
総合評価
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powered by ブクログ大変なページ数だが、読み終わる頃には早く下巻が読みたくなった。 過激な表現もあるが、今なら逆に新鮮である
0投稿日: 2025.09.28
powered by ブクログドラマもそうなんだろうけどティリオンがかっこ良い。というか作者の代弁者的なポジションにある人物なので、言う言葉がいちいち真に迫ってる。 >精神がおれの武器だ。兄には剣があり、ロバート王には戦鎚がある。そしておれには精神があるーーそして、剣を鋭利に保つなら、砥石が必要であるごとく、精神には書物が必要なのだ(『七王国の玉座上』P.209) 痺れるなぁ……
7投稿日: 2025.01.05
powered by ブクログハウスオブドラゴンを見始めた、ゲームオブスローンズを思い出し、原作を読もうと思い立った。 よく考えたら登場人物が、みんな若いというか子供。 これからの過酷な人生を考えたらこの頃はほんと平和だった。 まだまだ序章の序章。
0投稿日: 2024.09.29
powered by ブクログ登場人物が多く、翻訳本にありがちな難解な表現も多いため、読み進めづらくて時間がかかったが、内容は面白い。 章ごとに主要な登場人物に視点変更されるので、ストーリーが時系列に進まず世界に入り込みづらい。しかし世界観は壮大で、先が読めない展開。しばらく夢中になれそう。
1投稿日: 2024.08.31
powered by ブクログドラマがとても好きだったので読みました。登場人物が多いし、難しい言葉も沢山出てきます。陰謀や憎悪が渦巻くファンタジーというのが新鮮。
0投稿日: 2024.07.31
powered by ブクログドラゴンや魔法が出てくる王道ファンタジーかと思いましたが、何となく違う。 少しの読みづらさはありますが、沢山の登場人物達の心内がしっかり記されているので、感情移入しやすいかも! 似た名前が多いので、ちょっと苦戦しました。
0投稿日: 2024.07.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
七王国の玉座 (上) ジョージ・R・R・マーティン 氷と炎の歌①-上 ∞----------------------∞ このシリーズはドラマが大好きで、是非読んでみたいと思ってた。 道のりは長く、しかも未完。次回作がいつになるのかも分からず、結末も違う方向へ向くであろうという、これはもうじっくりゆっくり楽しく読むしかない!! 登場人物があまりにも多く、ドラマもネットで相関図調べながら観てたけど、その基礎が無かったらこの本は永遠に積読だったかも。イメージと違う人もいるけどそれはそれで面白いし、ある程度はドラマの人を思い浮かべると読みやすかった。 孤独なジョンとアリアの兄妹関係が良かったし、やっぱりティリオンの頭の良さには惹かれる。彼の言葉はおちゃらけているようで重い。特にジョン・スノウは彼の言葉に救われ、成長につながっていくと思う。 私生児の苗字システムも面白い。 2024/05/24 読了
1投稿日: 2024.05.24
powered by ブクログ独特な文体なので読みづらさはありますが、めちゃくちゃ面白いです。人の悪意が悪意を呼び、最悪な状況がさらに最悪な状況へと陥っていきます。 視点が切り替わると、物語が全く別の見え方をするのも面白いです。一応、正義と悪の陣営があるわけですが当然一枚岩ではなく、場面によって味方がコロコロと入れ替わります。 この大河小説の終わりを見届けたいので、いつかシリーズが完結してくれたら嬉しいです。
0投稿日: 2024.02.20
powered by ブクログ有名なテレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作。「氷と炎の歌」シリーズの1作目。架空の世界における勢力争いをベースとして、主要人物を追いかける群像劇である。ファンタジーに分類されるようだが、過去にドラゴンがいたという記述以外は魔法や異種族などファンタジー的な要素は少なく、人間同士のドラマという性格が強い。 分厚い本であるが章が細かく分かれていて、章ごとに焦点が当たる人物がいる。ちょうどドラマの1話分程度のボリュームであり読み進めやすい。一度のめり込むと抜け出せなくなる面白さがある。 ただ、登場人物が異常に多いので名前を覚えるのが大変。メモを取りながら丁寧に読んだ。 個人的には〈冥夜の守人〉に入ったジョンを推している。今後の展開が気になる。
1投稿日: 2023.11.26
powered by ブクログまだ最後まで読んでないのに感想書くとは。HBOのドラマが好き過ぎて、ハウスオブドラゴン観たし一念発起して読み始めた。キングの新作でも登場人物にゲースロ原作めちゃくちゃ面白いって言わせてたから、キングも好きに違いない。ドラマもいいけど原作がこれまためちゃくちゃ面白い!面白すぎて読んでないときも仕事中も家族と会話してるときも気がつくとゲースロ界に入り込んじゃってる。ドラマより登場人物たちの心理描写とか関係性がより深く表現されてて、ああ、あのときこんな気持ちだったのか…とか考えながら読めるから楽しい。アリアとジョンが仲良しだったり、ティリオンとジョンが友達だったり、ドラマではサラッと流されてたとこ深掘りしてくれるから読むのが楽しい!次の巻も楽しみ…てかスピンオフ書いてないで早よ完結させて…!
