
総合評価
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powered by ブクログ「すいか」などで知られる脚本家夫婦の初の小説(9編の連作短編)。書くのに9年かかったのだとか。 読み始めは何か……それこそ「すいか」とか「かもめ食堂」とか「めがね」みたいな実世界なんだけどちょっと風変わりに描かれる映像作品のような印象だったんだけど、だんだんその空気感が心地よくなり、やっぱりこれって映像作品や脚本でなく小説だって思った。 出てくる人々がみんな素敵で、こういう人たちと一緒に生きていけたらなという思いが募る。みんなささやかなものを支えに生きているんだなあ。そして何気ない物事が一歩踏み出したり気持ちを切り替えたり毎日を支えてくれているんだなあ。日常とかささやかなものに囲まれていることを感謝したいような気持ちがわいてくるお話だった。 これを夫婦ふたりでどんなふうに書いたんだろう。交換日記みたいに書いたの? 1編ずつ書いたの? バーッと片方がひととおり書いてもう片方が手を入れていったの? 二人で小説なんてありえないと思ったけど、これが本当に二人で書かれているんだとしたらありだわ。
2投稿日: 2023.10.16
powered by ブクログ「パワースポット」と「魔法のカード」が特に好き。 大丈夫、大丈夫。と、えも言われぬ優しい温かさで包んでくれるような、そんな作品。
1投稿日: 2023.10.13
powered by ブクログなんとも言えない優しい気持ちになって読んで良かったって気分になる本 誰かに勧めたくなる不思議な本でした
1投稿日: 2023.10.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
一時期あまりにも称賛されまくってたから逆張り人間らしくやや敬遠してたんだけど、ドラマの「すいか」がすごく良くて、その脚本の人の作品だっていうから読んだ。 おもしれ~~~~。 人間を書くのが上手すぎるんだよな。 岩井さんがすごく良かった。名前が同じだからハライチの岩井さんで想像しながら読んだんだけど、ワタワタしたり落ち込んだときにパンケーキ食べる岩井さんの図がすごく可愛かった。 悲しい話でもあるんだけどすごくホッコリしたし声出して笑ったしほろりと泣いてしまった。 ギフが「一樹もそれでいいと言っている」と言った瞬間が、あまりにも自然で、すごく切ないんだけどやっと解放された感もあって、なんかよく分からんなんて言ったらいいの? 一樹が死んでからもずっと二人は一樹と一緒に暮らしていて、生活をしていて、その生活はこれからも続いていくんだけど風の吹き方は変わっていくというか。変化。変化の瞬間。いつだって意思を持つべきは生きていく側のはずなのに私たちはいつも死者の視線を気にしていて、「あの人に恥じない私に」とか高尚なことを考えて、でもクソはするしズルもするし基本的には愚かだったりするんだ、けど、ああ、ムズいな。 おいしいご飯が食べたくなった。 そういえば銀杏ってあまり食べない。今年の秋は食べてみたいな。
2投稿日: 2023.10.09
powered by ブクログテツコさんの言った、みんな、自分は死なないと思ってることにものすごく腹が立つ、と言ったことにハッとした。 連太郎の家に夕子の家に上がったときに、「あなたみたいな人と一緒に年をとってゆける人、うらやましいなぁ」と、夢を見て、他人事のように言ったことに、とてももどかしく思った。
2投稿日: 2023.10.08
powered by ブクログ登場人物がかわいい。やさしい。そーゆー目線で暮らしたい。 1話目と2話目が特にいいな。手元に置く本にする。
9投稿日: 2023.10.01
powered by ブクログ優しく、柔らかな世界。久しぶりに触れました。こういう小説が、最近読みたくて、ずっと欲していました。 「あぁ、温かい」 炎天下の木陰の中、一気に読み干してしまいました。もったいない。また、木皿さんの本を読みたいと、思います。
7投稿日: 2023.09.06
powered by ブクログ人の死と向き合うってどういうことか、この本にたくさん教えてもらいました。祖父母が亡くなったときはとても泣いたけれど、一緒に暮らしていたわけではなく、ある時が経つと思い出さない限り消えてしまうような感覚だった。一緒に暮らしていた人が亡くなることはその人の動きがなくなって博物館の置物のようになる、という表現がとても印象的だった。ある日突然動かなくなるものになってしまうから、動けるときが目の前の相手に向き合える時間で大切にしないとなと、改めて感じました。
3投稿日: 2023.08.21
powered by ブクログ誰かの不在を描いたお話で、こんなにほっこりできることもなかなかない。 本屋大賞作品は本当に間違いないな。 夫を亡くした嫁と、義父。 亡くなっている夫を中心に、いろんな角度から、登場人物たちその気持ちが描かれる。 時系列や視点が変わる連作短編集。 ドラマになっていたそうで。見てみたいなー。
5投稿日: 2023.08.05
powered by ブクログ自分が特に好きだったのは、「宝」の話だった。 群像劇で、時系列が前後入り乱れていたが、その「発見」が今作の面白みなのだろうが、個人的には、一人の話を深掘るなら続けて書いてほしかった。 この人があの人だったのかなどの発見は「なるほど」となったが、すべての伏線を頭に入れて読み切るには今回は個人的にタイミングが悪かった。 しかし、読んでいて色々と生き方について考えさせてくれる場面があったり、キモチが穏やかになるシーンは何度もあったので、根本的には好きな作品なのだと認識している。また機会があればもう一度ゆっくりと呼んでみたい、そんな作品だった。
2投稿日: 2023.07.24
powered by ブクログなかなか特殊な家族設定で現実味はないけれど、ゆったりとして、自分を大切にしているお話が多くて好きでした。 重くなく、さらっと読めてしまうので、読みたいスタイルの本が浮かばないときにもおすすめの本です。
8投稿日: 2023.07.19
