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総合評価

2288件)
4.4
1113
776
259
30
8
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    本屋大賞ノミネート作品ということで読みました。寝るのも惜しんで読み、電車の中では、涙が出そうになるのを堪えていました。 最高に感動する一冊です。今年の本屋大賞は、この「カフネ」か、「禁忌の子」が有力のような気がします。

    31
    投稿日: 2025.02.13
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    家族、自分の生き方など重いテーマを扱っているのにじんわりと心に響く。 食べることは大事だ。 こればっかりはコスパ、タイパを求めちゃいけないと切に思う。 薫子さんの、真面目で面倒くさいけど真摯なキャラがgood

    5
    投稿日: 2025.02.13
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    本屋大賞2025年のノミネート作品という事で、「カフネ」は10作品中の2冊目に選び、読みました。 内容は書きませんが「この本が大賞作品でしょ!!」と、まだ2作品しか読んでないのに、それくらいとても素晴らしい作品でした。 現代社会の様々な問題も取り入れられているので、内容が身近でリアリティに感じ、また人とは何か、家族とは何か、愛するとは何か...等々考えさせられました。号泣です。映像化するだろうな~。 現時点での個人的ランキング(2/10) 1位「カフネ」 2位「死んだ山田と教室」

    9
    投稿日: 2025.02.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    Kindleで読んだもの。 法務局に勤める野宮薫子は、溺愛していた弟が急死して悲嘆に暮れていた。弟の元恋人・小野寺せつなに会い、彼女が勤める家事代行サービス会社「カフネ」の活動を手伝うことに…。 初読みの作家さん。 家事代行で主に料理を担当するせつなが作る料理が素晴らしかった。利用者それぞれを思いやった料理の数々。 ケーキをリメイクしたパフェが印象的だった。 “私を私に戻してくれる、完璧な食べ物だ。” カフネでの活動やせつなの料理によって前を向いていく薫子。 料理だからほっこり系かなと思ったけど違った。ほっこりじゃないこの空気感がかなり良かった!! 卵味噌や遅刻など、いろいろな伏線が回収されていくのも気持ちよかったな。 愛情という名の皮をかぶった理想を押し付けられ、良い子を演じ続けていた弟。 自分の好きなように生きていこうとした矢先に亡くなってしまったのかな。 何度も静かに泣いた。 「カフネ」とは、ポルトガル語で『愛しい人の髪に指を絡める仕草』をあらわす言葉で、日本語に訳すのが難しいニュアンスの言葉。とても素敵な言葉だよね。

    4
    投稿日: 2025.02.12
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    本屋大賞ノミネートで これが受賞すると思うと言った人がいたので 読んだ どんなあなたでも受け入れる というようなところはじわっときたけど 子どもは親のエゴっていうのと 自分の命は好きにして良いというのが なんだろう、嫌な言い方というか 悲しい気持ち たしかに我が子にも 勝手に産みやがってって 言われたことがある 私は子どもが生まれてきてくれたことに 感謝してるけど、そんなことは関係なくて 本人は余計なお世話だったのかな この本のあとに 鉄拳さんの『あなたの物語』だったかな これを思い出した。こっちには救われる。 でも『カフネ』はちょっと問題作じゃないかと思った

    3
    投稿日: 2025.02.12
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    本屋大賞にノミネートされ、本屋によって売り切れている作品だったので思わず手に取り一気読みしました。 一言で言うと泣ける話でした。 薫子の女性ならではの悩みには共感。 後半にかけなぜ主人公の弟の春彦は遺言を書いたのか、なぜ薫子は離婚することになったのかなど丁寧に伏線が回収され人との繋がりを温かさを感じる作品でした。

    4
    投稿日: 2025.02.11
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    「失望と諦めが愛情を根こそぎ消し去ってくれたなら、いっそどんなに楽なのか」「愛しさはしぶとい雑草のように、、、毟られても、毟られても、ほんのわずかな雨さえ降れば、こうして息を吹き返す」(本文より)そんな厄介な、愛情についての物語。でも、語られているのは、家族や恋人に限らない。笑顔にしたい大切な人への想い。 久しぶりに、忘れられない作品を読んだ。 今まで認知されてきた家族の形を、家族だからと当たり前に思ってきた何か、たとえば無意識に役割を押し付けてないかと、もう一度ちゃんと見つめ直す気持ちにさせる物語でした。 真面目で、頑張り屋の薫子やせつなにエールを。 おいしい食事は生きる力ですね!

    5
    投稿日: 2025.02.11
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    すべてを失い、立ち直れずにいる自分を救ってくれるのは意外な人かもしれない。 薫子とせつなの距離が少しずつ縮んでいくのを感じるたび、胸がじんわり温かくなった。 出てくる料理がどれも美味しそうでした。

    15
    投稿日: 2025.02.10
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    優しい言葉に溢れた本 綺麗な言葉が並び過ぎて刺さる人にはすごく刺さると思う、涙が出る良い本 実写は吉沢亮

    3
    投稿日: 2025.02.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

     章から章へ物語が移る時に次はどうなると思う瞬間に涙が。自分でもびっくり。まだそこまで感情揺さぶられてないはずなのに。なんで泣くんだ私。でもそこから読む手が止まらず結果号泣。重いテーマで悲しくて辛くもありましたが、読み終われば優しくて愛おしい気持ちがあふれました。

    6
    投稿日: 2025.02.09
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    カフネ、ポルトガル語で愛する人の髪にそっと指を通す仕草。 理由もなく突然夫と離縁させられた41歳独身の薫子は、仲の良い愛すべき弟も突然死してしまう。 全てを失い、孤独な彼女は、弟の遺言書に基づき、弟の元恋人せつなと出会う。 薫子はせつなと一緒に、ボランティアの家事代行サービスを始めることになる。 人と人とが分かり合えること。生き抜くためには、愛情こもった温かい料理が大切なこと。非常に素敵な小説です。

    4
    投稿日: 2025.02.08
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    「でも栄養が意味ないっていうのはいただけない。死ぬまでは生きなきゃいけないし、健康じゃないと生きるのはますます苦しくなる。なるべく快適に生きるためにも栄養は必要。あとね、おにぎりを作れるようになると、人生の戦闘力が上がるよ」

    3
    投稿日: 2025.02.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「お腹がすいていることと、寝起きする場所でくつろげないことは、だめです。 子供も大人も関係なく、どんな人にとっても」

    3
    投稿日: 2025.02.06
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    妻に本書を薦められて、手に取りました。 主人公のささくれだった心が、徐々にほぐされていく様子に非常に心が温まるとともに、本書に出てくる全ての料理が本当に食べたくて仕方なくなりました(笑)。 ただ、なぜ、主人公の弟があのようなプレゼントをしたのか、明確な理由が不明なままで、謎が残ってしまったのは、やや消化不良となってしまいました。 また、最終章でのあの展開は、私の理解を遥かに超えていました。 う~ん、という感じがしました。そこまでするか、という感じですね(笑)。 そこがなければ、5つ星でしたね。

    2
    投稿日: 2025.02.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    広い意味での母性を感じる小説だった。 カフネという言葉の意味もその通りのものだったし。美味しいお料理と愛想のない背筋のピンとしたせつなと、優秀だけど堅物でキレイ好きだけれどこれまで抱え込んできたモノがたくさんある薫子。ふたりの出会うきっかけは薫子の弟の急死というつらい現実だったけれどふたりの女性は密に関わってくる。 人と人の関わりは夫婦だったり親子だったり赤の他人であったり、様々だけれども繋がりを保つことも断ち切ることも容易ではないなぁ。最後のシーンでは泣くことしかできなかった。

    12
    投稿日: 2025.02.05
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    読んでる途中、少し辛くなる部分もあったけど、読んだあとは、なにかふわぁーとあたたかいものに包まれたようなそんな気持ちになった。 当たり前いる自分の周りにいる人は、改めて大切にしていきたいと思えた。

