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天冥の標 I メニー・メニー・シープ (上)
天冥の標 I メニー・メニー・シープ (上)
小川一水/早川書房
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総合評価

87件)
4.1
23
36
17
1
0
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    全10巻、計17冊 1巻目上下巻(2/17) 壮大なスペースオペラ 全10巻でどの巻から読んでも時間軸が違うため読めます。 もっと評価されなくては行けない本 1巻は入植300年を迎えた植民星メニーメニーシープが舞台 医者のカドムを主人公に謎の疫病が蔓延してると連絡を受け話は進む 魅力的なキャラクター、想像膨らむ世界設定 今後の全ての伏線であり相関図の1つ 地中の戦艦により発電を賄われていたり、酸素を生命維持に必要としない種族がいたり1つ1つの設定を想像しながら楽しめる人には凄まじい体験の始まりだと思う ハンターハンターやチェンソーマン、進撃の巨人等の考察読みにわくわくできる人なら読んで損はないと思う もう一度言うが、一般にもっと評価されていい

    15
    投稿日: 2025.09.10
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    SFというよりも機械も登場するハイファンタジーっていう印象だった。 下巻のほうが、よりシリアスな展開で、これ、続刊はどうするんだろう、 と思うけど、読むのに体力がいりそうだなぁ。

    0
    投稿日: 2025.08.31
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    とても長い何かの最初の一冊と理解して読んだ。何人ものストーリーがどのように転がっていくのかとても楽しみ。

    0
    投稿日: 2025.07.19
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    ドキドキワクワクするようなSF本を読みたいな…と思って手に取ったこの本、いいですね…とても不穏で…終始不穏でたまらない。 SF系だと新世界よりくらいしか読んだことなかったけど、こういう世界の謎が徐々に明かされていく感じがとても好き。わからないことだらけの今が一番面白いのか、ここからどんどん面白くなっていくのか期待して読もー

    4
    投稿日: 2025.07.03
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    併読する本の中に一つは長く潜れるシリーズ物を入れておきたい性分です。今回選んだのが長くあたためていた天冥の標シリーズ。まったく事前情報入れなかったのでメニー・メニー・シープ下巻も、今後の話もどう展開していくのか予想ができなくて、それだけ広がりを感じさせる世界観で良かった、というのがシリーズ突入1巻の率直な感想。楽しんでいきたい。

    0
    投稿日: 2025.06.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    以前から評判で気にはなってたが大作過ぎて手が出なかった作品。 某SNS載っていた素晴らしいイラストを見て、いざメニーメニーシープヘ! SF作品は読み慣れていないけど、とても読みやすい。有難い。 下巻読むまで時間が空いてしまうのでメモ的な。 ・カドム先生、最後ノルルスカイン(ダダー)と出会う。イメージ的にハコタにーちゃん。 ・アクリラが絶望的過ぎて絶句。カヨが居るのがせめてもの救い。 ・リリー、早く幸せになって! ・エランカ、最初空回りしてる正義感見せられるのかと身構えたけど、板挟み的な状況に応援せずにはいられない。ベンクト…。

    0
    投稿日: 2025.02.10
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    CL 2024.12.29-2024.12.31 ずっと読みたかったSFシリーズ。 やっと手をつけることができた。全10巻17冊のまずは一冊目。先を期待できる内容でよかった。 さあ、どんどん読むぞ。

    1
    投稿日: 2025.01.01
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    時折りボォーッとした頭には難しい解説が挟まるが、想像していなかった展開が続いていく。早く先を読みたくなる。

    7
    投稿日: 2024.06.28
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    完結した(だいぶ前だけど!)とのことで、ついに読みはじめた。 これは長いけどスルッと読めちゃうやつですね。 面白かった。 しかし思った以上に死人が大量で容赦が無かったー。 本当に謎だらけで終わったけど、予報はしていたので、そこはオッケーで… 物語の後半?をシリーズ一作目に持ってきていると思われ、その構成が効いています。 これは過去に何があったんだろな?!と思わせる引きの強さ。 登場人物にやたらと美形が多いのはちょっと気になったかも知れない。やっぱり小川一水はキャラクターがややラノベっぽい。

    0
    投稿日: 2024.05.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった〜!巻数の多さに怯んでたけどグイグイ読めておすすめして頂いて感謝です。 人間、自ら改造してる人間、原住民?の知性体、アンドロイド…と多種多様にたくさん出てくるけど、この人誰だっけ?という混乱を全くしないのもすごい。何故か個別の意識を持ってる《石工》のクレヴが好き、話し方がかわいい。 加えて、惑星ハーブCの植民地メニー・メニー・シープの歴史や〈領主〉の悪政と《海の一統》との対立もてんこ盛り。世界観作り込んであって好みです。 《ラバーズ》は「そうだろ」となりました。エランカ議員がどうなるかだ。 別行動とってるカドムとアクリラ、それぞれ大変なことになっているので下巻も楽しみです。初期の自治政府に、宇宙士官アウレーリア、建築家ラゴス、医師セアキって書いてあるので、カドムとアクリラはそもそも甲板長→領主に対抗する血筋みたいな…。ラゴスはこの時点でアンドロイドだったのかも。

