
総合評価
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powered by ブクログスズキの中で何かが切れて、自分の中の囚人が出てきてしまった。 差別も利用もない世界があればこんな事件は起きなかったのかもしれない。 刑事の中にもスズキと近い人間がいるのをスズキが見抜いていったり、事件の真相がどんどん分かっていったりするのが面白くてサクサク読めた。
0投稿日: 2024.08.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2023このミス1位となった超有名作。確かに凄いミステリー。 スズキタゴサクを名乗る冴えない男が酒屋の自販機を殴った物損事件で警察に連行されるところから物語が始まるのだが、とにかくこのタゴサクが気持ち悪い。慇懃無礼さと世の中を舐め腐ってるのにうわべだけの自己否定な態度。延々と続く無駄話に潜んだ悪意… ミステリーとしての仕掛け、爆発事件の緊張感、捜査に翻弄される警察官の姿など、物語の構成進行は抜群。されど、この小説の核心は、気持ち悪い男タゴサクと、取り調べする警察官たちの心理戦。 ジリジリして手に汗握る隔靴痛痒の読書感、是非味わってほしい。 あぁ、気色悪かった(誉め言葉)
1投稿日: 2024.08.06
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スズキタゴサク、よく喋る喋る…。 実写化してらタゴサク役の人はセリフ覚えるの大変だなぁと思うくらい笑。 あれだけ無差別に爆発させておいて、自分は参加してたものではないとか…。 頭の回転は早いと思うけど、爆弾に合わせて帳尻合わせて話すとかあまり美しくないなと、最後思ってしまった。
6投稿日: 2024.08.04
powered by ブクログ「読んでくれ、止まらないから」の帯のまま、最後まで一気読み。止まらん…サイコなやりとりにぐっと引き込まれてしまうのはなんでなんだろう?余韻に浸りたくて、珍しく解説まで読んでしまった。
1投稿日: 2024.08.04
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凡庸なタイトルからは想像できない素晴らしいミステリー。あらすじを読んで面白さを確信して読み出した。自分と無関係の他人に対する考え方、態度にどきっとするところあり、自分の見知った人に対する態度の臨場感がらむき出しのリアルさで表現されていて引き込まれた。スズキタゴサクのダークヒーロー感もさることながら、類家の鋭さ、態度、交渉能力は本当に魅力的で、素直にかっこいいと思い、惹かれた。でも、結局勝てはしなかったが…。大満足のミステリーだった。さすが、話題作。 フレーズ ルサンチマン 怒り 偏執 不安や恐怖の影響を強く受けており、他人が常に自分を批判しているという妄想を抱くものを指す。パラノイア。 婦警という呼称はもう使われていない。 蓋然性 怒ることの確実性。定量的になると確率。 後生 人に哀願するときに使う言葉。
1投稿日: 2024.08.03
powered by ブクログスズキタゴサクがこの上なく気持ち悪く、憎く、生理的に無理で、途中で読むのを止めようかと迷うほどでした。ここまで嫌悪されるキャラクターは中々いないのではと思います。また、言葉遊びはこじつけ感があって、おもしろくはなかったです。 ただ、最後まで読んでみて、いい意味で予想を裏切られました。途中で離脱しなくてよかったです。続編が気になり、つい買ってしまいました。
5投稿日: 2024.08.01
powered by ブクログ勧められて読むことになった本作品 作者もタイトルも聞いたことがなかったし 大まかなあらすじさえも知らないまま読み進めることになったが。 社会派小説とでもいうのか 好みの問題ではあるのだろうけれど 私の好みではなかった ただただスズキタゴサクが不気味で気持ち悪くて後味が悪い 人には見えない奥底の思いというものがある それを他人には知れない知られてはならないという思いもある そういう人の汚い部分が前面に出ているようで、自分以外信じられなくなりそうだった
3投稿日: 2024.08.01
