Reader Store
午後からはワニ日和
午後からはワニ日和
似鳥鶏/文藝春秋
作品詳細ページへ戻る

総合評価

135件)
3.7
15
58
43
2
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    動物園の裏側や動物たちの生態がたくさん書き込まれているので、動物園好きの人におすすめしたいミステリー コミカルな描写も数多くあるのだけれど、温度を感じないというか、情緒的な描写がほぼない、湿度低めの文体なので、とても坦々とした印象を受けました。言い換えればツッコミ不在というやつなのかも 【少しネタバレ】 犯人はこの人!と言われても、さほど印象の強い人物ではなかったので「誰?」と困惑してしまった…こういうのはミステリー好きなら戸惑わなかったのかしらね

    3
    投稿日: 2025.02.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    似鳥ファンのワタシ、やっと積読シリーズに手をつけます。 今回は動物園が舞台のドタバタライトミステリ作品。似鳥さんらしいお仕事物にはずれなし。子供にも読ませられる内容で、日テレの土曜9時にドラマ化できそうな文体。 ワニが盗まれた!なんてショッキングなはじまりで、みんながバタバタ、バタバタ! ミニブタが盗まれた! なんでミニブタ!バタバタれ! そしてメスのクジャクまで盗まれた! 解決はあっけなかったのですが、さすが似鳥さん。キャラがしっかりしていて、もっと読みたいってなっちゃう、名探偵誕生です。 続編しっかりゲットしてますぜ、つぎはダチョウ!

    29
    投稿日: 2025.02.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    動物園で起こる事件に取り組む飼育員の話。 人が亡くなるとかではなく、窃盗事件。最初はイリエワニで次がミニブタ。密輸にしてもカメでいいし、ワニなんか危険なのに、何故、どうやって窃盗を……?みたいな。 犯人の動機が直前まで全然分かんないし、次から次へと問題が出てくるので、解答編が気になって気になって……ってなってました。最後にはスッキリ! ただ登場人物が誰か分かんなくなるから、最初の目次のとことかに、名前(ふりがな)と担当部署だけでも書いといてもらえる有難かったなー。 でも面白かったので、次回にも期待ฅ(*‎´꒳`*ฅ‪)ꪆ‬

    0
    投稿日: 2025.01.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    動物園が舞台の飼育員と動物の誘拐ミステリー。 ほのぼのとしたミステリーで登場人物のキャラクターがいい。

    0
    投稿日: 2024.12.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    動物園ミステリーだからか、勝手にほのぼのしたものかと思ってたが、意外とヘビーだった。 動物のお医者さん的な個性的な動物が出るものと違って、動物園に絡む人たちの個性が今回のメインと言ってもいいかもしれない。動物たちの不思議な行動や修正を利用したわけではなく、舞台が動物園だったからということなので、当たり前と言えばそうなんだけど。 そしておそらくその姿勢や設定だからこそ、今回の動物が誘拐(というより窃盗)されるという形になったのだろうなぁと思う。本文中、動物園の役割やそこに展示される動物の位置づけについて触れるシーンがあるけれど、モノとしての動物と生命あるものとしての動物とそれを守るべく働く動物園職員とそれを利用する人たちの三角関係(四角関係?)からなる愛憎劇を、なんとなく箱庭的に見てる読者。 個人的に反社的な存在は違和感だったけども、それくらいの役割を担う人がいないとこの三角関係は成立しなかっただろうし、全体としてはまとまった作品だったなぁ。あの獣医さんのツンデレ具合は秀逸。空想上の生き物だけど。 そして、なぜか関西の動物園を想像してた。

    0
    投稿日: 2024.10.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    動物園ミステリとだけ聞くとちょっと軽めなイメージを抱いてしまうけど闇深めな印象。 キャラが個性的なので読みやすさはある。

    22
    投稿日: 2024.10.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    動物園からイリエワニが盗まれたという設定から始まる、ミステリー。うーん。期待しすぎたのか?合わなかった。 動物園の飼育員の裏話はとても良かったし、キャラクターも立っていてテンポよく読んでいたのだけれど、謎解きをする人物がコロコロ変わって、特に後半が読みにくかった。 あとがきに聖書の天地創造の話があったが、そのくだりもモヤモヤした。 続編はおそらく読まないだろう。

    4
    投稿日: 2024.05.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タイトルの印象から、もっとゆるっとしたストーリーかと思っていたけれど、…いや、ゆるっとはしているんだけど、なかなかにしっかりとミステリーだった。 最初は登場人物(登場動物?!)が多くて混乱したけれど、桃本くんの脳内(妄想)もおもしろくて、登場人物のキャラクターもユニークで、テンポよく読めた。 動物園の裏側みたいなこともちょっと知れて興味深い。続編もいつか読もう。

    0
    投稿日: 2024.02.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ほのぼの系動物園ミステリーだと思って読んでみたら真相が闇深くて衝撃的でした。 動物園に最後に行ったのはいつだったか思い出せないくらい長い間動物園には行っておらず、最近なぜか動物園に行きたい欲がすごくあったのでより行きたくなりました。 七森ちゃんの折り紙が気になりすぎます!

    0
    投稿日: 2024.01.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    動物園から盗まれたワニ。誰が盗んだのか、飼育員たちが犯人を見つける話。 動物園の飼育員目線で、面白かった。

    2
    投稿日: 2023.09.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このシリーズ、続きも読もうと決意。わたしこの作家さん好きだ。 取材・調査に基づいたのであろう動物園知識を盛り込めるぶんだけ盛り込み、キャラクターを立たせて、おまけに犯人探しのどストレートな楽しさも。サービス精神あふれる書き振りが楽しい。

    2
    投稿日: 2023.08.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     体長1メートル越えのワニが盗まれた!! 残された張り紙には怪盗ソロモンなる者が・・・。 動物の扱いに長けた人の犯行だろうと疑惑が渦巻く中、さらにほかの動物も盗まれて・・・。 動物園職員が奮闘するライトなミステリ。  楓ケ丘動物園シリーズの1作目。 似鳥鶏さん動物ものとかも書かれてたのですね、確かにペンネームも動物に因んで・・・って調べたら全然由来は動物好きとか関係なかった!!   獰猛なワニを盗んでいるので内部犯なのは確実なのですが、その割には登場人物全体の掘り下げが足りないような・・。 動物を盗んだ理由付けは上々、キャラクターも良し、鴇先生可愛い!!

