
総合評価
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powered by ブクログ表紙と題名から、当時騒がれたバスジャックを題材にした、シリアスな長編物語かと思ったが、不思議な話の短編集。 バスジャックがブームとなった社会を描く表題作。「バスジャック」 タイトルからしても不思議な話。「二階扉をつけてください」 双眼鏡の先から見えるはずもない世界を描く。「しあわせな光」 一緒にいる彼女の記憶が自分の記憶と違う2人。「二人の記憶」 雨夜に本を片手に見知らぬ女性が訪れる。「雨降る夜に」 小さな動物園に派遣された若い女性。彼女の不思議な仕事を通じて、得る物とは。「動物園」 いなくなった母親を追って辿りついた町。夏休みの数日を母親や同居人とともに過ごす。やがて別れるものとは。「送りの夏」 同著者の「となり町戦争」と同じように、ありえない世界での日常のお話。 奇妙なお話もあるものの、心に残ったのは「二人の記憶」や「動物園」「送りの夏」などのどこか悲しく、しかし心温まるお話。 これらは「ストーリー」ではなく、「お話」という呼び方がふさわしいのかもしれない。 短いものは4ページ、長いものでも50ページくらいなので、一気に読む時間がない人に。
0投稿日: 2025.12.11
powered by ブクログ友人から三崎亜紀さんと言う素晴らしい作家さんがいるという話を少し前に伺ってました。 街の書店でブラブラしながら本を見ていると、たまたま目についたのがこの『バスジャック』でした。 すごいタイトルだなぁと思いながらも三崎さんが素晴らしい作家さんという友人の印象があったので早速読ませてもらいました。 感想としては唯一無二の三崎ワールドが描かれていて、素晴らしい本だなと心から思いました。 勧めてくれた友人にも感謝しました。 世界観としては、日常の風景なのかなと思うと全く別の世界線にあるような価値観、文化、風習なんかを生活の延長に組み込んでいるようで、一瞬何のことかわからなくなったりしてしまいます。 でもジワジワと何が沸いてくるような読後感です。 『動物園』と『送りの夏』がこの一冊を引き締めていると思います。 『二階扉をつけてください』の急展開にも驚かされましたが、個人的には『雨降る夜に』がとても好きだったりします。
0投稿日: 2025.10.04
powered by ブクログ三崎亜記さんの短編集。 この方は設定が緻密であればあるほど面白いので、そういう意味では長編向きの作家さんかなという読後感を得ました。ある程度の長さだと読ませるけど、ショートショートばりの掌編ですとこちらが作品世界になじむ前に終わってしまい、少々惜しい感じがありました。 とはいえ、手を変え品を変え次から次へよくもこんな世界を想像するものです。二階扉は若干トラウマですが(でもこの世にも奇妙な~感、大好き)、表題作のシステマチックなコミカルさも秀逸。玉石混交感はありますが、どれが玉かは読者によって全然異なるでしょうね。
6投稿日: 2025.08.15
powered by ブクログ短編集。どの話も不条理な出来事が語られている点では共通しているが、長さは3ページ程度のものから100ページぐらいのものまで色々ある。結末もブラックなものもあればハッピーエンドもあって、それぞれ違った味を楽しめるバラエティパックだ(逆に言うと、1冊の中でも好き嫌いが分かれるかもしれない)。 短編にしては濃い内容が多く、表題作の「バスジャック」や「動物園」は非現実な部分の設定がしっかり考えられていて、この短編だけで終わらせるのはもったいない気がした。 最後の「送りの夏」は、夏の海辺の美しい情景描写と人々の不気味な行動とのコントラスト、そして、悲哀の中にも希望を感じさせる結末が印象に残った。
6投稿日: 2025.07.14
powered by ブクログバスジャックがスポーツのような気軽さで流行した社会で、まさにバスジャックに遭遇した人々の様子を描いた表題作。その他、日常生活に何か一つだけ不可思議なものを混ぜ込んだ世界の話を集めた短編集。 設定そのものはどれも面白いが、伏線の回収が少し足りていないように思えて「惜しいな」と感じてしまった。個人的には、なんとなく閉塞感と安心感を抱える人々を降りの中の動物になぞらえた『動物園』が好きだった。
0投稿日: 2025.05.31
powered by ブクログ短編集。 SFやちょっと奇妙な味わいの作品等が収録されている。 とりたてて好きなストーリーはなく全てが60点位。 強いて言うなら「動物園」が1番印象深いか。 可もなく不可もなし。
0投稿日: 2025.04.06
powered by ブクログ奇妙な世界の話。中学生の時に著者の別の本を読んだけど良さが分からなかった記憶があった。今もそうだったみたい。
1投稿日: 2024.03.16
powered by ブクログテーマは「理不尽」か「不条理」か。一人の作家から、こんな色々な世界を作れるものなんですね。最後の「送りの夏」も秀逸ですが、「二人の記憶」がとっても好い
0投稿日: 2023.12.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
それぞれの短編が全く違うテイストで書かれていて、これを同じ人が書いているのか〜と不思議な気持ちになりました。 どの話にも心に響くものがありました! 断トツに短いながらも、じんわりと温かい気持ちになれた「しあわせな光」がお気に入りです!
