
総合評価
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powered by ブクログ資産家の祖父と従姉妹とともに火事に遭遇して大火傷を負いながらも奇跡的に生き残った遥。 絶望からピアニストへの夢に向かって歩み始めた中で、何度も身の危険に合いそして母親が死んだ。 中山七里さんのデビューでありこのミス大賞受賞作になりますが、純粋なミステリーを求めて手に取ると挫折するかもしれません。 中山さんらしい爽快感のあるどんでん返しミステリーではありますが、内容の大半がスポ根というか青春小説なので、特に音楽に興味があるかないかで楽しめ方が人それぞれ違う作品なのかなと思います。 個人的には最初の展開と結末はとても良かったのですが、スポ根の部分はかなり端折って読んでしまいました。
2投稿日: 2023.05.10
powered by ブクログ「どんでん返しの帝王」の異名も伊達じゃない 音楽7推理3の印象 音楽に造詣が深いわけでは無いので書いてることはちんぷんかんぷんな点もあるが、それを差し置いても面白い そして犯人が分かってからのどんでん返し 読後感をスッキリしており、音楽専門用語に対して苦手意識が無ければぜひ読んでおきたい作品
1投稿日: 2023.05.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
色々要素盛り込みすぎて結局何?ってなっちゃった。まず冒頭から不幸が重なりすぎて描写もきつくて読み進められなかった。あと登場人物が大体最悪過ぎる、嫌な人ばっかりでつらい。音楽描写が凄い詳細に表されたと思ったら急に最後ミステリー色が詰め込まれてついていけなかった。主人公もあまり好きになれなかった。
3投稿日: 2023.05.07
powered by ブクログピアニストを目指す女の子2人の、明るくて楽しそうな日々の描写から始まる。 彼女たちは従妹で、名前は遥とルシア。 共通の夢を持ち、同じ歳で背格好も似ている2人は姉妹のように仲がいい。 ルシアはインドネシアに移住した日本人の両親から生まれた。そして数か月前に起きたスマトラ島沖地震で、その両親が亡くなってしまうという悲しい出来事があった。しかし遥の両親は彼女を養子にすることを真剣に考えていたし、ルシアの心の傷も徐々に癒えていくかのように見えた。 そんなある日、離れにある遥の祖父の家で起きた火災が原因で、祖父とルシアが死んでしまう。唯一生き残った遥も全身に大やけどを追い、損傷した声帯からはカエルのような声しか出ず、何よりピアノを弾くことすらままならない状態になってしまった。 莫大な祖父の遺産は、遺言により遥が半分受け取ることになることが明らかになってから、彼女の命を狙っているかのような出来事が起こり始める。 『遥は遺産目当てで命を狙われているのだろうか。ということは、その犯人は彼女が死ぬことによって、その遺産を譲り受けることが出来る人間、すなわち身内なのか』 というミステリー。 『簡単な曲さえも弾くことができなくなってしまった遥が、また再びピアニストを目指すことができるのだろうか』 というスポ根もの(ピアノはスポーツじゃないけど、それに近しいものがあるから)。 この2つを軸にして物語は進むのだが、そこに颯爽と現れるのが岬洋介という見目麗しい新進気鋭のピアニストだ。彼は遥のピアノへの復帰の道しるべとなり、またこの事件の謎を解く探偵として大活躍する。 最後まで読んですべてが分かれば、各所に散りばめられた伏線に気がつく。 見事なデビュー作だと思う。
4投稿日: 2023.05.02
powered by ブクログこれ、私が買ったんじゃなくて、家の本棚にならんでた奴。 娘が以前読みたくて、買わされたんだそうだ。 あまり家人にも勧められなかったけど、映画にもなったそうで読んでみるかと。 ふーん、少女漫画みたい。 映画の方が面白いかもね。
2投稿日: 2023.05.01
powered by ブクログピアノ演奏を軸にしたミステリー小説。思いもしなかった最後の謎解きに「やられた〜」って感じ・・・。(o^^o) ピアノには触れたことがないので、その演奏技法はまったく分からないけど、小説の中に登場する「超絶技巧練習曲第四番 マゼッパ」をYouTubeで見てみたら、その名のとおりピアノ演奏というよりもピアノとの格闘だった。ピアノって凄いんだな〜。今は、YouTubeでピアノ協奏曲を見るのがマイブーム・・・。(o^^o)
1投稿日: 2023.04.29
powered by ブクログ『このミス』大賞受賞作品だけれど、ミステリとしてだけでなく、ピアニストを目指す少女の努力の物語としても秀逸! 絶望の底にいる主人公が、一本の光る糸を必死にたぐり寄せていく姿に惹きつけられる。露骨な嫉妬や悪意を叩きつけられながらも、外科医である新条先生やピアニストの岬さん、お爺ちゃんの言葉に支えられながら、弱気になる自分を奮い立たせて、コンクールに挑む。 二人の先生が、それぞれの道のプロとして、彼女を見守り、語りかける言葉に、胸が熱くなる。 彼女の未来が明るくなることを願わずにはいられない。
8投稿日: 2023.04.27
powered by ブクログ子供の頃、ピアノ習ってました。知ってる曲、タイトルからはどんな曲かピンとこないけど、聞いたことある曲のどちらか。YouTubeで曲検索しながら、読み進めました。またピアノ弾き始めようかな、このシリーズ続けて読みたい
3投稿日: 2023.04.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ミステリーとクラシックがうまく合わさっていて、読んでいてとても楽しかった。 前提として、現実ではあり得ないようなことがいくつかある。 リアルを求め過ぎないように読む必要はあると思う。 はじめに主人公は、火傷を負ってしまったことにより、様々な試練を受けることになる。 ピアニストを目指していたが、大火傷により、以前のようにピアノを弾くことができなくなってしまった。 この時、岬による「意志」の確認をされる。 ピアノを続けるか、やめるか。 ここで主人公はピアノを続ける選択をした。 この選択には、ただ、ピアノが好きだからという感情だけではなく、とても重い意味があったのだと終盤でわかる。 ピアニストの道を選択してからは、試練の日々。 マスコミや学校やら数々の場面で奇異、好奇、嫉妬、様々な感情を向けられることになる。 善意のフリした悪意も向けられており、この立場に私がなったら、誰も信じられなくなってしまう。 だからこそ、この本を読んで少し日々の行動を変えてみようと思う。もし、身近なところに、この主人公に近しい立場の人がいるならば、私は、腐る程言われるであろう「困ったことがあれば言ってね」等々の言葉を言う事や、同情と見られるような行動はしないでいようと思う。 誰もがこの主人公のような立場になるわけではないのだが、岬や医師のように自分にできることを提案をするということをしていこうと思う。 この本は、悪意や善意のフリした悪意の描写がとてもうまいと思う。元々お金持ちの家で有名教師がレッスンにつくといった羨ましがられる人間には、必ず嫉妬による悪意が生じる。 「見栄っ張りはいつも自分を比較するために情報を集めようとする」といったフレーズにあるように、自分にとって敵となる人間は必ず情報収集をする。 成る程、私が今まで奇妙なほど行動を監視されたり、私の情報を探ろうと必死になる輩は少なからずいたが、これらは比較するためであったのか。そういう連中は決まって、大したことのない人たちで話を聞くまでもないのだが、深い傷を負った人間にはとても辛いものになってしまう。 そういった善意なのか、悪意なのかよくわからないものに通常より多く巻き込まれてしまう可能性はある。だから私はできることを求められたタイミングを見極めて提案する、このように行動していきたい。 