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龍神の雨
龍神の雨
道尾秀介/新潮社
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総合評価

348件)
3.9
69
155
95
8
0
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    母に続き父親を亡くし継母と暮らす二人の兄弟。実の母が亡くなったのは継母の仕業と思い込む兄。一方事故で母親を亡くし継父と生活を共にする兄妹。大事な妹を酷い目に遭わせた継父に殺意を抱く兄。そして継父の死。縁もゆかりも無い二組の兄弟が出会い、運命が互いに交差する時、降り続く雨が彼等にとって人生最大の分岐点となる。彼らのもとに新たなる日の光は宿るのか?究極の家族愛を問うたミステリー作品。前半はかなり重々しい、が後半一気に雨が止み雲の合間から明るい日差しが差込めるように気持ちがすっきりと晴れる。メタファを効果的に用い家族はどんな事があっても信じるという強烈なメッセージ。しかも終わり方がかなり独創的。脱帽です!

    0
    投稿日: 2013.05.03
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    雨の感じ方、生きていることの感じ方、受け止め方。思い込みとすれ違いは、ものの見方を変え、自分の人生を変えてもしまうのだ。

    0
    投稿日: 2013.04.28
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    長い5日間の話。 ティーンエイジと幼い2組の兄弟の話とは思えない過酷さ。 その年齢だからこその間違いに、過酷さが拍車をかけているように感じた。 人は追い詰められると、不思議なものを見るのか、不思議なものに捉えられるのか… 続きを読むのが待ち遠しかった。 雨は止む 日は照る

    1
    投稿日: 2013.03.28
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    “雨のせいで、彼らは罪を犯す” 母を亡くし、義父と暮らす兄妹。 父を亡くし、義母と暮らす兄弟。 雨が彼の殺意を行動に移させ、4人の運命が狂い始める。 雨が鍵となる物語。 誤解が誤解を生み、擦れ違った家族たち。 気付いた時には遅かったのが哀し過ぎました。 もっと早く気付いていれば・・・人生そんなことが結構ありますよね。 意外な人物が大きく関わっていて、衝撃的でした。 あまりに驚いて、序盤とか何箇所か読み返しましたし。 家族を信じることの大切さを語った場面が印象的でした。

    1
    投稿日: 2013.03.25
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    兄妹の結末に切ない思いを感じていた…ら、解説を読んでなるほど〜。自分の読解力を高めたいと切に願うのでした…。

    0
    投稿日: 2013.03.22
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    継父を殺す話。 辰年の節分時期に読むにはちょうどいい1冊。 と思ったんだけど節分なんて出てきたっけ? 家族を信じられるというのは幸せなんだ。 龍神が必要だったかはさておき こういう映像化できない本は読みがいがある。 何も考えずに読むからたいてい騙される良い読者だし。 解説も面白かったです。

    1
    投稿日: 2013.03.19
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    絶望的な状態からはじまって、さらに絶望を深めていく兄妹と、兄弟。 雨も彼等の不幸も止む気配をみせず、その運命がいつしか交わり、全ての真相に近づいてゆく… やるせない、悲しい気持ちになります。 でも、止まない雨はない。 そんな読後感にさせてくれる本です。 雨の日に読んだので、雰囲気がとても良かったです。

    1
    投稿日: 2013.03.16
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     蓮と楓の兄妹は義理の父と三人で暮らしている。辰也と圭介の兄弟は義理の母親と暮らしている。それぞれ胸に暗い想いを秘めながら…。降りやまない雨が二組のきょうだいの運命を交錯させる。  道尾秀介のミステリーは情緒的で悲しげな雰囲気を漂わせている。この小説も例外ではない。蓮の抱いた父親への殺意は、様々な偶然が重なり合うことによって、二組のきょうだいを悲劇の渦の中に巻き込んでゆく。しかし、最後には光が射す。こんなミステリーを書けるのは道尾秀介だけだと思う。    

    0
    投稿日: 2013.03.14
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    人間の嫌な所がビッシビシ出てて、ちょっとエロい。道尾秀介の本領発揮といった所かな。 最近の爽やか?路線もいいけど、こんなドロドロしたミステリーも好き。

    0
    投稿日: 2013.03.06
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    添木田蓮と楓は事故で母を失い、継父と三人で暮らしている。溝口辰也と圭介の兄弟は、母に続いて父を亡くし、継母とささやかな生活を送る。蓮は継父の殺害計画を立てた。あの男は、妹を酷い目に遭わせたから。そして、死は訪れた。降り続く雨が、四人の運命を浸してゆく。彼らのもとに暖かな光が射す日は到来するのか?あなたの胸に永劫に刻まれるミステリ。

    0
    投稿日: 2013.03.03
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    道尾さんの作風がかなり出ている作品。ストーリーは暗いです。 ただし、作品に引き込まれる力があります。 タイトルの龍は人によって捉え方が違うのでは。。。

    0
    投稿日: 2013.03.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    道尾秀介らしい展開。 カメオ出演まったく気づかず。ってか、ラットマントか読んでない。 目次、漢字の選び方、天気予報などは遊び心があって面白い。 ちょっと辰也、圭介の兄弟のほうは無理がある場面が多いと感じたが。

    0
    投稿日: 2013.02.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    血の繋がらない親を持つ兄弟が親を殺す事から始まる話。その事で同じ境遇のもう1組の兄弟が関わってくる。作者の持ち味であるどんでん返しに騙されないように読んでいても、ミスリードがさり気なく騙されてしまった。

