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竜馬がゆく(五)
竜馬がゆく(五)
司馬遼太郎/文藝春秋
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総合評価

157件)
4.3
62
57
18
3
0
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    このレビューはネタバレを含みます。

     元治元年正月頃から同年師走頃までの出来事を描いている。長州は来島又兵衛の特に主張する「君辱めらるれば臣死す」という武士の理念のもとに、京に押しのぼり武装陳情しようとする勢力が現れる。新選組による池田屋ノ変が引き金となり、長州はついに元治元年六月京に向かって軍勢を進めることとなる。しかし蛤御門の変で潰滅した長州軍は朝敵となってしまう。一方竜馬が塾長をしていた神戸海軍塾は幕府の命令により閉鎖され、行き場を失った竜馬ら脱藩浪士らは、薩摩の西郷に身を寄せる。  司馬氏は狡猾な薩摩よりも愚直な長州に共感的に、これらの事変を描いているように見受けられる。  時代を動かした英傑たちの姿から、生きるということの意味を教えられる

    0
    投稿日: 2011.07.18
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    司馬遼太郎の代表作としていつか読もうと思っていた作品。 母の坂本竜馬好きから、幼いころより坂本竜馬の逸話をよく聞かされていた。自分自身『おーい、竜馬』を読んだり、他の作品にでてくる坂本竜馬を通して何をした人でどんな人なのかある程度は把握しているつもりだったが、この作品を読んでみてそれを遥かに超える人だと思った。感動のあまり、高知へ旅行し、竜馬記念館も見てきた。 無論、司馬史観による坂本竜馬像ではあるが、それでも日本史上にこのような偉大な人物がいたのかと驚きとともに自分が日本人であることに誇りを感じることができた。まず、考え方というか、その思想が稀有であり、それはこの時代に生まれた人では決して行きつくことのない考え方のように思えた。決して革命家ではなく、かといって思想家でもない。その思想を行動で体現しようと短い人生(特に晩年)の活動の密度の濃さは驚愕する。一体、脱藩前、土佐での空白の1年間にどんなことを考えたのか知りたい。 竜馬が生涯に発言したとされる言葉に 「おれは落胆するよりも次の策を考えるほうの人間だ」 「男なら死ぬときは、例え溝の中でも前のめりに死にたい」 「自分こそが今の時代に必要なんだ、そう信じなさい。すべてはそこから始まるんだ、すべてはそこからなんだ。」 があると言われているが、本当にこの通り生きた人だと思う。 何度読んでも勇気づけられる。

    0
    投稿日: 2011.06.05
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    資料だけではあらわれてはこない、人の本質を一筆書きのように文章でさっと書き込んでゆく。純文学のように濃密な心理描写でギリギリと内面に入り込んでゆくのではなく。司馬遼太郎の小説の魅力はその点にある。

    0
    投稿日: 2011.05.07
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    「幕末には、竜馬をはじめ、西郷隆盛、大久保利通、木戸孝允(桂小五郎)など、雲のごとく人物が出たが、かれらは革命期以外の時代に出ても使いみちのある男どもだが、高杉晋作は、革命以外には使いみちがないほどの天才であった。 もし平和な時代に高杉がうまれていれば、飲んだくれの蕩児として近親縁者の厄介者になったまま、世を終えたかもしれない。 (・・・) この天才肌の男はつねにカンで行動し、そのカンは余人からは奇異にみえるが、つねにはずれたことがない。理屈は、行動しつつ、あるいは行動したあとで考えるのだ。」 「何をじゃねえ、国のことをさ。おれは幕吏だ、お前さんのような自由の境涯じゃない。書斎で咆えているだけのことだ。おれをありがてえと思うなら、おれが付けてやったその背中の翼で力いっぱい天空を飛翔しな。」 「心づくしという言葉ある。茶道のことばである。『人をもてなす心のはたらき』という意味であろう。茶の素養のないはずの西郷は、安土桃山時代の大茶人の逸話にも出てきそうな茶のこころをもっていた。」

