Reader Store
バーにかかってきた電話
バーにかかってきた電話
東直己/早川書房
作品詳細ページへ戻る

総合評価

162件)
3.7
23
63
53
4
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ススキノ探偵シリーズの第二弾。古い作品だけど面白かった。前作が個人的に刺さらなかったので暇つぶし用にまとめて買っておいたので仕方なく読んでみたら前作とは違いとても良かったです。

    0
    投稿日: 2025.10.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ススキノ探偵シリーズ第2弾。映画になっている巻。小雪が出ているやつ。物語の構成、筋の面白さ、人間の描かれ方ともにできの良い一作。

    0
    投稿日: 2025.10.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     「探偵はバーにいる」の続編のハードボイルド小説、みたことはないがこの物語が映画化されているとのこと。コンドウキョウコと名乗る、死んだはずの人物からの電話依頼が主人公のところやってくる物語。ストーリーは前作の方がすっきりとしていて好きだった気がするけど、これも悪くなかった。

    0
    投稿日: 2024.09.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    札幌のススキノにいる「俺」の探偵物語第二弾。 ラストが印象的だった。 やっぱりウェディングドレスなどの特別なときの衣装ってインパクトがある。 映画化しやすそうなわかりやすいお話でした。 しかし、それなりの都市には粗暴な人が集まる場所があるわけで、平和のためにもちゃんと棲み分けできるようにそういう情報ってある程度明確にしておいたほうが良いのではないかと思いました。 観光のときに迷子になって怖い目に遭わないようにね。

    0
    投稿日: 2024.08.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    映画はチラッとしか見てないけどいつか原作をじっくり読んでみたいと思ってました。いやいや中々おもしろい!一作目は読んだ記憶が朧げにあるんだけどなんか印象が全然違う。主人公の「探偵」は、大麻を育てたりギャンブルで小銭を稼いだり毎日飲んだくれて喧嘩してあんまりまともなことはしてない。80年代が舞台らしくて携帯もメールもない。なんとも不自由な時代の、ろくでなしの話なのにワクワクしてどんどん読める。最後は悲しい結末なんだけど復讐を果たしたせいかどこかスッキリする。シリーズ制覇したいなこれは。

    1
    投稿日: 2023.07.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ススキノの便利屋である主人公。謎の女からの一本の電話で依頼を受けたことからはじまり、命を狙われたことで奮起して事件にどっぷりと巻き込まれる、ハードボイルドのテンプレのような話だ。 会話や文体は軽妙だが、扱っている問題は軽くはない。 主人公「俺」は自分なりに他者を尊重している(たまに問答無用で殴ったりもするが)。ススキノの客引きと黒澤明の映画を見て感想を言い合ったり、尾行を頼んだタクシーの運転手との見えざる心理戦に負けたり、ヤクザにブードゥーの呪いの講釈をしたり、耳の遠い人にきちんと話しかけてほめられたり…。 登場するたくさんの人物とちゃんと対話し、台詞から彼らだけの人生が垣間見える。現実世界でも忘れがちな「人に歴史あり」がきちんと描かれていて、これは作者の膨大な他者との会話の蓄積からくるものかなと想像する。 自分でものを考えているなら相手に貴賤は問わないが、権力を嵩にかけたり、汚い手段で利益を得ようとする低脳を軽蔑していて、自分が考えることに対してある程度の自負もある。 それでいて「自分で自由に選べないのに、いきなり生まれさせられて、そして自分の人生の責任を押しつけられる。それで楽しくやれる人間はそれでいいけど、ついて行けない人間はどうすればいいのだろうか」と、どうしようもない人間に対する同情とも、自戒ともとれる湿っぽさを見せることもある。 また謂れのない一方的な暴力を憎み、自分の被害に限らず、その現場に居合わせると断固として抵抗する。その手段として、暴力を使うことの矛盾。 それを正義感で覆って、結局のところ暴力でしか解決できない事柄が世の中にはある虚しさ、その結末の苦さを主人公に体現させているのかなと思った。 矛盾を多くはらんだ人間らしいっちゃらしい主人公なので、読み手の主義主張によっては好き嫌いが分かれるかもしれない。私はとてもおもしろかった。 「俺」シリーズは本作が2作目で、短編や過去編を含むと12作刊行されている。短編集を除いた4作目までが若き「俺」の活躍で、それまで怒涛の展開を見せる。次作の「消えた少年」も、個人的にラスボスに度肝を抜かれたのだが、本作がシリーズの中で一番ロマンがある気がする。文体が平易で読みやすいし、映画化云々の割に意外と知られてない作家さんなので是非多くの人に楽しんでもらいたい。

    3
    投稿日: 2022.12.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    世間一般から見ると、いわゆる「壊れてるヒト」の探偵がたまらなくカッコ良い。 ススキノの住人達も個性豊かで愛おしいです。 あくまで私自身の問題なのですが、映画上映時に観てからほとんど忘れていたのに、たまたま最近CSで観てしまったから、プロットがしっかりと頭に残っていて、「コンドウキョウコ」が勝手に脳内変換されてクライマックスが今ひとつになってしまった。 惜しいコトをしました。 本当はもっと心動かされたんだろうな。

    13
    投稿日: 2022.12.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大好きなススキノ探偵シリーズの第2弾。 シティーハンターが大好きなんだから嫌いなはずがない! これに関しては特に実写もすこぶる好きで何度か観たし近年サブスクでも観た! 最後の手紙の余韻がね…作品全体に横たわる物悲しさから深いため息が出る。 ちなみに… 映画タイトルは「探偵はBARにいる」ですが、原作はシリーズ二作目のこの「バーにかかってきた電話」になります。

