
総合評価
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powered by ブクログ阪急電車が面白かったため、代表作とのことでこちらも購入してみることに。あらすじを読んだときは、「ん?どうなんだ?」と思いましたが、とりあえず最後まで読んでみました。 まず感じたこととしては、ちょっと分かりにくい単語が多くて読みにくいな~ってことでした。特徴的な文体で細かい心理描写は分かりやすく、登場人物の気持ちなどはつかみやすかったので会話や展開がある部分は面白く読めたのですが、説明が長くなると少し面倒くさくなりました。 設定がよく考えられていて、作り上げられた世界観が単純にすごいなと感じたんですが、私にはちょっと合わないかなとも思いました。はまる人にはものすごくはまるんでしょうね。有川さんの他の本をもう少し読んでみたいと思いました。
1投稿日: 2017.03.01
powered by ブクログ初めて「図書館戦争」を読んだときは、未来の図書館を舞台にしたSF的恋愛小説だと思っていた。 堂上と笠原の関係が、ときにイラッとしながらもどう進展していくのか楽しみだった。 けれど再読したとき、以前とはまた違ったことを多く考えさせられた。 過去、日本にも言論統制が当たり前の時代があった。 自由に読みたい本を読むことができる時代、そのことに感謝しなくては…とあらためて思う。 万引きの汚名を着せられようとも大切な本を守りたかった少女。 言ってしまえば本は本でしかない。 紙に文字やイラストや写真が印刷されている、ただそれだけのものだ。 けれど、1冊の本の中には途方もなく大きなものが埋まっている。 そのひとつひとつを掘り起こしながら、感動したり考えさせられたり。 さまざまな感情の波に揺られながら、見知らぬ世界を知り、新しい考え方に触れ、夢を希望、絶望や残酷さ、未来への一歩を知る。 恋愛小説としても、検閲制度の怖さを考えるきっかけとしても、読んで損のない1冊だった。
2投稿日: 2017.02.26
powered by ブクログ映画化もされ、漫画化もされている作品。今更読んだ。本が規制される世界観をある程度のリアリティを持って描いてあるが、本を守るため命を投げ出す、重火器の使用が容認されているという部分にやはり違和感。図書館ばかりに軍事力を認めてる社会ってどうなんだろうと思った。学校や博物館や水族館はどうなんだろう。 まあ、フィクションだからいいか。物語としてはアニメ化やドラマ化しやすいようなキャラクターが一生懸命頑張る内容だった。
0投稿日: 2017.01.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
世界観に??。 つまり、本作が、検閲の絶対的禁止をうたう憲法を改正した後、銃砲刀剣の所持使用関連の各種法規範が変容した社会に移行した未来の日本と仮定・善解しても、その社会は、議会制民主主義や大学研究活動(文学部系は勿論、社会学や法学、経済学)に多大な支障を来すのではないか。 なのに社会や一般市民の側で、過去も今も何の声も上げていないように見える世界像に鼻白む。 ただここまでは、著者の問題意識に必要な世界観として、百歩譲って承認するとしよう。 しかしながら、その極めつけである国家権力の相互における武装闘争(内乱じゃないのか)。そして、それを取り締まらない政治システムという不可思議さは容認困難だ。 しかもその武装闘争に黙示ルールがあるという点、権力内の武力闘争におけるリアリティと乖離したありかたは、一層容認することが難しい。 一般に、そういう武装闘争はルール化できずエスカレートするものであって、そもそも権力機構における実力・暴力装置とはそういう面を持つ。 ゆえに、為政者は武装行使に枠をはめ、特に重火器の所持使用にも気を配り、かような武装闘争を事前抑止するのだ。 この社会や政治、内乱などのリアリズム視座から見ると、本作のあり方は前提と帰結が逆転していると言わざるを得ない。 逆に言えば、本作の闘争行動とは異質の、例えば強権的政治権力へのゲリラ的武装闘争か、権力内の言論・非武装闘争、その合従連衡ならば想定可能かもしれない。 しかし、それとは違う本作の世界観は流石に無理筋で、久々ぶん投げたくなった一書である。 加えて言うなら、本書のような事態なら、そもそも安定した社会秩序は持ちえず、極論すればシリア内戦の如き社会を想起されるべきだ。そうなると市民も武器を取るという状況の方がまだ説得力がある。 しかも、表現の自由だけが槍玉に上がっているのも不思議である。 このような社会であれば、行政執行にあたっての法令順守姿勢がなく(法治国家ではなくなっている)、表現の自由以外にも思想・信条を取り締まる秘密警察、公安警察の跋扈や、その取り組みにおける令状主義の欠落といった問題が惹起されるであろう。しかし、そのような描写は皆無である。 アニメーション作品が嫌いではないので、個人的には、荒唐無稽な世界観には割に寛容だと思っていたが、これは酷い。良質ラノベの方がまだましである。 また、一先ずこの世界観を置くとしても、本作は軍人風制服萌え、王子様萌えの少女マンガ風小説なんだなと。 ならば、現実日本の延長線で描かずとも良かろうに……。結果生まれるのは、SFとは、見てきたような嘘を上手くつくことなのになぁ、という慨嘆である。
0投稿日: 2016.12.30
powered by ブクログ内容(「BOOK」データベースより) 2019年(正化31年)。公序良俗を乱す表現を取り締まる『メディア良化法』が成立して30年。高校時代に出会った、図書隊員を名乗る“王子様”の姿を追い求め、行き過ぎた検閲から本を守るための組織・図書隊に入隊した、一人の女の子がいた。名は笠原郁。不器用ながらも、愚直に頑張るその情熱が認められ、エリート部隊・図書特殊部隊に配属されることになったが…!?番外編も収録した本と恋の極上エンタテインメント、スタート。 かなり軽薄なものを想像していたのですが、本が迫害を受け、それを守る最後の砦図書館という設定はなかなか面白いです。ただ基本、恋愛で萌え萌えというものを前提で書いている節を感じますので、素直に楽しむのが吉なのではないかと思いました。否定的な意見があるのはごもっとも。ぼくもこれが高尚な感動大作と言われて読んだら大層憤ったかと思います。しかし、そもそもミリタリー少女漫画だろこれ、という評価聞いておりましたので、なかなか楽しめました。 勧善懲悪の表現が強い為、敵側が書き割りのように味気ないのは仕方ないんでしょうか。どちらも生身の人間である以上、相手にも葛藤や良心の呵責などが有った方が物語が生きてくる気がする今日この頃です。シリーズの中には魅力的な悪役も出てくるのでしょうか。それが心配です。
0投稿日: 2016.12.26
powered by ブクログおもしろかった!こんな発想ない!独特な世界観と登場人物すべてにハマる!ほんとに大好きな作家さん♡堂上教官と郁のこと応援したくなる♡不器用な2人に思わずクスッとそしてほっこりしてしまうお話。シリーズものだし早く次が読みたい!
