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ビジネス小説 もしも徳川家康が総理大臣になったら
ビジネス小説 もしも徳川家康が総理大臣になったら
眞邊明人/サンマーク出版
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総合評価

214件)
4.0
67
87
44
6
2
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    このレビューはネタバレを含みます。

    さまざまな偉人が登場していて、この偉人もいるのかなどを考えながら読むことができた。また、それぞれ個性がとても出ていてそれぞれ好きになる要素があり、特に豊臣秀吉は無責任に仕事を部下に押し付けいるかと最初は思ったが豊臣秀吉は部下を自分を信じ、できなくても責任は自分が取るなど上司の鏡のようで自分もこんなふうになりたいと思えた。 最後辺りは敵のようなポジションになってしまったがそれでも主人公や徳川家康を認めていて上に立つもの以前に一人偉人として良い人だったというのがわかってよかった。他にも坂本龍馬も良い人で最後まで上に立つものとして威厳と責任もありながら主人公のことも気にかけてくれていてよかった。

    0
    投稿日: 2025.10.08
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    コロナパンデミック初期に首相がコロナにより死亡。 日本を救うために、歴代の偉人たちを復活させることで日本を救おうとする。 自分が辛いとき、迷っているとき、 それほど仲良くなかった、同居していた祖母を思い出す。 祖母は子ども嫌いだったため、泣いていると「うるさい」と怒るような人だった。 それでも、社会人になり、祖母が戦後まもなく夫を亡くし、事業を継ぎ、養子にまでした娘婿に使いこみされながら、6人の子どもを戦後の混乱期に育て上げたことに思いをはせるようになった。 生も死も、病院で完結してしまい、過去よりずっと遠い存在になってしまったから、軽んじられている気がしてならない。 蘇った偉人たちの時代は、ずっと人の死が身近にあり、それを受け入れざるを得ない状況だった。 今は、平等を求めすぎて身動きができなくなっているように感じる。 公平は求めるべきだが、平等は本来無理な話。 とはいえ、「民主主義」の日本では、耳障りの良いことしか言えない。だから、茹でガエルでじわじわと日本が悪くなっている気がする。 それを、圧倒的な覚悟で、コロナという非常事態のなか、偉人たちが次々と政策を決め実行していく。 これができたのは、 既に死んでいる=失うものがないから、 元々死が身近にあり、ある程度の犠牲は仕方ないという「妥協」を受け入れているから だと思う。 ちょうど読了した翌日、日本初の女性首相が誕生した。 自分が生きている間に、女性首相を見られるとは思わなかったので、変われない、自由と保護という矛盾を求める国民が変わることを見てみたい。 官房長官になった坂本龍馬の言葉 「不安とは、何もせんもんがかかる病じゃ」 「何もせんもん」「病」が刺さった。

    6
    投稿日: 2025.10.07
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    【なぜ】日本史に出てくる偉人達の偉業や個性を学べればなと。 【ここだけ】 自由と不自由…何かできるようになった際、裏で何かが犠牲になってることを把握すること。最悪切り捨てるもいいが、把握する認知することが大事。 政に正解はない…それが良かったのは、その時代背景に大きく影響を受けているはず 【感想】最近ハマっている歴史の偉人を勉強すること。入りは、マンガで学ぶスタイルやこう言った本からどんなキャラクターでどんな思考の持ち主なのかを把握してから、歴史を学ぶスタイルをお試し中。オーディブルで聴くことで、おそらく本よりも個性をインプットできたと思われる。ここから日本史勉強してみるか。 【メモ】  人の自由を奪い取り、自ら自由になる。そんな可能性がある。

    4
    投稿日: 2025.08.26
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    歴史上の人物の良さや考えていたこと、なぜ今の歴史が作られたのかを伝えてくれる。ビジネス書としては今の世の中の仕組みを自らで変えなければいけない、そういったことを考えさせられた。 龍馬さんとの最後の別れは目の奥がツーンとなった。

    0
    投稿日: 2025.08.24
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    歴史を学びながら政治について考えるきっかけになる1冊。 この本を読んで歴史の面白さを再認識し、歴史についてもっと学びたいと感じた。

    0
    投稿日: 2025.08.22
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    まさに現代を生きる人間の理想が実現されたような世界。 確かにあのパンデミックの際は、どうして歴史から学ばず愚策を弄するのだろうと思っていたが、あの偉人たちならこんな解決策を取るのだと妙に納得した。 歴史が嫌いという人も多いが、なぜ学校で歴史を学ぶのか、今一度認識を改める必要があるのではないだろうか。 歴史は学べば学ぶほどに奥深いもの。 自分も生涯、歴史を学んでいきたいと思う。

    0
    投稿日: 2025.08.03
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    歴史上の偉人たちをAIの形で再現して組閣してもらうという驚きの試み。 ビジネス書なのかはよく分からないけれど、エンタメ性抜群、史実から学ぶことありと読み応えがあった。私自身は歴史を学ぶ感覚で読んでいたかも。 最後の方アメリカとの首脳会談以降はちょっと泣いた。 信長が若干キワモノっぽい扱い(主に声)なのと家康が三河弁喋らないのはちょっと残念ポイントだったかなぁ(名古屋弁喋ったことあったんだろうか……。)。

    1
    投稿日: 2025.07.20
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    面白かった!!!! いやぁ、歴史好きにはたまらない設定と構成だったなぁ、、、 願望なのは分かってるけど、それをここまでリアルに小説にできるのはマジですごい。 これそのままやったらまじですごいこと起きそう。 最後のちょっとしたロマンスまで、、、きゃあ笑。 映画見たいなぁ。。。 これを全部映像にできないなんて悲しすぎる。

    1
    投稿日: 2025.05.29
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    徳川内閣に都合の良いように展開しているなぁ、と感じる。ライトな内容なのでサクサク読めます。最後の展開も読めます。

    0
    投稿日: 2025.05.26
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    コミカライズで前半部分はさらっと読んでいたのでビジネス系は苦手ながらおさらいがてら楽しめた。 こんなんだったらなぁ…と思う部分が多々あり。 2章からはごりっとミステリーでとても楽しめたし 最後ちょっと泣きそうになったし映画見たくなるし剣道またやりたくもなった。 余談ですが読了後にスマホゲームでガチャを引いたら坂本龍馬がでました。ありがとう。

    13
    投稿日: 2025.04.10
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    オーディブルで聴きました。 とてもとても面白かったし、心に響きました。 自分がやるべきことをやること。 今を生きる人が未来を作れること。 自分を含めた人というものの愚かさを受け入れること。間違ったり失敗しても、人は必ず前に進んでいく。

    0
    投稿日: 2025.03.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前半はコロナ禍の追体験をしているようなグダグダ感があって退屈だったが、後半は急展開からワクワクさせてもらった。

    0
    投稿日: 2025.03.17
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    AIと名だたる歴史家を融合させた面白い切り口の小説。過去の歴史が今の時代につながり、それが未来につながっていく。歴史が苦手な私だが、偉人達に惹かれていった。

    0
    投稿日: 2025.02.12
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    全ての願いを叶えること、全てのヒトを助けることは出来ない。 誰かの自由のために少しの不自由を受け入れる。

