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総合評価

644件)
3.8
122
272
165
26
3
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    自分らしく生きるって大事だなって思える。もちろん冷静に後のことも考えると、そう上手くいかないかもしれないが‥笑

    1
    投稿日: 2025.12.06
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    大変だなー、日本で会社勤めする女性。でもここの女たちは強い。そして女の味方は女だというのもいい。作者が男性であっても、女たちの細かい嫉妬やファッションを描いていて、女同士の絆を軸にしてるっていい。

    1
    投稿日: 2025.11.28
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    30歳半ばの女性がメインで、ファッション、20代に対する気持ち、女性の内面などが非常にリアルに描かれていてとても面白かった。男性作家でよくここまでリアルに書けるなと関心してしまった。

    0
    投稿日: 2025.11.16
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    本当に男性作家が書いてるの!?と思っちゃうぐらい女性の心理とか機微を書くのが上手。 自分もあと一年ちょいで30代突入だから短編集のどの主人公にもそれぞれ共感できる部分があって、リアルな葛藤だったり悩みだな〜と思った。 女性は独身を謳歌してても家庭に入って一見幸せそうでも悩みはつきものだし、どの環境でも生きにくい面があるよな〜と主婦をさせてもらってる自分も「うんうん」と頷きながら読んでた。

    1
    投稿日: 2025.11.14
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    隣の芝生はレインボーとは誰の言葉だったっけか。三十代女性、いやここは表題にならってガールと呼ばせていただこう、三十代ガールズのさまざまな人生と苦悩とかっこいい生き様を描いた本作。 十年ぶりくらいに読み返して、やっぱり大好きな作品のひとつだと再確認。歳を重ねた分、お光さんの偉大さがまぶしい。こんな女性、まわりにいたらとってもハッピー。

    0
    投稿日: 2025.10.08
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    男前な女たち! 自分のファーストプライオリティを見失わないようにしたい! 16年も前の作品とは思えない。ファッションは平成感ありだけど。 女は生きにくいと思った。どんな道を選んでも、ちがう道があったのではと思える。

    2
    投稿日: 2025.09.29
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    男性作家が書く女性主人公って、何かしっくりこないことが多かったけど、今作はかなり等身大な印象。 女性として生きる上での苦悩をリアルに描き、自分なりの答えを見つける主人公達がかっこよかった。 現実の男も、この作品みたいに素直だったらいいのに。 読了 9月26日

    0
    投稿日: 2025.09.26
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    30代の働く女性を主人公にした短編集です それぞれ、つまずいたり焦ったり嫉妬したりしながらも進んでいこうとしている姿がカッコよく、とてもスッキリした読後感でした 本文より 女同士は合わせ鏡だ 自分が彼女だったかもしれないし、彼女が自分だったかもしれない そう思えば優しくなれる

    0
    投稿日: 2025.09.13
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    働く30代女性の年齢や将来に対する焦りをリアルに描く。みんな強い一面を持ち、最後は自分らしい道を見つけているのが良い。

    0
    投稿日: 2025.06.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    奥田さん、女心分かってるなー。 待ってるだけの私って。やりたいことって。もう一回考え直したい。 私のファースト・プライオリティはなんだろう? 役員との会話センスが抜群。 奥田さんの言葉、響いてる。 大切にしたい言葉がたくさん! 以下は本文より引用です。 「会社に縛られて一人前なのだ。」 「自分から年齢に縛られて、もう遅いとか、少し様子を見ようとかして何もしない、これがいちばん、馬鹿らしい」 「今、自分のファースト・プライオリティがはっきりとわかった。自分を偽らないことだ。」 「二つ目、いやならいい」 「女は、育児を持ち出せば周囲がひれ伏すことを知っている。独身時代、そういういやな女をたくさん見てきた。」 「デリカシーとは、小さなやさしさのことだ。」

    1
    投稿日: 2025.06.09
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    登場するどの女性もとても素敵で応援しながら楽しく読めた 短編なのでとても読みやすい! 15年くらい前の作品ですが、基本的な考え方は今にも通用する内容で古さは感じなかった。 この作者さんと五十嵐貴久さんの小説の登場人物たちは男女共に可愛い。

    0
    投稿日: 2025.05.24
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    女性の強さを感じる作品でした。 仕事や家庭について葛藤する女性や多様性に苦慮する女性たちの心理描写が情熱的かつ愉快に描かれています。 短編集で全て女性が主役物語ですが、読んでて清々しい気持ちになる男女問わず楽しめる作品だと思いました。

    0
    投稿日: 2025.05.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった!2009年発行で少し古いけど今読んでも違和感ない。アラサーの働く女性の悩みはそんなに変わらない。高収入業界に勤務する人ばかりなのでリッチな話題も多くマンション購入、ブランド服に合コンと読んで楽しめる。 「ヒロくん」の女性管理職武田聖子は年上の部下今井とうまくいかない。 「マンション」大手保険会社の広報課勤務の三十四歳、石原ゆかりは親友のめぐみのマンション購入に驚く。 「ガール」広告代理店勤務の由紀子と先輩のお光の派手な洋服も楽しめる。 「ワーキングマザー」車メーカー勤務の孝子がアメリカ現地採用の同期に対して育児という錦の御旗を振ってしまい自己嫌悪する。 「ひと回り」和田慎太郎のOJTになった容子。ひと回り年下の慎太郎にいろいろな妄想をしてしまう。 この中の誰になりたいかな、と読後考えた。

    0
    投稿日: 2025.05.06
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    自分より少し上の年齢の働く女性の話だったから、自分ごととして読んだ。 どの話も多かれ少なかれ誰もが経験しそう。 最後は前向きになれる爽快な終わり方!

    0
    投稿日: 2025.05.02
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    アラサー女性に刺さる。。。そして元気をくれる小説。 「こうじゃなきゃだめだ」とか「もうアラサーだから」とか、そういう考えを吹っ飛ばしてくれます。 テンポがよくてとても読みやすい。

    2
    投稿日: 2025.03.01
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     30代の揺れ動く乙女心。 「ガール」と呼ばれた世代をそろそろ卒業し、 結婚、出産、出世など分岐点に立つ女性の姿がとてもリアルに描かれていた。  周りを羨ましがったり妬んでみたり、それでも「女は強し」だよなぁ。  「ワーキング・マザー」の母心には温かい気持ちになり、 「ひと回り」で、新人の男の子に色めき立つ女心が面白かった。  私は「ガール」なんてとっくに通り過ぎてしまったけど、性別よりも人としての充実感を楽しめている気がする。  それにしても、奥田さんの女性の心理描写がリアル過ぎて驚きました。  なんでこんなに鮮明に分かるんだ? この方が気になってしまった。

