Reader Store

総合評価

290件)
4.0
91
106
60
7
2
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「大鏡」を読んでいたら晴明が出てきたので、何気なく手にしてみたんだけど… これは、シリーズ一気読みをしそうな予感。 静かにハマった。

    0
    投稿日: 2010.02.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    先輩からお借りした、夢枕獏氏の陰陽師シリーズ1巻です。 この方の陰陽師シリーズは有名ですから、読んだことはなくても知ってるという方は多いかと思います。 私も気になっていたんですけど、流石に今から追いかけるのは大変だと思っていたところにお借り出来たので、さっそく読んでみました。 この巻は短編形式の話でしたので、とても読みやすくてサクサク読めてしまいました。 晴明のキャラがいいですねw 晴明と博雅の掛け合いもテンポが良くて、見ていて楽しかったデス。 ただ、漢字がちょっと読めないのがあって、そのあたり飛ばしちゃってましたorz

    0
    投稿日: 2010.01.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    平安時代に生きた稀代の陰陽師、安倍晴明。 魑魅魍魎が跋扈する世にて、「鬼」とよばれるものたちの哀しきを友人である源博雅とともにゆるやかに聞き、解きほぐす。 せつなくも優しい、平安物の怪物語。 陰陽師シリーズの一作目。 夢枕獏さんの書いた中で、もっとも有名な作品かもしれません。 漫画化、映画化もされました。 内容は今昔物語をベースにした、陰陽師・安倍晴明の活躍を描く短編集-ですが、活躍というほど元気な描写があるわけではなく、著者独特の言い回しで、優しく、哀しく、ほろほろと、平安の匂いを漂わせ、ゆっくりとお話がすすんでいきます。 晴明と博雅の掛け合いは、なんともいえず微笑ましい。 語り合うことは深いのに、おもしろ優しくなっていくのはなんでなんだろう。 短編集なので色々なお話がありますが、「玄象といふ琵琶鬼のために盗らるること」と「白比丘尼」が特に好きです。 「玄象~」は後々まで陰陽師シリーズに出て来る人たちが揃い踏みし、また晴明と博雅がどういう関係であるかを描いた印象強いお話でした。 また「白比丘尼」はそれまで無機質的感触があった晴明という人物を、初めて温感ある人間として見れたお話です。 人としての孤独は晴明にもあったんだなあ、と。 少しだけ、映画で使われているエピソードもあります。 いままでのアクション伝奇とは違った描写で書かれているこの作品は、夢枕獏さんの「入門編」としてもオススメ。 文体も読みやすいですよ。

    0
    投稿日: 2009.12.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    寝る前に1話ずつ読んでるけど、夢にはでてこない。イメージは野村萬斎さんでしかないけど、こういう人って、実は現代にもいるんじゃないかな。

    0
    投稿日: 2009.11.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    初の夢枕氏の本。 以前映画になった「陰陽師」シリーズの原作だったんですね。 読んで初めて気付きました。 読んでみると、あの映画はうまく原作の二人を映像化したなと思いました! 内容は、短編をまとめたものなので気軽に読めます。 文章も読みやすく、しっとりとした雰囲気・情景が浮かびます。 登場人物二人の掛け合いがなんとも素晴らしく、いい雰囲気を出しています。 寝る前に一話ずつ。読みたくなるような作品です。

    0
    投稿日: 2009.11.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    京都旅行の記念に読んでみたけど、描写がきれいで(妖怪にこの表現は合わないが)読みやすかった。他も読んでみたい

    0
    投稿日: 2009.10.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一文一行、とてもシンプルなのに静かに情景が見えてくる感じ。 博雅と晴明の『呪』の会話は、小さい頃から自分が自問自答してきたこととまるで同じで親近感わきました。

    0
    投稿日: 2009.10.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    わくわくさくさく読めます。 嘘っぽすぎないところがよい。 ハマったなー 文章の感じも素敵。 安倍清明と源博雅のやりとりが好きです。 キャラクターがいいよね。

    0
    投稿日: 2009.10.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読みやすい文章でビックリしました。安倍清明のキャラがいいですね。それにしても酒の肴がどれも美味しそうだった。

    0
    投稿日: 2009.09.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    陰陽師シリーズ第一弾。 短編集になっているので、とても読みやすかったです。 ただ物の怪の類を成仏させるのではなく、 何故そうなってしまったのか、という原因まで突き詰めての お払いなので、ドキドキしながら読めました。 雰囲気も独特な世界観があって、 惹き込まれる世界です。

    0
    投稿日: 2009.08.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    小学5年のときに出会ってから私を惹きつけてやまないシリーズ第一巻。夢枕獏氏の描く陰陽師・安倍清明、源博雅、平安の闇にきっとあなたも囚われます。

    0
    投稿日: 2009.08.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    (09/06/22) 映画化された当時、かなりのトラウマを植えつけられたのを覚えています。 もっと早くに仲直りするべきでした…

    0
    投稿日: 2009.06.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    中学高校当時友達で、これが好きな人がいて。 ブックオフで見つけて購入。 読みやすい・・・!!!!

