
総合評価
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powered by ブクログダイゴウメハラの勝負に関する哲学。努力のしかた、モチベーションの保ち方など、、、 ゲームの世界で生きる男がどんなものなのか、興味を持って手にとってみたけど、内容はちょっと期待はずれ。特に心に突き刺さるものはなかったな~。(YouTubeの「背水の逆転劇」は必見)
0投稿日: 2013.02.21
powered by ブクログネット時代の流行り廃りはゲーム同様に激しい。そんな世界で勝ち続けるために必要なビジネスの指南書として。ゲームというどうしても人には認められづらい、茨の道を歩み苦悩するウメハラさんの自伝として。二つの面でおもしろかった。ウメハラさんのプレイを知ってると、より興味深く、しっくり来る。
0投稿日: 2013.02.20
powered by ブクログある世界でトップに立つ人の言ってることとしてはたいして珍しくも無いと思うけれども、エピローグに興味深い一言があった。 「結局、努力して手に入れた強さではなかったので、失いたくなかったのだと思う。」 努力して手に入れたものほど愛しみたいと思いがちだが、著者は、努力して手に入れたものは失ってもまた努力で取り戻せると結論付ける。なるほど、いい考え方だ。
0投稿日: 2013.02.18
powered by ブクログこの人の名前を知っている人はどのくらいいるのだろうか。私は今でも格闘ゲームをやり、年齢も一つ違いということで、とても親近感がある。冒頭に話の出てくるevoの試合はYouTubeで何度見たことか。ゲームをやっている人でないと、あのスゴさは分からないとは思うが。。。 分野は何であれ、その世界でトップに立つ人はスゴイ。自分の中に強い芯を持っていると感じる。タイトルの通り、勝つことは出来ても、勝ち続けることはホントに難しい。結局、勝つだけではタレントで言えば一発屋。それではダメ。生き残るタレントになるには? ゲーマーの本という先入観を持たずに読んでもらいたい。
0投稿日: 2013.02.15
powered by ブクログさすが日本初のプロゲーマー、覚悟、努力が下手外れ。ゲーム会のイチローとでも言うべきか。ゲームという、世間から評価されない分野で、孤独と戦いながら、プロにまでなれたのは本当すごい。 20代におすすめ。
0投稿日: 2013.02.12
powered by ブクログ[関連リンク] 「勝つこと」と「勝ち続けること」 - Chikirinの日記: http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20130103
0投稿日: 2013.02.11
powered by ブクログ努力し続けること。 10年間続けられる努力をすること。 勝ちではなく、勝ち続けるにこだわること。 相手の弱点を突く戦い方ではなく、普遍的な本質の強さを身につける努力をすること。 全体的に冗長的で同じような話が何度も出てくること、若干本人の自慢話のようにしか感じられない箇所があるが、勝ちではなく勝ち続けるという考え方が面白かった。
0投稿日: 2013.02.10
powered by ブクログ■この本を知ったきっかけ ちきりん氏がブログで紹介していたので。 http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20130103 ■読もうと思ったわけ 私も格ゲー好きで著者のことは知ってて興味を持ったので。
0投稿日: 2013.02.06
powered by ブクログどの世界でも一位は凄いなと改めて思った。線も引きすぎた。。。 一夜漬け・ドーピングをするのではなく、日々少しずつ絶え間なく進歩するよう努力していく。うまくいくという信念と、結果がどうなろうともそれを受け入れる覚悟。
0投稿日: 2013.02.04
powered by ブクログ日本人格闘ゲーマーとして初めて企業スポンサーがつき、名実ともに"プロゲーマー"になったウメハラこと梅原大吾さんの著書、「勝ち続ける意志力」。ずっと気になっていて、ついにKindle版で買いました。 ウメハラと言えば、サンフランシスコで行われたストリートファイターⅢ3rdストライク世界大会における逆転劇が有名で、僕も大学生の時に初めてYouTubeで見ました。プレイはもちろん神がかっていて凄いのですが、海外の世界大会ということもあってか、その盛り上がり方にびっくりしたのを覚えています。 ・ゲームを介した成長論 本書では、17歳で世界チャンピオンになった彼が「どうやって世界チャンピオンになるか」についてはほとんど書かれていません。それより、31歳の今でも世界の頂点に居続ける彼の「常に世界一に居続けるには」更に、常に自分の成長を追い求めること、強くなることへの探求について書かれています。 この、勝ち続けること、常に成長し続けることに対する姿勢は「得意な戦法は捨てる」「勝ちやすい手段は捨てる」「運が悪くても相性が悪くてもどんな状況でも勝てるように努力しないと成長は止まる」といった徹底ぶり。 この本では何度も繰り返し「成長」について書かれています。「大会は目標であって目的であってはならない」。世界一という立場は彼にとって後からついてきたもので、それにこだわると成長が止まるそうです。 彼の成長方法は一言「努力」に尽きます。その努力のしかたも尋常ではありません。詳しくは本を読んでください。ただ、努力についても、間違った努力はやるべきでないと書いています。努力自体が目的になったり、努力が億劫になるようなやり方、休みを求めるような努力では成長できないと説いています。前向きな努力でないと成長に繋がらないと。 彼の努力するスタンスはゲームに限らず成果を発揮します。彼は一時期ゲームの世界を離れ、麻雀のプロになるべく修行を始めます。そこではゲームで世界一になるまで培ったものが通用しませんでした。そこでまた一から勝つための努力を始めます。そして3年で、ほぼ最強に近いところまで登り詰めます。彼が凄いのは単にゲームの腕前ではなく、勝つため、勝ち続けるための努力のしかたであることが証明されます。 その麻雀も、頂点まで後わずかというところで辞めてしまいます。そのあたりも詳しくは本を読んでください。 ・ゲームという分野の挫折 彼は、もともとゲームが好きでゲームの道を生きてきましたが、その事自体に常に葛藤があったそうです。子供の頃にテレビゲームやゲームセンターが好きで毎日遊んでいても、いつか誰もがそこから離れていきます。しかし彼はその道を極めるべく努力し続けました。遊びは遠い昔に越えていました。スポーツや勉強、芸術などそれぞれの分野でみんな努力し、成長し、賞賛される。「何故俺はゲームなんだ。」彼がゲーム好きで、ゲームに対する本気の取り組みが揺らぐ事はなかったのですが、それが世間一般に認められる事はありませんでした。その自分の努力が、姿勢が、取り組みが、ゲームという分野がいつか認められるだろうと信じてその道を歩んでいましたが、一度挫折します。 そして麻雀、介護の仕事を経て、またゲームの世界に戻ってくることとなり、2009年、再び世界大会でチャンピオンになり、アメリカの企業からスポンサー契約を持ちかけられ、プロゲーマーとなりました。おまけにギネスにまで載ったそうです。 ・ウメハラが誰よりもゲームを楽しんでいる この本で書かれている、成長するための努力の姿勢は、ビジネスやスポーツ、その他あらゆる分野で応用できるという書評を読んだ事がありますが、僕が思ったのはゲームと言えども「世界一」の基準で書かれていますので、まず真似できません。本人も、人それぞれの強さや基準があると言っています。 人生の早い段階で、努力や勝負から降りてしまった僕にも楽しく切なく読めました。 何かの道を極めたいという人、とくにマイナーで一般的な賞賛を得られない分野を選んだ人には大いなる励みになります。同時に、その覚悟を問われます。
0投稿日: 2013.02.01
powered by ブクログp.181 『自分の限界を超えた期間限定の頑張りというのは、結局は背伸びにすぎない。食事も満足に摂らず、睡眠時間も削るような取り組み方が長続きするはずがない。』 本当にごとっともだと思う。
0投稿日: 2013.01.31
powered by ブクログ1番になりたいことにについて 自分は一番努力しているか 道は自分で切り開く 勝ちに固執するのではなく、ゲームを楽しめ 考えろ 攻略方じゃない、必勝法じゃない 愚直に愚直に努力を重ねろ
0投稿日: 2013.01.30
powered by ブクログゲームの戦い方に限らず、自分自身の生き方について考え抜いた圧倒的な思考の軌跡を感じた。 勝ち続けるために大事なことは、当たり前の積み重ねと、そして何より『変わり続けること』であると言い切っていたのが印象的だった。 自分も少しでも変化を続けられるように意識したい。
