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invert II 覗き窓の死角
invert II 覗き窓の死角
相沢沙呼/講談社
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総合評価

339件)
3.9
78
152
82
7
1
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    今作は2話構成でじっくり内容を魅せたいのかなという印象だった。 1話目の蒼汰から見た翡翠の描写があからさま過ぎて不快に感じた。思春期の男の子の描写であり翡翠が狙って行っていることなので仕方ないとは思いつつも読み進めるのに苦労した。 invertの2作からはmediumほど[早く読み進めたい]という気持ちが得られなくなっているので、もし次回作が出るのであれば少し購入を考えるかもしれない。。。

    1
    投稿日: 2022.10.08
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    城塚翡翠シリーズ3作目。 前作に続き、倒叙ミステリで描かれる2つの事件。今作は前作よりも解決編までの道のりが長く、若干読み切るのに根気が必要で、しかし解決編からの展開はあっという間に読み進められた。 翡翠と真の絆も垣間見えることが多く、そして涙の理由も、どんな理由があっても犯罪を許してはならない翡翠の正義も感じ取れ、読後感としては前作までよりやや満足度が薄いものの、読めてよかったと思える作品。 しかし今作で少し触れられた翡翠のとある過去について、次回作が期待できるのか楽しみでならない。

    20
    投稿日: 2022.10.08
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    1話目は前菜で2話目がメインディッシュ。シリーズ前2作の驚きに比べるとインパクトは弱め。とは言え、アリバイトリックと物証をめぐる攻防は十分読み応えがあった。何より翡翠と真のバディ感がますますいい感じに。例によって重要場面が描かれる表紙は、今回も目を惹く美しさで、そこには地味にヒントが…。最後、思わせぶりな“and again.”が続編を期待させる。やがて始まるドラマ版、清原果耶さんの城塚翡翠も楽しみ。

    13
    投稿日: 2022.10.08
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    ・「覗き窓の死角」はちょっと難しいけど、最初のミステリのトリックの件で知らず知らずのうちに騙された。今回も「お、お〜」という感覚は感じた。

    0
    投稿日: 2022.10.08
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    そうか、こういうトリックだったのかと。 詢子さんの気持ちは分からないでもないが…。 今回はあまり城塚翡翠にイライラしなかったです。

    3
    投稿日: 2022.10.06
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    シリーズを重ねるごとに凡になっていく 1話?というか前編が漫画やアニメ化を見越した構図の文体なのかな〜、と感じてしまって入り込めなかった mediumは至高だったなあ・・・ もう一度「初めて読みたい」

    1
    投稿日: 2022.10.05
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    面白かった… mediumから読ませて頂いてますが… もちろん今回も、どうなるの?!とドキドキワクワクで読み進め… 読み終えて… 主人公も人間なんだよ〜!!と叫んだのが第一声の感想でした!

    8
    投稿日: 2022.10.04
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    Amazonの紹介より 反転、再び。 あなたは探偵の推理を推理することができますか? 嵐の山荘に潜む若き犯罪者。そして翡翠をアリバイ証人に仕立て上げる写真家。犯人たちが仕掛けた巧妙なトリックに対するのは、すべてを見通す城塚翡翠。だが、挑むような表情の翡翠の目には涙が浮かぶ。その理由とはーー。ミステリランキング5冠『medium 霊媒探偵城塚翡翠』、発売即重版10万部『invert 城塚翡翠倒叙集』に続く待望の第3作目。犯人視点で描かれる倒叙ミステリの金字塔! 約450ページという分厚さだったので、何かあるのでは?と期待値が高まっていたのですが、シリーズに多大な影響を与えるといった衝撃さはないものの、今回も予想を上回る展開が面白かったです。 約150ページの中編と約300ページの長編の2編が入っています。「古畑任三郎」のような犯人を先に提示した倒叙式となっています。 犯人はわかっているけれども、確定するまでの一筋縄ではいかない展開が面白かったです。 翡翠の持ち味であるキャピキャピした雰囲気とキリッと言葉巧みに披露する2面性のあるキャラが、とても魅力的でした。特に「古畑任三郎」を彷彿とさせる読者への挑戦状かのような演出は面白かったです。ムカっとイライラさせる行動、犯人に余裕を見せつける行動には、自分もイラッとしましたが、犯人との心理戦、そして予想を上回る結果に度肝を抜きました。 特に表題作では、絶対的な自信を持つ犯人をジワジワと攻めていく描写は、読み応えがありました。 第一作での衝撃さがあった分、少々物足りなさはあったのですが、翡翠の過去が気になるので、次作も楽しみに待っています。