    0
    投稿日: 2009.06.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    バイブルです。 大好きです。もちろん全巻あります。季節の移り変わりが、すごく気持ちのよい文章で書かれているのが好き。 特に秋の描写が好きです。 目の前にいつも自然があったからこそ、夜に闇があったからこそ、不思議なもの達が存在したんだな〜と思った。 そんな時代に一度行ってみたいデス。

    0
    投稿日: 2009.06.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この陰陽師は漫画でも読んだことがあり、余計に面白かった。もっとも、今昔物語を素にしているのだから、同じような感じになるのは当たり前だが・・・。平易安時代は、私が一番好きな時代だ。たとえ当時は恐れられ、恐怖や混乱の素であったとしても、この世のものでない存在がうようよしているうというのにはそそられる。また、元々は神国である日本(倭の国)における、陰陽道や方術も大変興味深い。最後に、晴明と博雅の絡みは笑える。

    0
    投稿日: 2009.06.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    安部清明を主人公とし物の怪を倒す話。 友達の博雅が清明の家に行く毎に出迎えてくれる人が違うのが面白い。 妖怪は好きだけど、人に悪さをする妖怪は嫌いだな〜。 すごい面白かった。

    0
    投稿日: 2009.06.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    表題のとおり,陰陽師・安倍晴明の活躍を描いた短編集第一弾。 武士の源博雅とのコンビは映画化もされている有名な設定だが, なぞに挑むホームズとワトソンのように良い味を出している。 古語を交えながらも読みやすく平易な文章で書かれており, 平安文化も巧みに織り混ぜられていて楽しめる。 個人的には「鬼のみちゆき」,「白比丘尼」が良かった。

    0
    投稿日: 2009.06.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    今更感があるような気がするんですが(笑)、最近初めて読みました。 そしたらまぁものの見事にはまって全巻一気に購入。 何より博雅のキャラクターが愛しすぎると思います。

    0
    投稿日: 2009.05.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白いです。平安時代の大内裏の一角には実際に中務省管轄の陰陽寮というのがあったらしい。そこに属していた陰陽師”阿倍晴明”のはなし。

    0
    投稿日: 2009.05.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    映画化された陰陽師シリーズの第1弾!! 晴明と博雅の友情というかけあいが凄く良い!! 「ゆこうゆこう」の言葉のかなり耳に残る。 兎に角、平安時代の雰囲気が凄い楽しめる作品です♪

    0
    投稿日: 2009.05.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    獏さんの作品で、一番好きなシリーズ。 ゆったりと時間が流れていた平安時代の、 神秘的でミステリアスな、でも物凄く人間臭い話。 綺麗な日本語の響きがいい。 ほろほろお酒を飲んでるシーンでほほえましくなるときとか、 日本人でよかったなと思う。

