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名前探しの放課後(下)
名前探しの放課後(下)
辻村深月/講談社
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総合評価

608件)
4.4
284
218
64
4
0
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    見事に騙された。 辻村さんの作品は「でもこれってこういうことだよね?」と予想しながら読んでしまう。 もちろん当たっていたけど。 そこまでいくかぁ。 いつかくんとってもかっこいい。 自分が恵まれてるってことは何かイベントがないと気づかないのかもしれない。 仲間を創るのもそう。 一つのことに向かうことで創られていく。 上巻はゆるやかだったけどその分下巻のスピード感が降り幅があってよかった。 この作品を読む前に『僕のメジャースプーン』を読むのが絶対オススメ。ラストがきっと変わってくる。

    0
    投稿日: 2011.12.05
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    自殺した同級生を救うため、3ヶ月前の過去に戻ってきた高校生達を描いた青春ミステリー。 自殺事件の「真相」については、上巻の半ばくらいである程度想像がつくし、エピローグで明かされるストーリーの背景が、前作(「ぼくのメジャースプーン」)を読んでないと理解出来ない点はどうかと思うが、みえみえのラストに向けて思いっきり「青春」する力技のストーリー展開がとにかく見事で、お約束通りとわかってはいても、思わず涙腺が緩んでしまった。 前向きな青春小説が好きな方におすすめ。

    1
    投稿日: 2011.11.22
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    最後の最後に「こうきたか!」と思わず唸りました。いつか君の頑張りに拍手!そしてメジャースプーンに出てきた彼らの成長ぶりにも。

    1
    投稿日: 2011.11.13
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    これは、後半にいい化け方をした。 あのときの彼と、また別のあのときの彼女。 彼らにこういうカタチで会えるなんて。 その潜ませ方の巧みさにぞくぞくした。 人も時間も、忘れた頃に思いがけないところで繋がっていく。 最後の最後に詰め込まれたすてきな急展開が、個人的に大好きです。 やはり、辻村深月の作品は間違いない。

    0
    投稿日: 2011.11.10
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    【11/11/09】 いつもと同じように、ストーリーが後半に進むに連れ、ページをめくるスピードがどんどん速くなっていく(我慢しきれず200ページぐらいめくったことは内緒w)。そして最後に待っているのは、あっさりと予想や期待を良い意味で裏切るエピローグ。 ぜひ著者の他の作品を読んで頂けたらと思います。いずれ意味がわかることになるでしょう。

    0
    投稿日: 2011.11.10
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    「ぼくのメジャースプーン」も「子供たちは夜と遊ぶ」も未読のまま手をつけた1冊。それはそれで楽しめた。 でも、一読した後より、それら2冊を読んだ後の方がより感慨が湧くのは確か。 そしてそれらをひっくるめて他に出ている辻村作品全部に手をつけたくなる。 うまいなぁ~…。 あれから結構辻村作品は読んできたけど、振り返ってターニングポイントになる1冊であることは間違いない。

    1
    投稿日: 2011.11.09
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    「ぼくのメジャースプーン」からのこれ!このリンクはずるい!やられた。二人がしあわせでよかったと思う。 ただ「ぼくのメジャースプーン」を読んでいない人には最大のオチがわからないし大きなネタバレである点は釈然としない。 ストーリー自体はあまりすきではない。青春色が強いからかもしれない。石のスープは大きなヒントだった。 誰が自殺者か、予想はしなかったがまあありがちなオチといえばそうだった。いつかがあすなを気にするには十分な理由だがすきになるには過去のプールの話は弱くないか?

    0
    投稿日: 2011.11.07
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    上巻でちりばめられた伏線を見事に回収した下巻。 正直なところ、本当に自殺するのは誰なのかは途中で予測できてしまったのだけれど、最後に明かされた真実はおれの予想の上を行きました。 そこまで計算されていたのかと。 ところどころ都合よく行き過ぎてる部分もあるにはあったけど、すごく完成度が高いミステリーだったと思う。 辻村さんの作品は読みごたえがあるね。とにかく面白かった。

    1
    投稿日: 2011.10.27
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    オチは想定内と言ったところ。もちろん予想は出来ていなかったが「この程度の引っ掛けはしてくるだろ」的なね。偉そうだ。 しかし!「ぼくのメジャースプーン」と「子供達は夜と遊ぶ」を読んでいないと分からないような終わり方はどうかと思う。どっちも読んでないよ…。伊坂幸太郎みたいな一部分で絡みがあるのは構わないけど、「いかにも」な感じで括弧を使っちゃうのはどうかな、と。 内容は相変わらず良い青春してるねー、って感じ。心なしか胸が苦しい。

    0
    投稿日: 2011.10.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ふみちゃん……! さいごにすごく幸せな気分になれたけど、 秀人の力がちょっとよくわからないかも。 進化してる…?

    0
    投稿日: 2011.10.22
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    中だるみしちゃったけど、勢いで読み切りました。 面白いんだけど、個人的にラストが… どんだけ劇団員やねん! みたいなツッコミをいれてしまうような感じだった。ちょっとガクってなった。 ハジメとハルがほんとは仲良くて、ハルがつくられた残酷さでほっと一安心。いつかの真摯さとか好きだな。

    0
    投稿日: 2011.10.21
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    面白かった! 途中からもしかしたらこの子が…? と予想しながらクライマックスはページを進むのが焦ってしまった。 すごくよかったです。 他の作品とのリンクも嬉しいし 僕のメジャースプーンから辻村さんの作品にはまってしまったみたいです。

    0
    投稿日: 2011.10.20
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    後半部からヒロインにスポットが当たりすぎてしまったのと ページ残数の都合からうっすらオチが分かったので、 驚きは少ないけどさかのぼると細かくフェアに色々な 小ネタを散りばめていたんだと納得の長編。 少し分かりづらいけど、「凍りのくじら」を読んでると おおっと嬉しくなるリンクもありました。 優しいミステリ。

    0
    投稿日: 2011.10.20
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    辻村先生の作品は、 これで4つ目。 きっと今回も、 たくさん伏線があるのだろうと 気をつけて、読んでみたにも関わらず やはり、辻村先生には かなわない。 2日で読み切ってしまった。 下巻の急展開していく場面では、 ページをめくる自分の指が焦り、 心臓がバクバク。 きっと、周りの人を巻き込んで 未来を変えることは がむしゃらに 必死になる自分を見つけないと できない。 そんな、 今の頼りない自分の背中を 押してくれるような 温かい作品。

    1
    投稿日: 2011.10.18
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    『凍りのくじら』から読み始めて5作目になります。 辻村作品を読むのにはだいぶ慣れてきて、彼女の伏線の張り方も和刈り尽くした気になって、もうだまされないぞと思って読んでいたのですが。 どうしてでしょう。クライマックス。 読み進める手が早すぎて、いつもの推理を怠ってしまったせいなのか。 はたまた初期作品と比べて彼女の持って行き方がうまくなったのか。 それくらいラストが鮮やかで気持ち良かった。 主人公のいつかに胸をきゅんとさせる あすなを自分と重ねあわせる 辻村作品をずっと読んでいた者ならわかる懐かしの面々が顔を出す 辻村さんの描くエピローグはどの作品も素敵です。 私がこんなにレビューを書くのも久しぶり^^ また辻村作品読み進めて行きます。 次はロードムービーかな・・・