1投稿日: 2023.09.18
powered by ブクログゲーム・オブ・スローンズの原作。スゴ本で紹介されていて、年末年始休みに初巻を読んでみた。序盤から登場人物が多く、各章が違う人物の視点で語られるので、ストーリー展開を把握するまでに苦労した。巻末の付録に、登場人物が家ごとに整理されていて重宝した。 この巻のメインは、北部のウィンターフェルを治めているスターク家の当主、エダード・スターク。その妻、ケイトリンはタリー家出身、その妹・リサから、夫のジョン・アリンの死に不審な点がある、という知らせが届き、物語が動き出す。 夏と冬が交互に何年も続く架空の地、ウェスタロス大陸。北の果てには「壁」があり、その先には恐るべき〈異形人〉が住むという。 昔読んだケン・フォレットの「大聖堂」シリーズに雰囲気が似ているが、こちらの方が人物も多い。また、こちらはドラゴンなど、ファンタジーな設定もあり。 TVドラマはシーズン8まであるようで、今回はシーズン1の途中までのよう。
1投稿日: 2023.01.03
powered by ブクログ「ゲーム・オブ・スローンズ」はAmazon Prime Videoの無料期間切れギリギリに駆け込みで見た。 原作は読まなくてもいいかな、と思っていたが、 https://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2022/11/post-cf32f5.html を読んだら買わずにはいられなかった。
2投稿日: 2022.12.26
powered by ブクログドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」にはまり、読んでみた。ドラマも登場人物が多くて、最初は誰が誰だか…という感じで見ていたので、本を読んで答え合わせしている感じだった。本は地図と登場人物紹介がついているので、時々確認しながら読むことができた。 ファンタジーの要素もありながら、重厚な歴史の本を読んでいるようでもあり、本当に面白い。ただ、ドラマを見て分かっていたものの、ボリュームがすごい。厚い1冊を読み終えても、まだまだ物語は序盤。 英語の原書もう読んでみたいし、ドラマも見直して、ゆっくり楽しみたい。
3投稿日: 2022.04.07
powered by ブクログ海外の人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作。ドラマは一切観ておらず、全くの事前情報もなしに読み進めた本書。 上下巻で合計1400頁を超える紙面を読み尽くして得られた感想は、これ、ようやく物語が始まったんだ…という驚きです笑 続巻が出ているのは知っていたのですが、まさか結末らしい結末もなく終わるとは予想だにしていなかったですし、これだけ読んで漸く物語の背景が出揃ったような作品は初めてだったので、今までにない衝撃を味わいました。知っていればそうはならなかったのでしょうが。。笑 しかし、さすが人気作品なだけあって、この長い頁をグイグイと読ませるストーリーテラーは流石の一言。群像劇として、テンポよく視点を変えて話を進めるのが読みやすい点のひとつかも。 さてさて、続きを読みたいのですが、続巻も相変わらずなボリュームなのでちょっと手に取りづらいのですが、登場人物(これがまた果てしなく多い!!)を忘れないうちに読もうと思います。
1投稿日: 2020.06.07
powered by ブクログ指輪物語に通じる壮大さ。いろんな世界の物語が紡がれていてワクワクする。登場人物の名前を覚えるのが大変なのが難点だが…
0投稿日: 2020.04.26
powered by ブクログ登場人物の多さに(しかも全員カタカナ名で,本名とは別に通り名があったりする),覚えるだけで一苦労だが,それぞれの家,それぞれの地域に相応の特徴があり,圧倒的分量を進めて行くに従い,頭の中に世界観が構築されていく.これは,本文ももちろん面白いが,それ以上に圧巻の世界設定にこそ本質があり,その世界を各登場人物達の場面で細かく切り取りながら時間を進めていく手法に,読者はまんまと絡め取られていく.時間を忘れる.これは麻薬だ.
