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ジヴェルニーの食卓[電子特別版]
ジヴェルニーの食卓[電子特別版]
原田マハ/集英社
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総合評価

322件)
4.0
88
129
65
7
0
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    長編の感動には至らないが、それぞれの世界観を、近くの人から語る視点が面白い。 モネの表題作が一番よかった。開放空間で、モネを堪能したい。睡蓮の絵を生み出すのに、こんなに紆余曲折があったのだろうか?そういう背景を頭に描いて鑑賞すると、見え方ぎ変わるかもしれない。 マティスの話を読むと、実際の部屋を見たくなる。

    8
    投稿日: 2025.11.29
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    おもしろかったです。「読む美術館」というのがとてもしっくりきました。 美術には詳しくないのですが、原田マハさんの小説で、画家の生き様のようなものを勉強できるのはとても貴重な経験だなと思います。 文章も綺麗で上品で、気品のある女性が思い浮かびました。

    8
    投稿日: 2025.10.30
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    今では人気を博している印象派がまだ新しく、斬新だった"現代"に生きた芸術家と周囲の人々を、表紙のように美しく切り取った作品。 個人的には、マティスとモネの話が好きでした

    0
    投稿日: 2025.10.29
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    恋を超えて芸術に魅了された人たち。 そんな美しい姿がずっと目に浮かんで、ずっとドキドキしっぱなしでした! 個人的にはマティスの話が好きです。

    0
    投稿日: 2025.10.13
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    モネの話かと思ったら、4人の画家のにスポットを当てた短編集でした。 マティスの話が一番好みでしたが、長編ほどの感動や驚きはありませんでした。

    0
    投稿日: 2025.09.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    印象派の画家、マティス・ドガ・セザンヌ・モネを描いた短編集。 4名の印象派の画家について、 マティスについては家政婦からの視点、ドガについては友人からの視点、セザンヌについては彼を応援していた画材商の娘からの手紙、モネについては義理の娘からの視点というように異なった描かれ方がされており、興味深く読むことが出来た。 当然のことながら、この4名の印象派の画家については学校の美術の授業で習って知ってはいたが、こうした物語を読むとその人となりを知ることが出来、より身近な存在に感じられ、作中に出てくる絵画作品名を見ると、ネットでその画像を探し出し見てしまう。 モネ晩年の大作であるオランジェリー美術館の睡蓮作成の話も記述されていたが、この内容を知っていれば、昨年大塚国際美術館で展示されていた睡蓮の壁画の見方も大きく変わっていたのだろうなと思ってしまう。

    0
    投稿日: 2025.09.23
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    うつくしい墓:マティスに仕えた家政婦による追想、マティスとピカソの合流が描かれる エトワール:ドガの最大の理解者メアリーカセットによる追想 タンギー爺さん:タンギー爺さんの娘からセザンヌへの手紙という形でタンギー爺さんのセザンヌへの心酔ぶりが描かれている ジヴェルニーの食卓:モネの後妻アリスの娘ブランシュとモネの生活がブランシュが作る食事を交えながら描かれる 個人的にはタンギー爺さんの章が一番好き。タンギー爺さんの天真爛漫さ、こんな純粋な人がいるのかしらと思うし、この時代にタンギー爺さんの庇護がなければ名作たちは残らなかったのではないか、とすら思う。

    0
    投稿日: 2025.09.13
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    時代を超え、場所を超え、あの巨匠たちの製作の様子を垣間見てるような気がした。ただ作品だけを見ていたのが、彼らの物語を感じられたことで、より身近に思える。

    12
    投稿日: 2025.05.19
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    絵画の一瞬を切り取った美しいイメージの話。 会話もなんだか本当にそこにいるかのように聞こえてくる、自分もその場に参加しているかのように感じた。

    1
    投稿日: 2025.05.12
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    マティスとピカソ、そしてお手伝いのマグノリアの花といわれた女性。ドガの踊り子、セザンヌが描いたタンギー爺さん。でも一番興味を覚えたのはモネ。自然を愛し刻一刻変わる自然の変化を追う。モネの人間の深さが作品に表れるのだろう。

    1
    投稿日: 2025.04.21
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    美しい景色が浮かんでくる。絵を描くモネの臨場感にページをめくる手が止まらない。モネの絵画を見てみたいな。

    0
    投稿日: 2025.03.11
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    「モネ展」に行く予定があったので、モネという人に触れてから行きたいと思い手に取りました。 小説なので全てがそのままではないのだろうけれど、とても家族想いの優しい方だろうことが知れて引っ越しの話を家族でする辺りはもう泣いてしまいました。 マティスやドガ、セザンヌやモネが主人公なのではなく、その周りの人が画家の人となりや出来事を話す形式のお話は、何だかよりリアルに感じられました。歴史上の人物みたいだけれど、本当に存在したんだ、ということがとても不思議な心地です。

    0
    投稿日: 2024.12.22
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    遠い歴史上の人物だと思っていたアートの巨匠たちが、近くに感じられるストーリー。 フィクションであってもそうやって生きてきたのかも、考えていたのかも、と想像すると、もっとアートが楽しめそう。 タンギー爺さんは、ゴッホの有名な作品としか知らなかったので、こんな芸術家とアートを愛し、愛されていた人なのだと知れて面白かった。 ジヴェルニーの庭も、モネの晩年の苦悩とは反対に、美しい庭、アトリエがありありと見えるようだった。

    0
    投稿日: 2024.12.21
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    確か10月からモネ展がやってるよなぁと、少し前からこの本は読んでみようと思っていた。 4人の画家たちのストーリー。原田マハ作品を読みながらいつも思うけれど、史実を詳しく知っていたら更に面白く読めただろうな。 例の如く、絵画の画像を検索したりしながら読む。脚色が大いにあることは承知の上で、作者の創造・想像が素晴らしくドラマチックで引き込まれる物語たち。 やはりモネ展いきたいなぁ。。

    1
    投稿日: 2024.12.07
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    情景が浮かぶきれいな言葉。何と言ったらいいか迷うものをスンと言い当てて来る。美術には明るくない、勿論本書に出て来る人達は名前以外に知る事は多くないのだが、こうだったらええなと思うことがある。あと画像検索したらヴェール・ヴェールが思ったよりも緑。

    0
    投稿日: 2024.08.14
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    素敵な短編集でした(*^^*)「エトワール」はなかなか心にくるものがあり印象に残りましたが、表題作の「ジヴェルニーの食卓」が終始あたたかい雰囲気の漂うお話でとても好きでした。

    21
    投稿日: 2024.07.20
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    もっと早く出会いたかった。 この一言に尽きる。これまで意識的に芸術には触れてきたつもりだけれど、正直絵画は自分には難しくて、あまりおもしろさがわからないでいた。 でも、絵画をとりまくストーリーにも想いを馳せることで、これまでよりも深みが出て、より一層楽しめそうだと思った。 美しく色鮮やかな文章と、心温まる物語、さらに実在する芸術との架け橋になってくれる一冊でした。

    2
    投稿日: 2024.07.14
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    フランスの美術館巡りの前に読んでおくと、更に楽しめる一冊ですね。アートに込められた画家達の想いがとても伝わる本です。マハさんの描写の表現もとても美しくて素晴らしかった!表紙のモネの大作を見に行きたい。

    1
    投稿日: 2024.06.05
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    マティス、ドガ、セザンヌ、モネを題材にした短編小説。 マハさんの丁寧な描写に惹き込まれました。 そして、画家先生たちの人生をもっともっと知りたくなりました。

