
総合評価
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powered by ブクログこの人元々スニーカー出身だったの?! どうりで。 軽快な読み口でサクッと読了。箸休め本というか、重苦しい本と本の合間に読みたい、良い意味でのライトなシリーズでした。たぶんゆるゆる集めていきます。
3投稿日: 2023.01.22
powered by ブクログ作品名は高校の時から知っていた、京アニがアニメ化もしてるし有名だよね。いつか読もうって後回しにしていたけれど前読んで面白かった「儚い羊たちの祝宴」と同じ作者と知って買った。 The青春謎解きミステリー。なんとなく物語シリーズを思い出したというかラノベ感があって読みやすい。今まで読んだミステリーやサスペンスに比べたら古典部が調べる物事や謎は学校や過去の日常の些細なことがとりあげられるから正直インパクトは小さい、それを期待してると残念かも。ただ古典部のやりとりを読んでたら自分も高校時代に部室で色々話したことや文化祭の出し物の準備をしたことを思い出して懐かしくなった。薔薇色ではなくても誰もがちょっと憧れる退屈しない高校生活が描かれている。インパクトは小さいと書いたけど「氷菓」の由来は面白かったし納得した。
3投稿日: 2023.01.15
powered by ブクログ「氷菓」とはラクトアイスでもアイスミルクでもアイスクリームでもない。3%未満というのも何か意味を持つのだろうか?いつものように題名から中身を垣間見る。 古典部の文集の題名だった。 登場人物は、事実から真実を炙り出す折木棒太郎、地元の良家出身の千反田える、物知りだが学力は高くない福部里志、棒太郎の幼馴染で気の強い伊原摩耶花、いつのまにかこの4人が古典部となっている。 この4人が在籍している神山高校で33年前に起こった事を調べ始める。 千反田えるの伯父である関谷は33年前とどう関わっているのか? なぜ文化祭はカンヤ祭と言われているのか? 文集が図書館に置いていないのはなぜか? 棒太郎の姉の折木供恵の導きにより明らかになっていく。 そして私にとっては「氷菓」とは何かが最も知りたい事だった。 10年後この毎日のことを惜しまない。と言う姉のセンテンス、この言葉が最も引っかかった。 全体的に稚拙なストーリーや表現だと感じたが、構成が良かったからか、読みやすかった。 33年前の運動には、生徒ひとりひとりの意志が強くある。今の生徒たちにもその強い意志による言動があると日本の未来は明るいだろう。
10投稿日: 2023.01.11
powered by ブクログ米澤穂信さんのデビュー作で、角川学園小説大賞の奨励賞受賞作。 ちょっとした成り行きで、古典部に入部することになった主人公が、そこで遭遇する謎を解明していくという、日常の謎系のミステリです。 提示される謎の幾つかは、少し地味な印象で、物足りなく思えるかもしれません。 でも、日常の中でのちょっとした疑問とその解明が、無理なく淡々と描かれている様子が、不思議と心地よく感じます。 一方で、古典部員たちの個性がしっかりと描かれ、無駄を嫌い省エネを自称する主人公が、好奇心旺盛な部員に振り回される構図も、どこか微笑ましく映りました。 メインの謎は他の謎と一線を画する重みと切実さがあり、部員たちのキャラクターを活かした個々の推理を展開しながら、真相解明に挑むなど、工夫が見られるように思います。 『氷菓』というタイトルに込められた真意も含めて、そこにある想いに胸を打たれました。
3投稿日: 2023.01.09
powered by ブクログ京都アニメーションが好きで、その中でも氷菓が好きで小説もシリーズで買ってしまいました。 アニメを想像しながら読むのも楽しかったです。
1投稿日: 2023.01.06
powered by ブクログ最初の方の謎解きは物足りない感じだったけど、氷菓のくだりはなるほど〜と思った。けど、なるほどと感じただけで本を通じて伝えたかったことが何なのかがよくわからなかった、、 高校生が使ってるとは思えない語彙が気になってしまった。
2投稿日: 2023.01.05
powered by ブクログアニメが面白い作品。小説もいいけど自分はアニメの方が好きかな。事件解決とかはどうしても説明書きが多くなってしまって、少し退屈だった。 氷菓の意味も「なるほど」と思ったけど、そんなに心には響かなかった。
2投稿日: 2022.12.31
powered by ブクログ歳をとると、小説を読んでいても、今抱えている仕事や家庭の問題と重ねてしまい楽しめなくなってしまう時がありますが、本作はそういう事を考えずに純粋に楽しめて良かったです。
1投稿日: 2022.12.25
powered by ブクログアニメは見たことあったけどどんな話だったか覚えてない状態でした。 読みやすくてサクッと読めた。 学園ものミステリーというところで、わりと学校の歴史に紐づいていたり、とか古典部という存在だったり、ちょっと現代にはなさそうな設定が新鮮で、楽しく読めた。 主人公含め、キャラクターがしっかり立っていてそれぞれどんな人物なのか想像しやすい。 少々、高校一年生にしては言動が大人っぽすぎないか?と思われるところが全員にあったのでそこだけ多少の違和感。 関係ないけれども、大学4年生の私からすると、もうすでに高校生活というものが眩しく見えます。
1投稿日: 2022.12.23
powered by ブクログライトノベルの書き口に辟易したが、少しずつフリが効いていって真相に辿り着く構図はやはり米澤穂信だなぁと感じた。 主人公は鼻につくし、他の古典部員たちにもあまり魅力を感じなかったのが残念。
1投稿日: 2022.12.18
powered by ブクログ人が死なない青春ミステリー。古典部というのも30年以上前の「氷菓」を追う設定も好きだった。アニメの氷菓をチラッと見たことがあったのでキャラクターはアニメのビジュアルで想像してた笑 氷菓の意味にグッと来たけど、期待高まりすぎて結末読んでも物足りなさを感じた。とはいえやはり面白かったので「もっと読みたい…!」という方が近いのかな。
1投稿日: 2022.12.18
powered by ブクログ「日常の謎」ミステリーの側面と青春物の側面を持つ本書。読みやすい文体と整理された脚本により、テンポ良く、良い意味で軽く、読み通すことができた。 続編も読みたし。
1投稿日: 2022.12.12
powered by ブクログ昔アニメ版を観たことがあり、きちんと原作を読みたいと思って友人に借りて読ませていただきました。ミステリーがぽんぽんと出てきては解決するテンポ感の良さが、小気味の良い読み進めやすさを作ってくれていました。
1投稿日: 2022.12.08
