
総合評価
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powered by ブクログ西郷隆盛登場 以下、心に残った箇所 p160長州 京都討入 来島又兵衛 戦略論 細々とした議論よりも、まず玉をとってからのことだ p282長州京都滅走後、なお匿う京都人 人間、不人気では何もできませんな。いかに正義を行おうと、ことごとく悪意に取られ、ついには自ら事を捨てざるを得なくなります。
0投稿日: 2025.12.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
長州、薩摩の動向を探った幕府は、彼らを処罰するために新選組を動員して、池田屋、蛤御門など血みどろの戦いが発生した。そんな物騒な出来事が続いているが、竜馬は相変わらずに船のことで色々と取り組んでいた。しかし、幕府の意向で神戸海軍塾は解散させられてしまい、竜馬の意志ではどうしようもできなくなった。
0投稿日: 2025.10.04
powered by ブクログ池田屋の変が臨場感あふれた描き方で引き込まれた。また、その後の蛤御門の変の記述もすばらしいが、徳川慶喜が馬上で活躍する姿が意外だった、彼は武の人でもあるのだ。 著者の解説文「結局は天皇の取り合いであり、将棋と同じで玉を取った方が勝ち。負ければ”朝敵”となる」といったくだりが面白い。 西郷と竜馬との初顔合わせ、人を見る目があるもの同士で共に多くを語らないのが両人らしい。 おりょうは、お田鶴さまやさな子とは違うタイプの女性で、とても行動的ですね、待つより自分から動く人だ。
1投稿日: 2025.06.21
powered by ブクログ「なるほど浪人会社をおこすにはこのさき金が頼りだが、金よりも大事なものに評判というものがある。世間で大仕事をなすのにこれほど大事なものはない。金なんぞは、評判のあるところに自然とあつまってくるさ」 全くその通りだし、会社のない時代に本質を捉えている竜馬が、時代を動かしたというのも納得。 西郷どん登場した辺りから、大きく物語が動く予感がしてワクワクが止まらない。
0投稿日: 2025.04.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
5巻になり、時代が殺伐としてきたと感じました。幕府を倒そうとしていた長州藩が禁門の変で「朝敵」になってしまったのは過激な所が恨まれたのではないかと思いました。代わりに薩摩藩が出てきて西郷隆盛が登場したのですが、竜馬と考え方が似ているのは奇縁な物だと思いました。幕末期は沢山の人が死んでいくのは史実であっても辛いと思いました。
4投稿日: 2025.04.17
powered by ブクログ竜馬と西郷の初対面の場面は圧巻でした。二人の人となりを比較しているところ、興味深かったです。筆者は、西郷のことを「わからぬひと」と記しつつ、ありとあらゆる賛辞の言葉を用いて表現しています。こんな風に書かれると、もっと人物像に迫りたくなりました。この偉大な二人を引き合わせたのは勝海舟。歴史を動かした人物の出逢いの何と劇的なこと! お田鶴さまとおりょうが対峙している場面は、ヒヤヒヤものでした。女同士の戦い、こわ〜い。
14投稿日: 2025.04.05
powered by ブクログようやく読み終わり。 長州の動きが難しくてなかなか読み進まなかった。 ・おりょうと結ばれる。 ・海軍学校の解散。 ・西郷隆盛と竜馬の出会い。 他の方の感想を読むことで頭が整理される!
1投稿日: 2025.02.05
powered by ブクログこの時代の小説の特徴なのか、司馬遼太郎のスタイルなのか、作中に余談が非常に多い。 がしかし、この余談がまた面白い。作者自身が自ら取材して得た、登場人物や時代背景の情報を余すことなく説明してくれる。時には数ページに渡って。
0投稿日: 2024.08.14
powered by ブクログ竜馬がゆく5まで読み進みました。 幕末の日本人の熱さ。日本の為に命懸けで真剣に生きた竜馬たちの姿に感動と恐怖を感じます。 今の日本を見て、竜馬たち志士はどう思うだろうか…。
19投稿日: 2024.07.18
powered by ブクログ池田屋事件起こる。蛤御門の変(禁門の変)起こる。長州藩の最もイケイケ、来島又兵衛、蛤御門の変であえなく戦死。竜馬の神戸海軍練習所、謀反人の巣だとして解散を命じられる。竜馬、西郷と談判す。「貿易さえすれば、日本は栄えうる。(中略)しかし貿易は一に幕府の独占事業たらしめる方針をとっている。貿易がはじまって数年もたてば、幕府にのみ金がどんどん入る。されば幕府は兵器を洋式に一変し、軍政を改革し、おそらく日本はじまって以来の強大な武権に一変しましょう。もうそうなってしまえば、勤王論もくそもない。天下の志士は洋式火砲で粉砕されてしまう」(p317)以上の事から、薩摩藩としての目下の急務は、幕府だけの開国主義に反対することだ、と西郷を説得する竜馬。
0投稿日: 2024.06.09
powered by ブクログ池田屋ノ変、蛤御門ノ変と多くの血が流れる事件が起き、神戸海軍塾がその流れもあり解散させられたりと激動。西郷隆盛と坂本龍馬が初めての出会い。後半戦へ向け更に盛り上がって来ました。龍馬自体も命を狙われたりと気が抜けません。 久坂玄瑞、来島又兵衛等が好きな登場人物。 おりょうも漸く、龍馬と結ばれた。名作です。
9投稿日: 2024.04.27
powered by ブクログ▼四巻から引き続いて、「竜馬はあんまり活躍しないけど、時代は大激動」という「司馬講談版、幕末激動列伝物語」ですね。竜馬はあんまりこの巻では「ゆく」って感じじゃないです。うろうろしています。 ▼「燃えよ剣」を書いた人ですから。新選組にも愛着はあるので、池田屋の変を被害者の側から書くにせよ、その語り口は実に融通無碍自由自在です。 ▼それにしても、まあ歴史上の風雲児とか言われる人はみんなそうですが、本当に表舞台で活躍したのって、2年とか、そういう場合が多いんですよね。そう考えるとビートルズですら長命。
11投稿日: 2024.04.11
powered by ブクログ愛されてるなぁ、竜馬。勝さん、残念だったね。船没収だし…、幕府に呼び出されるし…。もー。おりょうさん、やったね。抱かれたね。夢が叶ったね。(書くとき気まずくなってきた。)
3投稿日: 2024.04.06
powered by ブクログ幕府による神戸海軍塾の解散。壮大な計画がダメになってしまった時に、カンパニーを作ろうという発想が持てることがすごい。勝先生と竜馬、好きだなぁ。
0投稿日: 2024.03.10