    0
    投稿日: 2013.02.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    雨、ちょっとした勘違い、隣人の狂気、 どれをとっても凄い。 読後感も、なんとも道尾作品らしい。

    0
    投稿日: 2013.02.10
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    解説で納得。 なかなか面白かったけど、カラスの親指ほどじゃなかったかなー。 雨の日に読みたい小説かと。

    0
    投稿日: 2013.02.08
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    添木田蓮と楓は継父と3人で暮らす。継父は仕事もせず一日中家におり、ある日楓に性的な接触をしていることを蓮が知り、殺人を計画。その後楓が父を殺してしまったことを打ち明けられる。彼らは山にその死体を隠す。その後、容姿の美しい楓は学校で犯罪の証拠を何者かに握られ、その引き換えに性的接触を試みようと脅迫状が送りつけられる。冒頭でその男は溝田辰也、圭介兄弟の辰也だと考えられていた。溝田兄弟は継母と暮らしており、辰也は秘密を持っているように圭介からは見えた。しかし、実は継父は職を探していたし、辰也は想いを伝えようとしていただけであった。蓮のバイト先の店長が諸悪根源であったことが分かる。タイトルにあるように場面では随所で雨や風にみたてた龍が登場し、キャラクターの心情を描いている。 一気読み。展開が早くて楽しかった。あとがきで大量のメタファーの存在に驚いた記憶がある。人のイメージと実際の姿が大きく異なっていること。悪いことが悪いことをさらに呼び込むことは感じられたが、心にずっしり残るものはなかったような。

    0
    投稿日: 2013.02.02
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    添木田蓮と楓は事故で母を失い、継父と三人で暮らしている。溝田辰也と圭介の兄弟は、母に続いて父を亡くし、継母とささやかな生活を送る。蓮は継父の殺害計画を立てた。あの男は、妹を酷い目に合わせたから。――そして、死は訪れた。降り続く雨が、四人の運命を浸してゆく。彼らのもとに暖かな光が射す日は到来するのか? あなたの胸に永劫に刻まれるミステリ。大藪春彦賞受賞作。 * 日常の中に確実に殺意が芽生えていく過程がとてもリアル。 読み進めていくと、すべては嘘や誤解、思い込みの中で人間の感情が暴走していくのがよく分かります。 人間って怖いね。 久しぶりに、読んでいて「ええー!」って声をあげました。いい意味で。 終わり方も、どうとでも捉えられる、読者に委ねられている。 そこが、また、実際の生活でもそうだよなーって。 個々の考えがあって、それぞれの世界が僅かに関わる程度。 それくらいでいいのかもしれない。 巻末の解説を読んで、さらにううーんと唸りました。 もう1度くらい読み返すかもしれない。

    0
    投稿日: 2013.01.29
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    いつもの道尾さんのごとく、途中で1度びっくりさせられて・・ただ、ひたすらに暗い。この暗さ重さにはちょっと。

    0
    投稿日: 2013.01.25
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    かなりよかったです。結末がモヤモヤしているところが、何だかとてもいいです。普段は白黒はっきりつけて終わらないとイヤなんだけど、この作品に関しては彼らのその後がモヤモヤしてることで、かえって心に深い余韻が残るような気がします。

    0
    投稿日: 2013.01.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    何気なく解説をぱらぱらみていたら、内容がものすごく!気になって 図書館で借りた。 蓮と楓兄弟、辰也と圭介の兄弟。がいかにして交わり、 いかにして物語が終結していくのか…。 要所で流れるラジオの意味、語られる人物が変わることで反転する事実。 ぜひ、読んで確かめてみてほしい作品。 やっぱり、道尾秀介は読ませるなぁ。

    0
    投稿日: 2013.01.20
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    初めのうちは、小説にありがちな話だと思って読んでいたけど 半分を過ぎたあたりから、真実解明に向かって一気に読めた。 手綱を緩めておいて、一気に引くカンジ。 惹きつけるのがうまい。ええーっ?そうだったんだ。 この人が・・・。

    0
    投稿日: 2013.01.20
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    今回も見事に騙されたぁ!! この作者の小説はすごい読みやすい。それがゆえに、さくさくと何も考えずに読んでいると見事に罠にかかっているのだ。 お話自体ももちろん、おもしろい。 そして今回特に思ったのが、話しが終わったあとの解説がよかった。解説者の解釈が書かれているのだが、それが妙にしっくりときた。普通に読んでると気づかないだけで、たくさんの仕掛けが隠されていたのだと知ると嬉しくなった。

    1
    投稿日: 2013.01.07
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    こんなに興奮した作品は初めてでした。 特に終盤にかけての展開はすごかった。 途中思っていたラストと違う、とも思ってたらそれもさらに違って。逆転劇をさらに大逆転させられた。何度も騙されました。 文庫版の解説も、思わずひとりで唸ってしまうようなもので、ここまで深く読み取れなかったので最後疑問の残っていた箇所も納得。深い。 初の道尾さん作品でこれは衝撃的すぎました。すぐにでも他作品を買いに本屋に走りたい。

    1
    投稿日: 2013.01.04
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    道尾さん。文庫化されたら即買いです。あっという間に読み終わる。読みやすいし、謎めく独特の雰囲気が読んでて嬉しくなってきます。やっぱり好きだな道尾さん。

    0
    投稿日: 2012.12.30
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     2010年大藪春彦賞受賞。兄妹、兄弟それぞれ両親を失い、血のつながりのない戸籍上の親と生活をする。本当の家族とは何か、最後に明かされる事実に驚きは隠せない。複雑な感情をミステリ仕立てにする手法はこの作家が得意とするところだ。その感情が題名にも合いまって、ますます湿り気を帯びる。

    0
    投稿日: 2012.12.17
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    色々な理由で両親ではなく、義理の父や母と暮らす二組の兄弟。ある事件をきっかけに関係していく、みたいな話。 カラスの親指の続編とどこかで見たと思ったけど、全く関係無し。そして、そこまで捻りがあるわけでもない… まぁ「え?彼が犯人?」みたいな感じはしたけど、ドキドキがそれほどないかな。 でも巻末の解説は謎解きみたいな感じの内容で非常に深い。でもここまで深く読むのは難しくない?

