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女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび
女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび
古内一絵/中央公論新社
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総合評価

414件)
4.4
176
179
34
2
0
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    前作と同様に,様々な悩みを抱える主人公たちがマカンマランのシャールさんやジャダさんの料理に救われる話です.居心地の良い自分の場所,無理せずにいられるところがあるというのは羨ましいことです.そういう場所は少ないですがあるのかもしれませんし,料理がそういう雰囲気を作ってくれるような気もします.元気でいること,前向きにやっていくことを忘れたくないですね.料理のインスピレーションをもらえるのが,このシリーズを読む楽しみの一つです.

    0
    投稿日: 2023.12.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前作を読み終わって、この本の世界の虜になってしまいました。 厳しさや寂しさも内包した優しさは、こんなにも胸に響くんだなぁ、と感じました。 「優しさ」って難しい。 今作で1番心に残ったのは、214ページの「皆、寂しくて、一生懸命。」「ただの一生懸命な母親だ」というセリフでした。 このシーンは、子どものことを心配して先回りして、肩に力が入りすぎるくらい頑張ろうとして、目の前の子と向き合うことにピリピリしてしまう自分自身と重なって、気づけばスーッと涙が出ていました。 「ただの一生懸命な母親」という言葉で、自分を認めてもらえて、だけど時には手を抜き息を吐いて楽しむことを大切にしたいなと思えました。 次の作品も、早速取り寄せ中。 届くのが楽しみです。

    5
    投稿日: 2023.12.06
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    NHKラジオの、日曜名作座で放送されていたのをきっかけに、他のお話も読んでみたいと手に取りました。紹介されていた話だけでなく、全ての話が温かく、心を打つものでした。生きづらい現代をしなやかに生き抜くバイブルのような作品です。

    0
    投稿日: 2023.12.03
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    長い人生、ままならない事が多い。こんなに頑張ってるのに、だとか、周囲に合わせなきゃ、だとか。何かと弊害が多い中で、じっくりと自分と向き合う時間を美味しい夜食と個性的な仲間達と共に。皆に慕われるシャールさんも沢山苦しみながら生き、それでも軸がぶれない姿に感涙。 個人的にジャダと柳田のやり取りが漫才みたいで好き。憎まれ口ばかり叩くのに心底シャールさんを気に掛けてる不器用な優しさが、そのツンデレ具合が、可愛い。メタボおじさんなのに。

    0
    投稿日: 2023.12.01
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    前作に対し、 家庭、家族を意識した物語だった 3話目がすごく印象的 春夏秋冬をベースにして ありのままの自分でいい、と思わせてくれる 現実にありそうな課題と シャールさんの非現実的なところが 見事にマッチしていて 言葉遣い含めて素敵な作品

    0
    投稿日: 2023.11.24
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    マカンマラン シリーズ2作目。今回も ほっこり心が温まりました。中でも3話の秋の夜長のトルコライスは泣きました。次々 話が進んでいくと あの時のあの人が常連さんになってるって嬉しく思ったり ほんとにシャールさんが素敵。押しつけがましくなく 大きな優しさに周りの人達が惹き込まれていくのがいいな。私もあのお店の常連さんになりたい。

    0
    投稿日: 2023.11.21
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    「マカン・マラン」の続編。 生き方に迷っている人達がたどり着いた店「マカン・マラン」。その店主シャールと彼女(彼?)の作る夜食が疲れた心を癒してくれる。 一人でいる事を恐れているOLや実家を継ぐことになった漫画家アシスタント等、様々な悩みを抱えた人達がシャールとの出会いで新しい生き方が開けて行くのは前作と同じ。 さらりと読めて気持ちも良くなる。

    0
    投稿日: 2023.11.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回は親子の話が多かったなあ。 親から見た子、子から見た親。 どちらも通ってきた私には 突き刺さりまくりで号泣しながら読んだ。 自分の子供だけど、自分のものではない。 娘には娘の人生がある。 それを私のエゴで娘の人生を歪ませたくないと あらためて考えさせてくれた作品。 帰ってきたシャールさんが、悩む人たちに 温かい言葉と夜食を提供する。 力の入った肩がすっと軽くなる感じ。 一旦力を抜かないと新しい力は湧いてこない。 本当にその通りだなあ。 この作品は格言だらけで困る笑

    1
    投稿日: 2023.10.25
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    全巻に引き続きこちらも読了。 2冊目となるこちらは4編中3編が家族、親子に関するお話でした。 すでに主婦になって20数年が経過している私にとっては、若い子が仕事や恋に悩むお話よりも家族との問題の方がよりリアルに入り込める分、登場人物の気持ちが嫌というほどわかってしまうので、読むのがツライ部分もありました。 特に3話目の発達障害境界線の男の子を持つお母さんの話はもう涙無くては読めないというか… 子供っていう生身の人間を育てていくという作業ほど重大な責任を背負った任務って他になくて、どれだけ一生懸命取り組んだとしても、自分の思い通りの形に育つものでもなくて、とにかく不安で必死で… 私が子育て真っ最中にシャールさんみたいな人に出会えていたら少しは何かが違ったかな?とか、今から私はシャールさんのように辛いお母さんたちを励ましてあげることができるかな?とかそんな風に想像しながら読んでいました。 ラスト4作目まで手元にあるので、引き続き読み進めたいと思います。

    1
    投稿日: 2023.10.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    こちらも図書館で借りました。 「自分のことを"ただの"とか"つまらない"とか言っちゃ駄目。それは、あなたが支えている人や、あなたを支えてくれている人たちに対して、失礼よ。」 シャールさんの厳しいけど優しい言葉と料理に元気をもらえます。私もシャールさんに会ってみたいです。