0投稿日: 2023.03.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
独特な世界観に引き込まれあっという間に読み終わってしまった。魚を食べて「お肉みたいで美味しい」と表現するナンセンスな芸能人みたいだけど、 「世にも奇妙な物語の良作みたいで面白かった」 ショートショートまではいかない短編集という感じ。短編と言えば有名なのは星新一だが、初めて星新一を読んだときぐらい衝撃を受けた。久しぶりに自分の好みの小説に出会うことができてとても満足した。三崎亜記の作品、もっと読みたい!
0投稿日: 2023.02.11
powered by ブクログ7つの短編集 2階扉と動物園、送りの夏 この三つが印象に残った。 2階扉はブラックジョークのような後味悪いけど少しクスッとしてしまう作品。 動物園は意味のわからない表現、言葉が出てくるのにすらすら読めた。 送りの夏は1番考えさせられる作品。お父さんの「信じてる」は一方的、「信頼」は互いに思い合ってるというニュアンスの言葉を娘に伝えててなるほどと感じた。 全体的に世界観がすごい。
1投稿日: 2022.06.16
powered by ブクログ短編集。全体的にナンセンスという言葉が思い浮かぶ。とくに表題作。もはやアトラクション。コンペのようでもある。いずれにせよ乗り合わせたくはない。「二階扉をつけてください」一階に設置できるよう改良すべきではないのか。「雨降る夜に」ホッとする話。「動物園」SFとファンタジーの中間にある仕事小説風。綺麗なだけなら写真で十分。息遣いを感じられてこそだと思うので、私が園長なら柚月さんにお願いしたい。他三編。
0投稿日: 2021.09.03
powered by ブクログ短編集で、それぞれのお話が印象的! 説明しすぎず余白を残してくれるので、読者も想像や共感出来る部分が多いと感じました。でもそこが合う合わないで分かれてしまうかも!「送りの夏」が1番好きです。
0投稿日: 2021.04.18
powered by ブクログ短中編7作品収録 それぞれどの作品も独特な世界感 それなりに楽しめました この著者の描写は独特で細かい感じを、ここ数冊読んで 感じました
2投稿日: 2020.08.25
powered by ブクログ短編集。現実からほど近い不思議なお話ばかりで、思わずぞっとするものから温かい気持ちになれるものまで様々な雰囲気を味わえる。 一番好きな話は「送りの夏」で、個人的にはこの小説があるだけでこの本を買って良かったと思った。この話がなければ★3つかな。生者と死者の境界線が淡い場所での少女のひと夏の物語。大事な人との別れとは悲しく、切ないものだけれど、とても尊いものだと、心に染み入るように感じさせてくれる。
1投稿日: 2020.05.17
powered by ブクログ二階扉をつけてくださいのふふっとなるちょいブラックなオチ、しあわせな光の幸福感、送りの夏のラストが好きでした。
2投稿日: 2020.05.09
powered by ブクログ短編集なので物語の好き嫌いあります。 バスジャックだけ2回読みました。すごい爽快感って感じは全く無いけどスラスラ読めたし、おもろかった。 ただ、もういいかな。本棚の奥にしまいました。
1投稿日: 2019.10.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
7つの物語からなる短編集でした。 中でも気に入った作品は「動物園」と「送りの夏」です。 どの作品もあり得ない設定でありながら、登場人物はリアルで、とても人間味があり、面白かったです。 「動物園」 主人公の日野原さんは動物になりきる仕事をしています。設定は現実的にはあり得ない仕事ですが、現場対新参者、男社会対若い女性、ビジネスモデルをパクるライバル社の登場など、起こるイベントやその空気感はとてもリアルで今そこに起きた現実のように感じました。 自分も働く女性の1人として、共感できる作品でした。 「送りの夏」 少しわかりにくい作品でした。 短編集の中ではかなり長い作品だと思いますが、展開が多く、少し強引でご都合主義的に感じてしまう部分もあり違和感が残ります。 ただ、時折出てくる考え方にはハッとさせられるものがあり、『信じている、というより、信頼しているんだ』という父の言葉と、帰りの電車の中写真を見て『そこには、すべての人の生があり、そして死があった。』という回想がとても印象的でした。