    5
    投稿日: 2022.10.04
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    やっぱり面白い! 感情を読み取って犯人を特定、その後に論理を組み立てるという新しい探偵は健在でした。 第1巻の霊感的な感じが無くなったのは寂しいけど。 今回は翡翠の心情を丁寧に描いていた気がする。心を読めるから人との接し方が分からなり、友達の作り方もわからなくなるのは悲しい。 まだまだ、続きそうで何より。

    3
    投稿日: 2022.10.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『生者の言伝』では、えっ、あれぇ⤴、う~ん…の連続で翡翠ちゃんのように、ほっぺに指をあてたりしていた私でしたが。 二作目の『覗き窓の死角』では、良く出来たお芝居をみせられているつもりでいていつの間にか手品の館に連れられて行かれ、ジェットコースターに乗せられたような気持ち。 で、それがまたヒャッホーと叫びたくなるほどで。 三冊目の翡翠ちゃんの活躍に、また前のを読み返したくなりました。

    6
    投稿日: 2022.10.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回も翡翠ちゃん節炸裂。 ただ、本当に正直な話1や2程の驚きは無い。 1のような実は猫被ってただけでしたと言う展開や2の様な入れ替わりもない分『ええっ!?』と言う事にはならなかった。 それでもきっとこのシリーズを続けて行くために突然沢山過ぎるほど警察関係者出てきて、読む限り相当闇が深そうだから次回からはそっちの翡翠ちゃんの過去とかについて書くのかな?とは思った。 男性読者はどうか分からないけど、個人的にあからさまに翡翠ちゃんをベッドの上で撮影するシーンの描写や真ちゃんと乳クリあいながらくすぐり合うシーンは狙ってる感が出すぎて萎えてしまった…… 思わぬ描写や何気ない1文からきゅんとくる方が好きなので、完全個人的好みの問題かもしれないけど。 あと、1作目の中学生が殺人犯しちゃったかも話は正直中学生が人殺しちゃったのにそんな平常心でいられるわけないだろ!とちょっと突っ込んでしまった。 謎が解明されたらなるほどとはなったけど。 あと2作目の事件はしんどいね… せっかく出来たと思った友達がまさかの殺人… 何が正義として貫き通すのか。 翡翠ちゃんの気持ちを考えると悲しくなる終わりだったな。

    2
    投稿日: 2022.10.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かったんだけど、これまでのような大どんでん返しがかんじられず残念。 読みやすい文体なのはとっても好み。

    0
    投稿日: 2022.10.02
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    城塚翡翠シリーズの3作目にあたる本作は、犯人目線で語られる倒叙トリック作品で、短編2作品が収録されている。 1つ目の生者の言伝は、invert作品でも少し趣向が違い、最後の真相には騙される事必至。 2つ目の覗き窓の死角は、翡翠と犯人の高度な頭脳戦が繰り広げられる一方で、作品にのめり込めばのめり込むほど騙されるという不思議な感覚を味わえた。 今回も騙された!という嬉しい感情で本を閉じることが出来た。

    1
    投稿日: 2022.10.02
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    千和崎真と城塚翡翠とのコンビが事件を解明していく倒叙ミステリーの3作目。 秋にドラマ化されるようだが、やっぱりイメージが違うなと。 千和崎と翡翠の絆の強さが感じられて最後まで面白く読めた。 犯行時間のトリックと思わせておいて、実はそうではなかったと。 次回作もきっとあると信じて待ちたい。