    4
    投稿日: 2025.02.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人が生きていくために必要なものは衣食住である。ならばそれらが足りていれば幸せかというとそうでもない。衣食住は必要最小限であって十分ではない。 必要なのは、共に生きる家族であり、社会との接点である。この小説ではコミュニケーションに問題のある人がたくさん登場し、それぞれの問題が見え隠れするうちに、主人公の強引とも言える突破力でなんとか着地するという話である。 登場人物の描写が平板でのっぺりとしている。また、ストーリーの構成もあまり完成度高くない。また作中内人物が突然饒舌なコミュニケーションをとったり、あるいは意味もなくコミュニケーション不足に陥ったりなどリアリティーがあまり感じられない。 幼い頃から味盲を隠していたとは無理がある。 この本の中での心理描写は一つ、薫子がせつなに対する印象が180度変わる点だけである。 子供を作るのを望んでいなかったのなら、それは話すべきだし、話すだろう。 せつながそこまで神経を逆撫でする話し方をするのは非現実的。 結局、弟が、自殺でないなら、自殺を仄めかすストーリー展開いらない。 誠実に生きるという筋が通ってない人ばかり出てくる話であった。 ただ、従来の結婚、子育てを核とする典型的な幸福とはかけ離れたところに幸せがあってもいいのではという主張は理解できた。しかし、だからといってボランティア団体に幸せを求めるというのも浅すぎると思った。 料理の達人がファミリーレストランよく使っているが、それはあまりないと思う。 お好み焼きに千切りキャベツはいらない。 多分、この作者の作品はもう読まないだろう。

    4
    投稿日: 2025.01.31
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    ふわぁぁぁ・・・ 読み終わってなんだかじんわりしてしまったよ。 ストーリー的にも面白かったし、登場人物のキャラが良い。 『生きていることは、こんなにも痛い。』というセリフが刺さる。 それでもどうにかして人は生きていける。

    7
    投稿日: 2025.01.31
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    はじめは、主人公(薫子)のアラフォー更年期のヒステリック具合と、弟の元恋人(せつな)の毒舌っぷりが凄くギスギスした話か?…と思ったけど、家事代行サービス(カフネ)のボランティアを通して各家庭を回るごとに、薫子の気持ちや行動が変化していくさまが凄く面白く、料理の描写も参考になって読んでよかった。 家事代行って裕福な人が使う家政婦とは違い、ヘトヘトで人生に疲れて身動きが取れない人の手助けでもあるんだなと考えさせられた。 頑張り過ぎないで誰かを頼れると心もリセットできて、また頑張ろうと思えるのかな。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ●途中まで星★5を付けたかったけど… ★4にしたのは、最後の薫子の行動だけはデシャバリ過ぎていて好きではなかったのでマイナスにしました。 どんなに相手を大切だと思っても、出会って数ヶ月の他人に人生を委ねようとは思わないし、20年付き合いのある斗季子さんを差し置いてデシャバるのはお門違いだと思う。故人の弟の代わりに依存しているようにしか思えなかった。

    17
    投稿日: 2025.01.30
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    登場人物それぞれの不幸がありながらも、振り返らず前を向き生きていく。時に見せる弱さをカバーし合える関係って素敵だなぁと思いました(^^)

    1
    投稿日: 2025.01.28
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    人が人を想って、誰かを守ってあげたいと思う。 自分はそんなに偉くも強くもないけど、思いは強く。 胸熱本!

    1
    投稿日: 2025.01.27
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    前から気になっていた本書が、未来屋書店大賞を受賞し、作者のサイン本を見つけて嬉しくて購入した。大きな真面目な楷書のサインをめくる。 表紙を見てあらすじを読んで、最愛の弟を亡くした主人公が、弟の元恋人と温かい食事を通して心を立て直していく物語なのかと思っていた。 実際は柔らかなハートフルストーリーではなく ボロボロ泣きながら、ページを捲るのを止めて、 深呼吸をしながら続きを読んで....といった本だった。 弟の元恋人、小野寺せつなのキャラクターは強烈だ。愛想もなくストレートで表情も変わらない。みんなから愛されていた弟が何故彼女を選んだのか。弟の突然死に理由はあったのか。主人公の薫子の優しく思いやりのある夫から突然離婚を切り出されたのはどうしてだったのか。 全ての裏側が物語と共にあきらかになっていくのだが、思ってもいない方向に進んでいくのでその度に驚かされる。 これは話題になるはずだなと読後、しみじみと思わせられる。一筋縄ではいかないストーリーの軸には温かくて心のこもった料理の存在がしっかりとある。 いい本に巡り会えたと思う。

    10
    投稿日: 2025.01.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2025.03 図書館 あまりにも良かった 4章くらいから涙腺が緩んでいった 大どんでん返しはなくても、徐々に明かされる春彦やせつな、公隆の事実や決意に毎度心を動かされた 日本語の感動、というよりheart moving、心が動かされたという読了感(この表現前にどれかの書評でもした気がする、、) 荒み切っていた薫子が色んな人との交流や心を満たすご飯で段々柔らかくなっていく。やっぱご飯っていうものは空腹だけじゃなくて心を満たし生活を豊かにするよね!と せつなが待ち合わせに遅れてくる、や春彦が激辛ご飯を食べたり激まずお粥を作ったという細やかな描写の伏線が回収されていくのも読んでいてわくわくした 最後の薫子の行動は結構突拍子も無くて現実だったら「何言ってんの?」てなっちゃいそうやけど、そこまでの280ページ分のふたりのやりとりやせつなの過去、これからを考えるとなんだかうるっときたなー チケットでかつて訪問した子供が出てくるとか粋すぎ 久々に続きが読みたくて仕方なくて家帰ってからも読み進めた いつかまた読み返したい、素晴らしい作品

    4
    投稿日: 2025.01.25
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    坂口文庫 こんな関係いいな 憧れる 手元に置いて ときどき読み返したくなる本 坂口さんて ほんとこういう素敵な本見つけるのが上手いな 尊敬

    5
    投稿日: 2025.01.24
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    41歳の薫子は、溺愛していた弟を突然死で亡くす。 夫からも離婚を言い渡され、心がボロボロになっているところで、遺産相続のため弟の元恋人、小野寺せつなと会う。 なぜ若い弟が遺言状を残していたのか?弟の死因は何だったのか? せつなと2人で家事代行ボランティアをするうちに、少しずつ生前の弟のことが明らかになっていく。 自分の望む生き方と、家族や友人が期待する自分とのギャップに苦しみながら、それぞれの登場人物が生きる場所を探していく物語。

    6
    投稿日: 2025.01.24
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    薫子とせつなの不思議で素敵な関係 ゆっくりゆっくり読みました。 美味しいごはんが食べられるのは当たり前じゃない。 とんでもない不味いお粥っていう表現がのちのち明かされる事実に関係することも露知らず… ほんわか時々涙もありながら読了しました。 (なんだかミステリー好きだったけど、こういう小説のジャンルを最近よく読んでいるな〜)

    1
    投稿日: 2025.01.23
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    兄弟愛  親子愛 恋人愛 全て重かった それぞれが思い描く最高の形にじわじわと寄せようとしていて息苦しい 優しく髪を梳ろうとしたけど 理想の形が正解ではないのではと感じた

    2
    投稿日: 2025.01.22
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    不幸な人しか出てこない、ゆるやかな重い物語 いい話なのに、最後がなぁ… いい弟なのに、そうだったのかぁ…

    9
    投稿日: 2025.01.21
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    結局なぜ弟は死んだのか…?どんでん返しもなく終わってしまった。 両親からの愛が重く息苦しさを感じながら生きてきた環境が悪かったのか? でもこの世の中、虐待や恵まれない環境で育つ子も多い中、両親に期待されて過剰な愛をもらえるなんて贅沢な悩みにも感じて、あまり共感出来なかった。

    2
    投稿日: 2025.01.20
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    とてもよかった! 読みやすく、薫子とせつなの会話は爽快! 掃除の描写では心がスッキリしていく様子が、料理では心身ともに回復していく様子が伝わってきて、私も掃除したい!料理したい!ととてもモチベーションが上がった。 料理でこんなに人を幸せにしたり元気にしたりできるなんて。 亡くなった弟の知らなかった姿を知らされたとき、せつなの子供時代のシーンではとても辛かった。 最後はちょっと飛んだ展開になったけど、 私もこんなふうに 思いっきり生きてみたい。 おいしい料理がたべたい。

    17
    投稿日: 2025.01.20
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     個性あふれる人達。 そして、出てくる出てくる〜春彦の過去。 ドキドキしながら読み進める❢ 結末はどうなるのか? 薫子とせつなはどうなる? な!なに!! 誰が病気? 愛とはどのような形で与える? 本当の愛とはなに? 色々と考えさせられました。

