
総合評価
(566件)| 187 | ||
| 201 | ||
| 116 | ||
| 27 | ||
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評価が高い本なので、好きな方には気分悪くなる評価かもですが、、、 古代樹で暮らす、銀呪病などの世界観や、満月の日の風景描写などは大好きでした。それもあって、すごく期待して読んでしまったのですが、主人公にまったく感情移入できなかったです。 主人公の未熟さや何もできないところにイライラしました。途中までは15歳という年齢設定もあって、敢えての描写かもと思い読んでいったのですが、どこまでいっても非常に稚拙な感じがして、にも関わらず頑固という設定が無理でした。周囲の男性が主人公をフォローするために先を読んで立ち回るという構図に嫌悪感を覚えてしまいました。 主人公の未熟さ故に周囲に多大な迷惑をかけ、悲惨な運命を背負わせてしまったという過去を持ちながらも成長していく、という話もあるかもしれませんが、他人に多大な犠牲を強いたのに自分のしたことに後悔はしていない、など、どうしてそう思った?という箇所の記述がすごく不十分で、理解不能でした。 本作品はラノベだという感想を見つけたのですが、ラノベだと思って読んでいたら、全然違う感想だったなと思いました(純粋に楽しめたかも)。
8投稿日: 2024.08.19
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カタカナが苦手なもので、なかなか話に入り込めないな〜と思い休憩しながら頑張って読み進めていたのに、次第に止まらなくなって夢中になって読み終えた時には夜中でした。 シリーズ物なのは知っていたので、まさかの完結に最後放心してしまった。えええこんなに大層な物語でこんなにキャラクターが生きていたのに??もっとあなたたちのお話し読ませて…?泣 でも最初に戻って序章を読むと納得か… とりあえず次のお話読みます。 リリスとホルトがどうなったのか気になります!!推し!!
7投稿日: 2024.08.19
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・まさかの1巻完結で驚いたが、とってもよかった。自分でもびっくりするぐらい泣いてしまった。 ・それぞれなりに生き抜いて迎えた最後だったと思うが、もっとトリスタン、ユリア、ヘクトルの3人には幸せになってほしかった。 ・ただ1つ、他の方の感想から冒頭でユリアにキスするように弾けた泡虫がトリスタンだと気づくことができ、少し救われた気持ちになった。 そこには、「私はレーエンデにやってきたのではない。レーエンデに還ってきたのだ。」というユリアの言葉も書かれていた。ユリアは、再びレーエンデの地を踏むことは叶わなかったと最後の1文にあったが、時空を超えて帰っていたのだと思うと、また救われた気持ちになる。 ・続編もぜひ読んでみたい。
2投稿日: 2024.08.18
powered by ブクログ銀英伝っぽい後世の人が物語をかたっているような感じで、あれが嫌いな人はダメなんだろうけど自分としては受け入れられる。 トリスタンの最後がきちんとかたられていたのですっきり読了できた。
5投稿日: 2024.08.17
powered by ブクログこれはは2作目を読んだ後に書いた感想。 世界観になかなか入り込めず、話題の作品の割にうーんと思って本作読了したが、2作目に続く序章だとすれば納得。 2作目がとても良かったので、このまま3作目以降も読み進めこの世界の続きを知りたいと思った。
1投稿日: 2024.08.16
powered by ブクログ「レーエンデ国物語」は2024年本屋大賞第5位となった作品です。 カテゴリーで言えば「ファンタジー」になるのかな?聖イジョルニ帝国の中心に位置するレーエンデ地方を舞台とした壮大なスケールの戦国記です。 ただ、本作品は全5巻で構成されており、今回はその第1巻を読んだにすぎません。もし他に読みたい本が無ければ全5巻踏破したいところですが、中々2巻目に手を伸ばす気力がないかな。 異国の戦国記が好きな人にはたまらない作品だと思いますが、私の優先順位からすると後回しにしてしまうかな。
7投稿日: 2024.08.16
powered by ブクログ戦い・友情・愛・裏切り・別れ…全て味わえる王道ファンタジー。ユリアとトリスタン、ヘクトルの幸せだけを願いながら、ありえない不思議な力が全てを幸せな方向に進めてくれるのでは?と期待しつつ読み進めました。当然そんな都合のいい結末が起こるべくもなく。けれどこの不条理、やるせなさも物語の醍醐味。噛み締めて読了。
25投稿日: 2024.08.14
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おもしろかった! けどハッピーエンドではない 結構泣けた あの子はどうなったのか… 世界観が壮大すぎて理解するのに時間かかったけど素敵なファンタジー
0投稿日: 2024.08.13
powered by ブクログあぁ、トリスタン! トリスタン・ドゥ・エルウィン。 あなたの勇姿は、永遠に人々に語り継がれるでしょう。 切なくも美しく、悲しくも清らかなあなたの生涯。 正史には残らずとも、あなたが残した足跡は、 確実に歴史を変え、民に安らげる暮らしももたらした。 あなたはわたしの心にも柔らかく暖かな灯をともした。 この胸の灯をかかげ、わたしも生きよう。 諦めず、道を信じて。 あなたに出会えて良かった。 たぶん、この物語を知った人は皆そう思ったでしょう。 でも、レーエンデ国の長い革命の歴史は始まったばかり。さあ、2巻に進もう。
22投稿日: 2024.08.11
powered by ブクログAudibleで聴いた。 最初の方で、ユリアがトリスタンのことが好きって自覚してなかったところとか、ユリアがザ・少女漫画の主人公すぎて笑ってしまった。 少女漫画だと思って軽く聴いていたら、後半、色々なことが次々に起きて、ユリア、トリスタン、ヘクトルがピンチに陥って、ハラハラドキドキの連続だった。 後半は物語にすごく引き込まれた。 聴き終わってからの余韻がすごい。
6投稿日: 2024.08.08
powered by ブクログ重厚なファンタジー作品。 物語展開がゆっくりで、背景描写も多く、非常に緻密に作られている。 文章表現が的確で、非現実であるにも関わらず、頭にイメージが浮かびやすい。 そうした世界観を楽しみつつ、終盤は風雲急を告げる展開で手に汗握る。 地名等、固有名詞は覚えるのが困難だが、なんとなくの理解でも問題ない。 メイン組の、シンプルなのに複雑な人間模様も丁寧に描かれていたが、サブ的ポジションの人物たちの言動にも、なかなかに感銘を受けた。 ボリュームがすごい(536P)ので、合わないと苦行になるかもしれない。
1投稿日: 2024.08.08
powered by ブクログ幻想的で美しい描写。ラノベ調のセリフや結末に賛否両論はありそう。 ※ネタバレ 冒頭のレーエンデに入国するさい現れて、ユリアの目の前でキスをするように弾けた泡虫はトリスタンであったと推察。 トリスタンはキスぐらいしておけば…と最期に後悔をしていたが、命果てレーエンデの地に還ったトリスタンは時を超え、泡虫となってユリアの元に行けたと思うと感慨深い。
8投稿日: 2024.08.06
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物語の始まり、革命の始まりとして期待できる序章。この世界の未来はどうなるんだろうとワクワクさせられました。何十年、何百年先の未来でユリアたちがどう語られているのかと思うと次巻を読むのが楽しみです。 とても面白かったのですが、星ひとつ減らしてしまったのはトリスタンが悲しすぎるから。後半は涙しながら読んでいました。報われてほしかった…。いや、充分報われていたと彼は言うでしょうけど、笑って最期を迎えられたと満足かもしれませんけど…!ヤキモキしながらユリアとの関係を見守っていたこちらとしては残念で仕方なかったです…。
2投稿日: 2024.08.06
powered by ブクログレーエンデの国に引き込まれた。なかなか読まないジャンルで新鮮だった。個人的には、カタカナの名前があまり覚えられないことに気がついてしまった。
2投稿日: 2024.08.06
powered by ブクログはぁ〜トリスタンーーー! 夢中で前のめりになって読みました レーエンデの自然、季節、食べ物、生活、全部がいとおしい!時が経っても、トリスタン、ユリア、ヘクトルたち皆が生きていたこの時代のことは私、絶対忘れないからねーー! クリ茶、飲みたいです
0投稿日: 2024.08.05
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「革命の話をしよう」 呪われた地・レーエンデに足を踏み入れた貴族の娘ユリアが初めての友達、初めての仕事、はじめての恋を経て「レーエンデの聖母」と呼ばれるまでの物語。 とにかくとにかくレーエンデが美しかった… p25 "木漏れ日に照らし出された羊歯の葉は瑞々しく、苔生した大岩や倒木は淡い緑に輝いている。…………風や空気さえも鮮やかな緑に染まって見える。" と言ったレーエンデの風景の描写や p99 "月白な森の中、銀色の霧が流れてくる。それは絹の光沢を帯びていた。…………背中に並んだ無数の棘、帯状に垂れ下がった鰭、幻魚の群れが満月の前を横切っていく。" などの幻の海の様子が美しくてたまらなかったです…!! ただでさえ想像力が掻き立てられるファンタジーに細やかで繊細な情景描写が相まって、本当にレーエンデの土を踏んだ気分になりました。 トリスタンとユリアはお互いを想い合っているのに呪いが二人の運命を引き裂いてしまう。 叶わぬ恋に泣き続けるユリアに涙… 途中、喉を切られた時の死に様などがこれもまた詳しく説明されていて、読了後も想像しては苦しくなり、また思い出して、を繰り返したのでグロは向いていないんだな、と思ったり… 一人一人の心や、風景の描写が丁寧だったのは、トリスタンが星に還る瞬間のシーンまでで、肝心のユリアがレーエンデの聖母と呼ばれるまでの出来事は、事務的に簡潔に書かれていました。 ユリアの葛藤する姿や、リリスが子供に話をする姿、銀呪病、ヘクトル…たくさん知りたいことはあります。しかし、一人一人の長くて濃密な人生も、歴史の中の1時代になり、1ページになり、1文になり…。消えてしまう人生もある。そんな儚さや切なさを、淡々と語られる終章で感じました。 銀呪病についてはこの続きの本でゆっくり明かされていくのでしょうか? とにかくこの本は描写が素敵でレーエンデの世界にすんなり入り込むことができて、レーエンデの一員になりたくなります。 カタカナの名前を覚えるのは少し大変ですが、 読んでいるうちになんとなくわかるようになりました! たとえユリアやヘクトル、そしてトリスタンの人生がレーエンデの歴史の1つに組み込まれ、消えてしまう運命だったとしても、この本を読んだ方の心にはいつまでも残り続けると思うし、残し続けたいと思いました。 追記 1 本の最初にユリアやトリスタンの絵が書いてあったと思うのですが、トリスタンの見た目が、 どうしてもどうしても…!! ツイステッドワンダーランドというディズニーのゲームに出てくる「ジャミル・バイパー」君に見えて仕方なくて、声もそんな感じで聴こえてきました…笑笑 性格も少し似てるところがある…気もしなくもなくもないかな⁇ お時間がある方、是非見てみてください!! 追記 2 私、昔から合唱をしているんですが、 「銀の色」という女声三部の合唱曲がとても幻想的で好きなんですけれど、この本を読んでいると 銀という共通点があるからか銀の色という曲を思い出したりしながら読みました! とても幻想的で素敵な曲なので、またまたお時間がある方、是非聴いてみてください!! Youtubeで検索するとあります!おすすめです!