    1
    投稿日: 2025.02.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    相当好き!!! 全話の主人公に共感ポイントある、映画も見てみよう 解説から 「そう、ガールの必須条件、それは「男前」であることだ。ハンサムな女だからこそ、永遠にガールであり続けることができるのだ。ガールである自分を楽しんでいけるのだ。」

    0
    投稿日: 2025.02.01
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    主人公たちは、30代の働く女性たち5人。 5話短編集。 2006年の作品だということに驚く!  なぜなら20年近く経った今の働く女性の悩みと、変わってないではないか!  パワハラ・セクハラ・マタハラなど様々なハラスメントが表面化しても。 そしてもうひとつ、作者が奥田英朗氏!どうして知ってるの?女性の気持ちを?裏側まで⁈ キャラ設定、それに伴うファッションもマッチしている♡ 主人公たちと一緒に何度も奥歯を噛み締めた。鼓舞したい!  追記:フジTV騒動の最中、考えることも多かった。

    11
    投稿日: 2025.01.28
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    30代の強い女性の短編集。弱い面も見せてくれて面白く読めました。フィクションだが出会ってみたかったと思わせてくれました。

    18
    投稿日: 2025.01.16
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    とってもリアル。そしてとっても現実的。 女達の世界の生々しさよ 作者が男性なんだからびっくりです 5つの短編、全ての主人公が30代の女性 きっとこれは私がこれから進む道 最近26になったばかりだからふ〜んって軽〜く読んだけど、それこそ5年後とかに読んだら全然感じ方変わるんだろうな きっとターゲット層はドンピシャ30代なんだろう 40代で読んだら30なんてまだ若いわ!って思いそう チヤホヤされたいし1番可愛いって思われたい、一目置かれたい 女子はみんなそう思ってるし、何歳になってもそうなんだろうな

    1
    投稿日: 2024.12.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    30代の働く女性たち5人の短編集。立場や環境は違いつつもそれぞれが小さいながらも様々な悩みや不安を抱えて生きている。2009年発行だからもう15年も前の話ではあるが、今でも同じ様な悩みや不安はあるんだろうなぁと推測。最初の「ヒロくん」を読んで戦う女性たちの物語かと思ったがそういう訳でもない。だけど最後には懸念していた事に解決の兆しが見えてちょっとスッキリ。さすが奥田先生、そこに至るまでがハラハラして思わず一気読みでした。久しぶりに奥田先生の本を読みたくなった。

    1
    投稿日: 2024.10.28
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    働く女性たちの悩み、女性同士の関係など、企業で働いている身としては共感する所が多かったです。馬が合わなくても、年齢が違っても”いつまでもガールでいたい気持ちは変わらない”というフレーズが印象に残っています。

    1
    投稿日: 2024.09.21
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    奥田英朗さん初読。結構好きかも…他の作品もこういう雰囲気なのでしょうか?? こちらは、それぞれ30代の女性が主人公の5編の短編集。独身、既婚、子持ち、バツイチ、いろんな立場の女性のリアルが詰まっていて、感情移入しました。奥田さんて男性ですよね、なんでこんなに女性の心の機微がわかるんだろう笑。 他の作品も読んでみたくなりました。 追記… >奥田英朗さん初読。 と思っていたけど記録を遡ったら「ナオミとカナコ」読んでた!(ブクログに感謝。)なるほどあのお話も面白かったもんね。ミステリーぽいのもほのぼの日常系も書く方なのね、ますます興味がわきました。

    14
    投稿日: 2024.09.17
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    自分より一回り上の働き女子の恋愛葛藤を描いている。今は心が窮屈にならずに予習感覚で読み進めることができたけど、今後年を重ねることへの怖さも少し感じてしまった。無論、彼女たちはそれを乗り越え、自分らしく生きるところに焦点を当てていけてたが。 自分を背伸びせず等身大に見て受け入れること、まずは人生そこからだなって思いました。

    5
    投稿日: 2024.09.15
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    どれも悩める女性が主人公で親近感が沸いた。最後はハッピーエンドで終わり気持ちが良かった。特にワーキング・マザーが印象的だった。素直になるのは大切だ。

    0
    投稿日: 2024.09.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    32〜36歳というアラサーからミドサーになる現実と精神年齢の狭間が絶妙に書かれていた印象。設定が昭和の終わりから平成初期と、今とは違う時代だからこそ俯瞰して見れてくすっと笑える。これが令和舞台の話だったら、生々しさが増しまた違った感想を抱いたのかもしれない。

    0
    投稿日: 2024.08.24
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    30代女性です。「わかるわかる!」と言う共感が詰まった本で面白かったです。読みやすかった。女性は女性の鏡。立場が違っても女性同士、尊敬し合いながら生きていこう、と前向きになれる本でした。

    0
    投稿日: 2024.08.24
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    男性作家でいらっしゃるのに女性の心理描写うますぎワロタな一冊でした。 最後の短編は多くの女性が既視感を覚えると思う。胸が痛くなる時もありつつも、これからの人生にそっと背中を押してくれるようなストーリーが並んでます。

    5
    投稿日: 2024.08.13
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    読みやすい。強い女性の弱い心の部分を見た気がして、勇気がもらえた。 営業として働いてた時のワタシの女性上司も、こんな経験をしてたのかな。 年齢は大切な指標ではあるけど、それに縛られてばかりじゃいけないなと。年齢を気にして行動を決めるんじゃなくて、自分の心の動くままに行動したいなと思う。

    0
    投稿日: 2024.07.13
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    隣の芝は青く見える。30歳すぎると女性は難しい。未婚、既婚、子あり、子なし。様々な選択肢のある世の中だからこそ。自虐もしたくないし、マウントもとりたくない。他人と比べないで自分らしくいたいけど、なかなかそうもいられない。だってガールだから。

    17
    投稿日: 2024.06.25
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    人(本作は全て女性目線)の感情はもう少し多面的で曖昧なんじゃないかとも思わせられたりもしたけど、人付き合いの上では、案外単純明快な接し方の方が良いのかもしれないとの気付きを与えてくれました! 「そうなの?」 「そうよ。きっとみんな焦ってるし、人生の半分はブルーだよ。既婚でも、独身でも、子供がいてもいなくても」

    1
    投稿日: 2024.06.23
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    今の時代もうこんな人いないでしょ!!って思うようなところはあったけど、時代は変わってもガールの本質は変わってない感じ。結婚してる人独身の人、子供がいる人いない人、離婚してる人、仕事で昇進する人、仕事をしていない人、仕事をしてても辞めるつもりでいる人、同じ女でもそれぞれの悩みがあって、でもその悩みは女だからこそのものが多い。なんだか女ってだけで劣ってるみたいな気持ちになってきて、それでもやっぱりガールっていいよなあって。私も一生ガールでいる

    2
    投稿日: 2024.06.18
  • 分かったつもりになって読んだ(笑)