powered by ブクログ全8巻の物語もここからが後半の折り返し。 長州が半分、次いで薩摩、竜馬の話という感じ。 長州が無念の大敗を喫し、血生臭さが増していく。 竜馬は、勝海舟の神戸海軍塾の解散、西郷との出会いを経て、やがて会社の設立を思い描いていく。 長州の池田屋ノ変など、重暗い話が続くなか、 おりょうさんが個性を爆発させるエピソードが印象的で、菊の枕エピソードや、お田鶴さんとの女同士のバトルなど、閑話休題として面白かったです。 いよいよ薩長同盟が近づいてきたかという感じで、 次巻も楽しみです。
6投稿日: 2024.03.05
powered by ブクログ西郷さんも登場し、★5つです! 池田屋の変生き残りが、親の出生地の方であった。。 感慨深いです。 長州藩が大変な⑤巻ですが、スズムシの行が面白くホッコリします。 中岡慎太郎の出番も多くなり、まだまだ楽しんで読み続ける事ができそうです。
0投稿日: 2024.03.03
powered by ブクログ読む前は長州人は比較的エリートというかパワフルな人が多いイメージで、薩摩は西郷リーダーと大久保という策略家…みたいなイメージだったが、過去の歴史踏まえての外交スキルなどなど、改めてすごい組織だったのだと痛感 両藩の対立激化など読み応えあり
0投稿日: 2023.12.13
powered by ブクログ「人の一生というのは、たかだか五十年そこそこである。いったん志を抱けば、この志にむかって事が進捗するような手段のみをとり、いやしくも弱気を発してはいけない。たとえその目的が成就できなくても、その目的への道中で死ぬべきだ。生死は自然現象だからこれを計算に入れてはいけない」 2020/2/6読了(再読) 学生時代から十数年振りに読んで、改めて日本人たるもの、一度は読むべき小説だと思った。文庫本8巻の大長編は名場面、名台詞も多いのだが、、竜馬がその人生観・死生観を語った台詞を採り上げてみた。
0投稿日: 2023.10.01
powered by ブクログ池田屋の変が起き、それが蛤御門の変を引き起こし長州は朝敵になった。学生の頃は全くわからなかった事がこの本を読んでなんとなくわかってきた。 たくさんの志士の命がなくなって今平和ボケしている令和があると思うと、一生懸命生きろ!と龍馬に怒られそうな気がします。
0投稿日: 2023.03.23
powered by ブクログ司馬先生の時代小説は、やはり本当に面白い。 志を遂げるためには命も惜しまないという当時の志士達の考え方は、現在を生きる私たちにはなかなか理解し難いものである。が、そのような志士たちや、竜馬や西郷、桂などの活躍が実際に時代を変えていくのだと思うと、勇気をもらえる。 生まれ育ちではなく、結局は覚悟と時勢が相まって、何かを変えていくのだと感じた。
0投稿日: 2022.12.29
powered by ブクログ臥薪嘗胆の時を知り、腹を据えて時を待つ竜馬が、頼もしく大人びて感じられました。彼が時勢をどう読んでいたのか、無理なく描かれています。
0投稿日: 2022.08.14
powered by ブクログ今の社会はこうして出来上がったんだなとしみじみと思う作品。江戸時代300年間耐え続けて培われた国民性、不満がやっと爆発した幕末、そこで勝った者たちが構築した国が今に続いていることをひしひしと感じる。そして世の中を変えるのは1人の英雄ではなく、時流と運とそれぞれの人々の考えが化学反応を起こしてできた偶然の産物。
1投稿日: 2022.06.08
powered by ブクログ池田屋の変、蛤御門の変ととにかく斬り合いの場面が続く中、5巻での最大の出来事の一つは坂本竜馬と西郷隆盛の会談です。仲人は勝海舟。言葉数の少ない会談だったにも関わらず、言葉以上のものがあった両者の様子が絶妙に描かれていて、二人の人間としての大きさが伝わってきます。 鈴虫を大事に飼い続けている薩摩藩のはからいは粋でした。 竜馬をめぐる女心や竜馬と海軍学校など、斬るか斬られるかの時世の中でも外せない人の感情の描写が長編小説を読み続けさせる重要な節になっています。
0投稿日: 2022.04.12
powered by ブクログなかなか読み進まない。(2003.6.2HPの日記より) ※2003.5.25読書のすすめから到着 2003.6.2読書中 2003.6.7読了 売却済み
0投稿日: 2021.08.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
p.49 新しい時代が来るためには死に役が必要です。私はことし三十七になる。すこし長く生きすぎています。 僕は既に37。今年、38歳になります。 のらりくらりと生きてきました。 これからの時代、どのようにしましょうかね。
0投稿日: 2021.05.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
池田屋の変と蛤御門の戦いで大勢の志士が命を落とした五巻。 長州に対しても幕府に対しても思うことが、人の命を奪う事で解決する問題なんてあるんだろうか?敵を殺しても、その遺族や仲間には怨嗟が残り、またそれが次の戦いへと繋がっていく。今回は志士側が負けたが、その後の戊辰戦争では幕軍が敗退し、会津若松では今でもその禍根が残っている。 戦争は未来を担う優秀な人財を失うだけでなく、恨みをこの世に残すという点でも許されないことなのだろうなと思った。
0投稿日: 2021.03.20
powered by ブクログ師弟関係として、勝と竜馬は素敵だ。 幕吏の勝は、日本を想い、立場上難しい事を竜馬に託している。それが海戦技術であったり、船の知識であったり、人脈である。 これと決めた男に託す関係であり、西郷・竜馬になら幕府は倒されても良いと思っている。 こんな関係をいつか誰かと結べたら良いなと思う。
0投稿日: 2020.07.26
powered by ブクログ司馬遼太郎の長編時代小説の5巻目 幕末の暗いところが印象的であった. 特に池田屋事件・蛤御門の変がこの巻で触れられるが、幕末志士の想いを果たせずして命を落とす姿がとても悲痛であった. 長州藩はこれを機に佐幕論が中心となり、薩摩藩は西郷隆盛が幕府のフィクサーとなり激動という言葉に拍車がかかったように思えた. 竜馬自体も神戸海軍操練所を解体することとなり、株式会社を作る転機となった.各々の幕末志士が世を変えるためにあれやこれや画策する姿、大志を抱いて行動に移す姿に自分もそうできるか?できているかを思わず自問したくなった.おそらく文字通り命懸けで事をなすことはまずないと思うがそれくらいの鬼気迫る思いで行動的になるのはかっこいいし、きっと実現できると思う.見習いたいものである.