4投稿日: 2024.08.05
powered by ブクログあー面白い。 ファンタジーによくある名前や土地のイメージが定着せず、最初はしんどかったけど、読み進めるうちにハマっている自分がいた。 気づいたら半分が過ぎ、また気づいた時には残りわずかとなっていた。 最初はカタカナの名前が覚えにくかったり、レーエンデの世界観に入りにくかったり手こずる。 しかし、ここ。 この1巻を読み終えたら、2巻からはレーエンデの世界に身も心もドップリ浸かることができる。 そこからは最高の読書時間が訪れると約束できる。 父親と共にレーエンデに付いてきたマリアがトリスタンをはじめ、さまざまな人と出会い、成長していく。そのなかでマリアはある出来事によって、身籠ることになり、それが言い伝えにある神の御子であることから物語は展開していく。 トリスタンのかっこよさやヘクトルの勇敢さに脱帽。 魅力ありすぎる。 終わり方も綺麗だった。 終章でまとめられ、次作がどうなるか楽しみすぎる。 もう少し闘いの場面があったらもっと楽しめたのにとは思う。 けど、壮大な物語すぎて今後どうなるのか全く予想がつかず、まだこれからも続きが読めることにワクワクする。
14投稿日: 2024.08.05
powered by ブクログおもしろかった。 英雄の父とその娘。 彼を崇拝する弓の名手の青年。 何度も訪れる絶体絶命の危機を乗り越えたその先、 3人に訪れる結末は…。 王道ファンタジーと言われるだけあって 正と悪の対比がわかりやすい。 物語自体の内容には意外性はないものの、 独特の世界観に入り込むのに苦労はなく あとはどっぷりはまり込んで楽しむだけだった。 次々と災難に巻き込まれる登場人物たちに 苦しさを覚えつつも、 いや、正義は絶対勝つ!と 心で祈りながら読了。 5巻まで続く物語、 次の作品にも期待。
27投稿日: 2024.08.04
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ずっと積読になっていた本がやっと読めた。ひっかかるところがあったような気もするけれど、ぐっと集中して読めた、久々に本の世界に没入できた。続きも早く読みたい。 淡い恋はこの年になっても楽しめるんだなぁ。 神の御子はどんな人生を辿ったんだろう。 もし私が続きを書くとしたら、だれを主人公にして書こうかなぁ。 銀呪病は解決できたけれど、平和なレーエンデに災厄をもたらすことになってしまった道を作ったパパはどんな気持ちだろうか。後悔してもしきれないよなぁ。でもこうやって世界は失われていくし、新しい世界は作られていくのは現実も同じ。少しでも長引かせようとするのはただのエゴ?
2投稿日: 2024.08.03
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ちょっっっっとまって!!!!!!! 2回目読了後に気づいてしまった。 冒頭に現れて、ユリアの目の前でキスをするように弾けた泡虫、これきっとトリスタンだったのではだったのではと………!!!! 最後はキスをも叶わなかった2人、トリスタンはキスぐらいしておけば…と最期の最期に後悔をしていたけど、命果てててレーエンデの地に還ったトリスタンは時を超え、泡虫となってユリアの元に行けたんだなと、涙を流してしまった。 でもやっぱり、リリス達はあの後どうなってしまったのかとか、ユリアが国に帰った後どう過ごしていたのかとか、想像だけでは補えない箇所がありすぎて…どうか…どうか1巻では描かれなかったヘクトル、ユリア、ウル族のみんなのその後を書いて欲しい………と思ってしまった。終章に淡々と綴られた文字があまりにも心苦しすぎる。 レーエンデで命果てたものは、レーエンデに還るけど、シュライヴァで死んでしまったユリアやヘクトルは死んでも尚レーエンデの地に還れなかったのかな…。 うわ〜〜なかなかにしんどいぞこれは。 軽い気持ちで踏み込むべきではなかった。 恐ろしきレーエンデ国物語
3投稿日: 2024.07.31
powered by ブクログ王道ファンタジー物!というストーリーなので、小学生の頃読んでいたらどハマりしていたかもしれない。 最終的に成し遂げるのが女性側(ユリア)なのがかっこいいなと思う。
0投稿日: 2024.07.29
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いくつかのコメントを読んで、会話のラノベっぽさがちょっと苦手だったのかもと思い至った。 面白いんだけど、だけども、、、という気持ちが抜けきらなかった。 前評判で自分の中のハードルを上げすぎてしまった気がする。 身籠ったと知った途端、好意的だったプリムラの態度の変わりようとか、胸にくる、迫ってくるようなシーンもあったりするので本当に面白いとは思う。
0投稿日: 2024.07.28
powered by ブクログ英雄の娘を主役とした異世界ファンタジー。 冒険と剣よりは不思議と恋のファンタジーであるが、設定などは政治的な複雑さが含まれており大人向けになっている。 レーエンデの土地特有の風土病である銀呪病が物語に深く関係しており、治療所である森の家や死ぬと自然に灰となるなど設定が面白い。 続編はあるようだが、物語は綺麗に終わっているので舞台は同じで主人公が変わるのか。
0投稿日: 2024.07.27
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社会に馴染めず、傷つき、立ち止まったまま、前向きに生きられない、傷つくのはもうごめんだと将来に希望を見いだせない人たちが多い現実世界に生きる私たちは、そういう人たちが生きやすい世の中にするために、そんな人たちの障害となっているものを取り除くべく社会を変えようとしている。この物語はその対岸にあって、何があってもそれを受け止め、苦しくても辛くても前を向く人たちが描かれている。「振り返るな! 立ち止まるな! 前だけを見て走り抜け!」トリスタンがユリアに託した未来、その未来を信じ、自分がすべきことを全力でやりきった最期が笑顔であったような生き方を、私もしてみたいと思った。
0投稿日: 2024.07.26
powered by ブクログ王道ファンタジーでした。けど、もう少しワクワクが欲しかったかなぁ…私が年を取ったのかなぁ…という少し残念な感じもありつつ、久しぶりのファンタジー、楽しませてもらいました。
5投稿日: 2024.07.26
powered by ブクログ久しぶりに空想の世界の物語を読んだ。独特の世界観にあっという間に没入して、頭の中に映像が浮かび上がる。続編を読み進めたいと思う。
6投稿日: 2024.07.26
powered by ブクログ魔法が誰でも使える世界でもないし、魔法のアイテムもないし、ドワーフもドラゴンも出てこない。それでもなおファンタジーでしか描けない御話。
0投稿日: 2024.07.25
powered by ブクログ読み進めるとどんどん入り込んでいって夢中になる 物語の中盤から後半にかけて怒涛の展開 儚くも切ない、けど希望もある ここからはじまる物語
0投稿日: 2024.07.24
powered by ブクログ架空の大陸•西ディコンセにある聖イジョルニ帝国。その中央に位置しながら二つの山脈に囲まれ「呪われた地」と呼ばれてきたレーエンデ地方。物語はこの地を舞台に繰り広げられる"ハイ•ファンタジー"です。 世界観の造り込みはしっかりしている。美しいです。 ただこれほどの創造世界を、この少ない登場人物で描き尽くそうとするのはやはり無理がある。「魔力」や「超自然的な力」に頼らないストーリー展開は頑張っていて良い。しかし、それだけに登場人物があまりにも不死身すぎて、不自然に見えてしまってもったいない。もっと多彩な登場人物が配置されていれば、アクションシーンにも納得がいくのではないかと思う。 終章を読むと、私たちはレーエンデをめぐる長大な歴史の"重要な最初の局面を目撃した"みたいな創りになっている。続巻では別の時代が描かれるらしい。「ナルニア国物語」みたいな創りだな。なるほどね。
39投稿日: 2024.07.24
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久々にがっつりしたファンタジー読んだ 魔法の概念がなく戦闘も泥臭くそれが面白かった トリスタン、ナイスファイト 後半どこ行っても酷い目に遭ってたが信念を貫いていてカッコよかった 最後はどうなるかと思ったが意外とあっさりエピローグで描かれていてそこが微妙だった 全5巻くらいになるとは聞いているので本著は話のベースを提供までって感じなのかな
