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隻眼の少女
隻眼の少女
麻耶雄嵩/文藝春秋
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総合評価

214件)
3.2
22
54
70
34
10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本格ミステリー小説を読むと、読了後に違和感を覚えることがある。 「謎を成立させるために、無駄に人を殺していいんだろうか?」って違和感である。 勿論、ノンフィクションなんで、文面で何が起ころうが何をしようが勝手だということは百も承知。そこに道徳や倫理を求めると戦争小説なんて成立せんわけやし、言論の自由を抑圧する事態を呼びかねない危険な行為であることも分かる。 ただ、例えば、アリバイ成立やトリックを完全なものにするために、「Aさんの視線を塞いだら密室になるなぁ」とか「目くらましにBさんを被害者にしておけばミスリード誘えるな」とか、そういうツールとしての殺人に、人工的で無機質な冷たい違和感を感じることがある。東野圭吾作品や名探偵コナンなんかにそういう違和感を感じることが多い。 逆に言うと、日常ミステリーなんかは殺人が少ない分、違和感を感じることが少ないし、殺人事件が起きてもツールとしての殺人を上手くカモフラージュしてくれたら、その作品を高評価してしまう。 で、この作品だが…この手の類の違和感ばかりである。しかもこの作品の核心に関わる部分が違和感の塊とくる。好みの問題だと分かった上で、俺はこの作品苦手である、そして解説に書かれていることだけで判断したら、作者麻耶雄嵩も苦手である。

    0
    投稿日: 2017.01.14
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    雰囲気もなかなかだったし、どんでん返しは面白かったし、犯人も意外でへーっと思えたのですが、いかんせんトリックが…気になって気になって。 まず前半のみかげが好きになれないので読みながらイライラしてしまう。 細かいところを気にせず、犯人あてを楽しめ、漫画的雰囲気をフィクションとして受け入れる事を納得していれば楽しいい小説だった。 いやー、おこじょが引っかかりすぎて読んだ後もおこじょの事を考えてしまう。小説全体の印象がおこじょ。

    0
    投稿日: 2016.12.05
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    このミスベスト10、2011年版4位。 本格ミステリー。まあ、本格とはこんなのだと言ってしまえまえばそれまでだけど、あまりにも世界が人工的すぎて、感情移入困難。ミステリーとしては、今まで、読んだことがないほど、犯人は意外性があるけど、「そんなんあり?」ってレベルでもある。終盤どんでん返しが連発するパタンで、最近、他の本でもあったんだけど、こういうのあんまり好きじゃない。じっくり、謎解きの余韻を楽しむこともなく、侍ジャイアンツで魔球を編み出したら次の週にはもう打たれちゃってるような、独りよがりの展開で全然物語にはいっていけない。

    1
    投稿日: 2016.07.12
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    隻眼の少女探偵、御陵みかげを中心とする推理小説。麻耶雄嵩の小説は初めてだったが、他にないストーリー展開だった。 一度、事件が解決したのに18年後、再び、事件が動いたのは、なんだかちょっといただけないかなぁと感じたが、何と繋がっていたとは。素晴らしいとまではいかないが、これはこれとして良作なのではないだろうか。

    2
    投稿日: 2016.04.12
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    少女探偵と自殺志願の大学生が殺人事件と向き合う話。 面白く読んだけど すっきりしない。 このラストはズルいでしょ。

    1
    投稿日: 2016.03.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「私の左眼は、真実を見抜きます」 山深き寒村でおきた殺人事件の犯人と疑われた大学生・静馬を救った隻眼の少女探偵・御陵みかげ。静馬はみかげとともに連続殺人事件を解決するが、18年後に再び惨劇が…。 真実が見える左目は義眼。いろいろな事件を解決してきた御陵みかげ。その娘、同姓同名が言い伝えのある村に登場。母が急逝。父が付き添う。自殺をしにきた大学生とみかげ(15歳)が連続殺人事件を解決。解決後、大学生は自殺するが失敗。助けられるが後遺症で記憶喪失になる。18年後に記憶が戻る。みかげが犯人につれさられて死亡した記事を見る。 連続事件の土地をたずねる。みかげの娘(17)と遭遇。 連続殺人事件が発生。みかげの母が生きていてた、死体じゃ身代わり。前回の連続殺人事件の犯人も、みかげ。 連続殺人事件にまぎれて実父を殺していた。 義眼にされて左目をつぶされた恨み。 みかげ(17)は自分とみかげの実の子。大学生は父(妻を保険金殺人)を殺していたが、事故扱い。 みかげ(17)の両親ともに父殺し。

    1
    投稿日: 2016.01.08
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    これは、ミステリーというより、ファンタジー? そんなんあるー?と言うリアリティの無さもファンタジーとして読めば、往年の伝奇ミステリーのテイストを楽しめるかも。

    1
    投稿日: 2015.12.18
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    死に場所を求めてやってきた寂れた温泉地は、土地神信仰の残る場所で、そこで起きた殺人事件の容疑者に主人公はあげられる。それを救ったのは隻眼の探偵、御陵御影だった。彼女の活躍により容疑者から外された主人公はみかげの助手見習いとして殺人事件に巻き込まれていく。事件の解決の前半を覆す後半に、正直、こうなったらちょっとがっかりだぞ、と思った解決に星三つ。面白かったけれど。

    2
    投稿日: 2015.11.28
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    救いようのない真相。他の作品に比べるとアクロバティックさに欠けるように思われるが、それ故に作りの丁寧さが目立つ。再読したい。

    2
    投稿日: 2015.11.26
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    親から子へと受け継がれるその名と役割。 そして隻眼。 隻眼の探偵は現在と18年後の酷似した二つの事件に挑むも 真実は何度も何度もあと一歩のところで翻り逃げる。 操りの罠が真実を遠ざけ続ける。 確かな論理の果て、事件の背後に待ち受けていた名前はあまりにも....

    1
    投稿日: 2015.11.13
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    図書館で。 この方の著作を読むのは二作目。最初の本は合わないなあと思いながら読んだのですがこの本は何やら賞ももらったらしいし、と読んでみました。 どうでも良いけど巫女さん装束みたいな恰好で現場操作って…ぶっちゃけ動きにくくないですかね?現場汚染しそうというか。リンカーン・ライムシリーズのアメリア刑事(警部だったか?)がジャンプスーツ着て証拠物件を探すのとえらい違い(笑)。まあ…彼女は巫女さん…じゃなかった、探偵だし良いのか?(とは言えキテレツすぎると思うけど)インパクトを狙ったんでしょうが…漫画じゃあるまいし、だったら普通に和服で良かったのでは? そして自殺願望者にしては好奇心満々で捜査協力してる主人公が探偵さんが居なくなった途端、そうだ、死のう、となるのがなんていうのか…シリアスなんだけれどもどこか滑稽(笑)。さらに言うとこの作者、一夜限りの関係で子供が出来るって設定、好きなのかな?前に読んだ本もそんな展開だったし。 そして話のオチ的にもえぇ~って感じです。そんなことのために犯罪を犯したのか、というかそこまでするか?というか…。だって…目的の人を殺したいだけなら一回で済むのにねえ。という訳で18年後の犯罪も大分無理があるというか…そんな理由で殺された三つ子が浮かばれないというか(笑)そしていつのまにか18だかの小娘の謎解きに乗っかっている警察が(笑)しっかりしろ!日本の警察はそこまで無能なのか?(笑) ただ、今の日本では犬神家とか八つ墓村のようなおどろおどろしい雰囲気が今につながっている旧家や封建的な村という制度が殆どイメージ出来なくなってしまっているのでナントカ様を代々継いでるという設定があまり重く感じられないのは可哀想だなあと思いました。 とは言え…というお話でした。17で初めて会った父に簡単になつくものだろうか?無理じゃない(笑)?とかそういう所が微妙に気になりました。

    0
    投稿日: 2015.10.19
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    対応しているようで対応していない。 模倣しているようで模倣していない。 愛しているようで愛していない。 愛していないようで愛している。 同じようで違い、違うようで同じな前後編。 犯人の平常の姿を見るとなんだかなぁやるせない気持ちになる。 継承と、それに取り憑かれた人達。一つの真実を隠すために、この形をとったのだなぁと。内容も設定もか。