    0
    投稿日: 2012.12.08
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    唯一、犯人役の「アノヒト」の背景描写が足りず、物足りないきもしたが、全体的にはかなり細かい部分まで考えられている作品。 その細かい部分を自分で発見できなかったのが悔しいが、それは文庫版の解説に載っているから一読して欲しい。この解説がまた秀逸なのだ。

    0
    投稿日: 2012.11.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    道尾先生作品は「向日葵~」、「ソロモンの犬」、「ラットマン」等読んでみましたがどれも正直琴線に触れませんでした。 「これが最後だ」と思って読んだのが、この「龍神の雨」でしたが、これは良かったです。読み終わった後、何だか胸がキュッと締まる思いでした。 そして、後書き!私も後書きの通り、兄妹・兄弟達の運命が良い方向に進んでくれることを願わずにはいられない。

    0
    投稿日: 2012.11.07
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    継父と暮らす蓮と楓兄妹、継母と暮らす辰也と圭祐兄弟。 蓮の立てた父親殺害計画が発端となり、事件に巻き込まれていく。 事件の真実は?そして、家族の絆とは? 雨が降り続く設定、殺人事件を主軸に置いた内容ということもあって、 終始暗い雰囲気が漂う内容は疲れるが、 最終的に全読者を裏切る真実は、道尾作品らしいミステリー良作。 家族愛の重要さ、自分の罪を認める勇気と色々感じる内容。 巻末の解説も面白いので必読。

    0
    投稿日: 2012.11.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一気に読んだ。 面白かった。 本当の事は目には見えない とサンテグジュベリは言ったけど。 この作品を読むと、それが引き起こす罠がたくさん。 (見えないというより、観ようとしないが正解か、このストーリーの場合は) サスペンスとしても楽しめますが、深いテーマも持ってる作品です。

    0
    投稿日: 2012.11.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    う~ん…あとがきを読むと確かに、、、と言いたい所も有るけど僕にはどうしても龍の件が必要ない気がしてならない。それがこの小説に非現実的な異物として見えてしまう。読み進めていくとドンドン面白くなってくるんだけど序盤がイマイチかなぁ~それに兄妹と兄弟の絡みもなんか煮え切らない・・・

    0
    投稿日: 2012.11.05
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    雨の季節にお薦めのミステリー。 不幸に見舞われる兄妹の不運で悲しいお話。近所に住む似た境遇の兄弟のストーリーも絡まって激しい雨の中でお話が進んでいく。

    0
    投稿日: 2012.10.27
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    面白かった。 初めは失礼ながら他作品とかぶってしまい、イマイチだなーと思っていましたが 中盤から徐々に道尾ワールドに巻き込まれ後半には一気読み。 そしてとどめに橋本満輝さんによるあとがきの“『龍神の雨』もう一つの姿” で「!!!!!!!!!」。 完全に浅い読み方をしていたので自分なりにラストに納得してしまっていましたが良かった。 橋本さんのお陰で気付けました。 面白さ倍増。ありがとうございます。 私は専らあとがきは本編読了後にしか読まないのですが、もし読了前に読む事がある方ならば是非今回は読了後に読む事をお勧めします。

    1
    投稿日: 2012.10.26
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    『向日葵の咲かない夏』についで読んだ道尾作品2つ目。 向日葵のに比べると、大薮賞ものなだけにミステリ色が濃いです。 継父と暮らす兄妹と継母と暮らす兄弟が、無理なく自然に出会い、絡み合います。 とても、緻密に考えられ、読者を謎の中へ留め置き、徐々にベールを剥がし一気にエンディング。良く出来ています。 。。。ですが、向日葵といいこの作品と良い、未成年への救いが無い話はちょっと読了後すっきりしたい派には不向きでした。

    0
    投稿日: 2012.10.26
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    10月7日~25日 添木田蓮と楓は事故で母を失い、継父と三人で暮らしている。溝田辰也と圭介の兄弟は、母に続いて父を亡くし、継母とささやかな生活を送る。蓮は継父の殺害計画を立てた。あの男は、妹を酷い目に合わせたから。――そして、死は訪れた。降り続く雨が、四人の運命を浸してゆく。彼らのもとに暖かな光が射す日は到来するのか? あなたの胸に永劫に刻まれるミステリ。大藪春彦賞受賞作。

