
総合評価
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powered by ブクログ何について書くのか決めるのは、あなたではなく、読み手です(p8) もしあなたの報告書がわかりにくいならば、その原因は書く前の段階、すなわち伝えるべき内容を明快に表現し構成するという「考えるプロセス」にあるのです。(p15) O objective 望ましい状況 読み手が考えている達成すべき(目標や改善後の姿 P problem 問題、ギャップ 現状とのギャップ、すなわち解決すべき問題 Q question 読みての疑問 問題に直面した読み手が、その解決にむけて自然に抱くだろう疑問 A answer 答え、文書の主メッセージ 読み手の疑問に対する答えが、そのまま文書の主メッセージとなる (P27) 要約メッセージとは、グループ化の根拠、各メッセージに共通する特性など、をハイライトしたもの(P52) 要約メッセージを文章にする時の鉄則 1 名詞表現、体言止めは禁止とする。 2 「あいまい言葉」は禁止とする。 3 メッセージはただ一つの文章で表現する。 4 「しりてが」接続詞は禁止とする。 (p58-60) 要約メッセージ発見のベストツールとして、"so what?" それで何が言いたいの? という呪文がある。(p65) 帰納法で最も典型的な表現スタイル 私の言いたいことは…です。理由は三つあります。第一の理由は…、第二の理由は…、第三の理由は… (p80) 演繹法ロジックが正しく流れているかを自己チェックするには、前提の後に、本当に正しいと言えるのか、と自らに問いかけてみることです。(p84) 誤訳の最大の原因は、「しりてが」接続詞にあります。(p120) 提案内容に対し、早期の返答を求めるのは当然の要求ですが、そのときの決まりもはこれです。 この提案にご同意いただけるならば、早急に…に取り掛かります。(p133) 感謝の言葉にPDF P purpose statement 目的文 D detail 詳細 F follow-through 結び、今後のステップ (p140)
0投稿日: 2011.06.21
powered by ブクログどうまとめたら相手に伝わる文章が書けるか、の枠組みを理解するにはとても良かった。例による説明が分かりやすい。あとは実践かな。
0投稿日: 2011.06.11
powered by ブクログ入門とはあるがこの1冊で知るべき情報のほとんどは知りうる良書である。 あとは実践をとにかく繰り返すかどうかである。 上手に文章を書けないと思ったらとにかくどこか開いてみる。 そうすることで何かヒントがあるように思えた。
0投稿日: 2011.06.07
powered by ブクログ帰納法、読み手にとっての問題点、結論。読み手はだれ? OPQ分析 Objective,Problem,Question、so What?、Why so? ピラミッド:structure(main massag←-key line) ①WHY:状況 ②Why:方針 ③How:行動 ④Why+How:行動
0投稿日: 2011.06.05
powered by ブクログロジカルシンキングとビジネスラインティングの名著と名高い『考える技術・書く技術』の訳者が、同書のエッセンスを簡潔にまとめて、日本語特有の問題をフォローした一冊。 ビジネス文書の前提は、読み手を想定すること。本書では読み手の問題点を捉えて文書化するための具体的な方法として「OPQ分析」を紹介している。 ・「O=Object」 :読み手が目指している状況 ・「P=Problem」 :読み手によっての望ましい状況と現状との ギャップ=問題点 ・「Q=Question」:読み手が解決に向けて抱く疑問 (その文書の中で答えるべき事) これらを背景とし上でその文書の主メッセージがかかれ、その下にその主メッセージに至った根拠が列挙される。というのが、ロジカルシンキングの手法として頻出するピラミッド・ストラクチャーの基本形。 本書ではこのピラミッドストラクチャーの基本パターンがまとめられており、実用的。この基本パターンは、理由や判断根拠を示すWHY形と具体的な行動内容を示すHOW形に大別される。 ピラミッド・ストラクチャーでまとめることが何故良いかといえば、文書全体の論理構造がわかりやすいから。 本書では日本語特有の問題として、「しりてが」接続詞によって論理のつながりを分かり難くしていることとを指摘。 その対策として、ロジカル接続詞の使用を勧めている。ロジカル接続詞とは、対照・対比を表す「〜である一方」「〜であるけれど」、原因・結果を表す「〜であるがゆえに」など。 また、すぐに実践したいと思ったテクニックとしては、メールでの「感謝の言葉にPDF」。 冒頭では感謝の言葉を述べる。その次に主メッセージ(P:Purspose Statement)。次に詳細(D:Detail)。最後に今後のアクションを添える(F:Follow Through)。 原著は正直言って敷居が高い内容であったものの、本書は非常にわかりやすくビジネス文書に必要な要点がまとめられており、ビジネス文書を書き慣れていない人にもお勧めできる。
0投稿日: 2011.05.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
やりましょう!! 【課題を適切に把握する】 読み手の立場に立ってOPQを徹底的に理解すること ・objective(望ましい状況) 読み手が考えている達成すべき目標や改善後の姿 ・problem 望ましい状況とのギャップ ・question ギャップの解決にむけて自然に抱くであろう疑問 最後にquestionに対して明快なanswer(Message)を書く。 【考えを形にする】 ロジカルツリーを作る ・主メッセージ(要約メッセージ)⇒3~5の根拠グループ⇒3~5の根拠グループの根拠グループ・・・・・・以下繰り返し 要約メッセージを考えるときの注意点 ・名詞表現、体言止めはやめる(中身のないメッセージとなるから) ・曖昧な言葉は使用しない(できる限り具体的なメッセージにする) ・メッセージは一文で終わらせる(2文以上作ると、結局何が言いたいか伝わらない) ・複文で表現する場合は、必ず、文の間の関係が明確になるように意識する(「しりてが」接続詞の使用禁止) So Whatを繰り返す 帰納法と演繹法(3段論法等)を使い分ける ・帰納法の注意点:前提条件が同じ種類の事実かどうかをチェックする。チェック時は、つなぎ言葉(なぜならばetc)を活用する。 ・演繹法の注意点:前提条件が必ず正しいかをチェックする。 ※帰納法の場合は必ずしもMECEのうちCollectively Exhaustiveである必要はない。