    1
    投稿日: 2015.10.16
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    山深き寒村で、大学生の種田静馬は、少女の首切り事件に巻き込まれる。犯人と疑われた静馬を見事な推理で救ったのは、隻眼の少女探偵・御陵みかげ。静馬はみかげとともに連続殺人事件を解決するが、18年後に再び惨劇が…。日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞をダブル受賞した、超絶ミステリの決定版。 ・レビュー この小説は麻耶作品の中では比較的読後感がライトなものだといえると思う。 初心者向けの麻耶作品を挙げるなら多くの麻耶ファンはこの『隻眼の少女』と『螢』を挙げるようだが確かに読後の衝撃の度合いとしては入門編的内容かもしれない。 とはいえ、別段この小説が麻耶作品の特徴の公倍数から外れているわけではない、もちろん『螢』も。麻耶作品としては初心者向けかもしれないがそれはミステリ初心者向きという事にはならず、やはりミステリ初心者で麻耶作品未読ということなら初読は『螢』だろう。 この『隻眼の少女』はミステリ初心者だと全てを理解するのにやや難解さが残る。 長編はほとんど強烈なカタストロフによって強烈な印象を残す麻耶雄嵩の小説の中では、『隻眼の少女』は一見するとライトで受け入れやすい本格モノ風の進み方をする。 ミステリとして非常に読みやすく、キャラクターも狙いすぎな感もあるほどの漫画・アニメ的特徴を備えている。 ただしここには幾つかの罠が当然仕掛けてある。麻耶雄嵩の作品が普通に落ち着くなんてことはまずあり得ない。 まずは「意外な展開」だろう。正直ミステリファンからするとこの小説の面白さは「まったくそこじゃない」のだけれど、ミステリファンではない人やたまにしかミステリを読まない人からしたらこの「意外な展開」は本格風の物語の進行から一気に魅力的に惹きつけるポイントだと思う。 そして次に麻耶特有のアンチミステリ的要素。ミステリファンならおそらくこっちがメインだろう。さあ、今回のテーマはどの枠組みに「問いかける」ものなのか、楽しみにしていいと思う。この点でこの小説は絶大な価値を持っている。 物語は二部構成だ。 スガル様という現人神が崇められる村の名家で連続殺人が起こるという、本格推理的な舞台設定で、種田静馬という主人公(語り手)とで探偵の御陵みかげが、探偵と助手として事件に挑むストーリーである。 そしてその事件が解決してから18年後、非常に印象深い結末に向けて再び殺人事件が起こる。 テーマは「探偵とその推理」であり、ミステリ読みなら一度は考えることになる、「探偵」についてのある懐疑を物語の軸に据えている。この小説では読者の推理や犯人当てはほとんど意味が無いのであるが、それでも犯人を当てるつもりで本気で突き詰めていくと体感的にミステリの根幹的問題点に行き当たって面白いのかもしれない。 ブログの方に詳細は書くけれど、この小説は浅く読むか深く読むかで評価が二分しやすい。もちろん「しやすい」というだけで必ずそうなるわけではないけれど、深く読むと興味深いのだが表面的に読むとやや苦しい部分があるのは否めない。 どうせなら深く読めるよう「後期クイーン的問題」について念頭に置いて読むのがいいと思う。 本音を言ってしまえばこの小説はここまで非難されるものではないと思っている。トリックが非現実的だとか、犯人当てのトリックありきで書かれただけだとか、色々言われているがよく考えて欲しいのはそんなことくらい作者が解らないはずがないだろうということだ。 そしてその先にある真意、この小説の意図をしっかり読めば決して前述の非難点が「わざと」書かれているものだと理解できるはずなのだ。そうすれば少なくとも安易に批判的になる人は減って、批判するにしてももっと高尚な評価がされるんじゃないだろうか。 個人的には、この小説は傑作だと思っている。 探偵小説に対する非常に重要な問題提起が成されているある意味正当すぎるくらいの「本格」だと思う。 日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞のダブル受賞はその点が考慮されてのことだろうし、ミステリ読みじゃない人が批判するのはまだしも、ミステリ読みがかなり多く真意に辿り着いていないのが少々哀しい作品かもしれない。

    6
    投稿日: 2015.10.12
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    久しぶりのミステリー。 主人公は、巫女さんみたいな格好をしたコスプレ探偵と、ちょっとかわいそうな名前の青年。 山中の村、名家で起きる殺人、土着の信仰と伝承。 第一部だけ見ると、あぁ……またそういう話か……という感じです。 しかし続く第二部を読んだ後、僕は思いました。 これはひどい、と。 もちろんひどいというのは決して面白くないという意味ではないです。 それ以外のいろいろな意味でひどいと思いました。 まだ読んでない人はそのひどさを味わってみてください。

    1
    投稿日: 2015.10.04
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    この表紙を見たときは巫女が名探偵?? とちょっと奇想天外な感じに気が進まなかったのですが、 読み進めていて人里離れた里山で起こる、おどろおどろしい殺人を解決するには、まあそんなに場違いでもないかなと思いながら読んでいました。 推理小説ってのは名探偵が解決するものだと思い込んでましたので、ラストの結末には唖然でした…。こうくるか! 途中はなかなか犯人に目星がつけられず、いったい誰??という感じでずーっと話しが進むので、ちょっと飽きてしまいましたが、何とか読み切ることができました。 トリックについては、ちょっと強引かなと思うのですが、さらに何か裏があるのかも??といろいろ疑ってしまう作品でした。

    2
    投稿日: 2015.10.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    麻耶雄嵩は,文章が読みやすく,えぐい話が多いので,かなり好きな作家のひとり。「隻眼の少女」は,日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞をダブル受賞した作品ということで,読む前から期待が高まる。 内容は,二部構成になっている。 第一部は,1985年の冬に起こった連続殺人事件を二代目御陵みかげが解決する話。 第二部は,2003年の冬に起こった殺人事件を三代目御陵みかげが解決する話。 いずれの事件の真犯人は二代目御陵みかげ。1985年の事件は,自らの目を2歳のときに抉ったという父を殺害するために,カモフラージュとして琴折家の人間を殺害していく。自らの探偵としてのデビューという位置づけでもあったので,ダミーの犯人としてスガルという被害者の母親を用意するという鬼畜ぶり。 2003年の事件は,1985年の事件で,子どもを作るために利用した自殺志願者の種田静馬という男が生きていることが分かったので,三代目には父はいらないという理由で殺害を計画するというもの。またまた,カモフラージュのために琴折家の人間を殺害する。 種田静馬の視点から見ていると,二代目御陵みかげの手のひらの上で踊らされているという,非常に救いのない話にみえるが,みかげは静馬のことを本当に好きだったとも取れる描写もある。最後は,娘である三代目御陵みかげとともに生きていくというハッピーエンド。そこまで救いがない話ではないか。 どちらかというと,ハッピーエンドで終わらない方が,麻耶雄嵩らしく好みの作品になったと思うが,世間的な評判はハッピーエンドの方がよくなるのかな。 作品全体の雰囲気は好きだけど,最後が、ハッピーエンドだったところが個人的に気に入らないので評価としては★3で。

    1
    投稿日: 2015.09.27
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    以前にネタバレを見てしまった状態で読み始めたが、興味がそがれることなく読み終えた。ロジックを重きとする推理が特徴的な著者だが、いつもより冴えがないと感じてしまった。その結論付けは無理がないか?と。ミスリードを誘ったと思われる描写がほったらかしだったり、サーカスですか?と突っ込みたくなる離れ技があったり・・・とまあ、色々気になる部分はあるが、読んで損はない作品である。

    6
    投稿日: 2015.08.25
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    やはりこの作者は一筋縄ではいかない。名探偵である隻眼の巫女が持つ宿命に翻弄される主人公。探偵と助手役の関係を超えた切ない恋物語としても十分成立したであろうに… 読み終えてみれば物語の構造に作者の捻くれた悪意が潜んでいる。