    18
    投稿日: 2023.10.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズ マカン・マラン 第2作。 第1作で登場した人たちも店内でくつろぐ様子がうかがえてほほえんでしまう。 闘病のため主人が姿を消したあとも「マカン・マラン」は居心地よい場所を開いてくれている。 2016年初版で、いま読むと「派遣労働」とか多少時代を感じる話題もありつつ、「親子の愛」という普遍の、大きなテーマがBGMで静かに流れている。 第3話。 子育てに必死な母親。 自分が投影されてしまい、感情が揺さぶられつづけた。 可愛い我が子、なのに良いところもたくさんあるのにまっすぐに見てあげられない。 果たして、子どものためなのか、自分のエゴなのか… 参考文献をみると特性のある子どもを対象として書かれているのがわかる。 そういうお子さんをお持ちの方は身につまされる思いがするのではないか、、。 第4話。 人生のとなりに置いておきたい作品。 節目ごとに読み返したいーー 高校生の娘が理転を希望?!文系から理系へ変えて受験すると言い出した… そんな無謀な話をきいたら親はNOー!!と言いたくなるはず。 そんな話題からシャールの話へ移り、、親子について深く考える。 シャールのひと声。 「親子って難しいのよ。一番近くにいる他人ですもの」 これに尽きる… (本文より 一部抜粋) ーー 親の心子知らず。子の心親知らず。 たとえ親と子であっても、ひとりひとりが別の人間だ。 その人生を、他の誰かが負う事はできない。 認めなかろうと、理解しなかろうと、娘には娘の人生があり、その責任のすべては最終的に娘自身が負っていくしかない。 たとえ失敗すると分かっていても、その挑戦を選んだ娘を見守ってやるくらいのことしか、親にできることはないのかもしれない。 ーー この作品で知ったこと。 ーー 『冬至の七種(ななくさ)』 ニンジン、レンコン、ギンナン、カンテン、キンカン、ナンキン(南瓜)、ウドン(ウンドン) 全部の種に「ン」が2回入る。 冬至は、 一陽来復(いちようらいれき)、陰極まりて、陽に帰る。 いちど終わり切ったものが再生する日。 ーー 各話の紹介(公式サイトより) ◆…主要キャラ ◇…サブキャラ ●第一話「蒸しケーキのトライフル」 〈擬態〉だけが得意になる、ランチ鬱の派遣社員へ (◇真奈 …職場の人間関係に悩む派遣社員) ●第二話「梅雨の晴れ間の竜田揚げ」 夢を追うことを諦めた二十代の漫画家アシスタントに (◇裕紀 …マンガ家志望。マカン・マランの近くのアパートに住む。 のちにデビュー!) ●第三話「秋の夜長のトルコライス」 子供の発育に悩み、頑張り続ける専業主婦へ (未央 …小学生の息子の子育てに悩む) ●第四話「冬至の七種うどん」 親子のあり方に悩む柳田とシャール それぞれの結論とともに食す「再生のうどん」 (◆柳田 …中学校教諭。シャールの中学同級生。娘の進路で揉める)

    4
    投稿日: 2023.10.22
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    シャールさんおかえりなさい。 今回もとっても良かった。 シャールを待っていたジャダ。 そのジャダと柳田のいつものバトル。 楽しくて、またやってるよと思いながら笑顔で読みました。 今回もあっという間。 我が家で前作のマカン・マランをオススメしたら、ハマってしまい「次は?」と言われ買ってきました。 残り2冊も買ってきておいた方がいいかな。 我が家で大人気のマカン・マランシリーズです。

    5
    投稿日: 2023.10.22
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    どこに行けばマカン・マランに行けるのでしょう( ; ; ) 優しいお料理、たぶん心に響く話し声、楽しい会話…本当に行きたい! とりあえず、雑穀のパウンドケーキとサクレを検索中。

    6
    投稿日: 2023.10.18
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    シャールさん、お帰りなさい! 第二作でお目にかかれて本当に嬉しい! ジャダさんと柳田センセのバトルも健在、何よりです。 フィクションではあるものの、今の世にリアルに存在する、生きる苦しみ、職場で、学校で、家族で、人間関係の苦しみを抱える登場人物、心が痛みます。「マカン・マラン」とシャールさんの癒しが届きますように、と祈ります。

    13
    投稿日: 2023.10.15
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    図書館通いも1年近くなると次第にどの棚にあるかわかるようになりました。お目当ての作家さんの本を探していると借りたことのあるタイトルたちが随所に現れて、特にタ行と向かいあうハ行の棚の間にいる時は苦楽を共にした仲間たちに囲まれてるような親しみを感じるようになってきました。そうなると辻本深月さんの作品もいずれ相対さないといけないなっと思いつつ、反転してハ行の棚を物色する。夜食カフェの1巻まだ返却されてないけど2巻から4巻迄は揃ってるし迷ったのですが名作なら2巻から手を出しても入り込めるに違いないと確信して借りてきました。 疲れたOLが猫を追って不思議の国のアリスばりに辿り着いた先は異空間のようなお店でした。昼間はドレスショップなのですが夜は夜食カフェになるとか。そこは海の底のように形も色も違う魚たちが争わず各々のんびり寛いでいるとか、その正体はシャールさんが賄い料理をふるまい鋭気を養ってくれる店なのでした。 この心地よい空間に迷い込んでくる人たちは老若男女を問わずみえるようです。ポセイドンやギリシャ彫刻のように威光を放ち妖艶にバリトンヴォイスで語りかけるオーナーのシャールさんはなんとオカマ。ドラァグクィーンってゆうらしい。 彼女に見つめられると、動けなくなり心の奥底にあるドロドロな気持ちを吐き出したくなるようで、その後は店の常連になるケースが多いようなんです。 ぎゃあァぁあ、これが数々のブク友の心を射抜いたドラァグクィーンの正体なのかぁぁあw 。 1番弟子を自称するジャダも破茶滅茶で面白くってマカン・マランごと好きになってしまいました。

    67
    投稿日: 2023.10.15
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    2回目。 最初に読んだ4年前を、思い出す。 ど田舎で、犬2匹と赤ちゃんに、囲まれて日差しがさんさんとあたたったリビングで将来を、不安に思いながら共感しながら読んだ。 あれから4年。 最初の、二つの若者の悩みは理解できるが、もはや過ぎ去った悩み。分かる分かるよ、羨ましいとなる。 今は3番目の発達障害の子持ちの母親と同じ区分になってしまった。 4番目の話も子を持つ親として、共感出来るようになった。 18歳の気の迷いなんて、長い人生の中では全く問題にならない。 本人がやりたいように、見守るような親になりたい。 シリーズのなかで一番好きな回。

    6
    投稿日: 2023.10.14
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    連作短編集 おすすめに出てきたので手にした時シリーズ第2弾だと気づくも幸せな読後感が 何かしら問題を抱えて集まる夜食に魅力はもちろん、シャールの言葉に自分を見つめ直す人々、時間かけてじっくり読みたくなるそんな一冊だった 蒸しパンとあの温かいお茶はすぐ作って読書を楽しめた 好きなフレーズ引用 優しい湯気でじっくり蒸し上げたものは体を中庸に導いてくれるのよ 初夏の夜は短いけれど甘美よ ソイミートはお肉のできの悪い代わりでも劣化コピーでもないということよ 幸福で寂しくて一生懸命なわたしたちに乾杯 けれど多くの人間が頭の片隅ではドラマチックな冒険を求めながら実際には退屈なハッピーエンドを目指して生きていくのではないだろうか 一陽来復 暗い闇の中には光の種が潜み寒さの中その芽を少しずつ伸ばしていく

    13
    投稿日: 2023.10.14
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    マカン・マラン2作目。 「目一杯がんばったなら、もうそれ以上、がんばる必要なんてないのよ」と言ってくれるシャールさん。 美味しいものを食べると元気が出ますね。 夜食を食べに来るお客さん達もみんな繋がっていて、とても温かくて良い!