    『ガール』(奥田英朗)、読了! 作者の作品は初めて。いろいろな立場の働く30代の女性を主人公にした短編集。女性の心理をよく分かっているなぁと、分かったつもりになって読んだ(笑) 読みやすくて、楽しめたし、どの作品も最後が丸く収まっているところも良かった。

    0
    投稿日: 2024.05.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    結婚出産育児…女性のライフステージにどう向き合うか、主人公を変えて描かれた短編小説集。ちょっと昔の小説だから、男ならどうの、女だから何のといった言い回しはあるけど、この時代も今も女性は同じことで悩んでいるものなんだなという発見があった。独身女性は安定が欲しいと嘆き、既婚女性は自由が欲しいと嘆く。お互いのお尻を追いかけ合っているけど、それぞれに幸せはあると改めて教わった。 中でも表題作「ガール」はよかった。人に迷惑をかけなければいつでもいつまでも「ガール」でいたっていいし、お光の仕事はキッチリ、ファッションなど好きなことはとことん楽しむ姿勢は見習わなければいけない。ファッションショーの欠員の穴埋めに立候補するかとヒヤリとしたが、仕事と弁えて場を盛り上げることに徹していたので、心の中でお光に謝った。 ただ、「ひとまわり」は主人公がイタくて、イライラしてしまった。自分より一回り年下の後輩社員の見た目9割で好きになり、自分と結婚する未来まで妄想して、他の女が近寄ろうもんなら蹴散らす。その時点で既に気味悪いのだが、同期の友達に後輩社員の話を聞かれた時に、好きなんかじゃないの一点張り。せめて自分の気持ちは他人の前でも素直に認めてほしかった。その歳でツンデレは、ない。 きょうび、お家でゆっくり自分時間を大切に過ごすことも一つの選択肢だから、この本に出てくるガールたちみたいに、ひと歳とっても結婚してもまだまだ現役バリバリ仕事したい!っていう気持ちに共感できる人は少なくなってきているかもしれない。でも自分がどんなライフスタイルであろうと、人生前向きに楽しんでるガールたちから、明日へのモチベーションを得られるんじゃないかなと思う。 p176 「そうよ。きっとみんな焦ってるし、人生の半分はブルーだよ。既婚でも、独身でも、子供がいてもいなくても」 p184 生涯一ガール。きっと自分もその道をいくのだろうと、由紀子は思った。この先結婚しても、子供ができても。そんなの、人の勝手だ。誰にも迷惑はかけていない。

    1
    投稿日: 2024.05.02
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    前向き系、お仕事系が好きなので、どのお話も楽しく読めました 著者が女性ではないことが信じられないほど、 女性の気持ちが鮮明に描かれている! 女性である以上、壁やプレッシャーもあるけれど、 女性だからこそ得られることももちろんたくさんあるんだよね 読了から日が経ってしまい感想が薄くなってしまいましたが、 またいつか読みたい本です

    3
    投稿日: 2024.04.07
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    どのストーリーもあっという間に読めた。読みやすい。奥田英朗さんは初めて。感じを知りたくて短編から選んで読んでみた。 この短編集はいわゆるバリキャリな女性たちの話たち。共感できる人はできると思うし、縁のない人たちは、へー、ふーんって感じかも。読んでて映像が浮かぶので実写化できそうって思ってたら、実際、映像化されていたらしい!男性作家なのによく女性の気持ちを代弁できてるなぁと思った。リサーチ力のたまものでしょうか。さすが作家さんです。10年くらい前の話だけど、今はまただいぶオフィスの様相は違っているのでしょうか。。

    0
    投稿日: 2024.03.15
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    ゆるく働いている一般事務OLの方が共感できるが、これはバリバリ働く女性に焦点を当てている。 バリキャリ女性は仕事があるから独身でも立派、おしゃれな街で顔も恵まれたような女性たちの話。 キラキラした生活を送っている人や仕事にやりがいを持っている人は共感できるかも。 自分もアラサーになるし、「働く女子の気持ちをありえないほど書き込み、話題騒然となった」とあったので興味を持ったが好みではなかったし、読み終わった後は気持ちが沈んだ。

    2
    投稿日: 2024.03.05
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    人はそれぞれだ。 しあわせかどうかなんて、物差しを当てること自体が不遜だ。 話してよかった。 立場はちがっても、女同士は合わせ顔だ。 自分が彼女だったかもしれないし、 彼女が自分だったかもしれない。 そう思えば、優しくなれる。

    1
    投稿日: 2024.02.13
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    働く女性達の本音を描いた5つの短編集 ・ヒロくん ・マンション ・ガール ・ワーキング・マザー ・ひと回り どの物語も思い当たる節があったり、身近な誰かを思い浮かべたり、過去の自分と照らし合わせてみたり・・・ それぞれに展開が上手く面白い作品だった。 2009年=平成21年に発刊された作品だが、令和5年になっても、このお年頃の働く女性達の内情は、殆ど変わってないように思う。 もしかしたら、今の方が個の様々な事情に対する認知度が上がった分、複雑化しているような気がする。 男女のライフサイクルにおける決定的な違いは、出産だろう。最近では、メイクする男子も、スカートを履く男子も見かける様になったが、出産だけは遺伝子レベルで備わった機能であり、男女の垣根を越えられない。 この出産こそが、いつの時代にも女性の生き方に大きく影響するのは揺るぎない事実だろう。 そして多くの女性達は、出産適齢期やリミットが頭を掠めながら社会生活を営むのだから、産む産まないは別としても、女は強くなるのだと思う。 本作は作者が男性というのにも驚いた。 きっと観察力・洞察力に秀でた作家さんなのだろう。女心の機微をよく捉えた作品だ。 ただ、もっと中性的な目線で楽しんでいる女性も意外に多いということを男性陣には知って貰いたいと思う。主人公達のキャラを敢えて分かりやすく傾けている為か、正直ややイタイ感じが否めない・・・笑 強くしなやかな女性になる一歩手前だと理解されるといいんだけどなぁ・・・(誰に?) とぼやきたくなった。 あっ、これって老婆心かしら? その一方で、男性社会の中で対等に生きる逞しさを身に付けて奮闘する女性達には、心からエールを送りたいと思った。 全ての短編は、希望や救いが感じられるオチになっている。この作者の絶妙な心配りに感謝しつつとりあえず明日からまた頑張りますか〜!っと 爽快感に浸れるので、週末に読むことをオススメしたい作品。

    20
    投稿日: 2023.12.16
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    『立場はちがっても、女は合わせ鏡だ。』 26というまだ25に近い歳に読んだからいいけど、29くらいにこれ読んでたらなかなか胸にくるだろうな… 1番驚きなのが、これを男の人が書いたん…? 女同士にしか伝わらない牽制とか、働くか結婚するか、仕事か育児か、、繊細な気持ちとか、あまりにもリアルすぎて怖いんやけど。笑 と思ったら奥田英朗さん、過去はプランナー、コピーライターだったとか。 納得、、、