    1
    投稿日: 2015.06.29
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    どんでん返し?的なのが何回もやってくる。 雰囲気は上手く薄気味悪さを出してるし、女探偵にも魅力は感じるけど。 少しミステリーの内容を練りすぎたのかなぁ、もしくは読者をあっと言わせるための策がありすぎ…と思ってしまう。 けど、展開やミステリーは十分に楽しめるし、私は結末が全く分からなかったので分厚いけどハラハラしながら一気に読めました。

    2
    投稿日: 2015.05.31
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    面白くて一気に読んだ! 一部は、横溝正史の雰囲気を感じつつも主人公達の関係が今風(コスプレした気の強い美少女と従順な主人公)でへえ、面白いなあと。 それで第二部を読んでびっくり仰天。ルール違反とも言えそうなびっくりだけど、この本に関しては嫌な気持ちはしなかったな。 どんでん返しが二回あって、これで解決、とはなったものの、よく読めば自供だけで事実なのかはわからないし、まだ回収されていない伏線もあり、もう一回どんでん返しがあるのでは?と疑っている。 もう一回、読み直してみよう。

    2
    投稿日: 2015.05.29
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    まるで横溝正史のミステリー小説のような設定と不思議な少女探偵という組合せに期待を胸に読み始めた。もちろん、日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞のダブル受賞作ということもあったが… 第一部であっさりと事件が解決し、18年後を描いた第二部は一体どのような展開があるのかとさらに期待が膨らんだ。一種の掟破りなのだが、二部構成にした作家の意図は汲み取れる。 しかし、どうにもトリックありきで描かれたミステリーという感は否めず、ストーリー展開にもう少し面白さがあれば良かったと思う。

    2
    投稿日: 2015.04.21
  • みかげの本心は?

    賛否両論あるようですが、私は楽しめました。 2部構成ですが、分冊した方が衝撃は大きかったかも。 前半部分の未回収の伏線も多かったのですが、なぜ放置なのかは ラストまで読めば一応納得できました。 ツンデレな御陵みかげの終盤での台詞 「その頃の私は…」が隠していた本心のような気がします。 その前提で物語を見返してみると、また違った面が見えてくると思います。

    0
    投稿日: 2015.04.16
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    最初から引っかかってたのが当たって「あーやっぱりー。でもしんじたくなーい」と、完全に本に世界に魅了されてた。「隻眼」を何かの能力のような存在にしなかったのいい。ミステリ度いっぱい。田舎の村、神様、権力、首なし、被害者は子供と、雰囲気もMAX。 あと、忘れちゃならんこと。 表紙の子が可愛い。

    1
    投稿日: 2015.04.16
  • 強烈なキャラクター達の割には・・・・

    難事件も何だか楽屋落ちな感じと言いますか、事件の発生から解決までが最終的に不自然と言いますか・・・・ 途中までは中々面白かったのですが、ラストの方で、 ????? となってしまいました。

    0
    投稿日: 2015.03.27
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    ひっくり返される回数が半端でない! 反則技と感じ得ない展開だけど驚きは確か。 パズルも人間ドラマにも両方が奇抜でした。 動機に説得力がないように感じたけど、 逆に理解しがたい内容だからこそ、 不気味さを増長させるのかも。 麻耶さんの本はまだ3冊しか読んだことがないのだけど、 どれも一種の気持ち悪さを感じてしまうほどに 暗い部分をかかえる女性が多い。

    1
    投稿日: 2015.03.23
  • 「不整合」な物語…

    御陵みかげ・種田静馬というキャラが きわだってる以外、かなり平凡な作品でした。 話中「不整合」という単語が頻繁に出てくる のですが。 残念ながら、この作品自身が不整合でしたね。 キャラが突飛でなければ、つまらなくて… はたしてラストまで読めたか?自信がありません。 両キャラには好感を持てたのでまったく別ものと した「続編」を出してほしいところですね。 あまり内容に「ありえんやろ?」と無粋な 勘ぐりをして読みたくない方なのですが。 あまりにも連続殺人に対する周りの反応が 「不整合」過ぎて、馴染めずに終わった感が 強かったです。

    4
    投稿日: 2014.11.18
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    驚きの真犯人が明かされる終盤の展開ですね。それにしても大量殺人を犯すにはあまりにも動機が弱い気がする。重厚さが感じられない割りには罪のない少女を巻き込みすぎる展開に抵抗を覚えますね。 読みにくい上に読み味はよくないですね。 とはいえ、よく練られた展開ではあります。語り部の記憶喪失から始まる後半の出だしにはわくわくしました。

    1
    投稿日: 2014.11.09
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    推理作家協会賞とミステリー大賞をダブル受賞した作品です。 信州の山深い寒村で起こる猟奇的な殺人事件 それを解決するためにリードするヒロインは…水干に赤い袴の隻眼の少女! キャラ設定が濃過ぎです(笑 物語は二部構成になっていて、まさかの結末に唖然。。

    4
    投稿日: 2014.10.18
  • 心地よい

    一気に読み、最後まで心地よい浮遊感を味わえました。楽しい時間をありがとう、と久しぶりに思えたミステリー。

    1
    投稿日: 2014.09.20
  • 自分には、長かった…

    久々に本はじっくり読むものだと感じさせてくれました(笑) 最後まできっちり読んで、「面白かったなぁ」と思えます。 仮に続編があったとしても、自分は読まないと思います。

    1
    投稿日: 2014.09.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ネタバレ!! 探偵が殺人犯だったというオチネタ、販促ではないのですか?という感想がまず第一。 しかし、これを探偵小説だとみなければいいんだな。 そうすると、とんでもない性悪女にひっかかった センチメンタル度満点の今時草食系男子のトンでも体験記として読むと、まあ、たいへんだったわねーという 井戸端会議的おばちゃん系の感想をひねり出せる。 それでも、なんで娘は年齢について嘘ついたんだ?とか、母親と知らないおっさんが性交したことを確認したことで、なぜ母親が実は20年近く昔の殺人事件の犯人だとわかった?・・・などなど、色々回収不可能な撒きえがあって、消化不良だった。 いや、前半はホントじゃっかんワクワクしましたよ。その回収方法がさ、探偵が真犯人って…

    0
    投稿日: 2014.09.15
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    【日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞ダブル受賞】寒村でおきた殺人事件の犯人と疑われた大学生・静馬を救った隻眼の少女探偵・みかげ。事件は解決したが、十八年後に再び悪夢が……。

    1
    投稿日: 2014.09.09
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    探偵小説と言えば奇想天外な事件がおなじみだが、この作品も王道を行っている。好きか嫌いかと言えば好きな方だ。もともと横溝正史の金田一探偵シリーズが好きなので、久々のおどろおどろしさにわくわくしながら読んだ。クライマックスにさしかかると、とてつもなく切ない気持ちになった。思いっきり泣き叫びたいのに、涙が一滴も出ない・・・そんな感じ。いろんな感情がごちゃまぜになる、そんなエキセントリックな作品だった。

    1
    投稿日: 2014.08.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いやいや、これは…………。横溝正史のような舞台設定かと思えば、殺し方はエグいけど、おどろおどろさしさはなく、古~い時代の名探偵のような謎解き披露したりもするけど、なんか無理があるし…………。 1985年の設定に違和感感じまくりで、最初から最後まで?マークが頭の中でダンスをしてました。 最初の首を置くところの謎解きも、ライターを使ったから喫煙者と断定するところも、今どきそんな謎解きで納得する人いるの?って感じだし、いくらぶっ飛んだ設定でも、その中でのリアリティーは必要だと思う。

    0
    投稿日: 2014.08.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ちょっと強引な気がしますが、最後のどんでん返しに全部持っていかれました。 人にすすめるにはちょっと責任が持てないけど、かなり面白いという不思議な(ズルイ?)作品。