容姿や資産といった情報だけで人を判断して、悪意を向ける人はきっと今日でも多いと思う。「世界は悪意に満ち溢れている」本当にこの通りであって、そうなってしまっている残虐さを正義感と思い込むことによる悪意はこの世にずっとあると思うからこそ、私は私の押し付けになってしまうような行動をやめようと思った。 主人公は、そんな負の感情に巻き込まれつつも、一貫したピアニストになるという意志、コンクールは、自身を評価する場ではなく、戦いにいく、勝ちを取りに行くといった燃え上がる程の闘志と意志は読んでいて、私自身も奮い立つものがあった。しかしながら、そこまでの意志を持てるのは、「艱難汝を玉にす」とあるように、亡き祖父がピアニストを目指すことを応援してくれたこと、死に迫るような火傷を負いつつもピアノによって感情を伝えたいという思い、悪意に晒されつつもそれらが気にならなくなる程のピアノへの熱意、さらには何人もの身内の死という思いや苦労を背負って、強い精神力を持ったからであるからと推測していたが、それだけではないとラストで思い知らされた。 主人公がピアノを絶対に手放さなかった理由は、唯一自分と証明できるものだったからという衝撃的なラストであった。 数々の試練はありつつも、最大の試練は遥になりきるということだったと思う。 周囲の勘違いによって、死んだことにされたルシアが、遥になりきるために、周囲の期待を裏切らぬように、必死になって努力していたとわかったときには、どんな試練よりもとても重いものを背負っていたのだと思った。 成る程、他人になりきろうと努力していたが、唯一自分自身のものであったピアノへの執着はここからきていたのか。 そして、コンクールで優勝して、これで終わりかと思えば、ここからが始まりであり、遥であった自分は終わりでルシアとして生きていくと決めたときは、数々の苦労から解き放たれ、新しく前を向いていける主人公はとてもよかった。母というか伯母の死はとても悲しいものであったが、事故のようなものを感じる。あの時、助けを呼べていたら、また違った形でルシアだとバレていたと思う。それがいいのかは分からないが。 誤読もあると思いますが、強い意志を持って取り組んでいくその姿勢に引き込まれる作品でした。 続編もあるようなので、いつか読んでみたいです。
2投稿日: 2023.04.12
powered by ブクログミステリー終盤の衝撃以上に過酷な困難に立ち向かう登場人物の気概と姿勢の描写に勇気づけられた。 障害の有無、容姿の美醜、資産の多さ、だけで他人を判断しているようでは決して気づくことのできない、崇高で屈強な精神を研鑽すること、他者から感じとり敬意を払うこと、の大切さを心に刻んだ。
8投稿日: 2023.04.09
powered by ブクログ詳細なピアノ描写は私には読むのが少し億劫になりましたが、まったく予想しなかった結末に「あぁ、これ中山七里さんの小説なんだよな」とミステリー小説であることを再認識しました。
13投稿日: 2023.04.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
うーん。。 ちょっと私には合わない。 様々なことが余りにも現実離れしすぎてて、全然入り込めず。最新の医学をもってしてもそんな奇跡的な回復や火傷の跡なくなるとかって信じ難い。 警察もマスコミも現代にこんな無神経な人たちいない。障害者に公然と暴言吐いたり暴力振るう人なんてそうそういないよ...日本人の道徳心的にそれって自分に侮蔑の矛先を誘導することになるし、そんな頭の悪い人が揃いも揃ってるのって非現実的だし作り込みが安っぽく感じる。童話の悪人みたい。 最後もえーーー??って感じ!! 流石にあり得ないだろ!!笑 奇跡的な回復をさせるほどの医学はあるのに、そこはあっさり鑑定ミス? 最初から最後までツッコミどころ満載すぎて、高評価な理由が全然わかりませんでした...。 もう著者の作品は読まないかも...
5投稿日: 2023.03.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ひどい。 このミス大賞は本家このミスランキングとは似て非なる物だとは知っていたが、今後このミス大賞は避けることにする。 ミステリとしては平凡。メインが入れ替わりの叙述トリックということは、多少ミステリを読む人なら一瞬で分かってしまうほどに、あからさまな記述が多すぎる。母(実際は叔母)を殺したのが「あたし」だというのも分かりやすい。 そもそも一人称の時点で読者には疑われるわけだから、もっと巧妙にすべきでは。それ以外の部分(動機など)もお粗末。 音楽の描写は退屈で、後半は読み飛ばした。描写は異様に長い割に何も伝わってこない。作者は音楽が好きでもなく、取材もしないと知り腑に落ちた。 最悪なのは、障害者を徹底的に弱者、欠損者、マイナスとして描いているところ。主人公なら何を言わせてもいいと思ってるのか、無駄に卑下をさせる。結局は最後にコンテストで優勝するための小道具としか捉えていないようだ。
5投稿日: 2023.03.25
powered by ブクログ最後まで、犯人の一人がわからなかった! 流石!の結末 ピアノの曲が何曲か出てきて、有名な曲なんだけど、確かに、YouTubeでどんな曲だったか、確認したくなります。
2投稿日: 2023.03.21
powered by ブクログ参った 読む順番の妙だな。先に玄太郎や介護士が活躍する物語を読んでいた。寂しそうに岬にピアノ指導を依頼するシーンがエンディングに記された前作の記憶が残ってる。 だから、あの玄太郎が焼死体ってのはなにかの間違いではないのか?とペースが全く乱れたまま緞帳があがってしまう。 そこからはいつものピアノマジックが弾けまくる。一体どこに向かうのか?介護士さんまで?え?みんな使うの?世界が終わるじゃないの? と思ってるとラストスパートは、これまでないほど完璧などんでん返しにはまった。繰り返すけど、登場人物の使い捨て感が先行していたため、全く気づけなかった。この作品だけを主人公岬や玄太郎に感情移入せず読んでいたら、ここまでひっくり返され感はなかったと思う。 考えれば想像できた。伏線も貼ってくれていた。でも、全く気づけなかった。驚き!タイトルの意味がぴたりと決まるこの作品は、やはり最初に読むべきだったかもしれないけど、こうしてすっかり驚かされるのも快感だな。
2投稿日: 2023.03.17
powered by ブクログピアニストを夢見る少女は、ある日祖父と従姉妹と 火災に巻き込まれた。 一人生き残り、遺産が入り…という、地獄から生還し 夢に突き進む女の子の話。 かと思ったら、すごいどんでん返しというべきか 落ちというべきか。 想像もしてなかった所に着地しました。 言われてみれば、な振り返りができるものでしたが 言われてみればそうだな、と。 ああなるほど、としか思えない読後感でした。
2投稿日: 2023.03.17
powered by ブクログ最後、びっくりしました! そうきたかぁって感じ! 犯人誰かなって考えて読んでて、半分当たってて、半分は予想外すぎて一瞬受け入れられへんかった笑 演奏曲の描写がすごく綺麗でした! 知らない曲はYouTubeで流しながら読むと、余計にイメージが膨らんでよかった。
3投稿日: 2023.03.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
祖父と従姉妹とともに火事に遭遇するもひとりだけ生き残るも全身大火傷の大怪我を負った主人公がコンクール優勝を目指して猛レッスンに励む。ところが周囲で不吉な出来事が起こり… . 伏線の大回収で唸った作品。凄い。解説で大森望さんが書いてた「音楽+スポ根+ミステリのハイブリッド」がまさにそれすぎるキャッチコピー。岬さんの冴え渡る推理が痛快すぎる。 .