0投稿日: 2016.12.06
powered by ブクログこれは、必ずしも女性向けというわけでもないのだろうけど、なぜかそんな気がさせられる。 軍隊ものが好きな女子って、たしかにいる。 戦隊モノならもっと。 そういうファン層が見込めるから、この本はあるのかな、と思う。 さらに、ツンデレ男性教官と、体育会系純朴女性訓練生の恋愛まで絡んでくる、となれば。 私は、というと、戦闘シーンやら、隊の装備なんかの描写がちと苦手だった。 そのページは、字が詰まっていて、見た目に黒い。 この硬さと、笠原郁たちがハイテンションで喋りまくっている場面とのギャップに、ちとついていけなかった。 もっとも、その落差がいいのかも。
0投稿日: 2016.12.06
powered by ブクログしばらく読んですぐに「なんだか読んだことのある この感じ…。そうだ!新井素子さんの星へ行く船だ!」と 思いあたり検索してみると、やはり有川浩さんも 新井素子さんを意識されていたとのこと。 細かい部分は平成のものですが、内容はコバルト文庫です。 けなしている訳じゃありません。褒めてます。 設定や世界観がきっちりと作られているし 何より読みやすい文章で、すっと世界に入り込むことが できるので、わたしが学生だったらかなり のめり込んでいたと思います。 ただ、いい年になった今ではキュンキュンとかは 関係なく、おバカに描かれている郁が決しておバカ じゃなく、自分の立ち位置を冷静に考えている所や、 それを素直に周りの人に表現している能力の高さに 惚れました。 登場人物すべてがキャラ立ちしているのも見事。 ただやはり内容はスイートなので、胸焼けする人も いると思います。 わたしは好きです。シリーズすべて読みたいと思いました。
3投稿日: 2016.11.28
powered by ブクログ表現の自由と規制論との微妙なコンフリクトを物語に落としたものかと思って期待して読んだが、完全に失意に終わった。単に「酷いことしてくる悪い奴らから大切な本と図書館を守りたいんだ!」ぐらいの中身。(巻末で著者は「プロット派ではなくノリ派」と豪語してる)そもそもこれは恋愛小説でライトノベルなのだと知らずに手に取ってしまったから期待通りにはならないのは当然だが、恋愛小説だとしてもあまりに主人公が幼稚すぎるし駆け引きもないし、散々な内容だった。ストーリー・セラーが好きで手に取ったがしばらく有川浩はいいかな。
0投稿日: 2016.11.22
powered by ブクログきになっていた本。登場人物が魅力的。ストーリーが非現実的であまり入り込めなかった。。架空の世界の話、と思えばいいんだろうけど。
0投稿日: 2016.11.19
powered by ブクログ今更ながら読了。 図書館に掲げてある「図書館の自由に関する宣言」のプレートから本書の発想を膨らませたということがあとがきに書かれていた。その発想力に驚き。 ー「うん、それすごい正論ね。でも正論ってめんどくさいのよ」 ー「選ぶべきものを選ぶべき時に選び方を躊躇する奴は口先だけだ 「正論」という言葉がよく出てくる、 気がする 笑 それは正しいということだけでは 時として 何かを守ることは難しいことがあるといことなのか
0投稿日: 2016.11.07
powered by ブクログ高校生以来の再読。 本好きとして、図書館を舞台に本を守るために戦う、という設定がまず見事に引き込まれる。 肉弾戦や知的戦略でのやりとりに加え、素敵な男性陣が多いというのもいいなぁ。
0投稿日: 2016.11.03
powered by ブクログ本を守るために銃を取るー。 一見突拍子もない設定ですが、不思議な説得力を持った実に奇妙な作品です。世界観のハードさとは裏腹に、笑いあり恋ありでエンターテイメント小説としてしっかり成り立っている所がまた秀逸。 キャラクターのセリフ回しが上手いのも魅力的ですね。「正論は正しい、だが正論を武器にする奴は正しくない」という堂上の発言、ガツンと効きました。 実写映画化もされましたが、聞くところによれば「なぜ本の為に戦争するのか理解できない」と感想を漏らす人もいるとか。 本を守る事で、真に守り通そうとしているものは一体何なのか、翻って今の日本はどうなのか。そのくらいは真剣に考えても罰は当たらないと思います。 面白いけど痛烈。巻末で児玉清氏も激賞していますが、わずか5か条の宣言からこの物語を構築した作者の想像力と教養には脱帽する他ありません。
1投稿日: 2016.09.19
powered by ブクログ繰り返し読んでも面白い。映画も榮倉奈々と岡田准一が良いコンビでした。 玄田隊長や小牧教官など、脇役もステキ。
0投稿日: 2016.09.03
powered by ブクログ郁の素直で、がむしゃらで、好きな人(まだ無意識だけど)に認められたくて意地になっちゃうところが可愛くて大好きだー。郁と手塚の全然カップルにはならないけど同期の相棒感あるのが何気に好き。
0投稿日: 2016.09.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2016/7/11 飛行機で見た映画がなかなかおもしろかったけど結末が物足りなかったので小説も同じか気になり今頃手を出す。 あえて避けていたのは有川さんのキラキラ「ザ女子!」キラキラがまぶしすぎて苦手…と言う喪女的な理由。 キラキラ以外は好きなんだけどなぁ。 三匹のおっさんとか。 デビュー作がそれこそ痒すぎたのがずっと後を引いているのかも。 これも若干痒くてまぶしいけどまだ大丈夫。 続きを読もう。 映画で橋本じゅんが演じてた玄田さんが当て書きかと思うぐらいにぴったりだ! 玄田さんすごくいい!
