Reader Store
昨夜のカレー、明日のパン
昨夜のカレー、明日のパン
木皿泉/河出書房新社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

535件)
3.9
128
219
122
13
4
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    25歳で亡くなった一樹の父や妻など、周りの人達の物語。 突然「ギフ」や「ムムム」などの言葉が出てくるので、取っ付きにくかったが、読み進めるとそれぞれの登場人物の物語に惹き込まれていった。 特に「夕子」章が共感出来た。アナログの良さと、それが知らず知らずのうちにデジタルに変わっていく寂しさ、周りが気づかない変化に気づいて取り残される夕子の描写がとてもよかった。

    1
    投稿日: 2022.01.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人生、失うことがたくさんあるかもしれない。 でも温かいこともきっとある。 2022年、いい1年になりますように…!

    1
    投稿日: 2022.01.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    初めて読む作家さん。 すきなひとたちだった。若いけど大人だけど可笑しい。失うということ。家について。地に足をつけて暮らしたいとおもった。

    2
    投稿日: 2022.01.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    まだ28歳の未亡人が、残された古い家で、義父と二人で暮らしながら、少しずつ夫の死を受け入れ、未来に向かって気持ちを整理しながら生きていく短編集。亡くなった夫が関わった人達それぞれの目線から、独自のストーリーが展開される。各ストーリーは単独で成り立つものではなく、少しずつ伏線が張られており、各々の人生がどこかで交差し、回収されていくのを、読み進めるうちに楽しむことができる。本書のタイトルの由来、そして主人公と夫が巡り会うきっかけも、美しく描かれている。 そして、この家の庭にある銀杏の木が、作品全体を通して、生命感と哀愁感を醸し出す、象徴的な役割を果たしている。この木は、古い家で一生懸命生き、そして世を去っていった人達の人生を見つめてきたのだろうか。特に、夕子が死期の迫る中で、銀杏のある庭の光輝く光景に充足感を得るシーンの描写は、自然と涙が溢れた。

    6
    投稿日: 2021.12.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    心温まるお話。 一緒に住む相手は夫や妻でなくても、心通う、2人のルールを守れる人がいい。 一人暮らしの部屋は働くための部屋で「生活」がない。テツコとギフの住む家には「生活」がある。生きるってこういう事なんだと感じた。、

    1
    投稿日: 2021.12.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    連続ドラマ「すいか」や「野ブタ。をプロデュース」など名作ドラマの脚本を手がけた木皿泉(夫婦のペンネーム)による初の連作短編小説である。 本作は何かを失った人たちのその後の物語を描く。夫を失った女、妻を失った男、従兄弟を失った人たちなどだ。解説で茂松清が言うように、愛する人を失った人々の「発見と解放」が本作の根幹にある。道を見失った人が偶然、はたまた必然に道標を見つけ、未来へ歩んでいく。 あるシーンで使われた「世の中、あなたが思っているほど怖くないよ。」というセリフが本作の世界観を表現している。 大切なものがある人、それを失ってしまった人、そして今の時分に疑問を抱いてる人におすすめの一冊です。

    2
    投稿日: 2021.12.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    温かい気持ちになる。ゆっくりだけど死を受け入れていくテツコとギフの関係も良い。死について考えさせられるがゆっくりふわっとした気持ちで読み進めることができた。

    3
    投稿日: 2021.12.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    心があたたかくなる本でした。 結婚して、親元を離れ、他県に家を構え、家族が増え、、、 実家は昔からの家で今はおじいちゃんと退職した父が手入れをしている。昔はボロボロの家で嫌だなぁと思っていたが、この本を読んでいると意外といいのでは?と思った。 しかし、今年建てた今自分が住んでいるこの家も丁寧に手入れをしていきたいなぁ。自分の子もそう思って欲しいな、と思った。

    2
    投稿日: 2021.12.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読み終わってすぐ再読。 ドラマ見たかった。 テツコとギフは、ずっとこのままでいられるわけはないと思いならも居心地の良さから一歩踏み出せないでいる。でもお骨も戻してお茶碗も買い足して、少しずつ準備は出来てきた。岩井さんいい人だし、ギフの家で3人で住んじゃえばいいのに。 あちこちの場面で出てくる銀杏の木やギンナン。いい味出してる。 タカラちゃんを取り巻くお話も良かった。パワースポットの続きが気になる。

    1
    投稿日: 2021.11.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一気に読んでしまった。疲れてる時にもっと楽に生きてみようかときっと思わせてくれる本。昔だったらきっとテツコさんは好きではないタイプだがとても好きだなぁ登場人物みんな好き

    1
    投稿日: 2021.11.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白い短編小説を探していて、ネットで評価が高かったこちら。近くの書店には無くて、何件か探してやっと手に入って楽しみに読み始めました。 が… いいお話だと思うのですが。なんだかピンと来ないって言うか… この作者さんとはフィーリングが合わないのかなぁ…なんて思ったりしながらも最後まで読み進めました。 私もいつか大切な人を亡くす時が来たとしたら、その時読み直してみたらまたなにか違うものが感じられるかな?

    1
    投稿日: 2021.11.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一樹が死を受け入れていくというより、周りが一樹の死を受け入れていく感じ。 生きるとはどうゆーことか、必死に生きて、後悔して、受け入れて、前を向いて、記憶にしていくということなんだと感じた。

    1
    投稿日: 2021.11.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この作品、すごく良かったです。 最近読んだ本の中で一番好きかも。 夫を癌で亡くしたテツコは、その後も義父と二 人で同じ屋根の下に暮らしている。 …なぜ一緒にここにいるのかと言う理由も、暮らしているうちに曖昧になりつつあった… という二人の日々。 この日常の描き方が何とも楽しく、絶妙なリズムのある文章が面白い。 そして章を重ねるごとに、二人の過去が紐解かれていく。 この作品は死を扱っているのに、悲しいだけではなく、なぜか面白い。 身近な人の死は、誰にでも起こる出来事。 その時私はそれを受け止め、しっかりと生きていく事が出来るだろうか。 「世の中、あなたが思っているほど怖くないよ。大丈夫」 と言う作中の台詞が好き。

