
総合評価
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powered by ブクログこれだけ有名なのに読んだことも見たこともなかった。こういう怨霊ストーリーはドラマチックでメロドラマチックで面白い。面白いのがやっとわかった。 後れ馳せながら日本の妖怪とか怨霊ものははまるね
0投稿日: 2025.09.20
powered by ブクログ再読。 夢枕獏さんの文体による独特の雰囲気があり、さらに時代特有の怪しさもあり、雰囲気充分で楽しめた。 キャラも魅力的。
0投稿日: 2025.09.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
映画の内容は全然なかったな。 博雅と晴明がはじめて出会ったという設定だったから、陰陽師0だったのか。 面白かったけど、結構、おどろおどろしい。
0投稿日: 2025.08.15
powered by ブクログ大シリーズとなった夢枕獏氏の陰陽師の第一作である短編集。同じ主要登場人物が繰り返し出てくるのに、毎回説明を加えるなど、ビギナーに親切な作りなので、途中から読み始めても、疎外感がない。面白さに加え、こういう親切さが大ヒットシリーズの源泉となっているんだろうか。
0投稿日: 2025.08.01
powered by ブクログもっと暗く難しい話なのかなと思ったが晴明と博雅の2人の世界感がホッとするし、男子校正のような掛け合いが面白い。 図書館でたまたま陰陽師が目に入り、万城目学さんの鴨川ホルモーで陰陽師安倍晴明の名前が出てきたので気になり読んでみたら鴨川ホルモーにも少し似た感じがあり面白かった。 シリーズものと知って次の作品を読む楽しみができました^_^
0投稿日: 2025.07.23
powered by ブクログ映画やドラマは観たことあるが、原作は今回初めて読んだ。清明と博雅のやり取りがすごく面白い。互いを認め合うバディ感がたまらない。そしてふたりともカッコいい。野村萬斎と伊藤英明で脳内変換した。 お気に入りは「鬼のみちゆき」。謎が鮮やかだし、妖物の目的が切なくてグッと来た。 ※読了(2024/04/30)
18投稿日: 2025.07.10
powered by ブクログさらっと読めた。 面白さはよく分からなかったが、続編をもう少し読んでみたいと思った。 清明と博雅の2人の掛け合いは、良かった。
0投稿日: 2025.06.16
powered by ブクログ文春文庫50周年×映画「陰陽師0」のカバーで、 山崎賢人さんが。 ---------------------------------- 物語は 時空(とき)を超えて ---------------------------------- 社内の仲良い人からおすすめいただいた一冊です。 映画も見ず、漫画も読んだことないのですが… 小説で正解でした。面白かったです。 6編の短編集です。 「蟇」は夢中で読みすぎて 通勤電車で乗り過ごしかけました。苦笑 自然、人、動物…どんなものにも起こり得る。 前知識もないまま読みましたが、 全体を通して思ったのは、 文字数は少ないのに、 読んでる最中に浮かび上がってくる情景が圧倒的で、 頭の中で景色が鮮明でした。 主要人物の安倍晴明と博雅の関係も良くて。 あっという間に読み切ったのですが、 最後に昭和63年刊行とあって、 そんなに前のものなの⁉︎と驚きました。 全く古さを感じませんでした。
8投稿日: 2025.01.31
powered by ブクログ続刊多いからとりあえず1作目だけ読むか、という軽い気持ちで読んでみたらシリーズ化した理由が分かった。これは楽しい。しかも、ものすごく読みやすい。私がいちばん好きな一話完結短編集です。 「ゆこう」 「ゆこう」 そういうことになった。 のくだりがとても好きで、文面だけだとまったりしてるのに、さあ始まるぞ!と心が踊ります。不思議で怖くて、エログロのようでいて楚楚としている。面白かったです!
2投稿日: 2024.12.06
powered by ブクログ131冊目『陰陽師』(夢枕獏 著、1991年2月、文藝春秋) 映画や漫画など、様々な形でメディアミックスされている大人気怪奇小説シリーズの1作目。 闇の気配が色濃く残る平安時代が舞台の歴史小説なのだが全く堅苦しい感じはなく、スルスルと読み進める事が出来る。 安倍晴明と源博雅のバディものとして読んでもとても楽しく、この2人の関係性を眺めているだけでニヤリとしてしまう。未だに新作が発表され続けているのも納得の、見事な娯楽作である。 〈おまえは、優しい漢だな〉
15投稿日: 2024.10.15
powered by ブクログ晴明の掴みどころのない雰囲気と博雅の生真面目な性格が意外にも合っていて、軽快な会話が繰り広げられていた。妖の描写が気持ち悪いのが良い。
4投稿日: 2024.09.23
powered by ブクログ晴明の自宅での博雅との会話にこの世の心理が詰まっていてなるほどなぁと面白い 月夜の描写が美しく雅な晴明のイメージに重なる
2投稿日: 2024.09.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
映画を見たし、原作も読んでみたいと思って読んでみた 清明と博雅、いつも一緒にいて仲良しでかわいい 今は京都は夜も明るくて賑やかだけど、平安時代は真っ暗な闇の世界だったんだろな… そりゃ不思議なことも起こるよなと納得 羅城門の上から嫋嫋と琵琶の音が聞こえてくるところもそんな静けさを感じて良かった それぞれの話に思うのは、人の思いは身体がなくなってもずっと残り、他に影響を与えるくらいものすごく強いものだということ どのお話もなんだか切なかった 博雅が一連を事件を見て不安になっちゃう→清明がつっこみつつも受け止める そのやりとりも仲良しでかわいい あと、式神がめちゃ働いてるの良かった 鮎を焼いたり清明の屋敷で働いたり また次の巻も読みたい!