0投稿日: 2020.06.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
京都で二つの雄藩が対立を深め、ついに禁門の変が勃発。長州や薩摩に視点うつし物語がすすみ、竜馬の活躍は少なく、気づけば海軍塾は解散の憂き目に。師と作り上げた日本初の私設海軍は道半ばで夢破れた。しかし、西郷との出会いでまた明暗を思いついた竜馬。株式会社設立を目指して薩摩と手を組むことに。薩摩の中心、西郷は軍の指揮に、外交に、東奔西走中。
0投稿日: 2020.06.07
powered by ブクログとうとうよく知る司馬遼節全開と相成りました。 つまり主人公を中心にストーリーが回ることはないということで。やっぱり小説ではないんですよね、このお方の本は。 独自路線ではあります、それがこの作家の最大の魅力でしょう。 竜馬って実在の人物なの?っていう感じがする、繰り返しですが主人公がだんだん傍流になっていくんですから。
0投稿日: 2020.04.16
powered by ブクログ【感想】 長編だから仕方ないが、些か中弛みが・・・ 勿論、物語自体は面白い。 ただ、個人的に坂本竜馬の「無敵のヒーロー感」がどうしても鼻についてしまう・・・笑 何故そんなにも余裕があるのか、何故そこまで達観して物事を見抜く事ができるのか。 坂本竜馬がこの時点ですでに無敵すぎて、もはや現実感がやや喪失しちゃっている気がしちゃう(笑) また、「おりょう」の人間性というか、自分勝手さが個人的にはかなり嫌いだな(笑) こんなウザイ女性のどこに竜馬は惹かれたの?? おりょうとお登勢様、お田鶴様の掛け合いのシーンなんて、一切興味がないなぁ・・・・ あと、これは決して嫌ではないのだけど、この時期の西郷隆盛のレベルが高すぎてヤバイ(笑) もはや神様クラス。 それだけに、司馬遼太郎の作品でこの時期の西郷隆盛の人生全体にフォーカスした作品がないのが残念だなぁ。 「翔ぶが如く」の西郷は、個の時期と比べてスッカリ腑抜けになってしまった西郷なので、物足りない・・・ いちエンターテイメントとしては、「竜馬がゆく」よりも「龍馬伝」のほうが好きだな~。 (清河八郎やお田鶴様など、主要人物がちょこちょこ抜けているのが玉にキズだけど) 【あらすじ】 池田屋ノ変、蛤御門ノ変と血なまぐさい事件が続き、時勢は急速に緊迫するが、幕府の屋台骨はゆるんだように見えない。 つぎつぎ死んでゆく同志をおもい、竜馬は暗涙にむせぶ。 そして、自身にも危機が迫る。心血を注いだ神戸海軍塾が幕府の手で解散させられてしまった。 【引用】 1.竜馬の眼さきは長くなった。いま、五尺の体一つが死んだところで何になるか。 (わずか百や二百の浪士の手で、三百年の幕府が倒れるはずがない) 成らぬことは成らぬ、と竜馬は思った。成るには時の勢いというものが要る。 (今は、力を培養する時だ。その時機を辛抱できぬのは男ではない) 2.維新(これあらた) 池田屋の変の直前、熊本人の宮部。 「詩経の項に維新(これあらた)なり、という言葉がある。維新回天の道はまだまだ遠い。我々が死に、次に誰かが死ぬ。 坂本くんのごとき人は、それをまとめて完成させてくれる人だろう。まだまだ残しておくべき人物だ」 3.外交能力のなさは日本人の欠点とされているが、古来の薩摩人に限っては、まるで異人種ではないかと思われるほど外交能力に満ちていた。 薩摩藩の外交の最終目的は、まずここで幕府の力を借りて長州を討ち、それとは別に捕虜を優遇してのちに長州と手を握り、幕府を倒すときの布石をしておこうというのである。 4.「命も要らず、名も要らず、官位も金も要らぬ人は、始末に困るものなり。この始末に困る人ならでは、艱難(かんなん)を共にして国家の大業は成し得らぬものなり」 西郷の人物像はわからない 西郷は「敬天愛人」という言葉を好んだが、これほど私心のない男はなかった。 若い頃から「私心を除いて大事を成す」ということを自分の理想像とし、必死に自己を教育し、ついに中年にいたって殆どそれに近い人間ができた。 【メモ】 竜馬がゆく 5 p52 ・今は、力を培養する時だ。その時機を辛抱できぬのは男ではない 海軍塾は、崩壊の危機にある。 京都の志士連中がやってきて、古高俊太郎らの京都蜂起への参加を塾生に説いたのだ。 ひと昔前の竜馬なら、一剣をひっつかんで京へ馳せ登っていたかもしれない。そういう快挙のためにこそ、国もとを脱藩してきたではないか。 が、竜馬の眼さきは長くなった。 いま、五尺の体一つが死んだところで何になるか。 (わずか百や二百の浪士の手で、三百年の幕府が倒れるはずがない) 成らぬことは成らぬ、と竜馬は思った。成るには時の勢いというものが要る。 (今は、力を培養する時だ。その時機を辛抱できぬのは男ではない) p102 ・維新(これあらた) 池田屋の変の直前、熊本人の宮部。 「北添くん。詩経の項に維新(これあらた)なり、という言葉がある。維新回天の道はまだまだ遠い。我々が死に、次に誰かが死ぬ。坂本くんのごとき人は、それをまとめて完成させてくれる人だろう。まだまだ残しておくべき人物だ」 p209 西郷は、長州嫌いの幕府や朝廷でさえ肝を冷やすほどの「長州撲滅論者」である。 そのくせ、憎んでいない証拠に、蛤御門の戦いで獲た長州人を薩摩藩邸に収容し、客人をもてなすような優遇をして、密かに長州へ送り返している。 外交能力のなさは日本人の欠点とされているが、古来の薩摩人に限っては、まるで異人種ではないかと思われるほど外交能力に満ちていた。 薩摩藩の外交の最終目的は、まずここで幕府の力を借りて長州を討ち、それとは別に捕虜を優遇してのちに長州と手を握り、幕府を倒すときの布石をしておこうというのである。 p265 ・西郷の人物像はわからない 西郷は「敬天愛人」という言葉を好んだが、これほど私心のない男はなかった。 若い頃から「私心を除いて大事を成す」ということを自分の理想像とし、必死に自己を教育し、ついに中年にいたって殆どそれに近い人間ができた。 天性によるだろうが、そういう鍛錬によって、異常なばかりに人を惹きつける人格が出来上がった。 この異常な吸引力が彼の原動力となり、彼のためには命も要らぬという人間が群らがって集まり、それが大集団となり、ついには薩摩藩を動かして維新が完成した。 「命も要らず、名も要らず、官位も金も要らぬ人は、始末に困るものなり。この始末に困る人ならでは、艱難(かんなん)を共にして国家の大業は成し得らぬものなり」
27投稿日: 2020.03.09
powered by ブクログ○あン人がこんど来たとき、貴方の虫ケラはもう居りもさぬ、というのは人間の信義にかかわりもそ(285p) ○金よりも大事なものに評判というものがある。世間で大仕事をなすのにこれほど大事なものはない。金なんぞは、評判のあるところに自然とあつまってくるさ(335p) ★西郷吉之助が出てきた
2投稿日: 2020.02.08
powered by ブクログどんどん動いてきました。 この巻、前半は池田屋の変、そして、禁門の変。来島又兵衛。 そして、龍馬と西郷の会合。 でも、何と言っても、お登勢さんとお田鶴さま、、、。素敵です。
2投稿日: 2019.11.07
powered by ブクログ長州は苦しい時代へ。薩長の関係を考えると、どうしてここから、あの幕末を迎えるのか、まったく謎です。まだ機が熟さないって、あと三巻しかないですよ!