    0
    投稿日: 2011.10.18
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    いつか(名前です)が、友人の秀人と話している最中、ふとした違和感を覚えます。 時間が巻き戻されている…。 そして、彼を取り巻く友人達に相談を持ちかけ、自分が見てきた未来の不幸を取り除こうと悪戦苦闘します。 高校一年生。友人関係にもいろいろあり、それぞれが抱える問題もありながら、誰かのために必死になっていくところは羨ましいです。 ラストは思わぬ展開になっていきますが、素敵な仲間達でした。

    1
    投稿日: 2011.10.11
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    凄い。 安直な感想だけど、辻村深月ってほんと凄い。 「冷たい校舎―」と似た雰囲気とか思ったけど、いやいや、全然違う。 この繋がり感、完璧だ!! ○○ワールドってよく言うけど、それってその人の持つ独自な雰囲気とか感覚のことをさしてる。 でも、辻村ワールドはそうじゃない。そういうのも勿論あるけど、彼女の作品は、どれを読んでも計算され尽くされていて、読み手を飽きさせない。なんていうか、どの作品でも、その舞台に言葉通り彼女の「世界」が存在している。 物語の展開に興奮し、見事なリンクに感動する。 こんなに楽しめて、いいんでしょうかってくらい。 最後の方、気持ちがふるふると震えるようで涙が出そうで仕方なかったけど、電車の中だったから抑え込んだ。 この本は、なんだか圧倒的な偉大さを携えて私の中にすとんと入り込んで、気づいたら特別な位置に落ち着いていた。本当に好きだ。

    0
    投稿日: 2011.10.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    辻村作品に慣れて来たのか、 コノ2人はアノ2人だろう、とか(アノ文庫の解説にあったしさ。) この集団が必死になってる本当の理由って、とかは ある程度、予想がつくようになってしまった。 ミステリーは何も考えずに読んだ方が面白いんだけどなーー。 それでも終盤の盛り上げ方、伏線の回収と、甘酸っぱいラストはさすが。 タイムスリップが起きてなかったのは物凄く驚いた。 ただ、この作品単独ではオチがわからない仕組みになってるのは流石に不親切では…。 秀人がいい男で満足なんですが、相変わらずひどくてデタラメな力だよな。 そしてみんな演技、上手すぎだろう。

    0
    投稿日: 2011.10.03
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    辻村作品の中ではまぁまぁかなー。 ただやっぱこの人の作品の雰囲気は大好きだ。 2011.08.30

    0
    投稿日: 2011.09.28
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    はぁー。そうきたかぁ。。。長かったけど、このスッキリ感がやっぱり好きだ。さすがです。繋がるなぁ~。ふみちゃん、大きなったねヽ(;▽;)ノみんないつまでも、辻村ワールドで笑っていてね。

    0
    投稿日: 2011.09.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やっぱり、辻村さんの本は面白い!改めてそう思えた。 『子どもたちは夜と遊ぶ』とか、『僕のメジャースプーン』とか、面白いんだけど、それよりも読んでてしんどくなる方が大きくて、辻村さんの本は好きなんだけど気合を入れないと読めないなぁって思ってた。 その点ではこの『名前探しの放課後』は、しんどくなる感じはあまりなくて、ドンデン返しを楽しみに、読み進めた感じで。 その期待はもちろん裏切られることなく、見事にびっくりさせられました。 まぁ、正直、“自殺者”が河野くんじゃないんだろうなってことはウスウス気づいていたんだけど。 そして、真の自殺者が彼女だってことも、なんとなく分かってきちゃったりもしてたんだけど。 でも、危険な状態の祖父の許に必死であすなを間に合わせようとするシーンは、ほんまにどきどきして目が離せなかったし、その描き方も結末もすごく気持ちよかった。 ラストに向かって物語がどんどん尖ってきて、ぐぅっって集まってくる感じが、すごくいい。

    0
    投稿日: 2011.09.25
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    ※※ ね た ば れ ※※ うわああああああああ ごめん、最後ひっくり返って うわあああいつかああすなああみんなあああ ってなったんだけどもう私はそれよりも 椿がふみちゃんで秀人が「ぼく」って事実に もう寒気と涙と何だか分からない感動が どわあって押し寄せて泣いてしまった・・・! メジャースプーンちょっと読み返してまたほろり・・・ はああ、椿、秀人、ここまで来たんだね・・・ 郁也も理帆子も多恵さんも・・・ ああ・・・もう辻村さん・・・大好きです・・・一生ついてく・・・ というただの独白で申し訳ないけど 何書いてもネタバレだししゃあないよねえw てか私基に騙されて泣いちゃったし!もう!w あぁ~一回辻村作品をぶっ通しで再読する月作ろうかな・・・

    0
    投稿日: 2011.09.08
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    この人の心理描写は好きだ。心が清々しくなる。 最後の展開は。。。そこまでひっくり返すのは反則じゃあ。。。「名前探しの放課後」なのに。 素直に読んで素直に騙されるのが正しい在り方。

    0
    投稿日: 2011.08.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

     おもしろくていい話だった。いつかとあすなが互いに刺激し合って成長し、名前のとおりになりたい自分になろうと頑張る姿勢がうれしい。メジャースプーンや凍りのくじらで活躍した子供たちもちゃんと出てきて活躍してくれるのも成長を感じてうれしい。そういう意味でも辻村さんの本は、今読んでいる本も、以前に読んだ本も読み返したくなってしまい何度も読んでしまう。そして、一度目には気づかなかったところに気づくことが多くてよりいっそう面白くなり辻村深月の世界にはまってしまう。帯の言葉も好きだ。なのに上巻の帯が行方不明。

    1
    投稿日: 2011.08.19
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    また騙された。辻村さんの作品は本当にすごい。 作品がリンクしていて、他の作品も読んでいると余計に楽しめます。

    0
    投稿日: 2011.08.19
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    途中途中、[?]ってなるとこはあったんだけど、めんどくさがりの私は深く考えることなくさくさくっと読み進めてしまってた。それがこう繋がるのか…Σ(°Д°;)と。後半は[あれ?あれ?]と思ってる間に手が止まらなくなって勢いで読了。よく考えたら最初の方から違和感あったよなー、もっと色々考えながら読めば良かった!って後悔。でも、最後の最後の秀人の言葉が意味不明…というわけで、これからメジャースプーン読みます!それにしても、こういう青春系、ほんとイイ!!!(°∀°)