    29
    投稿日: 2021.11.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    義父とお嫁さんの平凡だけど心温まるお話。どこかで誰かが繋がって、それぞれの人を前に進めて行く。良かったです。

    1
    投稿日: 2021.11.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    夫に先立たれたテツコは、その後も義父との2人暮らしを続けていた。 ふたりを取り巻く人々の、何気ない普通の出来事を紡いだ、ショートストーリー集。 読み切りたくないと、久しぶりに思った。 この数年コロナ禍にあって、普通の暮らしが変貌してしまった今、あたたかくて眩しいストーリーにこころが解きほぐされた。 生きてれば悩みは人それぞれあって、解決法も星の数ほどあって、その小さなきっかけはちゃんと世界に存在するんだよなあ。

    1
    投稿日: 2021.10.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ちょっと不思議な関係性の2人の生活を描くストーリー。 そこまで深刻な事件は起きないけれど、暮らしの中で進んでいく時間と共に少しずつ変わっていく心の変化が丁寧に描かれています。 ちょっと物足りない印象は受けました。

    2
    投稿日: 2021.10.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    木皿さんの作品は初めて手に取りました。 夫と死別した嫁とその後も一緒に暮らしている義父との暮らしが続く。 その中で家族や友達、幼馴染などの周囲の人達と関わり合いながら 夫の死を受け入れていくという内容。 読む前は夫の死を受け入れていく感動作となると重苦しい内容に なってしまい読んでいるのが辛くなってしまうかと少し躊躇 していましたが、読み始めてみたらそんなことがありませんでした。 勿論、夫の死を受け入れるのにはそれなりのストーリーが 展開されていくのですがむしろ亡くなった夫のことを 愛おしく、少しの思い出も大事にしていてまるで側で 生きているかのように大切に過ごしている様子が描かれていたので 切なさと悲しみがゆっくりと心に沁みわたっていき、 後からもじわじわと温かさの余韻を味わうことが出来ました。 凄く特別な印象的な言葉があるわけでもないですが、 それぞれの登場人物での会話の中に温かさがあり、 その中で新しいことへの発見や閃き、 そして次へのステップへのきっかけとなって ゆっくりと前に進める足跡がついているような印象でした。 主人公のテツコさんも少し変わったような所もありますが、 夫のお父さんことギフさんもお茶目で歳の割に若い女性が 好みだったりと少し面白いキャラクターが憎めなくて この作品の中でよりほんわかとした雰囲気を出していると思いました。 その他にも夫の従兄弟の虎尾の存在が個性的で印象的でした。 ギフが語った 「人は変わってゆくんだよ。 それは、とても過酷なことだと思う。 でもね、でも同時に、そのことだけが人を救ってくれるのよ」 という言葉が印象的で思わす納得してしまいました。 読み終わった後に重松清さんの解説を読みましたが、 それまで何となくしか理解できていなかったようなものが これでしっかりと解明されていて更にこの作品の良さや 読み方がよく分かって良かったです。 私はここに登場してくる人達のようにきちんと 人との別れ方や心の整理の仕方が上手く出来ずに そのまま何かを抱えたまま生きてしまいそう、 というか抱えた部分も多少はあるのでまた時間を置いて この作品を思い出して読んでみたいと思いました。 ささやかな日常の中から心がゆっくりと温まる作品なので、 心が疲れた方にはお勧めな作品だと思います。

    2
    投稿日: 2021.10.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    若くして亡くなった一樹の未亡人テツコとギフを中心に一樹に纏わる人々を綴った連作短編集。 買ってもらったお茶碗を毎回律儀に持って帰るテツコの恋人、岩井さんも二人の関係を自然に尊重していてちょっと切ない。 いつか来る大切な人との別れはとても不安だけれど、きっと乗り越えられると、そんな希望をくれた一冊。

    9
    投稿日: 2021.10.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ほんわかしていて読みやすかった。 短編を重ねて、一つのストーリーの輪郭を描く。 この感じの小説が増えてきたなぁと感じていたけど、 この作品がきっかけなのか? ドラマ見たかった。

    2
    投稿日: 2021.09.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    p25「嫉妬とか、怒りとか、欲とか-悲しいかな、人はいつも何かにとらわれながら生きてますからねぇ」 p171「生きてるって、本当はあんな感じかもしれないね。本当は殺伐としてんだよ。みんな、それ、わかってるから、きれいに着飾ったり、御馳走食べたり、笑い合ったりする日をつくっているのかもしれないな。無駄ってものがなかったなら、人は辛くて寂しくて、やってられないのかもしれない。」 p180「それさえあれば、うっかり自分の足元にある暗い淵をのぞきこんだとしても、戻ってこれるだろう。」 p274「早朝って、どこにいてもおごそかだなぁとテツコは思う。」 自分でも気づかないうちに抱えていた、日常の中に潜むやるせなさに、そっと暖かい光を当ててくれるような言葉がたくさんありました。 タイトルだけじゃなく、焼売、パンケーキ、サクラモンブラン、さつま芋ご飯などたくさん食べ物がでてきてほっこりします。

    0
    投稿日: 2021.09.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    すっごくよかった!出てくる人物みんな優しくて良い。ガンで亡くなった一樹をとりまく人々の日々の話。ギフとテツコの関係も素敵。今のままの生活を永遠に続けるのは無理だと理解している反面、居心地のいい場所を手放したくない気持ち、めちゃくちゃ分かる。最初から最後まで優しい話だけど、端々に切なかったり、グッとくる言葉があって、お気に入りの一冊になった。最後の「一樹」での女の子はテツコであってほしいなぁ。

    3
    投稿日: 2021.09.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    全体的に長閑な雰囲気が漂う作品でした。 読んでいて穏やかな気持ちになれましたし、日々の疲れが癒されました。 冬の昼間に、陽の光を浴びながらホットカーペットの上でごろごろしている感じです。