powered by ブクログ気軽に読める青春ミステリー。 主人公の勿体ぶるような言動や俺様っぽい口調に、少しむず痒さを感じた。 ただ、僅かな手掛かりを元に仮説を立て、丁寧に推理していくスタイルは好き。
2投稿日: 2022.12.07
powered by ブクログ新刊が気になっていたが、「氷菓」というタイトルに惹かれて古典部シリーズから読んでみることに。 古典部というから、和歌を詠んだり源氏物語などが出てくるのかと思いきや全く違っていた。そして和菓子も。 でも面白かった。 高校生の物語ですが、派手さや変なノリがなく淡々と着実に進んでいく展開が良かった。 文体も好きでした。 悪い人というか、目の前の事に投げやりな人がいないことに好感が持てた。母校の歴史を遡って古典を完成させていたという事も理解できたし。 友情物語(恋愛はまだかな)でもあり、姉弟や資産家達のこれからも気になります。 青春は運動部だけじゃないよね。
2投稿日: 2022.12.01
powered by ブクログ誰も死なないミステリーが好き、という方のおすすめで読みました。 初めは高校生の自意識が青春モノを感じさせますが、謎解きの中で学生闘争時代が絡んできて、程よい重みもありました。
1投稿日: 2022.11.30
powered by ブクログ米澤穂信さんの本はこれで二冊目か三冊目、一冊目は確かストーリーセラー、オムニバスの中の玉の誉れ→儚い羊たちの祝宴→氷菓。この作家の使う言葉、人間の機微など素晴らしいと感じ本書を読んだがこれは私の趣味とはかけ離れていた。スカした高校生が主役であれやこれやする。
1投稿日: 2022.11.25
powered by ブクログ男女4人の高校生が主人公。古典部シリーズ第一段。 ミステリー物としては物足りないが、青春学園物と思えば、何か懐かしいほのぼのとした読了感がある。
1投稿日: 2022.11.20
powered by ブクログ一つ一つのエピソードが短くて読みやすかった。 自分にとっては少し物足りなさを感じた印象。 古典部シリーズの続編の内容に期待したいと思う。
4投稿日: 2022.11.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なかなかに面白く読みやすいミステリー。 ホータローのキャラ設定は必要かは置いても単純に謎解き系として面白いと思う。 他の作品との明確な違いは謎解きに関するヒントのような描写を一切隠す気がないところ。 堂々としてるが故に伏線回収時の読み落とし、見逃しが「そこがヒントなら全然気づけそうだったのに!」って感情にさせられて面白い。実際、文集の在処に関しては7割くらい分かったので。 最後の「氷菓」の意味も「生きたまま死ぬのが怖くて泣いた」という締め方もこの文量で完結させるのすごいな、と思ったらどうやらシリーズものらしい。 しかも、6割史実だとか、あとがきだとか見ると謎は一個も完結してないんですが…笑
3投稿日: 2022.10.26
powered by ブクログ米澤穂信さんの作品はこれが初となる。読んだ後にわかったが、この作品は「古典部」シリーズの第一弾とのことだった。 主人公は、”省エネ”をモットーとする高校1年生。姉の影響で廃部寸前の「古典部」に入部する。そこで出会う名家?の女の子と、様々な謎に対峙してくというストーリー。今回の主なテーマは「33年前に学校で起きた事件の真相を解き明かせ」というもの。 主なテーマもそこまでシリアスなものではなく、日常で起きるちょっとした謎解きも描かれていて、全体的に非常に読みやすい。この一冊だけでは登場人物の魅力が伝わりきらないかなと思っていたが、シリーズ化しているということで、次の作品以降でこの登場人物たちがどう成長してくのか、描かれていくのかが非常に楽しみである。 ぜひ、この”古典部”シリーズ、また読み進めていきたいと感じた。
4投稿日: 2022.10.22
powered by ブクログ期待して読んだからか、作品へのハードルが高かった気がする。 読みやすいがハラハラドキドキ感は無かった。 キャラは皆、個性があって良いが難しい名前が覚えにくかった。 このシリーズではなく米澤穂信さんの他の作品は読んでみたい。
2投稿日: 2022.10.20
powered by ブクログインスタでおススメしてたので読んだが。 実はタイトルで一瞬気がついてしまった。笑笑 でも、まぁ、そうだな、あーそんな感じー!!!! っていうオチでした。笑笑 ホントにあった話を描いたらしく、確かにありそうな感じではあったかなぁ? 米澤穂信さんがこの薄い本の中でじわじわ読者の心に迫ってきて、ラストでぎゅっとされるとき、思わず ぎゃー ってなりそうなそんな一冊でもあり、この薄さでよくわたしのハートまでたどり着いたな!! ってびっくりもする。笑笑
1投稿日: 2022.09.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
黒牢城を読んで、〈古典シリーズ〉を知った。ライトな感じ、読みやすい文章、日常の謎。 タイトルの意味を回収してくる作品は大好物なので、読了後の感情はなんともたまらない気持ちでした。 愚者のエンドロールをぽちった。
11投稿日: 2022.09.19
powered by ブクログ氷菓/米澤穂信 アニメの原作小説です。 「わたし、気になります」で有名なやつ。 200ページくらいですぐ読めた。
1投稿日: 2022.09.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
米澤穂信のデビュー作を今さら。 アニメ化もされてラノベに近いという評価もありますが、これで中学生とかが手に取りやすいならそれもいいと思います。(それにしてはメインの謎解きはなかなか古い時代の話題だけど。) そして結局ほぼ推測通りというのもちょっと物足りなかった、重大な勘違いをしていた方向にもう一展開期待しちゃう。 そしてそして、私が読むにはいまいちキャラクターに入り込めなかった。言葉遣いが馴染まないのかも。主人公もなぜか偉そう…
2投稿日: 2022.09.12
powered by ブクログ日常ミステリーのシリーズ第1作。 日常の細かい事件や疑問が大事件かのように語られる。 実際、学生の頃は眼に映る世界がその全てで、あとはどこか違う世界の話だったように覚えている。 その感覚を忘れるくらい歳を取ってしまった。 懐かしさはあるが、面白いのかと問われたら、疑問だ。
1投稿日: 2022.09.11
powered by ブクログ日常ミステリーで生まれた疑問を解決するスッキリさをもちつつ、主人公たちが感じているかどうかわからない青春について読者も一緒になって感じ考えさせられる小説です。タイトルの意味がわかった時は感情が揺さぶられました。主人公のお姉さん色々すごい!!
