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ジヴェルニーの食卓[電子特別版]
ジヴェルニーの食卓[電子特別版]
原田マハ/集英社
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総合評価

323件)
4.0
87
130
65
7
0
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    匂い、温度、空気まで感じられるような美しい物語。印象派と呼ばれたフランスの画家たちの日常をさまざな語り口で紡いだ作品です。 素晴らしく美しい物語の一方で、読み手の前知識の有無で楽しめ方に大きく差が出る作品とも思います。 (難しいのは承知の上で)カラー図版でそれぞれの作中に出てくる作品が載っていれば、私も含め嬉しい人多いだろうなぁ。

    1
    投稿日: 2013.05.17
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    マティス、ドガ、セザンヌ、モネ 4人の画家を題材にした短篇集。 ゆったりとした時間が流れ 美しい情景が思い浮かびますが どうしても「楽園のカンヴァス」と 比べてしまうと 物足りないです。

    1
    投稿日: 2013.05.16
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    印象派の時代にタイムスリップして、画家たちの様子を身近で眺めているような気分を味わえた。その絵の背景を知ると、より興味が湧いてまた違った見方が出来る。 ネットで簡単に絵を見てしまうのは勿体無い。本物を自分の目で観て感じたい。 “読む美術館”のコピー、秀逸。 装丁もすばらしい。

    0
    投稿日: 2013.05.13
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    彼女の描く絵画に関する小説は、本当に抒情あふれる良い作品だと思う。名匠と名画にまつわる4つのストーリー。 愛する人であったり、親友であったり、はたまた店主と画家との関係であったり、アートを通じて繋がり合う心をやさしい 文体と想像力をかきたてる描写で映画をみているような小説だ。絵が好きだからこと描ける世界観であるのは間違いないけど、それ以上に絵に隠された神秘的なドラマが魅力的なんだと思う。美術館で絵と対話している時の空間と感性がは、とても神聖で且つ本質的なものだと思うけれど、文章でその空間を表現できるのは素晴らしい。モネの作品を地中美術館で眺めた時間のことを思い出した。

    0
    投稿日: 2013.05.12
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    とてもゆったりとした時間が流れて、美しい内容でした。絵画の目の前に佇んでいるかのような感覚で読了しました。楽園のカンヴァスのあの素晴しい作品を読み終わったせいか、今回の内容は心に残りませんでした。先にこの短編を読んだとしても、楽園のカンヴァスの素晴しさが半減してしまうでしょうし。この短編作品は何故このタイミングで発表したのかなぁ。もっと後になってからこの短編を読みたかったです。

    0
    投稿日: 2013.05.10
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    ジャケ買い。実物には帯もついているんだけど、帯のシンプルさと表紙の色彩のバランスがすごく良くて、この装幀は手に取ってしまうでしょう。そして開いてしまうでしょう。開いて読んでみて、中身もぜんぜん表紙に負けてないとわかるでしょう。モネの絵画と同様、まるで光が見えるようでした。 原田マハさんはもうラブストーリーは書かないのかな、と思ったけど、そうではなかった。 画家と彼らを取り巻く人たちのやり取りは、ほんとうの家族や恋人同士が交わすそれのような、やわらかくてあたたかい親密さに満ちていて、 彼らは時に熱情のこもった視線で画家の横顔と作品を見つめ、うっとりするような恍惚とした時間を共にしている。 これは、紛れもないラブストーリーでした。

    3
    投稿日: 2013.05.09
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    マチィス、ドガ、セザンヌ、モネ、近代画壇の巨星たちのエピソードをモデルに素晴らしい物語りが出来た。絵を見るように小説を読み、物語りを読むように絵を眺めることができる。 うっとりする空間、至福です。

    0
    投稿日: 2013.05.05
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    美術館にいるような、穏やかな空間。画家の息づかいを感じるような。日常の喧騒を忘れ、豊かな気持ちになれる。この美しい作品が好き。 最後の章は、モネの光を感じた。光の画家の光!

    0
    投稿日: 2013.05.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    カテゴリをミステリにしちゃったけど、どうなのかなぁ。 『楽園のカンヴァス』と対になっているようで、視点は異質なのかな。 こっちのスタイルの方が、通常のマハさんのスタイルに近いような気がする。 取り敢えず思ったのは『楽園のカンヴァス』を読了しておいてよかったということ。 この2冊はセットで読んだ方が絶対面白い。 マティス、ドガ、セザンヌ、モネと、今となっては高名な画家たちを描いた連作短編集。 それぞれの画家の晩年、しかも関わりのある人たちの視点で語られることで マハさんが持っているこの画家たちへの愛情、 そして作品たちへの愛情がよりくっきりと描き出されていると思った。 『楽園のカンヴァス』に出てくるルソーとも時代が被っている。 この時代の、特にフランスの画壇がお好みなのかな。 この感想を書き終えたら、 まず最初にここに出てくる画家たちをWikiってみようと思う。 印象派は個人的にあまり詳しくないので(ルノアールくらいしか知らない) 逆に興味をそそられた部分もあるのだが どこかに寄稿されてたフェルメールの話も面白かったので 19世紀末よりもっと前の画家の話もマハさんの筆で読んでみたいと思った。 中世の宗教画とか、フランスやスペインの宮廷画家の話とか。