0投稿日: 2013.01.28
powered by ブクログ軽く読んだら思った以上に熱かった. ・考え続けること ・日々階段を少しづつでも登り続けること ・日々変化し続けること
0投稿日: 2013.01.26
powered by ブクログ努力をして変わり続けること、これをconstant にできることはなかなか難しい。 でもウメハラはそれをやっている。ゲームという世間では評価されないものを職としているからこその哲学本だ。だが、どんな職種の人でも学ぶことが多い本だとおもう。
0投稿日: 2013.01.26
powered by ブクログ☆3 ある1人の人の葛藤と成長を感じることができる、なかなか珍しい本だよ。 彼の半生におけるいくつかの場面で、事実の描写よりも、気持ちの変化に関する描写が圧倒的に多い。常に自身の心から目を離さず、嬉しさもカッコ悪さも何でも深く記憶していたということが文章から伝わったよ。今は自身の成長に一番喜びを感じる、という彼の気持ちは本当だと思ったよ。 文章のなかで、自分の経験を仕事に役立ちそうな格言に落とし込んでいる所が結構ある。もし、全て彼が自分で導きだした結論なのであれば、本当に凄い人だと思う。しかし、彼の気持ちを推測すると、今回の「仕事術」という本のテーマから外れないように手を抜かずビジネス書など読み漁って真剣に勉強し熟考の上で自身の経験に結びつけたんじゃないかと思う。そんな雰囲気を文章全体から感じてしまった。 冗長で飛び飛びな文章で読んでいて違和感を感じるけれど、何だか彼らしいので嫌な感じはしなかったよ。 「変化=進化」、この考えにはまったく同意。加えて、彼のように努力し続けられる人に私もなりたいと思い、尊敬したよ。
0投稿日: 2013.01.26
powered by ブクログkindleで初読了した本でした。有意義でした。 もとからあった才能に加えて考えることをやめないと、これだけの高みに到達することができるんだと感心させられることしきり。麻雀の腕がトップクラスなのもとにかく考えてたからなんでしょうね。 そしてゲームの世界のことをこれだけ一般概念化して書けるってすごいことだなあと思います。自分もストリートファイターZERO3は結構やったけど、実際プレーしてるときはそのゲームからこんなにも学んでる人がいるなんて考えもしませんでした。 チャップリンはどの作品か最高かと聞かれて常にNext oneと答えてたらしい。著者もいつが最強かと聞かれて今が一番強いと常に答えるらしい。 自分もほんと小さくても日々このへんは進歩したかなぁなんて思いながら生活してます(ちっちゃい進歩はほぼ自分しか気づかなかったりするし)。それが間違いでなくて良かった。それを積み重ねて常に今が一番成長した状態だと胸を張って言えるようになりたいです。 著者いわく、人生は挑戦と成長から成り立ってるんだから。
0投稿日: 2013.01.26
powered by ブクログ「社会派ブロガー」ちきりんさんがゴリゴリ進めてた本。 「勝つため」ではなく「勝ち続けるため」にはどうすべきか?という事を日本初のプロゲーマーウメハラダイゴが語った本。 うーん、勉強になるというか、感服する。自分の人生を迷いながらも、自分のやりたいことをしっかりと軸に据えて進む強さは感服の一言。 勝ち続けるための考え方をとても強く述べていますが、その方法論を学ぶよりも、一つの目標に向かってまっすぐに、力強く努力する人の姿を学ぶ本としてよいかと思います。
0投稿日: 2013.01.22
powered by ブクログ“勝つこと”と“勝ち続ける”ことは違う。そうした結果を出し続けることにこだわる梅原大吾の生き方に、参考になる部分が多かった。 ①効率のいいやり方はたかが知れている(p64) 一般的なやり方、効率の良い方法では10までしか届かない。バカにされても、時間がかかっても11、12、13が目指せるやり方を選ぶ。英語にしても、研究にしても、結果(点数)が安易にとれる方法をすると、ある程度まではいけるが、後で伸び悩んでしまう。人と同じ道を選べば10まで、自分なりに、他と違う方法を編み出していけば11も目指せる。(p115) ②型を超えたときの強さ(p142) 型にはまる人は自信がない。それからはずれると批難されるとか、今までのように勝てなくなると思ってしまう。だが、型にはめてしまうということは、その方法が誰でもできるということ。自分自身がする意味が薄れてしまうということ。だから、周りと同じ10の強さになってしまう。 型はいつか破って、自分のやり方を身につけなければならない。最初は徹底的に真似ることから始めても良い。そこから、自分自身のやり方を見出すのである。 ③「目的は成長し続けること」(p190) 大会の結果で、日々やることを変えてはならない。成長は大会の結果ではなく、日々の小さなものにこそ感じていたい。だから、日々少しでも成長することを意識し、結果にはこだわらない。それが結局、結果につながってくる。 自分なりの方法で、人よりも努力する。それを、日々数ミリ単位でも続けていくことが、勝ち続けるためには必要だと思った。
0投稿日: 2013.01.22
powered by ブクログ作者の勝負に対するストイックさがすごい。 ゲームという社会的評価されない分野を追及し続けることの大変さも書かれている。 ゲームを続けることに文句を言わなかったご両親が本当にすごいと思う。 読んでいて、線を引きたいと思うフレーズが多すぎ!! 競争原理が働く業界で生きていくに当たって、手元に置いておきたい一冊。
0投稿日: 2013.01.20
powered by ブクログ頂点にいられるのはほんの一瞬で、その思い出にすがって生きるのは実は苦しいこと。もがき続けなければいけないけれど、この人のように変化を恐れず次へ進む生き方が、心が折れずに、枯れることもなく生ききるための方法なのかもしれない。
0投稿日: 2013.01.19
powered by ブクログちきりんさんのブログをみて購入。 自分はゲームをほとんどやったことがないので、著者のことはこの本で初めて知ったけど、ゲーム寄りの話ではないので興味深く読めました。 「勝ち続ける」ための哲学・努力は並大抵のものではない。 *自分を高めるということは、何かを編み出したり、経験を積んだりすること *大事なのは変わり続けるということ *勝つことより成長し続けることを目的とすること
0投稿日: 2013.01.18
powered by ブクログチキリンのブログで絶賛されてたので購入。勝つことと勝ち続けることの違い。結局は継続して努力し続けるということ。失敗を恐れずに愚直にやるしかないんだな、と改めて実感。そして、好きなことをやるってことだね。
0投稿日: 2013.01.18
powered by ブクログウメハラの本よんだ。 もっと格ゲー寄りかと思ったら、自伝+人生訓という構成になっていて、動画で見るようなウメハラとは違う印象。本当に自筆なのかちょっと疑問ですが、作中で「考え方・戦術系の本は相当読んだ」という記述があるので、ちゃんと書いているのかも。 格ゲーが人生を勝負体験の連続、と捉えた時のメタファーになっているので、妙にわかりやすく、これもある意味のゲーミフィケーションかもしれません。少し前にビジネスをドラクエに譬えた本があったと思いましたが、うまく人生やらビジネスやらがモデル化されているものも多いのかしら。
0投稿日: 2013.01.18
powered by ブクログ素晴らしい。本当に「勝つ」こととは何か。本当の努力とは何か。彼の生き様を通しての言葉は一言一言に重みがある。
0投稿日: 2013.01.17
powered by ブクログ一流の人間というのは一貫した哲学があるのだなと思った。重要なのは変わり続けること、変わることで一時的に悪くなっても構わないという気持ちを持つこと、など、オリジナリティのある視点が良い。ちなみに自分はここに書かれていることをひとつもできていない。
0投稿日: 2013.01.16
powered by ブクログ大きく①がむしゃら期②葛藤・挫折期③悟り期、に分かれていて③②①の順に面白い。 後半のほうが面白いゆえに、読み進めるほど「あれでもこの人、前半では真逆のこと言ってなかったっけ?」という違和感が拭えない。 本人の心境や考え方がステージによって変わるのはよくある話なので、構成や編集の問題か。ちょっと残念。 著者の人生はユニークで刮目に値すると思うので、おしなべて☆4つで。
0投稿日: 2013.01.14
