
総合評価
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powered by ブクログ思春期。中学生は壁にぶち当たっても、壊すことができない。 大人ぶっても無駄、自分たちにはもがくしかできない。 子供らしく喚き散らすことしかできない。 この潔いところが気に入った。
0投稿日: 2014.07.30
powered by ブクログ自分は、「今」とどれだけ、真剣に向き合っているのだろうかと考えさせられた。 遊ぶこと。オシャレをすること。美味しい食べ物を食べること。 いつの間にか、自分の中で、当たり前にできる、ありふれた行動の一つになっていて、そのことに、いちいち感謝したり、感動したりしなくなっていく・・・。 壊れたら買えばいいと乱暴に扱ったり、目先の流行に流され、一時しか使えないものにお金を掛けたり・・・。 生きている時間は、永遠には続かない。 辛い経験をしたからこそ、その分、生を謳歌する。 生きることに貪欲になれよ。投げやりに、毎日を生きるなよ。嫌っていう一言で片づけないで、色んな経験をしてみろよ。 生まれたからには、適当に生きるなよ。人生、良い所も、悪い所も楽しめよ。そんな事を教えられたような気がした小説でした。
0投稿日: 2014.07.19
powered by ブクログ初白河作品。 実に良かった。 丁寧な描写に引き込む魅力は果てしなく、飽きさせることがない。 「私を知らないで」 とても美しく、とても悲しいタイトル。
0投稿日: 2014.07.19
powered by ブクログ何の前情報もなくタイトル買い。 転校を繰り返すうちに醒めた視線を持ち、周囲に溶け込む術にばかり長けてきた主人公。そんな彼が新しい学校で見つけた少女は、輝くばかりの美貌を持ちながら、周囲から蔑まれていた。 本作はミステリに分類されるそうだが、私はあまりそういう印象を受けなかった。 中学時代のキヨコが抱えた秘密や慎平の誰にも言っていない事情は読み進むうちに割と早々に推測できてしまったためかもしれない。 しかし青春小説という視点で読むと、思春期特有の閉塞感やどうしようもない無力感などが描かれていて、あの頃の風景を思い出させる。 結末については正直ご都合主義だと感じる部分も大きかったが、まあ悪くはないか。 大人びていたつもりの慎平が根本的には一番子供だったのかもしれないな。
0投稿日: 2014.07.10
powered by ブクログあまり下調べせず 本の雑誌の評価だけで読んでみた 青春小説のようでいて 知らないうちにミステリに 巻き込まれている なんだかどこに行こうとしているのか よくわからない小説 とはいえそのわからなさが この本のよさのような気もする 冷静に考えると 人物造形に無理があるようにも 思えるけど まあ一種のファンタジーのようなものか 分類するなら 伊坂幸太郎のミステリと似ているか ほかの小説も読んでみたくなった作家
0投稿日: 2014.06.19
powered by ブクログとても読みやすい文章で青春小説っぽいけど、内容はヘビィなんですよね。 両親の借金のせいで、おばあちゃんとふたりつましい生活をしている美少女のキヨコ。 転校生のシンペーは、キヨコのようにタフな子に憧れる、醒めた中学生です。 異分子のキヨコにかかわったせいでシンペーまでクラスで孤立してしまいますが、キヨコの機転とガッツで文化祭で大逆転を果たします。このへんふつうの青春小説。 親のせいで不幸な子供時代、ひいては暗い将来を見通せてしまう子供の小説はよく読みました。カットモデルやモニターあらしなどとても現実味のある日常でしたが、ラストがなぁ…。それまでがとても面白かっただけに、この部分メルヘンな感じがして、肩透かしでした。 でもまぁ、現実が悲惨なんだから、小説くらいメルヘンでもいいかしら。
0投稿日: 2014.06.12
powered by ブクログ書店員さんお薦めでかったのだったかな。 とにかく、この本で白河三兎さんに嵌って、本屋を巡ったのですが、なかなか見つからない、、と思ったら、まだ出されている数も少ないようです。 主人公が若い(中学生)の話なのに、充分に読ませてくれるのは、その主人公が持っているものが、ちゃんと生きて人と関わるものの欠片だからなんでしょう。 最後の納め方がなんともつまんないと言う人もいるみたいですが、地に足をつけて収拾するって、こうなることを見ることだよなぁって思います。 中学生にも私と同年代の人達にも読んで楽しめると思います。
1投稿日: 2014.05.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
養子、片親、親子のありようといった重いテーマを語っているわけではないと思うが、それらしい内容のある学園青春物のライトノベル風味。お昼におにぎりばかりほおばっているからついたあだ名が「キヨコ」、裸の大将にもじってつけられた、貧乏でクラスから浮いた女子がいる。そのクラスに転入生がくる。一人は主人公のシンペー。もう一人が後から転校してくる高野。「キヨコ」に対していろいろなうわさが立っていたが、二人が「キヨコ」の後を付けたりして徐々にどういう生活をしているのか分かってくる。 前半は「キヨコ」の謎っぽいところとか、高野の会話の軽妙さもあって面白かったが、後半はだれ気味になってきた。 ましてや最後の養子などには、そんな簡単になれるものか、ちょっと説得力が無かった。まぁ、ライトノベルだからね、という感じだった。
0投稿日: 2014.05.06
powered by ブクログクラスの嫌われ者と空気を読む転校生と空気を読まない転校生。シンペーがその後どんな学生生活を過ごしたのかが気になるほど面白かった。ハッピーエンドだけど切ない。
0投稿日: 2014.04.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まずはタイトルから疑問。 「私のことを知らないで語るな」「私の事を追及するな」どうなんだろうって思いながら読んだ。 他人に干渉するのもされるのも嫌いな転校生「シンペー」、転校生なのにシンペーとは逆に明るい「高野」、そして他人にかかわらない「キヨコ」。 3人の中学生を中心に物語は展開する。 しかし、途中で高野が登校拒否の引きこもりになったことで「シンペー」と「キヨコ」の接点が増えてくる。 3人ともが中学生が受けるにしては随分と過酷な運命を背負うことになる。 読んでて「いまどきの中学生ってこんなに物事を考えてるだろうか」という疑問はちょこちょこ浮かんだがそこは物語として流す。 それぞれに伏線があってまるで推理モノを読んだような気分。 ラストは残念ながらちょっとご都合主義で「ありえないだろ!」って気分になったけれど、逆に物語だからこんな「幸せ」ラストもアリかな。 ただシンペーの思いは複雑だけれど、彼にも「幸せ」がくる予感を感じさせるラストで良かった。
0投稿日: 2014.04.17
powered by ブクログうーん。途中までライトノベル?と思って読んでましたが、なかなかいい感じでした。 ちょっと予想できる展開にも拘らず、少年少女の心情が響きます。 難を言えば、ラストの展開はあまりに予想外というか現実離れしすぎているような気がしますが、他の作品も読んでみたいなーと思いました。
0投稿日: 2014.04.15
powered by ブクログおばあちゃんの話辛いわ… 大切な人のためにやり遂げる意志の強さがどれ程のものか。逆にどんなに切に思ってもまだ子供で制限の多い無力感。読み終えた後にはじんわり切なさが残る 装画:中島梨絵
0投稿日: 2014.03.14
powered by ブクログ初めての作家さんです 文章がキレイデ丁寧です 中学校を転校した黒田庄慎平くん、同じ頃転校してきた高野三四郎くん。二人はクラスで無視されている美しい新藤ひかりさんに興味をもつ 中学二年にしてはみんな大人です こんな子ども逹からみたら大人はなんて頼りなく自分勝手なのでしょうか…
0投稿日: 2014.03.12