    0
    投稿日: 2023.05.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    のんびりと進むミステリー。犯人に接近したり、もちろん犯人を言い当てる推理ショーもあるけど、ハラハラドキドキって感じがない。主人公の人柄なのか、作者の文体なのか、疾走感はなく日常を眺めているような話しだった。(事件が起きてるから日常ではないんだけれど…)

    0
    投稿日: 2023.03.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ★いえ、七森さん、あなたはすでに齧歯類です(p.293) ・短編集かと思ったら長編でした。次々と盗まれてゆくさほどお金にはならない種類の動物たち。誰がなんのために、どうやって(特に最初の事件)。暴力団がからんできたあたりでそもそもの原因は察しがつきましたがなぜこういうことになってしまったのかは解けませんでした。 ・サブタイトルの付け方が梶尾真治さんの「エマノン」シリーズみたいですね。 ・動物がらみやし、似鳥鶏さんは読んでってみようと思ってたし、イラストのスカイエマさんに最近惹かれてるのとで手に取りました。 ■楓ヶ丘動物園についての簡単なメモ■ 【一行目】動物園の飼育員は腰のベルトに様々なものをぶら下げている。 【アイ】ミニブタの雌、六歳。 【あにまる通信】飼育員たちによる動物園ブログ。 【ウァレフォル】謎の人物。元の意味はソロモン王が使役する七十二柱の悪魔の一柱。手持ちのド=プランシー『地獄の辞典』によると天使の姿ないしは、ライオンの顔にガチョウの脚、野兎の尾という姿で現れ人間に才気と大胆さを与えるとなっている「ヴァラファール」がこれになるか。他の説では人間に盗みをそそのかす悪魔というものもあった。 【ウララ】シマウマの雌、六歳。 【江川】獣医兼レッサーパンダ担当。 【N作戦】「泣いた赤鬼作戦」の略。友人のためにあえて悪役をするという憧れのシチュエーション。服部くんがしたがっていた。 【遠藤】広報係。女性。プライベートでも広報係という厄介なお人。 【大久保】南署の若い刑事。 【オードリー】フタコブラクダ。もうじき出産。 【楓ヶ丘動物園】舞台となる動物園。 【グレゴリー】たぶんフタコブラクダ。雄。 【コータロー】グレービーシマウマの雄、八歳。 【ココ】ダチョウの雌、十六歳。おとなしい性格。 【コン】イリエワニ。一番小さく一メートル二十センチ。 【佐世保修/させぼ・おさむ】三代目園長。長身で上品な白髪、知的なまなざしの紳士。アフリカゾウの飼育を二十年間担当した職人肌の飼育員だった。 【サトシ】イリエワニ。二番目に大きいがルディとそう変わらない。 【飼育員】二割は動物好き。三割は動物マニア。五割は動物バカ。 【ジェシカ】アミメキリンの雌、九歳。 【ショコラ】モルモット。 【ソロモン】怪盗。イリエワニのルディを盗んだ。 【高橋】庶務。 【都筑/つづき】南署の刑事。 【テレビカメラ】《テレビカメラというのは、向けられる人にとっては銃口のようなものだった。》p.131 【動物園】犯罪現場には向かない現場。言うことを聞かない生き物がぞろぞろおり危険だしいろいろ制限もあるのでとても捜査しにくい。 【動物園不要論】根強く存在する考え方ではある。個人的にはぼくも「なくてもいい」とも思っているのですが、その教育的価値の高さは認めています。ただ教育的価値のために動物の自由を奪うのがゆるされるのかとか、でも実のとこ動物園で飼われている動物たちは野生よりもシアワセなのかもとか、まあいろいろ考えて結論は出にくいです。 【鴇/とき】獣医兼猛禽館担当。髪をひっつめにしている。長身で姿勢がいい。思い切りと度胸もいい。この人に指示されると誰もがつい姿勢を正してしたがってしまう 【時田】渉外係。 【七森さや/ななもり・さや】ふれあい広場担当。園のアイドル。動物の名前にも「さん」をつけて呼ぶ。折り紙をよくしてる。 【盗まれた動物】イリエワニ一頭ルディ。ミニブタ二頭アイとハナ。インドクジャクの雌一羽。 【服部】爬虫類館東側担当。文学青年だったゆえか作中一番の変人ゆえか「あにまる通信」に載せる文章もときおり耽美に走ったり変態的なのでむしろ評判がよかったりする。《服部君の辞書にデリカシーという単語はない。》p.230 【ハナ】ミニブタの雌、十一歳。 【はにかみ屋】桃くん御用達の弁当屋。何を選んでも必ず異常に塩辛い謎の漬け物がついてくる。 【BL】ブリーディング・ローン。動物園同士での動物の貸し借り。 【伏見】爬虫類館西側担当。 【ププル】オランウータンの雄、二歳。 【ふれあい広場】動物に触れるスペース。 【ボコ】ダチョウの雄、十七歳。なぜか人間の雌を見分けることができ求愛する。 【本郷】先輩。どこの動物園にも一人はいる熊ヒゲの飼育係。 【村田】広報係。以前は工場に勤めていた。 【メイ】アミメキリンの雌、三歳。人懐っこい。桃さんの顔を舐めたがる。 【モモ】ミニブタ。 【桃本/もももと】語り手。だいたい「桃さん」とか「桃くん」とか呼ばれる。オランウータンとミニブタに「モモ」がおり他園に引っ越したコビトカバにも「モモ」がいるので「人間の方のモモ」と呼ばれることもある。アフリカ草原ゾーン担当。動物に舐められやすい。皮膚から美味しそうな何かを分泌しているのかもしれない。 【モルコ】モルモット。 【ヤヨイ】ミニブタ。 【リリィ】シマウマの雌、五歳。コータローを物憂げに見ている。 【ルディ】イリエワニ。 【ワリー】イリエワニ。一番大きく二メートル近い。 【第一章 のたのたクロコダイル】二メートル近くある危険なイリエワニが「怪盗ソロモン」とやらにさらわれた。いつ、どうやって、なんのために? 桃くんが疑われてるみたい? 【第二章 ごろごろポットベリー】七森さんの周囲が不穏な感じがしたので食事に誘ってみたが…。そしてふれあい広場のミニブタ二頭がさらわれた。鴇先生とのコンビ誕生。 【第三章 ばさばさピーコック】鴇先生と桃くんの捜査と危機。そして桃くんが襲われた。 【第四章 がっかりホモサピエンス】七森さんとの会話から少しずつ謎がほどけてゆき鴇先生、服部くん、園長なども参戦。

    1
    投稿日: 2023.01.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    かわいい。動物園いっぱい行ったなぁ。爬虫類いいよねー。注釈も楽しい。 どうなっちゃうのかと思ったけど、なるほど、な終わりでよい。

    0
    投稿日: 2023.01.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    動物園好き&ミステリー初心者でオススメされた本。動物園の日常プラスミステリーかと思ったら、結構ちゃんとミステリー。途中こんな事ある!?(事件がそもそもこんな事ある!?ですが)な事もありますが、最後まで面白く読めました! シリーズモノなので次も読んでみようと思えます!