    1
    投稿日: 2021.09.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    テツコは、夫の一樹を亡くした後も、義父と二人暮らしを続けている。 家族としてすっかりなじんだ穏やかな日々。 一樹の従兄弟、幼馴染、テツコの今の恋人の岩井さんなど、古くからの知り合いに再会したり、新しく出会ったり。 テツコとギフと、そのまわりの人々の、ちょっと可笑しくて、ほんのりさびしさを隠したような、スケッチのような物語。 かけがえのない人を失って、悲しくてやりきれなくても、思い出のものを手放しても、一生忘れずにいることはできるし、忘れないまま新しい出会いを受け入れることができる…それでいいのだ、という空気に満ちている。 『さざなみのよる』がとても良かったので、天邪鬼になって未読だったことを反省。 簡単に折れることのないしなやかさというか、飄々と形を変えていける強さというか、そういう心の持ちかたっていいな、と思う。 さらっと読めるけれど、読み終えた時、すうっといい風が吹いてくるような、心地の良い時間だった。

    14
    投稿日: 2021.09.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    カレーとパン タイトルの由来は?と読み進め、一樹と女の子の会話の一部だったのね 人の死に触れてるけど、のほほんとした安定したお話 不思議なお話だった 一樹の父、母、従兄弟、幼馴染、妻、妻の再婚相手候補などなど、いろんな人に焦点が当てられている そしてすべてが繋がっている

    1
    投稿日: 2021.09.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ★3.5 不思議な本。のほほんとしてるけど、いきなり『死』を突きつけられる。家族が死んでしまって、悲しいはずなのに、ギフもテツコもなんだか明るく振る舞っていて、それが逆に虚しいというか寂しいというか。けど、暗い話でもないという、なんとも言えない優しい気持ちになれる本。

    2
    投稿日: 2021.09.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    第27回山本周五郎賞候補作 第11回本屋大賞で2位にランクイン あらすじ 悲しいのに、幸せな気持ちにもなれるのだ―。 七年前、二十五才という若さであっけなく亡くなってしまった一樹。結婚からたった二年で遺されてしまった嫁テツコと、一緒に暮らし続ける一樹の父・ギフは、まわりの人々とともにゆるゆると彼の死を受け入れていく。なにげない日々の中にちりばめられた、「コトバ」の力がじんわり心にしみてくる人気脚本家がはじめて綴った連作長編小説。 感想 題名が変わっていたので購入

    2
    投稿日: 2021.09.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    良かった。 いやあ、良かった。 そんな平凡な感想しか出てこないけど とにかく良かった。 こういう作品好きだなあ 熟年夫婦のような安心感、安定感のある作品 ぜんぶ、ぜんぶ、繋がってるのね 意味がないように思えても 意味のないものなんて ひとつもないのね

    1
    投稿日: 2021.09.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    逝く者と残された者・失った者の心情を描いた短編連作集。過去の喪失感を思い出しながら貪り読んだ...。 「目の前から消えちゃったんでしょ? だったら死んだのと同じですよ」...。心がふっと軽くなる瞬間。でもまた違う荷物を背負っちゃうんですよね...。素敵な作品に出会えました!

    6
    投稿日: 2021.08.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    優しい小説 後押しするけど押し付けがましさがない感じ ただ劇的な所はないので、それを求める人には微妙かも そういうのは小説の開始時点でもう終わってしまってる

    2
    投稿日: 2021.08.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ありふれた日常の中にあるたくさんの小さな幸せを感じ取った作品。 主人公らの住む穏やかな環境は確かに魅力的ではあるが、個人的には現段階ではもう少し刺激のある生活を過ごしたいなと思った。ただ様々な刺激に触れる人生を送った末のエンディングがこんな穏やかな生活だったら、この上なく幸せなのではないだろうかと思った。

    1
    投稿日: 2021.08.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最初は、脱力?系の小説と思い、本を置こうと思いましたが、最後まで読み切りました。各章が時系列的には、意図的にかバラバラに配置されています。ギフとテツコさん、一樹、そして岩井君。いずれの人物も自己主張が少ない、また、風になびくが如く日々を過ごす人物。少し浮き世離れした感があり、馴染めませんでした。

    2
    投稿日: 2021.08.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    先日、『お探し物は図書室まで』を読んだ。 少し似てると思う。 似てはないとしたら、同じ分類だと思う。 読んだ直後、なんとなく心がほんわかとあたたかくなるのが同じだと思うのだ。 違うとするなら、整理した読了後の気持ちだろうか。 『お探し物は図書室まで』は、そのままの自分でいいんだと思うのに対し、この本は『自分を取り巻く環境は変化していく。そして自分も。それでいい。』と思うのだ。 どちらも前向きになれる本だ。 こっちの本のほうが背中を押す力がやや強いような気がする。

    2
    投稿日: 2021.08.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    若くして亡くなった人をめぐる周りの人々の心の動きや登場人物1人1人の残された者の思いや今の生活が重苦しくなく描かれていて面白かった。

    1
    投稿日: 2021.08.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    生と死は隣り合わせなのに、近すぎて気付かない。死ぬことは忘れることじゃない。いないけど、いる。ギフとテツコと岩井さん。みんな他人だけど、家族じゃないけど、あったかい。NHKでスペシャルドラマやった時、溝端淳平が岩井さん演じてたんだけど、私的にドンピシャで嬉しかったの覚えてる(笑)

