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さよならドビュッシー
さよならドビュッシー
中山七里/宝島社
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総合評価

1298件)
3.9
306
515
316
49
14
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    ミステリー、成長物語、音楽など、さまざまな要素が盛り込まれて、とても豊かな物語だと思います。正直なところ、ミステリーより主人公である香月遥の成長のほうが私の目を引いているが、それにしてもよかったのです(ほんの少し説教臭い部分もありますけど)。 遺産相続の争いがミステリー小説の定番とはいえ、それより一夜で一変した遥の紆余曲折のある運命を本当に嘆かずにはいられなかったのです。しかも、周りの人々はいかに共感力が乏しいのかということについてもページをめくりながら腹が立ちました。ですが、そうした伏線があるからこそ、彼女の世間の悪意や不寛容さと闘う、甦る不死鳥のような強さに感動されたのでしょう。情熱が溢れたショパンの練習曲、そして祈りを捧げるようなドビュッシーの「月の光」と「アラベスク」。この二曲が大好きな私にとって、この小説は本当に良かったのです。続編を読みたくてたまらない!

    0
    投稿日: 2022.08.09
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    【再読】 私の記憶が正しければこの本が運命の1冊。10年ほど前に中山七里という沼にハマった1冊。 久しぶりに再読して改めて凄い1冊だなって。丁寧な描写はピアノを弾かない人もクラシックを聞かない人をも引き込む。 再読ですが半日で一気読みするほど好き!

    4
    投稿日: 2022.08.05
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    クラシックは全く興味のない人間でしたが、ピアノを弾く描写が圧倒できで、本に出てくる曲をいくつか聴いてしまいました。 ミステリーとしてもラストのどんでん返しが綺麗に決まります。 続編も楽しみ!

    2
    投稿日: 2022.07.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読んでいてとても綺麗な文章でした。 結末は完全に騙されました‥ 彼女の気持ちになるといたたまれないです。 でもお母さんが亡くなる時に、意識があったのに巫女さんに犯人を言わなかったのは優しさだったんでしょうか。 クラシックに少し興味も湧きました。

    1
    投稿日: 2022.07.27
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    見事な緩急。 それもF1級のスピードと深い呼吸ほどのゆっくりさが何度も繰り返され、これほどクラクラする読後感は初めての体験でした。 さらに景色や匂いだけでなく、今回は聴いたことなかった曲の音色まで鮮やかに伝わってきて、ただただ圧倒されました。 いつか映画で憧れた月の光。練習してみようかな。

    59
    投稿日: 2022.07.24
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    友人に勧められた中山七里先生の「さよならドビュッシー」読了。 大どんでん返しが見事に決まり、悔しいぐらい予想が裏切られた。 クラシックに詳しくない私も楽しめた一冊でした。

    2
    投稿日: 2022.07.24
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    母親の死を知らせに来た警官が家にいるのは娘だと知っているのはおかしい!と思って最後までずっと疑っていました。 研三おじさんメインのスピンオフ希望。

    1
    投稿日: 2022.07.08
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    一応ピアノは習ってたけど、ほぼ無理矢理。嫌々通ってたので、練習もせず全く上達しなかった、、。 先生のせいにするのは良く無いと分かっているけど、岬先生ならピアノ大好きになってたかも笑 どうかな、、笑 クラッシック、全く分からなくて、聴きたいとも思わなかったけど、読んでるとどんどん情景が頭に浮かんできた。力強い小説だった。 ピアノで本当にこんなに心を揺さぶられるのか、そんなピアノが本当にあるのか、あるなら聴いてみたいと思った。 そして、私もピアノ弾こうかな。 前向きになれる小説だった。

    4
    投稿日: 2022.07.05
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    序盤からある程度予想していたことがそのまま犯人へとたどり着きました。ただ、所々の言葉に胸を打たれました。犯人探しよりも生き方を問われているような、そんな話でした。

    2
    投稿日: 2022.07.03
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    演奏の描写が繊細で音色が聴こえてきそうだった。トリックは最初の方である程度予想はついたけども、青春小説としても十二分に楽しめた。

    2
    投稿日: 2022.07.02
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    遺産目当ての黒い影の存在にハラハラしたり、演奏描写の疾走感だったり、最後のオチの衝撃・伏線回収だったり、最後まで楽しく読めたのですが、、、岬先生がハイスペック過ぎるのが一番印象に残ってしまいました、、、

    1
    投稿日: 2022.06.29
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    ピアニストを目指す主人公<香月遥>と、スマトラ島沖地震後の大津波で両親を亡くした従姉妹<片桐ルシア>のミステリアスな物語・・・ 祖父と従姉妹を火災で亡くし、全身大やけどを負った主人公、巨額の遺産相続(信託財産)が絡む不吉な出来事の連続・・・。コンク-ルでの優勝を目指し、ドビュッシーの旋律にのせて響きわたる異色の音楽ミステリは、意表を突いたエンデイングまで読者を鷲づかみにする。(第8回『このミス』大賞受賞作品)

    5
    投稿日: 2022.06.25
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    ミステリー目的で読んだのですが、ピアノの描写が圧巻でした。 お陰で、本に掲載されていた曲たちがどんなものなのか知りたくなり、普段は聴かないクラシックを聴くようになりました。 しかし最後のどんでん返しも秀逸。ミステリー作品としても楽しめる一冊です。

    7
    投稿日: 2022.06.11
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    ブクログのレビューで見て、面白そうだと興味を持ち購入。中山七里氏初読。 冒頭から伏線が描いてあったというのに、全く違和感なく、思い込みによってすっかり騙され?てしまった。 うわー、やられた!って感じ。 音楽を描く、のは難しいと思うが、読みながら音が溢れてくる。 ピアノが弾きたくなる。 タイトルにも納得。

    2
    投稿日: 2022.06.10
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    音楽への熱い思いが、文章だけでなくまるで映像で見ているような感覚で伝わってきて、読む手が止まらなかったです。それだけでなく、どんでん返しでも騙されて、非常に面白い作品でした。タイトルの意味を知った時、切ない思いと共に、主人公の今後の人生に幸あらんことを祈る思いでした。

    1
    投稿日: 2022.05.29
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    文字なのに今にも聞こえてきそうなピアノの演奏シーンの描写が素晴らしく、途中ミステリー本として読んでいるのを忘れるくらいだった。 謎は最後の最後に明かされてまさか…の展開だった。