    0
    投稿日: 2021.10.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    動物ネタがもう少し多いともっと楽しめる気がする。あくまで動物園が舞台の人間模様。シリーズ通して読んでみる。

    2
    投稿日: 2021.09.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    動物園で起こった奇妙な事件のお話。 みなさんキャラがたってて面白い。 服部さんはいい変態。 事件の真相もなかなかシリアスで、最後までわからなかった。

    0
    投稿日: 2021.05.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    楓ヶ丘動物園シリーズ第一弾 動物好き・動物園好き×ミステリー好きな人に是非ともオススメしたい。 何頭かの動物が死んでしまう(直接的な描写は無いが、想像出来てしまうかも)と言う点だけが少し悲しいけれど、 物語の書き方が魅力的で凄く惹き込まれました。

    0
    投稿日: 2021.02.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    友達にオススメされて読みました。 似鳥さんの動物シリーズの1巻目。 動物園がテーマとなっているミステリーは新鮮で、 読み終わり動物園に日常が戻るとホッとする読後でした。 動物は「器物」扱いなんだ、とか、飼育員さんの働いているときの葛藤とか、どれも知らないことばかりで興味深い。動物園という場所について、テーマパークのようなイメージしかもっていなかったが、考えが変わりました。

    2
    投稿日: 2021.01.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    最近は似鳥先生の覚小説中の語り口にはまってます 本書は動物園の飼育員たちの抱え持つ職業上のクセ や職業アルアルに楽しみながらも、上質の推理劇を 味わえる構成であります 実行犯が、何の為にソンナことをしたかを考えれば 犯人がわかる ゴメン、嘘です・・・見えはりました( *´艸`)

    0
    投稿日: 2020.12.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ★3.5。余白の少ない文章に一瞬うっときたが、読みやすく杞憂でした。 動物を愛する飼育員たちのお仕事小説でもある動物園ミステリ。ワニ、ミニブタ、次々に動物が怪盗ソロモンによって盗まれる事件が発生!犯人は動物園の関係者…?という犯人探しもの。正直大したことはないけどおもしろく読めた。 飼育員は動物好きか、動物マニアか、動物バカで成り立つと説明されているの好き。 主人公はヘタレかと思いきや以外としっかりもので天然タラシ?の先輩飼育員。獣医の女先生、動物園のアイドル後輩、そして変人?後輩服部くん。 期待していた服部くんとのブロマンス要素はあまりなく、どちらかというと獣医さんと良い雰囲気でした。

    0
    投稿日: 2020.10.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    はじめて読んだ似鳥さん。文体的にも、米澤さんに近い感じ? 話の展開が若干込み入りすぎているように感じたけれど、特にお仕事の描写部分が楽しく読めた。ぜひ他の作品も読んでみたい。

    0
    投稿日: 2020.08.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    動物園を舞台にした、ちょっとしたミステリー。トリックや推理よりも、登場人物たちのほのぼのとした動物園の日常がうれしいお話です。といいつつ、飼育員の皆さんの日常は、けっしてほのぼのなんて言葉ではなく、多忙を極めているのがよくわかります。次に動物園に行くときには、ちょっと見方が変わっているかも?

    0
    投稿日: 2020.08.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    おもろかった。久々の活劇ミステリ(大げさ)。動物園でおきるイリエワニなど動物の誘拐殺害事件。典型的な主人公の男性はアノニモス的なちょっとドジっ子。獣医兼猛禽館担当の鴇先生がすばらしくかっこいいキャラ(現実感のなさが特に良い)。多人数系アイドルのような七森さんもよいし、園長や服部くんなど魅力的。ともかく、バイオレンスでミステリで事件でもあるんですが、全て良い意味でバランスが優しい感じで、すっきりした読了感。

    4
    投稿日: 2020.04.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    市立高校シリーズですっかり似鳥さんのファンになってしまった。他のもボチボチ読んでいこうと思い、とりあえず動物園シリーズを。 結構ハードな事件が起こるにしろ、基本的に著者の人というもののとらえ方について、安心感をもって読めるところが好きだ。こういう、あまり構えずに軽い気持ちで「あ、あれ読もうかな」と思えるものがあるのって本当にありがたいとつくづく思う。

    0
    投稿日: 2020.04.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    動物園が舞台のミステリー。イリエワニが盗まれる事件が起き、主人公の飼育員、桃さんが個性豊かな同僚たちに振り回されつつ事件を解決する。特に獣医の鴇先生と後輩の服部君のキャラが濃い。ちょいちょい笑えるし、動物園のお仕事の描写も面白かった。シリーズ化しているので続きも読みたい。

    0
    投稿日: 2020.01.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いやー、想像よりずっと面白かった!読む前はあらすじから動物園が舞台の動物園らしいほのぼの日常(?)ミステリだと思っていたのだが途中で「あれ?」と思い、最後の謎解きではこれはただの日常ミステリじゃないな!?と確信した。探偵役が本当の謎解きをするまで私には犯人の真意はさっぱりわからず。これは続編も追わねば。

    0
    投稿日: 2019.12.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    日常ミステリーで検索して出てきたので読破。 似鳥鶏先生の本初作品でした。 動物園ってのがかわいらしい。だらだら以外と時間がかかってしまった。いや、本はおもろーでした。 ほんわか。そのうちのそのうち再読します。たぶん。

    0
    投稿日: 2019.10.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    楓ケ丘動物園の飼育員さんたちが活躍するミステリー第一弾。 個性際立つキャラクターがとても魅力的。「担当動物に顔や雰囲気が似る」っていうの、どこかでも読んだけど似通っている部分が何やかんやであるんだろうな。 「どこがどう繋がるんだ?」と思わせる点と点の事件が繋がる過程でふつうに死にそうになるぐらいのピンチに巻き込まれる主人公。 「動物」を殺しても器物損壊、もしくは動物愛護法違反にしかならない、というのは初めて知り、刑期があまりにも短く、これを飼育員さんを前に言わせるところが本当に読んでいてつらかった。 そこからの鴇先生ボーナスタイム(面会デート)が救済タイムでしたありがとう。 内部の人間が犯人だったとしても、関係ないとおもわれる事務職員にまでアリバイ確認きっちりとしている服部くんの目の付け所がSHARPすぎて振り返って読み返してしまった。君は何者なんだ。 女性人気高いと思う鴇先生と服部君(個人の感想です)に桃くんも負けじと頑張ってほしい。 わたしは鴇先生がだいすきです。

    0
    投稿日: 2019.10.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    旅のお共として。連作短編かと思ったら長編だった。シリーズ物なので今後も楽しみ。動物園が舞台で鋭い園長も素敵、クールな鴇(とき)先生も素敵、変人の服部君も素敵。しかし、鴇なんて字初めて見た。登場人物が多いけど、みんな愛すべき人達な感じで面白かった。

    0
    投稿日: 2019.09.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    動物園からワニが盗まれた。そこには「怪盗ソロモン」という貼り紙が… 凶暴なワニをどうやって盗んだのか、そして何故… その後今度はミニブタが盗まれて、飼育員たちが解明に乗り出した。 まず動物園のお仕事小説として面白かったし、キャラが立っているのもいい。そして軽いラノベかと思いきや、最後はなかなかハードな内容で考えさせられた。

    2
    投稿日: 2019.07.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    動物園のワニが盗まれた。トリックと犯人の動機は?のお仕事ミステリー。 動物園のほのぼの短編集かと思いきやなかなかの事件ものでした。 動物を絡めた事件ものは苦手ですが作者の考えも知りたいのでもう少しシリーズを読み進めようと思う。