2投稿日: 2024.09.03
powered by ブクログ風水で作られた街 京都(平安京)! 鬼門にある比叡山延暦寺。 街には、安倍晴明邸(今は晴明神社)。 風水に基づいて構築されただけに、そういう鬼門を封じる神社多数あり。 上賀茂神社、下鴨神社、貴船神社などなど。 裏鬼門は、石清水八幡宮! 今でも、いっぱい残ってるから、それなりのパワーあるんかな? 時代は、ご存知、平安時代。 まだまだ、魑魅魍魎がウロウロしてると言われてた頃。 確かに、闇も濃いやろうし、人が闇を恐れるのも分かる〜! でも、こんな時代に生きるのも、少しは憧れるな。でも、コンビニないし、本屋ないし、映画館ないのは何とかならんか…(^◇^;) 晴明と博雅との関係が良いね。 物怪、怪異などを解決していく短編6つ!それなりにはグロい。既にどっかで読んだか観たかしたのもあった。 この時代って、人とかバンバン死んで、ゴロゴロ転がってそう。 身近に、死があるというのは、それだけで自分の事として考えてしまう。それが物怪とか、怪異として認識されるんか… そういう時代だから、陰陽師なり、仏教なりが栄えたのかもね。時の権力者と共に。 「鬼のみちゆき」 既読な気もするけど、帝も罪つくりやな。髪の毛だけで許されるのも時代かな。 「白比丘尼」 やっぱり、不老不死にはなりたくない! 平安時代の雰囲気を味わせて貰ったわ。 また、こんなん読んだら、あんまり神社仏閣興味ないけど、行っても良いかな?って思ってしまう! でも、少し、メジャーから外れてるところ。 メジャーどころは、人多くて行って見れんし。 どこにしよかな? ************ 今週は、あんまり観たいのなかったんで、 Netflixで、映画一位って事で 「ザ・ユニオン」 マーク・ウォールバーグ、ハル・ベリー共演のスパイアクションコメディ! 一般人(マーク・ウォールバーグ)が、短期集中特訓で、スパイになれるか!ってとこが全て! 確かに、ミッションもショボいけど。 先週ぐらいに、「キングスマン」観てんねんで! その影響もあって、スパイもん観たけど、 もっと! もっと! もっと! ド派手なアクションとか、武器なんかで、バンバンやって欲しかった…( ; ; )
93投稿日: 2024.08.25
powered by ブクログ平安時代を舞台に陰陽師、イコール幻術使い?の安倍晴明が活躍する短編集。日本の昔をテーマにした小説は文体が古めかしくて読みにくい印象があったが、今作は古めかしさの中にも読みやすさが共存していて筆者の力量を感じた。有名どころは押さえておきたい性格なので読んでみたが、また読んでみたいと思わせる一冊。
0投稿日: 2024.08.03
powered by ブクログや~いいですね、カッコいい。晴明と博雅のキャラの違いも良い。最後の白比丘尼は海辺のカフカでホシノさんがあやかしをぶった切ったシーンを思い出した。
2投稿日: 2024.07.31
powered by ブクログあ〜〜好きだ〜〜〜〜なぜ今まで読んでこなかったのか 話読んでああ好きだなぁと思ったんだけど、あとがきを読んでかなりファンになった。他作品も読みます。
2投稿日: 2024.07.24
powered by ブクログ最初に2人で話したことがあとの怪異と関係あるので心の準備ができて読みやすくなる それがテンプレートになってるから安心 でも怪異が人と子供つくったり影響が生々しくてイヤ(なにも覚えがないのにお腹がどんどん大きくなってるって女性目線でみるとめちゃくちゃこわい)
3投稿日: 2024.07.22
powered by ブクログずっと読みたかった作品。昔のだからどれほど読みにくいかと思えば、もうサックサク。 晴明と博雅の仲の良さが好き。 一話一話きれいに終わる、読みやすいことこの上ない。 もちろん全部読破する予定。 陰陽師、この一冊だけと思ってる人多いんじゃないかなぁ、もったいない。
1投稿日: 2024.06.10
powered by ブクログ野村萬斎主演の映画に続き、陰陽師0も面白かったので、そろそろと思い原作を読んでみた。 飄々と惚けた晴明と素直さが最大の武器である博雅の絶妙のコンビネーションが面白い。 また、陰陽道に関する蘊蓄を披露することなく、鬼や妖が人々の暮らしの中に存在していた平安時代さながらにあるがままを受け入れる「そんなものだ」というセリフに代表される緩い雰囲気がたまらなく良い。
1投稿日: 2024.06.06
powered by ブクログこの本に出会えてこんなに嬉しいことはない。 晴明と博雅のかけあいは、読んでいて実に楽しかったよ。 いい気分だ。
1投稿日: 2024.05.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
公開中の映画の原作とは知らずに読んだ。 安倍晴明と源博雅の関係性・会話の空気感がとても好き。 特に「白比丘尼」の雪の庭を見ながらぽつりぽつりと会話するところ。毎回事件解決の場面より、その前の会話が趣深くていいなあ・・・。 陰陽師シリーズ続きも楽しみ。
1投稿日: 2024.05.15
powered by ブクログ面白かった! 短編の章立てになっており、晴明が博雅と共に妖の事件を解決していく過程に惹き込まれた。 また、上記2人の関係性もとても良い。 会話のかけあいも、読んでいて楽しかったです。 1991年刊行であるのに、舞台が平安時代だからかまったく古さを感じさせない文章もすごいと思いました。