    0
    投稿日: 2012.10.25
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    うまいなぁ。2つの家族の人生の回収の仕方が秀逸。 全体的にどんよりとした物語で、 物語中ずーーーっと雨が降っている。 だからずーーーーっとじめじめしていて誰1人気持ちは晴れていない。 物語は 義理の親父を殺したい兄妹と、義理の母親に育てられて心を開けられない兄弟。 払拭しきれないそれぞれの過去が2つの家族を苦しめ、台風をきっかけに計算された殺人計画から全てが狂い始める。 どこかの違和感を常に読者に与え、常にページを捲る手をやめさせない。 違和感の与え方が絶妙で、ラジオや過去の童話から意味深な表現が読者を思考に追いやる。 1つ言えるのは、いちいち表題がくどい。1、2、3の方がいい。 解説も凄く分かり易く、物語に一花添えている。 作中名言 「どこかで雨が降る。そこに人がいる。傘をさすのか。濡れて歩くのか。それとも立ち止まり、首を縮めながら、雨がやむのをじっと待つのか。何が正しいかなんて誰にも判断することはできない。しかし行動の結果は思わぬかたちとなって牙を剥き、人の運命を一瞬でコントロールしようとする。ときには人生の足場を跡形もなく消し去ってしまう。それでも最初の選択は当事者の胸に押しつけられる。人は、手にした傘と空とを見比べて立ち往生するしかないのだろうか。」

    0
    投稿日: 2012.10.12
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    面白かったけど、悲しい。ほんの少しの手違いであぁも壊れてしまうのか。義理のお父さんが実はちゃんとしてたとか、お兄ちゃんが行動しなければとか。ふたつの兄弟たちが混じり合うのも面白かった。脅迫は兄がしているかのように思わせて、あいつが実は犯人とか、この人の作品は無意味に登場する人物はいないんだなと思った。 そこがそう絡む?という人ほど怪しいんだな。 終わり方がしっくりこなかったけど、 あの兄妹はどうしたんだろ。ラジオが意味深で終わった。

    0
    投稿日: 2012.10.06
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    後半突然話がひっくり返る。確かに全体的に掛け違っている感覚はずっとあるんやけど、なぜかはずっとわからない。わかった瞬間のひっくり返り方が、素晴らしい。 ただ、全体的に暗い。あの兄妹は結局どうしたのだろう?話の流れだと、、、だよなぁ。。

    0
    投稿日: 2012.10.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2組の血の繋がらない親と暮らす兄弟(妹)のお話。 またどんでん返しがあるのかな~と読み進めていても全然わからない。 後半に入っていきなり事態が動き出す。 暗いお話で、最後までいや~な感じが残ります。 想像だけで決めつけてしまうというのは、身に覚えがすごくあるのでこの作品を読んで怖くなりました。 気を付けよう・・・ 最後のニュース報道が希望を持たせる内容でよかったです。 2012/10/01

    0
    投稿日: 2012.10.02
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    何気に、本編よりも解説のほうが評判のいい...という、ちょっと不思議な評価の作品。 結構、“ズシン”とくる。。。と聞いていたので、それなりのテンションになるまで読むことのできなかった作品でもあります。 読み終わった直後はある意味“ホッ”とした感じだけど、時間が経つにつれて嫌ぁ~~な感じが広がっていく...というこれまた妙な感じの作品でした。 2組の似たような境遇にある兄弟(兄妹)が、それぞれの日々をすごしていくうちに、一方がある事件を起こし、それを軸にいろんな思惑が交差し、物語は終末に向けて加速していく.... 一見、ハッピーエンドみたいだけど、絶対に1組のこれからは地獄だよなぁ~。それに子供視点で書かれている物語だけど、作者は大人が読んでいることを意識して、変な想像をさせようとしている(イヤッ、現にしちゃったんだけどね(汗))がちょっと気に入らないなぁ。 ということで、後味の悪さがあるので、★3つです。 ちなみに、オイラは解説はそんなに言うほどイイとは思わなかったな。 (あっ、悪いって意味ではないですよ。念のため)

    0
    投稿日: 2012.09.30
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    雨が降る日に悲劇を迎えた過去を持つ添木田兄妹と溝田兄弟。台風による豪雨の日に最大の運命が訪れる。 色々な伏線やメッセージが随所に織り込まれているが、解説がなければ全く気付かなかった。素人には難しい。

    0
    投稿日: 2012.09.21
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    主人公の兄妹が義理の父を殺してしまい、妹に対して脅迫状が届く。 この事件を中心に別の兄弟が絡み物語が進んでいく。 互いの兄弟ともに片親になり、その実の親が再婚するのだが 実の親の方が亡くなり現在義理の親と暮らす環境であり 主人公の方の兄妹の方が主人公的な役割なのだが、もう一組の兄弟も義理の親との確執や心の葛藤を描いている。 全体的に暗い感じの流れでサクサク読み進んだ感じではなかった。 トリックがあるわけでなく、脅迫状の犯人が意外な人物であったのがミステリー的な要素だろう。 文庫の解説に詳しく書いてあるのだが、段落の間に入る ニュースは物語に直接関係があるわけではないのだが、 これがスパイスとなっている点が面白い!

    0
    投稿日: 2012.09.07
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    最後の展開は面白かったが、面白くなるまでがちょっと長く感じた。 でも道尾秀介作品を今後も読んでみたいと思う。

    0
    投稿日: 2012.09.06
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    道尾秀介、初読作品。肉親を亡くし義理の父(又は母)と暮らす2組の兄弟の話。暗く、重い、そして雨、雨、雨。謎を残しつつゆっくりと話が進む、嫌いじゃない。最後は救われない…と思ったら解説読んでナルホドと納得。悔しいが読書にハマって二年未満の私ではそこまで読み取る力無し。道尾秀介、イイね!次も読もう。

    0
    投稿日: 2012.09.03
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    非常によくできている。 というかミスリードに導くのがうまい。 解説を読んで気付くさらにすごい仕掛け。 その後が気になるラストだったけど、後味は悪くない。 しばらくしてもう一度読み返してみたくなる名作。