    2
    投稿日: 2022.05.22
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    音が出てないはずなのにピアノの音が抑揚も含め聴こえてきます。 文字だけでそう感じることができるなんて。 ミステリーとしても、えっと驚きの事実。 さすが、どんでん返しの帝王といった作品です。

    3
    投稿日: 2022.05.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    家事から生還した女の子の周りで起こる事件。 静かに、ピアノメインで進んでいたのですが、 結末は、探偵役の主役はあなただったのね。 読み返すと、岬さんの描写の代わりどころ、女の子の心の描写の受け取り方がまた変わると思います。

    11
    投稿日: 2022.05.19
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    音楽表現が素晴らしい。 作中に出てくる曲を聞きながら読むのをおすすめする。 ミステリをよく読む人は叙述トリックのオチをなんとなく勘付いてしまうかも。 音楽表現が多いため、サクサク謎を進めたい人 音楽に興味がない人 には向いていない。

    2
    投稿日: 2022.05.02
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    『このミス』大賞受賞作、と分かって読む安心感と、最後にきれいに騙される爽快感と、主人公の痛々しい内面への共感と、が混ざり合って不思議な読後感。スピンオフも含めてシリーズものだそうなので、まだまだ楽しめそう。

    9
    投稿日: 2022.04.24
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    もうジャンルなんて何でもいい。 読了後も心臓がドキドキしてる。 音色って聴くだけじゃなく読むこともできるのか。 演奏シーンの描写が絶妙で、魂ごと鷲掴まれた気分だった。 苦境に立たされながらもピアノを弾き続ける主人公の気概に、目頭が熱くなる。 そして作者が仕掛けた結末には見事やられた。

    3
    投稿日: 2022.04.18
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    音楽の力を武器に闘う少女の物語。 スポ根のようにみえて、ミステリもプラスされ、伏線回収が見事。 特にピアノの描写は、リズムの疾走感や美しい旋律を想起させ、音楽を奏でているかのよう。このシリーズ、また読も。

    3
    投稿日: 2022.04.14
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    ピアニスト岬洋介・シリーズ第1作 資産家の祖父を持つ、ピアニストを目指す従姉妹の二人の少女。祖父の家で思わぬ事故にあい、人生が狂い始める。 中山七里氏が、音楽に素人でピアノも他の楽器も演奏できないらしいと知って、音楽に素養のない身としては、どんな表現になるのか興味ありでした。 まあ、作家さんは弁護士でなくても法廷書くし、スポーツできなくても、書いちゃうし、プロなんだからとはいえ、音楽って目に見えないし感性への要求が高そうなので勇気あるなあと。 テンポ良く事故事件発生し、その間にはミステリを忘れさせる楽曲や演奏への熱意ある表現あり。読み応えありでした。 題名の使い方もオシャレ。なんだけど、今回は登場人物設定で、トリックというか犯人というか想定内ではありました。すごく上手く話が進んでいたので、途中違うかな?と思うことはあったけど。 続けて読みまーす。

    37
    投稿日: 2022.04.06
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    ミステリとして楽しむのが良いのか、1人の女の子の成長を見守る系なのか、細かな音楽の描写に感じ入ってほしいのか、本の中にいろんな要素がありすぎて気が散った。トリックには感心したのだけど。

    2
    投稿日: 2022.04.05
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    頭の中にクラシックの調べが壮大に流れていきました。同じように音楽物で浮かんだのが「船に乗れ!」「のだめカンタービレ」「ビアノの森」後、最近で「蜜蜂と遠雷」。それぞれ、その時々でクラシックに興味が移る時をいただけたことに感謝です。 ミステリーですから最後の結末は予想もつきませんでした。なのでこの年の最優秀を得たのですが。 ミステリーの謎よりクラシック音楽を文章や言葉で表現した文章に引き込まれました。 「いつもポケットにショパンを」も好きでした。

    5
    投稿日: 2022.03.15
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    ピアノを好きな人に是非読んでほしいなと思う作品です。ピアノを弾く情景がはっきりとわかり、心が躍る感覚がわかる感じがしました。こういった作品は新鮮だったので、面白いなと思いました。 結末については、、 納得いくようないかないような感じの感触が残りました。そうだったのかーというなんとも言えない感想です。 けど、何をするにも自分次第、諦めない、そんな大事なことがはっきりと思わせてくれるもので、おじいちゃんも岬先生も素敵な人だなと思いました。

    2
    投稿日: 2022.03.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    展開が気になり、一気に読んでしまいました。それなのに星3なの?という感じですね。 好みだと思うのですが。全体的に、登場人物のセリフが説明過多、とか、胸に響きそうな良いこと言ってるのに説教くさい、とか。 一番気になったのは、主人公に対する周りの人たちの反応があまりにも「世界は悪意に満ちている」の通りだな、というところでしょうか。クラスの女の子達とか、ここまで言う⁈というイジメ方だったので。そして、それに対する主人公の仕返し?も行き過ぎかと思ってしまいます。いや、わざとそういう描き方しているのはわかるんですけどね。また、主人公が最後の方で回想する遥の母親の反応には悲しくなるものがありました。 もう一つ。女子高生の一人語りで物語が進むにしては、違和感を感じる言葉が所々使われていて、気になって入り込めないことが… 音楽に関しての説明、描写や、主人公が大火傷の後遺症から、岬先生とピアノのおかげで立ち直っていく様子がとても良かっただけに、少し残念な読後感でした。

    1
    投稿日: 2022.03.10
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    面白かった。 オチも秀逸でそこに持っていくまでの過程も良かった。ただ、実際にそうであったなら解らないものではないような??? 曲のことは詳しくなくメジャーな話や作曲者やエピソードしか知らなかったので、もっと音楽に造詣が深ければもっと楽しめたんだろうなぁと思った。

    1
    投稿日: 2022.03.10
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    ストーリーは面白かった。 あれほどの火傷を負った後の、回復の速さ、家族を失ったり、自分ひとりが生き残ったことへの、こころの動きの描写が浅くて、入り込めなかった。

    1
    投稿日: 2022.02.23
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    クラシックのコンサートとは無縁、美術館に行っても一日中居られるほど良さが分からない私ですが、本になると読みやすく知識も付けることができます。 これあの本に出てた曲だななんて思い返したりできるため、私は芸術ミステリーが好きです。

