
総合評価
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powered by ブクログ演奏の上達がどうこうというより表現者としての魂が強くなっていく主人公にグイグイ魅せられていく後半。その魂の演奏が読者にも伝わるそこがピークでなく、演奏後に語られる真実。度肝抜かれました。 まだ余韻が残ってます…
2投稿日: 2020.10.09
powered by ブクログさすがです。ヒポクラテスシリーズでもそうですが、医療に関する描写がすごく、手術の跡が具体的に想像できてしまう。合わせて音楽に関する描写もすごい。驚きです。 岬とのピアノの練習場面では映画「セッション」を思い出した。やはり狂気の先にたどり着く世界があるのか。クラシック聴きたくなるなー。 障害者に対しての捉え方に厳しさを感じたが、現実そうだろうなと思った。確かに無関心な自分がいる。 解決編となる最後はしっかり騙された。これミステリーなん?とか一瞬でも思った自分が恥ずかしいです。 続編も絶対読む。おもろかった。そしてタイトルの意味を知ったときは切なかった。
2投稿日: 2020.10.08
powered by ブクログさよならドビュッシーの意味が最後の最後で分かる。あと、最後のどんでん返しもすごい。 音楽の描写もすごく綺麗で読んだ後にもう一度その曲を聴きながら読むと面白い。音楽とミステリーが混ざり合った最高の小説でした!
3投稿日: 2020.09.30
powered by ブクログ気持ちよくヤラれた。 そうきたか、というオチ。 早々と見抜く読者は多いんだろうけど、僕はあっさり騙されましたです。はい。 演奏の描写がリアルかつ凄まじい。
2投稿日: 2020.09.26
powered by ブクログ読み終わってからいろいろ考えてしまった。 読んでる時は、事件のことと、ピアノコンクールどうなる?と二つのことが気になってどんどん進んでいった。 音楽のことが全くわからない私でも曲のことやピアニストの凄さがすごく伝わってくる話だった。まさかの展開に、そして、二つの気になることも同時に解決してびっくりした。
7投稿日: 2020.09.25
powered by ブクログ軽快に読み進められました。犯人は何となく想像ついたけどタイトルの「さよなら」がそう言う意味になるとは思わなかった。名古屋の地名、施設が実名で出て来たので親近感が湧きました。
2投稿日: 2020.09.20
powered by ブクログ家に10年近く眠っていたこの作品。やっと読みました。 もっと早く読んでいれば良かった。 目には見えない音楽について、よくここまで文章だけで描き出せるなぁ… 途中少しくどいと感じてしまいましたが、その曲を聞いたことがないからでしょう。 個々のキャラクターが個性的で読み応えがあります。 作品自体は長編という程でもないけれど、内容はとても濃く感じました。 最後のどんでん返しには驚きましたが、 お母さんの思いや「あたし」の思い、そして未だ真実を知らない家族の思いはどうなるのか、考えると切ないです。
14投稿日: 2020.09.17
powered by ブクログ音楽の描写が素晴らしすぎる。 ドビュッシーの月の光、大好きなピアノ曲なので読んでいる間ずっと脳内で流れていた気がする。 おじいちゃん、岬先生の台詞も刺さるものが多かった。 最後どんでん返しではあるが、ミステリー色は強くない。
3投稿日: 2020.09.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まさに音楽青春ミステリーというのがピッタリとくる作品だった。さよならドビュッシーという題名からごりごりの音楽ものの作品なのかと思っていたら、音楽初心者でも楽しめるエンタメ性も十分にあり、ミステリーもそれなりに楽しむことができた。かといって物語における音楽性も中途半端なものではなくしっかり描かれており、ドビュッシーやベートーヴェンの世界観の繊細な表現には惹きこまれた。主人公が自らの不自由な身体でどうピアノと向き合うのかと健闘する姿や、ドビュッシーやベートーヴェンと自分の境遇にも重ね合わせてピアノに自分の気持ちを込めるシーンに心を打たれた。またこの物語のキーマンともなるピアニスト岬洋介に主人公遥はピアノを通して心を通わせていくのだが、これがまたいい。青春、スポ根を感じさせるストーリー展開だった。途中これはちょっとドラマティックしすぎやしないかという部分もあったが、まあそれもまた面白いよねとこの作品では思うことができた。最後のどんでん返しには途中読んでいても全然気付くことが出来ず、してやられた感があり、これがこの物語のミステリーとしての魅力だったような気がする。
3投稿日: 2020.08.30
powered by ブクログ久々に衝撃をうけた… これは最近読んだ本の中でも、トップレベルのおもしろさだった。 音楽・ミステリーとハイブリッドな作品
4投稿日: 2020.08.17
powered by ブクログクラシックを聴くことが多くなっていたので、タイトルを知っていたことからピアニストが成長する話だろうと勘違いし、小説で音楽について勉強しようと考えて何気なく購入。読み始めてから数分の急展開でミステリーであることに気づき、若干の後悔をしながらも読みすすめると話の展開が面白く、一気に読了。展開の面白さ以上に、主人公の気付きや先生の教え、登場する音楽がどれも今の自分にとって共感できるものが多く、購入動機の音楽的な観点についてより深く知ることも図らずも達成できた。 タイトルのドビュッシーだけでなく、リスト、ショパン、ベートーベンなど、曲を聴きながら読んで欲しい。
6投稿日: 2020.08.15
powered by ブクログ音楽+スポ根要素+ミステリー このなかで ミステリー重視で読むとちょっと 弱い感じなのかな 音楽+スポ根要素を楽しむことで 良さが増していく ショパン ベートーヴェン ドビュッシー リスト の演奏の数々が上手く文字で表現されていて 実際に聴いてみたくなるかも タイトルの意味が最後にわかるのが 号泣こそしないものの泣かせる要素になっているので 号泣はしたくないけどうるっとしたい人にオススメ
2投稿日: 2020.08.14
powered by ブクログ痛々しい描写はあるのに、上質で爽やか。 自分は音楽に詳しくないけど、経験者が読めばもっと作品の魅力を感じられるんだろうな。 真相へのヒントは散りばめられてるけど、油断してるとやられる。違和感はあったのに、やられた。 ミステリとしての展開はもちろんおもしろいけど、登場人物たちの考え、言葉が深くて良かった。 特に"あたし"のピアノに対する狂ったような熱意と執着、根性。これには突き動かされた。 "頑張った?ふざけちゃいけない。努力したという経過だけで褒められようっていうの?" 刺さったね。痛い。心当たりがありすぎる。 ぜひ続編も読んでみたい! 岬先生をもっと知りたいと思った。
2投稿日: 2020.08.07
powered by ブクログなかなか進まなかった。 いろんな音楽の描写があって、そこをイメージ膨らませて読んでいくのが、正しい読み方なんだろうとは思うけど、せっかちな私には、 で、次はどう展開するんかい!と、焦れてしまった。 やっと、最後に おお、こゆことねっ!と思ってミステリーらしかった。
2投稿日: 2020.08.07
powered by ブクログ最後の数十ページが素直に面白かった。 ただ、オチは少し考えればわかるし、勘の鋭い人なら多分見抜けます。文章のあちこちにヒントが散りばめてあるし。 前半は悲劇が起こるばかりでどこがミステリーやねん夢オチだったら許さんぞ、、、と思ってましたが笑 あと、おじいちゃんや叔父さんの発言が、個人的にグッとくるものが多かったです。 闘いから逃げるな、一度逃げると闘いの場に戻ることが難しくなるみたいな発言はその通りだと思いました。 ちょっと昔のヒット作ですが、個人的には精神的に成長した今読んで良かったなと思います。
4投稿日: 2020.08.06
powered by ブクログ騙された。その可能性は少し考えたらわかるはずなのに、完璧に信じこんでた。 実際に曲を聴きながら読んだけれど、すごいよかった。おすすめ。
2投稿日: 2020.08.02
powered by ブクログ最初に感じた違和感が伏線としてキレイに回収されていました。 まさにどんでん返し。 これがデビュー作とは。やられました。
14投稿日: 2020.07.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
良い本とは… 目が追うスピードを読むスピードが追い越し、 読んでるときに時間を忘れられて、 読んだ後もしばらく余韻が残る ような本だと思う。 中盤の、人間と音楽の描写で殴りに来る感じが凄かった。 それだけに余韻はちょっと少なめ。 ミステリ好きなら割と早い段階で犯人わかると思う…多分。笑 はー。でも、良い本でした。
2投稿日: 2020.07.22
powered by ブクログこのミス受賞作品。 火事で家族を失い自身も全身に大火傷を負った主人公が、リハビリを重ねながらピアニストを目指す。それだけで十分読み応えある青春小説部分とミステリ部分が見事に融合していた。 探偵役のピアノ指導に当たる岬先生も爽やかなイケメンと言うだけじゃない魅力的な人物だし、最後にどんでん返しもありの豪華さでした。 作中時々違和感を感じていた部分がまさにそのどんでん返しに関係していて、自分の嗅覚も少しは残っていたのかな(苦笑) 以前読んだ作品もだったけど、とても読みやすくエンターテインメントにも富んでいて、しかも音楽関係の知識にも裏打ちされていて、力の有る作家さんなんだなあ。他の作品を読むのが楽しみになって来た。 ただ一つ難を言うならあまりに癖が無さすぎるかも。映画化やドラマ化が目に浮かぶのが欠点と思うのは私が捻くれ者だからなのか……?