    0
    投稿日: 2023.12.15
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    リアル!働く30代のガールたち。独身貴族、シングルマザー、などいろいろな立場のガールたち。 強くあれ、ガール。 いつまでもガール! 立場は違っても、女同士は合わせ鏡。いい言葉だ… 後書きがもよかった。

    3
    投稿日: 2023.12.10
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    「バリバリ働くアラフォー女性」が次々と登場する短編集。スカッと爽快なストーリーは読んでいて気持ちが良かったです。 都心の高層マンションの話は、自分にとって新鮮で面白かったです。 印象に残った台詞は、「女は生きにくいと思った。どんな道を選んでも、ちがう道があったのではと思えてくる。」

    51
    投稿日: 2023.12.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    女性におすすめ! 読むと元気が出る1冊です! 「ガール」 女性は、結婚するか、独身か。 子供を産むか産まないか。 仕事を続けるか、専業主婦か。 など、いろんな生き方がある分 自分はこれでよかったのか、他の人生があったんじゃないかって悩むこともあるけれど。 きっとどんな人生もハッピーでも、半分はブルー。 だけど、それでも生涯一ガールを掲げて、人生を最大限楽しもうとする主人公がかっこいい! 「ヒロくん」 気の合う旦那とは対照的に、気の合わない会社の部下。 世の中気の合わない人は必ずいるが、その分だけ必ず気が合う人もいる! 私も聖子とヒロくんみたいな、価値観の合う人と一緒にいたい! 「マンション」 自分のファーストプライオリティがはっきりと分かった。誤魔化さずに自分を偽らないこと。これに優先するものは何もない。 主人公のゆかり、カッコ良すぎる、。 私もこんな清々しい人になりたい。 自分にとって譲れないもの、優先するものは何か。 高級マンションも憧れるけれど。 自分を押し殺して無理なことをするんじゃなく、 自分らしく自分に合った生活が良い。 「ワーキングマザー」 シングルで子育てをする主人公と独身でキャリアウーマンな同じ会社で同い年の斉藤ゆかり。 同い年だけど、生き方や生活は対照的な2人。 人はそれぞれだし、幸せかどうかなんて、物差しを当てること自体が不遜だ。 立場は違っても、女同士は鏡合わせ。 自分が彼女だったかもしれないし、彼女が自分だったかもしれない。 そう思ったら優しくなれる。 さりげなくも、ぐっとくる言葉がいくつもあって、 お気に入りの本です! 元気がなくなった時によく読み返してます。

    2
    投稿日: 2023.11.11
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    なぜ、どのストーリーも面白いのか。 妙齢の女性の心情と現実を、これでもかとばかりの繊細なタッチで表してくれる部分は、異性からしてみてもうなずけちゃう。 一見面倒くさそうな女性同士のコミュニケーションも、明るく強く描かれているため、なんの抵抗もなく読み切ることができた。中でも「ひと回り」はコントっぽくて好きになった。

    14
    投稿日: 2023.11.10
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    ひと回りが1番好きだった。 恋のどんでん返しあるかなーっと思ったら、 やっぱりなかったのが、リアルでいい。

    0
    投稿日: 2023.11.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    働く女性を題材とした、短編集。どの話もいい終わり方で、暖かい気持ちになった。 1番初めの「ヒロくん」が1番好きな話だった。主人公の聖子、今井が話の中心人物だがタイトルが聖子の夫の名前なのが好きなとこだ。聖子は今井との関係に悩んでいたのではなく、本当は自分が旦那より収入が多いということだった。最後は恐る恐るそのことを旦那に聞いてみるが、当の本人は普段様子で「気にしない」と言う。 これは、今井を登場させることによって夫との対比を表しているんだろうなと思った。 「ひと回り」は読んでいて痛々しいところがあった。だけど、自分もいつかは30歳になる。自分が年下の男を好きになった場合、容子のような振る舞いをしないとは言い切れない。明日は我が身だと思った。

    0
    投稿日: 2023.09.25
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    これ、、本当に男性の作品!?と疑う程のリアリティ。心理描写が、どれも見事に30代女性の気持ちとして的を得ていました。リアルすぎて、自分を客観的に見るとこうなのかも…と時々落ち込まされながらも、最後には希望を与えてくれるパワフルな一冊です。男女を取り巻く時代背景も今とは少し異なっていて、そのあたりも興味深かったです。

    0
    投稿日: 2023.06.26
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    書いたの男の人?!!! まさにそう でも私はもう、ガールじゃない し、ガールでいたいとは思っていない わかるわかる~

    1
    投稿日: 2023.05.27
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    自分も働く女として同感できすぎて、作者が男性であることに驚きました。 いろいろあるよね、ってすごい気持ちをのせて読んでしまいました。

    2
    投稿日: 2023.05.17
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    かなりリアルに働く女性の姿が書いてあるので、共感と、刺さるところがたくさんありつつも、 そんなに強く頑張り過ぎず、生きなくていいんだと、肩の力を抜いてくれるような感覚がありました。

    3
    投稿日: 2023.04.16
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    これメンズが書いてるのか!驚き。ワーキングマザーは生々しくてちょっと辛かったけどよかったな、所詮女はあわせ鏡だ。ハンサムな女性になりたい。

    2
    投稿日: 2023.04.05
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    男性目線で描かれた「ガール」という印象 絶妙に捉え、絶妙にズレているため良くも悪くも気持ち悪く感じる

    1
    投稿日: 2023.04.03
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    とても楽しく読めました。 社会での女性の立場等は、時代と共に変わりつつあるけど、年齢に対する考え方は、男女ともあまり変わらないみたいですね。

    2
    投稿日: 2023.03.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    p106 「女の友情は、同じレベルでいることで保たれている」に共感 長い付き合いの友達も、彼氏の有無、結婚、出産のタイミングが違うと話が合わなくなってくる。 この本の登場人物は皆、キャリアが構築されていて、自分で稼ぐ力があり、社会から必要とされているのが羨ましく感じた。ただ、結婚という安定を得られておらず、不安定な側面もある。キャリアとライフプラン(結婚出産)の両立はガールの永遠の課題だなと。

    2
    投稿日: 2023.03.17
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    30代の働く女性が主役の短編集 面白く、サクサク読めた 仕事は 男も大変だけど、女性はもっと大変と思う 男は自立出来てればいいし…なんとでもなるけど 女性は仕事、体調管理、恋愛がらみ、家事とか考えると…本当に頭が下がる 昔 クリーニング工場で主任してた事があるが…パートさん達は朝から家族を送り出し…蒸し風呂な職場で働き…家に帰れば家族の世話…呑む…前日より一回り大きくなり職場に帰ってくる… ホントに頭が下がる 自分にはそれが出来ないと思う いや…無理だね… でも そんな俺…嫌いじゃない(開き直り) 4月から娘も社会人 無理しなくて良いから 頑張ってほしいと、この本を手にとりました ※んで結局何が言いたいかって言うと 【風呂入ってると、隣の家の三姉妹が風呂で中島美嘉なグラマラススカイめちゃくちゃ歌ってるし…ヒドイ時はベルサイユの薔薇歌ってて 薔薇は♪薔薇は♪って結構うるさいよ!!】って事!!