    2
    投稿日: 2025.01.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読みやすく辛いけど心温まる話で良かったです。 料理もとても美味しそうでした。 後半に色々とわかっていく過程がこれは凄い作品だ!!と驚きました。 しかし、終章が唐突で?????となってしまいました。主人公の行動力が突飛過ぎるかしら。でもそれを受け入れるかどうかは相手の問題なので、いいのかな。とりあえずそこまで考えてくれてる人がいるよって示すだけでも。嬉しいけれどさすがにお断りしますって展開かもですしね。

    2
    投稿日: 2025.01.19
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    長い話だ。 章ごとにテーマが移っていくが展開が意外すぎてついていくのが大変。 作者の問題意識を詰め込んだのかも。 まぁ小説だからね。この分リアリティが無い。

    7
    投稿日: 2025.01.19
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    勉強熱心な主人公がカフネに誘われた時言葉の意味を調べるシーンがあるけど、タイトルを始め主人公の職業やエピソードなどが回収されるラストの展開に思わず涙してしまった。家族の言葉で手放してしまった選択も、辛い経験も、人生に無駄な事は一つもないんだよ、と背中に手を添えてもらったようで。 ままならない現実だから、フィクションの中でだけでも、真面目にひたむきに生きている人が報われる世界であってほしい。 心に残る名作でした。

    5
    投稿日: 2025.01.18
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    皆さんの評価が良かったので、 読んでみましたが 私には合わなかったようで、 登場人物に感情移入できませんでした。 特に薫子さんの言動には、若干の不快感が つのりました。 卵味噌はとっても気になりましたが…。

    23
    投稿日: 2025.01.18
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    カフネ 最愛の弟を亡くした姉と その元彼女が ボランティア家事代行を 通して紡ぐエピソード そして徐々に明らかになる 弟の真実と彼女の本当の姿 誰かのために生きることが 自分のために生きることになる そう考えさせられる。 せつなく温かいストーリー 水と油のように性格の合わない2人が 口争いしながら信頼を強めていく 仲がいいと言うのは 言いたいことが 言い合えるということ そう再認識させられる 美味しそうな料理も いろいろ出てきて それも興味深かった。 素敵な小説でした。

    1
    投稿日: 2025.01.16
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    今年の本屋大賞の上位に入るのでは! 物々しい雰囲気から始まる展開にどんな話になるのかと思ったけど心温まる話でした。 人物描写がうまくて薫子やせつなはもちろん、登場人物みんなの優しさと葛藤が伝わってきます。 物語の構成も良く没入できました!

    3
    投稿日: 2025.01.16
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    去年本屋さんで見かけて気になっていた本。漸く図書館で借りられた。途中までとても良い話なのに最後の最後でぶっ飛んでた。最初出てきた時から気になってた卵味噌、最後まで読んで絶対に作ろうと思った。

    3
    投稿日: 2025.01.15
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    素晴らしかった! 2024年に読んだ新刊の中で1番良かった! 大切な人を亡くし、傷ついた主人公たちが、家事代行サービス会社「カフネ」を手伝う中で、いろいろな人と出会い、少しずつ距離を近づけていく。 カフネの、お腹がすいていることと、寝起きする場所でくつろげないことは、子どもも大人も関係なく、どんな人にとってもだめだという理念にとても共感した。 シングル家庭、双子子育て、ネグレスト、不妊、同性愛…様々な問題が出てくるが、折々に出てくる美味しそうな料理や、2人の会話のおかげで重苦しくなりすぎない。 主人公薫子の、厳格な家庭で育ち、誰からも愛される弟と比較し、愛されたい、しあわせになりたい、自分の存在意義を見出すために子どもをもちたいという切実な願いに胸が潰れそうになった。 感情を表に出さず、一見無愛想なせつなの何かを作って食べさせてあげることが「好きだよ」と伝えることであることも。 弟の死を巡る謎や、せつなの生い立ち、2人のこれからなど、様々な伏線もラストに向かって絡み合いながら盛り上がり、ちゃんと回収されたのが良かった。

    21
    投稿日: 2025.01.13
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    2025年4冊目読了。 ……カフネ……。兎に角言葉になりません この本を知った時から何故なのかとても 惹かれて、装丁によるものなのか何なのか 気になって気になって仕方なく、本屋さんに 出向くのも待てずネットで購入していました 積読本を大量に抱える身なので、新年に 読もう!と楽しみにしていました。 そしていざ読み始めて数ページめで 直ぐに目がうるうる(笑)していました 初読の作家さんで、こんな事はそうそう ないはずなのですが何と言うか文章が とーーーっても美しいのです 何でもないような表現で済むのに これでもかって位に美しい言葉選びで追加される 途中、読むのが勿体なくなって休み休み 読もうとしたのですが、止まらない。止められない あっという間に、読み進めてしまいました 読み出しからは、え??そう来たか!と ミステリーでも読まされてるような感覚も 味わいましたし、終盤は涙、涙で…… 2025年は、読書当たり年!? 益々、読書沼に陥りそうです。 カフネ、きっと再読するでしょう。 もしかしたら今年のBEST3くらいに入るかも そんなふうに思える兎に角、良書です。 はぁ。。泣いたー笑。

    30
    投稿日: 2025.01.13
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    しあわせのかたちはみんな似ているけれど、不幸の形は個性的…といった言葉を思い出す。 主人公の薫子さんは、誰しもが手に入れたかった幸せを手にできなかった女性。 さらに、最愛の弟まで急死。 打ちひしがれていたけれど、弟の最後の願いだと思い、弟の元恋人のせつなに会うことに…。 薫子さんとせつなの、歳の離れた女同士の関係性が面白い。 言いたいことをズバズバいうせつなと、売り言葉に買い言葉の薫子さん。 仲が良くないように見えるけれど、どぎつい言葉も遠慮なく話す2人の関係性は、逆に清々しくて、こんなふうに言葉を飛ばせる相手が欲しくなる。 離婚、不妊、そしてそこからの再生というのはよくあったけれど、女性同士の関係の、別の可能性を示してくれたのもよかった。 いま、独り身の人も増えている。 結婚してても子供を授かれない人もいる。子供の愛し方を分からない人もいる。 いろいろな孤独があるのに、それを分かち合えないのが、現代社会なのかもしれない。 この作品では「生活」というものにスポットがあたっているんだけど、それが「孤独」とも密接に関わっている。 家事代行サービス「カフネ」を利用する人たちは、それぞれ生活することすらままならなくなっている状況…。 ゴミは散らかっていて、ご飯もちゃんと作れなくなっていて、夫婦なのに、親子なのに、なんだか別々に暮らしているような家族もいる。 そんなお家を見られることも恥ずかしく、「どうしてちゃんとできないんだろう」「家事を代行してもらうなんて恥ずかしい」なんてことを考えてしまう利用者たち。 実は、生活のことって、結構誰もが孤独感を抱えがちなこと、なのかもしれない。 忙しすぎて、子供のこともちゃんと見てやれないと、罪悪感を抱える人たちは、今の世の中たくさんいると思う。 仕事だけはなんとかやりきっても、生きていくために必要なことがしっかりできないこともある。 「ご飯」だけじゃなくて、部屋が綺麗であるかどうかも含めて、毎日の生活をこなしていくことが、現代人にとってどれだけ大変なことなのか。 参っている人のところに行って、部屋を綺麗にして、美味しいご飯を作って…それだけで何か、こころが少し楽になると思う。 そして、家事代行サービスを通して、孤独な人が少しだけ誰かと繋がることもできるかもしれない。 ここに書ききれないくらい、代行サービスの利用者、せつなのご飯、そして弟の人生…いろいろなことを考えさせられた。 たった一冊の小説の中に、たくさんの人の悲しみが描かれている。 分かり合えなかった人、わかりたかったのに伝えてくれなかった人、人間同士って傷つきたくないからか、すれ違うばかりだけれど、体当たりでそんな人たちと言葉を交わそうと奮闘する、そんな薫子さんのパワーに、ちゃんと希望も感じられた。