    58
    投稿日: 2023.10.07
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     「マカン・マラン」シリーズの2作目…!!今回もめちゃくちゃよかったです。シャールさんに逢いたい気持ちが抑えきれず読む手がとまりません…もう、もはや、これは“恋”だったり…!?、イヤイヤ推しくらいに、留めておきましょう(;'∀')  今作でも、「マカン・マロン」には、仕事や家族のことで悩みを抱え生活に疲れた登場人物たちが訪れます。シャールさんがそれぞれの身体のことを思いながら、提供するお料理はどれもおいしそうでたまらないですね!そして登場人物たちの身の上をじっと聴くと、その人に寄り添った魔法のような言葉をかけてくれます。日中はダンスファッションのお店「シャール」、夜は「シャール」のお針子さんの賄いと常連さんへの夜食を作る「マカン・マラン」に…シャールの気まぐれで開店する隠れ家のようなお店…ホント、行ってみたいですネ(^-^)  あったかい気持ちになる、そしてちょっと笑える(柳田先生とシャールさん、ジャダさんのやり取りが面白いんです!)、そして読んでいるこっちも元気になる作品でした。

    61
    投稿日: 2023.09.30
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    シャール、ジャダお帰りなさい!シャールが元気で戻ってくることを祈ってました。こんな店があったら働きたい!!! 本当の優しさ、強さを教えてくれる大好きな一冊。是非、読んで。

    1
    投稿日: 2023.09.12
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    会社勤めの女性にも 漫画家志望の男の人にも タワマンに住む主婦にも 高校生の娘をもつ教師にも みんな悩みってあるんだなあ! 自分に自信がなかったり 自分を客観的に見られなかったり 気がつくと母親と同じように子供を縛り付ける母親になっていたり 高校生の娘の進路変更が認められなかったり この ダンスファッション店シャールが 心に寄り添って 美味しいものを食べさせてくれる。 うちの近くにも こんなお店ないかしら? 常連さんになりたいなあ! と思わせてくれるお話しです。

    4
    投稿日: 2023.09.05
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    料理を通し、あなたはあなたの良さがある。 あなただからこその価値があり、あなただからこそ出来ることがある。そう伝えられているように感じた。 シャールさん、やっぱり素敵だった。 柳田とシャールさんの関係性も憎まれ口を叩く奥底に信頼があり、その人を大切に思う心があり。 こんな風に大切に思える・思われる人同士の繋がりってとってもあったかくて素敵だなぁとじんわり心があったかくなった。 マカンマランシリーズ、完結してしまうのは分かっていながらも、完結させずにずっと続いていってほしいという祈りにも似た気持ちになる。

    8
    投稿日: 2023.09.03
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    シャールさんふたたびです♪ 会いたかった〜‹‹\(´ω` )/›› 手術も無事成功で良かった〜♪ 今作は女の嫌らしさが満載の内容でした。 派遣先でのお局…タワマン&ママ友の怖さ… シャールさんの父親の話もあり、ちょっぴり切ない一冊でした(ノ_<)

    51
    投稿日: 2023.08.20
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    今回もシャールさんの料理と話術でいろんな人が救われましたね。そしてシャールとさんにもいろいろ起こりましたが周りの人に助けられて行く姿がとてもよかったです。 みんな一人で生きていないとつくづく実感されました。

    7
    投稿日: 2023.08.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回も読んでほっこり 相変わらずマカンマランを読むとほっこりするし、短編なので少し読んで区切ることもできる。 今回は最後が寂しい内容であったが、新しい登場人物も出ていて、元々出ていた人との関わりもあり、 前作と同様にとてもほっこりする気持ちで読んだ

    4
    投稿日: 2023.08.15
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    読み始めてしばらくマイナスな感情や状況が続き、なかなかページが進まなかった。自分の身近でも起こりそうな状況に、自分の気持ちを引きずられたくないと言う気持ちから、なかなか進まなかったのかもしれない。 私の、もやもやトゲトゲした感情をシャールさんがゆっくりほどいてくれました。いつか、お針子さんたちが作り出す小物を手に取ってみたいなぁ。 バッハルベルのカノン、聴きながら癒されています。

    3
    投稿日: 2023.08.11
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    女王様に会いたくて戻ってまいりました。 安定の面白さ。 だけど1冊目が良すぎて、あれほどひきつけられるものはなかったですね。 前回登場した人たちが再び登場してうれしかったです。 最後のお話の柳田とシャールさんの友情が温かい余韻として心に残りました。 生きていくのって、寂しいのよ。 皆、寂しくて、一生懸命。 それで、いいじゃない。 We sometimes need to take a break. If we want to gain new energy to move forward, we should relax and take it easy.

    14
    投稿日: 2023.08.06
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    前作よりマカン・マランやシャールさんは控えめ、他の人物が多め、という印象でした。 様々な境遇の人たちが出てきますが、経験の中で生まれる感情はどれにも共感できる部分があり、幸せな形にまとまるストーリーは読んでいて温かい気持ちになります。

    1
    投稿日: 2023.07.24
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    心の拠り所となるお店があるのは、とても幸せなことだな わたしも、自分のマカンマランを見つけたい シャールさんのように、寄り添える言葉を紡げるようになる日は来るのだろうか

    3
    投稿日: 2023.07.21
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    前作を踏襲しながらも、胸に沁みるエピソードがてんこ盛り。 悩める人々を胃袋から癒してくれる夜食カフェ、ただただ行きたい、常連になりたいのは私だけではないはず

    1
    投稿日: 2023.07.19
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    冒頭からグサグサ刺さりましたわ。 前作よりも好きでした。 特に好きなフレーズは 「目一杯頑張ったなら、もうそれ以上頑張る必要なんてない」 「一旦力を抜かなきゃ、新しい力は湧かないもの」 「皆、寂しくて、一生懸命」 シャールさんに出会いたい。