    0
    投稿日: 2025.02.06
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    ビジネス小説と表記がある通り 第一部はビジネス書 第二部は小説 命懸けの時代を生きてきた偉人たちの言葉は強烈。 そこに魅力を感じる。 また、言葉の注釈や偉人の経歴も紹介されるため、その偉人に興味を持つことが出来る。 第二部は小説(ミステリー)の展開になり面白い。一部のまま進んだら飽きそうなところをオチに向けて上手に展開している。 現代人へのメッセージもしっかり込められている。 自由を求めると誰かが不自由になる。 自由にしたいなら不自由も受け入れないといけない、と誰もが思えば、素敵な世の中になると思える素敵な小説。

    1
    投稿日: 2025.01.19
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    自由になる人がいれば不自由になる人がその分現れる。ならば自ら不自由になり自由になる人を増やしていきたいと感じた。

    0
    投稿日: 2025.01.18
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    歴史には疎い自分でも読みやすく痛快な内容でとても面白かった。 自分と同じように歴史に詳しくない方にはより面白く読んでいただけると思う。 あと今の政治に辟易している方も気持ちよく読めると思います。

    0
    投稿日: 2025.01.03
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    audible11冊目。 歴史好き、かつ細かいことはあまり気にしないわたしには、楽しめる1冊でした。 偉人たちがメンバーの最強内閣発足。 各大臣たちの役職がなかなか適任だなあと思うし、逐一出てくる副大臣たちも「この人かあ!」と、にやりとしました。 総理大臣である徳川家康がキレキレの敏腕でしたが、やっぱり、官房長官・坂本龍馬が格好よすぎました。 芯が強く視野が広く、キメるとこはキメてくるのに、物言いは穏やかで人懐っこい。 龍馬が命をかけて作ろうと思っていた「日本」に、いま、なれてはいないのだろうなあと感じました。 封建時代の政(まつりごと)と、民主主義時代の政治は、その主体やしくみが異なるから、舵を取る政治家の考え方が違ってくるのは当然なのだけど。 偉人たちのえげつない決断力と実行力からは、やはり、学ぶべきところがあると思います。

    0
    投稿日: 2024.12.18
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    徳川家康を始め登場人物たちが、もし、命の危険を晒すことのない昭和や平成に生きた人だったら、そこら辺のおじさんと同じになっていたかもしれません。そこに違和感を感じるところですが、そこを置いておいて楽しむのがこの作品だと思いました。 戦国の世で生きるおじさん達の感性が、現代に足りない要素であり、読んでいて爽快感を覚えるところだな、と思いました。

    0
    投稿日: 2024.12.03
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    AIが総理大臣に任命されるなど荒唐無稽ではあるが、そういう舞台設定に突っ込むのはヤボ。 歴史上の偉人がオールスター内閣を作ったらどうなる? というエンターテインメント心に溢れたアイデア小説。 家康ならどうする? というのが肝だけど、完璧な解決方法などないわけで、「なにごともほどほどに、時代に合わせて柔軟に」が結論。まあ仕方ないかと。

    0
    投稿日: 2024.11.26
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    大抵どんな作品も原作のメディアで読むのが一番好きだし、しっくりくるんだけど、こればっかりは本ではない何かで楽しみたいと思ってしまった。漫画でもアニメでも映画でもいい!描き方や内容が本より他の媒体との親和性が高いのかな? 内容はね〜もう最初の偉人たちの行動だけで今の日本の政治が惨め過ぎて悲しくなった。いっそ現実になったらいいのに。 私が生きてる間にかっこいい総理大臣が生まれるといいな。 みんな、投票しようね!!

    0
    投稿日: 2024.11.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    時代は大河であり、過去から未来へと続く道の途中と。ここまで客観視したことはなかったかもしれない。この本は今の自分達に結構重要な内容だと思うから、沢山の人に見てもらうべき、と思う。 歴史をなぜ学ぶかについて、以前にも、過去から学んで未来に生かすためと聞いた事があるが、実際に活かす為には歴史上で起こった事柄に対する環境や精神面などバックグラウンドの詳細を知っていて、客観的に分析する必要があると思う。そして、現在の状況を正しく理解している事も必要だと思う。そうで無いと、今の時代に合わせて変化させる事ができない。それをするのが政治家だとするなら、その技量のある人物を私達国民が見極めないといけない。これが中々難しいが。そして、国民個人も今の状況を正しく理解し、周りの人やメディアに翻弄されていないか自分でチェックしないと危ないと思う。 昔、旧ドイツについて歴史で勉強したが、その教材DVDの中に、指導者を支持する国民の中にも(今この国はおかしい。指導者の発言で人々は行ってはいけない方向へ進んでいる様に感じる。その事に気づいている人はこの国にはほとんど居ない。)と感じている人が居て、日記に残していた。その人は世間の雰囲気に流されずに冷静に判断していたのだろう。その時代のその国の人は、その指導者の言うことは正しいと思う人しか居ないと思っていた私は、そんな人がいた事に結構衝撃を受け、今でも印象に残っている。きっとその時代にその様な目で見れる人が多かったのなら、行動を起こす事ができたなら、後の悲劇は起こらなかったかもしれない。現在でも特に独裁国家では情報の統制が取られていて、物事を正しく把握する事が難しい状況だと思う。日本でも、国絡みではなく顕著でも無いにしろ、部分的には偏った情報が流れているのだろう。 本の中にもあったが、感染症よりも人々の思考の流れ的なものの方が余程怖いと。赤信号、皆んなで渡れば怖く無い、をシラフでできるのだから、集団心理は怖い。 人間の、他人を叩きたいという残虐性を正当化する為に倫理や論理が使われる、と言うのは中々にグロテスクだと思う。確かに戦争を仕掛けるにも、どの国も倫理や論理を使って正当化する。 私は偶にニュースを見るが、そうなんだと受け止めるばかりで、そこで止まってしまっている事が多い。これが思考停止状態、という事なのだろうか。最近になり、メディアの情報には伝える側の感情が混ざっていると思う事がよくある。特にネットの記事だが、自分の考えと違うので違和感を感じるが、それが正しいと信じている記者が書く内容なので正論の様に感じてしまう。もし、違和感があってもそのまま放っておいたら、いつか違和感を忘れてメディアや世間の正論に染まってしまう様な危うい感じがする。 ゴシップ記事等、特定の芸能人を非難する記事もあるが、どの程度正しい情報なのか分からない物は、 話半分に聞き流した方がいい。きっと記事を間に受けたら、SNSでその芸能人を叩きたくなってしまうのだから。 最後の文で、不自由を受け止めないといけないと出てきたが、それは今起こっているあらゆる問題点の事だろうか。コロナのパンデミックでこの生きてる世界は平和では無いんだなと改めて思った。 自分達が未来を切り開くしか無い、と言う。最近の選挙投票者数低下の話を思い出すと、ちょっと泣きそうになる。きっと私達には、この覚悟、勇気が足りないんだろう。大丈夫と龍馬が言っていたので信じたい。

