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サクリファイス
サクリファイス
近藤史恵/新潮社
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総合評価

779件)
4.3
332
292
103
5
1
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    スポーツものもミステリーも一切読まない私ですが、 とても面白くて、一気に読んでしまいました。 主要人物がやってることは結構酷いのになんというか 陰湿さを感じさせず、淡々と物語が進みます。 さらりと気持ちよく書ききる筆力のおかげで読みきれたと思います。 いやもうホントにスポーツなんて興味ないうえに ミステリは一切読まない私が面白い!と一気に読みきっただけで すばらしい良作かと。 最後の展開は本当にえっ!というオチで、読んでよかったと思える一冊。

    0
    投稿日: 2012.03.02
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    お気に入りの本です。 何度も読みすぎて、文庫はもうボロボロ。 読み過ごしていた言葉や行動を、読み返す度に発見してはっとします。 以前はツールやジロをただ何となく眺めていたのですが、この本のおかげでサイクルロードレースの奥深さをほんの少しでも覗くことができている気がします。

    0
    投稿日: 2012.02.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    Story Sellerで知り、この1部作を読む。 自転車のロードレースを全く知らなくても、苦痛なく読み進められる。 この題名が、ミスマッチだと思いましたが、読み終えて、納得。 石尾は白石に真実を知ってほしかったのか、知らずに結果のみを享受してほしかったのか、気になるところです。 石尾の生き方は、赤城からの言葉(本人は忘れているようですが)が大きく影響しているような気がします。

    0
    投稿日: 2012.02.26
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     ロードバイクに乗り始め、レースに出てみたいなぁと思い始めた矢先に見つけたこの小説。なかなか自転車レースを題材にした読み物がない中、ロードバイクに乗ったこともレースを観戦したこともない作者が、素晴らしい臨場感でサスペンスを展開してくれる。選手たちのストイックさは、山登りの読み物に登場するアルピニストたちともイメージが重なり、自分を追い込むことに悦びを見出すMな方にはたまらない1冊でしょう。「サクリファイス」というタイトル、ストーリーの展開から最終章につけられた名前ですが、チームでエースを優勝に導くロードレースならではの人間関係、心理戦など、このストーリーを一言で表現していると思え、最高のタイトルだと感じました。  「アシストを徹底的に働かせること。それが勝つためには必要だ。自分のために働かせて、苦しめるからこそ、勝つことに責任が生まれるんだ。奴らの分の勝利も、背負って走るんだ。わかるか」

    0
    投稿日: 2012.02.26
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    素晴らしい作品にまた1つ出会えた。 近藤さんの本は『Story Seller』を除けば初めて。自転車のロードレースを舞台とした人間模様、そしてミステリー。ロードレースにほとんど知識のない自分でも、ぐいぐいと引き込まれた。 主人公・白石には随分と感情移入してしまった。泣きたくなった。 読み終えて、改めて表題「サクリファイス(犠牲)」の意味をしみじみと想った。 本作に続く『エデン』『サヴァイブ』も楽しみだ。

    0
    投稿日: 2012.02.24
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    意味深なタイトルだけど、ロードレースのお話。ほとんど門外漢だったけど、惹き付けられてぐいぐい読んだ。スポーツ音痴だけど、スポーツってすごい、プロってすごい。石尾と白石、伊庭、対照的な選手たちに翻弄されて息つく間もない。エースを陰で支えるアシストとしての生き方やエースの徹底した信念。

    1
    投稿日: 2012.02.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    伊坂先生目当てで読んだStory Sellerから興味がわいて読みました。 最後の解説を読んでこれミステリーだったんだと気づきました(笑) 私自身もマイナースポーツをしていたのでなんだか身近に感じました。ロードバイクではないけれども。 すごく読みやすくて面白かったです。一気に読めました。 まず、冒頭ですよ。 これがまた巧妙に書かれている。 一体誰がどういう状況かというのがうすぼんやりしかわからない。 でも、主人公である白石のことかと思う。 しかし、小説というのはこういう思い込みトラップが多く存在するので注意が必要なんですよね。 そして、伊庭と走りに行ったときの話。 この下りの走り方というのがきっとキーになるということが伝わる。 なるほど、伏線ね。 そう進めるうちに、白石という人物が見えてくる。 そこから、冒頭部分を読むと・・・だんだん読めてきたぞ。 しかし、すべてが読めていたわけではないので最後の解明部分は衝撃的だった。 彼は、石尾はチームのエースであった。そして若手達の人生のアシストでもあったのだ。 この物語の外伝であるStory Sellerに収録されている「プロトンの中の孤独」(石尾と赤城の話)もぜひ読んでほしい。

    0
    投稿日: 2012.02.21
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    2009年-2010年のなかで、文句なしのMVP! 衝撃でした! あまり知らなかったロードバイクの世界も新鮮だし、読み進むと、衝撃が!! 文字を読んでるのに、自分の目に、頭に映像がリアルに出てくる。

    0
    投稿日: 2012.02.20
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    近藤史恵さんの本は初めて読んだけど、これをまったく自転車レースの経験なくして書いたというのがスゴイ。 ストーリー自体も上手くどんでん返しがあって、読んでいると思わず引き込まれる。 ただ、”何回も大切に読みたくなる”というよりは、エンターテインメント性が強い気がするので、星は3つ。

    0
    投稿日: 2012.02.13
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    自転車レースなんて全く知らないからどうかなーと思ったけど、いやいや面白かった。さらっと読めます。メンタルなミステリー。人間の欲や理性が絡まってます。

    0
    投稿日: 2012.02.09
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    ロードレースに少し興味を持ち始めたときに見つけて読んだ。読みやすかったし、自転車の話だけでも楽しめたし、最後にミステリーが解けたとき切なくなった。

    0
    投稿日: 2012.02.05
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    ときたま、チャンネルをBSに合わせたとき見かける程度のロードレース。 日本では馴染みの薄いこのスポーツをテーマにした作品で、まず、その知らなかったスポーツについて知ることができる。 ロードレースというスポーツが個人競技ではなく団体競技であるということを知って、そこで活躍する人々が抱える欲望やジレンマがひしひしと伝わった。 ロードムービーのような構成が面白く、ロードレースの世界を緻密に描いていて迫力満点。 そこにミステリーの要素が巧みに絡まって、息つくことなく最後まで読めた。 青春スポーツミステリーの良作。

    0
    投稿日: 2012.02.02
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    ミステリーと自転車のコラボ。 そしてなかなかの本格的?なロードレースの内容も入ってます けれど全く知らない方でも面白いんじゃないでしょうか。 少し知識持っただけで結構見方が変わったりするかもしれませんね

    0
    投稿日: 2012.01.31
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    予想を裏切るラスト。 (因みに私の予想は二重に裏切られたw) 最後の最後に分かる真相は、なるほど。故にこのタイトル...である。 ロードレースの臨場感、チーム内の軋轢、心理戦、ロマンスetc...と、てんこ盛りの濃い内容でありながら、全く濃さを感じさせないスッキリとした文体。 自転車、ロードレースに全く知識がないのだけれど、非常に解りやすく、読みやすかった。 また、登場人物がほぼ男性で、スポーツの話なのに、独特の汗臭さのようなものは感じられず、爽快感があった。 これ、映画化されると絶対観るな。