1投稿日: 2023.02.26
powered by ブクログ楽器の経験もなく音楽の知識も乏しく感性もないに等しい私が読んでも、斜め読みになる箇所はありましたが、なんとなくの感覚で読み切ることが出来ました。 ミステリー好きとしては世間一般と皆さんの評価に納得できる作品でした。 うちの子どもはミステリーは宮部みゆきさんしか読んでいませんが、音楽が好きなので読ませてもいいかな、と思える作品です。
2投稿日: 2023.02.25
powered by ブクログおもろかったー! ピアノそろそろ弾きたいなーおもて 気持ちを高めるためにピアノの本を読んでみた。 ピアノだけかと思ったら、刑事出てきて ピアノの先生が考察とか始め出して めちゃくちゃ推理小説やった。 最後の謎が解けるところが1番おもろかったから 推理小説好きなんかなー
2投稿日: 2023.02.23
powered by ブクログ面白い。 怪我の描写は目を背けたくなるほど痛みや辛さが伝わってきてリアル。 玄太郎じいさん、叔父さんの言葉は自分の深層心理に語りかけられているようで、情けない自分への喝のように感じた。 こんなに先が気になる本は久しぶりだった。
2投稿日: 2023.02.23
powered by ブクログ御子柴礼司シリーズの「恩讐の鎮魂曲」を最初に読んで中山七里さんの俄かファンになり、その後は「追憶の夜想曲」「贖罪の奏鳴曲」を読み、「これは原点に返って最初から中山七里を読まなければ!」という気持ちが強くなり、デビュー作となる「さよならドビュッシー」を手にしました。当面はこの先も岬洋介シリーズを読むことになりそうな予感。 この作品は2009年の第8回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作です。当初は「バイバイ、ドビュッシー」だったようですが改題されています。 クラシック音楽を題材とした作品で、クラシック音楽に疎い私でもその曲の背景にあるものや、ピアノ奏者の素晴らしい演奏について、まるでその場所でその曲を聴いているかのような錯覚に陥りました。聞くところによると著者は音楽に関しては素人で楽器も何も弾けないということでしたが、それが信じられないくらい音楽や演奏に関する表現力に圧倒されました(奥様の助言もあるのかな?)。そして、やはりストーリーの緻密さと精工さに感動しました。 クラシック音楽に関わっている方はもちろん、全く興味のない方にも中山七里作品の良さを理解してもらえる一冊と思います。
5投稿日: 2023.02.22
powered by ブクログすごく楽しく読めました。主人公の遥の遭遇する運命や試練は想像を絶するものだけど、ピアノを通じて立ち向かう姿勢は勇気をもらえる。真実に迫る結末では、あっ、あれ?と首を捻りそうになったけど、納得で読み応えのあるストーリーでした。
3投稿日: 2023.02.19
powered by ブクログミステリーとしても、音楽小説としても、サクセスストーリーとしても、とても面白かったです。 出てくる曲を聴きながら読んだりして、楽しい時間を過ごせました。 2作目の、おやすみラフマニノフから読んでしまったので、岬洋介という人について後から詳しく知る形になりましたが、彼は生まれながらになんでも持っているように見えて、本当はとても努力している人でした。 そして、ラストはとても衝撃でした。 わたしはそのラストは全く想像もせず読んでいました。 読み終わって思うのは、おやすみラフマニノフの時と同様、音楽っていいなぁ、またやりたいなぁ…です。
14投稿日: 2023.02.09
powered by ブクログ最初の章から、ある程度の展開は読める。 けどなんか好きだった。 ピアノとミステリーが好きな私には、とても楽しく読めた。 ピアノ演奏を言葉で表現する、語彙力や表現力が凄かった。
2投稿日: 2023.02.07
powered by ブクログ火災によって祖父と従姉妹が亡くなり、自分自身も大火傷を負った遥。それでもピアニストを目指してコンクール優勝を目指す。 音楽を感じられ、音楽が聴こえてくるような物語だったが、ミステリとしてはんー?と疑問だったが、最後の最後にやられました!