    0
    投稿日: 2009.04.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この本を手に取ったのは、徳島からの帰り道。 その頃あたしは、徳島のとある会社で住み込みで仕事をしていました。 実家の岡山に里帰りする日。 徳島の阿波池田という超田舎の駅(失礼)で、帰り道の暇な時間をつぶす為に、 何か面白そうなものはないかと、駅のキヨスクで雑誌を物色していました。 その頃、普段小説というものは、友達から薦められたものしか読んでいなくて、 自発的に本屋で面白そうだから読んでみようという気はしていませんでした。 買うものはアイドル雑誌や漫画やアニメ雑誌ばかり。 田舎の駅のホームのキヨスクですから、大したものが売ってる訳でもなく(失礼) 何も面白そうなものはないなぁ、と半分諦めていたのですが、 ふと見かけたこの陰陽師という、その当時にしてはあまり聞かない小説のタイトルが気になって、ふと手を取ったのが始まりでした。 陰陽師と言えば安倍清明。 その当時オカルトモノがアニメだか漫画だかの影響であたしたちの友達の中では流行っていたので、まぁ、いいか、とそのまま購入しました。 その小説を読むか、寝るぐらいしか、電車の中での帰り時間を潰す手立てはなかったので。 電車に乗って暫く。 緑の流れる山間の風景に視線を向けていたのですが、 どこまでも代わり映えのしない緑の山と、人気の少ない電車に飽きたあたしは、先ほど買った小説に手を伸ばしました。 最初の一ページめ。 以外に読みやすくてびっくり。 その頃、夢枕獏といえば、キマイラシリーズだとか、魔獣狩りだとか、なんだか少しバイオレンスっぽい(←あくまでイメージ)の様なものを書いている人なのだという、本当にぼんやりとした認識しかありませんでした。 だから、ぐいぐい引っ張り込まれるというより、じわりじわりと世界観に引き込む、 小説をあまり読んでいなかったあたしでもわかりやすく、じわーっとその物語が頭の中に入ってくるその文章に、気がつけば入り込んでいました。 マリンライナーで二時間。 岡山までの片道で、半分ほどまで、足りない頭でなんとか理解しようと一生懸命読んだ事を覚えています。 それから、毎回陰陽師シリーズが刊行されるたびに買いに走ったものでした。 あたしが買ったのは、同じ文集文庫でも、この絵ではなく、表紙デザインが違うものでした。 朱色の背景に、平安時代の衣装のヒゲの男の人が、厳しいとも、無表情とも、柔らかくとも、何かをひたむきにとも取れる表情で、横顔を向けて何かを見つめている表紙でした。 今見返したら第一版だったようです。 この表紙に惹かれたのもあったんだと思います。 刊行されてから随分経った今でも、読み返してみても面白く、この世界にすんなり入っていけるのは、本当にこの本が面白いからだと思います。

    0
    投稿日: 2009.03.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「では、呪の話をしようか」 初めての夢枕獏。そしてずっと読みたかった陰陽師。 図書館探してもない、と思ったら、ティーンズ文庫の書棚にありました。「え?これ、ティーンズ文庫なの??」って思って、借りて読んで、納得。凄く読みやすい。擬音語で表現するなら、さらさら。雅を兼ね備えつつ、さらさら。 あと、この人のあとがきが好きです。自由な感じで、読んでて面白い。 本編も面白くて続巻読もうと思ったけど、あとがき読んでまたそう思った☆ 私も晴明と博雅の掛け合いが好きです。 「ゆくか」 「ゆこう」 「ゆこう」 そういうことになった。

    0
    投稿日: 2009.03.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    【再読】時代物 ※ずっと人の元にあったのが、縁あって手元に返ってきたので再読。 ・どこかいいかげんで、下世話のことにも通じていた。 ・上の者には如才がなく、ふいにぶっきらぼうな口をきく。 ・上品な微笑を浮かべていた唇が、 別のときには  下品な笑みを溜めたりもする。 たおやかで、雅で、陰惨な闇の中を、風に漂う雲のように、 飄々と流れていった男。 これが、長く続くシリーズの最初の話で語られる、安倍晴明像である。 表裏の使い分けのうまい、世渡りの器用な男に思える。 姿も秀麗な美男子と来た日には、非の打ち所がない。 作者の言うところの、「たおやかで、雅で、陰惨な闇」の時代の、 寵児と言っても差支えがないような、人となりとして描かれている。 一方、相棒の源博雅は、無骨で真面目、色恋だの機微だのには鈍く、 不器用であるが、気持ちはまっすぐで、後ろ暗いところがない。 作中何度も、晴明が博雅を「優しい漢だ」「いい漢だ」と評するのは、 闇の時代の寵児である晴明にとって、 素直で卑屈なところのない博雅は、 眩しいものであっただろうなと思わされる。 2人が庭先で手酌で酒など飲みながら 「なあ」 「なんだ」 「ゆこう」 「ゆこう」 などと、ぽつりぽつりと言い合うテンポが心地よくて、 ついつい時間を忘れて読み耽ってしまう。 このシリーズに関しては、敢えて言いたい。 「マンネリ万歳」 このまま、このペースで、まったりと続いてくれるといいな、と思います。

    0
    投稿日: 2009.01.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    <陰陽師>と書いて、<おんみょうじ>と読む、 ということを初めて知った、高2の夏。 一歩、大人に近づきました(………嘘です。)

    0
    投稿日: 2009.01.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    そういえば何年か前テレビや映画になったのはこれだったんですね。肩がこらずにスッと読めました。陰陽師安倍晴明とその親友源博雅が都で起きる妖しいものたちの引き起こす事件を解決する。でも、ちょっと物足りなかったかも。長編もこのシリーズであるんですね、いつか読むかも。

