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99%の誘拐
99%の誘拐
岡嶋二人/講談社
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総合評価

411件)
3.7
74
156
147
15
1
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    5歳のときに誘拐にあった生駒慎吾が20年後、事件の犯人に対して復讐の誘拐事件を挑む。 今では想像に難くないネットを駆使した犯罪だが、当時は衝撃だったのか?

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    投稿日: 2008.12.07
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    昔、自分が誘拐されて身代金5000万円を奪われた詳細を亡き父の手記によって知ることになった生駒慎吾は、ある計画を思いつきます。 昔の誘拐事件と、新たに起こる誘拐事件。二つの事件が詳細に描かれています。なぜこの事件が起こったのか?身代金5000万円はどこに消えたのか?犯人は?本当の謎はそこにあります。そして2つ目の誘拐はコンピュータを駆使したものなのですが、この本は1988年刊行。20年前ではないですか!それにしては、十分今でも楽しめるものになっています。 作家の岡嶋二人さん、私は知らない作家だったのですが、名前どうり二人の共作なんですね。現在はコンビを解消。この本のメインの作家である、井上夢人さんの作品を見てみたいです。

    0
    投稿日: 2008.12.03
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    最後まで読んだけど、ふ〜〜ん って感じで読んでしまい、驚きとか、すごい!!とかがあんまりなかったかも。 でも一人で誘拐事件を起こす所は、すごいなぁと普通に関心。

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    投稿日: 2008.11.18
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    展開が速くておもしろいが,途中で一人称がコロコロ入れ替わるから,読みづらい部分はあった。 技術的な話は個人的にかなり興味深い話で,それを25歳の青年が一人でやってしまうところがスゴイの一言。

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    投稿日: 2008.11.08
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    −−その五千万は、人生を賭けた五千万だった。 イコマ電子部品の社長、生駒洋一郎は息子を誘拐され、会社立て直しのため必死の思いで集めた五千万を要求される。 五千万を七十五キロの金塊に換えろと犯人は要求、フェリーで暗号テープを聞かされたり奇妙な指示をくりかえさせられたあげく、金塊は海に投げ込まれた。 結局五千万を失い、会社をカメラ会社・リカードに吸収合併されることとなった父親はその事件の詳細をノートに書き記し、息子へと遺した。 その息子の慎吾は優秀な技術者に成長し、カナダへと渡る。 しかし彼は誘拐事件を忘れてはいなかった。 慎吾は精巧に組み立てたプログラムを使って、リカード社社長の孫を誘い出し、カナダから彼を誘拐することに成功する。 十億をダイヤに換えろ。 慎吾は自分が誘拐されたときと同じように、ストーリーをなぞってみせる。今度は犯人として。その目的とは・・・? いやあ、面白いですね。すごくリーダビリティがあります。 正確には4.5点くらいつけたい。 無駄のない文章が、慎吾というキャラクターをありがちな人物造形に落とし込むことなく、ちょうどいいバランスで見守らせてくれます。 こちらとしては、犯人視点から読むわけだけれども、手法も知らない、しかしどうやら頭のいい犯人だ、ということでハラハラ半分、ワクワク半分という感じで読めます。 慎吾が起こした誘拐事件の顛末は?十二年後の事件の真相は? 読み終わってスッキリできる小説です。 でも解説は蛇足。作品と作者をつなげて考えるのは文学者として安直すぎると思いませんか。

    0
    投稿日: 2008.11.02
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    レビューはブログにて。 http://tempo.seesaa.net/article/108885916.html

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    投稿日: 2008.10.31
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    昭和五十年十一月二十八日、大手カメラメーカー・リカードの半導体機器開発事業部長であった生駒洋一郎は、東京・品川区の関東逓信病院に入院した。

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    投稿日: 2008.10.29
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    2008/10/4 友だちに貰ったままずっと放置していたけど、読み始めたら止まらなかった。 ずいぶん前に書かれた本だからもっと古臭い感じなのかと思ったけど、そんなことはなく、とても読みやすかった。

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    投稿日: 2008.10.04
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    完璧この作者アタリだなぁと。 夢人作品も含めたらこの人のは三冊読みましたが、見事に全部あたりです。 正直相当おもしろいです。読みやすいし。 アスカ、かわいいなぁ……。 欠点は欠点っていうものは見当たらないけど、恩田さんや乙一さんみたいにぐわっとひかれるものがないところ。かな? なんとなーくいつも満点はさけちゃう。

    0
    投稿日: 2008.10.01
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    あとから考えると、「ありえないだろー!」とつっこみどころが満載だったりするが 読んでいる時には一切そういうことを思わせない、スピード感のあるストーリー展開についのめり込んでしまう。 古い作品らしいので、その時点でこれだけの「装置?」を考えたのもすごい。 読み物としてはなかなか面白いです。