    0
    投稿日: 2012.01.29
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    読了後、数秒息を止めていた。感情移入とサスペンスとどんでん返し。余韻。読む楽しみのフルコースご馳走さま。

    0
    投稿日: 2012.01.28
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    この本を読んでローレースの世界がどういうものかが分かった。自転車に興味がなくても十分楽しめる。続編も読みたいと思う。

    0
    投稿日: 2012.01.25
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    競技者の内面を書き出していて没入でき、面白い。一度読み出すと最後まで一気に読み切ってしまう小説。自転車競技の話だが、自転車に興味が無くても面白かったので、万人にお勧めできる小説。

    1
    投稿日: 2012.01.15
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    とある勉強会で知り合った人に薦められた一冊。買ってみて、自転車ロードレーサーの話と気づき、「全然知らないし、ミスったかな?」とも思ったのですが、とりあえず読んでみました。一気に読みました。なんぞこれ?!すごく面白い。正直、自転車ロードレースのことなんかよく知らないし、読んでも詳しくはよくわからなかったけれど、ものすごく臨場感がありました。そしてそれよりも何よりも、登場人物ひとりひとりの思惑が交錯が最終的に・・・、とネタバレを書いてしまうのは自重しますが、何度も予想を裏切られます。そして最終的な結末は、感動による鳥肌必至です。とりあえず、読む価値ありの一冊です。

    0
    投稿日: 2012.01.09
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    ストーリーセラーで初めて筆者の作品を読んで、他の作品に興味を持つ。 同じロードレースという題材ではあるが、長編だけに読み応えタップリで、ロードレースと言う競技の奥深さを知ることが出来た。 是非、続編も読ませて頂こうと思う。 チカと香乃のくだりは必要ではあると思うが、私には香乃の気持ちが理解できない。

    0
    投稿日: 2011.12.28
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    ロードレースのことは何もわかりません。 でも、この本だけはオススメです。 解説を書いている大矢さんはネットで有名な書評家さん。 ずっと、書評サイト+おもしろい日記を読んでおり、オススメ本はだいたい感性も同じ。 この本はずっと話題だったので、読んでみると! あっという間の幸せな時間でした。 細かい筋の説明はいらず、人間描写、心情、びっくりの結末。 まずは読んでみなくては!

    0
    投稿日: 2011.12.04
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    テーマである自転車競技とクライマックスへの流れがぴったりタイトルに収束していく。 サクリファイス=犠牲というタイトルが本当に秀逸。

    0
    投稿日: 2011.12.04
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    ミステリーとしてはすごい。でもいい人だったって分かったときにはその人はいないって…やりきれない…。先日読んだ「影法師」と微妙にかぶる。

    0
    投稿日: 2011.11.29
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    「サクリファイス」近藤史恵 サスペンスミステリ。スカイブルー。 2008年大藪春彦賞受賞。第5回本屋大賞第2位。 自転車競技のロードレースを題材にしたミステリ。 タイトルの「サクリファイス(犠牲)」が一貫して芯となるテーマ。 ロードレースという競技が実は徹底した団体競技(チームを挙げてトッププレイヤーを勝たせるスポーツであり、敵味方関係ない紳士のスポーツである) という要素が、すんなりミステリに転化されていて。絶品。 ミステリとしては大番狂わせてほどではないだろうけど、ラストに向けてのどんでん返しも見どころだと思います。 それにしてもこのアシストというポジション?は格好いいな。自分は憧れる。 トップのために働き、フォローして勝利を手渡す。自分は賞レースには絡まないけど、トップの勝利が自分の功績になる。 痺れるね! 実は主人公が一番嫌みな人物像だった、気もしますが(笑)、サスペンスな読み応えで一気読みです。(4)

    0
    投稿日: 2011.11.29
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    プロのロードレースチームを題材とした物語ですが、 ロードレースの厳しさや魅力が伝わって来るとともに、 様々な人間ドラマやミステリー的な謎解きが散りばめられている傑作でした。 日本ではまだまだ数少ないプロのロードレースチーム「チーム・オッジ」。 未来を嘱望されていた陸上選手から一転して自転車競技に転向した白石は、 プロのロードレースチームに所属して各地を転戦していた。 チームのエース石尾は実力のある寡黙な選手で、 チーム内では絶対的な発言力と人を寄せ付けない雰囲気を持っていた。 エースのアシストとして自分の仕事を全うする白石。 チームのエースとして勝利をあげながらも黒い噂のある石尾。 ヨーロッパチームからのオファーの噂に心を迷わせながらも、 エースのアシストとして全力を尽くす白石の周辺では、 本人の意図しないところで様々な思惑と事件が動いていた。 そして迎えたヨーロッパ遠征の最中にその悲劇に遭遇することになる。 自転車レースとしては有名なツール・ド・フランスぐらいしか知らなかった私ですが、 この本を読んでロードレースの魅力を存分に味わうことが出来ました。 一見、個人個人が競い合っているように見えるロードレースでも、 エースを勝たせるために先頭に立って風圧を受けたり、 相手チームを攪乱するためだけに集団から飛び出して先行したりと、 「エースが勝つためなら途中でリタイアしても良い」というアシストの位置づけには驚かされました。 また、エースのタイヤがパンクしたら自分のタイヤをホイールごと渡すなど、 今まで漫然と考えていたロードレースのイメージとの違いにも驚かされました。 この本の題名が「サクリファイス=犠牲」となっているのも、 そんなアシスト達に対する想いが込められているのかなと思います。 この物語はそんなロードレースの魅力が満載なのですが、 一人一人の人間模様も巧みに描かれていて、 またミステリー小説のような謎解きの要素も随所に隠されています。 特に物語の終盤で描かれているヨーロッパ遠征でのレースの様子やその結末を読むと、 単なるスポーツ競技を題材とした青春小説ではなく、 実は物語全体がミステリー仕立ての小説だったのではないかと思えるぐらいの結末が待っています。 良い意味で読者を裏切ってくれるミステリー小説でありながら、 自転車と自転車レースの魅力を存分に味わわせてくれる傑作。 この物語を読んでロードレーサーを買って乗り始めた人がいたり、 ロードレースを観戦に行くようになった人がいるという話にも頷けます。

    0
    投稿日: 2011.11.28
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    読み終わってからタイトルに納得。ロードレーサーを主人公にした小説ではダントツに面白い。「読ませる」ということをとても意識して書いている作家さんである。

    0
    投稿日: 2011.11.25
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    「ストーリーセラー」の短編がとても印象的だったので拝読。 私自身あまり知らなかった自転車ロードレースのはなしでしたが、特徴的な戦略や駆け引き、そして選手の心の機微が、ストーリーに織り交ぜられて自然と頭に入ってくる作品で、読了する頃には自転車ロードレースを観戦したくなってしまいました。 伊豆のレースの迫力は圧巻。 読み終わった後にもう一度読み返しました。

    0
    投稿日: 2011.11.24
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    ぼくに与えられた使命、それは勝利のためにエースに尽くすこと。陸上選手から自転車競技に転じた白石誓は、プロのロードレースチームに所属し、各地を転戦していた。そしてヨーロッパ遠征中、悲劇に遭遇する。アシストとしてのプライド、ライバルたちとの駆け引き。かっての恋人との再会、胸に刻印された死。青春小説とサスペンスが奇跡的な融合を遂げた!