0投稿日: 2020.01.27
powered by ブクログダークファンタジー的な世界観だけど、魔術やらドラゴンやらは実際には出てこない(それは劇中の伝説の世界のもの)。だから、純粋に魑魅魍魎入り乱れる政争絵巻が楽しめる。
0投稿日: 2019.11.23
powered by ブクログドラゴンとか亡霊のようなものが出てくるが、雰囲気はシリアスな権謀術数がうずまく戦国もの。登場人物が多く、独特の人間関係があり、ちょっと慣れないと進まないが、慣れるとおもしろい。先が気になる。ドラマ版は本を読んでからにしたい。
0投稿日: 2019.11.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
J・R・R・マーティンが送る一大ファンタジー。ファンタジー小説かと思いきや読後感は戦国絵巻のそれに近く、数々の家同士の争いや権謀術数、数奇な運命に巻き込まれる子どもたちが描かれている。物語は様々な視点によって描かれており、複数のストーリーが同時進行するさまは、やや全体像の把握に困難を極めるが、それでも各エピソードの練り込み具合とキャラクターの魅力でぐいぐいと引き込まれてしまう。王の手に任命されて異変を探るエダート。妹からの手紙でラニスター家の不穏な動きを知り、それをエダートに伝えに行こうと旅に出るキャトリン。幼く、事態の変化をまだ知らないブラン。姉に引け目を感じながらも、姫らしくない活発さを誇るアリア。ナイツウォッチに任命された私生児ジョン・スノウ。遠き血で蛮族と政略結婚した、ドラゴンの血を引くデナーリス。物語は主にこの6つの視点で描かれる。自分がこうした戦国絵巻が好きだというのは新たな発見だった。 かつて大陸を支配した狂王エイリスを打倒し、新たな王となったロバート王。王ならではの野心と孤独感に苛まれながらも、ジョン・アリン公暗殺に異変を感じ、唯一の友人であり腹心の部下であるエダート王を王の手に任命する。豪放磊落なロバート王とやや堅物で真面目なエダードの関係は非常に分かりやすいが、両者とも死亡フラグが凄い。上巻では無事だが、下巻でこの二人の顛末が明らかになってからが本当の戦国時代の始まりだろう。エダードの息子ロブは14歳という年齢でウィンターフェル城の城主となるが、こちらもやや危うさを漂わせている血気盛んな若王子といったところで、いずれラニスター家との争う予感がする。弟のブランは密談を覗いてしまったが故に窓から落とされて下半身不随になったが、これはいずれ治るのだろうか。まだ7歳だが、この長い長い歴史絵巻の中でこの年齢や割かれた尺の長さから、数奇な運命に巻き込まれる主人公という感じがする。そういう意味では成長がとても楽しみである。クイーン・サーセイの息子ジョフリーに恋をしているサンサ、そんなサンサと仲が悪く、剣術を習っているアリアなど、次世代への種まきもしっかりと行われている。ただ、スターク家分裂の予感がして結構怖くもあるが。 ロバート王の妻であり、数々の異変の元凶でもあるクイーン・サーセイや分かりやすい残虐な王妃といったところで、そのサーセイと姉弟ながら通じている「王殺し」ことジェイミー・ラニスターも色々ときな臭い。この王殺しというのがそのままロバート王殺害に繋がるのではないかと読んでてヒヤヒヤしてくる。そんな悪徳のラニスター家の中でも稀代のトリックスターとして振る舞っているのはティリオン・ラニスターだろう。短剣の持ち主であるためブラン殺害未遂の容疑をかけられているが、この事件の真相はいまだ明らかになっていない。真犯人はラニスター姉弟だろうが、この家同士の戦争の前触れで、ティリオンの立場がどうなるか気がかりである。ブランの鞍を作ってやったり、ジョン・スノウとの会話など、スターク家の面々と親しい付き合いがあるので、やや引いたポジションの語り部として活躍スのではないだろうか。小鬼(インプ)という名称と皮肉な言い回しなど、実に魅力的なキャラクターである。 そんな戦国歴史絵巻の中でもう一人の主人公と言えるのはジョン・スノウだろう。エダードの私生児でという立場のせいか、その意味を知る娘のサンサや妻のキャトリンからはとにかく嫌われている。そんなコンプレックに苛まれているジョンだが、個人的に一番気に入ったエピソードは、母を娼婦呼ばわりした男を滅多打ちにしたら、武具師ドナル・ロイにエダードの私生児というバックボーンはここでは恵まれた文化資本であることをジョンに突きつけるシーンだろう。 滅多打ちにできたのは才能でも何でもなく、剣を持ったことのある、教わる人間に不自由しなかったが故の環境である。他の人間は母親が娼婦である人間は多く、剣など持ったこともない、喧嘩を習い覚えたのは裏路地や売春宿で、本物の剣を買うことができるほどの金持ちは二十人に一人もいない。そんな人間たちを滅多打ちにしたお前は弱い者イジメのがき大将に過ぎないという喝破は素晴らしかった。 非常に濃密で読み疲れるが、物語の密度は凄まじく、読んだ後にすぐさま下巻に手を伸ばしたくなるほどの中毒性がある。ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」はとりあえず下巻まで読んでから見てみることにしよう。
0投稿日: 2019.05.30
powered by ブクログGAME OF THRONEの原作、場面転換が多過ぎてちょっと読み辛い。 細切れなので読み終えるのに1年以上かかった様な気がする。 でも映像になるとちょうどいいんだよね、著者は最初から意識していたんだろうか?
