
総合評価
(292件)| 101 | ||
| 92 | ||
| 48 | ||
| 7 | ||
| 1 |
powered by ブクログ女性の立場が低い国の女性を救うには、もっと多くの女性が権力のある地位につくこと。 男性はポテンシャルを買われて昇進するが、女性は過去の実績で昇進する。 自分の領域でトップに就く可能性を高めたい、全力でゴールを目指したい人のための本 一歩踏み出すための、自分の目標に向かって果敢に進むための本 ・成功や幸福の定義はひとつではないのはわかっている ・本書の一部が、いつどこで働くかを選ぶ余地のある幸運な女性に最も役立つこともわかっている 女性向けのキャリア育成の本は、こういう前置きがいるんだなというのが、なんかなんかガッカリで、本を一度閉じてしまった。 女の妬みって、確かにうざくて。 女性の社会的成功は犠牲を伴う。
0投稿日: 2013.11.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
フェイスブックの最高執行責任者COOである著者の体験に根差した女性の社会進出へ向けたエールのように感じた。 企業でも家庭でもフィフティ・フィフティを理想とする目標像には、ステレオタイプと非難されるかもしれないが、身体の機能や性質の傾向など、慣習や意識だけでない男女差の中で、それぞれに優れた点で協力し合う視点も大切なのではないかと感じながら読んだ。 まあ、男女格差の問題も認めつつ、男女というカテゴライズに捉われることなく、それぞれの個人が生きやすい社会に近づくことを願う。 13-146
0投稿日: 2013.10.26
powered by ブクログ何となくそうだろうなぁと思ってた数々が, データ提示とともに記載されていてスッキリ. そして,こういう話には触れない方がいいって ところをガンと切り込んでるところに 強烈な意思とメッセージを感じる. 男性は意識してないことが多いだろうけど, 事実を認識して行動したほうが皆が気持ちよく働けるし 生産的だろう. 昔ながらの企業で働くサラリーマンが読むと どう感じるんだろうなぁ〜.
1投稿日: 2013.10.26
powered by ブクログ今までに読んでもっとも勇気づけられた本。そして、自信を持てた本になった。事例が豊富で、繰り返し読むことで、もやもやしていたことがだんだんクリアになってくる。 仕事か子育てか?という問いがいかにナンセンスか。それでも、その問い突きつけられ、存在もしない子どものために仕事をセーブしてしまう指摘。女は、どんな生き方を選んでも非難されるけれど、自分が幸せと思えるかで自分の選択を評価できるんじゃないかと思えた。 あとは、妊娠中は新しい仕事を始めるチャンス、というのは目からウロコだった。仕事が楽しみで戻るモチベーションになるという見方。よく分かる!
2投稿日: 2013.10.25
powered by ブクログアメリカの女性ですら、男性の前で物怖じしたり、控えめでいる、という話がとても意外。自分がいつも言いたい発言を我慢、というか、周りの雰囲気を見てしまうのは、ごくノーマルな意識を持ってる事によるものだったと、変な勇気をもらった。 こんな本を、経営層にいる男性に自ら読んでもらって、(たまにいる)感情的で出しゃばりな女性、ではない女性の中にも、何か話したい事があるけど、周りを見て発言の機会を逸したり、どこか自分に自信が持てなかったり、同じようにもしかしたらそれ以上に成果を出してても評価してもらってない人がいる事に目を向けてみてほしい。 それぞれに目標があって、それが働き続ける事ではなくても、その目標に向かっていく事が大切。 日本でも時代を作っていかないと。
0投稿日: 2013.10.24
powered by ブクログまずはシェリルに拍手を (パチパチ) この本は女性の生き方についての多くの議論を呼んでいるようです。 そしてシェリルに対する批判も多く呼んでいるようです。 でも彼女は女性についての発言を始めたときからその批判を受けており、 そしてこの本でさらに批判に巻き込まれることも覚悟して執筆しています。 自分の後に続く女性達のために。 みんながこの本に同意しなくていい。 でも彼女が女性のために書いた本を、 非常に注意深く批判を覚悟で書いた本を、 自分と価値観が違うからという理由で批判するのは、 もったいない、というか不注意じゃないだろうか、と。 働つづけたくてもできなかった女性、 働くことを自ら望んで止めたけれど、後悔・物足りなさを感じている女性、 働きたいと思ってはいるけれど、先輩たちのように家族をないがしろにしたくない女性、 働くのがあまりにつらくて仕事なんてやめたい女性、 これを 働きたければ働ける、 一度やめてももう一度働きだすことができる、 家族を今のようにないがしろにせずとも働き続けることができる、 女性が働くことが今のようにつらくない、 に変えていくのは経営の中枢にたどり着いた女性。 シェリル・サンドバークはその一人であり、 そして、女性が生きやすい環境を作ることに意欲を燃やすフェミニストである。 私はそんな彼女に感謝したいし、応援したい。 もう女性同士で戦いあう(キャットファイト)なんてやめるとき。 手を取り合う必要はないけれど、足をひっぱりあうのはやめるべき。 そして、自信がなくとも、周囲に白い眼で見られながら「鉄の女」なんてモテないあだ名を不本意につけられながらも、世の中を変える力を持つことができる能力の高い女性を応援しよう。 自分のために。 そして今後夢をもって生きていく自分より若い女の子のために。
0投稿日: 2013.10.23
powered by ブクログ日本語版が出たら読んでみたいなと思っていたので読めてよかった。女性の管理職・リーダーが増えたら、女性全体が働きやすくなり、家庭との両立もパートナーの協力も得やすくなる―これからの日本に特に必要だと思う。女性の労働力も必要としている今の日本の現状では特に。世界のデータもところどころに乗っていて勉強になった。私は正社員で働きつづけてって人生を歩みたいけれど、彼女のように意欲ある人がどんどん出てきてくれたらいいなって思う。「迷っても、ぎりぎりまで辞めないで」っていうメッセージが胸に響いた。どうなるかわからなくても、自分で自分の道閉ざすのだけはやめよう、そう思った。
2投稿日: 2013.10.22
powered by ブクログ自分自身のキャリアという観点、共働きの夫として、またまた二人の女の子の父親としての視点からいろいろ考えさせられた。 私は今まで仕事と家庭の両立ということについてここまで、変なバイアスもなく正直に書かれた内容の本は知らず、シェリルのポジションうんぬんではなく、全編に渡り共感できました。日本語版だからか日本の実態についてもアメリカと対比されていて、でこぼこはあるけど、日本と変わらぬ状況に驚きました。(ヨーロッパは状況違うんでしょうけど)アメリカは日本より共働き先進国だと思っていたんですけど、制度的にも、マインド的にもまだまだなんだなと思いました。そんななかでもシェリルを始めこのようなしなやかな(女性)リーダーが多く出てきているところは、日本よりましかもしれませんが。。。日本では南場さんぐらいしか思い当たらなし。。私自身もジェンダーバイアスを持っていることは否定できないし、女性の家庭に入るべき無言のプレッシャーとまた男性にたいする出世しなければならないというプレッシャーについては非常によくわかります。やはり女性のリーダーシップポジションにいる人のの少なさ、それにより声をあげにくい状況はは、変わって欲しいですね。 前半の女性がキャリアを諦めてしまう行動やマインドって結構今の日本の男性サラリーマンにも見られる状況じゃないでしょうか。 ナショナリティーバイアスの点でも、日本人男性もリーンインがあ必要と思いました。
0投稿日: 2013.10.21
powered by ブクログこの本のいいところは男性社会への批判だけでなく女性自身が持っている内なる障壁を取り除こうと訴えているところです。専業主婦を否定する本ではないので全ての女性、そして男性にも読んで欲しい本です。理想的なパートナー選びのこと、仕事のやり方、子育てについてなど様々な年齢の女性が参考にできると思います。知り合いのエグゼクティブな男性が最近読んで一番面白かった本と言っていましたが、テンポ良くユーモアを交えて書いているので本当に面白く読めました。 過去40年の調査で父親が積極的に育児参加をした子供は精神的満足度が高く認知能力も豊かだそうです。母親の育児参加は無関係というデータが出ているところも興味深いです。 これからは私もFacebook社の「完璧をめざすより、まず終わらせろ」をモットーにしたいと思います。
0投稿日: 2013.10.20