    11
    投稿日: 2022.02.21
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    ミステリーがいい塩梅で、最後に全て明かされるんだけど それまではピアノコンクールを目指し日々練習を重ねてくところに重きを置いてるからか 途中でミステリーだったことを忘れてしまうくらい。 クラシックの知識が無くても読み進められます。 専門用語は分かりませんが、 YouTubeでピアニストが演奏するところを見るとより楽しめます。 特に、コンクールの課題曲 ショパンのエチュード10-1、少女が選んだ曲ですが難易度の高い曲だと素人でも分かるくらい… クラシックも楽しめるし、 ミステリーとしても楽しめる作品。 作中での岬先生の言葉はグッとくるものがあります 他の作品も読んでみたいなぁ

    1
    投稿日: 2022.02.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    このシリーズの面白さはなんと言っても文章を読んでるだけで曲が脳内再生されるところにある。中山七里さんには音楽を言葉で奏でる才能がある。 登場人物のキャラが濃くて一貫性があって、セリフの1つ1つが心にグサグサ突き刺さるってのもこのシリーズの凄いところ。読むたびに名言だなあと思う文が増えていく。玄太郎さんが、岬先生が、読む人を奮い立たせてくれる。 そしてそして、岬先生の最後の推理で、どうしてこの本のタイトルが「さよならドビュッシー 」になったか明らかになる。この本のタイトルはそれ以外あり得ない、とさえ思わせてくれる。サヨナラという言葉が入ってるのに、そこに悲しみはなくて、むしろ過去との決別、「真っ白な未来よこんにちは」というような気持ちにさせてくれる。 「いつまでも不幸を引きずるな。その二本の足で立って前を見ろ。悲しい時には泣いてもええ。悔しい時には歯噛みしてもかまわん。しかし自分の不幸や周りの環境を失敗の言い訳にしたらあかん。前に進むのをやめたらあかん。目の前に立ち塞がるものを恐れて逃げたらあかん。逃げることを覚えると、今度は余計に怖くなる。」 やっぱ玄太郎さんが好きだなあ☺️

    1
    投稿日: 2022.02.12
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    火事で大やけどを負った少女が岬洋介に助けられ絶望のk中からピアノコンクール挑戦する。今頃と言われるかもしれないが、この作家さんを知り各シリーズの際一作を読んでいる。音楽畑は苦手なので、なかなか手に取れなかったが、読んで驚愕!ミステリーと少女の成長物語、音楽界の内幕が見事に融合。大傑作に仕上がっている。お宝発見だ!

    1
    投稿日: 2022.02.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんとも言い難いミステリーだった。 まず、人の命が軽すぎる。その上で死者の中でも露骨にルシアに触れなさすぎるため、種明かし前にすでに奇妙さが残るので最後のどんでん返しにさほど驚きが生まれなかった。 そのほかの事件の犯人であるみち子さんも役柄上はあくまで介護役、重要な立ち位置ではないはずなのにやたらと登場するので展開がなんとなく読めてしまう… ただ、「人間は水じゃないから、用意された容器に強引に押し込まれたら骨が歪む、鬱血する。(後略)」のような伏線かつ面白い表現が要所に散りばめられていたのが印象的。

    8
    投稿日: 2022.02.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    当初の火事事件で何となーく思ってはいたけれど、うまく裏切られたなぁ、と言う感想。 ピアノコンクールの優勝を目指し、事故で負った大火傷、身体障害を乗り越えて栄光を捥ぎ取るまでの壮絶な練習の日々。さらには同級生からの執拗で陰湿な嫌がらせや、ピアノ講師からの、主人公の人生感をも変える影響。誰もが怪しく、一体誰が犯人なのかなぁと思いながら読み進めることができて、楽しめた作品。

    10
    投稿日: 2022.02.01
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    積読してました。なぜもっと早く読まなかったんだろう…!読んでいるのに、聴いているような不思議な感覚。内容も中弛みが一切なく、どんどん読み進められ、最後の一文を読んだ時は鳥肌が立ちました。

    1
    投稿日: 2022.01.23
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    不幸な事故により全身に火傷を負った少女がピアニストを目指し猛特訓に励む物語。。。だけなら個人的には敬遠しがちな内容。飛び交う音楽用語は私には全然分からない。はずなのに全然苦にならない。岬シリーズ、読まず嫌いでした。すみませんでした。しっかりミステリー。

    8
    投稿日: 2022.01.20
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    何かに夢中になる姿を見るとどうしても羨望と妬みを覚えてしまうけど、小説の中だけでもそれを肌で感じられてよかった 自分に何もないからどこか非現実的な感じがしてしまうけど どうしたんだろう、どうしてそう思うんだろうって直感的に思った部分には理由があるんだと思った 直感を大事に、後から後悔しないように、なんてね

    3
    投稿日: 2022.01.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「最近は世間体の悪いことはすぐ横文字に言い換えたがる。いいか、教えてやる。クレジットは借金、フリーターは無職。親の矩で生活して定職に就こうとせん奴は穀潰しと言うんやぁ」 障害を持つ人の気持ちも彼らを傍観する自分の気持ちも深く考えたことがなかった。つくづく自分は浅薄だと思う。ほんのちょっと想像力を働かせればすぐ分かりそうなことなのに。 「彼は難聴の作曲家だから偉人になったわけじゃない。あれだけの曲を作った人物だから称えられたんだ。重要なのはその人物が何者かじゃなく、何を成し得たか、じゃないかな。第一、君は障害があるかどうかで人間を二分しようとしているけど、それは間違いだと僕は思う。人は誰もが欠陥を持っている。ただその欠陥が何であるのか、その欠陥が見えるものなのか見えないものなのかという相違だけだ。だから皆その欠陥を修復するか、または他の長所で補おうとする」 「何かする前に言い訳を考えるヤツなんて碌なもんじゃない。自分の実力を確かめるだけの目的でコンクールに出ようと思った時点でもう敗退している。明確な目標を設定すること励みではなく自分を追い込むことだ。」 「最終的に病気を治すのは医療技術でも薬剤でもない。患者自身の治ろうとする意志の力だ。意志は医師よりも強しさ」 「何にせよ、成功する人間はどこかで無茶するもんだ。平坦な道、穏便な場所に恋々とするヤツは山にも登れないし、ましてや空を飛ぶことなんて絶対にできやしない」 どんな道を往くにしてもどうせ辿り着く先はみんな棺桶だし、立派な道を歩いて功成り名遂げたはずの政治家や官僚がマスコミの前で醜態を晒すのは今に始まったことではない。大事なのはどんな道を歩くかではなく、どう歩くかなのだ。 隣のおじさんも日常の不便や恐怖に苦しめられながらも外出を続け、愉しむことを放棄しようとしない。闘う人間はたとえ怪我をしていても闘う。闘う人間には傍目からの見映えも理屈も関係ない。ただ自分の武器と戦場があるだけだ。 「聴衆はどんな超絶技巧を見せられても、感心はしても感動はしてくれない。人が感動するのはいつだって人の想いだからね。」 人を殺すのに刃物は要らない。希望を奪うだけで人間は内側から死んでいく。