    0
    投稿日: 2008.09.13
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    ずいぶん前に書かれた本なのに、 ハイテクなかんじでどんどん犯罪が進められてく なによりテンポがよくて どんどん読めちゃう。 設定、犯罪はおもしろかったけど、 仕掛けがほぼないし最後がいまいちだったかな

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    投稿日: 2008.08.23
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    とある会社社長の息子が誘拐され、その会社も、社長も 運命が狂わされてしまい、その二十年後、当時の関係者の 近辺で、新たな誘拐事件が起こります。 しかもその誘拐事件がコンピューター等を駆使して 警察にもなかなか尻尾をつかませない…。 犯人は元々分かっていますが、とにかくスリル満点で この先どうなるのか知りたくて、文字を追っていくのも もどかしい気持ちにさせられました。 過去の事件について私の中では今ひとつ スッキリしなかったのですが、 それ以外はすごく楽しく読めました。

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    投稿日: 2008.08.14
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    本屋で平積みされ人気があると書いてあったので新しい本なのかと思ったら1988年の作品なんですねえ。インターネットだのバーチャルだのと言った台詞が多く出てくるのですが、私には殆ど知識もないので今時の話だと思いました。ビックリ! ま、確かに言われて見れば携帯電話はでてこなかったか。(笑) とても読みやすくて一気読みしました。 すごく面白かった。 保存版とはいかないけれど、本は購入してあるので、、、案外ホントに保存してしまうかも(≧з≦) 

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    投稿日: 2008.06.21
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    時間の流れが変わるのにうまく書かれているからか 違和感なし。二人はもいないけど、残る作品だと思う。 緻密なことが好きな人ははまるかもしれない。

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    投稿日: 2008.05.25
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    こういう本を読みたかったんだ。第一章を読みながらそんな風に感じた。第二章を読んでもそれは変わらなかった。2年間目の前に合ったのに、どうしてもっと早く読まなかったのか…甚だ疑問。

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    投稿日: 2008.04.24
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    企業戦略のために少年が誘拐され、 父親の会社が身代金で資金難になり 会社が買収されてしまう。 12年後、少年だった主人公は父の遺言を読み 復襲として買収した企業の跡取りの誘拐を コンピュータ制御化による完全犯罪を決意した。 パソコンやハイテクを駆使した犯行は スピード感と緊張感があります。 バイオレンスなシーンがないのは 主人公の信念なのかもしれません。

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    投稿日: 2008.03.28
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    インターネットと携帯電話が今ほど普及してない、一昔前のお話で、トリック自体はもう時代遅れなんだけど、でも良くできたお話。 誘拐された者が、大人になって誘拐をする者になる。その理由と真実にゾクってきた。 いつの時代も一番怖いのは人間かもしれない。

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    投稿日: 2008.03.17
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    読みやすい。一日で読んでしまった。 当時のハイテクってことで、現在のITを分かってる人からすると懐かしいようなところもあるが、小説自体は古くても色あせているというわけではない。

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    投稿日: 2008.02.24
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    犯人が営利誘拐を「完全犯罪」として達する事が出来るかどうかという作品。何時、失敗するかヒヤヒヤしながら読みました。PCを扱うトリック。20年前の作品という事で、当時、この内容を書かれた事が凄い!!

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    投稿日: 2008.02.18
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    友達の好きな作家を巡るキャンペーン。適当に図書館から借りてきたんだが、面白かったー。犯人は最初から解ってるんだけど上手く犯行が完遂できるかどうか、以前の事件をどうトレスしていくのか、短いながらも読者を引き込ませてくれた気がします。昔だからこそできる犯罪だよなー。プログラム相手にするってのは「すべてがFになる」もそうだったっけ?それと十角館にも似てるなと思いました、つーても十角館あんま好きじゃないんだが。今度は友達がお勧めしてるやつを読みませう。

    0
    投稿日: 2008.02.06
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    20年の時を経て行なわれる2つの誘拐のストーリー。 この作品を88年の段階で上梓できるのは凄いことだと思う。今でこそ音声認識とか無線LANとかは誰もが知っていて当たり前の技術だが、88年段階では小説のトリックとして利用しようとしてもSFレベルの荒唐無稽なモノになってしまってもおかしくなかったはずだ。それを違和感なくエキサイティングなストーリーの中に利用しているのが秀逸。 惜しむらくは、2度目の誘拐の動機がイマイチ切実に感じられなかったことか・・・結構文中では言及されていることなのだが、どうも自分の場合は心に響くには至らなかった。