1投稿日: 2024.07.23
powered by ブクログこういうファンタジーは、入り込めるか込めないかの二択なのですが…今回はなぜかすんなり入り込めました。 でも、なぜ??? 銀呪病が発生するという独自の世界観。 英雄の父と娘。繰り返される争い…と、あくまでも王道の設定です。 もちろん作者の筆力が見事なことも確かですが、もしかするとナウシカに似ているからかも、と思うようになりました。 謎の病、争いと侵略、世界を救うヒロイン…。 果たしてそれだけでしょうか?? 物語はまだまだ続くようなので、とりあえず次作も読みたいと思います。
14投稿日: 2024.07.21
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世界観のしっかりしたファンタジー。情景描写の表現が好きだ。「刃のような月光が冴え冴えと降る」や「天空に望月が昇ってくる。皓々と輝いて、森を青く照らしている」など、私好みの表現目白押し。特に、この『皓々』という明るいのに寒々しい月の光の形容がたまらない。銀呪や古代樹、宗教と国家などの設定も納得のいく説明がサラッと差し挟まれて見事。 が、処女懐胎とトリスタンの自己犠牲が苦手。って、そこがこの話の肝だろう、という突っ込みが聞こえてきそう。だが、何度も何度も繰り返すしつこさに、続きを読む気力が湧いてこなくなる。 そして、終章のエルーデを取り戻せないまま、結婚して子供や孫に囲まれて82歳でこの世を去るというのも、次巻に血を繋いでいくからなのか?少女小説だったら、トリスタンの思い出を胸に独り身をかこつ、のが定番だろうと思うが? 次巻、図書館にあったら続きを読もうと思う。会話で話が進んでいくのも、情景描写の表現とギャップがあって、イマイチのめり込めない要因か。
6投稿日: 2024.07.20
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壮大なお話だった。各国の様子が手に取るように分かり、本当にこんな国があるのではないかと思うほどに素晴らしい描写だった。最後の最後までトリスタンが救われてくれたら、救われて欲しいと思っていた。儚い。
2投稿日: 2024.07.17
powered by ブクログ間を空けすぎてしまったけれど無事読了。 ファンタジーを読むのが久しぶりで、人の名前や地名についていけず期間を置いた日もあったけど、それでもいちど読み始めると止まらない。 通しで読み返してから次の巻へ移ろうかな
1投稿日: 2024.07.15
powered by ブクログ素晴らしいファンタジーでした。 一気読みしました! 雨と花...あーなんて美しいんだろう。この物語をもっとずっと読み続けたい。
58投稿日: 2024.07.14
powered by ブクログ世界観は好きだったけど、人物たちの話す言葉が薄く軽すぎる気がして、なかなか入り込めなかった。んーーー。すっごい好きなのに、悔しい感じ。
6投稿日: 2024.07.14
powered by ブクログ久しぶりに読んだ王道ファンタジー。巻頭の絵地図や登場人物画に心躍る。ファンタジーだが今のところ魔法を使う人間は現れない。ひねくれた展開がなく話運びは王道そのものなのに、不思議と飽きさせないのは登場人物が魅力的だからか。弓の名手・トリスタンも英雄ヘクトルも格好良く、まんまと心奪われてしまった。登場人物も壮大な世界観の割に決して多くはなく読み進めやすい。それでも約500ページとボリュームがあるので、カタカナ人名やファンタジー設定に慣れていないと挫折する人も多いだろうか。 私の市の図書館では1巻はそこそこの予約待ちだが、2巻以降予約者なしですぐ借りられる。しかも3巻までしかない。シリーズ追いかけるつもりなのに4巻以降入れてくれないのかしら。
8投稿日: 2024.07.08
powered by ブクログ壮大な歴史(ファンタジー)物語の序章の巻。 謎の銀呪病を抱えるレーエンデ。それゆえに、閉ざされ守られてきた森の暮らし。だが、その地に呼ばれるように、天満月の乙女ユリアが、父ヘクトル・シュライヴァとともにやって来る。ユリアはレーエンデに魅了される。そして、案内役を引き受けたトリスタンを愛するようになるが、彼は銀呪病を患っていて、限られた命をいきていた。ある時、ユリアは銀呪を振りまく幻の海の最中、赤ん坊の鳴き声を聞く。一方、父ヘクトルは政権争いの渦中へと、望まぬ争いに巻き込まれていく。レーエンデに憧れを抱く親娘とレーエンデの名射手との、哀しくも深い絆に胸打たれつつ、読了。幻の海のくだりはとても幻想的で好き。
1投稿日: 2024.07.08
powered by ブクログ登場人物の名前がややこしくてもう1回整理したい感じ。一気に読みたくなる度は高いけど読後感はまあまあな感じ。トリスタンが魅力的だけど悲しくなってしまう。
1投稿日: 2024.07.07
powered by ブクログ登場人物の名前や用語を覚えるのに、少し苦戦をしましたが、とても良いファンタジー小説でした。 トリスタンが良い人過ぎて、感動しました。
1投稿日: 2024.07.07
powered by ブクログ美しいファンタジー作品でした。構えていたけれど読みやすくて、ストーリーに入り込みやすい。 絵がない絵本のような、 子供のころでは分からなかった涙の意味が分かったような、 『大人のためのファンタジー』というのがよく分かる。 それは終わりかたにも表れていると思う。 想い繋ぐためのユリアの強さとトリスタンの触れない愛情の深さは苦しかったですが、 それがこのストーリーの始まりなのですね。 振り返るな。 立ち止まるな。 前だけを見て走り抜け。 生きていれば奪還の機会は必ず来る。
4投稿日: 2024.07.06
powered by ブクログ前半はラノベっぽいノリで、失敗したか…と思ったが、中盤から終盤にかけては一気読み。急に雰囲気が変わる。前だけを向いて、突き進んでいきたくなる物語。
15投稿日: 2024.07.06
powered by ブクログ久しぶりのTHEファンタジーでなかなか入り込めずとても苦戦した。 ラストに向けて感動したけれど今まで読んだ指輪物語やハリーポッター等に比べるとそこまで気持ちが昂ることはなくて。 でも、4巻まで読んでいる娘と1巻の最後の方を一緒にオーディブルで聴いていたとき『そういうことだったの!?』と言って泣き出した姿を見て、先まで読むと今より分かることや思うことがあるんだろうなとは思った。 根気よくこの先も読んでみたい
12投稿日: 2024.07.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2024年本屋大賞にノミネートされていたので。 革命の話をしよう。 最初にそう告げられた時に気が付くべきだった。 これはファンタジーではないと。 少なくとも喧伝されているような「王道ファンタジー」ではない。 魔法もなく、妖精もいない。 満月の夜に銀色の霧が流れ、幻の海が現れ幻の魚が泳ぐ。 美しい光景だが、 その海にのまれれば、銀呪病という体がだんだん動かなくなる病にかかる。 その幻の海が現れる「呪われた土地」レーエンデ。 見たこともない聞いたこともない国の話であっても、 それだけではファンタジーではない。 そのレーエンデとの交易路を探す隣国の英雄とその娘。 娘を愛し愛されながらも結ばれることはなかった銀呪病におかされた青年は、 娘がみごもった神の御子あるいは悪魔の子を守るため、 全てを捨てて泥をかぶる。 それなのに赤子はとりあげられ、教皇の道具となってしまう。 愛と哀しみと悲劇はある。 何が不満なのかと訊かれれば答えはあるが、 何が不足なのか、の答えはない。 まだ。
3投稿日: 2024.07.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
久しぶりの王道ファンタジー。 何度も地名や人名を確認しつつ、物語に入っていき、夢中で読んでしまいました。何だか切ない恋愛も、羨ましい位の家族愛や友情、自分の存在理由を求めて成長していくユリア。 レーエンデはどうなっていくの?