    1
    投稿日: 2021.08.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     7年前に夫・一樹(かずき)をガンで亡くしてからも、ずっと一緒に暮らしている28歳のテツコとギフ(義父)。一樹の幼なじみで、客室乗務員だったが笑顔が作れなくなり引きこもりになってしまったムムム。一樹の従弟の虎尾。穏やかな日常をユーモア溢れる会話で描きながら、時折一樹を亡くした悲しみがそれぞれの心にふわっと浮かび上がる。 「一樹はね、手品みたいに消えたの。この世から、パッて、あとかたもなく消えちまったの」(p.61)  人はいつでも、誰かと生死を共にしているのではないか。山に登る時も、電車に乗っている時でも。妻と息子に先立たれたギフの含蓄のあるセリフの数々が胸に沁みる。 「自分には、この人間関係しかないとか、この場所しかないとか、この仕事しかないとかそう思い込んでしまったら、たとえ、ひどい目にあわされても、そこから逃げるという発想を持てない。呪いにかけられたようなものだな。逃げられないようにする呪文があるのなら、それを解き放つ呪文も、この世には同じ数だけあると思うんだけどねぇ」(p.23~24)  それでいてギフはどこか飄々としていて、女にだまされたり、それをきっかけにテツコの恋人・岩井さんと仲良くなったりと自然体で軽やかに生きている。 「人は変わってゆくんだよ。それは、とても過酷なことだと思う。でもね、でも同時に、そのことだけが人を救ってくれるのよ」(p.253)  肩肘張らずに、ゆるっと、平凡な日常のありがたみを感じながら生きればいいんだ。そう思わせてくれる珠玉の一冊。  なお著者の木皿泉さん(夫婦でのユニット)はもともとは脚本家で、この作品の脚本も手がけてNHKでドラマ化された。そのドラマが原作よりもさらにすばらしい出来なので、機会があればぜひとも見てほしい。作中で引用された大正時代の詩人・八木重吉の「うつくしいもの」と出合わせてくれたことにも感謝したい。

    2
    投稿日: 2021.07.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大きな事件は起きないけれど、登場人物の心情の変化が丁寧に描写され、心温まる作品でした。 わたしはキュートなギフがお気に入りです。 後書きにもあるように、それぞれに発見と解放の瞬間が何度も訪れながら成長する姿が描かれています。 難しいことを考えずに楽しむことができる本です。

    4
    投稿日: 2021.07.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    私は 好きだなぁ 「あ~ 分かる」とか「そうだよねぇ」って共感できた ひとりひとりの気持ちがすぅ~と入ってきた そして ひとりひとりの言葉の意味が伝わってきた 何気ない日々の生活… この " 何気ない " に意味があるのだということ なにより「ギフ」と「テツコ」の関係性が暖かくて 羨ましくもあった 前後しながらも 物語が組み立てられていて とても心穏やかに読めました。

    6
    投稿日: 2021.07.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    1ヶ月もかけてよんだから内容があんまり入ってこなかった。最後の方に急にクライマックスって感じかな。もっと丁寧に読みたいかな。

    1
    投稿日: 2021.07.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    友人が読んでたので買ってみて…これは良かった。 早くに夫と死別した、ようやく28歳のテツコさんと、夫の父で気象予報士のギフことお舅さんが送る、とつとつとしたふたり暮らし。お隣さんやテツコの彼氏を巻き込んで、おいしいごはんを交えつつ…。 義父と嫁が暮らしてくって、ちょっとフツーじゃないんだけれども、ふたりの日常の心地良きルーティンに、じゃあフツーってなに?家族ってなに?尊重しあって好きなムードを大切に暮らせることこそ人生の幸せなんじゃないの?って、逆に問いかけたくなる。

    1
    投稿日: 2021.07.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    すぐ読み終わった。いい作品。ジワジワくる。 初めて読ませてもらった木皿泉さん、 夫婦ていうのにビックリしました。ほんで、ジャニーズやらの「野ブタ」のやつもそやったんですね。ありがとうございます。

    1
    投稿日: 2021.06.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    それぞれの想い出が積み重なってこの瞬間があるんだな〜とどの想い出も生き方も素敵だと思った。「一樹」っていう名前の由来、夕子さんの涙、岩井さんの人柄、ギフの昔。全部深くって温かい。テツコが一樹の死を受け入れるようになる気持ちの変化が爽やかで穏やかで、なんか泣けてきた。カレーとパンの話で、きっと運命だった2人を、岩井さんは2人まとめて受け入れるんだなあ。少しだけ、めぞん一刻を思い出した。

    1
    投稿日: 2021.06.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    夫婦で執筆しているという珍しい著者が9年も長きに渡って執筆した本書。 主人公は若くして夫を亡くした女性テツコとその義父の話。 テツコは夫が亡くなった後も、義父との生活を続けておりそこには穏やかな生活が流れている。 そんな二人を中心にかかわりのある人たちの生活を短編小説のように描いて行き、最後には最愛の人を亡くした二人も少しづつ前に進み続けるという話。 とても読みやすく、気軽に取り掛かれるものの、途中からは読者を離さない強烈な魅力がある。 どの話も素敵だったけど、 「山ガール」の 「私は誰かと生き死にを共にしたかった」という話と 最後の「昨日のカレー、明日のパン」の夫婦の出会いは非現実的とは知りながらも感動するロマンチックなものだった。 なんとも言葉にできない良いものが詰まっている本でした。

    1
    投稿日: 2021.06.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一樹と結婚して9年、亡くなって7年。 一樹の友人の話。一樹の嫁の話。一樹の父の話。一樹の従兄弟の話。一樹の嫁の彼氏の話。一樹の母の話。今の生活を変えたら一樹がいなくなってしまうような。 嫁のテツコと父のギフと彼氏の岩井さんが一樹のいない生活へゆるやかに変化していく。 昨夜のカレーを食べたテツコと明日のパンを買いに行った一樹が出会ってからのお話。

    2
    投稿日: 2021.06.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大切な人の死を受け入れて、前向きに生きていく。壮絶なストーリーがあるわけではなく、日常の中でふと納得する。だんだん変化していく。 そんな物語でした。

    1
    投稿日: 2021.06.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人と人が寄り添う。夫が亡くなった後も義父をギフと呼びなんとなくも仲良く暮らす。多くを語らずも寂しさを補いあう。ちょっとした幸せを感じさせる。

    1
    投稿日: 2021.05.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    亡くなった旦那さんのお父さんと過ごして生きている女性とその周りの人々の日常のはなし。ところどころに、そっかーと思う部分のあるはなし。

    1
    投稿日: 2021.05.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ゆうこさんの母の占いが当たっていて、怖い。人が亡くなっても日々は繋がっていくのだと身に染みる 202104