    3
    投稿日: 2023.06.22
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    一作目同様、人生に悩んだ人がマカンマランにやってくる。 どことなく自分と重なるモヤモヤをシャールは受け止め、本物の美味しいご飯で包んでくれる。 自分を飾らず受け入れてもらえる事ってとても大事だなぁと思う。 ジャダも柳田さんもそれぞれ形は違うけど、人を大切に思っていて温かい気持ちがいっぱいでした。

    3
    投稿日: 2023.06.04
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    ずっと読みたくてようやく借りれた本♡ すごく楽しみにしていたこともあり一気読み! シャールはいつも温かい心や言葉で 悩んでいる人を元気にしてくれる。 何なら読んでる私まで元気になる。 相手の立場になって考え、相手のことを想って 発する言葉には重みがあって、相手に届くように なってるんだな〜て改めて気付かされた! 「あなたも、自分のことを “ただの”とか“つまらない”とか言っちゃ駄目。 それは、あなたが支えている人や、 あなたを支えてくれている人たちに対して、失礼よ」

    2
    投稿日: 2023.06.03
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    2023年24冊目。 いつの頃か食べ物がテーマの本を好む様になった。人と食は切っても切り離せない。 今まで読んだどのお話も心が温まり、人の心情を沢山知る事が出来た。そしてまた、大好物な本に出会ってしまった! 「本当に強いのは、自分の中の弱さと、ちゃんと向き合ってる主人公」の言葉は自分は弱いと言っている息子に伝えてあげたい。 親子は1番近くにいる他人、親の心子知らず、子の心親知らず。手のかかる時間はあっという間に過ぎ、親の自分に出来る事はごはんを作り、見守る事だと改めて実感。 「皆、寂しくて、一生懸命」この言葉で人の見えない所を想像する。 そんな想像力を自分も身につけたいと思えた一冊。

    4
    投稿日: 2023.06.03
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    常連さんそれぞれの深い人生への、 シャールさんの人たらしの優しさに、 しみじみしたり、笑ったり、泣いたり。 私もマカン•マランの常連になりたいっ^_^

    2
    投稿日: 2023.06.01
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    気付いたら一気に読み進めてしまう本。 シャールさんも大変なのに人々をそっと支えてくれてる…素敵だ… 親の死に目とか考えさせられる回でした。

    2
    投稿日: 2023.06.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今作もシャールがとっても素敵。シャール姉さんが好きすぎるジャダもかわいくて好き。シャールと柳田の関係性も好き。 見せないけど、みんないろいろな想いを抱えて生きているんだねって気づかされる物語。 特に今回は、 “追い詰めないで。理解しなくてもいいから” というシャールさんの言葉が刺さった。 愛してるからを理由に自分の価値観を押しつけて、大切な人を追い詰めていないか、自省。

    1
    投稿日: 2023.05.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大好きなマカン・マラン2作目 それぞれの主人公の悩みは、誰しも当てはまる部分があるんじゃないかなあと。 他人と合わせて生きるのが辛い 自分のやりたい事が分からない 完璧を求めすぎてしまう 本当の自分を曝け出せない そんな"自分"も"自分"だと受け入れて進むのには とてつもない時間と労力が必要 だけど、受け入れられたら自分の世界は変わる 毎回そんな気づきをくれるマカン・マランシリーズが大好きです。

    0
    投稿日: 2023.05.28
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    シリーズ2作目。 今回もみんなの悩みをそっと後押しするシャールさん。食べ物の力ってホント凄いな~! 生きていくのは寂しい。だから人に優しくする。優しくできたら自然と人は集まってくる。 シャールさんがみんなを助けているようで、『マカン・マラン』に集まってくる人たちの優しさにも助けられているんだろうな♪ ジャダさんと柳田先生の掛け合いが面白い(*´艸`)

    12
    投稿日: 2023.05.18
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    ドラァグクイーンのシャールが店主を務めるドレスショップは夜に賄いカフェ、マカン・マランとなる。そこを訪れる人々の物語が描かれた、短編集の第2弾。 各短編の主人公が常連さんになっていくのを感じられて、ホッとするような嬉しいような、自分も常連客の一人かのような気持ちになる。 ままならない日々が劇的に変わることはないけれど、しがらみから解放される居場所と自分を労わる食事があれば、また前を向けるのかもしれない。

    1
    投稿日: 2023.05.06
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    マカン・カランシリーズ2作目です。 ドラクィーンのシャールさんが本当に魅力的な人で、傷ついたり、疲れ切った人を 温かいお料理と言葉で癒してくれる。 周りの人達もみんな個性的だけど温かくて… 一作目からシャールさんのファンで 私も、シャールさんとお話しがしたいなぁと 何度も思い、ところどころでシャールさんの言葉や温かさに涙ぐみながら心も体も ぽかぽかしてくるようなそんな素敵なお話でした。 自分が大変な時に人に優しく寄り添えるそんな シャールさんがいつまでも元気でいてくれますように… シリーズ3も読むのが楽しみです。

    5
    投稿日: 2023.05.05
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    シャールとジャダの友情にほっこり。 マカン・マランを訪れる人たちはみんな人間味があって良い。 柳田は口が悪すぎる気がするけれど… わが子の発達を気にする親の気持ちは想像しただけで胸がぎゅっとなった。

    2
    投稿日: 2023.05.02
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    暖かくて心に刺さるそんな作品。 特に最後のお話は考えさせられてしまった‥ 日常でほっこりできてると良いけど、どうしても自分の内なる悩みを見つめたくなったらまたこちらのカフェに帰ってこようと思います。

    1
    投稿日: 2023.04.28
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    さくさく読めて1日で読み終わりました。 新しい登場人物や、前作から引き続き登場する人物がさらに深掘りされたりでさらに楽しめました。 当たり前だけど、自分以外の他人にもひとりひとりにストーリーがあるんだなぁと。 どんなに嫌に見える人でもその人なりに頑張ってるんだなって勉強になりました。 自分はまだ経験ないこともあるけど、周りが見えなくなるくらい頑張るのはやめて、たまには楽するのも大事だというのはこの先も忘れないでおこうと思います。

    3
    投稿日: 2023.04.27
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    今回も美味しそうな食べ物たくさん。 最初は、こっちまでネガティブに引っ張られそうな、ネガティブ思考にどっぷりはまってる登場人物が美味しいものと、シャールの言葉で変わっていく。 シャールの言葉が一番効くけど、美味しい物でお腹を満たすのも大事。 美味しいは正義!