    0
    投稿日: 2012.08.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    仕掛けは入ってるけど、ミステリに分類すべきじゃないかも。後半まで明らかな違和感がなく、種明かし直前に提示された謎から真相を予想したものの、それを裏付ける伏線に乏しいので、予想に確信が持てず宙ぶらりんな感じ。 なのでカテゴリはその他で、読み物として☆3つ 以下若干ネタバレ ミスリードで謎の存在を隠すってのはちょっとどうだろう。怪しいと感じることはできても矛盾点がないので、読んでる限りは"虚偽"かどうか判別不能。気づいてないだけかもしれないけど。

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    投稿日: 2012.08.16
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    やっぱり、やられたなぁ〜 そうきたか!っと… 物語中、ずっと雨で陰鬱とした雰囲気を醸し出して、添木田兄妹、溝田兄弟、どうなるんだろう?と、やっぱり一日で読破。 最後の解説も、いろんな見方があって面白かった。

    0
    投稿日: 2012.08.12
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    意外な結末が待っていると知らずに読み進めていたので、終盤の展開には少し驚いた。 弟の圭介が、小学生にしては考え方が大人びすぎている気もしたが、それも気にならないくらい、家族というものの温もりや、心の繋がりを感じられ、考えさせられる作品だった。

    0
    投稿日: 2012.08.07
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    騙されまいと慎重にも慎重を期して読み進んだはずなのだが、まんまとはめられた。大どんでん返し、意表をつく真実、雨霰の如し。頭の回転が追いつかず俄かには展開が理解できなかった。楓の行動・リアクションに飛躍があり、うっすらインチキ感が心に残る。心底やられたという爽快感は味わえなかったが、最終盤の楓と辰也のカウンターパンチはこたえた。また泣かされた。

    0
    投稿日: 2012.08.04
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    フクザツな家庭環境をもつ兄妹と兄弟が登場。 家族を思うあまり?思考が飛躍しまくったり、先走ったり、色々大変な感じ。 終盤のどんでん返しはまさに道尾秀介的で、諸々の情景を想像しながら読むと後味悪すぎる… ストーリーの最初から最後まで降り続く「雨」が印象的。幸せになってほしいけど、彼らはこれからどうするんだろうなぁ、という読後感でした。

    0
    投稿日: 2012.08.04
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    「向日葵の・」と同じ作者。何となくスキッとした気持ちになれない作品。最後はどうなったんだろうというのを残して終わる。

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    投稿日: 2012.07.23
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    久々の道尾さんでした。 雨という陰鬱なムードを背景に、厳しい状況でも救われるべき者は救われ、悪しき者には正義の鉄槌を・・・というわかりやすいスタイルの物語で読みやすい作品です。

    0
    投稿日: 2012.07.16
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    この度再読。 帯に「道尾秀介は裏切らない」ようなフレーズがあったが まさしくその通り。あっというドンデン返しがあるわけではないが (多少、あるかな) こういうオチに持っていくかと、感心させられた。 願わくば、兄妹、兄弟に幸あらんことを祈る。

    0
    投稿日: 2012.07.13
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    雨が、すべての引き金となって事件が展開していく。 どんどん深みにはまる2組の兄弟。 そんな時、いつも雨が降っている。 いつものようにひっくり返る結論はあったけれど、 今回はいつもの作品ほどの大きな衝撃はなく・・・ どちらかというと、悲しみの物語というほうが表現が近いような・・・ でも、本当に思い込みは、想像は人を喰らう。 信じることがどれだけ大切であるかを考えさせられました・・・。 最後は、雨に救われるのかどうか・・・ この終わり方はなんだか珍しい気が。

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    投稿日: 2012.07.03
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    やはり道尾秀介に外れなし!まんまと策にはまってしまいました。しかしそれが心地よい… あれ、でも体操着は結局… 解説もまた秀逸です。こういう風にいろんな角度から読める人になりたい。

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    投稿日: 2012.07.03
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    「想像は人を喰らう」 この一文が全てを物語っていると思う。 解説に、今作品の結末に対するいろいろな解釈が書かれていて、面白かった。 こういった見方も出来るのかーって。

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    投稿日: 2012.07.02
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    最後の展開には釘付けにされた。 継母と暮らす兄弟と継父と暮らす兄弟の物語。 小さい頃から一緒だったわけではない家族とのすれ違いが起こしてしまう悲しいミステリー。 自分も兄弟いるし、なんか重ねてしまった。 これはオススメです。

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    投稿日: 2012.06.24
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    道尾さんの作品を読んでると後から、わき上がってくる「えっ、そうなの?」という感情が出てきます。最後まで一気に読めました。後味は悪いかもですが、ちょっと、ハラハラしたい人にはお勧めです。

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    投稿日: 2012.06.22
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    感想はブログでどうぞ http://takotakora.at.webry.info/201206/article_8.html

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    投稿日: 2012.06.22
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    道尾秀介の作品二冊目。 「向日葵の咲かない夏」を読了して以降、独特の世界観に惹かれ、ハマってしまった。 ミステリー小説という観点から見ると、話の展開が読めてしまい、物足りないさを感じた。しかし、それをカバーする独特な世界感につい引き込まれてしまう。 「竜」の如く振り続ける「雨」により、人生を翻弄される二組の兄妹。そして、合間合間で挿入される、台風情報の一節。 読者により、物語の解釈が変わる点に、ミステリー小説というジャンルにとどまらない、一冊の小説としてのレベルの高さを感じた。