powered by ブクログ初めて読んだけど追いかけてみたい作家になった。 転校生の「僕」と「高野」とクラスで浮いている「キヨコ」の話。 淡々とした文章が心理描写に冷めた重みを与える。 特に第16章と第17章が圧巻。 そして一読した後に気づく序章の美しさ。 タイトルの「私を知らないで」も素晴らしい。 「命は軽いんだ。自分の命の重さを決めるのは他人だ。僕は高野の命を重くする一人だ。」 「俺が優しくしたい人にだけ目一杯優しくする。思いっ切りえこ贔屓だから二割増しの百二十パーセントで優しくできるんだ。めったやたらに振り撒くよりは効率よく優しさを使って、俺の大事な人たちを少しでも幸せにしたい。」 「自分が恵まれていると感じる人は他人に優しくしてほしい。自分が恵まれていないと感じる人は、それでも他人に優しくしてほしい。そうすれば世界は少しずつ良くなっていくと思います。」
0投稿日: 2014.02.20
powered by ブクログ主人公が中二病全開な所はあるけれど、面白く読めました。 個人的にはラストの締め方がもったいなかったと思います。もう少し、主人公にがんばって欲しかった。 主人公がストーリーの展開を全部説明していく形式なので、「文間を読む楽しさがない」という人の意見も納得。一方でこういう文体が、「サクサク進んで読みやすい」という人もいてはると思います。そこは好みだと思います。僕は後者でした。
0投稿日: 2014.02.05
powered by ブクログ文章が丁寧で美しい。オチが弱いのと冒頭に出た動物に意味がかんじられない、というか印象付けが弱いのと、と突っ込み所は多いのだけど、次が楽しみになる筆者です。
0投稿日: 2014.01.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人間は社会性のある動物だから群れを作る、同じような価値観を持ってる同士で群れを作るのだが、その群れの中で価値観の違いや個性の差などを理由にさらに群れを分解する。時には群れの求心力を維持するために目立つ個性を持つ一員を攻撃対象にしてしまう。攻撃対象を攻撃し阻害する作業が群れの求心力を高めるし「ああいう対象になりたくない」と思う気持ちが裏切りの抑止力になる。なんとも悲しい性だけど、古今東西どこにでも転がっている現実である。群れの外から見ていると、はしたないとかみっともないとかカッチョ悪いとか思えるのだけど、群れの中では攻撃対象にならないことはまさに死活問題になる。 でも、このままではいけないと思っている人は大勢いる。群れに反逆する姿勢は社会運動であったり文学であったりロックであったりパンクであったり様々な手法で表現され、決して少なくない支持を得る。「出る杭を打つな、打たすな」という声はそれこそ世界中で毎日何百と発されているのだろう。それもまた個性というものを発見した人間故の所作であろう。 ただ、悲しいかな、その群れへの反逆者が集まり、群れを作ってその中でまた分裂する。分裂を恐れて攻撃対象を作る・・・悲しくもひたすらそれが繰り返される現状。 群れに依存しきらないこと、集団の中にいても自分をしっかりもつこと、自分以外にも個性があることを認識すること、誰とでも仲良くできるのは幻想、自分にも好悪の感情があり相手にも同じものあることを認めること、その上で自分と違う価値観を認めずとも安易に批判や攻撃をしないこと、自分の個性を脅かされそうな時は争わずその群れから一歩ひいて逃げること、どうしても争わざるを得ないときは個人として処理すること。 最近こんなことをツラツラと考えていた。そんな時に出会った1冊。主人公、ヒロイン、もう1名のキーパーソン、彼らのおりなす物語は俺がツラツラ考えていたことをさらにグイグイと刺激する。タフである、タフすぎていつもなら涙ちょちょぎれるはずのクライマックスでも、涙がでない。感情移入しすぎだと自分でも思ったくらいである。 ちょっと強引過ぎる設定や展開もそこここに散らばってるが、その瑕疵もかすんでしまうくらいの傑作
0投稿日: 2014.01.30
powered by ブクログ『僕は玄関を開け、音の溢れる世界に踏み出す。耳を高く高く立て、上唇と下唇の隙間をこじ開けなくてはならない世界で僕は直視する。過去からの因果と、ままならない現在を。』 『どう少なく見積もっても、世の中の半分は偏見でできている。』 「父さんのどこが良かったの?」 「恋ってのはね、相手を特別だと錯覚するところから始まるものよ」 「みんなは音楽に癒しや共感や励ましを求める。でも僕は他人に頼りたくないんだ。自分の感情は自分だけのものだ。音楽を聴かなくても自分でコントロールできる」 「ふーん。実はロックな奴なんだな」 「とにかく余計なお節介だ。僕たちの方がキヨコよりはるかに弱いんだ」 「でもあいつは女だ。強かろうが、弱かろうが男なら守るもんだろ。違うか?」 「うちはテレビ自体ないから、ゲーム機は夢のまた夢。でもどんなものか知りたかったの。私、色々と経験したいのよ。どんなことでも、いっぱいね。せっかく生きているんだから、なんでもやってみたい」 『依然として生活は厳しいようだが、節約と贅沢のメリハリをつけている。絞れるところは徹底的に絞り、その分で価値のあるものに惜しみなく投資する。ー 消耗品を買うことはお金を無駄に捨てること。それならない高くても上質なものを買って大事にしよう。それがお金に泣かされてきたキヨコが辿り着いた価値観なのだろう。』 「僕はそういうことに気付く子が好きだよ」 「そういうことを全く照れないで言える男子は大嫌い」 「僕は精一杯照れ隠しをしている子が好きだよ」 「拗ねんなって。『嫌い』ってのは『どっちでもいい』よりずっと救いがあるぜ」 『僕が思うに、キヨコは「お金を無駄にすることは人生を無駄にすること」と考えている。』 「人に干渉しないところとかそっくりだぜ。私は、僕は干渉しないから、その代わりそっちも私に、僕に干渉しないでくれ」 『そしてみんなと同じように上辺だけの心配をするのも時間の無駄だ。何もできないのなら、何もしないのなら、何も思わなければいい。』 「俺、生まれて初めてあの言葉を使うよ。あれを言うのは今しかないって感じだ」 「さっさと言えよ」 「おーのび太、心の友よ!」 『おそらくキヨコは無駄に心を浪費したくないのだ。憎んだら負け。相手の思う壺。それなら胸を張れ。澄まして読書しろ。決して諂うな。凛と歩け。そうやってキヨコは自分の心を守った。』 『そこが黒田の美点だ。後悔も言い訳もしないのは覚悟が半端ないからだ。一度『助けない』と決めたら最後まで一貫して助けない。でもその代わりに『助けなかったこと』をちゃんと背負って生きている。『俺は冷たい男だ』って開き直ってる馬鹿じゃない。非常に切り捨てる勇気と、捨てられた人と同等、もしくはそれ以上の傷を受ける覚悟が黒田にはある。』 「命は軽いんだ。自分の命の重さを決めるのは他人だ。僕は高野の命を重くする一人だ。だから言える。高野がしたことは僕にとって正しいことだった」 「足の裏で屍の感触を感じて生きろ。謝るな。償うな。死者の恩恵を受け入れて、それを無駄にするな。それが嫌ならとっとと死ね」 「人が大事にしているものを『なんで大事にするの?』って訊くのは野暮じゃん」 「簡単に言えば、放っておけなかったんだよ。弱っている人が目の前にいたら誰だって助けるだろ? 大義名分なんていらない。母さんの心は誰よりもシンプルに正しく働いたんだよ。今自分にできることをしようってさ。」 『キヨコは明日には「終わりの日」が訪れるかも、と腹を括っていた。それなのに数年先のことを考えて生きた。受動喫煙を避け、掃除機の耐久性を重視し、長年使える革製品を買い揃え、大学進学を視野に入れていた。』 『とことんタフなキヨコ。この期に及んでまだ笑えるとか、正に質実剛健だ。ミーレの掃除機のようにシンプルな造りだから耐久性に優れている。普通に生きることだけをストレートに追求したから打たれ強いのだ。』 『お祖母ちゃんは窮地にいながらも、名案を捻り出せた。それは僕たちにとって大きな希望だ。人を想う気持ちが奇跡を生む。僕はそう思いたい。』 「俺が優しくしたい人だけに目一杯優しくする。思いっ切りえこ贔屓だから二割増しの百二十パーセントで優しくできるんだ。めったやたらに振り撒くよりは効率よく優しさを使って、俺の大事な人たちを少しでも幸せにしたい」 『キヨコほどひたむきな心を持った中学生は他に知らない。一秒だって無駄に生きていない。あの若さで生きることの意味を理解していた。』
0投稿日: 2014.01.28
