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オーデュボンの祈り
オーデュボンの祈り
伊坂幸太郎/新潮社
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総合評価

2597件)
4.0
789
986
565
87
23
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    ファンタジーチックなのは、まるで弱い私ですが、この位なら全然OKです。最初に登場した主人公の人柄が、最終面ではまるで別の人のようになっているのにも、違和感なく読み進むことが出来ました。読み終えた後、改めてタイトルを見て納得するのが、伊坂氏っぽいなぁ(笑)

    0
    投稿日: 2006.06.04
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    設定の奇抜さ、大胆さにとにかく驚いた。 現実と非現実の狭間を行くような作品で、「ミステリー」としてはおそらくかなり異色な存在であるはず。 作品中にある名探偵論が好き。

    0
    投稿日: 2006.06.02
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    なかなか読書時間が取れずに、かなりの時間を要して読了。できれば一気に読みたかった。ほどよく「訳のわからない感」やユーモアセンスが、村上 春樹に似ているような気がした。気の利いた言い回しや素敵な一文が出てくると、嬉しくなってそこだけ何度も読み返したくなる。『オーデュボンの祈り』『アヒルと鴨のコンロッカー』『重力ピエロ』の中では、『重力ピエロ』が一番読み応えがあった。

    0
    投稿日: 2006.05.30
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    コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は知らぬ間に、江戸時代以来外界から遮断されている"荻島"に来ていた。未来を予測できるはずのカカシ:優午は何故自分の死を阻止出来なかったのか?誰が優午を殺したのか?そして、"萩島"にはいったい何が欠けているのか?こんなに緻密に作られている物語に、私は今まで出会ったことがありませんでした。読み終わったあと「すげぇ、すげぇ!!」とアホみたいに唸ってしまったほどです

    0
    投稿日: 2006.05.29
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    伊坂作品、2冊目。「軽妙」という言葉がぴったりの作風。 初期の作品の為か、やや文体が読みづらいけれど、独特の発想力に脱帽。文庫化に際してかなり改稿されているそうで、図書館で借りて単行本の方も読んでみようかと思っています。(2006.02)

    0
    投稿日: 2006.05.27
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    大学の友達から借りて読む。 本好きの友達って貴重だ。 コンビニ強盗に失敗した伊藤は、逃走中に気を失う。 目が覚めたときには、知らない島にいた。 そこは、150年もの間外界との交流を絶っていた「荻島」 「ここには大事なものが、はじめから、消えている。島の外から来た奴が、欠けているものを置いていく」という伝説を持った島。 犬顔の日比野。 反対のことしか言わない画家、園山。 島の規律として「殺人」を認められている男、桜。 太りすぎて動けなくなった女、ウサギ……。 そして、島の人々に神のように崇拝されている、喋るカカシの優午。 奇妙な人物と社会に戸惑いながらも、伊藤はここで過ごすことにする。 しかし翌日、何者かに優午が殺された。 未来を予見できる優午は、何故その死を止められなかったのか。 ミステリーなのだけど、僕はむしろファンタジーとして読んだ気がする。 この世界が、どうも一段浮いた位置にある気がして。 景色は牧歌的かもしれないが、実はとても残酷なこの島。 子供を亡くした親の役目や桜の判断基準、それに慣れきっている人々。 この島の常識なのだから、当然なのだけれど。 しかし、僕にファンタジーと思わせた最大要因は、リョコウバトのエピソード。 リョコウバトについては初めて知ったが、2億羽のリョコウバトが空を覆いつくす光景はどんなものだったのだろうか。 200年前には、見れたかもしれない光景。 登場するキャラクターは一癖も二癖もあり、強い印象が残る反面、主人公の伊藤は少しキャラが弱いかな? 支倉常長やオーデュボンといった歴史上の人物を登場させて、エピソードを織り交ぜることでさらに作品が深くなっている気がする。 ただ、優午が死ぬ前に「伝説」の方に興味を持ってしまったため、この伝説の答えのあっけなさには拍子抜け。 日比野も、天邪鬼な性格な割にあっさり納得するし。 他、伊坂作品は何作か読んだけれど、どれも現実に近いファンタジーという印象(『チルドレン』はそうでもないか) 話のテンポも良く読みやすい。 次は『重力ピエロ』読んでみたいなー。 よろしく!(だ、誰に?)

    0
    投稿日: 2006.05.26
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    コンビニ強盗に失敗した主人公がいつの間にか連れてこられてたのは、江戸時代以来外界から遮断されている誰も知らない孤島。そこに暮らす人々と、そこで起こる事件のお話。誰にも知られていない孤島、その島にいるしゃべるカカシ、人を殺すことを認められてる「桜」(人名)などなど設定おもしろいんだけど、オチがイマイチ。説教くさいところや、文章にしてやったり感がたまに漂うのもちょっと。もっとさりげなく書いてほしい。あと、出てくる悪役がどうしようもない悪役でちょっと気分が悪い。って不満ばっかり書きましたが、基本おもしろいんですよ。文章とかちゃんとしてるし、著者は頭よさげ。他の作品読んでみたいです。

    0
    投稿日: 2006.05.19
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    ラッシュライフよりも好きかも。この人の話は全体に不思議で、かわいらしくて、機転がきいてて、それでいてすきっとしてる。かっこいい。