13投稿日: 2020.07.09
powered by ブクログミステリー小説だが、人間ドラマも深く描かれている。音楽をテーマにしていて、筆者は音楽に対する造詣も深いのだろう。読んでいて「遠雷と蜂蜜」に雰囲気が似ていると思った。でもミステリー要素もうまく取り入れられていた。お勧めした小説。
4投稿日: 2020.06.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最後の展開は自分の予想を超えていて、「やられた!」というのが率直な感想。 随所にヒントはちりばめられたのね。 今から読む人は、ぜひ登場人物の言動に注視を!
6投稿日: 2020.06.12
powered by ブクログ初めての中山七里さんの作品でした。 題名だけは知っていて、どんな物語なのか気になって読んでみました。 文章を読んでいるだけで音楽が聴こえてくるような感覚。とても心地よく、あっという間に読んでしまいました。 火事の場面は痛々しいくらい恐ろしかったですが、 その後の事件の犯人探しとピアノの描写の連続がとても面白かったです。 予想外の結末に驚きながらも、とてもスッキリとした開放感を感じました。
3投稿日: 2020.06.04
powered by ブクログ友達におすすめされて初めて中山七里さんの作品を読んでみた。 かなり幸先悪いスタートで、暗いストーリーなのだと思ったが、読み終わった後にはすごく良い気持ちになれた。 僕が主人公の立場だったら、何回も自殺したんじゃないかと思えるような境遇で、小説の世界とはいえどとても勇気をもらった。
2投稿日: 2020.06.01
powered by ブクログStay Home中の女性作家開拓の一冊。この人の本も今回が初めてです。 ピアノの描写とミステリーのオチの作り方、読後感がどれもいいです。さよならドビュッシーという題名もずっと謎に感じながら読んでいましたが最後「それでなのか!」と膝を叩きました。続編のおやすみラフマニノフ購入を早速決意しましたので★4つ(笑) 、、、後で調べたらこの人、男性でした(笑)
12投稿日: 2020.05.31
powered by ブクログ楽曲をしらなくても音が頭に浮かぶような文章。その曲を聞いてみるとさらに音と映像が浮かぶ。ストーリーの意外性もなかなか予測し難かったという、しようがなかった感じもするけど、面白かった。
3投稿日: 2020.05.07
powered by ブクログ今頃になって読んだが、デビュー作からこの筆力とは恐れ入る。あの玄太郎爺さんの孫が主人公なんだねえ。玄太郎爺さんはすぐ死んでしまうのは残念だった。プロのピアニストを目指す遙は、火事に合って全身大やけどを負ってしまい、そこから岬洋介の指導のもと復活を遂げていくが、不審な事故やさらには母親が…。 ピアノ演奏の描写が凄いな。優れた作家というのは大したものだ。描写にくどいと感じるところもあるけど、気のせいかなあ。今回のどんでん返しは悲しい。
56投稿日: 2020.05.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
クラシックかけながら一気読み! ちょっと無理やりな展開を感じつつも、とても面白かった。 大きな謎は、実は本当に序盤で気づいてしまったんだけれど、そういう人も結構多いのでは? それでも楽しく読めたのは主人公の強い意志のある語りとピアノシーンが素敵だったから。 次の作品も読んでみようと思いました!
3投稿日: 2020.04.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ほとんどがやけどから回復しながらピアニストとして苦闘を重ねる姿が描かれる。特に課題曲の描写がすばらしく、羊と鋼の森などが彷彿されるのだが、これはミステリーだったんだと最後の謎解きで思い出される。ちょっと今までに読んだことがないようなミステリー小説。
2投稿日: 2020.04.25
powered by ブクログ青春音楽小説の部分とミステリー小説の部分が絶妙にストーリーに絡み合い、ドンドン先に読み進めたくなる。ピアノの演奏のシーンは本当に音楽の美しさ楽しさを教えてくれる。その音が実際に聴きたくなり、iTunesで演奏される作品を実際に検索し聴きながら読んだ。 中山七里作品を最近読みすぎているせいか、ミステリーの部分については途中で気がついてしまったが、気がつこうが気がつくまいが、青春音楽小説としてもミステリーとしても本当に素晴らしい作品だと思う。
14投稿日: 2020.04.20
powered by ブクログミステリーということで読んでいたが、ミステリー要素は少なめで、ピアノの魅力と遺産相続の勉強になるなと思ってたら最後の衝撃。切なすぎる。 ということは、叔父さんは気づいてたのかなとも思う。 印象に残ったのはお爺ちゃんの言葉、勝つまでやめない。それでもどうしても我慢できなくなったら帰って来たらいい。そういうことを言える親になりたいと思った。
2投稿日: 2020.04.18
powered by ブクログ「蜜蜂と遠雷」を読了してから触れた作品になりました。 音楽繋がりなので‥ちょっと気になって。 目まぐるしく進む展開、ハンデを負ってしまうまでの描写や音楽の表現など、先の展開が気になりスルスル読みました。 目標に向かって健気に頑張っている主人公に感情移入しつつも、後半の展開にしてやられました。
6投稿日: 2020.04.16
powered by ブクログ鍵盤を駆け上がる手のスピードを制御できなくなるように、頁を捲る指を止められず一気に読了。 とにかく演奏描写の威力が凄い。 なぜ自分はピアノをやめたのか…久々にピアノを触りたい、大好きなドビュッシーを弾きたい、と胸が苦しくなった。たぶん暫くは、チェルカスキーのドビュッシーを繰り返し聴いて過ごす事になりそうです。。。 展開も好みで、探偵役の岬先生がとても魅力的。 ドラマの原作などで、お名前は知っていたけれど…今までご本を手にしなかった事が悔やまれる。全作読破したい作家さんがまた増えました。
2投稿日: 2020.03.25
powered by ブクログ読みやすいミステリーでした。 ピアノのことは全くわからないんだけども それでも私は楽しめるミステリーだった。
1投稿日: 2020.03.16
powered by ブクログ「のだめカンタービレ」を思い出しました。 でも、このミス大賞作品なので、ミステリーなハズ、、、と頭の片隅で思いつつも、スポ根のようなレッスンや音楽の素晴らしさの表現に浸りきって読み進めていました。 が!! が!ですよ。 ちゃんとミステリーでしたっ。 終盤、寝転がって読んでいた私は漫画の効果音の如く 『ガバッ』っと起き上がり、 「えっっっっ?!」と大声を上げ、そばにいた家族が 『ビクッ』っとしていました。 本格ミステリにおける犯人の要素をすっかり忘れてスポ根に気を取られて油断していました。くやしいっ! おもしろすぎです。 絶対、全シリーズ読みます!