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    投稿日: 2012.06.21
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    うおあああああ 後半グイグイくる。続きが気になって気になって一気に読み終えてしまった。 道尾秀介やっぱりすきだなあ これは登場人物がみんな魅力的でぐいぐい引き込まれた。 道尾秀介はこどもと家族のことを書くのが上手いと思う。 ちょっぴり複雑な家庭のなかで大人になりきれないけどまるきり子どもでもないこども。 生々しくて深い心理描写がすき。じょうず。 「月と蟹」がすごくよかったのもそこが気に入ったから。 逆に「ソロモンの犬」がそれほど良くなかったのは人物が割と単体でうごいてたからかなあ。 辰也と圭介がぐっときた。 最後の二人のやりとりがよかった。 「はっきり言って馬鹿でもわかるぞ。いっしょに暮らしてれば」p393 伏線の張り方もクライマックスのシーンもベタといえばベタなんだけど テンポがよくて読みやすかったし。 にゃー。よかった。です。

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    投稿日: 2012.06.20
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    全体に暗いことと、義父の睦夫と誘拐された半沢の娘(自称)「翔子」が救われない。好きではないけど、構成の土台に奥深いもの(ニュースや昔話の伏線)があり、作者の遊びが色々感じられる。再読したらより面白いところのキズキがあるかもしれない。 最終的に「家族」に信頼が置かれ、ソフトライディングした感じ。それほど、どんでん返し感はない。素直な進行と思う。 辰也は普通の男の子だったけど、楓の体操着を盗んだんだよね。なぜなんだろ。蓮は、半年も一緒にいて、半沢の狂気に気がつかなかったのかな。

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    投稿日: 2012.06.19
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    最初は、読むのが苦しくなるようなストーリーだったけれど、読み進めるうちに引き込まれて一気に読むことができた。 最後は、まったく予想していない展開だったので驚いたのと、人の印象って一回インプットされるとなかなか変えるのは難しいものだと感じた。

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    投稿日: 2012.06.19
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    終わり方が少々惜しかったなー ただそれ以外はカラスの〜に次ぐ良作 この季節、そして台風が来るって日にタイムリーすぎる本だった

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    投稿日: 2012.06.19
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    ずっと、暗いじっとりした雨に包まれている、匂いまで感じられそうなお話だった。雰囲気を五感で伝えるのが、本当にうまい。

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    投稿日: 2012.06.15
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    読んでいくにつれ先がどんどん気になってしまい、一気に読み終えた。 ヤラれら感が二度もあったし、伏線もうまいことひかれてて、どんでん返しミステリー小説としての読み応えはとても良かった。 ただ…自分も女だからか、嫌悪感というか気味悪さを少々感じてしまい★4つ。

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    投稿日: 2012.06.14
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    読めば読むほど先が気になり、いっきに読了しました。 序盤は暗い感じなんだけど、最後は清々しい結末で良かった。

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    投稿日: 2012.06.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前半部分は何がなんやらよう判らなかったが読み続けるとハナシが繋がってきた。継母に育てられてる兄弟と継父に育てられてる兄妹。 共に親が嫌い。家族がテーマになっててどんでん返しが用意されている。 解説にある最終章は深読みなのか?正しいとすればなるほどだが、テーマからすれば違うかも?重厚な読み応えのある作品だった。

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    投稿日: 2012.06.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    どんでん返しがある(らしい)ことを忘れて読んで、最後に胸が苦しくなった。 継父と暮らす蓮と楓。 継母ど暮らす辰也と圭介。 蓮の働くレッド・タンの半沢が、翔子がまさかこんな風に絡んでくるとは。 里江、睦男のような立場に立たされたとき、果たして人は、あそこまで優しくなれるのだろうか、頑張れるのだろうか。 色々な入り込み方のできる作品だと思う。

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    投稿日: 2012.06.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    陰鬱な雰囲気が全体を支配している。 個人的には、中盤まで非常にきつかった。 後半、物語が動き出して、 「おぉ!」とは思ったんだけど。 多少希望は感じるけど、 晴れやかな読後感ではない。 登場人物の認識と現実とのズレなど、 テーマ自体はとても興味深かったけど、 全般的な重さがちょっと苦手でした。

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    投稿日: 2012.06.06
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    あっというまに読み終わり ああってなりました。 もう一度じっくり読んで そうかそうかと頷いてみたいです。

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    投稿日: 2012.06.03
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    SFなのかミステリーなのか、はっきりしてほしい。 動機もトリックも中途半端。 道尾秀介って、こんな感じなの?

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    投稿日: 2012.05.31
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    あまり、好きじゃない。 最初の方はすいすい読めた。 ただ、後半から、勘違いととある特定の登場人物の悪意が気持ち悪くて、 もうとにかく結論に行き着きたくて読み飛ばした。 雨に彩られた作品は苦手だ。 少しでも晴れてくれれば息もつけるのだけど。 勘違いの殺人と起こってしまった事故の結末と。 兄弟と兄妹の悲しい、狭い世界と。 あたしはダメだ。 どれだけ技巧的で美しくとも、 救いのない話をあたしは、受け止める技量はないのだった。

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    投稿日: 2012.05.30
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    読みやすかった。 ただ、あえて龍を引っ張り出すことで現実感が薄れてしまって話自体に集中出来ないというか。あくまで個人的な意見ですが。 映像になることを想定していないというだけあって、頭に画が浮かばないのは人物の感情が主で、雨以外の情景があまり詳しく描かれていないからなのしら?