    1
    投稿日: 2022.10.01
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    中編が1編と長篇が1編の2編。 翡翠ちゃん10月からドラマ化されるんですね。 昨日、通っている接骨院で先生の助手と受付をされている奥さんが「10月からドラマ始まるみたいですよね」と他の患者さんと話しているのが聞こえ、「えっ!10月のドラマってもしかして翡翠ちゃん?!」と思って(他のドラマもたくさんあるんでしょうけど)「私も一緒に会話」がしたくてうずうずしました。まさか奥さんが(木村多江さんによく似た綺麗な方です)が翡翠ちゃんの話はしないと思うけど気になる~! という訳で、3冊目にしてこの本は買いました! ブックオフになんかもちろん持っていきません。 永久保存版です(ポストカード付いていたし♡) 私もう、翡翠ちゃんが出てくると嬉しくなってきちゃうんです(私は女性です)。 「なるほどさんです」 「不思議さんですね?」 読んでいるだけで癒される感じがします。 翡翠ちゃんと真ちゃんの掛け合いも楽しかったです。 一話目の「生者の言伝」はなんで、こんなに簡単な謎を翡翠ちゃんが解くのだろうと思ったけど(ロールケーキがナイフで切ってあるのをみただけで嘘をついているのはすぐわかると思いました) 最後まで読むと、わけがわかりました。 二話目の「覗き窓(ファインダー)の死角」 これはかなり面白かったです。 江刺詢子と言うフォトグラファーが藤島花音というモデルをいじめに遭って死んだ妹の敵を撃つために殺害しますが、その殺害の日のアリバイに、なんとミステリの趣味が合って、たまたま友人になったばかりの翡翠ちゃんを使ったために起きた詢子の悲劇。 「たまたま、一緒に撮影をしていたから疑いが晴れたなんて…偶然さん、ですね」 「さあ…。アリバイがあるのに、へんてこさんですよね」 「わたしったら悪い子さん。聞かなかったことにしてくださいね」 やっぱり翡翠ちゃんは可愛いです。 私は女性ですがあざといなんて思いません。 ラストの方では、 「えーっ!○○○○が○○○したの!」なショッキングな絶体絶命のピンチの中、翡翠ちゃんがすごくわかりやすい論理で事件を解決していきます。 「この女は危険だ。自分はとんでもない相手をアリバイ証人に仕立て上げてしまったのではないか」と詢子が思うのはあたりまえですよね。 「人を殺して正当な理由なんて、どこにもありません」 含蓄のある翡翠の物語。 ※もし、この本を読んでみたいと思われた方はちゃんと1冊目から読まないと2冊目、3冊目では1冊目のネタバレがありますのでご注意ください。 追記 このレビュー、900冊目の切り番でした~! 私の可愛い翡翠ちゃんがっ!!なでなで。 あと、100冊で、1000冊ですので、頑張りますっ!

    101
    投稿日: 2022.10.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    待ちに待った城塚翡翠シリーズの新刊。今作もとっても面白かったですd('∀'*) 今回の翡翠ちゃんは人間味溢れる姿が見られたと思う。辛い現実と葛藤する姿がすごく切なかったな。。助手の真ちゃんも活躍しててカッコよかったしふたりの絆も見られてよかったです。まだまだ謎の多い翡翠ちゃん。次回作も楽しみに待ってようと思います(*^^*)

    1
    投稿日: 2022.10.01
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    前作同様、城塚翡翠が可愛い。ただ、あざと過ぎる言動vs犯人の構図はもう限界かも。やはりmediumの衝撃を越えることはできない… 翡翠と真ちゃんの関係性は良かったし、一話目もおおー、とはなった。ただ、メインの詢子が嫌な女にしか見えなかった。感情移入も難しい。妹の掘り下げが少ないからかな?詢子と翡翠の関係も、意気投合したからといって2回で友人と思えるのだろうか… 2話ともトリックは良かった。

    1
    投稿日: 2022.09.30
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    待望の続刊。大切に時間をかけて読了。倒叙もの(念の為申し上げて置きますがネタバレではありません)と分かっているのにとても面白かったです。冴え渡る推理と翡翠ちゃんの可愛さで大満足な一冊でした。これから読まれる方は『medium』からどうぞ。

    0
    投稿日: 2022.09.30
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    2022/09/28読了 #相沢沙呼作品 城塚翡翠シリーズ第3弾。 前作同様読み切りな感じかと思いきや 翡翠の過去に触れるシーンもあったりで すっかりシリーズ化してきた。 早く次が読みたいし、 予想通りのドラマ化でそちらも楽しみ。 特に第1弾は秀逸だったので 出来次第では一気に人気が出るかも。

    21
    投稿日: 2022.09.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回は翡翠と真のコンビネーションが良かった。夫婦漫才のような日常とホームズワトソンのような仕事ぶり 「生者の言伝」の"思い込み"設定はちょっとしっくりこなかった 「覗き窓の死角」は読者を上手くミスリードした上での伏線回収がスムーズで楽しかった

