Reader Store
私を知らないで
私を知らないで
白河三兎/集英社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

225件)
3.9
57
74
52
7
5
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    所々にあるおしゃれな表現、一人称視点ならではの主人公の一癖ある考え方、かなり切なくてどうしようもない境遇や恋愛模様、最高でした。 読み終わった後の余韻たるや! これきっかけに白河三兎のファンになりました。

    0
    投稿日: 2026.01.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    図書館で借りて読みました。読んでいれば面白くなるかな?と思って読み進めましたが、最後まで読んで、私にはあまり面白さが理解出来ませんでした。感情移入がどの登場人物にも出来なかったし、ラストに向かって得体の知れない気持ち悪さを感じました。上手く言えませんが、人の生涯に関わる大きな決断、しかも絶対に後戻り出来ない決断を中学生が訴えてそれを実現させてしまう両親に、リアリティの無さを感じました。あと、キヨコを助けたいなら自分の経済力で何とかしないのも(まあ、中学生だから出来ないのは分かるのですが)私には無理でした。あと、大人になってからの慎平の彼女、結婚相手になるかも知れない相手に対してメチャクチャ失礼な関係になるかなとか考え出すと、読後が良い作品ではなかったです。 美人でミステリアスな同級生がデレる様子を楽しむなど、ライトに楽しみたければ良い作品ではないでしょうか。

    0
    投稿日: 2025.11.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    「キヨコ」はタフで、でもそのタフは痛みを感じないんじゃなくて、痛みに耐えるタフさなんだと思う。 そのタフさで弱くて嫌いなコンプレックスだらけの醜い「進藤ひかり」を「キヨコ」は隠していたと思うと胸が痛い。 無駄に真っ直ぐな高野とどこか淡白で薄情なシンペー。 キヨコを助けようとする二人は全然違うけど両方とも間違ってなんかないと思う。 個人的に印象的だったのは 「誰かの屍の上に俺らの世界は成り立っている。だけど、謝るな。償うな。死者の恩恵を受け入れて無駄にするな。それが嫌ならとっとと死ね。(要約)」 とシンペーがある事件がきっかけで引きこもりになった高野に言いはなった場面。 みんなが受け入れたくないことだけどそうすることはきっと間違ってない。 だから「キヨコ」も胸を張って幸せになれますように。

    4
    投稿日: 2025.08.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    私を知らないで 銀行員の子供として転入を繰り返しているが故に、シニカルに一歩引いて考える主人公の少年と同じ時期に転入してきてクラスを揺さぶるもう一人の少年。そして、クラスから無視されている美少女。 様々な学校でのエピソードによって微妙に変わる三人の関係が、学園祭と通り魔事件で大きく動くとき、少女の秘密が。。。 竹蔵もひねた性格なので、ある程度は理解できますが、こんな中学生いないだろう?というところが残念です。 それから、少女の謎もある程度途中で推測できてしまうところもいまひとつ。 この作者の物語は、プロットや謎から組み立てる作り方だと思いますが、もう少しそれを見えないように組み立ててくれると良いのになあ。 竹蔵

    2
    投稿日: 2025.08.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最近読んだものの中で一番面白かった。事前知識ゼロで読んだのがよかった。甘酸っぱい青春系か?と思って読んでたら伏線回収してきてうわぁぁ…となった。

    2
    投稿日: 2025.06.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「辛い現実をいっぺんに受け止めきれないから泣いて少しずつ現実をほぐそうとする。きっと人間はそう創られているのだろう。」

    1
    投稿日: 2025.05.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    やれやれ系主人公が出てくるライトノベルっぽくて、チープな感じ。学校の閉鎖的な環境や思春期の心理描写の複雑さの描写にはあまりリアルさはない、というかキャラ立ちだけしっかりし過ぎていてなんか浅い。心理描写をしっかり描いてほしい私にとってはあまり好みではなかった。 後半にかけてリアルさに欠ける展開と、わざわざあえて捻った様なオチにはちょっとシラけてしまった。あのオチにするなら、キヨコが高野に惹かれた理由をもっと深掘りして欲しい。中学生が大人になるまでずっと同じ相手を思い続けるって相当凄いことだと思うし、だからこそそこは丁寧に描いて欲しかった。仮にこの物語が現実にあったとして、描写されてるシーンだけを考慮したら、普通の感性ならキヨコは黒田が好きになりませんか。

    0
    投稿日: 2025.05.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一生懸命読み進めたけど、読みきれなかったです。 私にとって読書は、わがままが許される自分の趣味なので、つまらない本、読みたくない本は、今読まなくてもいいや、と簡単に読むのをやめていいということにしてます。なので、こちらも、しばらく頑張ってたけど、、半分くらいで諦めましたm(_ _)m 本を読んでると、自分の苦手なジャンルが分かるのもいいですね。どんな本でもとりあえず読んでみて、自分の世界を広げる、というのもとっても素敵なやり方だと思います。でも、とりあえず今の私には苦手な本でも挑戦!ということが出来ないので… 今回この本を読んで、私の苦手ジャンルがまた一つ知れたのは良かったです! 不思議系キャラ、本当は美人なのに、クラスメイトの前では1人でいて、誰かの前では、本当の姿を見せれて…みたいな。上手く言えないんですが、クラスでは浮いてるけど本当は〜〜みたいなのが、とりあえず今の私には苦手。 あとは、逃亡系。 ファンタジー。 でも、そんなの数年後の私はまた変わってるかもしれないので、そこは頑なに避けずに、また時が経ったら読んでみようかなーと思います。 きっと、頑張って読み進めたら面白い世界が待ってたかも知れないから、もったいないことしてるのかも、と思うけど、それはまた次回のお楽しみにしたいと思います。

    0
    投稿日: 2025.05.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2014年ナツイチ冊子。 やれやれ系の男の子の青春物語か、とあまり期待していなかったけど面白かった。 少年たちの友情、謎に包まれた美少女、クラス内のヒエラルキーとミステリーとてんこ盛りだけど綺麗にまとめてくれた。 結末は好みが分かれると思うけど私は結構好き。

    0
    投稿日: 2025.04.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    図書館にて借りる、第222弾。 (神戸市図書館にて借りる、第31弾。) 非常に満足度は高い。 ヤングアダルト系の小説だが、バカにできない。 上手くまとまっており、面白かったと言える。 星は4つ付けても良いだろう。

    0
    投稿日: 2025.04.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ミステリー要素もありつつ楽しく読めたが、ラスト。そこに着地するのねという感想。中学生の学校生活でのヒエラルキーや、人間関係なんかはリアルだった。しかしラスト。これは好みが分かれると思う。私の好みではなかったが、こういうお話が世の中にあっても良いのかもしれない。