    0
    投稿日: 2006.05.19
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    喋るカカシが殺された。常に未来の可能性を知っていたカカシがどうして殺されたのか。自分が殺されることは知らなかったのか、それとも知ってて殺されたのか。本筋は事件の解明だろうけれど、読むべきところは違うところにあるだろう。閉鎖された島で主人公は何を聞いて何を思い何を得るか。嘘しか言わない画家の話に泣きそうになる。

    0
    投稿日: 2006.05.17
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    素敵な世界観に引き込まれ、気がつけば読了していることだろう。 最後の流れが大体想像できることは残念。 氏のその後の作品によく出てくるストーリーなので、著者のファンは必読。 氏の作品を読んだことのない人にも実に入りやすいのでお勧め。

    0
    投稿日: 2006.05.16
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    現実を見据えた、痛い作品。 「皆が裕福になるような世界は永遠に来ない。貧富の差があるからこそこの世は成り立っている」というような意味の文章に胸を突かれました。 「かかし」の生い立ちや自殺の理由には「なるほど」と唸りました。

    0
    投稿日: 2006.05.15
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    読むと不思議な世界に行った様な気分になります。伊坂幸太郎作品で上位です!ちょっと不思議で、少々切ない内容がたまりません。案山子が喋ったりしますが、慣れるとドンドン引き込まれます。

    0
    投稿日: 2006.05.14
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    事件の被害者は、なんと、人語を操るカカシなのである。 コンビニ強盗に失敗した伊藤は、警察に追われる途中で意識を失い、見知らぬ島で目を覚ます。仙台沖に浮かぶその島は150年もの間、外部との交流を持たない孤島だという。そこで人間たちに崇拝されているのは、言葉を話し、未来を予知するというカカシ「優午」だった。しかしある夜、何者かによって優午が「殺害」される。なぜカカシは、自分の死を予測できなかったのか。「オーデュボンの話を聞きなさい」という優午からの最後のメッセージを手掛かりに、伊藤は、その死の真相に迫っていく。 嘘つきの画家、体重300キロのウサギさん、島の規律として殺人を繰り返す男「桜」。不可思議な登場人物たちの住む島は、不条理に満ちた異様な世界だ。一方、そんな虚構に比するように、現実世界のまがまがしい存在感を放つのが、伊藤の行方を執拗に追う警察官、城山である。本書が、荒唐無稽な絵空事に陥らないのは、こうした虚構と現実とが絶妙なバランスを保持し、せめぎあっているからだ。本格ミステリーの仕掛けもふんだんに盛り込みながら、時に、善悪とは何かという命題をも忍ばせる著者の実力は、ミステリーの果てしない可能性を押し開くものである。(中島正敏)

    0
    投稿日: 2006.05.06
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    不思議な話で、結局どうなったのかわかんないんだけど、でもでも後味よく終わるミステリーともファンタジーとも言いがたいお話。色々と気になることがあってその謎解きが面白い。かかしがいい。これも一気にがーっと読んだ!伊坂さんは音楽好きなのね。

    0
    投稿日: 2006.05.05
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    群像小説。兎に角面白い。読後感が良い。あの島に行ってみたい。カカシとお喋りしてみたい、コーヒーを嗜みながら・・・

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    投稿日: 2006.05.04
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    初めてであった彼の作品。 未来は神様のレシピ、と語る案山子がいる孤島。ファンタジー溢れるようでいて、世界から切り離された孤島で繰り広げられる切なくもあり悲しくもあるお話。

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    投稿日: 2006.05.03
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    未来予知のできる、喋る案山子が殺されるというわけの判らない話。 設定はとんでもないですが、面白いです。ファンタジーや童話を読んでいる気分。

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    投稿日: 2006.05.02
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    私が初めて読んだ伊坂作品です。最初に読んだときはすごい衝撃を受けました。 丁寧でとても作りこまれていると思います。伊坂さんは勧善懲悪派だそうで、読み終えた後もスッキリです。

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    投稿日: 2006.04.27
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    外界と隔絶された島で、未来が見えてしゃべるかかしが殺される、これほど奇妙な状況はないはずなのに、主人公に入り込んで読んでしまうとちっともおかしいと思わなくなる。島と外界の両方で話はすすみ、最後に鮮やかに収束する流れは気持ちいいです。ミステリジャンルに入っていることもありますが、物語としての良さが際立つので、小説カテゴリに入れてみました。

    0
    投稿日: 2006.04.25
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    伊坂さんの本の中で1番好き。 喋る案山子に驚き 鎖国状態の島に魅了された。 頭の中にイメージが映画のように出てくる。 是非とも読んで欲しいっ

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    投稿日: 2006.04.21
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    世界観がすごい。しゃべるかかしが出てきたり太ったうさぎが出てきたりして、びっくり。 この人の本はもっと読みたい

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    投稿日: 2006.04.21
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    久々に「本との出会い」に感動を覚えた一冊。この本で伊坂幸太郎という作家を知りました。構成の緻密さ、さらさらとした読みやすい文章、日常のような非日常、“伊坂ワールド”的な独特さも魅力だが、何よりも、作品全体を貫く“優しさ”に胸打たれた。爽快でフレッシュな読後感。

    0
    投稿日: 2006.04.13
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    ミステリーとはちょっと違うかんじもする新感覚ミステリー。伊坂さんのデビュー作。誰も知らない島が舞台。そこには喋るカカシが居て、殺人を公認された者が居て、嘘しか言わない画家が居て…そんな場所に来てしまった仙台出身の伊藤が居て。そして事件は起こります。