1投稿日: 2022.09.04
powered by ブクログタイトルに込められた意味がわかった瞬間、 久しぶりに『そういうことか!』と思った作品。 どんでん返し的なものはないものの、 非常に良いテンポで読むことができる。 ページ数も多くはないので、ちょと読むには良いと思った。 続きを読みたくなったしアニメも見たくなった。
0投稿日: 2022.09.03
powered by ブクログ米澤穂信さんがデビューするきっかけになった本書。もう10年以上前から積読本としてあった。図書館本を読み終えて次借りるまでに少し期間が空いた。そして数ある積読本の中からなんとなく手にしたのだった。 米澤さんの実力はもう十分に知っている。この前「黒牢城」で直木賞も受賞。だがこの古典部シリーズって響きでちょい避けてたところは否めない。青春学園ものか…と。しかし!予想は覆された。前半はそのノリもあったが、後半一気にまくってのこのタイトル。もっと早く読めばよかった。このシリーズを制覇するのも近いうちだと予測できる。
2投稿日: 2022.09.02
powered by ブクログあんまり自分の好みじゃなかった。小説のシリーズ物が好きじゃないってだけかもだけど。でもアニメになる理由がよくわかる。ほぼラノベと一緒。ラノベでよくある人間関係、テーマ
1投稿日: 2022.08.27
powered by ブクログ古典部シリーズ、よく考えたら、この作品を読んだことがなかった。淡々と進むストーリー、主人公の高校生とは思えない冷静さが、新鮮なストーリーだった。
12投稿日: 2022.08.23
powered by ブクログきっと十年後、この毎日のことを惜しまない。(89ページ) . 全ては主観性を失って、歴史的遠近法の彼方で古典になっていく。 いつの日か、現在の私たちも、未来の誰かの古典になるのだろう。(122ページ)
0投稿日: 2022.08.23
powered by ブクログ最近はビジネス書ばかり読んでいたので、久しぶりの小説だった。ずっと読んでみたいと思って期待していた割にあまり面白くなかった。青春ものは好きだし、他の人の評価も懐かしさを漂わせる雰囲気についてが見受けられたが、謎解きがあまり面白くなく全体的に単調に感じた。
2投稿日: 2022.08.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
折木の言い方が優しかったり、きつい言葉だったりと結局どういうキャラなのかあまり分からなかった。最後の「なぜ分からないんだ」みたいな描写は、人を見下してる感じがあった。 里志が折木と会話する時にあまり聞かない単語使ってて、難しい単語使って内容のある小説に見せようとしてるのかなと思った。 一般の小説よりはページが少ないので、長く読めない人にはオススメできる作品です。 アニメになってるからそっちの方が分かりやすいかも。(アニメ視聴しましたが、小説の方が面白いと思った)
1投稿日: 2022.08.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
氷菓。 タイトルの意味に気がついた時、涙せずにはいられない作品でした。文集に込められた歴史は、関谷の悲痛な気持ちが込められていましたね。
0投稿日: 2022.08.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
神山高校に入学したホータローは、海外留学中の姉から、かつて自分が所属した古典部を廃部から守るために入部を強要される。 幽霊部員でも、と入部届を顧問に提出したホータローは古典部の部室で千反田という女子と出会う。 省エネ思考で無駄なことはしたくないが、閃き鋭いホータロー。 興味があることにはとことん知識を深めるデーターベース的存在のホータローの友人の里志。 気になることに貪欲な、旧家豪農の千反田家の令嬢、える。 ホータローとは小学校からの腐れ縁、真面目で何事も手堅くこなす女子、伊原。 いつの間にか4人となった古典部は、学校の盛大な学校祭、カンヤ祭で文集を作ることになる。 文集の参考にと、古典部の過去の文集「氷菓」を紐解いたことで、30年前に学校で起きた事件を探ることになるが。 読もう読もうと思っていたこの本をようやく読了。 ほんわかとした高校生たちの軽いミステリなのかなーと、淡々と読んでいたのに、後半はどんどんシリアスになってきて。 ちょいちょい起きてきた細やかなミステリが集約されていく。 最後に「氷菓」の意味に気づいたときは背中がゾクリとした
11投稿日: 2022.08.16
powered by ブクログ「晴れ、時々くらげを呼ぶ」から派生して。映画もあったので、名前は知ってで気にはなっていた本。「晴れ、時々クラゲを呼ぶ」の登場人物が勧めていたけど、こちらも図書委員を古典部に置き換えて、かぶる感じがずっとあった。 いわゆる日常の謎を省エネをモットーとする折木くんが解決していく。映画の予告編を見たので、ビジュアル的に山崎賢人と広瀬アリスのままで。 古典部シリーズ続けていくのはちょっと、、、かな。
1投稿日: 2022.08.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
電子書籍派の自分が、神保町の古書店街で初めて買った記念すべき本。 通りすがりの中学生くらいの男の子が、「本は出会いだからなー」と友達に話していて、その後ぱっと目についたのがこの本だったので、購入。 元々、氷菓の内容はアニメで知っていた。 ストーリーがやはり面白い。しかし、その分だけ京アニ放火による損失で続編が作られることは無いのだと思うと、悲しくなる。 今まで映像化した原作の小説を読むことはしてこなかったが、想像している表情や声が頭の中で新しく再生されている感覚がとてもいいものだと気づくことができただけで、大きな価値観。 好きなフレーズ抜粋 「結果としての文集を目的にしていれば、それを目的に結果を作るという目的ができます」 「全ては主観性を失って、歴史的遠近法の彼方で古典になっていく」 「だが、もし、座興や笑い話ですまないなにかに取り憑かれ、時間も労力も関係なく思うことができたなら…。それはもっと楽しいなのではないだろうか。それはエネルギー効率を悪化させてでも手にする価値があることなのではないだろうか」
1投稿日: 2022.08.08