    4
    投稿日: 2025.01.12
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    紹介されている方が多く、2025年の1冊目に選んだ本です。 序盤は、私にはやや文体が読みづらく、最後まで読めるか?と不安でしたが、徐々にペースを掴んで、気づいたら泣いてました、、笑 登場する人々それぞれの現実と苦悩と、ふとした幸せな時間がたくさん書かれていました。 自分以外の人間のことは何もわからない。 だけれども、支えあったり、わかり合おうとしたり、ぶつかったり、そうやって共存していくんだろうなと感じました。 そしてやはり、人に作ってもらう料理の温かさ、力を存分に感じることができました。私もいつか、今日が明日が辛いと感じている人にそんな料理を作りたいと思いました。 自分が手に入れたいもの、好きなものを選びながら生きていきたいとも思わせてくれるお話でした。

    18
    投稿日: 2025.01.12
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    食べ物を通じてとっても癒されるっていいなと思います。せつなさんの作る料理にいやされてきた人達の心温まる話にとても優しい気持ちになりました。そしてそのせつなさんを大切に思ってくれる薫子さんも不器用だけれども素敵な人でした。。いろんな人が前向きに人生を楽しんでいけたらいいなと思います。

    17
    投稿日: 2025.01.11
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    読み終わって、娘が時々私の頭をぽんぽんしてくれるのが浮かんだ。人は他者との『確か』ー『不確か』を行き来する、波のように。自分自身とも。読み始めて『手当て』という、私の大好きな言葉、の作品なのだな、と。怪我や病気の処置を『手当て』と言うのは、痛い場所や痛みを訴える人の身体に『手を当てる』こと、から来ている。触れる、さする、なでる … 。そのぬくもりは受け手だけでなく、手を当てている側も、感じている。そんな作品。

    6
    投稿日: 2025.01.11
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    本屋さんが選んだ読んでほしい本。 人と人の繋がりや、親との距離や、色々考える話であった。面白かった。話の中に、献立名が色々でてくるのも興味深く、出てくる料理を作り食べたくなった。

    5
    投稿日: 2025.01.11
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    血の繋がった者同士の摩擦、すれ違いからくる苦悩が痛々しかった。この小説では、逆に、他人にはそのやるせない気持ちを吐き出せることができている。最後に薫子が、血の繋がらないせつなにぎこちなくも思いの丈をぶつけることができたのは、自分が背負ってきたもの、親との愛憎劇、それら全てを、せつなの作った絶妙な食感、味付けの料理を噛み締めたのように、消化できたからだろうか。そこからのエネルギーは、圧倒されるような熱量だった。

    2
    投稿日: 2025.01.09
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    せつなさんは、真心のある人だよね 一見つっけんどんに見えても、行動や言動の裏には心からの思いやりが感じられる人。傷ついてきた経験のある人。 せつなさんと薫子さんのテンポのいい掛け合いがすき 2人が打ち解けあって、 関係性が変わっていくのもみどころ。 薫子さんは、本音で話せる相手ができて 乾いていた心が潤って、力がみなぎっていくのがわかる。 あたたかいごはんって心をほぐすし、 そのごはんの魔法も大きいなぁと思った。 私も大切な人とは一緒に食事をしたい。 何かを作って食べさせてあげることは、『すきだよ』っていうことなんだと、その通りだなぁ。 生活ってイベントじゃなくて、 営んでいくものなんだなと思う。 漫然と過ごしていたら勿体無いけど、 体や心がくたくたに疲れてしまって、何も手が出ない時もあるよなぁ。 手のひらに収まるだけでも、大切な人たちと、幸せに暮らしていきたいな。

    10
    投稿日: 2025.01.07
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    愛情表現の仕方こそ違えど、登場人物それぞれのあたたかさと優しさに心がほわほわした 私は料理で気持ちを伝えられるほどの人間ではないので、ちゃんと言葉にして気持ちを伝えます(^-^) しなくちゃいけないと分かっても中々難しいんだよな〜

    3
    投稿日: 2025.01.07
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    泣いちゃった。新年明けてから泣きすぎて自分でもびっくりしてる。 さみしさは人それぞれ違うし、完全にわかりあうことはできない。でもそばにいたいと思う、一緒にごはんが食べたいと思う気持ちはなんなんだろう、と考える。 表現が丁寧でその場にいるような臨場感で読めた。

    4
    投稿日: 2025.01.06
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    よかった。 弟の死と夫との離婚でどん底の薫子と、弟の元恋人せつなが共に家事代行の仕事をすることで少しずつ絆を深めていく物語。 最初はせつなの性格のキツさにもやもやしてあまりページが進まなかった。 けれど、読み進めていくと、せつなの他の面が見えてきて段々好きになっていった。 薫子や弟の晴彦、せつな、そして家事代行の依頼者たち。 それぞれに抱えるものがあって、生きることにどうしようもない、つらさ、やりきれなさを感じるけれど、それでも話をして互いに痛みを分かち合うことでましになることもある。 登場人物らの抱く感情や優しさ、愛が巧みに描かれていて、胸を揺さぶられた。 とてもよかった。 ☆5.0

    1
    投稿日: 2025.01.06
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    主人公の弟の急死や自分自身の離婚、弟の元恋人との家事代行サービスを通じてのやりとりで徐々に生きる力を取り戻す過程が描かれており一気読みできる面白い作品です。 その他、LGBTや貧困など社会問題を織り交ぜながら進んでいく展開が良いと思います。

    1
    投稿日: 2025.01.06
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    最近読んだ中で1番よかった…感動して、涙が出た。まず登場人物のキャラクターが立っていてよかった。小野寺せつなのツンデレっぽさというか野良猫っぽさが、愛おしかった。主人公の薫子も最初は自分だけが悲劇のヒロインのような考え方をしていたけど、せつなと出会って色んな世界を知り「自分以外の他の人のことは分からない」ということに気付く。健康そう、幸せそうに、見た目は見えても、その人の本当の事情はその人しか分からない。 物語の構成も、弟の死をきっかけにその原因を考えるところは少しミステリっぽく、続きが気になるようになっている。薫子とせつなの軽口の言い合いが小気味よくいいコンビ。二人が家事代行で伺ういくつかの家庭にも、それぞれ事情があり、そこで出会った人たちとの交流も面白い。 序盤の服装の描写をしっかりするところとか、色彩表現が豊かな文体から好きな作家さんだなと思った。料理や食事の描写からも温度や香りが伝わってくるような表現の巧みさが素晴らしい。他の作品も読みたくなった。

    8
    投稿日: 2025.01.06
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    素敵な装丁と、お洒落なcafeのような表紙。 いい意味で裏切られました。美味しそうな料理に心が染みます。途中、苦しくて涙が溢れてきて、最後は、温かい涙に。 読み終わって見た表紙は、愛おしい。

    2
    投稿日: 2025.01.05
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    ミステリの要素と女性や家族の現代における問題が絡み合って、読みやすいのにドシっと重い。男性が読んだ場合の感想と女性が読んだ場合の感想がけっこう違うんじゃないかなと思った。主人公の薫子さんの捉え方でも変化しそう。どうしたら良いのか、何が正解なのか人はずっと考え、日々を暮らしていくんだよな。生きていくとは食べること、そんな気持ちにもなった。

    2
    投稿日: 2025.01.05
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    突然自宅で亡くなった弟春彦 春彦は遺言書を残していて姉薫子が代理人に指定されていた そので遺産相続のため弟の恋人せつなに会いに行く 刹那のそっせない態度離婚を言い渡され酒に逃げる生活をしていた薫子 せつなと一緒に行動するようになり知らなかった弟の姿を知り美味しい料理を食べ回復していく薫子 せつなは家事代行サービス会社に勤め毎週土曜はボランティアでチケットを頼む人に2時間の家事代行をしていた そこに薫子を誘った それぞれの人の思い人が自分に向ける思い言葉にする大切さ

    1
    投稿日: 2025.01.04
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    春彦さんの優しさの裏に寂しさをかんじた。公隆さんも優しい、自分を守ることもできていて大人だなと思った。薫子のように自分に正直に生きるのもいいけど強くないとつらい、私はどう生きていきたいか考えさせられる本だつた