    0
    投稿日: 2011.03.30
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    2010/02/08読了 池田屋の変(ちなみに現在はパチンコ屋さんですってよ)、禁門の変と、事件が多発。 竜馬の私塾も消えてしまったり、いろいろと酷い。世間は無常である。 歴史が回転する。 いろんな人が出てきましたし、西郷さんや新撰組も出てきた。 そしてお竜と共寝したり、おたづさんが追いかけてきたり… 別の意味で竜馬、かなり苦しい。

    0
    投稿日: 2011.03.29
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    本巻ではいよいよ薩摩藩と長州藩が幕末の世に台頭してくる様子を龍馬と絡めて描かれている。 薩長同盟という龍馬の一大事業の始まりである。 両藩をそれぞれの歴史的成り立ちから気質まで深く掘り下げて描かれており、二大倒幕雄藩をよく理解出来た。両藩の藩論は、司馬先生によると、 ・薩摩は現実主義、外交感覚卓絶、沈黙の巨人、一藩統制主義で全て組織全体で動く ・長州は観念主義、理屈家、個人プレイが多い とのこと。今でもTV番組「ケンミンショー」等で県民性が話題になることが多いが、それと同じで面白い。龍馬はそんなカラーの全く異なるアクの強い両藩を繋ぎ合わせようとするのだから、随分苦労したことだろう。 また、薩長同盟とは直接関係ないが、水戸藩の余談が笑えた。 「水戸藩がもっとも早く勤王を唱え、諸藩の志士は水戸をもって勤王の本山と仰いだものだが、その水戸人が議論と藩内闘争に明け暮れているうちに明治維新に参加出来ず、議論嫌いで統制主義の薩摩人が維新を起こした、というのは幕末の皮肉といっていい」 →水戸藩の皇国史観は徳川光圀が「大日本史」編纂によりはじまったものである。私は今まで、「水戸藩と言えば徳川御三家の一つであるのに、なぜ倒幕につながった勤王を唱えるようになったのか」が不思議で仕方がなかったが、本書を読み、決して勤王=倒幕ではないこと、水戸藩内で意見対立を経ていたため明治維新には参加できなかったこと、などが理解できた。 今回も、本書における琴線に触れた龍馬の発言をひとつ紹介したい。 「さっさと分配するこった。なるほど浪人会社を起こすには金が頼りだが、金よりも大事なものに評判というものがある。世間で大仕事をなすのにこれほど大事なものはない。金なんぞは評判の有るところに自然と集まってくるさ。そういう不思議なものが、会社(カンパニー)というものだ。五百両ばかりの金に目が眩んで天下が取れるか」 神戸軍艦操練所解散後、内務関係整理を担当していた陸奥陽之助に語ったもの。陸奥は解散後の資金にしようと提案したものの、龍馬は「一部の人間で独り占めはできない」と拒否する。龍馬は目先の金よりも人の評判を重んじたことになる。龍馬らしい、視野の広さが伺える。

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    投稿日: 2011.03.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この巻は、長州関連の話題が前半、後半は竜馬と西郷隆盛とのことになる。ほぼ歴史の説明のような内容ですが、当時の長州藩の事情と、西郷隆盛の人となりがよく説明されている。 注目名内容としては、勝海舟の目の付け所が尋常でない点。この当時の名だたる人物を見出しているのは、勝海舟が一番であったろう。維新後、徳川政府として静岡に行かないで、薩長連合に加わり新政府要人としていたら、また別の歴史ができていたかもしれない。

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    投稿日: 2011.02.11
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    池田屋ノ変、蛤御門の変、勤王志士たちが志なかばで倒れてゆきます。そして、第一次長州征伐。薩摩は幕府と組み、長州を中央jから退けます。長州は朝敵となってしまいます。各藩も勤王志士たちも粛清を始めます。 蛤御門の変に参加した者、逃げ込んだ者、神戸軍艦操練所も標的とされ、勝海舟は更迭、操練所は解散となります。激動が始まる巻となっています。