    5
    投稿日: 2022.09.29
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    ミステリー書評 読書レベル 初級〜中級 ストーリー ★★★★ 読みやすさ ★★★★★ トリック  ★★ 伏線・展開 ★★★ 知識・教養 ★★ 読後の余韻 ★★★★ こういう人におすすめ: 『古畑任三郎』が大好きな人にオススメ!倒叙ミステリ、中編2作品です。『生者の言伝』は名探偵城塚翡翠の魅力に引き込まれます。コミカルなミステリ好きな方におすすめです。

    4
    投稿日: 2022.09.29
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    『medium 霊媒探偵城塚翡翠』、『invert 城塚翡翠倒叙集』に続くシリーズ3作目。 翡翠をアリバイ証人に仕立て上げる写真家との対決。 対する相手は翡翠の友人。 見事な倒叙ミステリです。 第一作を読んだ時には、この作品がシリーズ化するとは思いませんでした。 しかし、まだまだ続く予感です。 楽しみです。

    0
    投稿日: 2022.09.25
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    アリバイの証人にされた翡翠が自らその謎を明かしていく話。このあらすじを聞いただけで、面白いに決まってますね。 今回の話で翡翠の過去が少し明かされるところも見どころの一つ。

    1
    投稿日: 2022.09.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    嵐の山荘に潜む若き犯罪者。 そして翡翠をアリバイ証人に仕立て上げる写真家。 犯人たちが仕掛けた巧妙なトリックに対するのは、すべてを見通す城塚翡翠。 だが、挑むような表情の翡翠の目には涙が浮かぶ。 その理由とはーー。 (アマゾンより引用) 翡翠ちゃんの過去がまだきちんと明かされないってことは、まだ続くのかな?

    0
    投稿日: 2022.09.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

     表紙カバーの絵が前2作と違う。妖しく、かつ不遜不適な表情がない。何か悲しそうな表情で涙まで。  〈城塚翡翠〉シリーズの3冊目。題名からわかるように、前作同様の倒叙モノで、「生者の言伝」と「覗き窓の死角」の中編2つからなる。前者は倒叙ミステリながらひねりが効いている。後者は、本書のサブタイトルにもなっており、ページ数からいってもメインの作品といえる。表紙カバーの絵もこちらを読むと意味がわかるだろう。それにしても、事件は解決したが後味は良くない。  今作では、翡翠が警察上層部となにやら関係があること。更に彼女に弟がいて既に死亡していることが語られる。このことが彼女が殺人を殊更に嫌悪していることと関係があるのか。次巻を待つしかない。

    45
    投稿日: 2022.09.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズ第3作。今作も前作と同じ倒叙集で中編の「生者の言伝」と長編の「覗き窓の死角」が収録されていた。 個人的には明確に犯人vs探偵という構図が好きなのでそれがより明確になる倒叙ミステリーはものすごく好きで特にこのシリーズは刺さる! 収録2作はどちらも違った面白さがあった。特に覗き窓の死角は頭のいい犯人がどのようにして翡翠の追及を逃れるかが読んでいて楽しかった。 このシリーズの次作も楽しみ!

    1
    投稿日: 2022.09.23
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    シリーズ3作目!楽しみにしていました! 翡翠ちゃんのかわい子ぶりっ子(死語…)のキャラに2作目はイラッとしてたんですが、今回はそれがちゃんとキャラとして演じていることがよくわかり、ちょっと安心しました。 「覗き窓の死角」は圧巻だったな〜。物語の映像が浮かんできて、登場人物が頭の中で動いてました。 ネタバラしの後半は、毎回よく読まないと分からなくなってしまうのですが、今回は分かりやすかったので納得の読後感です。 ドラマ化が楽しみですね!