    0
    投稿日: 2011.08.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「他人の痛みを、自分のイベントにして盛り上がらないで」 あすなの言葉に鳥肌がたった。正直惚れたわ笑 「お前、きちんとかっこいいよ」 いつかの言葉にも震えた。 二人が物語を通して自分の弱い部分と向き合い強くなっていく姿は、見ていて力をもらえた。 最後はしっかりどんでん返し。それと秀人とふみちゃんにもびっくり。 辻村作品にはやられまくってるわ笑 最ッッ高におもしろかった。もうそれしか言えへん。 文句なしの☆5!! これほどの作品に、死ぬまでにあと何回出会えるのか……。

    0
    投稿日: 2011.08.05
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    冬だった季節が、秋へと巻き戻っている 事に気が付いた主人公。 理由や原因なんてどうでも良い。 今からなら止められるかも知れない。 3ヶ月後に同級生が自殺してしまうのを。 友人を巻き込んで奔走する3ヶ月の物語。 変則的な青春モノ。 嘘と隠し事の境界線がテーマとも いえるのかも。 いつだって隠し事はしていたし、 誤魔化すための嘘もあったけど。 でも、誰も気持ちには嘘をつかなかった。 嬉しいと言ったら嬉しいんだし、 楽しいと言った時は楽しかった。 打算や利己主義から始まった人もいるけど その言葉には、打算なんかなかったと思う。 だってみんな楽しそうだもん。 あ、でも天木はわかんない(笑) 小学生の頃からあーゆーヤツだし。 楽しんではいても打算も常にあったかもね。 辻村作品ばかり読み続けているせいもあるが 辻村深月の書く欠点溢れる愛すべき人たちを 気付けばとても好きになっている自分がいる。 しっかし今回一番ワリを食ったキャラと言えば またまたトモ・・・じゃない、ハルくんだよなぁ。 他の登場人物たちがわいわい青春している中 一人だけ激しく最悪にワルモノなんだもん。 本人は気にしないだろうけどね。そういうヒトだから。 いつか彼の物語も覗いてみたいな。 つまんないかな。 ※長文の感想がブラウザのトラブルで吹っ飛び 若干・・・いや、かなり落ち込んだ。落ち込んでいる。

    1
    投稿日: 2011.08.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ラストで「メジャースプーン」の登場人物が出ていたって分かった時はちょっとびっくり。 買った時は繋がってると思ってなかった。 おもしろかったけど、エピローグのオチは・・・「メジャースプーン」読んでなかったらよく分かんないよね? たまたま読んだ後だったから楽しめたけど、読む前だったら意味分かんなかったと思う。

    0
    投稿日: 2011.07.25
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    自殺者の謎で驚いて、 いつかと登場人物の会話などで涙しました。 上手く言葉に表せないけど、 とても良い本でした。 辻村さん凄いなぁ。

    0
    投稿日: 2011.07.21
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    泣きました。最近辻村さんには泣かされてます。タイムスリップして過去に戻り、クリスマスイブに起きる同級生の自殺を止めようとするいつか。彼と協力する仲間達は無事にクリスマスを迎えられるのか。 最後のどんでん返しに、気持ちよくだまされました。 仲間の秀人と椿ちゃんがあの子達だったとは。嬉しい驚きでした。

    1
    投稿日: 2011.07.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    相変わらずの辻村作品の安定感。徐徐に登場人物に感情輸入できるようになっていった。落ちとしては反則だよ!と嘆きたくなったが、やはり読後感は良かった。

    0
    投稿日: 2011.07.18
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    また騙された!面白かった〜。最後はほっこりまとめるあたり、さすが。『メジャースプーン』に続いて辻村作品を読むのは2作目だったけど、私この人の作品好きだ。

    0
    投稿日: 2011.07.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    3分の2までを読み切ったところで「あれ?以外とあっさり」的な感想を覚えて、けどセリフとかに妙な違和感を抱きながら残りのページで一気にやられました。やっぱり自殺者は基じゃなかった!! 今から振りかえると上のプロローグで自殺者を確信できる節はあったのに完全に見過ごしていた(笑)けど、まさかのまさか! 椿が名字とはなんとなく気づいてたけど、正体のバラし方本当にうまいなぁ~と実感。特に秀人と椿の正体が「ぼくのメジャースプーン」の「ぼくとふみちゃん」という事が分かった時鳥肌立ちました。完全にやられちゃいました!おもしろかった♪☆

    0
    投稿日: 2011.06.11
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    騙されることはわかっていたが、また騙された…! 最高に面白いけど、辻村深月作品未読の方にはお薦めしない。本書を読む前に『ぼくのメジャースプーン』と『凍りのくじら』を読んでおくべき。特に前者を読まなければ最後に仄めかされるタイムスリップの真相を首をかしげつつ読み飛ばすことになると思われる。 いつ騙されるかという緊張と前作品の登場人物にまた会える楽しみでわくわくしながら読みました。(多分目が皿のようになっていたかと思われます…かつてないスピードで読み終えました

    1
    投稿日: 2011.06.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2011.05.27 はぁ・・・ため息しか出ない。 最後に辻村作品を読んだのは4カ月前だったのか。 いやぁ、それにしても言葉は悪いが、油断しすぎた。 あれこれ考えながら読んでいた。 何かがしっくりこなくって、でもいつものごとくあまり考えずに読み進めた。 「ふみ」という言葉を読んだ時、えっ?と思い、姿勢を正してしまった。 泣きそうになった。 はぁ・・・すごいなぁ。 これは再読必須だなぁ。

    0
    投稿日: 2011.05.27
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    壮大な恋愛小説だと私は思ってしまった!主人公に裏切られる予感がずっとあって、誰を信じたらいいのかとても不安だった。最後にとっても嬉しい出会いがあって、なんだかもう一回読みたくなった。

    0
    投稿日: 2011.05.16
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    文庫化したので再読。展開は分かっているのに読み始めたらはまってしまいました。正直に言うと最後のオチが単独では成り立たないのが作品としてすごく残念ですが、また会えたこと自体は嬉しいです。元気になってくれてよかった。そして序盤で秀人が言った通り、いつかは本当にかっこいい!コメントにてネタバレを書きますので注意。

    0
    投稿日: 2011.04.16
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    やはり伏線回収が凄いのなんの。 最後の最後までわからない。 そして知っているか知らないかで変わる物語。 二度も驚愕したので… ★★★★★★ 星6つです!!

    0
    投稿日: 2011.04.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    気づけば夢中になって、どんどん読み進めて、 あっという間に読了。 面白かったです。 途中から、「あ、きっとそうなんだろうな」と思ったことが、 やっぱりね、という所に落ち着いたのだけれども、 でも最後は泣けました。 いつかくん、ちゃんと熱い男だったんだよね。 来年の選挙の結果がちょっと気になります(笑) そして、「ぼくのメジャースプーン」の二人。 一体どこで登場するんだろう?? ってずっと思いながら読んでいたけれども、 なんてこったーーーー!!! って感じでした(笑)

    0
    投稿日: 2011.04.09
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    最後にぎょっとさせられてちょっとほっこりする感じはかわらずです でもぐっとくる感じは他の作品よりちょっと弱かったかなって個人的には思ったので4つにしてみました

    0
    投稿日: 2011.04.03
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    上の方は「ふ~ん」て感じで読んでたけれど、下になってから一気に展開が変わって一気に読み終わってしまった。そして、最後のどんでん返しが衝撃で、体が震えるほど面白いと実感できた。これは今まで読んできた中でもBEST3に入る!!!