powered by ブクログこの本に書かれている著者の「仕事歴」は普通の日本人にとって余りにも現実離れしているため、それだけを見ていると本質を見失うと思われる。 日本ではほとんどの会社において経営者は生え抜きであり、会社経営を専門に行う言わば「社長業」と言うものはほとんど存在しない。 それを念頭に置いて読まなければ、女性が上級職で働くことの苦労しか見えてこないだろう。 日本の職場環境においても通用する考え方は多いので面喰らわずに読んでほしい。
0投稿日: 2013.10.19
powered by ブクログそのうち あまり会社に嫌悪を感じない時に 4幻の赤ちゃん 15女は過去をみて昇進 男は将来 60 自信喪失はやがて自己防衛につながる 77 的を絞りつつも、柔軟でいるほうがよい 一つは遠い夢。もう一つは18ケ月プラン(同じ方向を向いていること) 84 2年では長過ぎ、1年では短過ぎる 79 世銀の使命は、世界の貧困をなくすこと 83 潜在性すなわち成長可能性で、キャリアを決める ★91 メンターの話 絵本『ねえ、ぼくのおかあさん?』 ●176 完璧を目指すより、まず、終わらせろ 184 忙しがり屋は認められない ●192 母親にとって、罪悪感のマネジメントは時間のマネジメントとと同じくらい重要 →起業家にとっても! ●197 グロリア・スタイネム 力をもつ者が名詞を獲得し、それが標準となる。 力のない者には形容詞がつく 216 例え見込みが低くても、要求することを恐れてはいけない
0投稿日: 2013.10.19
powered by ブクログfacebookのCOOに就任したシェリル・サンドバーグさんの体験談をまとめた本です。 学生時代に成績優秀者に選ばれた時、女性が目立つとまずいと思い隠していたエピソードや、仕事で出かけた会社のビルに女子トイレがなかった出来事、仕事と子育てを両立させるために夫婦でどのように取り組んだのかというエピソードが特に心に残りました。 働く女性が子どもを産みたいと思った時、環境が整わなくて退職したり、子どもを諦めたり、ということが時に起こります。そうならないために働く場の環境を日々、作ること、自分から声をあげることなどが書かれていました。 働く女性がリーダーとしてやっていくにはどうしたら良いのか、仕事を続けながら子どもを夫婦で育てるにはどうしたら良いのか。働いている女性にオススメしたい一冊でした。
0投稿日: 2013.10.17
powered by ブクログ女性がトップに上り詰めるための苦悩。いわゆる「ガラスの天井」の原因のうちのいくつかは、女性自身が抱える内なる課題であると論ずる。上昇志向の弱さ。同性からの支援不足(上り詰める女性は1人であるとの思い込み)。男性は可能性で、女性は過去の実績で判断される。表面的な事実は述べられており意外な真実もあるが、現状を打破するために何を解決しなければいけないのかの議論が深められていない印象。
0投稿日: 2013.10.16
powered by ブクログ途中で投げ出しました。 というのも、女性がトップになって働くということが、いかに大変かということが切々と書いてあり…同じ女性として、読んでて滅入ってきました。 もっと明るい文なら最後まで読めたのですが…
0投稿日: 2013.10.11
powered by ブクログもう一度読み直す本。 女性は先々のことを考えて仕事から一歩引いてしまう癖がある。 でも、それが10年などの長いスパンで考えた時取り返しの付かない大きな差を生んでしまう。 辞める時まで辞めないで。 その通りだ。 ジェンダーバイアスもある。その通りだ。 理解した上で一歩前に踏み出そう。
0投稿日: 2013.10.10
powered by ブクログ妻に勧められた本。幸せな生き方 働き方を学ぶ。FB COOシェリルサンドバーグ 女性の社会的地位は上がる一方だが、家庭での地位はどうか。共働きでありながら家事、育児のほとんどは女性が行っている。結婚しパートナーを得ることはビジネスにおいて重要な要素。対等なパートナーを。父親の育児参加が多いと、子供の認知能力、精神的充足感が高い傾向にある(のはなぜか? 怖がらなければ何ができる?? エリックシュミット「もしロケットの一席をオファーされたら、どの席かなんて聞かないだろ?すぐ乗り込むはずだ。」仕事を決める時の基準は一つしかない、それは成長、それも急成長だ。 成功の定義 自分にできる最善の選択をし、それをうけいれること
0投稿日: 2013.10.07
powered by ブクログフェイスブックceoのシェリル•サンドバーグの著。 LEAN IN=身を乗り出そうという意味らしい。 そのタイトル通り、社会の中の女性が、勇気を持って前に踏み出したり、自分を、そして相手を認め、理解しながら協力していこうというような内容でした。 冷静に事実を伝え、その上で著者の考えが記されているので、こう何と言うんですかね、感情的に攻撃される印象は全く受けず、すごく読みやすく、そして納得•共感できる内容でした。 女性は、「インポスター•シンドローム」に悩まされること(インポスター•シンドローム=十分な実力がありながら理由もなく自信を持てずに悩むこと)には、そうなんだよなと思わず共感。 実力の有無は別として、むやみに自信をなくしている毎日。 他人から低く見られる前に自分で自分を低くしている(=自己防衛)の指摘には、ハッと気づかされる部分もあり、勉強になりました。 男性も読んでくれたらいいのにな、と思います。
0投稿日: 2013.10.06
powered by ブクログとても良い本でした。facebookの現COOが、自らが体験した実例を出して、女性の社会参画を応援してくれています。短時間勤務で、会社でも家庭でも肩身の狭い思いをしている(かもしれない)同僚にも読んでほしい。女性と一緒に働く男性にも読んでほしい一冊です。
1投稿日: 2013.10.05
powered by ブクログFacebookのCOO シェリル・サンドバーグの著 TEDで350万回以上も視聴された動画から生まれた 【感想】 アメリカは、男女平等で、女性の社会進出が進んでいると思っていたが、 日本以上に男性上位の社会で、保守的な面が多々あることがわかった。 彼女のようなスーパー女性でも、女性であるが故に遠慮したり引け目に 感じてしまうことがあるのだと・・・ それが米国なんだと 【要旨】 女性は社会的な圧力などいろいろあるけど、自分から身を引くのではなく、 最後の最後まで、自分のキャリアにチャレンジしてみようというもの。 奥さんのキャリアを途切れさせず、旦那のキャリアも失速させずに、如何 に家庭内のリソースの最適化を行なって、収入や自由時間の総和を稼ぐか、 というテーマとして帰結させて考える 【ポイント】 18/高い地位に就き力をもつ女性が増えることが真の平等の実現に欠かせない要素 40/この本を書くのは、私が前向きになるためでもある。怖がらなければできることを するために、今私は書いている。 45/女性が成功すると外部要因のおかげだといいたがる。NYタイムズ紙は、男性の成功を 幸運のおかげだとする記事は書いたことがない。 50/自身過剰な人は嫌なものだが、自分に自信をもつこと、少なくとも自信のあるふりをする ことは、チャンスをつかむために必要である。 51/チャンスを逃さずつかむことは、以前にもまして難しくなっている。 最近は、チャンスがチャンスとして提示されないこともある。 52/次に大きく羽ばたこうとするなら、自分に完全にフィットする仕事なんてない。 ますせ、チャンスをつかみ、チャンスの方を自分にフィットさせなければ。 学ぶ能力こそ、リーダーが備えるべき一番重要な資質だと思う。 58/ハイディとハワード 成功の好感度は男性の場合は正比例し、女性の場合は反比例する。 74/誰からも好かれようとするとおもいきったことができない。何かを変えようとするとき全員を満足させることはできない。 89/女性は十分な実力や実績があるときでさえ、昇進を求めることに消極的である。 これは、良い仕事をしていれば自ずと認められると考えられるからだろう。 90/地位もやりがいのある仕事も待っているだけではやってこない。 努力と成果は認められるべきであるが、認められなかった時は、認められるべく 主張となければならない。 101/よい知恵を貸してほしいということは、弱音を吐くことではなく、進み道を見つける 第一歩となる。 112/よいリーダーシップとは、「気づき(conscious)」のリーダーシップである。 私の見方があれば、相手の見方もある。これを理解することこそが、円滑なコミュニ ケーション。 145/女性の判断ミスの一つは、自分の給料では子供の保育費をカバーするのがやっという ことで、早々に辞めてしまうこと。