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    投稿日: 2006.04.12
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    伊坂さんの作品で、これが一番好きです! 面白くて面白くて、どんどんどんどん先に突き進んで読んでしまいますが・・・最後に「ああ。そうかあ」と、とっても温かくなれます。

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    投稿日: 2006.04.08
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    弟にススメられ、なんとなく読んだのがはじまり… 私にとって伊坂幸太郎、ミステリーとゆうジャンルに出会えたキッカケの、大切な大切な作品。 「神様のレシピ」という言葉に、私はこの先幾度となく助けられるんだと思う。

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    投稿日: 2006.04.06
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    こういう不思議なお話は好きなんだけど、優午のこととかもっと謎のままの方がよかった。 過去と現在の物語がリンク?シンクロ?って言うのかな、してるところが少しだけ梨木さんを思い出させた。

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    投稿日: 2006.04.03
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    本作は 伊坂さんのデビュー作。 2000年、新潮ミステリ倶楽部賞 を受賞し、デビューとなった。 物語は、仙台の近く、 誰にも知られずに 存在してきた「萩島」という島で 展開される。 そこには 未来を見通すことができる「カカシ」が存在している。 すべての未来が見えてしまっては人生がおもしろくない。 もし 未来が見えたとしても いろんなファクチャーで 状況が変わって 未来すらも変わっていくこともあるだろう。 ただ、現在(いま) は 不思議な糸で いつの日かの 未来につながって、いる。 「桜」がいる。 『騒がしい』というのは そのまま、表面だけをとりつくろって 周囲をあざむいて 自分の欲望のために 他人を傷つけて平気な人間に対しての 『美しくない』 ということになるのだろう。 いま手ごたえがないと感じていることも いまムナシイと感じていることも いつの日かの、未来に それがくるべき未来なら きっと それは 実となりつながっていくのではないか? あなたが 一所懸命漕いでいる その自転車は 誰かの 役にたち、 何かを引き起こす 一端になっているのかもしれない。

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    投稿日: 2006.04.02
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    話す案山子ユーゴにオーデュボンの鳥類画。特異な設定に寓意があるのかないのか分からないような寓話です。ミステリーよりのファンタジー。ここから全てがつむがれだした。

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    投稿日: 2006.03.26
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    カカシの話なんて・・・と思ってなかなか手にとる気になれなかったのに、いざ読んでみるとドップリはまってしまった 伊坂作品の登場人物はどうしてこんなに皆が皆、魅力的なんだろうか 私は宮城県石巻市出身で、あの辺にある島には何度か行ったこともあり、想像しやすい景色でよりわかりやすかった ただ、文庫はけっこう削られているというのだから、ぜひ単行本で読み直してみたい でもなかなかみつけられない!

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    投稿日: 2006.03.25
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    コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?

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    投稿日: 2006.03.24
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    本屋がオススメしている本をたまには読んでみようと思い手にしました。 風変わりな定に風変わりな登場人物たち。軽快な会話の流れにストーリーの流れ。そしてそれぞれの出来事の深い関係性。ミステリーという領域を超えて何か別の境地の作品な気がします

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    投稿日: 2006.03.22
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    初めて読んだ伊坂幸太郎の本。 設定がシュール。人が何人も死ぬ割には、爽やかなお話。 伊坂幸太郎の他の著作も読んでみようかなという気になった一冊。 でも最後がちょっと拍子抜けかな。

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    投稿日: 2006.03.21
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    この作品で伊坂さんに出会いました。 なんて素敵な世界観だろう☆ 神様のレシピっていう言葉が忘れられません。。

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    投稿日: 2006.03.20
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    陽気な〜よんで、伊坂さんすきになって衝動的にかった本。 おもしろかったなー。城山にはかなりの嫌悪感をおぼえたけど、あとの主要キャラにはかなり好感もてますね。 桜すきなんだよな〜笑 不思議な空間なんだけど、どこかあたたかく、逆に変な空虚間なんかもある島が舞台ってかんじ。

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    投稿日: 2006.03.18
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    読んでるうちは「?」と感じる部分が多いんだけど、だんだん、そそて読み終わった後に「すごい!」と思った。

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    投稿日: 2006.03.14
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    言葉を話す案山子。 足りない何かを100年も待っている島。 殺人を許された、サクラ そんな、ちょっと不思議なお話。 悲しくないのに泣きそうになった。 伊坂さんの話は、優しい時間が流れているなぁ。

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    投稿日: 2006.03.09
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    知らない島での、不思議な人や不思議な時間。一味違ったファンタジー小説でした。でもちょっと行きたくなるなぁ

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    投稿日: 2006.03.06
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    伊坂幸太郎を初めて読んだ。これまで本屋で見かけたりサイトのインタビューなどを見てポツポツと気になっていたので、いつか読むことになる運命なのだろうなぁと漠然と考えていたが、ついに読んだ。そして脱帽。少なくとも文庫は買いあさること必至だ。◆変な話ではある。登場人物も設定も変だ。嘘しか言わない元画家や殺人を許される男など、登場人物の誰もがなんらかのデフォルメをされているのだ。そして極めつけは、未来を見通し人間と会話するカカシ。◆その、奇をてらってとりあえず変なものを並べました、というように見えてしまうものでも、魅力的に描かれて最終的に美しく収束するのならば、それはやはり一級の物語なのだと思う。◆物語の終盤にかけて、奇抜だと思っていた人々の行動が奇抜なまま一連の流れに収まってゆく。まるでパズルを解くように、始めは少しずつ、やがて一気に収まってゆくスピード感は体感としてかなり高速で興奮した。そして全てがきちんと収まったときのカタルシス。脳がじんわりとしびれるほどの心地よさ。◆伊坂幸太郎、恐るべし。

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    投稿日: 2006.02.16
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    この作者の初めて読んだ作品。 一発で気に入ってしまった。作り出された異質な世界の物語。 このシュールすぎる世界がわたしのこころを揺さぶってくれる。まさにSuck of my lifeな作品だ!