2投稿日: 2024.07.01
powered by ブクログえ?続くの??どゆこと?どうしようかなぁ、、、、。なんかイマイチ、ピンとこないし爽快さみたいなのは無い。
1投稿日: 2024.07.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
久しぶりにどっぷりとファンタジーに浸った。 レーエンデの美しい自然が目に浮かぶよう。銀の動物たちも綺麗だろうな。 読みなれないカタカナの名前や国名につっかえながら読んでいたけど、そのうち慣れた。 多分みんな思っていることだけど、トリスタンの人生が過酷で儚く凄い悲劇だった。ユリアと過ごした日々しか幸せを感じれなかったとか辛すぎる…。 ヘクトルとのコンビ好きだったな。 政治の話は少し難しかったけど、 最後はもう怒涛の展開すぎてもうそれどころじゃなかった。その後が気になりすぎるけど、次巻のあらすじを読んで登場人物が違うから1冊完結なんだろう。 親子愛、友情、恋、どれも泣かされました。
26投稿日: 2024.06.30
powered by ブクログファンタジーの世界感にもすぐに入り込めて、物語の展開が目まぐるしいので、どんどんページがめくれました。 序盤は、トリスタンにあまり感情移入出来なかったのですが、最後まで読み進めると、いつの間にかトリスタンの心情にがっつり感情移入してました。。。 ファンタジーは久々でしたが面白かったです。 全5部作?毎回主人公が変わり、次は百年後の話とか、壮大なスケールですね。楽しみです。
50投稿日: 2024.06.26
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レーエンデ国 樹海の中に存在しているかのような雰囲気 そして鱗の病 ファンタジー要素満載で面白かった。 ちょっと物足りない感は残る。 続編で払拭できるのかな。
8投稿日: 2024.06.25
powered by ブクログレーエンデ国物語第一巻。 トリスタンとユリアの恋心が切なくて切なくて、 お互いへの想いは確かに深いけど 触れ合わない恋。 トリスタン尊すぎる(꒦ິ⌑꒦ີ) ユリアのお父さん、英雄ヘクトルもめちゃカッコいい! 終章に今後のあらましが描かれているけど、具体的なことがわからないので、これからの巻を読むのが楽しみ。
2投稿日: 2024.06.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
国同士の争い、宗教チックな民族の言い伝え、恋愛等様々な要素を含むファンタジー作品だった。本作は歴史の一部として、続編へと続いていく壮大な話。夏休みなどゆっくり時間のある時に、壮大なファンタジーに浸るにはとてもいいと思った。少々人の名前や土地、国の把握が難しく感じたが、続編も読んでみたい。
1投稿日: 2024.06.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
久しぶりにファンタジー作品を読みました。 本当に久しぶりだったので、ファンタジー的な設定に馴れるのか、と最初数ページは思ったのですが、杞憂でした笑 あっという間にひきこまれ、時間も場所も忘れて読み耽ってしまうほどでした。 世界観だけでなく、キャラクター同士の交流から生まれるヒトとしてのそれぞれの成長に、涙を流しながら読むこともありました。 最後はとても、たしかに現実的な切ない終わり方でしたので、個人的にはもう一押し欲しかったなあというところでしたが、 それもまたこの世界の話を読んでみたいとも思える絶妙な匙加減でした。
1投稿日: 2024.06.23
powered by ブクログ普段ファンタジー小説をあまり読まないため、積読状態がしばらくあったのですが、そのことを激しく後悔しました。もっと早くレーエンデの世界に入れば良かった、、、と… ユリア、ヘクトル、トリスタンとともにレーエンデの世界に浸りながら、中盤以降はボロボロと何度も何度も泣いてしまいました 壮大な愛の物語 2部もガイドブックも読んでいますが、これから悲しみを感じるのか、高揚も感じられるのか、とても楽しみです
2投稿日: 2024.06.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
感想 ファンタジー小説。最後に向かっていくに連れてこの物語の幕開けっぽい感じになったが、終章で突然、文献調で語られる形で終わる?今後の物語にどのように繋がっていくのか? 一般的にこのような交易路を通して、文化交流や新しい知識が入るのはいいが、一方でそれまでになかった疫病や民族間の争い、独自文化の喪失など一長一短だな。 あらすじ レーエンデ国は皇帝領から唯一自治を許された土地で家柄による上下関係はない。シュライヴァ首長の弟であり、騎士団長であるヘクトルは、娘のユリアを連れてレーエンデを訪ねていた。その目的はシュライヴァとレーエンデの交易路を作ること。現地の案内人として友人からトリスタンを紹介され、そこを拠点にして交易路を作るための調査を始める。 レーエンデには満月の夜に銀の霧に覆われると人間にとって不治の病である銀呪病にかかるとして恐れられていた。密輸商体を追いかけて、竜の首という密輸ルートを探し当てる。密輸商体のガフを取り逃がす。トリスタンが銀呪病であると分かり、長くても5年の命であることが発覚する。 交易路を作るにあたって色々な思惑が交錯する。ヘクトルはそれをまとめ上げて無事に工事を開始する。トリスタンとユリアはお互いに惹かれつつも距離を置いていたが、トリスタンが倒れたと知らせを受けてユリアは駆けつける。エルティンに戻り穏やかな生活を始めたが、ガフによって襲撃される。ユリアは満月の夜だったが、森へ逃げ出し、赤子を抱く夢を見る。ウル族の間では、森で父親なしの子を宿したものは悪魔の子を宿したとして殺される運命にあった。トリスタンが悪者になることでヘクトルとユリアは、ノイエレニエの領主のところへ逃げる。 この頃からユリアは予知夢を見る。ノイエレニエの領主は、先祖の予言に従って、ガフを使って、聖女ユリアとその子の未来視の能力を手に入れようとしていた。ヘクトルとトリスタンは、ユリアを救い出すために孤島の城へ向かう。ユリアを救い出した後、ヘクトルとユリアはシュライヴァを建て直すために旅立つ。トリスタンは、二人を逃すために奮起し、戦死する。
12投稿日: 2024.06.16
powered by ブクログ本屋大賞ノミネート作品。 ひさしぶりに読むSF小説は、精霊の守り人に近い雰囲気を持つお話。 序盤はやはり背景や登場人物を探り探り読み進め、銀呪の話が出てきたあたりからのめり込みだした。 トリスタンの優しさには毎回すげぇと思うしかなかった。 続編はどこら辺の話だろう、早く読みたい。 121冊目読了。
3投稿日: 2024.06.16