powered by ブクログ●内容 ・日本人初のプロゲーマーとして有名なウメハラ氏による人生論。 ・ゲームのプロとしての生活から導き出した「人生の攻略法」を語る。 ・随所に成長への意志が見られる。 ●コメント ○試行錯誤を経た上でたどり着いた「努力」についての見方。 「考えることを放棄して、ただ時間と数をこなすのは努力ではない。それはある意味、楽をしているとさえいえる。頭を使って考えることの方が苦しいから、それを放棄してガムシャラに突き進んでいるのだ」 上記は各種の書評サイトで引用されているが、その背景にあるのがこの経験。 (引用) ・自分の限界を超えた期間限定の頑張りというのは、結局は背伸びに過ぎない。食事も満足に摂らず、睡眠時間も削るような取り組み方が長続きするはずもない。 ・これまでの経験から言えるのは、自分を痛めつけることと努力することはぜんぜん違う、ということだ。…当時の僕は、苦しいことを我慢することのみが真の努力だと思っていた。ガムシャラに時間を割いたり、数をこなしたりするのは、自分をいためつけているだけだと気づけなかった。自分の中に、こうすれば成長するという論理的な裏づけや確証がないにも関わらず、自分を痛めつけることが一番の薬になると勘違いしていたのだ。 ○成長についてのアツい視点。変化し続けること、試行錯誤で前人未到の道を切り開くこと。プロとして語る。 (引用) ・自分を高めるということは、何かを編み出したり、経験を積んだりすることで、自分の引き出しをいっぱいにすることではない。より新しく、かつ良いものを生み出し続ける姿勢こそが、はるかに大事なことではないだろうか。 ・変化なくては成長なし。僕にとっての正しい努力。それはズバリ、変化することだ。昨日と同じ自分でいない―。そんな意識が自分を成長させてくれる。…変化したことで失敗したり、後ろに下がったりしたときは、もう一度変化すればいい。失敗に気付いて変化すれば、以前の自分よりも必ず高い位置に行ける。 ・僕にとって生きることとは、チャレンジし続けること、成長し続けることだ。成長をあきらめて惰性で過ごす姿は、生きているとはいえ生き生きしているとはいえない。常にチャレンジして、たくさん失敗すればいいと思う。
0投稿日: 2013.01.12
powered by ブクログ世界一の格闘ゲーマー梅原大吾が出した勝利への信念の本。 一回勝つだけでなく、ひたすら勝ち続けることを求めてきた男の熱い半生が書かれています。 ゲームという、日の目を浴びないジャンルで努力し続けてきた人だけに、そこに秘めた想いは強く、一気に読んでしまいました。 荒削りな文章もありますが、熱気に当てられた読後感は最高です。
0投稿日: 2013.01.12
powered by ブクログゲームプレイを商売にするプロゲーマーは、世界に比べて日本では恐ろしく知名度が低い。そんなプロゲーマーになった氏が、まるで宮本武蔵か何かのような苛烈な勝負観を吐露している。己を厳しく律する言葉が並ぶが、一方で悩んだり一時麻雀に転向したりといった迷いも隠すことなく綴っており、決して誇大に語っているのではなく正直なんだなという印象。
0投稿日: 2013.01.12
powered by ブクログ『勝つ事』と『勝ち続ける事』は全く異なる次元の出来事 プロ・ゲーマーとして勝ち続ける為の考え方が伝わってきます。勝ち続ける為には正攻法しかなく、簡単に勝てる方 ノウハウの中にはノウハウを超える力はないとの事。 将棋、野球、サッカーなどの『勝負事』に通じる『自分を律しつつ、ルールに買い殺されない』事の大切さが伝わってきます。 勉強になります。
0投稿日: 2013.01.11
powered by ブクログKindleで読了。プロゲーマーの仕事術って、と思ったら、本当に仕事術だった。プロゲーマーの所属する会社で働いてたことがあるけど、安易に差し出せる肩書きではないな、と改めて。
0投稿日: 2013.01.09
powered by ブクログ***** 自分の人生の目標を「成長し続けること」 に置いている、その生き方について書いてある。 それがいかにしんどくて孤独で、 その考えに至るまでどれだけの苦悩をしてきたか。 そしてそれでもなお、自分で壁を越えたことを実感できた瞬間にかけがえのない満足感を得られる。 そこに、世の中から評価される、という判断軸は一切なく、 ひたすらに「過去の自分」に挑み続ける。 その境地。 *****
0投稿日: 2013.01.09
powered by ブクログ10代で出会いたかった一冊です。編集の力不足なのか、うまくまとまり切れておらず読みにくい箇所はあるものの、著者が正直な人と感じられる内容でした。 野球やサッカー、将棋などと同じようにゲームに打ち込み続け、挫折し、結果、プロのゲーマーとなる。それまでの過程の葛藤、想い、信念も詳細に書かれています。 ビジネスマンに当てはまらない部分は多々あると思います。格闘ゲームは個人技で棋士などに近い。チームプレイが求められる場面では適さない考え方もあります。そういった意味でも若い選択肢に迷う時期に読むと良い一冊だと思います。 個人的には麻雀に転向した三年が非常に面白く、それまでの冗長な文章を忘れさせてくれる内容でした。そして、この人は個人の勝負に本当に向いている人だと感じました。 今の自分では新たな気づきは少なかったですが、子供が大きくなったら読ませたい一冊です。
0投稿日: 2013.01.08
powered by ブクログよくあるビジネス本とは異なり、文章がスムーズではない印象。その分、著者の主張が強く伝わって来るような気がする。特に目的と目標については大いに頷きながら読んだ。
0投稿日: 2013.01.08
powered by ブクログいわゆる啓発本。 著者のプロ格闘ゲーマーの頂点に君臨し続けるために必要な努力、思考などを自らの経験をもとに著している。 「継続可能な努力」や「人とは違う自分なりのやり方で」など一般的な自己鍛錬を著者はこうして成功した、と説得力を持たせている。 確かに大切なことではあるのだが、いかんせん著者が職業作家ではないために文書が読みにくかったり、中身もどうしてもありきたいなものになってしまっている印象。
2投稿日: 2013.01.07
powered by ブクログ日本人で初めてプロゲーマーという職種を築いたプロ格闘ゲーマーの著書です。 勝つことではなくて、勝ち“続ける”ことの難しさ、大切さが書かれてます。 ただ、どうしてだろう。この著者がいわゆる世間一般の目から見て幸せなのかどうか?そういうことをついつい考えてしまいました。 なぜなら、著者がプロゲーマーになる(結果的に)までの人生は、苦悩と自問自答の連続だったからだ。 こう生きようと決めたら中途半端ではいけないなとしみじみ感じました。 覚悟。この一言に尽きる。 良かったところは多数ありますが一部引用します。 “迷う力 僕はこれまでの人生で何度もミスを犯し、失敗し、そのたびに深く考え抜いてきた。だから、流れに乗って勝利を重ねてきただけの人間とは姿勢や覚悟が違う。” “目標と目的の違い 大会というのは、日々の練習を楽しんでいる人間、自分の成長を追求している人間が、遊びというか、お披露目の感覚で出るものではないだろうか。大会における勝利は目標のひとつとしてはいいかもしれないが、目的であってはいけない。” “バンドマンの未来 音楽の追求という目的に主眼を置かず、メジャーデビューを最終目標にしてしまうと、もしその夢を達成できなかったときに立ち直れない可能性がある。僕もゲームや麻雀に挫折したことがあるので、そのつらさは痛いほど分かる。 だから、もし本当に音楽が好きなら音楽そのものと向き合って、素晴らしい音楽を続ければいい。そうすれば、きっと悪いことにはならないと思う。 なぜ、そこを目指すのか。 一度ならず、何度でも、自分なりの覚悟を問い直したほうがいいと思う。バンドマンでも芸人でもアイドルでもいいが、本当になりたいかどうか。いまの時代の流れで言っているだけではないのか。仮に30年前に生まれても、同じ夢を目指せるだろうか?” “運・不運について 運に頼る人間は勝ち続けられない。その真実に気づいた。勝ち続ける人間は、運が悪くても勝てる道を追求し続けている人間だ。 いわば、運に頼らない覚悟を持っていると言ってもいいだろう。”
0投稿日: 2013.01.06
powered by ブクログこの方の生き方は間違いなく尊敬できるものであるが、書籍としての出来は、少々厳しいように感じました。すみません。。。
0投稿日: 2013.01.06
powered by ブクログ最終的に、トップい続けるためには、トップに安住しない思いと、だれよりも挑戦し失敗し、成長すること。 そのために、血のにじむような努力をするしかないということだと思う。 ただし、トップになったという一瞬ではあるが、最高の快感がある。
0投稿日: 2013.01.05