    1
    投稿日: 2021.05.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    亡くなった旦那の実家で義父と一緒に住んでるテツコと、周りの人々の物語たち。もっと一樹目線の話も読んでみたかった。読み終わって、優しい気持ちになれる。ちょっとしょうがないところを、愛しく書き出してる。

    0
    投稿日: 2021.05.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    「人は変わっていくんだよ。それは、とても過酷なことだと思う。でもね、でも同時に、そのことだけが人を救ってくれるのよ」

    3
    投稿日: 2021.05.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    夫の一樹をガンで亡くした嫁のテツコと、 一樹の父親のギフは同じ家で暮らしている。 テツコの彼氏の岩井さんや、一樹の幼なじみの ムムムや一樹の従兄弟の虎尾を通して 一樹の死をゆっくりと感じるストーリー。 久しぶりに心温まる小説を読んだ。 死んだ夫の父親と二人暮らしとか まぁ普通ありえないけれども笑、 この2人が住む古い家での丁寧な暮らしだとか すごく素敵だなぁと読んでいて思った。 また疲れた時とかに読み返したい一冊!

    2
    投稿日: 2021.05.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    テツコ、ギフ、ムムム 登場人物の名前からインパクトあって なんでもない日常がすごく大切で愛しいんだなって。 忘れることは怖いけど、 また、新しい記憶もできて 生きるってことなんだな。

    1
    投稿日: 2021.05.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    なんとなく買った本だった。 人の気持ちや、思いってこうやって変化して、苦しんで、優しくなるんだと思った。 楽しい気持ちや、悲しい気持ち、人を思う気持ちが、人を構成していくんだ。 新しい気持ちにさせてもらった。 私は優しくありたい。

    2
    投稿日: 2021.04.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    連作短編集。テツコ28歳。7年前に夫の一樹を病でなくす。今も一樹の父、つまりギフと古い家に暮らす。付き合っている同僚岩井さんがいるが、結婚は考えていない。ギフは気象予報士で、テレビに出たりしているが、若い頃は一時パチンコに狂い、今は趣味や時々女性に恋心?を抱いたりしている。 短編それぞれにあらすじはあるけど、特に決まったラストがあるわけではない。丁寧な暮らしっていうか、フツーの暮らしでフツーに考えたり、勘ぐったり、ちょっとした下心で行動してみたり…って、人間そんな面あるよなーと読みながら楽しんだ。

    8
    投稿日: 2021.04.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    大好きな「本屋大賞」第2位受賞作。 25歳の若さで亡くなった一樹、その嫁のテツコ、一樹の父でテツコのギフを中心とした家族の物語。 一樹が亡くなった後もギフと2人の生活を続けるテツコが本作の主人公。 一樹が亡くなって7年、ギフとテツコはようやく一樹の死を本当の意味で受け入れる。 そこに至るまでのそれぞれの苦悩、支えとなる一樹の幼馴染みやテツコの恋人である岩井さんの存在。 時系列の整理を読みながら進めた為に少し取っ付きにくかったのはまだまだ私の読書能力の未熟さ。 少し懐かしく感じる時代設定と不思議な人間関係、交わされる言葉。 タイトルの「昨夜のカレー、明日のパン」は一樹とテツコの出会い。 言葉って大切だなぁと改めて感じた作品でした。 説明 内容紹介 夫を亡くした嫁と義父は共に暮らし、その死を受け入れていく。本屋大賞第2位、ドラマ化の感動作。書き下ろし短編収録!解説=重松清 内容(「BOOK」データベースより) 7年前、25歳で死んでしまった一樹。遺された嫁・テツコと今も一緒に暮らす一樹の父・ギフが、テツコの恋人・岩井さんや一樹の幼馴染みなど、周囲の人物と関わりながらゆるゆるとその死を受け入れていく感動作。本屋大賞第二位&山本周五郎賞にもノミネートされた、人気夫婦脚本家による初の小説。書き下ろし短編「ひっつき虫」収録! 著者について 夫婦脚本家。ドラマ「すいか」で向田邦子賞、「Q10」「しあわせのカタチ~脚本家・木皿泉 創作の“世界”」で2年連続ギャラクシー賞優秀賞。他に「野ブタ。をプロデュース」等。著書『二度寝で番茶』など。

    8
    投稿日: 2021.04.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この景色だけを見て過ごすことが贅沢と感じられるそんな場所に住みたいと思った。そんな、ああーいいなぁ。そうだよなぁと感じるふんわりとした心地の良い内容だった。

    1
    投稿日: 2021.04.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    夫と死別した後の、テツコとギフの暮らしは、 丁寧で温かみがあって、ただ住んでいるだけではなく、 ほんわかした暮らしがそこにある。 登場人物が多くはないものの、 それぞれの人物同士のストーリーがあり、 ミニドラマのよう。

    1
    投稿日: 2021.03.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    そこはかとなく昭和の香り漂う一軒家で暮らしを紡ぐ血の繋がらない父娘のやりとりの中にお互いに言えなかった言葉がよりお互いを繋ぎとめていた様な。それが第三者が現れることによってやっと吐き出せて。 忘れてしまうのではなくかと言って囚われるのでもなくてずっと在るのだと思います。

    6
    投稿日: 2021.03.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    お話が9つ入った連作小説。最初の「ムムム」ではピンと来ず、その次のお話もなかなかのめり込めなかったので、途中でやめそうになってしまった。でもそのうちテツコやギフに興味が湧いてきたし、登場人物同士のつながりが見えてくるのも楽しくなったので最後まで読めた。 激しい展開はなく、割と静かに物語が進んで行くのだけれど、普通だとそうはならないなというような展開が多かった。自分の義父と友人を初対面なのにふたりで山登りに行かせたり、恋人が小学生に考えられないような大金を貸してしまったり。そのせいか、いかにも架空のお話だなという感覚で読んでしまった。でも気持ちの動きは想像できたので、その辺りは現実味があったと思う。 登場人物たち、みんな地味に頑固だった。だから面白い展開になるんだろうな。読後感は良かった。その後どうなったのかなと気になることがいろいろ残りはしたけれど。 「」の会話が続くとどちらが言っているのかわからなくなったり、地の文で視点が急に変わったりするのが何度か気になった。後で知ったところによると、脚本家夫婦の初めての小説とのことなので、少し脚本っぽい作りだったのかなあ?