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    投稿日: 2011.02.09
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    2011年11冊目。 竜馬初めての挫折、 新たな野望、 そして西郷隆盛との出会い。 6巻が楽しみ・・・

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    投稿日: 2011.01.26
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    お竜の風変わりな性格、お登勢の押しに弱い性格、竜馬の変に優しい性格がよく表れている、菊の枕の話はこの巻。お竜とお登勢の掛け合いが面白い。

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    投稿日: 2010.12.27
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    購入者:櫻井 高杉晋作の登場~池田屋の変~蛤御門の変~西郷隆盛との出会い~海軍操練所解散まで描かれています。 現在、池田屋の変の跡地には居酒屋さんがあります。機会があれば行きたいですが、なんか複雑な気持ちになると思います。 印象に残った言葉 「漢(おとこ)は愛嬌こそ大事。大事を成すには万人がその愛嬌に慕い寄り、いつのまにか人を動かし世を動かす」※西郷隆盛の哲学では、愛嬌とは女の愛嬌ではなく、無欲と至誠からにじみ出る分泌液だ。 丸橋(2011.12)

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    投稿日: 2010.12.23
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    高杉晋作について(27ページ) ****** 高杉は、革命家としての天才は、おそらく幕末随一であったであろう。 幕末には、竜馬をはじめ、西郷隆盛、大久保利通、木戸孝允(桂小五郎)など、雲のごとく人物が出たが、かれらは革命期以外の時代に出ても使いみちのある男どもだが、高杉晋作は、革命以外には使いみちがないほどの天才であった。 もし平和な時代に高杉がうまれていれば、飲んだくれの蕩児として近親縁者の厄介者になったまま、世を終えたかもしれない。 ****** 歴史観 ****** 歴史とはときにこういういたずら悪魔に動かされることがあるらしい。 ****** 武家と公家の関係について ***** 皮肉なものだ。朝廷と天皇への恋で死にぐるいしそうになっている長州を、天皇はきらわれた。 古来、武家と公家の関係は、源頼朝このかた、男性と女性の関係である。双方の心理もそのとおりであった。天皇は、恋で狂い死にしそうになっている長州男子の深情けを、うとましく思うばかりか、憎みはじめられたのであろう。 ***** 勝海舟について ****** とにかく、勝には、要請のにおいがする。そのいたずらっぽさ、底知れぬ智恵、幕臣という立場を超越しているその発想力、しかも時流のわきにいながら、神だけが知っているはずの時流の転轍機がどこにあるかを知っている。さらに竜馬と西郷という転轍手を発見し、さりげなく会わせようとするあたり、この男の存在は、神が日本の幕末の混乱をあわれんで派遣したいっぴきの妖精としかおもえない。 ****** 竜馬と勝海舟について ***** 有史以来、これほどの師匠をもった者があるか、と思った。 信頼について ***** 金よりも大事なものに評判というものがある。世間では大仕事をなsのにこれほど大事なものはない。金なんぞは、評判のあるところに自然とあつまってくるさ。

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    投稿日: 2010.11.28
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    竜馬というより、幕末という時代を主役に据えている印象が強く、その維新史の面白さが存分に味わえる巻。 池田屋の変、蛤御門ノ変、長州や薩摩の動向、新撰組、高杉晋作、来島又兵衛、勝海舟、そして西郷隆盛。維新の歴史がいよいよ本格的になり、いよいよ幕末の英雄たちが顔を揃え、歴史が動き出す瞬間が垣間見たってかんじでおもしろかった。

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    投稿日: 2010.10.17
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    You can't be motivated by abstract idea. Most of things that inspired you are concrete idea. If a man has charm and it could enchant people, he can gather ppl and do big thing. He can change the world in the end.