    0
    投稿日: 2011.11.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自分がロードバイクをやっていることもあり読んでみたが、予想以上に面白くてツボに入った。 ロードレースの内幕が描かれていることも興味深かったが、ストーリーも良い。

    0
    投稿日: 2011.11.15
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    最近読んだ中ではだんとつ一位。天邪鬼だからか、有名すぎるものは批判しがちなんだけど、すごく良かった。スポーツものとしても青春小説としてもミステリーとしても、全てがバランス良く第一級だと思う。 主人公の白石誓は、もと陸上選手。オリンピック代表を期待されるほどのランナーだったが、勝つ為の走りに疲れ、引退。たまたま知ったサイクルロードレースの"自分が勝つ為に走るのではない"アシストというシステムに惹かれ、自転車競技に転向する。 ところが、彼と同じチームのベテランエース石尾には、過去に自分の地位を脅かす若手を事故に見せかけて怪我をさせ、再起不能にしたという黒い噂があった。それを承知で次期エース 座を虎視眈々と狙う新人レーサーの伊庭。アシストの役割に満足しているのに、その実力からエース候補だと思われてしまう白石。そしてついに、再び"事故"が起きて… 大抵のスポーツに関しては常識外れレベルで無知な私が、ロードレースなんて知ってるわけなくて、でも大藪春彦賞かー読んでみたいなー、いやいやでも本屋大賞(笑)でもあるし、だめだろうなこれは。といった具合で読むか読まないかだいぶ前から悩みつつ、今回手を出してみたけど、ほんともっと早く読めば良かった。 駄作ばっかり推す本屋大賞のせいで!とか人のせいにしてみる。 確かにこれはサクリファイスというタイトル以外考えられない。でも、普通なら暗く重い言葉に聞こえる"犠牲"も、読み終えたあとはつなげるための道標のように感じられた。今すぐ続編のエデンを買いに行くことにする。 2011年06月16日 15:30

    1
    投稿日: 2011.11.13
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    好きな著者の高評価作品でありながら、「自転車レースもの」というなじみのなさに二の足を踏んでいたが、読んでよかった。自転車レースの世界(勝ち方、というか)での考え方がいささか特殊であるがゆえに成立した物語。ルールも心理がうまく絡み合った作品。

    0
    投稿日: 2011.11.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    Story Sellerの短編から読んで石尾さんに惹かれ本屋を何件も梯子してゲットしました。 この本で自転車ロードレースというスポーツにすごく興味を持ちました。読みやすく、それでいてぐっと深くまで書き込まれていて、とても楽しかったです。 しかし、読んで号泣しました。 石尾ファンとしてはあの結末は痛すぎる… 赤城さんと石尾さんが大好きで、石尾さんのストイックで不器用なところが大好きだったので。 あの二人の頼り切らない大人な信頼関係が大好きでした。 アシストの精神を石尾さんに教えたのは赤城さんで、だからこそ一緒にずっと走ってほしかった。 後輩のかわいがり方すら不器用な石尾さんを、ずっと支える赤城さんを見ていたかったです。 なんだか石尾さんらしいと思いつつも、やっぱり残念でなりません。

    0
    投稿日: 2011.11.06
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    Story Sellerを以前読んだ時になんとなくその中で世界観が1番好きで印象に残っていたのがきっかけで読んだ。 自転車ロードレースを題材にし、チーム内の人間関係を中心に描いた作品。 ロードレースに知識が全くなくても、しっかりと特性や大会の状況など理解・イメージ出来る。 ミステリー要素もしっかりとあるが、割と淡々と進んでいきスラスラと読み進めていった。 自分としては淡々とし過ぎていてあっさり終わってしまった感が少しあった。 最近長編ものを多く読んでいたせいもあるかも・・・。 ただ確かに真実は非常に衝撃的だった。 続編も出てるみたいなのでぜひ読みたい。

    0
    投稿日: 2011.11.02
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    有川浩を読み倒そうと思って読んだ「ストーリーセラー」で知った近藤史恵。 出会いってすばらしい。 先に読んでいたストーリーセラーの石尾と赤城さんの話は こっちの「サクリファイス」のスピンオフらしい。 石尾と赤城さんを先に知ってた分、この本の結末はショックすぎた。 このシリーズもののいいところは、登場人物が全員キャラ立ちしてるとこ。 みんな魅力的。 そしてなにより自転車ロードレースに興味が持てる。 今まで知らなかったし、興味もなかった自転車レースというスポーツを 知れたいい読書だった。 エアロバイクも好きになった。

    0
    投稿日: 2011.10.28
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    本の帯や事前知識無しで読んだ。読了後、ロードレースがわかったような気になってしまう一冊で、描写が秀逸でレースの駆引きやらが目に浮かんであたかもロードバイクに乗っているようだった。終盤まさかのミステーリ展開にはできすぎた感もあったがタイトルの意味がわかり頷けた。

    0
    投稿日: 2011.10.24
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    圧巻のどんでん返し4回。 スタートから結末がと思えば裏切られ、またまた裏切られ、ととにかく一気に読み切らせる素晴らしいミステリーでした。 自転車好きにはまた堪えられない題材ですが、自転車のことを殆ど知らずに書いたというのも驚きです。

    1
    投稿日: 2011.10.21
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    ロードレースのチームで起きたある事件の謎を解明していくミステリー。 レース中の臨場感に圧倒され、大変面白かったです。 こんなにもロードレースが戦略的なスポーツであるとは。 事件の真相には良くも悪くも唖然としてしまいました。 続編のエデンにも期待です。

    0
    投稿日: 2011.10.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    数年前の「このミス」上位に入っていたので注目はいたんですが、最近やっと文庫本になってブックオフに落ちてきたのでさっそくゲットした次第です。 サイクルロードレースという馴染みのない世界が舞台です、レースに勝つためにアシストという役割を受け入れ全うしようとする主人公チカ、その中で3年前に起きた事故が引き金となりチームが揺れます。そして悲劇が繰り返され… 自分も自転車が好きで…といっても通勤に使うだけですが(苦笑)片道10kmはなかなかいい運動になってます。 サイクルロードレースについての描写は興味深く、エースとアシストの役割、レース中の駆け引き、などなどこれからリアルのレースも見てみたいな~と感じたほどです。 このミスにランクされていたくらいなのでミステリー要素もありますが、ミステリーと思わないで読んだほうが楽しめると思います。主人公チカのアシストとしてのプライドには共感できたものの、自己主張しなさすぎるなぁ…とも感じました、でもアシストだからこそエースの役割に共感できる描き方で、そのあたりは筆者の力を認めるところです。 最後の最後でタイトルのサクリファイス(犠牲)の意味が明らかになり、キャラに対しての印象が一変します。スポーツを背景にした物語においてこのようなどんでん返しがあったとは驚きました。 キャラが一変したことによって現れた哀れな男女…なんとも苦い味わいが残りましたが、主人公チカはひとつ成長できたと思われ、続編に期待したいところです。