    1
    投稿日: 2023.09.01
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    ①②③④と読んで、再び①に戻ってきたが、まだまだわからない部分が多い。。 メイスンが好きなので今後活躍してほしい。

    0
    投稿日: 2023.07.21
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    壮大な物語の始まり。上巻 ここはどこなのか、イサリは人間?、また"海の一統"の設定がいい。 人間、改造人間、アンドロイド、異星人等、登場人物のキャラがいい。謎が大きく、でも話しは庶民中心に、いづれ国、星、宇宙、時間軸まで超越して進む、読書好きなら読むべき小説だと思う。SF好きなら迷わず読むべし。

    0
    投稿日: 2023.05.10
  • 大きな謎を感じた

    世界観が深いと思った。いろいろな人が、いろいろな立場から世界を見ている。ただ、それぞれの人が見える範囲に限界があって、その為に大きな謎が隠されているように思った。

    0
    投稿日: 2023.04.14
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    長すぎて勇気が要る本。ようやく開始。慣れない単語に苦戦しながら最後まで行ったところで、ドロテアって何だっけか。この一冊でも色々起きたけどちっぽけな話だったのね。続きが気になります。

    0
    投稿日: 2022.07.14
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    #日本SF読者クラブ 10年の歳月を経て完結した大作。 #日本SF読者クラブ いよいよ読み始めた。全10巻といっても、17冊もある。10年かけずに読み終えたい。評価は下巻を読んでから。

    16
    投稿日: 2021.04.29
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    面白いという話は各所から聞いていたが、もったいなくて手を出せなかった本作。 (これは私の悪癖で「マロリオン物語」なんかもこのせいで手を出せていない・・・) いつまでもそうしてるのももったいないので、ついに一念発起して手を出してみた。 西暦2803年、植民星メニーメニーシープは入植300年を迎えようとしていた。臨時総督ユレイン3世により配電制限により市民生活は困窮していた。そんな中謎の疫病がセナーセー市を襲う もうあらすじだけで面白い。 ここに怪物<咀嚼者(フェロシアン)>イサリ、電気を使い酸素呼吸を必要としない<海の一統(アンチョークス)>、異星人<石工(メイスン)>、人に奉仕する宿命を負った生体アンドロイド<恋人たち(ラヴァーズ>、謎の存在<ダダー>のノルルスカインなどが登場する。 ネーミングだけで興奮するw 植民星の歴史も語られるが、どこまで本当なのか・・・。 さらには、過去に猛威を振るったであろう伝染病<冥王斑>、地下に眠る戦艦<ドロテア>など謎が謎を呼び上巻は終わる。 全10巻(17冊)もの長編なので、今の時点ではわからないことだらけ。 ただ、面白いことだけは間違いない。 楽しみすぎる。 ※正直こんな駄文を書いている暇があったら先を読みたい、というのが正直なところ。実際、私はその気持ちを抑えられなかった。この感想は10巻2まで読んで、最終巻をそのまま読むのがもったいなくて、もう一度読み返して、初めて読んだつもりで書いたものだw 

    0
    投稿日: 2020.10.17
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    全10巻(10冊とは言っていない)のシリーズ、『天冥の標」1巻の上巻。 のっけから読ませる! 人や異星人、果てはアンドロイドまで、登場人物の様々な行動が交差し、物語の筋道を作っていく。まだそれぞれの道がどう合流していくのかは見えてこないけど、引きの上手さと、話や文章のテンポがいいからそれがストレスにならず、先が気になってズンズン読んでいけました。 西暦2803年、植民星メニー・メニー・シープ。総督が軍や電力の供給を握るこの星では、最近になって電力供給の制限が始まり、市民の不満は高まっていった。この星で医者を勤めるカドムは友人のアクリラから、街で謎の疫病が流行していると助けを求められる。その感染源は思ってもみないもので…… 物語はとにかく重層的です。医師のカドム。身体に改造を加え、独自の文化・生き方を持つ“海の一統”の若きリーダー、アクリラ。一章で出てくる彼らが中心となって物語が進むのかと思いきや、政治の中枢にいる正義感の強い女性議員。軍の人間。市井の人間から距離を置き、自分たちの街を作っている“ラバーズ”と呼ばれるアンドロイドたち。高度な知能を持ちながらも、人間にこき使われている異星人。 それぞれの視点から、物語が語られていく一方で、世界観や歴史的な設定の作り込みも合間合間で語られていきます。総督の権力の起源に到る政治闘争や市民たちの生活の様子もさることながら、ラバーズたちアンドロイドの設定や、身体に改造を施した“海の一統”たちの設定、異星人の独自の生態は、SFならではの想像力の面白さが、物語と深く結びつきます。 庶民以上に電力を生命維持の観点から必要とする彼ら。一方では戦いに臨み、一方では総督の権力の及ばない、新世界を求め、新しい土地へ旅立とうとする。そして、それぞれの道に立ちはだかるものは…… 上巻の段階で残された謎は、とても魅力的なものばかり。カドムたちの前に現れた異形の生物の正体は? 電力の制限は総督が、植民星を捨て新たな星へ向かうため、との噂が出てくるのですが、総督の真意と目的は? 権力へ反旗を翻したラバーズたちの運命は? そして、新大陸で見つかった大型ロボットは、一体何を作っているのか? 全10巻のSF大河小説の始まりに相応しく、人も人であらざる者の世界も構築しつつ、さらに大きな展開を予想させます。想像以上にワクワクしながら、下巻も読み進めていけそうです。