    14
    投稿日: 2022.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    城塚翡翠シリーズ3作目。medium, invert, invertIIというのは不思議なネーミングだなと思ったけど、倒叙作品はInvertという名前にしているという作者の発言を読み、なるほどと思った。 さて、完全に騙された1作目。 あざとさが憎たらしくも可愛い城塚翡翠をしれた2作目につづき、3作目は翡翠の核心に迫るような話だった。 今までのものは短編集のような構成だったが、今回は2作のみ。 生者の言伝では、コミカルな中学生男子を手のひらの上で転がしまくる翡翠ちゃん。 覗き窓の死角は、探偵vs真犯人の真っ向勝負。 弟の話題は、両話で触れられていたのでもしかしてと思ったが、やはり最後にこれは事実なのかもという展開になった。 トリックについて、どちらかというと2話目に触れていくと、完全に盲点だった。席を外した10分間は怪しいと思ったけども! なにかの工作をしているのだと思った。でもミステリーでいうとよくある展開ではある、それなのに気づけなかったのは過去作品の活躍から翡翠ちゃんの勘を完全に信じて乗っかってしまったせいだなと反省。流石の文章力。 一人の人間が裁きを下してはいけない、そこには冤罪の可能性があるから大勢の人間で判断するのだとという翡翠の叫びが印象的だった。彼女にとってせっかく友人と呼べる人ができたのに、それを失ってしまったのはとても切なかったし、今まで以上に翡翠の内面の葛藤が見えた。やばい、長々と書きすぎました。

    1
    投稿日: 2022.09.23
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    推し★5 今回は鬼カワだけじゃない! 新しい城塚翡翠に会いに行こう #invert2 #城塚翡翠 可愛いすぎて尊い… はぁ… 先生はとんでもないキャラクターを作り上げましたよね。 本書で一番光っているのは、やはり翡翠です。 やたら可愛い、そして憎たらしい。 そんな彼女も本作ではひとつ大人になる。一番の読みどころですね。 もちろん他の登場人物、真や犯人役、警察の面々などキャラクター付けが上手い。 セリフ回しやエピソードなどでわかりやすく派手目に書かれているので、目の前にキャラがすぐに浮かんできます。 トリックとしても一筋縄ではいかず、想像力と推理力が必要で決して簡単ではないです。真相を読み解く楽しさも高水準の作品でした。 城塚翡翠シリーズはエンタメ倒叙ミステリーとして完成しましたね。 ■生者の言伝 面白い! 主人公の少年のキャラや背景、プロットがよく練りこまれていて素晴らしい出来。 翡翠、真、少年の思惑や情念が微妙にずれているところが面白すぎる。 様々な展開が待ち受けていますが、それでも明日への一歩を踏み出せるようなラストが大好きな作品です。なんとなく一作目を思い出してしまう本作、短編でもじっくり味わうことをおすすめします。 ■覗き窓の死角 泣いた。 翡翠シリーズで初めての感覚。 今までのエンタメミステリーから一皮むけた進化が味わえる作品です。 相変わらず翡翠と真のやんちゃなやり取りに笑ってしまいます。翡翠を自由に踊らせてあげている真の優しさが素敵ですね。 さて本作の一番の読みどころは、翡翠の信念と犯人の信念。 お互いの戦いだけでなく、自分自身の葛藤とも戦っている描写が、読んでいて息苦しかったです。 成長していく翡翠をみていると、幸せになってほしいな…と、親戚のおじさんの気持ちになってしまうような作品でした。 ■推しポイント 古畑任三郎シリーズの大ファンなんですが、その中でも一番好きなエピソードは第一話 小石川ちなみ(中森明菜)のお話です。 ダイイングメッセージがテーマで、紙には何も書かれていないにも関わらず、犯人をズバリ当ててしまいます。本格ミステリーファンも唸らせる、鮮やかな解法がお見事なお話。 『生者の言伝』では、このエピソードのオマージュがいっぱい入っています。 冒頭の車内での二人のやりとりや、翡翠が少年に投げかけるセリフなど。相沢先生の遊び心が、読んでいて嬉しくなりました。 TVドラマでは古畑任三郎やコロンボ、小説では碓氷優佳、福家警部補のように、末永く倒叙シリーズを書き続けてほしいです。

    77
    投稿日: 2022.09.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    翡翠ちゃんシリーズのファンとして、これは苦しいお話でした。 まだ「medium」「invert」を読んでない方はそちらから読んでください! どんでん返しがすごいというわけではなく、そういう意味では圧倒的に「medium」が一番なのだけれど、登場人物のファンにはこれが一番だと思います。 翡翠ちゃんの葛藤が心にずしんときすぎて、トリックどころではなくなってしまいました笑 「正義」「正しさ」とはなんなのか。 この世に許される殺人があるのか。 そこのところも考えさせられます。