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    投稿日: 2010.09.29
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    おりょうが、女の目線からみると、あんまり魅力的じゃないなあと思う。 だったら、さな子とかお田鶴さまの方が、ずっとずっといいのに! でも男の人は、「自分がいないと、この女はダメだ」っていうのに弱いのかなあ。。。とか本筋と関係のないことを考えていた。

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    投稿日: 2010.09.21
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    西郷隆盛との対談が実現。 竜馬もそうやけど、西郷どんも人物的にかなり評価されとう人やったよう。 いよいよ時代の変換気の渦中に入ってきた。 【語彙】 大胆識 大誠意

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    投稿日: 2010.09.12
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    長州と薩摩の違いがはっきりしてくる章。歴史上の人物たちが生き生きと描かれて魅力満載!昨日いい機会と思い、坂本龍馬記念館を初めて訪ねました。33刷P399にある乙女姉やんへの尼さんになるを諌める?「ハイハイエヘン」や、有名な「日本を今一度洗濯いたし申候事」の直筆手紙を見て、硬軟併せ持つ龍馬を実感。

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    投稿日: 2010.09.06
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    幕末で有名と言えば、池田屋事件! そして勝海舟と西郷隆盛の会談! いよいよ幕末だなぁ、と呼んでて思う5巻。 勝と西郷の会談、竜馬と西郷の初対面のシーンには名言が多いと個人的に思う5巻。

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    投稿日: 2010.08.26
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    この巻は少し冗長な感じがした。余談が多すぎる。 もっと話を絞って、早く結末を知らせてほしい。 日本史ファンだとテンションの上がる内容が多かったのかも。

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    投稿日: 2010.08.19
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    ずいぶん昔に読破してます。 レビューしている今日この頃、NHK大河ドラマ「龍馬伝」楽しんでます。 伊勢谷さん、渋いですw

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    投稿日: 2010.08.15
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    明治維新を1年早めたとも遅めたとも言われる「池田屋の変」。新撰組局長 近藤勇他数名で討ち入りした緊張の臨場感は堪らない。 あとは禁門の変における長州征伐の展開は、実に生々しかった。

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    投稿日: 2010.08.07
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    「新選組」、「池田屋事件」… 恥ずかしながら、この小説を読むまでこの維新の時代に起こった様々な出来事のことを、今までまったく理解してなかったことに気付いた。 日本史の授業、もっとちゃんと受けておけばよかった・・・ 後半、竜馬の活躍する場面が薄かったけど、次への布石なんかな~

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    投稿日: 2010.08.02
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    新撰組に対する見方が変わった。やはり一方からだけの情報で物事を判断してはいけない。池田屋の変、蛤御門の変ではとても生々しい説明で心臓を掴まれたような、心苦しい内容だった。竜馬の気持ちもまたヒシヒシと伝わってきた。勝海舟、西郷、どちらの展開も意外で驚いた。そして、それぞれの視点からの出来事も読みたくなった。

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    投稿日: 2010.07.26
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    おすすめ度:85点 “勤皇派”長州が失脚するひとつの転換点となった「池田屋の変」、「蛤御門の変」。 新しい時代を夢見た若者たちが次々と死んでいく場面には、絶句せざろうえない。 一方、竜馬は師・勝海舟の導きで薩摩の西郷と出会う。 勝海舟が西郷の印象を尋ねた時の竜馬の返答、「ちょうど大鐘のごとし。小さく叩けば小さく鳴り、大きく叩けば大きく鳴る」。 勝、知見なり、と大いに感嘆し、「評するも人、評せらるるも人」と、その日記に書きとめた。

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    投稿日: 2010.06.27
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    元治元年1年間の竜馬を描く。池田屋事件、蛤御門の変、海軍塾の閉鎖。来島又五郎の描写は生き生きとしている。巻を追うごとに、ますます面白くなる。

