
総合評価
(102件)| 40 | ||
| 37 | ||
| 14 | ||
| 3 | ||
| 0 |
powered by ブクログ仏像がわかるようになりたいなーと思ったけど、あまり興味を持てなかった。個々の仏像に通底する考え方とか人々の救い方を簡単に教えてほしい。
0投稿日: 2025.05.08
powered by ブクログ若い頃この本を読んで、お寺や仏像を見ることがますます好きになりました。渋い年寄りくさいなどと思う必要などないのだ!と嬉しくなりましたね。それからみうらじゅんさんといとうせいこうさんの旅は続き、本は続々と出版され、テレビ番組にもなり、今も年取った私を癒してくれています。ありがたいことです。
12投稿日: 2025.03.28
powered by ブクログ仏像(ブツ)を独特な例えで表現したり、とても楽しい本。 お二人の関係性も読んでいて素敵だなとおもいました。 テレビで仏像(新薬師寺)のことをタイムリーにやっていて、本を読み返しながらテレビを見ました。 貸してくれたお友達に、感謝です。
0投稿日: 2022.04.14
powered by ブクログどちらかと言うとインドア・文系っぽい感じの中年男性2人が信仰心は全くなく全国の仏像を見て回るエッセイ。 タクシーばっかし使いやがって! 自分の足で信仰のために四国を巡礼するお遍路さんの対極にあるような2人なので、仏像を見ることに特化された稀有でざっくばらんな見仏スタイルが新しく面白かったです。 九州や東北の仏を見に行きたくなったよ。 あと、奈良の五劫院と浄瑠璃寺には近いうちに行こう!
1投稿日: 2022.03.11
powered by ブクログ信仰の対象ではなく、仏像を見る旅。そのスタンスに共感する。室生寺、薬師寺、新薬師寺、東大寺戒壇院、唐招提寺、興福寺、浄瑠璃寺、神護寺、平等院、広隆寺…行ったことあるところが結構重なって、思い出しながら読むとまた見に行きたくなる。 東北の仏像は、京都で見た仏像を記憶で再現するときに、下から見上げて拝んだ記憶で再現しているから遠近法的に頭が小さくなってしまっているんじゃないかとか、仏像をすっかり取り込んで自国の文化のようにしておきながら廃仏毀釈で放り出そうとするあたり、結局日本という国は外からの物を本当に受け入れる気はないんじゃないかとか、考察が結構鋭かった。 仏像に感じるエキゾティシズムとエロティシズム。わかるような。 東寺の月光菩薩と西大寺の文殊菩薩見てみたい。
1投稿日: 2021.01.31
powered by ブクログ懐かしの「見仏記」、角川文庫で、再購入しました。 読みかけ本が、たまっているので、読書感想は、またのちほど……。( うふふ、ページをめくるたびに、嬉しさのあまり 笑みがこぼれる ♡ )
33投稿日: 2021.01.20
powered by ブクログずっと馬鹿にしながら、しかし何となくリスペクトしていた、仏像を見る二人。単行本が出たのが93年だから、27年前の記述を読む。興福寺、法隆寺、立石寺などなど。 小学生の時に仏像をスクラップブックにしていたみうらじゅんの天才。 「私はみうらさんの正直さに嫉妬していた。彼はいつでも現在に生きていて、瞬間瞬間に集中することが出来る。観念に逃げ込むことなく、事実を感じとることが出来る」 というようないとうせいこうの言葉による描写とみうらじゅんのイラストで二人の仏像を見る旅を知る。面白かった。ただ寺に行って何となく仏像を見たような気になっていたけれど、それだと単に行っただけであって、何も感じた事にはならないんだと分かり、ハッとした。
2投稿日: 2020.08.18
powered by ブクログ「仏像は ピースな人の 味方でしょ」 「釈迦も仏像見たかったろうね。見たら驚いたと思うよ。これ、俺かよ?って」 いとうせいこう と みうらじゅん の仏友(ブツユウ)による仏浴(仏を浴びる)の旅の記録。 小学校の時から仏像ノートを作っていたくらいに仏像好きの みうらじゅん が絵を描き、いとううせいこう が文章を書いて仏像から色々考えを巡らせている。 二人の仏像を見ての思考は自由自在。 物を見て何かを考える、違う方から見てみる、当時の人の気持ちになって考えてみる。 そのため仏像そのものの作りから、寺と観光の歴史、仏像の大きさによる感じ方の違い、仏像を伝来か由来かで分けてみたり、仏像に本気で恋したり、大きな仏像を見るために足元に寝っ転がったり、仏像を感じるために周りを走ってみたり、日本の地域の仏像の違いの根本を考えたり…。 仏像の地域の違いは、仏教の玄関である福岡、時代最新である京都や奈良、そしてそんな中央都市から見様見真似で伝わった奥州により、伝わり方が違うんじゃないか、と考えるなど、当時の人たちの事情まで想像が膨らんでいる。 お寺の構造や配置、そして仏像の表情や体格やポーズをみて「格好良さ、色っぽさの基準は変わらないね」などと思っている。 これは、仏像の並べ方が現在の音楽グループと同じ並びだったり、説法ってスターのコンサートや民間から生まれたラップだよねと思ったり、現在の特撮の根本こそ仏像じゃないか?と思ったり、当時の金ピカこそ仏像で侘び寂びは不要だよねと思う反面でも現在でも汚しを入れると格好いいから時間が立ってるからこそ良いのか?などと考えているのだが、たしかに何千年経っても人間がバランスが良いとか、粋だなと思うものは変わらないのだろうか。 そして二人が神仏像巡りで感じたことは「六道を司る仏様なら死んだら俺達会えるじゃん。仏って自分のリーダーじゃん、てことは自分自身じゃん」という結論にたどり着いていて、なるほどあの世で会える存在だと思えば仏像は気負ったりせず身近なものだと感じられるかもしれない。 神仏と言われると背筋を伸ばして見たり学んだりしなければいけない気持ちになってしまうのだが、宗教が救いであるなら気持ちをゆったりと自分が気持ち良い見方、感じ方を各自で自由に感じて良いのだろう。 この本では対象が仏像ですが、何かを見てそこから思いを巡らせてゆく、思考遊びが広がってゆく様という意味でも面白い本でした。 さて、この「見仏記」最後の方で「三十三年後にまた三十三間堂で会おう」と約束してこの本は終了している。しかしこの企画が始まったのは1992年。その後見仏記の続きは出るし、テレビ放送もされるし、そうやって仏を浴びつづけてもう30年経つではないか。それなら数年後に「最初の企画の約束通り、三十三年後にに三十三間堂にやってきました!」企画が出るのだろうか。