1投稿日: 2024.05.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『陰陽師0』を観てから無性に読みたくなったので、久し振りに再読。 やはり本家の晴明様と博雅様からしか得られない栄養がある。 二人の会話シーンだけで胸いっぱいになる。 そして晴明様と一緒にしみじみと「博雅(様)はいい漢だなあ」と感じ入るのである。 やはり原点では思い込みや暗示要素は出てきませんね。 それを再確認したかった(『0』で腑に落ちなかった部分) 不可思議な事件を解決する中、呪についての解釈が興味深かったり、祓われる側の哀しい事情や過去があるため、ちょっとしんみりする話もあったり、とにかく味わい深かったです。 やっぱり大好きです『陰陽師』シリーズ。
1投稿日: 2024.05.02
powered by ブクログ陰陽師=安倍晴明。 野村萬斎様の顔を浮かべながら一気に読み終えました。 下手な怪奇小説なんかより遥かに面白い! 晴明様が次々と妖怪を退治する。でもただ退治するだけでなく退治される側の思いも浮き彫りにしてくれる。鬼になったのはそれなりの理由が…哀しい思いが… 大変面白かった。
4投稿日: 2024.04.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
安倍晴明と源博雅の日常。 今日も静かに鬱蒼としげる庭を眺め、 酒と肴を酌み交わしながら、 新たな「呪」を覗いては もとある姿へ解くのであった。 依頼があり、謎を解明する。 淡々と進む物語で、文面もそれほど混雑はせず、 するりと読んでいける作品。 自然描写や、ひっそりと静けさのある雰囲気は、 特に特徴的で"陰陽師"の作品に似合うなぁと 常々感じながら読了した。 続編あり、また原作として映画化するとの事で、 ひとまずこの後は映画『陰陽師0』を 観てみようかなと考えている!
1投稿日: 2024.04.07
powered by ブクログたまたま見たyoutubeでこの作品を紹介している動画をいくつか見て気になっていたところ、タイミング良く近くの本屋で平積みされていたのを偶然見つけて購入。 もっと暗くて難しい内容かと思ったけど都で起こる怪異をひとつずつ解決していく短編のような感じでテンポよく読みやすい。 安倍晴明と友人との掛け合いも楽しい。 シリーズものなのでまだ全巻揃えてないけどこれから少しずつ読んでいきたい。
3投稿日: 2024.03.28
powered by ブクログ夢枕獏先生の陰陽師は、野村萬斎さんで読みました 2024年は、山﨑賢人さんらしいけれどイメージは 安倍晴明は野村萬斎さんなので書き換えられません 若い山﨑賢人さんも多分素敵だろうけれど
4投稿日: 2024.03.07
powered by ブクログ陰陽師シリーズの一作目、昭和63年(1988)作。 獏さん37歳くらいかな。 シリーズを虫食いで読んでいたのと、 昨年2年ぶりに『陰陽師 烏天狗ノ巻』が 出たので読み直そうと決めた。 再読の一作目、やっぱり面白い。 「玄象といふ琵琶鬼のために盗らるること」 の「名前はこの世で一番短い呪(しゅ)」、 「眼に見えぬものさえ名という呪で縛ることができる」と安倍晴明は言う。 これで、もう縛られてしもうたがね。 「梔子の女」「黒川主」「蟇」「鬼のみちゆき」 「白比丘尼」では人魚の肉を食し不老不死になった尼から、鬼を払う話。 この女は晴明の初めての女。 ──花は枯れるから花で、枯れぬ花は花でない。 『あれ(女)もまた、枯れぬ花』と晴明は言う。 「白比丘尼」はいいね。 35年以上経っていても少しも色褪せない6編。 急がず、ゆっくり一作ずつ 「ゆこう」「ゆこう」を楽しもうと思う。
1投稿日: 2024.02.20
powered by ブクログアニメから関心を持って原作へ。元々のエピソードをアニメではどう変えているのかも興味深かった。晴明のところに博雅が頼みごとを持ってやってくるところから始まり、二人で様々な怪異などに出会うことになる話が多い。連作短編のような形式で、単調に感じるところもあるが、陰陽師の世界観を楽しめる。
1投稿日: 2024.02.20
powered by ブクログずっと読みたかった陰陽師の話。想像以上に面白かったです。真面目すぎる博雅とどこか掴めない晴明との軽やかなやりとり。そして恐ろしく、儚い怪異たち。どれも面白く一気に読み進めてしまいました。
1投稿日: 2024.02.14
powered by ブクログ妖、鬼、人ではない物、色々な表現がありダーク?ファンタジーの世界。個人的に大好きな要素をしっかり踏まえ気になっていたが読む機会がなかった、最近これも好きであった「鬼人幻燈抄」のシリーズも終焉を迎えよいタイミングで手に取る事ができた。昔、心躍らせ読んだ荒俣宏氏の帝都物語に登場する「安倍晴明」、映画化もされ妙に懐かしく最近では「呪術廻戦」にも名前の出てくる陰陽師、著書でも独特の雰囲気と重過ぎない描写は好感が持てた、シリーズとしても興味のある題名が続いており、今後もこの不思議な世界を読んでいきたい。
15投稿日: 2024.01.27
powered by ブクログ短編集のようになっていて読みやすい。 そして何より博雅と晴明のキャラクターがよい…いくらでも読んでいられそう。 会話が多く、情景描写の言葉も選られていて無駄のない美しさ。 どんどん読み進めるのが惜しくなるものの、先が気になるから読んでしまう。 読み直して何度も味わえそう。
2投稿日: 2023.12.10
powered by ブクログ平安時代。闇が闇として残り、人も、鬼も、もののけも、同じ都の暗がりの中に、時には同じ屋根の下に、息をひそめて一緒に住んでいた。安倍清明は従四位下、大内裏の陰陽寮に属する陰陽師。死霊や生霊、鬼などの妖しのもの相手に、親友の源博雅と力を合わせこの世ならぬ不可思議な難事件にいどみ、あざやかに解決する。(e-honより)
1投稿日: 2023.11.27