    0
    投稿日: 2019.06.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    動物園を舞台にした日常ミステリの連作短編だと思って読み始めました。誰が探偵役なのかさっぱりで読みにくさに難儀しながら一章を読み終わって愕然。長編だったのか。しかも日常の謎どころかしっかり事件だし。いえ勝手に思い込んだ私が悪いのです。でも登場人物たちのキャラが絶妙でいつの間にか引き込まれ、一気に最後まで読んでしまいました。正直ミステリとしてはもう一息と思える部分はありましたが、読み終わってみるとキャラが楽しいしまだ気になることも多く、動物に関していろいろ考えさせられることもあり続編が楽しみになりました。

    0
    投稿日: 2019.06.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    以前に同作者の別作品を読んで、う〜ん…って感想だったので期待しなかったんですが、なかなか面白かった!動物園が舞台というのも新鮮でしたし、キャラも良かった☆変態服部くんが好きです☆ 犯人にも、まんまと騙されましたf^_^;続編も買いました。ただ、動物が最後あんなふうだってわかったときはちょっとかわいそうだったかな… 続編が楽しみです‼

    0
    投稿日: 2019.06.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    キャラ設定がよい。 鴇先生かわいい。 動物は器物扱いとか、人間と動物の関わり方を考えさせられる。 最後の最後に村田さんのしたかったことがわかるんだけど、なんか切ない。

    0
    投稿日: 2019.04.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いや〜、面白かった!!(^o^ 動物園を舞台に、飼育員を主人公に据えた、 立派な「お仕事小説」としてまず面白い(^ ^ 実は密かにあこがれていた職業である、 動物園の飼育係の生態(?)がよく分かり、 非常に興味深く読めました(^ ^ 飄々とした主人公と、彼を取り囲む 「濃いキャラ」の面々のやり取りが楽しい(^ ^ 彼らの日常を追うだけで、一般人には非日常で 非公開の世界だから、もうそれだけで充分な(^ ^; その上、事件が発生して、謎解きをしていくのですが、 その事件が本格的(?)で(^ ^ 主人公の「飄々さ(?)」に惑わされがちだが、 起きている事件は重大で申告で(^ ^; 主人公も結構なピンチに遭ったりする(^ ^; 動物園で起きた、動物園ならではの事件。 それが意外な広がり(?)を見せていき、 最後までぐいぐいと引き込まれてしまった(^ ^ 例によってミステリなので、細かくは書けませんが... いや〜、これは面白かった(^ ^ 続編に大期待(^o^

    1
    投稿日: 2018.10.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ほっこり感のあるタイトルと、とっつきやすい「僕」による一人称に、“日常の謎”系ミステリーのライトノベルかと思ったが、だまされてはいけない。 全然日常じゃない犯罪に、説得力のある動機。 さくさく読み進んでしまうテンポ良い文体ながら、中身は社会派でした。 特に、実行犯のとったある行動の動機は、司法試験の勉強をしていたという作者ならではのアイデアだと思います(器物損壊罪と窃盗罪、知らなかった……)。 表紙(ワニをおんぶ)と、動物園の飼育員が主人公という設定に、お仕事小説かと思ったら、そちらは正解。 動物園から、凶暴な上にあまりお金にはならないクロコダイルが盗まれます。 しかも「怪盗ソロモン」からの犯行声明付き。 巻き込まれ体質の好青年・桃本くん(呼びにくいので通称「桃」くん)が、獣医の鴇(とき)先生や、後輩の七森さん(動物園のアイドル)、服部くん(自称変態)と、解決を目指します。 なにより心に残ったのは、飼育員さんたちの仕事ぶりでした。 冒頭、ダチョウが原因不明の体調不良から回復するのだけど、飼育員は皆、フンの観察など経過は見守りつつ、原因究明にはこだわらない。 これが人間の子ども相手だったら、精密検査とかもっと深掘りしそうだと思う。 けれど桃くんたちは、今の医療技術でわからないことは結果オーライなら一旦捨てて、目の前にある毎日の仕事に、限りある体力と頭と時間を向ける。 自分の健康管理にも気を配りながら(動物への感染予防のため)、必要なら始業時間より早く出勤して餌をやり体調を観察し、残業して出産を見守る。 とはいえ毎日の主な作業は、掃除。 大変で、同時に、すごく健やかな仕事への向き合い方だなと、読後すっきりした気分に。 自分も日々、必要以上に細かいことは気にせず、どんどん身体を動かしていこう、やるべきことをやっていこう、という前向きな気持ちにさせられました。 と書いた直後から細かいことを言うと、 携帯に「Valefor」って名前で登録するって、 さらに別の人がその単語を一度見ただけで覚えるって(だって結構特殊なスペル)、 そんなことあるかな……。 あと、桃くんのファーストネームを知りたい。 あとがきも好きです。本文とは別の面白さです。 シリーズ続編あり。

    1
    投稿日: 2018.05.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    動物園から凶暴なワニが盗まれた!? 連作かと思いきやがっつり長編だった。 飼育員さんたちの日常がとても面白い。

    0
    投稿日: 2018.03.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    飼育員のうち「動物好き」と呼べる人は二割。あとの三割は動物マニア、残りの5割は動物バカ。なるほど、動物園行くと毎度楽しい理由ってのはコレなんだな。

    1
    投稿日: 2018.02.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    イリエワニが動物園から盗まれた 価値が高い動物は正直ほかにもいるのに・・? 大きくて、狂暴なワニ(盗み辛い)がなぜターゲットに? 動物好き、ミステリ好きなら是非 文はライトタッチなものの、ホワイダニットの謎解きがしっかりしています 登場するキャラもぞれぞれ際立っているので、シリーズ化・・・納得

    0
    投稿日: 2018.01.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    動物園の飼育員視点のミステリーは新鮮。動物園の裏側には興味津々です。キャラの軽さや、ストーリーの軽快さと比べて、事件の重さが少し浮いてしまっているのが、気になるところ。

    0
    投稿日: 2017.12.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    完全にタイトル借りでしたが面白かったです。動物達を色々利用するのは許しがたい。ただ、動物園の裏側というか、実情はこんな感じなのかと、そちらの方が印象に残りました。鴇先生も服部くんも良いキャラ。アイドル的存在の七森さんが霞むほど。でも、その七森さんもアイドル枠に収まらないキャラで素敵でした♪亡くなった動物たちは可哀想だし人間の身勝手に翻弄されて無念だろうと心が痛みます。でも、飼育員たる矜持は本当に立派。読んでいてなるほど、と思わされました。イジられ&振り回されキャラの桃くん頑張れ。私は動物園好きです。

    0
    投稿日: 2017.12.10
  • メイさんの大いなるべろんべろんとボコさんのわっさわっさが癒し

    それはもう魅力的で個性が光る飼育員さんたちの、お仕事奮闘記。 と思ったら、それ以外のいやそれ以上の、すごい立ちまわり劇にびっくり! 推理合戦?が、まじめなのか、冗談なのか(たぶん本気)とにかく笑うしかない。 飼われている動物たちとの、悩みながらも真摯な心の向き合い方を見ていて、この方たちに任して大丈夫なんだと、心から思いました。 動物観察と、人間観察がちょっと見る角度が変わっていて秀逸。