    1
    投稿日: 2024.04.05
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    原田マハさんの作品は初めてだけど文章が1つ1つ丁寧でかつ、繊細な表現で美しいなぁ。より印象派の画家たちが好きになった。

    0
    投稿日: 2024.03.21
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    いつものことながら原田マハさんの作品を読むと美術への興味が湧く。今は偉大な芸術家として名を残していても、生きている間は不遇だった作家も多かったんだろうな。この小説で出てきたいくつかの作品を見てみたいと思った。

    1
    投稿日: 2024.02.24
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    表紙がモネの絵でとてもうつくしかった。 4つの短編集で、それぞれマティス、ドガ、セザンヌ、モネについてを、美術への熱量を持って語られている。 難しい、堅苦しい世界だと思っていた画家たちが物語の中で会話しているのを読んでとても親近感が沸いたし、作中に登場する絵画を検索ながら読み、美術館で解説を読んでいる気分になった。 タンギー爺さんも好きだった! マグノリアのマリアとマティスのお話と、モネとモネを尊敬する家族のお話がとくに印象深く、ちょうど東京で行われている印象派の美術展に行こうかと思った。

    0
    投稿日: 2024.02.12
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    休みはのんびりしてますw ってな事で原田マハの『ジヴェルニーの食卓』 □うつくしい墓 □エトワール □タンギー爺さん □ジヴェルニーの食卓 4つの短編集♪ うつくしい墓は、マティスとピカソ エトワールは、エドガー・ドガ タンギー爺さんは、ポール・セザンヌ ジヴェルニーの食卓は、クロード・モネ とそれぞれ史実に基づいたアーティストのフィクションじゃが、ホントの話みたいに想像してしまう♪ どれも最後は綺麗な〆で余韻が気持ちええです♪ 美術館行きたくなるw 2016年12冊目

    0
    投稿日: 2024.02.03
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    読み終わるときにモネ連作の情景を見に行けたのはとてもラッキーだった。(上野の森美術館自体はイマイチだったけどw) もう一度読みたい。

    0
    投稿日: 2023.11.14
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    少女の頃に出会い、時を経てなお心をとらえて離さない鮮やかな光。その人にしか見えない豊かな世界、それを描き出す突き抜けた才能への憧憬。 痛みや悲しみ、人生の苦味といったものを描きつつ深入りすることなくきれいにまとめられているため、重たい気持ちにならず気持ちよく読み終えられる小説。

    0
    投稿日: 2023.10.31
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    4人の画家にまつわる短編集。身近な人間から見た画家の生活が温かな文体で綴られ、読了後は温かな気持ちと少しの切なさが残った。いつか少し絵画を勉強してから読み返したい。

    0
    投稿日: 2023.10.15
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    4人の女性と4人の芸術家。関わり方は違えど、それぞれに愛情じみた感情があって、読んだ後にあたたかい気持ちになりました。

    0
    投稿日: 2023.09.18
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    表題作「ジヴェルニーの食卓」が飛び抜けて好き モネが好きというのもあるけど、モネがこだわりぬいたという眩しい庭や『アトリエ』の景色、匂いが感じられる文章…… わたしもジヴェルニーの大きな庭で、大きなテーブルで一緒に食卓を囲んでいる気分になる タンギー爺さんのお店は心強いしすごく楽しそう、画家ってわりと孤独になりがちな職業だと勝手に思ってるからこういう同業者と気兼ねなく話せる場所があることはきっと支えになっていたはず 「エトワール」が地味に衝撃作 バレリーナたちがパトロンとなる男性に見つけてもらえるように踊っていること、仕方ないけどなんか嫌 それにしても絵の具の始まりがチューブじゃなくてシリンジだったの初めて知った~ シリンジの方が作るの大変そうだけどチューブ容器をいくつも作って売る方がお金かかるからかな

    1
    投稿日: 2023.09.05
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    原田マハさんの小説をいくつか読んだ人なら点と点が繋がって楽しめるかもしれないけど、初見さんには断片的に見えてしまうと思う。もったいないので数冊他の作品を読んでまたチャレンジしてもらいたい(何様笑)

    1
    投稿日: 2023.07.09
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    マティス、ドガ、セザンヌ、モネについての4編の物語。それぞれに異なった切り口での語りは、いかにもマハさんらしい。 セザンヌのお話では、太陽の刺(ゴッホのお話)タンギー爺さんが登場。絵を検索していて、ゴッホのタンギー爺さんの肖像とは別に、セザンヌのタンギー爺さんの肖像もあることを知りました。同じ人物を描いていても、こんなふうに違うのか、と、新しい発見。

    14
    投稿日: 2023.06.21
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    印象派からフォービズムにかけての有名画家にまつわる短篇集となっている。 物語の主役は基本的に画家の側にいる女性となるが色恋のような話ではなく画家の感性に惹かれていく情景が描かれている。 史実を元に物語を書いているとわかっていても本当にこのやりとりが行われていて欲しいと思うくらい素敵な物語であった。 原田マハ著の作品を読んでいる時点でこのようなことはないかと思うが、美術の知見がないと楽しめない作品だとは思う。 逆に美術に興味がある方にとってはこれを手にとって読み、美術館に行ってみてほしい。

    2
    投稿日: 2023.03.06
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    短編集です。 ひとつひとつの物語が、優しい感じ。心がホッとする本でした。 美術の知識がなくても楽しめますし、アートへの知識と興味が深まります。

    2
    投稿日: 2023.01.31
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    年末は原田マハさんの作品を手あたり次第読んでみようと思い借りきた1冊。短編集なんだ印象派の巨匠たちを4人の女性目線が語りだす。 短編小説ってやっと背景や人物に慣れ親しみが湧いた頃に物語が終わってしまうのでとっつきにくさがあるんですが、彼等の作品をググっり読み進めると興味がでてきました。 マティス (マグノリア) ときめいた瞬間を切り取って描く、極限まで単純化されたフォルムに力強い美が宿る。 いかなる人の人生にも光あふれる瞬間がある。ヴァンスのロザリア礼拝堂に行ってみたく思いました。訪れるならマグノリアの咲く頃がいいかな。 マグノリアは、モクレン科モクレン属の植物の総称で、 モクレンやコブシ、タイサンボク、オオヤマレンゲなど全て含まれるとのこと。 ドガ (踊り子) 唯一発表した彫刻作品『14歳の小さな踊り子』前衛的すぎてドン引きされる。少女に全裸でモデルさせいろんなポーズさせるとか当時のフランスはよかったんかな?蝋人形作ってるとこ想像すると猟奇的にも思えるけど、長時間同じポーズさせるの偲びないとかで美少女フィギア作ってたんだとうことなんですか? バレリーナの舞台裏って生活かかってたんだって、凡庸なものには届かない世界に輝く星の光も100光年先のアキバならロリヲタ紳士も高評価された気がする。 セザンヌ (リンゴ) 手紙形式での画材店の店主の娘からの催促状って形で展開する話なんですが文章下手だと言っておきながらの長文。何通も出してる筆まめな娘。セザンヌからの返信がどんな内容だったのか気になって仕方なかった。 人の手紙を盗み読みするのはゾクゾク感あるのですが、話題にゴッホとかでてきたときは気になりました。ゴッホの代表作の浮世絵バックのタンギー爺さん、随分前にゴッホ展で観たことがありそんな人柄だったんだと暖かい気持ちに包まれました。 モネ (睡蓮) ライフワークの睡蓮は250枚以上描かれているそうで私もボストン美術館が所蔵する睡蓮の大作観に行ったことありますが幅4mはあった大きな作品でした。最大の作品はパリ「オランジュリー美術館」所蔵の睡蓮が他を圧倒する大きさで展示室は自然光を取り入れ楕円形に作られ8点の大作からなる連作の睡蓮が見やすく展示されているとか・・ そんな作品の制作過程を垣間みれました。モネの使用人たち晴れた日は朝からバタバタ忙しそうでとにかくランチがおしゃれオマール海老食べてみたい。 絵画と料理の描写が秀逸、お洒落ですね。