powered by ブクログ平安陰陽師伝奇ファンタジー第一巻。短編六編を収録。陰陽師安倍晴明と友人の武士・源博雅の掛け合いを軸にして、京の都での奇怪な事件の数々を描いてゆく。 事あるごとに"呪"のことを口にし、とらえどころのない微笑の浮かぶ晴明と、いかにも情感たっぷりな好青年の博雅、二人のやりとりだけでも、物語の中にすっと引き込まれてしまう。さらに加えておどろおどろしく、不思議な人と鬼の世界が展開され、そこにはエロさもグロさも儚さも友情もてんこ盛りながら、全体のテイストはあくまであっさり味でまとめられていて、後味がくどくないのがいい。 準レギュラー?"恋すてふ"の壬生忠見も個人的には好き笑
1投稿日: 2023.10.29
powered by ブクログ陰陽師というタイトルからよくわからん呪文を唱えながら、悪霊と闘う物語を予想していましたが、良い意味で裏切られました。 面白かった。 主人公の安倍晴明と友人の源博雅の掛け合いと季節を感じさせる晴明宅の庭の風情や博雅を出迎える仕掛けがなんとも心地よい。 短編集ですが、それぞれの物語に味わいがあってあっという間に読んでしまった。 ストーリーは全然違いますが、「家守奇譚」を思い出しました。 そういえばこの作品も京都が舞台ですねぇ。京都に行きたくなっちゃった!オススメです♪
56投稿日: 2023.09.18
powered by ブクログ文章も登場人物も取っ付きやすくて読みやすい 世界観も独特で没入感がある それでいて一話一話楽しめるのでお手軽
3投稿日: 2023.08.13
powered by ブクログ「ゆこう」「ゆこう」 そういうことになった。 たくさんの人がレビューに書かれていた独特のテンポ、どっぷりハマりました。 嫋。嫋。琵琶の音色、このような表現も有るのですね。見事としか言えないです。 平安の情景に、羨ましく思える関係性の二人が、それぞれ鮮やかに描かれています。 二人とも「よい漢だな」。
26投稿日: 2023.05.22
powered by ブクログ高校生の時、読書時間に読んで夢枕獏の魅力に引き込まれました。晴明と博雅の掛け合いが大好きです。一つ一つ小さい物語になってるので読みやすいです
0投稿日: 2023.02.12
powered by ブクログ夢枕獏といえば陰陽師かな?と思って。 わりとほのぼの?怪異や鬼の短編集。 闇が闇として残っていた平安時代。今昔物語などをベースに膨らませ、物怪と人々の暮らしが当たり前のように共存し、当時ならそんな雰囲気があったのかもしれないと思わせる。安倍晴明と源博雅朝臣のやりとりが味わいがある。博雅の実直さが好ましい。
0投稿日: 2023.02.02
powered by ブクログこのシリーズは読んだことがなかったが想像していたのと違った。とはいえ探偵モノをベースに過去の文献と絡めて書き上げたのだとおもうが、テンポが良くて読みやすい。あとがきで長編も書きたいと書いていたが、あるのか知らないが長編も読んでみたい。
13投稿日: 2023.01.12
powered by ブクログ夢が始まった場所で何が言える? 「唯一真神」かもしれん^^四回目やはり五回目と思う(日本語を読むのはやはり初めて)しかし早期のストーリはハードコアの程度が今よりずっと高くなった
0投稿日: 2022.12.08
powered by ブクログイメージよりももっとずっとエンタメ小説。 小中学生の時に『少年陰陽師』シリーズを読んでいたので、そこと重なる部分が多く、もしかして現在の晴明像ってここに起因している…?と納得した。 一話ごとに晴明と博雅がお酒を飲みご飯を食べて事件の現場へと出発していてよかった。食事をすることは腹を割って自分の全てを見せることなので。 「普通の人」である博雅の生活の中に、晴明と彼に関わる怪事がすっかり組み込まれていて、それが自然になってるんだよな。いつまでも自然体でいられる博雅が晴明にとって、とても得難い存在なんだろうな。大切に続刊も読んでいきたいね。
0投稿日: 2022.11.27
powered by ブクログ陰陽師、大好きな作品です。 安倍清明は有名ですが源博雅はなかなか知られてないですね。 親友の源博雅として清明と二人で事件を解決していくのは不思議でわくわくし時に切ない。二人の言葉の掛け合いも面白い。 お互いに心を許している関係がとても魅力的です。 ゆこう、ゆこう、そういうことになった。が好きです。
0投稿日: 2022.10.05
powered by ブクログ闇が闇として残っていた時代の話。呪は生き物だけでなく、様々なモノにも憑くという世界観がいい。 晴明の酒のススメ方がいい。「酒を拒みに来たのでもあるまい」く~っ。晴明と博雅の会話のテンポがいい。 様々な妖しいモノが出てくるが、どこか風流で物悲しい。夜にヒッソリと読みたい一冊。
1投稿日: 2022.09.23
powered by ブクログ面白い キマイラやサイコダイバーが「動」の伝奇ならば陰陽師は「静」の伝奇作品だと思う 白比丘尼の話が一番好きかな
1投稿日: 2022.05.29
powered by ブクログ晴明と博雅の会話がよくて一気読み。 無言でも時間を共にできる仲に羨ましさを感じる。 最近は平安時代に興味が出てるので余計に楽しく読めたのかも。 ゆったりとした時間を晴明たちと過ごせた気がする。
0投稿日: 2022.04.10
powered by ブクログ久しぶりに読んだ 以前読んだ時は、「大黒主」が官能的だった印象しか残ってなかった 話のテンポがいいのに、博雅と晴明の間に流れる空気感はゆったりして読んでて心地いい 晴明の禅のような哲学のようなところと素直な博雅の組み合わせがいい 因果とか諸行無常とか哀しい気持ちにされるけど、それもこの作品に浸ってると心地いいんだよな
1投稿日: 2022.04.05