0投稿日: 2016.07.11
powered by ブクログ高校生のころ周りが受験勉強するなかのめり込むように読んだ。有川作品のトリコになった一番最初の作品。大切な作品。何度も何度も読み返し、浸って元気をいただく。ありがとうございます。
1投稿日: 2016.07.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
図書館で銃撃戦だったり、検閲が入ったり、ありえないぶっ飛んだ設定でしたが、登場人物がそれぞれ魅力的であっと言う間に読めてしまいました。主人公と上司の関係もなんか心地よく、まだこの後続編があるのが嬉しいですね。
0投稿日: 2016.05.09
powered by ブクログ噂に違わない面白さというか、期待を裏切らないというか。 映画は見たことないんだけれど、主演のあの二人が動き回ってるのが読んでるだけで思い浮かぶってのもスゴイ。図書館の在り方とか書籍の扱いとかそういうのは凄く興味深かったんだけど、わたし的には恋愛部分は要らないんだけどなあと思いつつ、あとがき読んで月9ならアリか、と納得したり。
0投稿日: 2016.05.04
powered by ブクログ設定について行けなかった。 死者も出るくらいの戦闘があるようなのに、中途半端に交戦規定があるんだもん。 どう考えても言論統制が行われて、平時じゃないよね?? どうしても気になってストーリーに入り込みにくいな。
0投稿日: 2016.05.01
powered by ブクログ本当に大好きな本!映画のキャストと本のキャラがぴったり合いすぎて、、でも本の方が好きだから自分で読みながら頭の中は郁ちゃんだったら榮倉奈々堂上教官だったら岡田くんを想像しながら読むのが楽しい!小牧教官が田中圭ていうのも毬江ちゃんが土屋太鳳っていうのも小塚も柴崎も本当にぴったり!笑あり涙ありアクションあり表現の自由に関しての未来も考えさせられるキュンキュンしっぱなしの本です
1投稿日: 2016.04.22
powered by ブクログライトノベル的なボリュームを想像してたら痛い目に遭いましたw 意外と読み応えありました。 続けて2作目読んでいきます。
0投稿日: 2016.04.01
powered by ブクログ漫画もアニメも実写も見たけれど、やはり原作はもっと面白い!堂上教官の心情が読んでいてニヤニヤしてしまうw
0投稿日: 2016.03.30
powered by ブクログ◆大切なものを守るため、女子も命がけ!◆ 時は正化31年。世間に悪い影響を与える情報、表現を取り締まる「メディア良化委員会」が多大な力を持っていた。表現の自由、図書館の自由を守るために結成された対メディア良化委員会の組織が「図書隊」である。主人公笠原郁は、高校時代に出会った「王子様」に再会するため図書隊に入隊する。果たして郁は王子様を見つけることができるのだろうか。思わず胸がときめく、恋愛アリ、友情アリ、戦いアリ…の誰もが楽しめる一作です。
0投稿日: 2016.03.21
powered by ブクログ郁の無鉄砲さとか、軍隊で上官につっかるとか頭おかしいだろとか、はじめは自分と同い年の郁が幼すぎてイライラして、自分には合わない本だなあと思いました。 でも読み進めていくうちに世界観に浸かってしまい、読むのをやめられない状態になってしまいました。 番外編ジュエルボックスは思いのほか強い堂上教官の心情を表してしまっているので、続編も全て読み終えた上で読むのがいいかも。
0投稿日: 2016.02.24
powered by ブクログ話題になっていた本。最初は漢字も多く、難しいと思ったけど、読み進めていくうちに恋愛モードに。胸キュンでおもしろかった。
0投稿日: 2016.02.19
powered by ブクログ映画を見てからの原作。映画でイメージが固まってしまっており、それらとのギャップに苦しめられないか?と躊躇していたが、いい意味で裏切られた。 物語はおそらく映画第一弾の内容であろう。映画の裏側を見ているようでのめり込んでしまった。 この本の面白味は登場人物が本を愛しているという点である。表現の自由を尊重する図書隊。そして不適切な言葉さえあればその自由を簡単に壊していく良化隊。どちらの言い分も間違いではないだろう。しかし良化隊のそれには愛がない。本を大切にし、人の思想を大切にするその様は強い、そして弱い。その矛盾がこちらを引き込む。 このような真面目な一面があるにもかかわらず、堂上と郁や手塚と郁、堂上と小牧の掛け合いがコミカルでこちらの笑いを自然に彷彿させる。郁は堂上に憧れ、堂上は郁を意識し、その重なりそうで重ならない矛盾もどこか居心地よく感じさせる。どちらの矛盾も私は見ていて引き込まれた。その余波が巻末のアナザーストーリーにおいておかわりしたくなるようないつまでもこの心地を味わいたくなるような一気にファンにさせられた。是非第2弾も読みたいし、またこの世界を味わいたい。
0投稿日: 2016.02.15
powered by ブクログいろんな本が検閲され、国民が自由に本を読むことができなくなった世界。そんな世の中になったら悲しすぎますよね。本を買おうとして奪い取られそうになったとき"王子様"に助けてもらった郁は、図書隊員に憧れて結果的に手塚とともにタスクフォースに。堂上教官のたまに出てくる優しさとか強さみたいなのがすごく魅力。近くにそんな人がいたら郁と堂上の関係をにやにやと見ていたい笑
1投稿日: 2016.02.11
powered by ブクログ映画やアニメの存在は知っていましたが、どんな内容だかよく知らず、普通の小説だと思っていましたがラノベだったのね。どうしてこれを読もうと思ったのかは忘れてしまいました。 3ページ目でオチがわかってしまったので、焚書やら何やらはどうでもよくなってしまって読まなくてもいいかと思いつつ、最後まで読んでしまったのはそれを期待している自分がどこかにいるから。ラノベっていうかむしろ少女マンガみたいな作品ですね。 表現の自由とか言論統制とかを問題にしつつも、解決方法が軍事的手段になっているのは問題ないのか?ラノベならでは、ラノベだからねと簡単に済ませられるのは便利だけどやっぱり少々引くわってことで★-1。でも続編も読むつもり。
0投稿日: 2016.01.31
powered by ブクログ巻末の児玉清さんとの対談における著者の発言、言葉で言い尽くせるものじゃない…というのは言葉を使えるだけ使い尽くしてから言うこと。 厳しく鋭く、心がけたいと思わされる一言だった。
0投稿日: 2016.01.22
powered by ブクログ図書館が表現の自由の砦であることは今も昔も変わらないが武力武装までします。 図書館を勉強した人間としては、また今の世の中を考えると、ストーリー展開に無理を感じる。 みんなには人気みたいだけどね。
0投稿日: 2016.01.11面白い!
読む前は図書館で戦争?という入りからだったけど、読んでいくうちにハマってあっという間に読めました。 ラブコメだけど、それだけじゃなくキャラクターがそれぞれしっかりしていて、仕事や思想の違いについて私は考えたりしました。 ちょっとめんどくさいとこもあるけど、こんな上司や仲間が欲しい!
0投稿日: 2016.01.03
powered by ブクログ『我々は戦うために戦うのではなく、守るために戦う』 堂上篤(岡田准一) 2019年(正化31年)。公序良俗を乱す表現を取り締まる『メディア良化法』が成立して30年。高校時代に出会った、図書隊員を名乗る“王子様”の姿を追い求め、行き過ぎた検閲から本を守るための組織・図書隊に入隊した、一人の女の子がいた。名は笠原郁。不器用ながらも、愚直に頑張るその情熱が認められ、エリート部隊・図書特殊部隊に配属されることになったが……⁉︎ 番外編も収録した本と恋の極上エンタテイメント、スタート!
0投稿日: 2015.12.30
powered by ブクログ単行本は読み終えていたもの。 先日、映画の続編があった宣伝のため TV放送のあった、一本目の映画をまた見て、 シリーズで全部読もうかと思ったため、 文庫版を借りて、再読しました(^▽^) やっぱ、おもしろかったわ。
0投稿日: 2015.12.27
powered by ブクログ映画を見て、岡田准一の堂上教官を大好きになった娘が、夢中になって読んだシリーズ。娘の読書習慣をつけてくれた岡田くん、ありがとう。 ただし、私には堂上教官の笠原郁への気持ちが強過ぎて、すんなり受け入れられない。恋愛要素強く若い子向け。
0投稿日: 2015.12.22
powered by ブクログ周りで話題になってたので便乗して読んでみました。 おもしろい!! そして、自由に本が読めることがどれだけありがたいことなのか考えました。 規制されてしまったなら郁みたいに、素敵な王子様と出会える可能性が生まれるのかもしれない。 でもやっぱり自由に読める方が断然いいなぁ。 巻末のおまけ、ジュエル・ボックスは胸がキュンキュン(笑)しました。 2人の今後が気になるー。
0投稿日: 2015.12.09
powered by ブクログ親に読め読め言われてたけどなんだかなかなか手が出なかった作品。映画を先に見てパート1は普通に面白かった!で終わったんだけども、ドラマ特別編見てまた親とラストミッションを見に行ったら、もう原作読むしかなくなった。ラストミッションの映画帰り道に購入。面白いよと勧められていたのになんでもっとはやく読まなかったんだろうと後悔の嵐。笑 映画は子どもたちの話はでてこなかったし、原作は細かいところまで書かれている(あたりまえなんだけど)から原作のほうがキャラクターがしっかりしていて好きになれる!個人的に手塚の教官への憧れ具合と葛藤がすごくおもしろかった! あと小牧さんも堂上のことわかりまくりでこっちまでくくくって笑っちゃうくらいおかしい。 これからの堂上と郁の関係がちょー気になるから読み進む!