    5
    投稿日: 2022.12.25
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    面白かった。とっつきにくいかなと思ったけど全くそんなことはなく。素敵な世界。新しい小説の分野を知った感じだった。

    1
    投稿日: 2022.12.12
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    実際の絵や彫刻を調べながら読んだ。 私は美術への造詣が全く深くないけれど、こうして小説を入り口に情報と興味を得ることができて、 原田マハさんは小説を通していろんな世界を届けてるんだなと感動してしまった。 もちろんフィクションなのだろうが、ネットで情報だけ読んでいたら絶対に感じられない暖かさがあった。

    1
    投稿日: 2022.11.10
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    それぞれの短編のはじめに引用文がありまして。それをひとつの話が終わったあとに振り返って読むとすごく…すとんとくる。とても良い体験でした。 短編が4つ、ほぼ同時代に活躍した巨匠たちの話。それぞれの話とはいえ、ほんのり繋がりが感じられる。 登場人物や作品について逐一調べながら読むのが醍醐味。何冊かこの手の小説を読んでるが、やっとアカデミズムと印象派について理解してしっくりきた。

    3
    投稿日: 2022.08.04
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    原田マハさんのこの手の作品群は(あくまで自分にとっては)大きく2つに分類することができる 知らなくても存分に楽しめる作品 知らないと損した気分になる作品 本作はどうやら後者の方 4人の画家にまつわる史実を元に独立した4つの中編で構成されていて画家の作品群や生涯を知っていればより深く楽しめるのだと思う 本当にこんな会話があったのかな〜とマハさんと一緒に空想の羽を広げるのも良し いやいや自分はこう考えるよ!とマハさんに議論を挑むも良し そんな楽しみ方が王道なんだと思います と同時に誰もが王道を進まなくたっていいじゃん!とも思うのでした

    45
    投稿日: 2022.06.04
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    原田マハの代表作の1つでもあるとのことで読み始めるも正直マティスやモネと言われても専門的知識も画家への興味もそれ程有るわけでもなく、ことさら感動を覚えない自分自身を情けなく思いました。 最後の「ジヴェルニーの食卓」は、モネの家を中心に物語りが描かれていたので、その家や庭を模した施設のある地元の植物園と照らし合わせて読み進め、少し興味を持って読むことが出来ましたが、この本をきっかけに美術史への関心が湧くことを期待したい。

    1
    投稿日: 2022.03.18
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    原田作品らしい作品。フィクションを通じて絵画鑑賞の楽しさを深められる。他の原田小説に登場する「タンギー爺さん」に会いたくなる。

    4
    投稿日: 2022.03.09
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    表紙があまりに美しくて手に取ってしまった。 マティス、ドガ、セザンヌ、モネそれぞれの近くで、彼らを見守った女性の視点による4つのストーリー。 新しい時代を切り拓いた画家たちの鮮やかな物語。 大塚国際美術館でモネの大睡蓮を見たときそれほど感動はなかった。 いま見たらきっと違うことを感じるだろう。 1番好きな話は「うつくしい墓」だった。 愛に溢れた話で、最後には思わずうるっときてしまった。 マハさんのお話はやはり美しい。

    2
    投稿日: 2022.03.08
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    印象派の著名な画家と繋がりがあるフランス女性の立場から綴った4つのストーリー。ニースへ旅行した時に立ち寄ったシミエの丘にあったアンリ・マティス美術館の光景が蘇った。ここでマティスとピカソが会っていたのか。ヴァンスのロザリオ礼拝堂も見ておけばよかった。 オランジェリー美術館の大作睡蓮完成の裏にはこの様なモネの葛藤があったのかもしれない。ジヴェルニーの庭園や家の台所にあった色鮮やかな鍋やフライパン、数々の浮世絵が目に浮かぶ。モネが社交界の評判を気にせず、自分達の幸せを求めて2つの家族で住み続ける決断した所は涙が出てきました。 ドガの踊り子達に向けた愛情、セザンヌや若い画家を応援し続けたタンギー爺さんの話も感動的。

    1
    投稿日: 2022.02.26
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    4つの話が入った短編集。 うつくしい墓 アンリ・マティスとパブロ・ピカソ。 エトワール エドガー・ドガの踊り子の像。 タンギー爺さん ポール・セザンヌとゴッホ。タンギー爺さんは画材屋。 ジヴェルニーの食卓 クロード・モネの睡蓮装飾画は国の宝。 どの短編集にもたくさんの画家の名前が出てきて、 その度に、その人の作品を検索しながら読みましたー!! ネットの中でも絵画に触れられるけど、 きっと実物を見たら、もっと感動するんだろうなぁー と思いながら読んだよー!! 個人的には、タンギー爺さんが好きだった。 タンギー爺さんっていたんだねー笑 タンギー爺さんの生き方が周囲は迷惑だけど、 好きだったなぁー!!

    2
    投稿日: 2022.01.02
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    おしゃれだ…。 文章もストーリーも登場人物も何もかも。 芸術家、というか画家ってなんでこんなに魅惑的なんだろう。惑わされて絡め取られたら抜け出せなくなると分かってるのに、その引力に抗えないような魅力。 絵も音楽もそうなんだけど、その作品が好きすぎてその作者すら愛する感覚って女性特有のものですかね。敬愛するというより恋するような。 好きだった。この本。 史実に基づいたフィクションって夢があって好き。

    1
    投稿日: 2021.12.31
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    初めは難しいかなと思った。 画家を検索しながら読むと、どれも一度は目にした事のある絵画で入りやすかった。 ひとつ話しを読み終わる度に、実際、絵を見に行きたくなる。 フィクションではあるが、もし、絵を鑑賞する機会があった時、物語を思いだしながら、色々想像しながら鑑賞できそう。

    1
    投稿日: 2021.12.13
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    『史実で再現、読む美術館:19世紀末フランス編』 フランスを代表する4人の画家(マティス、ドガ、セザンヌ、モネ)それぞれの、人間味溢れる人生を描いた短編4作。他のアート小説を既に読んでいたので、親しみのある登場人物の別の側面を垣間見ることができ、面白かった。

    1
    投稿日: 2021.08.07
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    これで2回目の本、マティスとマグノリアのマリア、読むほどに香り高くなる。 最初読んだときは、この美しい墓が印象に残ったけど、今回は最後のモネの生活を描いたのが印象的だった。

    1
    投稿日: 2021.07.20
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    まさに読む美術館。マティス、ピカソ、ドガ、セザンヌ、ゴッホ、モネ、特にドガの絵に対する記述がはっとするほど素敵で、思わず各画家の絵を検索して見とれてしまった。 各短編はそれぞれの画家にまつわる静かなひと時のストーリーで、ミステリではないんだけど、こんな妄想もまた楽しい。

    1
    投稿日: 2021.07.10
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    2021年7月5日 芸術家がすごく身近に感じられる。 私もブランシュになって、マリアになって、ジュリアン・タンギーの娘になって、巨匠たちの傍らにいたようなそんな気がしてる。 スマホで絵をたしかめながら、製作過程を感じてしまう。現在形で。 原田マハの知識と文才はほんとにすごい。 しかも多作。 たくさん読んだが、どれも面白いし、深い。そしてまだ手がつけられない著者がたくさんある。また追っていこうと思う。