0投稿日: 2019.03.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ドラマ視聴後購入。 分厚すぎて読み終えられるか不安だったが ストーリー把握していたので一週間ほどで読了。 ティリオンがすき。 夢見るサンサと傷だらけのアリアのコンビもいい。 大狼の名付けの由来もおもしろかった。 地図がついているので、より世界観に入り込める。 一番テンションあがったのはティリオンのこのセリフ 「リトルフィンガーの話には欠陥がある。 私は身内の負けには賭けない」 ティリオーーーーン!!!
0投稿日: 2018.10.10
powered by ブクログ69:本屋で見かけて面白そうだったので、借りてきました。確かに面白いんだけど、これだけのボリュームの上巻を読み終えても「で、結局どうなるの?」とまったく展開に予想がつかないのはいいのか悪いのか……。 大長編、大ボリュームの物語なだけに、人物や地名が怒涛のように(割と前触れもなく)出てきて、そのたびに混乱して物語の把握が遅れるという、少々しんどい一冊でした。下巻、どうしようかなあ……うーん。
1投稿日: 2018.10.08
powered by ブクログ面白いって思えるパートと、誰この人?と思ってよく分からん!というパートが入り乱れて、自分の読み込み力不足を感じる。読み込み力が試される小説って、、、 というわけで、やたらとたくさんの登場人物が出てきて、主要人物はどういう立場で、どんなキャラかが分かりますが、上巻はそれで精一杯だった感じ。下巻にも果敢にチャレンジ(韻を踏んでみた)。
1投稿日: 2018.05.17
powered by ブクログ「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作。 ドラマが意外と原作に忠実なのに驚いた。世界観の設定がより細かく理解できて面白い!
0投稿日: 2018.04.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
英語版のDVDを買ったので、予習として日本語で読む 人物ごとの短い章立てなので読みやすい 騎馬民族の部分がアクセント 登場人物がすごく多い 次女がお転婆というのは若草物語や大草原の小さな家あたりからのお約束?
0投稿日: 2017.10.17アメリカのTVドラマGame of Thrones原作第1巻
ものすごい緊張感のある作品。ファンタジーだからといって夢と冒険、あるいは勇気と友情などを想像してはいけない。 ここにあるのは陰謀と殺戮と裏切り、そして死と恐怖です。これぞダークファンタジー。 緻密に設定構築された世界は、暴力的で薄汚れており下品さを感じますが、その世界観こそがファンタジー作品とは思えない恐ろしい程の緊迫感とリアリティーを生み出しています。 多数の登場人物たちは皆個性的で、この世界の中でたくましく生活していますが、いつも死と隣り合わせで1ページも見逃せない緊張感。読んでいる方が喉がカラカラに…(笑) 本”七王国の玉座”はシリーズのプロローグ的な役割を担っている作品。 この辛口の氷と炎の歌シリーズは文句なくオススメです。 最後に…”冬来たる”です(笑)
2投稿日: 2016.09.10
powered by ブクログテレビドラマ「ゲーム オブ スローンズ」の原作です。10年くらい前に一度読んだことがあるのですが、その頃とは訳が変わっているそうです。ドラマが原作にけっこう忠実なことがわかります。ドラマを観てから原作読んだ方が情景を思い浮かべられて良いかと思います。 出版されいるシリーズをドラマの視聴を追い越さないペースで読んでいくつもり。
0投稿日: 2016.05.09大傑作(断言)