    4
    投稿日: 2013.05.02
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    とてもよかった。 西洋絵画の巨匠(マティス・ドガ・セザンヌ・モネ)のお話。 それぞれ史実にある程度のっとっているようで、また それぞれが、それぞれの絵画や作品をほうふつさせる内容。 読みながらインターネットや画集でその絵や作品を見ながら 読んでいくと一層、その絵のイメージが頭に思い浮かび とてもよかったです。 1.マティスの画商の家政婦がマティスを手伝い。最後には 南仏ニースのヴァンスにあるロザリオ礼拝堂の修道女になった女から見た マティスの逸話。『マグノリアのある静物』『ロザリオ礼拝堂とそのステンドグラス』などが題材になっています。ロザリオ礼拝堂は一度本当に行ってみたいと思いました。 2.ドガと親交のあったアメリカの女流画家メアリーカサットと本当にいた 画廊のデュラン=リュエルがドガの遺作を中心に進めていくお話。 ドガのバレーダンサーをモデルにした少ない彫刻作品『14歳のちいさな踊り子』。デッサンのために作られた蝋人形など踊り子とそれを取り巻く社交界の黒いイメージ 3.セザンヌを中心とした、パリの画材屋タンギーのお話。 ゴッホが書いた『タンギー爺さん』の娘とセザンヌの交流の話。 セザンヌの『リンゴの静物画』 4.モネの後妻のアンリの娘がモネの助手であり世話係を長年している という設定。モネの『睡蓮』の庭のあるジヴェルニーのモネの自宅での 美しい庭とそこで出されている。食卓に出される料理の数々。モネの絵と どうように何かパステルな色彩で庭と食卓の内容が本当に絵のように 思い浮かべれるような内容。 本物を見たいと思う作品 『ロザリオ礼拝堂』『マグノリアのある静物』 『14歳の小さな踊り子』 『タンギー爺さん』『リンゴのある静物画』 『睡蓮』『印象日出』『サンラザール駅』

    0
    投稿日: 2013.04.30
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    フランスを代表する4人の画家の過去のお話。元キュレーターである原田マハが描く得意作品。読んでいく内に画家達の有名作品が頭に描かれ、実際に見に行きたくなる٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

    0
    投稿日: 2013.04.28
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    マティス、ドガ、セザンヌ、モネにまつわる短編集。それぞれの挿絵があったらもっと良かったのになあ。ドガの「十四歳の小さな踊り子」像ぐぐってみたけどすごいインパクト。実物を見てみたい。話自体もなかなかに衝撃的だった。マティスのヴァンスの礼拝堂はニースからバスで見に行ったけど、絵というより空間すべてが作品。セザンヌは「タンギー爺さん」の絵を先に見ておくと、物語を楽しめるかも。トリはモネ、一番楽しみにしてたんだけどちょっと退屈だった。

    0
    投稿日: 2013.04.28
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    フランス印象派を代表する4人の画家を取り上げ、史実に基づく人生のいくつかのシーンを無名の脇役に語らせることで、独自の解釈による4編の読み物に仕立て上げている。 「うつくしい墓」では、マティスとピカソの年の差を越えた交流が、さるマダムのお手伝いの視点から描かれ、「エトワール」ではドガの遺品から若き日の画家の秘密が引き出される過程を友人であったアメリカ人の女流画家・メアリーカサットの口から語らせている。 「タンギー爺さん」では、セザンヌを見出し、印象派の貧乏画家たちの最大の支援者となっていった画材店主の人生を、娘の口からセザンヌ宛の借金返済の督促状の形態で語らせている。最後の収録作品で表題作となった「ジヴェルニーの食卓」では、義理の娘の口からもモネの意外な家族秘話を思い出話として語らせる。 いずれの作品にも画家そのものを登場させるシーンは多くないのだが、その不在が逆に画家たちの人生を際立たせているという効果もあるようだ。題材そして作品内容という点からは、やはり表題作の「ジヴェルニーの食卓」が、匂いたつような料理の描写とモネ自身の複雑な家庭事情、義理の娘からも愛されていた人物像を捉えた点などなど、いくつもの要素で群を抜いている。