powered by ブクログ私の住む市の図書館で、最も蔵書数の多い図書館が今月から11月末まで休館しており、その影響でこれまで追っていたシリーズが、いくつか読めなくなってしまい(グレーラビット、吉野朔実、ドラゴンランス、母の友、等々)・・・まあ、母の友くらいは買えばいいじゃないかという話なのですが、まだ本にお金を注ぎ込める余裕がないのです。 というわけで新たに注目したのが、いつもの図書館に3作品あった、このシリーズで、格調高い表紙のデザインには、かなり期待値が上がったのだが・・・。 世界観は、中世ファンタジーを思わせる王道ものだが、魔法は今のところ無さそうで、その代わりに、銀呪病などの不思議な現象や生物が多少存在するけれども、そういった特殊なものは極力入れないようにしている雰囲気があり、種族もいくつかあるものの、いずれも現代社会で言うところの外国人のような違いに留めている感じには、読み手に親しみやすさや共感を得やすい形にしたのではないかと思われながらも、冒険ものとしては世界を変えるための地味な第一歩的な内容に、これは中々良いのではと、最初は思いました。 読み始めて、まず気になったのが、序章を始めとした重厚さのある文体とは対照的に、登場人物の語り口の、そのあまりの軽さとのギャップ感であり、しかもそれはかなり現代的なそれであり、ファンタジーなんだけど、まるで現代社会で生きている人達が、そこにタイムスリップしたような感覚に陥ってしまい、異世界感を味わえなかったことが一つ。 次に物語本編の内容でして、約500ページある中の約6割が冗長に感じられてしまい、日常のちょっとした生活ぶりや季節感を細かく書くのは別に良いとは思うのだけれど、そうした点を細かく書くのであれば、終盤のあの急展開はなんだったのだろうと感じてしまい、本編が「ユリア」や「トリスタン」、「ヘクトル」、それぞれの物語を平行して書く意図があったのだとしても、もう少し短縮できたのではないかと思い、ページ数が多いのは別に構わないのですが、多ければ多いなりの、それに見合った内容であってほしかったです。 それから、これが最も気になったことなのですが、登場人物の個性がもう少しくっきりしてればなあ、ということで、メインの人物はイラスト付きで紹介されてるから、本編ではあまり詳細に描写しないのかもしれませんが、その全ての人物が、過去の出来事と今何をしたいのかという思いだけで表現されていて、とても真摯に書いてくれてるとは思うのですが、あともう一捻りとして、その人特有の口癖であったり、決まった仕種があるだけで、登場する度に「あっ、この人だ」という、忘れ難いイメージとして焼き付けられるのではないかと思いました。 なんて色々書きましたが、それでも終盤の展開には、思わずのめり込んでしまい、ストーリーテラーとしての魅力は十分にあると感じられましたし、ここでの出来事やメインの3人以外の登場人物が、次巻以降に於いて、どのような関わり方をしていくのか、そこに期待しながら、もう少し読み続けてみようと思います。
57投稿日: 2024.06.15
powered by ブクログ長く壮絶な物語で、読み応え抜群でしたが疲れました。 愛するものを守る覚悟が強く、偉大で逞しい。 人は誰でも役目を背負って生きてくる。 自分には何もない、何もなかったと言う者は、まだそれを見つけていないか、見つけたのに目を逸らしているのか、そのどちらか。 守りたい何かがある。自分の人生をかけてやりたい事がある、そう思えることこそ自らの力となり生きがいになる。 そして、子どもとは希望。 希望を産み、未来を育む。
9投稿日: 2024.06.15
powered by ブクログ壮大な物語…!!一旦終了しているようだけど、この後どう展開していくのか気になる。 ユリアとトリスタンの関係性がとても素敵だった。
11投稿日: 2024.06.14
powered by ブクログ国産ファンタジー。読みやすいしストーリーも簡潔でわかりやすい。英雄、友情、信頼といったプラスの要素だけでなく、人の醜さも表現されていて王道のハイ・ファンタジーだった。 直前に読んだゲド戦記と比べると、言葉が直接的というか、「大切なのは自分を信じること」みたいなセリフが多く感じた。ゲド戦記ではもう少しそれを行動とか他の言葉で表現していた気がしたので、その分セリフの奥深さがなかった点が気になった。
4投稿日: 2024.06.13
powered by ブクログ面白かったし、続きは気になるので続編も買うけど、なんだかとってもあっさり?終わってしまった。全体的に設定が浅くて文章が軽いというか… 違和感を感じる部分がところどころあった。 世界観も含め、いろいろもっと掘り下げて細部まで作り込まれているのが伝われば、もっと好きになれたはず… なのが悲しい。 ファンタジーは漫画で死ぬほど読んでいるけれど、webtoonとかsmartoonのファンタジーのほうが、展開もキャラクターも深みがあって上手く構成されているものがたくさんあるなと思った。 いろいろ補ってより重厚感を持たせたアニメ化に期待。 追記: 本屋で公式ガイドブックを少しパラパラと見てみたら、竜の首のイラストが頭の中で描いていたものとほぼ一致していて、なんだか嬉しくなった。(何気にがっつりファンタジーシリーズを小説で読むのは子供の頃以来だったから…) 私の想像力はまだ廃れていなかった。
4投稿日: 2024.06.12
powered by ブクログ冒頭で「革命の話をしよう」×2 何かカッコイイ感じで始まっているが、最後まで革命の話はしなかった… 装丁が綺麗でファンタジックなので、帯の煽りや本屋大賞ノミネートなのもあり、重厚な本格ファンタジーを期待したのだが、裏切られた。もちろん悪い意味で。 まず文体がなんか軽い。「扱いが雑」とか「詰んでる」とか、今っぽい言い回しをファンタジーでするのには違和感がある。今流行りの異世界転生ジャンルやライトノベルならいいのだが。 「耳触りの良い」という言い方は間違い。そもそも「耳障り」と書くので、このような使い方は無い。 聖母や銀呪病など重要な事柄はすべて放置。続巻で回収するのかもしれないが、一つの本の中なのである程度の落ちはつけておくべき。 登場人物の性格に違和感がある。ある事柄についてそこまで怒る?とかそこまで落ち込む?とか。書きたい場面のため無理やり捻じ曲げているのだろうか。それとも作者的にこの流れが自然なのだろうか。どちらにしてもヤバイ。 主要キャラに期限付きが多めなのも好みじゃない。 文章が美しいとか戦闘シーンが格好いいとかキャラ萌えがするとか世界観の作りこみが細かいなど、これといったウリがない。 期待が大きかったからかもしれないが、何か残念だった。浅い。安っぽい。 …革命の話しろよ。
2投稿日: 2024.06.12
powered by ブクログ文章が軽く感じてしまってあまり入り込めずでした 読み進めたら入り込めたかもしれないけど、途中で本は無理して読むものでもないよね…と感じてしまい離脱 またタイミングが合えば読みたい
1投稿日: 2024.06.10
powered by ブクログー自由に生きるということは、自分自身で選ぶということ。他の人に答えを委ねてはならない。 〈あらすじ〉 故郷より離れ、少女は呪われた地レーエンデへ向かう。この土地に魅せられた彼女は、そこでの生活を始める。 〈感想〉 没入感がすごい作品でした。 目の前にレーエンデの景色が見えるよう、、、。 銀呪病すら美しく思えてきます。 本当に命が愛が鮮烈でそれでいて儚くて、生きることが強いことだと感じられました。 少年少女が大人になっていくのがまた素晴らしくて、もがきながらも自分の道を踏み締めていく姿に思わず涙が止まりませんでした。 世界観ものすごく好きなのに、厳しい展開に苦しくなってしまい、私の想像する結末ではなかったけど、それでもページをめくる手が止まらなかったです。
1投稿日: 2024.06.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ファンタジー好きなので、没頭して一気読み。楽しかった。でも最後キスくらいして欲しかったな。切ない。結局交易路も完成せず?神の神子も引き取られて、、続編見ればその辺わかるのかな、、?ユリアが強くなった後の展開気になったなぁー。パパがかっこよくてよかった!!
2投稿日: 2024.06.08
powered by ブクログファンタジーと聞いて読みました。思ったよりワクワク、ドキドキ感はあまりなく、、 丁寧に描写されていたましたが、最後のほうはサッと描き終えてしまった感じがあり少し残念。すぐに続編を読もうという気にはなっていません。
2投稿日: 2024.06.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
後半の展開が特に面白かったです。 ファンタジー小説はほぼ読んだことがないけど、描写がわかりやすくて現実世界にないものでも想像しながら読めました。 泡虫は亡くなった銀呪病患者の魂みたいなものなのかな? ユリアとヘクトルは次回作以降も登場するのかと思っていたので少しさみしい。トリスタンの最期ももちろん悲しいけど不思議と美しかった。 銀呪は次回作以降どんな扱いになっているんだろう?