powered by ブクログ一気読みすることをぜひともお勧めしたい。 これはやはり中学生のよく分からない青春のエネルギーで読み切りたいなー。 ませたところとガキんちょなところが混在していて、三者三様、自分のポリシーに従ってタフに生きる黒田慎平、高野、そしてキヨコ。 三角関係の話かと思いきや、こんな展開になるとは。 序章を途中と終章前に読み直してしまったよ。 転校生の黒田と高野は、クラスの底辺に追いやられた美少女キヨコを助けようと彼女の秘密を探ります。 キヨコの素顔と凛とした佇まいと突き放す態度が何とも理想的な影のある美少女キャラで、すごくかわいい。 クールを装う黒田くんも、繊細で素直な高野くんも、会話が気が利いてておもしろい。 キヨコの「私を知らないで」の理由は薄々感づくけど、そこのミステリーよりも、青春のひたむきさと未熟さとか、無謀さとか思慮深さとか、その辺の切実さがとても痛くて鮮明に伝わります。 現実離れしていても、どこかリアルで。 「普通に生きたい」か。 気付くのが遅すぎる。
8投稿日: 2014.01.22
powered by ブクログまっすぐに、タフに、前を向く。向日葵のような「キヨコ」が好きになる。 親の都合で転校慣れした中二の「僕」、新たな転校先でクラスから浮いた存在の美しい少女「キヨコ」と出会う。これだけだと、よくあるボーイ・ミーツ・ガールの青春小説かと思われるかもしれないが、一筋縄では進んでいかないのがこの話の面白いところ。本当に言葉の選び方とか表現が上手いと感じた。読み進めてその人が秘める様々な事情が明らかになっていくと、だからあの時ああ言ってたのかと、ページを戻して確認してしまったほど。タイトルでもある「私を知らないで」。この言葉の意味も深い。 主人公や同級生が、中学生とは思えないほど大人びていてやりすぎとも感じたが、だからこそ大人が読んでも楽しめる内容なのではと思う。 人と向き合うこと、今を生きるということ、読んだ人に必ず心に残る言葉がある作品ではないだろうか。
1投稿日: 2014.01.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイトルに惹かれて購入しました。 ストーリーには驚かされたし、主人公や周りの人々の心情も丁寧に書かれていると思いました。 しかし主人公のナレーターの様な語り口が私には合わなくて、少しイライラしながら読んでいました。 けれどもそれを差し引いても、良い本だったと思います。
0投稿日: 2014.01.05前半はとってもよかった
物語の前半、学校特有の価値観・人間関係と、その中を客観的な覚めた目で泳いでいこうとする主人公・黒田慎平。 主人公のモノローグやタフさに憧れる14歳から15歳という設定は、海辺のカフカを彷彿とさせるものです。 主人公の諦観は、転校を重ねてきたことでこのような考え方を身につけたという設定があることで説得力を持たせています。 それは、もう1人の転校生である高野や、容姿に優れながらも(だからこそか)家庭環境からクラスで爪弾きにされているキヨコと呼ばれる新藤ひかりについても、学校での立回りのバックグラウンドとして納得できます。 前半の3人の、そしてその周囲との人間関係を後半どう収束させていくのだろう、と期待していましたが、文化祭の出し物を決めるあたりから不自然さが見え隠れし始めてしまいました。 伏線は全て綺麗に回収しているとは思うのだけれど、読み終わってみると伏線に登場人物が合わせられてしまったような感じが否めません。 そもそも、達観したような考え方を持つ主人公なら、高校生という設定でもよかったのでは、とずっと思っていたのですが、プロローグに繋がる結末にするためには、主人公は自我の確立していない年齢にする必要があったのでしょうね。 でも、そのことで前半と後半で主人公の行動原理に一貫性がなくなってしまったようで残念です。 前半、あれだけ中学校の、会社の、地域社会の人間関係の難しさを提示しながら、クライマックスで主人公たちがそれとの折り合いをつけることなく(というかほとんど顧慮することもなく)、あまりにあっさりと乗り越えてしまったのも説明不足の感は否めません。 後半はかなり駆け足ですし、法的にもいろいろと無理がありそうです。 とはいえ、登場人物それぞれの考えや行動、結末には読後もいろいろと考えられる、誰かと語り合いたくなる一冊だと思います。
1投稿日: 2014.01.03
powered by ブクログ理由がありつつも、いかにも中学生っぽい世の中を斜めに見たような世界観での語りで進行される青春劇。暗いようでベタかつ適度にぶっ飛んだ設定だったので飽きずに熱中できた。終わり方は好みが別れるが、個人的にはああじゃない方がよかったな。
1投稿日: 2013.12.26
powered by ブクログリアリティはあまり無い。たぶん女の人が書いたんだろうなと思わせる文章。作者を調べたら性別不詳?男という情報もあるけど・・・
0投稿日: 2013.12.20
powered by ブクログ中学生が主人公。転校生である主人公の視点で描かれている。クラスでちょっと浮いている子が気になるとこれから、物語が展開する。大人になってから、のエピローグがよかった。
0投稿日: 2013.12.06
powered by ブクログ転校先に、人が寄り付かず評判のよくない不思議な美少女、という設定は珍しくはない。ともに暮らしているはずの祖母の気配がないことも。けれど、彼女がどうやってお小遣いを稼ぎ、よいものを身につける哲学をもっているのか、彼女とつきあうことになるもう一人の転校生の存在感、主人公の生い立ち、そして最後に落ちつく3人の関係。違和感はところところで感じるけれど、少しずつの意外な展開がよかった。
0投稿日: 2013.12.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
裏表紙の帯より、いじめ自殺したヒロインを止められなかった主人公が悔やんで回想する話だと思っていたが、良い意味で裏切られた。予想のつかない結末だった。 転勤族の父をもち何度も転校を繰り返したために、クラスの人間関係把握に関してこざかしい知恵をもつ主人公。クラスのボス猿が誰か、「好みのタイプは?」という質問になんと答えればいいか等、クラスのパワーバランスと自分の立ち位置を考えながら回答をする。こういう頭を使って生きていくタイプの主人公は大好きです。 クラスの表立たないいじめられっ子・キヨコに主人公は惹かれていく。主人公やヒロインのキヨコ含め、登場人物らが聡いのが好印象。キヨコの味方が主人公とその自称親友・高野だけかと思っていたら、文化祭でがらりと様相が変わる。主人公の過去、キヨコの秘密、高野の不登校の訳と謎は謎として提示され明かされていく。失われたキヨコを暗示する冒頭も、最後まで読めば意味が分かり印象が変わる。青春という言葉で区切るのが難しい青春小説だった。 惹きつけられる良い作品だったので、著者の他作品も読みたくなった。
0投稿日: 2013.11.23子どもの頃にこんな女の子、いたかも・・・
チョット変わった寂しげな少女。周囲に流されず自分を懸命に生きる彼女。 「そう言えば昔こんな女の子がいたよなー」なんて思わせる一冊です。 だんだん話が大きくなりクライマックスにさしかかる頃、どうやって収集つけるの?って思ったんだけど・・・・ うーん・・男子としては、嬉しいけどチョット複雑な結末かなーなんて・・・(笑)
1投稿日: 2013.11.18
powered by ブクログ集英社文庫ナツイチ特集のうちの一冊で気になったので読んでみたのだが、久しぶりに話にのめりこんだ小説である。 一文一文の表現が素晴らしい。大げさだが全文引用したいくらいである。内容は青春小説だと思い読み始めたが、青春と一言では片付けられないし、ミステリー要素も少々あり、何とも分類しがたい。主人公をはじめとする登場人物のほとんどは中学生であるが、自分や周りを客観視したり、とても中学生とは思えない考えをしたりする人物ばかりである。 また私自身よく転校していたのだが、主人公ほど冷静には考えていなかったが、転校生としての考え方がほぼ同じ考え方をしていて妙なところで共感してしまった。 ストーリーの最後は予想もできない方向へ転がっているが、少し行きすぎではと思う反面、これもまたこの話に合った結末であるなと納得した。 この著者の他の作品もぜひ読んでみたい。