0投稿日: 2015.11.30
powered by ブクログ郁の素行と話の展開に今ひとつ乗り切れず、後半に差し掛かるまでは「話題作ではある様だが俺には合わない」とレビューに書こうと思っていたけど、最後の最後でちょっとやられた。続編を読む気なんてさらさら無かったはずだったけど、読了してみるとちょっと気になる。
0投稿日: 2015.11.28
powered by ブクログ図書館戦争シリーズ1冊目。 まさに月9!映画化じゃなくてドラマ化しても面白いだろうなぁ、とも思ったけど、きっとここまでドンパチやるのはドラマじゃ難しいのかも、と。 郁と堂上教官のキャラクターの出発点。
0投稿日: 2015.11.21
powered by ブクログ表現の自由を守るため戦う図書隊。現場は図書館。 かなり前から気にはなっていたけど、表紙が苦手なタイプな事もあってなかなか手が伸びなかった一冊。映画がテレビでもやっていたのでやっぱり気になって読んでみた。映画はまだ見てないけど、キャストは知ってるから読んでるそばから俳優さんたちが動く動く。頭ん中めっちゃ豪華。 しかも、当て書きでもしたかのようなドンピシャなキャスティング。誰一人として違和感なし。これって当て書きなの? 自由に本が読めるって事は幸せだなぁ。
0投稿日: 2015.11.19
powered by ブクログ映画完結を機に再読(って言っても映画まだ1も観てない。。。) 郁がとにかくかわいくって、切なくって、抱きしめてあげたくなる(#^.^#) そして、同上教官の苦悩も。。。 番外「ジュエル・ボックス」で彼の見た夢とは・・・!?(* ´艸`) 稲峰指令に、玄田さん、折口さん、しょっぱなから主要登場人物はそろってたのね! 柴崎も、手塚君も、小牧さんも。。。 とにかくみ~んな大好き♪♪ 初読:13年2月
0投稿日: 2015.11.19
powered by ブクログ公序良俗を乱す表現を取り締まる『メディア良化法』が成立してから30年経った2019年。検閲から本を守る組織、図書隊に入隊した笠原郁。良化隊と図書隊の抗争は、時代を経るに従い死傷者を出す事態にもなっていた。 訓練を続ける郁はやがて、図書隊のエリート部隊・図書特殊部隊(ライブラリー・タスクフォース)に配属されることになる。 少女マンガの雰囲気が苦手で、有川さんの作品を読むときは自分に合うかどうか、少し不安な気持ちを持ちながら読むのですがこれは好きでした。 いわゆるベタアマ恋愛ものが話の要素にあることには変わらないのですが、郁の良く言えば熱いところ、悪く言えば直情バカでおまけに口が悪いところが自分の思い描いていたベタアマのヒロイン像とかけ離れていて、好感が持てました。 読む前はてっきりヒロイがヒロイン感を出してくるのかなあ、と思っていたのですが、まさかのいじられギャグキャラだったとは(笑)。 高校時代自分の好きな本を買おうとした瞬間、その本が良化隊によって押収されそうになった郁。その郁の本を取り返してくれたのが図書隊だったのです。それ以来郁はその図書隊員を「王子様」と呼び図書隊に入るわけですが、それを上官の堂上にいじられている姿は郁に悪いながら笑ってしまいました。 厳しい上官の堂上をはじめとした上官陣、郁の友人柴崎、郁に対し対抗意識を燃やす動機の手塚といずれもキャラがたっていて、登場人物たちの掛け合いは読んでいて楽しいです。 一方で本の検閲をめぐる話もしっかり描かれます。少年犯罪を契機に、世論が子どもに対しての図書館の図書の貸し出し制限を求める世論の動きが見られます。 それに対し不満を持った二人の男子中学生の抗議活動を図書隊が手伝うことになるのですが、このエピソードがこの本の中では最も好きです。 本に限った話ではないですが、よくメディアで言われるフィクションの子どもへの悪影響だとか、犯罪を助長するだとか、そうした言説に対する真っ向からの反論は、物語が好きな自分にとっては読んでいて爽快です。このあたりは有川さんの本への思いもあるのかな、と思います。 そして図書隊の面々から教え込”正論”と”大人のケンカ”を武器に、ヒステリックに本の貸し出し規制を訴える「子どもの健全な成長を訴える会」の代表をやり込める姿もまた爽快でした。 有川作品の魅力は”まっすぐ”なところだと思います。現実世界はどんなに正しくまっすぐに歩いていても、それが決して報われるわけではありません。だからこそ、まっすぐな人たちが熱く行動し続ける有川作品は魅力的なのだと思います。 ぶっちゃけ図書隊と良化隊の銃撃戦が認められてる、という設定はいまだに納得しきれていないのですが、エンターテインメントとしてはやっぱり面白い作品だと思いました。 ちなみにこの側品は「ジュエル・ボックス」という短編が収録されているのですが、有川節全開で「おおっ」ってなりました(笑)。有川さんのこういう話ってなんだかズルいですよね。 2007年本屋大賞5位
0投稿日: 2015.11.18
powered by ブクログこれを読んでいると、本を自由に読めるって掛け替えのない権利なんだなぁーと思った。 だが、図書館を武装するってのはファンタジーだなぁ。
0投稿日: 2015.11.12
powered by ブクログテレビで偶然映画を見てからハマり、3日で6巻読み終わってしまいました。 読みたいなあとは思うものの、普段全く本とは縁のなかった私ですが、図書館戦争を読み終わってからというもの、活字がなければ落ち着かない!と図書館に行き始めました(笑) 本編はだいたいの大筋が映画と一緒だったので、久しぶりの読書だったけれど難なく読み進みました。 少し癖のある文章だと聞いていたけれどそんなことはなく、とても読みやすかったです。 最後のスピンオフに全部持ってかれた感あります(笑)
0投稿日: 2015.11.12
powered by ブクログ【再読】初めて読んだのは単行本で、文庫版で再読。この歳になっても、有川浩さんのラノベ寄りの会話劇についていけるかなーと不安に思いましたが、全く問題ありませんでした。むしろ、年齢を重ねたからこそ楽しめる部分もたくさんあります。 まっすぐで痛痒くなるほど乙女思考全開の郁と、上官としての立ち位置を保ちながらも思い入れしてしまう堂上。相変わらずこのコンビのやりとりには読んでいて、くあっ、とか、わあああっ、とかこちらもオーバーリアクションをしてしまうほど、いろんな意味で心を乱されます。情報通の柴崎との友人関係も愛しいところ。手塚や小牧の魅力はまだまだこれから明かされていくわけですが、再読なだけあって、先がわかっているからこそ、各キャラクターのその時を楽しんで読むことができました。 キャラクターは読みやすいポップな体裁を保ちながらも、取り上げているテーマはどれもこの時代に考えざるを得ないものばかり。やはり有川先生は、知らないことを知らない人に物語として提供することがとても上手いなあといつも思います。 とりあえず、難しそうな設定は全部有川先生が丁寧に説明してくれるので、なにも心配要りません!映画を観て気になってるという方、本はあまり読まないけど、ラブコメは好き!って方にぜひ手に取ってほしい作品です。