    0
    投稿日: 2008.01.30
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    「万にひとつも不心得な模倣犯が現れぬよう、 わざと犯行過程に実行不可能な手順を紛れ込ませておくのは、言わばミステリ作家としての良識」 ということが解説に書いてあった。 だから、この推理は物理的に不可能じゃーとかいう文句を垂らすやつは 勉強が足りんというような西澤氏の主張。 岡嶋二人という方が執筆しているように思うけど これは徳山さんと井上さんの共作筆名である。 筆者が後半の事件でなぜ彼が犯行に及ぼうとしたという動機を 加えないことで何を想像してほしかったのか、疑問。 謎が残る。 昔起きた完全犯罪の誘拐が引き起こす新たな誘拐事件の話。 さらっと読めておもしろい。

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    投稿日: 2008.01.14
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    アイデアは面白い、テンポも悪くないと思う。今ほどコンピューターが普及してない20年近く前にこれを書けるのはすごい。岡嶋二人って二人の共同執筆だったということを今まで知らなかった… 2007/08

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    投稿日: 2007.12.27
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    さーっと読めます。 ミステリーってあんまり読まないんですが,面白かった。 慎吾の「スペースシャトル並みの正確さでやってやるさ」っていうことばがよかった。

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    投稿日: 2007.12.09
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    それなりに楽しかったけど、設定が突飛過ぎることと、主人公の心の葛藤が全く書かれてないことで、感情移入はできなかったかな。

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    投稿日: 2007.11.10
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    岡嶋二人の初読作品。 裏表紙のあらすじを読んでしまったので、内容がわかっている分、前半はだるい感じがした。 しかし読ませる力があるのだろう。 後半は一気に読んだ。 かなりの良作!

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    投稿日: 2007.11.06
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    コンピューターを駆使したクライムノベルなんやけど、 20年近く前に発表された作品やからギャップはすごい(笑)。 ただ、作品自体の魅力は十分にあると思いました。

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    投稿日: 2007.10.23
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    スピード感と、巧妙で緻密な計算のなされた奸計。そこがみどころ、読みどころ(*^m^*) ページを繰るのももどかしく感じるほどです。 とにかく、最高におもしろかったっ!!

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    投稿日: 2007.10.20
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    やっぱり井上夢人すげぇ…頭よすぎ。頭よすぎな誘拐犯。犯人がもう最初から読者には分かってる設定だけど、すんごいドキドキしました。子供の頃に誘拐された青年が大人になって自分が遭った同じような誘拐事件を起こす。ほぼ完全犯罪。演技も上手。サイコーにかっこいい誘拐犯でした。

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    投稿日: 2007.10.15
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    亡き父が巻き込まれた誘拐事件と、 亡き父のために起こす誘拐事件。 こりゃ面白かった! 最初から犯人が分かってて そこからじわじわ誰かが…という点と、 ハイテク技術満載な部分は東野圭吾に似てる。 ただ最後のスキー場あたりから ちょっとつめが甘い気も(何様。 いや、でもこんな誘拐初めてで面白かった!

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    投稿日: 2007.10.08
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    9月29日読了。貸し主が「これ、面白かったよ」と太鼓判を押してくれたので期待したがとても面白い!!同じ作者の「クラインの壷」のほうが私好みではあるが、これも絶品。ミステリ?としては種明かしをしすぎなのを不満に思う人もいるかもしれないが、犯人たちへの共感・共犯意識を読者に持たせるための必然的な仕組みと考えると、よくできていると思う。ラストで漂う情感がたまらない。先が分かっていてもグイグイ読ませるテンポのよさが素晴らしい。書き込みすぎない、簡素な描写もお話に合っていると思う。西澤保彦の解説も、著作リストもあるしなかなかいいところを突いていて、読後の満足感は非常に高い。

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    投稿日: 2007.09.30
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    前評判がすごくよかったから期待して読んだ文だけ、 結果的に良くなかったかな。 でも誘拐して身代金を取る方法って難しいと思っていたが、 こういう方法もあるかって思った。 参考になります。 思うに、泥棒も入り方より、逃げ方だろうしな。

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    投稿日: 2007.09.14
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    ミステリで犯人が分かってしまっても面白い作品はあるけれど、これはそこそこ。誘拐の方法としては確かに独特で感心させられたけど、視点を少し変えるだけで、優秀な警察官なら普通解決できるよな、なんて野暮なツッコミをしたくなる。

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    投稿日: 2007.09.10
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    面白い!中盤にさしかかってからやや展開が読めてしまったけれど、発想が斬新だし、ストーリー構成がいい。もう少し時代背景&人物描写を加えて、ドロ臭い人間ドラマにして欲しかったかな。でも◎!

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    投稿日: 2007.09.08
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    クラインの壷に比べるとサッパリとした感じ。でも当時に書いた文章でこれだけコンピューターの進化を予想してるとは…。

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    投稿日: 2007.08.15
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    物語は昔起こった誘拐事件から始まる。新しく開通されたフェリーを巧みに使って完全犯罪を目論もうとするのだが・・ そして現在に戻る。ここで起こった誘拐事件も新しく普及した「コンピューター」を巧みに使われた完全犯罪であった! 一回読んだら止まらない。最後の結末は如何に?!