氷と炎の歌シリーズの伝説的第一巻。登場人物はモブ込みでシリーズ総勢200人超くらい? 圧巻に次ぐ圧巻のストーリー、玉座を巡る人々が交錯するシナリオは読み始めたら止められないッ!! 中世をモチーフにした演出なので、残酷な描写が出たりするが、だからこそ手に汗握るリアリティがあるというもの。全ての登場人物に容赦なく試練が降りかかる様から著者の意気込みが伝わってくるよう。 権謀術数、暗躍に次ぐ暗躍、裏切りと結託…… そんな世界だけどもちろん、希望も散りばめられている。ある意味、この社会そのものかもしれない人間の恐ろしさも感じられる大傑作。 しかしまぁドラマの脚本書いてないで早く原作を書き進めておくれよ著者…… 次のレビューは最終巻で書きたいものだ。マジでこの本読むのがライフワークになりそう。 シリーズ未読なら、本当に読んで欲しい。心の底からそう思う小説だ。
1投稿日: 2016.05.05
powered by ブクログ「ゲームオブスローンズ」原作。次シーズン待ちの気晴らしに読んでみた。 ロマンシングサガ的に、章ごとにメインで心情や視点が表現される主要人物が切り替わっていくのはドラマと同じく、というか、ドラマが原作の構成を再現している。 ドラマは筋書きや建物、風土は原作通りで、壁や城の細部など描写にないところもしっかり映像化しててリアリティ持たせてるのはすごい。(下巻開いたら“月の扉”は全然別もんになってた。) 年齢や外見、性格、服装など人物については原作と違うとこ多数。時間の流れが早いのかな。 地図とそれぞれの家の紹介とターガリエン王朝年表は役に立つ。
0投稿日: 2016.04.29
powered by ブクログウェスタロス大陸の七王国は、長い夏が終わり、冬を迎えようとしていた。狂王エイリスを倒し、ターガリエン家から〈鉄の玉座〉を奪って以来、バラシオン家、ラニスター家、スターク家ら王国の貴族は、不安定な休戦状態を保ってきた。だが、ロバート王がエダード・スタークを強大な権力を持つ〈王の手〉に任命してから、状況は一変する。それぞれの家の覇権をめぐり様々な陰謀が渦巻き……。
0投稿日: 2016.03.14
powered by ブクログ〈氷と炎の歌〉と題される長い長いお話の第1部の上である。途中から訳者が変わって、人物名の読みや訳語の変更があったため、遡って統一が図られた新版であるから、これから読まれる方はこれを手にされたし。 南北に伸びる大陸ウィスタロスの七王国、かつては群雄割拠したが、今はひとりの王が治めている。しかしその王、バラシオン家のロバートは、15年前に暴虐の前王、狂王エリアス・ターガリエンを倒した王位簒奪者だ。ロバートと主に戦ったエダード・スタークは寒さ厳しい北部を治めているが、副王ともいうべき〈王の手〉になることをロバート王より要請され、やむをえず引き受ける。というのも前の〈王の手〉、ジョン・アリンが病死したからだ。だが、ジョン・アリンはラニスター家に毒殺されたのではないかという疑惑が囁かれる。ラニスター家は前王の廷臣を務めていたが、寝返って今は王妃も出している有力家である。 300年ほど前には七つの王国だったのを外来のターガリエン家が征服し、今また、そのターガリエン家は倒され、バラシオン家が正統を謳っている。『七王国の玉座』はこの錯綜した権力の歴史が解きほぐされ、再び、戦乱の世になるまでが描かれる。 三人称で語られる小説だが、それそれの章ではある登場人物の名前が明記され、その登場人物の視点から物語が語られるという形式となっている。物語は各章ごとに視点を変えて描かれる群像劇なのであり、作者は状況を全体的に描くために多くの視点を要しているともいえる。 「視点人物」は主人公というわけではなく、語り部に過ぎないのだ。だから視点人物にも何が起こるわからない。視点人物であっても死んでしまうことはある。『七王国の玉座』では8人の視点人物がいるが、あとの部になって登場する視点人物もいれば、途中から視点人物に「昇格」する場合もある。 物語は視点を切り替えながら、滔々と語り続けられるが、『七王国の玉座』で話が一段落するというわけでなく、『王狼たちの戦旗』『剣嵐の大地』『乱鴉の饗宴』……と実は切れ目なく続いていくだけである。
0投稿日: 2016.02.10
powered by ブクログなんとなく評判がいいのは聞いていたので、sony readerでの割引時に購入。 重量級なので、焦らずのんびり読んでいるところ。家名が色々出てきてごっちゃになっているので、早い段階でなんとか整理したい。 ↓ 一旦自分で相関図を作って解決した。表紙が誰だか最後までわからなかったんだけど…ジョン?