    0
    投稿日: 2009.01.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    1:陰陽師 2:陰陽師 飛天ノ巻 3:陰陽師 付喪神ノ巻 4:陰陽師 鳳凰ノ巻 5:陰陽師 生成り姫 6:陰陽師 龍笛ノ巻 7:陰陽師 太極ノ巻 8:陰陽師 瀧夜叉姫 以下続巻

    0
    投稿日: 2008.12.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    シリーズ第一作目。 初めて読んだ際、グロテスクな描写や場面が苦手な 私は思わずうっと一歩ひいたが、時既に遅し。 足を踏み入れてしまったら最後、最早引き返す事の 出来ない夢枕獏の陰陽師ワールド。 物語の面白さが勝ち、完全に魑魅魍魎たる 妖しの世界に引き摺りこまれてしまった。 このシリーズの文庫本の発売が 毎回楽しみで仕方がない。 親友の二人が酒を酌み交わしながら、 会話をしている内に、 (怪異の起きた現場に) 「ゆくか」 「ゆこう」「ゆこう」 といったやりとりに流れて行き、 その後に続く 「そういうことになった。」 の一行はいつも私をワクワクさせる。

    0
    投稿日: 2008.12.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    死霊、生霊、鬼などが人々の身近で跋扈した平安時代、妖しのものを相手に陰陽師安倍清明が親友の源博雅と挑むこの世ならぬ難事件

    0
    投稿日: 2008.08.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    言わずと知れた妖物退治。 昔からこういう系統の話が好きだったし、やっていたゲームの主人公のルーツが安倍晴明だったので読んでみました。 平安時代のホームズとワトスンですが、ただの正義の味方ではない晴明と、誠実な博雅が大好きです。 実は陰陽師のサイトを持っています(笑)。 もう何年も放置していますが。 物語は同じことの繰り返しですが、つい新刊を読んでしまうのはキャラがいいからだと思います。

    0
    投稿日: 2008.07.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このシリーズ大好きですなぁ。 岡野玲子のコミック版もいいんですが いかんせん後半が・・・別物 いや、あれはアレで・・・いいんですがね。 晴明、博雅コンビを堪能するには こちらかなと。

    0
    投稿日: 2008.05.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    その昔あまりにハマりすぎて気がついたら京都(と大阪)の晴明神社にいってました。映画も面白かったなぁ。

    0
    投稿日: 2008.05.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    晴明と博雅の掛け合いが大好きです。 愛の哀しさと、生死について考えさせられる。 人間って切ない。

    0
    投稿日: 2008.05.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ●2008年4月15日読了 有名な映画の文庫版。 会話が多くて読みやすかったかな。 晴明も好きだけど、かわいい博雅さまも好き。

    0
    投稿日: 2008.04.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    中学生のときからの愛読書。 さくさくと読みやすくて面白い。 ひとつひとつがそれだけで読めちゃうようなお話で時代小説はちょっと…って方にもおすすめ出来ると思います。

    0
    投稿日: 2008.03.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    式神欲しい・・・。 うんと美人で身のお世話をしてくれるの。 とりあえず、目の前のミカンに呪文を・・・

    0
    投稿日: 2008.02.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「あまりに流行しすぎて読む気なくした」「乗り遅れた・・」「映画観て読む気なくした」などの理由でまだ読んでない方もおられるのでは。非常にもつたいない。あれだけ流行ったからには読まれた方々はそれぞれに魅力を見出してるのでしょうが、個人的に毎回一番楽しみにしているのは、清明と博雅の、一杯引っかけながらのやりとりです。この二人、いっつも呑んでます。呑んだくれでいらっしゃいます。二人で呑んだくれた挙句、思い出したように身の回りの怪奇をおさめに行きます。二人は仕事をしているのか?働きたくないでござるか?まぁ清明はそれが仕事か・・話を戻しますが、その二人で呑んだくれるシーンにときどき清明に従う「式神」が現れます。何人かいますが、登場が一番多いのは「蜜虫」です。この蜜虫が超☆素敵(*´Д`) ほとんど喋らないんですけども。主人である清明の世話を甲斐甲斐しくします。映画版の蜜虫が今井エリコだったときは憤慨しました。プンスカプンです。ちなみに、自分的清明のイメージは「ヒカルの碁」に登場する「藤原佐為」です。透明感。

    0
    投稿日: 2007.12.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    今日の陰陽師ブームを語る上で外せない作品。晴明や博雅などの人物造形や、平安時代の闇を感じさせる世界観は独特かつ魅力的だが、全体としてはやや薄味という感は否めない。