1投稿日: 2013.11.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ちょっと珍しい?男子の目線からの恋愛小説。 僕はキヨコのようなちょっと影を感じる子に惹かれちゃうんだよ (理由は後でわかるけど、なんとなくわかる気がする) こういう男女の関係もアリなんだよね。 でも後半は展開が変わりすぎのような気もする。 愛する彼女の為(この時点ではまだ本人も自覚していないが) 最後の僕の行動はキヨコの為とは言え、ちょっとやりすぎだよね。 結ばれぬ恋愛だけど 僕の気持ちとキヨコの気持ちは同じだったはずだと思いたい。 十代の透明さを垣間見ることができる話だった。
1投稿日: 2013.11.13
powered by ブクログキヨコの厳しく哀しい環境、二人の転校生・・・。 でも、いつもの、ちょっと切なくてちょっと甘い部分もちゃんとあって、子どもならではの短絡さも、健やかに伸びようとする芽の勢いのような感じも、懐かしく爽やかにすら感じた。 私が子どもの頃、こんなに周りを気にしてなんかいなかった。 ちょっとのんびりとしたタイプだったかも。 この本を読んで、自分の楽しいことだけを思って過ごせるくらい、愛情いっぱいで育ったんだなぁ、と実感。 子どもは子どもらしく、元気で幸せにと願うばかり。
0投稿日: 2013.11.07
powered by ブクログ前半は青春、途中からミステリー、後半は人間ドラマ的な感動作でした。 予想以上に良かったです。 主人公は転校の多い中学生のやや冷めた男の子でヒロインは貧乏で孤独に慣れている美人の女の子。 それぞれの個性と魅力が読み進んでいくうちに明らかになります。 同じような経験をする人はあまりいないかもしれないけど、気持ちの上では共感できるところがチラホラありました。
2投稿日: 2013.11.02
powered by ブクログ久しぶりに良い作家に会ったという思い。文章がほっこり楽しく、ストーリーも魅力的で続きが気になり一気に読んでしまった。 本屋のPOPで気になり手に取るが、中二が主人公と言うことであまり期待しないで読み始めた。転校生の主人公がクラスで阻害されている「キヨコ」に惹かれ、彼女の謎を少しずつ知るようになる。主人公もその他の登場人物も芯があり、行動・台詞にグッと来る。この著者の別の作品も読んでみたい。
1投稿日: 2013.10.31
powered by ブクログ不思議な読後感の作品だ。 感動、爽やか、胸を打たれる、とかそういうものではない。 文庫本の帯に書かれている表現を借りれば、まさに「心に刺さる」物語なのだ。 転校生の僕が出会った不思議な少女「キヨコ」。 彼女はその美しさと裏腹に、傍から見れば貧しく過酷な生活を送り、クラスの全員から無視といういじめを受けていた。 その奥にある不思議な魅力に「僕」はひかれ、彼女の本当の姿をしりたくなっていく。 エンディングは多少強引な力技で終わらせた感もあるが、この終わり方も「アリ」だろう。 メフィスト賞でデビューしたというこの作者白河三兎。 不思議な魅力が持ち味らしいのでほかの作品も読んでみたくなった。
7投稿日: 2013.10.30
powered by ブクログキヨコや高野くん、そして主人公。 物語の終盤で、彼らが(一般的な中学生とは違う)ものの考え方をする理由が分かったとき。 なぜだか涙が止まりませんでした。 最近読書をしていなかったけど、この本をきっかけにまた読書に夢中になれそう♪ 白河三兎さんのほかの本も読んでみようと思います。
0投稿日: 2013.10.23
powered by ブクログいまどきの中学生はこんなに自分のキャラクターを意識した立ち振る舞いをしてるのかと思うとちょっと驚きだけど小説ですからね… 最後の最後に家族のありかたを考えさせられました :)
0投稿日: 2013.10.16
powered by ブクログ中学生にしては大人だな、、、と。そういう時点でありえない世界だな、、、と。学校生活はリアルだった。青春感はあまりなかったかな。
0投稿日: 2013.10.14
powered by ブクログ読んだのは二ヶ月前。娘の本棚より。期待していなかったけれど、良かった。若者の生き方が瑞々しい。展開のスピードも好み。
1投稿日: 2013.10.08
powered by ブクログすらすら読めなかった。 青春小説なはずなんだけど… 清々しいとか、キュンキュンするような感じは無く… 何故だ??? と、考えに考えてわかった。 中学生なのに妙に大人びてる。 違和感を感じてしまう。 最後は、無理矢理纏めた感じも否めない。 '13.10.04読書完了
0投稿日: 2013.10.04
powered by ブクログ青春物語、家族物語、ミステリー、すべてのバランスがステキに絡まった面白さだった。 『私を知らないで』 タイトルで、おやっ?ってなる。 「探さないで」「受け止めないで」じゃなくて「知らないで」。 そのタイトルに込めた深さ、強さが紐解かれていく物語だった。 中2の3人 黒田、高野、キヨコが背負った過去、ぶつかってしまった現実、背負うと決めた未来。 学園物にありがちないじめ物かと思ったら、 とんでもない方向性に物語が広がっていく。 予想外の面白さだった。 ラストがよかった。 家族のあり方を刻む。ほろ苦いけどステキなラストが。 白河三兎さん、気になる作家さんが増えました。
9投稿日: 2013.10.03
powered by ブクログ中学生にしては随分大人びた考え方をする子達だと思わなくも無いですが、中学生活における友達関係と特殊な生活環境を面白い掛け合いもあって、読みやすく楽しめました。 17章でキヨコが大変な事態に陥ってるのにも関わらず、18章で黒田と高野の何とお気楽な(笑)。彼らの立てた作戦も「実際あり得んよナー」と思いつつも、黒田の切ない心情と、普通を取り戻したキヨコ、これからも続くであろう高野との友情との、明るい未来を予感させるコントラストが良かったです。
2投稿日: 2013.09.27闇の中の爽やかさ
人間の闇が根底に存在するものの、 それが決して悪ではなく善意であることを 美しく書きあげられている作品だと思います。 伏線や表現や展開に難がないとは言えませんが、 その難が存在してもこの作品に出会えてよかったと思いました (難がない作品も珍しいですし)。
1投稿日: 2013.09.24
powered by ブクログ読む順番間違えたかも。 これがもしもしに繋がるのか。主人公の彼は、もしもしまでに随分とやさぐれてしまったねぇ。
0投稿日: 2013.09.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
転勤族の家庭で育った男の子が主人公。 キヨコというあだ名の美少女と、破天荒な転校生のおかげで、彼の順風円満であった転校してからの生活は終わってしまう。そのことから彼は自分、というものが成長し、そして。 その後にはあまりハッピーエンドとは言えない終わりがまっています。これがベストな終わり方なんだけれど少しさみしくなってしまいます。この余韻がこのお話の良さを引き立てているのかもしれません。 伏線が多くあり最後のほうでは、そんな伏線の使い方をするの?と思うことも多く、読み進めるのが楽しみでした。 普通に生きたいというキヨコの願いを、おばあちゃんは叶えてあげようとするところが本当に悲しくて。このお話は総じてもの悲しい話なんだけれど。 普通に生きるって難しいこと。どれだけ望んでもキヨコはそれをかなえることが出来ずにいたジレンマが切ない。普通ってなんなのだろうかと思う。お父さんとお母さんがそろっていることなのか、お金が十分にあることなのか。おばあちゃんが必死に頭を下げている描写も切なかった。 あと、キヨコが黒田くん嫌いと、何回も言うたび、この子は好意を素直に表せていないのだと伝わり、切なかった。ツンデレって損だなぁ。
0投稿日: 2013.09.14
powered by ブクログすごくよかった。 繊細な心理描写が素晴らしい。 学校という枠のなかで、いかにうまく生きていけるかのバランスがすごく懐かしくて痛い。 学校の中で成長していく物語かな~と思いきや、 まるでミステリーのような仕掛けが隠されていたり。 ベタなのかもと思いながらも、一行で一気に涙が落ちそうになったり。 最後のがむしゃらさもひたすら心打たれる。 私の好きなミステリアスで強い美女が出てくるのもあるけど、仕掛け盛りだくさんでとても面白い。 仕掛けがなくても純粋な表現だけでも面白いのによく作りこまれてる! 軽い気持ちで読んだけど、とってもお得な気分な一冊でした。私的にはこれが本屋大賞でもよかったかも!