1投稿日: 2019.05.24
powered by ブクログ短編集。 基本的には現実味の無い舞台設定の物が殆ど。 タイトルの『バスジャック』はテンポは良いが特に何か感じるほどじゃなかった。 ただ、意外にも最後の話は現実には有り得ないとしても少しじんわりと暖まる話だった。
1投稿日: 2018.11.11
powered by ブクログ読書会の為に再読しました。 三崎ワールドは長編にも短編にも確かにあります。非日常も続けば日常になる、って確か他の作品に出てきた言葉ですが、三崎ワールドを上手く表現してあるなぁと思います。 読書会では表題作を紹介したのですが、お話はやっぱり「動物園」と「送りの夏」が好き。動物園は日野原さんの能力表出のところが少し想像し難いですが、どのお話も情景が浮かんでくるようです。映像的。 ヒノヤマホウオウ、見てみたいなぁ。 情報量の少ない、静かな世界なのも好きです。 ハヤカワ・トータルプランニングのシリーズも、他の作品も読むのが楽しみです。
1投稿日: 2018.06.23
powered by ブクログ「世にも奇妙な物語」が好きな方にはオススメ 表題作のインパクトが強い 日常によくあることを少しずらしてさらにそれが日常になった世界を描かせたら随一 この著者の作品を読むきっかけになった作品
1投稿日: 2018.03.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
再読。短編集。温かいものから怖いものまで彩りも長さも様々で楽しい。「送りの夏」が大切な人の死を受け入れることについて考えさえられてよかった。夫婦らしくない夫婦と母娘らしくない母娘だが、家族の信頼についてもいろんな形があってよいと思った。「動物園」はフシギな仕事を綿密に描いて三崎ワールドを作り上げている。「図書館」につながるんだったっけ?
1投稿日: 2018.01.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「二階扉をつけてください」 コミカルなテンポで話が進んだ結果、後味の悪い結末。という対比が読んで癖になる。 「送りの夏」 短い文章ながら、舞台設定の細かい描写が見事で情景が目に浮かぶような作品。
1投稿日: 2017.05.09
powered by ブクログ7編からなる物語。 最後の送り夏が最愛の人の死を受け入れない人達が死んだ人の等身大の人形と共同生活していく物語。悲しいけど決別の大切さも… 表題のバスジャックは最後の終わり方がよかった。 2017.03.17読了
1投稿日: 2017.03.18
powered by ブクログ7種類の短編 二階扉をつけてください 世にも奇妙な物語でありそうな話、コミカルでテンポが良いです。 しあわせな光 ほのぼのしてますが、職質されないように! 二人の記憶 記憶は曖昧なものだけど・・・ バスジャック バスジャックが娯楽として認知されてる世界!物語の造りは同作者の『となりまち戦争』のようです。 雨降る夜に こんな来客が居たら雨の降る夜も楽しいでしょうね! 動物園 超能力もの!こちらは同作者の『失われた町』が思い出される。続編希望! 送りの夏 母が失踪、そんな母に文句を言ってやろうと娘が母を追い掛ける。追いついた先では人形のような人達と暮らす住人が居ました。
1投稿日: 2016.11.21
powered by ブクログ三崎さんの小説は初めて読みました。 私はミステリが好きなのですが、図書館で裏表紙のあらすじを読んで借りてみることに。 ひとつめ「二階扉~」を読んだとき、 つまりなんだ?どういうこと? 面白さはあるけど謎が残る、ハッキリしないなぁと思ったのですが、「二人の記憶」まで読んだとき、「あぁ、ハッキリしなくていいんだ。」と思いました。 謎が解けなくてもいいじゃないか。 不思議な世界観に自分まで混ぜ込むようにして楽しむのがファンタジーなんですね。 読後感が癖になりそうです。