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    投稿日: 2007.08.09
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    うーん、確かにおもしろいんやけど、 あとちょっと何かあればと思いました。 読みやすさを求めすぎたのかも。

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    投稿日: 2007.07.23
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    謎の誘拐事件によって人生を狂わされ、無念の内に死んだ父。その誘拐の被害者である息子にが企てるハイテク復讐劇。18年前の本であるが、今読んでも十分に楽しめた。ただ、色々と割り切らなければならないところも多いがそこはご愛嬌。400pを超えるが、飽きさせず、スラスラ読めるようになっている。

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    投稿日: 2007.07.14
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    アイデアとしては面白かった。良くも悪くも複雑になっていないので、スラスラっと読みきることが出来る。だけど真保祐一ほどのスピード感があるわけではない。IT技術が作品のポイントとなっている作品なのだが、そこはやはり20年前。今なら携帯電話でそのくらいのことは簡単に出来るだろうな、と思ってしまった。一昔前の作品を読むと「これって携帯があったら、全然話が変わってくるよなぁ」ってのが多いよね。

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    投稿日: 2007.07.10
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    ~内容(「BOOK」データベースより)~ 末期ガンに冒された男が、病床で綴った手記を遺して生涯を終えた。そこには八年前、息子をさらわれた時の記憶が書かれていた。そして十二年後、かつての事件に端を発する新たな誘拐が行われる。その犯行はコンピュータによって制御され、前代未聞の完全犯罪が幕を開ける。第十回吉川英治文学新人賞受賞作。 ~~~~~~~~~~~~~~~~ アイデアが面白いし、テンポも良いのでさくさく行ける。 ただ、ドキドキさせられつつも、少し誘拐劇が順調に行き過ぎでは?と多少冷めてしまった所もあった。 登場人物(特に主人公)の心理描写が弱いので、いまひとつ感情移入できずラストも他人事のように読み流してしまった・・・ 親子二代に渡る誘拐の動機や、技術的なトリックなど他にはない要素が詰め込まれているので、それだけでも一読の価値はあると思う。

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    投稿日: 2007.07.08
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    誘拐犯が、自らに、身代金を運ばせる!? まさに前代未聞の犯罪!! 犯人が誰か分かった上で進行する後半も、父の手記として語られた前半も、どちらも、手に汗握る展開で、、、面白かったです。ラストの部分で、犯人が子供に「あなたには、とっても申し訳ないことをしました」と言うところでは、ちょっと感動すらしてしまった(笑)

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    投稿日: 2007.06.30
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    末期ガンに冒された男が、病床で綴った手記を遺して生涯を終えた。そこには八年前、息子をさらわれた時の記憶が書かれていた。そして十二年後、かつての事件に端を発する新たな誘拐が行われる。その犯行はコンピュータによって制御され、前代未聞の完全犯罪が幕を開ける。第十回吉川英治文学新人賞受賞作。

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    投稿日: 2007.06.19
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    第1章の面白さが、章を追うごとに薄れて行ってしまったのが残念。 しかしPC、インターネット、ケーブル等を駆使した犯罪は、現在のミステリー小説として楽しめる。

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    投稿日: 2007.06.08
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    「クラインの壷」同様に良くできてるなってほんとに思います どうやったらそこまでのアイデアがでるんだろう? 不思議な作品っすw

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    投稿日: 2007.06.07
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    こういう緻密って言うかこまか〜い話が好きです。展開は大きく見れば単純ですが、警察を動かすそういうやり取りとか面白かったです。

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    投稿日: 2007.06.03
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    これ書かれた当時に読んだら相当嵌まったはず。今だとありふれたネタというか、ありがちな感じがする。ハイテクも10年たてばローテクということかw

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    投稿日: 2007.05.27
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    第10回吉川英治文学新人賞受賞作。 末期がんに侵された男が、病床で綴った手記。 そこには8年前の息子の誘拐劇の顛末が綴られていた。 そして12年後……。 かつての事件を発端とする新たな誘拐劇が!! すごい!! ただその一言です。 前代未聞の完全犯罪ww 詳細は読んでのお楽しみww 決して損はさせませんw

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    投稿日: 2007.05.16
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    共著ってどうやってやるんだ?面白かったけど、題名の99%ってどうゆうことだろう。自分なりの解釈は一応あるけど・・

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    投稿日: 2007.05.08
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    末期ガンに冒された男が、病床で綴った手記を遺して生涯を終えた。そこには8年前、息子をさらわれた時の記憶が書かれていた。そして12年後、かつての事件に端を発する新たな誘拐が行われる。その犯行はコンピュータによって制御され、前代未聞の完全犯罪が幕を開ける。第10回吉川英治文学新人賞受賞作!