    0
    投稿日: 2021.03.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    暮らす、生活する、生きるということの尊さは命を失うと輪郭がはっきりする。そう感じた。 義父がいいキャラしていてギャグかとも思ったが、メッセージはとても暖かいものだった。あれだけほっこりとして頭が良くて明確に自分の気持ちに素直なお爺さんいいなぁ。そういう人とイチョウの木がある家で暮らしたい。

    1
    投稿日: 2021.03.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ゆっくりと時間が流れていく感じの一冊。 丁寧に生きるってコメントがあったけど、それって感じ。自分ももっと自分のこと周りのことを意識して行きたいなって思った。

    0
    投稿日: 2021.03.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    死別した夫の義父と生活し続ける話。登場人物達がゆるく繋がる短編形式。最初はただただ変わった関係でしか無かったけど、色々な角度から見る人柄や関係性、エピソードは回を重ねるごとに深みが増して、登場人物全員が愛おしく思えました。家と人を中心に丁寧に生活が描かれている作品は暖かくて大好きです。心に残りました。

    1
    投稿日: 2021.03.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    木皿泉の"昨夜のカレー、明日のパン"読了。 第11回本屋大賞2位作品。死んだ夫の父と暮らし続ける嫁の話。 嫁の新しくできた恋人が、天然で癒された。全てのお話が平凡だけど温かくて良かった。ギフの若い頃住んでいた家での暮らしは、"丁寧な暮らし"って感じで憧れた。全体を通して読みやすかった。

    0
    投稿日: 2021.03.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読みやすくて、読了後も爽やかで温かくてとても好きな作品。人生は刹那くて、思い通りにならないことも多いけれど、それでもやっぱり前を向こうと思える作品。3.8

    0
    投稿日: 2021.02.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2ヶ月くらい、積ん読にして読むのを後回しにしていた。 やっと読んでみるか、と読み始めたら、すぐに好きになった。あ、この本すごく好きだ。 登場人物全員好きだ。可愛くて愛おしい。 久しぶりに、何度も読み返したいと思った本。 泣いて笑った。そうか、そうだったのかぁ。

    3
    投稿日: 2021.02.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人々が緩くつながっていて、互いにどこかで影響を与えあっている温かみが好きです。 個人的には脱テラの深津先輩がお気に入り。

    1
    投稿日: 2021.02.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    〝僕たちの囚われの日常は、奇跡の訪れを信じるに価する程度には、優しくあってほしいし、きっと、優しい。” 登場人物が全員とても優しくてほっこり。 妬みとか嫉みとか全く無い。 こんな人たちに私もなれたらなぁ〜と思ったり。 変わった家族のカタチだけど、こういう関係も素敵だなぁと思った。 2021年読了、4冊目。

    1
    投稿日: 2021.02.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    わたしは昔から声を大にして公言しているデビュー当時からの高畑充希ファンなのですが、高畑充希さんを好きになったきっかけは木皿泉さんが脚本を担当していた「セクシーボイスアンドロボ」というドラマでした。ドラマの主題歌を歌っていたのがみつきさんで、綺麗な歌声だなぁと思ったわけです。このドラマもわたしが今まで見てきた中で一番好きなドラマで、サンタさんがDVDボックスを持ってきてくれるぐらいでした。劇中のセリフとどこか繋がっているような気がして、ずっと読みたかった本。何気ない日常ですれ違う人たちの、一人一人に、物語があることを、知らせてくれる、大切な作家さんです。 * * ー「動くことは生きること。生きることは動くこと」…「この世に、損も得もありません」それが母の口癖だった。

    0
    投稿日: 2021.02.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    さくさくっと読める。短編小説が繋がって、ひとつの物語になっている。ただ生きていることへの肯定感を感じる。

    0
    投稿日: 2021.01.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ストーリーはまあまあ面白いけど、個人的に言い回しや言葉のチョイスが好みではないかなあ 小説としては正直稚拙では? 映像作品向け。

    0
    投稿日: 2021.01.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    積読から。 やっと、、やっと読めた。 読み始めては途中で挫折し、を繰り返すこと3回? やっと完読です。 若い頃よりも、いま読んでよかったかなあと思う。 そうか、そうだったのか それでいいじゃないか うたかたの開放 ムムム 自分にはこれしかないと思い込んでしまったら、それは呪い。 呪いと同じ数だけ、それを解き放つ呪文もある。 夕子 世の中、あなたが思っているほど怖くないよ。大丈夫 魔法のカード 無駄ってものがなかったなら、人は辛くて寂しくて、やってられないのかもしれない。 男子会 人は変わってゆくんだよ それはとても過酷なことだと思う でもね、でも同時に、 そのことだけが人を救ってくれるのよ 一樹 この世に、損も得もありません  

    1
    投稿日: 2021.01.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タイトルが好き。 丁寧な日常を描いた描写も好き。 居心地の良い場所を離れられずに生きているが、いつまでも居心地の良い場所は続かない。 大切な人を亡くしても、日常は続くし、歳は重ねる。 穏やかな日常の中、生死を描いた本作。自分だったらどうするだろうと考えても結論は難しい。

    2
    投稿日: 2021.01.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    毎日の家族のルーティンが意義深い、壊せない日常生活、役割は毎日を積み重ねる中で大切なものになりますね。

    0
    投稿日: 2021.01.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後まで読んでよかったなと思いました。 というのも途中までなかなかはかどらず、作者と相性がよくないのではと思い、読むのを辞めようかと思ったから。 後から思うと、セリフが誰が言ったのか分かりにくく読みづらかったこと、状況をイメージするのに情報量が少なく感じたことで前半は読みづらかったのかなと。 ただ途中から、言葉が少しずつスッと入ってくるような感覚があり、最後には心があったかくなるような、救われるような気持ちになりました。 重松清さんの解説を読むと、この小説を作るにあたって作者はかなり産みの苦しみがあったとのこと、その9年もの時間をかけて完成したこの温かい世界観をきちんと最後まで読んで、感じられてよかったです。