    0
    投稿日: 2017.11.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    楓ヶ丘動物園のイリエワニが一頭消えた。後には怪盗ソロモンからのメッセージが。 飼育員の桃本は解決に駆り出されていく。 遣り手で何を考えているのかわからない園長、空気を読まないオタクの服部、威圧感と過去が気になる獣医の鴇先生、園のアイドル七森さん。 動物園でいったい何が起きているのか。 この作家さん、前回は本屋さんが舞台だったなあ。今回は動物園の飼育員さんのお仕事が描かれる。 飄々とした桃さんが個性の強い面々に引っ張りまわされ、事件解決に巻き込まれてる。 飼育員さんってムツゴロウ王国のイメージだったと読みながら気付いた。 「飼育員は一日中掃除をしている。午前中に寝小屋を掃除し、午後に放飼場を掃除し、合間に餌籠その他を掃除し、最後に自分を掃除して帰る。」 個性的な面々のおかげ?でほのぼのした空気になっているけれど、事件は物騒で、陰湿。後味も悪い。そうだ、本屋さんの時もそうだった。 リスのような七森さんと実はモデルのような鴇先生、桃さんとの発展はあるのか。 そこも気になるところ。

    1
    投稿日: 2017.08.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    動物園ミステリという新ジャンル(?)に惹かれて、初めて似鳥鶏さんの作品を読みました。読みやすい文体で、サラサラ読めて面白かったです。 ミステリとしても面白いし、動物園の職員さんの物語としても楽しめました。 同時に、動物園で飼育されている動物の位置づけについても考えさせられる内容でした。 動物にやたら舐められる僕(桃本)、動物園のアイドルの七森さん、なんだか威圧感のある鴇先生、変人の服部くんなど登場人物の個性が豊かで楽しかったです。服部くんの変人っぷりに、ハマってしまいました。また、大胆さ、きれる頭脳の鴇先生は何者なんだろう、と気になります。 動物園に行きたくなる、そんな一冊でした。

    0
    投稿日: 2017.05.04
  • まさに「キュートな動物園ミステリ」

    まずはじめに。 動物園に行きたくなります! そしたら。 飼育員さんたちが気になります!! そして 動物園の在り方に思いを巡らし、動物と、 そして、飼育員さんたちにエールを送りたくなります!!! 個性的な飼育員さんとテンポのよい文章にだまされたように読み進めてしまう。 キュートな動物園ミステリーです。 ネタ的な部分ですが、今回お弁当の漬物エピソードが特に好きです。 似鳥さんのこういう面白さ、もっともっと読みたくなります!

    3
    投稿日: 2017.04.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「午後からはワニ日和」想像を誘う絶妙なタイトルを裏切らない、動物園の物語シリーズ第一弾。 私は「ダチョウは軽車両に該当します」から読みましたが、いずれも動物園を舞台に、妙に人間的で好感の持てる登場人物たちが「非日常のあれこれ」に巻き込まれて、個性を発揮しながら解決に至ります。 最後の展開は良い感じで期待の少し上をいってくれるひと捻りがあり、さらに事件なのに、読後感がなんとも柔らかいのが好きです。動物の飼育員さんの目線が温かいからなのか、「ふわり」「のそのそ」と著者の使う擬音・擬態語が可愛いからなのか。 忘れられないのは、ちょこちょこ差し挟まれる豆知識的な注釈。ユーモアたっぷりでお気に入りです。

    0
    投稿日: 2017.03.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    坂木司みたいなほのぼの日常ミステリー…かと思いきや、内容が重くて驚き。動物園のバックヤードを見られてそれなりに面白かったが、如何せん最後に解き明かされる事件の真相で動物が酷い目に遭っていて…動物が好きな人にとっては胸糞悪い話かもしれない。 物語の真相も二転三転して落ち着かない感じではあるが、現実の事件も同じようなものなのかもしれない。

    0
    投稿日: 2017.01.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    日常ミステリかと思いや、少し重めの話だった。 謎を解かせる気はそんなにないんじゃないかと思う。 キャラが魅力的なので、小説としては◯。 そういえばタイトルが回収されなかった。。

    0
    投稿日: 2016.12.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    動物園を舞台にしたお仕事小説であり、ミステリーの部分も合わさった物語。ミステリーの方は、動物の生態などから事件解決のカギが隠されているなど、最後まで真実が読み取れず、事態も二点三転するなど、飼育員と接点のなさそうな暴力団との関係は一体何という、こちらも面白みがあって良かった。日々動物を守る信念に基づき仕事に取り組む飼育員、獣医師らの動物と人間との関係、共存についての葛藤も垣間見え、動物園の仕事の様子が事細かに描かれ、飼育員たちの仕事に対する情熱も感じられ、人物描写もうまく表現され、面白かった。

    0
    投稿日: 2016.10.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    動物園で働く飼育員さんが主人公のミステリー 動物園から動物が盗まれるという突拍子もないストーリーだけれども、突拍子がないからこそ、誰が、どうやって、そもそもなぜ盗んでいったのか、が気になって先を読み急いでしまう一冊。 動物園の飼育員、いわゆる裏方さんがメインという点でとても興味深いし、動物の描写なども充実しているので頭の中で想像しつつムフフと笑いながら読みすすめました。 似鳥さんの作品は以前『理由あって冬に出る』を読み、今回が二作目になりますが、白黒のつかないもやっとする毒をさりげなく話の中に忍ばせているな、という印象があります。 今作も、動物園とはなんぞや、ヒトとはなんぞや、ということを考えて、う~ん……、と唸ってしまうような、心の隅に何かが残るお話でした。 続編もあるようなので、そちらも楽しみたいと思います。

    0
    投稿日: 2016.09.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タイトルと著者名のインパクトが強烈でした。ワニにニワトリ…。 動物園でワニが盗まれた!現場には”怪盗ソロモン”のメッセージが!?コメディタッチかと思いきや、意外にシリアスな作品。 2012/00/00

    0
    投稿日: 2016.05.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    動物園の飼育員をテーマとしたシリーズ。著者が動物好きということから、動物園ミステリーを描いたが斬新。動物園がテーマとなる作品は少ないですからね。内容は、基本的に著者の作品の主人公は草食系男子であることから、この主人公もご多分にもれず草食系。ちょっととしたユーモアを持たせながら、最後の最後までどんでん返しが続くのは爽快。

    0
    投稿日: 2016.03.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    迷いアルパカ拾いました がタイトルに惹かれて読みたくなって。 ある時手を伸ばしたら、続き物だというではないですか。 じゃぁやっぱり1巻から・・・ ということで読んだのがこちらです。 まぁ、結論、可もなく不可もなく。でした。 ということで、もしかしたらアルパカさんはもう買わないかもしれない。し、気が向いたら買うかもしれない。 そんな感じ。 基本的には、動物園の飼育員とは、というお仕事小説的なのりで読むのもよいし、推理小説としても、まぁ、確かに最後まで、あれ、そうきたの?っていうのはあったから、まぁ、最後の最後のページまで、楽しめました。 (ただし、手に汗握る、とか、そういう「引き込まれ」感は、強くはなかったです。終始穏やかな感じ。) 最後まで、鴇先生は、謎だけど(笑)。