    1
    投稿日: 2025.01.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    白河氏のデビュー作を読み、若干消化不良であったが積読していたこの作品はどうだろうと読んでみる。 残念ながらこの作品も個人的には非常に消化不良であった。 中盤、高野が不登校になった行やキヨコの祖母の話など意外性を感じ引き込まれた面はあるものの、最後の展開は流石に強引ではないだろうか。 全て黒田の視点が語られているためにキヨコや高野の心情変化が本来はもっと深く複雑だったのだと思うが、その辺が上手く伝わってこなかった。ちょっとご都合主義すぎないかと感じてしまった。 白河氏の作品は何作か読んだがちょっと自分には合わないのかもしれない。

    1
    投稿日: 2024.12.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    シンペーの彼女のファインプレーが印象的。 終盤はそんな展開ある?!って驚きました。まあ、みんな幸せならOKです。笑

    0
    投稿日: 2024.11.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「お見事」と言いたくなるような技巧が散りばめており、読み終わった後すぐに再読したいと思った。内容もおもしろいが、重苦しく、それでいてあの終わり方では都合が良すぎるのではないかともやもやする。では、どういう方法であれば納得でき、かつ主人公たちが報われたのだろうか。何度でも読んで考えてみたい。

    0
    投稿日: 2024.10.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    キヨコ黒田高野!! キヨコには切実に幸せになってほしい 黒田の少し不幸を抱えていてタフな人に惹かれるの共感できる

    0
    投稿日: 2024.06.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    個人的に今までの本の中で1番好きだった。 クラスで1番綺麗なキヨコと黒田が最後に、兄弟関係になるとは思わなかった! ※キヨコのおにぎりと暗黒茶ぜひ飲んでみたい^o^

    0
    投稿日: 2024.02.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公がやけにませていて、その大人っぽい語り方が面白い。物語全体を通じて、論理的だけど退屈にならない文章だ。 普通とは何か、議論が盛んな現代だが、案外普通とは端的に表現できそうだ。普段の生活で違和感を感じないことであると私は考える。

    0
    投稿日: 2023.12.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    転校生の主人公とクラスの遠巻きにされている女子「キヨコ」のお話。 普通の中学生ものかと思いきや、後半各々の家庭事情がつまびらかになるにつれ事件が大きくなっていく。最後は上手くまとまった感じになったけど、もう少しその合間の出来事を読みたかった。

    0
    投稿日: 2023.07.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    中2の思春期、引っ越し族の心理と開き直り、取り巻くクラスの視線や教師の対応など皮肉も込めた鋭い洞察に感心して読み進めたが、ひまわりの花が出て来たあたりから話が変な方向へ行ってしまって白けた。

    0
    投稿日: 2023.01.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    あらすじに惹かれて読み始めたが、ものすごく夢にあふれた内容だった。結末は意外だったが、その他はすぐ予想できる展開。 読んでいて飽きた。

    0
    投稿日: 2022.10.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    転校生、クラスから無視される美少女、閉鎖的な街、そして謎。ミステリに必要な要素が散りばめられていて設定だけを切り取ると綾辻行人さんの『Another』のように思えた。ジワリと展開する物語で華々しいわけではないが読者を離さない。抱える秘密に気づいてタイトルを理解したときゆっくりと噛み締めるような良さがあった。

    1
    投稿日: 2022.08.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルや裏の説明書きにある「キヨコ」の不思議さに惹かれて読みはじめた。登場人物は一人一人過去や現在に話したくないことを抱えており、それらの奇妙な人間関係が物語の中心となる。キヨコは高野と付き合ったが、高野が不登校になったあたりから黒田とキヨコの付き合いが長くなりどのような関係になっていくのかというところも読んでいて面白かった。また後半にかけてキヨコの秘密がどんどん明らかとなるところも必見であり、ラストの「終章」では黒田の大人になったときの描写でお姉ちゃんが出てきて、お姉ちゃんなんていたっけ?と疑問に思った。しかし、ドイツ製の家電屋の話からもしかして?と思ったらそのまさかのキヨコが養子となり黒田のお姉ちゃんになっていたことを知り驚いた。黒田や高野(アヤは分からないが)が両親に幾度となく説得したおかげでキヨコは普通の生活を手に入れられたと知ってホッとした。最後に「序章」の話に繋がり納得した。

    0
    投稿日: 2022.08.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読書好きでよかったと思わせてくれる一冊。 タイトルの意味がわかり始める一節を目にしてから 目眩く展開、丁寧に描写される感情の機微。 おもしろかったなー! ジャンルが一言で言えない感じも好感度高い。 好きなのに、嫌いって言ってる、のに、 好きなことがありありと伝わる文章もステキ。

    1
    投稿日: 2022.07.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    たくさんの本を読んでいると、どうしたらこんな話思いつけるのだろうと思う作品に時々出会う。 「私を知らないで」もそんな話だった。 転校して行った先に綺麗で目立つが無口な女の子がいる。ここまではよくある話だ。 しかし、そこからの展開や、何よりラストに驚かされる。 ジェットコースターみたいな刺激ではなく、じんわりと尊敬の念が溢れてくる、そんな読了だった。 楽しかった。

    1
    投稿日: 2022.06.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    閉鎖的な空気を描くのが上手。 中途半端な田舎地域、高校という排他的な空間・・・そこで飛び交う尾ひれのつく噂。 都会で生まれ育った自分からすると「くだらない」と一蹴したくなるけど、これこそがリアルなのかもしれない。

    0
    投稿日: 2022.05.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アヤがさりげなく良い働きをしていたところが好き。 主人公が友達に訴えかける言葉も、独特な言い回しがあって面白かった。 想いが強いからこその選択だけど、その想い自体は一生報われることはない。複雑すぎる…。 他の本も読んでみたい。

    0
    投稿日: 2022.04.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    そういう結末が!とびっくりしたけど、そうなったらいいのになという幸せな結末だった。現実ではなかなかに難しい選択だが、小説の中くらいこうであってほしい

    0
    投稿日: 2022.02.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ストーリーは面白かったけど、中学生がこんなこと考えるかな?という違和感はある。 学園祭のところは無理がないストーリー展開で特に面白かった。 最後は都合の良い大人が解決して、うまくいきすぎるところが消化不良だった。 大人にしか解決できないことがあるんだろうけど、都合が良すぎるかなぁと思った。

    0
    投稿日: 2022.01.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ちょっと冷めた主人公の思考が面白くて、すらすら読めた。軽い気持ちで読んでいたのに、後半で泣けました。

    0
    投稿日: 2021.11.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    なんとも……なんとも切ない気持ちに。 積読だと思ってたら読んだことがあったみたい。 文章の節々であっこれ読んだなと思った。 この結末は、きっと多分キヨコが『普通』に生きてく為に1番の選択だと思う。 ハッピーエンドだしこれが最善だと思う けど、、、ラスト1ページで 切なさが凝縮されすぎててまさに心に刺さりました… タイトルがいい。 あと、作中何気なく出てきた文化祭の出しものが、 あの説明があったからこそこの展開も頷けて、 あ〜さすがだなぁ〜と思った。 こちらの作者さんは、この作品しか読んだことないけど 他も読んでみたい!