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    投稿日: 2012.05.28
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    ぐいぐい引き込まれて結局1日で読んでしまった! この読ませる力はさすがです。 このどんでん返しもさすがです。 そして解説を読んで思わずうなりました。そうゆう解釈が出来るのか~。

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    投稿日: 2012.05.24
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    継父と暮らす兄と妹。継母と暮らす兄弟。 継父、継母に、今一つ馴染めない二家族4人少年少女が 降り続く雨のなか、運命的な展開に流されて…。 運命を象徴するような龍の描写が…いい。

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    投稿日: 2012.05.20
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    家族に問題を抱えている2つの物語が交錯して1つの物語になっていく。 物語の後半に向けて、暗くなり、行き着く先が見えず、つい読み進めいていってしまう展開が◎ また、最終的には救いのある結末を迎えられることが読後感も良くいい物語に感じられた。

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    投稿日: 2012.05.19
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    久々の道尾作品だった。 ウッカリしてて、途中できづいた。「あぁ、そうだ。この人(作者)ひっくり返して繋げるんだった」と思い出したときには、ニヤっとしてしまった。 きたきた~って感じ( ̄∇ ̄) けど、道尾作品久しぶりで、感みたいなのが鈍ったのかイマイチ自分の中では爆発しなかった。 ただ、悲しいだけの結末ではなく、反対にハッピーエンドでもなく、あの含みのある終わり方がいつもながら好きだ。 ついでに、文庫の帯つけっぱなしだったのがハラリととれて、カバーの装丁全体を何となく初めて見た。大雨が地面(?)に打ちつけてて、その水がボコボコと龍の鱗のようだということに、ハッとした。 あと、解説は読んだほうがいい。なるほど、が隠れてた。

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    投稿日: 2012.05.17
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    義理の親と暮らす二組の兄弟、兄妹。 犯人は早い段階で分かるが、それでも、そこに行き着くまでの道筋に思わず感嘆の声を上げてしまう。 ラストは、希望があると信じて良いのかな?

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    投稿日: 2012.05.11
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    やや久しぶりに読んだ道尾秀介でしたが、この人の本は相変わらずトリッキー。今回もすっかりだまされました。 相変わらず気味の悪いシチュエーションを積み重ねてストーリーが進みますが、オチは「向日葵」や「シャドウ」よりもよかった感じ。 文庫本の解説も良かったですが、目次の図形的な仕掛けにも感心しました。道尾、やってくれます。

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    投稿日: 2012.05.07
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    不幸を背負った似通った環境のふた組の兄弟を描き、最初は別々にストーリーは進んでいくが、途中でこのふた組の兄弟がある事件でドッキングする。どうする事も出来ない運命を龍に見立て、強い雨に龍は出現する。 弱い未成年の兄弟にそれぞれ義理の親が残り、それぞれの兄弟はその義理の親を殺したいほど憎む。慈善面した勤め先の主人が変質者として殺人者、変質者(女子高生の誘惑犯)として悪を背負う。

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    投稿日: 2012.05.05
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    どうして! どうしていつも騙されちゃうのー! 道尾秀介の話は、どうせどんでん返しがあるんでしょって気持ちで読み始めるのに、いつも途中でそのこと忘れて物語に没頭させられます。 そして、騙されます。 面白いので、よし。 でも、橋本満輝さんは、道尾秀介氏の創作ですな。騙されませんよ!

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    投稿日: 2012.05.05
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    道尾節前回。全編雨の暗いやるせないストーリィ・・最後光明、でも本当に救いがもたらされてるのか、それからが気になる一遍。

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    投稿日: 2012.05.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前半から入り込め、最後まで楽しめた。 途中はいつも道尾さんの本を読んでいるときと同じように、何か騙されている雰囲気を味わいながら読み進められた。 やはりどんでん返しの内容であったが、救いの部分が道尾作品のなかでもわかりやすく、すっきりとした感があった。

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    投稿日: 2012.05.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    悲しい物語だが、最後に希望の匂いがする。 全作が«ラットマン»と似ている構成、小さいな誤解から生じたミステリです «ラットマン»の中のラットマンと同じ、この作品に竜は’’信じたい嘘’’のようなものです。 蓮と楓はある悪意を想象して、そしてその蜃気楼に挑む。(対応は須左がオロチを殺した伝説) 辰也と圭介はある悪意を想象して、自分の過ちを誤魔化する。(対応は藤姫伝説) その誤解が広がり、物語りを悲劇に導く。 最後は定番な道尾ツイスト、誤解を解く、そしてはちょっと悲しいなハッピー‐エンディング。 ちょっと悲しいけど、爽やかな家族もの。

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    投稿日: 2012.05.02
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    雨が人々にもたらすのは、恵みか、破滅か。 雨によって人生を左右され、どんなに翻弄されようとも、 結局雨は、ただそこにある現象にすぎないんですよね。 そこから何を選ぶかは自分次第。

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    投稿日: 2012.05.02
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    犯人?、が、単に意外な人物というだけで、いささか取ってつけた印象。意外さと救いというお約束のテーマに、作家自身が縛られ過ぎた?