3投稿日: 2024.06.07
powered by ブクログ2024年本屋大賞ノミネート作品ということで読破。 いまいち かな。 10冊中、1冊は入っていてもいいジャンルなのかな。 つづきは読まないと思います。すみません。
0投稿日: 2024.06.06
powered by ブクログ大人の王道ファンタジーみたいな文句で売られているのを見かけまして。好きな作家さんが薦めているのも見たので読んでみることに。実はファンタジーは話が間延びすることが多いのであんまり得意ではありません。 いやでもなかなか面白かったです。少なくとも間延び感はなかった。銀呪病という風土病以外は中世ヨーロッパな世界観で魔法みたいな突飛なファンタジー要素はそんなにない感じなんですね。だからファンタジーになじみが薄い自分にもとっつきやすかったのかもしれない。まあ御子の部分はまた別にして・・・ とりあえず続巻も読んでみたいと思います。
1投稿日: 2024.06.06
powered by ブクログ本屋大賞ノミネート作品のなかで1番好きだと思った作品。1冊の中で、愛と感動と絶望すべてが詰まってた。
1投稿日: 2024.06.06
powered by ブクログ久々に本格的ハイファンタジーを期待させる美しい表紙絵とタイトル。 思っていたよりライトだったが、昭和の少女漫画の様に綺麗で懐かしい雰囲気があるので、大人が読むと『毛布にくるまって読みふけったあの頃のあなた』に戻れる気がした。 ファンタジーを読み慣れていない中高生でも読みやすいと思う。
1投稿日: 2024.06.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
久々ファンタジー。レーエンデの歴史を辿っていく物語。指輪物語を思い出させた。(お恥ずかしながら、指輪物語は脱落組)本書のメインどころ、ユリアがレーエンデでトリスタンに出会うまでは面白いと思えずに読むのがしんどかったが、読み進めていくうちに世界観に引き込まれていった。 銀呪病であるトリスタンがキーマンとして描かれているので、シリーズものなのにどうするんだと思っていたが(事前のネタバレ無しで読んでいたので)なるほどエールデが誕生するまでの経緯と、その後のレーエンデ一帯にどう情勢に影響を与えていくのかを描いたのだな。魅力あるキャラクター達にもう会えないのは少し寂しい。 ネタバレ一切無しで読んでいたので、最初の方はトリスタンが何らかの形で銀呪病を克服してユリアと結ばれて…を想像したのだが、読み進めるうちに、あ…これ救いが一切ないやつだ…そういうシリーズものか…となった。 終章で締めて続巻に行くのが余韻を残す感じで良いと思う。 (読書メーターからの転記)
2投稿日: 2024.06.03
powered by ブクログ長らく積読していた小説。 空気感や景色が伝わってくる文章と、表紙のイラストやキャラの絵がついていることからさらに想像が捗ってよかった。三章からは特に面白くなってくる。腑に落ちない部分もあったけれど、続きの物語から明かされていくのかな?ファンタジーに挑戦したい人や、世界観に没頭したい読書家さんにオススメです。
7投稿日: 2024.06.01
powered by ブクログ上橋菜穂子作品がダメなのかと思っていたが、ファンタジーが苦手なんだ〜って確信した。想像力が足りないというか、現実世界が好きというか。 …というのは個人的なもので、ものすごく良い作品でした。最初のカタカナ名前地名地獄を乗り越えて世界観に入ってしまえば、スルスルっと読み終わりました。想像力と、500ページの本の厚みを耐える耐久力とが必要な作品でしたが、とてもとても美しく、考え抜かれた作品。トリスタンとユリア、せめてキスだけはしてほしかったな。エピローグで、その後どうなったのかがしっかりと締められるのが最高でした。 p.318 り茶を一口飲んだ。喉を滑り落ちていく熱。それに勇気を貰い、ユリアは再び口を開いた。 「私はトリスタンが好きです。私の幸せは彼とともに生きることにあります。だから今は彼のことだけしか考えられません。ヘレナさんにはいろいろなことを教えていただいて、皆さんにもよくしていただいたのに、身勝手なことばかり言って本当に申し訳ありません」 涙を堪え、ユリアは頭を下げた。 「謝る必要はないよ」 苦笑交じりにヘレナは言う。 「ユリアはいい子すぎるんだ。あんたは他人に求められる自分こそが理想の自分だと思ってるみたいだけど、理想の自分ってのは自分がなりたい自分のことをいうのさ。それを履き違えちゃいけな いよ」 「・・・・・・・はい」 「あたしがあんたくらいの年齢の時にや、もっと好き勝手にしたもんさ。親の制止を振り切って傭兵団に入ったりしてね。おかげで帰る場所はなくなっちまったけど、後悔はしてないよ。この仕事も、ここでの暮らしも、存外気に入っているからね」ヒラヒラと手を振って、大らかに笑う。 「生きるってのは楽じゃない。喜びや幸福は雑那の光、それ以外はずっと聞ん中だ。ヘマして恥かいて失意と絶望の泥沼を違いずり回る。それが人生ってもんなのさ。だからこそ自分が歩く道は自分で選ばなきゃいけないんだ。その結果、大失敗をやらかして血反吐を吐くほど苦しむことになっても、自分で選んだ人生ならまだ納得がいくからね」 ユリアは頷いた。その通りだと思った。 はトリスタンのところに行きます。邪険にされてもへこたれません。どんなに辛くても、どんなに苦しくても、最後まで彼の傍にいます」 「ああ、そうしてやんな。あの寂しがり屋をさ、ううんと甘やかしてやんな。どんなに勇敢な人間でも死は恐ろしいもんだ。死の影が濃くなるほど命の温もりが欲しくなる。もし彼があんたを求めたら、難しいことは考えずに抱いておやり」 ユリアは返答に困った。その意味がわからないほど初心ではない。でも「そのつもりです」とは言いづらい。「望むところです」はもっと言いにくい。 •••・・頑張ります」 「その意気だ」 ヘレナは皺深い手でユリアの膝をぽんと叩いた。 「幸せの形はひとつじゃない。愛する者と結ばれ、子を生したいと欲するのは自然の摂理だ。けど子を生せないからといって幸せの形が損なわれるわけじゃない」 優しく微笑んで、論すように語りかける。 「だからユリア。子供だけは望んじゃ駄目だよ。彼にそれを望むのは酷ってもんだ」 ユリアは眉根を寄せた。決意に水を差されたような気がした。なぜ子を望んじゃいけないんだろう。トリスタンの父親がウル族ではないからか。だとしたらあんまりではないか。反論しようと口を開きかけた時、廊下を走ってくる足音が聞こえた。何事かと思う間もなく、手荒く扉が開かれ る。 「ユリア!」
1投稿日: 2024.05.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
元々、ファンタジーには入り込みにくいのだけど、 この作品も中々入り込めなかった。やっとハマって来たと思ったら、ユリアとトリスタンの物語終わってしまった。 タイトル、レーエンデ国物語だからそうだよなー。 レーエンデ国には正直全く興味ないんだけど、 月と太陽も読むことにする。 映画、ドラマでも予告が1番面白いってあるけど、 本の帯が1番気持ちのピークにさせるのも多いよなー。 それは、興味を持たせる手法だから否定しないんだけど、その帯を書いてる作家さんとか有名人の感性疑ってしまう。帯書き上手い人ってなんか、信用できなくなる。
2投稿日: 2024.05.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
アモスダラゴン以来のファンタジー 読みやすいし場面の想像も難くない 一気に読めた トリスタンとユリアが空の上で再会できていますように 続編もすぐ読みます
0投稿日: 2024.05.28
powered by ブクログファンタジーを読むのは久しぶりだったけど、巻頭の地図を見ながら読み進める読書が楽しかった。幻魚や銀の鹿など、映像が浮かんでとても綺麗だった。第七章以降はツッコミどころが多くなってしまい、少し残念。この本を読んで、国の歴史は戦争の歴史なんだなぁとつくづく思う
0投稿日: 2024.05.27
powered by ブクログこれぞファンタジー!読み応えのある本を最近読んでいなかったので、読む楽しさを噛み締めながらじっくりと読んだ。 読後は、ため息が出た。トリスタン…ユリア… 時には涙しながら…ハラハラドキドキしながら… 辛い場面もたくさんあったけど…ユリアの強さに勇気が湧いた。 続編購入は、読んでから決めようと思っていたけど、これは全章購入決定!まだまだじっくり味わえる!楽しみが増えたー!