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    投稿日: 2010.05.30
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    ~内容(「BOOK」データベースより)~ 池田屋ノ変、蛤御門ノ変と血なまぐさい事件が続き、時勢は急速に緊迫する。しかし幕府の屋台骨はゆるんだようにも見えない。まだ時期が早すぎるのだ…次々死んでゆく同志を想い、竜馬は暗涙にむせんだ。竜馬も窮迫した。心血を注いだ神戸海軍塾が幕府の手で解散させられてしまい、かれの壮大な計画も無に帰してしまった。 ~~~~~~~~~~~~~~~~

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    投稿日: 2010.04.14
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    蛤御門の変や池田屋の変で多くの志士達の血が流れ、神戸の海軍塾は解散し、竜馬も心を痛めた。しかし、これらの苦境にもめげず、独自の発想でこれからの日本を変えていくのだから、竜馬はやっぱりすごい。この巻は重い内容が多かったけど、おりょうとのことや西郷との出会いの場面にはホッとできた。

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    投稿日: 2010.04.10
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    西郷隆盛など、歴史上の有名人が次々とあらわれる第5巻。有名だけれども何をやった人なのかは知らなかった。しかし、竜馬がゆくを読みながら、その人となりや仕事がみえてきて面白い。それにしても興味深いのは、竜馬とおりょうの関係。おりょうという女に魅かれるというのは、うーん、納得がいく気がするけど、ちょっとイヤな気分もある。

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    投稿日: 2010.03.26
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    少年たちが憧れるのがすっごくわかる。かっこいい、生き様が。だけど、「愛される女の秘訣」的なハウトゥー本を読んで学ぶようじゃソレにはなれないように(たぶん)、着るもの・持ち物・しぐさをいくら真似ても竜馬にはなれない。こうすればOK!ってもんはないと思う。と、「坂雲」で活躍する幼い偉人たちも出てきたりして、やっぱり偉人は何か違うんだとその行動力に圧倒されます。多少脚色されているとはいえ、この時代は凄い。そして竜馬、はやく誰か一人に決めて。次巻で奥さんが決まることを期待。

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    投稿日: 2010.03.16
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    池田屋ノ変、蛤御門ノ変が起きて、長州藩がとうとう”朝敵”になる。 武家と公家の関係を、男性と女性の関係にたとえているのは、なるほどと思った。 「長州が天皇に狂ったように恋をしていたのだけど、このころになると天皇がその愛情をうとましく感じるどころか憎みはじめられた」、だとか、「長州が兵を率いて朝廷に「復縁」をせまっていた」、だとか書いてある。 高校で習う歴史とはちがって、人間味がある。おもしろい。

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    投稿日: 2010.03.11
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    <感想> 全巻を通して、面白かった。 竜馬はあたりまえだが、その他にも多くの登場人物の描写が素晴らしく、惚れ惚れする。 <要点> ■事を成す者の西郷と竜馬の考え方 西郷「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は始末にこまるものなり。この始末に困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業は成し得られぬものなり。」 竜馬「世に生を得るは事をなすにあり。人のあとを慕い人の真似をすることなかれ。」 ■竜馬と西郷の鈴虫の話。この一件で竜馬は西郷を信用するようになった。p309

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    投稿日: 2010.03.02
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    西郷隆盛が気になってきた。 竜馬と似ていて、ただ人間的な魅力は、竜馬より勝るという説も。 いっぱしの下流武士が、幕府の指揮をとるほどまでになった。 それほどの男が、気になる。 竜馬はいう 「大事を成すのに大事なのは金より評判。評判があるところには勝手に金が集まってくる」

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    投稿日: 2010.02.23
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    池田屋ノ変、蛤御門ノ変とたくさんの志士たちの血が流れる事件が立て続けに起こります。そして、幕府により神戸海軍塾も解散になり、勝も去っていく。 海軍塾を失った竜馬は西郷と出会い、船を手に入れるため、幕府をたおすために新たな計画を思いつき、動き出す。 そして、歴史はいよいよ薩長同盟に…。 しかし、こんな時代に株式会社の前進ともいうべき海運業を考えるとは、竜馬はスゴイ人だなぁ~と思いました。