    0
    投稿日: 2011.10.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まさにこのタイトル。 その字が示すとおり、犠牲の上に立つものは その重さを背負って生きなければならない。 チーム競技としての自転車レースの性格、 主人公のさわやかさと、誠実さが この物語を展開する上で必須。 テーマは重いけど、さわやかに一気に読める青春小説。

    0
    投稿日: 2011.10.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    題材は面白かったのにいかんせん話が短い。もう少し読みたかった。死んでまで後輩を薬物違反から守るかってのも、それまでに全くそういった描写がなくちょっと唐突というか無理がある展開な気がした。

    0
    投稿日: 2011.10.11
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    ~1024 第一章 チーム・オッジ 第二章 ツールド・ド・ジャポン 第三章 南信州 第四章 富士山 第五章 伊豆 インターバル 第六章 リエージュ 第七章 リエージュ・ルクセンブルク 第八章 惨劇 第九章 喪失 第十章 サクリファイス 終章

    0
    投稿日: 2011.10.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ロードレースを題材にしたスポーツドラマ。レース描写(特に戦略の奥深さに驚き!)の 迫力はもちろん、チームのエースの余りに不自然な事故死を巡りミステリー、 その背後にある登場人物の心の葛藤を描いたヒューマンドラマとしても一級でした。 /// 主人公の白石は、チームのエースである石尾を勝たせるためのアシスト。 アシストは、エースを勝たせるため、エースの前で走って空気抵抗を引き受け、 エースのバイクがパンクすれば自身のバイクを差し出す、文字通り黒子役。 白石はツール・ド・ジャポン(全5日間)の2日目に、各チームの戦略が微妙に すれ違う中、マイペースな走りが功を奏し、幸運にも1位入賞を果たす。 喜びの中、チームの同僚が白石に囁く「石尾さんは、3年前、頭角を現し始めた 新人を事故に見せかけて再起不能にしたことがある、注意しろよ…」。 その後、白石はコンスタントにタイムを刻み、4日目の段階で石尾を押さえて1位に。 海外チームのスカウトも来ているらしいとの噂も出る中、白石への注目は弥が上にも高まる。 ところが、5日目のレースで石尾のバイクがパンク、白石はアシストとして、 遅れた石尾の前を走る役割を引き受け、石尾の総合優勝を見事にサポート、 しかし、自身の順位は10位までに落としてしまう。 ただ、この働きと実績が評価され、白石は海外遠征のメンバーに選ばれる。 そして、初日、白石は他チームの牽制役としてレースの先頭集団を引っ張るが、 肝心の石尾のペースが遅い、そして、ついには石尾がクラッシュしたとの連絡が入り、 試合は中止に。。。 チーム全体が意気消沈する中、白石は各自から聞いた話を思い返し違和感を覚える。 海外遠征コースの観客に、石尾に再起不能にさせられたという選手がいたこと、 石尾はレース中にその選手は会話を交わした後、笑っていたとういこと。 そして、ほとんど飲まれていなかった石尾の給水ボトル…。 全ての事実を繋ぎ合せた後に浮かび上がる真実は、石尾のエースとしての、 アシストの犠牲の上に勝利を掴んできた選手としての非情なまでの覚悟。 ただのスポーツドラマとして片付けるにはもったいない、とても熱い作品です。

    0
    投稿日: 2011.10.09
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    徹底的に無駄のない、そして深い理解のできる、すばらしい文章。 前半はロードレースを爽やかに紹介するものとして読んでいたが、後半から一気にミステリーに染まっていく。そのスピード感も非常に心地よい。 そして、読んでいる間に何回も何回も予想を裏切られる快感。 ミステリーとしても、日本ではマイナーなスポーツを紹介する小説としても、傑作であることは間違いない。

    0
    投稿日: 2011.10.04
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    結局どういうことやったんや!?て思った。。。 競技自転車にプライド持ってるっていうことの話でいいのか。 でもなかなかにおもしろかった。

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    投稿日: 2011.10.01
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    なかなか面白かった。実は青春スポーツ小説かと思って読み始めたのですが、後半からミステリー色を帯び始め、あれ、これはミステリーだったのかと・・・。(笑) 自転車ロードレースの世界など知るよしもありませんでしたが、この小説を通して、こんな面白そうな世界もあったのかと知りました。ただのスプリントでないところがまたいいですね。 自分みたいな素人に対して、そうした空気を実によく伝えていると思われ、その躍動感と疾走感がとても爽快でした。その短い文章のフレーズで駆け抜けていった感じがします。 ミステリー的な所もこれはこれでいいのですが、むしろこのままロードレースの人間模様一本でいっても良かったような気もします。ミステリー調となったことで(?)、あの最後はあり得んだろうとか(純粋ミステリーの最後ならまあいいかなと)、香乃の存在が魔性的にもかかわらず少し弱いとか(笑)、またあの爽やかな疾走感も後半別な空気となってしまって、自分としては少し残念だったような気がします。レースがネタにもかかわらず最後のアレが無いのも残念な気がしました。 まあ、ですが気晴らしに読むにはサイコーな娯楽小説だと思います。本題は3重くらいの意味が込められていますかね?

    15
    投稿日: 2011.09.28
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    エンタメ小説として最高の作品だと思う。前半すこし説明過多かな、と感じたが中盤からそんなことを忘れさせる怒涛の展開で、一息に読んでしまった。 たまたま自転車に興味を持ち始めたときに読んだのも良かったかも知れない。 ともあれ普遍的なテーマもふんだんに散りばめられているので、誰でも楽しめる作品だとは思う。

    0
    投稿日: 2011.09.28
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    読みやすいし、面白い。 自転車のレースなんて、やったことも見たこともないのに、すごい臨場感が! 誓の葛藤にも引き込まれました。 先にstory seller の短編と、サヴァイブを読んでいたのですが、すごく楽しめました。 エデンも期待しちゃいます♪

    0
    投稿日: 2011.09.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    白石が、勝利に固執しない、スポーツ集団のいざこざに巻き込まれない冷めた性格から、自分の本質と向き合い、欲がでてくる過程など、 ただのスポ根ではうまく表現できない心理描写ができるが、ロードレース中の描写などは本格的なものである、という絶妙なラインの小説。 最後はサスペンス。自分の欲が一番表にでるスポーツの世界で 普段がどんな性格の人でも豹変する、と身の上を通して理解している白石が真相に近づいていく。真相にたどりつくまでにいろいろな説が出てくる。それに対する白石の絶望、後悔、などの心情描写もうまい。

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    投稿日: 2011.09.26
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    「サクリファイス」近藤史恵。自転車レースの話。Amazonでの評価は高いけどあまり好きではなかった。レース中に大事故が起きるんだけどその理由がちょっと大げさだなぁと。責任感強すぎ。 二回目読んだら内容忘れてたけど前回より楽しめた。

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    投稿日: 2011.09.25
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    自転車レースの世界ということでとっつきにくいかと思ったが、初心者にもわかり易く書かれており、面白かった。ミステリ部分はやや弱いが、自転車レースに不可欠な「サクリファイス(犠牲)」の精神が、物語のテーマとつながっていてうまいと思う。