powered by ブクログ夢枕獏先生の作品の中で一番好きなシリーズ。 自然の流れに身を任せた情景が、妖が絡んでも本当に美しく正に「雅」。 季節が移ろうのをのんびりと楽しみながら、酒を酌み交わす晴明と博雅の会話は何度読んでも和みます。庭一つの描写に引き込まれ、共にそれを静かに眺めている気分になれます。 特に雨の日の描写が大好きです。 そして二人が解決していく妖に纏わる事件。街灯も無い、真の夜闇で出逢う妖は怖い筈なのに何処か風流に感じて、静のホラーと言った感じ。語彙力が乏しいのですが、しんしんと夢枕獏先生の陰陽師の世界に包まれるのは本当に心地が良いです。静かな夜、一話一話大切に、眠る前に必ず読む作品です。
0投稿日: 2021.12.13
powered by ブクログ大好きなシリーズです。何度も読み返しています。 何もかも見透かしているような晴明と、天然なのに本質をズバリついてくる博雅。でこぼこ名コンビ。 人がいなければ、鬼もあやかしもいない。人の業の深さや、切なさ、温かさを考えさせられる作品です。
0投稿日: 2021.11.14
powered by ブクログ平安時代の陰陽師安倍晴明のはなし。 式神 呪とは。 名。 よい漢。 わたしたちの生活の考え方や基本があるような気がした。鬼はみえないけど。 百人一首の蝉丸がでてきておおとなりました。 黒川主はあれは。
1投稿日: 2021.10.07
powered by ブクログ目を閉じると1人の男の笑みがそこにあるようだった。色白く秀麗だが感情の読めない男。陰陽師・安倍晴明、闇の中が似合うのにけっして溶け込まない、飄々と流れる雲のような男。 平安の都の闇がそこにあった。淡々と闇の中で蠢く者たちの姿が描かれていていた。 そんな中で、源博雅の真っ直ぐさは際立つ。 きっと晴明からしたら眩し過ぎるくらいだろう。だからこそ友であり続けるのかもしれないが。
1投稿日: 2021.07.11
powered by ブクログ再読、やっぱりオモシロイ。平安時代設定のお話は煌びやかな王朝調な物も未知魍魎蔓延る物もすごく好きなので引き込まれてサラッと読んでしまった。淡々と気持ち悪い事も書かれているから読後不快感が無いです。晴明と博雅のコンビが最高ですね。シリーズのどこまで読んだか忘れてしまったので順に読んでいこうと思う。
2投稿日: 2021.07.09
powered by ブクログ安倍晴明がほんとにまじで可愛いのでめちゃくちゃオススメです。このシリーズ大好き。 博雅と晴明の掛け合いが、仲の良さが、最高に尊いです!落ち着いてて博雅のことが好きで何でも知ってて飄々と平安の世を生きる安倍晴明です、う〜〜んかわいい!!♡ 博雅のことを待ってる晴明も、いつもは「うむ」とか「そうさな、」なのに小さい相槌は「うん」って言う晴明も、いつもは上品で礼儀正しい外づらを持ってるくせに博雅の前では礼儀正しくなくなる晴明も見れます!! 2人の会話パートが、ゆるゆると時が流れてて落ち着くのですき
2投稿日: 2021.06.27
powered by ブクログ本当にジャパニーズシャーロックホームズ。色んな怪異との交わり、晴明と博雅のコンビは素敵でした。博雅の純粋な漢らしさ、複雑なことを考えられないあの性格がちょっと可愛い。
0投稿日: 2021.06.11
powered by ブクログ淡々とした文体で語られる妖しのものが蔓延る世界は、時に魅力的であり、時に残酷に描かれている。奇妙な男の安部晴明に、実直の塊である源博雅。この二人を中心に怪異譚は幕を開ける。この作中に登場する安部晴明は実に涼しげに、難事件を解決する。特に狼狽することもなく、かといって驚くこともない。唯一、驚いた姿を見せたのは、博雅が女に歌をもらったことだろうか。博雅といることで、晴明のほんの僅かな人間らしさが垣間見えるのは、晴明が博雅という人間を強く信頼しているのだろう。博雅も博雅で、文句を言いつつも晴明を信頼しているのが、言葉の端々でわかる。二人の強い結びつきは、滅多なことがない限り、切られることはないだろう。 作者のあとがきは読んでいてとても面白い。 『枯れるから、花なのだよ。枯れぬ花は、すでに花ではない』 『ペンが走るままに、ほろほろと文字を書いてゆくというのは、なかなかに気分がよろしい。こういうやり方で、小説が書ければ凄いことになるのだろうな』
1投稿日: 2021.06.08
powered by ブクログ源氏物語から平安時代に興味を持って手に取る。ストーリーは思っていたよりライト。まだ、夜が漆黒の時代には、人々の恐るものが多かったのだろう。
4投稿日: 2021.05.19
powered by ブクログドラマなどでは観たことがあったけど、本を読むのは初めてでした。闇が闇として残っていた時代。人も、鬼も、もののけも、同じ都の暗がりの中に、時には同じ屋根の下に、息をひそめて一緒に住んでいた時代。運命とか霊魂とか鬼とか、そういうもののことに深く通じていて、そのようなあやかしを支配する技術を持っている人―陰陽師である。 陰陽師、安倍晴明のことを、友人である源博雅の視点で語られている。 鬼が出てきたり、式神が出てきたり…深い闇の中、厳かな空気をまとった不思議な世界にどっぷりと浸って読み進めました。少し怖いけど、見てみたい世界です。
8投稿日: 2021.02.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人とこの世ならざる存在が交差すると、痛ましく哀しい事件が付き物だが、相棒との会話が楽しく面白い。余白から想像をかき立てられる。 怖い話は苦手だけどそういうタイプの小説ではなくて内心ホッとした。 軽い感じで出てきたのに危険なところに連れてこられてて、博雅ちょっとは怒ってもいいぞ。という場面が何度もあって、和むいいコンビだな〜と思った。
2投稿日: 2020.11.11