16投稿日: 2020.05.04
powered by ブクログちょうど奈良旅行へ行ってきたばかりだったので読みましたが、旅行行く前に読めば良かったです。でも面白すぎて、とても電車の中では笑いが止まらなくて読めません。笑いだけでなく、真面目なことも書いてあります。オススメです。
3投稿日: 2019.05.15
powered by ブクログ【仏像鑑賞におススメしたい本5選②】ちょっと仏像って気になるかも、でもよくわからないっていう方に、絶対オススメ。「うわーカッコいいー!知り合いに似てる!」なんていう気持ちでも仏像を楽しんでいいんだ、と思わせてくれる「見仏」の記。最近の仏像オタクのバイブルであると同時に、単にエッセイとしても面白い。私のきっかけの一冊でもあり、ぜひ毛嫌いせず手にとってみて欲しい。
2投稿日: 2019.01.25
powered by ブクログ著者の肩に力が入っている感じで、前半はちょっと読みにくい。最後半くらいからいい具合に力が抜けてきて、読みやすくて楽しい。 最後、あんなセンチメンタルに終わる、はず、だったんだね。
2投稿日: 2018.10.14
powered by ブクログラディカルな仏像鑑賞の仕方だな。 中沢=細野の「観光」、赤瀬川=山下の「日本美術応援団」とも連なるラインにありながら、また違う雰囲気。
0投稿日: 2018.10.14
powered by ブクログ映像の見仏記は見ていたけれど、元祖ともいえるこの本は読んだことがなかったので今更ながら。 掲載の京都・奈良の仏像はほぼ見仏したことがあったので、記憶をたどりながら楽しく、ときどき吹き出しながら読んだ。 現在の見仏ブームのはしりともいえる本ですね。 (ちなみにいとうさんと同じく、わたしも大報恩寺の六観音は如意輪がリーダーです)
2投稿日: 2018.09.30
powered by ブクログ(01) 仏像を見る際に,どのように既存の文脈から切り離して自分の目の前にあるものを見るか.この難問に著者の二人は取り組んでいる.寺院からのアプローチ,由来や縁起などの創作,フェノロサ,和辻,亀井といった近代の批評,他の観光客や観光産業関係者など,著名な仏像を取り巻く言説を華麗にいなし,かわしつつ,自らのポップやサブカルの文脈に近づけつつも,仏師や仏像そのものの想いや方法をダイレクト(*02)に見る方法に挑戦している. (02) そのとき,眼は興奮し,恋愛やエロスなどに類似したフェティシズムの視線によって仏像が捕らえられる.みうら氏は吉祥天に向かい,いとう氏は文殊菩薩に向かったその視線(*03)は,仏像や寺院の造立以来に向けられてきたファンの目線とどのように交差し平行するのだろうか. 著者らの視線は,仏像側にある事情を由来か伝来かで選別し,インドや中国,朝鮮や日本といった仏教の伝来にともなわれた視線も解きほぐし,海の内外や,東北や九州といった都からの辺鄙における事情が仏像にどのように反映されているかを見極めようとする. (03) 視線の人は,同時に観光の人でもあるが,観光と現代の仏像鑑賞の関係に立ち入らざるをえない.仏像の鑑賞や消費の大衆性と批評性がどのように相互に保管されつつ,日本の仏像見物を盛り上げてきたのか,またある方面で廃れさせてきたのかについても考えさせられる. 本の構成としての文と絵(イラスト)のバランスも絶妙であり,写真に頼らない表現を選択していることも,本書の趣意に即している.
1投稿日: 2018.07.08
powered by ブクログ読了。 みうらじゅんさんと いとうせいこうさん2人で仏像を見てまわり、それぞれの感想が綴られている。 そんなに仏像に詳しくなくても、好きじゃなくても、2人の解説を読むときっと仏像を見に出かけたくなる。そんな本です。 みうらじゅんさんの見方はさすが仏教系の学校で学ばれてただけあるというか、学術的でもあり独創的でもあり。東北の仏像のバランスの悪さについては、写真のない当時は見上げて書き写したためと、なるほどと思い確かめてみたいという思いが込み上げてくるほど。そんな2人の熱き仏像への思いが詰まった本。
3投稿日: 2018.06.17
powered by ブクログたまたま「TV見仏記」を見てツボったので文庫も読んでみる。 みうらじゅんさんは「宝島」で4コマ書いてた頃から好きだし、いとうせいこうさんはシティボーイズのコントで好き。つまり私にとって夢のコラボ、馬場と猪木がタッグを組んだようなものである。 でもこれはやはり「TV見仏記」、つまりみうらじゅん主導のほうが面白いなぁ。 まあ、仏について文章で書くとくだくだしい説明をしなくちゃならないのでしょうがないところであるが……。いとうさん、真面目なんだよな(笑
0投稿日: 2016.09.05
powered by ブクログ仏像めぐりの参考として 興福寺、東大寺、法隆寺、中宮寺、法輪寺、法起寺、松尾寺、六波羅蜜寺、東寺、三十三間堂、東北の慈恩寺、立石寺
0投稿日: 2016.08.11
powered by ブクログいとうせいこうって頭いいなぁと思いました。 見仏で話がここまで膨らむとは。 みうらじゅんの絵も、彼独特な捉え方や、仏像愛か滲み出ていて素敵でした。 私も仏像とか寺とか好きなので、九州から東北まで、仏像を見に旅したいです。
0投稿日: 2016.07.16強い仏が観たい!