powered by ブクログ勝つことではなく、勝ち続けるには、どのような姿勢で、何をしなければならないかを自らの経験に基づいて告白している。 1) 「昨日の自分と同じでいない」と、変化を求める生き方を続けること。変化することで失敗して後退することもある。しかし、もう一度変化すればよい。 2) 「気になること」 をメモし、後で解決することを誓う。準備し、注意していたことでは失敗は少ないが、気になることをほおっておくと、しっぺ返しをくう。 3) 考えることを止めなければ出口が見える。一回一回の答えが正解かどうかは問題ではない。それよりも、何かしらの答えや新たな考えを見つけることが大事。 悩みながら自分の道を見つけて、開拓してきた著者の生き方から学ぶ点が多い。
0投稿日: 2013.01.01
powered by ブクログ日本初のプロゲーマーとなった梅原大吾の本。 格闘ゲームでトップを走り続けているウメハラがゲームを通して何を考えているか、強さの秘訣に迫れる一冊。 ゲームをゲームのみとしてプレイするのではなく、自分の成長のためゲームをプレイする。娯楽としてのゲームを真逆の意味でプレイしてきたウメハラだからこその強さなのか、という感想でした。
0投稿日: 2012.12.09
powered by ブクログ【何事も秀でる】 30年以上も前ですが、わたしも中学生の時はゲーマー(当時ゲーマーという言葉はない)でした。ゲームが好きで毎日ゲームセンターに通っていました。 ただ、当時ゲームセンターは不良のたまり場で、そこに普通の格好(短ランやボンタンを着ていない)をしたわたしがいました。完全に場違いですが、単純にゲームが好きなだけでした。 そのため、ガラの悪い人にメンチをきられる(死語?)こともありましたが、毎日通い続けていることもあり、力の強い不良さんに認識されていて、その人が逆ににらみかえして、自然とボディーガード役をしてくれていました。 おかげで不良のたまり場にいながら、カツアゲにあったりすることはありませんでした。ただ、毎日ゲームセンターに行っていることがばれて、親にはえらく怒られましたが。。。 当時、わたしはDIG DUG、ドンキーコングでは常に最高得点を出していました。いまでも、当時のゲーム音楽を口ずさむことができます。恐ろしいですね。 今も続けていればどんなことになっていたでしょう。(いくら考えても過去は変わりませんが。。。) 狭い範囲でもひとつのことに全力を注いでいれば、素晴らしいことができます。著者のようにたとえゲームでも極めれば、すごいことができます。 著者がゲーマーとして生計を立てていることに感動をおぼえますが、書かれている内容はゲームの世界だけでなく、ほかにも通じるメンタルな部分が多数あり勉強になります。 元ゲーマー?として思い入れがあるため、食い入るように読んでしまいましたwww
0投稿日: 2012.11.24
powered by ブクログ読んだ時期がベストだったのもあるけど、最近読んだ中で一番良かった。実生活の中で取り入れたいことがたくさん書いてあった。自分も何か夢中になれるものを見つけたくなる。停滞しないことが重要。
0投稿日: 2012.10.28
powered by ブクログゲームの世界でも一番を極めた人だけが言える哲学がある。スポーツでもビジネスでも勉強でも同じ心の持ち方が必要だと思う。
0投稿日: 2012.10.10
powered by ブクログプロゲーマーというアウトサイドな道に進んだ青年の孤独と葛藤に満ちた半生を描いた自伝エッセイ.周りの人たちの考え方に馴染めず,趣味であるゲームに没頭した少年がなかば意地になりながらも努力して成功を掴み取っていくまでを描いている.
0投稿日: 2012.09.18
powered by ブクログ世界規模の対戦型格闘ゲーム大会で数多の勝利をおさめ,日本初のプロ・ゲーマーとなった梅原大吾氏。彼が経験から導きだした「勝ち続けるための哲学」は,ゲームという枠を超えて,あらゆる分野でNo.1を目指す人たちへのヒントとなるでしょう。
0投稿日: 2012.09.07
powered by ブクログすごく努力した。そして成功した。それはそうなんだろうし、素晴らしいことだと思います。 しかし何故かそれが胸に迫ってこない文章で、個人的には残念な一冊でした。
0投稿日: 2012.08.08
powered by ブクログウメハラの著書。 タイトルにあるように、一番になることでなく、一番であり続けること中で始めて気付いたことをまとめた本です。 ウメハラが本全体を通して言っていることは、人としてのバランスの良さが結果として最高のアウトプットに繋がる、ということだと思います。 ウメハラから学べる所は、この親近感ではないだろうか。 ゲームというと、本気でやっていても馬鹿にされたりしがちである。 また、私たちになじみがある。 ゲームに一生懸麺であり続けて何の意味があるのか、でも俺にはゲームしかないという、この葛藤の中の苦悩。 今やっている努力は実を結ぶのかという不安。 こいういったマイナスの感情は誰しももつ、その中で自分の頭で考え抜き、自分は自分なんだ、と開き直れるとき、人の目なんか気にならなくなる。 自分を持っている人は、俺はこれでいい、と確信できるから。 また努力のやり方にも言及している。 特に、印象に残ったのは、 「自分を痛めつける努力をしてはいけない」 ということ。 自分を痛めつけるような努力は、さも、努力しているような実感が得られたやすい。 がむしゃらなだけじゃn駄目だ。 自分の才能が足りずにどうにもならない壁が世の中にはたくさんある。 そんなとき、壁を殴って壊すだけでなく、回り道をする、壁を登って超えるなど、たくさんの選択肢があることを考えるべきなのである。 精神におけるバランスが重要なのだ。 また、目的と目標を混同してはいけない。 長期に掲げた目的のために、短期の目標を設定せよということである。 いちいち目標の達成に一喜一憂せず、目的を見据えていくべきである。 ウメハラがぁ、画面端ぃ、バースト読んで、まだ入るぅぅぅうぅぅx!!!
0投稿日: 2012.08.04
powered by ブクログ世界一になった人間の言葉、考え方。きっとアスリートと大きな差はないんだと思う。けど、そういった本を読んだことがないので、そこは私にはわからない。しかし、ゲームという遊びとし扱われてしまうようなものだからこその苦悩もあり、内向的な人たちにも届くものになってるじゃないかな、と思う。 勝てない人間には勝ちつづけるための努力なんて発想はでてこないだろうけども、あらかじめ勝ち続けるための努力をすることで、勝てる頃には他に追随を許さない本物の強さを身につけることができているんだろう。正しいと思う道を迷いながらも信じて、間違いだったらやりなおせばいい。このスタイルで進みたい。
2投稿日: 2012.07.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
≪目次≫ プロローグ 第1章 そして、世界一になった 第2章 99.9%の人は勝ち続けられない 第3章 ゲームと絶望と麻雀と介護 第4章 目的と目標は違う 第5章 ゲームに感謝 エピローグ ≪内容≫ 「世界一のプロ・ゲーマー」とギネスに認定された梅原大吾の自伝(?) タイトルの副題の通り、「仕事術」なのかもしれないが、私は彼の生き方と読んだ。満たされなかった10代、ゲームで勝ち続けた時期。勝つことに疑問を感じ、ゲームを離れた時期。プロゲーマーとしてゲームに戻ってきた現在。その心の揺れ、に共感はできないが理解はできた。 けっこうな名言が散りばめられているので、そう言うのが好きな人は、読んでほしい。 また、高校生には、第1章、第4章を読んでほしいと思う。
0投稿日: 2012.07.16
powered by ブクログ何かを究める人は必ず徹底している。妥協しない。満足しない。 梅原もそうなのがよくわかった。 正直、一般ビジネスに応用しようと思うと少しこじつけ感が出てしまうかも。人としてとても魅力的な生き方、考え方なので習ってみたいとは思う。
0投稿日: 2012.07.13
powered by ブクログ日本初のプロ格闘ゲーマー、ウメハラこと梅原大吾さん(と、書くとなんの事やら)の半生記、といった感じ。ウメハラその人に興味があったから楽しく読みました。 やはり、特殊な職業だから、色々大変なところあった感じだけど、自分を信じることをやめない、というのが、なにかを続ける上においては大事なのかもしれない。 シビアな世界のストイックな話、という訳でもない、一般化できる心がけとしても参考になりました。
0投稿日: 2012.07.08