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    投稿日: 2006.02.10
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    人に勧められて、伊坂作品初挑戦。 …なんで今まで読んだことなかったんだろう?? そう思ってしまうくらいハマってしまった。 コンビニ強盗に失敗した主人公が、気付けば見知らぬ島に。 そこは自分がそれまで暮らしていた場所とは違う時間の経過をしたような不思議な島だった。 思考し喋り未来を知るカカシ。 島民から殺人を認められている男。 逆の事しか口にしない元画家。 シュールな世界で起こる、カカシの殺人というシュールな事件。 ファンタスティックな話かと思いきや、きちんと事件には結論が用意されている。 島の中と外で進行していく物語に惹きこまれ、頁をめくる手が止まらない。 ミステリ好きな人もそうでない人も楽しめる"物語"。 読み終えたらすぐさま手は「ラッシュライフ」へ。 止まらない面白さ、秋の夜長にぜひ。

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    投稿日: 2006.02.05
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    新手のミステリー。伊坂幸太郎の描く勧善懲悪が好きです。そして喋るかかしとかが非現実的なくせに、妙に馴染んでしまっている。過去の話との絡みが良い!

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    投稿日: 2006.02.04
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    06/1/20読了★しゃべる案山子とか、結構とんでもないキャラクターが出てくる割に、それを受け入れて読んでしまえるあたりが、この作者の文章センスなのかなと思います。私の中では次も読みたいなぁと思ったので、面白かった部類に入ります。

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    投稿日: 2006.02.01
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    コンビニ強盗の伊藤が辿り着いた、幕末以来鎖国続ける荻島で、未来を予知できる喋るカカシ「優午」が殺される。優午は何故自分の死を予知できなかったのか?人殺しを認められている「桜」、太りすぎで動けなくなった「うさぎ」、嘘しか言わない画家など、不思議な島で個性豊かなキャラクターが躍動する物語は、まさに伊坂版「不思議の国のアリス」。ファンタジーな世界設定に、ミステリーの面白さと人間の善悪の問題というテーマを折り込んでいて上手い。巧です。

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    投稿日: 2006.01.30
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    非常に衝撃的。普通に考えたら、えええぇぇ?ってカンジの世界で物語が展開されるわけですが、さほど違和感無く、すっと物語の中に入っていけます。そして、作品全体に、どこか詩的な空気が流れているのが、とても良い。何気ない文・台詞が凄くキレイなんですよね。二次元の世界の中の三次元の存在、とか。そして、ラストに向けて、散らばっていたピースが集められ、きちんとあるべきところにはまっていくカンジが圧倒的。緻密な伏線が張り巡らされています。ホントに、伊坂氏の才能を実感できる1冊ではないかと。

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    投稿日: 2006.01.26
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    放射線状に広がる物語が、最後にきゅっと繋がっていく。そのストーリー展開は見事。ウィットに富んでいる文章も良い。

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    投稿日: 2006.01.24
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    自分では死ねないけどこれ以上生きているのが辛いと言う大切な人を手にかけるという、究極の愛の物語のような気もするし、ありがちなオチな気もする。別にファンタジーな世界に持ち込まなくてもよかったのでは。期待してたほど感動はできなかった。

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    投稿日: 2006.01.12
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    コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。銀行強盗の主人公が逃げたのは誰も知らない島。 謎を追う、という点ではミステリーとも呼べるし、 状況設定がちょっとファンタジーっぽいお話。

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    投稿日: 2006.01.07
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     ファンタジーな感じ。現実にない世界のお話みたいな。舞台の雰囲気のためか、謎かけも謎解きもいつも以上にミステリアスに感じられて面白かったです。ラストもすごく好き。これがデビュー作というのだからただものではない感じする。

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    投稿日: 2005.12.26
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    コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。鎖国している荻島には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか? デビュー作?らしいがとてもユニークな作品。しゃべるカカシがイイ。お花大好きな殺人を許された美形が好みです(笑)最初から最後まで飽きずに読めました。

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    投稿日: 2005.12.10
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    かなり独特な作家です。 合言葉は『メルヘン』?((C)川原泉) いやでもこれメルヘンじゃあないしなあ。 風変わりな島と、風変わりな人々との淡々とした会話の中に不思議な味わいを感じます。 そうだなあ……ウェハースみたいな物語かなあ(たまには他人に理解できるレビューを書きたいとは思うんですが(涙))。 なんとなく好き(笑)。

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    投稿日: 2005.11.27
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    伊坂幸太郎に出会った、私にとって運命の1冊。 「伊坂作品ならオーデュボン」という方が多いですが、私はそこまで好きではありません・・・それでも、普通に世に出回ってる小説の100倍は面白いのですが。 オチがなんとなく読めちゃったんですよ。あと、嫌悪感を拭えない登場人物がいて・・・ しかし(ここから重要)、「神様のレシピ」だの「しゃべるカカシ」だの、この後の伊坂作品に登場する概念を理解するのに、やっぱり最初の1冊はこれなんだよね〜