    0
    投稿日: 2016.02.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    うっかり2作目から読んでしまったシリーズを遡ってみた。 2作目の方が面白かった気がする。 鴇先生ほんと何者なんだろう…。 服部くんの変態ぶりもやはり好きである。

    0
    投稿日: 2016.02.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    動物園シリーズ第1作。動物園でワニやらが盗まれて…意外な展開に転がっていったが、動機の一つの動物の扱いについては同感…。先に2巻を読んでしまったので、やっと最初が読めた!服部君は最初から変で安心した。先が楽しみです。

    0
    投稿日: 2016.02.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    まずは当たり前だが動物好きの人におすすめします。 これも最初はほのぼの動物小説だと思って読んでみたら結構ミステリでした。 事件も最初は軽いノリかと思っていたら結末は少し重めな感じでなかなか。 そして登場する動物園の職員さん達が個性的で面白い。 読んでると動物園の飼育員になりたくなります。自分ならどの動物を担当してみたいかなあ。 とりあえず次作も読んでみよう。

    0
    投稿日: 2015.12.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    動物園の動物達は幸せだと思います。 それを支えるスタッフの苦労がわかってまた動物園に行きたくなります。 謎解きは悲しさもあったけど鴇先生の豹変ぶりが好きです。シリーズ読みたいです。

    0
    投稿日: 2015.12.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    動物園でイリエワニ、ブタ、クジャクが怪盗ソロモンに盗まれた! なんの繋がりのない動物たち、獰猛なワニをどうやって捕まえて運んだのか、謎が深まります。 飼育員の仕事内容がよくわかる、お仕事本。

    0
    投稿日: 2015.12.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    動物園を舞台にしたミステリ。 キャラクターが個性的で面白かった。鴇先生のやり方が結構行き当たりばったりのめちゃくちゃで、ピンチをギャグっぽいノリと勢いで切り抜けたあたりはどうなのこれ…と思ったけど、ラスト付近が可愛くてほほえましかった。桃君、鴇先生、七森さんの今後の関係も気になるところ。変人の服部君も好きです。動物園の飼育員さんってなんだか憧れだけど、大変な職業だよなぁ。 意図的なのか何なのかわからないけど「すいません」の連発が気になった。 スカイエマさんの表紙絵かわいい。

    0
    投稿日: 2015.12.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    表紙と物語のイメージがぴったり。 登場人物がみんな可愛い。 特に後半の鴇先生はたまらなく可愛いので、次巻も読まなくてはっ!と思う。そして、動物園に行かなくてはっ!とも。

    0
    投稿日: 2015.10.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    動物園×ミステリ。 表紙が可愛かったので日常の謎系かと思ったら、メインは連続盗難事件!主人公は体を張って犯人を追いかけたり犯人だと思ってた人が全然違ってたり、素人探偵の醍醐味満載でミステリとしてもしっかり面白い。 飼育員の仕事の描写は珍しくて楽しく読めたし、同僚の人たちは仕事はできるけど彼氏のいないお姉さんとか小動物みたいに可愛い新人の女の子とか空気を読まない変わり者とか「いるいるこんな人!」っていう身近にいそうな人達ばかりで、動物園というあまり馴染みのない舞台でも物語に入り込みやすい。 続きが気になって眠れない!っていうほどの盛り上がりはないけど、楽しく読める作品です。

    0
    投稿日: 2015.08.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    動物園からワニを盗む。 凶暴なワニに四苦八苦する犯人の姿なんて見せて貰えたらドタバタコメディとして面白いと思ったんだけど、そういうシーンはありませんでした。コメディ色が強そうなキャラが多かったので期待してですが、そういうテイストの作品ではありません。

    0
    投稿日: 2015.06.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    似鳥さんは『理由あって冬に出る』に続いて二冊目。 しっかりミステリー・サスペンスしてるけど、文章はコメディタッチで面白い。 癒された。特に目次、最高。

    0
    投稿日: 2015.06.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ワニが盗まれる、という事件も面白いけれど、 飼育員の日常が描かれているところがすごく面白かった。 感動ものにするんじゃなくて、こうしたドタバタコメディになっているところが好き。 メンバーのキャラクターもなかなか。

    0
    投稿日: 2015.05.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    動物園ミステリ。続刊と共に購入。 動物園を舞台としたミステリは、ありそうでない。 まず青春・お仕事小説として、豆知識や業務内容を読んでいくだけでも楽しい。 小説としてもテンポやよし、文章・会話・人物描写も特に不満はない。 ミステリとして、もう少しメリハリがあればなおよい。 3

    0
    投稿日: 2015.05.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    動物園で発生したワニの盗難事件。 事件の真相はどうってことないですが、本書の真髄は動物ネタの使い方の上手さにあります。 思わずにやけてしまう小ネタの数々、個性的な飼育員や獣医のエピソードなど、読んでいてとても楽しい作品でした。 続きが2冊本棚に入っているので、連続で読むか温存するか悩むところです。

    0
    投稿日: 2015.02.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    動物園から盗難?盗まれたのはイリエワニ。 一体誰が?なんの目的で? ミステリー×動物好きならWで楽しめる

    0
    投稿日: 2014.12.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    楓ヶ丘動物園でイリエワニが盗まれた。怪盗ソロモンを名乗る犯人。しかし、なぜ凶暴で、お金にならない、希少価値もそんなにないワニが狙われたのか? 子供の頃から動物に好かれる体質の僕(桃本・通称桃)は、同僚で動物園の飼育員アイドル的な七森さんが、何かを隠しているらしいと感じる。 獣医で、女伊達にかっこいい鴇先生(とき先生)や、変態的に動物オタクな服部君、ヤクザみたいな迫力を持つ園長など、個性的な飼育員たちもいい。 動物を世話する日常、ともすればほのぼのしただけの世界に見えるけど、動物たちの性格の面白さ特性、そのための苦労も愛も悩みもある。 ちゃんと推理もので、事件の真相がわかっても、最後まで楽しく読めた。

    0
    投稿日: 2014.10.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「イリエワニ一頭を頂戴しました。怪盗ソロモン」 そんな書置きを残して、何者かによって凶暴なクロコダイルが盗まれた楓ヶ丘動物園。 さらにミニブタも盗まれ、飼育係の桃本は獣医の鴇先生や同僚の七森さん達と事件の解明に乗り出すが・・・。 タイトルや表紙イラストを見てライトなノリの話かと思って読んだのですが、意外としっかりしたミステリでした。 ほのぼのとしたキャラクター達とテンポのいい会話でどんどん読ませてくれるのですが、動物園の舞台裏や飼育員の仕事を描く、リアルな「お仕事小説」としても楽しめます。 また、動物園の社会的な意味を問うたり、動物と向き合う飼育員の葛藤が緻密に描かれていて、好奇心をそそられました。 続編も読んでみようと思います。