2投稿日: 2019.10.29
powered by ブクログ後半へ入る。 竜馬も凄いけど、勝さん、そして西郷さん、なかなかすごい。 池田屋事件から禁門の変と時代は大きく動く。 この話読みながら、頭の中のイメージは基本は「龍馬伝」だが、池田屋事件は「新選組!」、禁門の変は「花燃ゆ」が出て来る。来島又兵衛は山下さんの顔しか浮かばんわ
2投稿日: 2019.09.08
powered by ブクログ勝海舟、坂本竜馬、西郷隆盛が相見えて、かなり維新ムードが盛り上がってきた。 この作品の前に「燃えよ剣」を読むまでは江戸末期の知識が殆ど無かったので、異なる立場から見た維新の雰囲気が面白い。 次は長州視点の作品が読みたくなってきました。
2投稿日: 2019.08.04
powered by ブクログ彼にとっての恋人は、さな子さんでも田鶴さんでもおりょうさんでもなく、勝さんや西郷さんや軍艦や、そして何より日本だった。 彼自身もそう彼女たちに伝えてはいるし、田鶴さんなんかはむしろ焚き付けるのだけど、でも、あまりに報われないんじゃないかなと思うのです。 他人がどうこう言っても、本人たちがそれでいいならなんとしようもないのですが。
2投稿日: 2019.05.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今回は薩摩藩の話が多かったように思う。長州もいっときは勢いがあったのに、なぜか方向性が違うように思えてしまった。藩の特色ってすごくあるんだな。おりょうとは結ばれて、それにしてもモテモテの竜馬。みんなが惚れていく竜馬にあってみたくなりました。
2投稿日: 2019.04.04
powered by ブクログ公器に生きる。 妻子おいて国のために死んでいく浪士。 その上に今生きている幸せを感じざるをえない。 目の前のことがすべて小事に思える。
2投稿日: 2019.03.16
powered by ブクログこの巻のハイライトは、竜馬と西郷隆盛の顔合わせであろう。京都で蛤御門の変により長州が朝敵となり、勝海舟と竜馬が運営する海軍操練所は、そこから幾人もの浪士が変に参加したことによって幕府の咎めを受ける事となる。操練所は閉鎖、勝は謹慎となる。時代は一旦、勤王派が弱体化し佐幕が優勢となりかける。
0投稿日: 2018.10.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2018/9 5冊目(2018年通算131冊目)。池田屋事件、龍馬の後見人だった勝海舟への江戸への帰還など龍馬にとっては暗い話題が多い時期。また西郷隆盛との出会い、長州藩と薩摩藩を味方同士にしようと画策するなど、幕府討伐に向けての布石が揃い始める。この後、歴史はどう動くのか。続けて読んでいきたいと思う。
2投稿日: 2018.09.19
powered by ブクログ池田屋事件、禁門の変、軍艦操練所の解散、そして西郷との出会い。ちょうど「西郷どん」を見てることもあって、違った側面から幕末を眺めることができて面白い。主だった人物がどう動いたかをリンクさせた幕末年表があると面白そうだけどどっかにないかな?「○○年、西郷が××をしていた時に龍馬は~~をしていて、桂は△△をしていたのかぁ」とかね。
2投稿日: 2018.08.03
powered by ブクログ幕末が本格的に動き出す『禁門の変』。 西郷どんに詰め寄る中岡慎太郎がカッコ良かった!! ٩(•̤̀ᵕ•̤́๑)
2投稿日: 2018.06.07
powered by ブクログ池田屋の変で、幕府、薩摩、会津により長州の勤王派がことごとく壊滅。勤王派には脱藩した土佐仲間も多数いたがみんな命を投げ出してしまう。 さらに浪人たちの面倒を見ていた竜馬の神戸の海軍塾も幕府から危険だとして解散命令が下り、勝も帰らされる。 居場所がなくなった竜馬は、西郷の助けを借りて京の薩摩藩で時を待つ。お田鶴様は京を追い出され長州にいるが、まだ長州に助けにはいけない、と断言する竜馬。 一方薩摩の西郷は今は幕府と手を組んでおいて幕府の弱みを握り、時が来たら倒幕を考えている点で少し竜馬と共通する部分がある。そんな西郷と竜馬は勝の計らいで出会うった。
2投稿日: 2018.04.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
池田屋事件、禁門の変を経て、長州の暴発は抑え込まれる。この激動の間でも、竜馬はより冷静に時勢を読み自分の志を揺るがさない。だがその意志とは裏腹に、神戸海軍塾は解散となり、竜馬の師である勝と一時の別れとなる。勝は幕臣でありながら、竜馬と西郷になら幕府を倒されても良いとまで言う。勝の天界から日本、世界を見下ろすような視野とそれを所以とした言動には驚かされるばかりだが、その勝にそこまで言わしめた竜馬と西郷も常人でなかったことがよく分かる。そして竜馬と西郷が勝の紹介により対面したのである。初対面の場で無邪気に鈴虫を捕る竜馬。一ヶ月後に竜馬が来る時も鈴虫がいるよう取り計らう西郷。大きな身体で偉大な歴史を残す二人と小さな鈴虫の対比の描写が可笑しかったが、西郷の言葉を借りると「大事をなすには無邪気で私心がないことが肝要じゃ。」と教えてくれる印象的な場面だった。この二人がいよいよ共に歴史を動かしていく。
3投稿日: 2018.01.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
長州が一転佐幕派となり、竜馬が介入する手前までの5巻。やや余談が多いがやはり面白い。幕府と天子との関係を恋愛に例えるところとかがとても印象的です。この後の展開でどのように薩長の密約が成るか、竜馬はどのように絡んでいくのかが楽しみです。作者が思う竜馬はとても先見の明があるというか、とても俯瞰的にものを見ることができて、尚且つ腕が立つところが英雄の気風たっぷりで物事の判断におけるお手本にもなる人物ですね。維新後の戦争にも登場する人物も多く登場してなお興味は尽きません。
2投稿日: 2017.12.02西郷隆盛とのファーストコンタクト!!痺れます