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    投稿日: 2005.11.23
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    きっといろんなレビューがあるだろう。だってたくさんの視点から物語が進行して、優しかったり、悲しかったり、ポップだったり、ダークだったり。複雑に絡み合いながら、でもスーっと筋の通った物語だから。 ボクはその中でも、たまたま最後の最後。物語の最たるテーマでありそうで、実は違うような気もする「この島に足りないもの」を見つけるシーンが一番印象的だった。のである。 先週末から取り組んでいた伊坂幸太郎の「オーデュボンの祈り」を読破した。 登場人物の多くの人から問いかけられる「この島に足りないもの」が、その物語の最後で明らかになった。 (もちろんここではそれが“何か”は明かさないよ。知りたい人はぜひ読んでみて ^^) んで、それがあまりにもありがちで、そうであるためにとてもチープで思わずフフッと笑ってしまうくらい。だからこそ、とびきりロマンチックだったのがとても印象的。 例えてみるなら『王子様のキスで眠りから覚める白雪姫』とか、『結局最後のドンデン返しでお宝を不二子に独り占めされるルパン三世』とか。そんな感じかな。 物語の序盤から「この島に足りないものがある」という1つの謎は投げかけられていて、もちろんそれが“何か”を記す手がかりみたいなものは存在していた。結果的にそれは何ともありがちなものだった訳だけど、でも最後まで予想すらできなかったことに驚いたし、思わず笑えてきた。 それは何故か。 それは、この物語がそれに殉じて進行していくもう1つのテーマ。俗世とはかけ離れた場所で、存在すら知られていない隠れた島の田圃に立っている、未来が見えて人語が話せる案山子の死の理由を解き明かしながら、その島の不可思議な出来事をひとつひとつ説明していく主人公「伊藤」と、その周辺の登場人物たちの数日間の記録。 それがあまりにも斬新で、複雑でかつエモーショナルなものだから。 だからこそ、もう1つ物語の中でちょっと気になるテーマ「この島に足りないもの」が、そんなにありがちなものであり、チープな印象すら感じてしまう結果であることは全く想像できなかったのである。 でも、、、「この島に足りないもの」が“それ”であったことがとてもうれしかったり、優しい気分にさせてくれたり、ロマンチックな気分にさせてくれた。 作者がそんな意図を持っていたかどうかはボクには分からないけれど。全く素晴らしいではないか! とまあ、読んでない人には全く意味の通じないレビューになってしまっているわけですけれども。軽快なテンポと、シーンによってガラリと変わる雰囲気(優しかったり、悲しかったり、残酷だったり)。それととても魅力的な登場人物が数多く描かれているオススメな小説です。 主人公の「伊藤」と案山子の「優午」はもちろん。熊男「轟」、気が狂った画家「園山」、侍「小田山」、とってもピュアな郵便局員「草薙」と優しい奥さんの「百合さん」、殺人者「桜」、鳥好きの障害者「田中」、太りすぎて動けなくなった「ウサギ」、「静香」、最悪の「城山」。 そしてボクが最も興味を惹かれた「日比野」。彼の何が魅力的なのか、それは彼の魅力が何なのかが、物語全般を通して全く一貫されていない部分である。普通はある物語の登場人物には特性がある。キャラが立つ。それは物語を通して守られるものであり、そうでなくてはならないことであると思う。 なのに日比野は主人公「伊藤」から、いつも異なった印象で語られる。 ある時は「人の気持ちがわからない奴」であり、でも次のシーンでは「意外と人の気持ちを理解する奴」であり、ある時は積極的に、ある時は消極的に。起伏が激しいというよりも、色とりどりの感情を使い分けているみたいに語られる。結局最後まで、彼の本質は掴めなかったのでは? と、そんな不思議な魅力を持った登場人物もいる。物語。 そうそう、結局この島の住民たちは「この島に足りなかったもの」を理解し、最後に手に入れるわけだけれども、住民たちが「この島に足りなかったもの」を享受する場面までは描かれていないのである。 住民たちが「この島に足りないもの」が何であるのかを理解し、それを享受した時に。彼らはどんな反応をして、どんな表情を見せるのだろう。 最初は涙するかもしれない。だけどやがて皆で笑い、踊りだすかもしれない。案山子の「優午」が生き返って、それをリョコウバトが祝福するかもしれない。それを中心にみんなで輪になって大団円。 飛び切り素敵な物語の中に存在した、チープな結末。それがなんともロマンチックだったから。ボクも今日はそんなベタでチープなシーンを空想しながら眠る。

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    投稿日: 2005.11.20
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    案山子。とにもかくにもカカシ。カカシの印象、ものすごい。 何はともあれこの人は、「ミステリー」というもののとらえ方が、普通の人とは違うぞきっと...伊坂ものを読んでいるうち、その辺なんとなく、わかってきた(気がする)

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    投稿日: 2005.11.18
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    当たり前のことを当たり前と思ってしまう。そんなことに警笛を鳴らしてるのかもしれないが、足りないものが音楽というのは、最後の顛末としては不足気味・・・