    0
    投稿日: 2011.03.26
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    主人公が嫌いだったが、結末に向かうに連れ、熱い男になって良かった。 この作者は初めて読んだので、他の本を読んでからの方が良かったらしいが、全く予想してない結末で面白かった。

    0
    投稿日: 2011.03.26
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    こんなに早くいじめと自殺問題が解決しないだろうと思っていたら、良い意味で裏切られた。そして、この作者の作品の醍醐味の一つである他の作品とのリンクがいくつもあって、単体の小説以上に楽しめる作品でした。やはり、この作者の小説は出版順に読まねばなりませんね。

    0
    投稿日: 2011.03.25
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    メジャースプーンを読むことで,思わせぶりな結末について,やっと理解できた。 読後のモヤモヤ感は消えたのだが,やっぱり悔しい。 たくさんの伏線が織り交ぜてはあっても,二つの関連性がはっきりするのは結末。 他の辻村作品も読まずにはいられなくなった。

    0
    投稿日: 2011.03.22
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    ついに「名前の分からないあの子」が明かされる下巻! 相変わらずあすなちゃんはもやもやしてます… そんななかついに見つけ出したのは…! 誰かが書いてたけどああいう書き方されてるとちょっと冷める… たぶんこの作者の本は今後読まないかもしれないなあ

    0
    投稿日: 2011.03.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とても小さなかぎ爪なのに、根っこがしっかりしてるが故引っ掛かる 的な、ラストへ向かってのヒントがちりばめられている。 なので、途中で何度も「あれ?こんなのあった?」とか「この記述、前にも出たのに…初めて感覚って何?」とかで、前に戻りたくなってしまう。 そんな時は、グッとこらえて立ち止まらずに先に進むべし(笑)。 大丈夫。 なんなら、一度読み終わってから、もう一度最初から読めばいいのだ。 それがミステリの美味しい味わい方とも言えよう。 多分、もう一回読みます、早々に。 あっ…でもなぁ…スプーンの方も読みたいよなー。 読み終えての「えぇ!?」な部分で。私的ひっかかりは。 基…おぬし… ふっ…巧すぎるわ。 って、感じですかね。

    0
    投稿日: 2011.03.04
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    どうしてもっと早く読まなかったんだろう…! 読もう読もうと思いつつなかなか手が伸びなかったのですが、やっと読むことができました。 この作品が今まで読んだ辻村作品の中で一番好きです。 結末は上巻でなんとなく予想は付くものの、結末に向かっての展開はさすが辻村さん! クラス内でのヒエラルキーみたいなものや、多感な時期の感受性の描かれ方がとてもリアルで、あぁ私も高校生の頃はこういうこと感じてたなぁと頷ける部分も数多くありました。 辻村作品は発売順に読むべきですね…! あの作品の登場人物やら、あの作品に出てきた本のタイトルやら、過去作品を読んでると面白さが増します。

    0
    投稿日: 2011.03.04
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    なんてこった。 今まで読んだ辻村深月作品で一番のどんでん返しだった。 「スロウハイツの神様」のラストの展開もビックリしたけど それ以上のビックリ展開。 そっか、だから9章は、いつかの目線じゃないのか。 あすなとおじいちゃんが【気遣いの蔓延】から 抜けだしたとこは胸がすく瞬間。 "心に龍をちりばめて"の感想で書いた 「この人とはここまでだな」ラインを 越えた瞬間だった。それでこそ家族です。 上巻はゆっくり読んだけど下巻はもう一気に読んでしまった。 そんでちゃんとつじつまがあっているか確かめるため 上巻を読みたくなるお話だった。 でもエピローグの秀人と椿の話が何度読んでも意味わからない。 聴いた話によると、どうやら「ぼくのメジャースプーン」を 読むとわかるらしい。読むしかないじゃん。

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    投稿日: 2011.02.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これを読む方はぜひ「僕のメジャースプーン」を読んだ後で。 知ってしまったら、もうやらずにはいられない。それが、自分の目に範囲に入るのならば。自分の特別な人ならば、なおのこと。

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    投稿日: 2011.02.18
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    タイムスリップしたとばかり思っていたら、 結局していなかった! 辻村オールスター登場で、今まで読んできた私にとっては大変楽しめました。

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    投稿日: 2011.02.16
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    主人公ってけっこう好感をもてるキャラというか、そういう人が多いのだけどこの作品のヤツは、全くそうでもない!! それどころか、ちとイラッとくるwww 上・下で少し長いように思えるかもしれないけれど、講談社文庫から発売されてるので文字が大きく、読みやすいです。 読者をかき回すひっくり返しがちょうどいいタイミングでくるので楽しく読めると思います。

    0
    投稿日: 2011.02.15
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    上巻の終わりから「あれ?」とは思いましたが、良いラストでした。 最後に思いがけない再会もあり、そちらにびっくりしました。

    0
    投稿日: 2011.02.13
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    ひとの人生は、自分ひとりでどうにか出来ているものではなくて、臭い話だけども、なかまがいて初めてかけがえのない自分の人生になるんだって、ひとはひとりじゃ生きられないんだって。 必死になにかをやりとげること、でもそれだけじゃなくてそれを誰かに認めてもらえること、意外と生きている意味を実感できる瞬間っていうのはそういうものなのかもしれないね。 探していた名前がようやく見つかって、終業式の日を迎え、ストーリーも収拾されて、青春っていいな、仲間って大切だって、すとんと収まりかけたところから、凄いスピードで始まる「本当の物語。」 いままでちりばめられていたカギが、最後になってカチャカチャと開いていく。そして、椿の持っていた古いキーホルダー。うさぎのシール、すばらしい達筆の名前。 辻村作品を通しての驚きと爽快感は素晴らしいけれど。 最後のほうの話が出来すぎていて、さすがに無理があると感じてしまった。それいがいのところは完璧。ストーリーの作り方、謎のちりばめ方素晴らしい、が、出来すぎ感が強く☆は少なめ。

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    投稿日: 2011.02.11
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    おもしろかった。でも、いわゆるどんでん返しが読めすぎてて。上巻にもろ書いてあったやんかー!もっとうまく伏線張ってほしかったな、あんなバレバレな書き方じゃなくて。

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    投稿日: 2011.01.30
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    泣いてしまった。正直10章までは「ふーん、こんな感じか」って期待はずれだとすら思ったけど、11章での怒濤のどんでん返しにはやられた!と思った。全てはこの11章に繋がっており、まるでピタゴラスイッチを見ているかのような気持ちに。もう一つ、辻村さんは家族とのつながりを温かく描くのがうまい。ただのミステリではない、珠玉の一作でした。