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    投稿日: 2007.05.07
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    過去に起きた誘拐事件。そこにはある真実が。親と子、20年にわたる復讐の誘拐劇が行われる。刊行した当時としては、画期的な誘拐手法だったのかもしれないが・・今読むとちょっと陳腐化してしまっているかな・・。

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    投稿日: 2007.05.06
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    「この文庫がすごい!」で第1位になった本だそうです。 母親と本屋に行ったときに見かけて、「これおもしろそうだよ」と買わせました。 話は、読みやすかった。 でも、とくにおもしろくもなかった。 パソコンによって誘拐が進んでいくっていう設定はおもしろかったし、こんなの思いつくなんてすごいなぁと思ったけど、なんかイマイチな印象。 「この人の、他の本も読みたい!」とは思えなかった。

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    投稿日: 2007.04.28
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    たまたま、連続して犯人視点(三人称ですが)のミステリを2冊続けて読みました。  この『99%の誘拐』は初版が1988年なのですが、2005年の「この文庫がすごい!」のミステリ&エンタメ部門1位になっているのです。よーするに名作ってことですな!  物語自体は、とても面白いです。12年の時を超えたふたつの誘拐の真の関係が見えてきたときは「おお!」ですし、主人公=犯人の行動もドラマチックでロマンチック。三人称とはいえ、感情移入するのは、どうしても主要視点である犯人です。ですから、どこで破綻するかと、ドキドキできますし、成功して欲しいと心から願ってしまう。犯人が若い男性であることも、ドキドキの要因かもしれませんが(笑)。  それから驚いたのは、コンピュータを駆使した事件だってことです。88年に書かれたものですよ!岡嶋さんの片割れ(岡嶋二人は2人の作家の合名です)井上夢人さんがいくら専門家とはいえ、当時こんな犯罪方法を考えていたとはさすがです。どりのレベルでは、現在読んでも、驚きの技術とトリックであります。犯人、すっげ頭いいな〜、と思いました。  10数年経っても読み継がれている理由は納得!って感じですが、コンピュータに詳しい方には、色々クレームもあろうことかと存じます。しかしそこはアレ、20年近く前の作品なんだからと思って、寛大な心で読んだらきっと楽しめるんじゃないかと

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    投稿日: 2007.04.23
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    誘拐にこんなすごい技術が絡んだら。世の中大変なことになるやろ〜に。ラストの展開はおもしろかった! 2007/04/12

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    投稿日: 2007.04.13
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    母に勧められて読みました。 う〜ん、期待しすぎたかな? 引き込まれて一気読みしてしまうような文章・そうか!と驚くトリックは備わってるのに読んだ後何故かすっきりしませんでした。。 2007.4.5

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    投稿日: 2007.04.06
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    末期ガンに冒された男が、病床で綴った手記を遺して生涯を終えた。そこには八年前、息子をさらわれた時の記憶が書かれていた。そして十二年後、かつての事件に端を発する新たな誘拐が行われる。その犯行はコンピュータによって制御され、前代未聞の完全犯罪が幕を開ける。第十回吉田英治文学新人賞受賞作!

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    投稿日: 2007.03.26
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    10〜20年前に読めば、そうとう斬新なアイデアだったんだろう…現在では『あ〜ね』で終わる可能性も高い。

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    投稿日: 2007.03.25
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    親子2世代に関係する誘拐事件・・今は亡き父親の無念を晴らすために、誘拐された子供が成長し、ハイテクを駆使した新たな誘拐事件を起こす。完全犯罪を狙った彼の最終目標はどこにあるのか・・。正直言えば、一人でここまで完全な誘拐をできるわけがないのだが、フィクションということで納得しよう。

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    投稿日: 2007.03.24
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    20年前に誘拐された男、それに端を発する新たな誘拐事件。 第十回吉川英治文学新人賞を獲得している作品だそうです。 一気に読みたくなるので、お時間のある時にどうぞ。

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    投稿日: 2007.03.13
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    『末期ガンに冒された男が、病床で綴った手記を遺して生涯を終えた。そこには8年前、息子をさらわれた時の記憶が書かれていた。そして12年後、かつての事件に端を発する新たな誘拐が行われる。その犯行はコンピュータによって制御され、前代未聞の完全犯罪が幕を開ける。第10回吉川英治文学新人賞受賞作!』 ◆面白いのでどんどん進んで、あっという間に読み終わってしまった。読みやすい。事件がハイテクづくしで凄い。こんな技術が自分にもあったら!と思ってしまう。ここまで出来たらもうなんだって可能な気がする。

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    投稿日: 2007.03.11
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    20年前に起きた誘拐事件。 そしてその関係者たちを巻き込んだ新たな誘拐事件が起きる。 20年前の誘拐事件の真相は…。 驚きや意外性はないが,完成度は高く,展開が気になる。 構成はうまい。