    0
    投稿日: 2024.11.13
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    客観的な視点で現代の政治を見ながら、このストーリーを完成させた著者の壮大さがすごいな、と。勿論もっと歴史を知っている人が見たら突っ込みどころがあったりするのかもしれないし、暗号はなんとシンプルな回答!とも思ったが、読みやすく政治にももっと目を向けるべきだと、「1人1人が作る側、無関心ではいけない」という著者の1番のメッセージ!?をしっかり受け取ることができた。また読み返したい一冊。 ◆日本国民としての気付き 「無関心だったとしても無関係ではない 無関心、軽さ→それが危機感、何もしない人が不安になる」 →最近はニュースも見ているし選挙にも行っているけれども本の中に出てきたような、有権者に聞きざわりの良い言葉ばかり言ったり、居眠り議員、よく分からない二世議員。 「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」 →自分はどちらかというと経験から学ぶタイプ。夫は歴史を色々知っていて、それと同じこととよく話してくれるタイプ。 歴史は繰り返されること、歴史から学ぶことの大切さを改めて実感。過去の出来事が今にどう繋がっているのか?同じようなことがあって、上手くいった時とそうでない時の違いはなんだったのか?考える癖をつけよう、 ◆サラリーマンとしての気付き 「どんな仕組みも時が経てばほころび痛む 時間が経てばどんな優れた仕組みも綻びが見える →だから時代がある、壊し作り守ることが必要 →そしてその中でも役割がある、自分の役割は?」 →時代の変化を適切に捉え、その時代に合わせたものを作っていくことが大事。また自分の役割は?自分と違う強みを持った人を凄いと思ってしまうが、自分は壊す、作る、守る。何が得意なのか?きっと作ると守るなのだろうな、 その視点で自分が何が出来るのか?考えていけばより貢献に繋がるのだろうな、と思った。

    0
    投稿日: 2024.11.10
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    話題の割にはうーん… 特に得るものがない。 まぁ、サンマーク出版だからな。 話が先行して設定は雑。 理研の扱いも中途半端…

    0
    投稿日: 2024.11.07
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    【徳川内閣布陣】 総理大臣:徳川家康 官房長官:坂本龍馬 財務大臣:豊臣秀吉 同副大臣:石田三成 経済産業大臣:織田信長、同副大臣:大久保利通 厚生労働大臣:徳川綱吉、同副大臣:緒方洪庵 農林水産大臣:徳川吉宗 外務大臣:足利義満 総務大臣:北条政子 法務大臣:藤原頼長、同副大臣:江藤新平 防衛大臣:北条時宗 文部科学大臣:菅原道真、同副大臣:福沢諭吉 IT担当大臣:平賀源内 領土問題担当大臣:楠木正成 最後に新型コロナ対応等、徳川内閣の政策は良いのに、そもそもこの内閣の仕掛けをしたのが科学者というのは前提が希薄で少し残念。

    0
    投稿日: 2024.11.03
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    映画化が決まる前から積読、ようやく。 歴史は疎いほうだが、歴史上人物の個々の性格やイメージは既知のものがあってか、ストーリーが入りやすく、読み物としては面白かった。 歴史とは距離を置いていたが、家康や龍馬のことをもっと知りたいと思う。 学びや気づきを何点か。 ◉大きな判断は、その時点の背景や流れがあってのことで、トップの性格や独断だけで決まるものではない。歴史の積み重ねがあってのイマなので、未来を見るために歴史から学ぶことは多い。 ◉指示を受ける側の不満 ①指示が曖昧②従うことにメリットを想像できない。 指示する側は、あるべき姿を強く示すことで、"まずは従ってみよう"の雰囲気作りを。 ◉ほどほどな不自由の必要性。自由と不自由の折り合いをつけること。 「他人の自由のために、幾分かの不自由を受けること」 →とても美しい言葉だと思った。 権利ばかり主張する、正論を声高に叫びドヤる方が多くてほんま疲れる。どうにかギバーマインドを持てるよう働きかけたい。

    15
    投稿日: 2024.11.02
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    変化に恐れている人の背中を押してくれる小説。 自分の頭で考えて、自分にできることをする。 そして、行動することが大切だと感じます。 歴史に詳しくない人でも読みやすい内容です。 ただし、歴史に詳しい人が読んだらもっと面白いと思います。 昔の偉人たちの言葉を噛み締めれるビジネス小説です。

    18
    投稿日: 2024.10.29
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    映画を先に見ておもしろかったので、原作も読んでみたいと思い購入。原作の方が深味があっておもしろかった。 戦国時代の名将や各時代の秀でた人々をAIでよみがえらせて内閣を作るという突飛もない発想。でも過去の人から見た、日本の政治、日本の人々、世の中の変化がなるほどと思わせられる。私たちは生まれた時から民主主義の中で育ってきて、これが当たり前だと思っているけれど、親兄弟までをも疑いながら命を守り続けていた人々にとっては夢のような世界。なのに何かがおかしい。これが本当に自分たちが作りたかった日本の姿なのか、と思い悩む姿に色々なことを気づかされる。 今の自分たち、今の日本にとって、どんな社会が、どんな政治が必要なのか。そのために私たち国民は何を選び、何をしたらいいのか、考えさせられる本だった。

    3
    投稿日: 2024.10.29
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    荒唐無稽な設定で期待していなかったが、この小説は予想外に面白かった。これを読み終えた今日は2024年10月28日。昨日行われた衆議院選挙の結果が出て、与党が惨敗し自公が過半数割れした事が明らかになった日だ。このタイミングで本作を読んだことはとても感慨深い。 本作で特に感じたのは、現代の政治に関わる人のどうしようもない軽さだ。この選挙期間中も各候補者は耳障りの良い事ばかり声高に連呼していた。「消費税を廃止する」「みんなの給料を上げる」「一律支給する」。聞いている方も馬鹿馬鹿しくなってくる。消費税を廃止して財源はどうすんの?出来る訳ないでしょ…と。 昔の為政者の意思決定というものは限りなく重いものであった。意思決定者から一度出た言葉は、瞬く間に現実になる。その結果、場合によっては何千、何万という命が消えてなくなることもある。だからこそ、意思決定者は自分の判断に対してギリギリまで考え抜くし、できないことを軽々しく口にすることはなかった。口に出したら何があってもやり切る。しかし、現代の政治家たちは思いつきのような言葉を吐き、それを平気で反故にする。政治家の下で働く官僚たちは、当然ながらそんな政治家の言葉を信用しない。 英傑たちに言わせると、この時代の人たちは無気力で、おのれのことのみを考え、利にだけは敏感で、犠牲を嫌い、国を守ることにすら興味を持たぬそうだ。 そんな国に誰がした? そうしたのは紛れもなく私たち自身だ。 多分、今回の衆議院選挙の結果を受けても何も変わらない。それは私たち自身の責任だ。

    24
    投稿日: 2024.10.28
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    3.5〜3.8 歴史への愛は感じた。歴史偉人たちのアッセンブル見たいよね?って感じ。 けど、長いし、途中途中に作者の押し付けの考えが見え隠れする。 だが、とにかく当たり前のことを当たり前に過ごしたい思いは伝わったかな

    0
    投稿日: 2024.10.13
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    歴史がよくわからなくても人物や事柄にひとつひとつ説明がついてるので何となく理解できます。 歴史上の人物が現代で政治をしたらこうなるのかと面白い発想だなぁと思いました。 徳川家康が現代人に訴えてる話が良かったです。

    6
    投稿日: 2024.10.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    不安とは「他人任せで何もしない人」がかかる病 →他人を期待するのではなく、自分を期待せよ →自分で考えて動けば大抵のことは成し遂げられる 他人の自由のために、自ら不自由を受け入れよ →自由の裏には、誰かの不自由がある 愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ Byビスマルク

    3
    投稿日: 2024.10.06
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    ちょっと気になってYoutubeで検索したら、中田敦彦さんのYoutube大学で紹介されておりました。 それで本を検索しましたら、今はkindleunlimitedで実質無料でしたので読んでおります。 10日で全国民に50万円を配る事業の下りはかなり熱くなりました。ジャンプか何かのバトルものを見ているような感覚で熱くなれました。 また新撰組が好きで、AIホログラムでも現代に蘇ってくれると、感激しそうです。