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    投稿日: 2011.01.23
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    面白かった!!読み終わったあと親父に「気持ち悪い」と評されるくらいニヤけるほどに。 でもなぁ…惜しむべきは辻村深月初作品がこれだったことだなぁ。中華料理のフルコースとおもって食べてたら最後にミルフィーユが出てきて、「あぁこれはフランス料理のフルコースだったのかぁ」って感じ。もちろん最高級のコースですげー美味かったんだよ?でもちゃんとフランス料理と思って食べてたらもっと違う感じで楽しめたと思うんだよなぁ…そう思うと難癖をつけたくなっちゃって素直に楽しめないんだよなぁ。自分の器がちっさいのをこんなに悔やんだのは久しぶりだ! という訳で辻村深月さんはとんでもない仕掛けを用意してくれる料理人ということを頭に入れつつ、「ぼくのメジャースプーン」を楽しもうと思います。

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    投稿日: 2011.01.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    彼らに再会できた喜びと「彼」の成長が嬉しくて泣けました。 そして辻村作品ならではの「リンク」。 彼女の作品は個々ではなく、すべてを読むことによってひとつの大きな物語になるんですよね。そしてそれはこれからもっと大きなものになるのでしょう。 ただ、過去作品を読むのと読まないとでラストがガラリと変わってしまうのは、単品としてみるとうーん?となりますが、、、 それでもわたしは「僕のメジャースプーン」の大ファンだったので、このラストには満足できました。 二人が同じ生き方をしてこれたことが嬉しくて仕方なかったのです。

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    投稿日: 2011.01.21
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    いやー、やられた。見事だった。これは……伏線かなり上巻にあったな。って感じでした。後はこれは、少しずつ過去作品のネタがあるんで、それを読んでるといっそう楽しめるかもですね。

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    投稿日: 2011.01.12
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    上巻読んでる時は、正直ナメてました。 学園ものでタイムスリップに青春ゴッコ・・・ おまけに所々に浮かぶ疑問符。 あれ、何だ、この違和感? しかし一度ベールが剥がれると、それまでの違和感はキレイに氷解し、最初に思ったことは全て訂正せざるを得ないハメに。 只一つの難点は、途中で読むのを止められずに、読み終わったのが明け方になってしまったこと・・・  寝不足は必至だな・・・

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    投稿日: 2011.01.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いやぁ、もうなんだろうこのうまいまとめ具合! まさかのどんでん返しの、あすな対策。そうだったの!?細かいとこ整合性取れてるの!?とか考えちゃうけど、でもすっきりというか、いつか視点があすな視点になったのはそういう理由か?とか考える。 そしてすごく嬉しかったのは、よりにもよって読んだ本に限ってこの作品とリンクしてきたこと!『ぼくのメジャースプーン』『凍りのくじら』。これら同士の関連にも気づいていたけど、それらがここで集大成のように集まってくると、もはや感動だよね。。すごくすごく嬉しかった。 そんなわけで、最後にもうがーっと感動とか感慨が溢れてきてしまって、感想を書き綴らずにはいられなかったのでした。。 (2011.1.6) 初読時のテンションが高すぎる(笑) でもそれと同じことを再読でも感じられる。 なによりやっぱり他の作品とのリンクだよねー。『ぼくのメジャースプーン』で、そういわれれば「ふみちゃん」というワードしか出ていないことで、他の作品でこれだけ伏線として使える!?っていう驚嘆。 そしてトモやタカシだって、気づけるかどうかのライン。巧すぎる! ストーリー自体も、いつか・あすなのストーリーを再読の方が読み込めました。 やはりこれは格別好きな作品としても良いような気がする。 (2013.1.5)

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    投稿日: 2011.01.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイムスリップで3ケ月先から戻された男子高生・依田いつかの物語(下巻) ≪あらすじ≫ 時は流れ、いつかもバイクの免許を取り、河野と接するうちに未来で自殺するのは河野であること、そしてその日は12月24日であることを思い出す。 河野とあすなは泳ぎが上達し、その成果を水泳大会で披露することになった。 河野はイジメの張本人友春を見返すために、あすなは過去の自分を乗り越えるために。 2人は見事に泳ぎ切り、友春も5人の同級生にイジメはしないと約束したのだが、、、後日また河野は友春のイジメにあってしまう。 終わらないイジメ、変えられない未来を不安視する5人。 苛立ちを隠せずいつかは河野に全てを告白してしまう。「お前はクリスマスイヴに自殺する」と。 河野はイジメを克服するために友春と対峙し、そして自殺することなくクリスマスを無事迎えたのだが、、、 ≪感想≫ 終盤での急展開でバイク免許の真相も明らかになり、清々しいラスト。 「ぼくのメジャースプーン」とのリンクも相まって辻村好きにはニヤリとする素敵な作品。

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    投稿日: 2010.12.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    辻村深月作品はどうしても女性が書いてるとは思えないほど 残虐な描写が多いので今回もいろいろな事が起きるのかと ハラハラしてたけど、特別何も起こらなかった… けど、最初から終わりのほうまですごく違和感があったのは もし河野みたいな同級生がいたときにあんな横柄な態度の奴と 自殺を食い止めるためとは言え、友達になるかなぁ?ということ。 でも、はるかに予想を裏切って最後には大ドンデン返ししてくれた。

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    投稿日: 2010.12.26
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    上巻に引き続き、一気に読み終えてしまった。読み応えさわやかな青春小説かと思いきや、なかなか面白い仕掛けが用意されていて、いい意味で裏切られます。『ぼくのメジャースプーン』読了後に読み始めることを強くお勧めします。

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    投稿日: 2010.12.26
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    驚いた。 いつかの姉が出産し、子供の名前が決まったところで、話のオチがついた、と思ったのに。 何とも嬉しい再会もあり、読み終えて幸福な気分になった。 こんなミステリー小説は珍しい。

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    投稿日: 2010.12.22
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    2010年12月15日 読了。 ……これは凄い。凄まじい。 完全に騙された。これは予測できなかった。脱帽します。

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    投稿日: 2010.12.15
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    まず、この作品の感想を書こうとすると、どうしてもネタバレになってしまうので、実読者は注意してください。 この作品はハードカバーの発売時に読んでいたのですが、文庫化されたので再読しました。 やはり辻村さんの青春ミステリーは面白いです。長いですが、どの作品も続きを引き込ませるストーリーになっていますし。 ただ、とても面白く一気に読み進めるのですが、終盤に真相が明かされていくにつれて、どうしても違和感を覚えてしまいました。 さすがにこんな大掛かりな演技を高校生みんながし続けるのは無理があるだろう、ということと、天木のような漫画的なキャラクターはどうなのかなあと。 それと、ぼくのメジャースプーンを読んでいないとエピローグのシーンの意味がわからないと思うので、そこのリンクは必要なかったんじゃないかと。 文句を重ねるみたいになってしまいましたが、今作が面白い小説であることは間違いないですし、辻村さんの小説にたいしていつも高い水準を期待しているからこそのいちゃもんです。笑 また次作も楽しませていただきます。