    1
    投稿日: 2022.01.18
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    クラッシックか… サッパリ分からん。でも、この作品は、そんな苦手意識を持たんと読める。 (前に他の作者で、痛い目に会った…) ピアノを弾いている話とか、何かコンサート会場で聴いてるみたい。でも、聴く側にも資格が要りそうな気がするな〜 曲作成の背景とか…それを理解した上で聴く…更に深く聴ける〜! 自身で楽器を使う事もらないし、縁遠いわ〜あっ!1つあるわ!三味線弾くのは得意です〜(^^;; (違う意味ですので念の為!) っと、のだめも顔負けの音楽+スポ根に浸ってしまって満足… いやいや、これミステリーちゃうかった? 何か話のメインは、ピアノって感じやったけど、しっかりとミステリーしてて、更に騙されてるし…(−_−;) でも、これからもピアノ頑張ってや! 「大抵の災難は運命みたいなものだからね。その運命とやらに一矢報いるなんてちょっと痛快だろ?」

    55
    投稿日: 2022.01.17
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    こんなオチだったら面白そうと考えてたら、本当に当ててしまった。 それでも満足できる作品だからすごい。

    2
    投稿日: 2022.01.08
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      フーダニットは想像がついたけれど、 ホワイダニットが分からなくて、最後まで楽しめた ミステリーとしては、そんなに意外感はないけれど、音楽のシーンは素晴らしい 続編も読もうと思う

    0
    投稿日: 2022.01.05
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    なんでこんな小説が書けるのでしょうか?笑 小説家だから…かもしれませんがこんなのはじめてです。刹那さも、最後に感じさせる清々しさも、こんなミステリー、あるですね。ただただ感嘆、です。

    5
    投稿日: 2022.01.03
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    音楽をテーマにしたミステリー 少女の情熱と苦しみが痛切に心に染みわたる一冊です。 火事に巻き込まれた主人公が、リハビリをしながらピアニストを目指していく。遺産相続が原因でさらなる未遂事件や殺人までもが発生し、災厄の中でピアノ教師と音楽を武器に戦っていく青春音楽ミステリー。岬洋介シリーズ一作目。 なんとも美しくも切ないお話し。 少女がハンディキャップをもちながらも、ピアノにひた向きに挑戦する姿が何とも愛おしい。探偵役も優しさかつ利発なキャラクター付けがしっかりできており、物語でしっかりと躍動しています。 ストーリーはクラシックな音楽の世界観を圧巻な文章力で表現。とってもキレイ。しかし夢の中の物語を読んでいるかと思ったら、最後には強烈な現実と真相が待っています。ミステリー好きはもちろん、奥深い物語を読みたい人におすすめの作品です。

    27
    投稿日: 2022.01.02
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    演奏と 心揺さぶる ミステリー 悲哀と美とが 生む颯爽感 音楽とミステリーの融合で 初めて著者の作品を読みましたが 本当に心震えました! ミステリーなのに、こんなに想いが込み上げて感情を掻き混ぜられたのは初めてで、読了後に 凄い、、、 と思わず呟いてしまった作品でした

    7
    投稿日: 2022.01.02
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    叔父さんや新条先生、岬先生、お祖父ちゃんと出てくる登場人物に好感度持てる人が多くて(外環境)、主人公が歩くハードモードな人生(内環境)との対比もされてて、読み進めやすかったです。 色んな伏線もあと少し頭捻れば分かったから、余計に悔しい!(隙あらば自分語り) 中山七里先生って音楽やっていたのですかね?作中に出てくる音楽の表現と奏者心理の描写が豊かで素晴らしいなと それにしても中山七里先生の作品はおもしろいですね〜!

    3
    投稿日: 2021.12.30
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    面白かった! 最後は予想していなかった結末だった。 演奏するシーンの描写が細かくて、自分も聴いてるかのような感覚に。 主人公の女の子にはたくさんの苦難が降りかかるけれど、ピアノには最後まで向き合う執念が感じられて読み応えがあった。

    5
    投稿日: 2021.12.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    著者がラジオの番組に出ていて興味を持ったので図書館から借りて読んでみた。 最後のどんでん返し!

    1
    投稿日: 2021.12.26
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    題名と表紙だけでなんの予備知識もなく読み始めた作品!予備知識なく読み始めたので始まりが推理小説的な内容だったのは、ちょっと予想外だった。推理小説としては、おそらくこうだろうと思っていた通りの伏線回収であまり驚きはなかった。少し万端に書き込みすぎている感じがする。ただ期待していた音楽の描写はよく調べられていて、素人の目から見ても楽しめる作品で心地よい展開だった。後半はほとんどコンクールの話なので後味は良い作品と感じた。中山七里作品少し読んでいこうと思えた!

    4
    投稿日: 2021.12.13
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    実際にドビュッシーの音楽を聴きながら、物語を読み進めると世界観により入り込めた気がする。 犯人が誰なのかを、予想しながら読んでいくのが楽しくて、岬先生の推理を早く知りたくてあっという間に読んでしまった!