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    投稿日: 2012.04.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    実の両親が死に、再婚相手であった血の通わない親と暮らす、2組の兄妹と兄弟の物語。 沢山の嘘や偶然の重なりが最後に一つにまとまって真相に向かっていく所が面白かった。 終盤の展開に引き込まれました。 別作品「ラットマン」の拡大版みたいな印象を受けた。 道尾秀介さんの作品はいまのとこハズレなし。

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    投稿日: 2012.04.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最終的には救われない。誰が悪いというか、全員による過失の連鎖。 たぶん、終わり方が理不尽なのですっきりしないような気がする。やっぱり悪役は最終的には苦しんでほしい。

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    投稿日: 2012.04.17
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    おもしろい 想像は人を喰らうとあるが、想像と現実のズレやそのズレへの気づきにより常にだまされる。 雨と龍、そして最後の文庫解説がいい

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    投稿日: 2012.04.17
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    良い意味で著者に振り回された!最後は一気に読み進めた。ラストで登場人物に抱いていた印象が180度変わりました。もう気持ち良いくらいに。 後書き(解説)の物語に関する考察がまた面白い。 P.382 想像は人を喰らう。

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    投稿日: 2012.04.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    良い人だと思ってたら違ったり 悪い人だと思ってたら違ったり。 うまくミスリードされた感覚でした。

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    投稿日: 2012.04.09
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    雨に狂わされる各人の運命・人生。 正直、冒頭部分はなかなか読み進められなかったけど、物語の進行とともに引き込まれる。 細かく登場人物の視点に切り替わるけど、その数が絞られていて煩雑さはなく、最後に1つの結末に導かれていく様は感服の域。話は重いけど、著者によって用意された多くの裏切りは爽快ささえ感じる。

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    投稿日: 2012.04.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    確かに、道尾秀介さんは裏切らないです 全体にずっと暗くて思い空気が流れているようですが それでも、最後のどんでん返しで救われるものがあるのです 結果は決して幸せな結果ではないにしても・・・ 幸せって、そのときその状況で変わっていくものだから そして、人ってとても弱いけれど、変われるものでもあるのだと こんな暗い悲しいつらいお話でも、そう思ってしまうのです

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    投稿日: 2012.04.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    怖いと思った人が実は意外と良い人であったり、気さくな好人物だと思っていた人が実は狂っていたり、良い意味で読者を裏切り、物語へと強烈に引き込んでいく。 道尾秀介氏は人の表と裏の存在を描くのが抜群にうまいと思う。

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    投稿日: 2012.04.07
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    面白くて一気読みしましたー。 テーマとか心に残る系ではないけど、ドンデン返しありで、こわっ!ってシーンありながらも、あっという間に読み進めました。 道尾さん、注目の作家だけあるね~という感じ。

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    投稿日: 2012.04.06
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    義母と暮らす兄弟、義父と暮らす兄妹は、本当の親を失った悲しみに暮れながら、義父母との暮らしの中で本当の家族になるきっかけを探すのだが、ある雨の日の出来事をきっかけにして、子供達の運命が予期しない方に向かい始める。 雨と龍をモチーフにした、哀しいミステリー。

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    投稿日: 2012.04.03
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    道尾さんならではのドンデン返しがおもしろかった!読める展開だったのかも知れないけど。決めつけ、てなかなか覆せない感情だけど、本当のことを知るにはもっと相手を見る必要があって、そうしていれば、こうならなかったんだろうな、と登場人物とともに感じたと思う。

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    投稿日: 2012.03.29
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    「川越市の東、入間川と荒川が合流する地域では、」これまさに僕が生まれ育った場所であり、作中の環境にも登場人物の四人にも親近感が湧く。

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    投稿日: 2012.03.25
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    初めての道尾秀介。 「なんで今まで読まなかったんだ」という後悔と「これからこんな面白い作品が全部読めるのか」という期待が綯い交ぜになって変な感情が出来上がった。簡単に言えば、「なんて面白いんだ」ということ。 そう、面白い。評価が一番という意味より、単純な「面白さ」として。こんなにページを繰る手が止まらなかったのは久々だったし、読了後、読書スピードそのものに加速装置が装着されてしまった。元々読書は好きだけど、今はとにかく本が読みたくて仕方ない。本嫌いな人に読ませたら読書家になってしまうんじゃないか、とは、さすがに言わない言えない。でも読書スランプに陥っている本好きな人には良いカンフル剤になるはず。 この面白さはなんだろう、と少し考えてみる。それは抜群の読みやすさだったり、登場人物の少なさだったりもする。目次が一つの物語になっている遊び心もいい。家族・殺人・ミステリーという三要素のバランスも巧く取れているし、二転三転する話の運びも良い意味で読者を裏切ってくれる。読み始めは、貴志祐介『青の炎』に似ていると思ったけど、読み進めたらそれは杞憂というか勘違いだったことに気付かされる。読み終えた後も、捉え方によって違う読み方や解釈ができるのも素晴らしい。「あの二人はどうなったんだろう」と物思いに耽るのも乙というもの。兄弟と兄妹の視点が切り替わり、同じ場面を違う感覚で読めるのも新鮮だし、それより何より登場人物同士の心情が胸に迫ってぐっとくる。ミステリーでうるっときたのは久しぶり。著者の他の作品でも言えることだけど、些細なやりとりで人の思いを想像させる技術が凄い。 読んでいる途中には不満もあったはずだけど、読了後には「あー面白い小説を呼んだこの人の他の作品もすぐ読もう」と思いながらどんどん道尾作品を買っている状態。内容紹介なんてする気にもなれず、とにかく一度読んでみたらいいのに、と言いふらしたくてしょうがない。自分と趣味が合わない人にはどうかわからないので、普段同じような小説を読んでいる人に「買ってでも読め」と伝えてあげよう。 【キーワード】 濁った目、牛の身体の一部、殺人計画、汚い野良犬、グロテスクな怒りの表情、龍、台風委員会、「自由」という言葉、一番残忍な表情、何の表情もない目、子供のような謝罪の言葉、澱んだ目 【主要人物】 添木田蓮、添木田楓、溝田辰也、溝田圭介

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    投稿日: 2012.03.25