ついに竜馬は、「西郷隆盛」に出会います。 正確には、勝海舟の紹介で会いに行きました。 お互いのファーストコンタクトのシーンは、 なかなか痺れます。 竜馬・西郷の人物の探り合いの下り。是非、読んでみて下さい(変転の章) また、神戸海軍塾の取り潰し。そして、海援隊構想の準備が始まります。 日本の歴史を学ぶ上でも、 幕末の騒乱の様子も含めて、本当に勉強になります。 オススメの一冊です。是非、読んでみて下さい❗
1投稿日: 2017.10.05
powered by ブクログ池田屋ノ変、蛤御門ノ変と血なまぐさい事件が続き、時勢は急速に緊迫する。しかし幕府の屋台骨はゆるんだようにも見えない。まだ時期が早すぎるのだ…次々死んでゆく同志を想い、竜馬は暗涙にむせんだ。竜馬も窮迫した。心血を注いだ神戸海軍塾が幕府の手で解散させられてしまい、かれの壮大な計画も無に帰してしまった。
0投稿日: 2017.09.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
わずか150年前の事だが、50歳を過ぎれば老人で命に対する考え方も風習も全く異なる。 坂本龍馬は大胆にして意外と思慮が深く、常に目標達成を考え抜いている。海軍、貿易、経済と幅広く知識を吸収し、吸収した知識で行動している。交渉術も相手の利益も考えてwin-winを目指している 西郷隆盛の鈴虫の対応はなかなか出来ない
1投稿日: 2017.05.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
勝が一旦表舞台から去る。そして、西郷吉之助、満を持して登場。大久保一蔵の影が薄いのは止むを得ないが、ようやく役者が揃った感がある。しかしまぁ、お竜の「女」の部分は、善悪はともかく、どうにも引いてしまう。幕臣最後の一言居士大久保一翁については、中公新書を読みかえそうかな。
1投稿日: 2017.01.21
powered by ブクログ龍馬の第2期青春期として、海軍操練所が閉鎖となるまでのお話し。閉鎖を決定理由には、蛤御門の変、池田屋事件などに参加した諸藩の脱藩浪人が実は、操練所で教育を受けていた志士がいたということ。これで、勝麟太郎は失脚… 新撰組花盛りの京都市中。長州藩の落日。 薩摩藩の台頭と西郷と龍馬の出会い。 大きく畝る時代の中で、剣ではなくあくまでも話し合いで解決を目指す龍馬。
1投稿日: 2016.06.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
5巻は池田屋事件、蛤御門の変と新撰組が登場する歴史の流れでこの後長州征討の勢いが強まってくる時代背景が描かれています。 逆らうものは容赦をしないという時代背景ですが、今の時代にも殺害というものは減ってきてはいますが、 仕事の中で逆らうものは容赦しないという考え方は今でも残っていると感じます。 対企業でも、対社内でも日々闘争を繰り広げられています。 竜馬は優れた剣術を使わずにあくまでも話し合いを持って和解、同盟(共通の目的を持つ)に進める志は今の私に必要な意識を思い出させてくれます!
0投稿日: 2016.06.08
powered by ブクログ学校閉鎖に対する策が、株式会社設立とは、あまりにも突飛。時代を飛躍して未来からもってきた考えかたで、竜馬の背後には英国がいたというのもうなずけてしまう。
0投稿日: 2016.06.01
powered by ブクログ時代小説の名作(代表作、入門の一冊)。 薩長同盟に向けて、盛り上がりを見せる巻。 おもしろいぜよ。
0投稿日: 2016.05.15
powered by ブクログ勝海舟、西郷隆盛とのそれぞれのドラマが面白い。 またサブストーリーとしてお田鶴の男装してまで竜馬を追う姿、そしておりょうの大胆さが心に響く。
0投稿日: 2016.04.11京都は騒がしいが、まだ機は熟しちょらん
ますます京都が騒がしくなる。 「池田屋の変」 「禁門の変」 それでもまだ機は熟していないと思っている竜馬は、相変わらずわが道を行く。 勝海舟を介して西郷隆盛と会いまみえる。 さあ、役者は揃ったぞ! ますます次巻が楽しみ。
1投稿日: 2016.03.10
powered by ブクログ新選組視点からではない池田事件を読む。長州藩高杉晋作、来島又兵衛。天王山とは。薩摩藩西郷吉之助。禁門の変。蛤御門の変、京都全市が3日間燃え続けた。西郷と坂本出会う。おりょうめんどくさい。ごわす、どん。ちょうど大鐘のごとし。小さく叩けば小さく鳴り、大きく叩けば大きく鳴る。評するも人、評せらるるも人。坂竜飛騰。神戸海軍塾解散。
0投稿日: 2015.12.27
powered by ブクログ池田屋事件、禁門の変と長州の没落、そして長州征伐と時代が動く。神戸海軍操練所の閉鎖と勝麟太郎との別れと西郷隆盛との出会いと坂本龍馬も慌ただしくなる。
0投稿日: 2015.06.16
powered by ブクログ薩摩の西郷隆盛ついに登場! 新選組の名を京中に轟かせた「池田屋事件」と「禁門の変」により主犯の長州は京から締め出される事に。 更にこの事件が竜馬の海洋学校解散の火種にも繋がるのです。 そんな中で、竜馬をめぐるおりょうとお田鶴様の女の戦いも水面下で火花が散っております。 創作とは知りながらも、勝ち気なお龍の性格はちょっと苦手です…。
0投稿日: 2015.02.27
powered by ブクログ301頁菊の枕の中でおりょうが菊の花を切って菊の枕を作った話に竜馬が怒るシーン。 「ばかなことをするもんじゃ。たった一つの枕をつくるのに、何百本の菊を切ったか。唐土(から)の昔ばなしにある暴王に似ちょる」 束の間の遊びのために、何百の人民を殺すような残忍さを、感じたのである。 権力や財力なんて持ってないけれど、生きたお金や時間の使い方をしなければなぁと改めて思う文。 311頁竜馬が預けた鈴虫を、いつ来るか分からない竜馬のために世話をし、死んでしまっても二代目、三代目の鈴虫を用意していた西郷の心意気。 心づくしという言葉がある。茶道のことばである。「人をもてなす心のはたらき」という意味であろう。茶の素養のないはずの西郷は、安土桃山時代の大茶人の逸話(はなし)にも出てきそうな茶のこころを持っていた。 おもてなしのこころとは、単に来客が来てから丁寧にもてなすということではなく、こういう風にいつ来客が来てもいいように来る前から準備していることなんだなぁ、と思わされた。