    4
    投稿日: 2021.12.09
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    読むと、その音楽が気になって 音楽を掛けながら、読みました。 描写と音楽とビア二ストが重なって 更に面白くよめました。 普段あまりクラシックは聞かないけど 興味が湧き、普段触れない物の面白さに気づかせてくれる一冊になりました。

    5
    投稿日: 2021.12.07
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    とても面白かったです!何かを頑張っている人・何も頑張れない人にオススメしたい本でした。 題名の通り、ピアノをテーマにした本です。曲を知っていると更に深く楽しめると思います。言葉遣いが繊細で美しく、文字を読みながらさながら音楽を聴いているかのような気持ちになりました

    3
    投稿日: 2021.12.01
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    すごい作品でした。大火傷を負った女子高校生が、若き天才ピアニストを家庭教師にして、ピアノの腕をあげていく。さらに相次ぐ周りの不幸な出来事。 陳腐な言葉じゃ到底表せない、打鍵による迫力。作品にでてきた、ベートーヴェンやショパン、そして全てを癒やすドビュッシーが聴いてみたくなった!

    3
    投稿日: 2021.11.30
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    10年ぶりに再読。 『さよならドビュッシー前奏曲』を読むための準備をしようと手に取ってみた。香月玄太郎さん(要介護探偵)は物語の前半で亡くなっていたのでしたね。ヒロインが香月って名前だったのもキレイに忘れてたし、道理で覚えてないわけだ。 香月さんはともかく、やっぱりこの作品は面白い。この後「岬陽介シリーズ」になっていくわけだけど、この1作は特別ですよね。

    3
    投稿日: 2021.11.30
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    いやぁ、おもしろかった。文字から音楽が奏でられているような感覚。コンクールの演奏シーンなんかは息を呑んで読んでいた?聴いていたと言ってもいいと思う。 岬さんという人の素晴らしさ、感服する。続編も早く読みたい!

    2
    投稿日: 2021.11.20
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    ◯全ての闘いは詰まるところ弱い自分との闘いと言っていい。そやから、闘うことをやめたらあかん。(45p) ◯いいか、君は生きているんじゃない。生かされているんだ。そのことを忘れてリハビリを逃げたり生きていくことに悲観なんかしてみろ。絶対に承知しないからな。(68p) ◯では、指を歪めてしまった者の演奏を聴かせるとしよう。(310p) ★岬先生すごすぎ笑。韓国ドラマに出てきそう。

    3
    投稿日: 2021.11.17
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    15歳で家の火事で祖父といとこを亡くし自分も全身火傷をおった少女が全身火傷からの生還だけでも苦しいだろうにピアニストを目指す 岬さんの導きも食らい付いていく方のどちらの熱意も素晴らしい 音楽の知識はないけれど臨場感はよく伝わる 彼女の熱意の中に秘められた決意はとても辛く苦しい事だろう 彼女に浴びせられる悪意ある言葉が人間の醜さが嫌だ 何気ない言葉や行動が相手を傷つけているかもしれないのは怖い 彼女が音楽面だけでなく生き方を学ぶ上でも岬さんと出会えた事が良かったと心から思う ミステリー部分はこのところ中山さんの作品をよく読むので想像ついてしまった それでもとても面白かった ただ深夜のピアノは勘弁して欲しい

    8
    投稿日: 2021.11.09
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    こんなに身内の不幸が立て続けに起こるなんて…と思いつつ、ところどころ突っ込みたくなる設定もあったけど、音楽スポ根ものに、ミステリーが加わって、目が離せない展開。 どんなに障がいがあっても、いじめや不本意なこと、無理解も乗り越えて、それらをはねのける強さを持って一途に道を極めるのは貴い。 一方で、真の才能や芸術性を見極めることは難しい。容姿・見た目で人の評価を左右しかねないし、障がい者という色眼鏡で見てしまうこともしばしば。まずは、一人の理解者の存在が大きい。

    1
    投稿日: 2021.11.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    解説にある音楽+スポ根+ミステリというのが正にそのとおりな小説。 第8回『このミス』大賞受賞作品なのだそうだ。 ピアノを必死に弾く鬼気迫る姿が目に浮かぶような描写で 読んでいてひりひりする。 知らずに読んだが、岬洋介というシリーズものなのだそうだ。 岬さんのキャラが興味深かったので納得である。 あとは天才医師も濃いキャラで印象的だった。 武道でも稽古事でも何でもい いが、 何事か達観したり修羅場を潜り抜けたりすると人間には筋ができる。 想像を越えるような苦難に遭っても立ち向かえるよう、 日頃の行住坐臥の中でその人間を支え る支柱になる。 年齢では決まらない。死線を乗り越えているかどうか というおじいちゃんの考え方には非常に共感。 ここからはネタバレになるが 全身皮膚移植で継ぎ接ぎだらけなのに、顔は元通りというのは 流石に無理がある設定だと思う。 ただ、顔だけは元々無事だった、ではネタにならないので この辺りは仕方ない部分もある。 綺麗に整形した、服の燃え残りがなければ誰か判別がつかなかった という部分で、もしや、と思ったのだが、流石に違うだろうと思って 読み進めていったので、からくりが分かった時には拍子抜けだった。 女子高生視点で書かれているのがちょっと狡いかもしれない。 怒涛の岬氏による種明かしが滔々としていて多少残念。 金銭問題はミステリにはありがちだけれど、本当にこんな風になってしまうのだろうか。 お母さんは自分の勝手な勘違いでルシアのことを遥だと勘違いし 整形までしてしまうという中々取り返しのつかないことをしているのに よくもルシアに対して怒れるものだと思ってしまった。 また、遥の級友たちもやっかみなのだろうがつっかかり方が稚拙で腹立たしい。 下諏訪美鈴も嫌なキャラだが、彼女もシリーズの登場人物のようだ。 最初の方からピアノを押し付けるような母親には違和感があったので 主人公が様々な理由や葛藤があってのこととは言え ピアノが好きで弾いていた部分があったのは救われる部分。

    1
    投稿日: 2021.11.04
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    あーあ、この本を読んでいれば中学の音楽授業「クラシック曲を聴いて情景・感想を述べよ」がいい成績に…、なんていけませんね。例えばドビュッシーの「月光」への、言葉の氾濫のような音曲の静寂かつ流麗な、感性を駆使した文章に驚かされました。 もうひとつ、所々にさしはさまれる哲学的な人間洞察は「うん、うん」とうなずいてしまいますね。それに加わってミステリーです、推理ゲームです。ま、謎解きの方はすぐわかってしまう嫌な予感が的中だったのですが。 しかし、さすがに「このミステリーがすごい」大賞で作者登場作品、濃厚です。わたしはウイキペディアの作家紹介文がとても面白かったので、まず手に取ったのがこの本でした。