    10
    投稿日: 2020.10.13
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    面白い。長編SFということでまだわからないことだらけだがそれが明らかになっていくのが楽しみでしかない。

    1
    投稿日: 2020.10.02
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    伝説の始まり。 植民星メニー・メニー・シープにおける様々な勢力、種族が入り乱れ、暴政を強いる君主に抵抗する話。 しかし、多くの謎が解明されないまま物語は進み上巻は終わる。

    0
    投稿日: 2020.09.04
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    ずっと気になっていたSF大作。昨年完結したこともありやっと挑戦。思ったよりラノベっぽく、ノンビリした出だしには拍子抜け。人物造形も浅くて物足りないが、プロットや舞台設定がしっかりしているので、そこは安心して読める。まだ17(冊)分の1。即下巻へ。

    0
    投稿日: 2020.07.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    銀河英雄伝説を読んでSFの面白さを知り、銀英伝のような面白い作品を探して行き当たったのが本作品。ちょうど完結して話題になっていた。銀英伝とは全く違う作風で、登場するのは人間のような生物やアンドロイド、怪物といったものたち。こういう作品は敬遠していた。しかし評価が高いので読んでみたら、ページターナだった。先が気になる。何で面白いのか。分からないが、この混沌とした世界の原因は何なのか。どこへ行き着こうとしているのか。それを知りたくなる物語の展開なのだろう。キャラクターも魅力的だ。

    0
    投稿日: 2020.05.09
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    全10巻ということで躊躇していたけど、古本屋で見つけてついつい読み始めてしまった。 SFなのに近代が始まったくらいの文明で、それでいて異星人とかアンドロイドとかどんどん出てきてなかなか目が離せない。 しばらくはこの世界に浸っていれそう

    0
    投稿日: 2020.01.21
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    全10巻で終了したので、とりあえず読み始めてみた。植民惑星メニーメニーシープを舞台に開幕。 どうなっていくのか、まだわからん。

    1
    投稿日: 2020.01.03
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    完結するのを待っていたらほぼ10年経ってしまったが、満を持して読み始める。壮大な物語のほんの触りの部分なので世界観は掴みきれていないが、惑星ハーブCに入植した人類の末裔たちは、地球で言えば中世の様な世界で、ロストテクノロジーの名残を利用した生活を送っている。人類の他にアンドロイドや原生生物のメイスン、また謎の生物フェロシアン等、登場するキャラクタも魅力的。臨時総督ユレイン三世による配電制限や気象制御などの支配に反抗する形で物語が動き出す。これは完結するまで待って良かった。続きを待てないです。急いで下巻へ。

    0
    投稿日: 2019.10.18
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    全体的に、異種族間の心の交流といったところに好感を感じる。特に、ラバーズのエランカが自分にも存在価値があることを理解できたシーンが良かった。また、小さいエリアの話だと思っていたのが、400kmの滑落などと突如宇宙規模のスケール感を感じさせてくれるところがよい。

    1
    投稿日: 2019.08.23
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    遠未来の宇宙移民が描かれますが、何周かまわって19世紀のような雰囲気もある。SF的要素と、技術が失われている感じの世界観が面白い。

    0
    投稿日: 2019.03.16
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    ベンクトがバイオリン弾きに来るシーンが好き。表現したいことが伝わるのって嬉しいよなあ、ラバーズの境遇も相まってうるっときた

    0
    投稿日: 2019.02.21
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    最終巻の10巻シリーズが発売され始めたことを受けて、「天冥の標」の一気読みを始めました。 序章の1巻・上巻。 メニーメニーシープ各地で動き出した出来事が、惑星全土を揺るがす事件へ収束するのはいつの日か。 贅沢な一気読みになりますように。

    0
    投稿日: 2019.02.03
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    まだまだ序章なのだろう なんとなーく「ターンAガンダム」的な 世界観をイメージするのは難しくないくらい ライトな印象なのだけど これがレイヤーになって 回を重ねるごとに 深く、広くなって行く様な気配がある。 下巻へ

    0
    投稿日: 2018.07.19
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    長編みたいだし、小難しそう。1巻上巻切りも辞さないつもりで挑みましたが。そんな心配は不要でした。こ、これは読破する気配がします!下巻へ。

    0
    投稿日: 2017.12.01
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    SF。 2803年。植民星メニー・メニー・シープ。 各章ごとに中心人物が代わり、物語が広がりまくり。想像力が追いつかないぞ…。 五章のアクリラたちの冒険は鳥肌モノでした。 イサリ、クレヴ、カヨ、ベンクト…。人間以外のキャラクターが好きすぎる。 早くも傑作の予感しかない。絶対にシリーズ全冊読むぞ!