    67
    投稿日: 2023.02.25
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    【神様は良くしたものだと思った。 気の合わない人間はどこにでもいるが、きっと同じパーセントだけ、価値観の合う男女を配してくれているのだ】

    1
    投稿日: 2023.02.09
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    短編5話どれも良かった。 男の私が読んでも純粋に面白かった。 働く30代女性は、リアルにこんな感じなのだろうなぁと勝手に想像を膨らませつつ、やっぱり女性はかっこいいし、すごいなぁとリスペクト。 そしてこんな女性目線の物語を男なのに書けてしまう奥田英朗にもリスペクトです。

    13
    投稿日: 2023.02.09
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    何だかんだこういう話キライじゃない。むしろ好きだよね。お仕事モノだったり、主人公たちがみんな同世代だったり。一つひとつ読み終わるたびに職場や友達、家族のことを考えて自問自答してしまう。自分の立ち振る舞い一つに対しても結構考えさせられる気がする。これが男性の描く女性の物語にすぎないのか、本当に女性も共感できる話なのかは気になるところ。感化されるだけの勘違い君にならないように気を付けなくては。

    1
    投稿日: 2023.01.30
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    30代の働く女性、共感必至の短編集。 「ヒロくん」:昇進して部下ができた聖子が、組織の古い慣習や男尊女卑に立ち向かうお話。 「マンション」:独身のゆかりがマンションの購入を検討しつつ、秘書課の女子と張り合うお話。 「ガール」:32歳の由紀子は独身貴族。いつまでも若いつもりでいるけれど、若造りの先輩を見てちょっと引いてる。もうガールはやめた方がよいの? 「ワーキング・マザー」:シンママの孝子は営業部に復帰してバリバリ働きたい。だけど、息子のことでみんなが遠慮してしまい…。 「ひと回り」:教育担当についた新人は長身のイケメン、22歳。ひと回り違うのに気になってしまう34歳の容子は…。 それぞれのお話が共感の嵐。根本的に状況は変わらないのに、どれも肯定的なラストを迎えるのも嬉しい。ありのままの自分でいて、楽しいな、やりがいあるな、って思えるって大事。働く30代の女性は、既婚独身問わず楽しめると思う。オススメ。 230127読了、図書館本。

    1
    投稿日: 2023.01.27
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    30代半ばの女性会社員が主人公。夫より給料が高い「ヒロくん」、マンションを買うと決めた「マンション」など。最後は明るめの〆方だが、ちょっとこじつけっぽい感じも。「マドンナ」が2000年~2002年の作品でこれはそれに続く年代。これも20年前の過ぎ去った若かりし年代の作品。リアルタイムで読んでいたらリアル感を感じたかも。 初出 ヒロくん(『小説現代』2003年8月号)H15 マンション(『小説現代』2003年11月号) ガール(『小説現代』2004年3月号) ワーキング・マザー(『小説現代』2005年6月号) ひと回り(『小説現代』2005年8月号) 2006.1単行本 2009.1.15(文庫)第1刷 図書館

    5
    投稿日: 2023.01.23
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    面白かった。 働く女性はカッコいいと思う。やっぱ。 誰だって焦りや葛藤を抱えて生きているんだと思うと人生ってそういうものだし、まぁなんとかなるんじゃない?って思って生きていけるものだと思う。 個人的には「一回り」がツボだった。容子さん可愛らしい笑

    2
    投稿日: 2023.01.15
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    全てのガールに共感し、愛おしく感じ、そして自分を肯定してもらえた。 働く女性みんなにおすすめしたい。

    1
    投稿日: 2022.12.30
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    著者の伊良部シリーズ以外の作品を 初めて読みましたが、面白かった! 人の微妙な感情の動きと表現が上手く、 ストーリーの流れが良いですね。

    28
    投稿日: 2022.12.07
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    素直に面白かった。ガールっていう時代は個人個人で差があるだろうけど、年齢を重ねるほどに諦めやまだまだ大丈夫かな?なんて迷走して、そこが楽しいんだなあ〜と改めて感じた。やっぱり女だから一生ガールだわ‼︎

    5
    投稿日: 2022.12.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    さすが、奥田英朗、面白かった!特に2話の【マンション】。青山に住みたい主人公の気持ちが手に取るように分かった!

    1
    投稿日: 2022.09.25
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    夏休み-15 よかった。一編目が特に好きだった。 結婚とか子育てとか、住むところとか若造りとか、仲間とか。上司とか。あーー、なんかまだ実感はわかないけど人生の少し先にあるいろいろなものがじんわりと感じられて、ちょっと心地悪い気もした。 〈私は私〉という人はかっこいいけれど、周りのみんながそれを受容するわけではなく、でも自分であることを諦めてはいけないので、三十代女子とはどんな気持ちなのか、好奇心もくすぐられた。 さて私の職場の三十代女子は、どんなことを考えてるんだろう。私は、自分が自分を愛せる〈ガール〉でいられるのだろうか。そして今のうちに、若さという特権を行使しておかなければ。。 これ描いたのが男性というのがすごい。ひゃー、小説家ってほんとすごいよな。 みわちゃん教えてくれてありがとう

    1
    投稿日: 2022.08.13
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     刊行年は2006年なのに30代でディスコのお立ち台が青春って古いと感じたが、違和感はそこだけだった。男性作家なのに30代女性の心理描写がお上手。なんでこの気持ちわかるの?と思うシーンが多々あった。女の三十四は転職時期としてリミット、とありギクリ。  各短編の主人公がみな前向きで、悩みながらも自分の足で立っていて好感が持てる。今井みたいなおじさんいるよな〜。無意味な社内政治など大嫌いなので『ヒロくん』はスカッとした。

    5
    投稿日: 2022.05.31
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    広告代理店に務める由紀子は、32歳。仕事柄派手な格好をしているが、そろそろ20代の社員の天真爛漫さは無くなってしまった。そんな中、38歳の独身の先輩お光と、デパートでの企画の仕事が持ち上がる…。 三十路ガールたちの短編が5篇。同じ会社かな?とうがった読み方をしていたが、全て別の作品だった。 課長になって年上の部下の男性に嫌味を言われ、子供がいることで自由に振る舞えないなど、割とオーソドックスなお仕事小説である。 というか、いつもの奥田英朗のつもりで、ひねくれた嫌がらせでも出てくるのだろうと読んでしまうので、みんなあっさりと終わっていくのが不思議に思える。 本書は女性誌に連載していたのか、かなり女性のファッションの部分に重点が置かれ、よく調べたなあと感心するほど細かく描かれているのが、一つのポイントである。 その一方で、どうにもバブルのころの雰囲気を漂わせる表現がどの作品にも有るものだから、妙な時代錯誤感を感じてしまうのだ。おそらく書かれたのは2000年頃。もう携帯電話も一応登場している。小泉改革も出てくる。でも、なんとなく、1990年頃に感じてしまう古くささが否めない。 バーンとやり込める爽快さも、自分が折れるけど前向きにと言うほろ苦さもあり、あまり小説を読まない女性社会人には心地よく受け入れられる短編集であろう。 ただ、奥田英朗の他のを読んじゃうとね…物足りない。