1990年代に書かれた内容ですが、仏(ブツ)が過ごした悠久の時の流れの中では、ほぼリアルタイムでしょう^^;。 日本に住んでいて仏を見たことのない人は、極少数かと思いますが、”想いを込めて観た事”のある人も決して多くはないのでは。 想いを込めてみるとこんなにも世界が広がるなんて、あぁ文化って素晴らしいって思いました。 ちなみに2015年7月時点 日経新聞木曜日、文化欄に「旅する弥勒」という連載記事があります。比べて読むと味わい深いです。 *余談:昔何かで読んだマンガ(実写ではない!)に「鎌倉に現れた怪獣vsウルトラマンタロウ」というのがありました。タロウのピンチに突然「鎌倉大仏」が立ち上がり怪獣をやっつけるというシュールな内容だったように記憶しています。 強い仏(しかも大きい)って素敵。
7投稿日: 2015.07.30
powered by ブクログみうらじゅんといとうせいこうが仏様を見に行く。 それだけでも、一筋縄でいかないのがわかりますが、当然そうなります。 ただ、この本からわかるのは、仏様をどう見てどう感じるかは、ひとそれぞれでよい、ということでしょう。 仏様の持つ意味はもちろんあるわけですが、それをどのように自分の中で解釈し、消化していくかは個人任せだと思うのです。
0投稿日: 2015.06.29
powered by ブクログいとうせいこうという人が私の人生に初めて登場したのは教育テレビの「天才ビットくん」という番組だった。それからバラエティ番組などで彼を見かけると、なんとなく親しみを感じたものの、その記憶も時とともに薄れて、私の中で彼は「なんとなくインテリぶっているタレント」に成り下がってしまっていた。この本は、そのことをひどく反省させられる本であった。まずいとうせいこうが描くみうらじゅんがすごく良い。おそらく根底にはみうらじゅんに対する羨望や嫉妬があって、しかしながらどうしようもなく惹かれているんだろうと感じさせる。みうらじゅんの視線をできる限りこちら側に伝えようとかなり気を遣った表現をしつつ、後半では自分と仏像との運命的な出会いについても丁寧に描写している。実に引き込まれる一冊である。
0投稿日: 2015.06.21知れば知るほど
どんな事でもわかってくればくるほど楽しみって増えますね。 中学の修学旅行では、まるで興味がわかずにスルーしてた仏像達にこんな楽しい世界が有るなんて。。。 そんな世界の入口を開いてくれたのがこの本でした。 どこへ旅行へ行くのでも近くに仏像はいないか確認してしまう習性が… そして自分のお気に入りの仏像に出逢ったとき…何巻だったか忘れましたがみうらさんもいとうさんも仏像に恋してる描写が出てきますが、きっとあなたにもその感覚を味わう瞬間が待ってますよ。 まずはこの一巻から仏像の楽しみ方を! 単純に読み物としても楽しめること間違い無しですよ!
6投稿日: 2015.04.07
powered by ブクログ仏像に対する印象とか解説とか書いてあって興味も湧いて面白いんだけど、どうもイメージが付きづらい。 写真がほしいなー。
0投稿日: 2014.08.04
powered by ブクログ以前から読んでみたかった本。 やっぱり面白かった。自由に感じて、言葉にして仏像を見ていいんだな。 それにしても、みうらじゅんさんの仏像愛には感嘆!
0投稿日: 2014.06.08
powered by ブクログみうらじゅんの仏像への対峙の仕方も、いとうせいこうの考えすぎじゃない?くらいの読み解き方も面白い。 それ以上にこの二人の関係性が面白い。 この二人の間にあるような愛情って、世の中にたくさんあるのにまず創作の世界に写し取られることないよなーと思った。
0投稿日: 2014.04.09
powered by ブクログいとうせいこう氏とみうらじゅん氏が全国の仏像を見て回る紀行文。 著者2人の仏像に対する熱意や独自の見解が興味深い。けど、仏像の写真がないのは致命的。 2人が仏像を見ている様子を壁を挟んで聞いている感じ。 「うわっ、このブツは顔がでかいね」とか「西洋の顔立ちだ」「腕が長いのはなんでだろう」なんて楽しそうに話しているのを聞いていたら、俺にも見せろといいたくなる。
0投稿日: 2014.02.24恋する胸きゅん仏(ぶつ)を探しに行きたくなる本。人生が楽しく幸せになる旅へのしるべ。
今まで、仏閣はかなり巡っていたつもりでしたが、数行けば良いのではないことに気づかされました。彼らは仏閣へ行ったとしても目的は仏(ぶつ)。それ以外のたとえば五重塔やら大伽藍やらありがたい教典や仏画は見向きもしない。仏(ぶつ)のための建物や絵画が話題となってもそれは仏(ぶつ)の為の脇役でしかない。全ては仏(ぶつ)なのだ、仏(ぶつ)こそ全てなのだ。 そして彼らには念持仏ならぬ恋する胸きゅん仏(ぶつ)を心に刻む。仏(ぶつ)に惚れ恋をする。そんなこと今まで思ったことも考えたこともなかった。あー、なんて素敵な人たちだろう。私もそんなふうに、物事をとらえて心の底からのめり込んでみたい。どんなに楽しいことだろう、どんなに幸せなことだろう。それこそが仏閣を巡礼する本当の心得なのかもしれない。 私も恋する胸きゅん仏(ぶつ)を探す旅に出かけることにしよう。でもおいら今のところ甚目寺の十王像+奪衣婆のセットものが好きなんだよね。これは恋じゃないな・・・・・・。
2投稿日: 2014.01.29
powered by ブクログ親孝行編に続き2回目の見・見仏記。 いつの間にかBook Offで仏像写真集を見て癒されてる自分を発見しました。 2人とも見た目と違う「ちょっといい奴」がときたま顔を出してて好感度良し。 2人は仏友(ぶつゆう)。 しかしこの頃いとうさん32歳。今の自分より年下とは・・・。 いいなぁぁぁっ、こういう仕事。 小学生時代にみうらさんが作った仏像記事のスクラップは小学生でこれだけのものを!と感心する一方、純少年の熱気が伝わってきて思わず微笑ましいです。
0投稿日: 2013.11.15そうだ 京都、行こう。
みうらじゅんが自由な感性で仏像を語ってくれるのが面白い。 自分も京都や奈良に行って仏像を見たいと思わせて貰える作品でした。
2投稿日: 2013.09.24
powered by ブクログ古本で購入。 以前からで読んでみたかった本。 小学生の頃から仏〈ブツ〉に強い思い入れを持つみうらじゅんと、同行する仏像素人のいとうせいこう。 この妙に濃い2人組の道中記となれば、ちょいと興味が湧きます。 みうらじゅんの仏像の見方がとにかく変わってる。 (仏に対して)「この人」 「九州に仏像制作文化が根付かなかったのは来日したミュージシャンが成田でライブやらないようなもん」 「この人ジーパン似合うよ」 独特な見方を持った人間は、変だけどおもしろいね。 一方のいとうせいこうは分析とか思索に走る人らしく、そこここで独自の理論を展開する。 「観光としての見仏はいつから始まったのか」なんてのは、確かにちょっと気になるお題だ。 仏像を見たときの反応が真逆なようで、でも実はすごく似てる2人の様子が読んでて楽しい。 こんなよくわからん友達関係もいい。 読んでたらお寺で仏像を見たくなった。 2巻以降も気になるな。
0投稿日: 2013.07.22
powered by ブクログみうらじゅんさんの仏像好きに付き合わされて、いとうせいこうも同じく仏像にハマって行ったと言う、とっても面白い珍道中エッセイ! これを書かれたのはもう20年近く前と言う事なので、多少情報としては古くなっている部分もあると思うけれど、仏像そのものは変わらないはず! この本を片手に仏像めぐりをしてみたくなりますした!!