    1
    投稿日: 2024.10.06
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    読む前は、さすがに無理のある設定で感情移入できそうにないかも…と思ったが、面白くて一気に読んでしまった。歴史好きにはもちろん、歴史にも政治にも興味がない人にも分かりやすい解説が所々入っているので楽しめると思う。 自分の自由の裏側には誰かの不自由がある。だから誰かの自由の為に、少しの不自由を受け入れよう。というのが心に残った。

    1
    投稿日: 2024.10.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とても面白かったです。誰がバグなのかわからなくて僕も、織田信長だとおもっていたので、秀吉だったのは驚きました。これからは、コンピューターの時代だと言いますが、バーチャルがたくさん出てきましたこの本にも。とても面白かったです

    0
    投稿日: 2024.09.28
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    オーディブルにて。 映画化で話題になっていたので読んでみた。コロナ禍でAIによって生み出された日本の偉人達が政権を握るお話。 戦国時代の武将について知るたびに、皆ものすごいビジネスマンだなと思っていたので、偉人たちがコロナ禍でも経済を回し国力を上げていく様は史実と比べてもありえる気がして面白かった。 そして小説としての伏線も仕込まれていて、歴史、ビジネス、エンタメと幅広く楽しめた。

    0
    投稿日: 2024.09.26
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    映画を先に鑑賞したところ面白くて漫画→小説と読み進めました。結果としてメディアが変わる事に細かい所まで描写されていてより深く作品を理解出来ました。巧みな設定とコロナ禍と言う背景であの時こんな内閣が実際に存在したらと実感させられました。現実社会では与党、野党とも総裁選の真っ只中で比較しながら読めた事も面白かった要因になりました。立候補者には全員この小説を読んで頂きたい。

    7
    投稿日: 2024.09.21
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    現代を生きる人間や社会に対し、 「英傑(過去の偉人)」を通して問題提起をしていく物語。 自由と不自由の折り合い。 当事者意識と責任感。 徳川家康、坂本龍馬などの時代において、 身分や位は絶対不動のものであり、 幕府の決定や思想も絶対であり、 上の者に対し下の者がモノを言う事など言語道断であった。 生まれた時から死ぬまで変わらぬものである。 詰まるところ、どんなに強い意思を以て努力をしようとも決められたものは変えられない「不自由な時代」であった。 対して現代は、 各々の努力によって如何様にも変わる事ができる上、政治も "国民が選んだ" 代表者が国民のために政治を行うという国民参加型のスタイルとなっている。加えて、戦で命を落とすような事もない(一部の国では戦争はあるが、、)。 そういった点で英傑たちの時代と比較すると「自由な時代」である。 そんな「自由」がありながら、 "危機" というものが日常的でないため、 ・各物事に対して当事者意識が薄い ・自分で責任を負うことは回避する ・代わりに責任を負う事になったものに対しては強い追求をする ・他力本願(世の中の問題は自分ではない誰かが解決してくれるのだろうという意識) という点が強く目立っているし、 このスタンスが当たり前という風潮になっている。 自由が全くなく、毎日を生きるか死ぬかの瀬戸際で過ごしてきた英傑たちの時代の人間とは大きく意識が違うのだろうなと感じる点である。 (自由のために幕府を倒して時代を変えようと実際に行動するような実行力を持つ人間など現代では想像もできない) 本書を通して、 「分かってはいたが再認識した」という点が多かった。 政治やSNS等でこういった点は非常に多く散見するため、なんでこんな世の中になってしまったのだろうなと少し残念に思うと共に、まずは自身を戒めて改めていこうと考えさせられた。

    17
    投稿日: 2024.09.18
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    この設定がたまんない。 歴史上の人物のオールスター。 ツッコミどころもあるけれど。 それを言うのは無粋。 夢がつまった本です。

    1
    投稿日: 2024.09.16
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    日本史上の英傑たちの内閣がコロナ渦中の日本を立て直す。心に刻む名言集も。国の処方箋、生き方考えさせられるけど爽快、痛快。「中央銀行が国債引き受けるのは江戸時代の貨幣改鋳と同じ禁じ手」「成長という病。この病は流行病より恐ろしい。今回の流行病はそれを教えてくれた」はずなのに、もう元の世界に逆戻り。大震災もコロナも人の業を変えられない⁈

    1
    投稿日: 2024.09.16
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    歴史上の人物や出来事に対して注釈が付いてたりして、歴史に興味を持つきっかけになる1冊かな。諸説ある中でも、一般に知られている程度の知識がいろいろわかるから、子供達にとっては良いんではないかな。 物語としては、うーんって感じ。 映画の原作としては優秀かも。

    9
    投稿日: 2024.09.06
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    映画を観たいと思いながらまずは原作を読んでみました。一年で描かれる大河ドラマを観たような充実感が得られました。役者の顔を浮かべながら読んだので一層興味深いものになりました。歴史を作ってきた先人達のお陰様で今自分があることに感謝しました。家康の言葉に私に自由があるのは私だけの力ではないと思わされました。コロナは無くならないようですが、それぞれがコロナ禍で経験し学んだことを活かしていこうと誓いました。歴史に学ぶですね。

    1
    投稿日: 2024.08.27
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    政治不振に陥っているコロナ禍の日本。AI技術により蘇った歴史上の偉人達で組閣された日本政府は次々に斬新な政策を下していく。現代を生きる私達にとって、このパートはとても痛快に感じることが出来る。 ただ、本当にそれで国民の感情が動くのか?最後の家康の世界に向けたスピーチにそこまで感動するか?など、 そこまで共感出来ない部分もあり、歴史好きの自分にとっては非常に面白い設定ではあったが、同時になんだか勿体無い気もした。

    1
    投稿日: 2024.08.25
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    映画化されるというので、話題になったので読んでみた。 設定は2020年の日本。 コロナが襲い、徳川家康首相を筆頭にAIで最強内閣を組むという話。 歴史上の人物がずらりと出てくるが、確かに名前を聞いただけで 「この人は!」と思わされるメンバーが勢揃い もちろんフィクションなのはわかるが、 今の日本の足りないのは ・スピーディーな判断 ・序列に従えのではなく、能力のあるものをどんどん登世する制度 ・現代の日本の文化のよさを発信する力(まんがなど) ・自給率の低さ ・国民全体が人任せであること、自分で考えようとしないこと なのだと思わされた。 天下統一した後、朝鮮出兵をした秀吉と江戸幕府を開いた後、身分制度を整えるなど内政に務めた家康との対比も興味深い。 思えば戦国時代もそして明治維新もものすごい激動の時代だった。 学校の授業などでは、さらりと「廃藩置県」「明治維新」などという言葉でまとめられるけれども、これがスムーズに行われるのはものすごいことなのだと改めて実感。 あと、文化が発展する時代というのは、 ある程度経済が安定していて、人々の生活に余裕がないと成し得ないこともよくわかった。 そう思うと、今の日本のアニメやマンガなどの文化が世界的にも評価されていると言うのは 不況などはあったにせよ いくらか安定していた次代が故になのかもしれない。 近頃、歴史から遠ざかっていたところもあったが、ビスマルクの 「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」 という言葉にあるように もっと歴史から学ぼうと思った。 余談だが、第一部と二部、そして二部の最後でそれぞれフォントサイズが変わっている。 【心に残った台詞・箇所】 ・事前質問なしのバーチャル国会で質問した議員に対し、「では、代案を出してくれ」と発言 ・しくみが世に合わないときは、しくみを変えなければならぬ ・人は、その場、その場の状況に流される。 能力が高い者ほど、先が見える分だけ本来の目的を忘れがち ・言葉は人によって解釈が変わるもの。なるべく誤解なく事実のみを話すが良い。 ・躊躇ないスピードで行われる意思決定は不満を封じ込める特効薬 ・この時代は、豊かではあるが、腐っておる (科学の進歩は、目覚ましい一方、誰も責任を取らずで、耳障りの良いことを言って、人をしめて、己の欲だけを満たそうとする人が多いから) ・時代とは大河。 川幅を無理に広げよと壊す方に夢中になる事は良くない。簡単に言えば成長と言う病。 ・上に立つものは今ではなく、未来を見よ。そして未来を見るためには過去を知れ。 ・自由と不自由、この折り合いをつけることこそが、人を率いるのに必要なこと。矛盾は永遠になくならない。 ・自由を手に入れるには、不自由を受け入れる

