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99%の誘拐
99%の誘拐
岡嶋二人/講談社
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総合評価

411件)
3.7
74
156
147
15
1
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    2005年この文庫がすごい第1位の作品。気持ちよく最後まで読めた。しかしこんなにバレナイデ上手く事が運ぶものなんでしょうかね。

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    投稿日: 2006.02.05
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    第二章あたりから急展開して行きどんどん引き込まれます。前事件の犯人がほぼ最後までわからなかったのも好印象。鈍感なだけでしょうが・・・。最後の締めがいまいちだったので四つ星で止まりました。

    0
    投稿日: 2006.02.05
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    パソコンが今ほど普及していない時代のお話。この話で犯人が取った手口が実際に出来るのかどうかは知らないけど、それでも面白かった。パソコンが深く関わっている話だったから読みやすかったのかも。「2005年のこの文庫がすごい!」私もそう思った。

    0
    投稿日: 2006.01.28
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    面白くてどんどん引き込まれたけれど、読後に何も残らないような空しさが感じられました。  しかしよくできた小説だとは思います。あともうひと味、足りなかっただけで。

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    投稿日: 2006.01.25
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    岡嶋二人の99%の誘拐を読みました。岡嶋二人は結構気に入って読んでいる作家です。残念ながら既にコンビは解散してしまっていますが、文庫本で出ている小説はほとんど読破しています。今回のこの小説は技術面に特化していて、登場人間の気持ちや行動の描写が不十分だったので、私としては評価は低いですね。また、技術面にしても当初計画からのズレが発生して、それをどのように対応せざるを得なかったか、というような描写があると面白かったんじゃないかな、と思いました。

    0
    投稿日: 2006.01.25
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    昨年末に図書館で借りて読んだ本。(借りてきたのは相方だが) 最近起きた乳児誘拐事件の容疑者がこの小説の手口を真似たと供述したそうでビックリ。 それはさておき感想ですが一気に読める軽快さは気持ちよいのですが理系人間の視点から見ているせいか 何かとうまくできすぎていてリアリティ・ドキドキ感に欠けますね。 これを読む前に「模倣犯」を読んでいたせいかもしれないけど。

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    投稿日: 2006.01.14
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    まだPC(ネット)が一般に普及する以前の時代のお話.技術的には少々古いけれども,内容はなかなか面白い。

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    投稿日: 2005.12.11
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    ハイテク犯罪がまんまと成功してしまうお話で、読んでいる間は犯人に共感する面もあって、失敗しないようにと願っていたりもしたのですが、そのまますんなり終わってしまったのにも少々拍子抜けした面がありました。なんかお約束が違うような。。。人が死んだりするわけでもないので、まぁいいか。。。 本の帯に「この文庫がすごい!2005年版 第1位」とあったので、てっきり最新作かと思って読んでいましたが、1988年の作品だそうです。モデムでパソコン通信の時代に、ここまでやれたんだろうか?という疑問も残りましたが、トリックは良く出来ていると思いました。 2005/11/9

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    投稿日: 2005.11.12
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    コンピュータ技術を徹底的に活用した復讐劇。現実的に再現できないのでちょっとSFっぽいかも?? 本屋さんでプッシュされていたので「あれ?岡嶋二人再結成したの?」と勘違いして購入したのですが、実はとても古い作品だったのですね。今読むと、技術的な部分で「?」を相当に感じてしまう部分がありますが、当時としては本当に新しかったのだろうということは疑いありません。 正直後半の主人公による復讐戦よりも、冒頭のお父さんの手記部分の方が緊迫感があって印象に残ります。あの、途中で消されてるところとかもいいですね。 今読んでもスピード感があるのでささーっと読めます。読ませます。

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    投稿日: 2005.11.03
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    2005年この文庫がすごい!の1位に選ばれた誘拐ミステリー。20年位前の作品ですが、コンピュータを駆使した知的誘拐は画期的です。作品中、二つの誘拐が出てきますが、犯人の見事な逃走劇にぐいぐいと引き込まれてゆきます。ただラストもうちょっとひねりがほしかったなあとも思いますね。

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    投稿日: 2005.07.24
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    岡嶋二人の作品です。用意周到に準備されたハイテク誘拐の謎に迫るミステリー。 末期がんに侵された父親の手記により、自分がかつて誘拐されたことを知った少年はそれから12年後、新たな誘拐事件へと巻き込まれることになる。 コンピュータを使った犯罪トリックもさることながら、完全犯罪へとなりそうでならない、99%の犯罪。 最後には切なさが混みあげる第十回吉川英治文学新人賞受賞作。

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    投稿日: 2005.04.04