0投稿日: 2013.05.09
powered by ブクログ過去に奈良・京都旅行したときは仏(ブツ)の何を見てきたんだろうか。 寝転がって仏を見上げる。「流行ってるかな~」「グッと来るかねえ」「世界的国宝」「かなり信仰されたね、この人は。だって、黒いもん」「フェノロサいかせていただきます。」
0投稿日: 2013.03.18
powered by ブクログ2013年2月25日読了。みうらじゅん・いとうせいこうの平仮名芸名コンビが、京都・奈良、東北、九州へといい「仏(ブツ)」を求め旅をする。京都生まれのみうらじゅんにとって、「見仏」は数ある趣味の中でも特別なもののようだ。みうら氏は仏たちをロックバンド・ロックスターに例えるが、突飛な発想かと思いきや、「ゴージャス」「メンバーごとに異なるポジション」「観る者をハッピーにする」といった仏の個性は確かにゴータマ・シッダールダ・スーパースターと言えるか。残念なのは仏の写真がなく描写するのはみうら氏のイラストのみ(味があっていいのだが)であり彼らの感じたであろう「圧倒感」がストレートに伝わらないこと、意図的なのだろうがいとうせいこう氏の文章の「考えすぎ」感がいささか過剰であることが残念。
0投稿日: 2013.02.25
powered by ブクログ読んだのは中央公論社版。写真カバーが登録されてなかったのでこちらを選びました。紅葉見に京都行ったので、その影響でなんとなく読みました。三十三間堂で会いましょう。w
0投稿日: 2012.11.30
powered by ブクログ両氏の視点が強烈におもろい。仏像ってこう観るのか・・・。 「人生とは死ぬまでの暇つぶし」 心のアソビは大切ですね。
0投稿日: 2012.10.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
京都に旅行に行く前にとふと読む。 これはなかなか興味深く面白い世界だ。 「この人たちはさー」という切り込み方が面白い。
0投稿日: 2012.09.10
powered by ブクログいとうせいこうとみうらじゅん。仏像を愛してやまないふたりの見仏記。 何冊か仏像の本を読んだけれどこれはまた距離感が絶妙。 まるで友達と一緒に見仏しているような心地よさ。 みうらじゅんの着眼点や言動。せいこうさんの暴走。 専門書では味わえない感覚が楽しくよい読書時間が過ごせました。 「三十三年後の三月三日、三時三十三分、三十三間堂でまた会いましょう。」 というロマン溢れすぎた別れにも大興奮。 でも続いてるからあっさり再会したんでしょうね(笑) その辺も含め続編が楽しみです。
0投稿日: 2012.09.07
powered by ブクログ「見仏記」3 著者 いとうせいこう、みうらじゅん 出版 角川文庫 p10より引用 “実際に仏像が出来た時代から考えれば、 私はガイジンである以外にないのだ。” 作家と漫画家である二人による、 日本のあちこちへ仏像を訪ねて回る一冊。 大仏で有名な東大寺から金色堂の中尊寺まで、 仏像への気持ちがよく表れた文章とイラストで書かれています。 上記の引用は、 奈良を訪ねた時の一文。 確かに歴史に関する資料などを見ていると、 昔の人は今とは全く服装は違いますし、 使う言葉や文字も違うので、 違う国というのもなんとなくそう思います。 イラストと共に仏像についての解説なども書かれているので、 仏像に興味を持ち始めた人の入門として、 良い一冊なのではないでしょうか。 ーーーーー
0投稿日: 2012.03.10
powered by ブクログみうらじゅんの仏像に対するズバ抜けた感性の高さに感服です。 「釈迦が仏像みたら、びっくりするだろうな。これが本当に俺か?」とか。 土産もの屋のサンリオ菌感染のくだりも最高です。 少年時代の仏像スクラップのクオリティの高さも見事。
0投稿日: 2012.02.10
powered by ブクログ凄い!!って、みうらさんの子供時代の仏像への考察… 好き!!だとこんなにも能力が発揮されるのです!!
0投稿日: 2012.01.09
powered by ブクログ小学生の頃から熱狂的な仏像ファンだったみうらじゅんと仏友いとうせいこうが全国の仏(ブツ)を見物しに行脚。みうらじゅん独特のとぼけた感性といとうせいこうの小理屈っぽい表現力が妙にマッチしています。特に仏を海外アーティストに喩えたり、東北仏のパース問題などなど、一見では突飛とも思われる解釈が出てきますが、意外と真面目で説得力のある仮説もあり侮れません。ガイドブックもこれくらい楽しいといいのになぁ、と感じさせる一冊です。
0投稿日: 2011.11.12
powered by ブクログ仏(ブツ)だけではなく、美術品全部の鑑賞態度を整体してくれた本。橋本治、赤瀬川原平先生と並んで、MJはわたしの師匠。
0投稿日: 2011.10.13
powered by ブクログみうらじゅんさんといとうせいこうさんの、あの空気感が好きな人は必読だとおもふ。 仏像すてき マイフェイバリット仏像は大阪の観心寺にまします如意輪観音像です。あれはエロい。(写真しか観たことないが、、、秘仏だしな
0投稿日: 2011.06.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いますぐ、奈良京都に飛んで行きたい。 これは現地で実際に見てみないといけない気にさせる。 読み進めるか、チャンスがあるまで温存するか迷う。
0投稿日: 2011.05.16
powered by ブクログ仏像に興味を持っていることを確認した本だと思う。 高校生の時にハードカバーを読み、改めて文庫で揃えた作品。 みうらじゅん氏といとうせいこう氏のなんとも言えない掛け合いが”見仏旅”を盛り上げてくれる。
0投稿日: 2011.04.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
何年ぶりかで再読してみて、案の定、内容についてすっかり憶えていなかった。 だがしかし、私のまだまだ僅かな見仏経験と、本による多少の知識などを得た今、再び読むことで、リアリティあるイメージの出現と、「共感」という名のグッとくる感情の波が押し寄せた! これは確かに、自分自身の成長なのだ。えっへんっ。 一番の再発見◎ 私が東寺・金堂で魅かれてしまっ日光菩薩&月光菩薩、いとうさんもあの月光菩薩に惚れていたんだっ!! 私がエレガントと表現したことと、いとうさんが感じた官能的な憧れは、きっと一緒なんだっ!!(と思い込むことにしたww) いとうさん曰く『巨大って、威圧するだけのものじゃないんだ、きっと、包まれちゃうんだよねえ。』(そうそう、包まれた~い♡) 二番の再発見◎ 仏像が多面多臂であったり、耳がやけに大きかったり、腕が異様に長かったりとかの諸々。 超人であるが故には、背負っている光背もステージも、ケレン味が大事なのだな、うんうん。 映画でも小説でも仏像でも、所詮フィクションの世界なのだよ。 だから、救われることもあるのだろう。その中に、しっかりとした魂があれば。 三番の再発見◎ 二人の対比としては─みうらさんは絵を描く人なので、たった今、目の前に見えているものに集中して語る。その姿は、クールでもあり温かくもあり慈悲深い。(仏像を、現世のロックスターやアイドルになぞってしまう癖ありww) いとうさんは文章を書く人なので良い意味で観念的、しばしば頭の中でイメージが暴走している様が素敵(〃∇〃) いとうさん曰く『過去が真っ白に感じられるほど記憶の薄い私と、脳にびっしりと書き込みがしてあるようなみうらさん…』なんと文学的な表現♪ 四番の再発見◎ 巻頭の、みうらさんが小学生時代に作っていた”仏像スクラップブック”のちっちゃな字を読むと、涙が出そうになっちゃう。 大人になっても、きっとあのころのイノセントな”じゅん少年”は、ずっと生き続けているのだろう。