0投稿日: 2015.01.02
powered by ブクログ勝の先見性に、ひたすら感心する。 おりょうとお田鶴さまの接触には、妙な緊張感を覚えた。長州の話は重苦しく、激変への踏み台的な巻である。
0投稿日: 2014.12.03
powered by ブクログ勝海舟と坂本竜馬、立場を超えた師弟愛に感動した。 長州の没落と薩摩の台頭など、情勢がどんどん変わっていって面白い! 竜馬って案外好色だったのかなと思った(笑)
0投稿日: 2014.12.02
powered by ブクログ長州藩がどんどん悪者になっていって、薩摩藩が着実に力をつけてきて、の第5巻。西郷どんが表舞台にガッツリ出てきて、いよいよ竜馬とも意気投合。その竜馬は、勝海舟のバックアップを失って、せっかく手に入れた船も手放すことになってしまったけど、上記薩摩藩を後ろ盾に私設艦隊作りに着手。英雄の邂逅が着々と進んで、いよいよ大きく歴史が動き出す、って感じ。
0投稿日: 2014.11.28
powered by ブクログ池田屋事件や蛤御門の変が起きたあたり。まだまだ竜馬が活躍するのは先の話。 2回目に読むときはこの巻からでもよいような気がする。
0投稿日: 2014.09.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2014年25冊目「竜馬がゆく(5)」読了。 この巻は、長州藩の悲哀という感じ。本当に元治元年は歴史が一気に動いていくという印象だった。(八重の桜の知識ではこれからは会津が悲しい目にあうんだろうな~)
0投稿日: 2014.09.14
powered by ブクログおりょうさんとお田鶴さんに対する淡い恋心を持つ竜馬。 竜馬が女性をあちこち大事にしている姿を見ると、一夫多妻制にもみえ、下手したら浮気癖のある者とも捉えられるが 竜馬なら別に許されることかなと思い始めたあたり、自分も魅入られ始めたかなと感じた。
0投稿日: 2014.09.02
powered by ブクログhttp://hinbeee.blog31.fc2.com/blog-entry-1642.html
0投稿日: 2014.08.26
powered by ブクログ龍馬の活躍が始まった。観光丸を幕府に返還する際の龍馬の涙を思うとどれほど無念だったことか。もらい泣きをした。でも、ここから維新の本番の幕があく。
0投稿日: 2014.08.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
竜馬と西郷さんの対面。薩長同盟フラグが立った五巻。おりょうさんとお田鶴様のやり取りは切ない。喧嘩するかとハラハラしたけど、竜馬の事で同調したところにこの時代の悲哀を感じる。最後の乙女姉さんには同情した。
0投稿日: 2014.06.09
powered by ブクログ池田屋事件から蛤御門の変に至る長州藩の藩や人物の動き、対峙する幕府側や薩摩の動きが良く分かり勉強になった。 西郷にまつわる話もそうであるが、竜馬をめぐる世の中の重要なプレーヤー達の動きが鮮やかに描かれていて、どんどんとのめりこんでしまうように読み切ってしまった。 そして、女性にもてる竜馬がうらまやしくもあり、そりゃそうだよなと感心してしまった。
0投稿日: 2014.05.25
powered by ブクログめまぐるしく変わっていく時代にあっても己を見失わない坂本竜馬は本当にすごいなぁと思いました。 また、私もそうありたいと思いました。
0投稿日: 2014.05.06
powered by ブクログ深まる竜馬とおりょうの仲。 勝の先見の明。 西郷の誠と外交能力。 取り上げられた船。 長州藩の苛烈な行動。 幕末の乱世を生き生きと描く。
0投稿日: 2014.02.08
powered by ブクログ勤王テンションが高過ぎて逆に公卿から嫌われてしまった長州藩、池田屋事件で多数の勤王派志士が新撰組に切られ、遂に暴発上京。禁門の変(蛤御門の変)を起こすも逆に薩摩と会津の幕府連合にボコられてしまう(ついでに四カ国連合から下関砲台もやられて踏んだり蹴ったり)。そんな中竜馬も多数の浪士が禁門の変に参加していたため神戸の操練所が閉鎖されてしまうが、遂に邂逅した西郷どんを頼り薩摩藩邸に居候して私設海軍設立の機会を伺う。 盛り沢山な5冊目~。こちらのテンションも上がってきた。
0投稿日: 2014.02.05
powered by ブクログこの作品での龍馬は、どこか飄々とした蒼天のような印象を受けます。 また、どこかとらえどころがなく、周りからは何を考えているのかよくわからない感じ。 しかし、その胸の奥では、常に日本のあるべき未来を思い描いている。 その龍馬の描いてた未来が、今現在の社会の在り方に通じているというのが、非常に驚きました。 今では当たり前な「人間皆平等」というのも、江戸時代では非常識な思想です。 それをいち早く考え、そのために倒幕をしようとする龍馬の志は本当に素晴らしいです。 龍馬最大の功績は、やはり薩長同盟と大政奉還です。 この小説でも、当然そこでの活躍がありありと描かれています。 薩長同盟で見せた龍馬の怒り、大政奉還で見せた龍馬の涙。 どちらにも、龍馬の倒幕、日本の未来への想いが現れています。 そして、大政奉還の功績は土佐藩の高官に譲り、その後は一線から退こうとするその姿勢も、当時の時代背景から考えたら真似できる物ではありません。 龍馬については、今までは歴史の教科書に載っているような事しか知りませんでした。 それは龍馬のほんの一側面でしかありませんでした。 龍馬が何故こんなにも万人に愛されるのか、この小説を読んで本当に分かりました。 マジでカッコ良すぎます。 日本史史上、いや世界史史上でも指折りの傑物ではないでしょうか
0投稿日: 2014.01.03
powered by ブクログ池田屋の変、蛤御門の変とつづきおりょうとのラブシーン、西郷と初対面などなど盛り上がってきた。 司馬さんの小説は脇道に何度もそれる。余談省いたら6巻くらいにまとめられたんではないか?