    1
    投稿日: 2014.07.30
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    楽しく読めた正統派風ミステリ。 どんでん返し、、んーいろんな意味のどんでん返しかなと。 いいんだけどもちょっともの悲しくなるような、それをカバーしているのかもしれないけど何とも。 ものすごい設定や探偵と語り手にインパクトがあるので入り込みやすいかも。 しかしまあ、、ありえないよな動機はw 欲を言えば、見取り図かなにか欲しかった。

    1
    投稿日: 2014.07.27
  • ミステリ好きもそうでない方も必読の1冊

    山奥の村で容疑者も限られるミステリの常套に、2転3転する展開が面白いのに、そんなモノはなかったと言わんばかりの、この展開。風呂敷を畳んだその場所は、大風呂敷の上だったのかと。。。これを本格ミステリと言わずしてなんというのか思いつきません。 ミステリファンはもちろんですが、推理云々を抜きにして読んでもすごく面白い1冊。 普段ミステリを読まない人でも楽しめて、ミステリファンは大満足出来ると思います(´∀`*)

    1
    投稿日: 2014.07.11
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    麻耶雄嵩らしいどんでん返しが効いているが、納得できないところも多々。 ただ意外に分かりやすい伏線もあり、犯人は早い段階で分かるかも。

    1
    投稿日: 2014.07.01
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    本格ミステリは久々に読みました。 結末の、やられた~~~感は個人的にはもう少しでしたが、解決編に向かうまでのどきどき感は楽しめました。 被害者の殺され方が結構酷い割りに、エンディングはライトというか、ある意味ハッピーエンドというか。

    1
    投稿日: 2014.06.05
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    山深き寒村で、大学生の種田静馬は、少女の首切り事件に巻き込まれる。犯人と疑われた静馬を見事な推理で救ったのは、隻眼の少女探偵・御陵みかげ。静馬はみかげとともに連続殺人事件を解決するが、18年後に再び惨劇が…。日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞をダブル受賞した、超絶ミステリの決定版。

    1
    投稿日: 2014.05.12
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    いっぱい、人が殺されました。。。 小さな村の、スガル様という神を継ぐ家。 そして、三つ子。 横溝正史的な。八つ墓村的な。 あまり読まないジャンルなので、疲れた。。。

    1
    投稿日: 2014.05.09
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    前半のみかげも良いが、後半のみかげに感情移入していた。多分親としての感情だと思う。 事件自体は前半で全くわからなかった。あまり納得いかないまま後半に進み、やっとわかるという久々に驚き満足した。また、最後は家族としてなんとかまとまってホッとした。

    1
    投稿日: 2014.03.17
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    こんなに一気に読んだミステリーは久しぶりだ。とにかくページを繰る手が止まらなかった。この大どんでん返しには素直に驚く。とりあえず読んでみそ!!

    1
    投稿日: 2014.03.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    白拍子の格好に左右の目の色が異なる美少女探偵、っていうカバーから察するに、さぞライトなミステリなんでしょうね…という先入観で読み始めてしまいました。 結果、人物に関しては探偵のキャラが濃すぎて容疑者達が相対的にキャラ薄い(笑)という印象は最後まで変わりませんでしたが、そこはやっぱり麻耶先生。二部構成の物語に仕掛けられた大どんでん返しの仕掛けには、あーその手があったかーと唸らされてしまいました。 デビュー作に【最後の事件】とサブタイトルを付ける先生らしい、挑発的で残酷な真相です。 惜しむらくは、関係者一族の内部事情や村に伝わる伝承が事件の真相にほとんど関係がなくあまりにあっさり扱われるという、空間的・精神的な境界条件を活かし切れていない点でしょうか。最近ハマってる三津田作品のドロドロした内部闘争に慣れちゃったから、余計にそう感じたのかもしれません(°_°) しかし、このラストは凄い。 第一部で完成させた美しくも悲しい関係性を、情け容赦なく叩き壊す第二部を読んだ時、私達読者は「そりゃないよ〜」とガックリしながらも、「これぞミステリーの楽しみ方の真髄よね〜」と心踊らさざるを得ません(笑)。 母親を殺した父親を手にかけたことに苦しみ、死に場所を求めて山奥の村を訪れた種田静馬。 ところが、彼は村の有力者の娘を殺害した疑いをかけられてしまう。そんな彼を救ったのは、奇妙な出で立ちの美しき隻眼の少女だった。

    1
    投稿日: 2014.03.16
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    自殺しようと訪れた先で殺人犯と疑いを掛けられたことから高名な探偵を母に持つ少女と出会った種田静馬。 千年もの間、語り継がれた伝説の血を引く一族に巻き起こる連続殺人を解決させるも犯人自殺という後味の悪さを残した第一部。 第二部も息の詰まる展開が続き、色々な意味合いで真犯人が解る最後の最後まで少女に降りかかる世知辛い現実。二代目「御陵みかげ」と三代目「御陵みかげ」の世代交代の理由が悲しい。 後期クイーン的問題の教科書みたいな作品でした。犯人により偽装された証拠の数々に翻弄される推理側。しかも結局第一部の物証はすべて犯人が仕込んだという推理側泣かせの展開。 ミステリーとしてこれは反則じゃないの? ギリギリでグレーなのか、賛否あることでしょう。 私は嫌いです。探偵がこの作品の中で神として振る舞い、父子とは無関係の一族を巻き込みながら生存を決めていく様が。 言ってしまえば、件の第二の問題を一冊まるまるで行われ読まされたことが嫌でした。 後期クイーン的問題とは(wiki参照) ■第一の問題 「論理的に出した結論が、 真実かどうかは作中探偵には絶対にわからない」 なぜなら、「探偵の知らない情報が存在することを探偵は察知できない」からである。 なぜなら、探偵に与えられた手がかりが完全に揃ったものである、あるいはその中に偽の手がかりが混ざっていないという保証ができない、つまり、「探偵の知らない情報が存在する(かもしれない)ことを探偵は察知できない」からである。 また「偽の手がかり」の問題は、いわゆる「操り」とも結び付く。すなわち、探偵が論理によって「犯人」を突き止めたとしても、その探偵、あるいは名指しされた犯人が、より上位の「真犯人」による想定の中で動いている可能性はつねに存在する。このようにメタ犯人、メタ・メタ犯人、……を想定することで、推理のメタレベルが無限に積み上がっていってしまう。 ■第二の問題 また、「名探偵の存在そのものにより事件が引き起こされるケース(例えば、探偵を愚弄あるいは探偵に挑戦するために引き起こされる殺人のようなケース)」、あるいは、「探偵が捜査に参加することを前提として計画された事件が起きるケース」などとも絡んで議論される。 作品の外部構造(作者-読者)の関係性から生まれる「第一の問題」から、作品内の内部構造(犯人-探偵、あるいは犠牲者-探偵)の関係性から登場人物のアイデンティティーに関わる深刻な葛藤「第二の問題」が生起される。

    0
    投稿日: 2014.02.13
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    寒村で起きた殺人事件の 犯人と疑われた大学生・静馬を救った 隻眼の少女探偵・みかげ。 事件は解決したが、 十八年後に再び悪夢が……。 意外性のある結末で、 その辺は良かった。 が、探偵のキャラ付けや、 語り手のロマンスといったところは 描き方が上手くなくて違和感が。 トリックも無理矢理過ぎるように 感じたし、犯人の工作も複雑過ぎて あの結末以外導けないから 誰だって読めてしまうだろう。 評判は良いみたいだが、 あまり楽しめなかった。

    1
    投稿日: 2014.02.03
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    これぞ麻耶ミステリ! 読む前にネットで偶然犯人を知ってしまった。 ふざけるな。本格の結末を書き込むなって。 書きたくなる気持ちはよくわかるぶっ飛びミステリだけど。 登場人物はあり得ないし、人を殺し過ぎだし、まったく麻耶ミステリはなんでもありの滅茶苦茶。しかし完成度高く許す!!