11投稿日: 2020.03.15
powered by ブクログかなり面白かった。同じシリーズの第2編「おやすみラフマニノフ」を読もうと思ったら、どこも在庫切れ。。。
2投稿日: 2020.03.13
powered by ブクログテレビでドラマ版を観ていたので、ラストのどんでん返しは知った上で読んだのですが、引き込まれました。 特にコンクールを目指してからというもの、曲の描写を読みながらショパンとドビュッシーが脳内再生され、まるでBGMのように文章と共に頭に入ってきました。小説を読みながら音楽が流れてきた経験は初めてです。 なにより、コンクール優勝に向けて猛練習する主人公の姿、それを支える岬さんの優しさには何度か目頭が熱くなりました。夢に向かって自分の限界と闘うこと、その情熱がひしひしと伝わり、私もがんばろうと思えました。 励みになる名言もたくさんありました。 ラストの種明かしの場面は、もう少し盛り上がりが欲しかったかも?確かドラマ版では、ラストの種明かしの場面が感動的で号泣した覚えがあるのですが、小説はすんなり終わった感がありました。
3投稿日: 2020.03.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
カエル男に圧倒された後で読むとパンチが少なくて物足りない感じがしてしまうけど、簡単で分かりやすいミステリーでライトに読めて良いかも。始めの、包帯をとって自分の顔を見て愕然としたところで既に、入れ替わったんだろうということはすぐに分かった。でもこの本の良いところは、クラシックの記述が細かいところ。クラシックに造詣が深くてすごいなと思う。普段あまりクラシック音楽を聴かない私だけど、聞いたことのある有名曲や作曲家の名前が出てくるので、思わず動画サイトや音楽配信サイトで聴き漁ってしまった。もっとクラシックを聴いて教養を深めたくなった。あと、主人公の健常者が事故で障害を負ってしまった後の気持ちの変化、それを克服して立ち向かっていく様には勇気をもらえるし、自分を省みて考えさせられた。
2投稿日: 2020.03.08
powered by ブクログタイトルから作曲やピアノに関係した小説で、さらにミステリー大賞を取っていると言うところから、内容を読む前に推察したのですが、読み進めていくと予想外に結構ハードな展開でした。 冒頭から津波や火事など不幸の連鎖、それにもめげずピアノニストを目指し、生き抜く主人公にこれでもかと襲いかかる出来事…そこに登場するピアノの先生は、何故か刑事顔負けの推理眼の持ち主で冷静に分析していきます。コンクールで登場するライバル同志の競争やドビュッシーの曲を弾きこなしていく主人公たちの様子は、この世界で生きる厳しさや喜びを伝えています。しかし、あくまでもミステリー物なので、最後にネタが明かされますが… うーむ、ちょっと無理があるかなあ〜というところが正直な感想でした。
5投稿日: 2020.02.23
powered by ブクログラストは全く想像してなかった展開になってゾクっとしました。ドビュッシーの音楽って聴いたことないと思ってYouTubeで月の光聴いたらああ!この曲かと!美しいメロディをBGMに流しながら一気読みです。軽快なミステリー。本屋のおすすめコーナーで購入したけど読んでよかったと思う。
1投稿日: 2020.02.23
powered by ブクログ面白かったです。 タイトルと表紙のキラキラ感に気後れしておりました。 ずっと、作中に出てくる音楽をかけながら読みました。 音楽題材の作品としてもしっかり描かれている(初心者に描きやすかったですし、曲の解説も読めてしまうありがたさ…)し、感情の変動も味わい、途中、事件のもろもろのことなどすっかり忘れてしまったり。 「あっそうだそれもあった」と、一冊で何度も美味しく、流れにまかせて味わい、あとで振り返って「あぁ…ほんとだ…」と伏線に感心したり。展開がわかってしまったという感想をいくつか読みましたが、自分はそれほど頭が回らないようで感心しながら、かといって難しすぎることもなく、じりじりおもしろく読み終えました。 例によってまた物をしらず恥ずかしいのですが、映画版もあるのですね。清塚さんが岬洋介役と知って観てみたくなりました。 また、次作の「おやすみラフマニノフ」も読んでみたいと思います。
1投稿日: 2020.02.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まず、語り手が犯人、というのは反則では???人物像の描写がいまいち現実的でなくわざとらしい。ピアノ演奏の描写はうまいのだろうが、話の道筋に関係ないので読み飛ばした。
1投稿日: 2020.02.14
powered by ブクログ謎解きとしては複雑ではない。 それよりも巻末の解説にもあるように、スポ魂(話としては悲痛なものなのでそういってしまっていいのか)としての色が濃いように思う。 以前読んだ別の作者の音楽ミステリーに比べると段違いに良く、依然読んだ本はなんだったんだ?と思った。
1投稿日: 2020.02.05
powered by ブクログタイトルから勝手にキラキラ小説だと思って読んでいなかった。ピアノの描写に気を取られていたら、そうきたか!ミステリだった。
1投稿日: 2020.02.04
powered by ブクログピアノ演奏を描く小説はいろいろとあるが、曲の内容に関わる描写が詳しくてイメージしやすいと感じた。それはともかく人気のこの人気ミステリーはテンポも良く最後に明らかになる真相も面白いものだった。清塚真也が演じる映画も見てみたい。
1投稿日: 2020.02.02
powered by ブクログほぼピアノの物語かと思いきや、事件性があるお話である事を忘れていたら、最後にはミステリーらしく謎が解ける。
2投稿日: 2020.01.27
powered by ブクログ何これ、面白いっ!ただのミステリーではない! 「このミス」だから、ミステリーだとわかって読んでるはずなのに…途中は完全に「音楽」もの。 クラシックに疎くてどんな音楽か知りたくて、途中からドビュッシーをかけながら読書するほど、音楽と音楽に真剣に打ち込む主人公と彼女を導く先生、の世界にのめりこむ。 そして最後に伏線をバンバン回収して、ミステリー小説として終える。 ミステリーが大好きだからこそ、 伏線を回収して読みがちで、読み終わるころには、 どんでん返しが起こりづらい私にとって、 ミステリーをミステリーとして読ませないこの作品は とってもとっても面白かった!! ———— 闘い続ける意志 他人には訪れないような不幸に自分自身が見舞われる。 運命とやらに一矢報いるなんてちょっと痛快だろ。 成功する人はどこかで無謀する。 全ての闘いは詰まるところ自分との戦いだ。 そして逃げることを覚えると余計に闘うのが怖くなる。 1番後ろの席までその音が届くように 周囲の思惑や勘違いで本来の自分とは異なる何者かにさへるのは悲劇だ。本人がそんなものになりたがっているのか、もう一度よく観察して欲しい。
1投稿日: 2020.01.25
powered by ブクログ読み終わった時に、あまりの切なさでトラウマのような心境になりました。 自分が親になる前だったら、もう少し違った気持ちで受け止めていたかも しれないです。
1投稿日: 2020.01.17
powered by ブクログ途中で先が見えてしまったけど、それでも夢中でストーリーを追って読み進んでいった。 音楽の魅力、ピアノ、そしてそれぞれの人の嫉妬や優越感に焦燥、どれもそんなに深いものではないが、自分でなぞっていける感覚で面白かった
3投稿日: 2020.01.15
powered by ブクログ2019(R1)6/1-7/2 読み進めるのが苦しかった。 推理小説なのか、 音楽小説なのか、 青春小説なのか、 そのどれもなのか。 初“中山七里”さんだったので、氏の特徴が分からず、しかも、言葉から音が聞こえてくるような音楽の描写のすごさに、話のスジをいつも忘れてしまい、戻り戻りしながら読み進めたのも、苦しい一因だったと思う。
2投稿日: 2020.01.01