    0
    投稿日: 2021.09.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    おもしろかった。 最後の方はどうしても早足になって 説明的になってしまう 最後のどんでん返しが 勿体ない気がする。

    0
    投稿日: 2021.09.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    「みんなに感謝してほしい。食事の前後に。服を買う時も。寝る前も。死ぬ直前にも手を合わせて声に出して感謝してほしい。そう感謝するべきなのよ」 「僕、生まれて初めてあの言葉を使うよ。あれを言うのは今しかないって感じだ」 「のび太、心の友よ!」 「僕はのび太じゃねぇ」 「俺はジャイアンでもねぇし」 僕たちはインターホン越しに笑い合う。 一人の方がラクだと言うのは簡単だ。自主的に一人になるのもそれほど難しくない。でも周囲の意図により一人にされるとかなり堪えるのだ。予想の何十倍も効いた。無視いうのは見ないことじゃなかった。その反対だ。常に監視されている。正しく無視するためには僕と一定の距離を保たねばならないのだ。だからみんなは僕の動きを把握しようと注視する。 狡猾な生徒たちだ。自分の心を穢さずに人の心を削る方法を知っている。 もちろん死は哀しい。でもそれで終わりじゃない。その先がある。遺された人たちには未来がある。哀しみをコンパクトに携帯するすべを習得し、前へ進まなければならない。 大人たちは言う。教室の中のことしか知らないのが子供の弱点だ、と。でも僕たちは教室の中のことだけなら大人よりもずっと深く知っている。 それはキヨコの求めた『普通』ではない。足踏みや回り道のない人生。みんなが当たり前のように享受している普通の人生を送りたいのだ。高校、大学と進学し、普通に就職して、普通に結婚して、普通の家庭を築くことをキヨコは望んでいたのだ。小さな望みだ。同級生同士でそんな話をしたら笑いものにされるだろう。でもキヨコにとっては高いところにある望み。精一杯手を伸ばしても届かなかった望みだ。なんでだ?なんでその小さな望みを誰も叶えてあげられない?世の中にはお金は溢れ返っているし、親切な大人だって少なくないし、古今東西いたるところに神様が蔓延っている。それなのになんでキヨコに『普通』を与えられないんだ? この作品がおもしろいのは、こういった登場人物たちの多くが、見たままではなく、本人が思っているままでもない、ということが次第にわかっていくところだろう。

    0
    投稿日: 2021.09.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    以前新聞の書評を読んで、「読みたいなー」と思っていたら、今年度から配属になった学校図書館で発見。夏休みに読むことにした。 主人公の黒田慎平が、中学時代の記憶を辿る形の物語。 舞台はおそらく、田園都市線の「たまプラーザ」駅周辺、横浜市青葉区美しが丘と呼ばれるところだろう。 慎平の父親は銀行員で転勤族。 転入生となるのは4回目の慎平は、どうしたら目立たず空気のようにクラスに溶け込めるかを、熟知している。 でも、この学校は一筋縄ではいかなかった。 あからさまなイジメや暴力はないが、「キヨコ」と呼ばれる美少女1人を完全な「無視」のターゲットにしている。 「キヨコ」にある「影」が気になり、彼女のことを知りたいと思うようになる慎平。 そんな折、慎平とは違いゴルフが趣味のキラキライケメン転校生、高野三四郎がクラスに加わる。 クラスのルールに縛られずに「キヨコ」に関わる高野と、ルールの及ばない場所で「キヨコ」とコンタクトをとろうとする慎平。 3人の微妙で不思議な友情と恋のバランス。 3人それぞれが抱える家庭のバックグラウンド。 なかなか読み応えがあったが、主人公たちが中2ということは、読み手を中学生と考えていないこともないのだろうなぁ… 大人たちは言う。教室の中のことしか知らないのが子供の弱点だ、と。でも僕たちは教室の中のことだけなら大人よりもずっと深く知っている。p210 学校は怖い世界だ。綱渡りのように危うい。足の指一本の動かし方で、ちょっとした風向きまでまっ逆さま。p215 など、中学という窮屈な世界を見事に表現しているのだが、主人公たち3人それぞれの背景がそれぞれに複雑で、物語全体が少し冗長な気もする。 漢字遣いが難しい物もあり、中学生が読むならルビが欲しいなぁ、と思う部分もあった。 2021.8.23

    22
    投稿日: 2021.08.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    単に、中学生のリアルな学校生活における、シニカルな恋愛ものだと思っていると、突然足もとをすくわれることになる。読んでて私も気付かぬ内に、重要なテーマを掲げられていた。 人間には、良いところも悪いところもあるということ。難しいのは、時に悪いところを出さないと、自分自身が駄目になってしまうかもしれない状況もあるというのは、言い換えると、誰かを犠牲にして、自分が成り立っているのかもしれないということ。私も時折、感じていたことがあるので、その点は、説得力があるなと思いました。 ただ、逆に「キヨコ」のネタばれ要素は、少し違和感があるように感じたけれど、それを差し引いても、きちんと「シンペー」の成長物語になっているところや、大人が読んでも頷いてしまう、印象的なフレーズの数々には、色々考えさせられました。 「人生に恵まれていると感じる人は他人に優しくしてほしい。自分が恵まれていないと感じる人は、それでも他人に優しくしてほしい。」 はあ、やっぱり人生って辛いよね。分かってるよ、そんなこと。でも、この作品を読んだ後は、少し心の負担が軽くなったかもしれない。 それにしても、シンペーには最初から最後まで、感情移入できました。最初は、冷静沈着すぎる野郎だと思っていたが・・ネタばれが多すぎて書けないのが残念。一味違う青春ものを読みたいのなら、お勧めします。まあ、あのエンディングはね。ああいう終わり方でも意外に・・シンペーは本当にいいやつだよ。

    13
    投稿日: 2021.06.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    「プールの底に眠る」から二冊目の白河作品。白河三兎の登場人物はみんなかなり理屈っぽいのだ。たしかにそれが少年少女期の一つの思考回路であったりもするけど。 だから少し発想や展開に鼻白むことがないとは言えないいが、甘ずっぱさや軽快さに惹かれ読まされてしまう。ぐいぐいと。きらいなわけない。 特に学生時代にはそんな生徒間での機微があったのかなんて気づかない鈍感な青春を過ごしてしまった自分には、面白く追体験した。 途中、重い暗転(ばあちゃんの事)があるなと早々に気づいてしまったけど、気になって一挙に読んだ。どう話を落とすんだって。 ハッピーエンドな感じだけど、未来永劫に続きそうな主人公の苦しみを想像するとなぁ。ハッピーエンドなのかな? 正直いうと自首するところまでは、よい作品と思った。 そこから先の解決編は解決に感じないしファンタジー過ぎる気もするし、それを引きずってか恋愛成就もストンとこない。シンペーは一生子供の頃から被ってたような仮面をつけて、一生自分を凍結して生きるのか。 自首で終わるストーリーもあったんじゃないかな。それじゃ「薄情」すぎるか。