保育費を考える時、対比させるべきは、現在の報 酬ではなく、将来の報酬である。 153/女性が職場でもっと力を持つ必要かあるのと同じように、男性はもっと家庭で力を発揮 しなければならない。 →こと家事・育児に対して女性は口を出し過ぎたり、厳しい要求をしすぎてないか 154/あなたのやり方を強制したら、結局はあなたがやらなければならなくなる。 184/コリン・ハウエル:リーダーシップ像では、「忙しがり屋」はない。→メリハリ 仕事のクウォリティにたいして報酬を支払うのであって、勤務時間にはなうのではな い。 195/達成可能な目標を定めることが幸せになる秘訣。 →完璧をめざすのではなく、持続可能で 実現可能な目標を立てよう。 成功の定義は、「自分にできる最善の選択をし、それを受け入れること」 「成功の秘訣なんてない。要するに、自分に与えられたものでベストを尽くすしかない。」 220/社会的な利得は、配られるものではない。勝ちとらなければならない。 229/女性は同性に助けてもらえると思いがち。 大方の女性は男性からのサポートは当てにしないが、 女性なら同性のよしみで手をかしてくれると思いがちだが、これは一種のバイアス。 序章「内なる革命」 第1章「怖がらなければ何ができる?」 第2章「同じテーブルに着く」 第3章「できる女は嫌われる」 第4章「梯子ではなくジャングルジム」 第5章「メンターになってくれませんか?」 第6章「本音のコミュニケーション」 第7章「辞めなければならない時まで辞めないで」 第8章「パートナーを本当のパートナーに」 第9章「スーパーママ神話」 第10章「声を上げよう」 第11章「ともに力を」
0投稿日: 2013.10.04
powered by ブクログ女性は褒められると、自分はそんなに褒められるほど実力を持っていないのに…と罪悪感に陥ってしまうという女性特有の詐欺師感覚や、『できる女は嫌われる』の仕事ができる男性は頼れると好かれる一方で、女性は嫌われるという実験結果が非常に興味深かった。全体を通して、女性にもっと自信を持つよう背中を押してくれている。嫌味っぽくなく、ポジティブな気持ちになれた。
0投稿日: 2013.09.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
男女平等といいながら、まだまだ女性がCOOになると女性COOと「女性」という言葉がつく。社会の制度や人々の見方もあるけれど、実は女性自身の考え方も変える必要がある。環境のせいもあるが、男性と女性に同じ能力があっても、男性は目の前のチャンスを掴もうとする一方で、女性は「自分はまだ経験がない。実力がない」と尻込みしてしまう。また男性が仕事で積極的なのは評価されるのに対して、女性は同じ行動を取ると、出しゃばってとマイナスイメージを与える。家事についても、男性が手伝うと評価され、女性がやると当たり前と思われる。 著者はCOOにまで登り詰めた女性なので、よっぽどガツガツしているのかと思いきや、自分には子供を抱えながら、このポジションを全うできないと思っていたとのことで、共感が持てた。著者が望む社会はいちいち「女性」という肩書きが付かない社会。全ての女性、いや、男性にも読んでほしい1冊。
0投稿日: 2013.09.29
powered by ブクログフェイスブックCOO シェリル・サンドバーグ氏の、世の中のすべての女性に、そして男性にむけての、彼女の率直なメッセージがいっぱい詰まった全米大ベストセラーの一冊。TEDのプレゼンテーションを聴いたときから読もうと思っていたのに遅くなってしまった。 ハーバード大学のMBAを持ち、マッキンゼー、世界銀行で働いた経験があり、グーグルの副社長や財務省主席補佐官という輝かしい経歴を経て、今やフェイスブックのCOOを務めるシェリル。二人の子供のお母さんでもある。どうしてそんなにスゴイことができるんだろう、きっと彼女は特別な能力を持っているのだろうと、まず思ってしまうわたしたち。 でも、TEDでの彼女のメッセージは、働く女性として心の底から共感できるエピソードでいっぱいだったし、同時に、働くことを選ばなかった女性の人生への尊敬にあふれていた。そして、皆が幸せになるために、男女がお互い真のパートナーシップを発揮していくことが大切、という視点。 ワタシもいつも思うこと。人生の選択肢はたくさんあって、すべてを選ぶことは誰にもできない。誰もが迷いながら、色んな決断をして前に進んでいく。別の人生を選んだからといって、対立する必要がどこにあるだろう。 大切なのは、自分の選択を信じて「一歩」を踏み出すこと。 「ネガティブな意味で」フェミニストと呼ばれるリスクを敢えてとった、彼女の勇気に心から敬意を表したい。元気をもらえる一冊です。
1投稿日: 2013.09.29
powered by ブクログ女性は意識しなくても控えめになりがちだということに関連するストーリーが印象的。もっと堂々とリーダーになることへの意欲を示すべき。 自分の意志は示さないと伝えられない。控えめでいることはリーダーにならなくてもいい、という意思表示になりうる。もっと自分を客観視して適切な自信を持ちましょう、と言うメッセージ。 ぐっときました!自分の道は自分で作る。 I am the master on my fate. I am the captain of my soul.
0投稿日: 2013.09.26
powered by ブクログ望め!自信があるように行動しろ!チャンスがきたら飛び込め!完璧ではなく終わらせろ! 何かを変える時全員か満足するものはたいしたものではない。 現実社会でのリアルな男女の差を前提にした内容だからこそ、影響を受けた。またそれ以外のビジネスマンとしての、気づきも多かった。 いまの自分が無自覚に取ってる行動、考え方、高校時代の私なら選択していない行動を今の私は取っている。。 このタイミングに読めて良かった。
0投稿日: 2013.09.24
powered by ブクログジェンダーについての学術書であり、女性が無意識に抱える問題を意識化してくれる、男女問わずの必読書です。刷り込まれすぎている性差に関しての概念や、自分の選択肢を無意識に自らつぶしてしまう女性の思考とかとか、ハッとしてゾッとするようなことも書かれています(ホラーに近いかも)。 ただ簡単に言えば、女子よ、イケイケゴーゴージャーンプ!的な超のつく良書です。男性にとっても、確実に有益。
0投稿日: 2013.09.16
powered by ブクログビジネス書じゃなくて、女性が社会進出するための苦労を本音を交えて教えてくれる本。シェリルのようなすごい人でも同じことを悩んでるんだな、と安心しつつ、超えられる悩みなら超えよう、と思わせてくれる本でした。
0投稿日: 2013.09.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
書店に平積みされていて、職場の勉強会でも夏休みの課題図書に挙げられていたので、一念発起して購入。 結局ゆっくり読む暇がなくて、購入後1か月半ほどたったこの3連休で読み切りました。 フェイスブックCOOのシェリル・サンドバーグが、自分のこれまでの経験や周りからの話をもとに、女性のキャリアについて書いた本。 「女性よ、大志を抱こう――そう言いたくて、この本を書いた。」とあるうが、まさに、読んでいると確かにそうだと反省する部分もあったが、もっと自信を持ってチャレンジしよう!と思わせるものがあった。 彼女の考え方は、制度的な障壁、いわゆる「外なる障壁」を取り除くより先に、女性の思い込みや姿勢、いわゆる「内なる障壁」を取り除くことを提案している。そして、そのために本著書では女性にエールを送っているのである。 印象に残った言葉は以下のとおり。 「女性は自信をもって自分を売り込んだり手を挙げたりできないだけではなく、女性自身がこの弱点に気づいていない」(P52) 「自分がこれから成長し、可能性を拡げていくためには、自分自身をもっと信じなければならないこともわかっている。」「……それでもくじけず、手を挙げ続けなければならない」(P56) →これは痛い。こうしているうちにチャンスを男性に摑まれてしまい、結局差は縮まらない。 「仕事を始めるときから出口を探さないでほしい」(P176 ) →就職のときから、仕事と家庭の両立を考えてしまうゆえに、新たな仕事や責任のある仕事をさけ、結果的に長く働き続ける意欲や能力を失う、そんなことはしないでほしいという。確かに、考えてたよな、と納得。 将来子供ができたらどうするか……今考えていても仕方ない。これからずっと働き続けるためにも、尻込みはしない。一生懸命仕事に打ち込もう!