    3
    投稿日: 2023.04.26
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    発達障害?の子供の話は胸が痛かった 客層が同年代が多くて辛さがよくわかった。良い店見つけられて良かった

    0
    投稿日: 2023.04.21
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    シリーズ2作目。今回もマカン マランに救われた人たちのお話。前回悩みを抱えてシャールの料理や言葉で元気を取り戻した人たちが所々に再登場してくるところが嬉しい。

    9
    投稿日: 2023.04.18
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    今回もOLに漫画家アシスタントに主婦にと、悩みを抱えた人達が訪れるマカン・マラン。 シャールさんがそれぞれにかける言葉が優しく、読み手も前向きになれる。 異世界の女王の様な出で立ちのシャールさんも、大病を抱え、親がいて、過去があり、悩むこともある。 どんな人にも抱えるものがあることを再認識させられる。 個人的にはお針子達にもみくちゃにされる柳田先生のくだりが好き。

    2
    投稿日: 2023.04.15
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    マカンマランに行って、体に染みる料理を食べたい。ここを見つけた人たち、出会った人たち、羨ましい。 そんなふうに思えるお話でした♪ シャールは心が綺麗。

    1
    投稿日: 2023.04.15
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    シリーズ2作目。変わらずのシャールさんのしなやかさに敬服です。父親との関係など、前作に比べシャールさん自身の感情が読めたのもよかった。 ただ本作1話目の主人公は、親との確執、派遣社員、職場の人間関係、女性、と生きていく中での社会問題が幅広く30ページにわたり書かれており、スーパーには女が多いという描写の頃には胸焼け感がありました。

    1
    投稿日: 2023.04.13
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     不定期的に夜のみ営業する路地裏カフェ。それがマカン・マランだ。  店主の名は御厨清澄。別名はシャール。  彼は立派な体格とハンサムな顔立ちを持つ中年男性だが、品格あるドラァグクイーンを自認するトランスジェンダーである。  シャールの人柄や彼が作る心身に優しい薬膳を目当てに、今夜も人々はマカン・マランを訪れる。シリーズ2作目。全4話。  本巻では、甲状腺癌の手術療養を終えたシャールがマカン・マランに復帰した2月からその年の冬至までの11ヶ月間を描く。       * * * * *    今回も心に沁みる話ばかりでした。  各話の主人公はそれぞれに違った悩みがありさまざまな屈託を抱えています。彼らに共通するのは真面目で優しく不器用なところ。だから皆すぐいっぱいいっぱいになってしまう。  彼らの心をほぐすのは、シャールのちょっとした料理とさり気ないことばです。  特に印象的だったのは第3話。  食生活の禁を破りトンカツを口にしたシャールが未央に言うセリフ。  「本当のサボタージュっていうのはね、怠け者の常套手段ではなくて、もっと過激で前向きなものなの。ある意味、がんばっている人の特権なのよ」  うーん、いいなあ。がんばって闘病生活を続けるシャールだけに、そのことばには切実さがあり余計に励まされます。  それから最終話で、柳田がシャールに告げたことばもよかった。  「先立つ不孝」ということばは昔からよく耳にするものですが、このシチュエーションで使われるとグッときます。さすがベテラン教師です。この先生をシャールの昔からの友人としてシリーズ当初から登場させたのはすごいと思います。  古内一絵さんの人物設定の巧みさにはまったく敬服するばかりです。  あと2作。楽しみ!  ジャダの悲鳴のようなセリフ「ゲリラ豪雨じゃなくてゴリラゲイウよ」には笑ってしまいました。

    15
    投稿日: 2023.04.11
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    どの話もこころが最後にあったかくなる。3話目の親子の話は身近すぎて感情移入してしまった。ほんとにシャールさんに会いたくなる。

    0
    投稿日: 2023.04.11
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    私も多分ただの一生懸命な母親でした。子供には悪い事をしたかもしれません。素直に育ったくれました。ありがとう。

    0
    投稿日: 2023.03.19
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    出てくる主人公のネガティブさが、自分を見ているようでもやもやする。それをちょっとだけ晴らしてくれるシャールさんの言葉がいい。

    0
    投稿日: 2023.03.19
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    前作に引き続き、連作短編の主人公たちは悩んで悩んで自分を追い込んでいる。ふとしたきっかけでマカンマランに迷い込み、シャールの言葉と温かいお夜食に心が解されてく。相変わらずお料理の湯気を感じるし、わたしの悩みも軽くなるような温かい読了感。 悪態ばかりついている中年オヤジ柳田、頑張る父親という面も憎めなくて良い。

    0
    投稿日: 2023.03.19
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    前作同様マカンラカンと接点がある人達の短編で全4話ありますが、どの話も心を再生する素敵な言葉に溢れてます。特に第2話の義姉が語った兄の言葉にやられてしまいました。

    25
    投稿日: 2023.03.17
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    皆、寂しくて、一生懸命。 幼い頃の母と重なるところがあって涙が出た。当時は寂しい思いをしたり悲しい思いを抱えていたけれど、母も一人の人間で、ただ一生懸命生きていただけ。その方向が自分に合わなかっただけ。 母もそうするしかなくて、そのことに気付いたのはだいぶ年月が経ってからだった。 マカンマランは心の端にある思いを毎回掬いあげてくれて、そっと触れてくる。その優しさに、感動するなんて言葉じゃ言い表し足りない感情が揺れる。

    0
    投稿日: 2023.02.05
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    悩みを抱えた人たちがシャールさんの料理と優しさに癒され前へ進みます。前半の悩み苦しむ様子は読んでいてもどかしく、「何でそんな思考になっちゃうかな」と多少イライラ。でも、そこから雪解けしていく様がお見事。ホロッとしました。

    0
    投稿日: 2023.02.04
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    作品の登場人物それぞれが、大小様々な悩みを抱え、そしてみんながシャールに関わりながら、その悩みに向き合っていく。 決してみんな問題を解決して乗り越えてる訳ではないけど、前を向いて行く。 そんなシャール自身も、決して軽くはない悩みを抱えている。 でもシャールもみんなの言葉に救われ、そして支えられている。 自分の周りにはにはシャールみたいな存在はいないけど、でももしかしたら気付いてないだけかもしれない。

    0
    投稿日: 2023.01.31
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    マカン・マラン2作目。 シャールさん、元気になってよかった! オーナーのシャールさんは、人たらしっていう言葉がぴったり。 性別や年齢、過ごす環境もバラバラな人達がつい心を開いてしまう。 誰に対しても同じスタンスでいられる人っていいなと改めて思った。

    11
    投稿日: 2023.01.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    料理は添え物。雰囲気でゆったりとさせるカフェ。悩みがほぐれていく。偏見に耐えてきたから、独特な自由な発想。自分で生きよというテーマ。 真奈(派遣社員):無理して合わせない事  祐紀:兄の代わりではない。自分の生き方を貫け。マンガで世界を作る 未央:さぼること。頑張りすぎる。時に力を抜くこと。 柳田:親子の在り方