    1
    投稿日: 2022.07.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ススキノ探偵シリーズの第二作。 映画化されたのはコチラの作品ですね。 映画も良いけど、小説も良いですよ。

    1
    投稿日: 2021.10.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    シリーズ2作目。 ハードボイルド。 前回よりも読みやすかった。 復讐は悲しい。 良い人が死に、悪い人が生き残る世の中。 せちがない。 女性は凄いね。 男性より強い。

    7
    投稿日: 2021.04.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    忘れないうちにまず言っておきたいのは、僕はモンデの店員が大好きです(無事でよかったな、兄弟ぇ)。 相変わらず、何でもないようなところが面白い。偽名の読み方なんてどうでもいいのに「二十郎」の読み方を訂正して心の中の三船敏郎にこれまたどうでもいいことを言わせたり、あらゆる地の文が退屈でないのはすごい。 カタルシスを予感させる流れになっても、それで痛快に終わらないのがハードボイルドなのだなぁと思う。読後感は非常にしんみりとしていて、それこそ強い酒を1杯飲み干したいような気分だ。

    1
    投稿日: 2020.10.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    シリーズ最高傑作と目される、そしておそらくはそのとおりであろう、非常に精密なプロットと「俺」のハードボイルドさが浮かび上がる名作。 80年代のススキノの昭和のイメージが自ずと浮かぶ描写には道産子で、しかも当時ティーン・エイジャーであった私にはやはり胸を打つもがある、何度読み返しても。

    0
    投稿日: 2020.07.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ルンペン生活、ホームレス、刑務所出所後から突然文才を発揮し芥川荘賞受賞などと文壇に登場する人は少なくは無い。そして一発屋も多い。だがしかしこの人は凄い! 文章もおしゃれだし組み立て方も良い。東直己、追跡開始 但し、個人の好みとして、最終の時系列的謎解きなんぞは首を傾けざるを得ない。 最初の登場人物の説明は、光輝高齢者目前の私には・・・・助かる

    4
    投稿日: 2020.05.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一作目同様やっぱりハードボイルドにしては…と思ってしまうところがあります。でもその完璧でない探偵の格好悪さがなんだか愛しくそれがこのシリーズの魅力なんでしょう。そんなに朝から昼から酒ばっかり飲んでたら身体壊すよ、と心配になってしまったり。一作目より読みやすく話に入っていきやすかったので純粋にストーリーは楽しむことができました。多少は予想がついていましたがそれでもラストは切なかったです。しっかり楽しめたのでこの先ものんびりと読み進めてみたいと思います。

    0
    投稿日: 2019.06.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    69:9月封切の映画原作。映画の評判が良いので、見に行く前に……と思って読んでみました。面白いのは面白いけど、終わり方が微妙に納得できず……。「みんな幸せに暮らしました!」という終わり方がありえないのは認めるとして、たぶん私は主人公が精神的に報われないラストがあまり好きではないんだろうなーと思いました。映画版ではどんな終わり方なのか、ちょっと楽しみです。

    0
    投稿日: 2018.10.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いつものバーで、いつものように酒を呑んでいた「俺」は、見知らぬ女から、電話で奇妙な依頼を受けた。伝言を届け相手の反応を観察してほしいという。疑問を感じながらも依頼を果したのだが、その帰り道、何者かによって殺されそうになった。そして、ひとり調査を続けた「俺」が知ったのは依頼人と同じ名前の女が、地上げ放火ですでに殺されていたことだった。

    0
    投稿日: 2018.06.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    映画鑑賞済み。 映画でもそうだったけど、ラストのウエディングドレスの裾で〜の部分で悲しさがこみ上げてくる。 高田との関係性が、映画と違って戸惑ったけど。

    1
    投稿日: 2018.05.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最高傑作の評判どおりか。 めーっちゃくちゃ良かった、 夢中になって読んじゃったよお。 お金がまず振り込まれて、 それから依頼の電話がかかってくるんだが、(バーに) 「あなたの名誉を傷つけるようなことにはならない」 って言われて承諾する箇所が好きだ。 名誉でなく、損はないとか、言われてたら引き受けなかっただろうなって とこが。

    0
    投稿日: 2018.04.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この本のリーダビリティは普通。  右翼の、思弁的な人が、左翼のトス上げを料理してゐる。この辺の描写は良い。  ユーモアの感覚は大変素晴らしい。

    0
    投稿日: 2018.03.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    映画みて細かいとこが気になったので読んでみた。 映画見たからストーリーは知ってるのに、読み始めたら止まらなくて一気に読んじゃった。 ストーリーとかセリフとか、多少はしょられてはいるけどほぼ忠実なんだね。 そしてやっぱ最後コンドウキョウコの目的が達成されるのがこの話のいいとこだと思うな。 他の本も読みたいけど映画でやるなら映画を先に見たいからなー。

    0
    投稿日: 2017.11.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    端的に言って最高だな。映画は、ラストの大泉洋の苦い表情だけで全てを許せた。相棒スタッフの安っぽい演出も、小雪のいい女ぶった不細工さも。それにしても、小雪は首筋の匂いを嗅いだら米ぬかの臭いがしそうな野暮ったさ、コンクリートブロックをいくつか重ねて作ったようなぎこちなく固い表情、なんとかならないのか。 本作はラストがすごくいい。列車が失踪し、全てを悟った牧園は探偵の旨を叩く。そして、ストレッチャーから覗く白いレース。沙織の手紙が稚拙で、ほんとにリアルなんだ。一生懸命霧島を愛したんだなーとよくわかる。そして、映画2作目は心からクソだったな。無駄なキャラ、要らないロードムービー風の演出、他方で排除された牧園らとの繋がり。一山いくらの三下は大人しくテレビドラマとやらを撮っておけ。

    0
    投稿日: 2017.09.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ススキノハードボイルドシリーズの第二弾。 ミステリーとしてはたいしたことないけどなんとなくハードボイルドな雰囲気が好きです。エンターテイメントな作品として読むと楽しめるんじゃないかと思います。

    0
    投稿日: 2017.06.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「探偵はバーにいる」よりは読みやすかった。 面白くないわけではないけど…好みではないのかどんどん読める、という感じではなかった。 映像向きなのかな?