powered by ブクログ私が初めて読んだ米澤穂信先生の作品は『黒牢城』(9784041113936)。 そのレビューを眺めていて頻繁に目にした〈古典部シリーズ〉なるものに興味を持ち購入。 元々は角川スニーカー文庫のサブレーベル(?)である’角川スニーカーミステリ倶楽部’というレーベルから刊行された作品だったんですね。 学園ミステリー。目次的には9話まで通し番号が振られているが、プロローグ+本編7話+エピローグ、という構成。 率直な感想としては、発表がもう20年前という事でキャラクターはじめ物語全体に立ち込める拭いきれない古めかしさは感じつつも、冒頭いきなり「古典部に入りなさい。」(p6)と始まる所からトントン拍子に進むテンポが素晴らしい。 地の文は主人公である奉太郎視点で固定されていて過剰かつ不要な説明・描写は省かれているので物凄く読みやすかった。さすが「省エネが、俺のスタイル。」(p8)とドヤるだけはある。もっとも、その「省エネ」というフレーズがなんかダサい気もしなくはないが。 一連のストーリーは、本作タイトルにも冠され作中において最重要アイテムである文集「氷菓」にまつわる謎明かしに収斂されていくが、肝心のこの「氷菓」に込められたメッセージを解くp200あたりからの展開が若干尻すぼみな印象。正直p206で解答を見た時もスッと飲み込めなかった。私の頭脳の問題かもしれないが。 散りばめられた資料をもとに謎を解くという活動はまさに「古典部」といったところか。ただ、六話で部員三人が持ってきた資料はそれまでの話に登場したアイテムが持ち寄られてきて’ここで繋がるのか!’と密かに興奮した一方、伊原が持ってきた資料は「偶然見つけた」(p152)というポッと出の新規アイテムだったのが個人的に惜しかった。ここの検討会のシーンは面白かっただけに、いやむしろこれだけ何とかならなかったものか。というのは我が儘だろうか。 「氷菓」創刊号についてもいずれ描かれるのかな? 72刷 2022.8.4
11投稿日: 2022.08.04
powered by ブクログタイトルに込められた意味とそれが明らかにされていくまでの過程。 意味が明らかになった時にあーなるほどと腹に落ちる感覚が横切った。
0投稿日: 2022.07.25
powered by ブクログ米澤穂信さんの別の作品に興味を持ちましたが、その本が図書館になかったため、別の作品をと思い、「氷菓」を選びしました。アニメがあることは知っていましたが、原作は直木賞をとった米澤さんだったとは知らず、驚きました。私の中で「氷菓」がアニメ作品の中のひとつから、文学作品に変わった瞬間でした。 しかし、少し自分の中でハードルを上げすぎたかも知れません。賞をとったから人が書いたからといって、絶対に自分に合ったものではないということがわかりました。「氷菓」の由来も知ることが出来ましたが、納得したのみで他に感想はなく、感動するには少し難しい作品だと思いましまた。もう少し理解力を得たいです。
1投稿日: 2022.07.18
powered by ブクログなんだかとても不思議、というか初めて感じる読了感笑 笑いを誘う軽妙な会話がベースにありながら、目を細めたくなるほどのノスタルジィを十分に伝える事件、そしてそっと静かに涙を誘う切なさ、すごく絶妙にブレンドされてる❗️
0投稿日: 2022.07.12
powered by ブクログサクッと読めます。学園モノ日常系ミステリーです。 グロくないので安心して読めます。 後半はタイトルの「氷菓」のナゾを追っていくことになります。高校生活が薔薇色とは限らない。 人間関係はわりとアッサリ目な印象です。この後のシリーズで、いろいろ展開していくのかな。
1投稿日: 2022.07.02
powered by ブクログうーんもっと謎解きの醍醐味やハラハラドキドキ、ときめき感ほしいなあ、強引さもあるし、青春ものとの感じでいまいち。
0投稿日: 2022.07.01
powered by ブクログ米澤穂信さんのデビュー作。 “古典部”という人気シリーズになっており、ずっと読んでみたかった作品です。 高校生が活躍する青春ミステリー。 主人公たちは、廃部寸前の“古典部”に入部し、その仲間達と日常に起こる小さなミステリーを解決していく。 これがまたテンポよく描かれていて良い。 ライトな文体だけど美しく、ちょっと難しい言葉選び。読んでいて気持ちが良い。 登場人物たちは、名前がちょっと変わっているけど、キャラは分かりやすくて、魅力的。 そして高校生のわりに語彙力が高く、どこか古風な雰囲気。 これもまた“古典部”らしくて良いのです。 この作品の一番大きな謎解きは、「氷菓」という題名の文集に秘められた真実を突き止めること。 「氷菓」の意味を知った主人公たちは、大切なことをしっかりと受け止め、成長していくのでしょう。
46投稿日: 2022.06.26
powered by ブクログ文体が合わなくて最後まで読めなかった。 トリックも伏線が分かりづらくて、解決部分で「うーん」となってしまった。 特に主人公の言葉遣いの「俺様」感に違和感が強すぎた。
1投稿日: 2022.06.14
powered by ブクログ高校が舞台の日常系ミステリということで学生や青春の眩しさを感じる一方で、しんみりとした感情を残す話もあるのが良い。 ページ数は少なく謎も全体的に軽めなので気楽に読めた。 唯一気になったのが主人公のキャラ付け。 この点だけは最後まであまり好きになれなかった。 アニメで見たらまた違う感想を抱くかもしれない。
0投稿日: 2022.06.10
powered by ブクログ私、気になります!が好きです。 登場人物に個性があって面白い。 主人公が中二病っぽくて、学生の頃に読んでいたら絶対誰かの真似をしていたな、と思いました笑
0投稿日: 2022.06.01
powered by ブクログ古典部シリーズの第一弾で、最初だからこそ、主人公の性格がよく書かれている気がして、面白い。 推理は、本格派よりは劣るものの、読み応えあり。高校生に近い、もしくは高校生気分を味わいたい人におすすめ。
1投稿日: 2022.05.25
powered by ブクログ★3.7 8年くらい前にアニメを見て、すごく面白い(楽しいだけじゃなくて切なくて示唆的)だなあと感動したのを覚えています。後に原作は小説だと知っていつかは読もうと思っていました。 既にストーリーを知っているはずなのに、8年越しの原作は何一つ裏切らない面白い作品でした。自分が主人公達と同じ高校時代に読んでいたら、、、 将来子どもに読んでほしい一冊です。
0投稿日: 2022.05.25
powered by ブクログのらりくらりとしていて、あまり入り込むことができずに読み進めていると、どんどんワクワクしてくる。 物語の終盤の謎が解けたときの達成感というか、気持ち良さ、そうだったのかとスッキリする快感が味わえて、とても良かった。 最後まで読んでみる価値があると思います。
1投稿日: 2022.05.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
再読。 2012年、どっぷりハマったアニメ化作品。 青春とミステリーのバランスがもう完璧です… これがデビュー作だなんて本当衝撃! 省エネ無気力少年の奉太郎が、 えるたそと…古典部に…打ち解けていく過程が、やっぱりいいですね。 氷菓、I scream. 関谷純の秘めた、駄洒落に込めた叫びがなんとも悲しい。 シリーズ第1作で止まっているので 他の作品もこれを機に読み始めよう!! あーーーそして。やっぱりえるたそが可愛すぎるよ…!