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    投稿日: 2007.03.09
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    読む物がなかった時、本屋さんで平積みにされてて何気なく手に取った一冊。 確かにハイテクだけど、そんなに目新しくは感じないし、この程度の誘拐ならそんなにハラハラもしないなぁ‥。 と思って読んでいたら、なんと20年前に書かれた本だと知ってびっくり。 当時読んでたら相当面白かっただろうなぁ。 幼稚園生だったけど(笑)

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    投稿日: 2007.03.03
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    たぶんこれ 私が好きだった2時間ドラマの原作ではないだろうか・・・。 10年以上前にやっていた 井原剛志が初出演?のやつ。 すっごいおもしろいっ。 参ったというかんじ。

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    投稿日: 2007.02.26
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    20年前、生駒洋一郎の息子・慎吾が誘拐された。救出のために洋一郎は会社を立て直すために準備していた多額の金を使ってしまい、慎吾は無事に戻るが会社は大手メーカー「リカード」に吸収される。 本編の舞台は20年後。当時犯人に奪われたはずの身代金が海の底から発見され、「あの誘拐事件はリカードの事業拡大のために仕組まれた犯罪ではなかったのか」という推測が生まれる。そしてリカード社長の孫である葛原兼介が誘拐されることになる。20年前の事件をベースにハイテク技術を駆使して行われる誘拐事件、仕組んだのは20年前に誘拐された生駒慎吾―。 今読むと登場するハイテク技術がなんだか古臭く感じてしまうところはあるが、トリックそのものよりも主人公・生駒慎吾が着々と計画を進める様子に思わず読み入ってしまう。 タイトルのセンスも良い。

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    投稿日: 2007.02.25
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    時代設定は昭和の終わり。まだインターネットという言葉すら普及していない、パソコン通信の時代、コンピュータ主導の誘拐事件発生。20年近く昔のお話なのに、全然古びてないし、面白い。スリリングな展開に乗せられて、一気に読めました。

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    投稿日: 2007.02.24
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    幼い頃に誘拐された過去、そしてその真相に絡んで起こる20年後の誘拐…。 どんどん話に引き込まれて、アッと驚かされるトリック。楽しんで読めました。

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    投稿日: 2007.02.17
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    テクノロジーの話がちょっと古いかなぁ。1998年文庫化だから、そんなもんか。ストーリー的にはぐいっっと読ませてよかったです。

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    投稿日: 2007.02.01
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    ある一定の緊張感を持ったままストーリーが進みます。適度にハラハラさせる展開も巧いです。しかし期待が大きすぎたのか、少し拍子抜けでした。

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    投稿日: 2007.02.01
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    これ、面白いね。 一気に読んでしまいました。 1988年に書かれたってんだから驚き。 20年前の誘拐事件に端を発して、今また誘拐事件が起きる。 しかもすごいハイテクな完全犯罪。 全部独りでやる孤独な犯罪。 でも、独りだからこそ意味がある。

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    投稿日: 2007.01.25
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    通信使ってのトリック ネタ的にはパソコン通信とか、ちと古くなってますがコレを20年前に考えてたとはすごいと感心しました。 引き込まれてどんどん読み進めてしまう快作!

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    投稿日: 2007.01.14
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    すごい、彼はスゴイ。知識がものすごい。さらに親子愛です。チャットがハイテクだった時代がたったの2年前・・・。時代の進化はすごいねぇ

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    投稿日: 2007.01.05
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    凄く綿密なトリックの誘拐でした。時代が時代なので感動は薄れちゃうんですが、発売当初はそうとう衝撃かも。

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    投稿日: 2006.12.28
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    生駒洋一郎が残した手記には8年前に起こった息子(慎吾)の誘拐事件に関する記憶が綴られていた。 当時5歳だった慎吾は誘拐され、身代金として5千万円分の金塊を要求される。慎吾は無事に戻ったものの、金塊は奪われ、犯人も捕まらないままに時効を迎えた。 誘拐事件から12年後、そしてまた新たな誘拐事件が発生した。 第10回吉川英治文学新人賞を受賞した作品。 誘拐の仕方、身代金要求の連絡・受渡方法など、どれをとっても新鮮。ハイテクを駆使して動き回る犯人。 1988年と20年近く前に書かれた本とは思えない。 暴力や殺人などの描写がないし、読みやすい。 ただ、犯人探しやどんでん返しの面白みがなかった分、少々物足りなさを感じるのも確か。 2つの事件後の慎吾のその後がどうなったのかもぜひ書いて欲しい。

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    投稿日: 2006.12.02
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    コンビ解消後の作品で味わった悪夢のせいで永らく敬遠していたが、やはり読まず嫌いは損だなと改めて実感した。ストーリー展開や描写など、特にどこかが秀でているとは思わないが、こんなに強烈な吸引力は久しく経験したことがない。コンピュータに制御された犯罪というのは実に興味深く、犯人が生み出した斬新奇抜な計画は、無駄なく隙なく美しい。機械の持つ無機質感と淡白な登場人物に心地よい調和を感じ、ラストまで続くその流れは期待通り。作品全体をコーディネートできる数少ない作家だと思った。