powered by ブクログ私は、友が無くては、耐へられぬのです。しかし、私には、ありません。この貧しい詩を、これを、読んでくださる方の胸へ捧げます。そして、私を、あなたの友にしてください。 八木重吉さんの詩が心に残りました。 穏やかな生活の中に、生きることをやめた人のことを思う悲しみが描かれています。大切な人がいなくなるということは、その人の生きる世界が変わってしまうということ。悲しみが消えることは、多分ないけど、分け合う人がいれば、少しだけ穏やかに暮らせるのかな、と思いました。
3投稿日: 2023.07.17
powered by ブクログ★3.5 良質のホームドラマを観ているような読書時間だった。それもそのはず、夫婦ユニット作家は、夫婦脚本家。 結婚2年で死別してしまった夫の実家にそのまま、義父(ギフ)と2人暮らしを続けているテツコ。 大きな事件は起こらないが、キチンとした暮らしと思い出と時間が流れている。 一樹が亡くなって7年、このままの生活でよいのか? 大切な人との死別と向き合う時間は、ゆっくりと進んでいく。読んでいて心地よい。でも時々誰の気持ち描写か?迷子になりそうだった。 連作短篇集ともいえる。 『山ガール』の師匠/小川さんのその後もしりたいな
12投稿日: 2023.07.15
powered by ブクログ若干読みにくいけど面白かったよ。人の生き死に、俺あんまり直面してしてないんだよな。システムの内側で。母親死んだら悲しいな、次は自分だと思うと怖いよな。
0投稿日: 2023.07.06
powered by ブクログ物語の展開としてなにか大きな出来事があるわけではないのだけど、『そうそう、そういう気持ちになったことある』や『こういう人っているよねー』という共感が色んなところにあって、読後感は不思議と身近な人と話をしたような気持ちになった。 出てくる人たちがみんな絶妙にいそうなんだよな。テツコとギフって自分の家のすぐ近くに住んでるんじゃないって錯覚しそうになるくらいに。 それぞれの胸の内にある上手く言語化できないモヤモヤをふとしたキッカケで自覚しそして光がさす、そういう温かな救いのある話が多くじんわりと心に響く作品だった。
1投稿日: 2023.06.13
powered by ブクログ最近のほっこり系の走りなんかな? 少し文が古いんだけど、 それもまたよかった。 いつもこういう系は女流作家さんがお気に入りだったけど、 男性の登場人物の描写がとてもよく 素敵でした この人の本をもっと読んでみたいと思った。
1投稿日: 2023.05.28
powered by ブクログ個人的にパワースポット、魔法のカード、夕子、一樹がすごく良かった。 小説をあまり読まない方にもお勧めできるクセのない作品。 あとは、どの話も読みやすいボリュームなのは良かった。ただ、登場人物の整理が難しかったので3。
2投稿日: 2023.05.26
powered by ブクログ物語全体に漂う空気が好きでした。 優しくて、少し悲しくて、じんわりと心温まる連作短編集。人との関わりや死ぬこと生きることを考えさせられる。心に残る言葉もいくつかあった。 ギフと妻夕子の出会った話がとても良かった。
1投稿日: 2023.05.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
それでも、一樹の白い車は虎尾にとって、セックスそのものだった。それは卵のように白い殻に覆われていて、誰もがよく知っている形をしているのに、中はわからないことでいっぱいだったからだ。知りたいのは、割ってしまった後の中身ではなく、殻に包まれたままの中身だった。白身と黄身はどんな形で絡み合い、その殻の中にうまくおさまっているのか、全くもって謎だった。 死者に対する思いを、観念でなく骨で表す。ありそうでなかった感覚に感動する。でもそれを失ったとしても忘れないという思い。 ライトな話から少しずつ深くなっていって…最終生きることが変わっていく、古くなっていくってこととなって…そこはちょっとわかんなくなった。
0投稿日: 2023.05.13
powered by ブクログテツコ、ギフ、岩井さんの関係を中心に周りの関係を時間を飛び越えた単品を組み合わせて描いている。感動作ではあるが話自体は単純。作者木皿泉は夫婦らしい。
0投稿日: 2023.05.13
powered by ブクログその時のラクさも生きにくさも、世の中とちょっと違うなんて、自分がいちばんわかってる。 何かが動く時には追い風が吹くものだから、介入しないでほしい。 そう思える一冊だった。 名前も覚えられないけど、主人公の恋人が嫌い。 パートナーを亡くした人間を恋人にするってことは、「自分のマックスポジションは二番です」ということを受け入れるということだ。 自分で塗り替えよう、結婚させようなんておこがましい。身の程を知れ。
0投稿日: 2023.05.10
powered by ブクログ亡くなった旦那さんのお父さん=ギフと一緒に暮らすテツコ 不思議な設定と初めは思った 旦那さんが亡くなったのに?義父と?生活? 読み進めると、二人の関係性や、大切にしていることや、共通の思い出や、これからの新しい人間関係、、過去も現在も未来も感じられる素敵なお話でした!
16投稿日: 2023.05.07
powered by ブクログ本当かどうかなんて、どうでもいい気がした。そういう記憶をまといながら、どこへ行くのかわからないけど、オレはゆるやかに変化してゆくのだ。 動くことは生きること。生きることは動くこと。
0投稿日: 2023.05.05
powered by ブクログ色んな短編集だが、テーマや世界観がつながっており、一つの作品のようになっていて面白い 切ない話やあったかい話、楽しい話などが絶妙な縄目のように紡がれていく サラッと読める
1投稿日: 2023.04.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
登場人物それぞれが、家族、友人など大切な人の死や、または自分自身の死を受け入れていくまでのお話。 冒頭のムムムという表現に戸惑い、なかなか入り込めなかったけれど、最後まで読んでよかった。 特に夕子さんの考え方がとても好き。自分の人生どんな風に過ごしていきたいかと改めて考える事が出来た。 今まで、時間が解決してくれると思っていた部分を、人は少しずつ変わっていく、でもそれが救ってくれると新しい視点で見れるようになってよかった。 作中に出てはくるけれど、題名をなんで、わざわざ昨日のカレー、明日のパンにしたんだろう? 昨日のカレーも今日のカレーも同じカレーではあるけれど、自分の中の心持ちが変わるからかな?