powered by ブクログ最近また陰陽師シリーズを読み直しているけれど、 短編集なので読みやすかったし、晴明と博雅二人の関係って最始のほうはこんな感じだったなーと懐かしく感じた。 匂いや音、視覚的な変化などの描写がサラッと描かれているので、想像しながら読むとなんだか楽しい。
1投稿日: 2020.09.16
powered by ブクログ時代物は苦手意識があったけど、これは全くそんなことなくて、超面白かった。 ざっくり言うと、イケメン陰陽師と朴訥な武士がタッグを組んで怪事件を解決していく話(言い方雑すぎ) 強いて言うなら呪の話が最後まで自分にとっては理解が難しかったけど、エンタメとしてかなり面白かった!安倍晴明、実際はどんな人だったのか気になる。 個人的に、ふたりが現場に行く前に「ゆこう」「ゆこう」って言い合うの好きでした。あとくちなしの話がちょっとお茶目で好き。
2投稿日: 2020.08.23
powered by ブクログ陰陽師安倍晴明と友人の武士源博雅が活躍する、昭和の時代から続く人気シリーズの第1作。本書は6編を収めた短編集。 大抵の話は、源博雅が安倍晴明のところへ事件解決の依頼にくるところから話が始まる。妖怪が跋扈していたとされる平安時代の都を舞台に数々の事件が起こる。武骨でやや不器用な感が強い源博雅と対照的に飄々と事件を解決に導く安倍晴明の構図が面白い。登場するのが妖怪・鬼などの物の怪というだけあって、全体的にファンタジー要素が強い。
1投稿日: 2020.07.12
powered by ブクログ大好きなシリーズ。 手持ちの本で1番読んでいるのはこのシリーズだと思う。 文体も、空気感も、言葉のやり取りも、全部たまらない。静かで、ゆったりと、間が素晴らしい。
3投稿日: 2020.07.07
powered by ブクログゆこうゆこう、そういうことになった。謎のテンポ。気になる…。時代も場所も違うけどシャーロックホームズみたいな感じする。ご飯食べる→ゆこうゆこう→晴明の言う通りʕ•ᴥ•ʔって言う毎度のサイクルなのにそれが何となく可愛らしくて面白かった。次も読むの楽しみ。
3投稿日: 2020.06.26
powered by ブクログ安倍晴明がとにかく魅力的。平安時代という遠い世界に違和感なく入り込めた。一話がコンパクトにまとまっており、無駄のない文章で読みやすい。
0投稿日: 2019.10.27
powered by ブクログずっと読もう読もうと思いながらねかせていたものをようやく読んだ。古典の物語を読んでいるようで、古めかしいような、でも文体の加減か、新しくも感じる。安倍晴明と源博雅のやりとりがいい。 2019/9/7
0投稿日: 2019.09.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ファンタジーではあるのだが、著者の話術で惹き込まれる。オドロオドロしくもあり、また、晴明と相方ともいうべき博雅との掛け合いがおかしさをさそったり、友情もかいまみえたりと、一気読みしてしまった。 一話一話の読みきりのはなしだが、次の巻も読んでみようかな、と思わせる。
0投稿日: 2019.08.20
powered by ブクログ平安時代の陰陽師阿部清明を主人公にした物語。非常に独特な語り口調の小説で、好き嫌いは大いに分かれそう。初めて読んで知ったことだが、ライトノベル風で読みやすかった。長編かと思ったら、文庫本の中には数編の短編が並んでいて、それぞれに全く独立していた。じっくり読むのにはともかく、気軽に読むのには適当。
0投稿日: 2019.04.09
powered by ブクログシリーズ第1弾。 陰陽師の安倍晴明のもとに、友人の源博雅(みなもとのひろまさ)が奇妙な事件を持ち込んでくるところからはじまり、晴明が見事に事件を解決するという展開の連作短編シリーズです。 ホームズとワトソンの王道パターンで安定感があり、たのしんで読むことができました。
0投稿日: 2019.03.10
powered by ブクログ一昔前に、晴明ブームを巻き起こしたきっかけとなった作品です。 平安時代に実在した陰陽師である安倍晴明が、平安京の闇から人々を救う短編集となっています。底知れない雰囲気漂うミステリアスな晴明と、貴族にしては無骨で純朴な源博雅が、相性抜群のバディ感で事件を解決に導きます。
0投稿日: 2019.01.17
powered by ブクログ有名な作品だけど、初めて読んだ。まだ「闇が闇として残っていた時代」が感じられる描写がいい。晴明と博雅の会話もクスッと笑えるところあり、二人の信頼関係が感じられて微笑ましい。短編集なので読みやすかった。読み終わったら京都に行きたくなった。
1投稿日: 2018.08.30
powered by ブクログいつか読もうという思いがとうとう時宜を得て、手に取ったのだった。 刊行年が昭和63年と、四半世紀以上前だということにびっくり。確かに、NHKで稲垣吾郎さん主演のドラマを見たのもほんの子供時分のことでございました……。
0投稿日: 2018.07.08
powered by ブクログ平昌オリンピックで羽生君の演技を見てなんだか読みたくなり。 なかなか現実離れをしてるけど、想像して情景が頭の中に描けると面白いと思える。イメージできないとページが進まない。
0投稿日: 2018.03.26
powered by ブクログ完全な歴史小説なのかと勘違いしていた。この作品は完全にミステリーである。主人公は陰陽師の安倍晴明で、ワトソン役が親友の源博雅になる。謎の中心にいるのが鬼であったり化け物だったりするが、謎を解く二人の行動は、どこか他の作品で読んだ登場人物を彷彿とさせる。それでいて、人と鬼との違いなどを語ってくるところは、哲学的でもある。読む前の“難しそう”というイメージは最初の数ページで吹き飛んだ。読みやすく楽しいエンタテインメント小説である。