    1
    投稿日: 2013.04.27
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    キュレーターでもある原田さんらしい作品。絵画を見に行きたくなりますね~w 昔、お兄さんの宗典さんの作品が面白くてよく読んでたんだけど・・・マハさんの方が、断然有名になってしまったなぁ・・・。

    1
    投稿日: 2013.04.27
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    モネ、マティス、ドガ、セザンヌをそれぞれの画家たちの傍にいて、見守っていた人々の視点から語られる4編集。紡ぎだされるひとつひとつの物語がとてもとても好きだなと思う。その場の空気感がすーっと入ってくる。印象派の透明感や光が物語になったかのようなやわらかさとほんわかした温度が感じられる物語。美術館に出かけたくなった。

    0
    投稿日: 2013.04.25
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    マチスと同じマグノリアの花を愛で、ドガの踊り子にドキドキ、タンギー爺さんの店の片隅にひっそりと息を詰めて、ゴッホやルノアールの話に聞き入る・・・モネの庭に睡蓮の夢をみて、そしてジヴェルニーの素晴らしい食卓の彩り。 なんとも贅沢な1冊。

    0
    投稿日: 2013.04.25
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    楽園のカンヴァスのようなハラハラ、ドキドキはない。 いろいろな芸術家の傍にいた人の視点で 淡々と語られていく。 でも、傍にいた人はやはり、とてもその人を良く知る人で その語りには愛があふれている。 じんわりとしたよさのある本。

    0
    投稿日: 2013.04.23
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    モネ、マティス、ドガ、セザンヌをそれぞれ取り上げた4編集。こないだ大原美術館、地中美術館で「睡蓮」を見たとこなので特にモネの話がぐっときた(本の表紙も「睡蓮」)。田舎でのんびりおばばの話を聞いているような居心地の良さ。印象派好きはぜひ。

    0
    投稿日: 2013.04.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読んでよかったと思える小説でした。 触れてよかったと思えるものでもありました。 何でしょうね…面白いかどうかと聞かれたら、 それはどうかなーと思ってしまうんですよ(笑) 忠実過ぎると言うか、静か過ぎるというか、 大きな流れの中、闘っていたのであれば、 もう少し起承転結のあるドラマは欲しかったですね。 起承で終わってしまったような感じがします。 もっと言ってしまうと本人たちの内なる声、 叫び、そんなものを聞きたかったです。 好みの問題ですけど。 彼らの絵を観るたびに、魂を鷲掴みされる感覚になるんですよ。 何か生き様や魂みたいのぶつけてるなぁーっていう鳥肌ものの 感覚。 つまり、何ですかね〜… 彼らを部屋の外からではなく、真っ正面から 対峙したかったってことなんですけどね。 でも、読んでよかったんですよ。いい小説です。 ミレーとかも読みたいですねー。

    0
    投稿日: 2013.04.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    先日、楽園のカンヴァスを読み終えて、その当時の画家や彼らの生きた時代に触れ、また、それがミステリーに仕上げられていた感動再び。との思いでこの作品を読んだ。 マティス、ドガ、セザンヌ、モネの画家にまつわる話。これはミステリー仕上げではなく、史実に基づいたフィクションということだったが、異端視されながらも自分の絵を信じて描き続けた彼らの情熱が伝わってくるようだった。 数年前に観に行った印象派の美術展、モネ単独の美術展に展示されていた作品が思い出しつつ読んだ。あの作品が当時は、二束三文で売られていたのかと驚いた。

    0
    投稿日: 2013.04.18
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    それぞれマティス、ドガ、セザンヌ、モネにまつわる物語を4編収録。 史実にもとづいたフィクションとのこと。 もしかしたら、今、この作者が一番好きと言ってもいいくらいかも。 いつも書いてる気がするけど、文章にその場の匂いや空気が感じられる。 芸術家の話しはあの人を想像させるから、なおさら興味深い。

    1
    投稿日: 2013.04.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小説を読みながら、美術館を歩いているような感じ 不遇だった画家たちと、力となる人たちの 狂おしいまでの絵に対する気持ちが心に痛い 1編1編が短編であることがもったいないような もっともっと小説のなかにいたいような そんな気持ちにさせてくれる小説でした

    0
    投稿日: 2013.04.03
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    大好きな画家たちが、今生きる人のように感じられる いきいきとしたストーリー展開。 この作者ならではの、丁寧な時代背景、 そして、アーティストたちの暮らしの描かれ方。 読んでいて、一つひとつの絵画が、彫刻が、 生まれようとするようなワクワクとした想いが 胸いっぱいにひろがった。 大好きな画家たちが、読む前によりも好きなった。 素敵な作品をありがとう・・・

    1
    投稿日: 2013.04.01