1投稿日: 2023.04.16
powered by ブクログ2023.3.24 (金) 読了 いろんな日常を切り取ったような作品。 特別な出来事が起こるわけではないけれどそれが日常。 ふとした時に抱く感情や、過去の忘れられない思い。良いことも悪いこともひっくるめて受け入れて生きていく。そんな登場人物の姿にあったかい気持ちになりました。
1投稿日: 2023.03.24
powered by ブクログ夫婦で脚本家をされている木皿泉さんの小説。 木皿泉というのは二人で一つの名義、のようなもので、和泉努(いずみ つとむ)さんと妻鹿年季子(めが ときこ)さんのお二人だそう。 テレビに疎い私は当たり前のようにドラマにも疎く、「すいか」も「野ブタ。」も知りません(すみません)。 「脚本家の方が初めて書いた小説」として見るとしたら、素晴らしい小説であることに間違いはないのだろうと思います。 連作短編というのはテクニックが必要なもので、簡単には書けないだろうし、テーマも「一樹の死を乗り越える周囲」という重いものを選ばれている。それなのに形としても、ストーリーとしても破綻せずに完成していること自体、凄いことなのだろうなと思うのです。 しかし、地の分が接続詩から始まる「〇〇だった。なので~」という形の「口語表現のような地の分」には違和感が拭えませんでした。 拭おうと努力してみたものの、279頁の中に6か所あると、さすがに目につくというか……細かい性格なもので違和感が最後まで残ってしまいました。 これさえなければ文句なしに人に勧められるのになあ、という思いで本を閉じました。 気にならない方は全く気にならない部分だと思いますので、自分がどちらなのか分からない方は一度読んでみると良いと思います。 繰り返しになりますが、内容自体は気付きをテーマにしたもので考えさせられることも多く、内容については素晴らしいと感じました。
2投稿日: 2023.03.22
powered by ブクログ夫を亡くしたあともそのまま義父と暮らすテツコのゆったりした暮らしの日々の連作短編集。 夫の一樹が周囲の人に慕われてきたことが短編の中にいくつも出てきていることから、テツコが遺骨を手放せない気持ちがくみ取れたし、新しい世界に踏み出せない気持ちも分かります。 お付き合いしている岩井さんが個人的にはなんとなく危なっかしく、彼の感性はあまり好きになれなかったけれど…。 登場人物の一人ひとりが感じたり発する言葉にハッとしたり、心にしみるところがあり、彼らの感受性に何気ない日々でも実は真剣に大切に生きているのだと感じられました。 木皿泉さんユニットの本はこれで3冊目となるけれど、物語の独特のふわっとした空気感が好きです。
4投稿日: 2023.03.07
powered by ブクログすごくほのぼのした話でした。 少しずつ少しずつ読みました。 こういうほんわかした話もたまにはいいなと言う感じです。
1投稿日: 2023.03.02
powered by ブクログ夫を亡くした女性と義父との暮らしを軸に淡々と進む物語。 大事件が起こるわけじゃないけどほっこりした。 ドラマ化されてるらしいからそっちも観たいなー
0投稿日: 2023.02.28
powered by ブクログ私的ブクログにフレーズを残した数No.1の本! 7年前、病気によりこの世を去った一樹。 遺された嫁テツコと今も一緒に暮らす一樹の父ギフ。 テツコの家族、恋人、ギフと一樹の家族、友達らと関わりながらゆっくりと死を受け入れていく。 隣に住む一樹の幼馴染のタカラは笑えなくなっていた。 一樹の武勇伝が詰まった車を手放せない従兄弟の虎尾がいる。 そして一樹と長く時間を共に過ごしたギフとテツコが、今日も立派な銀杏の木のある家にいる。 それぞれがそれぞれなりに一樹の死を悲しみ、向き合い、受け入れ、その日その日を生きる。 読んでいて思うのは、一樹は温かい人だったんだろうなということ。でなければテツコやギフ、虎尾はお互いにここまで深い関係にならなかったはず。私は一樹が繋いでくれたものだと思っている。 今生きている世界が心地良いのならば、あえて変えようとする人はきっといない。けれど、変えねばならない時もある。突然変わってしまう事もある。 私もギフと同じように、自分が死ぬまでにもう二度と会えないであろう大切な人がいる。 訳あって自分からお別れしたわけだが、今でもその人が触れたものやくれたものはお守りとして私の手元に残してある。 普段気にしていないだけで、大切な人が触れているものや思い出が詰まっているものって思っているよりたくさんある。 私はテツコのようにそれとお別れすることは出来ていない。 でも、どのような結論を出しても自分を受け入れてあげられる自分で在りたい。 生きるとは、人とは。 自分にとっては何だろう。
12投稿日: 2023.02.15
powered by ブクログテツコさんとギフさんは嫁と舅の関係ではなく、25歳で亡くなった一樹さんを失った者の同志という関係なんだろうな。 さらっと読み終えるけど心に残る言葉が多かった。 個人的には『夕子』の話しが一番好きだった。
3投稿日: 2023.02.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
7年前に25歳で亡くなった一樹。嫁のテツコと、今も一緒に暮らすギフを中心とした、遺された人たちを描いた小説。 独特のゆるやかさと、じんわり温かい感じが、なんだか心地よい一冊だった。 恋人に結婚を申し込まれたテツコが、断るために会う日、カレンダーに稲妻の絵を書いた。色々あって帰り道、ギフから「今日は台風がおさまったから、予定通り寿司屋に出かけましょう」というメールがくる。駅前に新しくできた寿司屋の名前が「雷寿司」だから、ギフはカレンダーの稲妻を、「雷寿司の日」だと思い込んでいたのだと気づいて、テツコは一人で笑い出す、というシーンがある。うまく表現できないけど、この感じがなんだかとっても気に入った。 他の登場人物もそれぞれ個性的で、よかった。バイクで事故って、正座できなくなって住職を辞めた元バンドマンが、個人的にはお気に入り。
1投稿日: 2023.02.11
powered by ブクログ前半半分までは全く入り込めなくてノルマっぽく読んでしまったけれど、ちょうど半分に差し掛かる頃からいろんな繋がりが見えてきてそこからはあっという間でした。 生きるも死ぬも一人のことではない。誰かに対する思いがあって、関係性があって思い出がある。 最初からもう一度読み返したくなる本でした。