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    投稿日: 2011.09.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    出版社 / 著者からの内容紹介 ただ、あの人を勝たせるために走る。それが、僕のすべてだ。 勝つことを義務づけられた〈エース〉と、それをサポートする〈アシスト〉が、 冷酷に分担された世界、自転車ロードレース。 初めて抜擢された海外遠征で、僕は思いも寄らない悲劇に遭遇する。 それは、単なる事故のはずだった――。 二転三転する〈真相〉、リフレインの度に重きを増すテーマ、 押し寄せる感動! 青春ミステリの逸品。  =================== 自転車ロードレースがメインなのでスポーツが絡むと 俄然興味が失せるわたしには向いてないと思ったのに面白かったです。 レースだけに読んでる時に「疾走感」があるし ページが薄いので1時間程度で読了出来ました。 ロードレースを知らない人には「そうなんだ」と理解できるし ファンの人には「そうそう!」と共感を得られる 話だったんじゃないかと思います。 ただ、ミステリ度はそれほどなく、意外性も衝撃もないし わたしとしては「そんな人おるやろか」と被害者の動機について リアリティを感じなかった。 あと、どのキャラも好きになれないタイプだったので 感情移入が出来ず、それほど感動はしませんでした。 でもこれは私がスポーツがあまり好きでないせいかもしれない。 他は主人公の彼女のエピソード云々はなくてもいいんじゃないかと。 最初の方は「彼女関係で何かいわくつきの事件がある?」と 期待しただけに、結局「ただの失恋」だったので拍子抜け。 彼女が登場したらしたで不思議ちゃんっぽい感じに 何か秘密でもあるか!?とこれも大期待してしまった。 でもそれも「ただ単にそういう子」だっただけだし… 伏線じゃないけど気になる箇所を作りつつ普通のオチなのが 途中が面白かっただけに残念でした。

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    投稿日: 2011.09.15
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    ロードレースのことは何も知らなかったが、非常におもしろく読めた。レースの臨場感が何とも言えず、先が気になって一気に読んでしまった。ロードレースを見てみたいと思った。

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    投稿日: 2011.09.15
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    流れるように読んだけれど、ぜひもう一回じっくり読みたい。 あとがきにも他の人のレビューを見ても同じことが書いてあるけれど、自転車競技に関して全くの無知でも臨場感を目一杯感じることができる。 自転車競技のみならず、人はいかなる時でも何かに支えられて立っていて本当に自分ひとりの力で立っている人はいないに等しいと思う。 その何かが誰かの犠牲であるという可能性も十分にあって、じゃあそんな時、支えてもらっている人間はどうすればいいのか。。。 とてもじゃないけど、そんなすぐには石尾さんのような人間にはなれないと思いながらも憧れずにはいられなかった。

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    投稿日: 2011.09.01
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    自転車ロードレースのスポーツ物かと思いきや後半は二転三転のミステリーも楽しめて面白かった。駅伝みたいにロードレースにもいろんな駆け引きがあったとは知らなかった。

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    投稿日: 2011.08.27
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    自転車ロードレースを知らない女性も楽しめる! 日本ではマイナースポーツである自転車ロードレースを舞台にしたサスペンスが大藪春彦賞を受賞したのは2008年。随分以前からツール・ド・フランスがNHKで放送されていて、マイヨ・ジョーヌやマイヨ・グランペールを着込む誇らしげな選手の姿、そしてそれを全員でサポートするチームメンバーの献身さを目の当たりにして、「変わったスポーツだなぁ」と子供ながらに思ったものだ。 そんな世界を全く知らない人がこの作品を手にしてしまったら、あっという間に近藤ワールドに引き込まれてしまうだろう。複雑なチームスポーツを初めての人にもわかりやすく説明しながらも、その中でサスペンスを構築するというのだから、近藤史恵さんの才能には恐れ入る。 ストーリーは山岳コースをノンブレーキで一気に下るようなスピード感で展開され、「もう終わり?」とオネダリしてしまいそうな心地よさ。それはロードレースの臨場感とサスペンスの緊迫感が見事なまでに融合しているからだ。男性にも女性にも、ロードレースを好きな人も知らない人も、どんな人でも楽しめる作品だ。 続編となる「エデン」は、3年後の主人公・誓がツール・ド・フランスで活躍しているという設定らしいが、完全な自転車競技物語に徹してしまっているという。そもそもロードレース色とサスペンス色が融合されているいうことが奇跡に近いわけで、ロードレース一色になったとしても落胆する必要はないだろう。第3弾となるスピンオフ的短編集の「サヴァイヴ」まで一気に読んでみたい。

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    投稿日: 2011.08.25
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    自転車ロードレースでミステリー? この方はロードレースを使っての作品が多いが 自転車競技に興味がなくても心理描写がうまく大変楽しめました。

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    投稿日: 2011.08.24
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    おもしろかった~! 最近読む本あたりばっかりでうれしい^^ ロードレースなミステリーで人間関係がごちゃごちゃ絡んできてとってもふかーいです ただ勝つだけじゃないっていうのがまた醍醐味なのかな~ 勝利は一人のものじゃない! 最後の方まず一回石尾さん・・・!ってなってどんでん返しでもう一回石尾さん・・・・・!!!ってかんじだった 意味がわからないね笑 主人公が割と勝利に固執しない質というかクールだけどかっこつけないせいか伊庭君の影が割と薄くてかわいそう チーム内での自分のポジションを間違えちゃいけないって雰囲気がちょっとこわかったなあ 最初半身不随はまずいでしょ・・・とか思ったけどやっぱり薬物やってたにしても半身不随はやりすぎでしょ・・・^^; 自分より上のひとたちがいるところでアシストとしてっていうのが好きとか自然との戦いなとことか自転車ってけっこうマゾなにおいするスポーツだなあ・・・ 足とかムキムキそう~

    0
    投稿日: 2011.08.21
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    ロードレースを舞台にしたスポーツものとしてもミステリーとしても面白かったです。後半は止まらず一気読み。長編としては短いけれど内容が充実していたので「あー小説読んだ」の満足感。文章も平易だけど陳腐でなく好きです。

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    投稿日: 2011.08.20
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    自転車ロードレースのストーリー。自転車の事など全く知らないのですが面白く読めました。ロードレースはチームプレイで、其々の果たす役割があるのだということが、ただ1位でゴールインすることが目的でない事がよく分かりました。主人公がトップを目指すエースではなくアシストする役割である事がよかったです。チーム内の葛藤なども分かりやすく伝わってきました。続編の「エデン」が楽しみです。

    1
    投稿日: 2011.08.17
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    ロードレース×サスペンス。珍しい組み合わせ! 読んでる時の疾走感と、読み終わった後のスッキリ感がいいね。

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    投稿日: 2011.08.14
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    スポーツもの?青春小説?サスペンス?読み進めるうちに、すっかりこの世界感に魅了されました。疾走感のある展開。爽やかな読後感。傑作です。

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    投稿日: 2011.08.11
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    ロードレースを舞台にしたスポーツ小説。 評価がいいから読んでみたけど,僕はあんまり面白く感じなかったな。 話の展開で無理やりこじつけてる感があった。