0投稿日: 2013.09.15
powered by ブクログKindle版なので英語版… これを読んで、サンドバーグさんはマタニティリーブ3ヶ月なんだ、じゃあ私も3ヶ月でいいやと少し吹っ切れた。
0投稿日: 2013.09.12
powered by ブクログ言いたいことは、A4用紙1枚レベルなのですが、豊富な事例と調査の引用で元気を与えてくれるものと思います。ただ、ここでいう「男性」というのは、性別ではなくて、ステレオタイプな男性だけかと。つまり、飲酒習慣、日本だと喫煙習慣、パチンコ、麻雀、野球などをたしなまないと、話が合わなくて協調性なしとして排除されます。
0投稿日: 2013.09.11
powered by ブクログ多くの人に読んで欲しい本だけれど。 帯、タイトル、ともにこうなるしかないけど、嫌う人が少なくないんだろう。 真実は聞くものを遠ざける。 日本とアメリカの最大の違いは、歴史のあるなしなんかじゃなく、面積の広い狭いだ。 移民を受け入れても、人口密度が上がりすぎないアメリカの真似は、他のどの国にも出来はしない。 アメリカの猿真似に展望を求めることは、日本だけじゃなく、どの国ももうやめなくては。 あの国は、この先も男女差別を続けてたって、新しい優秀な移民を受け入れることで発展できる。 日本は女性の力を活かさねば。
0投稿日: 2013.09.10
powered by ブクログNo.586 女性が活躍するまでの背景、苦労がよくわかる。男性社会で仕事に打ち込むことの大切さと大変さ。男性目線では気づかないことが多く語られている。これからの新たな社会のあり方を考えさせる。
0投稿日: 2013.09.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
memo この本は特に、すべての女性にリーダーになるよう感化するような本では全くない。ただ、女性自身がリーダーになればもっと環境を改善できるかもしれないのに、という、発想なのだと思う。そこで、たまたまFacebookという企業のCOOとなった著者が、女性たちの 内なる環境 を改善すべく、本を書くという方法で立ち上がった。 リーダーになぜ女性のリーダーが少ないのか。その理由のなかで、ここでは社会的な制約に目を向けるのではなく(かつ目を背けることもせずに)、女性が自分自身のなかで、リーダーになる選択肢を無意識的に排除してしまうという現象にサンドバーグは着目した。だからと言って、この本は、よくある自己啓発本のようでもない。彼女は、自らの選択肢をおのずと断ってしまう事は、女性の意志だけの問題というのではなく、おそらく社会的な制約と、「たまごと鶏の問題」であるのだと述べている。 このような現象に、物理的制約と社会的制約、そして女性の内なる障壁、という、すべての要素に起因していると意識する事は、自分自身のあり方を考える上でも、これからとても重要になってくるなというのは、私もとても共感する。 それにしても、かつての専業主婦は、家事や子育てに平均で週約11時間を充てていたのに対して、現在の働く母親は週11時間、専業主婦は週約17時間を使っているのらしい(p189)、というのには驚いた(それぞれ、アメリカでの1975年、2000年の統計)。文明の力はその間も進化しているはずなのに。。。(ノД`) 日本でも、なんとなくそういう傾向は読み取れる気がする。
0投稿日: 2013.09.08
powered by ブクログ久々にお勧めの本です。 仕事と家庭の両立に悩んでいる女性と、 子を持つ親御さんに特にお勧めします。 読んで損はない良書です。
0投稿日: 2013.09.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
[読んだ理由]================== 特にこれといった理由はなく。 [読んだ後の感想]============== 「なるほど」「たしかにな」と感銘するような話は、ちょっと少なめだったかも。自分が女性なら、もっとあったかも知れないけど。 [備忘録]====================== ■序章:内なる革命 2011年のマッキンゼー・レポート:男性は可能性を買われて昇進するが、助成は過去の実績で昇進する ■1:怖がらなければ何ができる? 幹部職が男性で占められている原因の一つには、トップを目指す意気込みに男女で大きな差があること。 ■2:同じテーブルに着く 正当な自信がすぐさま「自信過剰」や「うぬぼれ」につながるわけではない。自分に自信をもつこと、少なくとも自信のあるふりをすることは、チャンスを掴むために必要である。よく言われるように、チャンスが来たら前髪を掴まなければならない。 ■3:できる女は嫌われる ■4:梯子ではなくジャングルジム 「facebookで仕事がしたい。それで、初めは貴方に電話して、自分が何が得意で何をしたいか話そうと思った。でも、それはだれでもやっていること。だから、こう質問しようと思う。あなたが今抱えている最大の問題は何かしら。そして私にはそれを解決できるかしら」 応募者は自分にふさわしい役割を見つけることが最優先で、自分のこんなスキルが役に立ちます、といったことをアピールするのが普通だ。だが、ローリーはfacebookのニーズを再優先した。 77誰だって、心から夢中になれる仕事、一生懸命打ち込める仕事につきたいと考えている。そういう仕事を見つけるには、的を絞りつつも柔軟で要る方がいい。そのために私が薦めるのは、不達の目標を建てることである。1つは遠い夢、もう1つは18ヶ月プランである。不達は同じ方向を目指していることが大切だ。 79この遠い目標は現実的でなくて構わないし、具体的でなくてもいい。だが漠然とした目標であっても、方向性は決まる。それは、一歩前へ踏み出す確かな道標と成るはずだ。 83仕事を決めるときの規準はひとつしか無い。それは成長、それも急成長だ。 どんな分野でも、他の仕事に比べて成長可能性の高い仕事が存在する。伝統ある成熟した産業では、今いる会社の中に他部門より急激に伸びている部門やチームがあるはずだ。それがロケット席である。 ■5:メンターになってくれませんか? 98仕事を紹介してくれそうな人を探したり、人事権を持っている人に会いに行ったりする前に、先ず自分が一体何をしたいのか、はっきり理解して置かなければならない。 ■6:本音のコミュニケーション 112私の見方(私の真実)があれば、相手の見方(相手の真実)がある。これを理解する事こそが円滑なコミュニケーションの第一歩だ。唯一絶対の真実など先ず存在しないのだから、自分だけが真実を話していると思い込んでいる人は、他人に黙れと言っているのと同じことに成る。 ■7:辞めなければならない時まで辞めないで 145確かに保育費はかさむし、一生懸命働いても全部保育費に持っていかれるのでは虚しい思いもするだろう。だが保育費を考える時に対比させるべきなのは、現在の報酬ではなく将来の報酬である。 ■8:パートナーを本当のパートナーに ■9:スーパーママ神話 176「完璧を目指すより、まず終わらせろ」 ■10:声を上げよう ■11:ともに力を
0投稿日: 2013.09.06
powered by ブクログTEDで昔見てて、すごい「かっこいい」なと純粋に思った人の本だった。 この前も話を聞いてて思ったけど、子供がいたら「仕事行かないで」って絶対に言われる日が働くママには必ず来る。 そのときに感じる罪悪感を否定するでもなく、また「かわいそうだから」といって仕事をやめるでもなく、その罪悪感を受け入れた上でそれでも前に進もうとするその姿は、なんだか共感するし当たり前のことなのに、他の本では出会えなかった事実だった。 まだ子供いないけど、女の人はこどもが出来ることで価値観変わる。そのときに自分にとって一番っていう優先順位を明確に持っていたほうが、後々後悔は少ないと思う(全部を取ることは結果としてできないから、すべて満足っていうことには絶対にならないと思うけど) この本は久々にまた読みたいと思う本だった!ぶらぼー
0投稿日: 2013.09.05
powered by ブクログ恐らくアメリカの人事担当者の必読本になってるはず。 企業におけるジェンダーに正面から取り組んだ極めて学術的な提言本。 見えない赤ちゃんに怯えないで。 言われて、はっ!とした。 この本は、私の今後の決断にインスピレーションをくれるはず。
1投稿日: 2013.09.05
powered by ブクログ女性として、リーダーとして男女平等の社会をめざす。 上に行くことを恐れてはいけない 辞めなければならないときまで辞めないで
0投稿日: 2013.09.05
powered by ブクログ極めて常識的な内容で、書かれている事も何ら過激な事はない それでも、特に男性は必ず読んで欲しい今年最高の一冊
0投稿日: 2013.09.03