0投稿日: 2023.02.06
powered by ブクログ大切な人が亡くなると、それが癒えるのに時間が必要だ。それが丁寧に描かれてた。「悲しいのに、幸せな気持ちにもなれるのだ」が好きな一文
2投稿日: 2023.01.15
powered by ブクログ最初短編集かと思っていたら、全ての話が繋がっていて、それぞれの登場人物の心境が読み進めるほどに分かって凄い本の中の世界に入り込めた。
1投稿日: 2023.01.15
powered by ブクログ昔やったドラマが印象に残っていたので、時間があいた今小説を読んだ。本業が脚本家なので、ドラマを観ているかのようにするすると読めた。死を受け入れることや、家族の形、挫折などテーマは決して明るくないのに、所々クスッと笑える場面に日常を感じた。 また読み返したい。
2投稿日: 2023.01.12
powered by ブクログ登場人物それぞれ、何かしらの問題に囚われて悩んでいますが、ふとした出来事をきっかけに何かに気づいて、自分で自分自身を解放してあげる物語。 悲しいことがあっても、 考え方次第で幸せな気持ちにもなれる。 まだ僕は24歳の若者ですが、 山あり谷ありの人生の受け入れ方を学ばせてもらいました。 ↓作中で好きな言葉 「人って、言葉が欲しい時あるだろう?」
1投稿日: 2023.01.12
powered by ブクログ逃げられないようにする呪文もあるなら、それを解き放つ呪文もこの世に同じ数だけある。その双方の呪文についてのお話。
27投稿日: 2023.01.11
powered by ブクログファンタジーみたいな雰囲気の小説でした。でも起きる出来事は、結構現実的なものでした。何がそんなにファンタジーみたいにするのかと考えてみたら、登場人物の呼び方かなって思った。 ギフ、テツコ、ムムム... 呼び方がみんな可愛い。 特にムムムの話が好きでした。雪だるまのキーホルダーを空に飛ばして、ムムムが心から笑えるようになったらいいなって思いました。お惣菜屋もするのかな? 岩井さんもギフもお金にだらしないって思った。でも岩井さんはあの女の子を助けることが出来たから、お金にだらしないけど、いい事をしたんだと思う。 ギフは懲りないなーって思った。笑 同居人だったら、ぶちギレるかもしれない。誰かに相談できたらいいんだろうな。 みんなそれぞれのけじめの付け方や乗り越え方をしていました。
17投稿日: 2023.01.06
powered by ブクログさらっと綺麗な物語。 ほっこり癒される中身で、スラスラと読めた。 絶賛できるかというとそうではないけど、ええ話やったなという感じ
2投稿日: 2022.12.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『ギフとオヨメチャンとその恋人との不思議な日常』 このゆるゆるな不思議な雰囲気、大好きです! ギフのトボけた言動 オヨメチャンの強い心 恋人のどこか憎めない人の良さ み〜んな、大好き! 大人版 シン・サザエさん のスピンオフ小説 みたいな…?
2投稿日: 2022.12.08
powered by ブクログテツコ、ギフとその周りを取り巻く様々な人の物語。 率直に義父に対してテツコのようなフラットな関係になれるのは羨ましいなあと思った。 最後の解説を読んで、「そうか/それでいいじゃないか」が色んなところに散りばめられていたことに気づく。 そうなんだよなあ、生きているその時は必死で視野が狭くなってこれじゃないとだめ!って思いがちなんだけど、後から考えるとなんであんなに固執してたんだろうって思うことあるよねーと共感した。 結果的に固執することで今の自分があるからそれで良かったのかもしれないけど、その固執に対してこんな考え方もあるよって提案してくれる人と出会えるか、そのタイミングがベストかで人生ってすごく変わっちゃうんだろうなあと思った。
4投稿日: 2022.11.25
powered by ブクログ認め、受け入れるには時間がかかる。 毎日しんみりしているわけでなく、リアルな日常はあるわけで、自分と関わる周りの人々にだって苦悩はある。 想像していたのとちょっと違った(現実味があった)。 映像化されたら良さそうと思ったら、ドラマ化されてたのですね。キャストがイメージと違ったが、そこがまたいいと思った。想像通りのキャストだと、(個人的な)広がりがなくなってしまいそうで。 テツコの一言ではっとした。 そこにあったはずの生活が、起きた状況によって変化して(失われて)しまったとき。 この場所の居心地の良さはわかる。その日常だって、長い歳月をかけつくられたもの。だけど変わらなきゃいけない時期、心持ちも必要なんだって、そう伝わった。 なんだかなぁである、前に読んだ本とリンクすることがよくある。そう、まさに自分に向けられた「変らなきゃ(進め)」、だ。 ゆったりとした、時間の流れを感じることができ、心地よい一冊だった。悲しい空気の中にも、時々突拍子もなさ、そしてとても温かい。夕子さんの章が良かったです。夕子さんのような人好きだなぁ 「人は変わってゆくんだよ。それは、とても過酷なことだと思う。でもね、でも同時に、そのことだけが人を救ってくれるのよ」
51投稿日: 2022.11.07
powered by ブクログタイミングの問題で、読むのが今になった。 でも、今でよかったなと思う。 話がいくつかあるのだが、所々繋がっていたりして、読み始めと読み終わりでこの本に対する印象が全然変わってた。 ちなみに、タイトルはほぼ話の中身と関係ない。
2投稿日: 2022.11.06
powered by ブクログタイトルに惹かれて手に取った本。結論から言うと、とても好き。オススメ! 何気ない日々を切り取って淡々と物語は進行して行きます。死を取り扱った作品にも関わらず、全体的に優しくて暖かい文章が絶妙なバランスを保ってくれています。 読後、とても優しくほっこりした気持ちになれる本です♪
27投稿日: 2022.11.06
powered by ブクログ奇妙な関係なのかと思ったけど、普通の日常が丁寧に繰り返されてる印象。 大切な時間なんだろうなと思った。 お茶碗のシーンが好き。 どこかで本当に生活してそうなくらいイメージわきやすかった。 古い日本家屋に住みたくなった!