    1
    投稿日: 2022.05.27
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    私の30代はこんな風だっただろうか。そう言えば、マンションを買ったのは30代だった。「ヒロくん」の夫婦はわが家とちょっと似ている。表題作の「ガール」が良い。つい、ガール・ジャスト・ワナ・ハブ・ファンを口ずさんでた。30代の自分は、年相応なんて知らねー!って思ってたかも。(今も思ってる)

    2
    投稿日: 2022.05.13
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    大企業で勤める女性を描いた短編集で、キャリアウーマンだと結婚や昇進、マンション購入、バツイチなどなど人それぞれ大きな悩みをが抱えながらすごしているんだよなーと分かる場面もあった。 読んでいてどれもスッキリ終える感じがよかった。 短編集だったから途中で主人公全員同じ企業で勤めている話なのなとか、みんな何かで共通しているのかなとか思っていたけど私の読力ではわからなかった。

    1
    投稿日: 2022.03.22
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    29歳の自分にひたすら合わせて読んでた もう自分もガールじゃないのかなぁって 仕事もこれからだったとは言われるけど 体力的にもきつくて転職することにした 本の中でもマンション購入検討だったり、 いろんなことを考えて変わってくのかな 生活があるからって我慢する人たちも沢山いる そんな中、自分は将来のことも考えてだけど 転職してお気楽だなぁとか それがメリットでもあるんだけど 私自身も若作りの人たちに対しても 20前半の頃は25過ぎた人に対しても もう若くない、おばさんって思ってたし言ってた それが自分が言われる立場になってくるとはね 一回り上の人が自分たち世代に対して 恋愛感情を抱くなんて考えてもなかった でも34歳。 分からなくもない。自分もあり得るかも。 思ってたよりも自分自身は若いつもりなのかも 社会的には中堅、若くなくても 自分自身ではそんなことないって思ってしまう 30代って難しい年齢だなぁ ってどの作品にも共感しながら読めた 主人公たちみたいに30代は20代と違って 背伸びしすぎずに見栄を張らずに 自分らしく過ごせていけたらいいなぁって思った

    1
    投稿日: 2022.03.18
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    仕事にも恋愛にもエネルギッシュな女性たち。世代の違いか、あまり共感できなかったけど、働く女性って色々大変だなって思った。ハンサムなガールたちの物語。

    1
    投稿日: 2022.03.12
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    30代の働く女性を主役とした短編集。 なぜこんなに女性の気持ちが分かるんだろう…すごい。 この経験あるな、この感情知ってる、と自分と重ねてしまって少し苦しくなるけど、終わり方がどれも気持ちいい。 面白いし前向きにさせてもらいました。 私も男前なガールでいたいな。

    1
    投稿日: 2022.03.07
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    表紙が、めっちゃかわいい。 「女性は常にがんばっているんだよ」と、エールを送ってもらったような作品です。男社会で頑張る女性たちの葛藤を描いていて、「あ〜、わかるわかる」「そうそう、そうなんだよね〜」なんて納得しながら読んでました。 結婚しててもしてなくても、働く女性も専業主婦も、女性は毎日たくましく生きてます。そして、何歳になっても気持ちは「ガール」です。 個人的には、『ヒロくん』が一番好きでした。

    1
    投稿日: 2022.02.16
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    男性の知り合いにおススメされた本。 男性が書いたと思えないくらい女性の内面を描写してる。 古いというコメントも多いけれど、出版されて年月は経ってるから当然。 けれども正直地方だったり古い体制の会社や病院等ではまだまだあること。 年齢や置かれた状況心境によって感じ方が違うと思うので、もっと若いうちから出会って時々読み返してみたかった。 数年後読み返したいと思う。

    1
    投稿日: 2022.01.30
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    女性にスポットをあてた短編集です。 暗めの本を読んだあとに箸休め的に読むとすっきりします。 軽めにさらっと読めるので普段そんなに本を読まない人でも読みやすいと思います。

    0
    投稿日: 2022.01.11
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    やはり少し内容が古い。 いわゆる女としての幸せとキャリアの間で揺れるアラサーたちの話。 どの話も似たり寄ったりだった。 結局今の自分を受け入れて生きていく。 女だけがどちらかの道を選んだり両立する流れも最近変わりつつあるように思うが価値観としてはあまり現在も変わりはないのかなとも思う。 共感する部分もあったが、物語としてはあまり楽しめなかった。

    1
    投稿日: 2021.12.30
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    これ、男の人が書いたんだ?!って思うほど、主人公の女性たちがリアルに描かれている作品だったと思います。 他の方たちのレビューを読ませていただくと、「設定が古い」と書かれているものがいくつかありましたが、私はそれほど気になりませんでした。実際にずいぶん前に書かれた作品のようですし。 登場する女性たちはみんな「若くはない」年齢になってしまったけれど、それをまだ受け入れたくなくてもがいている感じで、みんながみんなちょっとだけ性格が悪い。 こんな女性たちって、今も昔もあちこちに普通にいますよね。そういうところがよりリアルで身近に感じられたので、時代背景などは気になりませんでした。 私は20代のうちに結婚して子供を産んで…という生き方を選んだので、この「ガール」たちとは違いますけど、もし30代半ばになっても独り身だったとしたら…こんな風にちょっと拗らせ気味になっちゃってた可能性は大いにあるなぁ…なんて思いながら楽しく読み進めました。

    0
    投稿日: 2021.12.24
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    色々古いが昔の本だから仕方なし。最初の、協力しない部下を持った話に共感する。男の派閥の馬鹿らしさを、男の人が書いたことがすごい!旦那さんいい人で救われる。

    0
    投稿日: 2021.12.18
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    面白かった。 5つの短編集だけど、それぞれみんな働く女性が主人公だった。 難しい言い回しになってしまうけれども、社会的に構築された女性という性別について、とても考えさせられた。 共感する場面もたくさんあった。 作者は男性なのに、どうしてこんなに女性の立場がわかるのだろう、凄いなと思う気持ちもありつつ、逆に言えば、きっと女性ではなく男性だからこそ、女性像を客観的に分析することができたのかもしれないとも思って、汝自身を知れ、じゃないけれど、勉強になることも多かった。 読んでいると、女性として生きていくことの生きづらさに憤りを感じて、苦しい気持ちになってしまうこともあったけれど、それでも最後には必ず、やっぱり女性に生まれてよかった、とまではいかなくても、そんなに悪いことじゃないよねって、明日からまた頑張ろうって前向きな気持ちになれるような作品だった。