    0
    投稿日: 2007.12.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ワタクシを妖怪、怪異譚好きに気づかせた作品。 もともと鬼太郎とか好きだったから、出戻りか。 シリーズほぼ網羅。安部晴明と源博雅が主役。所謂妖怪バスター的な話だけどもその裏にある人間関係がこれまた濃い。 何度読み返したことか。

    0
    投稿日: 2007.12.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    安倍晴明と源博雅の独特な空気が好きです。 短編集をいくつか読んだのですが、始まり方は大体決まって同じ。なのに飽きないし話の展開が面白い。 時代物であり、たまに哲学っぽいところもあるのですが読み易く、進むにつれ自分もその場に居るような錯覚に陥る。そんな作品でした。

    0
    投稿日: 2007.11.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    夢枕獏の人気シリーズ「陰陽師」の文庫版一巻目。 ソフトカバー版の陰陽師が多彩なイラストを挿入していたのに比べ、文庫版はほとんど文章のみでかなり簡素なイメージをうけました。 しかし、そのおかげで夢枕特有の淡い文体が頭の中に自由にイメージできるため、逆に趣深い読了感が得られます。 平安時代に生きる、人、鬼、もののけ、そして陰陽師。それらが同じ都に住み、時にふれあい、時に傷つけ合いながらも日々を送っていくさまを、静かに観賞(感傷?)していく安倍清明とその友源博雅の会話が、とても心に響きます。 っていうか博雅があまりにもいい男で、読んでいて素直に関心しますが、時たま自分と比べて凹みます。 そして、たまに清明が怪物王女の姫様に見えてしまうのは私だけでしょうか。私だけですね。「ふふん」とかこと或るごとに清明がつぶやくのいけないのですよ。 あまりにも綺麗な文学作品だったので、書評も綺麗に書こうとして後半無理が出てきました。駄目駄目ですね。 ただ、この本は掛け値なしに名作だと思うので、ぜひ読んでみてください。

    0
    投稿日: 2007.09.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    私の読書デビュー作。この本のおかげで、私は本の世界にはまれました。 主人公二人の掛け合いが、おもしろい! 作品の雰囲気をつくりあげています。

    0
    投稿日: 2007.07.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    夜な夜な現れ、朱雀大路を大内裏に向かって進んでゆく、牽く牛のいない牛車。その真相は?「鬼のみちゆき」が個人的には一番のお気に入り。

    0
    投稿日: 2007.06.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読み易いしとても面白い。二人のやりとりが面白く、又博雅がどんどん可愛く見える。忠実はいつまで彷徨うやら

    0
    投稿日: 2007.05.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    漫画、映画は以前から見ていて今回は小説に挑戦。 漫画とはまた一味違ったエピソードが読み比べてみても面白かった。 読みやすさで言えば、活字ばかりのコチラの方がすんなり入ってくる。これはこれで完結しているし、それほど厚い本ではない為ちょっと読んでみるだけでもよいと思う

    0
    投稿日: 2007.05.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    霊、生霊、鬼などが人々の身近で跋扈した平安時代、妖しのものを相手に陰陽師安倍清明が親友の源博雅と挑むこの世ならぬ難事件

    0
    投稿日: 2007.05.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    漫画の後で買うようになりました。 岡野版漫画より読みやすいのではないかと思う。 特にこっちは博雅への愛を感じます。 晴明と博雅とのやりとりがむしろ時々見てて恥ずかしい…けどかわいい(笑)

    0
    投稿日: 2007.05.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    短編連作。平安時代の清明の家でのんびり酒を飲んでいるような気分になれる。静寂と闇が当たり前に人々の間に存在していた時代のお話だ。

    0
    投稿日: 2007.05.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    TV・映画化もした作品。安部清明と源博雅のお話。どちらも実在した人物だが、面白いお話。なかなか続きが出ませんね。

    0
    投稿日: 2007.05.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    サラサラっと読める短編連作オカルト話。連作というほど話の前後もつながってませんが、私は基本的に長編より短編連作ものが好きなので、よく読み返します。陰陽師阿部晴明と、友人の博雅が、都の妖魔と対峙するオカルト・シリーズ。晴明はスーパーマンで博雅は猪突猛進(おっちょこちょい)です。こういう場合博雅みたいなタイプは相方に迷惑ばっかりかけて、もー! と読んでいてイライラさせられる場合が多いですが、博雅は晴明の言う通りに「よい漢」です。本当に見守りたくなる好漢。シリーズは博雅のおっかけとして読む価値がある。