0投稿日: 2018.01.12
powered by ブクログ結構前に映画にもなった本。 安倍晴明と源博雅の掛け合いも面白いが、作者のあとがきの文章も変わっている。
1投稿日: 2017.07.19
powered by ブクログ映画を見てからの小説。イメージ通りの登場人物、世界観で掛け合いもおもしろく、さらに短編集であり読みやすかった。
0投稿日: 2017.05.07
powered by ブクログ20年振り位の再読。 おもしろい! このシリーズの続きは未読なので、これから少しずつ読んでいこう。 淡々とした文が気持ちよい。
0投稿日: 2017.02.07
powered by ブクログ作中に百人一首に出てきた壬生忠見とか蟬丸などの実在の人物が出てきて面白い。最も晴明も相棒の源博雅も実在の人物。事実と作中のキャラがどれだけ合致するかはわからないけど、平安時代特有の幽玄な趣を味わえ、且つエンターテイメントとしても楽しめる作品だ。
0投稿日: 2017.01.14
powered by ブクログ私の中では安倍晴明は野村萬斎さんです。映画でしか観たことがない『陰陽師』ですが、読んでみました。面白かったです。程度によるのですが、怪奇ものはホラーに近い印象があり、なかなか手がだしにくいジャンルです。 平安時代は現代より暗かったでしょうし、怪異に感じられることが沢山あったでしょうね。そして想像力豊かだった気がします(苦笑)
0投稿日: 2016.11.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
初めて陰陽道について知ったのは「宇宙皇子」である。まぁ、かなり昔の話だけど。そのころには安倍晴明の名前は知っていた。次に聞いたのは「帝都物語」だろうか。そして、この作品では阿倍晴明本人が主人公である。時代も当然、平安時代。この時代だからこそ、闇の存在感も強く感じられる。やっぱり好きだな、この時代背景。ちなみに、マンガ化されていたはず。
0投稿日: 2016.09.17
powered by ブクログ今更ながら初めて読みましたが面白かったです。 2人の掛け合いがいい大人なのにどこか子供っぽく可愛らしくて良い関係だなぁとも思いました。 陰陽師などの知識はなくても楽しく読めました。 昭和63年に刊行されていたのに密かにビックリしていました。 続きもぜひ読みたいです。
0投稿日: 2016.09.04
powered by ブクログ晴明と博雅の会話が面白いなと。 難しいことは考えずに手軽に読める。 息抜きには最適な一冊だと思います♪
0投稿日: 2016.04.04
powered by ブクログ主人公は晴明でなく博雅なんじゃなかろうか、というくらい、晴明の個性が薄い。短編集だったし、まだまだこれからなんでしょうかね。次巻以降に期待。
0投稿日: 2016.03.08
powered by ブクログ著者の「呪」のとらえ方おもいしろいかも もっともっと脹らんであらゆることを含んで その世界観自体が小説全体を覆うようになるともっと面白くなりそう。 後書きには、その野望の旨が書いてある。 もう書いてるみたいなので機会があれば続編よんでみたい。 文体自体はよくある大衆小説でよみやすいが深みは感じにくい。
0投稿日: 2016.03.06
powered by ブクログ映画やTVにもなった人気シリーズの第1作です。 陰陽師安倍晴明を主人公とする伝奇小説ですが、激しい立ち合いがあるわけではなく、怪異と対峙する時も静かに物語は進行します。スマートなんだよな。 雅楽家源博雅を相手に繰り広げられる「呪」に関する哲学的な対話も、物語の良いアクセントになっています。 倒すべき相手にも、心を通わせる晴明がとても素敵なシリーズです。 著者:夢枕獏(1951-、小田原市、小説家)
0投稿日: 2016.01.12
powered by ブクログ2015.12.19市立図書館 岡野玲子のコミック版からのイモヅル式。 ・玄象といふ琵琶鬼のために盗らるること(1) ・梔子の女(2) ・黒川主(3) ・蟇(4) ・鬼のみちゆき(2) ・白比丘尼(4) こちらを読んでからもう一度コミック版を読み返すのがたのしい。ただし真葛は出てこない。コミックにするときに膨らませた話も削っている話も。
0投稿日: 2015.12.19
powered by ブクログ人々の暮らしの中に闇と鬼の世界が共にあった平安時代。安倍晴明と源博雅のコンビが怪異な事件を解決していく話。抑制がきいた静かな文体で語られるのが、この物語の世界観とよく調和している。
0投稿日: 2015.12.13
powered by ブクログストーリーはあるようでない感じで、量産型のアニメみたいな感じ。安倍晴明が解決する事件がしょぼすぎるし、解決方法も鮮やかでもなんでもない。 文体については、短文で畳み掛ける感じにしたい文体なんだと思うのですが、改行があまりにも多くて、ぶつ切りっぽい雰囲気が半端なかったです。個人の好みなのでどうだって良いのですが、私には合わなかったです。痛い。 平凡です。
0投稿日: 2015.11.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初の頃はけっこう文章が多かったんだな…と思いました。 ぎっちり書かれてた(笑) でも最初から「呪」についての話を博雅くんとしていたんだ。 この頃のお話については、岡野玲子さんの漫画が原作どおりで、かつめちゃくちゃ絵も上手だし雰囲気もしっかり描かれていて最高だった。 途中から独自路線に行かなければ、やはり夢枕さんの陰陽師の視覚化は、ズバリ岡野さんの漫画だったのになぁ~っ!