powered by ブクログ論点としては日本で言われていることと大幅な違いはないかと思います。 女だからという理由でキャリアを妨げられるのはよくない、ということをかなり論理的に述べている印象。 メンターの節はピンと来ませんでした。日本にはあまり導入されていない概念なのかな? (英語版で読んだので、邦訳ではわかりやすくなっている可能性もありますが。)
0投稿日: 2013.09.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
全てを持ってる人が書いた本だなあ、と思った。謝辞の長さに表れてる。 キャリアアップしていくことと家庭を持つことの両立は難しい。けど、あんまり先々のこと考えないで、もっと自信を持って頑張っていこうよ!女の人ってほんとうに有能なのよ!っていうことが書いてあった。賛否両論あると思うし、読んでて嫌になる人もいるかも。 私もいつか仕事と家庭を天秤にかける日がくるのかなあ。来て欲しいなあ。
0投稿日: 2013.08.31
powered by ブクログ内容を知らずに読み始めて、まあ、耳の痛いこと、痛いこと。これでもか、というくらいに日本の統計資料を引き合いに出しているのが、ぐさっ、ときました。今をときめく才女(この表現はいけないのだろうな〜)であられる筆者にして、これほどまでに女性であるがための壁を感じていたとは驚きです。ただ中には女性であるからということを越えて、われわれ日本男性諸君にも当てはまることがあって興味深かった。たしかにアメリカ男性諸君は不思議と自信満々だし、果敢ですよね。われわれも見習わなくては。
0投稿日: 2013.08.31
powered by ブクログ業界のせいか、女性だからと差別されたことは少ないが、自分が女性だからと二の足を踏んだり、遠慮したりしていることは多かったなあと、それが当たり前のこと、美徳のように思っていたけど、そうではないと知らされた。
0投稿日: 2013.08.29
powered by ブクログメンターになってくれませんか? の章はドキっとする章でした。 言ったことはないし、はっきりとした行動にも移したことはないですが。 私は憧れという感情が強いので、そのような人が現れると救世主のように感じてしまう。なので心の中では、その人の前でそう叫んでいるかもしれない。 ただ、やはり、こういった女性の依存的なメンターになってほしいという行為は、まずうまくいかない。 女性の依存的な例として、講演後の質疑応答があげられている。 男性からの質問が事業経営に関わるものだったのに対し、女性からの質問は許可あるいは助けを求めるものだったという。 読んでいて女性としては悔しい気持ちになりましたが想像もつきました。 ただそれも、女性の特性以前に社会を反映しているようにも感じました。 まず、乗り越えなければならない壁が男性の前にあるものとは違っていたり、ひとつ多かったりするのではないか。 まだまだ女性がリーダーとして生きていきやすい社会ではないんだと、そう感じさせるものでもありました。
1投稿日: 2013.08.28
powered by ブクログ湯原支社長との段飛びミーティングで、何度も引き合いに出ていた本。女性の社会進出は必然であり、環境整備の為には自身が出世する必要があるという意見だった。
0投稿日: 2013.08.28
powered by ブクログ女性が昇進していくのは大変。それを肝に命じて働かないといけない。でも、完璧を目指しては絶対いけない。
0投稿日: 2013.08.27
powered by ブクログこれは全ての働く女性と、働く女性と関わる人に読んで欲しい。サブタイトルを見て、『リーダーって柄じゃないし…』と思う人にこそ手にとって欲しい、そして読後のこの感覚を共有したい。またゆっくり追記するけど、今まで読んだどんな自己啓発書・ビジネス書より感銘を受けた。この本に出会えたのは本当に僥倖だ。
0投稿日: 2013.08.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なぜ、今、働き続けるだけでなく、トップを目指さないといけないのか?が疑問でした。仕事中に涙を流してしまうような女性が、感性豊かなリーダーとして評価される日のくること、育児を引き受けた男性が当たり前に社会に受け入れられる日がくるように、女性自らジェンダーバイアスを意識的に外し、トップを目指そう、そして仕組みを変えよう!という主張です。政府が男女平等を法で規定するより、女性の企業のトップがゾクゾク誕生し、企業文化を変えて行く方が 、話が早いかもしれませんね。性別におけるノーマライゼーションの必要性を問いかける本。フォトリ16冊目。
0投稿日: 2013.08.26
powered by ブクログまだ1/3ですが、泣いちゃう(;-; )( ;-;)(;-; )( ;-;)フルフル 泣く本じゃないんだろうけど。
0投稿日: 2013.08.26
powered by ブクログ男性ばかりの中で働いている私が、さまざまな場面で感じていることを言葉にしてくれた。 女性が男性と同じように働くには自分の外の障壁と内の障壁が邪魔をする。 女性らしく働くよりも、”職場で男性と同化し順応するよう教えられる”。男らく振る舞うことを期待され、そうでない場合にジョークとして笑われる。 ”むやみに積極的なのは見苦しい、男より威勢がいいのはいただけない…”。どこかでそんな風に思っている自分がいるのは事実。 無意識のなかでストレスとなっていたんだな、と思う。男性と同じように働くということは、きっとあらゆる側面で簡単なことではないと思う。でも負けたくない。 そして女性のリーダーが増えることで、解決できる問題が多く存在するという彼女の意見に賛成する。
0投稿日: 2013.08.25
powered by ブクログビジネスに立ち向かう時、女性がぶつかる精神的、物理的、社会的壁を越えるにはどうすべきかどうあるべきか、社会は、組織は、パートナーはどうあるべきか。もっともっと女性の活躍と環境要因についての関係を研究してみたくなる一冊。
0投稿日: 2013.08.24
powered by ブクログ内容に共感・・・というか、むしろ身につまされる。 日々感じている葛藤が自分だけの話ではなかったとわかり、少し勇気付けられた。
0投稿日: 2013.08.22
powered by ブクログ女性は読むべき、男性も職場に女性がいる場合は特に読むべき本だ。 アメリカ人の印象、ポジティブで遠慮なしでぐいぐい先をいくような、そんな個性ばっかりで日本人には合わないかと思いきや、同調できる心理がたくさんあって驚いた。自分の行動心理がわかるきっかけにもなる。 もう1回読みたい。
1投稿日: 2013.08.22
powered by ブクログ☆フレッドから教えられた大切なことの一つは、私の見方があれば相手の見方がある。これを理解することこそが円滑なコミュニケーションの第一歩だ、ということである。唯一絶対の真実などまず存在しないのだから自分だけが真実を話していると思い込んでいる人は他人に黙れの言っているのと同じことになる。
0投稿日: 2013.08.20
powered by ブクログFacebookのCOOの本。 とてもとても共感しました。 これから人生の岐路に立った時、例えば結婚する時や子供が出来た時に、また読み返したいと思いました。きっとその時々で新しい気付きがあると思います。 女性だけでなく、多くの方に読んで欲しいと思います。
0投稿日: 2013.08.18
powered by ブクログシェリル・サンドバーグが、自身の体験を包み隠さず話すことで、女性が働くことの大変さを教えてくれます。女性のビジネス社会への進出が当たり前になったと思いますが、まだまだ男性社会なのが現実です。この男性社会を変えるには、女性が権力のある地位に就くことが必要だとシェリルは言います。会社に勤めている人なら分かると思いますが、結局はトップの一存で変わってしまうことが多いのです。だからこそ、女性がトップになることでしか、変わっていかないことがあるというのに納得できます。 この本でも述べられていますが、女性が働くことで問題になってくるのが、子供の問題です。女性にしかできない出産のために、多くの女性が自らの出世や仕事を手放してしまっています。さらに出産をするということは、子育てをしなければいけません。子供を育てるということは、自分以上に心と時間を使います。子供を育てることで、仕事上の融通がしづらくなるのが現実です。そういった女性が抱えている不安や問題を、周りが理解して支える環境を作っていかないと、社会は変わっていきません。シェリルの場合は、夫のデーブが非常に理解のある方だったのが良かったのでしょう。シェリルが働くということに惜しみないサポートを、当たり前のようにしてくれます。しかし、子供を持つ女性に必ずしもパートナーがいるとは限りません。そういった場合でも、女性が働くことを諦めないよう、社会や会社のサポートがある世の中を作っていかないといけません。 こういった問題は、アメリカという国が一番進んでいると思っていましたが、この本を読むと、アメリカもまだまだ女性が働くということへの理解が進んでいないことが分かります。それ以上に進んでいない国が日本でしょう。そして日本の男性こそが、一番女性が働くということに、偏見を持っているように思います。だからこそ、日本の男性がこの本を手に取り、働くということについて、真剣に考えてほしいと思います。