    1
    投稿日: 2021.10.30
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    ピアニストからも絶賛!ドビュッシーの調べにのせて贈る、音楽ミステリー。ピアニストを目指す遙、16歳。祖父と従姉妹とともに火事に遭い、ひとりだけ生き残ったものの、全身大火傷の大怪我を負う。それでもピアニストになることを固く誓い、コンクール優勝を目指して猛レッスンに励む。ところが周囲で不吉な出来事が次々と起こり、やがて殺人事件まで発生する―。第8回『このミス』大賞受賞作品。

    2
    投稿日: 2021.10.26
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    物語は主人公目線で展開していく。そこに使われる「あたし」という言葉になんとなく感じた違和感。しかし最後で納得。こういうことか、と。全く予想外の結末だった。 ピアノ演奏の描写が素晴らしかった。

    1
    投稿日: 2021.10.22
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    恩田陸さんの「蜂蜜と遠雷」のようなピアノに関する本を読みたいなと思って図書館で予約し、全くミステリーと思わず読んでいたのではじめの方はなんて不幸続きな話なんだ、、、と思っていました笑 最後の結末はなるほどな!びっくり! 期待通り音楽を奏でる場面の描写も素敵で 音楽×ミステリーどちらも楽しめました! 本当に前情報なしで読んでいたので 舞台が名古屋だったのにも驚きと親近感。 庄内川?本山?名古屋だー!と 嬉しくなりました(笑)

    2
    投稿日: 2021.10.16
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    多くの作品を出していて気になっていた方、中山七里さん。 今ごろの初読みです。   芸術畑のスポコン物。好物です。 マンガですが、絵画の「ブルーピリオド」。        ダンスの「ワンダンス」。        バレエの「絢爛たるグランドセーヌ」。        ピアノの「四月は君の嘘」。        ピアノの「のだめカンタービレ」等々。 正直言って、絵画にもダンスにもバレエにもピアノにも、まったく興味がないのですが、おもしろいです。 タイトルは忘れましたが、映画でもピアノコンクールのおもしろいのが1つあったような。   さて肝心の今作ですが、れっきとしたピアノスポコンであり、ミステリーもあります。 しかし、正直いうと、ミステリー部分は必要だったのかな? と感じました。 いかにも「このミステリーがすごい」に応募するために、とってつけたような。   実はミステリー好きなのですが、私は謎を解きたくないのです。 矛盾してますね。 最後までうまく騙されて、心から感嘆したいのです。 犯人やトリックが途中で分かってしまうと、ドキドキ感が減ってしまって、損をした気になるのです。 今回は、ついうっかり(?)犯人も最後の大ネタトリックもかなり早い段階から分かってしまったので、気になって、早く答え合わせがしたくて、あまり物語に集中できなかった気がしてます。それが残念。

    26
    投稿日: 2021.10.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後のミステリーの種明かしに驚いた! これはやられた(´・ω・`;) 主人公が火事の後遺症や学校での虐めに負けずにピアノに励む姿、心を強く持ち続けて本当にすごい。 ずっと応援しながら読んでた。 お爺ちゃんの、逃げることを覚えるな、闘いをやめたいと思う自分に負けるな、という言葉が強く背中を押してくれたんだろうなぁ。 もちろん岬さんの存在も! 少しクラシックの勉強にもなったので聴きたくなった( ˊᵕˋ* )

    2
    投稿日: 2021.10.06
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    純粋な音楽物なのかと思いきや、重度の火傷を受けながらひたすら頑張る主人公。すべて弾き終わった描写は感動。 これと並んでいろいろ怪しい事が、ミステリーの要素が。え、そうなってしまうの。。。

    1
    投稿日: 2021.09.30
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    ピアノのくだりは、知識のない私はあまり理解することができませんでしたが、大火事で全身火傷しながらも心折れることなく頑張る主人公が素直に凄いと思いました。メンタルが凄い。

    1
    投稿日: 2021.09.25
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    総毛立つ体験は久々だ。練り込まれた伏線、スポ根、圧倒的な演奏描写、終盤の種明かし...。「このミス」大賞受賞に納得。 しかし、それだけではない至言の数々にも唸る。著者の提示する人生観、仕事観にも共感。次作も楽しみだ。

    14
    投稿日: 2021.09.23
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    最後にガツンとやられた。軽めなミステリだなんて高を括ってたところにガツン。綺麗に裏切られて気持ちよかった!タイトルに納得

    1
    投稿日: 2021.09.23
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    ストーリー部分に力の入ったミステリ。 私自身音楽をしていたので、音楽に対する表現や描写に心酔しました。 ミステリ部分はメタ的に考えると読めてしまうが、 スパイス的なものと捉え、物語を楽しませていただきました。 フェア・アンフェア問題や、現実的でない点も多々ありますが、 総じてフィクションとして純粋に作品を楽しむ、 というスタンスで読んでみて頂きたいです。

    9
    投稿日: 2021.09.19
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    悲劇が重なる主人公の周囲や自分との闘いと、ピアノを弾くことの苦しい部分と救いになってる部分がときに激しくやさしく描かれててピアノ曲みたいだった。真相解明の部分は予想外で凄い勢いで読み進めてた。

    1
    投稿日: 2021.09.11
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    どんでん返しがあるミステリーだと思わず読んでいたのでビックリ〜 ちょっと無理があるでしょーと思ってしまったが、気づかなかった。

    1
    投稿日: 2021.09.10
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    ピアノをやっていた自分だからか、文字からピアノの音が脳内再生できた ついついクラシックのその曲を流しながら読んでしまう 悲しい衝撃の結末 岬洋介の綺麗さは文字だけで頭に浮かび上がる。 私は好きな作品

    2
    投稿日: 2021.09.01
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    めったやたらとこの黄色い表紙をIGで見かけていたので気になっていた。 NYのbookoffで見つけたので購入($2.50) どうにも説明がくどいし、必要か?というところで難しい漢字が使われていて意味なく流れを中断される感じがあり、普段読んでいるものより読みにくさは否めない。 同じ単語が繰り返し使われているのも、編集者は注意しなかったんだろうかと思ってしまう。 筋としては面白かった。 ピアノを目指す少女が不慮の事故に遭い、遺産争いのためなのか、その後も続くアクシデント、学校での妬みからくるいじめ、うまく動かない身体をリハビリも兼ねてピアノに向かい、コンクールへまっしぐら。 その部分だけを取り出して映像化するにはうってつけだと思う。 けれど、小説としては、もう一回読みたいとはならないかな。