0投稿日: 2015.11.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これはこれは…すごい。 複数視点が歴史ファンタジーの魅力を引き出していて良い。 人物の心情を中心にしてない分、読んでて怪我しそう(感情移入してた人があっけなく死んだり)な臨場感が作品全体の雰囲気と重なって、どんどん読んじゃう。 大狼もその雰囲気にすごくあってる。 苛酷な境遇ながら思いやり深いジョン・スノウが好き。 気になる存在は〈小鬼〉ことティリオン。なにを目的にしているのかわからないから怖い。けど、嫌いになれない…。 かなりの読み応えで、まだまだ続くのが嬉しい。 このシリーズは、完結してるのかな?続き待ちはしたくないな。。。一気に読みたい!
0投稿日: 2015.10.30ドラゴンの血脈
非常に練られたプロットと、ぐいぐいと読み手を引き付ける書き方、そして歴史と政治。ファンタジーの中ではとても肉厚なものだと思えます。また、ページ数も厚いです。上巻だけ読んだところでは、北国のスターク家も『壁』という謎を背負っているし、ラスタニー家の策略も気になります。また、元王家のドラゴンの血筋がどう関わってくるのかが見ものです。さっそく下巻に取り掛かりたいです。
0投稿日: 2015.06.02
powered by ブクログ最高におもしろいです。 指輪物語やゲド戦記もおもしろいですが、日本人には本書のほうが「歴史小説」っぽくて読みやすいのではないでしょうか。フレイが小早川秀秋に思えたりして。 巻末の人物紹介はなんども見返しました。 ドラマもあるんですね、全部読了したら観ます!
0投稿日: 2015.04.27この重厚さはハンパ無い!
「ファンタジー」とジャンル付けしてしまうと、一部の人には間違ったイメージを抱かせてしまうでしょう。重厚な、群雄絵巻です。 世界観がしっかりしていて、登場人物に厚みがあって、戦記としても面白いのですが、権力者たちの、政治での闘いも見応えがあります。 戦いの描写は、徹底したリアリズムで、主要な人物の首がごろごろ転がっていくので、軽い気持ちで読むとついていけないかも。 ホント、好きになった登場人物がどんどん倒れて行き、しかも、格好良さもなく、ただただ弱いから/失敗したからと倒れるさまは、マゾヒストでないと楽しめない? 今、唯一シリーズ待ち/追っかけをしている小説です。
0投稿日: 2014.09.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2014年4月22日読了。 シリーズ1作目。10年近く前にハードカバーで読んだけど、訳も少し変わったという事で読み直しです。 今はドラマの方もみてるので、すでにドラマのイメージでキャラクターを見てしまってます。 逆に言うと、ドラマのキャスティングが絶妙すぎる。 読み直してみて、やっぱり面白い。 前に読んだ時の細かな記憶はなくなってるけど。 がんばって、全部読み直そうかな。
0投稿日: 2014.04.23硬派なファンタジー
単行本は上下巻2冊で百科事典並みの厚さと高額な金額、文庫化されても辞書並みの厚さ。本書は電子化してこそ恩恵に預かれる作品でしょう。さて内容ですがかなり硬派なファンタジーでしょうか。というかあまりファンタジー色は強くなくむしろ中世の群雄割拠的な大河小説のようです。トラゴンなど伝説の生物はいるようですがあくまでも話だけでまだ登場しません。また魔法などの設定もあるようですが、これもほとんど使われません。本当に人同士の争いに焦点が当てられていて、そういう意味では歴史小説のようで・・・まあライトなファンタジー小説を期待してはいけません。 またほとんど説明無しに各家の話が始まり登場人物も多いので混乱します。この辺は巻末の各家や人物の説明を読んで凌いでください。多分、巻が進むにつれて慣れては来るでしょうが。。。。しかしこの先、中心となるスターク家の面々にはハードな展開が待ち受けているようですね。