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    投稿日: 2005.11.18
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    文庫本の新刊コーナーで裏表紙のあらすじを読んで惹かれた。 初めての色。優しく残酷なところが童話っぽい気もするが、それともちょっと違うような‥‥。これで伊坂幸太郎さんにはまった。

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    投稿日: 2005.11.07
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    正直、あらすじを聞いてもなんのことやらわからないと思う。確かに奇想天外だが、ついていけないほどではないので、ぜひ手に取ってみてほしい。様々な伏線が一つに収束していくラストは、爽快感がある。

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    投稿日: 2005.11.03
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    全く新しい小説、という表現自体が全く新しくないのだが、そんな矛盾を超越するような全く新しい小説。ファンタジーでありながら論理的だし、自分も主人公と一緒に知らない世界に紛れ込んだ気分になりながらもそれが心地いい。とにかく誰も彼も一度読んでみるべし。

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    投稿日: 2005.10.24
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    伊坂幸太郎との出会い。 天才だと思った。 シュールな世界を舞台に センスの塊としか言いようのない文体で描かれる、 目くるめく伊坂ワールド。

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    投稿日: 2005.10.19
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    現実から切り離された孤島で突如生活するはめになった男と、島の人々と、現実のミステリー。ミステリーそのものよりも、単純に物語が面白かった。それだけに、なんかもっと大きく広いことが出来そうでもったいない気もした。

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    投稿日: 2005.10.13
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    巧い会話の切り返し、華麗な比喩、たまに入る教訓めいた言葉、ハードバイルドな文体。要素は全て春樹的なのに、決して春樹じゃない。こういうのを正当な進化って言うのだと思う。

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    投稿日: 2005.10.02
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    初めて読んだ伊坂幸太郎。文体と雰囲気が村上春樹っぽい??なんか淡々としてる。ありえない設定のミステリーなんだけど引き込まれる感じで一気に読んだ。

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    投稿日: 2005.09.25
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    ミステリーというジャンルを敬遠する人にこそ読んでほしい本。とことん練られた構成に、センスの溢れる文体と、はっきり言って読み物としては言うこと無し。ひっかけを破綻と見なされてしまう可能性がないとは言い切れないけれないけれど、少なくとも僕はそうは思わなかったので5つ星。

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    投稿日: 2005.09.18
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    未来がわかるカカシが出てきます。 なんだか推理小説のようなファンタジーのような。。。でも、最後の結末が!!!みたいな。 私が伊坂さんにはまり出したキッカケの本。

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    投稿日: 2005.09.16
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    伊坂幸太郎氏のデビュー作(となるのかな? 不思議な島の住民とその島に偶然きた青年のお話。 島には未来を予知し喋る案山子がいたり、 人を殺しても咎められない存在がいたり。 詳しくは読んでもらうと分かると思うけれど、 この作品はとても良い。 何故に★4つかというと個人的にこういう話は あまり好きじゃないというか、他の伊坂さん作品と比べ ちょっと劣るように思えたため。 けど面白いです。どこでもいわれるように台詞も秀逸。

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    投稿日: 2005.08.21
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    あれがこうなってたのか!と思わせる美味いパズル。ありえないけど、そんなこともあるんだとおもっちゃう適当なリアリティ。不思議な世界が別に何の不思議もなくそこに存在しているかのような、あれ私の常識がおかしいんだっけみたいな感じ。 そのくらい普通の語り口で、読みやすいリズムで進む物語。タイトルの語感や表紙のテイストと中身は全然違う、と思う。

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    投稿日: 2005.08.11
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    最近大ファンな伊坂幸太郎さんのデビュー作。評判高いので読んで見たけど、う〜んまあまあかなあ。最近のものよりもやっぱり精彩さを欠くかな。まあデビュー作だし。ちょっと設定が突飛過ぎて、壮大な世界観の割には謎解きがあっさりすぎたような気がする。やっぱり「チルドレン」や「重力ピエロ」には敵わないな。私の中では。

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    投稿日: 2005.08.09
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    2度目。結果をぜんぶかわってて読むとまた伏線を楽しめていい。このありえない世界や登場人物や出来事は何かのメタファーなのかとひとしきり考え込んだ。桜って一体何だ。 あと会話が知的でいい。伊坂幸太郎の小説の魅力のひとつ。これ読み返して、好きな登場人物ができた。日比野。

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    投稿日: 2005.06.23
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    隔離された島、荻島。 そこに住む一風変わったキャラクターたちと、やはりちょっと変わった主人公の織り成すミステリファンタジー。 喋るカカシだとか、本当に現実離れした世界観なのに、何故か説得力を感じてしまい引き込まれます。 途中で目が離せなくなり、朝の5時過ぎに読み終わりました。 本当に面白い。

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    投稿日: 2005.06.18
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    これこそ「お話」。 子供の頃、本を読んでたときの気分がよみがえる感じだなぁ。 現実離れした登場人物たちと、それなのに違和感なく受け入れられてしまう現実感。 世界(というか世間)のこと何も知らなかった子供のときに、外国の児童文学を読んでうっとりしたようなわくわくするようなせつないような気持ちになったのを思い出す。そんな感じ。 セリフがいちいち洒落てるのも、いやみになる手前ぎりぎりのところで留まってる。絶妙。 私の好みぴったりでした。

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    投稿日: 2005.06.17
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    未来を見通す案山子というアイデアが奇抜。どうして案山子は殺されることを予言しなかったのか。閉ざされた島の行く末は。動けないウサギ、裁く者の桜、絶滅したはずのリョコウバト。全てが必然なんですよね。ミステリーというよりはファンタジー、かなあ。