    0
    投稿日: 2023.01.28
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    自分で言葉に出来なかったもやもやが晴れた感覚です。作中に出てくる曲を聴きながら読むと優雅な気分になれました。素敵な時間をありがとうございました。

    0
    投稿日: 2023.01.28
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    なんか自分の世界から一歩出ることって、解放感あるし良いことだけれど存外難しかったり簡単にはできないよね

    1
    投稿日: 2023.01.27
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    このシリーズもとても良かった。マカン・マランにやってくる方達のそれぞれ抱えてる状況、シャールさんの懐の深さとハッと気付かせる料理が本当に魅力的で素敵だった。どのお話しも共感できる部分があり目頭が熱くなりました。

    6
    投稿日: 2023.01.22
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    深夜限定の夜食カフェ「マカン・マラン」を舞台とする短編小説。料理とともに、様々な悩みを抱えている人に寄り添う心温まる物語。ドラッグクィーンの店主シャールの言葉が素敵です。

    0
    投稿日: 2023.01.21
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    病に倒れていたドラァッグクイーンのシャールさんが復活!いつものように常連がくつろげるお店に戻った「マカン・マラン」。 シャールさんに出会うまでの人々の重辛い感じがなかなかしんどくて、初めの派遣社員ランチ鬱の話から、私がこの本を読むのは今じゃなかったかもと思ったほど。 でもやっぱりシャールさんやジャダに出会って癒されて、少し前向きに再生していく様子が大好きだった。

    2
    投稿日: 2022.12.31
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    シャールさんの優しい言葉と夜食に癒される短編4話。 それぞれが抱える悩みは、全く縁遠いものじゃなく、ごく身近にある問題だと思う。 同じ悩みじゃなくても共感できる部分があり、各お話で苦悩してる心情がとても伝わってくる。 そんな人たちにアドバイスするでもなく、そっと気遣って夜食を出してくれるシャールさんがとてもすてき。 それに出てくる食事が美味しそうで、読んでてお腹も減ってきちゃう!

    5
    投稿日: 2022.12.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    蒸しケーキのトライフル 丸の内勤務の派遣で、勤務先の派遣グループランチを断りきらずに悩む真奈の話 梅雨の晴れ間の竜田揚げ 旅館の次男坊だか、漫画家を目指す裕紀の話 秋の夜長のトルコライス タワーマンション住みで、発達障害の疑いがある圭の母親 未央の話 冬至の七種うどん 娘真紀が文理転向を言い出し、反対する柳田の話

    0
    投稿日: 2022.12.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    第2弾は家族に焦点を当てたお話が多く、特に第4話はうるっと来てしまった。親子っていちばん近い他人。ほんとにそうで、分かってるようで分からない。私は子供の立場でしか分からないけど親の分からないところいっぱいあるし。でも生きてるだけで親孝行。(子供の立場からこんな事言うのおこがましいけど)

    0
    投稿日: 2022.12.13
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    よく出来た兄にコンプレックスを 抱いている漫画家の卵である青年や 自分の子供の成長に必死の母親 シャールの友人でもある中学教師の柳田は 娘の進路に大反対 それぞれどこか見覚えがあるような 親子の話 昔なら子供の気持ちで読んだ内容も 今ならあれこれ心配で口を出す親の 気持ちもわかるし、まぁね、全く 同じ境遇かって聞かれればそうでも ないんだけれど共感する部分は多かった。 親はね、見守るしかないんだよ。 きっと店内は間接照明で薄暗いんだろうな と勝手なイメージのマカン・マラン 子育てに必死過ぎて結局は子供が 見えなくなってしまった母親にも 静かに優しく語りかけるんです 「生きて行くのって寂しいのよ」 親子だって、夫婦だって、恋人だって どんなに思い合ってたって わからないことはあるよね。 そう誰にだって泣きたい夜はあるし 幸福の裏には寂寥が潜んでいるもの。 みんな寂しくて一生懸命、それでいいじゃない 今回もじんわりしたーー。 誰の人生にも意味はあって価値もある 自分の人生が愛しくなるような そんな読後感でした それにしても 失敗を責めずに、長所を褒めて人を動かす。 本当にシャールって人たらしやわあー。 今回も出てくる料理がどれも美味しそう 近くにないかしらマカン・マラン 常連になるしかない!!!

    0
    投稿日: 2022.11.29
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    シリーズ物で面白かったので2作目読了。 どの話も良かったが 個人的に、専業主婦の母と丸の内OLが 自分と重なる部分が多かった。 無理して発言力のある相手に合わせたり 一生懸命してるのに認められないと感じたり 自分は面白味のない人間なんだと卑下したり。 暗く落ち込んだ人の心に シャールの言葉と料理が沁みる。 落ち込んだ時にまた読みたくなる一冊だった。

    6
    投稿日: 2022.11.27
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    いろんな人が訪れる夜食カフェを舞台にした連作短編集、2冊目。今回のゲストは自分を見つけられない派遣の“丸の内OL”、老舗旅館の次男坊で目の出ない漫画家、息子の成長曲線に不安があるタワマンの専業主婦、娘の進路を許容できない中学教師、の四人。もちろん件のカフェで店主にかまってもらっているのだから、意気揚々と肩で風きって生きているわけではなく、それぞれ何かしら問題を抱えている。 こういう小説のキモは、これらの人々の弱いところに作者がどれくらい共感できてそれを表現し、読む人が本当に寄り添ってもらえたと感じたか、というところだと思うのだが、今回はタワマンの主婦の独白である次の一文にやられた。 「彼女たちは自分と同じ。ただの一生懸命な母親だ。」 私自身はタワマンに住んでないし専業主婦でもないしそんなに一生懸命な母親をやっているわけではないのだが(しかもほぼお役御免)、これは刺さった。もちろんここまでの話の運びがあってのことなんだけど、それにしてもこういう一文が書けるのは才能だと思う。 そこでにわかに興味が湧いたのが、他の三人の場合はどれくらい共感を呼んでいるんだろうなあということ。特に男性視点の場合はどうなんだろう。レビューをざーっと眺めてみたが、やはり女性読者と思われるものが圧倒的に多くて、男性が読んだらどう感じるのかな、というのがとても気になった。

    2
    投稿日: 2022.11.21
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    前作に引き続き、みんなの悩みを解決するシャールさんの温かさとまかないにほっこり。 冬至の七種は初めて知った! 次回作も読も。

    3
    投稿日: 2022.11.16
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    前作に続き、よかった。 悩みやコンプレックス、誰にもあるものを優しくいたわってくれる本。 単純でも、重ね、響き合わせること 2話目が涙した。

    0
    投稿日: 2022.11.11
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    一人の人間として、親になった身として、自分の親について、それぞれの角度で悩みながら、すれ違うことも結構多いことを思いながら読みました。 みんなそれなりに何か抱えて普通に生きていることも改めて感じる機会になりました!