    1
    投稿日: 2021.07.05
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    印象派の画家の史実を取り入れながら紡ぐ物語。 4編それぞれの人生にドラマがあり面白い。 作品が好きなせいもあるけれど、モネの話が好きでした。 原田さんの画家への丁寧な描写やラストの着地のしかたが心地良かったです。

    1
    投稿日: 2021.07.02
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    印象派の画家たちを、近くにいた人の視点で語るお話集で、インタビュー形式や手紙形式など、描き方も面白い。

    1
    投稿日: 2021.04.03
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    マティス、ドガ、セザンヌ、モネ。 印象派の巨匠が、ひとりの画家として どんなふうに話し、生きていたか 彼らの周りにどんな人々がいたか、 自分も隣で、19世紀末から20世紀初頭の彼らの時代を生きているような気分になった。 読み終わった後の暖かい、やさしい気持ちは きっとモネがみた光と、彼と彼の家族が愛したジヴェルニーの風景で私自身も包まれたから。 原田マハさんの表現力に感服。 筆者の他作でも登場したタンギー爺さんも印象的。 いろんな作品で、いろんな角度から描かれるほど、この時代の芸術家たちを愛して、愛された人なのだなと。 オランジュリーの睡蓮、また見に行きたいなぁ。

    1
    投稿日: 2021.03.31
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    どれだけ天才でも1人では多分生きていけないし、誰かの後押しと心からの支援があるから天才が生まれるんかもしれないなと思った 自分が天才画家の隣にいてるような感覚になる不思議で綺麗な本だった

    1
    投稿日: 2021.03.21
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    ・うつくしい墓 なんというしみじみとした読後。ますますマティスを愛するようになった。これが一番好き。 ・エトワール ドガとは何者か、こうあって欲しい。 ・タンギー爺さん 画材屋のタンギーさんの話。 ・ジヴェルニーの食卓 モネの人生も波瀾万丈だったんだな。作品数の多さだけでは測れない、晩年の記録を読むようでした。

    1
    投稿日: 2021.03.14
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    ア-ト小説の先駆者【原田マハ】が、印象派芸術家たちへの想い入れを紡いだ4篇のアート・スト-リ-です。『うつくしい墓』は、アンリ・マティスの<ヴァンスのロザリオ礼拝堂>とパブロ・ピカソの想い出を。エドガ-・ドガとメアリ-・カサットの師弟の想い出を綴った『エトワ-ル』。駆け出しの芸術家たちに愛された『タンギ-爺さん』は、ポール・セザンヌ宛の手紙で綴る印象派の画家たちことを。クロ-ド・モネが絵筆を執る<睡蓮装飾画>と『ジヴェルニーの食卓』を囲む家族の肖像は、眩い光と影が交錯する物語です。

    4
    投稿日: 2021.01.22
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    画家を、近くで支えた人物の視点で語る。その時代に近くで制作過程を見ることができたなら、というファンの気持ちを満たしてくれる物語。 「うつくしい墓」マティスと女中マグノリアのマリア。ヴァンスの礼拝堂が見てみたくなる。 「エトワール」ドガと米国人画家メアリー・カサットと踊り子。 「タンギー爺さん」タンギーの娘からセザンヌに宛てた書簡。自分も売れない画家の絵に入れ込んでみたくなる。 「ジヴェルニーの食卓」モネと義理の娘ブランシェ。美味しいフランス料理が食べたくなる。

    1
    投稿日: 2021.01.07
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    静物画のように美しい風景が目の前に現れる。 愛と情熱と優しさに包まれているようだ。目の前に一条の光が差し込んでいる。美術展のような作品。 2021年読了第ニ号。

    1
    投稿日: 2021.01.04
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    なんて美しい。 この本を読んで実物を見たくなり、訪れたMoMAで、モネの睡蓮が眩しすぎて涙が溢れた。 人の営みの尊さ、美しさ、温かさなどで心満たされる名作です。

    1
    投稿日: 2020.11.02
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    今となっては誰もが一度は聞いたことのある有名な画家たち。 けれど、有名になるまでに、絵で食べていけるようになるまでに様々な苦労や葛藤があって、なかには亡くなってからその絵の価値がやっと評価されるようになったということも多々あったのでしょう。 そんな人たちが、実際に何を感じて、何を考え、どんな会話をして、どのように生きていたかというのは想像することしかできないけれど、この本を読んで歴史に名を残す人たちも自分の人生を生きていたんだな、と感じさせられた。 架空の人物ではなく歴史に名を残した実在した画家たち。そんな画家のモデルになった人たち。画家の家族、友人、恋人、支援者、画商。歴史に名を残した人も残らなかった人たちも多くの人たちがその時代を生きていたんだ、ということを実感した。 この本を読んでから彼らの絵を見ると、今までとは違う視点で見ることができるかもしれない。

    1
    投稿日: 2020.09.28
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    ー一瞬でひかりが溢れ、心を占領される。 「そこには光がー光だけが見えた。」印象派で 知られるマティス、ドガ、セザンヌ、モネ。それぞれが絵筆をとり、自分に見える光を描き続ける。印象派が世界から理解されなかった時代から、価値を称賛されるようになるにつれて変わる世間、そして変わらない画家と画家を包み込む人びと。彼らが生涯を通して描きたかったこととは。 非常に良い本でした。 わたしはそんなに芸術には詳しくないのですが、やはり印象派に関しては「よく分からない」が前面に出てしまって、興味を持てていませんでした。 2年前に香川県にある直島に旅行をしたときに、美術館に飾られたモネの作品を見て、衝撃をうけました。 やっぱりほんものは違います。 テレビや雑誌で見るものとは違う迫力と穏やかさがありました。 何も言えなくなって、絵の前でずーっと立ち尽くしていました。 そこから少しモネには興味を持っていたのですが、この本を読んで、芸術を目の前にした衝撃を体感できたような気持ちになりました。 「知らないうちに心を占領している」と書いてありますが、本当にそうで、芸術は前触れもなく心の中に入ってきています。 そして、原田マハさんの描写にも心を打たれます。こんなに綺麗な風景があるんだ、、、と想像して、ぼうっとしてしまいます。 あたかもモネがみた景色のように、マティスの絵画を見た瞬間のように、あっという間に原田マハさんの世界に魅了されている自分がいました。 最後に、これは史実に基づいたフィクションです。 と、書かれていて、どこまでが本当のことなのか、どこからが原田マハさんの世界なのか分からなくて、それもまたどきどきしてしまいました。

    2
    投稿日: 2020.09.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この世にはたった1つだけ、傷ついた心やこじれてしまった人間関係に効く万能の薬がある。時間ってやつだ。君と君のお父さんの関係にも、こいつは必ず効くはずだ あなたもご存知の通り、父は根っからの楽天主義で、絵の具と絵と画家たちに囲まれてさえいれば、食うに困れど借金が膨らめど、世界で1番幸福な男は自分なのだと信じて疑わない明るさでした。父が父らしく居られたのは、実は母のおかげだったのだと、私は思っています これからは、芸術が世界の流れを指導していく、社会を変えていくんだ。芸術には、ものすごい力がある。誰かの人生を変えるほどの力があるってね

    0
    投稿日: 2020.09.13
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    マティス、ドガ、セザンヌ、モネ。4人の愛と友情、芸術との格闘の日々を描いた短編集。 巨匠ではなく一人の画家としての4人を垣間見ることができて、新鮮な視点でとても楽しめた。