0投稿日: 2022.05.12
powered by ブクログとっても読みやすく、遅読の私でもサクサク読めた。 登場人物たちがそれぞれキャラ立ちしていて愛おしい。 古典部の仲間と過ごすなかで「灰色」の奉太郎が変化していく様子や、テンポよく謎が解かれていくのが読んでいて楽しかった。 物語のなかに突飛なことは何もなくて、全てが学校という枠組みの中で収まる規模感がとてもリアル。史実に基づいている部分もあるらしいので、当たり前といえば当たり前なのかもしれないが。 主題「氷菓」に込められた意味が明かされるシーンは危うく涙しそうになった。
0投稿日: 2022.05.10
powered by ブクログ京アニのアニメ化でタイトルだけは知っていた作品。 「氷菓」綺麗なタイトルだなぁと思っていたら。 高校を舞台にしたほんのりミステリーで、ミステリー初心者の自分でも楽しく読むことができました。 米澤先生の文体、とても好みなので他の作品も読みたいです。
0投稿日: 2022.05.01
powered by ブクログアニメ化してるのは知ってたけど、米澤穂信さんの作品とは知らなかった。面白かった。 キャラがいい。千反田ちゃんかわいい。 ライトな感じで楽しめる作品。
1投稿日: 2022.05.01
powered by ブクログ米澤穂信さんの満願を読んで読書にハマり、いろんな本に巡り合い、この古典部シリーズを知って読み始めた第一作目。 はじめて読んだ米澤さんの本が満願だったので、もっと重たいミステリーかと思ったが、一味変わった謎解き青春ものって感じで、登場する4人のキャラクターの設定が分かりやすく、想像しやすい。「氷菓」はページ数も少なく、内容も読みやすい上に展開のテンポ感もgood!(主人公の心情を語るときに難しい言い回しが出てきますが、そういうキャラクターということで)読書初心者の方にもぜひ! 続編が気になります!他の作家さんの本もいろいろ読みたいけど、この古典部シリーズは通して読み切りたいなー。
3投稿日: 2022.05.01
powered by ブクログ4月30日読了高校の古典部になり行きで入った折木奉太郎が日常の謎を解いていく。古典部の「氷菓」という文集に込められた謎とは。前に同著者の「満願」を読んで面白かったが、これは僕にはいまいち感情移入できず。
0投稿日: 2022.05.01
powered by ブクログアニメを見てどハマりし、原作も読んでみました。ミステリではありながらも剣呑すぎない雰囲気と、心地よいスピード感で読むのが楽しかったです!心情が文章として表れるので、より深く奉太郎やえる達の性格や考え方を吸収出来ます、、、
1投稿日: 2022.04.28
powered by ブクログ米澤穂信さんはこの作品から読もうと決めてた古典部シリーズ一作目 省エネで積極的で無い折木奉太郎が一番問題の解決に貢献してしまうというギャップと個性が面白かった
1投稿日: 2022.04.24
powered by ブクログ発刊当時に活字で読んだけれど、audibleで聞いてみました。印象が違うのは、歳を取ったせいなのか、ナレーションのなせる技なのか、、、。 主人公の合理主義から始まる推察に、スッキリします。
0投稿日: 2022.04.19
powered by ブクログ学校の中で起こる不可思議な事柄を推理して解決する学園青春ミステリー。主人公の奉太郎に読みながらうんざりしてしまうのも、米澤先生が上手にキャラクターを描いてくださっているからだと納得して、そこも含めて楽しませていただいた。
1投稿日: 2022.04.18
powered by ブクログ友人から勧められて。 身近な謎を解くストーリーから、えるの伯父の謎へ。 関谷純にまつわるエピソードはゾクゾクした。「氷菓」のタイトル回収が素晴らしいです。 奉太郎が古典部のメンバーに感化されて、薔薇色もいいかもなと思うまでの心理描写が丁寧。古典部シリーズ続きも楽しみ!
2投稿日: 2022.04.08
powered by ブクログ久しぶりに学園モノ?を読んだ。キャラクター達がとにかく面白かった。シリーズ読んでみようかなぁー。主人公がいちいち理屈っぽいところも良かった。最後はちょっと、ハッとした。
0投稿日: 2022.04.07
powered by ブクログ読み返してもなお、奉太郎の鋭さと心の移り変わりが素敵な作品。 ミステリーとしての展開の鮮やかさ、青春の心の鮮やかさ両方を楽しめるところが好きです。 謎を解決しました!はいおしまい!とはいかず、高校生らしさの躓きや背伸びがまぶしい。 初めて読んだ頃は私も高校生でその頃は彼らと同じ立場としてわくわくして読んだけれど、今読むと彼らへのまぶしさの方が大きい。 十年後の今、あの毎日を惜しんでいない。
3投稿日: 2022.04.02
powered by ブクログ2022年4月「眼横鼻直」 https://www.komazawa-u.ac.jp/facilities/library/plan-special-feature/gannoubichoku/2022/0401-11686.html
0投稿日: 2022.04.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
訳あって再読。 古典部シリーズ第一弾。米澤穂信デビュー作。 省エネ少年折木奉太郎と気になり少女千反田えるが解く日常の謎。 タイトルの素晴らしさよ。
2投稿日: 2022.03.10
powered by ブクログ古典部シリーズの第一作。僕はこの本も勿論好きなのですが、続編がさらに面白いので是非そちらも続けて読んで頂きたい!