2投稿日: 2023.02.06
powered by ブクログ音楽を文字から聞こえる気がする。真実が重くて、でもその中から生まれた光は、きっと音楽の神様に恵まれている。
1投稿日: 2023.02.04
powered by ブクログちょーーっと面白すぎた。星5つ付けちゃいました。すごいですこの本。面白かった〜! このミス大賞を取ったということで図書館で借りてみました。 内容としては、タイトルからも察せられる通り音楽にまつわる話です。初め私は、どんなミステリーが繰り広げられるのかと、事件のトリックにばかり期待していました。しかしこの本には事件のトリック以外に面白要素がたっくさんありました。夢を追いかけて努力するスポ根的な要素、悪役を見返す少女漫画的要素などなど。いろんな方面から楽しめたので読後の満足感は今までの読書経験の中でトップクラスでした。 あと音楽(本書ではピアノの旋律)は、文章によってここまで表現ができるのかと驚きました。演奏の柔らかな旋律や激しいパートのスピード感、それを受け止める会場の臨場感。演奏会のシーンは鳥肌ものでした。 そして一番忘れてはならないのがこの本はミステリーだというところ。肝心な事件のトリックも凄すぎる。大どんでん返し。大々どんどんでんでん返しだこれは。 そして嬉しいことにこの本はシリーズ化されているんですよねえ。。また美しい音楽の描写を楽しめる〜!最高です!全部読みます。
5投稿日: 2023.02.03
powered by ブクログ最後の最後まで楽しめるミステリーでした。 曲を聴いたり弾いているときの心情が細かに表現されているところも良かったです。 実際にアラベスクや月の光を聴きながら読んでみると、登場人物がこの曲を聞いて何を感じたのか知ることができて、面白かったです。 ベートーヴェンやドビュッシーの生い立ちも、知らないことがあって、もっと知りたくなりました。 ミステリーとしても、ピアニストを目指す少女の物語としても読める小説でした。
1投稿日: 2023.01.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ミステリーは普段読まないがピアノものは好きなテーマ、しかもタイトルにドビュッシーとあり文庫化を当時とても心待ちにしていた一冊。 鈍い私は無事最後までどんでん返しに気付くことなく読み終えることができ、作品を存分に楽しめた。 誰にも話せない秘密を抱えこみ、家にも学校にも信頼できる味方はいない、思うように動かせない身体、さらに不吉な事故が続き自分の身辺まで危ぶまれる中で、苦難を乗越え賞を掴み取った主人公。私もコンクールの観客の一人になって盛大な拍手を贈りたい。 彼女はラストでドビュッシーにさよならを告げているが、殺意があったわけじゃないし、またすぐに会えると思う。 『月の光』を聴くと月明りの下、踊る恋人たちを思い描くようになった。私には無かったイメージで新鮮だ。 作中に出てくるドビュッシーの曲は『月の光』と『アラベスク』の有名な2曲。これ以外の作品についても描写があれば嬉しかったかも。
1投稿日: 2023.01.24
powered by ブクログだいぶ前に話題になっていた作品。クラシックはまったく興味も縁もないですが何となく気になり購入。 正直、
2投稿日: 2023.01.04
powered by ブクログ学校の先生に薦めてもらい、読んだ本です。 今まで読んできたミステリー小説とは違う感覚でした。 さよならドビュッシーというタイトルの通り、ピアノをメインとした構成で最後まで展開が読めなかったところがとても良かったです。 読み終わったらきっと他の人に思わず勧めてしまう本です。
2投稿日: 2023.01.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ミステリー2割、他芸術の音楽と人生論という感じ。疑問や腑に落ちないところもあったけど、ステージでの孤独な戦士(ピアニスト)の闘いにはウルッときたし、ラストの終わり方締め方が良かった。 犯人は中頃からわかるものの完全にラストドンデンは不意打ち喰らいました。 ハイリゲンシュタットの遺書や岬さんの生き方などドビュッシーよりは楽聖ベートーヴェンの方が印象に残る。 作曲家への敬意を感じられたのも良かった。 ウラディミールホロヴィッツを例に出していましたけど私も尊敬するピアニストです。ちょっと曲に関する作者の感想が長い気もしますが クラシック音楽の捉え方(時代背景や作曲家への理解、読譜の重要性)なども共感できるし、言葉を超えた言葉。映像を超えた映像。こういう音楽を味わったことがあるので、その演奏の多幸感をを思い出したりした。 ・疑問点 ①足を怪我したことないので分からないが、松葉杖つく人にペダルを操作できるか。 月の光はソフトペダルも使う。 あと発表会じゃあるまいし、月の光は戦うつもりのコンテストでは普通弾かないですよね。 ②榊間刑事が、死亡確認前の息のある状態を死体と言ったこと。母親が死んだのは救急車の中 ③曲の難易度の違和感 https://twitter.com/zomurai_reading/status/1606925496385949696?t=iqV5tyOw_JqYYIvgI7PJcA&s=19 ④医学的な問題についてはよくわからないが、無傷で別の顔に顔面皮膚移植できるものなのか こういった違和感もさておき、良かった。
6投稿日: 2022.12.26
powered by ブクログこれが中山さんのデビュー作なのだそうで、、、 すごいですね。 「能面検事」を読んで、「この作者おもしろい!」って所から、この作品にたどり着きました。 クラッシック音楽の解釈と描写に、ちょっと圧倒されつつ物語を進み、 そうだよね。うんうん。って最後に 「そうなの!!そうだったの!」ってなりました。 あ~、これも面白い。
4投稿日: 2022.12.25
powered by ブクログとってもおもしろい!本格的なピアノとミステリーを掛け合わせた作品を、私は初めて読んだ。最後のどんでん返しも、私にとってはものすごく意外性があって興奮した。 何よりも、演奏描写は私の大好きなピアノを題材にした本の金字塔(と私は考えている)「蜜蜂と遠雷」に勝るとも劣らないと思った。 スッキリとした終わり方も最高。ミステリーも音楽も両方楽しめる、そんな素敵な作品に出会えてよかった!
2投稿日: 2022.12.21
powered by ブクログ再読でした 最初に読んだ時はホントに面白かったから期待して読みましたが、さすがにオチを知ってしまってからでは あんまり盛り上がらなかったなぁ… 音楽にあまり知識もないので、深い話のシーンは読み飛ばし… でもやっぱり、不動の中山七里作品だけに、最後までダレることなく読めました
3投稿日: 2022.12.16
powered by ブクログ最後まで音楽要素が強く、あれ読んでるのミステリーじゃなかったっけな?と思ったけど、最後にまたやられた。しかも連続で。あんな最後の最後に待ち受けているのずるい。 クラシック聴きながら一気読みしてしまった。 中山七里氏の本は手を休めれない。気付いたら夜中。
1投稿日: 2022.12.11
powered by ブクログ文が、文字の並びがミステリーを読んでいることを中盤から忘れてしまほど綺麗だった。 さよならドビュッシーのプレイリストを作らずにはいられなかった。
4投稿日: 2022.12.07
powered by ブクログ音楽的感性のない私が、音楽的感性を感じようと思い、好きなミステリー要素もありそうだったので読了。 ピアノのことは全くわからないが、文章で畳み掛けるように描写しているので見入ってしまった。 ミステリー要素も、最後のどんでん返しは、振り返ると「確かにそういう考え方もある展開だったよな」と思うが、読んでいる時は全く想像できなかったと言うのが本心。シンプルに読みやすい文体で面白かった。
2投稿日: 2022.12.06
powered by ブクログ作中に出てくる曲をYouTubeで聴きながら気持ち良く読めました。 冒頭から衝撃的な展開。全身大火傷の大怪我を負ってもなおピアノにひたむきに臨む姿に勇気をもらいました。 ラストに明らかになる真相には驚き! 読み終えて、タイトルの意味が分かりました。
23投稿日: 2022.12.06
powered by ブクログピアニストを目指している少女の周りで、事件が起きる っていう話。 ピアノの旋律とか細かく書かれていて、興味ある人には情景が浮かんでくる良い本なんでしょう。興味ない私は、ほとんどすっ飛ばし。
1投稿日: 2022.12.03
powered by ブクログ稚拙な箇所も多いけどまあまあ面白い ドラマでも観た。読み始めてから気付いた 演奏の情景とよく書けていると思う けど、途中から飛ばし読みしてしまう 中山七里さんの本は結構斜め読みしてしまうことが多い 本編とはあまり関係ない事柄の説明が 少し長すぎるからかな
1投稿日: 2022.11.28
powered by ブクログ評判を聞いて読んだ。犯人は途中から「ひょっとして」と思ったらアタリ!ピアノの演奏場面の表現がすごいなと思った。
2投稿日: 2022.11.23
powered by ブクログ岬洋介シリーズ一作目。ピアノのことはよく分かりませんが、1人の少女が不幸な事故から立ち直る物語…と思いきや、最後にドンデン返しが。まさに岬はピアノに取り憑かれた魔法使いであり、悪魔でもあるのだと思いました!