    3
    投稿日: 2020.08.17
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    2013年に本書が発売された時に読んで、久しぶりに再読。結構、内容を覚えていたことに、この本が好きだったことを再認識した。 アカデミズムの呪縛から逃れるように19世紀後半のフランスを中心とし、アカデミズムとは相反する手法、構図、概念を持つ新しい芸術家たちが怒涛の海へと舟を漕ぎ始めた。後に彼らは印象派としてその地位を確立していくことになる。 本作はそんな大海原で苦闘し、それでも自分たちの芸術を勝ち取り、作品として世に残していったマティス、ドガ、セザンヌ、モネの闘いの記録である。 うつくしい墓 La belle tomb アンリ・マティスの最晩年をお世話することになった少女時代のマリアから見たマティスの回想を70歳となったマリアが語る。 『ダンス』や『マグノリアのある静物』、大原美術館で見た『マルティニックの女』。どれも色彩豊かな絵画が印象的である。 中学生くらいの時に、ダンスなら私にも描けそうかもとどでもないことを考え、父にカンヴァスを取り寄せてもらい模倣したのだが、出来栄えは言うまでもなく、とんでもなくオリジナルとは異なっていた。 エトワール L’etoile アメリカの女流画家・メアリー・カサットが回想するエドガー・ドガの『踊り子』製作における闘い。 ドガと言えば、繊細(と、いうより線が細い)で気難しそうなイメージが、ドガ自身が描いた『自画像』から感じていた。 実際、性格的にも難しそうではあったのだが、私がイメージする風貌通り彼から生まれる作品は、繊細でその姿、形を忠実に再現しており、また、色彩が柔らかくて実物よりも美しく感じる。 特に『踊り子』、『踊り子たち』は、バレエの持つイメージと相まって、可愛さと美しさに響く作品だと思っている。 作品が出来上がった時に放つオーラが製作過程での凄まじさを感じさせないために、壮絶な闘いを本作で知り今後の作品鑑賞の想いに影響しそうである。 タンギー爺さん Le Pere Tanguy 画材商ジュリアン・タンギーの娘からポール・セザンヌに宛てた手紙。 著者の他の作品でも複数回登場している「タンギー爺さん」ことジュリアン・タンギー。 パリのクローゼル通りで画材店を営む。デビュー間もない貧しい画家たちが画材を購入するためにここにやってくるが、購入した商品の代金を支払う余裕がないため、支払いの代わりに彼らのまだ価値のない作品を預かっていく。そのうちに店内は作品でいっぱいになり画商も営むようになる。 ここタンギーの元にゴーガン、ファン・ゴッホ、モネ、セザンヌなど名高い画家たちがまだ、世に名前が知らしめられていない頃に通っていた。 また、セザンヌは「りんごひとつでパリを驚かせたい」のエピソードがあるように、「りんごの画家」としてりんごの作品が数多い芸術家。 ジヴェルニーの食卓 Une table de Giverny クロード・モネとその娘・ブランシュの最後の睡蓮製作までの道のり。 印象派の名前の由来になった代表作『印象・日の出』が有名で、私でも知っている。 「自然に対して自分が認識した感覚を表現する」の印象派哲学を一貫して実践した芸術家。本作でも紹介されているが、時間と共に変化する光の変化と季節の移り変わりを作品に残していくため、時間帯や視点を変えて何度も同じ風景を描いている。代表作に『印象』や『睡蓮』シリーズがある。『パラソルをさす女』は、ブランシュだったのだろうか。『昼食』は、ブランシュの母・アリスへの想いが描かれたのであろうかと、私が知る数少ない作品でも、作品にまつわるモネの気持ちを想像することができ、鑑賞の楽しみが生まれた。

    32
    投稿日: 2020.08.07
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    お〜もしろかった!! 『資料などからはわからない小説の領域』 わたしはやっぱり印象派がすき あとでもっと詳しく感想かきたいです。

    8
    投稿日: 2020.07.31
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    マティシス モネ ドガ セザンヌのお話 モネの連作がオランジュリーではなくロダンに飾られてたのかも モネの好きなピスタチオケーキ、食べてみたいな オマールエビも モネの伝記が読みたくなった この本一冊でドガが凄く好きになった