0投稿日: 2011.03.10
powered by ブクログ言わずと知れたおもしろ見仏のバイブル。おもしろおかしいのに、バカにしていることはなく、仏像への愛情がほとばしっている。みうらじゅん&いとうせいこうの絶妙組み合わせも最高。
0投稿日: 2011.01.29
powered by ブクログ10年ぶりくらいで再読。 変わらない面白さ。 信仰とか教えとか、そんなことに関係なく物欲的に仏を求めているところが良い。こんだけ魅力的な仏像が居るってだけでももうここは浄土だよ。
0投稿日: 2011.01.20
powered by ブクログ見仏記シリーズ大好きだ。いとうせいこう、みうらじゅんと一緒に寺を巡っていると突然2人が巨大化したため私は「大仏サイズ!カッコイイ!」と叫びながらカメラのシャッターを押しまくる、という夢を見たくらい好きだ。
0投稿日: 2010.12.07
powered by ブクログみうらじゅんもいとうせいこうも仏像も好物なのでわくわくして読んだのですが、思ったよりも仏像そのものよりもせいこうさんの考察とかみうらじゅんのセリフや奇行に内容がぶれてて、面白いときは面白いんだけど、うーんそんなことどうでもいいんじゃ?とかつい思ってしまう箇所も…。 まあでもそういう読み物だと思わずに私が挑んだからかもしれないけれど。特に最初のほうはとっちらかってるかんじ。だんだん回を重ねると面白くなってくるんですが。 東北は仏像はうろおぼえで彫ってるからパースが狂ってるとか、信仰されてる仏像ほど真っ黒とか、お互いの惚れた仏像に関してしんみり語るところとかは爆笑しましたが。 みうらじゅんのイラストは愛を感じます。
0投稿日: 2010.09.28
powered by ブクログ・1/30 内容は面白そうでいいんだけど、角川文庫はほんと久し振りかもしれない.なんでだろう.やっぱり同じ本があったら新潮文庫を選んじゃうもんなぁ.それにしてもこの二人、結構仏像フェチなんだ.いいよね、なんか.俺も仏像見て歩きたい. ・2/5 読了.結構勉強になる.智と一緒に上野に唐招提寺の仏像も見に行ったし、鑑真さんにも会ってきた.やっぱり唐招提寺はいい.早く再建して欲しい.奈良にも行きたいなぁ.俺の一番は如意輪観音だよ、なんてったって.
0投稿日: 2010.09.07
powered by ブクログいとうせいこうの文章そんなに好きじゃないかもナーと思いつつ。でも頭でっかちの彼の文章を読んでて突然出てくる三浦氏の天真爛漫でフリーダムなイラストのバランスが面白くて読んでしまった。普通に勉強にもなるし。仏を見に行かなくちゃ。
0投稿日: 2010.09.04
powered by ブクログ仏像を見ていとうさんが思うあれこれがおもしろい。みうらじゅんの感覚的な言動をいとうさんが考察していたりするんだけど、いいコンビだなあとおもう。
0投稿日: 2010.08.27
powered by ブクログ仏像って面白い!が紙面いっぱいにひろがっている本。東北の仏像が見てみたくなりました。みうらさんの仏像への愛と、それを微笑ましげに眺めるいとうさんがイイ。ラフな感じのエッセイなのに深い。仏像の見方を教えてもらった気がします。
1投稿日: 2010.08.05
powered by ブクログ見仏は昔の人にとってはアイドルのライブ。 仏鑑賞にカジュアルさを持ち込んだみうらじゅんの友情に、このころ精神的に弱っていた(らしい)いとうせいこうが癒されていく様も見どころ。
0投稿日: 2010.04.13
powered by ブクログおかげで京都を見る目が変わりました!(いい意味で) お寺がなにやらすてきなテーマパーク…というか秘宝館というか…に見えてきました(いい意味で)
0投稿日: 2010.03.14
powered by ブクログイラストをみうらじゅん、文をいとうせいこうが担当してる紀行文というべきか。 TV版の見仏記の方がもしかしたら楽しめるかもしれないけど、文章で読みたいって方にはおすすめ。
0投稿日: 2010.02.26
powered by ブクログ真面目で堅苦しいイメージがある仏像鑑賞ですが、 こんなフリーダムな感じ方があったとは。 見仏って面白い! 寺巡りの際はこの本を参考にしています。
0投稿日: 2010.02.11
powered by ブクログ2人の仏友(ぶつゆう)による、仏をめぐる旅。 33年後の3月3日3時33分に三十三間堂で待ち合わせてる2人を、そっと見てみたい。(R)
0投稿日: 2010.02.02
powered by ブクログ仏像見物エッセイ。 なのに、なんでこんなにアツいんだろう。 四天王に踏みつけられている天邪鬼がファニーという見方には同感。
0投稿日: 2009.11.18
powered by ブクログ仏像好きだけど、鑑賞の仕方がいまいちわからない人、読んでみて下さい!みうらさん的仏像着眼ポイントは非常に斬新です!仏像だけでなく、仏像に辿り着くまでの過程も(立ち寄ったお土産屋さんまで!)面白おかしく書いてあるので、行ったことのあるお寺もまた行きたくなります★
0投稿日: 2009.08.10
powered by ブクログ080409(n 080412) 080427(n 080501) 080716(n 080731) 090714(a 不明) 100403(s 100403) 100413(a 100508) 100625(a 100719) 101102(n) 101102(n)
0投稿日: 2009.07.12
powered by ブクログコアなのにすらすら読めてしまう不思議。仏像に関する知識ゼロで読み始めたのに、すごく楽しかった。みうらじゅんの破天荒な着眼点を、いとうせいこうが絶妙な距離感を保って文章にしたからかしら。寺巡りたいー。仏像メリーゴーランドしたいー。黒くて偉い仏に会いたいー。唐招提寺の千手観音見たいー。 先日阿修羅展に行き、みうらじゅんの「仏像は寺で見るもの」に心底納得。
0投稿日: 2009.06.12