    0
    投稿日: 2021.12.13
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    15年以上前の大企業勤めの女性の話。 すごく古い印象。歴史小説みたいなもんだな。男性が書いているからかなんか30代未婚の女性たちがステレオタイプな感じ。 女は合わせ鏡、あなたが私だったかもしれない、といった一節は共感できた。  自分より一世代か二世代上の女性たち、こんなにも女性であることを会社で使わないといけなかったのだろうか。社会が変わってくれてよかったなと思う。。秘書同士のやりとりも理解できない世界だった。

    0
    投稿日: 2021.12.11
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    奥田英朗、イン・ザ・プールに続き、読了。 男性作家が書いたと思えないくらい女性の心理描写が上手だなと思いました。どの話もリアルな女性たちが描かれています。我が職場にも強い女性達が多いので、参考になりました笑。

    0
    投稿日: 2021.11.19
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    働く女性、特に25〜32歳くらいなのかな、 ぜひぜひ読んで欲しい一冊。 泣く話でもないんだけれど、 私は共感してちょっと泣いてしまいました。 仕事に悩んで、 「競争しない人生やライフの充実」 つまり子供を産むことを考えた。 でも、産むとしたら、前向きな気持ちで産みたいから、今は産めない、って思う。 だから今は仕事を頑張りたい。 昇進が目当てじゃないけど、勝ち上がりたい。 だけど、女は男の派閥争いには入れない。 それがどんなに楽で、こんなに苦しいことなのか。 作者は本当に男性?笑

    0
    投稿日: 2021.11.11
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    働く女性のバイブルとも言われた奥田英朗の「ガール」ちょっと古くなってしまったが女が男を見る感性が面白い。女心を巧みに表現しつつ嫌味がないのは男が書いているからか?短編集ながら必ずオチがあってスキッとする。

    0
    投稿日: 2021.11.07
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    好きな本が増えた! 特に20代後半から30代の働く女子に刺さるのではないだろうか、、 夫より収入が多い、独身でマンションを買おうか悩んでいる、32歳にして派手な服着たりしてるけどいつまでガールでいれる?、シングルマザーでありながらバリバリ働くことに対する周囲からの目、一回り年下のイケメン新入社員に恋心を抱く自分って、、 仕事とか結婚とか子どものこととか、女性って男性よりかは考えること多いし何かと厄介よな〜と思いつつ、実は自分が考えすぎてただけで意外と答えはシンプルやったりして、この本も毎回最後はスカッとする結末やったから読んでて気分が良かった くよくよ悩んだ時はこの本読もう◎

    2
    投稿日: 2021.10.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    共感させようとする感じが乱暴で共感できない 途中で読むのをやめてしまった 全部前向きに終わってるはずなのになんか気分が暗くなった 羨ましいと思ってた相手にも悩みがあるとか、年齢に囚われず自分のやりたいことをしたいようにとか、 違うんだよなぁ そんな簡単な話じゃないから苦しいんだよなぁ

    4
    投稿日: 2021.09.28
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    30代の働く女性の物語。10年以上前に描かれた物語だけど、今もまだこの物語が響く女性は多いと思う。ただ、結婚年齢があがっているので、今はもしかしたら40代の女性の方が共感するかもしれないけど。

    0
    投稿日: 2021.09.19
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    働く30代女性へのエール。 共感出来るものも共感出来なくてもそういう気持ちわかるかも?なものも。 どの話も読後感よく前向きな気持ちに。

    3
    投稿日: 2021.09.15
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    女心は、そうそう変わるものでもないですが、時代設定が古い感じになってしまっていて残念だなと思いました。 今時、昇進する時に「結婚する予定はありますか」とか「子供を持つ予定は」等と聞く事はNGですよね! 読み終えましたが、気持ちがいまいち乗り切れなかったです。 いつ頃までGirl???

    0
    投稿日: 2021.09.09
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    この世代の女性の気持ちを面白く書いていた。最終的に何となく丸く収まる感じもよい。2021年からみると少し時代遅れな気もするけれどお気に入り。

    0
    投稿日: 2021.09.05
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    「きっとみんな焦ってるし、人生の半分はブルーだよ。」このセリフがすごく良い。これをきちんと分かっておくことって大事。5つの話に出てくる30代は状況は違えどみんな焦りや生きづらさを感じていて、だけど自分に正直でとってもキュートだと、愛おしく感じた。

    0
    投稿日: 2021.08.20
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    好きなセリフメモ ・結局、自分から年齢に縛られて、もう遅いとか、少し様子を見ようとかして何もしない、これがいちばん馬鹿らしいと思う。 ・女は生きにくいと思った。どんな道を選んでも、違う道があったのではと思えてくる。 ・人はそれぞれだ。幸せかどうかなんて、物差しを当てること自体が不遜だ。 ・立場は違っても、女同士は合わせ鏡だ。自分が彼女だったかもしれないし、彼女が自分だったかもしれない。そう思えば、優しくなれる。

    0
    投稿日: 2021.08.08
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    いろいろな立場の働く女性について書かれた本。 ガールの同窓会の帰りの駅のホームのシーンで、独身の主人公と専業主婦の学級委員が話しているシーンで、学級委員がブルーになったと言ったのが印象的だった。 今まで、女性は結婚して家庭を持つことが幸せで、自分のそれに憧れていたので意外だった。 どんな立場の人もそれぞれに悩みや葛藤を抱えているのだと思った。 「女は生きにくいと思った。どんな道を選んでも、違う道があったのではと思えてくる。」についてあと何年か後にわかる日が来るのだろうか。 女性の社会進出が進み、自由な生活が可能になった裏で、どのような選択をするのが1番幸せなのか、これからの身の振り方を考えさせられる作品だった。

    1
    投稿日: 2021.08.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この本は仕事仲間20代から60代までの女性13名が読みあい、感想を雑談したことがありました。女性同士共有できる部分と、それはやっぱりちょっとという部分があるよねと。互いにプライベートの体験談も交えて話した思い出が。独身女性、家庭で育児に奮闘中、介護もしながらの人、男性作家が書いてくれていたというのが意義があるのかな。同じ奥田さんの『マドンナ』も読んだ思い出が。という読書の思い出があります。とりあえず、悩み多き年頃、みんなしんどいけどがんばってるよねと、読後すっきりした記憶が。

    1
    投稿日: 2021.07.30
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    30歳以上の働く女性がとても共感できる話だと思う。作者が男性ってところに驚いた(@_@;) いくつになってもガールでありたいし、ガールとして扱われたいなって思う。