4投稿日: 2013.09.09
powered by ブクログ知合いの方の感想を見て気になり購入。タイトルといい書き出しといい最後は切ない展開になるんだろうという想像は薄々ついていたが・・・。黒田の中学生らしからぬ思考とクラスメート達との会話のやり取りや「キヨコ」をめぐる謎だけでもスルスル読めたが、終盤の展開の解決策が完全に想像外。かなり無茶苦茶なのに、それまでに張られていた伏線で妙に納得してしまう。と同時に、序章の描写の意味にもつながって、何とも切なくなる。彼女を救う為にはそれしかなかったのかも知れないが、それにより後悔をずっと引きずり続ける彼の心情を考えると…。
1投稿日: 2013.09.03
powered by ブクログもう、なんだろう、これ。衝撃作でした。 青春ミステリーになるのでしょうか? いつもお弁当がおにぎり1個だけなので山下清の女バージョンでクラスメイトからは「キヨコ」と呼ばれている彼女。そんな彼女の存在が気になり、ある日主人公たちは尾行してみることに… 彼女の謎がだんだんと明らかになっていくのですが… 主人公とともに一緒にひきこまれました。 そして思いもよらない展開と結末に泣きました。 タイトル「私を知らないで」と言われると知りたくなりますよね。
0投稿日: 2013.08.26
powered by ブクログ毎日おにぎりだけをお弁当に持ってきているので「キヨコ」と呼ばれている、クラスに溶け込めない少女。主人公は最初に彼女の魅力に気付いたが、転校生の高野に先を越されてしまう。 そんな主人公とキヨコと高野の三角関係のような関係を描いた作品といえなくもないが、実際に本書で一番魅力的なのは主人公とキヨコのデートシーン。 そのあたりの本来もっともやもやしたところがあるはずなのだが、しごくあっさりと描いてしまうところが、ちょっと食い足りない。 まあ、ラノベだと思えばいいのだろうけど。 で、ラノベなの?
0投稿日: 2013.08.24
powered by ブクログ中学生の男の子を主人公として学校の人間関係や家庭の事、異性との恋の話を絡めたある女の子を巡るミステリー。最後はハッピーな結末で速攻で読める本でした。
0投稿日: 2013.08.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ちょっと切ない青春もの。 友人を、大切な人も守れる強さを考える。 ・・・家族になるって”プールの底に眠る”と同じオチ?! 微妙に角度違うし、一番良い解決方法ってわかるけど・・・
0投稿日: 2013.08.18
powered by ブクログクラスから浮き「キヨコ」という蔑称で呼ばれる少女。彼女に惹かれる僕は僕と近い時期に転校してきた高野とともに彼女を尾行することにする。 主人公の冷めた中学生らしい周りとの距離の置き方が、イタイながらもとても感情移入できます。最近話題のスクールカースト、教室の中にだけで通用する価値観、ルール、女子生徒たちの関係性などその辺の描き方もばっちしでした。 ミステリアスなキヨコの存在の裏に隠されたある思い。話の流れは早い段階で読めたものの、それがここまで切ないキヨコの生き方につながるとは思いませんでした。 高野は思ったほど出番はなかったものの、彼の存在はこの話をいい具合に和ませてくれているとも思います。それだけユニークなキャラでもあるのですが、彼自身とても繊細なところもありそういうギャップもいいなあ、と思いました。 結末についてはちょっと無理やり感があった気がするものの、意外な読後感につながるものでよかったです。キヨコを救うためあれこれ相談する僕と高野の様子を読んでいるときは、どれだけ口では言えても、結局救う手段はないものなんだよな、と中学生の正義感や道徳心とそれについていけない子供の非力さを思ってしまったのですが、こういう結末を持ってこれたのは、その非力さを受け取ってくれる大人の存在の大きさを描き切れているからなのだろうな、と思います。
2投稿日: 2013.08.17
powered by ブクログ大人ぶる事に限界を感じ、子供である事を認識し、 そこから一歩踏み出していく事で一回り成長する。 冒頭から受けた印象は最後は悲しい終わり方なのかな、と感じ、 読み進めるにつれ垣間見える登場人物の感情の背景も 終末的な印象を受けていたのだが、 最後の最後でがらっと景色が変わった。 あとがきを読んだら筆者はメフィスト賞受賞者なのね。 意外性のある結末は思っていたのとは異なっていたけど、後味は悪くない。 彼女との出会いは少年にとっては恋愛の萌芽だったのかもしれない。この世代特有の青さが思い出され切なくも甘い余韻が残った。
0投稿日: 2013.08.15
powered by ブクログ登場人物のキャラがなかなかおもしろかったし、一般事象に対する作者の独特の解釈も面白かった。 主人公に自意識過剰なところも過分にあるように思うけど、中学生はたいがい自意識過剰だ。 物語の畳み方が雑なのがザンネン。
1投稿日: 2013.08.12
powered by ブクログタイトルに惹かれて読みました おおこんな展開になるのねと、びっくり!文体は読みやすくて好きでした 最初のうさぎの耳うんちくは私も誰かに話したい笑 何かいい本ない〜?と聞かれたら、安心して人に薦められる本!