    3
    投稿日: 2022.09.21
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    「城塚翡翠」シリーズの第3弾。 前作と同様、今作も倒叙ミステリになっています。 『medium 霊媒探偵城塚翡翠』『invert 城塚翡翠倒叙集』の2つはどんでん返しが用意されていましたが、本作はちょっと毛色が違います。 登場人物のキャラクターにスポットが当てられているのが本作の特徴です。 特に前作・前々作ではあくまで翡翠の付き人という感じだった真ちゃんの活躍が描かれているのが印象的です。 どんでん返しを期待していた私からすると物足りなさを感じなくもないですが、登場人物が好きな人には満足度の高い1冊でしょう。 次作以降につながるであろう伏線も散りばめられているので、今後も期待したいです。 https://gomago-gomago.com/invert2/

    4
    投稿日: 2022.09.20
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    待ってました三作目! 過去二作読んでない人は、まずmediumから読んでください!この興奮の意味がわかります!!! 前作に引き続き名探偵である城塚翡翠の倒叙ミステリです。 読者に挑戦状を出すように事件を解決していく翡翠のかっこよさ、翡翠と助手の千和崎真の掛け合いの面白さ。 ただ、やっぱりどんでん返しを期待してしまう自分もいる…笑 次作を匂わせるエピローグ。期待しちゃいます。

    5
    投稿日: 2022.09.19
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    今回も、読者への挑戦状「探偵の推理を推理できますか?」が盛り込まれ、何度もページを見直して世界観に没入して読み終えました。好きな作品というのは、いつも以上に、丁寧に読みたくなるものなんだなと改めて思わされたと共に、「終わってしまう…。」と残念に思いつつも贅沢な悩みに苛まれました。 相沢先生にもサイン会でお話しすることができ、思い出深い作品になりました。 早くも次回作に期待です。

    4
    投稿日: 2022.09.19
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    第1作でこれまで見たことがない、強烈な完成度の新時代ミステリを、 第2作で前作の完成度ゆえにシリーズ化は不可能では?と思っていたところをひっくり返され、 第3作にして、完全に翡翠の物語が確立された感があります。 エピローグでは次作への布石も打たれており、腰を据えて彼女の物語を描いてくれそうな予感がしており、翡翠ファンとしては楽しみでなりません。 (続編ももちろんのこと、過去編もぜひ読みたい) 余談ながら、映像化に於いては浜辺美波のイメージがあったところ屍人荘ヒロインに抜擢されてしまったので、では城塚翡翠は…?と(勝手に)悩んでいたのですが。清原伽耶がぴったり過ぎて秋ドラマが楽しみでなりません。あと香月先生の瀬戸康史もハマりそう! 映画の方が向いているのでは?と思ったけど、ドラマの尺ならinvertのエピソードも盛り込めるかな…?いずれ翡翠の過去をたどる海外ロケ込みの本格映画も観たいな〜という期待込めつつ、今から次作が楽しみです。

    18
    投稿日: 2022.09.19
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    城塚翡翠3作目。 犯人のアリバイを証言した翡翠は、そのトリックを見抜くことが出来るのか。 犯人と翡翠の心理戦にドキドキしながら、読みました。