2投稿日: 2022.11.19
powered by ブクログ最初の書き出しは苦手なテイスト。 うわぁ。女子高生の一人称語りのミステリー?やっちまったー…って感じ。 平坦であまり面白くない描写や会話が続き、だめだこりゃ…とあきらめかけたあたりで火事の描写が。すごい臨場感。そこで持ち直して、あとは一気に読みました。 感想としては「ミステリー要素はオマケだな?」。 ピアノや音楽に関連する場面の描写から、作者の熱量をすごく感じました。コンクールやコンサートのシーンは本当に次々と映像が浮かぶようで、まるで漫画で読んでいるよう。だけど、学校や家での描写は平凡、みたいな。 地の文にあまり力がないので、セリフや蘊蓄がくどく感じられ、読むのに頑張りが必要なところもありましたが、最後のセリフはキレイに決まります。 「さよなら ドビュッシー」 この言葉の意味を知った上でもう一度読んだら、また違う感想を抱くかもしれません。
2投稿日: 2022.11.17
powered by ブクログピアノ小説としては『羊と鋼の森』『蜜蜂と遠雷』も面白かったけど、この作品はスポ根的要素が魅力的で楽しく読めた。
1投稿日: 2022.11.17
powered by ブクログ人間は水じゃないから、用意された容器に強引に押し込まれたら…云々 周囲の期待に応えようとして無理に無理を重ねる。 生きながらにして… 文章に躍動感があって、音も聞こえてきます。私は面白かったです。
20投稿日: 2022.11.12
powered by ブクログ4.3 ミステリーとしても面白い。 ピアノ演奏の素晴らしさも知れた。 岬先生の魅力的な人物も次を読みたくさせる
3投稿日: 2022.11.07
powered by ブクログ中山七里さんの作品を読むのは2冊目。このミス大賞を獲得したデビュー作と期待が大きかったので拍子抜けした感が否めません。ピアノを表現するのは難しいと思いますがこれでもかと畳み掛ける形容詞はちょっと飽きてしまいました。
3投稿日: 2022.11.06
powered by ブクログ一気に読んだ。少女がピアニストを目指して成長していく様は楽しんだんだが、ミステリーとしては予想通りだった。タイトルや従姉妹の存在が…ね。中山七里さんだし、やっぱり…。中山さんの作品はこれから読むべきだったかも。
5投稿日: 2022.10.14
powered by ブクログ積読期間が長くて、何でこの本を古本で買ったのかを忘れてしまいました。。 『このミス』大賞受賞作だったからか、アート小説の一環で買ったのか、その辺り。 『このミス』大賞って期待して読む割には、 個人的には今一つのことが多くて、 出版社のマーケティング的な側面を感じざるを得ないのですが、 この本はそんな『このミス』大賞の中でも比較的、面白いミステリーでした。 でも、序盤で主人公が大やけどを被ってしまって、 その描写が痛々しくて、読んでいて苦痛…(笑) (逆に言うと、著者の表現が素晴らしかったのかも。) 音楽(クラシック)については、全くの門外漢なので、 有名な曲が出てきてもさっぱりだし、 ピアノの弾き方について語られたところで、 まるでチンプンカンプンな私ですが、 Youtubeで出てきた曲をバックミュージックにしながらこの本を読むのは、 中々優雅でよかったです。そしてクラシックも素晴らしかった。 トリックも奇想天外で面白かったし、 本のタイトルがなぜそうなったのかも最後の最後に分かって、 自分の好みのど真ん中ではないんですが、 中々優れたミステリー小説だと言えそうです。 続編は、自由な時間が無限にあったら、読んでみないな~という感じ。
19投稿日: 2022.10.08
powered by ブクログ主人公の香月遥は、富豪の祖父と震災で両親を失った従姉妹のルシアとともに火事に見舞われた…祖父と従姉妹は焼死したが、遥は全身大火傷を負うも一命は取り留めた…。身体は不自由になっても、ピアニストを目指すと誓いピアニストの岬洋介のレッスンを受けながらコンクールに挑むことになる…。と、そんな中、遥が命を狙われるようなことが起きたり、ついには事件が起きてしまう…。 ピアノにもクラシックにも縁遠い生活をこれまでしてきたので、こういう作品に出会えたのはよかったです!ミステリー的にも、ラスト、えっ?あぁ~そうだったのか、それで、ね!と、ダマされたけど、よく考えれば納得のいくような…そんな展開でした(^^)
35投稿日: 2022.10.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
お金持ちの家に生まれ、ピアノの才能もあり、恵まれた境遇の主人公。 なんだかんだあるものの家族に大切にされ育ってきた幸せな日々はあっという間に崩れ去り、16歳の少女には辛すぎる災難や事件が次々降りかかり、周囲の人々の主人公に対する描写が辛かった。 ピアノと岬先生の存在により、没頭することで現実から少し離れる事ができ、読者である私にとっても救いとなった。 障害を持つ人の視点で物事や社会をみる描写が多くあり、私自身、無関心でいたつもりではなかったが、気づくことが多かった。 文章は読みやすく、先が気になって一気読みしてしまった。 音楽の知識がないので専門的なことはわからず、そのあたりはさらっと読んでしまったが、目に浮かぶような繊細で丁寧な描写で、著者は音楽的な素養もある方なのだろうか。 ラストに驚いた。 本当にシンプルに驚いた。 だから、「さよならドビュッシー」なんだ。
2投稿日: 2022.10.02
powered by ブクログテンポ良く読みやすい作品だった! 子供が小さく最近はまとまった時間をとってゆっくり読書するということがなかなか出来なくなってしまっているけど、久々に読了できた。(それでも3日かかったけれど笑)ストーリーの引き込み方と文章の読みやすさからくるものだと思う。 内容としても映画にしやすそうだと思ったらもう10年近く前に映画化されていたのね、、!