    0
    投稿日: 2016.09.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    二作目になってこなれて来たこともあり、一昨目よりも楽しんで読んだ。ハードボイルドとしても良作だと思う。

    0
    投稿日: 2015.06.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    これも映画の公開前に慌てて読んだ本。 正直モチベーションがあまり持続してなかったように記憶。 映画は楽しかったんだけどなあ。

    0
    投稿日: 2015.05.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    東直己さんの「バーにかかってきた電話」読了。ススキノの街を酔いどれ探偵が駆け抜けるシリーズ第2弾。ある晩、コンドウキョウコと名乗る女性から電話で奇妙な依頼を受ける。ある場所に伝言を伝え、相手の反応を教えてほしいというもの。不安を感じながらも任務を果たした「俺」は、危うく殺されそうになり、依頼人と同姓同名の女性が地上げにまつわる放火事件で殺されていたことを知る。。本作は大泉洋が出演した映画の原作です。謎の依頼人との電話のやりとりで、悲しいかな美人を連想させるその人に、いいように振り回される「俺」が面白かった。また予想外の展開もあり、最後まで楽しめます。気になる方は是非。

    3
    投稿日: 2015.04.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一作目よりは読みやすかった気もしますがやっぱり好みではないのか読了までに時間を要しました。ミステリー要素が更に加わったように思えました。最後のオチが思いも寄らない展開でしたが、コンドウキョウコが沙織さんで良かったのかも、とも思いました。

    0
    投稿日: 2015.02.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白れえなあ。 マーロウよりも魅力的でかっこいいかもしれない。 映画になったというので読み返したけどやっぱ傑作だ。 探偵はヨレヨレで、ふざけてて、情けなくて、真実には自力ではたどり着けなかったかもしれないが、ズタボロでススキノを疾走する姿には読んでてこっちも力が入ってしまう。 数は多くて活きてない登場人物がいるし、電話の主も意外性はあまりない。 探偵、お前何やってんだ、と突っ込みたくなるが、ラストは思わずもらい泣き。 映画もまあ面白かったけど、原作には遠く及ばない。 大泉も松田も小雪も全くマッチしていないと思うのは私だけ?

    0
    投稿日: 2014.11.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    これも先に映画見ちゃったけど、最後のどんでん返し的には小説先のほうが良かったかも。しかし、大泉さんとか松田龍平くんとか、見事に役にはまってる。

    0
    投稿日: 2014.08.10
  • 文体がちょっと変わってます。

    そこそこ面白かったです。 死んだはずの謎の女から電話がかかってくるのですが、 謎の女は○○なんじゃないかしら? って、割と早い段階から目論めてしまいました。 でも、つじつまが合わないところとかはなくて、スッキリ読めました。

    1
    投稿日: 2014.08.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大泉洋主演の映画「探偵はBARにいる」の原作。同タイトルの小説もあるが映画のもとはこちらです。娯楽小説。 著者の東直己は、樽商、北大という北海道の2大アタマイイ大学を中退し、その後は大学の肩書とは程遠い商売などを転々として作家デビューを果たすのだけど、その中でススキノの某タウン誌の編集に携わっていたことがあり、その頃の経験がこの東京以北最大の歓楽街の裏表をいきいきと描く基盤となったのではないかなと思っています。 私自身ススキノにどっぷりつかっていた時期とかぶっているので、このススキノ探偵シリーズには非常に愛着があります。碁盤の目の街の曲がり角を駆け抜ける<俺>の息遣いを、肌で感じてしまいます。 映画はよくできていると思います。キャストが発表された時、大泉洋と松田龍平??イメージとちょっと違うなあ~なんて思ったけど、これはこれでおもしろかった。札幌市の公式アプリにこの映画のロケ地情報が搭載されていて、懐かしみながらマップを眺めました。 映画しか見ていないという方も読みやすいのでおすすめです。むしろ映画見た後の方がイメージがつかめているので感情移入しやすいかもしれません。おもしろいと思ったらシリーズに手を出してみるといいんじゃないでしょうか。登場人物がしっかり年齢を重ねているので読み続けるといろいろ感慨深いものがありますよ。

    0
    投稿日: 2014.05.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2014.5.12ー31 コンドウキョウコと名乗る女からの電話依頼で地上げに纏わる放火殺人の謎を追う。 会話のテンポが軽快で読みやすい。

    0
    投稿日: 2014.05.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    正体不明のコンドウキョウコと名乗る女性から、ケラー・オオハタに電話がかかる。わけがわからないままコンドウキョウコの断片的な指令に従ううち、去年の夏に札幌で起こったいくつかの事件に首を突っ込んでいく。 ハード・ボイルドなのかナンパなのか微妙なノリなのだが、パッとしない外見や酒を飲んで醜態を晒す以外は基本的にハード・ボイルドな俺。口ではいろいろ言ってるものの、二日酔いや暴行を乗り越えてきちんと事件に向き合っていく様は、意外とかっちょいい。 一見無関係な事件が徐々にひとつの物語性を持ち、やがて大きなウネリとなっていく。映画版『探偵はBARにいる』は、この『バーにかかってきた電話』をベースにしているが、それは正解かも。話の筋がわかりやすいし、終盤の展開もいわゆる劇的だ。俺が意外といろんな分野に造詣が深いのも垣間見える。飲み屋のネタ的な話が多いのがまたいい。