1投稿日: 2015.11.07
powered by ブクログアニメから入って読み始めた小説。 面白い!堂上教官格好いい! でもそれだけじゃない。考えさせられる小説。 柴崎が好きでどうしよう
0投稿日: 2015.11.03
powered by ブクログもう本の内容とかいいかな。この有名どころを、今さらながら我慢が切れて読み始める。有川さんはきっと好きな作家さんだけど、もう追いかけてる作家さん多いし、手を出さないでいよう…なんて思って多分10年くらい。塩の街くらいから読みたかった。そして映画の続編を観て我慢が切れた。あーあ。ついに手を出してしまった、そして大好きだ。 次をすぐさま読み始めよう。
1投稿日: 2015.10.28
powered by ブクログ前々から読みたいと思っていたものの読む機会がなく、今回映画の地上波放送を見てやっと読んでみた。 最初に触れた有川作品が「空の中」だったので、それよりはスピーディーに、読みやすく、言葉もわりと簡単なものが多かったり、少しだけラノベっぽい雰囲気が見え隠れするな…という印象だった。 どきどきハラハラする部分と、ふとした台詞回しにきゅんとしたりする部分と、どちらも楽しめる作品。後者はやはり著者が女性ということもあり、きゅんとさせる部分は天下一品だと思った。 巻末の書き下ろしは、個人的には本編で堂上教官の気持ちが見え隠れするのが醍醐味だと思っていたので、ちょっとここまで堂上教官の気持ちが丸見えだとげんなりするかなぁ。
0投稿日: 2015.10.25
powered by ブクログ台詞の書き方に始め少し戸惑ったけど、読み進めると気にならなくなった。おもしろい!続きが楽しみ! 最後に収められている「ジュエル・ボックス」も良かった 2015.10.25
0投稿日: 2015.10.25
powered by ブクログ有川浩さんは大好きな作家ですが、本の表紙を見て尻込みしていましたが、意を決し読んでみると面白い、面白い! 次を読み始めました。
0投稿日: 2015.10.24
powered by ブクログ図書館を、本を、自由を守るために巻き起こる戦争…。 完全にファンタジーとは言い難いが、現実に起こるとは思えない。 テンポがよくてサクサク進む、やっぱりライトなノベルだなと感じた。 個人的には郁があまりにも感情的になりすぎて、感情移入し難いキャラクターだった。
1投稿日: 2015.10.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2019年・正化31年。 図書隊へ入隊した笠原郁。 彼女は、あることから図書隊に憧れて入隊した。 1988年にメディア良化法が制定される。これは、公序良俗を乱し、人権を侵害する表現を規制するもので、これが施行され、メディアへの監視権をもつメディア良化委員会が発足。不適切とされた書物は、メディア良化特務機関が検閲により取り締まることとなる。検閲の妨害は武力により制圧されるが、検閲に対抗できるのは、図書館法第四章、通称「図書館の自由法」をもった公共図書館。 あくまでも本の自由を守ることを目的に作られた武装した図書隊。 図書隊と良化特務機関の抗争は激しさをだんだんと増していく。 2014年・正化26年。 当時高校3年生だった郁は、幼い頃から大好きだったシリーズの完結本が出版されたことを知り、書店で購入しようとしたところに、良化特務機関の検閲が書店に入る。良化隊に本を取り上げられそうになり、窮地に立たされた時、1人の図書隊員に救われる。 郁は、名前も顔もわからない彼を王子様と慕い、自分も本を守る人になりたいという思いから、図書隊への入隊を目指し始める。 それから5年後、郁は念願の図書隊防衛部入隊を果たした。しかし、指導教官にあたる堂上篤は、郁の王子様とは正反対の鬼教官。いつか王子様のような人になりたいという一心で過酷な訓練を乗り越えていく。 元々、高身長で高い身体能力が取り柄だったのもあるが、郁の努力と、不器用ながらも、本に対する一途な思いと情熱が認められ、エリート部隊・図書特殊部隊に全国初の女性隊員として配属される。 堂上や玄田、小牧ら上官、手塚や柴崎ら同期…仲間と共にあらゆる難関を越えて行く郁の成長、そして恋愛… シリーズ一巻目でありながら、スピード感満載な作品です‼︎ 6年前に本好きの友達から薦められ、読んだ本で、それからずっと何度読み返しているかわからないくらいにはまっています。原作が好きすぎて、映画化反対でしたが、映画も見てみたら悪くなく、とても良かったです。好きすぎて、今までレビューを書けなかったので、これをきっかけに書いてみます。 話の舞台が、架空の日本で、まず図書館で戦争、武装ということ自体に馴染みがなく、最初は読み進めるまで時間がかかりました。 でも、設定は違っても、今の日本にも言えるのではないかという部分も多々あったりして、架空でありながらもどこか現実味があり、色々考えさせられる一冊だと思います。 こんな好きな本も読めなくなるような世界にならないでほしい。 そして、有川浩さんならではのラブコメ‼︎郁と堂上のかけ合い、それぞれの会話のコミカルさには、小牧さんじゃないけど、上戸入ります(笑) これからだんだんと入ってくる恋愛要素もドキドキ‼︎ 有川浩さんのそれぞれのキャラは、本当に魅力的です。 何度再読しても、何度でもワクワクハラハラドキドキできるシリーズだと思います。 内乱も、読み進めて行きます‼︎
0投稿日: 2015.10.20
powered by ブクログきっかけは映画「図書館戦争」のstoryを読んで面白そうと思ったこと。それまで有川浩の作品は好きだけど、続き物苦手だし…と避けていたのを、よしっと満を持して本編4巻一気買いして読み始めると面白すぎる!自衛隊の話を得意とし、絶妙な恋愛の甘さも含む有川浩の代表作と言えるのも頷ける。はやく本編4巻全部読んで別冊2巻も読みたい!