1投稿日: 2022.09.30
powered by ブクログ世の中にはこんなに面白い作品があるのか!と感動した一冊。頭の中がグルっとひっくり返ったような感覚と興奮。曲を奏でる力強さとは対象的に、不穏ながらも優雅に進んでいくまさかのミステリー。掴めそうで掴めない紐がするりと指の間を抜けていくような感覚も、岬先生の距離感も心地良かった。
2投稿日: 2022.09.26
powered by ブクログ最後まで切なく、ピアノに込められた想いが、辛い境遇の中で遥の心を癒してくれることを祈ってしまいます。聡明な岬先生存在が、安心させてくれます。
20投稿日: 2022.09.25
powered by ブクログ9/23 何かを「極める」ってかっこいいことだけど、それって本当に苦しくて辛くて悲しいことですね、、 でもなぜかそういうものに惹かれてしまう! 主人公の周りのミステリーも面白いし、 何より最後の真実に思わず目を見開いてしまいました! 私は高校の時にコーラスをしてて、自分を表現することの快感を得ました!最近は歌ってないけど、また歌いたくなりました(^^) どっかの団体探してみようかな
8投稿日: 2022.09.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった。 殺人事件がなくても良かったんじゃないの? 殺人事件抜きでも十分面白いやん と思ったけど 殺人事件がなかったら きっとオススメにあがってこなかったから この本と出会えてよかった。 だけど、従兄弟と言えど 顔の復元した医者が別人と気づかなかったのかな。 親も... 私なら 娘が入れ替わったらすぐに気づく自信がある。 背格好も顔が似てる長女次女でもすぐわかるよ。 そこが疑問。
3投稿日: 2022.09.21
powered by ブクログクラシック音楽✖︎遺産争い✖︎殺人。本書で取り上げられた曲を聴きながら読んで目でも耳でも楽しめた。ただ私自身は猫ふんじゃったも弾けないくらいのピアノ音痴なので演奏シーンはやや冗長だと感じた。全身火傷、リハビリ、身内争い、差別、コンクール、校内いじめ等要素もりもりでも胸焼けを起こさず最後まで読めた。ラストはどんでん返し。
5投稿日: 2022.09.03
powered by ブクログピアノへの描写の語彙が本当に圧巻でした。 この物語に出てくる曲をちゃんと聴いてみようと思いました。 中山七里さんの沼にハマりました。素晴らしいです。
6投稿日: 2022.09.02
powered by ブクログ壮大な音楽ミステリーであり、ページをめくる手が止まることを知らなかった。 なんとなく犯人は予測出来たが、結末までは全く。ひたすら音と暗闇の繰り返しで、優雅なクラシック、というイメージからは遠く離れていたが、だからこそミステリーとしての味があって良かった。 ピアノについての知識は皆無で読んでてもよくわからなかったが、それでも楽しめた。
2投稿日: 2022.08.21
powered by ブクログこれも読んだ時にびっくりした。 最後のどんでん返しのゾワゾワ感が好き これを機にミステリーにハマったなあ。 入れ替わってたのがすごかったなあ
1投稿日: 2022.08.15
powered by ブクログミステリー、成長物語、音楽など、さまざまな要素が盛り込まれて、とても豊かな物語だと思います。正直なところ、ミステリーより主人公である香月遥の成長のほうが私の目を引いているが、それにしてもよかったのです(ほんの少し説教臭い部分もありますけど)。 遺産相続の争いがミステリー小説の定番とはいえ、それより一夜で一変した遥の紆余曲折のある運命を本当に嘆かずにはいられなかったのです。しかも、周りの人々はいかに共感力が乏しいのかということについてもページをめくりながら腹が立ちました。ですが、そうした伏線があるからこそ、彼女の世間の悪意や不寛容さと闘う、甦る不死鳥のような強さに感動されたのでしょう。情熱が溢れたショパンの練習曲、そして祈りを捧げるようなドビュッシーの「月の光」と「アラベスク」。この二曲が大好きな私にとって、この小説は本当に良かったのです。続編を読みたくてたまらない!
0投稿日: 2022.08.09
powered by ブクログ【再読】 私の記憶が正しければこの本が運命の1冊。10年ほど前に中山七里という沼にハマった1冊。 久しぶりに再読して改めて凄い1冊だなって。丁寧な描写はピアノを弾かない人もクラシックを聞かない人をも引き込む。 再読ですが半日で一気読みするほど好き!
4投稿日: 2022.08.05
powered by ブクログクラシックは全く興味のない人間でしたが、ピアノを弾く描写が圧倒できで、本に出てくる曲をいくつか聴いてしまいました。 ミステリーとしてもラストのどんでん返しが綺麗に決まります。 続編も楽しみ!
2投稿日: 2022.07.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読んでいてとても綺麗な文章でした。 結末は完全に騙されました‥ 彼女の気持ちになるといたたまれないです。 でもお母さんが亡くなる時に、意識があったのに巫女さんに犯人を言わなかったのは優しさだったんでしょうか。 クラシックに少し興味も湧きました。
1投稿日: 2022.07.27
powered by ブクログ見事な緩急。 それもF1級のスピードと深い呼吸ほどのゆっくりさが何度も繰り返され、これほどクラクラする読後感は初めての体験でした。 さらに景色や匂いだけでなく、今回は聴いたことなかった曲の音色まで鮮やかに伝わってきて、ただただ圧倒されました。 いつか映画で憧れた月の光。練習してみようかな。
59投稿日: 2022.07.24
powered by ブクログ友人に勧められた中山七里先生の「さよならドビュッシー」読了。 大どんでん返しが見事に決まり、悔しいぐらい予想が裏切られた。 クラシックに詳しくない私も楽しめた一冊でした。
2投稿日: 2022.07.24
powered by ブクログ母親の死を知らせに来た警官が家にいるのは娘だと知っているのはおかしい!と思って最後までずっと疑っていました。 研三おじさんメインのスピンオフ希望。
1投稿日: 2022.07.08
powered by ブクログ一応ピアノは習ってたけど、ほぼ無理矢理。嫌々通ってたので、練習もせず全く上達しなかった、、。 先生のせいにするのは良く無いと分かっているけど、岬先生ならピアノ大好きになってたかも笑 どうかな、、笑 クラッシック、全く分からなくて、聴きたいとも思わなかったけど、読んでるとどんどん情景が頭に浮かんできた。力強い小説だった。 ピアノで本当にこんなに心を揺さぶられるのか、そんなピアノが本当にあるのか、あるなら聴いてみたいと思った。 そして、私もピアノ弾こうかな。 前向きになれる小説だった。
4投稿日: 2022.07.05
powered by ブクログ序盤からある程度予想していたことがそのまま犯人へとたどり着きました。ただ、所々の言葉に胸を打たれました。犯人探しよりも生き方を問われているような、そんな話でした。