    5
    投稿日: 2021.01.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    友達がプレゼントしてくれた。人生はいろんなことがあるけど、気持ちの整理がつく、しっくりくる、って気持ちになることが大切だなと思った。もやもやした時とかにこの本を読んで、日々のちょっとした幸せを噛みしめたいなと思った。

    2
    投稿日: 2021.01.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人それぞれの、生き方や幸せがあるんだなと。困った人に躊躇なく手を差しのべられる人、とても尊敬する。なかなか出来ることじゃないけど、そういう人間になりたい。

    3
    投稿日: 2021.01.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ギフにほっこりした。 人それぞれ受け入れ方ってあるんだなと感じた。 私はまだまだ受け入れられてないな…。

    1
    投稿日: 2021.01.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    * 「今日のお昼、カレーだったの?」 * ずっと気になっていた本を読んだ。ある家族に繋がるお話。一人一人の背景が繋がる、好きなタイプの小説。 . 時系列もあって、亡くなってる方が語り手な部分もあるんだよなぁ。ふんわりした中に切なさもある。みんな一癖も二癖もある人間らしさがあって読み込んでしまう。

    0
    投稿日: 2021.01.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    夫と死別した後も一緒に暮らしを続ける嫁と義父のあったか面白い物語。 (まだ終わるな、終わらないでくれ。)と願いながら読み進めた。 笑えたし泣けたし兎角感動した。 また明日から頑張ろう。 そんな1日を繋げて行こう。

    67
    投稿日: 2021.01.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自信を持って迷いなく生きている時だったら「ふーん」で終わっていたかもしれない。 それぞれの悩みや迷いを抱える登場人物たちに共感して、まるで自分を外側から客観的に見ているような、なんとも言えない不思議な気持ちになりました。 本人たちがどれだけ真剣に悩んでも、勝手に時間は進んでいて、それってすごく残酷だなと感じました。でも、時間の流れに救われている部分も大いにある。 登場人物の日常は、誰もが羨むくらいキラキラしているわけではなかったけど、幸せにあふれているなあと思いました。 特に、夕子さんのお話が好きです。

    2
    投稿日: 2021.01.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった 心が苦しくてしんどいときに読む本としてネットで紹介されてた はじめ、岩井さんみたいな男嫌だなと思ってたけど、あとあと好きになった。テツコの話をちゃんと聞いて、結婚を先延ばしにするのを同意したり。女の子に自分で渡した強いカードを使われてお金を貸しちゃったり。茶碗をこっそり持ってきたり持って帰ったり。 登場人物がみんな、いい。すごくいい。何度も読み返したくなる。

    1
    投稿日: 2020.12.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    一人の死をきっかけに進めないでいた人や心に何かつっかえていた人がゆっくりと受け入れ、前に進んでいく物語。 変化を恐れ日々の平穏を失いたくないテツコやギフの気持ちはよくわかる。だが過去の何かにすがってまたそれを言い訳にして前に進まないのは何か満ち足りない気持ちになると思う。この物語のように、身近な人の死を受け入れるのは簡単ではないし、忘れていいのかという葛藤もあると思うが、一歩一歩前を向いて、時には周りの人の助けも借りながら進むしかないのだろう。

    0
    投稿日: 2020.12.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    悲しいけれど、悲しくないストーリー。ギフの何とも言えない可愛らしさと、てつこの淡々とした性格のコンビが良かった

    1
    投稿日: 2020.12.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    言葉のセンスが絶妙に素敵な本やったな〜 読んでてすごく穏やかな気持ちになれる◎ 7年前に亡くなった一樹の妻テツコは、一樹の父であるギフ(義父)と2人暮らし そんな2人と、その周りにいる人たちの目線から一樹がどんな存在やったのかが描かれてて、それぞれの方法で一樹の死を受け入れていく 最後、彼氏である岩井さんの分のお茶碗をテツコが購入し、すぐに岩井さんが2人の生活に入り込む訳ではなく、そのお茶碗を使ってたまに3人で食卓を囲む姿は、また新たな生活が始まるんやなっていう光景が爽やかに伝わってきて良かった!

    3
    投稿日: 2020.12.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読後感が良くじんわりと幸せな気持ちにさせてくれる作品だった。 血の繋がりがなくたって家族という形は成立するし、血の繋がりがないからこそ相手を想いやる気持ちや距離感をより大切にできるのかもしれないと思った。 少しずつ変わりゆく日常と変わらない日常、両方楽しめる人生は素敵だな。

    4
    投稿日: 2020.11.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    本は図書館で借りることが多い。 手元に置いておきたくて買ってしまうことがある。 この本はそういう本だった。 ほこほこと温かい気持ちが持続する。 読み終えたくない。 物語は終わるが彼らは 少しずつ変わりながらも今日も変わらずそこにある気がする。(矛盾してるけどしてないの) 『流浪の月』のあと間もなく読んで 血縁でなくても暖かい関係を築けるというメッセージを重ねて受けとる。温かな繋がりだ。

    1
    投稿日: 2020.11.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    何か、ひっかかるものがあって、一歩が踏み出せない。 そのひっかかりは、なにかのきっかけで取り除けるものかもしれない。 そう、ちょっと外せば、その一歩が踏み出せる。 ほかの人からすればどうでもいいことかもしれない。 だから、たいしたことではない。 そう、それでいいの。踏み出そうよ。 そんなようなことを言っているのかな。 重松さんの解説を最後に読んで、またいつか読み返そう、と思いました。 ーーー 「夕子」 人が幸せになろうとしているのに、頼まれてもいない余計な占いをしていました。過去にそういう人が本当にいたことを思い出しました。こういうことはやめようね。。。

    27
    投稿日: 2020.11.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読み終えた後にじんわりと心があたたかくなるような話。 出てくる登場人物がみんな優しい。 家族の形とか、結婚とか、人生とか、普段みんながぼんやりと考えていることを文にした感じ。