3投稿日: 2022.11.04
powered by ブクログ図書館で。本屋大賞関連作品を借りてみようの一環で。 なんとなくですが、本屋大賞を選ぶ層みたいなものが垣間見える感じで面白い。読みやすくて手に取りやすい、共感を得られそうな作品が選ばれやすいのかな。 義父と嫁の家族とその辺りを取り巻く人間と、という感じ。個人的にはヨメはBFと結婚はしなくても彼のことはどこか所有物扱いなんだな~とか、家族と言っても血縁関係よりも相性が良い人も居るんだろうな~とかそんなことを思いながら読み終えました。 良い人しか出てこない感じのお話だったので、気軽に読み終えました。自分があまり覚えてないだけかもしれませんが。というか、表題、どんな話だっけ?と既に忘れてるし…
2投稿日: 2022.10.21
powered by ブクログ人が亡くなったり、病気になったり、普通なら暗くなってしまうところ、無理することなく時間をかけて、自分で納得しながら生きている人たちに、優しい気持ちになりました。勝手に「普通」というしがらみを作って、がんじがらめになってるのかもしれないです。周りがどうとかじゃなくて、自分が心地よい暮らしができれば、幸せなんだろうな。
2投稿日: 2022.10.15
powered by ブクログ登場人物がとても魅力的。好きな瀬尾まいこさんの作品と通じるところがあった。章ごとに主人公が変わり、それが繋がっている気持ちよさがある。
6投稿日: 2022.10.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
何回読んでもほわほわする。みんなちょっとずつおかしい奴だけど、なんでかこれしかない感じがしてしまう。 旦那さんが死んじゃうって結構なことだと思うのだけど、しかも若くて。義父と住み続けているのも結構だし、彼氏が子供にお金取られるってのも結構。なのになんだろう、このゆら〜っとした感じでいられるのは、文章が穏やかで、感情の起伏がないように感じるからなのかな。 一樹の章が好きだったな。またいつか読む。このままでいられる環境って羨ましい。
1投稿日: 2022.10.09
powered by ブクログテツコと義父のギフ。夫の一樹が亡くなった後も一緒に暮らし続けるふたりと、それを取り巻く人たち。それぞれが大切な人の死を受け入れ、少しずつ前に進み始める。悲しみを抱えながらも、優しくユーモアがある人たちのとても穏やかな日々が綴られており、読んでいて心地よかった。小さな幸せを見逃さず、一日一日を大切に生きたいなぁと思った。 誰かの死を受け入れることは自分の生を見つめることでもあるんだなぁ。死んだら、もういないと受け入れるのも、どこかで見守ってくれていると願うのも、自分の中に生き続けると信じるのもいい。自分で納得できる答えを見つけられたならそれでいいと思えた。ぽんって背中を押して肯定してくれる感じ。テツコとギフが、悲しくてもおいしいと幸せを感じる場面があるけど、生きるってそういうものなのかもしれない。
25投稿日: 2022.10.09
powered by ブクログタイトルからグルメ系の作品かと思いきや。いくつかの短編からなり、とある人々の日常や過去を振り返る作品。 全体的な印象は読むのがしんどくなるエピソードがやや多く、「山ガール」のエピソードのような心地良い読後感を個人的に求めたい所であった。しかしながらギフとテツコの日常は、読んでいて微笑ましく、『母親は父親と自分の間を翻訳する存在』には、非常に共感を覚えた。
3投稿日: 2022.10.07
powered by ブクログ亡き夫の義父と暮らし続けるテツコと、二人を取り巻く人々を描いた作品。 心がほっこりとするお話です。 暮らすということ、愛ということ、生きるということ、 きれいごとだけではない、それらのことを淡々と描いているのですが読み進める内にじわりじわりと読み手の心に染み込んできて、心の中にこの作品の水たまりが出来上がります。 義父の妻である、夕子が若かった頃のお話の中に、「後輩が得意そうに、ティファニーの銀製のネックレスを見せびらかしていたが、その彼女の足元が、仕事ではきつぶされたサンダルであるのに気付いた時、夕子は、なんて見すぼらしい世界に自分はいるんだろうと思った。」 という一文があるのですが、巧く言えないけれど、大変共感し、仲間をみつけたような気持ちがして、嬉しかったです。 完璧ではないけれど、優しく、自分なりに真面目に真っ直ぐ、日々を重ねている人達のお話でした。 2015年19冊目。
0投稿日: 2022.09.19
powered by ブクログ知り合いを亡くしたら悲しく思い出しては涙する。 この本を読み故人との思い出を大切にし、少しづつ前に進んでいって欲しい思いが伝わる。
11投稿日: 2022.09.19
powered by ブクログ大切な人を失うのは悲しいし、時間の流れによる変化は怖い。 けれど、すこしずつ進んで行かないと……というささやかな勇気を与えてくれそうな一冊です。 悪い人がいないのがほっとします。 作者さんが脚本家だからか、文体はかなり口語っぽくて、気になる人は気になるかもしれません。 喪失と愛の話はこんなのも →『キッチン』(角川文庫)/吉本ばなな
9投稿日: 2022.09.14
powered by ブクログもう少し歳を重ねてから もう一度読もうかな… ほっこりする感じ。 ラストより前半、中間の方が好きかな。。。
2投稿日: 2022.09.06
powered by ブクログ読んでいて心がぽかぽかした。登場人物たちが魅力的で、章立ても細かいのでテンポよく読める。ドラマ化したようだけど、これは活字で読むと味が出る作品。ギフ、とか。徹子とテツコの違いとか。あぁ本って、そういう微妙なニュアンスで、読み手の想像力を掻き立てるんだよなぁ。
2投稿日: 2022.08.27
powered by ブクログ章によって一人称が変わっており、様々な視点で物語を俯瞰できるのは面白かったが、話としてはまあまあであった。最後の章では子犬を抱いてた女の子がテツコなのかが気になった。
0投稿日: 2022.08.22
powered by ブクログテーマとしては暗くて怖いはずなのに、こんなにもほっこりのんきな物語が不思議で、特に後半はするすると読み進めてしまいました。 時系列を頭で整理しながら読むのは大変でした。 どの登場人物も基本的に前向きで、穏やかに一歩一歩しっかり生きているのが恐怖感をなくしてくれるものなんかと思いました。 ギフと岩井さんのわちゃわちゃがふふってなった。
0投稿日: 2022.08.18