powered by ブクログ高校生のころに通っていた塾の先生がこんなことを言っていました。「おそらく東大生はイチローのことを『野球しかできない高卒』とバカにすることはないだろうし、イチローも東大生を『野球のできない頭がいいだけの人』とバカにすることはないと思う。何かを極めようと努力した人間は決して他人の努力をバカにすることはないはずだ」、たしかこんな感じ。 さて、本書の筆者は「世界で最も長く賞金を稼いでいるプロ・ゲーマー」としてギネスにも認定をされている方。「格ゲー」について調べれば、「ウメハラ」の名前を目にしないことはありえない。たかがゲーム、されどゲーム。当然、そこにもそれを「極めようと努力した人間」がおり、決してバカにすることのできない存在となっているわけです。 本書を読んで思ったのは、「ウメハラ」の「勝負哲学」とやらには、相当に学ぶものがあるということ。たとえば ウメハラ ⇔ 自分 ゲーム ⇔ X 大 会 ⇔ Y というように、自分に置き換えた対応を考えたときに「そういう考え方もあるのか!」という発見がしばしば生じる。正直、「ウメハラ」の考え方を知りたいというだけで、そこに学びがあることを大して期待していなかったので、そんな先入観を持ってしまっていたことを恥じる思いでいっぱいです><。 文筆業が本業ではないし、文章にはともすれば稚拙と感じる部分や読みづらさを感じる部分もありました。特に、時系列がわかりにくいところには相当な混乱をさせられた。あと「ゲームはゲーム、麻雀は麻雀」というような考えにもやや残念さは禁じえない。そういう不満を感じながらも、なぜか読後には何か燃え上がるものを感じてしまうのだ。 【目次】 プロローグ 第一章 そして、世界一になった 第二章 99.9%の人は勝ち続けられない 第三章 ゲームと絶望と麻雀と介護 第四章 目的と目標は違う 第五章 ゲームに感謝 エピローグ
0投稿日: 2012.07.06
powered by ブクログ大好きなストリートファイターシリーズの、カリスマプレイヤーであるウメハラが本を出したというのだから、面白半分で購入した。 ちょっと読んだだけで分かるのだが、インタビューの断片をつなぎ合わせただけで、実際には編集者(インタビューアー?)がすべての文章を執筆したのだろうな、というのが露骨に伝わってくる編集方針は、少し残念。 例え、たどたどしく稚拙なものであっても、ウメハラの息づかいや独特の言葉選びをそのまま読んでみたかったというのが本心だ。 ウメハラがゲームから離れていた期間に、雀荘、介護施設で働いていた頃のエピソードが、自伝ものとして非常に面白かった。悩みながら必死に生活していたのが伝わってくる分、言葉に重みがあった。 真剣にゲームをしているからこそ、精神的に不健康な生活をしていると勝負に如実に影響がでるので、ゲームばっかりせずに、適度に人と会話したり運動したり、健康的に過ごすことも大事だよ…みたいな当たり前の事を再認識させてくれる部分も、ちょっと滑稽で、同時に考えさせられる一冊だった。
0投稿日: 2012.06.26
powered by ブクログプロゲーマーの著者が考える、勝ち続けるための考え方。ゲームとはいえ、努力を怠らないことが重要とのこと。ゲーマー→雀士→介護士→ゲーマーの歴史をつらつらと。
0投稿日: 2012.06.23
powered by ブクログ今年読んだ本ベスト3位に入る位面白かった。 著者のゲームに対する思いと、自分の仕事に対する思いは近いんだろうと思ってものすごく共感できる。 自分はゲーム一本で生きていこうという覚悟がひしひしと伝わるし、でも自己満足本とは違って自分の迷いとか挫けそうなところも潔く晒すのが素晴らしい。 周りから情報を得て効率良く一夜漬けでゲーム強くなったり、成績取ったりした人は、10の強さは手に入るかもしれないけど、泥臭く悩んで、訥々と鍛錬したものだけが、11、12、13の強さを手に入れられるという件が印象的でした。しかも効率よく10を取る人生は自分には向かないっていうのが格好良い。 人生賭けるものに小手先で向き合いたくないって凄い理解できる。 むか~しむかし、16歳で自分の本当にやりたい事を見つけたら、いい仕事をしたい、仕事をした時の実力が欲しい、というだけで勉強する事を選んで、大学受験で点数取りやすい科目選びなさいとか、効率良く単位取りやすい授業の単位取りなさいとかいう周りの声が一切聞こえず、効率とは程遠い生き方をしてたなーとしみじみ。 そんな気持ちがあっても、周りがそれなりにやってそれなりに楽しんでいる所とか、一斉に就活してるところとか、所謂大企業に就職して高い給料貰ってる時に気持ちが揺らぐこともあったなーとか。 自分以上の覚悟とストイックさを持っている人でも、迷いを消すのに30年位かかるんだと思うとものすごーーーく勇気をもらえました。
0投稿日: 2012.06.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
プロゲーマー 梅原大吾さんの本 といっても、この本を読むまで、ウメハラさんのことはまったく知りませんでした。しかし、本書を読んだ後、いろいろ調べてみると、ゲーマーの世界では、「神」なんですね。 YouTubeでも画像がたくさんありました。有名な(といっても本書を読んではじめて知った)「背水の逆転劇」もYouTubeで見ました。ゲームをしない自分にとっては、正直どれほどすごいことなのかわかりませんでしたが、劣勢に立たされたところからの大逆転というところは理解できました。 その後、再び本書を読み返すことで、彼のすごさがさらに深く感じられました。 その彼が「勝つ」とではなく、「勝ち続けること」。「結果を出すこと」ではなく「結果を出し続けること」について語っています。 彼のゴールは「勝つこと」ではなく「成長し続けること」。その結果が「勝ち続けること」につながっていくとのこと。 なので、目的は「成長し続けること」であり、目標として「大会で勝つこと」。それを混同してはならない。といっています。しかし、その目標もあまりこだわらなくなったといっています。 そして、その目的を果たすべく、その努力を日々継続し、日々成長を感じること。それが幸せだといっています。 本書では、彼自身の成長が彼自身の言葉で赤裸々に語られており、彼の苦悩や挫折から今に至るまで、そして彼の信念、勝負哲学がひしひしと伝わってきます。その世界で一番になること、一番でいつづけることのすごさを感じました。その彼のリアルな言葉がウメハラ語録として数多く語られています。 帯には以下のことが書かれています。 ・自分を痛めつけるだけの努力はしてはならない ・成長のためには、相手の弱点を突かない ・生まれ持った才能に頼る人はいずれ勝てなくなる ・正しい努力とは変化し続けること、前進し続けること ・99.9%の人は勝ち続けられない 本書の中で私がピックアップした名言は ・僕にとって生きることとは、チャレンジし続けること、成長しつづけることだ。成長を諦めて惰性で過ごす姿は、生きているとはいえ、生き生きしているとはいえない。 本書を読むことで、いろんな意味でモチベーションがあがります。
0投稿日: 2012.06.17
powered by ブクログ当然、彼の神業は知っていて興味を持っていたので読んだのだが、 とは言え文章までは書けんだろ、ゴーストライターかもね。 みたいな、冷やかしとたかを括った気持ちで手にとってしまった。 しかしその予想は完全に裏切られた。 なんというか、ほんとに本気で全力で生きてる人なのだなと思い、 年下ながらその人生哲学は尊敬に値すると感じた。 イチロー的と言えば分かりやすすぎるが、 そういった努力が当たり前になっている天才タイプの人間なんだなと思った。 それにしてもこれだけの文章が書けるとは正直思っていなかった。 これは今後他の本が出たらまた是非読んでみたい。 ハードカバーでも買うかもしれん。
0投稿日: 2012.06.16