powered by ブクログこのミス大賞の本、オススメで知って読んだ。 音楽に絡めたミステリだが、事故にあった高校生、遥が怪我に負けず(それも火傷から)立ち上がっていく物語だった。 火災で亡くなった祖父の莫大な遺産を受け継ぐことにはなったが、自分も重度の火傷で目指すピアニストへの道が閉ざされようとした。 そこに、先生の知り合いで天才ピアニスト(岬)が指導をしてくれるとになる。 彼は、諦めかけた彼女を、心身ともに支え、音楽家として、ピアニストとして立ち直らせていく。 五体が満足でも険しい道程を、音を使って世界に伝える(繋がる)と言う意味を教え、そこに達する技術の指導をする。 彼女も不自由な手、特に大切な指や下半身を、苦痛を乗り越えて鍛え、真の音を探りつつ成長する。 感動的で力が入る。コンテストの課題になった「月の光」に向かって、感性を深めていく様子は、読んでいても、音楽を聴く、深さを教えられるようだった。 遺産を巡って起きる事件は、岬の驚異的な観察力で解決する。彼は司法試験にトップで受かったが、ピアニストを目指した変り種だった。 ミステリの部分は、母親が亡くなり、遥も命に関わるような犯人の妨害に合うが、岬に助けられ、犯人も挙がる。 全体を通して、ミステリ小説とは言うものの、重点はピアノにあるようで至極あっさり片付いている。 力を入れたコンテストを目指す練習画面は面白い、「月の光」と言う曲についても読みながら理解できるようになっている。 これは読者がわかりやすいような表現で語っているのだが、成功していると思う。 指使いや、少し出てくる音楽記号など、その分野に触れることが出来る。 最初は「月光の曲」と間違っていて、岬の指導や音の並びでハテと思い気がついた。 我ながら迂闊ものだ(^∇^) TVの特集番組で、留学中のピアニストが弾くリストの超絶技巧練習曲をみた。感じのよう青年だったので岬さんのイメージはこの人にした(笑) 超絶技巧練習曲の「鐘」はピアニストが絡むドラマなどで時々聞く。 心身の障害、家族の不幸を乗り越えていく感動と、ミステリの融合という面白いテーマを書いた中山七里という作家を覚えた。 読みやすいが、より深みの或る作品を読ませて欲しい。面白かった。
1投稿日: 2019.12.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
このミス大賞。先にショパン読んじゃったけど、それが良かったので。 ピアニストをめざす地方財閥の娘、遥。インドネシア地震で両親死んだいとこのルシアと一緒に住んでいる。隠居祖父の家が火事。生き残った遥だが、皮膚は移植、声はつぶれ。それでも、音楽高校に入学が決まってたので、そのまま行き、イジメにあいながらも、日々ピアノに精進。もちろん岬さんあり。 お手伝いの挙動は不振。そして母も死ぬ。でもコンクールに邁進。下諏訪美鈴と出会う。 どんでん返し。思い起こせば伏線はあり。 このシリーズは、最初から読んだ方がいいな。 音の言語化。曲を知らなくても、なんとなく想像できるのでは。久々にドビュッシー聴きたくなった。作者はアシュケナージ好きなのかしら。
1投稿日: 2019.12.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
93 最初はなかなか入り込めなかった。 火事で身内を二人失い、自身も重度の火傷を負い、 世界に絶望し、遺産を残されてもピアニストになる道しかなく、家族を疑い、周囲の悪意といじめにあい、 それでもピアノしかないと立ち向かう少女。 それがずーっと続くから、ミステリーとして読み始めたこっちとしては、いつ始まるん?ってやきもきする展開。 ただ、人生の格言とか学びとかそういう言葉が散らばっていて、啓発本かな?とも思った。 弱者に対しての振る舞いとか、天才だと思って雲の上の人だと思っていた人が、自分と同じ境遇でそれでも血のにじむ努力をしていたことに対して、言い訳ができなくなった劣等感とか、すごく身につまされる言葉ばかり。 それでもう途中殺人事件とかおきても、不幸のアクセントになるだけでミステリー要素としては特に心踊らず、少女の成長記として読んでた矢先の、最後の展開!!! うわああ~~やられた~~ってなった!! ねえいつから???最初からだよね、そうだよね!! 目に見える不幸な境遇ばかりに目を奪われていたけど、それ以上にあったのだと知った時膝を打ったね! 続編も読むことを決めました。 あと、最後の解説で、中山七里は一回就職したあと、20年後島田荘司の生の姿をみて再度小説を書き、見事デビューするって書いてあって、何歳でも再スタートはできるんだなと思った。 20191214
1投稿日: 2019.12.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
うーん。自分にはあまり合わなかった。 火事のあとの手術とか最初からなかなかページが進まなかったなぁ。 なんで長々とこのシーン書くんだろうと思ったあたりからちょっと読めちゃったなぁ。 音楽のストーリーは好きなので、過激な設定じゃない作品を期待します!
1投稿日: 2019.12.13
powered by ブクログ疾走感のある作品。ストーリー展開もピアノ演奏の描写ともに疾走感があって、ぐいぐい読ませる。オチは少々出来過ぎだけれど、楽しめました。
1投稿日: 2019.11.24
powered by ブクログ火事で体が不自由になった、ピアニストを目指す少女と、少女(遥)にピアノを教えることになるピアニスト(岬洋介)との物語。 小説を読みながらその場面に出てくる音楽を実際に聴くと、書かれてある細かな音楽的表現やその場面の臨場感が、より理解できた。 小説を読んで、映画を観たが、内容や人物像も大きく異なっていた。 原作を読み、期待を持って映画を観ると少しがっかりするかも…
1投稿日: 2019.11.18
powered by ブクログ中山七里さん第8回このミス大賞受賞作であり、実質的なデビュー作。映像化でも話題に 「さよならドビッシュー」 火災で資産家祖父と従兄弟を亡くし自身と全身火傷になった天才ピアノ16才少女。 その後続く事件、ピアノコンクリートあっという間の展開です。 デビュー後10年経過しても中山七里さんの勢いは全然止まりません。 凄すぎ57才、憧れのアラフィフです。
2投稿日: 2019.11.10
powered by ブクログクラシックは全く聞かないので最初は読むのが不安だったが…そんな不安も早くから吹き飛んで気がついたら夢中になって読んでました 本当に色々とハイブリッドで色んな要素がこの一冊で楽しめる 最後のどんでん返しは遥の葛藤と成長に夢中で完全にミステリー要素を忘れていたのでしてやられた… いや~面白かった 映画もあるようなので見てみたいかも
1投稿日: 2019.10.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2019.10.24 とってもおもしろかった! クラシックに明るい人や、ピアノを弾いたことのある人なら、作中の演奏シーンがどれだけ丁寧に描かれているかわかると思う。そして、ピアノ演奏を聴きながら本を読みたくなるはず。 ついついピアノ演奏の上達や家族の心情描写に気を取られてしまうけど、あ、ミステリーだった。と途中で我に返るような流れ。あっという間に読んでしまいました。 人間関係のところはさすがで、登場人物の個性がこまかく描かれていてとてもおもしろい。さよならドビュッシー前奏曲を読んだあとだったので、背景がわかってさらによかった(冒頭から衝撃的だった…)。 そして何より、岬洋介が謎を解き明かしてくれる安心感がすごい。わたしの頭のなかでどんどんイケメンのハードルがあがっていくので、映画化されているのかな?と調べたら当然されており…イメージと違ったので勝手にがっかり(笑) でも演奏シーンがあるから、映画も観てみたいな…
1投稿日: 2019.10.24
powered by ブクログしてやられた。 「このミス」大賞なのだからミステリーにスポットが当たっているはずなのに、ピアノコンクールを目指す過程が壮絶でひきこまれ、そちらがメインに。心をぐーっと持っていかれながらもバックグラウンドで起こってくる事故、事件にちゃんと伏線が張ってあったりもしたのね。 ラストで畳み掛けるような謎解き&大どんでん返しにほんとビックリ。 ショックを受けながらも主人公の心情はいかばかりだったのかと 改めて物語の深さを思い知った。 何て奥深い作品。感動でいっぱい。
5投稿日: 2019.10.11
powered by ブクログ第8回このミステリーがすごい!大賞受賞作品 である。 いい意味で、してやられました。 湊かなえさんの 豆の上で眠る 等 こういった展開があることを 知っていたにも関わらず、 こいつが犯人やろ。 あー、やっぱりな。予想した通りやったわ。 ん?