powered by ブクログエンタメに全振りしてて一気読みしてしまいました。 会話劇のテンポがよく、どんどん色んな情報が頭の中に垂れ流されている感覚でした。 ただ、これがフィクションだからいいものの、実際に起きたらと思うと…。 でも、あり得なくもないのかな、なんて思ってみたり。
0投稿日: 2024.08.01
powered by ブクログスズキタゴサクめー!!! スズキと類家の掛け合いが面白かった。頭の良い人たちの話術は自然と引き込まれる。 続編楽しみ。
10投稿日: 2024.07.29
powered by ブクログ4小説くらいまで眠たくなりながら、そのあとは一気!単純に深く考えなくても楽しめた。 でも、呉さんのスワンを読んだことがあるから分かる、登場人物それぞれから考えさせられる人の倫理観。 社会で生きる倫理観の裏で個人が持つドス黒い感情・悪が誰にでもあって、自棄になって言葉としては出てくるけど、それでもやはり人として社会で生きているから、踏み止まれるスパイラル。難しい。 面白かった。
3投稿日: 2024.07.28
powered by ブクログスズキタゴサクの気持ち悪さが半端ない! 読んでて殴りたくなるような気持になる。 殴ったらタゴサクの思惑通りな気がするけど。 東京で実際こんな事件が起こったら、自分はどういう行動をとるだろう…
7投稿日: 2024.07.26
powered by ブクログスズキタゴサクの人物描写が本当にすごい。 パラパラ見てみたんだけどピンポイントでは見つけられなかった…卑しさ、嫌悪感、うーむ私の語彙ではとても表しきれないけど…このヘラヘラしてて腰が低いようでいて逆にプライドバカ高い、気分を卑下する割に自信に溢れてて譲らない、図々しい。冒頭ずーっと取り調べのやり取りでスズキタゴサクばっかりしゃべってるの夢中で読んでしまった。 誰もが、ほとんど100%に近い誰もが同じように感じていると思う。感じたことがあるはずだ。命は平等ではない、炊き出しに群がるホームレスよりも、未来を担う幼稚園児の方が生きるに値すると。どっかの誰かが爆死したって、あまり自分には関係ないと。知らない誰かなんかより、まず先にここで怪我をしている私の友達を助けて欲しいと。 出てくる人はみんな、どこかで自分の中の見たくない感情を見せつけられて、怒り、恥じて、生きるに値しないと嫌悪し、自暴自棄にもなるんだけど… 目の前にいる人を反射的に助けようとしたり、相反する気持ちを持て余しながらもやっぱり殺せなかったり。こういうもんだよなって、嘘くさくなくリアルに思える。そうやって生きていくしかない(←字面で見るとベタで陳腐だなぁ) スワンも無差別殺人で何人も亡くなったのだけれど、どちらも根っこにあるものは同じで、作られていなくて、それがいい。
11投稿日: 2024.07.25
powered by ブクログオーディブルで拝聴、爆弾魔と刑事の取調室で起こるサスペンスドラマ。スズキタゴサクという犯人のキャラクターが秀逸で、オーディブルならではの演技でてとても魅力的だった。
0投稿日: 2024.07.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
石川啄木の「人といふ人のこころに一人づつ囚人がいてうめくかなしさ」に対してどう感じるのか、読前読後で比べると面白いかもしれない。 解説の若林踏さんの言葉が全てだと思う。 命の選別というテーマ性を持ち、自分に対する信頼を保つための葛藤と抗いを描いた小説である。 スズキが言ってることは決して受け入れたくない反面、一理あるとも感じてしまう。
1投稿日: 2024.07.21
powered by ブクログジャケ(表紙)買い、そして物語に惹かれて。 本の帯にも記載されていた通りで、まさに「読んでくれ、とまらないから」だった。 (自称)スズキタゴサクの一言「午後10時に爆発があります」と予言してから一気にスズキタゴサクの『霊感』に翻弄されてしまうのだが、読み手側もその場面を目の前で見ているかのように、自分も翻弄されていた体験をした錯覚。 心理戦・洞察力を活かし、いかにして被疑者となる人物の思考・行動を暴き出し、『正義』を守れるのか…人の命の重さ、また『テロ』がいつ起きてもおかしくない、スズキタゴサクのようなサイコパスが自分の近くにいるのかもしれないと恐怖を覚えました。 えげつない余韻。