3投稿日: 2024.05.24
powered by ブクログ最初は土地や名前が頭に入ってこない感じがしたのだが、読み進めると意外とそうでもなく、映像化されたものも見たい気がした。終章を別冊にし、ユリアとヘクトルのその後も、読みたい気分となった。
0投稿日: 2024.05.22
powered by ブクログ巻頭の人物紹介画や地図のおかげで、人物や舞台の把握がしやすかった。 映像のイメージが頭に浮かんでくるような文章。レーエンデの美しさを映像化したものを観てみたい… 結末が衝撃的で、しばらく呆然としました。切ない。美しい。
0投稿日: 2024.05.22
powered by ブクログ今まで読む機会がなかったファンタジー系の小説でしたが、話題の作品だったので思い切って読んでみました。 風景やキャラクターが想像しやすくアニメを見ているよう感覚で読めた気がします。 おちゃらけた感じや純愛っぽい感じに小っ恥ずかしい気持ちにもなりましたが、非常に読みやすく夢中になれました。 ファンタジーならではの世界観を十分に堪能できました。
26投稿日: 2024.05.21
powered by ブクログプラトニックなわけなのね。こういうファンタジーを支持するとすれば、どういう理由を掲げたらいいんだろう?登場人物の誰かへの強い憧れ?あんな風に生きたいとか、あんな力を身につけたいとか。舞台となる仮想世界を体験したい?あんな国に行ってみたいとか、あんな人たちと出会ってみたいとか。理想の友情やら恋愛やらがそこにある?あんな仲間が欲しいとか、あんな恋人がいたらなあとか。ほかにもいろいろな要因があって、あの驚きのラストに震えが止まらないとかなんとか。うだうだと綴ってみましたが、何が言いたいのか。まあお察し願います。
0投稿日: 2024.05.19
powered by ブクログ国を逃げ出したユリアはレーエンデでトリスタンと出会う。幸せの日々は暗転し、レーエンデは国家の争いの渦に飲み込まれていく。ユリアとトリスタンの運命やいかに。 国内発ハイファンタジーとして話題になったこちら、ようやく読めました。ファンタジーでも児童文学ではなく、大人向けとして最初から設定してあるし、なんかハマる人続出、みたいな話だったので期待していたのですが、あまり乗り切れませんでした。話としてはそれほど込み入ったこともないので読み応えとしてはイマイチ感です。ただし、散りばめられた伏線がこの後のストーリーへと展開されていく予感が強いので、シリーズ全体を見てから感想を言うのが正しいのかな、と思います。そういう意味で続きがとても楽しみです。 世界観の作り込みはがんばっている方かと思うのですが、個人的には上橋菜穂子さんの描く世界の方がふくよかで奥深い印象があります。その土地の「人たち」の暮らす姿が思い浮かばないんですよね。
12投稿日: 2024.05.17
powered by ブクログ2024/05/07 読み始めた 2024/05/14 読み終わった 和製ファンタジー読むならこれ!というまとめで発見。ちなみに十二国記も同じまとめにあった。 中世ヨーロッパ風の世界観で、帝国内の騎士とお嬢様の波乱の人生…という感じ。設定はよく練られていて、そんなに伏線がバリバリって感じでは無いが、世界観に溶け込めればハマると思う。 全5部作の第1部なので、まだ回収されていない伏線もたくさんありそう。 単行本は分厚いけど会話も多いし話も複雑ではないので、見た目よりも早く読める。 書き下ろしなのすごいね、作者の情熱が伝わってくるようだ。続きも読む。
0投稿日: 2024.05.16
powered by ブクログ聖イジョルニ帝国の騎士団長の娘ユリアは、父とともに呪われた地といわれるレーエンデへ旅立つ。そこでユリアは、孤独な射手の青年トリスタンと出会った。さまざまな経験を経てレーエンデに魅せられていくユリアだったが、やがて彼女とレーエンデの地に思いがけない運命が襲いかかる…。 がっしりした読み応えある正統派ファンタジーの序章。前半ののどかな明るさが、後半の悲劇をいやが上にも引き立たせている。古代樹のそびえる森や、銀色の霧が流れる幻の海の描写は幻想的で美しいが、物語は容赦なく残酷な展開へと突き進む。少女から強い女性へと成長していくユリアの姿は凛々しくも切ない。
1投稿日: 2024.05.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ずっと積本だったレーエンデ1巻目をやっと読み終えることが出来た。読み始めて2日で終わったので、内容はスラスラ頭に入ってきた。 続き物なので、この1巻目は物語の序章なのだろうか?まだまだ面白くなるのはこれからと言った感じ。王道なストーリーで好みだった。 ユリアが(ウル族にとっては)悪魔の子を妊娠したとわかった瞬間、今まで良くしてくれていた人が豹変して辛かった。この世界における予言をどれほど信じているのかにもよるかもしれないが、盲信とは恐ろしい。けれど、ユリアの子供が生まれたことでレーエンデで戦争が起こったことは真実で、ウル族の予言が当たっていたともいえるのかもしれない。 神の子が生まれる予言と悪魔の子が生まれるという予言。相反するのに似ている予言が存在した理由はこれからわかっていくのだろうか?
0投稿日: 2024.05.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
振り返るな!立ち止まるな!前だけを見て走れ抜け! おもしろかったけど、トリスタンがあまりに不憫。。。 ご都合主義と言われても、もうちょっとご褒美あってもよかったんじゃないかな、と思ってしまった。 エールデはこのあとどうなっちゃうのか、とかは、読んでいけばわかるのかな。
2投稿日: 2024.05.12
powered by ブクログ「大人も夢中になるファンタジー」という触れ込みで、ずっと気にはなっていた作品。 子どもの頃はハリポタや宮部みゆきさんの『ブレイブ・ストーリー』に夢中になったものの、年齢を重ねるにつれてファンタジーから遠ざかってしまい、今さら独特な世界観に馴染めるだろうか……と、そんな不安もありました。 しかし、このところ「ダンジョン飯」にハマりにハマり(アニメもマンガも)。”ファンタジー筋肉”が少しリハビリできた今ならと手に取りました。 単行本で500ページあまり。うーん手が疲れました笑 率直な感想としては、やはり練り上げられた世界観は楽しい。ただ文章の軽さがやや気になる、というところでしょうか。 満月の夜に現れる”幻の海”によって発症する銀呪病。それを恐れつつも森で暮らす”レーエンデ”の人々。 豊富な語彙力で尽くされるレーエンデの描写は美しいですし、知っているようで知らない果実や動物を採取して暮らす生活は遊び慣れたRPGを彷彿とさせます。最近で例えるなら『ダンジョン飯』や『葬送のフリーレン』世界のようでしょうか? その世界観もストーリーの進行も破綻なく楽しむことができたのですが、どうも主人公ユリアにはもっと強くあってほしかったなぁと思うのが残念な点。 ファンタジーだからこそ、つい応援したくなるくらい、主人公には強い信念と諦めない心があってほしい。これは完全に個人的なこだわりですけどね。 ユリアがなぜレーエンデに惹かれたのか。苦境に立たされた時にどうしたいのか。それらが受け身なように感じてしまうことがありました。父親であるヘクトルがあまりに”英雄”なため、その光に霞んでしまった部分もあるかもしれません。 しかし、今作は全5作のうちの始まりにすぎません。今後の展開では私が感じている印象も大きく変わるかもしれませんよね。 なにはともあれ、『レーエンデ国物語』のおかげで、ファンタジー作品ももっと読んでみたいと思うことができました。 次はどんな国に旅立とうか、久々にワクワクしています。
15投稿日: 2024.05.12
powered by ブクログ率直な評価は3.6。 上橋菜穂子/荻原規子/小野不由美で育った生粋のファンタジー好きの私にとって、「大人のための王道ファンタジー」という売り文句に素直に頷くのは抵抗があります。 王道、ではなくないか、、、? どちらかというと「オタクの妄想が詰まった夢小説」。 だってユリアがヒロインすぎる。主人公だからそりゃそうなんだけど。ファンタジー小説の主人公って、もっと自分の力で活躍するべきだと思うんです。(麒麟の力を借りるのもあり。(「十二国記」/小野不由美先生)でもユリアは少し神の御子の力を使っただけだし、それも終盤での話。うーん) まさに「悲劇のヒロイン」だったのがしっくり来なくて。終わり方にも驚いた。読んでいる時には、”この国の歴史の一部をお見せしました”、という構成になるとは思わなかった。 それでもキャラクターが魅力的だったこと(特にお父さんのヘクトル・シュライヴァ)、銀呪というレーエンデ特有の情景の描写が丁寧で美しかったことは素敵でした。 キャラクターのやりとりは、ともすればラノベすぎたけど。RDG(荻原規子先生)でもここまで臭くはなかったと思うのよね。笑 【総括】 思っていた「王道ファンタジー」とは随分異なっていたけれど、まあ面白くはありました。続編を読むかは悩ましいところ。 全5冊とのことなので、次を読んでからその先に進むかを決めてもいいかも。 ようやく読めたことは嬉しかったです。
12投稿日: 2024.05.11
powered by ブクログ物語の世界に没頭できて、世界観が完成されてて良かった。 最初は難しいな〜と思ってたけど気付けば世界に入り込んでた! で、まだまだ続いてるみたいで楽しみ!
7投稿日: 2024.05.11
powered by ブクログ世界観がしっかりした魅力的な濃厚ファンタジー 伝記物のように主人公の最期まで書いてあるのは珍しい気がする レーエンデという国を巡る、壮大な伝記のような作品なんだろうなぁというのが一巻を読んでの感想
3投稿日: 2024.05.10
powered by ブクログ久しぶりにファンタジーを。読むほどにどんどん世界観にのめり込んで、ユリアと一緒になってトリスタンの無事を願ってました。素直でみんなに愛されるユリアはディズニーのプリンセスのよう。 子どもを作るとか子孫とか良い仲になるとかならないとか、そういう面は子供にはちょっとアレな感じもした一方で、トリスタンとの仲がなかなか進まないのは少女漫画的。ファンタジーにしては恋愛、男女という展開が多かった気もした。 この話が続くのかと思いきや、エピローグで何十年もかけ足で時が過ぎ去ってしまってちょっとさみしい。
10投稿日: 2024.05.10
powered by ブクログ久しぶりにファンタジーを読んだ。 女性主人公の逞しさとトリスタンの優しさが 読んでいて物語を面白くさせ、 読むのが夢中になるぐらい世界観がすごいです!