    1
    投稿日: 2017.07.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なにやら壮大な話が始まったぞ… どこかの星で、権力と富を欲しいままにする一部の存在と、それに対抗する人々の物語。 人間?の医者と議員と、はるか昔に体の一部の機能を変えた海の一族と、アンドロイドと。いろんな人たちが交錯していく。 それぞれピンチを迎えて悲劇的な状況にあるところだけど、下巻でどうなるのか楽しみ。 大多数の人は、不満や不安を抱えながらも根拠もなく「明日も平穏が続く」と思って行動には移さず現状を見てるだけ、というような描写が何回か出て来て震える。まさに今の日本がそうだよね。

    0
    投稿日: 2017.02.23
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    ※継続して読んでます。冊数が多いので棚には1の上のみ登録。 必読のSF。巻ごとにパンデミックだったりスペースオペラだったり雰囲気が異なって楽しめるうえ、冥王斑とその裏にある全宇宙の命運を分けるほどのある者どもとの戦いが軸になりつつ人の営みや存在の多様性をこれでもかと語る。 著者の言う通り“全部盛り”のSF小説。

    0
    投稿日: 2016.07.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

     全10冊ということで、骨太SFであることを期待。最初の最初なので、謎が謎を呼んでいるというか、まだ登場人物たちも読者であるこちら側も碌に分からないまま展開していくので、頭の中で整理するのが難しい。しかし、今後を左右する序章的内容なので、ここは気合を入れて読み進めた。  舞台は26世紀初頭に着き、そこから270年後の植民星メニー・メニー・シープが舞台のSFである。しかし文明レベルは現代よりも少し低く、宇宙時代の名残を感じさせるものとして、ロボットの存在や、アンチ・オックスなどのみがある(ただし今のところ)。  セアキ・カドムの閃き具合、アクリラの美しさ、羊が多い星、人とパイオニアとアンドロイドと羊とメイスンとフェロシアンなど、見所、考えどころはてんこもりである。  特に気になる点としては、植民地外の世界、星外の世界、ダダーの存在だろうか。今後の展開に期待である。

    0
    投稿日: 2016.03.27
  • 世界の入口

    全10巻のストーリーの入口ということだけど,いろいろ盛りだくさんで,この後どうなっていくのだろうか。非常に楽しみ。 今のところ,まだ「メニー・メニー・シープ」のほんの一部しか見えていない気がする。いろいろなものがチラチラと見えて,すごく思わせぶり。きっと,これからのストーリーに関わってくるのだろう。

    0
    投稿日: 2016.01.30
  • まずは上下巻を一気にどうぞ

    高度なテクノロジーの残滓を各所に感じさせながら、ゆるやかに衰退している世界。 内包された様々な謎や理不尽に登場人物たちが挑みながら、物語は下巻のラストにかけて一気に転がっていきます。 そして、気になるラストに惹かれるままに次の巻、次の巻へと読み進めていくと、きっといずれまたこの1巻を読み返したくなることでしょう。 長い物語の始まりにして、鍵となる要素の数々がたっぷり詰め込まれた1巻。まずは上下まとめて読むことをおすすめします。

    3
    投稿日: 2015.10.06
  • ライトノベル感覚で

    読了はまだですが、さわりから中盤まで読みました。 ライトノベル感覚で、ハードなものを好む方には向いてないでしょう。 しかしクラッシャージョウとか超人ロックからSFに入ったオイラにとっては十分でした。 幻魔大戦とかも好きなのですが、ハインラインさんなどの本も読みますけど、しかし楽に読めることは大事です。 ただ、人物の名前は中々頭に入ってこないのが残念です。

    0
    投稿日: 2015.07.03
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    今年取り組む長編は、このシリーズを追ってみようと思い立って。SFに若干の苦手意識はありますが、比較的想像し易い世界観でした。《咀嚼者》や《石工》などの姿は想像力を働かせるしかありませんが、イラストがあったら助かります。特に美形は(笑)。ハリウッド並みの映像があったら迫力かも。虐げられる石工を見ると、クレヴたちの反乱があったらいいのにと思ってしまいます。

    0
    投稿日: 2015.01.14
  • 壮大な叙事詩の幕開け

    高度化したあと訳あって少し衰退+失われた技術な設定は大好物。 いろいろてんこ盛りで下巻はどうなっちゃうのか。

    1
    投稿日: 2014.12.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まだ最初だから、全貌は推測しきれないがかなり大きな物語のようだ 技術進歩した未来だが、隔絶された植民地故に文化レベルが低いという何とも魅力的な設定 過去の技術や資産、知るものと知らないものが見え隠れして、ゼノギアス的な膨らみを予感させる

    0
    投稿日: 2014.08.11
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    思ったよりも読みやすかった。全体的に軽い感じで,ライトSFとでも言うような作品でした。下巻が楽しみです。

    0
    投稿日: 2014.07.16
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    ついに、ついに読み始めましたよ。 のっけから情景が目に浮かんでわくわくする。やっぱSFは絵だよねー。 まだ物語は始まったばかりだけど、期待を込めて★★★★

    0
    投稿日: 2014.06.06
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    どこに向かうかわからない大河ドラマのワクワク感を久しぶりに味わった。植民地惑星の臨時総督による圧政と市民運動、反乱。そしてすべての欺瞞。黒幕らしき制御コンピュータのダダーとは?