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    投稿日: 2010.12.11
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    一気読み‼ 辻村さんの他の作品も読んだからこその二倍、三倍、…いや、百倍の感動と満足感(^^) この作家さんの作品は、1つとて見逃せないと改めて感じました。 こんな素晴らしい物を産み出してくれて心より感謝です。出会えて良かった。

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    投稿日: 2010.12.10
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    結末を理解するのに時間がかかったことと、辻村作品を初めて読む人には意味不明だと思ったので☆4に。 上巻が面白かっただけに、惜しい。 でも辻村さんは子供の心情やコンプレックスを描写するのが上手で、「光」と「闇」をよく描けていると思う。 また過去の作品を振り返って、2回目読むと更に楽しむことができた。 1回目と違った読み方ができるところが辻村作品の魅力でもある。 実に奥深い。次回作に期待。

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    投稿日: 2010.11.29
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    http://booklog.jp/users/amanjaque/archives/4062767449

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    投稿日: 2010.11.28
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    多少無理がある設定だけど、相変わらず個々のコンプレックス書くのが上手いと思う。何度この人の描く“屈折感”に共感させられたことか。 個人的に、この人の小説に出てくる男の子にすごく憧れる。こんな人いたら絶対好きになるだろうなー、と思うけど、まぁいないだろうな。

    2
    投稿日: 2010.11.27
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    読み終わって、正直うーん。 この人がすごく才能があるのもわかるし、 確かに面白い。 ただ、この作品は好きになれなかった。 <ここからネタバレです。> 本当に秀人の能力でそうだったとしたら、 自分の友人のレンアイ傾向を修正したいからといって 人の死を持ち出すセンスは許しがたい。 本当にタイムスリップしてきたとしたら止めるために なにもうそのいじめを演出しなくてもいいだろうに。 いくらなんだって周りが言うでしょう、こないだまで仲良かった二人がいじめ? しかも傷はメイク?むりむり。 作品は面白かったのに、すごくやな気分になった。 あたしはいやだな、この作品。 秀人はあんな思いをしたのに、こんなことで人の気持ちをいじるべきじゃないと思うけど。

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    投稿日: 2010.11.27
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    最後の最後に青春する。解説のお言葉には納得しました。今回は何を狙っているのかと、びくびくしながら読んでいたのですが…まさかああなって、こうでそうなるとは…!(察して下さい) 主人公のいつかもあすなも、仲間たちと一緒になってひとつのものに向かっていく、放課後を使っていく。かっこ悪いとこを見せないようにしている、向かい合うことから逃げている私には、がつんと殴られるところも多い話でしたが、彼・彼女たちの成長は読んでいて清々しかった。やっぱり変化球に見せかけたど真ん中な恋にときめきました。重点を置いていないようでいて、恋!という話が大好きです。あの方たちとの再会に身もだえしました。メジャースプーンもくじらももう一度読みたい。それ以前にこれを最初から伏線確認しながら読みたい…。下巻は、終始叫びっぱなしでした。家で読んでいて良かった。

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    投稿日: 2010.11.24
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    甘すぎる。でも、青春の一時期の生きづらさと周りを密かに窺う緊張感は、作者特有の持ち味。高校生の感覚を十年以上持ち続けているのが驚異。

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    投稿日: 2010.11.15
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    途中、結構重要な展開に至る部分で「偶然」とか「たまたま」とかいうのが多くて、「え~そりゃ都合良すぎじゃないの?」と思った部分にも、実は理由があり、全然関係なさそうなバイク絡みの話も、「うわ~それ、ここに繋がるんだ」みたいな、構成の巧みさに唸らされる作品でした。 日常の何でもない部分の描写には、全てもう一つの意味があって…って、いや~もう、やられたなという感じ。凄いです。全部読み終わってから、思わず最初に戻って事実確認したくなりました。

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    投稿日: 2010.11.05
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    物語が終盤に向かうにつれて、切なさが込み上げてきました。伏線がつながり、きれいに完結したと思います。 辻村さんの作品はとにかく登場人物が1人1人しっかりとたっていて、みんなに感情移入できるのが好きです。 時間もお金も自分の全てを犠牲にして、未来を変えたいつかがとてもかっこいいと思いました。

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    投稿日: 2010.11.04
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    何か引っ掛かるな、それに今回はなんだかやけに話が直線的だなと思いながらも読み進め、下巻の後半になって「ああ!」と合点がいった。 そして、最後の最後で実はある作品のある人たちが出てたという種明かし付き! 辻村作品らしく、もう一度読み直したくなる作品。

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    投稿日: 2010.11.04
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    「今から、俺たちの学年の生徒が一人、死ぬ。――自殺、するんだ」依田いつかが最初に感じた違和感は撤去されたはずの看板だった。「俺、もしかして過去に戻された?」動揺する中で浮かぶ一つの記憶。不可思議なタイムスリップで3ヵ月先から戻されたいつかは、これから起こる"誰か"の自殺を止めるため、同級生の坂崎あすならと"放課後の名前探し"をはじめる――。あすなは、自殺してしまう「誰か」をいつかとともに探し続け、ある日、自分の死亡記事を書き続ける河野という男子生徒に出会う。彼はクラスでいじめに遭っているらしい。見えない動機を抱える同級生。全員が容疑者だ。二人はXデーを回避できるのか。 やっぱり伏線の回収の仕方が抜群に上手い作家さんだなと思う。今回も見事に騙され、辻村作品ではよくある名前トリックにも引っかかりました。他の作品との絡みも健在で、ラスト数十ページで気づいたときはおおーー!と感動。ここまで手の込んだストーリーを高校生が作れるのかという疑問はかすかに残るけど、まあ天木あたりならやってしまいそうというところが怖いです(笑)最初はいつかが苦手だったのですが、あすなと馴染んでくるにつれて根はいい子だなと思えるようになった。あすなの成長を見て、カッコ悪くてもいいじゃないって肩の力を抜いて生きていける強さを教わった気がします。余談ですが「ぼくのメジャースプーン」の彼らのあの後が分かって本当に嬉しかった。

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    投稿日: 2010.11.03
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    最後の方、感動して泣きそうになった。河野君のクリスマス・イヴを過ぎてしまったときに何かページに余りがあるなーと思ったらこんな裏技。おじいちゃんが大変なことにならなくって本当によかった。 それにしても、秀人君の独白、『力』とか、椿ちゃんの名前にはなんの意味があるんだろうなーって思っていたんだけれど、これは「ぼくのメジャースプーン」を読んでいないと分からない話なんだってようやく気付いた。 それに、天才ピアニストのお話も、多分「凍りのくじら」を読まないと分からないよなぁ。