powered by ブクログ日本初のプロゲーマー梅原大吾さんの著書です。 この本では「勝つ」ことではなく、「勝ち続けること」に主眼を置いて書かれています。 結果を出すことと、結果を出し続けることは根本的に性質が異なる。 勝つことに執着している人間は、勝ち続けることができない。 ただ勝つだけではない、本当の強さとは。 常に勝ち続ける男が、勝ち続けるためにどうしてきたのかについて書かれています。 冒頭は、著者の生い立ちからゲームにのめり込んでいくまでが書かれています。 それから、ゲームの世界一になり、ゲームを離れ麻雀の世界にいき、そこで自分の人生に初めて後悔する著者。 それから、介護の世界で働く。勝負事のない世界で、ありがとうと感謝される世界に身を置いたことで著者の心が変わり、 再びゲームの世界に戻り、日本初のプロゲーマーになるまでについて書かれています。 著者の生き様を振り返りながら、著者の考え方、スタイル、信念がたくさん書かれています。 最初から最後まで著者のぶれない考え方や、徹底的な取り組み方等が書かれており、すべての人に参考になる本だと思います。 以下に乱文になりますが、感銘を受けた点を記します。 ・著者が幼い頃姉と勝負した、日本国憲法前文丸暗記事件の時に、衝撃を受けた事から、著者の生き方が変わっていきます。 長い文章を姉はたった3回読んだだけで覚えてしまった。その時に、同じやり方をしていたら到底適わないという思いを胸に刻む。 突出した才能の前では、ちょっとやそっとの努力は簡単に消されてしまうと。それからの著者は、何をやるにしてもとことん追求し、死ぬ気で戦い抜くというやり方を身につけた。 ・当時プロゲーマーというものはなかったが、プロがあったなら、そこを目指せるだけの努力をしてきた。著者に取って何が自信につながったのかについての記述で、 ゲームの上手さや強さではなく、苦手なものを克服しようとしたり、あえて厳しい道を選んだりする自分の取り組み方、高みを目指す姿勢を貫けたという事実があったからと書いてある。 何をするにしても、表面的な物ではなく、本質的に大事な物を追求することが、大事だというのを教えてくれる。 ・センスや運、一夜漬けで勝利を手にしてきた人間は勝負弱い。 何度もミスを犯し、失敗をし、その度に深く考え抜くことが、薄っぺらな強さではなく、真の強さを手に入れてきた。 ・相手の弱点を突くのは野暮だから、弱点を突いて戦わない。弱点を突いて勝つ戦法は、勝負の質を落とす気がするから。 ・目的と目標は違う。勝つことが目的になると、成長しない。勝つことは目標で、自分が成長することが目的。目的と目標を間違えると真の強さは手に入れられない。 ・すなわち集中力とは、他人の目をいかに排斥し(はいせきし)、自分自身とどれだけ向き合うかにおいて養えるものかもしれない。 ・思考すること自体が集中力を高める作業の一環なのかもしれない。 ・本当は勝てる力がないのに、強いと思われたいから大会で背伸びをする。その結果なんとか勝てたとしても、その強さを維持することはできない。 ・潜伏期間が長い人は出てきたときの爆発力があるし、苦労しているぶん簡単には自分を見失わない。気持ちの持ち様も含めて、実力が備わっていて、常に感謝と努力を忘れない。 ・一生懸命に努力して、経験と年齢を積み重ねても、メジャーデビューを果たせるのはホンの一握りだけ。 メジャーデビューできるかどうかは分からない。その上で、それでもやりたいのと念を押して確認してきたときに、 それでもやりたいと言うならば、その取り組むことに向き合って続けていけば、きっと悪いことにはならないと著者はいう。 メジャーデビューできなくてもいいという覚悟と熱意がないならば、ただ単にチヤホヤされたいだけならばやめたほうがいい。 そんな気持ちではきっと長くトップにいられないから。 最後に、これが伝説の「背水の逆転劇」です。 ゲームをやらない人にはまったく理解できないと思いますが、 これが彼の言う「ただ勝つだけではない、本当の強さ」です。 http://www.youtube.com/watch?v=LhF6WCfUn4k
0投稿日: 2012.06.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
世界大会優勝経験を持つプロゲーマーの自伝本。 <印象的な箇所のまとめ> ・勝つことと勝ち続けることは異なる。勝つとは、結果を出すこと。勝ち続けるとは、結果を出し続けること。勝ち続けるために必要なことは何なのか、そのためにしなければならない努力や姿勢はどんなものなのか。 ・突出した才能の前では、少しの努力など簡単に吹き飛ばされてしまう。とことん追求し、死ぬ気で戦い抜く、才能さえもなぎ倒す圧倒的努力が必要。 ・10年間同じ努力を続けられるか? と自分に自問自答することが必要。そのうえで、毎日継続できる努力をする。10年間毎日続けることができないような無謀で疲労が激しい努力なら、やらない。体を壊すだけだ。 ・一夜漬けで無理をする努力は、力にならない。一夜漬けで力をつけても、そのものがとことん好きで、毎日やってきた対戦相手には絶対かなわない。 ・目標より目的を重視する。一時の勝利という目標を目指すと、焦りが生じて弱くなる。成長するという目的の永続的達成を目指すと、一時の勝ち負けで一喜一憂しなくなるし、毎日努力し続けることができるようになる。 ・みんなが使う便利技はあえて使わず、自分の戦術を作り出す。みんなが使う便利技は、方法が一つのみであるし、その技に頼ることになる。真の強さには到達できない。 ・型を作らないようにする。他人に自分の戦法の特徴を指摘されたら、その戦い方を捨てて、新しい戦術を作るようにする。毎日変化し続けることが、勝ち続けるための秘訣。
0投稿日: 2012.06.11
powered by ブクログゲームの世界チャンピオンと言っても、興味のない人には何のことやらわからないだろう。そんな人にこそ読んでほしい一冊。 どんな道においても、トップになることと、トップで居続けることは本質的に違う。トップになるだけでも大層なことなのに、それを維持し続けるとはどれほどのことなのか。ここまでしなくてはトップでいることはできない。自分を見直すきっかけになった。
0投稿日: 2012.06.11
powered by ブクログ「背水の逆転劇」の動画のスゴさの裏にあるウメハラさんの取り組みを 知って納得の結果だと思いました。 ゲーマーって天性のセンスとやり込んでいる人が上位にくると思って ましたけど、そんな人を一蹴する一流のアスリートのような考え、 取り組みに心打たれました。 と同時に自分の人生への取り組みについてこれでいいのか、と 考えさせられる一冊でした。
0投稿日: 2012.06.10
powered by ブクログ「プロゲーマーの本」という事で正直、侮っていた。 しかし読み終わった後、やはり一番になるにはそれ相応の覚悟と努力が必要であると再考させられた。 ・流行しているゲームで一番になる ・楽に勝てる方法は使わない など、自らを高める為の考え方などがしっかりしている。 本人は「ゲームという分野だから下に見られたく無い」という意地もあったかもしれないが、 他のジャンルでもそこそこ成功したんじゃ無いかと思える。 「麻雀」についても本気で追求し、かなりの実力になるなど、全く性質の違うスタイルでに勝負にも結果を出している。 深い部分まで「理詰め」で挑んでいる様で非常に好感もてると共に尊敬にも値する。 子供の頃から何にでもストイックに深く追求するタイプの様。 見習うべき所も多いかな。
0投稿日: 2012.06.10
powered by ブクログ世界一のプロ格闘ゲーマー「ウメハラ」。 その尋常じゃない強さと、勝利哲学はどこから来るのか、自身によって語られている。 小学館の新書は、表紙がドラえもんのポケットになっていて良い。 特殊な考え方が書かれているのではと期待して読むと、おそらく肩すかしを食らう。ライフハック系のまとめ記事でも読めるような内容だった。 ただ、ああいったものやコンサルタントの理屈と違うのは、自分で悩み、考えて、結果「も」自分で出した人であるという点。そこに尽きる。 20代半ば以降の人は、エピローグの「楽しむことが下手になっていく」という老化の話で襟を正すもよし。 しかし↓のこの動画、よくできてるなあ。テンション上がる。 YouTube - 【MAD】 プロフェッショナル仕事の流儀 梅原大吾 http://youtu.be/mF6MxaxwA24
0投稿日: 2012.06.07
powered by ブクログ日本で初めてプロゲーマーという地位を確立した先駆者、梅原氏が、自身の半生を振り返りながら、勝ち続けるための勝負哲学、人生哲学を披露。 幼少期から悩み続け10代で世界一となった後に、一度は離れながらも、そののちプロゲーマーとなり、絶えず向き合ってきたゲーム(というか生き方)に対する、変化し続ける想い・悩み・覚悟、そういった心理描写が詳細に描かれている。 リアルで、迫力があって、自己分析の深さが沁みてきます。そして道なき道、暗闇をもがきながら歩いてきた著者の勝負哲学には鳥肌が立ちました。この人は本当に凄い・・・こんな方がいたとは・・・ 変化し続け、勝ち続けてきたからこその人生訓の数々。 カッコイイです。
0投稿日: 2012.06.04
powered by ブクログこの本は人生論としてもまたはビジネス書としても読める優れものです。先ず、是非一読することお薦めします。 勝ち続ける秘訣は、プラスとマイナスの両方を分析して努力を続けることと喝破しています。 これは、ゲーマーとし勝ち続けてきた彼の体験から出てきている言葉なので説得力があります。 通常は勝ち続ける為に何が足らないかと?足らない、マイナスの面を考えることがありますが、上手く行っている部分 プラスの部分には目を向ける事はあまりありません。それは、上手く行っているからそれはそのままでいいという考えからくるのだと思います。 しかしながら、勝つのではなく勝ち続けるにはその得意分野も研究しなかればならないというところが実体験者の言葉だと です。よくよく考えてみるとそのとおりで、勝っていところはライバルも負かす為に研究してきますし、そうでなくても 時代や周りの環境変化していけばその勝利の方程式も通じなくなくなるからです。 自分の得意分野の更なる磨き、向上と欠点の修正のこの二つは勝ち続ける為には車の両輪です。