    7
    投稿日: 2020.06.19
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    さてさて : 絵の見方がわからないんですがどうすればいいですか? 偉い先生 : それはねえ、君。君の好きなように見れば良いんだよ。 さてさて : orz 世の中には色んな世界があり、なかなかにその全てに精通している人はいないと思います。自分の知らない世界を知る勇気、そして第一歩を踏み出す瞬間に、『偉い先生』みたいなことを言われるとそこでその貴重な一歩は幻に終わります。私には過去に『絵の見方』でとても素晴らしい第一歩のサポートをしてもらったことがありました。そう、あれは大学で『楽単』で取った美術の授業でした。一度も出席せず、定期試験の説明があるというので初めて訪れた教室。プロジェクターに映し出されていたのは泣く子も黙る『モナ・リザ』でした。このくらい、知ってますよ、いくらなんでも、私だって。という私の耳に聞こえてきたS先生の講義は、そのモナ・リザの背景に描かれている景色についての説明でした。どうしてこんな険しい山々が肖像画の後ろに広がっているのか、肖像画の左右の背景が繋がっていない別の世界に見えるのは何故なのか。えっ?そんなところ気にしたこともなかった。意識して見たことなかったよ…。絵って面白い。こういう瞬間を『目から鱗が落ちる』というんだな、と思いました。そして同時に、あ〜あ、今日最終回だよ、真面目に出席しておけばよかった。『後悔先に立たず』という、ふたつのことわざが相次いで頭に思い浮かんで苦笑いしたのを覚えています。『人それぞれ、絵は好きなように見れば良い』まあ、『偉い先生』からしたらそうなのかもしれませんが、絵画に出会う、絵画の世界に初めて出会うためには何かしらきっかけは必要なんだと思います。そして、それは美術ガイドでも、Webサイトでも、きっかけはなんでもいい。でも、このサイトを訪れ、この感想を読んで下さっているような方には小説が最もふさわしい。そう、あなたが絵に少しでも関心があるな、と思ったら原田さんのこの一冊。Webでそれぞれの絵画を検索表示させながらの読書、ゆっくりと自分のペースで味わっていく。美術館の中で絵画と私たちを仕切るチェーンのあの先にある絵画を身近に感じるための第一歩への入口がここにあります。 4つの短編から構成されるこの作品。真ん中の二つが少し短くて、かつ〈タンギー爺さん〉は4つの手紙だけで構成されるという変化球。全体としてとても読みやすいという印象を受けました。そして同時に、ドガやモネなど印象派の巨匠が次々に登場して、絵筆をふるう、そして偉大な作品たちが今まさに誕生しようとするまさにその場面に立ち会っているかのような臨場感ある描写の連続に興奮しっぱなしの読書でした。 4つとも魅力どころが違って甲乙つけがたいですが、次の2つの短編を取り上げたいと思います。まずは最初の短編〈うつくしい墓〉です。アンリ・マティスが登場します。主人公は家政婦を務めるマリアという女性。彼女が初めてマティスの住まいを訪ねるシーンです。『そう、光 ― でした。部屋いっぱいに満ちあふれる光。ニースで生まれ育った私の目は、明るい日射しに慣れっこだったはず。それなのに、その刹那、私は生まれて初めて光にさらされたように感じたのです』という表現。色彩の魔術師とも言われるマティスに欠かせない光、光、光。マティスの部屋を訪れるマリアの前に広がる何か神々しいまでの光を感じさせてくれます。そしてそこに入るマリアの心情を『その中へ入っていくことをためらいました。一瞬、自分を異物のように感じてしまったんです』、さらに『ずっと行きたかった遊園地に、予告もなく連れてこられた少女の気分』とも表現していきます。そして原田さんは、マリアの語りを通してマティスの絵画の世界を次のようにも語ります。『光、色、かたち、配置。どれほど速く、的確に、また心情をこめて写し取るか。一瞬を、逃がしてしまってはだめ。一分後には世界は変わってしまっている』。光を大切にするマティスという画家の画家としての姿勢に対する見事な文字による表現。もう、マティスの絵画がたまらなく愛おしく感じられてしまう素晴らしい表現だと思いました。 そして、最後の短編〈ジヴェルニーの食卓〉ではクロード・モネが登場します。八十歳を越えたモネ。『きれいな白いひげに頬をすっぽりと覆われた顔』と原田さんは表現します。そんなモネが取り組んでいるのがオランジュリー美術館の癒しの空間『睡蓮の間』の壁面を今も飾る大作『睡蓮』。フランス政府に寄贈する前提で創作されたというこの作品。元首相を務めたクレマンソーが登場し、モネのこの作品がきちんと展示されるよう尽力してくれます。でも、モネは自身のこの作品をどうしても楕円形の部屋に展示することに拘ります。これにクレマンソーは『君の言う通り楕円形の展示室に飾ったのなら、このみずみずしい池と睡蓮の花々に囲まれて、いっそう見る者は圧倒されるに違いない』と尽力を惜しみません。私もオランジュリー美術館でこの楕円形の部屋に展示された大作を目にしましたが、楕円形の部屋ならではの奥行き感と、包まれ感にただただ圧倒されたことをよく覚えています。『モネの描いた睡蓮の絵に囲まれるというのは、そういうことだった。自然を忠実に写し取った作品を鑑賞する、という生易しいものではない。モネという画家の、感性の泉の真ん中に飛びこむことにほかならないのだ』というモネの感性の世界。『早く仕事を始めないと、睡蓮はさっさと花を閉じてしまうからね』と睡蓮のある景色を自分の中に一つの世界として形作り、その魅力を余すことなく巨大なカンヴァスに描き出したこの大作。原田さんのこの作品を読んで、私の中に刻まれた記憶の中の睡蓮に、さらに奥行きが、そして深みが増したように感じました。 最後の一回だけ出席しただけの美術。『楽単』とは、それでもAをいただけるありがたいものです。でも、私はあの一回の出席でいただいたA以上に、自身の人生を豊かにする、自身の人生に彩りを与えるためのヒントを教えていただいたように思います。『好きなように見れば良い』なんて言われても、前には進めません。何か気になる、もうちょっと見たいと思う絵に出会うにはきっかけが必要です。でもそれは必ずしも絵そのものでなくてもいいのではないでしょうか。その絵が生まれた時代の匂い、その絵に込められた画家の思い、そしてその絵が描かれた時代にその絵に魅かれ、人生を豊かにした人たちがいました。たくさんの人々の人生を彩ってきた絵画たち。自分もそれを見てみたい、その絵の世界を感じてみたい、原田さんのこの作品は、そんな読者の思いを満たしてくれるものだと思います。 マティス、ピカソ、ドガ、そしてモネという絵画界の巨匠が次から次へとリアルに登場するこの作品。原田さんのアート作品は「楽園のカンヴァス」、「たゆたえども沈まず」、そして「暗幕のゲルニカ」など傑作、大作揃いですが、それらは時空を超えたり、ミステリー要素が含まれたりと画家を中心にしたフルコースの料理を味わうような豪華さを感じさせます。それに対して、この作品は短編4つのアラカルトをいただくといった趣きでしょうか。しかし、そのアラカルトで取る品々は、画家その人の生き様がギュッと凝縮されたような味わい深い逸品揃いです。人によって感じ方は異なるかもしれませんが、私は前出の三作品よりもこの一作により強い魅力を感じました。余計なものを一切削ぎ捨てた素材そのものを、しかも飛びっきりの素材をそのまま贅沢に味わう、まさにその感覚。文字を読んでいるのに頭の中は絵画でいっぱいになるという不思議な感覚。光の眩さに心洗われ、色彩の鮮やかさに心ときめき、そしてその絵に込められた画家の思いに心揺さぶられるこの作品。頭の中が色鮮やかな絵画でいっぱいになった圧巻の一作。素晴らしい読書の時間を過ごさせていただきました。

    40
    投稿日: 2020.05.30
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    マティス、ドガ、セザンヌ、モネという4人を、そばにいる女性の立場から描いた4つの物語。 どれも画家たちは多くを語らず、ただひたすらに描いている。その横顔を、背中を、見つめてきた女性たち。ときに恋人のように熱く、ときに母のように優しく、あるいは娘のように尊敬をもって・・・注がれているまなざしが画家の輪郭や本質を描き出す。 感情が呼び起こされる読後感はあまりない。史実上の人間ということでどこか先入観があるのかもしれない。楽園のカンヴァスを読んだ時も同じような、なんとなくぽっかりした読後感だった。テーマにはとても興味があるんだけど、合わないのかなー

    2
    投稿日: 2020.03.19
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    相変わらず、素晴らしい導入に、すーっと物語の中に入っていける心地よい作品たち。 中でも、たった4通の手紙のみで、印象派を取り巻く世界を描き切って見せた。タンギー爺さんは秀作!

    2
    投稿日: 2020.02.14
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    画家の絵を検索しながら、読みました。あの画家はこんな風だったのかなと思うだけでワクワク。 とても楽しい時間を過ごせました。

    3
    投稿日: 2019.11.26
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    一冊の本の中に数々の絵画が散りばめられた、まさに美術館のような本だった。フィクションなのに、本当にそのような場面があったのではないかと思えるような描写がなされており、読者としての自分もその時代に迷い込んだような感覚にとらわれた。絵画については詳しくないので、実際に見たことない絵も多い。もっと絵を学んでからもう一度読みたいなと思う。特に、モネの大きな睡蓮の絵画は生きている間にこの眼で見てみたいと思う。すさんだ現代に心地よい風を吹き込んでくれるいい本だった。

    3
    投稿日: 2019.11.02
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    様々な画家の生き方を垣間見た。名前だけ知っている人が多くて、とても勉強になった。1つのことを極めるのは、人生を賭けて達成されていくことだと思う。1つのことを諦めずに続けていくことは本当に凄い事だし尊敬する。自分にはそんなものがあるのだろうか。なければこれから見つければいいと思う。彼らはどのように絵と出会い、絵を通じて何を世間に問い続けたのか。1人1人を細かく見ていくと、より繊細な世界が広がっている気もする。これをきっかけに新しい世界を知るのもいいかもしれない。この本に出ている画家達の事を調べてみよう。

    2
    投稿日: 2019.10.07
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    好きだな〜原田マハの美術史小説。勉強になるし、絵が見たくなる! この本は、楽園のカンヴァスとか暗幕のゲルニカのようにミステリー!どきどき!手が止まらない!って感じではなく、それぞれの画家について人生で関わった誰かが思い出を振り返るという淡々とした短編集。その中で切なさや、憧れや、郷土愛のようなものをしんしんと感じられるところが愛おしい物語。