    2
    投稿日: 2025.01.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自分自身の苦しみで精一杯でセルフネグレクト状態の主人公が周りをよく見渡し完璧のように見える人でもみんなそれぞれ悩みを抱えていることに気付き、他者に手を差し伸べることで自分の心が復活していく様子がとても良かった。 ただせつなのことを自分の赤ちゃんのように重ねたり、パートナーシップとか言い出すところで個人的にはちょっとなんか違うというか正直ちょっと引いてしまった。あと何かと子宮がいちいち反応する表現も好みではないかも。 自分がもしせつなだったら主人公の勢いに引いてしまうかもしれない。というか絶対断る。 本当に困った時に助けてくれる親友のような存在であってほしくはあるが、他人にいつでも勝手に家に出入りして心配されるのは嫌だな。一人前の大人として生きている限り。せつなに構うことで自分の心の隙間を埋めているようにも思えてしまった 最後主人公とせつながお互いに髪を触り合う場面も流行りのシスターフッド的要素入れてますという感じでリアルじゃない タイトルの回収ではあるんだけど… せつなが髪を触り返すというのはパートナーシップ受け入れるってことを示唆してるんだろう これだけ絶賛されている作品なのに自分とは価値観が違って受け入れられないと自分が捻くれているのか心配になってしまうw でもマジョリティ=正解じゃないって気持ちも大切にしたい。自分の意見持つために読書しているから 春彦はやりたいことを見つけたけど結局ただ突然自然死したということでいいのかな?天使みたいに儚い感じで

    6
    投稿日: 2025.01.03
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    シンプルに小説として伏線的な表現多くてストーリーがよかったし、今の自分にいろんな面でちょうど来る本だった。 ・タイミングによっては人に伝えたこと、伝えてもらったことの真意が全く届かないこともあるし、そういう時は無理して繋ぎ止めることもできないから時間とか心情の変化に任せるしか無いのかなってこと ・一面だけで他人の全体を図ることはできないし、見えない側面が絶対に存在するってことは常に意識しておかないといけないってこと

    1
    投稿日: 2025.01.03
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    表紙を見た時からずっと読んでみたかった1冊。 最後まで一気に読んでしまいました。感動。 美味しいって思うこと、楽しいって思うこと、嬉しいって思うことって生きてく上でほんと大切だと思いました。 あなたの好きな食べ物はなんですか?

    1
    投稿日: 2025.01.02
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    大切な人には自分から言葉にしないと 妻であり親であり娘であり妹である私 母、父、兄、夫皆んな亡くなってしまった ちゃんと食べてる? 話したくなったら聞くよ 自分を大切にして 友人がくれた言葉に救われた 私も誰かの痛みを癒し 心を掬える言葉をかけたい 喪失から立ち上がる物語 出会えてよかった

    2
    投稿日: 2025.01.01
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    初めて読む作家さんでしたが……………… 良かったですねぇ。。。 改めて(食)の大切さと(人との関わり合い)の 難しさ思い知らされました。。。 間違いなく本屋大賞候補でしょ(知らんけど)

    11
    投稿日: 2024.12.31
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    最初はどこまで行っても絶対に交わることのない価値観の合わなそうな2人が、この先どうなるのか全然読めなかった。 人は表面だけでは抱えているものまでは分からない。 互いに影響しあって支えあって変わっていく姿が印象的だった。

    69
    投稿日: 2024.12.31
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    料理と掃除。それって家の中のことなので、なかなか助け合えないですよね。それが助け合えるなら本当に素晴らしいことだと思う。

    1
    投稿日: 2024.12.31
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    せつなさんのお料理がとてもおいしそう。 食べることは幸せなこと、生きること。 人は支え合って生きている。 家族だからと言って無理に付き合う必要はないし、自分が愛したい人、そばにいて欲しい人を大事にする。

    1
    投稿日: 2024.12.30
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    人は一人では生きていけない 人との関わりの中で生かされるんだなと改めて感じた作品。 情景描写が自然で心地良かった。 食べることは生きること 不器用だけど、芯のある女性はうつくしい 2024年1番の本

    0
    投稿日: 2024.12.30
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     読み始めて、最初はどうなることやらとハラハラしたものの、一度走り始めたら、後は一緒に笑ったり泣いたりしながら、気持ち良く読了することができた。  というのも、カフェで向かい合うのは、怖いくらいに沸点の低そうな感情の起伏の激しい「野宮薫子」と、自分を貫いたと言えば聞こえがいいが、そこには太々しさすら漂わせていた「小野寺せつな」であり、この時点では、まさかあのような終盤になるとは全く予想できなかった、まさにそこが本書の一つの鍵なのではないかと私は思う。  例えば、私が上記した薫子とせつなの印象一つとっても、果たしてそれが正しいのかどうかというと、実は殆ど合っていないことを知ることで、物語の中にも書いてあるが、『人間は自分以外の人間のことは何ひとつわかるわけないんだよ』ということを、改めて実感させられる。  それは、そのカフェに於けるほんの数分の出来事だけで、その人の何が分かるのだろうということに加えて、人は、どうしても無意識に自分の中の価値観を基準としながら他人を判断しがちであるが(私も含めて)、ここで挙げられたいくつかのケースだけでも分かるように、決して人はそんな単純な存在ではなく、外見と心の中は必ずしも一致するわけではないし、想像を遥かに超えるような事情は、それこそ人の数だけ存在することによって、中々表から見えづらくなっているのが、『忙しすぎて心を失くしかけているような人たち』であり、しかもそうした人たちが多い理由の一つとして、真面目な頑張り屋さんや 、自分だけが辛いわけではないんだと全てを自分一人で抱え込むといった、責任感の強さであることには、そうした人の良さが却って自分の首を絞めてしまうようで、なんて皮肉でやりきれないことなんだろうと感じてしまう。  そこで登場するのが、家事代行サービス会社『カフネ』であり、実は他人が軽々しく口を挟むことができないような辛いものを抱えていた薫子にとって、せつなに誘われた掃除のボランティアで様々な事情を抱えた人たちのお宅を訪れることによって、実際に薫子と同じような悩みや辛さを抱えた人と出会い、そこで共感できたことが薫子自身の辛さと向き合えるようになっていく展開には、ただ慰めたり、話をするだけでは何の解決にもならないだろうと思っていただけに、そうした流れによって希望を見出せたことは、何よりも心の支えとなるのが人との繋がりなのだという証となるのかもしれない。  そして、その証となるものとして、薫子とせつなの関係性があり、二人が知り合うきっかけは薫子の弟「春彦」で、最初は薫子が春彦の遺言書の内容をせつなに伝えることから始まり、その後もなんだかんだで関わり合うものの、そこには家族でも友人でも恋人同士でもない、単なる知り合いの関係性のようにも他人の目からは思われるのかもしれないが、そうでは無かったことは、物語を読み進める内に次第と明らかになっていくことによって、家族や友人といった、そうした縛りみたいなものは、人と人とが繋がるのに関係無いんだなということを思い知り、それはせつなの作る料理が阿部暁子さんの文章を読むだけで美味しそうに感じられて、実際に作ってみたいと思わせてくれたように、人が人の為にしてくれたことが、その人の心を癒し、前を向かせ、そして生きたいと感じさせてくれることの素晴らしさを、二人の関係性から教えられたのだと思う。  更に、そこに春彦が加わることで、実はそれぞれが似たもの同士であることを知り、誰にも言えない深いものを抱えていたのは薫子だけではなく、せつなも春彦もそうだったことには、これも人と人とが繋がることのできる要因なのではないかと感じられて、これは先に書いた人の良さとも関係してくるのだけれど、「辛いときは辛いよ」と声に出していいんだよということではないかと思い、それはとても勇気が要ることだけれども、その結果として、水と油のように対照的な薫子とせつなの、お互いの個性に一切の妥協を挟まない痛快な関係性の続く物語が、そっと背中を押してくれるのだと思う一方で、『カフネ』という存在が、まずは無償で体験してもらい、そこで人の繋がりの素晴らしさを知ることで、人に何かをしてもらうという敷居を低くさせている効果があることも、更に勇気を与えてくれるのだと思う。  そんな三人を中心とした人との繋がりを描いた物語の中には、現代社会の抱える様々な問題も取り上げており、それはワンオペ育児、家族問題、貧困、多様性と様々である中で、家族の縛りは関係ないことを上記しながらも、突き放すまではできずに愛しさを感じてしまう、そんな一筋縄ではいかない関係性も描いている点に、阿部さんの視点の広さが窺える。  それから、ミステリの伏線に近いような、後々の真相に繋がるような要素をさり気なく散りばめていることが、まるでその人を知る為の手がかりにもなるような構成になっているのも印象的で、私にはその最たる物が春彦のプレゼントだと感じ、それはおそらく、彼が誰よりも薫子とせつなのことをよく知っていた証となるようなものであるからこそ、彼の人生も含め、尚更深い余韻として染み入るものがあったのだと思う。