2投稿日: 2022.07.03
powered by ブクログ演奏の描写が繊細で音色が聴こえてきそうだった。トリックは最初の方である程度予想はついたけども、青春小説としても十二分に楽しめた。
2投稿日: 2022.07.02
powered by ブクログ遺産目当ての黒い影の存在にハラハラしたり、演奏描写の疾走感だったり、最後のオチの衝撃・伏線回収だったり、最後まで楽しく読めたのですが、、、岬先生がハイスペック過ぎるのが一番印象に残ってしまいました、、、
1投稿日: 2022.06.29
powered by ブクログピアニストを目指す主人公<香月遥>と、スマトラ島沖地震後の大津波で両親を亡くした従姉妹<片桐ルシア>のミステリアスな物語・・・ 祖父と従姉妹を火災で亡くし、全身大やけどを負った主人公、巨額の遺産相続(信託財産)が絡む不吉な出来事の連続・・・。コンク-ルでの優勝を目指し、ドビュッシーの旋律にのせて響きわたる異色の音楽ミステリは、意表を突いたエンデイングまで読者を鷲づかみにする。(第8回『このミス』大賞受賞作品)
5投稿日: 2022.06.25
powered by ブクログミステリー目的で読んだのですが、ピアノの描写が圧巻でした。 お陰で、本に掲載されていた曲たちがどんなものなのか知りたくなり、普段は聴かないクラシックを聴くようになりました。 しかし最後のどんでん返しも秀逸。ミステリー作品としても楽しめる一冊です。
7投稿日: 2022.06.11
powered by ブクログブクログのレビューで見て、面白そうだと興味を持ち購入。中山七里氏初読。 冒頭から伏線が描いてあったというのに、全く違和感なく、思い込みによってすっかり騙され?てしまった。 うわー、やられた!って感じ。 音楽を描く、のは難しいと思うが、読みながら音が溢れてくる。 ピアノが弾きたくなる。 タイトルにも納得。
2投稿日: 2022.06.10
powered by ブクログ音楽への熱い思いが、文章だけでなくまるで映像で見ているような感覚で伝わってきて、読む手が止まらなかったです。それだけでなく、どんでん返しでも騙されて、非常に面白い作品でした。タイトルの意味を知った時、切ない思いと共に、主人公の今後の人生に幸あらんことを祈る思いでした。
1投稿日: 2022.05.29
powered by ブクログ文字なのに今にも聞こえてきそうなピアノの演奏シーンの描写が素晴らしく、途中ミステリー本として読んでいるのを忘れるくらいだった。 謎は最後の最後に明かされてまさか…の展開だった。
2投稿日: 2022.05.22
powered by ブクログ音が出てないはずなのにピアノの音が抑揚も含め聴こえてきます。 文字だけでそう感じることができるなんて。 ミステリーとしても、えっと驚きの事実。 さすが、どんでん返しの帝王といった作品です。
3投稿日: 2022.05.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
家事から生還した女の子の周りで起こる事件。 静かに、ピアノメインで進んでいたのですが、 結末は、探偵役の主役はあなただったのね。 読み返すと、岬さんの描写の代わりどころ、女の子の心の描写の受け取り方がまた変わると思います。
11投稿日: 2022.05.19
powered by ブクログ音楽表現が素晴らしい。 作中に出てくる曲を聞きながら読むのをおすすめする。 ミステリをよく読む人は叙述トリックのオチをなんとなく勘付いてしまうかも。 音楽表現が多いため、サクサク謎を進めたい人 音楽に興味がない人 には向いていない。
2投稿日: 2022.05.02
powered by ブクログ『このミス』大賞受賞作、と分かって読む安心感と、最後にきれいに騙される爽快感と、主人公の痛々しい内面への共感と、が混ざり合って不思議な読後感。スピンオフも含めてシリーズものだそうなので、まだまだ楽しめそう。
9投稿日: 2022.04.24
powered by ブクログもうジャンルなんて何でもいい。 読了後も心臓がドキドキしてる。 音色って聴くだけじゃなく読むこともできるのか。 演奏シーンの描写が絶妙で、魂ごと鷲掴まれた気分だった。 苦境に立たされながらもピアノを弾き続ける主人公の気概に、目頭が熱くなる。 そして作者が仕掛けた結末には見事やられた。
3投稿日: 2022.04.18
powered by ブクログ音楽の力を武器に闘う少女の物語。 スポ根のようにみえて、ミステリもプラスされ、伏線回収が見事。 特にピアノの描写は、リズムの疾走感や美しい旋律を想起させ、音楽を奏でているかのよう。このシリーズ、また読も。
3投稿日: 2022.04.14
powered by ブクログピアニスト岬洋介・シリーズ第1作 資産家の祖父を持つ、ピアニストを目指す従姉妹の二人の少女。祖父の家で思わぬ事故にあい、人生が狂い始める。 中山七里氏が、音楽に素人でピアノも他の楽器も演奏できないらしいと知って、音楽に素養のない身としては、どんな表現になるのか興味ありでした。 まあ、作家さんは弁護士でなくても法廷書くし、スポーツできなくても、書いちゃうし、プロなんだからとはいえ、音楽って目に見えないし感性への要求が高そうなので勇気あるなあと。 テンポ良く事故事件発生し、その間にはミステリを忘れさせる楽曲や演奏への熱意ある表現あり。読み応えありでした。 題名の使い方もオシャレ。なんだけど、今回は登場人物設定で、トリックというか犯人というか想定内ではありました。すごく上手く話が進んでいたので、途中違うかな?と思うことはあったけど。 続けて読みまーす。
37投稿日: 2022.04.06
powered by ブクログミステリとして楽しむのが良いのか、1人の女の子の成長を見守る系なのか、細かな音楽の描写に感じ入ってほしいのか、本の中にいろんな要素がありすぎて気が散った。トリックには感心したのだけど。
2投稿日: 2022.04.05
powered by ブクログ頭の中にクラシックの調べが壮大に流れていきました。同じように音楽物で浮かんだのが「船に乗れ!」「のだめカンタービレ」「ビアノの森」後、最近で「蜜蜂と遠雷」。それぞれ、その時々でクラシックに興味が移る時をいただけたことに感謝です。 ミステリーですから最後の結末は予想もつきませんでした。なのでこの年の最優秀を得たのですが。 ミステリーの謎よりクラシック音楽を文章や言葉で表現した文章に引き込まれました。 「いつもポケットにショパンを」も好きでした。
5投稿日: 2022.03.15
powered by ブクログピアノを好きな人に是非読んでほしいなと思う作品です。ピアノを弾く情景がはっきりとわかり、心が躍る感覚がわかる感じがしました。こういった作品は新鮮だったので、面白いなと思いました。 結末については、、 納得いくようないかないような感じの感触が残りました。そうだったのかーというなんとも言えない感想です。 けど、何をするにも自分次第、諦めない、そんな大事なことがはっきりと思わせてくれるもので、おじいちゃんも岬先生も素敵な人だなと思いました。