powered by ブクログテツコとギフを取り巻くほっこりできる物語、岩井さんやユウコや一樹との切なくも人間味のある不思議な感じの作品で面白かった、主人公は家かもしれない。ゆうこの口癖(働くことは生きること。生きることは動くこと。この世に、損も得もありません。)というフレーズが印象深い。
2投稿日: 2022.08.18
powered by ブクログ木皿泉とは脚本家夫婦の名前だそうで気が効いているんだかふざけているんだか、でも小説の内容は男と女それぞれの隠し味が効いていて面白い。「野ブタをプロデュース」の脚本も書いてたらしい。
0投稿日: 2022.08.10
powered by ブクログこちらの作品の方が好きです。 傍から見ると不思議な関係が当人達も考えながらもそこでの生活を選んでいる。 主人公も周りの人達もそれぞれのちょっと残念な過去があったり、後悔があったりしながら亡くなってしまった主人公の旦那さんとの繋がりで自分達の今後に向き合っていく。無理をしないで力を抜いて生きていく姿と重くは感じさせない話にほっとしながら読めた。
29投稿日: 2022.07.13
powered by ブクログ皆何かに縛られながら生きている。 そんなフレーズがあったような気がします。 1つ1つのお話が内容自体は 決して明るいものとは言えないが、 落ちが温かくほっこりするものだと思いました。 暗い夜道に柔らかく温かな光を 照らしてくれているような印象を受けました。
0投稿日: 2022.07.06
powered by ブクログギフの家には暮らしがあった。それはおそらく、そこに住んできた人たちが何年もかけてむぬり続けてきたものなのだろう。 「動くことは生きること。生きることは動くこと。」 「この世に、損も得もありません。」
0投稿日: 2022.06.29
powered by ブクログ表題作と最後のひっつき虫だけ⭐︎3で、あとは⭐︎2と言ったとこでしょうか…正直登場人物の心情の移り変わりがイマイチ理解出来ませんでした。 きっと、自分がもう少し大人になって身近な人の「死」を経験すれば、この本の感じ方は変わるかもしれません。そのときまで詳しい感想は温存しときます‼︎
1投稿日: 2022.06.09
powered by ブクログとてもほっこり温かい気持ちになれる1冊でした。 最初はちょっと苦手だなぁ…と思っていた岩井さんも読み進めていくうちにすっかり好きになってしまっていたり、登場人物がみんな素敵でした❁⃘*.゚
6投稿日: 2022.06.05
powered by ブクログ文やフレーズの表現が独特だけどなぜか心にしっくり 何かに囚われてる登場人物達が誰かのちょっとした言葉や行動で、しこりが無くなるような、日常は大きく変わってないけどフッと気持ちが軽くなるような話は温かくて前向きになれました。
1投稿日: 2022.05.27
powered by ブクログ死が身近にあるのだけれど、 これほど暖温かな物語は珍しい。 死があるからなのか、 穏やかで静かに日常を紡いでいく。 だからといって丁寧で透き通った日々、 といったそんな高尚なものではない。 何か決定的なものがあるわけではないのだけど、 のほほんと気楽に居心地がいい。 中心となるのは嫁のテツコに義父のギフ、 そしてテツコの恋人・岩井さんの3人。 不思議な組み合わせだ。 ギフの息子でありテツコの夫である一樹は、 既に亡くなっている。 それでもテツコは古い家にギフと住む。 何といも言えない空気が流れる。 はたから見るとそうなのだけれど、 当人同士はとても気に入っているようなのだ。 ギフの妻も登場する、一樹の母だ。 一樹の母も既に亡くなっている。 死の記憶があちこちに散らばっている。 それでも3人はめげない。 忘れもしないが、とらわれもしない。 岩井さんはテツコさんとは恋人だけど、 ギフとはもう本当に赤の他人。 でも二人は意外に仲がいい。 男同士、秘密をともにしたりもする。 家族はこういうものだ、というのは多分ない。 その家族の数だけ、そのスタイルがある。 どんなに不思議に見えても、 しっくりくるかどうかが一番。 この作家さん、いいなあ。
0投稿日: 2022.05.19
powered by ブクログ夫をなくしたテツコと夫の父ギフ(義父)の、手放したくない暮らしを描いた2人暮らしの物語。 ドラマ化もしていて仲里依紗、星野源らが演じている。 登場人物の可愛らしさと優しさがいっぱいで読んでいて前向きな気持ちになれた、時間は止まらずに動くもの。
0投稿日: 2022.05.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
若くして夫(一樹)を亡くしたテツコと、その義父(一樹の父)であるギフの物語。2人が周りの人との関わりから徐々に一樹の死を受け入れていく。 なんで2人で住んでいるのだろう、と言うところから始まったけど終わった後にはなるほどと思える話だった。、 登場人物は繋がっているが短編小説なので一話ずつ読むこともできるため読みやすかった。
0投稿日: 2022.05.12
powered by ブクログおもしろかった! 本屋大賞が好きそうな人間ドラマでした。不自然な設定だけれどもありそうな話。その曖昧な部分も含めて親近感をわく人が多いのだろう。 作者が脚本家ということで頭の中で映像がでてくる。脚本家夫婦が書いたらしい。なんとも読みやすい。
3投稿日: 2022.05.10
powered by ブクログムムムという人物から始まる物語 亡くなった息子の嫁と義父の一家 周りの人々との関わりを楽しく面白くホロっとする話でまとめた良い本 優しさが溢れてます。普通な人に読んで貰いたいと今 思いました。
0投稿日: 2022.05.01
powered by ブクログ短編の連続で主人公や視点が変わるが同じ世界で繋がってるという最近よくあるパターン。受け入れ難い身近な人の死を受け入れて終わりではなく、何かが始まる予感も。悲しみもあるがなんだかホッコリする普通の生活、そんな作品でした。
0投稿日: 2022.04.19
powered by ブクログ登場人物ひとりひとりの話が丁寧に書かれている。 大きな感情の変化があるわけではないが、読み終わってからほっこりした。
0投稿日: 2022.04.17
powered by ブクログ7年前25歳で亡くなった一樹。 その父・ギフ、と今も一緒に暮らす嫁のテツコ。 テツコの現在の恋人の岩井さんや、一樹の幼馴染み、一樹の従兄弟など、周りの人との日々の中で、 一歩踏み出していく(皆んなの)姿を優しく描いています。 特に好きだなぁと思ったのは、従兄弟の虎尾の話。 亡くなった一樹の古い車を虎尾が欲しいと言い出して持って帰った後の、ギフとテツコのやりとりも何故か心に沁みた。 自分の中に固まっていた何かが、「あっそうか」と思い付いたことで、溶けて流れ出す感じが、作品全体に感じられて、心地よかったです。