    0
    投稿日: 2021.03.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    達観したような主人公(黒田くん)が嫌いだったけど、人の繊細な気持ちの変化に気づいて、望むような行動ができて、好きな子に言い訳したり子供らしい一面もあってますます嫌いになった。 序章で「好きな子が結婚したのかな?」って感じたけど、最後の展開は予測できず話にどんどん引き込まれた。 黒田くんは達観してるようで、じぶんの恋には本当に気付いてなかったんやなあ。 キヨコの結婚相手は高野くん? ミータン(クラスのボス)もアヤも好き。 人は生まれた環境で生き方や人間関係をレールにはめられてしまうように感じるけど、それだったら救われないから、過去の原因を追求するんじゃなく、自分で未来を切り開いていきたい。

    0
    投稿日: 2021.03.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    転校先で出会った、孤立している美少女のキヨコと、新たな転校生の高野。 キヨコのおにぎりが、シンプルなのに凄く美味しそだった。 しんぺーと高野、そしてキヨコの複雑な恋愛を通り越した関係が良かった。 ラストは意外な展開でしたが、キヨコには幸せになって欲しい。

    16
    投稿日: 2021.03.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読んだのが1ヶ月前なので、タイトルを見ても どんなのだったかサッパリ思い出せなかった。 というまるっきり思い出に残らない本。

    0
    投稿日: 2021.01.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    中学生としてはその過去から常に冷めた客観的な思考を持つ主人公が転入した中学で出会う、キヨコとの奇妙な関係。 向日葵、うさぎ、里親制度、通り魔事件、年金不正受給など多くの伏線が張られており最後まで読者を楽しませてくれるし、何より中学生の心の襞をとても的確に、納得性を帯びながら提示してくれる。 第13章大当たりでの表彰シーン、第14章高貴での父子のラーメン屋でのシーン、第15章もっと陽のあたる場所でのキヨコとの絶頂の戯れ、第16章道化師での滑り台下での告白で、冷めた主人公の感情が開放され躍動し、盛り上がります。 主人公にとっては少々残念なラストではある。高野家がキヨコを養子にする展開を読みたかった。 作者の他の作品も気になりました。機会があれば手に取りたいです。

    1
    投稿日: 2021.01.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ちょっとしたことで壊れてしまう、脆い儚い心をもった中学生達の青春が詰まっている。 予想出来ないラストでした…。

    0
    投稿日: 2020.12.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この小説に書かれているのは何か? 家族か、恋愛か、青春? 成長、共感、嫉妬、孤独、愛情、友情、希望、絶望? 全部だ。 20の章に細かく分けられた物語は、その一つ一つが起承転結の立ったエピソードで成っており、メッセージ性もある。 エピソード同士は深くかかわって、ある出来事の伏線になって、読者に先を読ませない展開を生む。 これは白川三兎の作品に共通する構成力だ。 しかし構成力ばかりほめても仕方がない。 ストーリーが面白い。 クラスから無視されているキヨコと、転校生のシンペーの交流。 こういうあらすじで端的に伝えるのが難しいほどいろいろ起こる。 キヨコの抱える秘密には途中で気づいてしまうかもしれないが、いつ訪れるかもしれない「その時」にハラハラしながら読み進めることになる。 秘密に気付かなかった場合は、エピソードの落差に驚愕することだろう。 山があって谷があって、とにかく揺さぶられる。 それほどのめりこんでしまうくらい、印象的なシーンが多い。 とはいえ、やはりピークは魔女の宅急便を真似るところだろう。 ツンツンしたキヨコがとあんなかわいい一面を見せてくれるとは。 それが影響するラストもいい。 普通の生活のために感情を抑える。 切ないとしか言いようがない。 いやあやはりラストだね一番は。 本当に物語が作りこまれていて、ご都合主義に見えるところもちゃんと理由付けがなされている。 たとえば、ラストに向けてはシンペーの生い立ちやアヤの功績が影響している。 アヤはシンペーと別れても、彼に後押しされたことを支えにして頑張ったんだろうな。 とすると、シンペーが親を後押ししたともいえる。 いじめ問題の解決にしても、ミータンはもともと友達思いのやつなのだ。 金原瑞人の解説にもあるが、「登場人物たちの多くが、見たままではなく、本人が思っているままでもない」のだ。 キヨコにも原因はあったし、暴行を加えたわけでもない。 比較的受け入れやすい解決ではないか。 キヨコのシンペーと高野に対する態度には終始悶々とさせられたが、ラストに影響してくるとは。 恋とはやはりままならないものだと思った。 振り回されるのが醍醐味の一つだから、あまり細かく書けないのが歯がゆい。 面白い小説に限ってうまく言葉で表せない自分の文章力も悔しい。 でもたくさんの人に読んでほしい小説だ。

    0
    投稿日: 2020.10.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    言い回しがちょっと難しいとこもちょこちょこあったけどテンポが凄く良くて、会話が少しラノベ調なとこもあって読みやすかった なんだかなあ、色々心に残る文があって面白かったけど、もどかしい終わり方で、よかったんだろうけどよかったのかなあと…。

    0
    投稿日: 2020.09.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    かなり昔に読んだことを思い出し、記録。 皆さんと同じように、(大人ももちろん楽しめるんだけど)中高生に読んで欲しい本。 白河三兎さんの本は 10代ならではの、揺れ動く心を描いてくれる。 私たちはそれを読んで、 その気持ちが 自分だけが孤独に持っているものじゃないってことを知ることが出来る。 ブクログに登録がないけど、 『総理大臣暗殺クラブ』は更におもしろいです。

    0
    投稿日: 2020.07.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読んでいく中で違和感があっても、フラットな気持ちでひとまず読み進めてほしい。予想をさらに上回る結末が待っている。主要人物の中学生たちは、子どもなのに、まわりの子どもたちよりも一足も二足も先に世の中の道理を知ってしまった。わたしに彼らの気持ちを救うことはできないし、簡単に「分かるよ」なんて言葉もかけられない。自分のことは自分でタフに受け止めて、進むしかないのだ。「キヨコ」のように。 印象に残ったフレーズ「古今東西いたるところに神様が蔓延っている。それなのになんでキヨコに『普通』を与えられないんだ?」神様に対して「蔓延る」という言葉を選んだところに、世の中の不条理や理不尽さ、やるせない気持ち、この作品の真髄があるように思う。

    0
    投稿日: 2019.11.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公とその友達が変わってる感じを受けた 普通とはちょっと違うというか 転校生の主人公とクラスの中で無視されている女の子 ともうひとりの転校生が中心になって物語は展開する 前半で出てきた出来事が後半になってそういうことだったのかということがたびたび この著者はそんな展開がお好みなのかなとも感じました 中学生にしてここまで考え、発言できるものかなと 思ったりもしました 後半、終章の展開もまた楽しめました