0投稿日: 2013.08.12
powered by ブクログヤングアダルトね。もしかして…が分かりやすかった。普通になりたいと思った時点で普通になんて生きられない。
0投稿日: 2013.08.12
powered by ブクログ最後の頁を閉じた時、 「ああ!できることならこの本には中学生の頃に出会って 未成年の熱ともどかしさを噛みしめながら読みたかったなぁ! そしたら大人になって読み返したときの感動もひとしおだったのに!」 なんて、ないものねだりの妄想をふくらませてしまいました。 ・・・というわけで、もちろん大人になってから読んでも素晴らしいけれど 夏休み真っ只中のティーンエイジャーのブクログ仲間さんたちに 「十代でこの本を読める幸運を逃さないで!」と、ぜひおすすめしたい一冊です。 たぶん、いちばんわかりあえる相手、 誰よりも自分を知ってほしいひとに 「私を知らないで」とつぶやくしかない、キヨコのせつなさ。 「普通に生きられる場所」へと彼女を引っ張り上げるべく、手を差し伸べたくても 法律や世間の常識に阻まれ、歯噛みするしかない、未成年のシンペーと高野。 このせつなさ、もどかしさを、リアルタイムで共感して読めるなんて なんとまあ、うらやましいこと。 中学生にして既に転校のエキスパートを自認し、万事そつがないシンペー。 シンペーが緻密な計算を組み立てた上でクラスに溶け込む「浸透型転校生」だとしたら 後から転入してくる高野は、計算の「け」の字も脳内に存在しないような あっけらかんとした「飛び込み型転校生」。 彼らが、「貧乏で変わり者だ」と、クラスの異物として遠巻きにされているキヨコの 休日の行動を追跡するところから、物語は鮮やかに展開し始めます。 いつ来るかわからない終わりを見据えながらも 貧乏暮らしの中、創意工夫を重ねて貯めたお金で 末永く使える質の良いバッグや高価な箒を買い 一生ものの「ミーレの掃除機」に憧れる。。。 「普通に生きる」という、キヨコのたったひとつの望みを叶えるために 冷静さも緻密さもかなぐり捨てて、みっともなく走り回る男の子たちが どうしようもなく愛おしい。 そして、クラスに馴染むため、ボスのミータンの取り巻きの中から 好きでもないのに彼女として選んだアヤの労作が、めぐりめぐって キヨコを救うにあたり、シンペーには如何ともしがたかった親の心を動かすくだりや 恋愛すら戦術としてスマートに利用していたつもりのシンペーが 遅まきながら初めてほんとうの恋を知ったときの恋の神様からのしっぺ返しは 大人になったからこそ、ほろ苦く、しみじみと胸に沁みてきて。 ティーンエイジャーのうちにぜひ、と書き始めたけれど 大人になりかけの人にも、大人になって久しい方にも ぜひ読んでいただきたい名作です。
24投稿日: 2013.08.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ニヒルな主人公、謎の多い美少女キヨコ、破天荒な高野、三人が学校という閉塞社会を窮屈に感じながらも友情を育む話…かと思いましたが意外な方向に話が飛んでいきビックリしました。 節約できるところはとことん絞り、浮いたお金で本当に良いものを買うキヨコや一見相手のことを考えてなさそうなのにあとからさりげなくフォローできる高野などキャラクターが個性的でありながら実際にいそうな雰囲気をだしていてとても素敵だと感じました。 主人公も計算ずくで動いてる割には爪が甘いというか、最終的に情にほだされちゃうあたり中学生だなとほほえましいです。 文化祭でピンチに陥りながらも危機を退けるまでのエピソードがいい。また文化祭エピソードのようないかにも青春物語な展開がありながらもキヨコの家庭の真実のようなミステリ要素もありさまざまなジャンルの小説として楽しめました。 しかし結末に向かうまでの話はやや強引な印象を感じました。主人公に救済がないのも悲しいです。
0投稿日: 2013.08.09
powered by ブクログうーん。 若いなあ、と思った。 「今時」の中学生が主人公で、一人称で、大人が読むのに堪えうる作品ってなかなかないのでは。。。 この小説を面白いと思うのはせいぜい高校生まででしょう。 本屋のポップに「切ない結末」と書かれていて気になったのだが、何が切ないのかさっぱりわからず。 期待はずれでした。
1投稿日: 2013.07.31
powered by ブクログなんだかバタバタ終わってしまった感が否めない。 展開は面白いと思ったけれど、読み終わった後の満足感はいまいちだった。 キヨコの「普通に生きたい」と願う描写には惹かれた。
0投稿日: 2013.07.24
powered by ブクログ最初から一気に引き込まれて、最後のページまで夢中で読みきりました。 はじめは主人公である黒田は、なにか一歩引いたところから物事を見ているようで中学生にしては少し達観しすぎてるかなと感じた。 しかし、「キヨコ」について知り、過去の罪を知っていくことでどうしてキヨコを助けたい、救いたいとガキらしくがむしゃらになっていく様がとてもよかった。 黒田と高野とキヨコの不恰好な三角関係を中心に描かれていくが、ミータンやアヤなど、どの登場人物も魅力的であった。 「普通に生きたい」という願望は、普通に生きている人には嘲笑われてしまうようなちっぽけな願いかもしれないが、時としてそういったちっぽけな願いさえ叶えられない人がいることを忘れてはいけないと思った。
0投稿日: 2013.07.22
powered by ブクログタイトルが一番いい。それだけ。 蛇足だけど… 人物に現実感がない。好感も持てない。クールでドライな黒田くんは、勘違い自意識過剰の子供にしか見えない。 でも、最後は少しせつないね。
0投稿日: 2013.07.22
powered by ブクログ傑作だと思う。テンポも良く、伏線の貼り方も見事。ただ、結末が何だかちょっと間に合わせ的な感じがしたので★はひとつ減らしての評価。
0投稿日: 2013.07.19
powered by ブクログこういう冷めた子供たちは大好き、面白い\(^-^)/とサクサク読んでいたら………… 普通になってきちゃって………? はぁ、学園物かぁ?(^◇^) と思いきや、ミステリアスなにおいがしてきて…………? 最後は、何その解決?てな感じ なんだか胸キュンしようしようとして、しそびれた気持ち ウーン(ーー;)
0投稿日: 2013.07.17
powered by ブクログひねくれている様で節々に子供っぽさを感じさせる言動があって「何だコイツ?」と、その存在自体が叙述トリックとして機能している主人公中学生男子のキャラクターがまず面白いのでサクサク読み進めてしまう。ヒロインのキヨコも全く同様に、魅力的で隙がなさそうでいて気を抜くと子供っぽさが露見する彼女は何を抱え込んでいるのか? と気になってページを捲ってしまう。彼らのその性格形成の原因となる事情の判明を含め、物語の後半は感動しっぱなしでした。
0投稿日: 2013.07.06
powered by ブクログ転校生のシンペーと高野、そしてクラスメイトから無視されているキヨコら中学生3人の青春物語。 シンペーの達観ぶりが痛々しく、切なくもあるけれど、温かい気持ちで読了出来る一冊。
0投稿日: 2013.07.03
powered by ブクログ転校を繰り返すことで妙に冷めてしまっているシンペー。 転校先で誰からも無視されている美少女・キヨミと、後から転校してくる高野とのお話。 スパイス的にミステリー風味があります。 で、主人公のシンペーなんですが、こんなに達観している高校生なんているか!?って思ったりはしました。 同級生の女の子にシレっと「そんなところが可愛いよ」とか、嫌いだって言われたすぐ後に「僕は好きだよ」的なことを言ったり。 でも、ハードボイルドな奴の中学生時代って言われたら、分かるような気がして、慣れてくると、とてつもなくカッコ良く感じます。 読んでる途中、「これ、高野っている意味あるのかな?」って思っていましたが、オチまで読むとなるほどって思います。 これが書きたかったのか!と。 なかなか切なくていい感じでした。
0投稿日: 2013.06.30
powered by ブクログ本屋さんで激しくオススメされていたので購入、ちょっと話題の白河三兎。 結論から言うと『良い話なんだけどそこまでアツくはない』 主人公が転校した先にいた変わった女の子『キヨコ』 主人公はクールに大人にクラスでのポジションを維持しつつ、友人高野と一緒に彼女の秘密を探るようになる…てなお話し。 キヨコの秘密のディテールや、スクールカーストのリアルさなんかはとてもとても惹かれるんだけれど、 青春小説と言うだけあって圧倒的に登場人物に悪意がなく、しかも苦しみや辛さの描写は意図的にあっさり風味にしてあり、 ドロドロした日常を送る汚れた私(嘘)には少し物足りなかったかも。 ただ、中学生のうちに、これを読んだらものすごくハマったんじゃないかとは思う。 その頃自分がフォーカスしていた範囲をきっちり書き、救いのある話にまとめる手腕はさすが。 なので、大人の入り口に立った、中高生と、そんな気分を思い出してみたい大人の皆さんにオススメ!