    7
    投稿日: 2022.09.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    忘れてた( ̄▽ ̄;) 翡翠ちゃん3作目の発売日... 急ぎ購入し、先程読み終えました。 「生者の言伝」「覗き窓の死角」の二作がおさめられていましたが、個人的には「生者の言伝」の方がインパクトは強かったです。 叙述物としては「殺戮にいたる病」(我孫子武丸)が最高峰だと思っていますが、本シリーズにはそれに加えて翡翠ちゃんの魅力が加わりますから、発売を楽しみにしていた方も多いのではないでしょうか。 勿論、私も翡翠ちゃんの魅力に取り憑かれた1人の読者です。 そんな翡翠ちゃんが今までと違った側面を見せてくれるのが、書き下ろされた「覗き窓の死角」。 ここには悩む1人の少女としての翡翠ちゃんが描かれています。 これもまた翡翠ちゃんなのでしょうが、やはり圧倒的にぶっ飛んでいる方が魅力を発揮できる気がしました。 invert Ⅱと題された本作、当然ながら見事に騙された訳ですが、単なる叙述物を超える翡翠ちゃんにまた会えるといいなぁ。 来月スタートのドラマではどんな翡翠ちゃんに会えるのでしょうか。 楽しみに待ちたいと思います。 5冠獲得ミステリ『medium 霊媒探偵城塚翡翠』、発売即重版10万部突破『invert 城塚翡翠倒叙集』に続く、シリーズ3作目! 反転、再び。 あなたは探偵の推理を推理することができますか? 嵐の山荘に潜む若き犯罪者。そして翡翠をアリバイ証人に仕立て上げる写真家。犯人たちが仕掛けた巧妙なトリックに対するのは、すべてを見通す城塚翡翠。だが、挑むような表情の翡翠の目には涙が浮かぶ。その理由とはーー。ミステリランキング5冠『medium 霊媒探偵城塚翡翠』、発売即重版10万部『invert 城塚翡翠倒叙集』に続く待望の第3作目。犯人視点で描かれる倒叙ミステリの金字塔! invert in・vert 【他】…を逆さにする,ひっくり返す,…を裏返しにする; 〈位置・順序・関係を〉反対にする;〈性質・効果などを〉逆転させる; inverted detective story: 倒叙推理小説 著者について 相沢 沙呼 【相沢沙呼(あいざわ・さこ)】 1983年埼玉県生まれ。2009年『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。繊細な筆致で、登場人物たちの心情を描き、ミステリ、青春小説、ライトノベルなど、ジャンルをまたいだ活躍を見せている。『小説の神様』(講談社タイガ)は、読書家たちの心を震わせる青春小説として絶大な支持を受け、実写映画化された。 シリーズ前作『medium 霊媒探偵城塚翡翠』は、第20回本格ミステリ大賞受賞、「このミステリーがすごい!」2020年版国内編 第1位、「本格ミステリ・ベスト10」2020年版国内ランキング 第1位、「2019年ベストブック」(Apple Books)2019ベストミステリー、2019年「SRの会ミステリーベスト10」第1位、の5冠を獲得した。

    60
    投稿日: 2022.09.17
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    城塚翡翠シリーズ三作目。前作に引き続き、あらかじめ読者に犯人を明かした状態で主人公の城塚翡翠がトリックを解明する倒叙ミステリ。 最初の舞台は、嵐の山荘。忍び込んだ少年。気付くと手に包丁。目の前に血に濡れて動かない女性の体が横たわっている...。 二つ目の舞台は、奥多摩の別荘で起こる殺人。犯人のアリバイを証明したのは、なんと探偵の城塚翡翠。巧妙なトリックを見破り犯人を追い詰めることができるのか。 「反転、再び」ということでとても楽しみにしていました。 表題の「覗き窓の死角」はもちろん面白かったですが、個人的には一つ目の事件、「生者の言伝」がすきです。 「生きてさえいれば、いつだってやり直せるのです。」 「この人だけは信じでも後悔しないと、そう思える人を見つけるのです」 決して簡単なことではない。けど、そう思える存在がいる自分はとてもしあわせだなあって思う。 数々の伏線が散りばめられていて、犯行のトリックも読者に分かりやすい作品です。ミステリ入門したい!という方にもおすすめできます。ただ、本作を読む上で、過去作に結末に触れている描写もあるため、これから読む方は、過去作から順に読む方がいいと思います。 ドラマ化もすることですし、この機会に手に取ってみてはいかがですか?

    12
    投稿日: 2022.09.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    城塚翡翠シリーズ待望の第三弾。 帯にある通りまさに「反転、再び」で、探偵の推理を推理できるか、とまたもや読者を挑発してくる。 ネタバレ防ごうと思うと何も言えないのだが、とにかく一言でいうならば「翡翠ちゃんかわいい」だろう。 かわいくて、愛おしい。そう、今回の翡翠ちゃんはとても愛おしいのだ。その愛おしさは表紙の涙が物語る。

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    投稿日: 2022.09.16
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    ドラマ化もされ、話題の城塚翡翠シリーズの第三弾。本作は短編1つ、中編1つの2編からなりますが、本のページ数の割にサクサク読めました。 基本的に翡翠ちゃんと真ちゃんの掛け合いが小気味良いので、微笑ましさもありながらスルッと読み進めれます。 ミステリーの内容としては倒叙ものかつ、読者への挑戦系の作品なので、推理しながら読むっていう形にはなるのですが、自分があんまり深く考えず読んでしまうタイプなので、そこは肌感が合わなかったのかなと思います。 しかし、肝心のトリック部分は見事に騙されたなと思ったので、みなさまも推理しながら楽しんでみてはいかがでしょうか?

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    投稿日: 2022.09.16