    0
    投稿日: 2014.05.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『探偵はサウナにいる。(じゃなくてよかったよ)』 娯楽小説。でも、キライじゃない。中身に関して述べることはない。映画をみた。原作の方が好み。ただ、バーにかかってきた電話よりか探偵はバーにいる。の俺の方がが好きだった。 シリーズで読む価値はありそうだ。

    0
    投稿日: 2014.03.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    探偵はバーにいるの2作目。 1作目より全然面白いので、人に勧める時はこちらにしたい。映画も観てみたいと思いました。

    0
    投稿日: 2014.02.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    登場人物が多かったり内容があっち行ったりこっち行ったりで疲れた。 ちゃんと頭を働かせて読めば楽しいんだと思う。 ケンカも、酒も強い方がいいね! ストーリー いつものバーで、いつものように酒を呑んでいた「俺」は、見知らぬ女から、電話で奇妙な依頼を受けた。伝言を届け相手の反応を観察してほしいという。疑問を感じながらも依頼を果したのだが、その帰り道、何者かによって殺されそうになった。そして、ひとり調査を続けた「俺」が知ったのは依頼人と同じ名前の女が、地上げ放火ですでに殺されていたことだった。

    0
    投稿日: 2014.01.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この作品が映画の原作なんですね! 前作の「探偵はバーにいる」より読みやすかったです。 今回はちゃんと読み切ることができました。

    0
    投稿日: 2013.12.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読みやすい! シリーズを一気に読めそう。 ケラーみたいな行きつけの飲み屋ってかっこいいね。‥ただ、「夜なら大抵ここにいます」って切ないけど。

    0
    投稿日: 2013.11.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前作にくらべて格段によくなっていて、ビックリ。こちらが映画「探偵はバーにいる」の原作だって。そりゃ前作ぢゃ映画になんないよなぁ。

    0
    投稿日: 2013.11.17
  • 最後の最後まで

    テンポよく読めるのでおすすめです。最後まで答えがわからず、ハラハラ、ドキドキ、「俺」シリーズでは一番お勧めです。

    1
    投稿日: 2013.10.29
  • 面白い

    映画も良いけどこちらは最高です。

    1
    投稿日: 2013.09.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    映画「探偵はbarにいる」の原作であります。【調査】は簡単なはずだった…。コンドウキョウコ殿からバーに電話がかかってくるのでありますが、その依頼は一見簡単そうに聞こえる依頼であるがいつも命がけになるのであります。 読み進んでいくと沙織殿のことを好きになったり嫌いになったりと…最後は… 引き込まれて結末が予測できませんでした。 地球侵略するのはススキノから攻めるでありますか!

    1
    投稿日: 2013.09.28
  • 29歳の俺

    大泉洋主演の映画シリーズの1本目の原作はこちらになります。同名タイトルの小説がありますが、そちらは小説ではひとつ前のお話。 東 直己氏の「俺」シリーズ中で個人的には一番のお気に入りのストーリーです。最後のどんでん返しに向かってハイテンポで話が進みあっという間にラストシーンまで行ってしまいます。パソコンもスマートフォンも携帯電話もない80年代初頭の話。40代~50代くらいの世代の方には懐かしい青春時代の街の様子が楽しめると思います。 後書きにシリーズ全体の作品紹介があるので、これを読み切ると長いシリーズ作品読破への旅が始まると思います。

    3
    投稿日: 2013.09.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いつものようにバーで飲んでいた<俺>の元にかかってきた1本の電話。 電話の相手はコンドウキョウコを名乗る女で、<俺>は奇妙な依頼を引き受けることになる。 しかし。その依頼を遂行した<俺>は何者かに殺されそうになる。 やられたら10倍返しにしなければ気が済まない質の<俺>は独自に調査を進め、やがて近藤京子という女性が地上げ絡みで殺害されていると知る。 果たしてコンドウキョウコを名乗る女の正体は? 2013年8月13日読了。 こちらも以前に読んでいるはずで、読み始めてすぐにコンドウキョウコの正体だけはおぼろげながら思い出しました。 もちろん、大筋は忘れていましたし、以前に読んだ時にはコンドウキョウコを名乗る女の悲哀にはあまり思い入れ出来なかった記憶があります。 が。今回はかなりコンドウキョウコに肩入れしてしまいました。悲しくて、だけどとても強い女性なんですよね。 彼女の思いにギリギリまで気付けない<俺>がちょっと、いえ、かなり歯がゆかったです。

    0
    投稿日: 2013.08.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズ2作目。 軽妙さは一作目から変わらず。相変わらず読みやすくていい。 ただ、今作の方が少し重くなったかな。特にラストは悲しかった…。 1作目では少し迷ったけど、今作で、このシリーズ続けて読んでいこうと決めました。 ……でも先は長いなぁ~(笑)

    0
    投稿日: 2013.08.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前作よりミステリーとしては優れているけれど、ススキノの街を生き生きと描いていたのは前作だと思う。そういう意味で私は「探偵はバーにいる」のほうが好きだ。

    0
    投稿日: 2013.07.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ススキノ・ハードボイルドその2。 映画を観ちゃってるんで結末は知ってはいたけれど ぐいぐい引き込まれて読了。 かっこ悪いけどかっこいい探偵「俺」は魅力的。 もうちょっと体を大事にしてほしい気もするけどね。 このシリーズは全部読まなければっ!