    81
    投稿日: 2024.12.30
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    部屋の掃除と料理をする余裕があるかどうかって、自分の元気のバロメーターだなと思う。人にもその気遣いができるのが、愛だと思う。

    0
    投稿日: 2024.12.29
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    少しお節介で優しい世界が教えてくれた__ 食べることは生きること、誰かと食べることは幸せなのだと。生き疲れた人達の心の空腹を満たすのは、ありきたりな言葉じゃなくて料理の温かさなのかもしれない。

    4
    投稿日: 2024.12.26
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    読めてよかった。 登場人物が、いなさそうでいそうで、いてほしい人たちだった。いいことばかりじゃないけれど、今生きている人たちが、安心して眠れて食べられる空間で過ごせることを願う。 努力の人薫子さんの今後も気になる。

    2
    投稿日: 2024.12.24
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    初めての作家さんです。 以前から気になっていた本で やっと読めました。 最初、思ってたより主人公になじめなくてちょっとあんまり好きな感じじゃなくて 進まない感じなのかなぁと がっかりした気持ちがよぎりましたが、読み進めると、どっぷりはまってしまいました。 何度もうるっときながら 一番感じたのは、思いやりや優しさとはなんだろうか。 人それぞれに、三者三様で感じ方も受け取り方もみんな違い、 誰も悪くないのに気持ちの持っていきようがないくらい切なくて悲しい… 世の中には 助けてほしくても、助けてと言えない人や、さらに欲しがる人 しんどいことも気づかず、壊れてしまいそうな人 どうか少しでもこの本を読んで 救われてほしいなぁと心から思いました。

    33
    投稿日: 2024.12.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ブクログで見て読みたくなった本 薫子もせつなもすごく人間らしくて弱さも強さも持ってて素敵な人たちだなって思いました 春彦の謎、結末、派手な展開があるわけではないけれど続きが気になって読む手が止まらない作品でした 登場人物たちの想いは、みんながうっすらと抱えている感情のような、でも深く共感というものでもなく、それぞれの人生があるのだなと。 「生きるのが辛い」「早く死にたい」ってうっすらとずっと思ってきたけれど、それを誰かに伝えると、そんなこと言っちゃダメだよ、生きてればいいことあるよ、何かあったの?、否定肯定励ましが続く。 「生きるのが辛い」「早く死にたい」って思うのは悪いこと?悩んでたけど、この本は否定も肯定も励ましもせずただ寄り添ってくれる、それがすごく今の自分に合ってた。

    0
    投稿日: 2024.12.21
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    切ない内容の中にたくさんの優しさが詰まっている物語。 薫子とせつなのやり取りに何度もくすっとしたりほろりとしたり。 誰もが生きやすい世になればいいのに

    16
    投稿日: 2024.12.20
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    これは薫子やせつなや春彦だけの話ではなく、 親が子供にどれだけ影響を与えてるかという問題。 読んでいて心苦しくなる。 反発して反抗する子供もいるだろうけど、多くは自分を押し殺して我慢して生きていくのだろうな。 彼らは立派に大人になった。春彦だけは悲しい結果になってしまったが、彼を通して薫子とせつなという最高コンビが生まれたね。 せつなみたいにパパッと料理ができたらな~

    2
    投稿日: 2024.12.20
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    ☆概要☆ 法務局に勤める野宮薫子は、溺愛していた弟が急死して悲嘆にくれていた。弟が遺した遺言書から弟の元恋人・小野寺せつなに会い、やがて彼女が勤める家事代行サービス会社「カフネ」の活動を手伝うことに。 ☆感想☆ 最近、気になっていた作家さん。 『金環日蝕』を読みたいと思いつつ、図書館でこの本を発見! 大人の物語。 最初から登場する女性2人のやり取りに困惑しつつ、なかなか仲良し雰囲気になれず話は進む。弟の元恋人もかなりインパクト強いキャラ。強気キャラだけど、なぜが憎めず。そんな2人が少しずつ打ち解けていく姿に安心した。 徐々に距離が縮み、関係良好に見えた頃、またまた急展開続出で、話に吸い込まれた。もう、先が知りたくて知りたくて駆られるくらいに。 弟の死についても、元彼女の詳細についても後半知る。やや穏やかさとは離れる衝撃だった。現代問題になっているの姓についてだったり、生い立ちだったり盛り込まれてる。 完結は、強引に終わらせた感があるが、その後の先は、読み手の想像にお任せしますというような締まり。 ストーリーに出てくる、お料理を作ってみたくなった。

    18
    投稿日: 2024.12.19
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    薫子は不妊治療の末、夫から離婚言い渡され、大好きな弟は突然死し、生活も精神も破綻しかけていた。弟・春彦は解剖もされ、不審な点ないのだが、なぜか遺言書を残していて、別れた元恋人、小野寺せつなが受取人の一人となっているため、法務局に勤める薫子が手続きを進めるべくせつなと待ち合わせするところからストーリーが始まる。薫子の生きる力は、なし崩し的にせつなの所属するカフネという家事代行派遣会社のボランティア事業を手伝って行くなかで少しずつ回復していく。 なぜ、弟は死ぬのが分かっていたように遺言書や誕生日プレゼントの事前宅配を頼んでいたのか?なぜ、せつなを大切にしていたのに別れたのか?弟の第一発見者の弟の同僚の港君はどう関わるのか、薫子の夫はなぜ離婚を申し出たのか、そしてボランティアで家事代行に行く家庭のそれぞれの事情、せつながそこで用意する相手に合わせた素晴らしい料理の数々。全てが噛み合ってとても読み心地良く読了できました。最後の方は落涙。涙脆い人は公共の場所で読まないようにしましょう。 多くの人が絶賛しているのが納得の内容です。確かに本屋大賞候補入りそう!ま、私はあまりに不幸な生い立ちの人が多すぎるのがうーむ?作り込みすぎかなぁという印象強すぎて★4。新美南吉の「でんでんむしのかなしみ」みたいな人たち多い。 エログロはないものの、登場人物達の背負った苦しみを理解するのに人生経験必要なので、高校生以上でしょうか。

    2
    投稿日: 2024.12.16
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    悩みも苦しみも一見してわかるものではなくて、恵まれているように見えても実は…ということもあるのだろう。 打算なくただそばにいてくれる、そんな人がいるだけで支えられ、救われる。 人の気持ちに敏感で優しい人が苦しまずにすむように、まだまだ支えが必要なこどもが苦しまずにすむようにと願わずにはいられなかった。 美味しいものを食べておなかが満たされれば、きっと幸せになれる。一緒に幸せを感じられる人がいれば、もっと幸せになれる。 追い詰められたような重い空気から始まり、最後には澄んだ空気と明るい光を感じられる小説。