1投稿日: 2022.03.09
powered by ブクログ実はアニメで先に見ていて原作はどうなんだろうと気になって読んでみた作品。 読めば読むほどアニメがとても丁寧に作られていたんだなぁと実感する。 そして毎回奉太郎の推理力、直感力の鋭さが素晴らしい。 日常の中にこんなにもミステリーは潜んでいるんだなぁと思う。
4投稿日: 2022.03.09
powered by ブクログ高校生の語彙力じゃない。 最初に手を出した推理小説がこれで良かったと感じた。難しくなく、テンポよく物語が進んでいく。事件と出逢い、推理し、解決するという一連の流れが美しい。事件解決に至ったときは思わず感嘆の声を漏らしていた。 全体的に、綺麗にまとまっているストーリーだと思う。
3投稿日: 2022.03.09
powered by ブクログ表紙のイメージで怖い話かと思っていたら、学園物でした。ミステリーですが、大きな事件が起こるのでは無く、ちょっとした謎解きから始まり、過去の話の謎を解いていく青春ぽい内容。読みやすかったので普段読書しない方や学生向きかなと思いました。 それから、こんなに気になるあとがきは初めてでした。
9投稿日: 2022.02.27
powered by ブクログ表紙から見て「ミステリーの本なのかな?」と思ったが、校内で起きる少しの謎を解決して行く青春物語な感じだった。時代を越えて過去の謎解きを少しずつ行っている感覚や答え合わせがあって面白かった。
2投稿日: 2022.02.26
powered by ブクログ高校の古典部に所属する主人公達が学園生活における日常の謎を解き明かしていくライトミステリー作品。堅苦しさを感じさせない読みやすい文章は普段読書をしない方にも優しく、仲間達とささやかな青春を送る姿は微笑ましい。
2投稿日: 2022.02.26
powered by ブクログ著者のデビュー作。 私がいつも読むようなミステリのジャンルでは無くて、いわゆる、日常の謎(コージー・ミステリ)で、人が死なないミステリで、非常にスッキリと 読めますし。登場人物のキャラも良くてすぐ読めました。直木賞を受賞した著者の瑞々しさが詰まった内容でした。
27投稿日: 2022.02.22
powered by ブクログ気品あふれる文体で書かれるライト文芸×ミステリーの傑作! 青春、真っただ中の古典部シリーズ第一弾。 古典部に入部した高校生たちが、日常の小さな謎を解き明かす、爽やか青春ミステリー。 まず、米澤さんの本は読んでて癒されます。美しく気品ある日本語で書かれる文章は芸術性が高く、読んでいると脳みそがほぐされていく感じがします。 ファンタジー、時代小説、社会派、ラノベどんな種類の文芸にも、ミステリーを組み込む名手ですね。ホント凄い。 ほんわか優しい物語で、それでいてミステリーファンを心をくすぐる謎がちりばめられており、楽しく読み進められます。メインの謎である氷菓の由来についても、耽美で物悲しく、静かな涙を誘うものになっています。ああ綺麗。 登場人物たちも個性豊かな面々で、今後の展開がとても楽しみ。個人的には姉と主人公の関係性がどうなるか凄く気になります。古典部シリーズの次の作品もぜひ読んでみたいと思いました。 優しい時間を過ごしたいときに読みたくなる素敵な作品、おすすめです。
39投稿日: 2022.02.22
powered by ブクログ直木賞を取られたと聞いて、せっかくなので読んでみた。意外と読みやすくてかなり進んだ。文集「氷菓」の秘密、まだまだありそうだ。
3投稿日: 2022.02.07
powered by ブクログ直木賞受賞を知らせるNHK金沢のニュースで「私、気になります」とキャスターがコメントした、という話を知ったのが、きっかけで読みました。このままシリーズを進めるか、違うものを先に読むか、本屋で考えようと思いました。
1投稿日: 2022.02.03
powered by ブクログ図書館で手に取った本。偶然にも米澤さんが芥川賞を受賞されたタイミングだった。神山高校で起こったちょっとしたミステリー。省エネ主義の奉太郎が謎解きをする。古典部・・最盛期の活動はどんなものだったんだろう。えるのおじさんのことをあの人が知っていたなんて!? コミックの気になるな。
6投稿日: 2022.01.27
powered by ブクログ★わたし、気になります 【感想】 ・読後感は、せつない。高校時代がはるか遠くなった身としては。そして、なんらかの讃歌でもあるような。 ・日常の謎系ミステリでキャラが強くアニメ向きだと思った。ちなみにアニメを先に観ているのでイメージはそちらに引かれています。ストーリーは、完全に忘れてました。 ・ちょっと前から米澤穂信さんを本格的に読み始めたところで直木賞受賞とか。気を削がれたかも。 【内容】 ・千反田えるが部室に閉じ込められた(のかもしれない)のはなぜどうやって。 ・愛なき愛読書の話。 ・部誌である「氷菓」のバックナンバーはどこにある? ・幼いえるが伯父さんに聞いたことはなんだったか? ・三十三年前に古典部で起きたことは? ▼古典部についての簡単なメモ 【糸魚川養子/いといがわ・ようこ】司書教諭。 【伊原摩耶花/いばら・まやか】→摩耶花 【える】→千反田える 【大出/おおいで】古典部の顧問。 【折木供恵/おれき・ともえ】奉太郎の姉。海外にいる。古典部のOGで奉太郎に古典部救済のため入部を命じた。特技は合気道と逮捕術。痛くするのは得意。 【折木奉太郎/おれき・ほうたろう】→奉太郎 【神山高校】奉太郎が入った高校で、主要な舞台となる。多彩な部活動を誇る。アニメでは立山連峰っぽい姿が描かれていたことがあるから富山県か岐阜県。祭事のときの町並みが高山っぽい感じやったんで場所的にはその辺かなと思う。 【神山高校五十年の歩み】書籍。革張りで細密な装飾が施されており黒ぎりぎりの濃紺という色合いが重厚さを醸し出している校史。五人の二年生女子生徒が金曜日の昼休みに借り、その日の放課後に返却している。重しにでも使う必要があるのだろうか? 【カンヤ祭】神山高校の文化祭、通称「カンヤ祭」は有名でこの地域では若者文化の華といえるほど盛大。えるの発案で古典部はそれに向けて文集を出すことになった。教師は「カンヤ祭」とは呼ばない。 【桁上がりの四名家】荒楠神社の十文字家、書肆百日紅家、豪農千反田家、山持ちの万人橋家。ちなみにえるは千反田家の一族。それに並ぶのは病院長入須家、教育界の重鎮遠垣内(とおがいと)家。ちなみに「桁上がり」というのは里志の造語。 