0投稿日: 2013.08.17
powered by ブクログFacebookCOOの、シェリル・サンドバーグの本。 女性で地位のある方が、女性視点からの「女性が仕事をしていく事」を書いた本。 いかに、「50:50」の世界を作るか?どんな理解が必要か?声を上げ続ける事がどれだけ難しいか?いろいろな定量データと、自身の経験を踏まえて、読みやすい本になっている。 正直、アメリカでもこんなに大変なのか、という感想。自分自身、男女の区分け(得意分野あるので)はきちんとした方が良いと思ってるので、シェリルの様な考え方には至っていない。だが、やはり日本は先進国の中でも、女性管理職や、女性リーダーが圧倒的に少ないという話が随所に入っているので、いろいろ考えるところはある。 以下備忘録として ・怖がらなければ何ができるか?あらゆる事が怖い、そんな女性の現実 ・自分にフィットする仕事なんてない、チャンスを掴んで、チャンスを自分にフィットさせる事 ・ステレオタイプという思い込み ・女性は主張をすると嫌われる ・泣いたっていい、取り乱したっていい ・キャリアはハシゴではなく、ジャングルジム ・仕事を決めるのは「急成長」だ ・本音のコミュニケーション機会を持つ、増やす ・よいリーダーシップは、気づきのリーダーシップ ・まずは相手を理解する ・働く母親、より、仕事も愛する両親 ・完璧を目指すより、まず終わらせろ ・もっと多くの女性が権力のある地位に就く事が必要だ
0投稿日: 2013.08.14
powered by ブクログ一歩踏み出す。女性リーダーはいなくなり、その先にはリーダーしか存在しなくなる。そんな日がくることを願う強いメッセージを感じる一冊だった。話題の中心は女性に対するステレオタイプ。サンドバーグ氏が体験したことを元に書かれているためリアリティがありわかりやすい。
0投稿日: 2013.08.13
powered by ブクログ素晴らしい!よくぞ書いてくれた!Sheryl Sandbergに暫く傾倒しそう。 社会的地位のある女性が自らのネガティブな経験を話す事に、働く一般女性達がどれだけ勇気付けられるか、彼女はよくわかっている。 泣いたって良い。落ち込んだっていい。働く女性が感じてしまう罪悪感は、自分のせいではなく社会のステレオタイプのせいなのだから。こういう発言を耳にしても誰もが違和感を感じなくなるような社会を作ろう。そのためには女性が自ら立ち上がらなくてはならない、また過去の女性達がしてきたアプローチ(=男のように、男として働く)のとは違う方法を取る必要がある。 彼女は所謂『偉い』女性だけをターゲットにしているのではなく、女性全体の働きやすさを向上させたいと思っている。 働く女性は勧めなくても読むと思うけど、男性(特に男性社会にいる女性部下を持つ上司、や、そんな環境で働く妻を持つ夫)は必読。また専業主婦志向の女性も然り。女の敵は女、論争が如何に馬鹿げているかということがよくわかる。
1投稿日: 2013.08.10
powered by ブクログ転職活動をしている最中にこの本と出会った。女性の社会進出を支援し、どうすることで、“女性”が真の平等を勝ち得ることができるか、一歩前へすすむことの大切さを訴えている。あらゆるデータと自身の経験をもとに、女性の社会への進出はパートナーの協力なくして実現は不可能。であるならば男性にも家庭へ興味をもってもらい、本当の意味での性差別をなくしていきたい。
0投稿日: 2013.08.08
powered by ブクログTEDのスピーチを見て共感を覚えていた女性の本だった。facebookのCOOというキャリアと母親と言う役割の中で普通に悩んでいる等身大の女性の姿が、様々なデータを基に分析されていて一気に読むことが出来た。キャリアを左右する最も重要な要件=パートナーというのは同感。自分自身を振り返っても、パートナーの励ましが仕事を継続することへの大きな活力となってきた。対等なパートナーを望むのなら、女性自身も自らの考えや行動を見直す必要がある。彼女の夫の生育環境、とりわけ母親の価値観が結果として大きく影響しているように読み取れた。 次の世代の女性達へ、仕事も家庭も楽しむためのたくさんの示唆に富む本。
2投稿日: 2013.08.08
powered by ブクログ自分のパートナーのみならず、職場の同僚、上司、部下、取引先の女性たちが何に悩み、どんなことに怖じ気づいて、できるはずの決断を遅らせたり、回避したりするのか。もっとできるはずなのに、どうしてそこで一歩を踏み出せないのか。本書には、「あのときの彼女はそう感じていたのかもしれないな」と思わせるエピソードがたくさん出てくる。相手を理解し、できれば力になりたいと考えている男性なら、一読の価値がある。
0投稿日: 2013.08.05
powered by ブクログフェミニスト、という言葉の概念を正しく理解し使おうと思う。 女性は社会的弱者であることを認めることからはじめよう。
0投稿日: 2013.08.05
powered by ブクログ■実際にあった多くの実例と豊富なデータで語られており、説得力がある。 ■世界の女性に対するメッセージなのだが、男性も普通のビジネス書として読める。 ■米国の会社の雰囲気がわかる。米国でさえ、女性は家にいて家事をすることが当たり前だと考える男性が多いという事実に驚いた。 ■フェイスブックという会社でどのような運営がなされているのかわかる。 ■個人的には第1章の怖がらなければ何ができる?が一番読み応えがあった。新社会人に向けたメッセージにもなる。
0投稿日: 2013.08.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
・自己評価が過剰に低いのは、悪である。 ・その不安から行動を制限するのは、圧倒的に無駄。 ・女性にありがちな罪悪感、育児を負担する男性にも言える。 男性の方が、社会的通念上、仕事をするものだという固定観念がある。 仕事をしないという選択をすることは、覆うの差別を生む。 逆に、女性は仕事をバリバリすることに対する差別が存在する。 ・やりたいことをすべてやるというのは、幸せでない。 やりたい範囲を明確に決めることが大事である。 インポスターシンドローム・自分が詐欺師のように感じる。 女性特有の現象で、自分に自信がない状態。 女性は一般的に自己評価が低い、 その事実を告げるようにすると、徐々にそれがましになる。 自信があるようなポーズをとるというのもひとつの解決策、 女性にありがちな罪悪感、 ・悪い母親であるという罪悪感、 ・働いていないという罪悪感 女性同士の足の引っ張り合いにつながる。 不安に対する予防線をはりがちである。 やばいかもしれない、という不安から、 無駄に時間をとる、でも、実際に着てから考えればよい。 無駄な時間となる。 その間に前に進めば、随分進んでしまう。 やりたいことをすべてやるというのは、間違っている。 歳をとれば、やりたいことは増えるが、現実的には、 トレードオフであり、やれることは限られる。 「幸せとは、できる範囲のことをできる限りにがんばったとき」に 感じるもの。 高すぎる目標は、幸せを阻害する。 母親の管理意識 任せないからできないのか、できないから任せられないのか。
0投稿日: 2013.08.04
powered by ブクログこの本が向こうで出版された時、部数で争っていたのが、勤務先のNY本社の人間の書いた「アテナドクトリン」。どちらも、女性がリーダーになることについて論じているが、内容はちょっと違う。こちらは、ジェンダーによる差別について、自分の経験で語っていて、USでもまだ、そうなんだと考えさせられる。FBのCOOになるのも大変なんだなあと。性差別の統計上の比較では日本のものも記載されていて、USよりも低い。いろいろと考えさせられる。
1投稿日: 2013.08.04
powered by ブクログ女性に一歩踏み出すよう背中を押す内容。筆者の実体験や各種データが引用されており説得力がある。構成がよく分からなかったが、筆者の信念は強く伝わる内容。
0投稿日: 2013.08.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