8投稿日: 2022.04.10
powered by ブクログ"今"の当たり前の毎日がずっと続くわけじゃない。 過去には想像していなかった"今"があって、この"今"も少しづつ変わっていく。平凡な毎日にも悲しい事、辛い事が必ずおきて、辛いときにも優しい何かがきっとある。 そんなふうに少しづつ変わっていきながら人は"今"を受け入れて生きていくんだろうなと思った。 特別な事は何もおこらない、日々の私たちの生活に限りなく近いような物語りだけどきっとまた読み返したくなる本。
1投稿日: 2022.04.10
powered by ブクログ読み終わってから、ゆっくり感動した。 読んでる最中は、終わりがはっきりしないな〜と思ったけれど、もう一度パラパラ捲ってみると、すごく面白かった。
1投稿日: 2022.04.09
powered by ブクログ「昨夜のカレー、明日のパン」隙間ありまくりな表紙に惹かれた 一回目じゃ気付かなかったことに気付ける、逆に以前は「いいな」って思ってた部分が案外どうでも良くなってたりする 本を再読する面白さってここなんだよなあ 重松清さんの解説が面白くて好き
0投稿日: 2022.04.05
powered by ブクログ小説ならではの少し変わった生活、少し変わった会話にじんわり温かい気持ちになった。岩井さんが魅力的で素敵です。
1投稿日: 2022.04.01
powered by ブクログ以前、NHKで放送していたドラマを毎週観ました。ドラマよりも小説の方が詳しく丁寧な内容でとても良かったです。木皿さんの本を読んだのは初めてだったのですが、他の本も読んでみたいと思いました。
2投稿日: 2022.04.01
powered by ブクログ若くして夫が亡くなった後も、義父と二人暮らしを続けるテツコとの話し。義父をギフと呼ぶところが、微妙な距離感を感じさせる。隣の家の若い女性は、その夫が亡くなったショックで笑うことが出来ず、CAの仕事を辞め引き籠る。 こういった設定だけだと暗くなりがちだが、軽妙な話題を盛り込み、読み口を軽くしてくれる。 テツコには恋人ができ、結婚を申し込まれると苗字の組み合わせが嫌で断ったり、後にこの相手はギフとの二人暮らしの家に一時住み込んだり。 笑いを失った女性は、テツコの夫の思い出の品で復活の兆しが。ギフはテツコの同僚女性等に若い頃の青春が蘇ったり。 著者は夫婦の脚本家のようで、若い男性の性の目覚めや、義父の心情等良く書けているので、夫が書いているかと思ったら妻の方が書いているよう。脚本家なのか、本の裏側に映像が見える。既にこの本はTV放映されたようですが、納得です。
35投稿日: 2022.03.29
powered by ブクログ2022年13冊目。 かなり久々に、小説を読みました。 『一万円選書』でおすすめされていたのと、ずいぶん前に、ちょっと気になっていた本だったので。 期待値を高くしていたからかもしれませんが、わたしには、それほど惹きつけられる何かはなかったと思います。 重松清さんの解説が良かったです。 気づきと解放の物語。 だからと言って、忘れるわけでも、大きな変化を伴うわけでもない。 どんなに評判の良い本でも、人によって合う・合わないがあるし、あるいは、読むタイミングが違ったら、しっくりすとんとくる場合もありますよね。 わたしとこの本の場合、後者の関係にあるように感じました。
0投稿日: 2022.03.21
powered by ブクログどの人物も魅力的だった。一樹はこの本の冒頭から亡くなっていて、周りの人達の思い出でしか語られないのだけど最後の最後で本人視点の話が出てきて面白かった。
1投稿日: 2022.03.20
powered by ブクログ野ブタ、セクシーボイス、どちらも毎週楽しみに見ていた、記憶に残るドラマでした。 タイトル通り、どこかの誰かの日常の話。日々の暮らしの話。毎日、夜が明けて朝になり、近い過去と近い未来が追いかけっこしながら過ぎる時間を生きていく話。 声に出して笑うほどでもないけど、他愛もない滑稽な会話がおもしろくて、読みやすかった。背中に大吉。 大人も子供も年寄りも、誰もが、多かれ少なかれ、大なり小なりの「不本意」を抱えて生活している。「それも人生なんや」と受け入れて、しゃ―なしに過ごしてるんやなぁと思えた。 自分だけちゃうで?しんどいの、みんなそやで。って言いたげな。 ギフが気象予報士という意外な職業である事をさらっと放り込んできたり、半分以上を読み進めたところで、ギフのフルネームが「寺山連太郎」であると今更に判明したり、部分的に植毛しているなど、ギフのパーソナル情報を小出しにされた笑 最期に、徹子と、一樹の骨を乗せて墓に行ったら廃車にする。いい決断やんか。大きいのを捨てて小さいのに替える。良いことである。 阿呆の岩井に480万円を返した女の子は、どんな大人になっていくんかな? 夕子の涙の能力が、すごく不思議! 2018年01月01日
0投稿日: 2022.03.18
powered by ブクログ優しい。優しくて、あったかくなる。 登場人物たちの台詞に、あーすきってなる。 何度も読んでいる。あーすき。
0投稿日: 2022.03.15
powered by ブクログタイトルに惹かれて手に取ったけれど、ちょっと期待外れだった。 どの登場人物もそんなに好きになれず…。 虎尾の車の話はよかった。 タイトルはすごくセンスあるなぁと思います。
0投稿日: 2022.03.11
powered by ブクログとても読みやすい文章であっという間に読めた。 亡くなった一樹と関わりのある様々な人たちの短編集。 めちゃくちゃ感動する!というよりは、読み終わったあと心がじんわり温かくなる作品。
0投稿日: 2022.03.04
powered by ブクログ25歳で逝ってしまった旦那。残された嫁と今も一緒に暮らす義父、通称ギフ。嫁のテツコの恋人や、周囲の人間たちと関わりながら、その死を受け入れてゆく。 当たり前だが、人間誰しも齢を重ね老い、やがて鬼籍に入る。齢を重ねると見えてくるものが多くなったり、また、狭まったり。かと言って、歳を重ねたからと言って、イコール人としての厚みが厚くなるわけではない。キャリアの割に薄い方もいらっしゃるしな、軽薄というか何と言うか... しかし、こう誰からも好かれ人を惹きつける魅力を持ってる方っているよな。ああいう人徳とし言いようがない方って、何が違うんだろうね。 常にアンテナを張っているとか、一つ一つに思慮深く行動してるというより、自然体でいるように見えるが、そう見せてるのかな。 本書では、ごくごく日常が描かれているが、人が送る日常に、そうだ、これで良いんだ、そうそう、という温かくも冷たい、心地よい温度が感じられる一冊でした。 最後の解説が重松清さんなのも頷ける。