2投稿日: 2022.03.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
展開が気になり、一気に読んでしまいました。それなのに星3なの?という感じですね。 好みだと思うのですが。全体的に、登場人物のセリフが説明過多、とか、胸に響きそうな良いこと言ってるのに説教くさい、とか。 一番気になったのは、主人公に対する周りの人たちの反応があまりにも「世界は悪意に満ちている」の通りだな、というところでしょうか。クラスの女の子達とか、ここまで言う⁈というイジメ方だったので。そして、それに対する主人公の仕返し?も行き過ぎかと思ってしまいます。いや、わざとそういう描き方しているのはわかるんですけどね。また、主人公が最後の方で回想する遥の母親の反応には悲しくなるものがありました。 もう一つ。女子高生の一人語りで物語が進むにしては、違和感を感じる言葉が所々使われていて、気になって入り込めないことが… 音楽に関しての説明、描写や、主人公が大火傷の後遺症から、岬先生とピアノのおかげで立ち直っていく様子がとても良かっただけに、少し残念な読後感でした。
1投稿日: 2022.03.10
powered by ブクログ面白かった。 オチも秀逸でそこに持っていくまでの過程も良かった。ただ、実際にそうであったなら解らないものではないような??? 曲のことは詳しくなくメジャーな話や作曲者やエピソードしか知らなかったので、もっと音楽に造詣が深ければもっと楽しめたんだろうなぁと思った。
1投稿日: 2022.03.10
powered by ブクログストーリーは面白かった。 あれほどの火傷を負った後の、回復の速さ、家族を失ったり、自分ひとりが生き残ったことへの、こころの動きの描写が浅くて、入り込めなかった。
1投稿日: 2022.02.23
powered by ブクログクラシックのコンサートとは無縁、美術館に行っても一日中居られるほど良さが分からない私ですが、本になると読みやすく知識も付けることができます。 これあの本に出てた曲だななんて思い返したりできるため、私は芸術ミステリーが好きです。
11投稿日: 2022.02.21
powered by ブクログミステリーがいい塩梅で、最後に全て明かされるんだけど それまではピアノコンクールを目指し日々練習を重ねてくところに重きを置いてるからか 途中でミステリーだったことを忘れてしまうくらい。 クラシックの知識が無くても読み進められます。 専門用語は分かりませんが、 YouTubeでピアニストが演奏するところを見るとより楽しめます。 特に、コンクールの課題曲 ショパンのエチュード10-1、少女が選んだ曲ですが難易度の高い曲だと素人でも分かるくらい… クラシックも楽しめるし、 ミステリーとしても楽しめる作品。 作中での岬先生の言葉はグッとくるものがあります 他の作品も読んでみたいなぁ
1投稿日: 2022.02.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
このシリーズの面白さはなんと言っても文章を読んでるだけで曲が脳内再生されるところにある。中山七里さんには音楽を言葉で奏でる才能がある。 登場人物のキャラが濃くて一貫性があって、セリフの1つ1つが心にグサグサ突き刺さるってのもこのシリーズの凄いところ。読むたびに名言だなあと思う文が増えていく。玄太郎さんが、岬先生が、読む人を奮い立たせてくれる。 そしてそして、岬先生の最後の推理で、どうしてこの本のタイトルが「さよならドビュッシー 」になったか明らかになる。この本のタイトルはそれ以外あり得ない、とさえ思わせてくれる。サヨナラという言葉が入ってるのに、そこに悲しみはなくて、むしろ過去との決別、「真っ白な未来よこんにちは」というような気持ちにさせてくれる。 「いつまでも不幸を引きずるな。その二本の足で立って前を見ろ。悲しい時には泣いてもええ。悔しい時には歯噛みしてもかまわん。しかし自分の不幸や周りの環境を失敗の言い訳にしたらあかん。前に進むのをやめたらあかん。目の前に立ち塞がるものを恐れて逃げたらあかん。逃げることを覚えると、今度は余計に怖くなる。」 やっぱ玄太郎さんが好きだなあ☺️
1投稿日: 2022.02.12
powered by ブクログ火事で大やけどを負った少女が岬洋介に助けられ絶望のk中からピアノコンクール挑戦する。今頃と言われるかもしれないが、この作家さんを知り各シリーズの際一作を読んでいる。音楽畑は苦手なので、なかなか手に取れなかったが、読んで驚愕!ミステリーと少女の成長物語、音楽界の内幕が見事に融合。大傑作に仕上がっている。お宝発見だ!
1投稿日: 2022.02.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なんとも言い難いミステリーだった。 まず、人の命が軽すぎる。その上で死者の中でも露骨にルシアに触れなさすぎるため、種明かし前にすでに奇妙さが残るので最後のどんでん返しにさほど驚きが生まれなかった。 そのほかの事件の犯人であるみち子さんも役柄上はあくまで介護役、重要な立ち位置ではないはずなのにやたらと登場するので展開がなんとなく読めてしまう… ただ、「人間は水じゃないから、用意された容器に強引に押し込まれたら骨が歪む、鬱血する。(後略)」のような伏線かつ面白い表現が要所に散りばめられていたのが印象的。
8投稿日: 2022.02.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
当初の火事事件で何となーく思ってはいたけれど、うまく裏切られたなぁ、と言う感想。 ピアノコンクールの優勝を目指し、事故で負った大火傷、身体障害を乗り越えて栄光を捥ぎ取るまでの壮絶な練習の日々。さらには同級生からの執拗で陰湿な嫌がらせや、ピアノ講師からの、主人公の人生感をも変える影響。誰もが怪しく、一体誰が犯人なのかなぁと思いながら読み進めることができて、楽しめた作品。
10投稿日: 2022.02.01
powered by ブクログ積読してました。なぜもっと早く読まなかったんだろう…!読んでいるのに、聴いているような不思議な感覚。内容も中弛みが一切なく、どんどん読み進められ、最後の一文を読んだ時は鳥肌が立ちました。
1投稿日: 2022.01.23
powered by ブクログ不幸な事故により全身に火傷を負った少女がピアニストを目指し猛特訓に励む物語。。。だけなら個人的には敬遠しがちな内容。飛び交う音楽用語は私には全然分からない。はずなのに全然苦にならない。岬シリーズ、読まず嫌いでした。すみませんでした。しっかりミステリー。
8投稿日: 2022.01.20
powered by ブクログ何かに夢中になる姿を見るとどうしても羨望と妬みを覚えてしまうけど、小説の中だけでもそれを肌で感じられてよかった 自分に何もないからどこか非現実的な感じがしてしまうけど どうしたんだろう、どうしてそう思うんだろうって直感的に思った部分には理由があるんだと思った 直感を大事に、後から後悔しないように、なんてね
3投稿日: 2022.01.19