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    投稿日: 2010.11.02
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    心地よく騙される。 結末はおそらくこんなものだろうと予想していても、どうもしっくりと来ない文章。まだまだ厚みのある文庫本。 これは、ラスト数十ページで見事に騙してくれる本です。 早く続きが読みたくなる本は多々あるけれど、少しづつ話を進めて最後の最後で本当の真相を明かす辻村さんは見事だと思う。 また、最後まで読み結末を知ってから、改めて読み直したいと思える。他の作品をもう一度読みたいと、あるいは未読の本を読みたくなる、そういう魅力を持っています。こういう感覚は、他の作品の登場人物が出てくる辻村ワールドならではだと思う。 「この本に出てくる主人公は、この後どうなったのか」 読者がある意味最も知りたい後日談、セカンドストーリーをほのめかしてくれる。

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    投稿日: 2010.10.31
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    高校生が自殺する同級生を留めるために奔走する。 デビュー作の「冷たい校舎の時は止まる」とかなさる部分があって、姉妹編的印象で読んでいたのですが、「冷たい校舎の時は止まる」とは違い、ネガティブで後ろ向きな思考に囚われず、友を信じ、抑えきれない感情に熱くなるいつかたちの姿は、健全に青春していて、素直に楽しめた。 「冷たい校舎の時は止まる」の印象を引きずっていたので、あの別作品とつながってることが明かされたときには、本当にビックリしてた。 あの瞬間、辻村作品を読み続けてきて本当に良かった、と思えた。

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    投稿日: 2010.10.30
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    面白かったー。 意味がないと思ってやっていても、意味は後で生まれてくる。 どんな小さなことでも挑戦していくのっていいなぁ。 なんかそういう青春ってなかったからなぁ。 メインテーマは自殺だから、重いし、いじめが入ってて、気持ちはよくない。 現に、俺はトモハルが最後まで読んでも嫌なイメージのまま固定キャラである。 後、最後のオチは遅すぎた、何もかもが終わっていまさら、、、って感じだった。 これって、複線あったのかな?全然気づかず読んでた。 まぁ最後で残念で普通にオチなくハッピーエンドで普通に終わってたら星5だったのに。。。

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    投稿日: 2010.10.28
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    ジャンルとしてはミステリーです。 後半では、何か腑に落ちないと思っていた点が解消されたのですっきりしました。 展開はある程度予想できたのですか、細かいところとか、気づかない点も多少ある感じのミステリーでした。 追記 レビュー読んで気づかないオチがあってびっくりしたので、評価5にします! だけど、このオチは辻村作品を他に読んでないと気づかないなぁ。

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    投稿日: 2010.10.27
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    タイトル通り、“名前探し”の後編です。 上巻からすっと読んでいて気になったのは、まず『物語の構成上の違和感』。 そして、「このまますんなりと終わるわけがないな」という、ある種の期待。 上記の2点から、漠然とではありますが、読み進めながら展開を予想していました。 そして、その予想はおおよその所で当たってました。 しかししかし。ミステリで言うところの“解決編”に入ったところで、まるでこめかみを殴られた様な衝撃を受けました。 この話い出てくる奴等、みんないい子だわ。大人たちも含めて。 流石は『冷たい校舎の~』の作者様だと思いました。とても面白かった。 作者氏の他作品と世界観のリンクを示す箇所が何場面か描写されているのも、ニヤニヤポイントです。

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    投稿日: 2010.10.26
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    惜しい。 面白いんだけど、最後が惜しい。 うまく行き過ぎてて、何か最後にもう一つありそうだぞ、と思ってたから驚きはしなかったけど気持ちのいいどんでん返しではないよね。 やり方もそんなに上手くはなかったしなあ・・・ 自殺候補者を特定して、 いじめに遭ってるんじゃねえかって、何とかしようっていろいろやる、 まあその達成感が、言ったら無駄だったようなもので。 そのまま投げっぱなしでまとめずに終わられた感で。 しかも、一番大事な「なぜタイムスリップが起こったのか?」という点が 同じ辻村作品『ぼくのメジャースプーン』を読んでいないとさっぱりわからないわけで 私なんか読んでたけど忘れてたから最後「はあ?」って思ったわけで ここまでが構成の愚痴ね! というかこの構成のせいで、ここまで長々やってきた友情劇みたいなものも全て茶番になってしまうわけだからなあ でもあすなちゃんとおじいちゃんのシーンはうるっときました 上巻が面白かっただけに、「うーん・・」という感じ。 自殺者の名前が思い出せない、というあらすじ自体は『冷たい校舎の時は止まる』と似ていて、あっちの方がホラーとしても完成度が高かったから私はあっちの方が好き。

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    投稿日: 2010.10.26
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    読みはじめて最初に感じたのは、違和感だった。 突拍子もなく、登場する人物。 文章にところどころ出てくるキーワード。 途中で終わる場面。 うん。なるほど、そういうことか。 さすが、伏線の張り方が上手いなあ。

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    投稿日: 2010.10.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

     時折はらはらする場面こそあるものの、終盤まではわりと普通の展開だったので「あれ?」と思っていたら、最後の最後でどんでん返しが起こって、もうそれからは読むのをやめられませんでした。  「本当の自殺者」が明かされた瞬間に、「やっぱりそうか」と思いつつも驚き、これまで読んできた内容がフラッシュバックしました。  この見事に仕込まれた伏線と、最後に一気に回収されていく鮮やかさが爽快であると同時に恐ろしい……。  オチとしてはやっぱり「冷たい校舎の~」に似ているけれど、最後、みんなが協力してあすなを助けるところはすごく温度を感じました。徹底して冬の冷たい世界を作り上げた「冷たい校舎の~」とは対照的。  そしてそもそもの火付け役は「ぼくのメジャースプーン」の彼だったのですね。  いつかがタイムスリップをしたように感じたのも、彼の能力が発揮されてしまったせいで……。  ところどころ現実的に考えて不可能なんじゃないかと思える展開もあるのですが、それが受け入れられるのが辻村深月ワールドですよね。  ただ、今作は「第一期総決算」と位置付けられているように、これまでの作品を読んでこそ楽しめる話だと思います。

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    投稿日: 2010.10.23
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    作品間に共通の登場人物が出てくるので、辻村作品は好き。 ただ、それはちょい役ぐらいが望ましいんだろうな。 今回のように最後のオチが、 以前の作品を読んでいないとわからないっていうのはどうなんだろう。 はじめて作品を読む人には不親切なのでは。 とはいえ、「○○○を読んだ後に」と帯とかに書いたとしたら、 「あ、この人はあの人だったんだ!」という驚きはなくなってしまうし。。。 私の場合、作品間の登場人物の相関図を見てしまったので、 最初からわかってしまい、かなり残念でした。 もし知らずに読んでいたら、最後はびっくりしたと思う。 これから辻村作品を読むという人には絶対おすすめしません。 とある作品を読んでからでないといけないのですが、 その名前をここに書いてしまうと面白さが半減してしまうのであえて書きません。 この本の前に出ている作品全てを読んでから、読むことをおすすめします。