10投稿日: 2019.10.10
powered by ブクログ綺麗な本だった。 表紙もタイトルも内容も。 大ケガや亡くなる方がいたりと相当な内容を含むけれど、それ以上に音楽、ピアノの世界を強く感じる。 オチは想像がついていたので、どんでん返しを目的として読むには物足りないけど、「本を読む」としたらいい本だとおもう。 描写がとても細やかで驚くほどだった。ピアノにしてもケガの具合にしても実体験あるのかな?とおもうほど。
1投稿日: 2019.08.29
powered by ブクログ胸の裡うちで舌打ちする 搦め捕られて自由を失う ショパンの〈英雄ポロネーズ〉 科まで作り 凡庸な回答 スマトラ島沖地震 またぞろ横文字使いの誤魔化しか 憤懣やる方ない 日頃の行住坐臥ぎょうじゅうざが 安穏と 水が引いた後に感染症が猛烈な勢いで広がっている 三年で四百五十万 絶えず未熟な自分という現実と闘うわけや 違う自分を探せだの呆けた台詞の大合唱だ 腐った果実は毒素を持つ そして現実と喧嘩する力を失うていく 分を弁えん者の末路は大抵が自滅や 度外れた望みを抱えた才能を応援するに吝かでない 艱難辛苦かんなんしんく 全ての闘いは詰まるところ弱い自分との闘いと言ってもいい 汗や皮脂を放出する汗腺は新皮内にある ハイフィンガー奏法 肌に纏わり付いていた皮脂と痒みが一緒に流れ落ちていく 可能な限りタンパク質を摂取する必要があるので乳製品や豆料理が主体となる 切歯扼腕せっしやくわん 杉田玄白 解体新書 外道 外科 ままこ継子扱い ヒエラルキーが存在する 狡猾な悪巧み 男勝りで才気煥発 何せ安寧と平穏を愛する男だからな リストの〈超絶技巧練習曲〉 真皮は皮下組織と順調に癒着しているし 意志は医師よりも強しさ 彼が魔法使いだということは私も認めるに吝かでない ドビュッシー〈月の光〉〈亜麻色の髪の乙女〉 音楽を聴いていたのに、まるで一枚の絵を見、一編の詩を読んだような感慨が残った。 アラベスク=唐草模様 これも音楽という名前の魔法だ。一音一音は物理的な音波なのに重なり絡まり弾けることで絵にも詩にもなる。現実を凌駕する情景を見せることも一千万語に勝る叙情を語ることもできる。 なってしまえば素質があるとかないとか泣き言は言ってられませんからね 突飛過ぎて現実離れしている 泥濘 僕はこの悪足掻きってのが好きでね。あっさり諦めたり運命を儚むよりはずっと前向きだと思っている。 きっとハイゲンシュタットの遺書はそう問いかけているんだと思う 裡うら その運命とやらに一矢報いるなんてちょっと痛快だろ 長き亘って薫陶を受けましたからね お仕着せ 瓦礫の山に累々と重なる死体 綽名あだな 武器ー喧嘩が強い者は腕力で闘う。能弁な者は言葉で、文才のある者は文章で闘う。表現方法というのは、つまりその人間の闘い方だ。 殊更 始まりの終わり 名古屋の資産家を祖父に持つ 岬洋介シリーズ
1投稿日: 2019.07.23
powered by ブクログ味ついてないのにしつこい感じ。 内容もブツブツ切られて不自然。 できすぎ?つくりすぎ? なんて言ったらいいか分かんないけど。 全体的に好みじゃない。 嫌な読者ですね。すいません。
1投稿日: 2019.07.22
powered by ブクログピアノを習う少女二人の前に、素敵なピアニストが現れて・・。フワッとしたラノベかなと思って読み進めていると、いきなりヘビーな展開が主人公を襲い、ミステリー、スポ根的展開になる。音楽の蘊蓄もあって、結構濃い話だった。一気読み。 他の作品も読んでみようかな。
2投稿日: 2019.06.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ずっと、積読してて、やっと、やっと、読んだよ~ シリーズ遡って、一作目。ドラマ版を見ていたのでなんとなくのストーリーは頭に有ったけど、デビュー作にして、中山七里節はもう炸裂してましたね【にやり】大好きな岬くんシリーズ。頭脳明晰、でもどこか、ちょっと抜けてる感じの親しみ易い岬くんをこれからも応援していきたいな!