1投稿日: 2016.04.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
不思議なお話でした。2階扉でコメディっぽいのかと思いきや送りの夏は思ったより深かった。 世界観は嫌いではないです。
1投稿日: 2016.03.21
powered by ブクログ【読了】 リアルSFと言うかなんと言うか、、、。 要は『世にも奇妙な物語』っぽい感じの物語の短編集。 僕的にはアタリとハズレの差が大きかったですね。 『しあわせな光』と『動物園』は面白かったけど、 他のはなんとも言えない中途半端な印象を受けました。 まぁ、たまに読むジャンルとしては良いかも知れませんね♪ #三崎亜記
1投稿日: 2016.03.17
powered by ブクログいろいろなタイプの短編が収録されている。 しかし、作者の個性が発揮されていない作品が多く、 消化不良気味。 ネタは申し分ないと思う。 もう少しインパクトが欲しい。
1投稿日: 2016.02.24
powered by ブクログなんとなく懐かしい感じがして面白かったですね。 筒井さんはじめ、不条理で少し怖くて、悲しくて、なんか染みてくる小説に夢中になった昔を思い出されます。
1投稿日: 2016.01.30
powered by ブクログやぁっと読み終えたビックリマーク もういつから読んでたかも記憶にないですよ。 ていうか動物園で止まってたんですよね汗 つまんなくて(爆) 結局飛ばして送りの夏読みました。 面白かったのはバスジャックと二階扉をつけてくださいかな。 二階~はオチがやばかった! そんなオチですか(оДо) みたいな。 そこで期待値ががつんと上がってしまっただけに そのあとが…ヤダワァ・・・ バスジャックと二人の記憶は結構よかったけどね。 でも、実際「となり町戦争」の方がずっと面白かったかな~ ていうかあれは本当に面白かったから 期待しすぎた点もあったのかもしんないけど。。 んむー残念です。
1投稿日: 2016.01.22
powered by ブクログ『となり町戦争』がおもしろかったので、その作者の二作目。購入したのはだいぶ前なので、かなり積読していた。外れの少ない短編集。好きなのは… 「二階扉をつけてください」町内会の回覧板に書かれたその言葉。わからないままつけた二回扉に隠された秘密。SFチックで後味が少し悪い。笑 「バスジャック」バスジャックブームにより、ルールや様式美が定められた不思議な世界。「ロマンはどこだ」感。 「動物園」動物を表現できる不思議な能力を持った女性の話。おじさん飼育員との会話が良い。 「二人の記憶」彼女との記憶に少しずつすれ違い。そのずれをどうするかという話。彼女と主人公、どちらが違うのかもはっきりしないんですよね。 「送りの夏」ある日突然蒸発した母の行き先を求めて娘が向かった先には、マネキンのような人を抱えたいくつかの家族のシェアハウスが。彼らとマネキンのような人々の正体は? ショートショートから短編まで、変わった設定の作品が多いけれど、どれも読んでいて感情移入できる。「動物園」と「送りの夏」が好き。とくに「送りの夏」はアニメ映画にでもできそうな感動的なストーリーです。命とか、死の乗り越え方について考えさせられます。
1投稿日: 2015.11.02
powered by ブクログ回覧版で知らされた『二階扉』なる設備をつけるべく奮闘する男の話『二階扉をつけてください』、バスジャックがブームとなり形式化しつつある世界を書いた表題作『バスジャック』などの七つの物語。 突如不条理な世界で繰り広げられる三崎ワールド全開の短編集。 一番目の話が、戸惑いつつもコメディタッチだったのに、オチがホラーで少々ビビりましたが、その他はほぼ優しさの中に寂寥感漂うお話でした。 特にラストの『送りの夏』は、小学生の女の子の生き生きとした目線で話が書かれている為、対局である『死』もより強く、残された者達の苦しさ悲しさが感じられる話だったと思います。 この中で私が一番気に入ったのが『動物園』。どこがとは上手く言えないのですが、印象強いものを感じました。
1投稿日: 2015.09.24