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    投稿日: 2011.08.05
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    ストリーセラーの赤城と石尾の物語を先に読み、サクリファイスを読みました。私の知ってる石尾となんかちがう?という違和感とともに読み進め、まさかの展開で…。先に石尾と出会ってたからかとても切なくて、でもやっぱり石尾だった事に安堵しました。 物語は本当に面白かったです。 何度も読み直しました。久しぶりにこんなに物語の中にどっぷりはまり込む本に出会えました。 サクリファイス、犠牲・生贄とかいう意味ですよね。あまりに重いタイトルだと思いました。

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    投稿日: 2011.08.01
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    これは!! ロードレースってこんなスポーツなんだ。その性格がよくわかる。さらに事故の真相にうなる。

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    投稿日: 2011.07.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ロードバイクを始めてから思ったのだけれど、スピードを体でひしひしと感じるのってすごいアドレナリンがでると同時に「落ちたら死ぬ」っていう死と紙一重の感覚をすごい感じるようになった。それを踏まえてこの本を読んだのだけれど、正直落車シーンがしばらく頭から離れなかった。そのくらいレース感覚がリアリティあったし、サスペンス的な一面もおもしろかった。悲しい話ではあるけれど、前を向いたエンディングでよかったと思う。 あと、主人公の元カノは何もしてないし、話をごちゃごちゃさせただけで個人的には嫌いだわ笑

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    投稿日: 2011.07.26
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    一気読みしてしまった。 ロードレース自体は「茄子アンダルシア」という映画で知っていたが、その競技の特徴はイマイチだった。 そんなこと知らなくても、その世界の真剣さ、厳しさ、そして石尾さんの魅力に引き込まれてあっという間に走りすぎてしまった。

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    投稿日: 2011.07.25
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    自転車ロードレース世界を舞台にしたミステリ? 最初は、スポーツものとして読んでいたが、途中からレース中の事故原因が肝となり・・・・ ここまでストイックな人はいないと思うが、ロードレースの世界観が伝わり面白かった。

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    投稿日: 2011.07.25
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    facebookで薦められたのをきっかけに、手にとって見ました。 非常に面白かったです、一気に読んでしまいました。 ツール・ド・フランスなどに代表される自転車競技、 ロードレースを舞台にした、ミステリーになるのでしょうか。 ちなみに自分はロードレースはさっぱり知りませんでしたが、十分に楽しめました。 抜けるような青空を背景にした山と夏雲、そして蜃気楼。 そんなイメージが自然と浮かんできました。 全ては”チーム”のために、それが故に、、

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    投稿日: 2011.07.24
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    自転車レースを題材にしたミステリ小説だが、 ハードボイルドの要素も押さえられて、大藪春彦賞受賞も納得の内容。 “男の嫉妬” は、やはり醜い。。。

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    投稿日: 2011.07.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自転車ロードレースを知らなくても楽しめる。個人的にはもっと掘り下げて上下巻とかにしてもよかったと思ったので星4つ。 伊庭クンとそのアシストをするチカちゃんの走りをもっと見たかった!今後に期待。

    0
    投稿日: 2011.07.10
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    読みごたえがあった。 自転車競技の謎も、少し解けたかんじ。 主人公の人柄に好感が持てる。 ガールフレンド、主人公を振ったときや、結婚相手や…う〜ん、やはり主人公とは釣り合わない。

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    投稿日: 2011.07.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    普通の自転車レースのドラマ、だけではない。 短いのですぐに読めてしまいますが ロードレースの駆け引き、心理が出ていて ドラマとしてもGOOD またその心理描写からの展開も「お!?こうくるか」という 流れでよかった。 短いので不完全燃焼するかと思いきや すっきりと終わってとてもいいと思います。 続編があるらしいので読んでみようと思います。 #でもこの終わり方で続編はどうなるんだろうか

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    投稿日: 2011.06.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ロードレースになんてさっぱり興味もなかったし、 どういうものなのかもわかってない状態で読みましたが、 すんなり物語りに入れて、なおかつロードレースのことまでわかり、 そしてとても良い本に出会えました。 ロードレースが団体競技だったなんてしりませんでした(笑) 色々な駆け引きや想いを繋いでいってる競技だったとは、 目から鱗です(笑) 最後はホロリとしそうにもなり、ミステリーの要素もあり、 大変面白かったです。

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    投稿日: 2011.06.27
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    ロードレースについて全く知らなくても面白く読めた。良い意味で何度も裏切られた感じ。久しぶりに一気読みした作品。

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    投稿日: 2011.06.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ストーリーセラーの「プロトン」が面白かったのと、続き(?)があると知ったので。あの二人も出ているけど、どちらかというと主人公は新人の白石と伊庭かな?なんとなーくイシオにシライシにイバと名前が似ているように感じて、混同したのはここだけの話。それはておき、チカは純粋でも無垢でもないけど、なんか人間のグログロとしたことはさておき、単純にロードレースを楽しみたい。という気持ちはわからいでもない。それにつけても、こう。なんとドス黒い気持ちがうずまいていることやら。

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    投稿日: 2011.06.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    すごい本だ! 自転車が好きとはいえ、ロードではなくクロスバイク派だったので、本書の評判は聞きつつも、何となく今まで読まずにいた。 だが、馴染みの薄い世界が舞台ながら、息詰まる展開に一気読みさせられる面白さだった。 主人公の白石の魅力も去ることながら、本書のタイトルを体現している(ロードレースという競技に文字どおり己を捧げた)石尾は、強烈な印象を残してくれる。 石尾の志を受け継いだ、白石の今後が楽しみである。 読み終えて、嬉しいことと残念なことがひとつずつ。 嬉しいのは、続編の「エデン」がすでに出ていること。残念なのは、その「エデン」がまだ文庫化されていないことだ。

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    投稿日: 2011.06.11
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    自転車のロードレースをめぐるお話。スポーツとしてのロードレースの面白さを描くと同時に、ミステリーの要素も存分に散りばめられています。 で、感想はと言うと、面白かったの一言。畳み掛けるように謎が明らかにされると同時に、それぞれの人物がもつ「想い」も明らかにされ、読みながら鳥肌が立ちました。「サクリファイス」というタイトルの意味も、最後まで読んだときに深みをもって感じられます。 いやー、久々のヒットでした。前評判が良いのもうなずけます。

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    投稿日: 2011.06.08
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    StorySellerの近藤さんのお話が凄く好きだったので購入。 もっと、もっと色んな人に読んでほしいと思うくらい良かった。 たくさんの人に薦めたい一冊です。 7/5 二回目読了。

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    投稿日: 2011.06.03
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    自転車ロードレースの話。 私としては全然不案内な世界だったけど そういうことも気にならずさらっと読めた。 ロードレースってとても過酷でハングリーだと思った。 一見すると個人競技に見えるけれど  栄光の陰には「アシスト」と呼ばれ エースに有利に働くためにレースを動かす役回りの選手がいる。 エースでありたいという野望とアシストに甘んじ続けることの葛藤が渦巻く中で懸命にペダルを踏む選手たち。 そんな葛藤が生んだ過去の事件がもとでまたさらなる事件が起こる。 紳士のスポーツと言われるロードレース。 それを真摯に(シャレたつもりはないんですが^^;)受け止めたエース石尾の決断はすごかった。 これこそスポーツマンの鑑と言えるのかもしれない。 でもあまりにもシビアだ。