1投稿日: 2019.06.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
たしかにおもしろかったし、好きなタイプの作品ではあるが、良いミステリかと言われると疑問が残る。後半にあっと驚く事実が語られるが、いまいち納得がいかない。しかし、ピアノの演奏場面の描写は素晴らしい。演奏の迫力、主人公の気高さ、美しさがびしびしと伝わってくる。
1投稿日: 2019.06.15
powered by ブクログ逃亡刑事を読んでから、これを読んだ。なんだかところどころテンポが乱れる?ようで私は読みづらかった。最後の展開は想像してなくてびっくり。一瞬で鳥肌がたち寒気がした。この人物がそれまでどんなきもちですごしたかを想像して。
1投稿日: 2019.06.15
powered by ブクログ最初の展開でこれはもしや?と想像してしまい、そうなると伏線も拾ってしまうもので、残念、と思っていたのですが、全く残念などということはありませんでした。それほどクラシックやピアノに詳しくない私でも、ぐいぐいと引っ張られて読み進めました。途中であ、ミステリだった、と気づかされるほどの読み応えだったと思います。ところどころにズシンと重い言葉が入っていたのが印象的です。正直犯人当てとしてはどうかなと思う部分もあり、すごく苦い気持ちにもなりましたが不思議と読後感は悪くありません。題名が秀逸ですね。
1投稿日: 2019.06.14
powered by ブクログ中山七里さんのデビュー作で最後の最後にショッキングな真実が暴かれる青春音楽ミステリーの最高傑作!ああ!正直言って本当は真実を知らない方が良かったなと思える一種の巧緻な叙述トリックですが、暫し私は茫然自失となり完璧に騙された快感に酔い痴れましたね。この重要な手掛かりは確か昔クリスティー女史の後期長編で読みました。素晴らしい臨場感溢れるピアノコンクールのライヴの興奮が胸に迫り大いなる奇跡を成し遂げたヒロインの必死の執念と努力を私は讃えたいですね。音楽と推理の天は二物を与えた岬洋介の公平な優しさを尊敬しますね。
1投稿日: 2019.06.13
powered by ブクログ中山先生の本は、頭が良くないとなかなかついていけないから、バカな私は少し苦手意識があったのだけど、この本は評価が高かったので読んでみた。 10ページほど読んで放置していたが再び読み始める。 最初は単調だなぁ。。。なんて思っていたのだが、火事になったあたりから一気に物語が全力疾走を始める感じ。 コンクール前に失速したか?と思いきや、最後はそんな展開でしたか!!! まんまと騙されました! いやぁ、やられた。面白かった!!(*^▽^*)
19投稿日: 2019.05.22
powered by ブクログ誰かの為に自分を捨てる決断をした時 自分に残るものは何か… 周りに残すものは何か… ミステリー部分でも楽しめ 音楽描写も綺麗で内容に入り込めました。 品の良い一冊。
1投稿日: 2019.05.19
powered by ブクログ祖父、そして自分と見た目そっくりの従姉妹は火事に遭う。一人生き残った少女はひどい火傷を負うが、リハビリをこなし、ピアノのコンクール優勝を目指す。祖父の莫大な遺産、少女にかかる災い、母の死、誰がどうして? シリーズの順番を無視して読んでいるんだけどさ。演奏の描写に関しては間違いなく素晴らしい。作曲家の苦悩、岬について、少女の苦しみを織り交ぜて、あっという間に読了。少女の皮肉な結末、音楽家の人生の物語、小説の世界に入り込み今回も満足。このシリーズは読み続けていたいなあ。武器を持って世の中に立ち向かわなくちゃなあと自分自身も振り返りました。
14投稿日: 2019.05.04
powered by ブクログ全然考えてもいなかった仕掛けだった。というか油断してたと言うべきか。 2重のトリックというか仕掛けがこのミス大賞の所以かな。 ピアニストの岬洋介は、御子柴シリーズに登場する岬検事の息子っていうのが驚き。どっかで聞いたことある名前だと思ったら。
2投稿日: 2019.04.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
“ピアノに関する限り、彼は本物の魔法使いでしかも悪魔だった。” 再読。 だいぶん前に読んで感想を上げそびれ、読み返していた本作。 2回目ながら面白かった。 ***** 音楽家への推薦も決まった遥は仲良しの従姉妹と祖父とともに火事に遭う。 従姉妹と祖父は亡くなり、命は助かったものの、大火傷を負う。 顔、全身の皮膚が手術により移植され、顔はほとんど元の状態まで治してもらえたが、大火傷が残した様々な障害に苦しむ。 指、腕が満足にうごかせぬことでピアニストになることができなくなったと絶望するが、ピアニストの岬洋介によるレッスンを受けることができることになり、再びピアノに向き合うことに。 そんな中、祖父の遺言が公開され、遥の周囲に不穏な出来事が続く…。 ***** 火事が起きたことにより、穏やかな日常が一気に崩れてゆく。 火事の描写により、頭の中には激しい炎が浮かび、それまでの楽しい雰囲気が一変する。 命は助かったものの、大好きな従姉妹も祖父も亡くなり、自分も手術痕が残り、自由の効かない身体を抱え、目指していたピアニストへの道も先が見えなくなってしまった。 しかし、岬洋介という“魔法使い”に出会う。 難しい言葉や抽象的な言葉を使わずにすっと目の前の段差を乗り越える術を与えてくれるような、そんなひと。 初歩の初歩からの練習再開となった、クラスメイトからは嫌がらせもあった、けれど、遥は岬を信じて前を向き、ピアノを弾き続ける。 ただ、ピアノを弾きたい一心でがむしゃらに練習に励み、立ち向かっていく姿は執念と呼ぶしかない。 ピアノを頑張る遥の姿にも胸打たれている中、遺産を巡る事件も起き…終始ハラハラしっぱなし。 岬さんが探偵役。 常に冷静沈着、そして頼りがいもあって何ともかっこいい。 謎解きに関してはなんとなーくもしかして?なんていうところはあったけれど、もうそんなこと差し置いてうるうるしてしまった…夢中で読んでいたもので、すっかり感情移入…。 心をぎゅうっとされながら読み終わった。 こういうラスト、好き。 ぴんと張り詰めていたものが謎が解けることにより、少し解放されて、救われたんだけれど、切ない。 よかった、でも、切ない。 何だか、色んな気持ちに包まれてしまった。
3投稿日: 2019.04.18
powered by ブクログおもしろかったですよ。 ピアノのシーンは引き込まれました。 でも最初のシーンとか人のネガティブな面とか、その辺の文章が痛々しく生々しく...読んでいて苦しく感じる部分も少なくなかったです^^; (そしてミステリ的には緩めなぶん)読了直後の今はそちらの印象が強く残っちゃっていて、厳しめかなーと思いながらの★3つにしました。
1投稿日: 2019.04.15
powered by ブクログ全体通して面白かった。 音楽の表現が素晴らしく繊細で美しい。 どうしてあえてこの作品でドビュッシーを作者は選んだのだろう…。 そして今回も岬洋介がただただ男前である
1投稿日: 2019.04.14
powered by ブクログ音楽系の小説ってのは、せっかくなんでその曲を聞きながら読んでみる。普段はクラシックなんて聞かないわけだけど、ショパンやらドビュッシーやら。演奏シーンに重ねて流した日には、これはもう、ドーン!ですわ。ピアノすげーな。やっぱ音楽は聞いてなんぼですわ。 てか弾きながらめっちゃ考えまくってる主人公もちとありえん感じ。 まぁそれはさておきピアノの演奏をyoutubeで調べると辻井伸行って人がけっこうひっかかって、この人は目が不自由でって、おいこの人もスゲーな、と。事実は小説よりなんとやら、ってやつかね。
3投稿日: 2019.04.14
powered by ブクログカエル男→御子柴→ドビュッシーと新しいシリーズからさかのぼる形で読んだのもよかったかも。 中山さんの作品に必ず出てくるピアノはここから始まったんだね。
3投稿日: 2019.04.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ラフマニノフが気になってて、最初から読もうと思ってこっちを手にとりましたが。 いきなり地震火事がきてキツイ。やけどの描写が続いて辛い。音楽系スポ根もの展開はちょっと苦手…。 と思いつつ、 岬先生がステキなのと、演奏の描写にドキドキして、なんだかんだ読んだ。ドビュッシーが聴きたくなった。 あと、形成外科のドクターがとてもよい。 謎解きも、ああそういうこと!と! これ変じゃない?て思う部分はあったのに、全然思い至らず… タイトルの意味も最後に分かるのだけど、ふつうに再生の物語で終わってほしかったような。 ラフマニノフは、この物語に入っていける体力があるときに挑戦しよう…