    0
    投稿日: 2014.03.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おもしろいなぁ。キャラもいい。イッキ読みしたいとこやけど、まだ完結しとらんでちょっとずつ。このシリーズ、もっと有名になってもいいような気がする。

    0
    投稿日: 2014.03.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ずっとカタカナの名前覚えられる気がしないと駄々こねながら読んでなかったやーつ。ハヤカワSFコンテスト贈賞式にいったときに続刊の話をしていて「あ、おもしろそうかも」と思って読み始めました。 思った通り名前は覚えにくかったけど、楽しかった。 下巻の時にも書いたけど小学校中学の頃に大量に読んだ海外のファンタジー小説(ハードカバーの分厚いやつ)をおもいだすような、群像劇てきな感じから始まり、一人一人の人物の物語が指し示された上でまとまっていく、各々の生きてきた道筋や文脈を見せてくれて居たように感じた。 上巻はその下積みだけ会って少しだけ読みにくかった。これから合流するぞ・・・どこからどこだ・・・?と迷いながら下巻早く読みたいとか思ってた。 今は2巻を読んでいますがフェオの名前が出てきた時はすっごく笑顔になりました。巻が続いていくのはほんとうに面白いよね。

    0
    投稿日: 2013.12.04
  • 小川一水の全部入りSF

    全10巻予定のSFシリーズの初巻です。この1巻はこれからどうなる?と言うところで終わり、次巻以降は、時間を遡り、1巻の状況に至るまでが語られます。

    5
    投稿日: 2013.10.22
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    2803年、地球から遠く離れた移民惑星を舞台にしたSF長編。 惑星を統べる領主に、不満を持つ多種多様な種族、立場の人間が立ち上がる。その描かれ方は壮大な群像劇となっており、この話単体でも面白い。 それだけで終わらないのがこのシリーズの恐ろしいところだが。

    0
    投稿日: 2013.10.04
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    『時砂の王』を読んで惚れ込んでしまった小川一水によるスペース・オペラまたはハードSF。ジャンルの定義はさておき、今後まだまだシリーズが続くという意味でも本当にワクワクさせられた。 この1巻、ストーリー上はほんの序章にすぎないのだろうけど、壮大な物語を予感させるスケール巻がたまらなかった。広義のSF(サイエンス・フィクション)作品は巷に溢れていて面白いものも多いけれど、こういう古き良きSF感のある作品って、日本人の手になるものとなると本当に少ないんじゃないかと思う。 少なくとも自分は日本人の手になる日本語の小説が一番読みやすい。こういうSF小説を書ける日本人作家がいてくれて本当に嬉しい。

    0
    投稿日: 2013.04.24
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    SFで色んな人種?も出てくるけど、描写が丁寧で世界観が分かりやすかった。まだ下巻は未読で先が気になる!

    0
    投稿日: 2013.03.18
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    長大で手出すの随分躊躇していたが、kindleで購入、一読。面白かった。SFのセンスオブワンダーにはちょっと欠けるが、大河小説ですねこれは。続きもゆっくりのんびり時間かけ読んでいきたい。

    0
    投稿日: 2013.03.17
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    何もかも謎だらけ 体の中で電気で二酸化炭素を酸素に分解し、酸素をリサイクルする人間 人間の顔をもつ鱗のある生物 大勢で意識、感覚、感情をリアルタイムに共有する生物 人間に快楽を与えるアンドロイド 島の周りの晴れない霧 牧畜はなぜ羊だけ? 人々はなぜ狭い国土の中だけで生きているのか? 登場するキャラクタも多く、キャラクタに思い入れするだけの時間も与えられず、話はどんどん展開してゆく。 再読だから、この展開にもついていけるけれど、初読のときは、頭の中にいっぱい情報が詰め込まれ、消化しきれずに何が何だか分からないまま読んでいた気がする。

    0
    投稿日: 2013.03.10
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    再読。シリーズの始まりであるこの1巻から既に「恋人たち」や「セアキ」、「アウレーリア」等の後の本でキーワードとなるものが散りばめられており、まるで総集編のようだ。

    0
    投稿日: 2013.02.17
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    時系列としては超未来。ただひたすら謎、謎、謎尽くめの風呂敷を広げまくる。 しかしそのキーワードがまた魅力的。造語も世界観もSFぽい!なんなのかきになって仕方がない、だけどなかなか明かされない・・。 先まで読み進めてからのレヴューになるけれど、これから始まる物語のキーワードを推し並べたのがこのメニーメニーシープで、これから始まる物語でそれをひとつずつ紐解いていく形になる。 それが本当に楽しい!デジャヴと発見の繰り返しだ。 この巻にほれたらあとの物語は間違いなく素晴らしい魅惑のスパイラル。

    0
    投稿日: 2012.11.29
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    うわぁ斬新な終わり方…というか、斬新な続け方?この本だけではたぶん評価が出来ない。続きを早く読みたいが、完結してないのか!失敗したぁ。この本はもしかしたら、巨大な歴史の中では1行で年表に記されるような出来事を、1冊の物語にしたということかもしれない。それとも巨大な歴史の収束した最後の1点なのかもしれない。どういう風に落ち着くのか…でも絶対きっと、納得のいく着地を見せてくれる人だと思う、作者は!