1投稿日: 2011.05.23
powered by ブクログ今の自分の課題に応えてくれた1冊でした。何が出来ていないかが整理されるので、これから取り組むべき行動がはっきりしました。読み返すと言うよりは、学んだ内容を日々繰り返すことが大切だとわかる1冊です。
0投稿日: 2011.05.22
powered by ブクログバーバラ ミントさんの考える技術・書く技術の入門編。 「誰かに何かを伝える」ために必要なことが、 すごーくわかり易く書かれています。 読んで欲しい人に読み易い文章を書く。 当たり前なんだけど、なーんか難しい、うまく書けない という悩みがある場合は、本書を読めば頭の整理が出来る と思います。 グロービスのクリティカルシンキングで教わった 「ピラミッドストラクチャー」が懐かしく思いました。 ビジネスの現場だけではなく、学生にもオススメです。
0投稿日: 2011.05.22
powered by ブクログビジネス文書作成のテクニックについて述べられる作品。ビジネス文書は読み手がありきかつ読み手は多くのビジネス文書を読まなくてはならないので、読み手の立場に立って文書を作成することが重要である。 具体的には、文書作成前に、1.読み手の望ましい状況を考え2.現状とのギャップを認識し3.ギャップ埋めるための疑問を把握し4.疑問に答えることを意識する。文書作成時にはまず結論(3.に答える4.)を述べ、結論に至った理由を述べる。 本文書作成法を極めることで論理的思考力・伝える力を鍛えることができるため是非実践していきたい。
0投稿日: 2011.05.15
powered by ブクログ書評の評価がよかったので、ロジカルライティングの再勉強。 ピラミッドストラクチャに入る前のOPQ分析や要約メッセージの4つの鉄則(①名詞表現・体言止め使用禁止、②あいまい言葉禁止、③メッセージは1文、④しりてが接続詞(and)の使用禁止)等うまくロジカルライティングを使いこなすためのポイントがとてもおもしろい。 「考える技術・書く技術」で良く知っているという人でも、読む価値あり。
0投稿日: 2011.05.08
powered by ブクログ新人とか新人でなくともまだまだ手がかかる人用。。。 監査人にとって、書いてなんぼなところもありますよね。 詳細報告を求めない、重視しない会社の場合ならなおのこと、簡潔に事実を表現するスキルを意識して磨く必要あり。でもこれは現場の実態をえぐり出し、経営に示すような監査をした上での話。いくらきれいにまとまっていても、結局監査の視点と深度が伴わないといけません。 それでもやっぱり文章力は重要なスキルです。 この次は、本家バーバラさんの本へ。
0投稿日: 2011.05.03
powered by ブクログはっきり言って、この本はライティング関係の本の中ではバツグンかなと。 論理的に文章を書くにあたっての基礎が凝縮されていると感じました。 著者は、考える技術・書く技術の訳者である方ですし、何より、僕の苦労して工夫してきた文章術がそのまま書いてあるので・・・。やられました。
0投稿日: 2011.05.01
powered by ブクログ実践的な内容に纏まっており、強くお勧めできるビジネス書です。 バーバラ・ミントの「考える技術・書く技術」は、ピラミッド型に考え、書くことを推奨することで論理構成が明確となることを主張する名著である。しかしながら、内容が少し難解であること、分量が多いこと、扱っているテーマが幅広いこと、が敷居の高さとなっている。 この点を改善すべく、今回の「入門」はバーバラ・ミントの本のエッセンスだけを絞っている。メールへの記載方法等を挙げたり、日頃から訓練すべき事項を絞り込んだりすることで、コンパクトかつ実践的な内容となっている。 …読むと簡単に見えるけど、やってみると難しい。全然実践できてないな。
0投稿日: 2011.04.29
powered by ブクログピラミッドツリーをとても分かりやすく解説された本。 バーバラミント女史の書籍は難しくて読めない人にオススメ。 書くこと(ロジカルライディング)を簡単にしてくれる良書! ※ 考えること(ロジカルシンキング)は別の本で!
0投稿日: 2011.04.27
powered by ブクログバーバラ・ミント著の「考える技術・書く技術」をレポート・ライティング初級者を対象に書き直した本です。 バーバラ・ミント著の「考える技術・書く技術」は少し読みにくい部分がありました。その理由として、訳が不自然でなおかつボリュームが多い点があげられます。 一方で本著はボリュームも170ページで非常にコンパクト。 文章も原著に比べて非常に分かりやすいです。 またその内容も具体事例が多く掲載されており、理解を促しています。 ピラミッド構造という文書作成の基礎を学べるため、新入社員の方には特におすすめではないでしょうか。
0投稿日: 2011.04.17
powered by ブクログ定番の「考える技術・書く技術」の「ピラミッド原則」をビジネスに即した例で説明している。あわせて、ロジック構成時に、日本語特有のワナにかからないように、簡単なアドバイスを「し・り・て・が」禁止則などで提言している。 メール作成時の「PDF原則」は、覚えやすくてとても良い。
0投稿日: 2011.04.16
powered by ブクログバーバラ・ミント著の「考える技術・書く技術」の入門編として書かれたもの。元々の本の方を読んだ時は、イマイチ納得感が薄かったけれど、こちらの方は日本人向けに書かれていてわかりやすい。おススメ。
0投稿日: 2011.04.13