powered by ブクログいとうせいこうとみうらじゅんが全国津々浦々の「仏」様を「見る」ために東奔西走した記録を綴ったエッセイ。 直感で感じるままに綴られたいとうせいこうの表現と、突拍子もない根拠と推測(それがまた説得力があるんだからもう…)を交えて論破するみうらじゅんの独自の見仏スタイルが織りなす不思議なミスマッチが読んで行くうちに面白くて面白くて。 太宰府の戒壇院・観世音寺は実際に足を運んでみたので、本文中でも特筆されていた高揚感を存分に味わえました。アレは凄かった…。 続編も手を出してみようかな。
0投稿日: 2009.06.02
powered by ブクログ「仏像なんて興味ない。」って言っちゃったらそこで終わりだし。 日本建築史とかを勉強してると、仏像とかのことをもっと知ってないとダメだということに気付く。だって建築は仏像の入れ物みたいなもんなんだから。せっかく勉強してるんだし僕も、本質を欠いた勉強より、少しでも本質に近いものを知りたい。そう思い始めると、興味も出てきて、好きじゃないけど知りたいという気持が湧いてきた。 最近思うのは、 「嫌いじゃない」というだけでどれだけキッカケが増えるんだろうってこと。「好き」とまでは言わなくても「嫌いじゃない」というだけでずいぶん色んな味わいを楽しめると思う。 「ネギが嫌い」という人はネギのおいしさと縁を持てない。 だからそこで「嫌いじゃない」と言える人の方が、もしかしたら「意外といいもんだな」と思うチャンスが多いじゃないかなぁ。 「嫌いじゃない」を増やすことって楽しいことかもしれない。 そこで。 全く興味のない人はまず、この本の初めの方のページに載せられた、みうらじゅんの小学生時代のスクラップブックを見るといいと思う。 仏像をこんなにアツく観察しているヤツがいるのか、と純粋に驚くから。 この本はみうらじゅんといとうせいこうが二人で仏像を見に行って、あぁだこうだ言ってるのを読む本。 仏像に関して全く知識のない僕なんかが読むと、全然わからない単語がいっぱい出てくる。だけど注釈がたくさんあるのでそこは心配ない。 読み始めの頃はいとうせいこうの文章がなんか気取った感じで嫌だなぁって思ってたんだけど、途中からはもう、信者。笑 僕なら、なんとなく流してしまいそうなところでも、いとうさんはそれの特殊性に気付いて(深読み?)いたりする。 根拠のない勝手な妄想も多いんだけど、それがどこか本質をついてるような気がして、仏像の知識は全然ないのに飽きずに読めてしまった。 P.50 彼はあくまでも目の前にあるものについてしかしゃべらないのだ。私は自分の悪い癖を反省して、きちんと「現在」見ているものを見た。 私はみうらさんの正直さに嫉妬していた。彼はいつでも現在に生きていて、瞬間瞬間に集中することができる。観念に逃げ込むことなく、事実を感じることができる。やっぱり絵をかくべき人だ。そして、私は結局文章しか書けない人間である。私は、そこにあるもの、より他のことへと思いをはせていたのである。 P.123 道教や山岳信仰は、もちろん仏教の中に取り入れられていったわけだが、どうもこの東北の地にはそれがむき出しで残っているように、私は思ったのだった。中央が抑圧しきれなかった多様性がここにはある。しかも、この多様性の抑圧は、実際的ない民族への抑圧とも重なっていたはずだった。 おそらく、ことが実際的であったからこそ、本来の多様性はかえって消えることがなかったのだ、と思った。文化的な影響を受けるのならともかく、いわば強引に政治的・軍事的な抑圧を受けた土地には、必ず抵抗としての「由来保持意識」が働く。レジスタンスとしての文化継承だ。 私は、東北の伝来嫌い、について考えていた。この北の地は決して保守王国なのではないような気がする。むしろ、反体制の感情を持ち続けている。それこそ大昔から、ここは中央と戦い続けてきたのだ。 P.182 唐から来たお経は中国語で読まれていたはずで、それをありがたがっていた者の気持ちは、まるで海外のポップスから切れぎれの英単語を聞きとっている現代の日本人と大差がないではないか。どちらも、異国文化への憧れに支えられ、少しでも理解できると単純にうれしいのだ。 P.238 やはり寺は派手だ。その彩色の豊かさは現在の茶に魅力を感じる我々を裏切るものでさえあるだろう。いわば、日本人は本来の色が落ちたものをのみ好んで、しかもそこに仏の本質を感じている。日本独自と人々がいう仏教の感覚は、時が洗った跡に根ざしているのかもしれない。 P.242 高速度で全方向から吹き付ける風を思った。中国、韓国、琉球あるいは東南アジアやポルトガル、オランダ。各地からこの九州に向けて、文化の風は吹いた。長い歴史の間、常にこの土地は何かが流れ着き、また去って行く場所だったのだ。 荒涼とした高速度空間としての九州。そこには東北とは違った仏教の根付き方があった。山岳宗教も道教も同じように存在し神仏習合の様相もほとんど変わるところがないのだが、ここには文化のたくわえを消滅させる速度があるのだ。もちろん、私は九州独自の文化を軽んじているのではない。その速度が交差し続けること自体が、九州の文化そのものだと思ったのである。交通の神、馬頭観音の姿を思い出しながら、私はそんな感慨に浸った。
0投稿日: 2009.05.11
powered by ブクログ「阿修羅展」がものすごい評判らしいという噂を聞いて、 最近そういえば仏像が流行っているらしいという噂も聞いた。 そして知人に勧められたこの本。 みうらじゅんの独特な変人ぶりと いとうせいこうの、まじめっぷりが面白い。 みうらじゅんの、幼き頃の「仏像スクラップ」に圧巻。
0投稿日: 2009.05.01
powered by ブクログ09年4月、奈良の興福寺を訪れる前日に購入。小学生から大仏マニアであるみ、うらじゅん氏独特の仏像の楽しみ方は多いに参考になった。
0投稿日: 2009.04.12
powered by ブクログ仏像にハマったきっかけになったのが本書。ただの寺好きだった私を、仏像好きに変えた一冊です。当時はなかなか「キモい」と評判の悪かった仏像趣味も、いまでは随分メジャーになりました。ひとえに、いとう&みうら両氏のおかげです。現代のフェノロサ&岡倉天心と言えるかも知れません。1冊目のこの本は、押さえておきたいメジャー仏目白押しで、仏像入門にちょうどいいと思います。見仏記4冊のうちで、一番読み返すことが多いのは、やはりこの本ですね。
0投稿日: 2009.02.21
powered by ブクログ「やられた」って思った。 仏像初心者向けだけど、マニアックで仏像好きはうんうんうなづく場面も多いかも。
0投稿日: 2008.09.08
powered by ブクログ初見:22歳 出来れば中学生の時読みたかった。 最初の10ページが熱すぎる。 元気を与えてくれる本である。
0投稿日: 2008.08.17
powered by ブクログみうらじゅんワールド全開。どうしてメリーゴーラウンド??フェノロサの気持ち??見仏の際にごっこ遊びを無意識のうちにやっている彼とそれを暖かく見守っていると思っているいとう。みうらが小学生の時に作成したスクラップは圧巻!