    0
    投稿日: 2019.10.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    あぁ、出会ってしまった。 心がぎゅっと掴まれて虜になる作品に。 この歳になると少年少女ものってとっくきにくいというか変に避けちゃうところがあるけど、いやいやそんなことない。ちゃんと感性に染み渡る。 主人公の成長物語でもあるし、ミステリーでもあるし、恋愛ものでもある。言葉の言い回しが好きなタイプだし、ここぞって時のセリフが突き刺さる。シンペー、高野、キヨコそれぞれのストーリーとターニングポイントに関わる物語は個別に魅力的だし、それぞれが絡み合って構成するこの小説は本当に上手く語られている。 脇役だけど、ミータンとアヤも存在感が光っているし、前半の学園ストーリーはほのぼの感があって、スクールカーストも取り扱って、そんな時代あったなぁと懐かしみながらきゅんきゅんしつつ読み進めていった。 後半の真相究明からはミステリー要素が前面にでてきてハラハラするし、ラストなんて叫びたいくらい切ないよ!シンペー!! 何はともあれ良い出会いでした。その他作品も是非挑戦したい。

    0
    投稿日: 2019.08.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    プロローグがずっと頭に残り、気になっていたので読み進めましたが主人公の冷めた感じや中学生のヒエラルキーが最初は読んでいて楽しく感じられませんでした。自分も似たようなことを経験していたからかもしれません。でも彼らが背負わされてしまったものがわかってくると、一気に読み進めるしかありませんでした。年を重ねて大人の世界を知ってしまった私にはちょっと理想すぎる展開もありますが、それでもほろ苦い読後感も運んでくるプロローグに繋がるラストは素敵だと思います。メフィスト賞を取られたというデビュー作も読んでみたいです。

    0
    投稿日: 2019.06.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    恋愛小説ってあんまり好きでないんだけど、これ結構好き。 背面あらすじに「青春小説」ってなってるけど、めちゃめちゃ恋愛小説なのではないかと思う。 ちょーせつねーな、おい。って感じ。

    0
    投稿日: 2019.04.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    11月上旬の新聞の読書欄でその存在を知ったものの、約一カ月のあいだ品切れで手に入らず、12月上旬に第2刷をようやく入手。(初版が少なかったということか) 父親の都合で転校を繰り返している中学生の「僕」と、同じく転校生の高野、そしてクラスで誰にも相手にされないキヨコの3人を中心とした物語…と書くと青春小説のように思われるが、実はこれは家族小説だ。「僕」とキヨコには家族にまつわるいわくつきの過去があるのだろうと想像はつくのだが、それがなかなか表に出てこないので、ストーリーがどこに向かって展開するのかまったく読めない。 出し惜しみをするかのようにところどころに出てくるハッとするように美しいフレーズが、この読めない展開に拍車をかける。そして、意表をついたラスト。こんな終わり方になるとはとても予想できなかった。 心に刺さるいい小説。

    1
    投稿日: 2018.11.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    偉そうなことを言いますが、しっかりと練られた隙の無い小説が私は好きだ。 多分殆どの小説がそのように作られていると思うのだけど、時々『このくだりは必要だったか?』とか『結局あそこで出たあれは何だった?』とか『この場合はこうだろう』とかちょっとでも思ってしまうと途端に興醒めしてしまう。 因みに私が思う隙の無い小説ってのは万城目学さんの『鴨川ホルモー』と『ホルモー六景』、恩田陸さんの『ねじの回転』がそれかなと思う。 そこに青春的なワクワク感や家族愛などの要素が加わるとたまらない。 この小説はまさにそれ。 序盤のキヨコはギリギリ気持ち悪がられないところの謎めき具合が絶妙で、キヨコの行動が大きくなっていく度にワクワク感が広がるスピードもこれまた絶妙。 狙い通りなのか、小説の一区切りと言える文化祭のフィナーレの場面でワクワク感は最高潮で気持ちが良いこと良いこと。 終盤にかけては序盤から蒔いた布石を丁寧に丁寧に拾い繋ぎあげて後味もさっぱり。 さらに『家族とは親が子に与えるものじゃない。親子で築きあってできるものだ』のところで涙がこぼれないようぐっと顔を上げさせる。 なんて憎い小説だ……だからこの小説が好きだ。

    0
    投稿日: 2018.11.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    おにぎりが美味しそう。最後以外、変化がへんに浮かずに自然なところが良かった。特にキヨコが蔑まれなくなる部分がさらっとしていて落ち着いていて、キヨコの反応も含めてすき。

    1
    投稿日: 2018.10.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    転校生の僕とクラスから無視されているキヨコとのお話 大切な子ども時代に 子どもとしていられなかった 二人のお話でした はやく 大人になりたいと その気持ちは わかりすぎるぐらいわかる でも 今思うと 子どもが子どもでいられるってのは 幸せなことなんだなと・・・ 二人のそっけないんだけど 繋がってる 信頼してる感が うらやましかった 自分にもこんな友がいたらと・・・ すべてをなげうっても助けたいと思える 思い会えるそんな関係に ただただ 切なかった

    2
    投稿日: 2018.08.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ミステリ要素がストーリーに心地よく絡んでいて無駄のない作品。居場所を見つけられない主人公の成長と真相が明かされてからの悲しくも前向きになれそうな真実。印象の反転も心地よい作品。

    1
    投稿日: 2018.06.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    二人の転校生と謎の少女が描く日常かと思いきや、最終的には全てが些末に思えるほどの突き放しぶり。 読んだ後の印象がラスト数ページ分しか残らないほど序盤は普通の日常だったなと感慨深くなる。

    0
    投稿日: 2018.05.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    何度も鳥肌が立ったし、ゾクゾクした。何このお話、面白すぎる。 キヨコが高野と付き合った時、びっくりした。シンペーが可哀想にも思ったし、運命って残酷だなあと思った。一つ選択が違っていれば違う結末になることって本当は日常にありふれているんだなと思った。 でも、シンペーはきっとキヨコが一生忘れられない恋の相手なんだろうけど、燃え上がって追いかけるような感情ではないんだろうな、とも思う。穏やかに、誰よりも幸せになってほしい存在なんだろうな。 キヨコとシンペーの仲の良さ、気持ちがよかった。どのキャラクターにも違和感がなくてキレイゴトだけじゃなくて、惹きつけられる。すごい。本当にすごい。 最後まで鳥肌が立ちっぱなしだった。 ラストも最高。まさか、姉になるなんて。 でも、長年の夢だった(であろう)ミレーの掃除機を手にした“キヨコ”は何よりも美しくて綺麗なんだろうな、と思う。 語彙力がなくてまとまらないけど、本当にこれは色んな人に薦めたい。すごかった。

    0
    投稿日: 2018.05.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    キヨコの気持ちを考えると切なくてたまらない。「僕」ことしんぺーが嫌いすぎて、初めて一度挫折した本です。

    0
    投稿日: 2018.04.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ちょっと切ない物語。でも最後は救われますね。 理不尽な大人たちに翻弄され、力強く生きるキヨコ。そんなキヨコに強く惹かれる主人公。でもその主人公にも悲しい過去がある。つらいことがあっても、最後に報われれば良い人生ですね。白河三兎さん、初読。