0投稿日: 2013.06.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まずタイトルから興味を惹かれた。私を知らないで。 一体どういうことだろうと思いながら読み進めて、文中にその台詞を見つける。これか。 物語は主人公・黒田慎平が中学時代を回想するところから始まるが、慎平もキヨコも高野も、三人を取り巻くクラスメイト達も、一風変わった人々が多い。 歳の割にヒネすぎているというか、境遇のことがあるにしても考え方があまりに大人びていて、どこか小賢しい印象。中学生でそこまで割り切った考え方、正しく俯瞰した見方ができるものだろうかと思う部分もあった。 が、随所に散りばめられた伏線と回収に伴う謎の解決に、読み進めてすっきりしていくものを感じた。 読み終わって思わず「なるほど」と呟いた一冊。
0投稿日: 2013.06.20
powered by ブクログ本の雑誌刊行のおすすめ文庫王国2013版で、オリジナル文庫大賞の一位を獲得した作品。 ほろ苦くて少し酸っぱく、でも振り返ればほんのり甘い青春時代。そんな日々がこの物語には詰まっている(特に文化祭のエピソード)。 そして、予想外のラストは、とても素敵な展開すぎである。参った。
0投稿日: 2013.06.15
powered by ブクログメフィスト賞受賞作。 うーん。面白かったけど、期待したほどではなかったなあ。 主人公のふたり...特にキヨコにはとても惹かれたのですが、とにかく伏線がバレバレだったので、ああやっぱりね、の連続で。 最後の展開も発想が新しいというだけでさほど面白いとは思えなかったし、そんなに調子の良い親いる?って思ってしまった。 受賞作って、その肩書きだけで読み手もどれだけのもん書いたの?と構えて読んでしまうので可哀想っちゃ可哀想ですけどね。
2投稿日: 2013.06.11
powered by ブクログ中学生の黒田慎平 父が転勤族なので、転校を繰り返してる。 今度の転校も、こなれた感じで、目立ちすぎず、 埋もれず、クラスに馴染んでいける。 転校先の新しいクラスでひとり孤立してる、 誰も寄せ付けないような雰囲気のある キレイな女の子“キヨコ”に惹きつけられる。 母が男と出奔、父は借金で行方知れず、 祖母とふたり、ひどく貧しい暮らしをしている。 そのわりに、週末は綺麗に装って出かける姿を見る。 謎めいた雰囲気のキヨコ 慎平はキヨコを好きになるけど、 キヨコは慎平のことを「大嫌い」という 対照的なふたり、だけど、どこか お互いに繋がりを深めていく そして、キヨコには秘密がある。 もっと知りたいと思う・・・でも、 「私を知らないで」という。 離れられない二人の関係が深い
0投稿日: 2013.05.27
powered by ブクログ誰も等しく助けないと心に決めている転校生の慎平。クラスで孤立している美少女「キヨコ」。マイペースで破天荒に見えながら引き際も心得ている高野が転入してきたことで、三人の距離も、クラスも変わっていくことに…。 10代の頃を懐かしんで読むというよりは、10代に還って一気に読みました。クラスなんかより広い世界を知っていて、自分なりの生き方を持っているキヨコをかっこよく思い、慎平の計算高さや観察力を羨み、高野の順応性の高さや打たれ強さに呆れつつも感心する。彼らはそれぞれにタフだけれどもなんだかんだいっても中学生で、どこか無理をしているし、まだまだ子供でもある。はしゃぐこともあるし、親に反抗するし、自分の行動に打ちのめされたり、子供だけではどうしようもないできごとにとことん悩んだり…。そんな彼らの姿が、ちょっと説明しすぎの感はありますが、分かりやすく適度な軽妙さで描かれています。ラストの幸福感と微妙な切なさはなんとも言えません。プロローグに漂っていた不穏な空気がうまく転化されます。 とても魅力的な作品なんですが、ネタバレせずに感想を書くのが難しいのは展開が面白い故ですね。
1投稿日: 2013.05.24
powered by ブクログタイトルに惹かれて購入^ ^ キヨコの抱えている闇だとか、高野が来なくなった理由、僕の過去、 読み進めて知るたび心に刺さってきて、思わず一気に読んだ。 ラストは読み始めた時には想像しなかったもので、読み終えた後は少し切ない気持ちになったけど、 良かったんだと思える 納得できる終わり方でした。 2013.5.21
0投稿日: 2013.05.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「……キヨコが僕の手の中からゆっくりと自分の手を引き抜いた時、自分の間違いに気付いた。 僕はその手を放しちゃいけなかったんだ、と。」 向日葵のような少女と「僕」の、希望の物語。 中二の夏の終わりに転校してきた「僕」は、クラスで孤立している「キヨコ」に惹かれる。 もう一人の転入生「高野」とともに彼女の境遇を調べようと試みるのだが……。 という始まりなのだが、意外にこの「高野」が簡単に物語からドロップアウトしてしまう。 でも、その存在感はまさしく中二の青臭さを備えており、主人公も感化されてしまう。 主人公とキヨコは互いに絶妙な距離を保ちながら、中学の生活を過ごすのだが、終盤の「ある事件」が起こり……。 復活の高野と僕の行動は意外なものだが、何よりも『普通』を求める少女にできることはそれしかなかったようにも思う。 中学生の青臭さがいい意味で「微妙に鼻につく」のが、上手い描写の証に思えた。 ミステリ :☆☆☆ ストーリー :☆☆☆☆☆ 人物 :☆☆☆☆☆ 読みやすさ:☆☆☆☆
0投稿日: 2013.05.17
powered by ブクログよく練られたプロットに基づくお話で面白かったけど、 18章からなる編成は、読書では章ごとに休憩を入れる習慣がついている自分には、細切れ細切れになってしまい、そこで集中力が途切れがちになり、ちょっと読み疲れた。
0投稿日: 2013.05.16
powered by ブクログ読んでいる最中胸がずっとドキドキしていた。 ページを捲る手が、止まらない。 丁寧で綺麗なとても素敵な文体。しかし、さらりと読みやすい。 心理描写がとても上手いと感じた。ぐっと、引き込まれる…! 読みながら、登場人物達に、羨望し、同情し、共感し…。 感情をフルに使って読み進めたなあと読了後に感動する。 久しぶりだ、この感じ。胸が何かで一杯になる。 ああ、これだから読書はやめられない… せっかく生まれたのだから、一秒も無駄にすることなく、生きたい。 精一杯人生を楽しみたい。そんな彼女の生き方が、凄く素敵だと思った。
3投稿日: 2013.05.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
意外な展開、終わり方だったが、 納得いく終わり方。 読後感は良かった。 主人公はどうなるのだろう。
0投稿日: 2013.05.12
powered by ブクログ主人公の語り口で紡がれていく物語、どうもすわりが悪いと思っていたら語り部の性格はねじまがっていた。語られている視点がねじまがっているのですわりが悪い。青春小説と言い切れないぎこちなさ。 向日葵だけがさわやか。 嵐の日々の中で見つけた一筋の光明は切ない。 予想できなかった結末はすわりが悪い。もどかしさと痛ましさが同伴する。 皆幸せにはならないような、幸せを模索するような、幸せであるような話であった。
1投稿日: 2013.05.06
powered by ブクログミステリー、ということになるのだろうね。本屋の特集棚に並ぶくらいの本なので図書館で借りるのにやたらと待たされるとになった。 内容はなるほど、なかなか面白かった。あそこまで癖のあるというか悟りきったメンバーが、主人公と主要な脇役さんたちを含めて5名も中学生として相まみえているというところにも、(にもかかわらず)そうしたメンバーがともすれば“子どもらしい無鉄砲さ”を発揮することにも、作者による恣意性を感じずにいられなかったけれども、まあそんなことを言っていてはフィクションを楽しめないし、とりわけミステリーについてはそこら辺は微妙な部分でもある。 ともかく一応後続の皆さんに配慮して半日で読み切って返却することに・・・。
0投稿日: 2013.05.04
powered by ブクログいやーひさびさに面白い小説に出会った。思春期特有の心の動きがうまく描写されていてよかった。ハッピーエンドなんだけど、やっぱり最後は主人公が報われてほしかったかな
0投稿日: 2013.05.01
powered by ブクログ大変読みやすいし、展開に惹きつけられる。 中学生たちの考え方、言動が、 とても中学生とは思えないほど、 大人びて感じられることにさえ目をつぶれば、 ヤングアダルトジャンルの優れた作品だと思う。
0投稿日: 2013.04.22
powered by ブクログシンペーとキヨコと高野の3人の組み合わせで様々なテーマを見せてくれます。 イジメ、友情、恋愛、コミュニケーション、心の傷。 聞きたい、知りたい、でも聞けない。聞いて欲しい、聞いて欲しくない、でも知って欲しい。。 優しさがあるからこそ、傷を知っているからこそ、出来ないもどかしさを感じることもある。 大なり小なり闇というか暗い部分を持っている人は多いと思う。 その断片を知ってしまったら、全体を知りたくなってしまう。そして自分のそれも心の奥では知ってほしいと願っている。そういう自分がいるということを私は知っています。だからなのか、最後がハッピーエンド(だと思う)なのに、切なさでいっぱいの読後感でした。 大きなインパクトはないですが、この著者のセンスはとても好き。「プールの底に眠る」も良かったし。次作以降も楽しみです。
4投稿日: 2013.04.21
powered by ブクログ内に秘めた自分というミステリアスな側面に人は互いに惹かれるのだろう。素っ気なく淡い相手に対する想いがいつかは。。。
0投稿日: 2013.04.14
powered by ブクログそこまでいる?って感じるほど、心情描写が細やか。 はまる時は、きっちりはまる。そうでもない時は・・・ でもその違和感が、読み手を立ち止まらせる。 親しい人であっても、心の中を覗くのは、 勇気を振り絞らねばならないこと。 無関心を装っているのは、何かを守るため。 自分は何を守っているのだろう?