    3
    投稿日: 2024.08.23
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    映画の宣伝を見て、興味を持ち、読んでみました。 もっと、コメディ要素が強いのかと思っていたら、 ミステリー要素もあり、しっかりと考えさせられる内容だった。 しかも、名言があちこちに……。 とても面白かったです!! 歴史に詳しくなくても楽しめました。

    1
    投稿日: 2024.08.22
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    設定が突拍子で面白い。 内容はとても読みやすい。さらに、実際起こったコロナを歴史上の英雄ならどう解決していくか、実際彼らが行った政策を踏まえて書いてあるので、日本史を忘れてても楽しく読めた。 ところどころに、政治知識や歴史知識が散りばめられているので、そうなんだと思いながら読める。 日本の政治はどうあるべきかを考えられた本

    0
    投稿日: 2024.08.21
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    リアリズム。 あると思います。本当にこんな未来。 すごく考えさせられたけど、やっぱり自分の国だけ豊かになるって出来ない。そして政治や政治家に対して、みんな言わないことを言える、AIだからこその表現。 第二章からは雰囲気がガラッと変わって面白かった。 フォントの大きさ?とかも変化させているのはワザとだと思うけど、逆にずっと気になってしまいました。

    0
    投稿日: 2024.08.18
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    軽めのコメディかと思っていたが、「政治とは何か」というしっかりとしたテーマがあった。日本の偉人たちがどんな考え方で発言し、行動するのかワクワクした。映画も観てみます。

    4
    投稿日: 2024.08.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    劇場CMに惹かれて、まずは原作から。 ビジネス小説とカテゴライズされていたけれど、雰囲気はライトノベル。 文章は読みやすく、歴史用語の解説が親切設計。 政治や生活に不満があれども、強力なリーダシップを持った頼りになりそうな誰かが代わりになんとかしてくれないかなーといった現代日本の世相を風刺している作品でもある。 銀英伝のカリスマ独裁者(&身分制社会)vs衆愚政民主主義(&個の尊重)の選択をつきつけて、どちらを国民は望むのか、を改めて考えさせられる。 一方で野党の批判はステレオタイプ&多数いるはずの与党議員はほぼ透明。ラストのとってつけたような畳みかけも惜しいとも思った。

    0
    投稿日: 2024.08.15
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    歴史が好きで、映画化もあり気になってたので読みました。 途中、ありとあらゆる歴史上人物がでてきて、なんでもありやな、、、と離脱しかけましたが、最後に少しだけミステリーの要素もあり、読み切ることができました。 映画ではこの描写がどう表現されてるのかな、というところが気になりました。

    0
    投稿日: 2024.08.15
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    去年から気になっていたが買えていなかった本 映画を見てから購入。 映画だと面白いシーンもあるが原作だと真面目な展開が多く感じた 自分がどうしたいか、が大事と思うことができる

    3
    投稿日: 2024.08.03
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    世界中が感染病で大混乱の中、日本では最新AI技術を駆使し歴史上の人物が大集合!最強内閣発足ドパロディー 一応ビジネス書の部類に入るんですね 徳川家康は言っていました 無理に川幅を広げれば川は氾濫し壊れてしまう 川を壊さず確実に前に進めるために堤を調整する 上に立つものは今ではなく未来を見る 未来を見るために過去を知ること 坂本龍馬は言っていました 誰かの自由のため少しの不自由を引き受けること 映画化かぁー 織田信長と豊臣秀吉といえば、もうこの方々で正解!家康は松潤?いや、西田敏行じゃない? 坂本龍馬はやっぱ福山でしょ

    19
    投稿日: 2024.07.23
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    たいへん面白い。作者の世の中に対する嘆きを、登場人物の過去の偉人たちを操って代弁させている。共感するところが多い。 国のトップの発言の重さがなくなった。長期政権が続くと官僚の志が低くなる。政治家に忖度する人が出世する。意思決定者も実行者も無責任になっていく。 民主主義も他のシステムに比べればマシかもしれないが、大いに問題がある。しくみは時代によって変えていかなければ歪む。そしていずれ崩壊する。 国会議員は国民のためにあるはずなのに、自分の利益のために国の足を引っ張るような議論ばかりしようとする。志の低い議員が存在する。 国民は権利ばかり主張し、義務を果たさない。自由ばかり主張して節操なく自由に振る舞う。議員は人気取りのために強制できない。何もしない人にかぎって不安ばかりを口にする。無能な人たちが有能な人たちの足を引っ張る。それを上に立つ者が防げない。文句を言うのに政治に参加しようとしない。思考停止している。 マスコミは人が見たいこと、聞きたいことを流すが、その結果、国民はますます人任せになる。もっと国民に考えさせることを促すべき。 言葉は刀であり槍である。今の時代は言論の自由が認められているが、SNSなどで人を言葉という刀や槍でなぶり殺してよいわけではない。その昔の武士は佩刀が許されたが、やたらに使うわけではなかった。 昔の偉人たちが、国民が幸せになるもっと良い国を作ろうとして、命をかけて変えてきた仕組みが、獲得してきた自由が、残念ながら国の弱体化を招いていると言わざるをえない。 まともなリーダーであれば、独裁的な国家で国民を従わせれば意思決定が早く、強い国を作れる。ただほとんどの独裁者は権力を手に入れると利益に走り、権力を手放せなくなる。その結果悪いことをする。最後は血を流す革命でもないと変わらない。民主主義は血を流さなくても選挙で変えられるシステムなのに、政治家は有権者に媚びて強くなれない。民主主義で強くなろうと思ったら、有権者が賢くなるしかない。政治の愚民化政策とマスコミの弱者の味方気取りに騙されないことが重要だと思う。 今回の東京都知事選ではっきりしたが、立候補する人も馬鹿ばかり。ルールの範囲なら何でもやっていいと思っているのか?せっかく勝ち取った国民の権利(自由)を変な使い方したら取り上げて不自由にするしか方法がなくなるだろう。家康や竜馬に申し訳ない。

    2
    投稿日: 2024.07.07
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    私たちの自由は、誰かの不自由の上に成り立っている。 もう一度日本史を学び直したいと思った。 お互いがお互いを認め、尊敬し合っている偉人たち。 今まで表情豊かではなかった家康が、最後の演説後に顔の筋肉を緩め、「肩の荷が降りたがや」と言ったところがとてもよかった。 今までのトップたちは、重責のもと戦ってきたんだなあ。 昔の人たちが血を流して戦った未来がこんなで、本当に情けないと思った。 未来を繋いでくれてありがとう!!