    0
    投稿日: 2018.01.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    素敵な小説だった。とても優しいミステリーだった。 序盤から中盤にかけてのちょっとしたエピソードが読み終えた後から思えば伏線だったというのが結構あったように思う。気づいてないのもあるだろうから、結構伏線だらけなのかも。 白河三兎さんの作品は『もしもし、還る』を読んだことあるくらい。随分と傾向が違うけど、この作品の方が好きだな。

    0
    投稿日: 2017.08.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    中2の夏の終わり、転校生の「僕」。 クラスメイトの美しい少女「キヨコ」。 少年時代のひたむきな想いと、ままならない「僕」の現在。そして、向日葵のように強くしなやかな少女が、心に抱えた秘密。 また、いじめの話ーと、ちょっと暗い気分になる。 でも、読んでいくとそれだけじゃなかった! 「みんなのように、普通に生きたい」そんな願いとも言えない願いを、願わずには生きられなかった少女の悲しみ、そしてそれを実現させようとした、ひたむきな強さ。 一歩間違うと「ありえねー!」と切り捨てたくなるような展開が、素直に心に刺さる。 願いは、願い続ければ、そしてそれに必要な行動に踏み出す勇気さえあれば、きっと、きっと、叶うと信じたい。

    0
    投稿日: 2017.07.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    やられた。 ただの青春物語ではなかった。 終章につながる序章、その衝撃度といったら。 様々な過去や思いが錯綜しながら生を貫こうとする、その意志を描いた物語。 生きなければならないのだ、それぞれがそう決心している。その決心は、清濁併せ持っている。それでいいのだ、それでも生きてゆく事それこそが大事なのだ、と言われているようだった。

    0
    投稿日: 2017.05.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    問題を解決するヒントが思わぬところに隠されれている。事件→謎解きの流れじゃないけれど、ミステリ的。 最近「砕け散るところを見せてあげる」を読んだばかりだったので、何か色々と重なるように感じた。個人的にはこちらの終わり方のほうが好き。

    0
    投稿日: 2017.02.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    結末ももどかしい。 それでもキヨコにとってはやっと安心して暮らせる『普通』が手に入ったんだよね。 黒田家の両親がすばらしい。 「今が優し過ぎて、僕の父さんがここにいる父さんであることが嬉しくて、僕だけが幸せを抜け駆けしているのを謝りたくて涙が止まらなかった。」 「歳は関係ないのだろう。幼児でも中坊でも大人でも、自分の力でどうすることもできない現実にぶち当たった時は、泣くことしかできないのだ。辛い現実をいっぺんに受け止めきれないから泣いて少しずつ現実をほぐそうとする。きっと人間はそう創られているのだろう。」

    0
    投稿日: 2017.01.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    主要登場人物三人共がそれぞれ”タフ”に生きる姿が、ユニークとシリアスを織り交ぜて描かれている。本屋に並ぶ自己啓発書を眺めると、素のままで生きることが望ましいとされるこの頃であるが、自分がありたい姿を演じるためにもがいて強がることは美しいと思わせてくれる作品。ストーリーが突飛・中学生が達観しすぎなどの突っ込みどころはあるが、それを差し引いても素晴らしい物語だった。

    0
    投稿日: 2016.12.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ショッキングな内容でした。いじめの話かなと思って読んでいくとそれだけじゃ無く、そんなもんじゃ無く、普通に生きて行きたいと願った女子中学生の悲しい話。だけど、最後にはびっくりが。

    0
    投稿日: 2016.10.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ****後ろの方にネタバレアリ**** 読みやすいナリ。 ミーには珍しく、バーっと読めました。 (白河さんの作品は初めて読みました) 年齢も年齢なんで、こういった少年少女の話は、気持ちが着いていけない事もありますが、コレは大丈夫でした。 基本的に主人公視点の話なので、登場人物の内なる声は分からないテイ、それ故に話の展開と共に意外な事がわかってきたりと、細かい所も気を配って書かれていますね。 ミステリを書く方なので、若干のナゾナゾも話の中に入れ込んだりと、うまく構成されているかと。 ****ネタバレかも↓↓↓↓↓↓↓↓ ただ、終章部分、ココは好きな展開ではなかったです、個人的には。 基本的にミーは主人公の色恋を応援する癖があるので、キヨコとシンペーがくっついて欲しかったなと。無論、高野が自ら身を引いてくれて、友情もキープしつつ。 ま、でも全体を通しての評価としては、優秀ではないかと、他の作品も期待するナリ。

    0
    投稿日: 2016.09.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    気取ったことをサラッと言えちゃう黒田くんがすき。 自分をしっかり持ってて、クールビューティでミステリアスなキヨコもすき。 イケメンなのに聞き間違いが多くて何かとやらかすお調子者の高野もすき。 ミステリーチックだったり、ボーイミーツガールな青春小説だったり、(主人公が)中二病っぽかったり、ちょいホラーだったり、社会問題を織り交ぜてきたり、それなのに最後、回想から現在に戻って失恋で終わったり…… いろんな要素があって、きゅんきゅんしたりハラハラしたり、妄想が広がったり、すごく楽しめました♪ 黒田に対してはややツンデレ気味のキヨコとか、後半でヤンデレ化するアヤちゃんも可愛い♡ 最後の展開には、思わずせつなくなって涙腺がゆるみましたが。 あと、うさぎ男w

    0
    投稿日: 2016.09.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    初読みの作家さん。 これは、なかなか大胆な話なんだけど、 きれいな落としどころで 面白かった。 最初はこんな大人びた中学生ってどうなんだ? と思ったけど 子どもでもない大人でもない、 高校生でもない中学生。 彼らの残酷で弱い心。 それぞれのタフさが若さを現していた。 年金不正受給は大きな問題だ。

    0
    投稿日: 2016.09.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    俺の中学の時分とあまりにも違うので愕然とした キヨコがどうやって生活の糧を得ているのかは読んでる内になんとなく想像出来た

    0
    投稿日: 2016.07.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    黒田慎平、キヨコ=新藤ひかり、高野三四郎 学園、恋愛、コメディ、ミステリー、家族、サプライズ 軽いけど、いろいろ入ってますみたいな。

    0
    投稿日: 2016.05.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    転校生の僕は、不思議な魅力を持つ人並み外れて美しい少女と出会う。「キヨコ」と呼ばれるその少女はなぜかクラス中から無視をされている。そんな中、ひょんなことから彼女を尾行した僕は彼女の秘密を知ることに…。「キヨコ」の強さと、「新藤ひかり」の弱さが対照的。そして題名。読了前は、字面通り私に構わないで欲しいという意味で受け取っていましたが、読了後は救いを求める言葉に感じられます。また、物語のカギで、表紙にもあしらわれている向日葵。向日葵の太陽に向かう性質を考えると、これも彼女の願望の暗喩でしょうか。

    0
    投稿日: 2016.03.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    メフィストデビューの白河三兔による、青春ミステリ。 切なさと瑞々しさの表現が非常に巧み。描写だけでなく、人物とストーリーも上手く雰囲気に馴染んでいるので、クセになる。 作風と、ヒロインを中心にしたキャラクタースケッチがとても個人的な趣味に合う。終盤の展開も、青春ものとして不満だが大満足。 著者のファンになった。 5