    0
    投稿日: 2014.09.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    個性的すぎる飼育員さんたちのどたばた奮闘劇。 悲しい結末でしたが、 いろんな動物に関する豆知識や 動物園の裏側にもふれていて、楽める本でした。 小松菜の注釈もおもしろかった。笑 服部君もなかなかいいキャラしてましたが、 やっぱりいちばん好きなのは鴇先生かな。 普段はクールで知的で、男相手に殴りかかって ぼっこぼこにしちゃうくらい強い先生が、 年下の桃くんに優しくされたり褒められたりして どぎまぎしてるのがとにかく可愛いです。

    0
    投稿日: 2014.08.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ずっと読みたかったシリーズ。やっと一作目読了。小説は数あれど動物園を舞台にしたお話はこれ以外は知らないだけかも。動物園の裏側が垣間見れる話。ワニだけではなく、様々な動物の話が繋がってまさに動物園シリーズ。

    0
    投稿日: 2014.08.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    あれ、やっぱりこれは連作集だったかな、と読み始めた時に思ってしまったが、実際はそうではなく、ライトなタッチに包まれてはいるが、なかなかどうして、しっかり骨太の長編ミステリーじゃないか。 一瞬、「謎解きはディナーのあとで」の悪夢が再び甦ったらどうしよう、と疑ったことを心からお詫びする。 この著者の作品を読むのは初めてなのだが、もしかしてこの業界出身の方? と誤解したほど、動物園の内情がリアルに描かれ、深いところまでではないものの飼育員の職業的葛藤にも触れられているので、生き物好きにはそのあたりもアピールポイントになる。 ところどころ散りばめられたユーモアも、的確でセンスを感じる。 続編も出ているようなので、これは読まねばなるまい。 タイトルはちょっといろんな意味で損をしているようで、残念。

    0
    投稿日: 2014.08.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    動物園で起こった動物窃盗事件の謎を解くミステリー。 動物園の飼育員さんって大変なんだなあ。 長いこと動物園に行っていないのでちょっと行きたくなった。 鴇先生と服部君が好き。 あと七森さんの折り紙レパートリーの幅広さに脱帽。

    0
    投稿日: 2014.08.10
  • そうだ、動物園へ行こう

    「怪盗ソロモン」を名乗る人物による動物の盗難事件の顛末を軸に、一癖も二癖もある飼育員、動物たちの日常・非日常を描いた楓ヶ丘動物園シリーズ第一弾。 隙を見せると人を舐めるキリンとか、女性と見ると求愛行動するダチョウなど、コミカルな動物の描写は佐々木倫子さんの「動物のお医者さん」を彷彿とさせますし、爬虫類担当の変態・服部くんを筆頭に、猛禽類担当のツンデレ・鴇先生、ふれあい広場担当のアイドル・七森さんなど、個性的な飼育員たちの様子も突っ込み処が多く面白いです。 しかし、生き物を相手とする仕事のシビアな部分もしっかり言及されており、ただ楽しいだけのストーリーではありません。動物園とは、生き物との関わり方とは‥などと考えさせられるところも多々あり、動物園に行ったら展示動物だけでなく、飼育員の方たちを観察したくなる一冊です。

    4
    投稿日: 2014.07.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『ダチョウは軽車両に該当します(http://booklog.jp/item/1/4167838613)』の前の作品。 全ての登場人物が初登場であるが、 第二作の『ダチョウは軽車両に該当します』よりも むしろこの作品のほうが、イキイキしている感じがする。 サスペンス・ミステリーとしての内容も十分で、簡単に楽しめる サスペンス・ミステリーとなっている。

    0
    投稿日: 2014.07.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    動物園を舞台にしたミステリー長編。 映像向きって感じ。 獣医の鴇先生のキャラはちょっと凄い ^_^

    0
    投稿日: 2014.06.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この作者の初めての本。 作者の名前もそうだが、「ワニ日和」なんてふざけた名前だからおちゃらけた本かなと思いきや、動物園を舞台としたちゃんとしたミステリでした。 当日人物はやはりコミカル。ツボにはまれば最高に面白いと思います。動物園シリーズが出ているので次も読んでみたいです。

    0
    投稿日: 2014.06.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    登場人物が相変わらず飄々とどこか奇妙なのがこの作家さんらしい。動物園を舞台にした、次々と消える動物の謎を解く物語。 推理段階も謎解き段階も、特にこれといって驚くような展開ではなかったし、帰ってこなかった動物たちのことを思うと悲しい。 次回作は読もうかどうしようか悩む。主人公が平凡すぎる。脇役のみんなも、奇妙だけどあまり印象に残らない。なぜかこの作家さんの作品、いつも言い知れぬざわざわ感があるのはなぜだろう。

    0
    投稿日: 2014.03.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    動物園が舞台の、日常系の短編連作かと思ったら違ったので少々意外な印象。でもそこが魅力。 最後、結構重い面もあって、軽くて楽しいだけの話ではないところがよかった。 ただ、この人いつも思うんだけど、あとがきはもうちょっと控えめにしたほうがいいんじゃないかなあ。面白いあとがきを書こうとして失敗してる。本編は、注釈も含めて笑えるところは笑えるのに。

    0
    投稿日: 2014.02.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    動物園を舞台にしたミステリー ポップな内容かと思いきや…わりとシリアス!(笑) 誰が犯人なの?! ちょっとドキドキしちゃう!^o^

    0
    投稿日: 2014.01.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    脇役が個性的過ぎて主人公若干空気なんだけど、いないとそれはそれでつまらない。動物の名前が知れる動物園の話。

    0
    投稿日: 2014.01.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    平積みになってた2作目を買おうかと思ったのだけど、やはりここは順番にということで1作目から。 手にとったのはたまたまだけど、秀逸なタイトルって出会いのいいきっかけになるなぁ。 主人公が勤務する動物園で「盗んでどーすんのこんなの」ってみたいな動物たちの「誘拐事件」が連続で起きるのだが、事態は意外な方向へ…。 個性的な「登場動物」たち(ヒト含む)の描き方が面白く、加えて言うなら筆者あとがきも必読。 2作目購入決定。

    0
    投稿日: 2014.01.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    動物園ミステリーシリーズ?の1巻目「午後からはワニ日和」です。 動物園で、まさかのアノ動物が盗難?そこから謎解きが始まります。 ミステリー的な要素よりも、動物の生態が所々に描かれていて、そっちのほうが面白かった。 私的には、主人公の桃さんより猛禽類担当、兼、獣医の女性。鴇(とき)先生が気になります。存在感ありすぎでしょ。 ちょっと他には無い感じ。面白かったです。