3投稿日: 2022.03.03
powered by ブクログ旦那さんが亡くなり、残された妻20代のテツコと義父2人の生活を異なる登場人物を主役にして綴った短編集。 テツコ、ギフ、岩井さん、 皆一生懸命生きてる姿が可愛らしく、 変化に立ち向かう姿が素敵だなと思った。
0投稿日: 2022.02.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
悲しみや苦しみから、ゆっくりと回復していく人たちを描いたお話。 登場人物たちのキャラクターのせいか、決して明るくないテーマなのに、重くなりすぎず、まったりとした空気を感じるところがある。 ぼんやりと掴みどころがない部分もあるが、ところどころに強い力のある言葉が出てきて、はっとさせられる。 登場人物たちが、自分なりに折り合いをつけて生きていく様子が描かれていて、それが明るい未来を感じさせてくれる。
3投稿日: 2022.02.24
powered by ブクログ図書館で目に入り、聞き覚えのあるタイトルだったので借りました。 経歴を読んで、著者は夫婦脚本家のお二人で、「野ブタ。をプロデュース」の脚本家と知りました。当時「野ブタ。」好きでみていたのでなんだかそれだけで嬉しくなりました。 亡くなった夫の父親ギフと2人で暮らす嫁のテツコ(27歳)。という設定に、テツコの母親目線が入ってしまい終始モヤモヤ。でも、テツコとギフの関係は素敵だなぁと思うし、そこに岩井さんが絡んでくるのも面白かったです。 あまり何も考えずに読んでいましたが、重松清さんの解説を読んで、「そうか」という発見がありました。
1投稿日: 2022.02.16
powered by ブクログギフ(義父)とテツコを取り巻くなさそうでありそうな不幸で幸せで平和な話。 文章はゆるいのに本質をついてる気がして泣けてくる。 悲しいのに、幸せな気持ちになれるものだと知った。 なにかにとらわれていてもいなくても、時は進むのだと知った。 くたくたになるまで生きるよう。 人の死をいろんな角度から考える。 暮らすということ、そこには人がいるだけでは成り立たないこと、想いを馳せる場所があること。想いを馳せてもなくても時はゆるやかにも進んでいくということ。 日常から人生を考える。そんな本。星6。 八木重吉さんの詩(メモ) うつくしいもの わたしみずからのなかでもいい わたしの外の せかいでもいい どこにか「ほんとうに 美しいもの」は ないのか それが 敵であっても かまわない 及びがたくでも よい ただ 在る 、、ということが 分かりさえすれば ああ ひさしくも これを追うに つかれたこころ
2投稿日: 2022.02.13
powered by ブクログ感動できる本を求めていて、この本に辿り着いた。期待値が高かった分肩透かしをくらったような気持ち。 夫を若くして亡くし、義父と二人で暮らすお嫁さんと周りの人たちのストーリー。ちょいちょい、ん?って思うようなこともあり、個人的にピンと来なかった。山登りをしているときの話は好きだったし共感できた。 余計な先入観をもって読んじゃったな。いまいち入り込めず、ひと匙の涙も出ずに読み終えてしまった。 ただ、タイトルめっちゃ好き
2投稿日: 2022.02.06
powered by ブクログhttps://jinseilog.com/yesterdaytomorrow/ 死について描いていますが、シリアスさというのはなくゆるゆるとした雰囲気。 日常のゆるゆる感と、一樹がいないことによる喪失感。 アンバランスな状態。 目の前の人が笑顔だからといって全てが幸せな訳ではないんですよね。 つい忘れてしまうけども。 一樹の死から少しずつ氷が溶けるように、受け入れていけてよかった。 大事な人をなくしてしまった人にはとても刺さるところがありそう。
1投稿日: 2022.02.06
powered by ブクログ読んでいてほっこりすると同時に生きると死ぬについて考えさせられた。 否応なく変わっていく世界で、止まっていたら取り残されてしまう。だけどこの世界で生きてかなきゃいけない。 だからこそ、自分自身も変わらなきゃいけないし、変わっていくことで前に進めるのだと思った。 変わることはダメなことじゃなくて、それでいいんだって思えた。
4投稿日: 2022.02.04
powered by ブクログなんだかとてもほっこりするお話。 夫に先立たれ、ギフとの2人暮らし。 ちょうどいい距離感で暮らす2人。 自分自身がこのような状況になったら ギフとこんな暮らしをしていけるのか そんなことを考えていた、、。
2投稿日: 2022.01.30
powered by ブクログギフがかわいい。 様々な人目線での短編で構成されていて、読みやすかったです。 他の話に出てきた人物が別の人の話に登場すると、知合いに会えたみたいに嬉しい。 1人の人物の死と向き合っていく人達のお話ですが、暗く重くはならない。 読後感の良い1冊でした。
2投稿日: 2022.01.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ああ、もう、すんごくよかった。 2022年も早速いい本に出会えて嬉しい。 ムムム?ギフ?と、はじめの数ページは なんの話だろう、とゆっくり読み進めていくと、 あとはもう止まらない。 ひとつひとつの短編が繋がっているけど、 全てのお話が、あったかくて、キリッとしていて、言葉が輝いていて、好きだった。 のこされたギフとテツコを中心に、丁寧なくらしを大切にしていくひとたちの、前向きになれるおはなしだった。 夕子さんに学ぶことが多かった。 ほんとうにいい暮らしをまいにち繰り返せることのしあわせをを教えてもらった。 贅沢をするわけでなく、四季を感じて、自然と共に生きることのしあわせを。 動くことは生きること。生きることは動くこと。 この世に損も得もないのだ、と。 なんか、今日から家事もたのしくなりそう。
2投稿日: 2022.01.21
powered by ブクログ読み終わってタイトルに納得。 大切な人を失い、それぞれ抱える気持ちの変化。 ゆっくりと温かく、安心して読み進められた。 225頁 ギフの言葉。 人は変わってゆくんだよ。それは、とても残酷なことだと思う。でもね、でも同時に、そのことだけが人を救ってくれるのよ 今の私には心に残る言葉だった。
1投稿日: 2022.01.17