    1
    投稿日: 2016.02.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    入院中に借りて読んでいる本の一冊。 ストーリー性が強いので、半日もかからずにさらりと読めた。 物語は、転勤族の息子で中学生の「黒田慎平」の視点で語られる。 主な登場人物は、慎平が転校した先のクラスに同じように転校してきたイケメンでお調子者の「高野」と、クラスメイトから空気のように扱われている美少女「キヨコ」。 キヨコはその不幸な境遇と気丈すぎる態度ゆえに、街からもクラスからも疎外されていたが、転校生の高野は無謀にも彼女を救おうとし、慎平がその計画に巻き込まれるところからストーリーが始まる。そこから彼女の隠された魅力や秘密が明らかになっていく。 展開も早く、キャラ付け、フラグ立てもしっかりしているので楽しく読み進めることができるが、 中学生が主役ということもあり、厨二感が若干否めなかった。 逆に言えば、中高生のときに読んだらもっと共感できたのかも。

    0
    投稿日: 2015.12.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     転勤族の父をもったがためにすでに転校生ベテラン。どうすればつつがなくクラスで過ごせるか、誰に従い誰に逆らってはいけないのかを瞬時に見抜けるようになっていた黒田。今回も波風立てずに過ごすつもりだったが、クラス一美人にも関わらず、「キヨコ」と呼ばれてみんなから無視されている女子や、自分と同じく転校してきた高野によって、今回のクラスは特別なものとなる。そして休みの日に「キヨコ」の行動を尾行した黒田は、彼女の意外な姿を目撃する。  相変わらず独特の空気感とキャラ。やっぱり年齢にしては達観すぎる感じが気になるが、これがこの人の作品の持ち味なんだろうなぁ。ストーリーを楽しむというよりは、人間描写を楽しむ作品。最後の展開はさすがに驚いたけど。

    1
    投稿日: 2015.11.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ぼくちゃんは素直なので、こういう本には胸のど真ん中を撃ち抜かれてしまいます。環境を子供は選べないので、そこで最大限努力してそれでも報われないのは胸が痛い。最終的な怒涛の展開で序盤のダラダラを完全に払拭しました。客観的にはそれほどでもない作品かも知れないけど今回は自分に正直に生きます。好きですこの本。

    0
    投稿日: 2015.11.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    僕は窓を開け、音の溢れる世界に踏み出す。耳を高く高く立てて、上唇と下唇の隙間をこじ開けなくてはならない世界で僕は直視する。過去からの因果と、ままならない現実を。 どう少なく見積もっても、世の中の半分は偏見でできている。 「そしてみんなと同じように上辺だけの心配をするのも時間の無駄だ。何もできないのなら、何もしないのなら、何も思わなければいい。」 「そこが黒田の美点だ。後悔も言い訳もしないのは覚悟が半端ないからだ。一度『助けない』と決めたら最後まで一貫して助けない。でもその代わりに『助けなかったこと』をちゃんと背負って生きている。『俺は冷たい男だ』って開き直ってる馬鹿じゃない。非常に切り捨てる勇気と、捨てられた人と同等、もしくはそれ以上の傷を受ける覚悟が黒田にはある。」 「命は軽いんだ。自分の命の重さを決めるのは他人だ。僕は高野の命を重くする一人だ。だから言える。高野がしたことは僕にとって正しいことだった」 「足の裏で屍の感触を感じて生きろ。謝るな。償うな。死者の恩恵を受け入れて、それを無駄にするな。それが嫌ならとっとと死ね。」

    0
    投稿日: 2015.10.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    中学生の主人公が、クラスで孤立している変わり者のキヨコと交流していく話。 中学生離れした考えをもつ登場人物に違和感があるが、様々な秘密が明らかになる後半は楽しめて結末も好みだった。 この本に限らず、学校の話は窮屈に感じて疲れる。

    0
    投稿日: 2015.10.04
  • 不思議な魅力を携えた作品でした

    リアリティーからは程遠い話なのですが 感情の隙間に入り込んでくるような文章に引き込まれる 不思議な魅力を持った作品でした 特に前半 人物像が出来上がって来るまでの成り行きに 心を躍らせて文字を追いました 思い切って話を紡いできた展開からいうと エンディングに少々弱さを感じましたが やっと掴みかけた光に背き闇に引き戻す事は酷なのかも知れませんね

    6
    投稿日: 2015.09.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タイトルがどうにも素敵。表紙も素敵。 大分大人の考えを持った二人の中学生の男女が話の軸に。 良く学生時代に戻りたい!と言うけれど、私は中学時代には絶対に戻りたくない。 それなりには立ち回ってきた方だとは思うけど窮屈で窮屈で、皆んなが同じでいる事にばかり神経を尖らせていて 破裂しそうな毎日を過ごしていたなぁ。 そんな事を思い出すくらいに学校生活が生々しくリアルだった。 『守る』の意味が何とも切なくて、でも決して淋しい終わり方ではなかったので安心しました。

    0
    投稿日: 2015.07.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    集英社のナツイチ選ということで、ブックカバー目当てに購入。YA小説として読めばいいかなぁ。キヨコが抱える秘密が最後に明らかになって驚愕。彼女が背負う影みたいなものはそこから発生していたのか。教室内のカーストをうまく書いていると思う。そして、何よりタイトルが秀逸。これに尽きる。最後の展開は…あれでいいの?悩んだ末に選んだ答えなんだろうけれど。2013/201

    0
    投稿日: 2015.04.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    新しいストーリー展開だと素直に思った。ヒロインがあまりにも賢くて心の強い女の子過ぎて共感するっていうより感心しながら見ていました。中学生には見れなかった・・・でもちゃんと年頃の女の子感が描かれていましたがもう少し弱みを見せていればもっと共感できたような気もします。でも学校特有のスクールカーストも丁寧に描かれていてよりリアルでした。

    0
    投稿日: 2015.03.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    恋ってのはね、相手を特別だと錯覚するところから始まるものよ 僕達のいる世界は屍の上に成り立っている。足の裏で屍の感触を感じて生きろ。 詮索するくらいなら、それを大事にしたいっていうその人の気持ちを慎平が大事にするんだ 時間と距離は容易く人と人との繋がりを解いてしまう 遺していく人に希望を託したのだ。 自分以上に取り乱した人を見ると白けた気分になってしまう 人を想う気持ちが奇跡を生む。 結局のところ、大人は大人の言うことにしか耳を貸さない。 自分が恵まれていると感じる人は他人に優しくしてほしい。自分が恵まれていないと感じる人は、それでも他人に優しくしてほしい。そうすれば世界は少しずつ良くなっていくと思います

    1
    投稿日: 2015.03.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    まずはタイトルがいいねぇ。意味深で思わず手を伸ばしたくなる。 キヨコとシンペーと高野。酷だよね、この運命は。だけど彼らの「生きる」強さに心からエールを送りたくなる。 子を持つ親としてラストの、シンペーの両親のあの決断にはちょっと無理を感じないでもないがそれでも彼らのこれからが幸せであれと祈らずにはいられない。 「人が大事にしているものを『なんで大事にするの?』と聞くのは野暮じゃん」 by黒田シンペー