    1
    投稿日: 2014.01.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おおーって感じ。 嫌いじゃないよーなんか、これじゃ終わらんのやろうなってのをひしひし感じたから、 驚きはなかったけど。 ただ確かにお母さん出てきたのはびっくりした。 ままままじかいって。 全体的にくらいなーあと人多すぎてちょっと把握するのに困った。 あと殺しすぎやろとも思った。 でも楽しめた。

    1
    投稿日: 2013.12.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    巫女さん姿の美少女というラノベ層に受けそうなキャラが活躍する作品。 無個性な主人公視点で彼女の躍動がうまく描かれている。 推理の展開も細かすぎるくらい王道パターン。 論理的に話を進めていくのは麻耶さんお得意の技術であろう。 しかし、最後のオチも含めてちょっと物足りない。 探偵の個性が強い分、容疑者達のキャラが薄まってしまっている印象。 ストーリーの鍵であるスガル様の存在感も中途半端。 神的存在への信仰が薄れている様子を現実的に描いたのだろうが、 かえってそれが逆効果になってしまっている。 代々継がれてきている探偵とスガル様という2大設定がありながらも、 それぞれを比較、差別化する表現がもっとあっても良かった。

    1
    投稿日: 2013.12.04
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    淡々と話が進んでいく感じに、最初は馴染めなかった。後半になって、展開が予想できなくなってからは、その淡々とした感じが心地よい。未解決の事件は、どうにかなるのだろうか?

    1
    投稿日: 2013.11.15
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    ミステリ的な奇異に囚われ過ぎてる感はあるけど、そういう論理なら納得できなくもない ただぶん投げられたようにも思える

    1
    投稿日: 2013.11.04
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    読了、83点。 ** 山深き寒村で、大学生の種田静馬は、少女の首切り事件に巻き込まれる。犯人と疑われた静馬を見事な推理で救ったのは、隻眼の少女探偵・御陵みかげ。静馬はみかげとともに連続殺人事件を解決するが、18年後に再び惨劇が…。日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞をダブル受賞した、超絶ミステリの決定版。 「BOOK」データベースより ** 隻眼の探偵は死んでまったのだ。 後期クイーン的問題って枠を埋め尽くす感じでみっちり書かれてますが、 その枠を知らないとどうなんでしょうって、まぁ後期クイーン読んでない人間はこれ以上語るなってことで。 ミスオタに受けるのは納得

    2
    投稿日: 2013.11.04
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    そうきたか!と一瞬納得してしまったが、少し無理があるのではとワンテンポ遅れてツッコミを入れる。 過去の章と未来の章との2部構成はおもしろかった。 とにかく主人公が可哀想すぎたが、他の登場人物には全く共感できず、まるで心が無いような。ただこれぞ本格ミステリーという雰囲気はすごく好き。

    1
    投稿日: 2013.11.02
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    ままよ、そこそこ楽しめたかと一息ついたところに突如として仰天の結末が降って湧く。とりわけ2部は1部の二番煎じと高を括っていたので完全に虚を突かれた。呆然自失。およそ読書をしている人とは思えないようなリアクションをしてしまった。登場人物が多く複雑な構成は一切手抜き読みを許さない。時間はかかるが最後まで読み通す価値は間違いなくある逸品。出色は巫女さん。整合性のないものに反応し矛盾について考察。而して割り出される真実を抽出する。小さな不整合も見過ごすことなく緻密に地道に論理を積み重ねていく。不純物が濾過され整合性が高まっていく過程には心躍るスリリングと興奮があった。装丁に違わぬ見事さに何度も舌を巻いた。いやはや本当に凄かった。

    6
    投稿日: 2013.11.02
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    期待はずれ。読み始めは舞台設定が横溝正史みたいな感じで、おどろおどろしい・・・。探偵役の少女の設定も服装からして現代離れ。まぁ、それは良いとしても、結末が・・・。自分の感覚では反則ギリギリ、て言うか、限りなく黒に近いグレー。 連続殺人が起きるわけだが、どの事件についても犯人の詳細な行動が記されてない。結末で、取って付けたように説明されているが、肩透かしだ。 一部と二部にに分かれた長編なのに、これじゃ、☆2個でももったいないぐらいだ。 ここまで引っ張ってきて、こぬ結末? って感想は拭いがたい。

    0
    投稿日: 2013.10.20
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    破天荒なイメージのある麻耶さんにしては、えらいストレートなミステリだな、という印象でした。 映画とかにしたら、合いそう。

    1
    投稿日: 2013.10.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    期待の麻耶作品であったが、これはいささか残念な読後感であった。 とにかく前半の部分が読みにくいし、名前がややこしい。 もうちょっと削れたんじゃないのかなぁ~・・・と思ってしまった。 結末は意外性があって後半は一気読みだったが あの「腹話術」はアカンでしょ・・・・。 「種馬」にも失笑・・・・・・・・・・・・。

    1
    投稿日: 2013.09.20
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    ベタな題名ではあったけど、何となく購入。過去と現代と大きく2つに別けながらも一つにまとまってて、最後はあーそういうことかー。確かに違和感はあったけど気付かなかったなぁと感心。少し寂しい終わりでもあったけれど、17歳であそこ迄達観して行動取れるって凄いな。

    1
    投稿日: 2013.09.08
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    面白いミステリ小説はいつもほとんど一気読み。この本は毎日少しずつ読み終わるために義務的に読んで、読了後、あーやっと読み終わった!次の本を読める!という感想しか残らなかった。

    1
    投稿日: 2013.09.04
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    第11回本格ミステリ大賞受賞作、という触れ込みだったので手にとってみたんですが… 自分には、恐ろしいほどの“変化球”でした。どこが「本格」? 反則ワザのオンパレードのように感じてしまったし、何よりも真相がw 犯行動機に毛ほども寸毫も共感できないなんてのは、さすがに他には中々ないものかも知れない。ただし、中身が面白かったりキャラクターが魅力的だったりすればそういったことはさほど気にならなかっただろうけど、この作品は気になりまくるw 分厚い上に、説明を省きまくる文体なので読み進めにくい。面白い作品の時の「一気読み」とは 対極 にあるような作品なので、間違ってもヒトに薦められない。 一部の内容を二部でなぞる展開と分かった時点でオチは誰にでも見抜けます。犯人当てクイズは、自分は皆目見当がつかなかった というか、途中からもうどうでもよくなって斜め読みw つか、どんなファンタジー設定で書いてんだろコレ?と首を傾げる描写が山盛りすぎる。 “探偵” ってのはいつから 『警察と協力して難解な事件を解決に導くスゴ腕のプロフェッショナル』 として世に認知されたというのか? 小説や映画だけだろうそういうのは? なにか現実でもそういうものだという世間一般の常識がいつの間にか出来上がったのか? 少なくとも私は現実でそんなの聞いたことがない なのにこの作品の中ではそれが常識としてまかり通っているらしいwww 現実の話じゃないよファンタジーとして読んでね、という意図だろうか? だとしても下らなくてツマらなさすぎるだろ? この作者の本は初めてでしたが、同作者の別の作品を読もうという気持ちはまったく沸かなかったです。 一応読み終わったから、この本はゴミ箱へいきます。

    0
    投稿日: 2013.09.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    旦那からの借り物。全く誉めてなかったので期待してなかったけど。 最初から読んでいて全く楽しくなくて苦痛だったのに最後それかいっ、て感じでした。 後味が悪いとかいうレベルじゃないもんなあ。 1985年の事件なのに舞台装置が横溝正史みたいだなと思ってたらほんとに舞台装置だったわ~ 私にはこれ以上どこをどうやっても貶し文句しか出てこないけど、本格ミステリとしては名作になるんでしょうか?全く理解できませんでした。 本格ミステリって意外性を追求するあまり、バランス無視した作品が増えてきた気がする。 二度とこの著者の作品は読まなくていい。

    1
    投稿日: 2013.08.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    すっごく面白かった! 1985年と2003年の2部構成。 主人公・種田静馬が自殺のためにやってきた村で出会った 探偵の少女・御陵みかげ。左眼が緑の義眼。 村にはスガル様と呼ばれる存在の女性がいて、 琴折家の長女に代々受け継がれて行く。 次代のスガル様である少女が殺され、 さらに三つ子であった彼女の妹2人とみかげの父も殺される。 2003年に再び訪れた村で、1985年と同一犯のものと思われる 同様の手口の事件が起こる。 そこで出会った、前みかげの娘・3代目みかげ。 1985年の推理は間違っていたのか? ネタバレ書いちゃう! 巻き添えだと思われていた被害者が、実は本当の目的。 1985年との事件は、みかげが父を殺すために 無関係の三つ子を殺した事件だった。 2003年、娘が母の犯行を解き明かして行く。