    2
    投稿日: 2021.08.31
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    古本屋で50円で売っていたのを見てなんとなく買った一冊。 解説にも書いてあるが、音楽とスポ根とミステリーの混じった話だった。 音楽の話しが結構あったが、自分にはチンプンカンプンな部分が多かった。 勝手にどんでん返しの小説と思ってたので、途中一人が警察に連れて行かれた時はなんだ、どんでん返しじゃないじゃんと思ったが、新たに犯人がわかると、すごいどんでん返しだなと思った。 事件の真相が分かるとスッキリというより、なんだか悲しい話だと感じた小説でした。

    12
    投稿日: 2021.08.27
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    香月遥と片桐ルシアの結末やいかに。岬洋介の思考が駆け巡る、節々に散りばめられた生きる事の刹那と強い意志、単なるミステリーではない。

    4
    投稿日: 2021.08.20
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    作中に出てきた曲を探してみたら、聞いたことのある曲ばかり。ドビュッシーは音と映像の関係を重視したらしい。うん、なるほど、わかる気がする!というように、クラシックに詳しくなくてもクラシックを楽しく感じられて嬉しい。 最後の展開もゾッとしました。ストーリー上、描くことができないそれぞれの胸の内を思うと苦しくなります。

    2
    投稿日: 2021.08.15
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    岬先生の飄々としたところと音楽に真摯なところがよく描かれていて楽しめました。 これからピアノを始めてみたい人、 ピアノ曲が好きでよく聴く人 ピアノを本気で学ぶ若い人にもオススメ。

    2
    投稿日: 2021.08.10
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    ずっと気になっていた作品。 すごく良かったです。事件?をドビュッシーが忘れさせてくれて、結末に不意をつかれてしまいました。

    9
    投稿日: 2021.08.10
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    私はピアノをひかないのでわからない部分もあったけれど、すごく面白かった。最後の展開は予想も出来なかった。

    5
    投稿日: 2021.08.10
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    怒涛の展開だったーー息をつく暇もない読ませっぷり。音が聴こえてきそうなピアノ描写。生きる上で、演奏に何を、どんな思いをかけるか、という命題でもあるなと感じた。スピンオフなども読んでみたくなるキャラ立ち。筆致やストーリー立てなど、圧巻やなぁ

    5
    投稿日: 2021.08.02
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    面白かったぁ。このゾクゾクする感じ、とても好き。文字だけだからこそできるトリックも、とても好き。久しぶりに周りの音が聞こえなくなるくらい集中して読んだ。

    2
    投稿日: 2021.08.02
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    「さよならドビュッシー」中山七里さん 中山七里さん、初めましての作家さん。 もっと早く出会いたかった作家さんとなりました。 1.著書より 「大事なのは、どんな道を歩くかではなくて、  どう歩くか?である。」 「ベストを尽くす。  ベストとは人それぞれでね。  (省略)  それは、その人の生き方に直結するのだろう。」 「すべての闘いは、詰まるところ自分との闘いだ。  逃げることを覚えると余計に闘うのが怖くなる。」 2.物語 主人公は15歳の少女である。 両親の留守中に、家屋全焼、自身は、大きな火傷を負うも、一命をとりとめる。 家屋にいた祖父そして妹は、残念ながら帰らぬ人に。 五時間に及ぶ手術のあと、壮絶なリハビリが始まる。 彼女は、事故以前のように、ピアノをもう一度奏でることができるのか? 3.読者の関心の先は、、、 一読者として、中山七里さんがどのような体験、取材などの情報をもとに「さよならドビュッシー」の構想に行き着いたのか?に関心あります。 ①再生医療 ②クラシック音楽とその歴史 ③障害をもつ方とその方を取り巻く環境 ④そしてミステリー 作家さんの世界に魅了されてしまいました。。。 #中山七里 さん 

    15
    投稿日: 2021.08.01
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    このミス大賞受賞作ということで読んでみたが、ピアノの経験がないのでなかなか入り込めなかった。 母親の事件の種明かしにはゾッとした。

    16
    投稿日: 2021.07.25
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    映画もあって気になっていた作品。ミステリーとしては比較的シンプルだが、クラシックは詳しくないもののピアノの描写が音が聞こえてきそうで、秀逸。中山七里の作品は、登場人物に相関があるらしく、広がっていくのが楽しそう。

    8
    投稿日: 2021.07.11
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    どんでん返し、には自分はならなかった ミステリー作品というには、軽快に始まって軽快に終わっていくなあという印象 それが悪いわけではなく ミステリーでありながら、それ以上に青春というか成長物語というか。みたいな気がする さて、これはシリーズものなのですか 最近、最新刊?が本屋さんに置いてあるのを見たので、またふらりと次作を見ようと思っているところ

    1
    投稿日: 2021.07.07
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    岬洋介シリーズの一作目。 これはこのミス大賞とっていたので読んだことあったのにほぼ覚えてなくて再読。 確か火事があったなぁって思ってたけど、それはほんと冒頭の部分でした。 ピアノとは無縁だから、曲もわからないけど、クラシック聞いてみたくなる。 物語の鍵となる最大の謎解きは覚えてた!

    3
    投稿日: 2021.07.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    さすがの私でもこの作品の結末は覚えてたので後に回収されるあちこちの伏線に!と興奮した笑 解説を読んで、なるほど確かにスポ根ものだ!って感心したり、再読の歓びをじっくりと味わえた。 みち子さんも、登場少ないのにしっかり個性がたってるし、魔法使い岬先生はもちろんすごすぎ。 そして少年院を出てからピアニストになった人って!!!同じ頃に書いてたんだね(これも解説から)。 色んな七里作品読んだけど、岬シリーズは、登場人物たちの爽やか感が良いね(^^) (2021/06/15) 中山七里さん初読み。 「蜜蜂と遠雷」のようなピアノに打ち込む人の話だと思ってたら、次々と主人公に降りかかる不幸におののく。 そして事件も続いていく中、コンクールに向けてのピアノ談義はすさまじく、ショパンの革命だけは知っていたのでその描写に、きっとその他もすごいんだろうな。。。って思ってたら!! 岬先生による最後の謎解きで、ちりばめられていた伏線に気付きこれまたおののく!!! 身障者に対する偏見とかもちりばめられていて、1冊でとても多角的な読書体験ができた感。 すごい作家さんだと最後にも一度おののく私ww