0投稿日: 2024.05.10
powered by ブクログ久しぶりの王道ファンタジー。前半はなかなか読み進むことが出来ず何度も読みやめようと思ったが中盤以降はどっぷり世界観にハマってしまった。 出てくるキャラクター全て魅力的であった。続きもぜひ読みたい!
9投稿日: 2024.05.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
古代樹の森の奥深く、巨木の洞の中で暮らすウル族の生活を想像すると夢が膨らむ… 大きな木のなかに台所や寝室や階段があって、、あれなんだか覚えがあるなと思ったら、完全に「こえだちゃんの木のおうち」(タカラトミー)ではないか! が、、そんなほのぼのした玩具のイメージからは程遠く、ましてや美しいおとぎの国でもなく、レーエンデ国物語は激しい革命の炎を内包した壮大な叙事詩である。この500頁近い分厚い本を読み終えた時、それがまだ序章にすぎないと知って慄いた。もしや精霊の守り人や指輪物語のような壮大なファンタジーの誕生、なのか。 ファンタジーを読んで思うのは、夢や魔法への憧れよりもむしろ、人間への讃美だ。善なるものや他者のために命をかけ、どんなに傷つき打ちのめされても前へと進む不屈の精神。人はこんなにも気高く生き、死ぬことができるのだと教えてくれる(ファンタジーだからこそ)。 この物語の主要キャラも実に魅力的で、正義と信念をもって戦い死んでゆく様は美しく胸を打つ。その極みが、トリスタンの最期である。 ユリアとは互いに想いあっていながら口づけも交わすことなく別れ、彼女を守るために敵を食い止め、とうとう命が尽きる。身体中を銀の鱗に覆われ灰となって消え、始原の海に還る…こんなに切なく美しい死が物語のエンディングに深い余韻を残している。 トリスタンの魂は虹色の泡虫となって時空を超え、愛する人に再び会えたのか?
1投稿日: 2024.05.08
powered by ブクログ事前情報ほぼなしで初のファンタジーもの読んだけどめちゃくちゃ面白かった! 今後のレーエンデがどうなっていくか気になったし登場人物たちが魅力的で素晴らしい
0投稿日: 2024.05.07
powered by ブクログ革命の話をしよう。 本屋に行くと山のように平積みされているファンタジー小説がある。それがレーエンデ国物語シリーズである。何やら凄いらしいという噂だけを聞きつけ、例によって事前情報は何も仕入れずに読み始め、はまった。 戦乱の世を収めたライヒ・イジョルニが打ち立てた聖イジョルニ帝国。その帝国領内にあって12州のいずれにも属さない異界が「呪われた地」レーエンデである。帝国建国から500年余り、シュライヴァ州の首長の実弟にしてシュライヴァの英雄ヘクトルは、レーエンデとの交易路の開拓を計画する。ヘクトルの娘ユリアは父に無理を言ってレーエンデへの旅に同行していた。初めての遠出に胸を躍らせ、なぜかレーエンデに「還ってきた」と感じるユリア。案内人トリスタンとの出会いで物語は大きく動き出す。 これからシリーズを楽しむ方のためにあらすじはこの程度に。ただ、このシリーズは、ただ楽しい、ワクワクするだけのものではない。権力闘争あり、差別あり、《銀呪》という風土病あり…。むしろ非情な運命が淡々と語れるのである。読後感は想像していたものとは全然違った。生やさしい物語ではなかった。これこそ「国」の物語だろう。
20投稿日: 2024.05.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「本当は、わかっていたの。私は空っぽだって。シュライヴァの家名がなかったら、何の価値もないんだって。それを認めるのが怖かった。だから何を言われても逆らわなかった。これまで何ひとつ、自分で選んでこなかった。今さら自由に生きたいと思っても、改めるのは難しいわ。自分で答えを見つけるられるようになるまでには、長い長い、気が遠くなるくらい長い時間が必要だわ。」 「でも、見つけてみせる。私の価値を、私の役目を、私が生まれてきた意味を、自分の頭で考えて、答えを見つけ出してみせるわ。」 P.97 「正しい道を選んだつもりでも、よくない結果を生むことだってあるだろうし、私みたいに後悔してても、結果としてはよかったって場合もある。どっちに転ぶかわからないから、自分がしたいようにすればいいと思う。しなかったことを後悔するよりも、してしまったことを後悔するほうがいいって、私は思う。」 P.214 一気読み!現実を忘れて、物語の世界にすごく引き込まれて行く一作。読み終えたあとは、少し切ないけど、元気をもらえるような気持ちになった。
0投稿日: 2024.05.04
powered by ブクログ【きっかけ】 本屋大賞2024ノミネート作品を読破しようと思ったから。 【あらすじ】 母を失った領主の娘・ユリアは、結婚と淑やかさのみを求める親族から逃げ出すように冒険の旅に出る。呪われた地・レーエンデで出会ったのは、琥珀の瞳を持つ寡黙な射手・トリスタン。 時を同じくして、建国の始祖の予言書が争乱を引き起こす。レーエンデを守るため、ユリアは帝国の存立を揺るがす戦いの渦中へと足を踏み入れる。(Amazonより) 【心に残ったところ】 ◉ 「何ものにも縛られることなく自由に生きること。自分が正しいと思う道を進むこと。悔いのない人生を生き尽くし、満足して笑って死ぬこと。僕が望むのはそれだけです」(トリスタンの運命を知ってからまたこのセリフを読むとうんとつらい気持ちになる…) 【感想】 久しぶりに胸が躍る良書に出合った!!! ページを捲る手が止まらず、後半からは一気に読んでしまった。 不治の病、「銀呪病」が蔓延る自然豊かな美しい国、レーエンデ国という舞台。 困難に打ち勝たんと前へ進む勇敢な少女、ユリア。 英雄と言われレーエンデ国とシュライヴァを繋ごうと道を拓く愛娘家、ヘクトル。 そしてヘクトルを尊い、ユリアを守りぬくトリスタン… 世界観もキャラクターも魅力的で最高。 特に推せるのがトリスタンとユリアの間に育まれた切ない愛情。 トリスタンがユリアのことを本当に大事にしたい(でもできない…)というのがよく伝わったし、ユリアがそれを理解した上で、覚悟を決めて最後の行動に出たところがとても良い。互いを深く信じ合っているからこそできたことだよなあと思った。 二人には幸せになって欲しかった〜〜〜!!!
1投稿日: 2024.05.04
powered by ブクログ書店で並び始めた頃からずいぶん気にはなっていたんだけど、未知の作家の単行本となると、これはなかなかにハードルが高い。しかも、かなりのハイペースで続編が出ているから、すべてキャッチアップしていこうとすると、だいぶ大変だな、と様子を見ていたもの。この度、本屋大賞入賞を受け、やっぱり文庫化は待てないな、ってことで入手・読了。既視感のある設定なんだけど、基本的にファンタジー好きだし、展開やキャラ設定の妙もあり、どんどん惹き込まれる。読み終える頃には、どっぷりレーエンデに嵌り込んでいて、現実に戻りたくない気分に。続編も楽しみ。
10投稿日: 2024.05.02
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2024/04/29 煌夜祭がめっちゃ好きな多崎礼さんの本やし、本屋大賞やし、色んな所で絶賛されていたから読み始めるのがもったいなかった。とても重厚な物語やった。多崎さんの作る世界はとてもファンタジー色?が強くて読んでいて楽しい。(地名人名他覚えるの大変やけど)ユリアは人を想って行動し、その行動がトリスタンの考えを変え、人生を変えた。ユリアの輝く笑顔を花と思い、その花を励ます雨になろうと決めたところがじわっと悲しかった。その後に自分は雨ではなく、地に咲き動けない花でユリアが雨として生かしてくれたと思っていたのにも納得してしまった。早く続きが読みたい。 p410 ユリアは花だった。泥濘と暗黒しか知らなかった僕が初めて見つけた花だった。銀呪に冒された手で触れることなど出来なかった。それでも彼女の傍にいたくて、自分に出来ることを探して、それで僕は雨になろうと思った。雨になって彼女を励ましたかった。顔を上げて輝いてほしかった。いつまでも笑っていてほしかった。ただ傍にいて、咲いていてくれるだけでよかった。 p484 これまでずっとユリアは花だと思っていた。触れることが出来ないなら、せめて花に降る雨になりたいと思ってきた。まったくとんでもない思い違いだ。地に咲いていたのは僕だ。大地に縛られ、どこにも行かれず、乾いて死ぬのを待っていた。そこに彼女がやってきた。僕を渇きから救い、もう一度、花を咲かせる機会をくれた。時に優しく、時に激しく降る雨は、僕の絶望と後悔を、綺麗に洗い流してくれた。
2投稿日: 2024.04.29