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    投稿日: 2010.02.15
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    『菊の枕』の段の「するめが、大砲になる話をごぞんじでござるか」と竜馬が西郷に話す場面は活き活きとして清清しさを感じた。また『摂津神戸村』のおりょう、お田鶴さま両人とも素敵です。

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    投稿日: 2010.01.26
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    ◆「目的は手段を浄化する」(高杉、藩を脱藩する際の言葉) ◆「(北添は)幕府に殺された。手をくだした壬生浪士はそのために恩賞をうけた。いずれ、幕府も壬生浪士も、復仇されるときがくるだろう」--「たれに?」--「わしが倒す。吉村の天誅組はほろび、国もとの武市党はほろび、京の北添らはほろんだが、世に坂本竜馬があるかぎり、徳川幕府は無事ではない」(竜馬、池田屋の変の報を受けて) ◆「何をじゃねえ、国のことをさ。俺は幕吏だ、お前さんのような自由の境涯じゃない。書斎で咆えているだけのことだ。おれをありがてえと思うなら、おれが付けてやったその背中の翼で力いっぱい天空を飛翔しな」(勝海舟、竜馬に向けて) ◆「世に生を得るは事を成すにあり」(竜馬語録) ◆「牛裂きに逢ふて死するも、磔に会ふも、又は席上にて楽しく死するも、その死するにおいては異なることなし。されば英大なることを思ふべし」(竜馬語録) ◆「われ死する時は命を天に返し、高き官へ上ると思ひ定めて死をおそるるなかれ」(竜馬語録) ◆漢は愛嬌こそ大事だと西郷はおもっている。鈴虫が草の露を慕うように万人がその愛嬌に慕いより、いつのまにか人を動かし世を動かし、大事をなすにいたる、と西郷はおもっている。 ◆西郷の哲学では、愛嬌とは無欲と至誠からにじみ出る分泌液だとおもっている。

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    投稿日: 2010.01.11
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    戻ってまいりました、第5巻です。 池田屋事件、蛤御門の変、長州征伐…… 維新史の流れから、目が離せません。

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    投稿日: 2009.12.02
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    いよいよ池田屋ノ変が起きる。それに引き続いて蛤御門の変が起こり、京都に乗り込んで きた長州が薩摩藩の活躍で敗退させられる。この件で幕府は長州藩を朝敵とし、第一次長 州征伐が始まる。明治維新は無血革命なんて言われることもあるけれど、実際は血だらけだ。

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    投稿日: 2009.11.09
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    今までの4巻に比べて、一番読むのがしんどかった気がします。血生臭く、苦しい巻。そして5巻で・・・!! お田鶴さま、せつない!!!

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    投稿日: 2009.11.02
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    やたら歴史の説明が多かった気がする。 ストーリーで歴史が分かればいいのになあ。 司馬さんったら、歴史の授業が始めちゃうからね。 西郷さんとかもでてきた。 若干飽きてきた・・ 実際竜馬のことすくないような気がした。。 これからかなー?

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    投稿日: 2009.10.26
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    いまが天王山・・・勝負の山場のこと 『眠れぬ時は、頭をからっぽにして足の裏で呼吸をするんじゃ』竜馬 新撰組すきだから二倍に楽しめた。 おりょうが特にそうだけど、あの三人がだんだん嫌いになってきた。おまえらええ加減にせーよ^^ 楠木正成が気になる。

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    投稿日: 2009.10.18
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    池田屋、蛤御門と多くの血が流れ、志士が散ってゆく。竜馬は勝の紹介で西郷と初めて会う。勝に西郷の印象を聞かれ竜馬は「われはじめて西郷を見る。その人物、茫漠としてとらえどころなし、ちょうど大鐘のごとし、小さく叩けば小さく鳴り、大きく叩けば大きく鳴る。」勝は言う「評するも人、評されるも人」。幕府により神戸海軍塾が解散となり、竜馬は自ら海軍を作る手立てを考え実行する。常に目標に向かって走り続ける竜馬に恋するおりょうは遂に竜馬と結ばれる。そんな一途なおりょうの今後も気になる。