    5
    投稿日: 2024.06.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ビジネス小説となっていたので敬遠していたのですが、映画館の予告映像で2024年7月公開となっていたので急いで図書館で予約して読むことに。これは面白い。AIとホログラムにより錚々たる偉人たちが蘇り最強の内閣をつくる。圧倒的な政治力でコロナ禍の日本を復興させてゆく。ただし、この時代の法には逆らえないという縛りの中で。そのAIにバグ(PGの不具合)が発生。バグが発生した人物は誰なのか。AIに日本は乗っ取られるのか?江戸幕府を始めた男と終わらせた男のタッグはどうなるのか。究極のエンタメ小説でした。

    2
    投稿日: 2024.06.06
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    2024/06/01読了。荒唐無稽な話であるが、異世界転生チート系章節みたいなもので、前提のところは気にするところではないんだろうな。マイケル・クライトンなら前提のところで1冊分書いてくれるだろうが。その辺りを気にしなければ楽しく読めると思う。映画化もされるのですね。

    1
    投稿日: 2024.06.06
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    途中まではなかなか物語に入って行きづらかったが 、中盤以降から一気に面白くなってきてた、特に 最後の 坂本龍馬が愛した千葉さなえの話は泣かせました、終わりの締め方も綺麗にできていて読み終わった 後味がよかったー 映画化されるというのでぜひ見てみたいです。

    9
    投稿日: 2024.06.02
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    ツッコミどころも多かったけど、なんだかんだ面白かった 政治と歴史に興味が湧いたし、偉人たちを好きになった

    1
    投稿日: 2024.05.28
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    面白かった…!! というのが率直な感想。 コロナ禍の2020年、AIやホログラムの技術を用いて歴史の偉人達を政治家として蘇らせる この発想がまず面白い 偉人達に合わせた役職も面白く また少しミステリーな部分もあってビジネス書を読んだことない私も飽きない面白さがあった! また歴史を知らない私には何を為した偉人なのかを注釈を使い教えてもらえるのも、いちいちスマホで検索しなくて良いのでスムーズに読めてますます本の世界に集中できた。 日本の政治に関して… 選挙には行っているが、この人に任せたい!と思って投票しているわけではない なんとなく、消去法で、なんとなく、、、 投票だけはしてその後の政策の流れや公約通りに働いているのかなんてわからない ただただニュースで流れる新たな政策にテレビの前で文句をいっているだけ。 そんな無関心な政治に対して少し興味を持つきっかけをもらえた一冊 リーダーとは。 これから職場で初めて役職をもらうのでその前に読めてよかった。

    3
    投稿日: 2024.05.25
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    徳川家康に惹かれて読んでみた。しかし家康よりも取り巻き達が目立っている印象w。天文~安政の名武将達が次々に自論を展開する様はなんとも奇妙で面白い。映画化されるとの事でデジタル化される武将達も見てみたい。

    6
    投稿日: 2024.05.21
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    平安、戦国、幕末の英雄たちに登場してもらい、 現代を世直し。そして説教。 コロナ禍で、「今の時代の人たちは未来に向かってどう生きるか?」 を面白おかしく書いていた。 著者の主観が強いので、違う考えを持つ人には、読み終わるまでが辛いかもしれない。

    1
    投稿日: 2024.05.18
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    映画化されているので、面白いのかなと思って読んでみた。 コロナ禍の日本で、AIとホログラムで作られた偉人たちが内閣を組閣し、徳川家康が総理大臣に就任するという内容。 読みづらかった。登場人物も多くてよくわからなかったし、内容も劇的な何かが起こるわけでもなく、面白くなかった。映像で見たら違うのかも知れないが。

    2
    投稿日: 2024.05.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ビジネス「小説」、あくまでエンターテインメントといった感じ。 もっと難しいのかと思っていたがサクッと読めた。 後半になるにつれて現代の人にもフォーカスされてきて、西村が剣道でインターハイ出てたとかなんだその設定……北辰一刀流……そうですか……吉田も強……とちょっとトンデモ設定だなと感じてしまった。 が、本当にあって欲しいな、AI内閣……と思ってしまうくらいにはかつての英傑たちの決断力と行動力は魅力的だなと感じた。 政治への無関心とか政治の腐敗とかそういったものが少なくなればいいなと思う。

    2
    投稿日: 2024.04.17
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    偉人たちによる最強内閣で全部解決!みたいな単純明快な話かと途中まで思ってたけど中盤から次第に綻びや不穏な空気が出てきてそれにどう対処していくかが読み手にも問題提起されてる感じもあって、なるほど確かにこれはビジネス小説だと納得した。 読み進めるほど序盤に描かれてたさりげない伏線に気づいてくのがおもしろく、後半の緊迫感ある展開がとても良かった。

    2
    投稿日: 2024.04.16
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    現在の政治への無関心さやリーダーシップについて考えさせられた一冊。 序盤。設定への疑問は横に置いて、偉人たちの行動力にワクワクしながら読み進んだ。秀吉の若手起用采配時の言葉に感動。この辺りは星5。 中盤以降、AIの暴走、人のAI依存を課題に進む。バグを見つける部分からだんだんつまらなく感じた。 映画面白いかな。

    1
    投稿日: 2024.04.16
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    歴史の偉人たちがAIにより復活し、コロナにより混乱してしまった日本を政治によって救う話。途中ミステリー要素もあり面白かった。歴史は我々の迷いや悩みを解決に導く鍵となる。歴史好きな人に。

    4
    投稿日: 2024.04.15
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    家康だけが出てくるかと思ったら、歴史上の偉大な人物が現代の政治をするという設定自体が面白かったです。

    0
    投稿日: 2024.04.11
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    2020年、新型コロナの流行により現職総理が死亡してしまい、AIとホログラムにより偉人たちを復活させた「最強内閣」が発足した世界線の日本を舞台にした新感覚小説。最強内閣の布陣は、首相の徳川家康をはじめ、官房長官に坂本龍馬、財務大臣に豊臣秀吉、経済産業大臣に織田信長、外務大臣に足利義満など。 AIで偉人を復活させて内閣をつくるという発想はワクワクさせられたし、エンタメ小説としては面白く読んだが、政治小説としては、国会審議を事実上無視した強権的ロックダウンや全国民に50万円の給付金を10日で配るなど、あまりに政治行政の実務からかけ離れていて、リアリティを全然感じなかった。政治行政を過度に単純化していて、「ぼくのかんがえたさいきょうのないかく」を出ていないと思う。

    0
    投稿日: 2024.03.24
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    英傑たちの揺るぎない考え、判断が参考になった。合っているのかどうかではなく、しっかりと判断することで人は安心する。判断を逃れてはいけない。この本はビジネス書でもある。 私が自由を得ている裏では、不自由に耐え世の中を回している人がいる。お互い様の気持ちが大切。

    26
    投稿日: 2024.03.22
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    現代の日本には命をかけて仕事をする、という観点があまりない。その点について、織田信長が命をかけてコロナに立ち向かうという点がよかった。 過去の日本にも結核病やコレラなどに苦しんでいるからこその知識もあった。 50万円配布するシーンは見応えがあった。 しくみは正しいと思い込んでいるが、その時代にあったしくみなだけで、壊してまた1から作り直す