0投稿日: 2013.12.28
powered by ブクログやっと読了。 昨年9月中旬あたりに、 全巻揃えたのに、 全巻読了未だ出来ず…! 今年中にはがんばりたい(^o^)/
0投稿日: 2013.11.18
powered by ブクログ順調に読み進み、残りが3冊になってしまいました。 長州から薩摩からピントが移っていき、 西郷隆盛が登場します。 今まで教科書の文字で見ていた出来事のはずなのに、 同じ文字を使って書かれているはずなのに、 この本では出来事、人間が息づいていて、 この時代の人が、日本がどうなって行くのかが気になり、 ついついページをたぐっていってしまいます。 5巻の竜馬の交渉術。 「金よりも大事なものに評判というものがある。 世間で大仕事をなすのにこれほど大事な物はない。 金なんぞは、評判のあるところに自然とあつまってくるさ」 ついつい目の前のちょっとしたお金にくらんでしまいそうになりますが、 こういう意識づけ、心がけをして行動をしたいと思います。 美しい、様々な日本語がちりばめられているので、 辞書を持って逐一チェックしたい、とも思う一冊です。
0投稿日: 2013.11.13
powered by ブクログ高杉晋作、土方歳三、沖田総司、近藤勇、永倉新八、西郷吉之助、勝麟太郎、中岡慎太郎、おりょう(鞆子)、お登勢、乾退助、お田鶴。 政界から追放された長州藩と、池田屋ノ変、蛤御門ノ変。新撰組が街を闊歩し、薩摩藩は知略を巡らす。神戸海軍塾は解散させられる。勝と西郷、西郷と竜馬の出会い。
0投稿日: 2013.04.26
powered by ブクログ133 おれをありがてえと思うなら、おれが付けてやったその背中の翼で力いっぱい天空を飛翔しな (勝海舟) 193 「諸事、この眼で見ねばわからぬ」というのが勝と竜馬の行き方である。現場を見たうえ、物事を考える。見もせぬことをつべこべ言っているのは、いかに理屈がおもしろくても空論にすぎぬ、というのが、この二人の行き方であった。 278 漢は愛嬌こそ大事だと西郷はおもっている。鈴虫が草の露を慕うように万人がその愛嬌を慕い寄り、いつのまにか人を動かし世を動かし、だいじをなすにいたる、と西郷はおもっている。
0投稿日: 2013.04.13
powered by ブクログ新撰組による池田屋の変事。 長州藩の敗退。 神戸海軍塾の解散。 いよいよ混沌の幕末へ。
0投稿日: 2013.01.16
powered by ブクログ海軍を立ち上げ、やる気十分のさなか、計画がなし崩しに。次巻のテーマである薩長連合設立に向け動き出す。
0投稿日: 2013.01.01
powered by ブクログ勝海舟の引き合わせで、竜馬はここで初めて西郷隆盛と出会う。京都蛤御門の変を受けて、長州は朝敵となる一方、佐幕派が息を吹き返し再び優勢となりかけるところである。
0投稿日: 2012.09.17
powered by ブクログ木島又兵衛に高杉新作、西郷隆盛に坂本竜馬・・何とも豪勢な神輿の並んだ祭りやな。どれをかつぐか考えたらわくわくしてくる。
0投稿日: 2012.06.16
powered by ブクログ池田屋事件、蛤御門の変を始めとする長州と幕府の対立が相次ぐ。 幕府は本格的に長州征伐を開始し、神戸海軍塾も槍玉に挙がり解散を命じられてしまう。 竜馬の幕府に対する怒りは頂点に達するが、まだ然るべきときは来ていないと辛抱強くその時を待ち続ける。 本書の見所は竜馬の西郷隆盛との初対面や来島又兵衛の傍若無人ぶりであり、読んでいて面白い。 この頃、長州と薩摩の仲は最悪で、目指す方向性は同じなのにお互いをいやみ嫌っていた。ここからどのようにして薩長同盟に発展していくのか見ものである。
0投稿日: 2012.04.25
powered by ブクログこの巻は池田屋事件、蛤御門の変、長州征伐と多くの血が流れていく。情勢が大きく動き長州藩が追い詰められ薩摩藩の勢いが増していく。池田屋事件といえば新選組だが違った視点も面白い。そんな中、竜馬は特に目立った活躍はなく神戸海軍塾の解散、軍艦も手放すことになる。だが、西郷どんとの出会い。「するめが大砲になる話をごぞんじでござるか」島津斉彬公からの時勢に明るい薩摩藩との交流により、志高く頭に描いている夢を実現すべく前に進んでいく。西郷どんよりも理解力のある家老 小松帯刀に魅力を感じるなあ。何かいい文献あるかな。
0投稿日: 2012.04.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
時代は沸騰している。 長州は暴発し、禁門の変で薩摩、会津により惨敗、賊軍として追われる。 そんな中、竜馬は西郷吉之助と邂逅、互いに一目置くようになる。そして、竜馬は誘われるがまま、薩摩へと旅立つ。やがて、薩摩藩は竜馬の浪人会社のスポンサーとなる。
0投稿日: 2012.04.20
powered by ブクログ池田屋のあの事件、蛤御門の変・・・ 行き詰まって歪んでしまって、読んでいてももどかしくて哀しい。 佐幕派の人も倒幕派の人も、どちらも本当に必死で真剣だったのに 必死すぎて見失っていく様子が、哀しいなあ。 勝海舟はこの時代に早すぎたように見えてたけれど 絶対に必要な人間だったんだね。
0投稿日: 2012.02.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
長州の京での勢力が無くなり、それを恥辱と考えた者達が報復に出る。 当然、長州藩の存亡を賭ける事になるので、高杉、桂らは懸命に宥めに出るが、昔気質の武士は言う事を聞かない。様々な計画が立てられ、少しずつ動き始める。 池田屋の変は、長州側の京都を舞台に考えられたテロ活動を、新撰組が事前に察知し、討ち入り、惨殺するのである。暴は暴を有む。長州の報復行動を生み、第一次長州征伐に発展、薩摩を主体として戦争になり、結果、長州は益々力を弱めてしまう。亡国のシナリオである。 その頃、竜馬は江戸にいて、池田屋の変を知る。勿論、神戸塾を留守にしている。それが為、塾生に歯止めが利かず、数名の謀反人を出してしまい、竜馬の師匠、勝海舟もお役御免となり、蟄居閉門を命ぜられてしまう。 そんな中、竜馬は西郷と出会い、西郷は竜馬に魅了される。この出会いが、日本を外国の魔の手から救うことになる。攘夷、攘夷と騒ぐのでは無く、外国に乗っ取られないよう、日本を国として立たせ、外国と付き合いの出来る体制に持っていく方に進み始めた。竜馬の思惑が、現実味を持ち始めたのである。竜馬の話を聞き、それを了解し、薩摩藩の立場を保ちつつバックアップし、倒幕へと進んでいく。竜馬の人となりが大きく寄与したのであろう。大きい人間、自らの事を大事にするのではなく、日本の国を考えた竜馬の勝ちである。体現させるには、薩摩の利益、長州の利益と、目先の事を持ち出すが、方便であるので一向構わない。勝とは別れる羽目になるが、それも又必然。 人を動かす力、どんな力でしょうか。