0投稿日: 2015.10.18
powered by ブクログ1510 なんとも甘酸っぱく、目頭も熱くなりました。実写映画よりラブコメ要素が強く、こっちの方が好みかな。実写の方はキャスト抜群!!続きが楽しみ。
0投稿日: 2015.10.16
powered by ブクログ実写映画がとてもよかったので原作を読みたくなって読んだ本作。 映画のキャストがとてもはまり役だったなぁと思い、そのキャストで読めた。 郁が映画よりも子どもで痛々しかったり、口が悪かったりで少し残念なところもあるけど、とても面白かったし、続編にも期待。 メディア良化法なんて、ここまでではないにしろ、現実的にあり得る部分を孕んでいてとても考えさせられる内容なのに、サクッと読めるのが有川さんならではかなぁ。
0投稿日: 2015.10.12
powered by ブクログ図書の検閲を厳しくする法律が出来,それに対抗して図書の自由も出来,その奪い合いのためにお互い武装する,と言う,最初は無理があるんじゃない?と思う設定ですが,読み応えあるストーリーになっていると同時に,ところどころ「出版・表現の自由とは」と考えさせるところも.流石,シリーズ化・映画化されるだけある作品だと思います.
0投稿日: 2015.10.11
powered by ブクログSFというか、ファンタジーというか、ありえない設定の小説はどうも苦手だったけど、有川さんの植物図鑑が面白かったので、試しにと思って読んでみたらすごくはまった! 最後の終わり方が次作への期待を駆り立てる感じで、内乱も早く読みたいなー
0投稿日: 2015.10.11
powered by ブクログ「メディア良化法」が施行された架空の現代日本を舞台に、不当な検閲から「本」を守ろうとする図書隊員たちの戦いと日常を描いた。『図書館戦争』『図書館内乱』『図書館危機』『図書館革命』全4巻読了。 1冊目は軽すぎるなぁと思ったけど、2冊目から軽いの慣れたのか、はまってしまったんで、別冊2巻も読んでみよ。
0投稿日: 2015.09.17
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図書館戦争は、本を自由に読めなくなった日本が舞台の物語です。この本はアクションや恋愛など色々なテーマで構成されています。今の現代社会と同じ所はたくさんあり、いろいろと考えさせられる本です。
2投稿日: 2015.09.11いったい何が言いたい話だよ!!!
この本が出てすぐ題名は知っていたものの、下らないにしても「図書館」+「戦争」というなんと奇妙な組みあわせだろうと中学のころから思ってきた。 それから9年近くたった今 たまたま安かったのと、映画のニュースが出ていたので暇つぶし程度に読んでみた。 中学のときに読めばよかったーーと後悔する面白さとくだらなさ! けれど、 こんな「全くのフィクション」の本を社会派と呼べてしまうほど、今の政治やマスメディアの現状は怖いと感じてしまう。そんなことも感じさせてしまう内容だったので、くだらなそうと思わず、一度読んでみてほしい!
0投稿日: 2015.09.07
powered by ブクログ図書館戦争シリーズ全部読みました(文庫本6冊) いやー、面白かった。この本は人間関係がすごくいい。アニメも面白かった。実写はまだ見てない…どうなんだろ(´・_・`)
0投稿日: 2015.09.05
powered by ブクログ読みやすくサクサク読めて面白い。 でも、Amazonのカスタマーレビューでボロクソ書かれていてビックリ! 「まるでラノベ」「まるで少女マンガ」みたいな評価が・・・ あ、俺少女マンガ好きだし、ラノベも相性合うと最近気づいたから、それでか・・・(汗) 全巻読むことにしよう。
2投稿日: 2015.09.04第1作目
最初は聞きなれない図書隊や良化委員会、、などなど活字をおって読みすすめていました。テンポの良い堂上と郁のかけあいがあって、続きが早く読みたい。展開が気になる。4作目を読み終えたとき、再度この作品に帰ってきました。すると、最初の聞きなれない言葉が嘘のよ うに理解できているので、2人と関わる周りの人物の何気ない言葉が後にもつながっているのが分かって読み返す楽しさはたまりません!
0投稿日: 2015.09.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
登場人物がとても魅力的。 登場人物にキュンとする場面があるとよく言われているようです。 私としては仕事に取り組む姿勢、考え方について深く考えさせられたシリーズ。 上司とされる堂上教官への想いが 私の職場の上司への想いととても似ていたため、かなり感情移入をしました。 仕事で落ち込む時に読み直したい本です。
0投稿日: 2015.09.01
powered by ブクログ恋愛要素が強いようなことを聞いていたのでなかなか読むきっかけがなかったのだけど。いや、そんなの差し置いてとにかく面白いじゃん! コミカルな会話の応酬に抱腹絶倒です。上戸のスイッチ入りまくりだ……。 メディア良化法、こんなんできてほしくないなあ、と真に思いました。本が犯罪を引き起こすとかいうのもほんっと馬鹿馬鹿しいことなのだけれど、責任を押し付けてしまいたい人たちがいるのは現実でも同じだし。フィクションながらもそういう部分はかなり現実に即していて、検閲に対する怒りがけっこう感じられます。だもんでやっぱり図書隊って、読書好きには正義の味方ですよね。
0投稿日: 2015.08.31
powered by ブクログほとんど堂上を堪能したくて再読。 有川さんの書く男性が大好き♪ だいたいのキャラは好きだが、肝心要の主人公郁の一巻目はわがままで向こう見ずで結構読んでてイタイ。あぁぁ〜!ってなる。大丈夫、後々の巻で好きになりました。 そんでまだ甘さはない。 そんなこんなで再読で内容わかってても楽しいと感じる、エンターテイメントなお話で大好き。 でも、こんな世の中で好きな本を好きなように読めないようになったら、嫌だなって切に思った本。
0投稿日: 2015.08.20
powered by ブクログ久々に読書した。 先輩から勧められて読んだ。 映画にもなっているので、少しキャスティングもわかっていたので、そのイメージで読めた。 エンターテイメント小説。 楽しく読んだ。
0投稿日: 2015.08.16
powered by ブクログ2007年本屋大賞5位 「メディア良化法」が成立して30年。 法の名の下に検閲を行う良化特務部隊と表現の自由を守る図書館隊とがぶつかり合うお話withラブコメ。 突拍子もない設定ですが“品”がなくなってきたこのご時世、なんか有り得そうでw アニヲタが好きそうな設定ですが、そうでなくても恋の行方が気になりますw
0投稿日: 2015.08.02