3投稿日: 2014.04.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人気海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作ということで、映像作品を観る前に読んでみようと思って手に取った次第。 しかし…人物が多すぎるのに対してその描写の細かさ、相関関係などの説明がボリュームに対して少なすぎる印象。そのため個々の人物像が印象づけられないまま、どんどん話だけが進んで行ってるような状態でした。 そんな中でもブランやアリアといった一部の登場人物や、ラニスター家の人たちのようなアクの強い登場人物たちのその後の境遇が気になって、なんとか読了できた印象があります。 ドラマを観ていたら印象違ったかもですが、活字を追う限りは少々厳しい印象が強い作品。架空世界でも情景や人物の外見をイメージできる作品が多くある中、本作はその点で及第点に及んでいないように思われました。 既に下巻を購入済なので、続きを読み進めるかどうかは下巻読了後の印象次第かなぁ…
0投稿日: 2014.03.01
powered by ブクログテレビドラマの「ゲーム・オブ・スローンズ」のDVDをねぇさんの誕生プレゼントとして購入。見ております。これ、凄えできがいい。 で、いい機会なので、改訂新版の方を読み直しております。 まぁ、なんでこんな事になったのかと若干思いますが、こんなことがなければ、なかなか読み返せなかったので、それはそれでよいかなぁと。 やっぱり、このお話、すごくおもしろいですしね。 名称変更は、思ったほど違和感なかったです。映像をみながらで、映像の訳が新訳と対応しているものなので、そのせいもあるかも。 今回、読み直して、映像見て思うのは、やっぱり、ティリオンのかっこよさですねぇ。 ロバート王の弟たちのことが、けっこう話の中心の割には、すっかり忘れていました。 人が多くて、場面があっちこっちに飛ぶ物語なので、こうやって、全体の見取り図を知ってから読み直すと、今まで気づかなかったことがわかって楽しいです。
0投稿日: 2014.01.30ドラマから入り 世界観にどっぷり
本屋で見つけて気にはなっていたのです・・・・ TVドラマ ゲームオブスローンズを見てその世界観にはまってしまいました。 魔法は少なめというか『空を飛んだ』り『光が出たり』は今のところ無し、これからもでる要素は無いと思われます。 但し世界観と人物描写は絶品です。ドラマを見てから読んだので、シーンが浮かび上がり臨場感を与えてくれます。 ファンタジーより国盗り戦記として魅力いっぱいです
2投稿日: 2014.01.30
powered by ブクログ久々に、ファンタジーを読んだ気がする。 それも超のつく王道の。 ファンタジーではあるけれど、シビアで容赦なく、何より群像劇として面白い。誰が敵で誰が味方か、単純に言い切れない世界の妙味を味わっていける楽しみときたら! しかもこれだけ厚いのにまだまだ序盤ですよ。 狼好きとして、スターク家の子供たちが少し羨ましい。
0投稿日: 2014.01.26戦記小説
翻訳版一巻が発売されたのはもう十年以上前になりますか。当時グインサーガにはまっていた私は栗本薫の推薦文がついていたことで興味をもってこのシリーズを手にとったのでした。登場人物の多さに圧倒されながらも付録の人物名鑑を頼りに夢中で読み進めたことはいまでも鮮烈な印象として残っています。いうまでもなくすぐれたファンタジーなのですがシリーズとしてはそれ以上に戦記ものとしてのおもしろさを押したいですね。一巻はそういう意味では助走期間ではありますが群像劇としての魅力は最初から全開です。 途中で訳者が変わり一部人名の変更などがあったシリーズですが電子書籍版は新訳に差し替えられていますのでその点も安心。
5投稿日: 2013.11.09ファンタジー・・・・かな
海外ドラマ ゲーム・オブ・スローンズの原作になっている小説。私は上橋菜穂子の守り人シリーズだったか、茅田 砂胡のデルフィニア戦記だったかの解説に言及があり興味がわいたので、読み始めました。 確かに剣と魔法の世界の話ですが、どちらかというとシリーズ前半は戦記物の時代小説のような感じで、ファンタジー色が強すぎないのが気に入りました。 (マンガ『ベルセルク』の鷹の団(蝕以前の)の話に近いかな) 複数の登場人物の視点を切り替えながら物語が進むのが、個人的には読みづらかったです。
0投稿日: 2013.10.24これがアメリカのファンタジー?!