    0
    投稿日: 2013.12.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     色々、以後になんのかんの書くが、一言で言えば楽しい読書だった。  ミステリーとしてはややアンフェアだし、解決の切れ味は鈍い。ただ、この世界観に適切な鈍さを選択した可能性も考慮する必要があるかもしれない。  もっさり始まって、のんびり進み、そろっと終わったような作品なのだ。  人死にも(たぶん)出てないし、恋愛やアクションの激しさもない。日常的で、リアル寄りのリアリティがあって、何より動物園の仕事が丁寧に描かれている。  この作品はそうしたところを楽しむものであり、むしろミステリー的な緻密さは性に合わないような印象すら受けた。だから、切れ味が鈍くて正しいように思えるのだ。  とても好みな作品だった。個人的な嗜好によるところが大きい気もするが、星四つとしたい。

    0
    投稿日: 2013.12.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    特に高価な訳でもないワニの盗難という奇妙な事件から始まる、動物園を舞台にしたミステリー。 結構重い事件がいくつも起こるのに、なんだか所々間の抜けた感じになるのは、動物よりも個性豊かな登場人物たちのせいだろう。そして性格も行動もかなりバラバラな彼らが一緒にいても違和感を感じないのは、動物園が舞台のせいだろうと思う。 でもそのお陰でか、あまり暗くならずに軽く読める。 二作目もタイトルが面白いし楽しみ☆

    0
    投稿日: 2013.10.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    思い出した!大きくなったら動物園の飼育員になりたかったんだ(^^♪ 今からは…無理かな。本の中に動物園がちゃんと見えました。面白かった。

    0
    投稿日: 2013.10.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    はじめての作家さんです。あとがきの軽妙さ、フザケ具合がそれだけで面白かったので、かるい読み物を読みたい今の気分にぴったりでした。 服部君や園長、コウ先生、七森さんら、個性的な面々が犯人探しするのだけれど、キャラが立っているので頭の中で彼らが動き回ってました。謎解きもだらだら説明文が続くのではなく、軽快でわかりやすかったです。 動物園のウラ話としてもおもしろいので、シリーズで読みたいです。でも、動物園でそんなに事件ばかりおきてても困るだろうなぁ(笑)

    0
    投稿日: 2013.10.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    動物園を襲ったワニ盗難事件!しかも現場には「怪盗ソロモン」からの手紙が残されていた!! ってことで、動物園に巻き起った事件をなんとな~く解いていきます。 主人公は飼育係のモモさん。 そして獣医のクールな女性鴇先生、動物園のアイドル七森さん、オタク系飼育係の服部くんたち。 あくまで気軽に楽しく、ほのぼのほのぼの。 飼育係と動物たちの労働の内情はなかなか過酷そうですが、それも含めて楽しめる一作。

    0
    投稿日: 2013.10.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    動物園で起こる不可解な動物盗難事件。 主人公が謎を解かない(解けない?)のは『葉山くん』と同じ。 ヒロインが2人だけど今後どうなるのだろう?

    0
    投稿日: 2013.09.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    動物園で起こった動物盗難事件。 現場に残された「怪盗ソロモン」からの犯行文で、ルパンのような事件を想像するが、実際はもっと現実的なミステリだった。 日常的ミステリと思わせて、最後は結構重いかもしれないけど、凝ったトリックを使ったわけではなく、内容としてはわかりやすくて面白いです。

    0
    投稿日: 2013.09.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「イリエワニ一頭を頂戴しました。怪盗ソロモン」 凶暴なクロコダイルをどうやって? 続いて今度はミニブタが盗まれた。 楓ヶ丘動物園の飼育員である僕(桃本)は解決に乗り出す。 獣医の鴇先生や動物園のアイドル七森さん、ミステリ好きの変人・服部君など、動物よりもさらに個性豊かなメンバーが活躍する愉快な動物園ミステリ。

    1
    投稿日: 2013.09.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    動物園が舞台で飼育員が活躍するミステリーなのですが、お仕事小説としても楽しめました。事件自体はワニやミニぶた等が次々に盗まれる割と地味めな事件。登場する女性獣医さんが主人公より出来る?良いキャラしてます(笑)地図や図面が要るような謎解きは、それを見ながら精査検証するの好きではない(面倒^^;)なので飛ばし読みでしたが、無問題でした。

    0
    投稿日: 2013.09.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    動物園の舞台裏が分かっておもしろい。飼育員の葛藤や動物たちへの思いも伝わってきた。ユニークなキャラクターが多くて、楽しめる。

    0
    投稿日: 2013.08.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    動物園を舞台とした日常系ミステリーか思って読んでみたら意外と重めの結末。キャラの軽妙なやり取りは面白いな。

    0
    投稿日: 2013.07.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     読みやすい! ミステリとしてトリックや伏線も不自然でなく巧く作られてるし、動物園ものとしてもくどくない程度に詳細、かつ面白おかしく書かれているし。登場人物も突飛過ぎない程度に個性的にキャラ付けされているので、全体的にゆるくコミカルな雰囲気で軽快にページが進みます。脚注の説明がまた、良い感じにふざけているのが楽しいですね。終盤まで「探偵役」が誰になるのか分かりませんでしたが、最終的には彼女に落ち着くのですね。シリーズ化するなら続きも読んでみたい一作でした。

    0
    投稿日: 2013.07.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    学園ものでは定評のある似鳥さんの動物園ミステリ。 動物かわいい。飼育員の皆さんもかわいい~。 事件の現象自体も意味不明で、ほのぼのする~。 しかし、ミステリの真相は結構リアルで残酷だったりする。 続きも読もう!

    0
    投稿日: 2013.06.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    似鳥鶏先生の文春文庫での初の長編ミステリ小説。 創元推理文庫の葉山くんシリーズに負けず劣らず、本書も面白かったです。 主人公は動物園の飼育員。勤務先の動物園に怪盗ソロモンと名乗る人物が現れ、飼育していたイリエワニを盗み・・・というあらすです。 この小説でもやはり登場人物が非常に魅力的で、彼らの持っているパワーに引っ張られるように読み進めることができました。皆ライトノベルやキャラクター小説に出てくるようなちょってぶっ飛んだ色付けでしたが、動物園の飼育員という普段あまりお会いすることがない職業であれば、そんなこともあるのかもしれないと思いながら読みました。 主人公が探偵役というわけではなくさらに探偵役が誰か1人というわけでもなく、主人公の同僚全員で顔を突き合わせて犯人を考えていくという推理の進め方が素人探偵のリアリティのようなものがあって、複数人であれこれと会話しながら調査を進めていくそのリズムが楽しかったです。 また、動物園の職場の様子と同様に本書の内容も「表面上ほのぼのと見せておいて、動物園の裏側はわりとハードボイルドなのである」にシンクロするところがあり、派手な動きなんかもあったりしてただの日常系などには収まらないイメージはいい意味で本書を購入した時の予想を裏切ってくれました。

    1
    投稿日: 2013.04.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    初読みの作家さん。 とても好きな文章でした。 会話が自然で流れがスムーズに入ってくる。 動物園の仕事内容も興味深く描かれていて楽しい。 ミステリーとしてはちょっと平板な印象。 鴇先生はもうひとひねり謎があるのかと思ってた。 あの活躍ぶりだと何か前職がありそうなんだけどな。 他の作品も読むのが楽しみです。 動物園はシリーズになるのかな。

    0
    投稿日: 2013.02.13