    4
    投稿日: 2022.11.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シャールさんはどうなった!あのスープの 結末は?なんて思いながら読み進めるも なかなかあのいかつい中年男性が出てこない! でもキャラ的に好きなジャダがいい感じに 物語を進めてくれる展開が個人的には すごくよかった。 自分のない人間だと悩む派遣OL、優秀な兄に コンプレックスを持つ漫画家アシスタント、 自分の子育てに迷いながらも完璧を 目指そうともがく専業主婦、親子のあり方に ついて答えを見いだせない柳田。 どの話もどこか自分にも思い当たる節があり、 共感できる内容でした。 親子のあり方って親子であったとしても 親も子もそれぞれの人生、色んなものを 背負ってやることも代わってやることも できないから結局は見守るしか出来ない。 そして見守られる側もなんだかんだ言っても そのこと自体わかってたりするんですよね。 なんか色々と考えさせられる小説でした。

    0
    投稿日: 2022.10.29
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    ☆4.5 シリーズ第2弾 ふたたびシャールさんに会いに「マカン・マラン」を訪れました❁⃘*.゚ 今作では親子や家族について考えさせられるお話が多かったように思います。 私もお針子さんたちが心を込めて作ったハンドバッグなどの小物を買いに行きたい♡

    7
    投稿日: 2022.10.20
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    図書館。前作が良かったので。 最近考えていることや、直面している自分の問題、職業、立場にちょうど合っていることが多かったので、実際に諭される気分で読んでいた。ご飯の美味しそうさは少しなりをひそめていたけれど、読むと落ち着くことができるのはやっぱりいい本の証拠だなあ。

    1
    投稿日: 2022.10.17
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    前作に続き心に沁みる 出てくる料理がどれも美味しそう 自分を卑下しない 支えてくれているひとに失礼 自分は誰かのコピーではない 皆、寂しくて、一生懸命 親であることも、子であることも大いなる冒険 これらの言葉が自分の支えになる 一陽来復 陰極まりて、陽に帰る 良い年の締めくくりが出来ればと思う今日この頃

    2
    投稿日: 2022.10.12
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    マカン・マランの第2弾。 今回もしっとりとした心が温かくなるような優しさが溢れる物語が4つ。 3つは新しい常連客に繋がる物語。最後のひとつは柳田の私生活に触れる。 私はやっぱり柳田とシャールの組み合わせがとっても好きだ。2人の掛け合いを見ていると、柳田は口が悪いし、シャールはオカマ…ならぬ、ドラアグクイーンで一筋縄ではいかない人生を歩んではいるけれど、どちらも非常に真っ当な人間なのだという安心感を与えてくれる。彼らの思いやりに触れることで心が休まるような気がする。 「親子は一番近い他人」 だから悩みも複雑になる。お互いの気持ちを確かめることに臆病にもなる。 そんな気持ちを噛み締めながら、今回もひとつひとつの物語を大切に読み終えた。

    1
    投稿日: 2022.10.11
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    前作に引き続き、すごく、暖かい本でしたー! シャールさんはなんであんなに暖かいんだろうか。 みんな寂しくて一生懸命。 いい言葉だなー。 うん、そうですよね。 一陽来復って言葉も初めて知りました。 悲しいこと、苦しいことの先にはいい事があると信じたいですね。

    1
    投稿日: 2022.09.20
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    シャールや柳田のように、子を育て、親を見送った身として、静かなラストは感じるものがあった。 恐怖と不幸と理不尽が溢れる世の中を、誰もが己の道を見つけて歩いていく。でも、ひとりじゃなくて、支えてくれる人や見守ってくれる人がいる。

    2
    投稿日: 2022.09.06
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    柳田のいう、「しがらみとか見栄とか虚勢とかいった生臭いものを、全部さっぱりと脱ぎ捨てられる、非現実的なお店」これはもちろん、シャールという人がいるからなんだけれど。 現実を受け入れたその上で、ぜんぶ包み込んでくれるから、あったかい。 今回の登場人物はみんな、過去の子供時代にしがらみを持っている。 『小さなこと、ちょっとしたこと。でも、子供時代の自分には、充分大きなことだった』と裕紀が言うように、子供時代の些細なことが、人生に大きな影響を与えるかもしれないこと。 これから親になる私たち世代は、思い出しておかなきゃいけないこと。 でも心配しすぎるあまり、強制してしまったり、遠回りを許せなかったりするかもしれない。 そんなとき、自分も相手も許して、広く大きな心で見守ることができるように、入りすぎた力を抜いて、新しい力をもらえる「マカン・マラン」のような存在が必要なのだと思う。 シャールのいるマカン・マランのように、たまには「サボる」ことができるお店が改めて素敵だなあと思った。 いつかこんな空間を提供したいと、私の夢も後押ししてもらった気がする。

    1
    投稿日: 2022.09.03
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    前作を読んだのは随分前だったけれど、今作も心に沁みた。特に三話四話…親の悩み子の考え…人は孤独だけど一人じゃない。シャールさんの言葉が温かかった。

    0
    投稿日: 2022.08.28
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    親が子どもに与える影響ってほんとに大きいんだなと感じた。干渉しすぎても放任すぎても良くない。難しいね。

    0
    投稿日: 2022.08.27
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    マカン・マランを訪れる人が、 食事やお店で過ごす時間によって癒やされていくように 読んでいるうちに自分も体の中からじんわり温まって、読むことで癒されている。 今回のテーマは親と子。 そして生い立ち。 それぞれが不器用ながらに、自分の心と向き合う姿が清々しい。 何が正解でもなく、受け入れられない、理解できないとしても見守る優しさ。 自然と、自分自身の悩みも見つめてしまう。 ただただこのお店で流れる時間が美しく愛おしい。 今回は音楽の描写も具体的だった(ように感じた)ので、ついついBGMに流してしまいました。

    4
    投稿日: 2022.08.22
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    ひっそりと夜だけカンテラに照らされ開くカフェ、マカンマラン。 その経営者がドラァグクイーンという設定は奇抜だけど、いろんな経歴の傷ついた人たちが、そのシャールと料理に癒されていく。 「そのままでいい」と認められる許される安心感。 読んでてBGMにも全てに癒される。