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    投稿日: 2005.05.18
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    純粋に面白い。出だしがインパクト強かったです。インパクトって大事だ。不思議だし、あり得ないけど面白かった。案山子が死ぬってなんだよ!! と思ったけど、案山子の優午は優しくていい奴だ。うん。 個人的には桜(アクセントは平板で)がすき。桜が伊藤に親近感(?)をみせるところなんて可愛くてびっくりざました。最後は思わず桜に拍手!! あたしも使おう。「理由になってない」。

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    投稿日: 2005.05.14
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    現代なのに鎖国中の島、喋るカカシ――最初は世界設定に戸惑ったが、すぐに慣れてどんどん話に引き込まれていった。ミステリーだが、ファンタジックな要素も秘めている。

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    投稿日: 2005.05.14
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    伊坂幸太郎ならまずこの本。主人公の伊藤や案山子の話が他の彼の作品に出てくるからである。 「不思議の国のアリス」伊坂幸太郎版といった感じ。桜が好き。

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    投稿日: 2005.05.13
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    この作品の「未来は神様のレシピで決まる」というせりふが、作者のお気に入りのようで、ほかの作品にも何回かでてきます。

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    投稿日: 2005.05.06
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    喋る案山子(かかし)と閉じた村の物語。やってくれるな、伊坂さん!と言いたくなります(笑)読後感がとても優しくて、ほんのりと浸れる作品です。

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    投稿日: 2005.05.03
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    評判がよかったから一度読んでみようかな、とデビュー作のこちらを購入しました。読みやすいですね。わりと変わった世界観なのにするすると心に入ってくる小説でした。他の作品も読んでみたいなー。

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    投稿日: 2005.04.29
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    初めて読んだ伊坂作品。独特の文章運びに脱帽です。ファンタジーなんかなと思ったけどまた違う様子で。ありえなさげな設定と普通が交じり合う話で面白い。

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    投稿日: 2005.04.26
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    第5囘新潮ミステリー倶樂部賞受賞作。 しかもこの作品は作者のデビュー作だといふのだから恐れ入る。 一讀して、奇妙な味はひの小説だと思つた。 言葉を話し未來を語る「かかし」だとか、ルールとして認知され殺人を赦されてゐる男だとか、反對のことしか話さない畫家だとか、奇妙な人物ばかり登場する。 あまりに奇妙な人物だらけなので、警官のくせに警察の權威を利用して惡辣の限りを盡すやうな人間が、むしろあたりまへの存在のやうに思へてしまふ。 しかも舞臺となるのは誰にも存在を知られてゐない孤島。 こんなシュールな設定なのに、いつのまにか此の世界に惹きこまれてしまふのが不思議だ。 「かかし」は何故殺されたのか? 畫家は何故正反對のことしか話さないのか? ミステリーとしても讀めるが、人間存在そのものについて考へさせられる作品でもある。 輕いタッチで描かれてゐるので、讀みやすい。 私はなんとなく村上春樹の初期作品を讀んだときの印象を思ひ出した。 新しい才能の登場である。 2004年2月2日讀了

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    投稿日: 2005.04.24
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    伊坂幸太郎の原点。彼なりのミステリ感が書かれている。名探偵が自分の存在が事件を生むという考え方はある意味で正しい。ただ完全ではない。そこに作家、そして読者がいて初めて事件が生まれる。そして、そのことに名探偵が悩み、自殺する。その苦悩をかかしで描いた。巧いな〜

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    投稿日: 2005.04.18
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    肝心な説明が抜けてたりして、少し取っ付き難いところがあったり、ファンタジーな設定ですが、謎が謎を呼び、最後には「ああ」と納得出来ました。

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    投稿日: 2005.02.13
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    特殊設定物のミステリであり、異世界ファンタジー物のようにも思えるという不思議な作品。この舞台だからこそ使える設定と複線が随所にちりばめられており、最後の謎解きの場面で驚かされる。文体や展開はあとの活躍にも納得できる巧さ。個人的にこういう雰囲気が好きってのもある。

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    投稿日: 2005.02.05
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    コンビニ強盗に失敗した伊藤は、警察に追われる途中で意識を失い、見知らぬ島で目を覚ます。仙台沖に浮かぶその島は150年もの間、外部との交流を持たない孤島だという。そこで人間たちに崇拝されているのは、言葉を話し、未来を予知するというカカシ「優午」だった。しかしある夜、何者かによって優午が「殺害」される。なぜカカシは、自分の死を予測できなかったのか。「オーデュボンの話を聞きなさい」という優午からの最後のメッセージを手掛かりに、伊藤は、その死の真相に迫っていく。 (amazonのレヴューより) テーマは良いと思うのだけれど、内容に対してページ数が多すぎるような気がした。登場人物をもっと少なくして話をコンパクトにまとめた方が良かったのでは・・・。

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    投稿日: 2005.02.02
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    「この島が悪い方向へ進むことがあっても、救えないだろうと、優午は自分の腑甲斐無さを呪うのでもなくて、そう言ったよ。『ただ、私は祈りますよ』と」

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    投稿日: 2005.01.08
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    初めて読んだ時は村上春樹風かな?と思ったけど。読み終わってからダンダン好きになってきた不思議な作品。サクラが最高!!