【郡山養子/こおりやま・ようこ】「氷菓」第二号で関谷先輩のことを書いていた、おそらくこの時点での古典部部長。養子という名は司書の糸魚川先生と同じなので同一人物だろう。えるの疑問は彼女に聞けばほぼ解決すると思われるが、たどり着けるか? まあ、ストーリー上たどり着くのだろう。 【古典部】新入部員がなく廃部のピンチだったが姉の命で奉太郎が籍を置くことになった。部室は地学講義室で特別棟四階、神山高校最辺境の地にある。何をする部活かよくわからないがとりあえず文集はつくっていたもよう。 【里志/さとし】福部里志。奉太郎の旧友にして仇敵。いつも微笑みを浮かべ背が低く遠目には女の子に見まがうルックスで巾着袋をぶら下げ口が減らず不要な知識をいっぱい持っているデータベースと言える普通の男子高校生だ。奉太郎いわく似非粋人。モットーは「ジョークは即興に限る、禍根を残せば嘘になる」氷菓p.24。手芸部と掛け持ちで古典部に入った。スポーツはサイクリング一本。意外にも文章を書くのが苦手なようだ。 【手芸部】カンヤ祭では曼荼羅絨毯を縫う。なんか、凄いぞ。 【ショッキングピンク】里志の基本属性らしい。他の色に染まることはない。 【新聞部】神山高校には新聞が三つある。隔月発行で各教室に配られる「清流」が新聞部。不定期刊行の「神高生徒会新聞」が生徒会。八月と十二月を除く毎月昇降口前に貼られる「神高月報」が壁新聞部。壁新聞部には四十年の歴史がある。 【関谷純/せきたに・じゅん】千反田えるの伯父。母の兄。十年前マレーシアに渡航し七年前から行方不明。三十三年前「コテンブ」にいた。 【千反田える/ちたんだ・える】隣のクラスの「女学生」。「楚々」とか「清楚」とかいう言葉を体現し観察力と記憶力にすぐれており家がとてつもない名家であり時折好奇心の申し子となり「わたし、気になります」が決め文句で大きな目のチカラが半端ではない普通の女子高生だ。《パーツではなくシステムを知りたいんです》氷菓p.87 【遠垣内/とおがいと】先輩。壁新聞部の部長。教育界の重鎮、遠垣内一族。部室は特別棟三階の生物講義室で数年前の古典部部室。 【灰色】里志いわく奉太郎の基本属性らしい。他の色には染まらない。貶めて言っているのではない。 【パイナップルサンド】喫茶店。焦げ茶を基調とした色合いの静かな店内と酸味を利かせたキリマンジャロが奉太郎のお気に入り。ぼくは酸味のあるコーヒーはちょっと苦手、苦味の強いほうがいい。 【氷菓】古典部の文集の名前。作品名になっているくらいだから当然なんらかの意味が含まれているのだろう。カンヤ祭に向けて発行していたようだ。新たな氷菓の内容は、摩耶花がミューとかナンバーズとかが出てくる古典的マンガについて。おそらく「地球へ…」のことだろう。サトシはいるけどポケモンではないと思う。里志はゼノンのパラドックスについてのジョーク。まあ、それ自体ジョークみたいなもんで言った本人も茶化すつもりやったんやと思うし。。奉太郎は今回たどり着いたことについて書いたようだ。えるが何を書いたのかは不明。 【文化祭】→カンヤ祭 【ベナレス】葬式の街でひっきりなしに葬式が行われている。ここで死ぬと仙人と同格になれる。土地の言葉ではバナーラシーという感じなんだとか。 【福部里志/ふくべ・さとし】→里志 【奉太郎/ほうたろう】主人公で語り手。折木奉太郎。ちょっと賢くて省エネを信条とし動くよりはまず考えようとしやらなくていいことはやらずにすませたい普通の男子高校生だ。 【摩耶花/まやか】伊原摩耶花。奉太郎とは小学校以来九年間同じクラスになったことがある。ルックスはよく七色の毒舌も爽やかな普通の女子高生だ。「あれ、折木じゃない。久し振りね、会いたくなかったわ」p.49。ちなみに里志に求愛しつづけている奇特な女性でもある。漫画研究会所属だが里志を追っかけて古典部にも掛け持ちで入部。 【森下】声が大きく竹刀を藻ったら似合いそうな教師。
4投稿日: 2022.01.25
powered by ブクログ少ない手がかりの中から、日常の謎そして三十三年前に何があったかを推理していくストーリー。 謎はどれも面白かったですが、主人公のキャラがいまいち自分とは合いませんでした。 会話や思考に高校生っぽさがなく、芝居がかっているのも気になってしまいました。 前に「儚い…」を読んでいたのでその作品との差が激しすぎて驚きました。 色々なテイストな作品を書けるのは本当にすごいですね。 次は「満願」「インシテミル」あたりを読んでみようと思います。
5投稿日: 2022.01.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2022.1.13 読了 この作品の前に読んだ本が内容も頁数もヘビー級だったせいか序盤から少し物足りなさを感じてしまいました 日常の謎を解決していく系のミステリー自体は嫌いじゃないのですが千反田えるの好奇心レーダーにヒットする謎にあまり興味を引かれなかったのと解決に至る展開もしっくりこず… 後半の千反田えるの伯父の謎は少し面白いなと思ったのですがいかんせん登場人物たちのキャラに魅力を感じることができなくて面白かった!という読後感にまでは至りませんでした 私にはハマらなかったけど頁数が少ないのでさほど苦もなくサクッと読めました
1投稿日: 2022.01.13
powered by ブクログ日常系謎解き物。 物事に積極的に関わろうとしない省エネ主人公の折木が、姉の勧め(頼み)で入部した古典部で出会う仲間たちとのやり取りを通して少しずつ変わっていく。 気になったフレーズ きっと十年後、この毎日のことを惜しまない シリーズが続く様なので、読んでみたくなりました。
1投稿日: 2021.12.29
powered by ブクログ古典部の折木奉太郎、なかなかのキャラクターで面白かった。謎多き姉がややご都合的だけど、続編ありなのでこれからどのように絡んでくるのか楽しみ。
1投稿日: 2021.12.26
powered by ブクログどの登場人物も落ち着いていて、淡々と進んでいく感じ。(直接登場しないお姉ちゃんが1番ハツラツと感じられた?!) 高校生活の醍醐味である部活や文化祭に深く関わっていますが、高校生のキラキラ感はありませんでした(笑)
5投稿日: 2021.12.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