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    投稿日: 2012.11.20
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    全10巻の大河SFと銘打ちながら1巻の上という変則的な形。忘れ去られた植民星での出来事から、今後どう繋がっていくのか。伏線がいっぱいありそうで、覚えきれるのが心配だけど、すぐに引き込まれていく面白さです。傑作の予感。さて、下巻を読まねば。

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    投稿日: 2012.08.31
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    書き出しさえ抜ければ、読みやすい。最初は何を書いてるかわからなかった。方向の描写がつかみにくい。 内容は面白い。謎だらけで全く完結しないが、次巻以降に期待。

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    投稿日: 2012.08.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アクリラが美少年ぽい予感。 10巻まで刊行予定の長編大作の第6巻が先日発売されて、表紙が綺麗だなぁと興味を抱き、 「読んでいないあなたもまだ間に合う!」的な帯に扇動されて購読。 ジャンルはSFだが、今の段階ではそうメカメカした感じはなくて、 有機的な描写・人物設定などSF要素ありのファンタジーっぽくも受け取れる。 アクリラご一行は最後引きずられてミンチ状態になってしまったのだろうか。そんな想像を抱いて恐怖。

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    投稿日: 2012.06.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    成功とはいいがたかった移民の星。過去の宇宙船からの配電だけが頼りのエネルギー事情。腐った政治。上層部の豊かな生活とは別に電気は減らされ…謎の生物、建築物、アンドロイド…まだまだ序盤で謎は多いが、群像的に進む感じは大好き。次巻へ!

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    投稿日: 2012.05.06
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    このシリーズはハードSF的だけどストーリーも良くで来てる。巻が変わる度に視点が変わり、先が見えない。 物事は多面的なものなのだ! 凄い構想力だ‼

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    投稿日: 2011.12.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    夜中の四時に読み始めた。一気に読み終え、7時を過ぎていた。凄い。小説あまり読まないから、上手く表現できないけど、この読了感はなんなんだろう。

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    投稿日: 2011.12.09
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    下巻も含めて。 人物がなかなか魅力的。超人的ではない人たちが特に。 たしかに、チョッおい!だなあ。この背景を回収するのが続刊となるんだろうけど、この先もちゃんと見せてくれないとみんな不憫だ。

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    投稿日: 2011.11.29
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    表紙の絵に惹かれて買った小説。SF…?西暦2803年、植民星メニー・メニー・シープが舞台。酸素呼吸の代わりに電気代謝を行う人々がいたり、アンドロイドがいたり、とにかく多種族にわたり登場人物も多い。けど、会話のテンポが良くて読みやすい。マンガみたいに読めるかも。「えっ…?」という衝撃のぶつ切りラストに驚くが、壮大な長編の第一巻ということで気長に。

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    投稿日: 2011.10.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

     全10巻という長編の最初の1巻。ここからどのように話が展開していくか楽しみで仕方ないです。  話の舞台として「何らかのトラブルを抱えて宇宙へ出る術を失ったどこかの惑星植民地」というシチュエーションは『復活の地』っぽい感じ。ただ今回はその地名に21世紀との連続性を感じさせるところが大きな違いでしょうか。今回はその中で総督の圧政に苦しむ住民(といっても様々な種族がいる訳ですが)が反乱に向けて動き出す、という感じ。  今のところIII巻まで読みましたが、そこまでずっと使われる概念が(詳しい説明は無しに)登場します。とはいえこの巻(下巻含め)では「そういう事だったのか!」的なスッキリ感はなく、モヤモヤっとしたまま続きが読みたくなってしまいます。  続きは下巻で。

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    投稿日: 2011.09.23
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    全10巻の開幕編であり、登場人物紹介が多く、これからどう筋が運ぶのか、まだわからない。謎また謎の展開が続く。次巻に期待。

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    投稿日: 2011.08.31
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    SF、最近読み始めました。 未知の世界を体験するSFを読み進めるためには、 序盤にどんな世界で、どんなキャタクターが居て、どういう対立があるか、 がスッと入ってこないと、半分も読めないことが多い(気がする)。 本作は、特異な世界観、多数の種族、画一的でないアンドロイドたち、 と把握すべき事項はかなり多いことに加え、まだ明かされていない隠された設定まである。 しかしながら、村のピンチと種族間の協力、というちょっといい話でスルッとこれらの設定が頭に入ってしまった。これはやはり著者の筆力の賜物なのだろう。 どうやら10巻まで続いているようだが、とりあえずは下巻まで読んでおこうと思う。

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    投稿日: 2011.07.14
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    とても好きなお話でした。めまぐるしく主人公が変わるような目線の語りは好きなのでぼくにはハマったかな。 クレヴとアンドロイドの少年の恋に似た感情に不覚にもときめいた。

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    投稿日: 2011.07.09
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    とても周囲で評価が高かったので、期待して読みました。 前半だけで、その設定に引き込まれた! 海賊のアクリラや、医師のカドム、謎のイサリと、 魅力的な登場人物がたくさん出てきます。 そして、領主による電力制限と、飛び交う不穏な噂。 波乱の幕開けで、ひとまず下巻へつづく。。。