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    投稿日: 2011.05.27
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    自転車レースを舞台にした、ミステリー混じりの人間ドラマ。これは面白かったなあ。久々の一気読み。タイトルも深い。

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    投稿日: 2011.05.26
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    自転車ロードレースの小説ですね。 どんなルールなのかも全く知らなかったので読んで理解できるかと思いました。 しかし、よく描かれています。 全くの素人でも引き込まれるように読破しました。 サクリファイスとは、 いけにえ、捧げもの、犠牲という意味があります。 チームは、エースを勝たせるためにアシストします。 平坦なロードでのアシストや上り坂でのアシストなどそれぞれに得意なメンバーがエースを勝たせるために他のチームと駆け引きをするわけです。 エースの勝利はチームの勝利。 サクリファイスな人生、生き方もあるんだなぁ、とため息が出ましたね。

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    投稿日: 2011.05.24
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    自転車ロードレース+サスペンスと言う新しい切り口のストーリー。 ロードレースの事が分からなくても自然に、まどろっこしい説明口調ではなく理解出来る書力は素晴らしいと思う。 サスペンス作家なのだが、サスペンス抜きにしても読み応え十分だと思った。 早く続編読みたい〜!でも近くの本屋に売ってない…(泣)

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    投稿日: 2011.05.15
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    『StorySeller』の外伝から入りました。ロードレースについてはコミックの『弱虫ペダル』を読んでいるので用語や描写の把握がしやすかった。

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    投稿日: 2011.05.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「Story Seller」シリーズで近藤史恵先生の短編に興味を持ち、本屋でなんとなく近藤先生の本、つまりこの本を手にとってみたのですが、そこで初めて、この本のほうが『本編』であり、「Story Seller」シリーズに載ってた短編が『外伝』であることを知りました。 『外伝』を先に読んでしまったせいか、石尾と赤城の出番が少ない事に物足りなさを感じてしまいましたが、主人公の白石が穏やかな好青年だったおかげか、抵抗なく最後まで読めました。 でも、やはり『外伝』の影響で石尾と赤城への思い入れの方が強かったので、この本でも2人の動きに強く注目していました。 この本では、石尾と赤城の接点は少ないですが、どうも主人公視点では見えないところで一緒に行動していたようですね。 マルケスから話を聞いた赤城が、それを伊庭以外のチームメイトに伝えて、赤城か石尾のどちらかが監督に頼んで部屋割りを変更させ、その後おそらく赤城と石尾は同じ部屋で作戦を練り、そのあと石尾のタイヤをパンクさせる作戦を起こしたという風に見えました。 主人公の白石よりも、石尾と赤城の動きを気にしてしまうあたり、やはり私にとっての【本編】は、『外伝』のほうなのだと感じました。

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    投稿日: 2011.05.11
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    登場人物、プロット、台詞、何をとっても完璧である。 特に主人公の、アシストとして生きることの心情や葛藤がうまく描かれている。 生きてきた以上、自分が一番大切で、できれば主人公でいたい。優秀にみられたい。学校でも職場でも一番でいたい。 しかし、そんなことは無理で、ここにうまく気持ちを折り合いをつけないと屈折していく。 何によって折り合いをつけていくのだろう。 卑下も言い訳もなく、ただひたすらに自分を知り、自分のあるべき姿を願い、強い意志と忍耐でそれに向かって行くしかないんだろうと思う。 言い訳がしたくなったり、自慢したくなったり、泣き言を言いたくなったりしたとき、白石誓を思い出すといい。

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    投稿日: 2011.05.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    独特のルールやマナーなど、初めて知った自転車ロードレースの世界にちょっと興味をひかれました。 その中で、勝負よりアシストとして「走ること」自体に意味を感じるぼく。 それぞれの役割、微妙な人間的距離感や葛藤も、その文体からか、自転車のイメージそのままにベタつかないサラリとした感触の読み味でした。 終盤、畳み掛けるように謎解きの部分が出てきますが、ジャンルに囚われず読むのがおすすめです。

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    投稿日: 2011.04.30
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    表題となったサクリファイス(sacrifice)は、和訳で犠牲等を意味する言葉。ツールドフランスなど自転車競技(ロードレース)においてエースを勝たせるために走るアシストとしての役割を与えられているプロチームに所属する主人公を軸に物語が展開します。自転車競技に関する知識が無くても物語を読んでいくうちにいつの間にか分かっているように楽しめ、レースシーンのスピーディな展開などがテンポ良く描かれているため、あっという間に読めてしまいます。中盤までは「どこがサスペンスなのだ?」と思ってしまいますが、いいところで2転3転するストーリの作りにも好感が持てます。最後まで読むと表題になった言葉の意図がじわじわと感じられます。

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    投稿日: 2011.04.26
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    ちょっとかっこよすぎるんじゃないでしょうか!だが、面白い。 ロードレースのこと知らなくても全く問題なし。

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    投稿日: 2011.04.25
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    2011/4/24読了。ロードレースについては弱虫ペダルを少し読んだくらいの知識しかなかったが楽しめた。内容は割と重たいが読み味はライト。大藪春彦賞受賞作。

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    投稿日: 2011.04.24
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    ロードレースを見るのが好きなので、手に取ってみましたが・・・ というかんじでした。 読みやすさはあると思いますが、 ちょっと盛り上げるためにやりすぎ?という違和感もあって 評価は下げました。

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    投稿日: 2011.04.22
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    私は書店で働いていて 一緒に働いている方たちに 薦められ読みました。 「サクリファイス」って犠牲って意味なんですね (自転車の用語かと思ってた 笑) 内容は ロードレース×青春×恋×ちょっぴりサスペンス といった感じで、テンポよく進んでいきます。 薦められたときに言われたのですが 本当に「自転車の知識がなくても読める」 おいてけぼりにならないので 一緒に走っている気持ちで読める。 私は本当にロードレスのことなんか なにも知らなかったのだけれど あれって団体競技だったのね。 タイトルにもなっている――犠牲 なぜこの清々しいスポーツが舞台のこの本に そんな意味のタイトルがつけられたのか。 それが分かった時は、 スポーツって奥深いんだなぁと感慨深い気持ちになった。 続編も出ているので、ぜひそちらも読んでみたい。 これはだれが読んでも読みやすく面白いと思いますので 「万人受け」と評価します。

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    投稿日: 2011.04.20
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    ぼくに与えられた使命、それは勝利のためにエースに尽くすこと-。陸上選手から自転車競技に転じた白石誓は、プロのロードレースチームに所属し、各地を転戦していた。そしてヨーロッパ遠征中、悲劇に遭遇する。アシストとしてのプライド、ライバルたちとの駆け引き。かつての恋人との再会、胸に刻印された死。青春小説とサスペンスが奇跡的な融合を遂げた!大藪春彦賞受賞作。

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    投稿日: 2011.04.18
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    ロードレースの知識が無くても楽しく読むことができた。2008年の「このミステリーがすごい」にランクインしていたので、推理小説のような謎解きを期待していたけど、ミステリーとしてはあまり大した謎もなかった。まぁ、それでもこの物語が読みやすい点とロードレースの展開が面白い点だけでも★5つに値すると思う。