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    投稿日: 2004.12.23
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    「重力ピエロ」を読んで興味を持ったので買ってみた作品。私と本の趣味の似ている方も、こちらは「陽気なギャングは地球を回す」を先に読んでこの本を買われたと言うこと。なかなか作家として魅力ある方です。 この作品は、第5回新潮ミステリー倶楽部の受賞作品であり伊坂幸太郎さんのデビュー作でもあります。多分、応募作品の中では、この作品だけが飛びぬけて異色だったのではないだろうか?まるで星の王子様やアリスの不思議の国の世界(^^) しゃべることが出来て未来が見える案山子や、犯罪者を殺しても罪に問われないルールの桜や、うそしか言わない画家など、奇妙な人が住む島。こうした状況だけで相当にシュールです。しかも、会話は例のごとくすばらしい。ここの住人に性格が会話ににじみ出ています。謎は、なぜ案山子は殺されたのか、未来の見える案山子はなぜ阻止しなかったのか?この島に足りないものとは??。まるで舞台劇を見ているような作品でした。 2004.3.17

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    投稿日: 2004.12.05
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    伊坂 幸太郎に出会った始めての小説。不思議な世界観でつぼにはまった。ファンタジーでありながらミステリー。伊坂作品は数冊読んだけどこれが今のところ一番。

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    投稿日: 2004.11.26
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    デビュー作、かかしがしゃべる話という部分が注目を集めるが、あまり大事ではない気がする。なかなか面白く、島に足りないものがわかるラストはいいですね。

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    投稿日: 2004.11.16
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    善なるもの、美しいものは結局人間の闇の部分に勝つことはできないのか、という作者の悲しみや怒りには若い人らしいまっすぐな純粋さがあり、私も深く共感をしました。どうしようもないやるせなさを次世代への祈りという形に託して人間は長い年月を生きてきたのかもしれません。オーデュボンというのはアメリカの自然学者の名前。リョコウバトというかつてアメリカにたくさんいた鳩の、やがてくる絶滅の危機を予見し、でも実際にはそれを食い止めることはできなかったという人物です。ところでこの本はミステリーですが、ミステリーとしてはどうなのでしょうか?ちょっと結末が拍子抜けだったように思いますが・・・。

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    投稿日: 2004.11.15
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    独自の世界を構築しての物語。主人公の幼馴染の刑事の役割がよくわからなかったなぁ。とりあえず、主人公の恋人を連れてくるためだけの人だったのかな? 島でなんか騒動とか、変化のきっかけをつくるんかと思ってたんだけど…

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    投稿日: 2004.11.10
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    クセになる文章と設定。この作家の小説は、連読してしまう。 おもしろい、とても。 ドロンドロンの臭みと、ギュンギュン吹き抜けるカラリとした空気感が好きだ。 疾走。 読了/04.11.5

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    投稿日: 2004.11.08
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    外界との接触を発っている小さい島、その島で預言者である案山子の殺人(案山子)事件、微妙にズレている登場人物たち、最後に明かされる、足りなりものとは(厳密にいえばミステリではないかも)

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    投稿日: 2004.10.30
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     僕は、中学では赤川次郎を借りまくり、大学では宮部みゆきを読み漁った人間です。自分にとってミステリーは「楽しい」もの・・・と同時に、それ以上の存在ではなかったです(別にそれが悪いというわけではありませんよ)。                                                      でも、この本はどうやら違ったようです。僕は、作品全体から強いメッセージ性を感じずにはいられませんでした。それは「悪」を描写しようとする意志です。

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    投稿日: 2004.10.27
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    伊坂作品の中では一番好きだなあ。現代とパラレルワールドの狭間って感じの話なんだけど、話の作りや世界のルールが凄く良く出来ている。お勧めです。

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    投稿日: 2004.10.15
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    僕が伊坂ファンになるきっかけになった作品。すごい独特な世界が広がってて読んでて少しも飽きなかった。文章も読みやすいし。

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    投稿日: 2004.10.01
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    コンビニ強盗に失敗した伊藤は、警察に追われる途中で意識を失い、見知らぬ島で目を覚ます。仙台沖に浮かぶその島は150年もの間、外部との交流を持たない孤島だという。そこで人間たちに崇拝されているのは、言葉を話し、未来を予知するというカカシ「優午」だった。しかしある夜、何者かによって優午が「殺害」される。なぜカカシは、自分の死を予測できなかったのか。「オーデュボンの話を聞きなさい」という優午からの最後のメッセージを手掛かりに、伊藤は、その死の真相に迫っていく。

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    投稿日: 2004.09.29
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    ミステリいうよりファンタジーという感じだなあ、と思いました。謎解きはあっさり進むし、何より設定がぶっとんでるし。しゃべるカカシて、なあ。 ただファンタジーに徹するにはコンビニ強盗とか城山のくだりは余計な気がしますけれども。まあそれがなかったら萩島に来た理由がなくなっちゃうので仕方ないか。 個人的には百合ちゃんが好きです。雰囲気がいい。 「島に足りないもの」についてはうーんという感じ。 しかしながら全体的に綺麗にまとまっていて悪くないです。うん。

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    投稿日: 2004.09.28
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    設定がとても面白い。喋る案山子、法律のない桜、動けないウサギ、それからリョコウバト。全ての素材が必要なのだと最後に理解させられる珠玉の作品。俺はこれを読んで伊坂幸太郎が天才だと悟った。

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    投稿日: 2004.09.23