古典部という聞きなれない部の生徒たちが、学校のいろいろな謎をといていくというお話。 省エネをモットーにする折木奉太郎や、名家のお嬢様の千反田える。ありがちな設定に、小粒な謎解きというあたりが、隙間時間の暇つぶしにちょうど良い。 ただ、タイトルのオチについてですが。法律上、氷菓は氷菓であって●●●●●ー●ではない。例えば、氷菓とはガリガリ君。ガリガリ君を●●●●●ー●と呼んではコンプラ上問題があることを声を大にして言いたい。
1投稿日: 2021.12.25
powered by ブクログこういう推論力が欲しいなぁ きれいにPDRを回してるように見える。 ホータロー達は良い人財になるだろうね。羨ましいw
1投稿日: 2021.12.25
powered by ブクログ学校生活の中でのミステリー。 学校が絡むのって事件性なくて重く感じなくて良いから割と気軽に読めるんだけど、今回のは謎の中心となった出来事(事件?)がなんとも言えずで気軽には読めなかった(;・∀・) けど高校生でここまでの考察力か〜ってめっちゃリスペクトだしただただ感心の念。見習いたい。
1投稿日: 2021.12.25
powered by ブクログ米澤穂信さんの作品は、「インシテミル」がめちゃくちゃ好きなんだけど、これはあんまりだったかなー。自分も学生なら楽しめたのかもだけど、おばさんになったいまは、主人公たちの芝居がかった台詞回しがしんどかったなあ。
1投稿日: 2021.12.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「わたし、気になります」 米澤穂信好きの弟におすすめされていた本。 学校の図書館で見つけてやっと読んだ。 主人公・奉太郎による、高校生らしからぬ豊富な語彙の語り。難しそうなんだけど、文章が上手くてスラスラ読める。 また、ひとつひとつの謎はライトなのに、解き明かしていく過程が鮮やかですごく読みごたえがあった! 読む前から「氷菓」の意味がずっと気になっていたけど、こういうことだったのか…! あらすじには「ちょっぴりほろ苦い」って書いてあったけど、ほろ苦いどころじゃなく悲しい。 楽しいだけの物語じゃなかったけど、読んだら人気の理由がわかった。 灰色の高校生活もいいのかもしれない。 続きを読むのが楽しみ! 2021.12.18 読了
1投稿日: 2021.12.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
折木もそうだけど全員割と頭がいい。 これは作者の要領の良さな気もする。 動機役の千反田、知識の福部、探偵役の折木。伊原の恋愛模様も気になる。良いキャラが多い点が掛け合いの読みやすさにも繋がっている気がする。 京アニのアニメ版を1話見て、これは絶対に原作から観るべきだ!と思い読んだ。 短編集っぽいけど最後の章への布石がちょくちょくされている点や、モノローグに入る無駄知識など古き良きラノベ感がありサクッと読めた。 氷菓の意味がI SCREAMだったのはピンと来た時怖くなった。
1投稿日: 2021.12.16
powered by ブクログこれがまさかあのアニメや漫画の氷菓だとは。うーん、なんというかつまらなかった。なんだろう、作者が陰キャなのか?と思うような書き方だった。調べたらこれがラノベっぽいってやつらしい。ラノベ系は私に合わないみたい。謎も思ったよりしょぼかった。
1投稿日: 2021.12.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
再読 1番の謎 氷菓 の意味に関しては1度知ったら忘れられず、以前読んだ際の記憶もそこだけあったけれどそこに至る過程 千反田さんの涙の理由はすっかり忘れていたので読みながらあーこうだったと納得出来ました。文章は読みやすく、かつてのアニメの影響もあってキャラクターたちえの理解もしやすいので楽しく読めました
1投稿日: 2021.12.13
powered by ブクログ高校生がこんな言葉遣いしないでしょ…ってちょっと思ってしまう。だけど「氷菓」に込められた意味はすごく素敵。
1投稿日: 2021.12.09
powered by ブクログ古典部シリーズ一作目。 日常系の謎ときの話。 メインキャラの女の子が2人とも美人、というのが話を軽めにしている気もするけど、軽い文体が魅力でもあるので、それはそれでいいのかな。 思った以上に日常のちょっとした謎、だったが、主人公たちがみんなで謎を考える、『部活』の感じがいいと思った。
3投稿日: 2021.12.06
powered by ブクログ非常に面白かった。 主人公達の高校生離れした語彙力や発想力に脱帽し、その話の滑らかさにどんどん引き込まれて行った。 古典部シリーズ、今後必読です。
1投稿日: 2021.12.05
powered by ブクログ後半の謎解きについては、展開もテンポが良く楽しめましたが、前半部分の謎解きはハラハラドキドキといった感じはなく少し物足りなさを感じました。 全体的には学園ものなので読みやすい作品でした。
5投稿日: 2021.11.25
powered by ブクログかなり昔に友人に勧められた。 といっても、勧められたのはアニメの方だったが。 Amazonのレビュー等を見ると 「アニメを見たから読んでみたけどガッカリ」 みたいなのがチラホラあり、納得。 アニメは見てないのだが、この原作の感想はそんなカンジだ。 主人公の語り口調が「いかにもライトノベル」のそれだ。 序盤の軽い謎解きは「なるほどなぁ」と思わせるが、 本編の謎解きに感しては「それほど熱くなることか?」と。 別にどうでもいいや、みたいな考察だった。 やはりアニメ版の方が面白いのだろう。
3投稿日: 2021.10.27
powered by ブクログ電車の中で読破して、思わず涙が滲みそうになった。パズルのピースが一つ一つ嵌まっていくような感覚に私ものめり込んでいく。この小説がアニメになるのかと思うと、胸が熱くなる。
3投稿日: 2021.10.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
古典部シリーズ第1作。とても読みやすかった。古典部に所属し、細かい日常で起こった謎を解決していく主人公だったが、同じ古典部所属の叔父が33年前なぜ退学したのかを探る物語。仮説を立てていき、真相がわかり、最後にこの「氷菓」というタイトルの意味が分かったときとても面白く同時に悲しい気持ちになった。古典部シリーズは追いたい。
3投稿日: 2021.10.19
powered by ブクログ学生生活にほんのり一粒のミステリー クールで明晰、省エネ主人公の一人称が好き 令和ハードボイルド風
2投稿日: 2021.10.16