    0
    投稿日: 2013.07.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    東直己『バーにかかってきた電話』読了。この前作に『探偵はバーにいる』という作品があるけれど、大泉洋主演の「探偵はBARにいる」という映画の原作はこちら。ちょっとややこしい。今夜もバーで飲む「俺」にかかってきた「コンドウキョウコ」からの電話。不可思議な依頼の真相は?

    0
    投稿日: 2013.06.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    映画の原作。原作を読んでも大泉洋が浮かんできます(笑) ただ高田はちょっと違うイメージ。でも映画の高田も好きです。 お話としては映画とほぼ同じ感じ。 再読したい、というよりもう1回映画みたい(笑)

    0
    投稿日: 2013.05.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    これの前に森見登美彦氏の作品を読んで、「やっぱり京都は謎めいているなぁ。それに比べて北海道は謎がないなぁ」なんて思ったので、北海道モノを。 1冊目を読んだ後、このシリーズはまぁ追いかけなくてもいいかな……という程度の感想だったのですが、やっぱり、映画化されたのはもともとこちらの2作目のほうだし、と思い直して続刊購入。 1作目より少しだけ、北海道方言が落ち着いてるかな。登場人物(主要キャラクター以外の)の違いかもしれないけれど。 地上げやぼったくりが横行し、暴力団組織が幅を利かせていた古き良き(?)ススキノ。 その中で生き抜く、ハードボイルドな探偵。 悪くはないけど、ちょっと地味かな、という印象でした。 あと、探偵に言いたい。 「気付け」

    0
    投稿日: 2013.05.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    文章が読みにくく、フィルター越しに頭に入ってくる感覚。理解するまで何回か噛み砕かないとわからなかった。読みにくい為ページも進まず、消化試合的に読了。読み終わってもなお、面白さは見出せなかった。ハードボイルド物らしいが、私にその感性が無いだけだろうか? 既に映画化されていて、大泉洋が主人公の探偵役。映画観てないから何とも言えないけど、今のところはミスキャストの印象。そうじゃないかを確認する為に、この映画を観る気にもならないなぁ。。 2013.5.9 読了

    0
    投稿日: 2013.05.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大泉洋主演での映画「探偵はBARにいる」 映画化の原作。 爽快な1冊。 ちょっと、気分を変えるのに楽しい探偵小説。 映画も見てみたくなりました。

    0
    投稿日: 2013.05.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    第Ⅰ弾の探偵はバーにいるよりわかりやすい。 バーにかかって来た電話から事件が始まる。この電話をかけてきた女は何者なのか? 相変わらずハードボイルド然とした探偵の活躍は爽快。

    0
    投稿日: 2013.04.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    改めて読むと、若い頃の「俺」は暴力にビビったり、悔し涙を流したり、結構可愛いところがあったんだなあと思う。 前にも書きましたが、大人になった登場人物を知ってから古い作品を読むのは、同窓会で昔話をしているようでかなり楽しいです(ちょっと違うかな)。

    1
    投稿日: 2013.03.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    完全に洋さんをイメージして読みましたw 結末が自然でいいなぁ。変になんで!って思わないところが。 映画も劇場でみたのですが、続編は5作目が原作らしいです。また観にいこw シリーズも読み進めないとっ

    0
    投稿日: 2013.02.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いわず「探偵はBARにいる」の原作本です。 ニッカ党のワタシとしてはニヤリとするばかり。 ススキノぶらつく楽しみが増えたような気がします。

    0
    投稿日: 2013.02.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    近藤京子 霧島 札幌音響 南 田口晃 シンナー 江別 石狩川 大麻を円山で育成 右翼 佐山 苅田 佐賀の名家の長男 横領 秘書 オホーツク海 緑色の手帳 松尾 バイセクシャル 大阪 ギャラクシー 地上げ屋 学生運動 火炎瓶 洞爺湖 溺れる鹿 30歳差婚 沙織 ホステス サウナ 豊平区 へなちょこ 道南 中学校教師 ケラーオオハタ 小樽 観光地 乞食商売 モンデ 意地になるタイプ 高田 則心道場 白石 タクシー 萩原 朔太郎(はぎわら さくたろう、1886年(明治19年)11月1日 - 1942年(昭和17年)5月11日)は、日本の詩人。大正時代に近代詩の新しい地平を拓き「日本近代詩の父」と称される。

    0
    投稿日: 2013.01.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2013.1.21読了。 バーに掛かって来た見知らぬ女からの依頼を受けたことにより巻き込まれた事件のその結末。

    0
    投稿日: 2013.01.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    映画の原作にもなった本作、年をまたいでの読了となりました。 映画を先に見てたんである程度の話は掴んでいたんだけど、原作に忠実ながら色もつけてあっていい映画だったんだなぁと再認識。 もちろん原作も面白くって、特に序盤の大麻育成に精を出すあたりは腹抱えるほど。(全然本筋には関係ないですが) 映画よりもあっさりとしたというか脂肪をそいだ話でラストシーンもこれくらいあっさりのほうが逆に良かったのかもね?という感じ。 小説の主人公像って大泉洋とは結びつかないんだけど、あれはあれで別作品として楽しむのが良いのかも? なんか映画版のレビューみたいになってしまいましたが・・・

    0
    投稿日: 2013.01.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    映画を先に観ましたが、原作は各登場人物の描写が素晴らしく、作者の世界に引き込まれました。このシリーズを読んでみたい。