0投稿日: 2012.01.30
powered by ブクログ歴史的な池田屋事件、蛤御門の変、そして、長州の没落と時勢はめまぐるしく変動していく。その中で、神戸海軍学校も閉鎖となる。多くの命が殺戮によって失われる中、死に急ぐことなく着々と政治的な地固めを始めていく竜馬の生き方、そこには、理想を追い求め、時が熟すまで待つ「忍耐」という二文字があるのみ。
0投稿日: 2012.01.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
池田屋の変、蛤御門の変といった幕末を代表する事件と勝、竜馬が作り上げた神戸海軍塾の解散というめまぐるしい時代の変化を描写した巻である。そんな中でも竜馬を取り巻く女性たちの心模様が差し挟まれていたりして面白い。
0投稿日: 2012.01.09
powered by ブクログ時代が動きだし、物語もテンポよく進み、やっと面白くなってきました。 そんな本書は、池田屋ノ変から始まり、前半は長州関連、後半は西郷隆盛との出会いが描かれています。 「人間、不人気ではなにも出来ませんな。いかに正義を行おうと、ことごとく悪意にとられ、ついにはみずから事を捨てざるをえなくなります」(p262)
0投稿日: 2012.01.08
powered by ブクログいよいよ薩摩が出てくる。 長州も暴発状態となり、一触即発の事態に。 武士の生き様が、より一層身近に感じられた。 次も楽しみである。
0投稿日: 2011.11.22
powered by ブクログ中だるみなくスピーディーに時代が展開していく。長州がどのような背景で暴発し、朝賊となってしまったのかが、この巻のテーマの一つ。西郷隆盛の活躍も描かれるが、あくまでも脇役。自分にも長州人の血が流れてるかな…とあれこれ考える巻だった。
0投稿日: 2011.11.22
powered by ブクログ坂本龍馬ならぬ坂本「竜馬」の人生譚。虚構が色々と盛られている点(だからこその「竜馬」)に賛否両論があるが、長編に飽きさせず読者を惹きつけ、坂本龍馬という人物の魅力を伝えるという意味において、これはさすが司馬遼太郎というべきだろうと思う。
0投稿日: 2011.11.06
powered by ブクログ池田屋の話とかから始まります。 新撰組の視点の話は読んだことがあるのですが、 別の視点から見るとこんな話だったのかぁ。
0投稿日: 2011.10.20
powered by ブクログついにラスト。やっと、歴史と竜馬が動き出しました。5巻中4巻までは、竜馬の活躍より、竜馬の生き様がおもにかかれていますね。5巻では大政奉還のキーパーソンとして活躍しているにも関わらず、なんというか日の目をみないというか、主役ではない感じがします。 大政奉還を歴史で習うとあっさりしているけれど、ちょっとしたタイミングがあったおかげで成り立ったものだってわかったし、激動の時代だったんだなぁとしみじみ感じる。
0投稿日: 2011.09.07
powered by ブクログ池田屋ノ変、蛤御門ノ変と血なまぐさい事件が続き、時勢は急速に緊迫する。しかし幕府の屋台骨はゆるんだようにも見えない。まだ時期が早すぎたのだ……次々に死んでゆく同士を想いm、竜馬は暗涙にむせんだ。竜馬も窮迫した。心血を注いだ神戸海軍塾が幕府の手で解散させられてしまし、かれの壮大な計画も無に帰してしまった。
0投稿日: 2011.08.22
powered by ブクログ西郷が2度の島流しにあったとき、彼は読書家になり、どういう人間が大事をなせるかを考え、ついに結論をだす。 「命も要らず、名も要らず、官位も、金も要らぬ人は、始末に困るものなり。この始末に困るならでは、艱難を共にして、国家の大業は成しえられるものなり。」 この巻は西郷吉之助(隆盛)が登場する。彼の生き方にもまた惚れてしまった。 特に西郷と坂本の会話のシーンが大好き。お互い時より、わざと相手の気を抜くことで、相手を見抜こうとする。…結果的に双方が相手のことを信頼できるやつだと悟る。お互い無邪気で私欲がなくて、そんな西郷どんにもこの巻で魅了されてしまった〜どん。
0投稿日: 2011.08.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
元治元年正月頃から同年師走頃までの出来事を描いている。長州は来島又兵衛の特に主張する「君辱めらるれば臣死す」という武士の理念のもとに、京に押しのぼり武装陳情しようとする勢力が現れる。新選組による池田屋ノ変が引き金となり、長州はついに元治元年六月京に向かって軍勢を進めることとなる。しかし蛤御門の変で潰滅した長州軍は朝敵となってしまう。一方竜馬が塾長をしていた神戸海軍塾は幕府の命令により閉鎖され、行き場を失った竜馬ら脱藩浪士らは、薩摩の西郷に身を寄せる。 司馬氏は狡猾な薩摩よりも愚直な長州に共感的に、これらの事変を描いているように見受けられる。 時代を動かした英傑たちの姿から、生きるということの意味を教えられる
0投稿日: 2011.07.18
powered by ブクログ司馬遼太郎の代表作としていつか読もうと思っていた作品。 母の坂本竜馬好きから、幼いころより坂本竜馬の逸話をよく聞かされていた。自分自身『おーい、竜馬』を読んだり、他の作品にでてくる坂本竜馬を通して何をした人でどんな人なのかある程度は把握しているつもりだったが、この作品を読んでみてそれを遥かに超える人だと思った。感動のあまり、高知へ旅行し、竜馬記念館も見てきた。 無論、司馬史観による坂本竜馬像ではあるが、それでも日本史上にこのような偉大な人物がいたのかと驚きとともに自分が日本人であることに誇りを感じることができた。まず、考え方というか、その思想が稀有であり、それはこの時代に生まれた人では決して行きつくことのない考え方のように思えた。決して革命家ではなく、かといって思想家でもない。その思想を行動で体現しようと短い人生(特に晩年)の活動の密度の濃さは驚愕する。一体、脱藩前、土佐での空白の1年間にどんなことを考えたのか知りたい。 竜馬が生涯に発言したとされる言葉に 「おれは落胆するよりも次の策を考えるほうの人間だ」 「男なら死ぬときは、例え溝の中でも前のめりに死にたい」 「自分こそが今の時代に必要なんだ、そう信じなさい。すべてはそこから始まるんだ、すべてはそこからなんだ。」 があると言われているが、本当にこの通り生きた人だと思う。 何度読んでも勇気づけられる。
0投稿日: 2011.06.05