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    投稿日: 2011.04.15
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    近藤史恵ははじめて。 プロフィールを見ると ずいぶん書いている。 大藪春彦賞受賞。 読み始めた。 すっと世界に入れた。 文章が簡潔でうまい。 ミステリ作家。 しかし、このお話は青春自転車小説 といっていいだろう。 主人公の白石は日本のロードレースチームの一員。 解説調でなく、自転車競技とは何かが さりげなく書かれていく。 主人公とチームメイトが紹介されていく。 競技のシーンがドラマチックに描かれていく。 それらが無理なく、絶妙な構成で話されていく。 表題のサクリファイスは犠牲の意味。 ロードレースはチーム戦。 エースのために他のメンバーは犠牲になる。 エースがパンクすれば、タイヤを差し出す。 そこには当然濃密な人間関係がある。 白石はこうしたエースでない役割に満足している。 期待されるのが嫌ということか。 しかし、山が得意で意外なことから 徐々に期待されていく展開になる。 さらに昔好きだった彼女も出てきて ちょっと恋愛モードも入ってくる。 主人公の白石をはじめ エースの石尾など それぞれの個性が立っている。 そして、ずっと読み応えがある ロードレースの中で 主人公の白石は成長していく。 それだけでも大満足なのに、 ベルギーのリエージュの海外大会で 事件さえ起こる。 しかも、その謎解きがまた なかなかに驚嘆させられる。 大藪賞納得の◎。

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    投稿日: 2011.04.12
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    自転車ロードレースの世界を舞台にしたミステリ。某『ストーリーセラー』さんの御紹介により、今更ながら読んでみました超人気作。いや〜、こりゃ売れてるわけだわ。うん。このようなマイナー競技(失礼!)を、こんなステキな作品に昇華させることができるなんて。近藤先生、すごい。これを読んだら、いきなり自転車ロードレースのツウになった気がします。見たことないけど。今度機会があったら見てみよう。

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    投稿日: 2011.04.11
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     サクリファイスは、犠牲と言う意味か。自転車ロードレースを舞台に展開するミステリー作品。面白くて一気読み。  自転車ロードレースと言うマイナースポーツが舞台なので、多くの説明が必要でストーリー展開が鈍るのでは?と心配しましたが、スパッと違和感なく、かつ情景描写がリアルに進んで行きます。  単純なミステリーFANが読んでも、十分に面白い作品だと思います。  このミステリーを読む事で、自転車ロードレースが分かると言いきっても良いと思います。(実際に自分自身、コレ読んで知ったことがある)  最後のアレがこう、とか書きたいですが止めます。 近藤さんの著書は初めてでした。違う著書にも興味が出た。 外伝として「プロトンの中の孤独」と言うものが存在するようで、これも探して読んで見たいと思います。 追記:続編「エデン」のレビューはこちら http://booklog.jp/users/kickarm/archives/410305252X 更にその続編「サヴァイブ」は2011年6月に出版されました。(まだ未読)

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    投稿日: 2011.04.07
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    サクリファイス。犠牲。 最初読んだ時はエースのためにアシストすることが犠牲なのかなぁと思って読んでいたけど、その犠牲のためにエースが払う犠牲もある。犠牲があって実現する勝利。 その勝利は一人だけのものじゃない。 ゆえに重みを増し、尊いものになる。 だからロードレースの勝利は、人を惹きつける。 やっぱり誰かのために自分の身を犠牲にする瞬間、人間は一番美しく、そして力強く、己の生命の炎を燃やすんじゃないかなって思った。

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    投稿日: 2011.04.07
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    父からポン、と渡されて、夜だったけれど読み始めたら止まらなくなって、ノンストップで読んでしまいました… 冒頭部分と途中の雰囲気が違っていて少し戸惑いましたが、二転三転するラストで全部つながって、感動しました! 題名の意味を英和辞典で調べたら…なんかズバリですね。

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    投稿日: 2011.03.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読後おもわず、このような崇高な心理の合戦、それに肉というアナログが噛み合わさる偉大なスポーツを認知していなかった自分の今までの人生の時間消化がもったいないと思わされた。それほど衝撃的だった自転車ロードレースというスポーツ。 しかしこの話、なにも自転車ロードレースに切磋琢磨する屈強な男たちの物語ではない。そのスポーツをいい苗代にして描かれる人間の持つ普遍的なテーマについて話される物語だ。 その普遍的なテーマを取り扱うにあたりこのスポーツを苗代にした筆者の勘のよさ、筆力に驚く。後半の怒涛のサスペンス展開に驚く。そして、自転車を駆る男たちの周囲や頭上に広がるであろう樹木の連なりや透き通る青空の想起にまた驚く。テンポのよさも相まって良作であると思う。 一つあえて苦言を呈すと、サスペンス要素を演出するために二段階三段階のひねりはあえて必要だったのだろうかは思うが。しかしながら「読ませる」「惹きこむ」展開力はスペクタクルであろうと思う。

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    投稿日: 2011.03.19
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    ロードレースが少しでもわかるかなと思って読んでみたけど、ロードレースの人間ドラマが面白かった。ロードレースのすばらしさも凝縮されていて、読んだ後、じんわりきました。

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    投稿日: 2011.03.13
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    新潮文庫「Story Seller」の中の一編「プロトンの中の孤独」を読んで、一気に魅せつけられた。 どうやらこの「プロトンの中の孤独」は「サクリファイス」という小説の外伝らしい、ということを知り、迷うことなく手に取った。 ということで読んでみました。 かなり期待をしていたんだけれど… あっさり裏切らせた。 期待していたよりも、ずっといいよ! 大当たり!めっちゃヒット! スポーツものの小説って、気付いてみたら今まであんまり読んだこと無かったかも。 臨場感や駆け引き、レースの中で繰り広げられるドラマ、そして、勝負の顛末。 もう、それだけでも面白いのに、後半は一変してミステリーへと嗜好は移行してゆく。 ある人の不可解な行動。 謎が解き明かされていくにつれて、同時に見えてくる、その人が込めた思い…。 読み終えた後には、サクリファイス(犠牲、生け贄)のタイトルの伝えたかったことが、ずっしりと響いた。 読んでる間、先が気になって、しかも全然どうなるか予想できなくて、早く次が読みたいと、気持ちが高揚していた。 繰り広げられる駆け引きや、頭脳戦。 それを観ているのは、とても気持ちがいいし、その結果が意外なものだと、二度、気持ちいい。 昔、貰い物のロードレーサーで、オホーツクサイクリングっていう212kmを走る競技に、毎年自分も出ていたこともあったから、共感できるところも多かった。 (といっても、僕が出ていたこの競技は順位を競うものではなくて、ただ完走を目指すものなので、そこまで過酷ではないが。…といっても212kmだ。いくつも山を越えるし。) これは外伝も含めて、思いっきり楽しめる作品だと思う。 (外伝になると、質が落ちるものも多いが、これは外伝を読むことで、いっそう面白い。) 「Story Seller 2」「Story Seller 3」でも、また別の外伝があるみたい。 すっごくいい作品だった! じぃんときた。

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    投稿日: 2011.03.10