    1
    投稿日: 2022.08.16
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    心があったかくなった。 最後のお話が一番泣けた。ままならないことが多い中で本物と信じられるものがある幸せをみた。

    0
    投稿日: 2022.08.03
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    おそらく登場人物達と私は同世代。だからこそ、些細な一言が心に染み渡りました。今回も優しさいっぱいのシャールさんでした。

    1
    投稿日: 2022.07.24
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    シャールさんが一人一人に寄り添い かけてくれる言葉がじーんとしみます。 幸福の裏には、いつも寂寥が潜んでいるの。 でも、人生ってきっとそんなものなのよ。 だから、私たちは一生懸命になれるのかもしれないし。

    1
    投稿日: 2022.07.20
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    マカン・マランシリーズ第二弾。 今回も金言がたくさん散りばめられていた。心寂しい日にもそっと寄り添ってくれるような物語。 マカン・マランの店主、シャールのようにどこまでも広く暖かい心遣いができる優しい大きな人間になりたいなぁ〜と思ってしまう。到底なれそうにもないけれど。 登場人物がみんな優しい。世の中が、人々同士が、みんなこの物語の登場人物のような優しさを持ってすれば世界はもっと心地よいものになるんじゃないだろうか?と想像してしまう。

    1
    投稿日: 2022.07.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あぁ、ほっこり。。。 こんな場所が近くにあっても、人見知りだから絶対行けないんだろうけど、行きたい。通いたい。 「だって、世の中は、儘ならないことだらけじゃない。どんなに思い合ってても、分からないことはたくさんあるし。親子だって、夫婦だって、恋人だってそうでしょう?」

    2
    投稿日: 2022.07.12
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    シリーズ2 小さな中庭のある古民家風な一軒家。 昼間は、ダンスファッション専門店。夜は、ドレスや小物を作るお針子たちの賄いを、気まぐれに振る舞う不思議な店。 インドネシア語で"夜食"という意味を持った、夜食カフェ「マカン・マラン」 オーナーは、ドラァグクィーンのシャールさん。 彼は、完治が難しい病を抱えていて、今年初めに受けた手術は、成功したが、術後5年は、予断を許さないらしい。 今回も"自分"を持てず、悩む、女子派遣社員。 老舗旅館の次男で、長兄の急逝で、旅館の跡を継ぐように母から請われ悩む、漫画家志望。 タワーマンションに住み、誰もが羨む裕福な奥様と見られているが、小学生の息子が「発達障害ではないか」と悩む女性。 高2の娘が、急に進路を理転すると言い出し、それに反対し、娘に無視され悩む、シャールの中学時代の同級生で、常連の教諭の柳田。 悩みを抱えた人達が「マカンマラン」に、ふと立ち寄り、雑然と置かれた、アンティークな家具や、マクロビオティックを基本とした、身体にも心にも優しい料理と、シャールさんが持っている、温かさにふれ、自分を取り戻して、一歩前進する。 シャールさんのお父さんが亡くなり、証券マンとして、海外で活躍している時に、急に「オカマ」になった事を「父親に申し訳無かった。父には何一つ、親孝行ができなかった」と 嘆くシャール。 それを聞いて、「お前は病から、ちゃんと戻ってきたじゃないか」と言った柳田の言葉が、沁みた。

    36
    投稿日: 2022.06.28
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    夜にのみ開いている夜食カフェのマカン・マラン。 入院していたシャールが帰ってきた! 前回に引き続き、それぞれの登場人物と抱えている問題を マカン・マランでご飯を食べたり、 シャールと会話することで、 解決の糸口や気持ちの変化、新しい考え方の視点を見つけていく人々。 自然体でいられる場所って貴重。 自分を取り繕うことなく、ありのままでいられる場所がどの人にもあればいいのにと思う。 まぁ、みんな頑張りすぎ。 こうあるべき、こうしなきゃ、というのは意外とがんじがらめになる視点かもしれない。 気をつけよ…。

    3
    投稿日: 2022.06.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    安定のマカン・マラン。 P268 お前は今年も、多くの人たちの思いを、ちゃんと受け止めてきたんじゃないか。淡雪を溶かす大地のようなおおらかさと温かさで。 その心の正しさだけは、亡くなったご両親だって、ちゃんと知っていたはずだ。 旧友の言葉は沁みますね。 きっとそんな姿を、そんな光景を目の当たりにできるから、このタイミングで手に取れたんだなぁ~と再確認。 この本は、疲れた時・癒されたい時にまた読み返したい。

    1
    投稿日: 2022.06.09
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    商店街を入った路地裏に、ひっそりと営業してるお店夜食カフェ「マカン・マラン」の店長は、 もとエリートサラリーマンで今は、超ど派手なドラッグクイーン「シャール」。 そこへ、さまざまなお客さんが、心の揺らぎのまま引き寄せられて・・。 美味しいもの、からだにいいもので、さりげなくもてなしてくれるこんなお店に出逢えたら、毎日が、きっと救われていくな。シュールさあん、桃がのった甘酒1杯、いただけませんか・・。 表題に、・・・ふたたび とあるごとく、h シリーズ化されている本でした。

    0
    投稿日: 2022.05.29
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    マカン・マランシリーズ2作目♪ 人生に行き詰まった登場人物達がシャールさんの言葉で光を見つけていく。読んでると心が軽くなり溶けていきます。疲れに沁みる言葉がたくさん。大切に持っておきたい本♪ やっぱりこのシリーズは大好きです

    0
    投稿日: 2022.05.27
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    シャールさん…!よかった!! 今回も色々と事件が起こる。多岐にわたる事件なのに細かいところまで違和感を感じずに読めるのが本当にすごいと思う。 料理が好きだから、登場人物の悩みを料理と組み合わせて解決していくストーリーがとてもいい。今回も一気に読んでしまった。

    0
    投稿日: 2022.05.27
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    『マカン・マラン』シリーズ第2弾。 とりあえず、今回は復活してくれたシャールさん。良かった! 相変わらず色んな悩みを持った人が訪れ、癒され、そして見えなかった自分自身に気付いていく不思議なカフェは今回も健在でした。

    3
    投稿日: 2022.05.25
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    きっと誰もが抱えてるであろう、悩み、不安。 女性が主人公の章に、特に共感してしまった。 ここに辿り着き、心が解けていく。 そんな人たちにとって、止まり木のような存在のこのお店が心地良い。

    1
    投稿日: 2022.05.23