    0
    投稿日: 2013.01.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最初は独特の進め方に慣れなかったけど、きっとマンガとかドラマっぽいんだな。シリーズものなので、もう一冊くらい読んでみてもよいかも。

    0
    投稿日: 2012.12.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    札幌の地名と舞台になった郊外の雰囲気がわかるので一層楽しめた。 気取らない話し言葉は地方色が出るものだが、北海道ならではのもの言いがそこかしこにあって、それがリアル。 時代設定は1980年代か。札幌が大都会に見えていた頃を思い出させる。その時代ならではの設定となっている。主人公は扉にある作者の風貌とだぶって見える。タクシー運転手の描写がいい。ハラハラさせられる中盤を過ぎ、どうなるのだろうと思わせる展開の妙。後半は一気に読めた。

    0
    投稿日: 2012.11.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    大泉洋主演で映画化されたススキノ探偵シリーズ二作目。 一作目を読んでいたこともあって、まだ行ったことのない ススキノが頭の中で勝手に構築されていた。 それもあって、読み始めからすんなり話に入っていけたし 純粋に面白かった。 最初の方は、一作目よりもコミカルさが増した印象で、 水どうでふざけている大泉洋を連想しやすかった。 話の本筋が進んでいくにつれて、そういった部分が なくなっていき、一気に話が展開し出す。 ここからは、ハードボイルド調もありつつ、一般的な 小説に近い感じの印象。面白い。 読み終えた感想は、悔しいーって感じ。 どうにかできなかったのか、大泉! それがまた良いんだけど。

    0
    投稿日: 2012.11.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後の手紙までは、毎日の出来事、一つ一つの動作説明が長ったらしく面白いのか、つまらないのか全く掴めない小説でした。最後の手紙を朗読し、場面場面を思い出し、この小説をすべて理解しました。こんな流れの持って行き方もあるんですね。

    0
    投稿日: 2012.11.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ススキノ探偵シリーズ 第2弾 面白いが、あっけない最期にちょっとがっかりした。いい意味で読者を裏切ってくる。

    0
    投稿日: 2012.10.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ススキノ探偵シリーズ第二弾。 レトロな感じがたまらない。 携帯ではなく、バーの黒電話ってのが、なんともそそる。 疾走感、プロット、キャラ設定、どれも良く、心地良い。ハードボイルド過ぎず、ちょいちょい挟む笑いも飽きさせない。 映画はまだ観ていないが、気になるところ。 さ、第三弾を読まねば。 久々にシリーズで読んでて、面白いと思う一冊。

    0
    投稿日: 2012.10.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    電子書籍版を購入No2。前作より2歳としを重ね、楽しい悪巧みがエスカレートしていてま、すます男に磨きがかかっている。 バカやワルや子どもには薄情だけど、普通に生きている人には温情というずるい自由人が、自分の興味のおもむくままに飛び回る様は、こんな風に生きてみたいと強く思わせるほど輝いて見える。

    0
    投稿日: 2012.09.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前作と比べると寄り道が少なくてスッキリした印象。ちょっと物足りない気もしなくはないけれど、面白くなくなったわけではない、かな。ラストはやるせない気持ちになります。あれだけふり回されて、これだけ動いて、この結末にしかならなかったのか。俺の無力感をともに味わった気持ちです。

    0
    投稿日: 2012.09.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大好きな大泉洋と松田龍平がこの映画に出るって聞いて、試しに読んでみたらハマった。 寝不足注意。 隅から隅まで味のある、久々のヒットでした

    0
    投稿日: 2012.09.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    わかりやすいハードボイルド小説。 ハードボイルドの教科書にのっていそうな小説です。 酒を飲み、自堕落だけれども、ちょっぴり純情。 これぞって感じです。

    0
    投稿日: 2012.08.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読んでいる最中からバーにいって飲みたくなる。 バーにいって強いお酒を頼みたくなる。 お酒の名前に詳しくないので途中で調べながら読んだ。 とりあえずバーに行きたくなるほど、主人公はお酒を水のように飲む。 80年代の札幌。携帯もメールもなくて手紙やバーに電話をかけて連絡をとる。そういうのが携帯、スマホが当たり前な今から見ると新鮮に映る。 話の内容はあまり覚えていないが 永井荷風ののみすぎた翌朝、ひどい二日酔いでもう死にたいっていう文章の引用にしびれた。あと、主人公の「俺」の引用や比喩がとても教養が高いなと思う。 もしかして80年代の大人にとっては常識だったのかもしれないが。 ひたすら繰り返しになるが、バーに行って強めのお酒を飲みたくなる小説だ。

    0
    投稿日: 2012.08.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白かった!1巻より断然おもしろい!!シリーズであるようだけど、他はどうなのかなぁ~。ま、ぼちぼち読んでみよっかな。

    0
    投稿日: 2012.07.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    映画化された原作。セリフ回しが軽快で、主人公の俺が魅力的。でもストーリーがオーソドックスで、後半にはストーリーが読めてしまった。結末にかけて、やや説明不足感が否めないし、もっと話が回収できそう。映画の大泉さんの方が、面白そう。

    0
    投稿日: 2012.07.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    札幌が舞台。 地元懐かしさで手に取りました。 映画は見ていませんが、帯に映画のワンカットが印刷されており、その影響で頭の中では結局主人公の顔が大泉洋でした(^^; 自分は地元だからいいけど、地名とか、札幌の街をよく知らない人が読んでもちんぷんかんぷんなんじゃ…と余計な心配をしてしまいます。 でもやっぱり地元はいいな。 肝心の内容は、元々ミステリーは好きじゃないので少し評価は低めです。 でもブックオフにあれば買っちゃうかな(笑)