    1
    投稿日: 2013.08.05
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    ミスリードされっぱなしで、てんやわんやだった。その割に最後のトリックは少し拍子抜けした。簡単に騙されてしまったのですが・・・ ここまで人が何人も死ぬ必要があったのか読み終わっても疑問。。

    1
    投稿日: 2013.07.29
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    麻耶雄嵩さんは初めてなんですが、本屋さんでタイトルにひかれ 思わず手に取ってしまいました♪ いくらミステリーとはいえ、最初っから超能力者が2組も出てくるし 京極夏彦の『鉄鼠の檻』と同じような流れもあり、 なんだ、私にも結果がわかるじゃないと、 ちょいと軽い気持ちで読んでいました。 ところが、ところが最後のなんというドンデンガエシ 意外でした。考え付きませんでした!!! 面白かった~♪♪

    0
    投稿日: 2013.07.27
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    あえて禁じ手できましたよ。 にしても、何だかスカッとしない一冊でした。。 別に悪いわけじゃないんだけど、何だろう?全部が回収されてないからかな。 消化不良です。

    1
    投稿日: 2013.07.19
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    初めて読む作家さんでしたからなんだかよくわからなかったけどあー、ソレね。そういうことね。と思わずにはいられないというか途中コレもしかして?と思っていたことそのままだったから逆にだまされた感なしで気持ち的にはホッとしたが内容はちょっとソレ?みたいな感じです。

    1
    投稿日: 2013.07.18
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    小説として2003年の事件からラストは、好きではないがまだアリなのだが、1985年の事件での真犯人としては、ウーン。 今更、ノックスの十戒なんてと言われそうだが、ミステリなら…

    1
    投稿日: 2013.07.18
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    単行本が出た年のあらゆるミステリ賞で(悪の教典と同じ年?)見かけて気になっていた作品。やっとの文庫化で、読みました。 何気に麻耶作品の長編は初めてかも…? 見かけは派手だけど、マジメなミステリ。2代にわたってのドラマチックな展開が大好物でした。しかし、「みかげ」って名前が、某少女マンガの双子エスパー主人公を思い出して、ずっとそのイメージでしたw

    3
    投稿日: 2013.07.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2冊分の小説を読んだような読了感。 あっと驚くようなどんでん返しというより、なぜなんだと思う気持ちも否めない。 すべて話の中に書いてはあるけれど、実はこうなんじゃ…と疑いたくなるのは、私がハッピーエンドを好むからなのかもしれない。 物語当初の登場人物のラノベっぽさはさておき、ストーリー構成の意外性はW受賞は伊達ではないと思わせるだけのものであった。 読みごたえも含め、久しぶりに買って良かったと思える小説だった。 今度からおすすめ小説を尋ねられたらこの本の名前を上げようと思う。

    2
    投稿日: 2013.06.30
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    「ここまでひっぱっといて、結局それ?」感は否めないよね。 でも意外っちゃあ、意外か。 さすがにそれはないやろ、ってところやしね。でも、星は二つ。

    0
    投稿日: 2013.06.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本格推理小説だが、ただ単に犯人を推理するという単純なものでは なかった! 第1幕から第2幕に至る間に18年の年月が流れるが、第1幕はそれだけで十分物語が成立しているので、何故まだページがこれだけあるのか 不思議に思いながら読み進んだのだが、驚きの結末が待っていた。 隻眼の少女「みかげ」は、母親からその名を受け継いだ2代目の 探偵17歳。 事件が起こる村に自殺する為に滞在していた種田静馬。 村に伝わるスガル伝説になぞられて3姉妹(三つ子)が殺されていく。 その犯人を捕まえる為にみかげとみかげの探偵助手見習いという 形で静馬も係わる。 事件解決と共に静馬はみかげの為にも生きていこうとするのだが 突然みかげは姿を消してしまう。 それから18年後。 自殺したのだが未遂に終わってしまい18年間記憶を失い別人として 暮らしていた静馬が記憶を取り戻し、再び村を訪れ死んだはずの みかげと再会する。 再会したみかげはみかげの娘であった。 18年の時を経て母みかげが解決したスガル伝説の殺人が再び 起こってしまう。 娘みかげは母親の推理が間違っていたと判断し、自分が母親の 成し得なかった真犯人を捕まえると決心し、静馬と共に真犯人探しに 乗り出す。 そこには驚愕の事実が待ち伏せていた!!

    1
    投稿日: 2013.06.20
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    隻眼の探偵、御陵みかげの名をつぐ、 みかげの娘の御陵みかげ。 神が宿る、閉鎖された、一族の中でおきた、残虐な殺人事件の解決で探偵として華々しいデビューを飾る。 たまたま出くわした、自殺願望者、種田静馬。 ともに支えあい、事件を解決に導く。 …… この解決編あたりから、 ん?これは何の話? と、私の中で作品に対して猜疑心が芽生えた。 え、なんだこの展開は。 と。 本当は恋愛小説? それにしては感情の表現が雑だな。とか。 そして解決した後、 物語は後半戦に突入する。 始まりは18年後。 みかげの死をきっかけに 静馬が再び思い出の地を訪れるところから始まる。 そこで出会ったのは、 みかげのさらに娘の御陵みかげ。 そして、本当の事件の解決がなされる。 犯人の動機も、 犯行の手口も、 全く腑に落ちなかった… えぇ、オコジョ??! なにそれ。 私の考えた犯人ではなかったから、 少し驚いたけれど、 引っ掛かりが多すぎて 全く話に入り込めなかった。 そのわりに、ものすごくスラスラ読めた。 話がややこしいわりに、読みやすい。 ただ、みかげの魅力は存分に感じたから、 いつか3話連続spドラマとかで実写化されそうな気がする。 読まなければよかったとは思わなかったけど、 読んだあとに何の感情も残らなかった。

    2
    投稿日: 2013.06.20
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    色々言われてるけど、普通に面白かったですよ? 基本的にだまされに行くタイプなので、ちょいとした「?」はまあスルーできましたw 推理小説慣れしてない人には全く、ちっとも、お薦めしないけど、慣れてる人と、重箱の隅をつつかずに雰囲気で読める人にはお薦め。

    2
    投稿日: 2013.06.17
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    日本推理作家協会賞&本格ミステリ大賞ダブル受賞!の帯に引かれたのと、出だしの内容は良かったが、次々と起きる殺人事件、話の展開が速く食いつき易い。しかし、イマイチだった。 2部も、娘が出て来て、同じような事件が再発!展開がつまらない。

    2
    投稿日: 2013.06.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    麻耶雄嵩作品を読むのはこれで5冊目…だが、本当に同一人物の作品か?と疑うほど、クセがなくスルスル読めた。(ただ慣れただけ?) キャラクター設定も相俟って、なんだかライトノベルっぽい感じ。アニメ化したらウケそう。というか、アニメ化を前提に書かれたんじゃないか?と思ってしまうくらい。 日本推理作家協会賞&本格ミステリ大賞 ダブル受賞作ということだが、どうしてこれが? ……まあ、現場に残された手がかりには本物と偽物があり、どれを拾い上げるかで事件の様相が二転三転するというコンセプトが評価されたのかなあ、とは思うけれど……正直『鴉』の方が好きだなあ。