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    投稿日: 2006.11.09
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    あらすじを一言で言えば「誘拐劇」 もうちょっと付け加えて言えば「パソコンシステムを駆使した誘拐劇」 もうちょっとさらに付け加えて言えば「パソコンシステムを駆使した復讐のための誘拐劇」 なんかの賞を取ったはず。 店頭に膨大な冊数が並べてあったので手に取りました。 内容的には面白いんだろうけど、 なんか機械に詳しい人だったら読んでてもっと面白いのかもしれません。 もうちょっと面白くできたんじゃないかなぁ。 っていうのも、パソコンとかシステムを駆使しすぎていて、現実味にかけてる気がしました。あまり世界に入り込めませんでした。

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    投稿日: 2006.11.08
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    20年前の誘拐事件をモチーフにした誘拐が起きる。 その犯行はコンピュータによって制御されていたものだった。 講談社から出たのは最近だけど 話自体は20年以上前にかかれたもの。 当時としては最新のハイテク機器をふんだんに盛り込んでいるが 今となってはちょっと古臭い感覚を覚える。 しかし緊迫感はかなりのもの。 個人的には第一章が一番面白かった。

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    投稿日: 2006.10.04
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    10年前に読んだらとっても刺激的!今読んだら、こうやって技術は発展したのかぁといった印象。 そして時代の流れによってなんでもできてしまうんだなぁ・・って思いました。

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    投稿日: 2006.09.28
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    後の1%は、と考えたいところ。これも綿密な構成になっていて、ホント感嘆です。 こういうタイプの犯罪を描いてる作品は、他にあまりなく面白いです。

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    投稿日: 2006.09.28
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    こうしてインターネットを使っていなかった時に読んでいたら自分はどんだけこの作品にハマッていたのだろうと思ってしまいました。

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    投稿日: 2006.09.22
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    電子工学の最先端技術で行われた非の打ち所のない誘拐犯罪。誘拐犯の思い描いたとおりに事は進むのだが、解説でもあるように「実行可能か否か」などの観点から評していては真価を味わうことはできない。それにしても、疾走感が凄い。予想を覆す今までにない犯罪工作に驚かされた。また再読したくなる傑作。

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    投稿日: 2006.09.08
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    第10回吉川英治文学新人賞受賞作。  昭和51年、大手カメラメーカー半導体事業部部長をつとめていた生駒洋一郎が胃がんの末期のため死んだ。彼は息子・慎吾に手記を残したのだが、その手記には昔慎吾が誘拐され、その無事と引き換えに金塊を奪われた事件の一部始終が克明に記載されていた。時は過ぎ、昭和62年。生駒慎吾は成長し、父親と同じ会社に勤めていた。そして再び、誘拐事件がおこる・・・。  誘拐事件は犯人を見つけるものではなく、犯人は最初からわかっていて、どういう方法で目的を達成するかが書かれている。最初から最後まで、コンピュータを駆使したもので、実際にこんなにうまくいくはずがないと思いながらも、その手順はあざやかで、ドキドキハラハラも最後まであった。ただ、犯人がここまでした動機がいまいち見えてこないのと、慎吾の人物像が最後までよく理解できなかった。

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    投稿日: 2006.09.06
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    面白かった〜!どんどん読めた。でもこんなにうまくいくのかな。主人公のその後が知りたい…。 2006.7読了

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    投稿日: 2006.08.25
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    これは面白かった。すべて計算しつくされた完全犯罪。岡島二人の本ではこれが一番好きなのに、amazonでは1円かあ。出品はきついな。誰かにあげようかな。

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    投稿日: 2006.08.18
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    20年近く前に書かれた本なのに、コンピュータを使った完全犯罪を見事に書いていると思った。犯人は始めの方で分かるのに、それでも読めちゃう面白さ。作者が、2人(徳山じゅんいち、井上泉)の共作筆名っていうのにも驚いた。

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    投稿日: 2006.08.14
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    よく行く有隣堂でしつこくオススメしているから、なんとなく手に取ったのですが普通に面白かった。 テンポ良く あっという間に読み終わってた。

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    投稿日: 2006.08.13
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    岡嶋二人氏の著作はクラインの壺とこの作品しか読んでいませんが、うーん、クラインの壺のほうが展開がおもしろかったかもしれません。書かれた時代も影響してるのかな。でも、彼らの作品はもっと読んでみたいと思います。

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    投稿日: 2006.07.21
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    完全犯罪を企てる作品デス!! 犯人はすぐわかっちゃうカラ、犯人のトリックを楽しむ内容カナ?? 私は結構楽しめました!! すぐ読めちゃう!! でも、なんか内容が交錯する場面もあった・・・ この人何のために出てきたん!!??的なね・・・

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    投稿日: 2006.07.18
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    だいぶ前に書かれた作品であるにも関わらず、コンピュータ技術を駆使した作品。その当時にここまで考え、今なお楽しく読めるのだから、素晴らしい作品なんだろう。個人的には、続きというか、事件後の慎吾の生活の話があったらおもしろいんじゃないかなぁと。歴史は繰り返される?