2投稿日: 2019.04.06
powered by ブクログ面白い。ピアノの弾き方の説明が、プロ的。 ピアノのことはよくわからないが、なるほどという説得性がある。 全身火傷した 香月遥。ピアニストを目指す16歳。 岬洋介という天才ピアニスト。 検事の息子で、司法試験に受かるが、ピアニストになる。 そして、おじいさんといとこが焼け死した。 遥自身も、全身やけどするが、復活していく。 形成外科医の新条先生が、皮膚移植をして、 奇跡的に助けるが、精神的には 岬洋介が支える。 父親の平凡に徹した銀行員、おじさんのグータラ性。 おじいさんは、12億の財産があったのだ。 音楽の特待生であるがゆえに、 回復したら、ピアノコンクールにでる。 学校でのいじめ、校長のたくらみ、そして、マスコミの執拗なインタビュー。 榊間刑事の したたかな追求。 そして、母親の死から なぜその事件が起こったかが 解明されていく。
4投稿日: 2019.04.04
powered by ブクログ評価が別れてる作品だなぁ…。私としても青春音楽物としては4点、ミステリー物としては2点かな(5点満点でね)。音楽の描写は良く感じましたね。また、あらゆる困難に立ち向かうピアニストというテーマも凄く良い。ですが、易い感が出過ぎちゃったのが勿体無い
0投稿日: 2019.04.02
powered by ブクログ中山七里による小説は前作の「テミスの剣」に次ぎ、第二作目だ。前作が非常に良かっただけに今作にかかる期待もおのずと強くなる。 第8回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作であるが、音楽を題材としたミステリーというのは最近にしては珍しい。この小説が発刊された年に時を同じくして「のだめカンタービレ」というドラマが大ヒットしており、作者はこれを見て、今世間が求めているものを感じ取り着想を得たという。 ピアニスト志望で特待生として音楽科への推薦入学が決まっている香月遥は、ピアノ教師の鬼塚に叱責されながらも自らの腕を磨くため、日々練習に明け暮れていた。そんなピアノレッスンを送るある日、遥はピアニストの岬洋介と出会う。鬼塚の弟弟子で、現在は音大の非常勤講師として働いているようだが、その甘いマスクに遥は虜になってしまった。 大規模な自然災害で家族を失い、孤児となってしまった従姉妹の片桐ルシアは、香月家で居候することになった。ルシアもピアニストになるという夢を持っており、遥と一緒にレッスンを受けていた。二人はまるで姉妹のように仲が良く、香月家はルシアを養子にする話を進めていた。 だが、香月家に突然の悲劇が襲う。香月家当主である香月玄太郎の部屋から炎が舞い上がり、たちまち3人がいた香月邸の離れが全焼したのだ。その結果、ルシアと玄太郎の焼死体が発見され、遥も全身に大やけどを負う重症だった。 事件が起きて謎解きもあるのだが、ミステリーというよりかはドキュメントに近いものを感じた。特に、障害を持ちながらも懸命にピアノを弾く姿は、物語の趣旨を忘れるほど魅了されるものがある。それだけに最後に洋介によって語られる真実はショックだった。私はもう少しだけこの物語の続きが観たかったからだ。表題が心に深く突き刺さる。
0投稿日: 2019.03.22
powered by ブクログようやく読めました。 以前から気になっていたにも関わらず、あまり詳細を知らずにいたので、本作品についての先入観なしに楽しく読めました。 作品についてとわざわざ買いたのは、作者の他の作品を読んでいたから。 (カエル男、総理にされた男。男ばかりだ…) それぞれ全く違った作風。 一番好きなのは本作品かな。
2投稿日: 2019.03.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
全身火傷の少女が苦難を乗り越えてピアニストになる。。。そんな青春ストーリーかと思っていた。それだけじゃなかった。 動かない手指に絶望し、人の悪意と戦い、大きなプレッシャーにピアノという手段で立ち向かう。でもその苦難の中には、不幸なボタンの掛け違いによって、予期せぬ生き方を強いられてしまった子だった。 それらの苦しみと、自分自身を表現するために弾いたドビュッシー。傷ついた人を癒したい、苦しむ人を癒したい、その想いは観客に伝わったこその優勝と拍手だと思う。さよなら、というタイトルはそういうことだったのか、と腑に落ちた。今までの彼女の困難と努力を考えると切なくなったけど、それでも彼女はピアノを止めないだろう。すごく感情移入してしまっているので、どうか家族?が少しでも彼女を罵詈雑言の嵐で傷つけないようにしてほしい。 ラフマニノフの件で払拭されたけど、この努力をするためには金と環境が整っていなければならないんだよなぁと卑屈になる自分もいるけど、それは逃げなんだろうなぁ。
3投稿日: 2019.03.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
第一章は主人公の生意気ぶりが少々鼻につくが、章の終わりで火事に巻き込まれるところからもう、続きが気になって仕方ない。 この手のシリーズものの1冊目では主人公の家族が狙われたりするが、どんどん人がいなくなってしまい、2冊目以降どうするんだろうと思っていたら、なんと主人公が犯人パターン! しかも従姉妹のルシアと入れ替わっていた。 主人公のキャラが多少なりとも変わっているはずだが、全く気付かなかった。 音楽描写はまるで音が聞こえてくるようで、残念ながら私は文章を読んでもドビュッシーの「月の光」以外は全く旋律が思い浮かばないのだけど、クラシック通の人ならより楽しめるだろう。 解説によると、シリーズごとに主人公は変わり、探偵役の岬洋介だけがサブキャラとして登場し続ける構造のようだ。 2冊目以降も読みたい。
2投稿日: 2019.03.18
powered by ブクログ展開がスピーディで、演奏シーンの迫力ある描写も良かった。しっかり伏線が張られており、ミステリーとしては面白かったが、物語全体からすると、素直に再起の物語で終わらせた方が良かったのでは。
0投稿日: 2019.02.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
あまりに痛々しい冒頭から、事件を挟みながらもひたすらにピアノの話。ミステリーのつもりで読んでいたら、熱い青春小説になっていました。でも、最後の展開を読んだあとに、今までのことを思い返すと、あぁ、そうか。私がのほほんと音楽の話を楽しんでいる裏でこんな葛藤が描かれていたのかと気づいた。なんにせよ、凄まじい熱量と半端ない計算で成り立っている作品だった。何より熱血でいて優雅なのがいい。
0投稿日: 2019.02.26
powered by ブクログ音楽&ミステリーは、おもしろい組み合わせ。 音楽をイメージしながら読み進めるのはなかなか楽しかった。
2投稿日: 2019.02.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった、単純に好き 常に一人称視点で、そういう話は自分にとって単調に感じやすく飽きやすいけど、全然そんなことなかったし文章が心を掴んで離さない感じがあった。 特にピアノの描写はすごかった!音楽が生々しくそこに蘇ってくるような感じがした 最後のどんでん返しもびっくりしたけど、主人公の心に救いがあるのもとても良い でもあの母親の件は明確な殺意を持って行ったことではないから殺人罪ではなくない??事故とか過剰防衛とかじゃないんかな
1投稿日: 2019.02.13
powered by ブクログ読み終えて思わず唸った。やられた。音楽×根性×謎解きかとたかを括っていたら見事に足元をすくわれた。演奏や曲の描写も去ることながら、事件の真相解明は鮮やかの一言に尽きる。読みながら曲を聴いてみたらより想像力がはたらいた。 伏線だろうなとは思ってたけど、まさか主人公にとってのハイリゲンシュタットを最後にもってくるとは…
3投稿日: 2019.02.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