0投稿日: 2015.11.05
powered by ブクログ安倍晴明と言えば、夢枕獏さんの晴明。 高校時代に、私の中に陰陽師ブームが 来ていた時に、見事ハマりました。 博雅との掛け合いも面白いし、 何より二人のキャラがいい味を出してる。 友達は難しくて無理って言っていたけど、 私はそんなことなくて読みやすい。 こればかりは、相性かなぁと…。 時代ものというか歴史ものが 好きな人は、読んでみる価値あるかも。
0投稿日: 2015.10.19
powered by ブクログ【漫画日出処の天子風、司馬遼太郎の語り口で。】 昭和63年の本とはびっくり。時代ものだし、読みやすい語り口で全く古くさくない。 しかし、安倍晴明は「日出処の天子」の聖徳太子にかなり似ていた。超人だし、下世話な話題にも通じてたり、女性のように美しかったり。夢枕獏の文章は司馬遼太郎ぽい。 あと思ったよりもエログロ。仕方無いけど、ミソロジー感満載気味。それにしても野村萬斎と伊藤英明とは、うまい配役だったなあ。
0投稿日: 2015.10.06
powered by ブクログ映画やドラマでおなじみの陰陽師。 原作は読んだことなったので初。 25年以上前に書いたものとは知らず・・・ とても面白かったのですが・・・ 個人的に本を読むとその世界観に浸りたいので、作者の清明や博雅の説明は1話冒頭じゃなくて巻末にやってほしかったなぁ~と思いました。そのほかはとてもよかったです。 個人的に「梔子(くちなし)の女(人)」が面白かったです。
0投稿日: 2015.06.25
powered by ブクログ陰陽師シリーズ、1作目。 阿倍晴明が出てくる本ってたくさんあると思うのですが、夢枕版は初めて。古い作品なので、堅苦しい文章かなと予想していたら、意外と軽く、読み易い。源博雅とのコンビっぷりも良いし、バディものが好きな方にはお勧めな感じ。続編も読んでみたい、と思わせられました。
0投稿日: 2015.06.15
powered by ブクログ晴明と博雅の掛け合いにテンポがあっていい感じ。 長編小説が好きなので、ちょっと物足りないところがあった。 でも、また続きを読みたい。
0投稿日: 2015.06.07
powered by ブクログ以前観た映画の影響で、読んでいて安倍晴明は野村萬斎さん、源博雅は伊藤英明さんに脳内変換されてます。 静けさ、闇を感じさせる文章が気に入ってます。 20年以上も前に書かれた作品ですが、時代設定が平安時代のためか、全く古さを感じません。次巻も楽しみです!
0投稿日: 2015.05.21
powered by ブクログ博雅みたいな友達がいたらいいなぁ、と思う私は、晴明に似ているのだろうか。読んでいて楽しい作品。夢中。
0投稿日: 2015.04.11
powered by ブクログ映画を何度も観ているので晴明=野村萬斎、博雅=伊藤英明。何気なく手に取りましたがとても面白い♪この時代が好きというのもあるけれど、文章が優しく穏やかでいて不気味。このバランスに読む手が止まらなくなりました。まだあやかしと人が共存していた時代。純粋ゆえに愛のために死ねた時代。だからこそ念の強さは凄まじく色んな形でこの世に残ってしまうのですね。「ゆこう」「ゆこう」。人ではないものが見えた晴明にとって、こう言い合える博雅の存在は唯一この世に自分を留まらせてくれる貴重な存在だったのかもしれません。
0投稿日: 2015.02.23読みやすいです。
てっきり長篇ものと思ってました。 読んで見たら、短篇のお話が沢山! 聞いたことのあるような話からそうでないものまで。 妖怪とか嫌いじゃない人におすすめです。 安倍晴明と博雅のコンビがすごくいいです。 さぁ次読まなきゃ♪
2投稿日: 2014.12.09
powered by ブクログ何気なく買った一冊ですが、結構面白く読めました。 人が生きたまま食べられたり、人ならぬ者の子を宿したり…えぐい描写が沢山あるのに、とても美しく感じられる不思議な雰囲気があります。著者ご本人も後書きに書かれていますが、「晴明」と「博雅」の会話がいいなぁ。
0投稿日: 2014.11.22
powered by ブクログこのシリーズ途中までしか読んでないけどほんと好きで。 テレビで映画版があったのを観てからの衝動買い。 夢枕さんの晴明さまと博雅が好きでな... この二人の掛け合いが良い。
0投稿日: 2014.11.12