男性と異なる女性の特徴(テーブルに座らない、手を上げ続けない。自分からアピールしない。自己評価が低いなど)なるほどなあと思った。 自信がなくても自信があるふりをすることはチャンスをつかむためには必要。背筋を伸ばして堂々とすることで、気持もついてくる。 また、達成可能な目標を定めるのが幸せになる秘訣。完璧をめざすのをやめて持続可能で実現可能な目標を立てる。 専業ママと働くママの対立など、ジェンダーを選択で分けて戦うことのみ無意味さにも触れ、ジェンダー戦争を早く終わらせて、悪循環を断ち切ろうと説く。 女性が働き続けたいと考えたら、まず、パートナー選びが重要。 朝の15分の時間を捻出するため、子供に翌日の服を着せて寝かせたというエピソードにニヤッとする。
0投稿日: 2013.08.02
powered by ブクログFacebookのCOOである著者が、女性が仕事、特にリーダー及び、経営層への道を意欲的に目指すべきだということを述べた本。 よくある外部要因についてだけではなく、「女の敵は女」というような内容についても書かれている。 ロールモデルもなく、企業が呪文のように唱えるだけで中身のない女性活用論に違和感を感じる人にとっては、一読の価値あり。
0投稿日: 2013.08.01
powered by ブクログとりあえずって感じで軽く読んだもののとってもいい本だった。きっと仕事している女性が手にすると思うが、仕事していなくてもすべての女性に読んで頂きたい。もちろん男性用も。この人の問題発見能力、解決能力素晴らし過ぎると思った。
0投稿日: 2013.08.01
powered by ブクログ女性の地位向上の為には、多くの女性が権力を持つポジションにいなくてはいけないという、シェリル氏の意見には納得できた。就業においての女性の不利な部分がしつこい位書かれていた。現代のビジネスは男がやろうが女がやろうが、結果的に差はないと思う。なので、女性差別ははっきりいってくだらない。こういう意見は世界的有名企業の役員が、もっと声高に世の中にアピールすべきだと思う。最近活躍している役員系の女性は、若い産業であるIT系やコンサル系に多い。時間はかなりかかるだろうが、この流れが製造業や建築業といった古い産業にも飛び火すれば、きっと女性の地位は向上すると思う。
0投稿日: 2013.08.01
powered by ブクログ不格好経営に続いて読んだ、女性経営者の自伝本。 著者はフェイスブックのCOOとして勤めており、 以前はGoogleでも務めていたそう。 この本の内容は、 彼女の ビューティフルサクセスストーリー! でもない。 彼女の 不屈のフェミニストストーリー! でもない。 性差別に苦労し、苦悩し続ける著者のキャリアと人生が 企業社会に蔓延る性差別のデータとともに記されている。 性差別を問題として考えさせられるデータや、 実際にそれを経験した彼女のエピソードは、 女性にも男性にも、生々しくも問題だと感じさせると思う。 そういう問題や現象に対して、どこかデリケートに感じ、 目をそらしそうになる。 しかし、実際に曖昧で不当な差別を受ける女性に対して、 タイトルである"LEAN IN"に意義を感じた。 Lean in とは日本語で「割り込む」とか「一歩踏み出す」という意味。 ある会議が開かれた時、そのテーブルに積極的についたのは 男性ばかりで、なぜか女性は部屋の隅っこのイスについた、 というのを著者が目にした。 それ以来、なぜ女性は消極的でなくてはならないのか? なぜ、女性自身がまるでペテン師のように、社会や会社で 不安を感じ続けなければならないのか? という、女性の消極的な一面を問題視するようになったという。 前提として認めなければならないのは、 確かに、男性と女性では、心身の作りが異なるという点。 そこから向き不向きが生じるのは、しかたがない。 しかし、だからといって、女性が明らかに不利な立場に 立つ必要はない、というメッセージが印象的だった。 積極的に会議のテーブルにつくのも、 子供を産んで、夫や家族と協力して仕事を続けるのも、 消極的にならなければ、きっとできる。 一歩踏み出していけば、きっとできる。 というメッセージの本だと思います。 とはいえ、本文に目立つのは、 性差別データやエピソードが多いように思います。 もちろん、それだけ問題視されるべきであり、解決にむけて 男女ともに手を取り合うべきだも思うのですが、 どうも彼女もまだ消極的なところから出れてないようで なんとなく、こちらも不安に駆られるというか 嫌な言い方をすれば、どこか卑屈に感じる時もありました… COOといえど、ひとりの人間ということなのでしょう。
0投稿日: 2013.07.30
powered by ブクログ将来に対しておぼろげに抱いていた思いが的確に指摘されていて非常に興味深く、一気に読み切ってしまった。 サンドバーグ氏の、なにごとも楽しみ、全力で取り組む姿勢にも元気づけられたし、彼女自身も悩み続けているということが伝わってきて、悩んでいるのは自分だけではないのだと思えた。これからはもっと自信を持ち、積極的に生きたい。『恐れがなければ何ができる?』と心の中で唱えながら。 女性はもちろん、周りの男性にも勧めていきたいと思う。
0投稿日: 2013.07.30
powered by ブクログクローズアップ現代で、サンドバーグ氏が紹介されていたのをきっかけに読んでみることに。ワークライフバランスをどうとっていくかー。女性が主張をしていくことは、まだまだ難しいと感じますが、社会の立ち位置や家庭での役割のあり方について考えさせられました。
0投稿日: 2013.07.28
powered by ブクログアメリカはさぞかし進んでいるのかと思いきや、CEOになるような人でも、ジェンダーのバイアスを感じて、悩んでいるというのは目から鱗だった。ポジションが高いひとでも、これなのだから、下々は推して知るべし。日本なんかはもっともっと、後塵を拝しているんだろう。女性は強いとは思うけれど、なかなか信念を持って、主張していくのは、やっぱりしんどいなと思ってしまいます。
0投稿日: 2013.07.27
powered by ブクログ彼女が恵まれてるというバイアスをかけてしまうとやっかむことにはなってしまうだろうけれど、女性の特性や弱さを自分自身のエピソードと共に語っているので、すっと入ってくる。ザッカーバーグがハグしようか、っていう話は心に残った。実際傷ついてしまったら、大泣きするなりしてしまえばいいのだ、という話も、結局そういう乗り越え方以外ないのだな、と安心した。転職する時、地位にしがみつかない方がいい、という考えも同感。いろいろつらいことも沢山あるけど、あとちょっとがんばってみる、Lean inなんだな、と。
0投稿日: 2013.07.26
powered by ブクログ良い本だと思う。 著者の仕事とは異なる社会学者のような人がかかわっていたり、専門的な研究が参照されていたり、ビジネス本には珍しく(?)詳細な註がついていたりと、一つのプロジェクトとして出版されているようなところがある。 仕事に意欲を感じられない時に読むと、遠い世界のことだと思うかもしれない。そこそこ仕事にやりがいをもって打ち込みたいと思っている人であれば、男でも女でも得られることはあるかもしれない。そういった意味では、読む時期に依存するかもしれない。 それから、著者がやってきた世界銀行、グーグル、フェイスブックの仕事と、この本の読者になるだろう一般の人がやっている仕事とが、どれくらい同じ土俵で論じられるのかについても、言及があってもよいかもしれない。メンターについて論じられた5章は面白かったが、メンターが必要となる仕事というのも世の中、そんなにたくさんあるのだろうか。 著者の失敗談などが豊富に盛り込まれているあたりはうまいと思う。こういうのは開示するのが恥ずかしいこともあるが、著者自身が楽になるのと同時に、読んでいる人を安心させる効果があるかもしれない。仕事観の男女差についてはもう少しいろんな研究を読んでみたい。それから、仕事観の女性内部での差を説明するような理論もあるはずだがよく知らない。
0投稿日: 2013.07.26
powered by ブクログとても感銘を受けた。「成功した女性だからでしょ」という批判もあるようだが、私はそうは思わない。働く女性なら共感できる部分があるはず。外部環境や男性の意識の問題と、女性が自分に対して持つバイアスとそれに伴う犠牲を両面から論じていて、議論としてバランスがよい。筆者が主張するような社会になったら本当にいいな、と思う。
0投稿日: 2013.07.24
powered by ブクログ現代版の女性問題に踏み入った本を読んだのははじめて。 性別に関係なく選択枠が与えられるだけでなく、自分は間違ってあるのではないかと悩まずに選択できるようにする、という文章が印象的。
0投稿日: 2013.07.23
powered by ブクログ"働く女性全員に読んでほしい本です。 そして女性をスタッフとして使い、育てている経営者の方全員に読んでほしい本です。 Facebookという、急成長したIT企業のトップとして、育児と両立させながら成長する姿。 ここには感動・共感を覚えます!!"