powered by ブクログ不思議さの度合いが心地良い短編集。 世にも奇妙な物語で映像化してほしい。 大切な人の死を受け止めるには、見守ってくれる第三者と、特別な時間が必要なのだと「送りの夏」を読んで思った。哀しみに浸り切る贅沢って、あってもいいのにな…
1投稿日: 2015.08.25
powered by ブクログ叙情的な季節感を醸しながら語られる不思議な短編集。その中にあって、二階扉〜とバスジャックの2篇はブラックユーモアテイストで読み手を飽きさせない。 作者は情景描写がとても素敵ですね。 お気に入りは、送りの夏かな。小6の少女が大人過ぎだけど。
1投稿日: 2015.03.04
powered by ブクログ再読。 建築物に執着を見せる三崎さんですが、この短編集では建物は「二階扉をつけてください」に少し出てくる程度です。 初読の時と同じくこの短編集の中では長めの「動物園」「送りの夏」が印象に残ります。特に今回は「送りの夏」。 それぞれ動かないマネキン人形のような人間を抱えた4つの家族が共同で暮らす家。主人公の小学生・麻美の母親も家出してそこで暮らしていた。 愛する人の死を受け入れるための場所。そこで麻美の知らない動かぬ男性と暮らすどこか奔放な母親と、妻や娘を信頼する父親。ちょっと不思議な家族。 夏の物語なのにどこか静寂でひんやりと、しかし暖かな気持ちになる話でした。 ====================================== 08-099 2008/12/09 ☆☆☆☆ 不条理の世界です。 「となり町戦争」も不思議な世界でしたが。 読み始めは「何で?」という感覚が強く。何だか不条理な世界を描くことのみが目的のように見えて、付いて行けませんでした。しかし、読み進めるうちにかなり感じが変ってきました。 特に最後の2作は私好みです。 動物園の檻の中で、見物客に居もしない動物の幻視を起こさせることを生業にする若い女性。大切な人の死を受け入れかね、人形を代役にゆっくりとした別離を図る集団。不思議な世界ではあるけれど、切なさがあって、染み込んで来ます。
1投稿日: 2015.02.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この作者の作品は、設定や雰囲気はとても好きなんだけど、 何か読み終わってもいまいちスッキリとしない・・・
2投稿日: 2015.01.05
powered by ブクログ最初の話でびっくりしましたが、読み終わったあとにはとてもあたたかい気持ちになりました。この人の、だんだんと真実を明かしていくが全部は明かさない感じの文体、結構気に入りました。
1投稿日: 2014.12.26
powered by ブクログまぁまぁ面白い。 直前に読んだせいもあるのか? 村上春樹の「東京奇憚集」と似てる。 20090309
1投稿日: 2014.12.21
powered by ブクログ不思議な物語をさも当たり前の世界かのように書いている小説。それぞれが面白かった。ミステリーあり、ファンタジーあり。個人的には動物園が一番良かった。語り口が好き。 2014.12
1投稿日: 2014.12.06
powered by ブクログちょっと不思議な話がつまった一冊。二階扉はどこでもドアみたいなものでしょうか。記憶が相手と違ったら怖いですね。でも写真とか毎回撮っておいてこれは覚えてる?とかお互いに確認するのが楽しそうかもしれないです。バスジャックはまさかの公認でちょっとした命がけのツアーですね。送りの夏は終わらせずに一緒に過ごしていくのはいつまでも痛みが薄れず、決心もつきにくく辛いだろうと思います。
1投稿日: 2014.10.20
powered by ブクログ不思議な7つの話。 高校生の頃に一度読んでいて、本作の最終録「送りの夏」にすごく感動したのをよく覚えています。 いつかまた絶対に読み返そうと決めていたのですが、中々手に取ることがないまま今日に至って再読。 こんな話もあったなぁ、と懐かしく感じたりもしましたがほとんどの内容を忘れてしまっていたので新鮮でした。SFチックです。 送りの夏は改めて読んでも素晴らしかった。心に響く文章がいくつも出てくるし、情景も頭の中にのびのびと広がってきます。 麻美とお父さんの掛け合いが和みますね。お父さんの考え方は理想的ではあるけれど、っていう麻美の心情が痛いほどよく分かります。 確かに理想的ではあるけれど……自分自身に置き換えてみても、難しいことのように感じました。 短編ですが長編を読んだ後の様な満足感です。むしろこの作品単独で長編として読みたい。 いつかまた必ず読みます。