    2
    投稿日: 2019.08.19
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    普段読んでる本とは全く違うジャンル。印象派の絵画が好きな私に、妻から勧められて読みました。 4つのお話が収めらた一冊。どのお話も、フィクションですが、実在する画家の生きた時代の出来事や作品が登場し、ほんとうにそんなサイドストーリーが作品の背景にあったんじゃないか、と思わせる作風です。

    4
    投稿日: 2019.08.11
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    アンリ・マティス、エドガー・ドガ、ポール・セザンヌ、クロード・モネの 4人の史実に基づいたフィクション短編集。 美しき愚かものたちのタブローを読んだ後ではモネの睡蓮に心は惹かれた。 印象に残った文章 ⒈ マグノリアの花をお返ししましょう。 ⒉ この世にはたったひとつだけ、傷ついた心やこじれてしまった人間関係に 効く万能の薬がある。「時間」ってやつだ。 ⒊ どんな嵐でも、きっといつかは通りすぎるわ。

    2
    投稿日: 2019.07.09
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    原田さんらしい描写・筆致でしたね。例のごとく、ネット検索で作品を閲覧しつつ、時代と芸術家に思いを馳せる。なかなか良い一日となりました

    2
    投稿日: 2019.03.28
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    4つの短編から構成されている。 題材となる芸術家は、アンリ・マチス、エドガー・ドガ、ポール・セザンヌ、クロード・モネ の4人の印象派の巨匠達である。全て、本人が主役ではなく、彼らを取り巻く家政婦や画商、その家族などの目を通じて、巨匠達の生き方を描いたものである。 原田マハの芸術家小説は、こうした著名芸術家やその作品そのものの魅力を、その制作の背景や、作者の生き方、人間性の描写を通じて伝えてくれるところにある。その辺にある、つまらない評論や講釈よりもよっぽと面白い。読んでいるこちらも感情移入してしまい、描かれている作品や芸術家の事が好きになってしまう。

    0
    投稿日: 2018.10.08
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    美しい墓:アンリ・マティス エトワール:エドガー・ドガ、メアリー・カサット タンギー爺さん:ポール・セザンヌ ジヴェルニーの食卓:クロード・モネ 「タンギー爺さん」で少しほろっと、 「ジヴェルニーの食卓」では途中から号泣でした。 泣くなんて思いもしていなかったから、自分でもびっくりですほんと。 これまでは『ルネサンスからラファエル前派や唯美主義あたりまでが好きで、印象派はそれほど…』でしたが、ぐっと印象派が好きになりました。特にモネ…涙

    1
    投稿日: 2018.10.08
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    それまでの既成概念を打ち破り新たな絵画表現世界を作り出した画家たち、マティス、ピカソ、ドガ、セザンヌ、ゴッホ、モネを題材にした4本の中編。この前にゴッホについて書かれた『たゆたえども沈まず』を読んでいたこともあり、19世紀ヨーロッパのお話世界にもスーッと入ってゆけました。どの話も大変趣があり上品で印象深かったですが、やはり表題にもなっているモネのお話に一番強く惹かれました。そして、出てくるお料理がとても美味しそうで、わくわくしました。大変面白かったです。読後感が温かく満ち足りた感じなのも良かったです。

    5
    投稿日: 2018.09.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

     湿気を帯びたやわらかな空気と水の匂い。漣の上でぴちぴちとはねる光。遠く草原を渡って、たったいまこの池にたどりついた六月の風。  クレマンソーは、池の底に沈んだ鯉が水面に浮かび上がってきた瞬間のように、ごく無意識に上を向いて、ひとつ、息をついた。自分と同じだ。自分と同じだ、とブランシュは思った。このアトリエに足を踏み入れると、あんなふうに呼吸を繋ぎたくなる。たちまち池に棲む魚かアメンボウのような気分になってしまうのだ。  モネの描いた睡蓮の絵に囲まれるというのは、そういうことだった。自然を忠実に写しとった作品を鑑賞する、という生易しいものではない。モネという画家の、感性の泉の真ん中に飛びこむことにほかならないのだ。(pp.170-171)

    0
    投稿日: 2018.08.26
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    相関図があればわかるのだろうが、画家の史実を知らない人には、ちょっと厳しいなあ。詳しい人にはたまらないのだろう。

    1
    投稿日: 2018.07.27
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    マティス、ドガ、セザンヌ、モネ、印象派を中心とした画家について、彼らの周りで時を共に過ごした人たちの視点から描いた4つの物語。 絵は見たくなる。特にマティス、このあざやかな色調の絵になぜか惹かれる。 でも小説は良い話すぎてどれも退屈だった。 (図書館)

    1
    投稿日: 2018.07.01
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    飾っておきたいくらいの美しい装丁の本。 中身も印象派の画家さんたちの印象的なエピソード集で、絵の世界にぐっと引き込まれます。 マティスに恋に近い憧れを抱く娘。 ドガのモデルとなった踊り子の女の子。 芸術ってなんだろうね。 アートってなんだろうね。

    1
    投稿日: 2018.06.01
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    マティス、ピカソ、ドガ、セザンヌを、彼らを取り巻く女性の視点から描いた4編の短編小説。 画家達の心象風景が絵画を見るように鮮やかに描き出されていて、彼らが何を求めて人生を過ごしたのかが手に取るように伝わってきて、語り手となっている女性と共に体験し感動する。 モネが好きなので、晩年を過ごしたシヴェルニーでの生活を描いた表題作「シヴェルニーの食卓」が一番気に入った。 この本を読んだことにより、登場した画家達の絵画をより深く理解できるようになった。

    1
    投稿日: 2018.04.05
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    悲しみは描かない。苦しみも。恐れも。重苦しい人間関係も、きなくさい戦争も、ただれた社会も。そんなものは、何ひとつだって。 アンリマティスとピカソ。 原田マハさんの文章はとても綺麗で好き。 この本は史実に基づいたフィクションだけど、出てくる人物のことを、知らなくてもどんな人柄だったのか、ということまで、透けて見えてくる気がする。 メアリーカサットと、エドガードガ。 ダンギー爺さんと、ポールセザンヌ。 モネ。

    1
    投稿日: 2018.04.01
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    印象派は、好きな絵画です。 マティス、ドガ、セザンヌ、モネたちが生きてきた時代や背景、風景が見れるような1冊。 「うつくしい墓」 マティスとピカソの親交、マグノリアのマダム。ヴァンスのロザリオ礼拝堂を訪れてみたい。 「エトワール」 ドガの踊り子が評価されなかった時代、ドガが見出した踊り子はどこかで見ることができるのでしょうか? 「タンギー爺さん」 セザンヌたちの父のような存在だった画材屋のタンギー爺さん、すごい人だと思います・・実在の人物だったのでしょうか。 「ジヴェルニーの食卓」 モネが睡蓮を生み出した苦悩、眼が見えなくなった年月、愛した美しい庭、バラのアーチ。絵で見た景色がこうして作られたのかと入り込んでしましました。 その時代や、画家たちの人間関係や生き方。 すごく興味深かったです。

    1
    投稿日: 2018.03.25
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    楽園が面白く絵に対する興味を抱かせてくれたので、引き継いて読んでみた。作品の中で出てくる絵画を検索し、そのシーンを想像しながら読んだ。小説を読んでると言うよりは絵画の背景のドラマを読んでいる感覚。世界が広がった気がした。

    2
    投稿日: 2018.01.31
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    2015.5/2 原田作品王道の画家モノ♡題名から大好きなモネですかぁとワクワクしながら開いたら、まさかの短編集。マティス、ドガ、セザンヌ、そしてモネ。印象派のなかでもとびきり馴染み深い画家揃い!史実はなんとなく知っていたけど、原田さんの手にかかると、映画のように鮮やかに、緻密に繰り広げられる。また4編とも関係第三者の一人語り的な手法も面白かった。世間から認められないセザンヌへの画材屋のタンギー爺さんの深い理解が伝わる『タンギー爺さん』が特に良かった。