語り手側にトリックがあるタイプのミステリー小説。読み返せばなるほど……というネタ振りがちらほら。知らずに終盤前まで岬洋介を疑ってかかっていた。出来過ぎのキャラ設定なんだもの! ・岬洋介は他の音楽家シリーズにも出演すると聞いて納得。著者の理想を詰め込んだキャラの匂いがする。 なんとなく光瀬龍の「明治残俠探偵帖」新宮寺清之輔と似た印象を受けた。 ・ピアノの描写はとてもよかった。会場で座る位置とか、ステージに上がる直前と上がった瞬間のぶわーーっとした緊張感とか、共感するネタが詰め込まれていた。曲を弾く前の文章でこちらまで思い出し緊張してしまった。 ・ドビュッシーはいい。個人的に同じカテゴリでラフマニノフ・シベリウスもいい。(聴いているとぽわぽわとした情景が浮かぶ) ・遙にしてもルシアにしても、語彙量や思考が16歳のものとは思えない。古典的な言い回しも伏線の1つかもしれないがそれにしても16歳ぽくない。 また、ところどころ政治エンタメっぽさが漂う。 ・2冊前にポワロシリーズの「アクロイド殺し」を読了していたので、結末に仰天することはなかった。
1投稿日: 2019.02.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ずっと読みたかったこのシリーズ。やっと最初の1冊目「さよならドビュッシー」を読むことが出来ました。 もう途中からはページをめくる手が止まらず、更にページをめくると一行目ではなく後ろから読みたくなるほどに、先が気になってドキドキしながら読みました。 子どもの頃、ピアノを習っていて良かったと心から思いました。クラシックピアノの知識が少しでもあるほうが、より楽しめると思ったので。 あらすじ -ピアニストからも絶賛!ドビュッシーの調べにのせて贈る、音楽ミステリー。ピアニストを目指す遙、16歳。祖父と従姉妹とともに火事に遭い、ひとりだけ生き残ったものの、全身大火傷の大怪我を負う。それでもピアニストになることを固く誓い、コンクール優勝を目指して猛レッスンに励む。ところが周囲で不吉な出来事が次々と起こり、やがて殺人事件まで発生する-。第8回『このミス』大賞受賞作品。- 正直、火事の描写のあたりで一度折れかけました。 あまりにも詳細に描かれていて読み進めるのが辛かったのと、思っていた内容と違うなって感じてしまって。 その後も所々、出来過ぎでリアルじゃないよなあぁと思ったりしながら読んでました。 でも、途中からは大けがをした少女がピアノに向ける情熱と命がけの努力。それを手助けする岬洋介に魅了され、がっつり心をつかまれてしまいました。 そして岬洋介の演奏シーンからの少女のコンクールでの演奏。 ピアノ演奏シーンの描写が素晴らしくて、脳内には音楽が鳴り響き、その世界に没頭しました。 ミステリーというほどの謎があるわけではなく、想定内ではあったけれど、この本の魅力はそこではく、ピアノ演奏の表現力につきると思います。ただ、 「変ホ長調は一旦ハ長調へ移調し、更に変イ長調、ホ長調と三度下に移調しながら反復する」 とか、もし自分が音楽に関わったことがなかったら、想像するのが難しいなって思ったかもしれない。 なので、音楽の知識がある。またはこの曲を聴きながら読むことをお勧めしたいなぁ(*´∀`*) あ、ちなみにこの表現をしているのは、ドビュッシーの曲ではなくベートーベンの曲です(笑) あぁ、早くまた岬洋介に会いたい。 次は「おやすみラフマニノフ」だね♪
5投稿日: 2019.02.03
powered by ブクログ母親からのススメで読み始めました。 最初は表現が難しく、ちょこちょこ止まってしまったけど 話が進むにつれてスラスラ読めました。 曲を表現している箇所はピアノの専門用語が難しい分、実際に曲を流しながら読んでみると 世界観に入り込めて実際にホールにいる気分。 最後の最後のどんでん返しには! おーっと!!と興奮しました。
2投稿日: 2019.01.28
powered by ブクログ音楽を扱った小説って難しいですよね、実際に音楽が聞こえるわけじゃないから。面白かったけど、一番の鍵の事象が第二章すぐにわかってしまっては・・・。ミステリーだけど謎解きが重要な要素じゃないからいいのか?岬先生と彼女の師弟関係がよかった。障がい者は常に自分たちより弱いもの、下のものと思い、見てはいけないものと思う多くの人間の心にある差別意識を見せつけられた。
2投稿日: 2019.01.25
powered by ブクログクラッシック音楽とミステリーが融合した小説。 ドビュッシーの『月の光』や『アラベスク』の繊細で美しいピアノの音色が聴こえてきそう。 魔法使いの岬先生にも魅せられました。 印象に残った言葉 「自分のことであれ他人のことであれ、哀しみを見ると人間は思慮深くなる。大人になる、ということはきっと哀しみを知ることなのだろう。」
3投稿日: 2019.01.20
powered by ブクログ第8回『このミステリーがすごい‼』大賞受賞作 ドビュッシーを知らない人でも、読んでいるだけでホールを想像できる音楽ミステリー(^^) ピアニストを目指す16歳の主人公、祖父と従姉妹とともに火事に遭遇し、一人だけ生き残る。 ただ全身大火傷の大怪我を負うが、それでもピアニストになることを決意し、動かない指を少しずつリハビリし、コンクールを目指す‼ ところが、周囲で不可解な出来事が次々に・・・。 やがて、殺人事件までが起こり、コンクールを向かえる。音楽と融合したミステリーは圧巻♪
0投稿日: 2019.01.15
powered by ブクログ一番心に残っているのはラストのトリックではなく、主人公が最後にピアノを弾き切るシーン。「もうすぐすべてが終わる」辺りの疾走感が抜群にカッコいい。 ただ、個々の要素が有機的でないと言うか... 別にミステリーじゃなくていいじゃん、と思う。 言い換えると、ラストを読むと、もっと主人公の内面をえぐってもらいたかったな〜、という感が強くなるのだ。
0投稿日: 2019.01.04
powered by ブクログめちゃくちゃ面白い!! 遥を襲った犯人は、予想通りだったけど、最後のどんでん返しには、気づいてなかったからびっくり! ピアノや心情の描写が、丁寧で物語にどんどん惹き込まれる! 岬さんの言葉が所々で、胸に響いた。その言葉が、私の人生や考え方とリンクしたからだろう。 きっと他の人は、それぞれにあった言葉が胸に響くはず。 おすすめの本です。
1投稿日: 2019.01.02
powered by ブクログ中山七里という作家のことをもう少し知りたくて、デビュー作を手に取った。 今年一番の貴重な作家との出会い。 息も詰まるような心理描写と最後の最後に解き明かされる真実。 主人公が香月遥からいきなり…まさか、そこはいじっちゃいけないんじゃないの?と声にならない声を発しながら、心拍数全開で読了。 岬洋介がとてつもなく魅力的だった。
1投稿日: 2018.12.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「ミステリー、どんでん返し、えー!ってなる」「はいこの3つでオススメの本を。それではどうぞ!」って本の虫である友人に連絡したら数分で返ってきた作品。その日は大阪で用事があって往復の新幹線、約5時間で一気に読み進めて猛スピードで読了しました。こんなに手が止まらなかったのは久しぶりです。 私はこのお爺ちゃんがすごいすきなんだよなあ。多分実際に自分の祖父がこんな人だったらげんなりしちゃうし、少なからず反抗してると思うんだけど。でもこのお爺ちゃんの言葉は芯が通ってて心に残るんだよなぁ。京都駅に着いたところでお爺ちゃんの最期だったんだけど「おじいちゃん!!!なんでぇ……どうしてぇ…おじいちゃん!!!!」って心の中の孫メンタルがうるさかったです。京都タワーも揺れたね。 オススメされたので予備知識全てなしで挑んだらまあ大変。岬先生ってコナンか、いや、ホームズなのか!!!って。シリーズものって知らないせいで「なんだよこの胡散臭いボンボンお坊ちゃんはよ」って思ってごめん本当に許してくれ岬先生。君は名探偵だ。すまない。 お約束のトリックはまあ馬鹿なのであっさり引っかかりました。気付いた時には「あ!!!!!……まぁそうですよね分かります私が中山さんならそうするわ」ってなりました。まあ友人にこの話をしたら「酢豚で気付かなかった?」って言われて思わず読み直したよね!!言ってる!!!じゃん!!好物の酢豚なのに豚料理苦手でおまえ!!!!野菜の黒酢炒めだよそれ!!!料理名間違ってる!!! でも平成生まれの若い子が遥とルシアの運命に立たされたら無理だろうなあって思うくらいには昭和スポ根でとてもよかったです。自分の子どもに教育するなら野球?テニス?ピアノ?この3本で決まりだね。まぁそんなのもいつになることやらなんですけどね出会ったこともないけど「それまでさよなら、ドビュッシー」
1投稿日: 2018.12.30