12投稿日: 2024.07.21
powered by ブクログ文字が多くて前半は読むのが少し辛かったが、後半は面白くなってきて一気読みした。 スズキタゴサク、強烈でした。
2投稿日: 2024.07.20
powered by ブクログ東京で発生した爆発事件。 鍵になるのは傷害事件で逮捕し、爆発を予言?した自称スズキタゴサク。彼との心理・知能合戦から警察は連続爆破を食い止められるのかとハラハラしながら読んでました。 ただ心理合戦が長すぎて、展開の早いミステリーが好きな私には序盤が苦痛だった。 後半の展開は個人的に面白かった。 読者で好き嫌いがスパッと割れそうな本でした。
30投稿日: 2024.07.20
powered by ブクログ息切れするほど一気読み 目の前にいるかのようにスズキタゴサクを嫌悪せずにはいられない臨場感 読後、自分が座っているソファの下に爆弾があるんじゃないかと思って覗いちゃった
1投稿日: 2024.07.19
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いかにも犯人のようなスズキだったが、事件に乗っかっただけとは。風貌といい言動といいここまで不快な人物を描けるのがすごい。
2投稿日: 2024.07.18
powered by ブクログ呉勝浩『爆弾』講談社文庫。 『このミステリーがすごい! 2023年版』と『ミステリが読みたい! 2023年版』の国内篇で1位に輝いたミステリー小説の文庫化。 本当に2冠に輝いた小説なのか。あの『スワン』を超える小説かと期待して読んだのだが、自分には面白さは感じられなかった。 酒屋の自動販売機に蹴りを入れて、それを咎めた店員に暴行を加えて逮捕された中年の酔っぱらい、自称スズキタゴサク。取り調べを受ける中、午後10時に秋葉原で事件が起きる予感がすると言うと、その通り、秋葉原の廃ビルが爆発する。 タゴサクは爆発はさらに3度あると予言する。すると午後11時に東京ドームシティで爆発が起きる。 霊感だと言い張るタゴサクに対峙する警視庁特殊犯係の類家は情報を引き出すべく知能戦を挑むが…… 本体価格970円 ★★★
88投稿日: 2024.07.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
以前から気になっていましたが、文庫になっているのを発見したので、読んでみました。 読み始めたら止まらない、先が気になるエンタメ性は本当に高いと思います。次の爆弾はどこか?本当の犯人は誰なのか?考えながら読むととても面白いです。ただ、自殺した刑事さんの性癖の話、あれは性癖である必要あったのでしょうか。性癖で展開するなら性的嗜好とかそういったものについてもっと掘り下げるのかなと思いました。 ただミステリーとして本当に面白かったです。続編もでているようなので読んでみたいと思います。
2投稿日: 2024.07.16
powered by ブクログ感想 都市に蔓延る恐怖。人間たちが生来持っている死への本能。集まり肥大化しやがて爆発する時を待つ。あり得ない話ではない。どこで起こるか。
5投稿日: 2024.07.16
powered by ブクログこんなに面白い小説は読んだことないと、物語中盤までは心から思っていた。が、残念ながら読解力のなさで後半は頭がこんがらがり、読了後考察サイトを拝見。なるほどやっぱり面白い。 最後の一行で一気に恐怖した。
45投稿日: 2024.07.15
powered by ブクログ前半は少しだれるが、後半から先が気になってページをめくる手が止まりません。 なかなかこんな小説は読んだことがない!
5投稿日: 2024.07.15
powered by ブクログスズキタゴサクという怪物に読者である自分自身が振り回された。観念や倫理観上の話が続くので、読者を選ぶ小説かもしれない。
1投稿日: 2024.07.14
powered by ブクログ以前から気になっていた本作。文庫化につき購入しました。 面白すぎて500ページ一気読み。なかなか味わえない、久しぶりにずしんと胸に残る読後感。 しかも続編が今月末に発売?! 読みたい反面、この”重さ”に再び耐えられるかすでに心配です。
2投稿日: 2024.07.13