0投稿日: 2013.07.23
powered by ブクログこの本に出会えて良かった。フラットな視点で、客観的に現在の労働社会を描写し、抱えてる問題を明確にし、解決するためのメッセージを投げている。 書き方として、女性よりであるものの、メッセージとしては男女両者というか、今の世の中に対して投げかけられている。 事例で頻繁に出てくるのが、我が国日本だ。先進国でありながら、女性リーダーが極めて少なく、下から数えた方が早いので、それは当たり前だろう。 この本の良いところは、データを元にするとこで、多様な視点で課題と改善策を書いていること。 女性の視点で描いているが、女性擁護だけしているわけではない。問題点を女性の中にも見出している。 他人事だと思っていた物事が、自身の中にも原因があることを痛感した。 自分に自信がなくなったり、諦めてしまいたくなった時に、この本を読み直したい。 さらに、今すぐ、できることを始めることに決めた。
0投稿日: 2013.07.19
powered by ブクログフェイスブックのCOOである著者が主にビジネスの世界でキャリアを積む女性に向けて「一歩踏み出すこと」の重要性を説く。 女性に関する数々の客観データを用いながら、ポイントの整理を進めていくが、その数値は確かに興味深い。 (それにしても日本の比率は低い)。 男女の雇用環境について制度上の問題もまだ残っているのであろうが、本著では、働く女性のより身近な悩みを自らの経験に基づき語りかけるスタイルであり、その意味で分かり易く、共感性も得やすいのだろう。 特に女性の読者にとって。 ただ、職場での女性の問題という切り口では真新しいものがあるわけではなく、その意味でも先ずは『一歩踏み出すこと』なのだろうか。 フェイスブックやグーグルでのビジネススタイルがもっと書かれているのではないかと期待していたが、それは本著の対象ではないようだ。 (その意味では期待外れ) 以下引用~ ・今の若い人たちに言いたいのは、次に大きく羽ばたこうと思うなら、自分に完全にフィットする仕事なんてない、ってこと。先ずはチャンスを掴み、チャンスのほうを自分にフィットさせなければ。学ぶ能力こそ、リーダーが備えるべきいちばん重要な資質だと思う。 ・私の見方があれば、相手の見方がある。これを理解することこそが円滑なコミュニケーションの第一歩だ。 ・広く意見を求める姿勢を最初に教えてくれたのは、財務長官のロバート・ルービンだった。・・・ルービン長官が突然私に向かって、「シェリル、君はどう思う?」と質問したのである。 「君は新人だから、私たちのやり方を十分に理解していない。だからこそ、私たちが見落としているものに気が付いたのではないか、と考えたのだ」 ・重要なこととそうでないことをきっちりと分け、重要なことでだけ、完璧主義者になることした。 ・私の大好きなフェイスブックのポスターがもう一つある。「完璧をめざすより、まず終わらせろ」がそれだ。 ・コリン・パウエル陸軍大将・元国務長官は、近著の中で、自分の考えるリーダーシップ像では「忙しがり屋」は認めないと書いている。 ・グロリア・スタイネムが慧眼にも指摘したとおり、「力をもつ者が名詞を獲得し、それが標準となる。力のない者には形容詞が付く」
0投稿日: 2013.07.16
powered by ブクログ今をときめくfacebookのCOOシェリル・サンドバーグが女性として仕事に家庭に尽力してきて、その中で社会に男性に、女性に思ったことを綴った本ですが、聡明さをみてとれるような内容で論文に近い。裏付けや具体性の描画など時代をつくっている人であるなと。世の中の男性こそ読むべき本ですね
0投稿日: 2013.07.15
powered by ブクログ労働人口減少の中で絶対的な競争力UPの為にも女性の社会進出は不可欠。性別と優秀さに相関関係はないと思う。日本と比較して女性進出が進んでいるアメリカをしてもこうなのか、という事の再認識はあったが、それ以外の部分ではあまり目新しい発見はなかった。
0投稿日: 2013.07.14
powered by ブクログフェイスブックのCOOというより、TEDの講演が評判になったような感もあるが、才能あふれる著者にしても、悩みながら、女性として生き、キャリアを積んできたことが記されている。女性の役割、男性の役割というよりも、人間として能力を発揮し、社会に貢献することを求めようという主張は、そうだよなと思う。一方で、文中に日本の統計データが多く用いられているが、そうした価値観が我々の中心にあるわけではなく、やはり男性・女性というステレオタイプで見ている面は多い。性差を認めながらも、多様性を重視し、個々人の人生と業績貢献に価値を置くような人生、社会を作っていかないといけない。ということを感じさせてくれた良書。ただし、後半はちょっと気が抜けたかな。
0投稿日: 2013.07.13
powered by ブクログ一気に読みました。Facebookの女性役員が働く女性の悩みを率直に語っている本です。ビジネスで成功したキャリア女性の自伝という趣きはありません。科学的データをたくさん用いる一方、自身の経験や実名で仕事と子育ての両立に悩む女性のエピソードかがたくさん出てきます。正直、女性がこんなことで悩んでいるんだと再認識された話が色々ありました。全米ベストセラーだそうですが、全ての働く女性と、特に女性の部下をもつ管理職の方に読んでいただきたいです。
0投稿日: 2013.07.12
powered by ブクログ女性達は、なぜ子供が生まれると会社を辞めてしまうのか? 彼女が子供の頃に教えられた男女平等の社会は、それが幻想だったと気づくのに、大人になってからそう長い時間はかからなかった。 キャリアアップを目指す女性達にとって、今や知らない人はいないフェイスブックCOO シェリル サンドバーグ。 グーグルで大きな業績を上げ、クリントン政権時はサマーズ長官の下で財務省主席補佐官を務めた。 タイム誌で、世界でもっとも影響力のある100人に選ばれたほどの彼女が直面した困難とは一体何だったのか? 本書では、なぜ今多くの女性達が家庭と仕事の両立に苦しんでいるのか、なぜ女性リーダーは男性と比べて少ないのか等、その問題がシェリルの視点で考察され、またその解決方法が述べられている。 発売してすぐ世界的に話題になったこの本に対して、多くの賛同と、そして批判も寄せられた。 自分も、すべてにおいて彼女の意見に賛同するわけではない。しかし共感する記述も多かった。 女性も男性と同じく、等しく同じ才能と能力と可能性を秘めている。等しくチャンスは与えられ、道は開かれるべきだ。 日本も、もうそろそろ女性を職場の花と見なすのは止め、同じ戦力と見るべきだろう。 シェリルの言う、恐れずもう一歩前へ、が今必要なのかもしれない。
0投稿日: 2013.07.11
powered by ブクログA great reading and a refresh and updated reading about feminism in 21st century. What man and woman can help to achieve equality and play our strengths.
0投稿日: 2013.07.09
powered by ブクログ今年1番面白かった!(今年そんなに読者してないけど)新しい学びもあったし、感じてたけど、明文化出来なかった考えが整理されたりも。女性は自分を過小評価する傾向にあること、社会の期待に応えていないことに対する罪悪感、主婦vsキャリアウーマンが互いを非難しがちなこと、等々。成る程な。暫くしたら、また読みたいし、多くの人に読んで欲しい一冊。先日のサンドバーグの公演に抽選漏れたの未だに悔しいな!
0投稿日: 2013.07.08
powered by ブクログやはりビジネスの世界で第一線の人がこういう調査が効いた本を書ける、っていうのにアメリカビジネス文化の広がりと深さを感じるな。自分がなにをやっているのかはっきりわかっている人。 ただし一般の人にはあんまりプラクティカルではないだろう。
0投稿日: 2013.07.08
powered by ブクログ以前TEDの講演を聞いた時には上から目線的な感じを受けてあまり好きになれなかったし、依然賛否両論あるのかもしれないけど、これを読んでかなり好きになりました。6章本音のコミュニケーションには全面的に共感。
0投稿日: 2013.07.08
powered by ブクログ美人で、キュートで、(たぶん)すごく頭がよくて、運もいい。 そんな人の話なんか読みたくないよ、って思わずに、運のおすそ分けを貰う姿勢も大切だよね。 「この本を読んで元気が出た」っていう人もたくさんいるみたいだけれど、まだまだ女性リーダーが少ないのはアメリカも同じで、そんななかでのしあがるって、並大抵じゃないんだろうなあ。
0投稿日: 2013.07.05
powered by ブクログ原文、日本語訳の両方を買いました。 英語の勉強にと、初めて買った洋書です。 女性にもっと自信を持ってほしい、というシェリルさんの主張が胸に響き、まるで自分に語りかけてくれているような不思議な体験が味わえます。 日本語訳だと意訳も多く、真意が伝わりずらいと思うので、やはり原文を読むのがオススメです。
0投稿日: 2013.07.02