    0
    投稿日: 2007.04.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    晴明と博雅のコンビが素敵で素敵で。何気ない会話の掛け合いや、鬼や呪を通して感じられる二人の絆が、とってもいい感じです。

    0
    投稿日: 2006.12.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「ゆこう」「ゆこう」そういうことになった。晴明と博雅のこのやり取りが好きでシリーズを読み続けている。一文一文が短い上に改行が多いので、余白が多く損した気分にならないでもないが、そのひんやりとした軽やかさが逆に良いのだろう。

    0
    投稿日: 2006.12.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最新刊まで所有。ゆっくりとした時間が流れるような文章が気持ちいい。清明と博正のコンビはとてもいい。 映画はダメだったけど、稲垣吾郎が清明を演じたドラマは良かったです。

    0
    投稿日: 2006.12.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    映画化もされたアレです。 博雅と晴明の掛け合いは趣があって落ち着く。 のんびりまったりの空気感を味わう。

    0
    投稿日: 2006.11.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    軽い読み物としても愛用できる作品。時代物なのにさらりと読めるのはすごい。あとセリフとセリフの間に漂う雰囲気や、作品全体にある妖しさが何とも言えない。そして「呪」というものについて考えてしまう。

    0
    投稿日: 2006.11.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    好きです。こういう不思議なお話。 陰陽師と言えば、京極夏彦さんの作品に出てくる「京極堂」しか知らなかったけど、どうやら陰陽師は「何でも知っているけど多くは語らない」という共通項があるのね。 最初は、晴明が人をからかっているようなところがあってイライラしたけど、自分が晴明だと思って読んでると博雅を一緒にからかっているようで楽しかった。 博雅の実直さや、晴明のクールだけど博雅を思いやる気持ちなんかに惹かれた。 一話毎に同じ説明(晴明や博雅の容姿、晴明の家や庭の描写)があるのが邪魔かな。

    0
    投稿日: 2006.10.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いろんな媒体がありますが、一番いいのは原作小説だという結論に達しました。 想像の余地があるって言うのはいいことだ、うん。 短編連作と言う形式も読みやすくていいと思います。 いつも長編ばっかり読んでるわけじゃないんですが、(でも原作付きのときの原作は長編ばっかりだよなぁ。どうしてだろ) 最近時間が足りない私には優しかったです。

    0
    投稿日: 2006.09.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ここ何年かでブレイクした陰陽師ブームの火付け役となった夢枕さんのシリーズ第一弾。晴明と博雅のコンビはこの作品でも絶妙!秋になると陰陽師が読みたくなるのは私だけ?

    0
    投稿日: 2006.08.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    根性ないから、死んでまで、誰かを呪ったり、化けて出てくるようなことを、あたしはしないだろう。 だから、この物の怪にまで身を落とす(?)、物の怪に転じる人たちに対して、もちろん恐怖がいちばんにはくるのだけど、あっけに取られてしまいそうだ。 余談。  本を読んでいると、世界に引きずりこまれる。  よって、「しゃべるな」とか、「隠れていろ」とかいわれると、かなり緊張する。 よって、この作品、ふと、ぞくぞくくるような・・・

    0
    投稿日: 2006.07.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    怖いの苦手なんだけど、これはおもしろい!一話完結なのも読みやすくて◎。陰陽師、ぜんぶのシリーズが好きです。ふたりの掛け合いもテンポがよくて、だいすき。

    0
    投稿日: 2006.07.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    酒を飲みながら晴明が博雅に小難しい話をしているシーンが大好きなシリーズ。映画版はあの安っぽさが大好きです(笑)

    0
    投稿日: 2006.06.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    陰陽師といえばの代名詞、安倍晴明の物語。獏さんの本はこれが初めてなんですが、とても読みやすい。文字が嫌味でなく邪魔でもなく、すっと入っていける。それでいて陰陽師のという題材を取り上げているだけの雰囲気がある。必見!!

    0
    投稿日: 2006.06.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    全然違う所でこの作者を知り、知人が安倍清明にハマっていて読んでみた話。おかげさまでこの後から自分の中で妖怪ブームが始まった(笑)。

    0
    投稿日: 2006.05.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    陰陽師の記念すべき第1作(*`∀´*) まだ二人の掛け合いが安定してないけれど、やっぱり面白いです。 この作品の博雅は強そうな設定だなぁ…。

    0
    投稿日: 2006.04.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読んだ・・・夢枕獏作品を・・・ これ読みやすいなぁ・・・時代小説やけど、すっと入ってくる 硬い感じじゃないねん。 こう世界観が柔らかいっていうん? これはなに? 文章がうまいんやろうか?作り方やろうか? 言葉に力があるっていうんかな? あぁようわからんけど、なんか全部がちょうどイイ 夢枕獏のファンになりそうや・・・ このシリーズは読破したいな。