    0
    投稿日: 2012.07.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     札幌が舞台なのでいろいろな意味で感情移入がしやすい。映画を観てなお更、親近感が沸くことだろう。やるきがあるようで、なさそうな俺(大泉洋)がはまり役なのは読んでいて納得ができた。ロシナンテっていう喫茶店は本当にあるんだわ(笑

    0
    投稿日: 2012.06.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ススキノ探偵シリーズ第二弾 いつものバー「ケラー」で飲んでいると知らない女性から電話がかかってきた。 名前はコンドウキョウコと名のり、入金をしたので確認したら依頼を受けて欲しいという内容。後日依頼内容を聞くと伝言を届けて相手の反応を見て欲しいとの事。 不審に思いつつも依頼を受けて伝言を届けると相手は激しい狼狽を見せ、帰り道に駅のホームから突き落とされる。殺す気は無いような落とし方だったので警告を受けたと知った。 一度は怯えていたが、依頼とは別に仕返しをする理由が出来た俺は独自に調べ始めた。 すると依頼人と同姓同名の女性が地上げ放火で殺されたと知る。 とても面白くて前作を超える内容だったと感じています。前作同様、所々にある俺とススキノの街の人々のやりとりがユーモアがあって楽しめます。事件さえなければいい生活をしている気がする。。 相変わらずの酒を飲んでばっかりの主人公ですが、やられた事は10倍返しを信条にヤクザや右翼を物ともぜす脅されても突き進む。 コンドウキョウコはいったい誰なのか。事件が進むにつれて深まる謎。 最後に俺が突きつけられる真実にとても悲しくなりました。 当分酒が手放せない生活に陥ってしまいそうです。

    0
    投稿日: 2012.06.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    〈内容〉いつものバーで、いつものように酒を呑んでいた「俺」は、見知らぬ女から、電話で奇妙な依頼を受けた。伝言を届け相手の反応を観察してほしいという。疑問を感じながらも依頼を果したのだが、その帰り道、何者かによって殺されそうになった。そして、ひとり調査を続けた「俺」が知ったのは依頼人と同じ名前の女が、地上げ放火ですでに殺されていたことだった。

    0
    投稿日: 2012.06.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2011年の大泉洋主演映画『探偵はBARにいる』の原作。 『探偵はバーにいる』と言うのは、この『ススキノ探偵シリーズ』第一作のタイトルだが、映画はこちらの『バーにかかってきた電話』を下にしています。映画を見ているので、“俺”の声が大泉洋で聞こえてきて仕方ありません(笑)。でも、この“俺”の雰囲気、大泉洋でいいのかもと思ってしまいます。 この『バーにかかってきた電話』の出版は1993年ですが、フィリピンのベニグノ・アキノ氏暗殺のことを「去年」と描写しているので、物語上の時間軸は1984年頃と思われます。 飄々とした“俺”が主人公な割に、この物語の結末は、非常に悲しい結末になっています。ハードボイルドの話としては、それはそれでいいかもしれませんけどね。 原作がある映画の場合、原作が先かor映画が先かと言う悩ましい問題がありますが、この作品の場合、どちらが先でも、大丈夫だと思います。もちろん、映画化に際して、原作と設定が異なる所が幾つかありますが、それは許容範囲。そういう意味で、テンポよくあっという間に読んでしまいました。

    0
    投稿日: 2012.06.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ストーリーに広がりが出ており、 2作目からでも楽しめるが、 1作目を読んだ後の方がより主人公の性格や背景など分かっている為、 世界に浸れる。 是非1作目を読んでから、2作目を読んで欲しい。

    0
    投稿日: 2012.05.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ススキノ、バー、探偵というキーワードにピンときて購入しましたが、これが大当たりでした。主人公の「俺」の男らしさ、人情味、ハチャメチャ感は、男性ならきっとハマるでしょう。ススキノという自分にとって日常的な場所もいいです。 なんとなく、ろくでなしブルースを思い出しました。

    0
    投稿日: 2012.05.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    札幌ススキノ、夜は長い。 けれど、女の幸せは短く、人生も短い。 すごく良かったけど、映像化はもっとよかった!

    0
    投稿日: 2012.05.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    とてもおもしろかった。 スリリングかつユーモアが混じっている文章で、肩肘が張っていないので非常に読みやすい。 キャラ設定がしっかりしているのはセリフでの展開が主だからだろうか。 個人的には大好きな小説である『池袋ウエストゲートパーク』を読んだ時に感じた気持ちを思い出した。 お気に入りのシリーズである。、

    0
    投稿日: 2012.05.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大泉洋主演の映画「探偵はバーにいる」の原作。いわゆるハードボイルドのジャンルみたいなのだが、主人公がいい感じでゆるいのが心地よい。話のもとになっている内容は、社会の陰の部分なのだが、まったく暗くなく重くない。さらさら読めて、続きが気になる感じ。オチもなかな鮮やかで気持ちよい。 登場する”コンドウキョウコ”は個人的には深田恭子をイメージして読んでいたのだが、映画では誰なのか気になる。 ちょっとDVDも見てみようかしら。

    0
    投稿日: 2012.05.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ススキノ探偵シリーズ第2弾。 映画「探偵はBarにいる」の原作を読み終わりました。 前作で登場人物のキャラクター、関係性を知っていたので今回は割とすいすいと読めました。 前作よりも人間臭い感情に揺らぐ主人公に好感が持てたなあ。 もしかして?という期待、不安を抱きながら読み進めていった感じ。 今回はよりストーリーに没頭できました。 このシリーズは全部読み倒したい! 早速本屋に向かおうと思う。 そして早く映画を観たい!