    0
    投稿日: 2024.12.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とても読みやすい文章で綴られる、性愛や恋愛だけに囚われない愛情のお話でした。 心がキュッと締め付けられる切なさがありつつも、温かくて優しい気持ちになれる物語。思うように行かないことがあっても、自分にダメなところがあっても後悔が募っても、それでも前を向いて生きていこうとする人の力強さが秘められている。そんなふうに感じられるこの物語が、私はとても好きです。 私自身が出産願望もなく、世の中が求める"普通"というものに対してあまり同調できない、したくないという思考を持っているせいか、読み始めた時の第一印象としては、生真面目でしっかり者であろうとする薫子に窮屈さみたいなものを覚えていたのですが…。 けれど読み進めていく内に、弟の元恋人である小野寺せつなと関わり始めて色んな感情や気持ちを見せてくれる彼女(薫子)のことがとても好ましく感じられるようになり、気付いたら尊敬や親しみを覚えるようになりました。 薫子とせつなの関係性が徐々に変わっていく過程も、読んでいてとても楽しかった。 二人の関係は友達でも家族でも恋愛でもない、言葉でパッと形容するのが難しいものであり、きっと何も知らない周囲の人たちからは不思議がられるものなのかもしれない。 でも、確かに信頼や親愛で結びつき、手を取り合って生きていこうとしている。これを愛と呼ばずになんと呼べばいいのだろう。 この二人なりの愛情の形が、私にはとても眩しくて、愛おしいもののように感じます。 最後まで読むと、完全に彼女たちのことが大好きになっており、この二人の人生を応援する気持ちになっていました。 そして本の中で繰り広げられる物語を素直に楽しみながらも、考えさせられる部分も多くありました。 子供が欲しいと思うことが出来なかった公孝。親が望むように女性と結婚して子供を作った、本当は同性愛者である港航一。周囲からの期待にたくさん応える一方で、自分に対しては欲がなく無頓着になれてしまう春彦。そんな春彦とウマが合った、同じくセルフネグレクトなところがある小野寺せつな。 キャラクターそれぞれが違う人間であり、違う考え方や生き方がある。物語を通して、他者が多様であることに寛容でありたいと思い、その気持ちの大切さをを改めて感じました。 また、薫子の心理描写から感じ取れる、親から与えられる愛情と子が望む愛情に食い違いが生じているところも、非常に生々しくて得も言われぬ気持ちになります。そして、生きることがより過酷になっている社会や世界で、これから産まれてくる子供たちは生きていかなくてはいけないという現実。 でもそういった過去や未来のままならぬ物事に対して自分自身でどう折り合いをつけて、これからを生きていくのか。それが前向きに希望を持って描かれている。この作品のそんなところが、私はとても好きです。 心が温まり、胸のすく思いになれる読後感がとても良い。 優しい話で読みやすいのに、多くのことを感じ取れて、「多様性とは」「愛のカタチとは」と考えさせてくれる素敵な作品。個人的に、とてもオススメの一冊です。

    2
    投稿日: 2024.12.15
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    読むまで意味を知らなかったけど「カフネ」という、優しい響きの書名と、綺麗な装丁に惹かれて読み始めましたが、想像以上に引き込まれてしまいました。突然の離婚に傷つき、最愛の弟の突然の死に打ちのめされていた薫子を救ってくれた弟の元恋人のせつな。出てくる人たちはみんな、見た目ではわからない事情を抱えていて、すごく読み応えがありました。他人とわかり合いたいなら、自分の事はもちろん、相手の話もきちんと聞いてぶつかり合わなければなと。 せつなが作る料理、とても美味しそう。参考にして今度チャレンジしてみよう。

    47
    投稿日: 2024.12.14
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    美味しい料理で疲れた心と身体が回復できるから、やっぱり『食』って大事だなと改めて思いました。 読んでて、お料理が美味しそうでした。 豆乳煮麺はレシピ載ってたけど、卵味噌のレシピが載ってなかったのは残念…(´・_・`) せつなの、ぶっきらぼうな言動が最初は気に食わなかったけど辛い過去があったことがわかり少し見方が変わりました。(春彦も) 親しい人との仲でも、心の奥深くまではわからなくて、わかった気になっちゃってるんだよなぁ… 最後は薫子の提案を、せつなはどうしたのか気になるところです。 受け入れてほしいけど、他の読者の方はどう汲み取ったのか気になります。

    18
    投稿日: 2024.12.11
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    なかなか分かり合えない生きづらいふたりの物語。このふたりの関係の描き方もいいが、登場する料理もさらにいい。

    23
    投稿日: 2024.12.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    著者作は初読。 食事の描写がとても美味しそうらしい、と聞いて読み始めた。確かにどの食べ物も食欲をそそるのだが、ジブリ飯のようなジュル&ガツ系ではなく、疲れた身体に染み込むような優しさがある。 主人公の薫子は家事代行サービスのボランティアに参加したことで、さまざまな「ご事情あり」家庭を見聞きしていく。そして死んだ弟・春彦の新たな一面がわかり、薫子が信じていた世界がぐらつき始める。終盤は春彦の死の謎と元カノ・せつなの過去が描かれていくが、そのパートはミステリの謎解きのようで面白い。 そして薫子が最後にせつなにしたあること、あれは一体どんな結末を迎えるのか。ラストは読み手の解釈に委ねられる。私は、せつなは結局受け入れないのではないか?と思っている。 空の描写に綺麗な言葉が散りばめてあり、たくさんメモをとってしまった。

    2
    投稿日: 2024.12.09
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    一個人の感想です。 人の繋がりや愛、誰かを助けたい気持ちは素敵だと思ったけど、高評価をしている方のように感動はしなかったかな…。 読了まで2週間以上かかりました。

    1
    投稿日: 2024.12.09
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    ずっと気になっていた作品。どんどん引き込まれて一気に読んでしまった。 自分はこれからどんな風に生きていきたいのかを考えさせられた。答えはまだ出ないけれど、きっとこれからの自分に寄り添ってくれる大切な作品になると思う。

    1
    投稿日: 2024.12.08
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    初めての作家さん。 料理レシピが付いているとの事で、amazonで購入した。 序盤から、薫子の切なさが胸にジンジン響いて、 「可愛げのない子だった」に、完璧に自分を投影してしまった。 愛する人を亡くした喪失感、 理由もわからずに去られた絶望感、 理不尽なことを言われたり、心が通じ合えなかったり、 読んでいて、心がチクチクした。 どんなに親しい間柄でも、その人の芯の部分は、 やっぱり知ることができない。 春彦や公隆の苦悩は、切なかった。 なんといっても、子供が辛い目にあっている姿は、 一番堪えられない。 でも、その辛さが消えない心の傷になっても、 大人になった時の強さの基本になるときがある。 そして、傷ついた人に寄り添える温かさになる。 心を癒すレシピ、 豆乳そうめんと卵味噌、作ってみたい。

    71
    投稿日: 2024.12.06
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    大切に手元に残しておきたい1冊。 若くして突然亡くなった弟春彦の元カノせつなと、ボランティアとして家事代行に赴く。 社会問題もあり、家族とはと考えたり、それでも歩き進める不屈の闘志の薫子さん好きだなぁ。 想像力と思いやり大事。

    7
    投稿日: 2024.12.06
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    家事代行、食を通して日々の大切さ、生きることの難しさを教えてくれる。 「チケット」を使って『助けて』と言えない人々に手を差し伸べていく。 ただ、悲しくて苦しいばかりの物語じゃなくてクスッと笑える会話もあり一気に読み終えちゃう一冊。 毎日疲れたな、しんどいな。そんな風に思ってしまう瞬間もあるけれど、そんな時にこそこの本を読んでほしい。