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    投稿日: 2009.10.12
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    池田屋ノ変、蛤御門ノ変と血なまぐさい事件が続き、時勢は急速に緊迫する。しかし幕府の屋台骨はゆるんだようにも見えない。まだ時期が早すぎるのだ…次々死んでゆく同志を想い、竜馬は暗涙にむせんだ。竜馬も窮迫した。心血を注いだ神戸海軍塾が幕府の手で解散させられてしまい、かれの壮大な計画も無に帰してしまった。 少しずつクライマックスへ!???

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    投稿日: 2009.06.08
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    来島又兵衛すごくいい。このじいさんの武張った頑固のせいで起こる池田屋の変、蛤御門の変で、維新の火蓋が切られた。その中でそんなに土佐の人が死んでたの。そして西郷どん。竜馬としゃべってると楽しくてしょうがない。長州クーデターはスッキリする。山形戦争うまいな。

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    投稿日: 2009.06.05
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    池田屋ノ変とか長州征伐とか、けっこう血なまぐさいぞ。でもなんかすごいな。あたしはおりょうさんよりお田鶴さまのほうが好きだな、やっぱり。

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    投稿日: 2008.11.28
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    池田屋ノ変、蛤御門ノ変・・・時代は逆行しているかのように進むが・・・。竜馬は失い、しかし、真に手にすべきものを得つつある。そう感じさせる第5巻です。

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    投稿日: 2008.11.24
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    寺田屋事件、禁門の変(蛤御門の変)を経て、勢力を失っていく長州が描かれている。その間、竜馬は各地を転々と動き回りつつ、薩摩の西郷吉之助との邂逅を果たす。幕末を動かす巨星同士が出会い、歴史が大きく動き出してくる。

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    投稿日: 2008.09.29
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    長州・来島又兵衛の暴走により京都は血なまぐさい事態に。池田屋ノ変により長州人を強力な新撰組が征伐する。この一報を長州藩が知ると更に暴走へ。蛤御門ノ変を起こすも長州軍は潰滅。この二つの事件に竜馬率いる神戸海軍塾の塾生が多数参加したという事があり、勝は罪を得、塾は解散に。そして、幕府は本格的に長州征伐に向かう。

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    投稿日: 2008.09.28
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    <三好一男副代表オススメ!> 司馬遼太郎の作品にはいろいろ影響を受けていますが、中でもこの1冊は印象的でした。竜馬は千葉道場の免許皆伝でありながら、生涯1度も人を斬ったことがない。強さの中にある優しさが魅力ですね。この作品は高知支部の原点です。

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    投稿日: 2008.04.22
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    5巻では、坂本竜馬のみならず、歴史の偉大な人物には、偉大な師匠がいるのだと痛感しました。 坂本竜馬の勝にたいする忠誠心は、尊敬します。「勝を守る」とのシーンがよく出てきます。坂本竜馬は、勝に自分の未来を感じたのでしょう。

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    投稿日: 2008.02.24
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    忠実な竜馬像では無いと言われていますが、大好きです。 坂本竜馬みたいな人間になりたいです。 この本が初めての歴史小説でしたが、なんの抵抗も無く読めます。

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    投稿日: 2008.01.27
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    竜馬が西郷隆盛に薩藩邸を訪れた鈴虫のくだりが好き。 お邪魔した上、鈴虫を捕まえ、虫籠を要求した竜馬も竜馬だけど、 竜馬が置いて帰った鈴虫を入念に飼い育て、 次に竜馬が来るまで面倒見て、 生かしておいた西郷どんは人を惹きつけますな。 この二人の行動おもしろい。 「人をもてなす心のはたらき」