    2
    投稿日: 2021.06.15
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    ピアノ弾きの端くれとして非常に面白かったです。演奏描写か秀逸。演奏者が弾きながら魂や感覚で感じているものを、言語化してアウトプットしたようなすっきり感があった。謎解きよりも音楽の描写を楽しむ作品。 実写化されているそうですが、個人的には岬先生はなぜか脳内イメージがずっと中村倫也でした。

    2
    投稿日: 2021.06.15
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    まさに今の世の中を表したような不寛容な世界と戦う運命を背負った16歳の高校生。 夢に向かってただひたすらにピアノを通し自分と向き合う姿に心を打たれる‥というより苦しくなる。 人生は思っているより短い。 他人に嫉妬してる暇があれば自分のことに夢中になればいい。 目に見えるものだけではなくその背景にある苦しみに想像力を働かせる優しい世界であってほしい。 単純にミステリーを楽しめる作品というよりは結構重かった。

    7
    投稿日: 2021.06.13
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    面白かった! ページを捲る手が止まらなくて、どんどん先へ先へ、と展開が気になって仕方ない物語だった。 岬先生は人としてかっこいいし、逆境に負けない生き方が素敵。新条先生やおじいちゃんもかっこいい。何より、数奇で残酷な運命に負けず誰よりも努力する遥がかっこいい。 こういう人生もある、こういう生き方もある、思い切り努力する生き方ってかっこいいって気づけた本だった。 本当に個人的には、最後のどんでん返しがあまり気持ちは良くなかった。ミステリーではあるけど。ぬるっとした読後感というか。すごく巧みだとは思うけど、それで話題になるのは必至というか、印象に残るのは当たり前で、それを狙って作っている感じが、した。凄いし、それもいいと思うんだけど。 私はそれよりも登場人物の人柄とか、文章や言葉の流麗さの方にとても魅力を感じたかなー。

    2
    投稿日: 2021.06.12
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    面白かった スポ根系の音楽ミステリー ここで描かれている音楽を聴きたくなりました。 早速、YouTubeへ(笑) ストーリとしては、 高校生になる遥は資産家の祖父と従姉妹と共に火事に会い、一人生き残ります。 しかし、自らも全身大火傷を負い、皮膚移植を行うほどの状態。そこからの復活劇となります。 そんな状態の中、ピアニストになることを決意し、ピアニストの岬からレッスンを受け、コンクール優勝を目指します。 一方で、祖父の遺産を引き継いだ遥自身も狙われ、母親は殺されるといった事態が発生。 犯人は誰か? 真相は? そして、遥はコンクールで優勝することができるのか? といった展開です。 ピアニストの岬の遥への指導の言葉が熱く、胸打たれます。 そして、岬が事件の真相を解明することに... そこには、哀しい事実が.. スポ根系って弱いんですよね(笑) 岬の言葉、生き様 遥の執念 熱くなります。 ミステリー要素は少ないですが、この登場人物たちの言葉、想いに打たれました。 エンターテイメントとして楽しめます。 とってもお勧め

    21
    投稿日: 2021.06.06
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    予想外の結末だったので、最後はびっくりした。 読み終わったら誰でもピアノが弾きたくなるような作品だ。

    20
    投稿日: 2021.05.30
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    ◆ピアノの調べをミステリーと共に…◆ ピアニストを目指す遥は、祖父と従姉妹と共に火事に遭い、一人だけ生き残ったが、全身大火傷負う。一度は絶望した遥だったが、コンクール優勝を目指し、ピアノ教師の岬と共に厳しいレッスンや治療に耐える。 しかし、遥を狙ったと思われる出来事が次々と起こり、やがて殺人事件まで発生する。それは、遥が祖父から受け継ぐ莫大な遺産を狙ったものなのか…。 謎解きとともに、美しいドビュッシーの調べで癒されます。ピアノを弾く人には特にお勧め!

    1
    投稿日: 2021.05.28
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    『言葉で感じる名曲とミステリーのハーモニー』 音楽版スポ根小説とミステリーをうまく融合させた、一冊で二度おいしい作品。臨場感溢れるピアノ演奏の描写と、最後の大どんでん返しで、一気に中山七里さんのファンになりました!読書時のBGMもピアノ曲になりました!

    1
    投稿日: 2021.05.23
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    ピアノの話に夢中になり、1番肝心なミステリー部分の途中の出来事を忘れかけました(笑) 岬先生、スゴすぎません? 気になるので他の話も読んでみます。 読み終わってみて、ピアノに夢中になってなければ色々気づけてたかな⁉︎と、思いましたが何せピアノ夢中で気づきませんでした(笑) 音楽、ましてやピアノの知識なんて持ってないですが、そのくらい引き込まれました。 面白かったです。

    24
    投稿日: 2021.05.23
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    音楽系の小説は基本的に好きですが、さらにミステリー要素も加わり頭の中にピアノが流れながらストーリーが駆け抜けていきました。 あまりにも呆気なさすぎる幕引きかと思いきや、あっというような展開。 伏線が各所に散りばめられていたため、再度読み返す楽しみもありました。 このままの勢いでシリーズ読破したいです。

    2
    投稿日: 2021.05.22
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    最後のどんでん返し?が驚くのではありますが。 こんなに頑張れるところや学校のいじめっ子達にやり返すところは、ルシアと遙のどちらの性格設定に近いのかな。まだ腑に落ちないところもあり…。

    11
    投稿日: 2021.05.15
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    ずっと気になっていてやっと読みました。 とても面白かったです。 結末は全く予想出来ませんでした! ドビュッシー久々に弾きたくなりました。

    1
    投稿日: 2021.05.13
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    最後の一行でグッときた作品といえば、伊坂幸太郎さんの「ガソリン生活」とダニエル・キイスの「アルジャーノンに花束を」の二作品。三作品目に入れてもいいと思えたのが、この「さよならドビュッシー」。 事前知識なしに手に取ったため、冒頭からしばらくは女子高生の青春ものかと思っていたら、まさかまさかの急展開。 さすが、このミス大賞。 ピアノ演奏シーンは実際にBGMとして曲を流しながら読んだらより楽しめた気がする。読めてよかった。

    1
    投稿日: 2021.05.11