0投稿日: 2008.07.31
powered by ブクログ積読本の中から発掘。発行日を見たら1996年だった・・・・。 仏像が大好きなみうらじゅんといとうせいこうが日本各地の仏像を見仏して回った記録。どこへ行ってものんびりしているみうら氏と、なにかにつけて熱く妄想し語りまくるいとう氏とのバランスがいい感じ。みうらじゅんが小学生時代に作っていた「仏像スクラップブック」の緻密さは必見。小学生の頃から変わらず仏像が好きで好きでたまんない!というみうらじゅんがすごくカッコよく思えた。
0投稿日: 2008.06.12
powered by ブクログ仏像を拝観する二人。仏教徒のように現世の御利益と来世の安楽を求めてというわけではなく、ただ仏像を眺め、感想を述べている。 それがとてもおもしろい。ふざけているようなスタンスを保ちながら、実際はとても大真面目で、仏像への経緯にあふれている。 読んでいる間、まさにサイケなロックンロールのシャワーを浴びているようだった。 第2巻・第3巻も読んでみたい。
0投稿日: 2008.05.13
powered by ブクログ私は中学生のときからの仏像マニアだが、「仏像が好き」といいにくい時代が長く続いた。みうらじゅんと、いとうせいこうの仕事によって、仏像趣味は堂々と市民権を得て、オシャレ(?)な文化として認知されるようになった。ほんとにありがたいことだ。感覚的でキャッチーなみうらの目と、ひたすら対象を言語化しようとする理論家いとうの目。このふたつの目がせめぎ合い、仏像への愛で結びついていく。この本はまた、ふたりの珍道中を描いた紀行文としても優れているのだ。
0投稿日: 2008.05.08
powered by ブクログもちろん影響されてますとも。どっかのお寺の旅人ノートに、みうらじゅんおすすめと聞いてやって来た、と書いてあって、赤面した。でもほんと、仏像をどう楽しむかってゆうハウツーとしても優れてるから、いいと思う。ひらきなおったぜ。
0投稿日: 2008.02.01
powered by ブクログ仏像好きな人、特に好きでもない人、興味のない人、誰が読んでも絶対笑える仏像本がこちら。 読み終えたその足でお寺へ走っちゃうくらい、これは素晴らしい紀行本です。
0投稿日: 2007.12.30
powered by ブクログいとうさん文章上手い(ナゼ上から目線?)。みうらさんの本だと本人の面白さが60%位しか伝わらないけど、いとうさんの本だと95%は伝わるよっ。2も読もうと思う。
0投稿日: 2007.10.09
powered by ブクログ仏像はおがむだけではもったいない。 見れば見るほど「いい味出してる」。 新しく罰当たりな仏像の見方を教えてくれる本。
0投稿日: 2007.07.25
powered by ブクログ「見仏記」1巻から4巻まで一気に読んでしまった。読み終えるのが寂しい…と感じた本は久しぶり。もう、とにかくおもしろい。みうらじゅん、天才。実際に文章を書いているのはいとうせいこうだけれども、みうらじゅんの直感の素晴らしさ、くだらなさには本当に感心する。そして、時々見せる、人間の醜い部分や争い事への憤りは至極善良で、この人は本当に良い人なんだなぁ…と。的確にその仏像の特徴を指摘する表現力も素晴らしい。いや、もう、とにかく手放しでみうらじゅんを褒めたい。(笑)仏像をアートとして鑑賞している…はずなんだけれども、この二人にかかると、それはテレビタレントやグラビアアイドル並みに身近なものになってしまう。その絶妙な距離感がとてもおもしろい。これ、ずーっと続いてほしいなぁ…。(2007Jun)
0投稿日: 2007.07.17
powered by ブクログいとうせいこうとみうらじゅんのお馴染み珍道中。二人がおホモだちに間違えられそうになって慌てたり、お目当ての仏像に出会えてうっとりしたり…と自分も一緒にその場にいるように楽しめました。
0投稿日: 2007.06.02
powered by ブクログ絶対にはまると分かってるからこそ 天邪鬼な感覚であえて手を出さないものがある。 例えばエヴァンゲリオンだったりギャンブルだったりがそう。 そしてこの見仏記もその一つ。 本屋で見つける度に見たい気持ちを自分の中で弄んで じらすように他の本を買うことを繰り返してたんだけど とうとう買ってしまいました・・・。 この二人が揃っててテーマが仏像。 僕が気に入らないわけがない(笑)。 見たまんま自分のフィールドで仏像を語るみうらじゅんと 仏像から歴史や文化などに思いを馳せるいとうせいこう。 全く違う二人が仏友として東北から九州まで見仏の旅に出る。 文章はいとうせいこうが書いていて 挿絵というか1ページマンガみたいなのをみうらじゅんが描く。 まず出だしからやばい。 二人の世界にぐっと引き込まれる。 東京駅の銀の鈴で待ち合わせ。 二人とも徹夜明けでふらふらの状態。 そこでのワンシーン。 ******************************* 「もう地獄の旅って決まったようなもんだよね。徹夜明けでフラフラで」 私は黙って後について歩き出した。だが、すぐにみうらさんは振り返った。内緒話をするように、耳元に口を寄せてくる。 「だけどさ、いとうさん。仏像が待ってるんだよ、仏像が。」 そう言って、うれしそうにみうらさんは笑った。なんだかアイドルのコンサートに行こうとしている少年みたいだ。 ******************************* 仏像が待ってるんだよって(笑)。 そしてさらに京都についてすぐの描写。 ******************************* 「興福寺、まず最初は興福寺。もう仏(ブツ)が目白押しだから。それにね、いとうさん」 カメラを片手に持って、みうらさんはまた耳元に口を近づける。そして、ポン引きが女をすすめるような感じでささやく。 「阿修羅がいるよ」 ******************************* 阿修羅が「いる」って(笑)。 もうこの時点で僕の中では名作決定。 想像通り、はまってしまいました。 信仰に縛られない自由な見仏の旅はとても楽しそう。 そして最後の二人の別れのシーンはセンチメンタルで少し泣ける。 とても大満足な一冊だった。 続編も買ってしまおうかな。 テレビ見仏記のDVDも買いたくなってきた・・・。