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    投稿日: 2011.06.20
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    小川一水「天冥の標Ⅰ メニー・メニー・シープ」を読書中。正直、これを最初に読んでいたら、最初の展開には違和感あったかも(私はⅡから読み始めている)。んでも、読み進めていくとなんか安心感。小川一水はSFという枠を抜きにして、きちんと読ませる作家になっている。 上巻を読了。Ⅱから読み始めたんで最初はもうちょいリアルなお話かと思っていたら、SFファンタジー的な雰囲気だね。「無限記憶」みたいな感じ。これはこれで悪くない。このシリーズ、小川一水が書けるものを全部書く!という心意気を感じる。続きも楽しみ。

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    投稿日: 2011.02.14
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    今年の正月に1~3まで間を開けずに読んだら大変幸せな読書だった。 1巻は全10巻の開幕にふさわしい、伏線をつめこんだ箱が開いて終わる話。かといって意味がわからないだけでおいてけぼりとか消化不良では全然なく。 漢字とルビを駆使した呼称の変遷、つまりここに至るまでに何が起こったのか?っていう、後々きいてくる仕掛けが楽しいので、順番に読んで良かった。 一見まずまず平和な世界、でもあれ、あの、さらっと変なことになってないですか?普通に暮らしてるし文中でふれられないけど、この「羊」って羊じゃないよな? というような感覚でとにかくにやにやする。 気持ちよく応援できたりはらはらしたりする登場人物が多くてそれも楽しい。 身の丈の内で、あるいはそこを越えてどうにかできることをやっていく人や、とっくに崩壊寸前のところまできているのを踏みとどまろうとしてボロボロになってる人や、この人の小説にたびたび出てくる、しれっと大変なことになってる状況でしぶとかったり楽しそうだったり頑張る人たちの話でもあった。 とにかくなにはなくともクレヴと石工たちが大好きだ。 ベンクトとの会話が特に。 ただ。「安心して読める」話でもない。 ちょっと変な世界で頑張る人たちの革命の話、かと思ってたら、どんどん不穏で奇妙な、不吉な展開になっていった。

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    投稿日: 2011.01.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    全10巻刊行予定とのことなので、最終評価は保留で。スピード感にあふれていて、一気に読める。「全10巻」あるということに意味をおき、各巻の構成がよく考えられているようだ!先が楽しみ!

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    投稿日: 2011.01.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    遠未来、外宇宙植民惑星でのお話。 上巻の段階では、独裁者の圧政に苦しむ民衆達の生活と、徐々に高まりゆくレジスタンスの気運と言うところ。 何はともあれ下巻に続く。

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    投稿日: 2010.12.14
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    全部で10部作?こういうのに手を出してしまうとほかの本を読む時間が取れなくなってまずいかなぁといままで買わずにいたのですが、本の雑誌のお勧めもあってつい手に取ってしまいました。1上下を読んだ感じでは、軽快なジュブナイルという印象。これは、私の年のせいかもしれないな。今後の展開で、キャラクターたちの個性がどう描かれるか、期待をこめて星4つ。

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    投稿日: 2010.11.03
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    全 10 巻の予定のシリーズの第 1 巻(上・下)。 現在、第 3 巻まで発表されている。 率直な感想は「面白い」。 アニメチックな展開の様な気もするが、 面白いものは面白い。 SF 的ガジェット、設定がこれでもかと登場する。 今後どれだけ大風呂敷が拡がって行くのやら。 第 1 巻結末は放りっぱなしで、 第 2 巻をひたすら読みたくなる。 全 10 巻完結までが楽しみなシリーズだ。

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    投稿日: 2010.10.29
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    上下巻。 時系列的にはこれが一番後の時代になるんだろうか。シリーズ全体のプロローグとして(?)色々なエピソードが詰め合わされている。そのひとつひとつの謎について後巻で語っていくかたちになるようです。ある時代には自明だったことが、後代では意味を失い、形骸化した習慣だけが残るというのはよくあること。呼称だったり体質だったり、よくわかんないけど今こうなってる、それはなんで?というあたりを解き明かしていく面白さがある。

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    投稿日: 2010.09.30
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    小川一水の本はこれまで、「第六大陸」、「導きの星」、「老ヴォールの惑星」と読んだがどれも非常に面白い。今回も期待していたが、期待にたがわぬ面白さ。雰囲気としては導きの星に似ている。

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    投稿日: 2010.09.23
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    Ⅲまで読んだとこで再読。 初めて読んだ時には意味がつかめなかった箇所も理解出来て、すっきり。 他の今はまだわかんないとこも、これから巻を追うごとに掴めるのだろうという予測が立って安心できた。 --2010.07.14--(再読)

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    投稿日: 2010.07.14
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    同じ県の作者ということで、以前読んだ作品が面白く、今回なんとなく手に取ってみた。様々な伏線がミステリーにも似た感じで話が面白い。

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    投稿日: 2010.06.15
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    難しい・・・・ 風景とか状況とかの説明が難しくて上手く頭にイメージできない。 でも、会話や気持ちのところは良く分かる。 カドム、アクリラ、イサリ、が今バラバラにいる。 これからどう繋がって行くのだろ・・・。 エランカとラコスも気になる。