powered by ブクログ何年も積んでいた本。 とても有名な小説ですね。 私がここでストーリーを説明するまでもないくらい沢山の人に読まれていると思うので感想のみで。 設定はとても面白いのですが、どうも話し言葉が気になる。 気になると言うか癇に触る。 あぁラノベってこの人が書く文章みたいな事をいうのかーと。 でもって後書きのノリに更にイラつく。 何でしょうねこのイライラ。 ファンの方ごめんなさい。 面白くなかった訳じゃないんです。 こんな事書いてますが、次巻もちゃんと読みますよ。
1投稿日: 2015.07.29
powered by ブクログ設定がけっこうぶっ飛んでいるから、その世界に自分が入るまでが大変だった。 入ってからは楽しく読めた。 ただ、郁の人間性がときどき好きじゃないわ。 面白いから続編も読むけどさ…郁よ早く大人になっておくれ、おねいさん痛々しすぎるアンタの言動に限界を感じちゃうのよ…
3投稿日: 2015.07.27
powered by ブクログ私の読書観をガラリと変えたシリーズ。タイトルに図書館と入っているから興味を持って読んでみたら、こんなに面白い物語を書く作家さんがいるのか!と衝撃を受けた。 それまで児童書しか読んでいなかった私に奥深い本の世界を教えてくれた最高の作品。 未来に起こりうるかも知れない、でも気づいた時には手遅れになりそうな、実はとても恐ろしい世界をテンポ良く描いている。映画を観ている様な臨場感がとても好き。
1投稿日: 2015.07.25
powered by ブクログ一言でいうと「少女漫画」です。 実際にはコミカライズもされたようですが、原作そのままで十分少女漫画ですね。 ツンデレ男子が好きならイチコロでしょう。 かなりぶっとんだ設定ではありますが、やはりこの方は話の中に読者を引き込むのが上手いです。 自分に読書の習慣を思い出させてくれるきっかけになった、大切な一冊です。
0投稿日: 2015.07.16
powered by ブクログ漫画やアニメに近い感覚で読める本。面白くなかったわけじゃないけれど、私にとっては戦って守りたくなるほどの本ではなかった。
1投稿日: 2015.07.07
powered by ブクログ文庫本で再読開始。 文庫本故通勤途中でも読んでいて、笑いが止められなくて困った場面が数カ所。その時は読むのを止めました。 奇しくも、今、政治家の一部新聞社に対する暴言(単にそういうものだと望むたいが)、某放送局の政府に対する気を遣いすぎの番組作りとかおかしな現象が起こっているので、滅多にしない再読をしようと思ったのはそんなこんなの出来事も影響しているのかも。 読ませる場面、読ませられる場面のオンパレードですが、子どもたちをフォーラムに参加させると決めてから、その準備期間とフォーラム当日までの流れは読み応えあり。 記憶って本当に曖昧で、シリーズに盛り込まれているいろいろなエピソードが全部この一冊目に入っていたのは何でだろう?とか、映画の記憶が鮮明すぎるからなのか?とか読みながらそんなことも考えてました。 再読では、子どもたちに大人のケンカの仕方を伝授するという言い方で物事を運ばせる、豪胆な玄田さんが良いな、と。初読みの時は、郁ちゃんの四苦八苦ぶりと、同室の柴崎さんとの関係。手塚くんや王子さまらしい教官とのやりとりにばかり気を取られていましたが、今回はちょっと違うかも。
0投稿日: 2015.07.03
powered by ブクログ文庫書き下ろしと児玉清氏との対談目当てで借りました第1弾。書き下ろしは堂上の女々しさ爆発で、俺には苦手なパターン。このシリーズが俺にとってあまり評価出来なかった理由が、まさにこの女々しさ。著者はこれを「ベタ」と表現しているようですが、俺はちょっと違うと思うなぁ。
0投稿日: 2015.06.24
powered by ブクログ本書より先に漫画を読了。 何と言いますか、此方から出会いたかったです。ただ漫画の再現度がとても高いということはわかりました。本に制限がかかる世界なんて絶対に嫌ですね。
0投稿日: 2015.06.18
powered by ブクログ友人達の評価も高く、映画を見てから読んだ小説。 とても読みやすかった。 深夜に爆笑の渦と砂を吐くような甘さをくれました。 ただの恋愛小説だったら読まなかったし、まじめすぎる話だったら興味を持たなかったと思う。 普段気にしてなかったが「図書館権利宣言」が実在することを初めて知った品。
0投稿日: 2015.06.11
powered by ブクログ以前から気にはなっていて、アニメ・漫画っぽくて躊躇していた作品。 甘い・・・久しぶりの有川さんのこの恥ずかしいような甘さ。 登場人物は、お決まりの不器用で無愛想だが実は優しい男と、口の上手い一見優しそうで鋭い刃を持つ頭の良い男。 で女の子は、今回は男言葉を使う体育会系で内面は夢見る乙女系。 でも、やはり読ませるのが上手い。 さらさらと何も考えずに読めるし、何より図書館のお話なので、シリーズを読み進めることにします。
0投稿日: 2015.05.24
powered by ブクログ有川さんの突飛な物語?を読んだのはこれが始めてになるけど、すごく面白かった!!設定がとても細かくて、よくここまで考えついたなと本当に思う。大まかなストーリーは知っていたし、実写映画にもなっているかなりのビックタイトルだけど、やっぱり納得のいく作品だと思う。これは絶対に原作を1番に読むって決めてたから、達成できて良かった!
0投稿日: 2015.05.21
powered by ブクログ図書館vsメディア良化委員会! 小説では武力行使になっているけど、これって普通にあることだと思うなぁ。先進国は後ろ暗い所でヒソヒソと…後進国なら日常茶飯事に。 ストーリーとしては郁と堂上はどうなるのか気になるなぁ。1冊目は説明の為の文章が多いから疲れるけど2冊目から楽しみ!
0投稿日: 2015.05.20
powered by ブクログ今回、はじめて有川浩さんの作品を読んだ。ストーリーに関しては、いろいろと言われているので、割愛。 私が惹き込まれたのは、有川浩という人だ。フッと目にしたあとがきに彼女の魅力を感じた。この作品は月9を目指したという著者。たしかに読んでいると、納得できる要素はあるので、ひざをたたいた。 さらに言えば作中にある文章が好き。 「正論は正しい。だが、正論を武器にする奴は正しくない。」この一文が好きです。
4投稿日: 2015.05.18
powered by ブクログ大好きな作品です。真面目なシーンもあり、思わずニヤニヤしてしまうようなシーンもあり。どのキャラクターも個性的で愛すべき人ばかりです。引き込まれすぎて、あっという間に読み終えました。
1投稿日: 2015.05.15
powered by ブクログどちらかと言うと恋愛色が強いのかな。 ただ、図書館戦争という設定は面白かったし、事実、そういった規則(スローガン的な)もあるっていうことを初めて知れた。
0投稿日: 2015.05.01エンターティメント
物語は、スピーディでコミカル。一応ラブが中軸で、一気に読みたくなる上質のエンターテイメント。知る権利や言論の自由について、自由という権利と責任という義務について、正義と正義を振りかざす暴力について、テーマは充分に大人向けで、楽しいだけで終わらない!!