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    投稿日: 2007.10.22
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    池田屋の変、蛤御門の変などの血が流れる事件が続いていく。 竜馬の海軍塾も解散。 時代は暗雲を進んでいく。

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    投稿日: 2007.09.26
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    池田屋事件・蛤御門の変など時勢は急速に緊迫。まだ幕府はゆるんだようにもみえず、次々に死にゆく同志を思い竜馬も悲嘆にくれた。

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    投稿日: 2007.09.05
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    新撰組が登場する池田屋ノ変を皮切りに、長州と幕府の関係が悪化し、薩摩・会津を含めた3つの藩が日本の一時期に大きく関与する。神戸の海軍塾も解散させられ、世の動向が激しくなる。

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    投稿日: 2007.03.17
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    ついに池田屋事件が起きてしまった。こういう事件だったのね・・・しかも、新撰組ってなんかイメージと違う・・・といっても、私のイメージは、大河ドラマの香取しんごだけだけど。

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    投稿日: 2006.02.09
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    5巻では長州の物語が詳しく書かれ、また薩摩の西郷さんと竜馬さんの出会いがあり、薩と長が同盟を結ぶ運びがわかります。その他、おりょうさんとの濡れるストーリーも展開します。

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    投稿日: 2005.07.07
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    勝には、妖精のにおいがする。そのいたずらっぽさ、底知れぬ智恵、幕臣という立場を超越しているその発想力、しかも時流のわきにいながら、神だけが知っているはずの時流の転轍機がどこにあるかを知っている。さらに竜馬と西郷という転轍手を発見し、さりげなく会わせようとするあたり、この男の存在は、神が日本の幕末の混乱をあわれんで派遣したいっぴきの妖精としかおもえない。(p.219) 西郷というひとは人間分類のどの分類表の項目にも入りにくい。たとえば西郷は、革命家であり、政治家であり、武将であり、詩人であり、教育家であったが、しかしそのいずれをあてはめても西郷像は映り出てこないし、たとえむりにその一項に押しこんでも、西郷は有能な職能人ではなかった。つまり職業技術者ではなかった。 哲人というほかない。 西郷は「敬天愛人」という言葉をこのんだが、これほど私心のない男はなかった。若いころから私心をのぞいて大事をなす、ということを自分の理想像とし、必死に自己を教育し、ついに中年にいたって、ほとんどそれにちかい人間ができた。 天性によるだろうが、そういう鍛錬によって、異常なばかりに人を魅きつける人格ができあがった。この異常な吸引力がかれの原動力となり、かれのためには命も要らぬという人間がむらがってあつまり、それが大集団となり、ついには薩摩藩を動かし、この藩を幕末のなかに投ずることによって、維新が完成した。(p.264) 「おいも無口じゃと人に叱られもすが、坂本サンも劣らんでごわすなあ」 といった。 竜馬も、ニコニコした。その笑顔が、ひどく愛嬌があり、 (おお、みごとな男じゃ) と西郷はおもった。漢は愛嬌こそ大事だと西郷はおもっている。鈴虫が草の露を慕うように万人がその愛嬌に慕い寄り、いつのまにか人を動かし世を動かし、大事をなすにいたる、と西郷はおもっている。 もっとも、西郷の哲学では、愛嬌とは女の愛嬌ではない。無欲と至誠からにじみ出る分泌液だとおもっている。(p.278) 「塾生の大部分は藩に帰る。残留してわしについてくるのは一割ほどの人間だ。その一割ほどの人数が金を独り占めした、と評判をたてられてたまるか」 「しかし」 「も、くそもない。さっさと分配するこった。なるほど浪人会社をおこすにはこのさき金が頼りだが、金よりも大事なものに評判というものがある。世間で大仕事をなすのにこれほど大事なものはない。金なんぞは、評判のあるところに自然とあつまってくるさ」(p.335)

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    投稿日: 1999.10.01