    6
    投稿日: 2020.11.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    何年も積んでいたのをやっと読めた。 木皿さんは何気ない日常を掬い上げるのが上手だなとつくづく思う。 亡くなった夫の父親と何年も一緒に住むなんて現実にはないだろう。 テツコとギフの居心地は良いけどつかず離れずな状態のところを岩井さんがすんなりと入ってきて2人とうまくやってくれそう。 タイトルの意味は何なんだろう?と思っていたら最後にわかってよかった。 一樹もテツコと一緒になれて幸せだったんだろうな。

    4
    投稿日: 2020.11.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    夫を7年前に亡くしたテツコは、義父と二人で暮らし続けている。 各章で主な登場人物 - 近所のタカラ、テツコに思いを寄せる岩田さんを始め、若い頃の義父と義母まで - に焦点を当てたストーリーが描かれていて、読者も次第に、テツコやその周囲の人たちの過去を知っていく。 のんびりしたやり取りの中にも、人の死、その捉え方などが描かれていて、考えさせられるが、いい人の周りには、いい人が集まるようになってるんだなと思った。

    18
    投稿日: 2020.11.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タカラの話で大泣きしてしまった 生と死について最近考えるけど、人が死んでしまって、星になったり幽霊になるのだとしたらこれほど優しいことはないよなあと思った

    2
    投稿日: 2020.11.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ギフとテツコの会話がほのぼのとしててなんとも面白い。 章ごとに主人公が変わる短編集だけど、どの主人公も個性的で一生懸命でそこがまたユーモラスだ。 みんなそれぞれ人にはわからない悲しみや孤独や悩みを抱えてて、ふとした瞬間にそれらに押しつぶされそうになりながらも、一生懸命に生きている。 ずっと穏やかな今の暮らしを変えたくはないけど、やっぱり時間は流れ、少しずつ変わっていく。 それを受け入れながら、のぼってゆく太陽に向かって少しでも明るい方へ決意も新たに歩いてゆく。

    7
    投稿日: 2020.10.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    日常の中で登場人物それぞれが抱えている悩みや思いを、読みやすく描いており、また読了後は心が温かくなる作品。 このままでいいんだと思わせてくれると同時に、少し変わってもいいんだよと背中を押してくれる気がした。

    4
    投稿日: 2020.10.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本屋大賞2位入賞ってことで、かねてから積読状態になっていたもの。主人公を少しずつ変えていくタイプの、連作短編集。自分の好物とする表現方法。それもあって、十分に楽しませてもらいました。基本的に、義父とわたしが物語の核となっているんだけど、義父の妻の物語が、個人的には一番お気に入りでした。

    1
    投稿日: 2020.10.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    テツコとギフの暮らしのような、ちょっとヘンだけどゆっくりした気持ちのよい時間が流れている本だった。 いずれ変わったり無くなったりするのが当たり前という流れに身を任せるのが気持ちよかった。 登場人物ごとに時系列はさまざま。 この書き方は混乱しがちなのだけれど、この本は悪くなかった。

    1
    投稿日: 2020.10.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    こんなに淡々として、でも中心のテーマは「死」という本はなかなかない。私も大切な人を亡くしているから、読みながらグッと込み上げる文章がいくつもあった。 私も、そろそろ顔を上げたいと思えた。

    0
    投稿日: 2020.10.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本屋大賞2位の作品ということで 期待して読んだが うーん… 章ごとに主人公が異なる連作短編。 感情移入する前に 作品が終わってしまったかな。 内容は読みやすかったのだけど、、、 なんの話だっけ??っていう つかみどころのなさみたいなのを感じてしまった 全体的にライトな印象です

    5
    投稿日: 2020.10.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最初はほのぼのとした日常を描く本かな?と思っていましたが、柔らかい表現の中でも人の死や生き方をまっすぐに捉え、読み終えたときに考えさせられるような本でした。 テーマは重いように感じられますが、自然を描いているシーンや、日常にフォーカスした表現はどこか懐かしさが感じられ、心があたたかくなりました。

    0
    投稿日: 2020.09.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ホームドラマのような軽めのタッチながら、人の生き死にに真正面から向き合っていて、途中なんどもグッときました。目の前からはいなくなったけど、ずっとそこにいる。その事に向き合って、日々、自分に正直に生きていこうとする人達のお話。

    1
    投稿日: 2020.09.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    すっごく気持ちが温かくなる本でした。どの登場人物も愛しくて毎日はりつめていた心がすっと軽くなるのを感じました。元気を出したいときに読みたいと思います。

    1
    投稿日: 2020.09.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ご夫婦で脚本家をされている二人が、初めて手がけた短編連作小説。 解説は一番好きな作家 重松清氏。 これは絶対ほんわか良い小説だと思い読みました。 夫に先立たれたテツコさんと義父の通称ギフの二人暮らし。 ゆるりゆるりとそれぞれの時間が流れていく短編連作。 なんとなく重松氏に近い物を感じながら、やっぱり少し違ったテイスト。 重松氏の解説によれば、この小説は「発見」と「解放」の物語。 「そうか」「それでいいじゃないか」 でも何もかもが解決するのではなく、一瞬の解放で肩の荷を下ろした後も、また新たな肩の荷を負ってしまう。 すべてができすぎに終わるわけではないけれど、その後も自分で頑張っていこうと思えてしまうような物語でした。 メモ 「嫉妬とか、怒りとか、欲とか---悲しいかな、人はいつも何かにとらわれながら生きていますからねぇ」 タカラは、今、ファスナーの先端だと思った。しっかりと閉じられているこの道は、私が開けてくれるのを待っている。 「人は変わってゆくんだよ。それは、とても過酷なことだと思う。でもね、でも同時に、そのことだけが人を救ってくれるのよ」 「生きるというのは、のぼってゆく太陽に向かって歩いて行くことなんだよなぁ」 今、気づいた。私は、そんなところに閉じ込められるものじゃないということに。今もなを、時間の中を生きつづけなければならないものであるということに。

    82
    投稿日: 2020.09.21