「氷の炎の歌」の第一作目上巻です。イギリスのばら戦争をモチーフにしたウェスタロスという架空世界が舞台です。一番北方を治めている領主、スターク家を中心に、様々な人間の視点で物語が進んでいきます。内容は、ぶっちゃけ、セックス&バイオレンス――イギリスのファンタジー、いわゆる『指輪物語』とか『ナルニア』とかのイメージで読んだら裏切られますよ~。私も裏切られた口ですが、スターク家のジョンとラニスター家のティリオンが気になって、気になって――ちなみにこの本の表紙はスターク家のジョンだと思われます。
1投稿日: 2013.09.26
powered by ブクログ巻末にある各名家の登場人物だけでも人が多過ぎて混乱する上、それ以外の登場人物も多く、そこに地名も加わり、更には700ページ超え、流石に手こずった(;´Д`A。これで波乱の導入部分。どんだけ壮大な物語なんだろう。すんごいシビアなファンタジーだ。10歳やそこらの少年少女だろうが否応無く大人の事情に巻き込まれ、勧善懲悪なんぞお構い無し。簡単にこの人は善い人・悪い人と決め付けられないので、読んでいるこっちまで油断できない。
1投稿日: 2013.09.03
powered by ブクログドラマ版Game of Thronesを観始めたのと同時に読み始めた。 登場人物が多く、混乱しがちになるがドラマを観ているので上手く捕捉されて理解が進む。(ドラマの方は年齢設定が若干上がってる) キャラクターとして、ティリオンが気になる。敵なのか味方なのかハッキリしなくて、狂言回し的なポジションに居るのに、不意に凄く良い人に見えたり良い言葉を言ったりする。 続きも早く買って来よう。
0投稿日: 2013.05.14
powered by ブクログぼちぼちと読み始めたものの、登場人物に感情移入し始めると、もうページをめくる手が止まらず。それぞれの今後辿る道が平坦でないことは明らかだけど、だからこそ早く続きを読みたい!
0投稿日: 2013.04.22
powered by ブクログ2013.3/17読了。 世界観が重厚に作り込まれていて、かなり読み応えのある正統派群像劇ファンタジー。 主人公は一人ではなく、各章ごとにその主観となるキャラクターの名前がつけられているのだが、上巻を読んだだけでもその主役級の登場人物の数は10名近くおり、この先話が広がっていくにつれてさらに多くなるのではないかと思う。 個人的には主観をもつキャラにどうしても感情移入しやすく、特にブランやジョン、アリアたちスターク家の兄弟たちがこの先がどうなるのか楽しみ。 中身も分厚いだけに読むのに時間がかかったが、読み終わるのももったいないという気持ちにさせられるのはさすがと思う。 まだまだ続刊があるので、しばらく楽しめそう。
1投稿日: 2013.03.17
powered by ブクログ2013/01/21購入。いつかは読もうと思っていたが、ボリュームのあるシリーズなので今まで手を出さなかった。米国のTVシリーズ化でまた書店の棚で目につくようになったので購入。
0投稿日: 2013.01.21
powered by ブクログ登場人物が多く、それらを把握するのに時間がかかるけど、めちゃくちゃ面白い。続きが気になってしょうがない。
0投稿日: 2013.01.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
やっぱり面白いですねぇ。 前の版で1部〜4部まで全部読んだので、実質的には再読です。 初読の時に比べると数多い登場人物もかなり理解出来ているし、 「ああ、ここがあの展開への伏線だったのね!」 「おおっ、ここで既に死亡フラグが立ってるやん!」 とか、ちょっと違った読み方が出来て、楽しめました。 ドラマ化もされましたし、日本で放映されたらまた原作がブームになるんじゃないかな?と、期待しています。 で、用語変更ですが、 まぁ、百歩譲って登場人物の表記の変更は良しとしても、特に必要も感じられない団体名や地名の変更はなくてもよかったんじゃないかなぁと、やっぱり思います。 あのゴタゴタの所為で原作を敬遠した人がいたのなら、出版社にも読者にも、やはり勿体ない話でした。
0投稿日: 2012.08.29
powered by ブクログ未完結だからと後回しにしていたのですが、文庫の改訂新版を見て買ってしまいました。…いかん、これは面白すぎるぞ。スターク家の面々や“小鬼”ティリオン・ラニスターの運命が気になって仕方がない。分厚い本の残りページを見て「まだあとこんなにある…」ではなく「まだあとこんなに楽しめる!」と喜べるのは久しぶりの感覚です。素直にもっと早く読んでおくべきでした。
1投稿日: 2012.06.02
powered by ブクログいつの間にやら改訂版が。 久々にコテコテのファンタジーを読む。 キャラ名が一部変わっていたり気になる部分はあるけど、上下2冊にまとまってくれたのはありがたい。(分厚いけど)
0投稿日: 2012.04.16
powered by ブクログ待ちに待ったシリーズの再スタート。 その先鋒になっている改訂新版。 最高に面白い大人のファンタジー。 感想は旧版にて。
0投稿日: 2012.04.08