    5
    投稿日: 2024.12.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    41歳の女性、薫子が主人公。 家族について考える本。 全然幸せなお話ではなくて、思うようにいかない、生きることの難しさに焦点が当てられているのだけれど、だからといって後ろ向きになるものでも、何かをあきらめさせるのでもない。 薫子さんが、とてもまじめで、躓いたり倒れたりしながらも、踏ん張って行動していく姿が、励まされる。 … 弟が突然死んだ。その対応をする中で、弟の元カノに合う必要が出てきて、待ち合わせる場面で始まる。というのも、弟は遺言書を残していて、その遺産のいくらかをその元カノー、小野寺せつなーに相続する、と伝えられていたから。 せつなとは一度会ったことがあった薫子だけれども、この弟の死をきっかけに、関りを深めることになる。 家政婦業者の「カフネ」で、料理担当として働いているせつな。 普段は法務局に公務員として勤めている薫子が、カフネの土曜ボランティア活動に掃除担当として参加し始める。 せつなとペアで向かう先の家庭は、家族について自分の個人的な経験も含めて考える機会になっていて。 そしてその日の終わりには、せつなが過去に元カレだった弟につくっていた料理を、薫子の家で作って一緒に食べて。 薫子はせつなから弟の死と弟自身について、せつなから知ろうとする動機があったのだけれど、 その過程で薫子自身も、そしてせつな自身も、自分と自分の目の前の現実についての理解を少しずつ深めていくようで。 一人の人間が抱えることはいろいろあって、 私たちは他者については一部の側面としかかかわっていなかったり、たくさんの部分であってもすべての側面を知りえていないけれど、 一人の人間が別々に生きているわけではなくて、 その人が死んだときはすべてが一緒に無くなるから、そのすべての側面が一つになるとも、すべての側面が地理尻になる、ともいえるのかもしれないけれど、 それでもいろいろな側面をもって生きている中でも、それぞれの部分は一人の人間を起点としてつながっていて、 なんかそれが当たり前だけど不思議で。 家族のことは、とくに親子の関係はなかなか難しい経験が描かれていてー たとえば薫子のリアルな語り。 __悪意も自覚もなく、ただ無邪気に、娘を愛しているかのような気持で、この人たちはこう言っているのだ。 でも経験に縛られることなく、それでいて目をそらすのではなく、自分の居場所や残りの人生をどういきるかの自分自身を見出す足場にして、少し希望を持てるような内容でもあったと思う。 __自分で過去の自分を救いながら、何とか生きていくしかないのだ。斗季子が日々の営みに窒息しそうになっている人たちを助けようとしているように、公隆が傷ついた子供たちをすくいあげることを自分の使命としたように。 共有できる時間があること、思い出としてではなく、今として、一緒に感じることは今ここに生きている人としかできない。 あらためて、なんのために生きているのだろうと考えると、結婚するとかしないとかの協議の意味ではなくて、人と一緒に生きること、人との結びつき、と前の本で入っていたけれど、その関りあいをおろそかにしていちゃいけないなーと思った。 私としては、人と関わることは面倒だし、一人でいたほうが楽で自由だというのが本音。でも結びつきを保っている人はいるし、そんな結びつきがあるからこそ、普段の関わり合いは面倒だと思ってしまったりするのかも。でも結びつきって、丁寧に育てていかないといけないのだろうし、紡いでいかないといけないのだろうし、お互いも、誰もが変化し続けている中で、確かめ合い続けることが欠かせないのだろうと思った。 薫子の元夫は、ストーリーのなかでは、同じ関係には戻ってこなかったけれど、それでも離婚後に初めてちゃんと話して、その結びつきはまた、すこし違う形であったとしても育ち始めたのかもしれないし。 __簡単には伝わらないのは当たり前だ。人間は自分以外の人間のことは何ひとつわからない。わかったような気がしても、それは思い込みに過ぎない。… 笑顔の下に隠されていた弟の気持ちを、ひとつも気づいてやれなかった。その過ちを繰り返さないために、彼女に言葉をかけ続け、彼女の言葉を聞き続けよう。何度でも、何度でも。

    3
    投稿日: 2024.12.01
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    皆さんの評価が高くて気になっていた作品。なるほど、心を打たれるシーンがいっぱいあって満たされた気分になった。 主人公の薫子さん、自分的にはとても共感できた。実直で、生き方が少し不器用で、真面目過ぎて面倒くさくて。でも、そんなところがいいなって思う。ウィットに富んだ会話の返しとかも、クスッと笑えたし好感が持てた。 素っ気ないけど、細やかな配慮ができるせつなとの掛け合いも良かった。時にぶつかり合い、時に笑い合い、そうして育まれる信頼関係と、苦しい現実を乗り越えてお互いを思い合う絆が印象的。 愛しさと人に対するやさしさが溢れる物語だった。

    69
    投稿日: 2024.11.30
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    仕事休んで読み浸った。 美味しいご飯で人が活力を取り戻し、救われるシーンがたくさんあって印象的だった。 プリンとおにぎりが好きな小5の女の子の活躍に感動。 2人の皮肉を含みながらも次第に仲が深まっていく様子が好きだった。 親からの愛が姉と弟で偏りがあるのが辛かった。 メインで出てくる登場人物がみんな辛い思いをしてきたが、優しさがたくさん感じられた物語だった。

    1
    投稿日: 2024.11.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アンナチュラルかと思ったら同人だった、みたいな内容だった... 私も(比較的)若くて苦労してなくて元気そうに見えるから割と無神経なこと言われるけど、どう思ってるかは私にしか分からないよね...と。結構しんどいときある。 春彦くんがどんな思いをしてたかは春彦くんにしか分からないし、どうすべきだったのかとか正解なんてないと思うよ。 たまに薫子さん掃除途中にしてない?と思う時があるのは気のせいでしょうか... ...ところで卵味噌ってなんですか?

    1
    投稿日: 2024.11.26
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    みなさんのレビューを読んでとても楽しみにしてた♪ そして評判通り、とても素敵な作品だった✩.*˚ 序盤から、どうなっちゃうんだろうとハラハラしながら、物語にすっかり惹き込まれた。 とにかく登場人物が魅力的。皆それぞれの事情を抱えながらも懸命に生きていて。想いをぶつけ合いながら、互いの距離を縮めていき、もう最後は胸がいっぱいになった。 正直に言うと、読んでいて苦しくなる場面もあった。 感情移入というより、過去の感情が蘇ってくるようで。そっと蓋をしておいたのに開いちゃった、みたいな感じかな。いや、たいした過去があるわけではないのだけれど。 だから、主人公の薫子が過去を受け入れて、両親へ感謝の気持ちになった瞬間、あぁ、よかったと心から思った。 なんか、この小説を書いた阿部暁子さんの人間性に惚れちゃうな。身近にいたら、相談しちゃいそう。だって、分かってくれそうなんだもん。 著者の他の作品もぜひ読みたい!

    82
    投稿日: 2024.11.24
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    法務局に勤める野宮薫子は実の母からも「息苦しい」と言われる真面目な女性。一回りし下の弟の急逝と離婚で心も生活も乱れていた。弟の死後に、弟の元恋人の小野寺せつなとカフェで待ち合わせたときのせつなの態度の非常識にひどい。読み進めると野宮薫子、小野寺せつなを形成する過去もだんだんわかってきて愛おしくなってくる。 弟はなぜ29歳の若さでこの世を去ったのか、その謎を心の片隅に思いながら最後にちゃんとそのことも明らかになりスッキリ、気持ちよく読みました。

    2
    投稿日: 2024.11.23
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    親からも夫からも誰からも大事にされないなんて、辛いよなあ。私も親から冷たくあしらわれることが多いから、主人公の気持ちはとてもよくわかった。世界の中で誰か一人で良いから必要としてほしいよね。

    76
    投稿日: 2024.11.21
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    阿部暁子『カフネ』 2024年 講談社 みなさんのポストを拝見していて気になったところに、毎週録画予約しているBSテレ東の『あの本、読みました?』で取り上げられていたのを見て購入しました。 最初は、いわゆるグルメ小説的な感じを想像していたけど全然違っていました。 料理は大事な要だけど、命の儚さや尊さ、生きることの辛さや楽しみが描かれたとても重要で濃密な作品で感動しました。 食べることは生きること、生きることは食べること。 その食という存在がとても重要なアクセントとして存在し、愛おしく感じられました。 まさに帯書きにある「やさしくも、せつない。この物語は、心にそっと寄り添ってくれる。」感動作でした。 #阿部暁子 #カフネ #講談社 #読了

    11
    投稿日: 2024.11.19
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    1冊本を読むたびに今年の1番になっていく。何度も何度も泣きそうになった。電車の中で読んでいて涙が溢れてきたことにビックリしてしまった。とても暖かい本に出会えた。

    24
    投稿日: 2024.11.18
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    『金環月食』のときにも思いましたが、世の中いろんな不幸があるよね、、救いのあるようになったいたと思いましたが

    0
    投稿日: 2024.11.16
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    情景の文章表現がとてもきれい。そして、人物の発言がちょいちょい失礼で面白かった。 きれい事になっていないのも良かった。 いろんな要素が盛りだくさんなのに、しっかりまとまっていて、すごく力のある著者さんだと思った。 評価の高さに納得。

    17
    投稿日: 2024.11.14
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    …この本欲しい。 手元に置いておきたい。 一時期ブクログの皆さんがこの本のレビューをよくあげてらして、気になって図書館で予約したのがようやく手元に届いたので読んでたの。 うーん言葉がうまく紡げない。 でもひとつだけ言えることはこの本欲しい。

    87
    投稿日: 2024.11.13
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    とても良い本。 至る所に作者の人となりが出てると言うか、とても読み易いし文章が温かい。 後半は内容が少し重たくなってきたが読後感も良し。 他の作品も読んでみたくなった。 とても心がホッコリする万人に読んでもらいたい作品。 (☆3.8位)

    1
    投稿日: 2024.11.12
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    とてもとても美しい本でした 期待通りの優しい言葉がたくさん散りばめられており、生きるヒントが優しく刺さりました 丁寧に時間をかけて読んで良かったと思える作品♡ 全ての料理に意味があったのは感動しましたし、全部食べて追体験したいです!

    1
    投稿日: 2024.11.12