0投稿日: 2007.05.31
powered by ブクログみうらさんの寝転がって仏像を眺める姿は面白い、たしかにそうやってみると足元からずーんとでっかく見えるだろうなぁ。また仏像はミュージシャンでロックスターのようにお寺の舞台に立っているという例えは非常に印象的。 こんどはこんな思いでお寺で仏像を拝みたいものだ。
0投稿日: 2007.04.27
powered by ブクログ私は学生の頃、古美術の授業を受けていました。単位稼ぎのつもりで、なにげなく参加した古美術授業の一環である京都・奈良旅行。 名作とされている仏(ブツ)を、「オレはコレきらいだな」「コレはなんか、いいんだよな」と自分なりに評価していく先生を見て、 「美術」を評価するのはあくまで自分であるのだという事にハッと気づいたのでした。 旅行から帰ってきてしばらくしてから知ったこの「見仏記」は、大きな感動と共感を感じさせてくれました。 宗教を持たない私(たち)だからこそ、こういったスタイルでブツ鑑賞ができるのでしょうけれど、ね。
0投稿日: 2006.11.27
powered by ブクログみうらじゅんといとうせいこうがタッグを組んだ仏像を見て回る話。これを参考にして何度京都旅行をしたものか。これが面白い点は、まず二人のパーソナリティが極めて魅力的なところ。そして、見仏の際の二人の雰囲気がいとうせいこうのペンによって、とてもいきいきと描かれているところ。そして、みうらじゅんの絵における発想力。本が生きているんですね。それがとても面白い。そして、二人のやりとりがとても面白い。そして、二人の仏像に対する見方が面白い。いや、本当に面白い。
0投稿日: 2006.11.24
powered by ブクログ仏友みうらじゅん&いとうせいこうの見仏の旅。見仏してる間の二人の会話もともかく、道中のやりとりまでもが面白い。マネして見仏に出かけてます。
0投稿日: 2006.10.20
powered by ブクログ全ての物は、やっぱりそれを見る者によって形作られるのだなあ。ここに出てくるのは歴史を背負った「仏像」ではなく、マジンガーZと同じ男の子の憧れ「仏(ブツ)」である。みうらじゅんの好き勝手な物の感じ方を、いとうせいこうの屁理屈が発展させるというドラマがあって面白い。しかしみうらじゅんの子供時代のスクラップブックはすげーな! こいつは本物だ。ソラミミスト安斎さんの表紙もすんばらしい。
0投稿日: 2006.09.02
powered by ブクログ熱いです、みうらさんの仏像(ブツ)に対する想いが・・・。その熱さはいつしかただの付き添いだったいとうさんに伝染して行きます。
0投稿日: 2006.08.29
powered by ブクログ仏像を、拝むんじゃなくて「見る」ことができる人なら、受け入れられる本。 私のお寺好きを決定づけました。
0投稿日: 2006.08.22
powered by ブクログ仏像に男性的な魅力を感じるなんて私、不純じゃないかしら、なんて思っていた気持ちなんて、軽くぽーんと吹き飛ばしてしまう、不純すぎるみうらじゅん&いとうせいこう氏の見仏記。仏殿をライブ会場にたとえてしまうあたりなんて、まさに目から鱗! まだ会ったことのない仏像がいっぱいだから、この本をガイドにして見仏行ってみよう。
0投稿日: 2006.07.30
powered by ブクログ仏像を見るのが好きな人も、見た事のない人も、とにかく読んでみ。ぜったい、ぜったい寺に行きたくなるから。
0投稿日: 2006.07.30
powered by ブクログ仏像は見るものですよね♪仏像への好奇心をこれでもか、と喚起してくれます。ところでみうらじゅんって格言多いですね^^;
0投稿日: 2006.04.25
powered by ブクログ仏像の新たな見方を開いたと言っても過言ではない(私の中では)一冊。高校の京都への研修旅行の前に読んでおきたかった。この本を携えて京都・奈良へ行くのが夢。最初の伽藍配置をロックバンドの配置になぞらえた時点でやられた・・・!と思ったのでした。
0投稿日: 2006.03.21
powered by ブクログ書を捨てよ、街に出よう、仏像に会いに行こう!とばかりに全国各地へ旅立った、いとうせいこうとみうらじゅんの仏像レポ。
0投稿日: 2006.03.07
powered by ブクログおもしろい。本心からこのような世界の見方をしているとしたら、人間って本当に多様なんだなあと感心する。読んでよかった。
0投稿日: 2006.02.05
powered by ブクログ仏像を鋭く(?)分析。専門書じゃないけど何だかマニアック。実物を見たことある人は記憶を頼りに、見たことが無い人は図録を片手に読みましょう。
0投稿日: 2005.12.06
powered by ブクログ仏像を見る。それだけのことがなんでこんなに魅力的でエキサイティングなのだろう!!この後「仏友篇」「海外篇」が出ているが、どれを読んでもすぐさま跡追いの旅に出たくなる、気の合う仏友と共に。
0投稿日: 2005.10.27
powered by ブクログ仏像を単なる美術品としてみるのではなく、 当時の人の気持ちになって「見仏」しているふたり。私にとっては新境地を見出させてもらいました!
0投稿日: 2005.10.26
powered by ブクログ解釈の仕方の面では多少相容れない部分もあるが、みうらじゅん氏の、当時の一般の人の目線で見る感覚には共感と好感を感じる。仏像に興味のない人でも、というより、興味を持った事の無い人こそ楽しめる本かもしれない。
0投稿日: 2005.06.21
powered by ブクログブックオフにて100円で購入。 視点について考えさせられた。バカ本に分類しているがバカにできない一冊。やはりみうらじゅんただ者ではない。
0投稿日: 2005.05.30
powered by ブクログみうらじゅんといとうせいこうの二人旅。仏像を「ブツ」と呼び芸能人と会うかのごとく興奮する姿が面白い。 仏めぐりに出かけたくなった。
0投稿日: 2005.05.21