    1
    投稿日: 2021.07.04
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    癖の強い40代の男性と一緒に仕事をしていた時、全然うまくやれなくて、その当時60代だった女性の上司に相談したら「ダメよ、男の人は立てなくっちゃ」と、言われたのだ。 つまり、彼女の中では、男の人を立てなかったわたしが悪いということだ。 このことで、しばらくもやもやしていた。 酒量、同僚とする愚痴の量がどんどん増えていった。 でも、未だに思う。この時、周りがみんなわたしの愚痴を聞いていてよかった。 同じような出来事が頻発し、関係機関からも総スカンを食らった彼女はそのポジションを引退せざるを得なくなった。また、癖の強い40代の男性にされていたことは、モラハラかつパワハラであると、周囲からの進言で理解したのである。 そんな過去の出来事を思い出した。 あの時、あんな環境じゃなかったら、もう少し仕事続けられてたよなぁ…であるとか、でも一方で、おかしいことをおかしいって一緒に言いながら支え合った仲間と未だに繋がってるのは、あの環境だったからだよなぁ、とも思わされる。 人が生きていく限り、男だろうが女だろうが、働く。 わたしはできるだけ、男女問わずフラットに働きたい。でもそれって結構難しい。いくらこっちがフラットに振る舞ったところで、相手はこっちを下に見てくることがあるからだ。 そんな時、舐められているな、とすぐに分かる。そこで怯まずに立ち向かいたいところだけれど、わたしにはそこで、ぐ、とこらえる力がない。 だから、この作品の中に出てくるガール達には、ものすごい勇気を貰ったのだ。 わたしは今それなりに働きやすくさせてもらっているけれど、それは年齢故の周りの配慮なのだろう。まだまだ20代の彼ら彼女らに、気を遣わせてしまっている。だからわたしの役割は、いつもくだらないことで笑いあって話しやすい空気を作ったり、こちらから仕事の負担感を確認してみたり、心身を気にかけたり、そんなようなことをすることだ、と思っている。 作品の中のガールたちは、本当にみんなかっこいい! 年上の男性部下に毅然と立ち向かったり、 マンション買えるほど稼いで、(P127)「今、自分のファースト・プライオリティがはっきりとわかった。自分を偽らないことだ。これに優先するものは何もない」と、自分の信念を持っていたり、 ガールでいることに誇りを持って、(P176)「きっとみんな焦っているし、人生の半分はブルーだよ。既婚でも、独身でも、子供がいてもいなくても」と、様々な生き方を尊重できたり、 シングルマザーなのに子どもを盾にせず働いていたり。 この作品が定義する「ガール」。 わたしは紛れもなく、そこを抜け出せていない。 童顔と自由を利用して、いつまでも20代の仮面を被って生きている。 新卒から大手企業で働く友人は、このまま結婚の機会がないのならば、マンションを買おうかと本気で悩んでいる。 バリバリ働いていた友人も、いつもの間にか子育てに奔走している。 最後の章「ひと回り」では、今の自分の立ち位置に気付かされる。 P293「容子自身の気持ちを言えば、結婚で生活を変えたくなかったからだ。仕事も自由も恋愛も、ひとつとして失いたくなかった。34になった今は、ここまで来て妥協したくないのと、そろそろ結婚しないと一生独身かもしれないという不安とが半々だ。その決断が下せないから、日常に流されている」 P302「要するに、モラトリアムだ」 ほんとそう。誰かといるより一人でいた方がずっと楽。だけど結婚は面倒。でも一生独身!と言えるほど強くはない。歳を重ねればそれだけパートナー探しも難航する。だとするならば今しかないんじゃないか、いや、でも… こんなことを言っている間にどんどん歳をとっていく。 この作品、初出が2006年で著者は男性だ。 作品が出版された頃と今とでは、働いている女性の環境は異なっていたと思う。今となっては普通のこととなっている、女性が社会で働くということ。けれど、出版当時の平成18年(こう書くとすっごく前に感じる令和3年なう)は、女性が働くということに対して、もっと軽んじられていたのではないだろうか。この作品に背中を押してもらった女性はすごく多かっただろうし、背中を押された強さも、今とはまた違っていたのかもしれない。 また、この圧倒的なまでの女性目線とその描写は、どこで手に入れたんだろう!というくらいのもので、解説の言葉を借りるならば「ファッション描写が秀逸」なのである。確かに、「男性作家の女子ファッション描写というのは、何というか、絶妙に外れていたのだ。はっきり言ってダサい」。 主人公をイメージしながら読んでいく際に、ファッションというのはその主人公の輪郭をつくってくれる。例えば、ショートボブの女の子が、ミニスカートなのかワイドパンツなのかで、その輪郭は大きく変わってくる。 あと、P279「ただ同性にはわかる。この手の女は、結構計算している。だいいち媚びたような上目遣いが気に食わない」。 というこの、男ウケすると思っている女子のあざとさ。女性に嫌われがちな、あざとい女子の分析もまた秀逸である。 お見事! 結局わたしは40歳になってもガールなおばさんでいたいし、80歳になってもガールなおばあちゃんでいたいのである。 そして、笑う時に手とか机とか隣にいる人をバンバン叩いちゃうから、これからは口元に手をあててクスクスって笑おうかなと思いました。

    81
    投稿日: 2021.07.03
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    いずれも妙齢の女性の、感情の機微というか、揺れ動く気持ちをテーマにした短編集。 理不尽なことに対する純粋な怒り、それがすごく素直に共感できた。 それにしても読後の爽快感が素晴らしい。そしてこれを男性の作家が描いているということもとても素晴らしい。痛快ではないか。 もちろんこれは男から見た感想だから、実際女性たちがこの本を読んでどう思うか、というのはわからない、だけど。 価値観が違いすぎて、議論する気にもならない、というくだりが、とても心に染みたのだ。 気の合わない人間はどこにでもいるが、きっと同じパーセントだけ、価値観の合う男女を配してくれているのだ。 そう信じたい。

    18
    投稿日: 2021.06.14
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    男の人にイライラしたし、女の生きづらさがすごい 男の人がこれを書いたのがすごい ファッションセンスがある 私もバリキャリだったらこうなっていたのか、こういう思いをしていたのかなぁ

    1
    投稿日: 2021.06.13
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    女同士は合わせ鏡だ。自分が彼女だったかもしれないし彼女が自分だったかもしれない。 これには大きく頷きました。 共感できる話とそうでない話はあったがこんな人いるいると思いながら読みました。

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    投稿日: 2021.06.02
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    女って大変、って文句だけじゃないところがよかった。 周囲からはファッションも行動も若作りと思われてる、会社の先輩女性の話がよかったなあ。あんなふうに明るく楽しく暮らしたい

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    投稿日: 2021.03.17