    1
    投稿日: 2024.03.19
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    映画化されるというお知らせをみるまで、こんな本が出ていたことを知らず。単純におもしろかったです。日本史苦手なので、知らなかったことの方が多くて、なるほどなーと思わされること多く、徳川家康の言葉は、現代だからこそ沁みるものがたくさん。映画化されて、日本は、政治は変わることができるかな? 2024/2/21読了

    2
    投稿日: 2024.03.17
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    まず設定がとても面白かったです。2020年のコロナ禍拡大で総理大臣はじめ閣僚が感染し死亡し、そのあとを人間ではなく、AIで再現した歴史上の人物にゆだねようという設定でした。首相が徳川家康、財務大臣に秀吉、経済産業大臣が信長など戦国時代の武将を中心に、坂本龍馬や大久保利通なども登場します。設定だけでなくストーリーとしてもなかなか面白くサスペンス的要素があるので、最後まで飽きずに読了しました。 本書を読んで思ったこと。AIで過去の人物をよみがえらせよう、というのはすでに起こっている事態ですし、国や企業の緊急時にAIに事態を任せよう、というのは今後十分起こり得るシナリオだと思いました。生成AIで、細かいプロフィール設定を与えた人工人間を作る試みはすでにありますし、亡くなった祖母を生成AIで再現した、という話も実際にありました。この本は国家の話ですが、たとえば企業で考えたときに、ある企業が倒産の危機に瀕しているときに、亡くなっている創業者をAIでよみがえらせて、経営にあたってもらう、なんていうケースは近い未来に実際に登場する気がしました(万が一それで業績が回復したら、ずっとAI創業者が社長でいいよね、という話になるかもしれません)。 しかし国で考えた場合、これは民主主義の放棄であり、AIへの隷従でもあります。しかも本書にあるように、むしろ国民は「喜んで隷従」しているわけです。その意味で本書はAIと民主主義というテーマにも深く切り込んでいると思います。 AIが人間の意思決定をサポートする世界、ではなく、AIが意思決定をする世界がどう見えるのか、思考実験としてもとても興味深く、読む前に想像していた以上に骨太な内容だったと思います。

    3
    投稿日: 2024.02.25
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    もし〇〇が総理大臣だったら、総理大臣に相応しいのは誰か? 想像したことがある人が多いと思う。 それを物語にした本がこれ。 突っ込みどころがありつつも、そうだったらいいなぁ、羨ましいなぁと思ってしまった。 みんなが自由を手に入れるために、みんなが少しずつ不自由を受け入れる。 これから先の日本で、最先端技術で過去の偉人たちが甦るよりも、投票率90%を超える確率の方が夢物語に思えて少し悲しくなった。

    18
    投稿日: 2024.02.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2024.7.26映画公開! 日本の偉人たちがAIにより現代に復活! それぞれが得意分野を生かして総力をあげてコロナ禍に、アメリカに、現代の当たり前に立ち向かう! 歴史、政治、経済、ミステリー…あらゆるジャンルにつながるビジネス小説。 今ある当たり前は時代とともに形を変える必要がある。 自由を求めることは誰かに不自由を強いることであり、不自由を受け止められるようにならないといけない。 今を生きる人々にぜひとも読んでもらいたい作品。 しくみを変える原動力は我々にある!

    6
    投稿日: 2024.02.25
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    コロナ禍にある日本を救うべく、過去の偉人達によって新たな内閣が立ち上がった。 ありがちな設定かもしれないが、それなりに楽しめました。脚本次第だと思うが本よりは映像のほうが面白そう。

    0
    投稿日: 2024.02.18
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    大まかなストーリーとしては、流行病によって国内や政治が混乱した状況の中、AIによって蘇った英傑達が現状を打破していく展開です。 前半は主に問題に対して英傑達が決断し行動をしていきます。その様子が現実の状況に欠けているものを写し出しているようです。 後半は若干ミステリーも入りますが、それぞれの英傑達が何をもって・何をするために動いているのかが分かり、飽きることなく読み進められます。 作中で自分の欲する自由を手にするためには、誰かにであったり自身に何らかの不自由を与えている事を説かれ、ハッと気づかされました。 自分の生活で例えると、休みの日にやりたい事をする一方で、普段は仕事をするという不自由な時間が必ずあります。また、仕事中では相手から仕事を振られる事もありますが、それって自身がやらないという自由を手にするために他者を不自由にしているな…と思い返しました。 読み終わった後ですが、今があるのは過去の人達が積み重ねてきた過程があり、今自分がしていることは未来の人達にとっての過程となる。より良いものにするために自分は何をしていくことが大切か?そのことを考えさせられる内容でした。 最後の徳川家康の発言、人間らしさがあって好感が持てました。

    12
    投稿日: 2024.02.08
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    エンターテイメントとしてもビジネス書としても楽しめる内容。一人一人が自由を求めて少しの不自由を抱える覚悟、それがリーダーシップであり主体的に生きることなのではないかと感じた。そして単純に秀吉や龍馬の人たらしぶりや、三成のハイパー官僚ぶり、本多忠信と新撰組の筋の通った警察など、オールスター内閣が最高に楽しい。

    2
    投稿日: 2024.02.07
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    映画化に備えて読んだ。ミステリー要素もある終盤、一気に読めた。英傑たちの言葉で現状について考えさせられた。

    0
    投稿日: 2024.01.21
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    問題解決、課題解決には様々なアプローチがあるがリーダーとして信念をもってことにあたることで組織に一体感が生まれる。リーダーの苦悩とリーダーシップの形が学べる。 無いものねだりで過去の英傑を英雄視して今の自分たちには無理だとか安易に投げ出してはいけない。今の時代は今の自分たちが創る。

    0
    投稿日: 2023.12.31
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    タイムスリップオタクで、龍馬崇拝者にとってはこれ以上ない設定の話でした。少々理屈っぽいところは、ご愛嬌として読みすぎました。家康だけでなく、日本の歴史を彩る小学校の図書室状態でした。

    1
    投稿日: 2023.12.26
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    歴史上の偉人たちがいかにもとすごく特徴をとらえてました。しぶい人選もあり、歴史好きも楽しく読めました。

    1
    投稿日: 2023.12.21
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    政治も歴史も詳しくはないですが、すごく面白かったです。 偉人たちの行動力と決断力により、世の中がぐいぐい動く爽快感。困難な政策に対し秀吉は「祭りじゃー!祭りと思え!」と事務官達を鼓舞し、皆が一致団結して成し遂げていく高揚感。偉人たちの個性の豊かさや熱意。 リーダー不在だった日本は熱狂しますよね。ただ、国民の付和雷同な感じが少し心配になりましたが、、、 最後の家康の言葉が、未来に対して、自分の考えの一つの指針として考えさせられました。

    45
    投稿日: 2023.12.21
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    盆休みに借りてそのままにしていた本。やっと読む時間を捻出。小学生に借りたので読みやすいのだろうとは思っていたが何故早く読まなかったのだろう。読まずに返さなくてよかった。と思うぐらいに面白いし、歴史上の人物について簡単に解説もあるし、政治用語も説明があり知識も増える。子どもならこの本から歴史、テレビのプロデューサー、政治と知識が増える一冊といえるかも知れない。