0投稿日: 2015.04.15映画からはいりました。
映画をみて何気なく購入し、そのまま積ん読状態 しばらくたってから読んだのですがもっと早く読めば良かった。 映画ではイマイチ分かりにくかった部分が分かり ああ!なるほど!そういう事だったのね。と。 なにより面白いです。 続きが気になって気になって仕方ない あっという間に読んでしまいシリーズ読破しました。 ただただ戦闘や難しい話、深い話だけでなく ふっとはいってくる甘甘感 甘さがシリアス部分をひきたてて シリアスが甘さをひきたてる。 ふおおおおおおってなります(笑 読んでいてバランスが心地よいです。 すっと入ってくる感じがしました。
1投稿日: 2015.04.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
設定が細かい。 図書館防衛の歴史と現状には非常に興味を持った。 それなのに、人間関係にリアリティがない。 登場人物が少ない。 同じ顔触れでいくつもの役割をこなす。 さらに視点人物がころころ変わる。 章立てするでなく、変わる。 また、心情描写がくどい。 想像する楽しみがない。 さまざまな事件が怒るが、それはふたりを結びつけるスパイスといった様相。 社会人の女性が中高校生のような言葉遣いで、それこそ痒い。 重厚な設定と人物の軽さが独特な作品。
0投稿日: 2015.04.10
powered by ブクログ大好きな本!今まで図書館とか友だちとかから借りて読んでたけど、自分で買って読めてまた好きになった。お金がないので文庫本だけど、それもきっと思い出になるなる。わたしが若い証拠ということで。 ここに出てくる人みたいに、子どもだけど大人で自分の考えをもってて全力で生きてる人になりたいなあなんて思っちゃう。痒いかな。 みんな考えながら生きていて、単純にすごいなあと感じた。わたしも頭つかって生きないとなあ。
0投稿日: 2015.03.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
設定が異様なくらい作りこまれています。読書の自由が政府によって侵害される中、図書館だけが読書の自由を国民に提供するために戦っている、という設定。非常に細やかに考えぬかれています。 また設定を表現するための角度が豊富で、政治的な背景、関係組織同士の政治やお金の動きを紹介し、ちゃんと「図書館戦争」の情勢を表現していました。その点に関しては素晴らしい。設定の細かいところにリアリティが全然ない上、設定を紹介するのに登場人物が長々と講釈を垂れる本と比較すれば、何とも自然に設定が理解できます。 しかし素晴らしい設定であれば尚更、テーマが何なのかが重要だと思います。つまり、設定に対して登場人物はどう感じているのか、賛成なのか反対なのか、それともどんな社会でも人間は生きていけるもんなのか、読者に何を考えさせたいのかというところです。その点に関して、この本は非常に弱いと思います。割と淡々としているんですよね。読書の自由を侵害する側と守る側が戦争をして、時には人が怪我したりして、ずるいことをされたりする、ちゃんちゃん。その設定における日常しか描いていない。 恐らくそれは、主人公の性格によるところが大きいと思います。主人公の郁は非常にラノベ的存在で、とにかく脳天気で無礼な女の子です。彼女は読書の自由を守ることに対して熱狂的なのですが、だからといって大々的に行動したり熱弁したりするわけでもなく、あくまで設定を楽しませるための装置としての存在でしかないのです。 設定の中で色んなことが起こって日常が流れて、しかも特に問題もなくてそれなりに上手く行っていて、主人公もそれなりに楽しくやっている時、その小説は設定を楽しむためだけの小説となります。つまり非常に夢小説的になると思うんです。これだけ設定が作りこまれているのに、郁と堂上教官の恋愛夢小説なんだよなあ!ほんとこれ謎なんですけど!残念でなりません! シリーズが何冊もあるので、読み進めれば違った展開になるのかもしれません。堂上教官すっごい好き。犯したい。
0投稿日: 2015.03.26
powered by ブクログ本自体は知ってたけど、なかなか読もうと思わなくて。漫画みたいかなって。 でも、読んでみて、見方が変わりました。差別表現などについての言葉狩り、自主規制、ありますね。軽快な読み口でしたが、表現の自由について、再度色々考えさせられました。
1投稿日: 2015.03.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
レビューを書こうとして、レビュー登録の数に驚く。 人気作なんだなぁと! この作品は、出始めの頃一回読んだ事があったが、登場人物たちの濃さについていけず(笑)一度読む事を挫折した作品。 だいぶ時間が経った今、たまたま映画を見、面白いじゃないかと思い再読。 面白いじゃん!となった訳で。。 主人公の突拍子さが清々しい。 会話も所々吹き出してしまう所があり、テンポというか言葉のチョイスというか、わざとらしくなくて上手いんだなぁと思わせる。
0投稿日: 2015.03.22
powered by ブクログみんなの間で人気だったので図書室から借りて読んでみましたが、個人的には割と単調に感じて「普通」だなと思いました。もう少し戦闘シーンを増やした方が良いかと。続編は読まなくていいか、と思いました。どうやら僕には有川さんの話はあまり向いていないようです。
0投稿日: 2015.03.19
powered by ブクログ最初の方はつまらないな〜とおもっていたけど 後からどんどんじわじわきた! 堂上教官みたいな人、罪だな〜(笑) 最後のジュエリーボックスがたまらなかった! はまらないと思ってたけど2巻目以降も期待♡
0投稿日: 2015.03.12
powered by ブクログラブコメ。女性作家らしい作品です。設定はぶっ飛んでるが、いいやつばかりで、こんな組織で働けたら幸せ。 もうちっと堅苦しい話を想像していたので、肩すかしをくらった感はあるが、とりあえず全四巻読んでみよう。
2投稿日: 2015.03.04
powered by ブクログ評判通りには面白かった。 ものすごくってほどではなかったと思うけど…シリーズ通してどうなっていくかは気になるかも(°-° ) 手塚がなかなかいいキャラをしてたね!
0投稿日: 2015.02.27
powered by ブクログ近未来、検閲のために武力抗争が起こる社会で、正義感の塊で単純バカの主人公が突っ走る王道エンタメ作品。 アクション盛り沢山、青少年も大人も頷くような不条理や組織の政治へのやり切れなさも盛り沢山です。 冒頭の世界設定が難しくて読み進められず、挫折してきたシリーズ第1作。5、6年越しに読了しました。一度物語の世界に入ってしまえば続刊もどんどん読めます。
0投稿日: 2015.02.24
powered by ブクログ最初、戦争って思ってよんでいたので、難しいところも一生懸命よんだけど、内容的には少女漫画みたいなもんで、軽く読むもんだと思ってからは面白かった
1投稿日: 2015.02.24
powered by ブクログ映画をみて、その日にこの本を買った。 有川さんにはまったきっかけの本!! きゅんきゅんが止まらなくて、ニヤニヤ笑 それぞれのキャラクターの性格が大好き! 自信をもってオススメする本!
0投稿日: 2015.02.21
powered by ブクログ感想はブログにて。 http://croco.blog14.fc2.com/blog-entry-47.html
0投稿日: 2015.02.06
powered by ブクログ今まで読んだ本の中で最もキュンキュンさせられた一冊。ド直球な堂上と郁、二人の恋愛模様にページが進む進む。堂上の笠原溺愛ぶりにニヤケ、ツン台詞にM気が擽られデレ台詞にハートのど真ん中を打ち抜かれる。郁の素直さが愛おしい。全員がキャラ立ちの上、全員人間力が高いという奇跡の脇を固める図書隊達。まっすぐに生きることは難しくとも志すべきと思い知る。シリーズ全部すぐに読もうと決めた2015年冬。
0投稿日: 2015.01.30
powered by ブクログもう何回も読んでる。 何回読んでも毎回引き込まれてキュンキュンしてます。 もちろん映画もアニメもマンガも好き。
0投稿日: 2015.01.28