    0
    投稿日: 2006.04.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「鬼のみちゆき」とか哀しい感じで。夢枕 獏さんのは人間の憐れさとか哀しさとか書かれてるのでとても好きです。 でもこの本を読んでて博雅はほんとにいい漢だなぁと思いましたよ。

    0
    投稿日: 2006.03.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    もうどの巻を読んでどの巻は読んでないのかわからないんですが… 静かで風流な、素敵な話です。 しかし、読むと毎回焼き魚が食べたくなる

    0
    投稿日: 2006.03.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    あまたある清明物の中でいちばん好きなのが夢枕氏の陰陽師。 映画化でも原作の良さを損なうこと少なく、見事に映像化されてて嬉しかったv 清明と博雅の会話は、腐女子にはたまらないかもしれない(苦笑

    0
    投稿日: 2006.03.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    衝撃を受けた陰陽師第一巻。 独特な表現方法に驚きました。 ホラーなのに妙に恐怖感を感じず、不思議な感覚を味わう事が出来ました。

    0
    投稿日: 2006.03.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    陰陽師シリーズ第一弾 短編で読みやすいので小説が苦手な方にもオススメ。 漫画版読むより楽ですよ。

    0
    投稿日: 2006.02.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    淡々とした語り口が素敵です。獏っぽい文章ではありますが、少し押えられています。だから、この本を読んでこの人を読もうと思うとかなりがっかりします(笑)

    0
    投稿日: 2006.02.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    陰陽師と聞くと耽美な雰囲気をイメージする方がいるかもしれませんが、この夢枕さんの作品は違いますよ!晴明と博雅の掛け合いの中に移ろう季節やその時代の情緒が存在しなんとも言えない儚さがあったり、必見ですよ!

    0
    投稿日: 2005.12.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    私の安部さん好きは小学校の頃からなので、結構年季が入っているのですが。夢枕漠さんのこの陰陽師シリーズは私のバイブルです。博雅と晴明の掛け合いがなんとも良い感じです。

    0
    投稿日: 2005.12.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大好きな陰陽師シリーズ★ 既存のお話を使ってこんなに読ませてくれるストーリーが描けるというのは本当に凄いと思います。言霊とは何か、陰陽師とは何か……など知るのに最適なシリーズかも。

    0
    投稿日: 2005.11.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    岡野玲子のコミック版から入ってしまったのですが、ぜひ原作を読みたい!と思って読み始めました。マンガとついつい比較しがちですが、通じる部分もあり、活字ならではのおくゆかしい雰囲気がとても好き。ひたすら都の裏側をかけめぐる清明と博雅が魅力的に描かれている。

    0
    投稿日: 2005.10.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    平安時代。闇が闇として残り、人も、鬼も、もののけも、同じ都の暗がりの中に、息をひそめて一緒に住んでいた。安倍晴明は従四以下、大内裏の陰陽寮に属する陰陽師。死霊や生霊、鬼などの妖しのものを相手に、親友の源博雅と力を合わせこの世ならぬ不可思議な難事件にいどみ、 あざやかに解決する。

    0
    投稿日: 2005.10.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    外伝や漫画を先に読んでしまっていたので、原点を押さえておこうと思った。 テンポが好き。漫画は原作に忠実だった。話それるけれど漫画も好き

    0
    投稿日: 2005.10.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     今回2回目です。晴明&博雅のコンビが大好きです。  最後の白比丘尼で、博雅が「いつか死ぬのがいいのだな」みたいなせりふがものすごく印象に残りました。

    0
    投稿日: 2005.10.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    夢枕獏を説明するとき「陰陽師の作者」というと誰もが認知する、言わば一般大衆への普及作。発表されて15年も経ってから、ようやくこれを発端とする陰陽師ブームが起こってしまって「みんなオセーよ」と思ってました。 獏さんの作品の中では特殊な系統であるが、面白いことは間違いない。 雅な雰囲気と、清明と博雅のゆったりした問答が魅力。 鬼は悪者では無いというのをこれで理解した。裏切られ人を恨んで、その未練の末に鬼と化してしまった、悲しい存在として描かれている。