    1
    投稿日: 2023.10.18
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    学生選書ツアー2023選書図書 【所在・貸出状況を見る】 https://sistlb.sist.ac.jp/opac/search?q=9784763138804

    0
    投稿日: 2023.10.09
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    純粋に読み物として面白い1冊です。 歴史物かと思いきや、政治寄りのファンタジー小説。 歴史に興味がある方はもちろん、今の日本の政治に何かしらの思いのある方は読んで損がない本だと思います。 少しファンタジー要素が強めなので星4評価にさせて頂きましたが、とても面白い作品です。

    1
    投稿日: 2023.09.28
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    物語としてはとても面白い。歴史を楽しむファンタジー小説というイメージ。ビジネス小説と言うには本当に?と思うところが多かった。でも面白かったので高評価。歴史を知らなくても単語や歴史の解説が挟まれており読みやすい。また読みたい。

    1
    投稿日: 2023.09.19
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    タイトルから想像していたのは、現代の閣僚の中で徳川家康がどう采配を振るか、というものだったけど、歴史上の偉人による最強内閣が、コロナ対策に挑むというお話でした。 思っていたものとは違ったけど、偉人オールスターで面白かったです。

    2
    投稿日: 2023.09.04
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    最高に面白かった。 歴史は好きじゃないんだけど〈もしも〉が書かれてる話は好きだったので期待してました。 期待以上に面白くて最高です。 清々しさと感動が味わえました。

    2
    投稿日: 2023.06.04
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    ほんとめっちゃおもしろかったです!!! 過去の偉人達がAI技術によって蘇り、内閣を組成する。 この本を読んで改めて思いました。確かに、当事者意識が低い日本は平和であることが当たり前で、変化を嫌う。 変化しないためには変化が必要なのに。 ほんとうに身につまされる内容ばかりでした。 ビジネス書というよりは、自己啓発本でしょうか。 過去の偉人達が語りかける内容は本当に刺さるものがあります。 いろいろな人に読んでほしい一冊です。

    3
    投稿日: 2023.05.19
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    こんなに貪るように一気に読んだのは久しぶりだった。歴史上の人物が現在にいたらという設定もAIによって荒唐無稽でもなくなってきたんだと思った。現代社会の問題に対する作者の考えもしっかりと伝わり、予想以上にいい本だと思った。

    2
    投稿日: 2023.05.14
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    想像していた内容と異なりSFチックであり楽しく読み進めた。 過去の英傑、偉人が科学の力で蘇り滞った政治や社会に喝を入れる。 最強内閣はさながら日本史オールスターで荒唐無稽な設定であるが、その言動は妙に説得力がある。 そしてそのスター軍団を束ねるのが家康。 民主主義のグダグダ感を封建主義が有無を言わさず引っ張り決断を下す展開は痛快すら覚えた。 成長を川に例え堤を作りながら緩やかに幅を広げるのではなく、もとの流れを壊してでも手っ取り早く広げる現代への皮肉は言い得て妙。 誰かの自由は誰かの不自由の上に成る、誰かの自由のために少しずつ不自由を受け入れる寛容さが足りないと、耳が痛い限りだ。

    5
    投稿日: 2023.04.29
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    歴史の勉強になり、何より政治と行政の勉強になった。徳川家康という人物の日本への影響を多大に学び、日本がより好きにもなった。誰かの不自由を引き受ける。一つでも二つでも実践したい。

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    投稿日: 2023.03.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    徳川家康をはじめ歴史の異人たちがAIで復活して内閣を発足させる。財務大臣に豊臣秀吉。経済産業大臣に織田信長という豪華布陣?で難局に立ち向かう。 官房長官の坂本龍馬の現代のひとたちを都合が良すぎるという言葉が印象的でした。政治家も国民もどちらも一方通行で、相手に一方的に求めようとする。コミュニケーションできる訳ないてすよね。 自由を求めることの裏には、不自由を強いられるひとたちがいることは、言われてみてハッとしました。 確かに、自由よりも少しの不自由を受け入れることも大切。仕事でも誰かが手を抜けば誰かに負担がいくと考えたら当然かも。 ここに登場する英傑たちは、命のやり取りの中で生きてきたからこそ、何かを行うことに今の政治家にない責任感の様なものがあるのかもしれません。 リーダーは決めるのが仕事で、そこに信念があれば為すべき人たちが集うというのは、改めてリーダーや政治家は言葉なのだなと思いました。 資本主義や民主主義の限界の様なことも言われてますが、それは、経済も政治も人の手を離れすぎて現実感がないこともひとつの理由なのかなと思います。

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    投稿日: 2023.03.22
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    なかなか面白い設定だと思い読み始めたが、途中から、コンピュータの話なのか、偉人の話なのか、偉人が問題を解決する話なのか、よく分からなくなった。少し設定自体に無理があったのか。 ただ最後の家康の演説は心に沁みた。 この筋が物語に通っていれば、より面白いものになったのかなと思った。

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    投稿日: 2023.03.19
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    予備知識なしで読んだけど、面白かった。実際にバグなしでこういう人たちに政権を担ってもらいたいものだ。ビジネス小説なので、ちょこちょこ無理な点があるのは許せる。楽しかった

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    投稿日: 2023.03.14
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    テンポが良くてするスル読める。 はじめは偉人がいっぱい出てくるように感じるけど、なんだかんだで竜馬と家康くらい。 案外登場人物少ないので、なんかもったいないよね。 いくらでも話膨らませることできそうなのに。 ミステリー仕立てにしても面白そうなので、もっと盛り込んで読み込みたかったなー。 結局いろいろ突っ込み所はそのままに、最後のほうは凄い勢いで終わらせてる感がありちょっと残念。

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    投稿日: 2023.03.09
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    歴史物が好きなこともあり、はじめはおもしろかったのだが、だんだんとおもしろさが下がっていった。終盤は特におもしろくなかった。

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    投稿日: 2023.03.04
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    発売直後から気になっていた本。 ようやく読み終えました。 前半(第1部)は、スケールも大きく、なかなか面白い設定だな、と思って読み進めたのですが、後半(第2部)はスケールダウンし、しかも、ご都合主義な色が強くなった気がします。 また、徳川内閣の全貌がわかるようでわからないところや、フォントの使い方、第1部と第2部で文字の大きさが違う点にも、若干違和感がありましたし、比喩の使い方はうまくない印象を受けました。 とはいえ、社会が歩を進める上で、現代の政治や政治家、国民に足りないところを指摘するという意味では、よい設定の小説だと思いました。 とくに「AIで昔の武将や偉人を復活させて内閣をつくることで、しがらみのない政治を行うことができるようにする」という設定は、政治のあるべき姿を考える上で、とても有効だと思いました。 上記の設定がしっかり活かされている第1部はかなり面白かっただけに、第2部も含め、全体の構成をもっとしっかり練った上で書いていれば、もっとよい作品になったのではないかと思います。

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    投稿日: 2023.02.22
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    純粋に面白かった!! 自分が歴史好きっていうのもあるけど…物語もしっかりしていて、ミステリー要素もありSFっぽさもありで引き込まれました!

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    投稿日: 2023.02.14
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    日本史が好きな人が漫画気分で読む分には面白いと思う。 ビジネス小説なので、実行に向けての考え方や問題に対する向き合い方を学ぶことができる。 ただ、個人的に争うシーンについては面白みを感じることができなかった。

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    投稿日: 2023.02.05