    0
    投稿日: 2012.04.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    映画を観て、小説読みたくなって読んだ。 同シリーズの2作目だと知らなかったので、とりあえず1作目読めばよかったかなと。テンポよく描かれているが、映画の方がシンプルでよいかなという感じ。でも好きなシリーズになりそうなので、読み続けようと思う。

    0
    投稿日: 2012.04.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    探偵はBARにいるシリーズの第二弾。 映画になったのはこちら。 1作目よりも、主人公のキャラクター設定が洗練された。 ストーリーも謎めいて進み、最後は切ない。 読み物としての娯楽性が格段に上がっている。 どうでもいいけど、こういう娯楽本ばかり読んでいていいのだろうか、 と自責の念に駆られる時がママある。

    0
    投稿日: 2012.04.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    酔いどれ探偵が街を全力疾走するススキノ探偵シリーズ第2弾。 ある女性からの1本の電話から、見事に事件に巻き込まれる物語。 大泉祥主演で映画化もされた作品です。 主人公と大泉祥がマッチしすぎて映画に興味を持ちました。 汚らしいけどハードボイルドって感じが。 作品描写は細かく普段飲み歩く方にははまるないようだと思います。 そういう私はこんな感じで飲み歩きたいな~って(笑) ただ前作に比べるとちょっと頼りなかったようなw 新しいハードボイルド体験を楽しみたい方にオススメの作品です。

    0
    投稿日: 2012.04.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    うん、読みごたえあった 途中他の本読んで半年ぐらい経ちながらも、すっとその世界観80年代のススキノに引き込まれた 最初から最後まで大泉洋にしか思えない…彼が売れる前の本ってことは、彼がこの本を意識してるってことかな? シリーズ全部読みたくなる。ライトなようでシッカリハードボイルド!

    0
    投稿日: 2012.04.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    前作よりはテンポもあって読みやすかった。探偵というキャラクターも、しっかりしたものになった感じがした。

    0
    投稿日: 2012.04.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    映画『探偵はBARにいる』の原作本です。久しぶりに一気に読めた本でした。 これまでの探偵のイメージを覆す探偵、というか主人公(名前出てこないです。)は探偵じゃないですね。 職業で言うとなんだろう『よろず屋』かな。 皆さん、是非自分で読んで判断してください。 面白いです。

    0
    投稿日: 2012.03.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一応ハードボイルドというジャンルにしたが、大藪春彦とかと比べるとちょっと弱いな~。でもミステリーと言うほどでもないし。ジャンルは置いておいて面白かった。前作にあたる「探偵はBARにいる」も読んでみようかな。

    0
    投稿日: 2012.03.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ススキノ探偵シリーズ。 バーにかかってきた女からの電話がきっかけで、ちょっとした事件に巻き込まれながらも、探偵根性を発揮するストーリー。 正義感があるがゆえの展開は、さらっと読めて、ちょっとした友情も感じられます。

    0
    投稿日: 2012.03.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    映画を見てから読みました。 原作も素晴らしいですね。 ラストがわかっていても切なくなりました。 これ以降の作品もすでに読んでるのですが、 1作目と2作目でも東さんの文章がかなり上達しているような。 1作目は面白かったけど少し読み辛かった。 本作は内容もテンポも文章も良かったです。 早川書房編集部の解説も見る価値アリです。

    0
    投稿日: 2012.03.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大泉洋主演と聞いて映画を見たところ、割と面白かったので原作も読んでみることに。大泉ファンにとっては映画版のオビを入手するために買うのもありかと。実際私の買う動機の一つがそれでした。 映像作品化するにあたってかなりアクション要素を増やして派手にしたんだなと感じます。ただし原作の方が組織の関係や主人公の行動描写が細かく書かれているのでその点は面白い。

    0
    投稿日: 2012.02.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    映画『探偵はBARにいる』の原作になったお話だそうです。 大学生くらいの世代にはけっこうくるテイストなのではないかなー。 ちょっと世の中の隅っこみたいな場所で淡々とダメ人間してみたいぜ、的な。 話があちこち散らばってちょっと読み難いなとは思ったものの 最期のオチは納得のいくところへ落ち着いてくれたので ごちゃごちゃした話の展開すらもオチを見付けさせないためのワザだったとしたら けっこうイケてる。

    0
    投稿日: 2012.02.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     映画よりもスピード感があるというか、サクっと読めるのが良かった。  バーに行って一杯ひっかけたくなる。

    0
    投稿日: 2012.02.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    映画化されると知って、興味を持った一冊。 札幌という大好きな街が舞台になっているのもいい。 主人公の、ダメ男なのにカッコつけちゃって、でも何とかするような。 男のサガがなんか可愛く思えちゃうんだな。 ストーリーも、緊迫感があっておすすめです。

    0
    投稿日: 2012.02.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    やーっと、やーっと読めた。 読みだすまでに時間がかかってしまった。 ということで、やっと、 電話がコンドウキョウコからかかってきた。 この話はよくできているなぁ。流れとか登場人物の人となりとか。 映画を見ているからかな。 最後はかなり悲しくて切なかった。「俺」は悪いなぁ~、もう絶対近づいちゃいけない感じ。 だから、魅力的なんだろうけれど。

    0
    投稿日: 2012.02.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一作目があまりにドストライクだったため、すぐに続編へ。やっぱり好きだった。舞台設定がススキノじゃなく、歌舞伎町だったら普通に3倍は売れたんじゃないかな。

    0
    投稿日: 2012.02.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    主人公が淡々としているせいか、いろいろな事件が起こるが物語のトーンも淡々として感想もトントンといたかんじ。

    0
    投稿日: 2012.02.03