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    投稿日: 2010.10.22
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    全部が全部、ワンダーランドだった! なんて心が打ち振るわせられる小説なんだ! 実はお恥ずかしい話なのですが、第十一章「石のスープ」に入ってから、私は号泣しっ放しで、涙腺が崩壊したのかと思った。感動出来る! とか言われてる映画観た時とか比べものにならない。全然、比べものにならない! 嗚咽しながら読んでた。泣けた、泣き過ぎて、そのまま寝た。いやあ良い読書体験だった。 ひとつ、この小説を十二分に楽しむには辻村深月作品をデビュー作『冷たい校舎の時は止まる』から『スロウハイツの神様』まで、全五作を読んでからの方が良い。悪いこと言わない、全部買って全部読んでからの方が圧倒的に楽しめる。ファンサービス云々とかじゃなくて、正直怒濤の如く解き明かされる秘密のひとつひとつがまるで同窓会のようで、俺は……嬉しくて嬉しくて……小説の登場人物たちに「お前ら――ほんと馬鹿真っ直ぐでかっこいいよ!」と最高の賛辞を呈しました。でも、ある意味では反則だと思います! それでも人生で読んできた小説たちの中でも、突出して大切な小説になりました。ちゃんと物語に救われた。【451P】 詳しいレビューは→http://d.hatena.ne.jp/kikinight/20101026/1288029863

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    投稿日: 2010.10.21
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    レビューを見ると、他の作品にも出てる人物がいるようなのでそっちも読もうかなと検討中。最後のいつかの説得には泣。あすなが泣いてるときは、こっちまで涙が移ってしまい、ラストスパートで二回も号泣してしまった。初の辻村さん作品でしたが、ミステリーと青春のバランスが程よくて気持ちいい作品でした。

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    投稿日: 2010.10.17
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    大好きー! 辻村さんの書く話しは温かくなれるから好き。 途中から『あっ。こうかもー』ってわかっちゃうとこあるけど。 読むの辞めれなくなってしまった。 好きな本は小分けにして楽しみたあかのに…。

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    投稿日: 2010.10.17
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    すごくいい!! 自殺を止めることに必死になるいつか達の姿ステキです。 友情っていいな。 感動できる素晴らしい作品です!! それにチヨダ・コーキの名前が出てきたり、ふみちゃんとぼくだったり、辻村ファンにはたまらないです!

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    投稿日: 2010.10.15
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    やっぱり辻村深月の描く登場人物と世界観は好きだ。 読み終わった後に読んでよかったって思える。 自殺者についてはなんとなくわかるけど、そこに持っていくまでの伏線が張り巡らされていてすごい。 それから登場人物の演技力が半端ないでしょ!あれは騙されるよ。 最後に超どうでもいいことだけど、ふみちゃんと「ぼく」のフルネームがわかってよかった。 2013再読

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    投稿日: 2010.10.13
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    以前の作品の登場人物だったとは・・・。気がつくべきだったのかなあ。慌てて読み返してしまいました。ブックオフに売ってなくてよかった。

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    投稿日: 2010.10.10
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    読了しました やっぱり辻村さんの作品は好きだなぁ・・・辻村さんの青春小説は私のツボです 以下ネタバレありつつの感想なので注意!! 最後までいって判明する事実!やられました~ 読んでいて、主人公は「いつか」くんなのに、ときどき「あすな」ちゃん視点になってあれ?感じたのはこのせいだったのかと・・・ 『子どもたちは夜と遊ぶ』の浅葱の時と同じです。一緒に騙されました。 みんな演技すげぇ・・・これじゃあ騙されちゃうよなぁw さて、問題はいつかがタイムスリップしたのかどうかですが、きっとしてないんでしょうね。 エピローグで「秀人」と「椿」が正体がわかるとタイムスリップはしてないと確信しちゃいますね。 秀人と椿がすごく良いカップルで読んでる時も好きだったけど、正体がわかってますます嬉しくなっちゃいました。 あの二人が成長して他の作品に登場してるなんて・・・って 他の作品も伏線になってるなんて、確かにこの作品は第一期の総決算といえる作品ですね。 できれば、いつかとあすなの二人のその後が知りたいなぁ~

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    投稿日: 2010.10.09
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    何らかの原因で3ヶ月前にタイムスリップしてしまった高校生いつか。 元の世界での残された記憶、それはクラスメートが自殺する。 3ヶ月前に戻されたいつかは名前も状況も思い出せないその自殺者を探し阻止しようと奮闘する・・・。 そんなお話。 面白かったぁ。 以下ネタバレしてます。 上巻はいつかが一緒に自殺者を食い止めてくれる仲間を集め その当事者を探し食い止めにかかっていく流れ。 あんまり大きな展開がないのでだらだらとして少し間延びしてしまっていましたが、下巻に入ると一気に読み進められました。 ラストはえ?え?って思うことが続出。 それまでのネタばらしが書かれているんですが、 もう一度読み返そうってきっと思われると思います。 そして読み返したらホント伏線だらけなんですね。 細かいシーンも真実を知った上で読むと 一度目は気づかなかった登場人物の心理描写なども 違ってくることにハッとさせられます。 そのあたりがすごく面白いなって思います。 登場人物のリンクもおぉっ♪ってなります☆

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    投稿日: 2010.10.07
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    ☆5個じゃ足りないんです。10個でも足りない気がする。 最後まで読んで、ある登場人物を抱きしめたくなる気持ちになった。読み返したら、一読した直後よりもっとこの作品が好きになる。 途中で大筋はなんとなく察することができたけれど、それでも期待は裏切らず、愛しく、切ない。 辻村作品の登場人物たちは、辻村深月と共に、辻村深月の世界で生きていっている。それって、物語のファンでその物語を愛するものには、とても喜ばしいことだと思う。

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    投稿日: 2010.10.04
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    坂崎あすな 依田いつか 秀人に椿 天木に河野 友春 あすなやいつかの家族も含めた 四ヶ月間の高校生の真摯な生活 自殺を防ごうとする高校生たち どうしてこんなことができるの? 自分ならあきらめるかも知れないし 手をつけることすらしないかもしれない。 君たちはすごいよ 2人はメジャースプーンの子だったのね! 終盤のどんでん返しにはまいりました。 辻村さんの本には、すぐにのめりこんでしまう。 次が楽しみ

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    投稿日: 2010.10.03
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    オチは個人的にはデビュー作のほうがすきです… (以下ネタバレ) うーん、いじめるふりをクラス全員が黙認していたとはどうしても腑に落ちないなぁ。

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    投稿日: 2010.10.03
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    ラストがすごく素敵だった。1人のためにみんなが一生懸命で。登場人物のみんなが好きになりました。そして、辻村ファンとしては、懐かしい人たちが出てきて嬉しかった!

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    投稿日: 2010.10.02