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    投稿日: 2010.06.08
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    二巻を読んでいる最中だが、早くも一巻上下の続きが気になる。 何年待てば全十巻完結するのだろう。 いつになったら全容が明らかになるのだろう。 キャラクターに感情移入できることはない 戦闘シーンにいても福井氏ほどの細かさしつこさやグロさもない 物語自体途中なので、ドキドキ・ワクワクが ちりばめられているのも当然だろうが ドキッとする捕まれ具合はない しかし、あさっての方向に進んでいくというストーリーが どうまとまるのか、はやく結末まで駆け上がって行きたい。 けど、我慢して待たねばね~ いい意味で手を出して「失敗」した。

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    投稿日: 2010.05.30
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    むしろ「救世群」を先に読むべき(c)大森望 ということで、IIを先に読んだんだけれど、どちらを先に読むかでシリーズ全体へのイメージがかなり違いそう。惑星ハーブCの謎に近づいたところで上巻は終了。人間とロボットやアンドロイドの設定が巧みだ。アンドロイドはロボット三原則を破れるのか?IIを先に読んでいると、情報をコピーする「あれ」がいつ出てくるかと楽しみだ。

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    投稿日: 2010.04.25
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    全10巻におよぶ新シリーズの開幕だそうだ。大型植民宇宙船シェパード号の到着したHar-βは植民星メニー・メニー・シープとして開拓された。到着時のトラブルによって、様々な問題を抱えるメニー・メニー・シープ。開闢以来300年を経て、その東端のセナーセーから話は始まる。伝染病の発生。怪物の出現。第21代植民地臨時総督ユレイン・クリューゲル3世の理不尽な統治に対する抵抗。セナーセーに端を発した動乱は首都オリゲネスへと波及し、瞬く間に全土を巻き込む事態となった。その過程で、忘れ去られていた過去が次第に明らかになっていく。第1巻から大きな変化を起こすメニー・メニー・シープ。今後の展開が待たれる。

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    投稿日: 2010.03.28
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    大河小説のはじまり? 人類、ミュータント、アンドロイドに昆虫型原生生物、失われたテクノロジー、宇宙移民船、テラフォーミング、そして墜落した昔の宇宙船という古典的ガジェットが盛り込まれた「箱庭」的宇宙で、よくありがちなキャラクターがドタバタするという感じなのかな-、と思っていたのですが・・・・(下巻に続く) 1.石模様の怪物 2.警邏艦の襲撃 3.恋人たち 4.衝突 5.昏き過去より

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    投稿日: 2010.03.21
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    全10巻予定の大河小説 1は上下巻なんですが、これは全10冊なのか全10部なのかどっちよ? 小川一水のタイトルは常々センス無い!と思っていたけど、今回はなかなかいいんじゃないでしょうかね?

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    投稿日: 2010.02.02
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    いやぁ、小川一水はあまり好きではない作家さんでした。 現代作家としては、ある程度の存在感を放ちつつ、 『復活の地』も面白くないわけではなかったんですが、 いまいち世界観の作りこみに欠ける感じがしてました。 たとえて言うなら、『鋼の錬金術師』のように、 世界地図を広げるものの、空白の場所が目立つような・・・ 箱庭的世界観が苦手な自分としては、 いつも消化不良でした。 ゼルダよりFF派です(笑) で、恐る恐る手を出した『天冥の標』。 上下巻を読み終わったとき、手が震えていました。 何気なく過ごしていたはずの日常は、 世界の裏側にうごめく何かによって、仮面をはぎとられ、 その向こう側に見えた世界の真の顔は、 昨日までの見知った存在とは似ても似つかない、 おぞましいモノとして首をもたげる。 だけど、その過程が、愛らしいキャラクター達によって、 丁寧に織り込まれ、一見ほのぼのとしているから、 なんともすごい。 作家自身があとがきで書いているように、 本当に自由にやったんだろうなぁと思う作品でした。 でも、この伏線、どうやって回収するんだろう、 という不安をもちつつ次巻以降に期待です。 10年春の発売が待ち遠しい・・・ 未読の方、特にSF好きな方、必読♪

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    投稿日: 2009.12.16
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    移住船が不時着した惑星でのお話。 で。 なんだか最初からどんどこ話が進んで行って おろろろろっ?と思っている間に下巻に続く! のであった。 すごい登場人物量。

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    投稿日: 2009.10.23
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    あらすじを書いていてあと8巻出ると言うことに恐ろしさを覚える(笑) 物語の始まりはいつもの小川節で、あーいつもの佳作的出来かと思いながら読んでると 下巻の途中からどうにも止まらない話の坂道急展開 なんていうか、ドラゴンボールを10巻くらい飛ばした感じで話が進む 面白いし続きも気になるが、10巻まで持つんだろうか 著者の代表作になるか、途中で放置されるか… 固唾を呑んで見守りたい。

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    投稿日: 2009.10.22
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    読み終わって。…続いてるじゃん!! この本は上下ではなく1、2と以後続巻にしたら言いと思いますよ。 ネタバレがあるので細かいことは書けませんがしょっぱなからずいぶん飛ばしてるなあと思ったのにこれから10巻ですか… いやあすごいなあ… 連続している話なので途中でぶちきることはできないのかも知れませんが。でもコレは上下って表示するべきじゃあないと思うんですけどねえ… まあいいか。 最終的な評価は最終巻を読んでからにします。とりあえず1・2巻は登場人物が多いです。これ、最後まで出番あるのかなあと言う人も多数…

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    投稿日: 2009.10.04