    1
    投稿日: 2018.01.09
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    絵画そのものだけでなく、画家の人生までイメージして鑑賞するのもいいかなと。それにしても、「印象派impressioniste」とは、批評家に「緻密な構成も技術の熟練もなしに勝手気ままに描く稚拙な絵」揶揄されたことからついたネガティブな言葉だったんですね。知らなかった。

    1
    投稿日: 2017.12.29
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    四人の画家を中心に描いた短篇集。 マティスにメイドとして仕えたマリアの視点で描かれる「うつくしい墓」 ドガに憧れ、アトリエにも通っていたメアリーが語る「エトワール」 タンギー爺さんの娘から、セザンヌに宛てた手紙形式で話が進む「タンギー爺さん」 パトロンの娘であるブランシュの視点で、モネの生涯を綴る「ジヴェルニーの食卓」 画家の作品にかける情熱、苦楽が描かれる。 フィクションながらも、画家の想いや生活を垣間見たような感じがした。

    1
    投稿日: 2017.11.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    全ての画家の絵を知っていることで、興味をかき立てる本だった。美しい言葉を選んでその景色が想像できる文章を書く人。 ジヴェルニーの食卓は、食欲までそそられた。

    0
    投稿日: 2017.09.23
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    事実に基づくフィクションと謳ってあるけれどまさに4編ともにたいへん興味深い話でマティス ドガ セザンヌ モネ みんな大変美味しゅうございました。

    0
    投稿日: 2017.09.09
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    4人の芸術家とその芸術家を支えた女性のお話。短編集になっていて読み易かった。 美術にはあまり興味のない自分でも、スマホで小説中に出てくる絵を検索しながらその小説を読むとさらに描かれた背景とか想いなんかを感じ取れたような気がした。 エトワールとゆう話が一番おもしかった。 原田マサさんのキネマの神様を以前に読んだことがあり、今回のジヴェルニーの食卓を読んで原田マサさんが芸術に精通している方なんだなと思った。

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    投稿日: 2017.08.27
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    四編ほど収録されていますが、どの画家も淡々と絵に向き合っていて、静かに美しく時間が流れているのを感じます。 最後のモネの話が1番ドラマチックだったけど、私、モネの描いた日傘をさした奥様と子供がこちらを振り返ってる絵がすごく好きなので、少し複雑な気持ちもある。あの絵は背景の雲の白さと光の眩しさに、目を開けていられないほどの幸福を感じて、本物を見た時、モネの気持ちがわかった。 淡々としている分、中々読み進まなくて疲れました。じっくり堪能、とはいかなかったです。また、いつか。 「タンギー爺さん」にて書かれている、チューブ絵の具の発売により画家は暗いアトリエから日の下へ出られた、というのはなるほど!と目から鱗の想いでした。それにより絵画は新たな世界へ向かったんですね。

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    投稿日: 2017.08.13
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    書かれた画家それぞれに、もっと残酷な現実も過酷な日常もあったと思うけど、その作品たちのように穏やかで美しい一時が綴られている。 主題となる作品を見ながら、当時に思いを馳せて読む。

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    投稿日: 2017.06.04
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    美術界の4名の巨匠を描いた短編4作。 登場した絵を一つ一つ調べ、眺めながらゆっくり読み進めました。 『うつくしい墓』…マティス 老年の男女と、天才画家を優しく結んだマグノリアの花。目頭が熱くなった。 『エトワール』…ドガ 「瞬間」を捉える天才ドガ。彼の唯一の彫刻作品『小さな踊り子』の誕生に秘められた切ない背景。 『タンギー爺さん』…セザンヌ セザンヌに宛てられた厳しい手紙は少しづつ変化を見せる。駆け出しの画家たちを支えたある一人の男性。 『ジヴァルニーの食卓』…モネ モネが愛した庭は、ジヴァルニーに暮らす家族に繋がっていた。切なくも温かな昼食の光景。

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    投稿日: 2017.03.05
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    印象派の画家を「取り巻く人達からの視点」で書かかれたフィクション。 ときには家政婦から、友人から、画材屋の娘から、そして娘から。 まるで本当に合った出来事かのように色鮮やかに書かれてました。 ついつい登場する絵画を調べたくなるような描写でした。 特に、最後の『ジヴェルニーの食卓』のモネ。 今夏にモネ展に行ったばかりだったので、その興奮醒めやらぬ、という感じで読み進めました。 美術館の音声ガイドから流れるモネのストーリーとドビュッシーの音楽が重なり、もう一度美術館に行けたらよかったのに、と思いました。 色彩の描写もよかったですが、人物のドラマもじんわりとしみてきて、とてもよかったです。 ガトーヴェールヴェール食べたいです。

    1
    投稿日: 2016.10.31
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    マティス、ドガ、カサット、セザンヌ、モネ。印象派の巨匠にまつわる史実を下に、物語を再構成した小説です。 いやぁ、登場人物がイキイキしていますね。物語の骨格は史実だとしても、この作品で描かれている出来事そのものはフィクションです。ですが、あたかも本当に起きた出来事のように、登場人物がそこに生きているかのように描かれています。 共通しているのは、巨匠たちの晩年が描かれているという事。なんで、晩年を描いたんでしょうかね?元気いっぱいの壮年の頃を描いても良いと思うんですが?

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    投稿日: 2016.09.30
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    4編の中編小説からなる美術小説集。 印象派、後期印象派と呼ばれる画家たちにまつわるエピソードをベースにしたフィクション。 メインで取り上げられる画家は次の通り。 「うつくしい墓」マティス(とピカソ) 「エトワール」ドガ(とメアリー・カサット) 「タンギー爺さん」セザンヌ 「ジヴェルニーの食卓」モネ そもそも元となる画家たちの存在自体が、また生き様自体がドラマチックであって、それをうまく料理した感じ。 メインとなる画家に語らせるのではなく、ごく近しい人物に語らせるところもうまい。 美術に詳しくなくても個性あふれる人物伝として楽しめるし、作品や画家のことを知っているとより深く楽しめる。 「うつくしい墓」と「ジヴェルニーの食卓」がよかったかな。

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    投稿日: 2016.09.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ジンワリと沁みてくる。 ふんわりとみえてくる…な、感じでした。 マティス マグノリアの花瓶 ドガ 踊り子の彫刻 セザンヌ タンギー爺さんとりんご モネ 家族 そして、アートを優しく感じられるかな⁉︎

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    投稿日: 2016.09.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    印象派画家(マティス、ドガ、セザンヌ、モネ)4名の短編集。史実と創作が美しく混ざり合う作品。著者の「美しい日本語」を堪能。決して難しい言葉は使わないけれど、とても品のある文章です。「楽園のカンバス」ほどの重厚感はありませんが、さらっと読める。

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    投稿日: 2016.06.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2016.06.ピカソとの友情を交えて,アンリ・マティスに使えマティスの死後に修道女になったマリアの話,エドガー・ドガの踊り子の絵画と彫刻作品の話,有名になる前に作品を見いだし支援した画材屋兼画商であるタンギー爺さんの話,クロード・モネとその家族の経歴そしてジヴェルニーの庭に関する話の4編の短編集.絵画の背景も分かり,とっても楽しく読むことができました!

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    投稿日: 2016.06.23