0投稿日: 2012.06.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どんな世界でも、勝つことはできても、勝ち「続ける」のは難しい。著者が何故勝ち続けられるのかは、勝つことは目標であるが、目的ではない、という著者の言葉に理由があるのではないかと思う。著者のストイックな生き方に感動を覚える。仕事や勉強にも大いに参考になる。
0投稿日: 2012.06.02
powered by ブクログ日本初のプロゲーマーである梅原大吾さんの著書。いかにして挫折を乗り越え、頂点に立ったのかが詳細に記されている。 自分のことを深く見つめ、自己分析を徹底しているからこその言葉ばかり。ゲームだけではない、仕事や人生に役立つ名言が多数。
0投稿日: 2012.05.21
powered by ブクログ日本初のプロゲーマー、ウメハラ氏の著作。 単なる成功譚ではなく、著者がその時々に感じたこと/考えたことをわかりやすく語ってくれている。 頂点に居続けるためのポリシーが様々な角度で読み取れる。 著者の人柄も垣間見える良書。 著者の活躍をご存知の方は、当時の闘劇を思い出しながら読むと面白いと思います。
0投稿日: 2012.05.18
powered by ブクログ昔は少ない情報を貪るように読んでいたのに、こうして本人の筆による本が読めるようになるとは。感無量。 彼の半生、勝負哲学を知る事が出来、また自身のモチベーションアップも出来る。ファン必携の書。
0投稿日: 2012.05.14
powered by ブクログ世界一長く賞金を稼いでいる日本人初のプロ・ゲーマー「ウメハラ」著の本です。 ゲームの腕を競い合うという中で、勝ち続けることに必要なのは、普段勝つ事を目的としてゲームをするのではなく、ひたすら自分を高めようとする努力である、としています。 と、まとめてしまうと一般論でキレイ事のように見えますが、そのことを本1冊を使って、丁寧に、ゆえにこうであると、読み進めれば進めるほど具体的で真実身を帯びて伝わってきます。 自分は、この本からは何も学ぶことはありませんでした。 ただ、ウメハラですらそうだったのか、やっぱりみんなこうなのかな、自分も一緒だ、と心に響く内容でした。 特に対戦系のゲーマーの方には、ぜひ一度読んで欲しい本です。
0投稿日: 2012.05.14
powered by ブクログ格闘ゲーム世界一のウメハラさんの本。その道の最高峰の人間の考え方は参考になるね。到達した結果そのものより、そこに達したプロセスの再現性を重要視するのは、イノベーションの考え方そのものだろう。
0投稿日: 2012.05.13
powered by ブクログ格闘ゲームにおいて14歳で日本一、17歳で世界一を達成した著者による勝ち続けるための努力、思考法の本。 一般的にゲームは社会権を得ていない。あくまで子供の娯楽という位置づけである。 その様な子供のお遊びを極めたところで、通常社会から認められるようなことは通常ありえない。 しかしである。本書はその既成概念を覆す。 筆者の梅原氏は、ゲームという特殊なジャンルを極めることにより、勝ち続けること、結果を出し続けるために何をすべきなのかを体得している。 予てから、どんな類の事であっても突き詰めて極めることが出来れば、人生哲学や社会の縮図を学べるのではないかと漠然と感じていた。 例えばトップアスリートが、常に高い位置に居続けるために続けている努力や考え方は、戦う場所やジャンルを変えたとしても通用すると信じている。 スポーツならば当然ありうる話だと思っていたが、よもや格闘ゲームの世界を極めることで勝負の哲学が身につくとは予想だにしていなかった。 しかし本書を読むと著者が格闘ゲームという世界を通して一般人とは違う感覚・思考を身に着けていることが分かる。 半分以上が梅原氏の自伝となる。(と言ってもまだ彼は30歳ちょっと)通常他人の自伝はあまり面白いものではない。 しかし、彼が今に至るまでどのような生活環境にあり、どれだけ葛藤しながら生きてきたかは、その後に語られる勝ち続けるための思考法を理解するのに一役買っている。 梅原氏の金言は以下のとおり。 ・勝ち続けるために同じ努力を10年間続けられるか? 勝つための努力ではなく、勝ち続けるための努力が必要。 ・自分のスタイルや好みの方法にこだわらずすべての可能性を試し研鑽する。 必勝パターンや自分の好みの方法のみに頼っていると、いずれは壁に突き当たり成長が止まってしまう。 また勝負の本質は個人の好みやスタイルとは関係ないところにある。 勝つための最善の行動を探ることが重要。 ・10の強さは既に先人が到達しており、模倣し努力すれば誰でも到達できる。 しかし11,12,13の強さは自分だけの道を開拓した人のみがが到達することが出来る。 ・自分を痛めつけるだけの努力はしてはいけない。 傷めつけると努力した気になる。 しかしそこからは痛みと傷以外には何も生まれない。 努力は量より質。 何も変化が見いだせなかった15時間より、小さな変化が見いだせた3時間のほうが有益。 このような考え方ができたのは、梅原氏が格闘ゲームに対して真摯な姿勢で取り組んでいたからであろう。 単なる「格闘ゲーム」を「格闘ゲーム道」に昇華させた結果と思う。
0投稿日: 2012.05.13
powered by ブクログ好きな事を仕事にしたい人、もしくはしている人にお勧めの本。 この本に書いてある事は誰にでもできて、誰にでもできない事。 それを決めるのは、自分自身だと教えてくれる。
0投稿日: 2012.05.11
powered by ブクログ頂点を極めた者の知られざる苦悩、決して軽くは思えない一つひとつの言葉。非常に人間らしく、また素直に自分の生きざまを書いている著者に好感が持てました。 いわゆる昔の考えを持った大人には認められなかったであろうゲームという世界、かつ勝負の世界で自分の信じる道を進んだ梅原氏の人生、考え方はすごく勉強になった。 自分のパフォーマンスを存分に発揮するために平常心を保つことが必要であるということとそれを実現するための考え方について、見習いたい次第です。 また、読み返したい。
0投稿日: 2012.05.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
一度勝つのは簡単なこと、でもありませんが、勝ち続けることはとてつもなく難しいことです。勝つと欠点が隠されてしまいます。慢心が忍び寄るんですね。謙虚であり続けること、改善し続けることの難しさを教えてくれます。そして、勝ち続けることは不可能じゃないってことも主張しています。読んだ後、なんかうれしくなりました。
0投稿日: 2012.05.10
powered by ブクログ信者とか言われる類の人たちしか読まない本かと思ってたらそうじゃなかった。 本職の文筆家の方々と比べてしまうと文章の拙さはありますが彼が普段考えていること、心がけていることがきちんと伝わってきます。 過去の挫折・迷いなども綴られていて、Beastとか言われててもやっぱり弱い面のある普通の人なんだなあ、という感じで人となりもある程度わかる内容です。 題材はゲームですがゲームとか関係なく、自己啓発本として評価できると思います。 もちろんゲームがわかってればなお良しですが。
0投稿日: 2012.05.09
powered by ブクログ個人的にここ数年気になっている人の1人。 日本におけるプロゲーマーの先駆者であり、スト3のブロッキング動画で有名な「ウメハラ」による勝ち続ける意思力というテーマに沿った自伝的な内容。 色々と興味深く、この業界?が今後どうなっていくのか、引き続き気になる。
0投稿日: 2012.05.04
powered by ブクログ読了。 世界一のゲーマー、梅原大吾の勝利への心構えをまとめた一冊。 漫画の剣豪キャラが勝利とは何か求道するのを、本当に実践してきた人。だからこそ頂点に立つことができた。 まとめると、ここらへんが重要なんだと思う。 ・勝負の本質は、その人の好みやスタイルとは関係ないところにある。勝つために最善の行動を探ること。それこそが重要なのであって、趣味嗜好は瑣末で個人t寝きな願望に過ぎない。 ・勝ち続けるためには、勝って天狗にならず、負けてなお卑屈にならないという絶妙な精神状態を保つことで、バランスを崩さず真摯にゲームと向き合い続ける必要がある。 ・僕はこれまでの人生で何度もミスを犯し、失敗し、そのたびに深く考えぬいてきた。だから、流れに乗って勝利を重ねてきただけの人間とは姿勢や覚悟が違う。 ・便利な技というのは応用が利かない。その技がすべて。つまり、自分自身は何も成長していない。 ・世界チャンピオンは。みんなにとっていつか必ず倒したい相手だ。そのような相手に足をすくわれないためには、ほんの些細なことでも必ずメモして、気掛かりを消しておかなければならない。少しのことでもいいから気づき、日々変化する ・勝負の世界において、人の目を気にすることはマイナスでしかない。なぜなら、人の目を気にしていると、本来やるべき行動が継続できないからだ。 ・最強は、言葉では教えられない。それでも口に出して言うとすれば、すべての可能性を試した果てにあるものである。 ・1番の人間は逃げられない、絶対に逃げてはいけない。