0投稿日: 2013.04.14
powered by ブクログ「普通に生きる」ために懸命なキヨコ。 深い闇を持っていて、でもそれでも中学生らしいかわいい部分もある。 キラキラした青春小説とは違う、青春の一言では言い表せられない小説。 伏線が張られていて、真相がなんとなくわかったが、それを裏切る結末でおもしろい。
0投稿日: 2013.04.12
powered by ブクログ話は面白く引き込まれたけれど、こんな思慮深い子供がいることは非現実的で共感できなかった。繰り返しては読まないが、この作者の作品はまた読んでみたい。
0投稿日: 2013.04.01
powered by ブクログページを繰る手が止まらない!久々に一気読みしました。 こういう話を書ける作家さんに出会えた事を、とても幸運に思います。
0投稿日: 2013.03.25
powered by ブクログ期待し過ぎたせいか、ラストあんまり意外性もなかったかなぁ。 読むのに時間がかかったtってことは、 それだけ私にはハマらなかったということだ。
0投稿日: 2013.03.23
powered by ブクログタイトルに惹かれて。 中盤まではいまいちな感じがしたけど、そのあとは急に面白くなってすいすい読んだ。 青春って一言で片付けたくない小説!
0投稿日: 2013.03.18
powered by ブクログ良い。人物の描き方がとても丁寧で、とてもイメージしやすかったため、読みながら頭の中で映像として再生されるようだった。
0投稿日: 2013.03.17
powered by ブクログとても感動しました!! この本も報われない話になるのかなって思ってたけど、最後の最後ですごく救われました! とても希望の持てる本で素敵です☆ 出会えて良かった♪
0投稿日: 2013.03.10
powered by ブクログ途中まではとても面白かった。 だけど、最後が切ない… この本の良さが分からない自分はまだまだ子供ってことなのか?
0投稿日: 2013.02.23
powered by ブクログラストの展開が意外で、甘酸っぱい感じで心に残った。 主人公とキヨコの微妙な心の距離と、キヨコの抱える秘密が次の展開が気になり、ページを捲る手を止められなかった。
0投稿日: 2013.02.20
powered by ブクログ非常によかった! が、これが中学生か!! 自分の中学時代とのギャップに…。 それ以外は文句なくハマった。クールです。 期待を込めて☆3つ。別作を読みたい。
0投稿日: 2013.02.19
powered by ブクログこれは、ファンタジー。 これは、ミステリ。 これは、ひょっとしてSF? いやいやこれは、奇妙な恋愛小説。 それとも...... 乙一 × 朝井リョウのハイブリッドのような最強の牝馬。 デビュ−3戦目ながらダートを一気に駆け抜け、これから重賞レースを総なめにしていきそうな予感。 『私を知らないで』 いいえ、あなたをもっと知りたい。白河三兎さん(性別不明)。 転勤族の父について、家族で横浜市の外れに引っ越してきた僕。 転校を四回も繰り返して身につけた嗅覚で、クラスのボスキャラを嗅ぎ分け、空気をうまく読み、つつがなく生きる。 「キヨコ」には近づくな。 それが暗黙のルール。 しかし、遅れてきたもう一人の転校生、高野によって平穏は破られる。それどころか、まったく空気を読まない高野が一気にスターダムを駆け上がり、クラスのパワーバランスが徐々に崩れ始める。 僕、高野、「キヨコ」そして、ボスキャラ「ミータン」たちはどうなっていくのか。 ミステリとして考えた場合の一つの要点は、まあ何となく読めた。 でも、この物語はそういうことじゃない。 そのもっと後ろにある様々な伏線の乱気流を、箒に跨がった見習い魔女のようにかいくぐり、右へ左へ、時に急降下、再び急上昇を繰り返しながら進んでいく。 そして魔女と箒の後ろにぶら下がってついてきた少年は、いつしか逞しく成長し、誰もみたことのない地平に辿り着くのだ。 その地平を垣間みた僕は、じわじわと切なさがこみ上げてきた。 そして気づく。その先にある魔法を。 そして気づく。白河三兎こそが本当の魔法使いであると。 全くノーマークだったが、先日の新聞広告とブクログのお仲間のレビューにより手に取った。 また、いい作家さんを見つけてしまった。
10投稿日: 2013.02.18
powered by ブクログ小説新潮最新号の短編を読んで面白かったので、これも読んでみましたが、期待を裏切らなかったです。途中でああ予想通りの結末かあと思わせておいて最後はそう来たかという感じ。ほかの作品も読みたくなります。
0投稿日: 2013.02.13
powered by ブクログどこか悟ってる感がある転勤族の主人公、お調子者の転校生、クラスから浮いている謎の美女。 街の閉塞感とか命とか、かなり壮絶な内容も含まれているのに、独特な語り口で読んでいて落とされる感じはなし。 正直途中で真相が見えてしまったけれど、そこを越えた展開が待っていました。 適切な言葉が見つからないけれど、読んで良かった!
0投稿日: 2013.02.13
powered by ブクログ青春ミステリ。 10代の揺れる心をうまく表現している読みやすいミステリは、乙一や桜庭一樹に近い。知りたい、知られたくない、嫌いで好き。後半、切なさ指数がどっとあがります。
0投稿日: 2013.02.05
powered by ブクログ多分...2013年に読むであろう多数の作品の中の ベスト1 !! 凄い。凄い。凄い。面白い! 書き下ろしかつ、文庫での発売ってトコが また本気でこの作品に対しての想いが詰まってて 嬉しくなります。名作を読んだ後に訪れる アノ独特の余韻と興奮が止まらないス。 何書いたらいいか分からんくらいに ゾクゾクする。多分...映像化したら この作品の良さはもの凄い陳腐なものに なるに違いない。そのくらい危うい バランスで全編が奇跡的に成り立っている 上手さは、「小説」というスタイルだから だと思うんですよね。 ストーリーの序盤から、このラストに 辿り着くなんて到底想像出来ないし、 まさか、胸ん中を掻きむしられるような 切なさと感動と暖かさがジワジワと 流れ込んできて...もうキャパ限界です。 本当にゾクゾクする。 あまりに歪な青春小説。 そしてあまりに面白い小説。
2投稿日: 2013.02.01
powered by ブクログすごい。 この一言に尽きる。 暗いミステリーかなと思いきや…青春でキュンキュンしながら読んでたら… 泣いて、考えて、びっくりして 物語センスが素晴らしいです。 こんな沢山なのに、ごちゃごちゃせずに物語が進む驚愕のラスト。 あー 最高です また読みたい。
0投稿日: 2013.01.29