    2
    投稿日: 2013.06.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    山深き寒村で少女の首が切断されるという無残な事件が起こった。 とある理由でこの村を訪れていた大学生の種田静馬は、外部者ということもあり犯人として疑われてしまう。 その警察の疑いを見事な推理で晴らしてくれたのは、まだ十七歳の隻眼の探偵──御陵みかげ──だった。 犯人と疑われたせいで、みかげと共に連続殺人に巻き込まれることになった静馬は……。 日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞をダブル受賞した本作。 麻耶さんの小説らしく、キャラが立っていてとても読みやすい。 舞台は本格ミステリらしく、閉鎖的な村。 村にはスガル伝説なるものが残っており、今もなお神のように崇められている生き神様が存在している。 警察は介入するが、事件の解決は探偵が行う。 これだけ舞台が整っているとミステリ好きならわくわくすることだろう。 だが、されど麻耶さんというべきか…。 解説の方も「麻耶雄嵩を読むたび、私は何かしら悔しい思いをします。どんな悔しさなのか、うまく言えればいいのだけれども(以下、略)」と語っているように、読み終えた時ちょっと悔しい。 自分の推理が外れていたからだとかそういった悔しさではない。 私の場合は「また麻耶さんにやられた感」で悔しくなるのだ。 本格ミステリ賞を受賞しているくらいなのだから、きっと反則技ではないのだろう。ミステリ的に。 だが、個人的にはちょっとそりゃないんじゃ…という展開がなきにしもあらずだ。 それですっきりしない! ということは今回はないのだけど、色々思うところはある。 推理好きな方は、みかげの解決を待たずに推理して見ることをおすすめする。 この難問が解ければ、御陵みかげの名を告げるほどの実力があるということになるらしいので。

    1
    投稿日: 2013.06.05
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    推理は消去法がなんだかなあと言う感じ。ロジックロジックしすぎるのも考えものかな。オチは安定の麻耶節。

    0
    投稿日: 2013.06.05
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    文章自体は読みやすく感じて、スイスイ読めた。しかし、ストーリーが表面的な部分を追っていて、謎解きになって深層に入り込もうとされるのは少々気になった。ミステリーとしては少々フェアではないのが気になったが、逆にそこが評価が分かれるところかもしれない。 視点(主人公?)が、かなり単純な思考をしているので、相当読み込んでも謎がとけないのでは? 後半の探偵役は好感がもてたので、そちらをメインにして話をふくらませていれば、もっと楽しめたと思う。

    1
    投稿日: 2013.06.04
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    な、何とも言えない。 え、そんな結末?!って感じ。 大げさに推理して、途中途中の謎解き、犯人が毎回ひっくり返る展開は、私には小馬鹿にされたようなイマイチに感じる。

    0
    投稿日: 2013.06.01
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    久々に読んだ”摩耶雄嵩”には圧倒された。 閉鎖的な村、旧家、神代の力、伝承。何か起こらない訳がないという舞台の中起こる連続殺人。 事件解決に乗り出す隻眼の少女探偵。彼女は真実を見つけられるのか。 2部構成になっているのですが、小憎たらしい位に綺麗に乗せられました。 全体的に漂うレトロ感がこの話を一層守り立ててくれてます。  ライトなミステリに慣れ親しんだ方には少し根気が要るかもですが、ガッツリ本格をと望まれる方には是非。キャラがしっかりしているのと、長い割りに読みやすいので本格苦手な方も、是非。

    2
    投稿日: 2013.05.30
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    "スガル様"という独自の信仰を持つ寒村で起きた殺人事件に隻眼の少女探偵御陵みかげと、ある目的で村を訪れていた種田静馬の2人が挑むミステリーです。こうやって書くと横溝正史とか江戸川乱歩とか想像しますが、だいぶ違います。話自体は2部構成で、第1部は、主人公のみかげが水干姿でちょっとツンデレ入ってるし、静馬は頼りないしと最近流行りの組合せで、キャラクターミステリーといった趣の強い印象です。第2部では、突拍子もない結末になってます。ミスリード自体は珍しいものではないですが、ちょっとやり過ぎな気がしました。

    2
    投稿日: 2013.05.29
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    面白いには面白いが、、、、ちょっと無理っぽいところもある感がする。 横溝正史をおもわせるところもあった。例えば、設定や殺人の理由など。 ストーリーの展開は面白いが、組み立てが緻密な所とそうでない所が見えてしまうのが残念だ。

    2
    投稿日: 2013.05.25
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    久々にオチが面白い(funny)な作品に出会った。話の9割は純粋に事件の奇怪さや、主人公みかげの推理力、ストーリーの展開が楽しめる。 そして最後1割で真相が明かされたときの衝撃といったら!これは怒る人がいても無理はないと思うが、そのfunnyさに私は笑った。種田静馬… 笑。麻耶雄嵩は以前読んだ「蛍」が私的にはイマイチだったのでしばらくご無沙汰していたが、これを機会にまた他の作品を読んでみたいと思う。

    4
    投稿日: 2013.05.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    舞台設定や探偵の人物像が怪しげで独特。 山村の名家の当主(?)が神様としてあがめられている中、その跡継ぎが殺される。探偵役も名探偵だった母親の跡を継いで探偵になろうとしている隻眼の少女。 早い段階で推理がされて、案の定裏を欠かれたと思ったら、その後も二転三転。 裏が欠かれたことまでに裏があるという。 ここまでは、読み切れなかった

    2
    投稿日: 2013.05.25
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    表紙と文庫裏の紹介文だけなら、今ひとつかなーと思っていたところ、日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞のW受賞と帯にあったので、意外に面白いのかもしれないと購入。 が、期待はずれ。 行き過ぎたケレン味というのは、ちょっと痛々しい。 そして一度そう思ってしまうと、全てがそう見える。 隻眼の美少女探偵、というだけでもスゴイのに、常日頃から白い水干と赤い袴姿で扇を持っている。伝説の探偵だった母親の跡を継ぐため修行中。 それに対する主人公は、母を父に殺され、その父を自分が殺してしまったせいで、初雪の日に自殺をしたいと考える若者。 そんな二人が、地域宗教の伝説が残る地で出会い、初対面時にはお互いにツンツンしあったあげく、互いのファーストネームを呼び合うという結論に意地を張り合いながら合意。 あー。これ、高校の頃、文芸部の部誌とかで読んだことあるんじゃないかなー……的な。 地域的な宗教教祖の直系の娘が殺されるところから事件スタート。被害者は女子高生で、三つ子姉妹のうちの一人。 現教祖の母親は宗教的な理由で、屋敷の裏庭の、池の中島で暮らしており、普段はそう簡単に会えない。 ……というのもやっぱりちょっと、行き過ぎた感はある。 ケレン味とリアリティは相反するものだけれど、一つの作品の中に同居はできるものだ。ただ、この作品の中ではケレン味ばかりが目について、リアリティは感じられない。 「そこまでやらなくとも……」と思うだけだ。 ミステリとして最後まで通して読めば、そんなあれこれの設定にもある程度の意味があったのだなとは思える。 それは、○○な意味合いを持たせるために、象徴的な(あるいは寓意的な)モチーフとして機能するのは何だろう?と考えた上での設定なんだろうな、と。 ただ、それは水干じゃなくてもいいだろうし、宗教と教祖と三つ子じゃなくてもいいだろう。自殺志望の理由はそこまでじゃなくてもいいはずだ。 その式に対してその解で本当にいいのか、と端々でそう思ってしまう。 そしてそんな情報が多すぎるが故に、肝心のミステリがあまり頭に入ってこない。 なんだろう。「横溝正史+現代の萌え」なのかな。 情報ががやがやしすぎていて、文章そのものも個人的にあまり好まないタイプだったので、読むのに少々時間がかかった。 文庫の解説を読むと、この作品も割とこの作家「らしい」作品のようなので、この作家のファンなら楽しめるのかもしれません。

    0
    投稿日: 2013.05.24
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    そうきたか!!! っていう本だった。こういうタイプのミステリーは初めて読みましたわ。 確かに、すげぇ合理的だわなぁ・・・(゚o゚;

    1
    投稿日: 2013.05.24
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    2013/5/17読了。大掛かりなトリックはいいんだが、ちょっと無理があるというか、ツッコミどころ多いというか。あと文章がいまいち。全体的にチャチ過ぎるか。登場人物の心象も描き出せていない。まあでもキャラものとしてそこそこ楽しめた。特に終盤は。