0投稿日: 2012.05.02
powered by ブクログ言わずと知れた、ウメハラ本。 何かをストイックに追求する姿勢とか、物事の上達に関して事詳細に書かれています。 今年読んだ本の中では、一番のオススメですね。
0投稿日: 2012.04.30
powered by ブクログプロゲーマーによる勝負哲学が余すところなく紹介されています。 僭越ながら、この本を読むまで著者のことは存じ上げておりませんでした。 その勝負哲学もさることながら、青年時代の悩み、苦しみが赤裸々に綴られており、非常に共感しました。 ゲームなんて人の役に立たないことをやり続けていいのか、なぜみんな自分の将来やりたいことをすぐ見つけられるのか、様々な悩みの末、一度は介護の職に就きますが、再びゲームの世界に戻り、いまが最高に楽しいと著者は言います。 他人になんと言われようと、目の前のことに集中し続けた結果、ゲームから様々なことを学び、心から好きでいられることを見つけた状態は羨ましく思います。 自分は自信をもってこれをやってきたというものがありませんが、他人の目を排斥し、自分自身と向き合い、試行錯誤しながら、本当に心からやりたいと思えることを目指します。
0投稿日: 2012.04.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
・書評などで評判が高かったので購入。個人的には知らない人物だっったが、その哲学には学ぶものが多々ある。 ・危険なのが、自己分析して自分のスタイルを決めるのではなく、他人の評価を鵜呑みにしてしまうことだ。 ・勝ち続けるためには、勝って天狗にならず、負けてなお卑屈にならないという絶妙な精神状態を保つことで、バランスを崩さず真摯に向き合い続ける必要がある。 ・バランスを保ち続ける方法は、個人個人で違うが、僕は自分も人間だし相手も人間であるという事実を忘れないようにすることであると考えている。 ・先頭を走り続けるということは、自分で考え、道を拓いてきたということだ。 ・行動を惜しまないということしか信じない。 ・この方法はダメだと思うけど、実際に試してみないと本当にダメかどうかわからない。 ・とにかく、できることを片っ端から試していくのだ。 ・戦略や戦術も常に変化、進化させる必要がある。昨日より今日。どんどん新鮮なものを取り入れて、古いものを刷新すべきだ。 ・より新しく、かつ良いものを生み出し続ける姿勢こそが、はるかに大事なことではないだろうか。 ・僕にとっての正しい努力。それは、変化することだ。変わり続けていれば、必ず前へ進める。 ・小さくてもいいから変えてみる。 ・自分を変えるとき、変化するコツは「そうすることで良くなるかどうかまで考えない」ということだ。 ・実際は、どれだけ失敗しても、どれだけ恥ずかしい思いをしても、それによって嫌われることなんてなかった。 話したければ話せばいいし、戦いたければ戦えばいい。失敗ばかりを恐れ何もしないのが一番いけない。 ・かの喜劇王チャップリンは、インタビューで今までの中での最高傑作は何かと聞かれ、彼は「next one(次回作だよ)」と答えた。 ・若いプレーヤーと経験のあるプレーヤーの差は何か? それは「素直さ」だ。 ・失敗することを恐れない人間でありたい。 ・「運、不運なんて関係ない」運が悪くても勝てる道を模索するのだ。
0投稿日: 2012.04.27
powered by ブクログプロゲーマー梅原は、何をするにでも異常なくらい目的を見いださなければやらない。ゲームであろうと何であろうと正攻法で回り道をしない。これを徹底する。流行、ハメ、癖読み(人読み)これらをいっさいやらない。誰も到達していない地点に行くには、それらを超えたブレイクスルーが必要だから。 この人は、●●道でよく感じる達人の精神域に達している気がする。
0投稿日: 2012.04.23
powered by ブクログ既成は真似されるけど創り出し続けることは他には出来ないとか逆に言えば過去の一点に縋り付くのは力がないからとかなんかそこらへん
0投稿日: 2012.04.22
powered by ブクログゲーマーって思ってたより、自分の生き方とか深く考えてるんだな。毎日の努力によって、前日よりもコツコツ自分を成長させるってことは他のことにも通じることで、毎日なにかをつかむことって人生において重要なことなんだろう。
0投稿日: 2012.04.22
powered by ブクログ「勝ち続けるためには自身の成長を目的にする」 勝ち続けるための努力の仕方、考え方を梅原の実体験と共に書いた本。 「大会で勝つことを目標にするのはいいが、目的にしてはいけない」 「常に変化し前進していくこと」 当たり前と思える言葉も、梅原が語るとこうも重く響いてくるものか。 勉強する理由を答えられない先生に、夢や進路を簡単に変える友人に、勝負を避けた実力者や過去の自分に対して、 「避けるのか?諦めるのか?格好悪いぞ」と梅原が怒りを感じるシーンが何度も出てくる。 ここに梅原が持つ強い信念の根っこがある。このシーンに心揺さぶられた。
0投稿日: 2012.04.18
powered by ブクログ再配達から読了余裕でした。 とネタを挟んでも、本書にネタ要素はあまりなかった。 いや、タイトルはネタか。「仕事術」とはちょっと違うような。 日本人初のプロゲーマーになった梅原 ゲームから離れてていた時期もあったようだが ゲームへの取り組みも、それ以外の取り組みもストイックなもので。 正にアスリートと呼んでいいものだろう。 肉体を使うスポーツ選手も スポーツだけで食っていける人は多くはない。 プロゲーマーはまだ認知度等難しいものだろうがあるだろうし、 刻一刻とルールが変わるゲームの性質から、己を磨き続けなければならない傾向はより強いだろう。 その中でウメハラの姿勢はこれからを期待させてもらえる内容である。 先駆者として、輝ける夢であって欲しい。
0投稿日: 2012.04.17
powered by ブクログウメハラの半生が自身の口によって語られた。考え方だけでなく、そこに至るまでの道のりが詳しく語られている。 僕がウメハラのファンであるゆえに、公式の場で言葉少ない彼の自叙伝はとても価値がある。ウメハラに興味のある人間は、残らず買うべきだと主張したい。 一方で、まったくゲームをやらない人間にもオススメできる。ゲームにこんなに向き合っている人間がいるんだ、と。
0投稿日: 2012.04.16
powered by ブクログ■マインド 1.かつて生み出した戦術に頼らない覚悟と、新たな戦術を探し続ける忍耐があるからトップにいられる 2.変化した事で失敗したり、後ろに下がったりしたときは、もう一度変化すればいい。失敗に気づいて変化すれば、以前の自分よりも必ず高い位置にいける 3.築き上げたものに固執する人は結局、自分を成長させるということに対する優先順位が低いのだ 4.頑張っても結果が出ないことを知り、良い頑張りと悪い頑張りがあることに気づいた 5.考えることを放棄して、ただ時間と数をこなすのは努力ではない。それはある意味、楽をしているとさえ言える。頭を使って考えることの方が苦しいから、それを放棄してガムシャラに突き進んでいるのだ 6.目的は成長し続けること 7.日々小さな変化をする
0投稿日: 2012.04.15
powered by ブクログ「プロゲーマー」という数奇な職業についたウメハラの半自伝的な新書。 若いうちにゲームの道で世界一になった少年はいろんな挫折や虚無感から麻雀、介護と渡り歩いてひょんなことからまたゲームの道へ帰ってきます。 ただの自慢話になっていくのかなと思っていましたがそこには彼なりのゲームに対する愛や向上心、ポリシーというものが見えてきます。 特に「若いうちにしかできないことがある」というありふれた言葉を介護を通じてほんとうの意味で理解できたウメハラだからこそ、つねに探究心や鍛錬を忘れずトッププレイヤーでいられるのだと思いました。 意外と今の新入社員の子達に読ませると仕事に対する熱意が上がるかもしれませんね。
0投稿日: 2012.04.03