    0
    投稿日: 2005.08.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    陰陽師・安倍清明と、親友の源博雅が、平安の都に起こる不思議な事件を解決していく話です。 濡れ縁で酒を飲み、『「ゆこう」「ゆこう」そういうことになった。』で事件に向かう、二人の関係がなんともいえません。 飄々とした清明に博雅が振り回され気味なのも面白い。 ミステリーなんだけど、平安の雅な世界に引き込まれてしまうシリーズです。

    0
    投稿日: 2005.05.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    昔の作品だというのにまったく古くない。名前からおどろおどろしいものを想像した人はぜひ読むべき。想像を裏切られるから。いい意味で。

    0
    投稿日: 2005.05.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     安部清明と源博雅のコンビ(?)で話が進んでいきます。シリーズ一番最初の本です。  六編の短編が収録されています。

    0
    投稿日: 2005.05.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タイトルやイラストからホラーを連想するとちょっと拍子抜けする。どちらかというと人間ドラマ。全てを斜から見るような清明とそれに振り回される博雅の名コンビがここから出てくる。平安のテンポがこの作品から軽く味わえる。少なくとも現代よりはよっぽどおっとりゆっくりした時代で、物語も多少間延び(わざと)しているところがなくはないが、勢いよく読めてしまう。人とは…を少し考えてしまう話が多い

    0
    投稿日: 2005.05.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    著:夢枕獏 春ごろだっけかな・・・? 和製メタルバンド”陰陽座”にはまってしまい、 映画「陰陽師?」「陰陽師?」を見た。 野村萬斎と伊藤英明のコンビがいい感じで、 陰陽師にすっぽりとはまってしまった。 なんか、和な感じでSFちっくなところが好き。 ってことで、原作を読むことに。 この本の内容は映画とかぶっていたので、 かなりすらすらと読め、 さらに情景が頭にリアルに描けて面白かった。 陰陽師シリーズに一貫してでてくる「呪」というものについての話はいささか複雑だけど、 物や事の名を縛る「呪」というものは ギリシャ哲学のイデアに通ずるものがあるのでは と思うのは私だけでしょうか? あまりギリシャ哲学に詳しいわけでもないので、 よくわかりませんが。

    0
    投稿日: 2005.02.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ■説明 陰陽師とは、占い師のようであり、人を呪い殺したり、幻術も使える。 その陰陽師の安部晴明の話。 短い話が6つ入っている。 ■感想 どの編もおもしろいですが、 私は梔子の女という話が謎解きのようで 好きでした。 寿水というお坊さんが、般若心経を写経していたところに、そこに女のあやかしがでて、悩んでいる。その女のあやかしとは。。と言う話。 今流行りの陰陽師の話ですが、発端なので 2.3巻になるにしたがって筆がのっておもしろくなるように思います。 話はほぼ一話完結なので、どの巻から読んでも楽しめると思います。

    0
    投稿日: 2005.02.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    どうも「ゆめばくらまく」と言ってしまうのですが、そんな無礼者のアタシにも読みやすい短編でした。以前NHKで吾郎ちゃんがやっていたのを思い出しながら、安倍晴明には野村萬斎がピッタリだと思って。全体の雰囲気がとても良い作品でした。

    0
    投稿日: 2004.12.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    陰陽師もとい安倍晴明ブームに火をつけた夢枕獏のシリーズもの。他の夢枕獏の本を読んだこと無いのですが、行間で語るというような文章がワタシは好きですね。昨日TVで映画版『陰陽師』を観ちゃったのですが、ひどい。野村萬斎は素晴らしいのですが。あの着こなしといい、妖しさといいまさに適役!ですけど、他がダメすぎる。配役だけでなく演出も脚本も。なのに2作れちゃうあたりがしょうもないです。

    0
    投稿日: 2004.12.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    珍しく時代物です。 相当なイキヲィで有名な作家さんですが、作品を読んだのはコレが初めてです。 まぁなんかの雑誌に連載してたのか、毎回登場人物の紹介めいた文章が少々クドくもあったけど、 でも分かりやすい文体で、短編だったのも良かったかも。 1話完結だから通勤電車で読むのに最適かな。 これも映画の公開がキッカケだったんだけれども、結構映画見たくなったかも。 野村萬斎かぁ、、、当たり役かも。

    0
    投稿日: 2004.10.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このシリーズもかなりすきです。 すごいブームになったのですきな人多いと思うけど。 最初になんとなしに図書館で借りてはまりました。

    0
    投稿日: 2004.10.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    陰陽師記念すべき第1作。 晴明と博雅のコンビもまだ板にはついてはいないものの、何とも絶妙。 どの陰陽師より、夢枕さんが書かれる陰陽師シリーズが一番だと思っております。

    0
    投稿日: 2004.09.29