と栞子の距離が縮まってきて、お互いの過去もだんだん明らかになっていく。 古書が持つ、持ち主たちの様々な物語が古書の内容と絡めながら解き明かされていく感じはやはりおもしろい。 登場した古書については1作目の方がおもしろいと思った。

    0
    投稿日: 2015.02.24
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    さくさくと読めるが、古本には持ち主の様々な思いが詰まっていると深みと面白さを感じる。大輔の元カノの晶穂、栞子さんの過去、小菅姉妹の事など、古本は本自体に人間模様などが映し出されていて、奥の深さを感じさせる。栞子の母の話に、しんみり。親子関係に一旦ヒビが入ると修復するのに時間がかかるが、やはり似ている所が出るのは血の繋がった親子だからなのか。本のスリップや法律用語も出てきて、また一つ勉強になった。今後の大輔と栞子の関係も気になる。書いたものは削除できるが、書かなかったことにはできないのが印象に残った。

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    投稿日: 2015.02.23
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    相変わらずさらさら読めます。栞子さんの魅力が私の中でさらに増した巻でした。美しく本に詳しい人は洞察力の鋭さから悲しい過去も甦らせてしまうんですね。するする進む二人の関係、元カノと父親の不器用な愛情。読みごたえもあり、難しすぎず…このシリーズが人気なのがやっと分かった気がしました。栞子さんの母親は本当に想像するほど計算高く、恋愛体質の人だったのかな…違うことを祈りたいです。

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    投稿日: 2015.02.23
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    一巻同様、物語に引き込まれてミステリの中でも読みやすい印象。 実在する本を話に絡ませ、その本の大体のあらすじを紹介しているので読んだことがなくても物語を楽しめるが、実際にその題となっている本を読むことでより物語を楽しめるのではないだろうか。 栞子と大輔の関係が今後どうなっていくのか、栞子の母親についてなど続きが読みたくなる作品

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    投稿日: 2015.02.21
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    1巻より面白かったなー ラノベじゃなくて普通の本だね 古本屋ってことで東京バンドワゴンを思い出した ちょっと似てるな 1巻とは違ってちょっと後味の悪い話も多くなった あとは栞子さんと大輔くんの話も 栞子さんが変な人で母親に確執があるのはラノベっぽいけど昨今は普通の小説でも多いからね 作者さんは結構な量の本を既に出してるし なんでメディアワークスから出したか疑問 ハードカバーでも良さそうだけどなー 作者さんがラノベって形にこだわりがあるのかな?

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    投稿日: 2015.01.24
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    ライトノベル感は前巻同様。 「本」の内容、うんちく等々を語らせなきゃいけない分、 会話が多くなってそう感じるのかも。 鍵の「本」についても相変わらずあっさり説明だが、 変に詳細に語られても興ざめするから、こんなものか。

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    投稿日: 2015.01.24