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    投稿日: 2006.07.17
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    ミステリー小説ってこんなに面白いんだー!!と感激した一冊。 「99%の誘拐」はコンピュータのハイテクさと、頭脳的トリックと、心地の良い疾走感が最高です。それに、基本的に最後まで爽やかなのもお気に入り! 余談ですが、私はこの本以降、岡嶋二人さんの本はほぼ全て読み尽くしました。ちなみに、他の本も全て期待を裏切りませんでしたよ。そして、「99%の誘拐」を読まなかったら、私は読書が趣味にはならなかったでしょう。もともと私は読書が大嫌いでしたから。 まー、それほど面白い!ってことですよ。

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    投稿日: 2006.07.01
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    二つの誘拐事件を軸に展開していくミステリ。 といっても、謎解きらしい謎解きもそんなにないし伏線もたいしたことは無い。 誘拐事件がどうなっていくのかをはらはらしながら見守る話であり、犯罪のむなしさを訴えるかのような物語でもあります。 臨場感あふれる後半の誘拐事件は秀逸です。

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    投稿日: 2006.06.20
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    コンピュータを使ったハイテク犯罪。これが随分前に書かれたものだとは到底思えない。今でもこんな犯罪があったらそうそう簡単に解決しないのでは?

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    投稿日: 2006.06.08
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     さて、本屋で何気なく手に取ったこの本は、2つの誘拐事件が絡み合うミステリー。20年前に誘拐事件に遭った子供が受け取ったのは、父親が当時を振り返って残した手記。この手記ひとつで、十分ミステリー小説1つ分のおもしろさがあるというのに、この事件が元になって、もう一つのミステリーが生まれます。これはおもしろい。特に後半はとても痛快。読者は犯人が分かった上で、(犯人の立場になって)成功への期待と、追われる事への不安を一緒に体験できるからでしょうね。  岡嶋二人は井上泉と徳山諄一によるコンビのペンネーム。名前の由来は「おかしな二人」だそうです。今は解散してしまった二人ですが、どういう役割分担でこの共作が完成して行ったのかという過程も、ミステリー同様に気になるところでもあります。

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    投稿日: 2006.06.04
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    こんな犯罪現実に起きたら警察は解決できるのかな・・・。とりあえず、現代の技術の3歩先くらいいってるんじゃない?

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    投稿日: 2006.06.03
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    「この文庫がすごい第1位!」の歌い文句を見て、買ってみたけど、のめり込めなかった。もうミステリーとかいいな。

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    投稿日: 2006.06.03
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    帯に書いてある紹介文で面白そうだと思って買ったのだけど・・・。 最初に種が明かされてるし、 どんでん返しはないし、 うーーーむ、どうなのかな?こーゆーの。 読みやすいけど、もう少し謎があってもいいかも

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    投稿日: 2006.05.28
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    とても読みやすいしおもしろい。登場人物が魅力的。さすが、話題の小説です。でもITが普及しまくってる今ではなく、この小説が書かれた当時に読んでいればもっと新鮮に驚けたんだろうなぁ。

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    投稿日: 2006.05.19
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    読みやすくてテンポも良い。過去の話と上手くリンクしてるので楽しめます。 1988年に書かれた作品なのにこのネタが今でも十二分に通じるのが凄い。

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    投稿日: 2006.04.30
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    1989年という時代でありながら、コンピュータを駆使しまくった作品。んー、コンピュータになれきった今だから、そんなにおもしろく感じないのかな。ミステリー特有のドキドキ感があまり感じられなくて・・・

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    投稿日: 2006.03.25
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    ◆思わず誘拐犯の立場で成功することを願いつつ読んでしまった。ちょっと無茶だなぁと思う所もあるけれど面白かった。

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    投稿日: 2006.03.09
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    この文庫がすごい2005年1位の見出しに購入した作品。結構古い作品だけにコンピューターの描写などに古臭さも感じるものの、面白いですねー!

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    投稿日: 2006.03.07
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    岡嶋二人の本は昔、散々読んだものの、これは記憶がほとんどない。10年以上前のこの作品が「2005年度このミステリーがすごい」を受賞したそうだが、プログラミングによる完全犯罪という点で誰もが少しは用語を理解しやすくなった今、再評価されたということか。

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    投稿日: 2006.02.19