    1
    投稿日: 2015.02.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タフというと軽く聞こえるけれど 何もなくタフになったわけではない。 タフにさせる原因や環境などさまざまなことによって生まれてくる。 わたしを知らないで 言葉はいつも二項対立になっていて知らないからこそ知りたくなる衝動にさせるなと思った

    0
    投稿日: 2015.02.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    キヨコのタフさ、質素倹約な生活スタイルには主体的に生きていく精神を感じた あとアンケートモニターにも若干興味がわいた

    0
    投稿日: 2015.02.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    僕とキヨコを筆頭に、周りの子達もとにかくキャラが立っている。だから、この子達がどうなるのかが気になって、また展開も速く、先が気になって一気に読んでしまう面白さがあった。そのキャラ立ちしている子供たちの背景や、心理描写も丁寧に、現実的(イマ風?)に描かれているので読み応えも加わって楽しく読めた。

    0
    投稿日: 2015.01.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ここしばらく本を開かない日が続きました。ちょうど、この本を読み始めた時で、物語の先も気になるのだけれど、気乗りしなくてという状態でした。ですが、ページを開いたら、あっという間に読了。面白かったです。キヨコの存在、黒田くんの人との距離感、高野君の大らかさ、それぞれ人に見せない部分がありながら繋がっていて、どういう関係に落ち着くのか気になりました。文体も文章も表現も好きな部類ですが、最後の養子縁組はどうなんだろう…と思ってしまいました。うーん。

    0
    投稿日: 2014.12.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    転校生のシンペー、貧乏でクラスに無視されているキヨコ。キヨコの陰とタフさに惹かれ、シンペーはキヨコを尾行しようとする。転校の多いシンペーは人と深く関わらないようにしていたけど、キヨコを深く知ってしまい… 登場人物の少し暗い感じや、頭の良さの感じから辻村深月の小説に似てる気がした。最後の方は続きが気になって一気読み。別の作品も読んでみたい。

    2
    投稿日: 2014.12.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    あえて良いところをあげれば表紙の女の子が可愛い。だんだんとラノベ化、そこは好み。しかし結末は、つっこみどころがありすぎる。

    0
    投稿日: 2014.11.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    13歳中学生、親の仕事の関係で転校を繰り返しているため、人と距離を置き、何事にも本気になるのを制御しているシンペイは、クラス中から無視されている美貌のキヨコに魅かれる。 キヨコの秘密とは? 中学生にしては大人すぎる、達観しすぎる気がする、高校生ぐらいの感覚で読んでいた。 重く切ない内容だが、不思議な雰囲気の話。

    0
    投稿日: 2014.10.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    登場人物である中学生の描写の上手さに とにかく舌を巻かれた作品。 中学生としての立ち振舞い、 転校生としての心得、教室内での力関係、 まるで自分が中学生に戻ったかのように リアルに感じられた。 難しい年頃の子どもたちの内面描写と 一筋縄ではいかない対人関係を楽しんだ1冊だった。

    1
    投稿日: 2014.10.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    避難所待機のときに一気に読めた。 この本、どこかで読んだ気がする… 国語の文章問題かな? 多分キヨコの行動と境遇に似たような話をテレビか本で見たことがあるからかもしれない。 途中途中で伏線がありすぎて、すぐ先が読めてしまった…作者としては別に隠すとかそういう話じゃなかったんだろうけど。笑 最終的に主人公とキヨコが姉妹になっててびっくりというより、なぜか冷めてしまった。 女子的な好きじゃないと笑い飛ばしてた主人公が結局ドツボにはまって未練たらたらなのにも何だかな~と思ってしまった。 久しぶりに小説を一気読みして達成感! 物語としては面白かった。 あんな大人びた中学生たちは嫌いだけど。笑

    0
    投稿日: 2014.10.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    おもしろかった。 特に、ラストシーンにはぐっときた。 でも、ちょっと設定に無理があるような気がする。主人公にしても、キヨコにしても、ちょっと中学生としてはリアリティに欠けるところがある。彼らのような中学生は、全国どこを探してもいない。高校生ならまだリアリティが感じられたと思う。

    0
    投稿日: 2014.10.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    なぜか気になる異性の存在に、ある種の共通点を見出すところに共感を覚える。自身の思考や限界を分析し、少し冷めた感覚で世の中を見つめながらも、気が付くと熱く行動しているところに、気持ちの良い爽やかな青春小説を感じる。

    0
    投稿日: 2014.09.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    中二の夏,転校生の僕は不思議な少女キヨコと出会った. 少女の抱えた秘密,そして何もできない僕.少年時代のひた向きな想いを綴った作品.白河作品は3作目.この作品が一番好きかも.子供を子供扱いしない感じがとても好き.

    0
    投稿日: 2014.08.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一風変わっているんだけど、なんか切ない青春小説。こんな大人びた中学生いないよ~、と思いつつも一気に読了。

    0
    投稿日: 2014.08.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    個人的には非常に好きな一冊です。 ただただ普通に生きようとした少女の強さと、それを守ろうとした少年の…なんとも言えない関係に。 それと、あくまでも自分のペースで生きる2人に、純粋な憧れを感じました。

    1
    投稿日: 2014.08.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「私を知らないで」白河三兎◆転入生の僕が見つけた、強かで美しい少女・ひかり。クラスで浮いている彼女は「キヨコ」と呼ばれていたー。テンポが良く読みやすい、それでいてちょっとした言い回しに魅力を感じる文章です。それぞれの温度差はありながら精一杯中学生らしい青春を咲かせる彼らは眩しい。

    0
    投稿日: 2014.08.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    度重なる引越しによって薄情さを身につけたシンペーと、最低の両親と劣悪な環境によってタフさを身につけたキヨコ。 生きる為にそうならざるを得なかった。 でもそうして得た強さのおかげで選べる選択がある。 愛に触れているなら握る手だって握り方だって選ぶことができる。

    0
    投稿日: 2014.08.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    さくさく読めて、3日ほどで読了。 周りをとりまく環境とか、出会った物、人で価値観とか個性とかに違いが出て来るものだけど、 根本的な所はみんな同じで、誰かが一歩踏み出せば変わるものなのかな〜なんて思える一冊でした。 最後の方は「神様がうそをつく。」に似てます。 というか全体的に似ています。 ただ、2人で守っていく所が違う。結構、そこのコンビで助けていく物語の進み方がかっこよかった。支え合って、穴を埋めて全身で受け止める姿がよかった。 読み終わってから感じることですが、題名はなかなかいいですね。色んな意味が込められているように感じます。

    0
    投稿日: 2014.08.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    うさぎって、向日葵の種を食べるんだ? 子どもの頃には、向日葵の種って食べていた 割と美味しいけれど、カロリーが高い うさぎに食べさせたら、みるみる肥ってしまいそう

    0
    投稿日: 2014.08.03