    0
    投稿日: 2013.05.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    書店平積みで、かなり力の入った宣伝だなーと思い、購入。 やられた。まさかそんな種明かしとは。ということで以降またネタバレ。 長野の小さな山村で発生した殺人事件の解決に、美少女探偵御陵みかげが大活躍、と思いきや犯人はその上を行き、解決したのかと思えば18年後に再び悪夢が。宣伝文句風に枕詞を付けるとこんな感じですが、すべては巧妙に隠された偽装・ミスリードによる探偵デビュー戦だったとは。 途中は「ふーん」、って感じでしたが、最後の最後の種明かしは一気読み。まあ、反則な気もしますけどね。 全体的に現実感のない話だったかなー。まあ、あまりリアリティを求めるものではないのかもしれませんが、出だしから、父親殺して自殺しようとしていた、とか1985年の殺人が少女の手でそうやすやすと行われますかね?光恵さんのあとにそのまま納まるもんかなあ。動機もなあ、ないわけではないが、それでこんなに人殺す?最後も青酸カリでの自殺を許すか?こんな状況のあとで、娘の方は続けられるか? 種馬と言いながらも、「そのころの私は静馬に夢中だったから」の言葉が本心であったのなら・・・、なんて思ったり。どうなのかなぁ?娘のデビューのために、さらに殺人を重ねるとか、もう狂気だしねぇ。 殺人を犯した者が罰せられることなく、というのもなんとなく違和感あるし、自殺についてもなんだか軽くて。 表紙は良くできていると思いました。まさに御陵みかげをイメージしたモデルさんですねえ。

    3
    投稿日: 2013.05.16
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    日本推理作家協会賞&本格ミステリ大賞ダブル受賞!という帯見出しにつられて買ってしまった。 横溝正史のような雰囲気。龍ノ首の伝説、15歳の三つ子が次々に首を切断されて殺される。事件を解決するのに登場するのが探偵だがそれが17歳の美少女。これがまた生意気な少女。ワトソン役がその村に自殺に来た青年。なんか無茶苦茶な設定。まさにマンガの世界。登場人物の相関関係もなんか現実離れ。共感できる登場人物がいないのは疲れる。 こりゃひどいわ。なにが本格ミステリだ。謎解きについてはなんでもあり、みたいな感じでまともに読んでいたら呆れる。確かに、最後、「え~」って感じだがこの「え~」は、落胆の気持ち。 だから、なかなか読み進むことができなく、途中で何度投げだそうかと思ったか。 時間と金を返せ!(あくまでも個人の感想です。)

    0
    投稿日: 2013.05.11
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    お風呂で読んでいたら、 先がドンドン気になって、読み止められず、 困りました(笑) なんせ、名前が沢山出てきて、 これは誰だっけ???と始めのページで確認・・・ というのを結構繰り返していました。 お話は、面白いのですが、、、、 なんだか仕込まれすぎというか、 予想だにしない結論に落ち着いたところとか、 なんだかしっくりこない感じで、 後味的に、いまいちだな・・・って思ってしまった。

    1
    投稿日: 2013.05.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    <あらすじ> 田舎町で起きた幼女連続首切り殺人事件 事件を解決したのは隻眼(片方が義眼)探偵・みかげ(女) その助手は、その町で自殺しようとしてた静馬(男) 事件の最中、同伴してたみかげの父は犯人に殺され みかげは犯人を特定し詰め寄るが、犯人は焼身自殺してしまった みかげと静馬は事件の捜査中に愛し合ってSEXしたが 事件解決後、みかげは探偵として活躍し、静馬はみかげに捨てられ自殺した そして18年後・・・ 静馬は投身自殺したつもりだったが、一命を取りとめ 後遺症で記憶を失った状態で別の土地で暮らしていた そこで探偵として大活躍していたみかげが死亡したというニュースを見て 記憶を取り戻し、静馬は再び事件があった町を訪れていた そこで静馬は同じ場所で少女探偵・みかげと出会う! 何とそのみかげは18年前のみかげの娘だった そしてまた田舎町で18年前と同じ、幼女首切り事件が発生する しかも模倣犯の仕業とは思えない程、18年前と殺害方法等が酷似していた 18年前のみかげ(母)の推理は間違えていたのか? 今回の事件の犯人は18年前の事件と同じなのか? みかげ(娘)は、母と同じく静馬を助手にし事件に挑む <オチ> みかげ(娘)の父親は静馬で、真犯人はみかげ(母)で18年前は父を殺すため、今回は静馬を殺すために連続殺人事件を起こしたという

    1
    投稿日: 2013.05.10
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    推理は名探偵コナンばりに微妙でしたが、ストーリー展開はびっくりした。 舞台となる村のしきたりから人々まで、ぶっとびすぎ。 寒村に伝わる伝承になぞった殺人事件。 スガル一族の誰が犯人なのか… 主人公の静馬がかわいそうで後味が悪い結末。

    1
    投稿日: 2013.05.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    真相はどうかと思ったが、一応意外性のある結果とはなっている。 ただ、名探偵の淡白な推理が、途中から、あっ、これは絶対間違っているとわかってしまうのはどうかなと感じた。名探偵という存在をメタ的に取り扱うあまり、名探偵の事件に関する関わり方に人間性がなくなり、ミスリードのために無理やり間違った推理をやらされてる感がすぐ読み取れてしまうのは少々残念だった。 名探偵なんて存在しないかもしれない。作者の予定どおりの行動を取らされているかもしれない。それでもやはり、小説としては、自らを単なる駒ではなく、作中世界の一個の人間として存在していると自覚している名探偵を読みたい気がする。 麻耶雄嵩の作品は面白いと思うし、この作品はこの作品でありだとは思うけど。

    1
    投稿日: 2013.04.29
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    ビックリした結末だったけど(っていうか二部構成で二部の途中で犯人ってあの人かなって思ったとおりだったけど)面白かった。 ジャケ買いだったんだけどよかった。

    1
    投稿日: 2013.04.28
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    山深き寒村で、大学生の種田静馬は、少女の首切り事件に巻き込まれる。犯人と疑われた静馬を見事な推理で救ったのは、隻眼の少女探偵・御陵みかげ。静馬はみかげとともに連続殺人事件を解決するが、18年後に再び惨劇が…。日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞をダブル受賞した、超絶ミステリの決定版!

    1
    投稿日: 2013.04.28
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    とあるしきたりのある村で、神様を継ぐはずの娘たちが惨殺される… なんて書くと超正統派の本格ミステリのようだが、そこは麻耶雄嵩。こちらの予想をはるかに上回る着地点を用意してくれている。 序盤のボーイミーツガールものぽい展開も嫌いじゃないし、常に「ミステリ」という枠を自由に捻じ曲げては賞賛と罵声を同時に浴びてきた麻耶雄嵩以外に書けないアンチミステリだろう。 “血筋”にとらわれた狂信的な人間を描いた、強烈な小説。

    1
    投稿日: 2013.04.28
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    ロジカルな本格推理小説と見せかけて後半のネタばらしではトンデモ展開が続出。読んでいて思わず仰け反った。本書は推理小説の皮を 被った別種の小説だと考えた方がよい。

    1
    投稿日: 2013.04.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんだこの表紙。名探偵の誕生と退場、探偵の敗北、怪しい描写は大体伏線など作者らしい仕掛けは多く、理屈は通っている。しかし感情はそうでもない。麻耶探偵の推理を真に受けてはいけない。

    1
    投稿日: 2013.04.23
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    麻耶雄嵩の作品は意外な結末なのはわかるのですが、この結末はどうかと思う。まだメルカトル鮎シリーズのほうがいい。

    0
    投稿日: 2013.04.20
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    正直、面白くなかった。キャラクター(みかげ)が異質過ぎる。 とにかく過程が回りくどくて読み飛ばしたくなったし、ラストのどんでん返しは著者らしさを窺えたものの、シリーズ化は絶対にしてほしくない。 あの“カバー”も買うのが恥ずかしかった。

    0
    投稿日: 2013.04.16