1投稿日: 2014.09.24
powered by ブクログ【本の内容】 今、「バスジャック」がブームである―。 バスジャックが娯楽として認知されて、様式美を備えるようになった不条理な社会を描く表題作。 回覧板で知らされた謎の設備「二階扉」を設置しようと奮闘する男を描く「二階扉をつけてください」、大切な存在との別れを抒情豊かに描く「送りの夏」など、著者の才能を証明する七つの物語。 [ 目次 ] [ POP ] 本屋大賞候補作家で、映画『となりまち戦争』の作者・三崎亜記さんの短編集『バスジャック』を紹介します。 最短3ページの短編を含むもので、あまりの出来のよさに三崎さんにお願いしてその3ページをコピーして店頭で配布したぐらいの出来でした。 勿論その3ページを読んだお客様のほとんどが即購入に結びついたことはいうまでもありません。 嘘っぽいですって? いえいえ名前を出して書いているので嘘はつけません。 自信もあります。 ぜひご自分の目でご確認下さい。 これだけ透明でさわやかで後味のいい短編集はめったに有りません。 内容を書くとネタばれになるので書きませんが、期待してください。 [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
1投稿日: 2014.08.24
powered by ブクログいつもの三浦作品な感じで、荒唐無稽な設定を真顔で語る短編集、みたいな。 絶賛、とまではいかないが、でも嫌いじゃないぜ、こういうの。といった感じです。 表題作の「バスジャック」は、バスジャックがブームになるという世界観。 バスをジャックするのにルールがあり、乗客たちはそれを観客のごとく楽しむ。バスジャックには運転手と前ドアを監視する「シテ」がいて、最後尾の席で銃を持つ「ツレ」、火薬の入ったバッグと起爆装置を持つ「地謡」、バスジャックの要件を満たしているかチェックする「後見」がいる。能か。 各種の決まり事を備え、「誰もがバスジャックに参加するための周辺整備」がされる。 ひとことで言えば世界観を探るおもしろさかと思う。それがどんな世界を前提に書かれたものなのかは読み進めなくてはわからないからだ。 だから『バスジャック』でいえば、「え、バスジャック!?」と思った直後に、「あ。していいんだ」と思い直す。それしていい世界なんだ、と。 そういうおもしろさはあるけれど、★4と3で迷いつつも3にしたのは、以前読んだ短編集の中の1編と、同じ設定の短編があったから。前述の通り、この人の作品は世界観を探るおもしろさだと思っているので、最初から知っている世界観が出てしまうとちょっと残念。プラスアルファがあればよかったんだけれど、ちょっと物足りなかったかな。 でも、こんなバスジャックなら私もしてみたい。
1投稿日: 2014.06.19
powered by ブクログ三崎亜記作品初読。 不思議な世界観。 読みにくいわけではないので時間はあまりかからず読了。 私にはあわないかな。 他の作品もこんな感じなのかなあ。。。
1投稿日: 2014.05.26
powered by ブクログとなり町戦争は?だったけどこれは進む毎に面白かった。 ありえないはずの動物を演じるところで失敗するなよ~って妙に心配したりして・・
1投稿日: 2014.04.18現実世界と少しズレた世界
「となり町戦争」と同じ世界設定。前作はイマイチだったのですが、本作は良かった。現実世界と少しズレた世界、パラレルワールド的な世界で展開するちょっと不思議な話。余韻を残す話しが多くこれがこの作家の持ち味だったと認識しました。他の三崎ワールドも体験してみたくなりました。
0投稿日: 2013.10.07バスジャックブーム到来
摩訶不思議な日常を書く三崎亜記の短編集。 表題のバスジャックは、「バスジャックがブームである」唐突に始まる内容は、バスジャック初心者を通してバスジャックの仕組みを紹介、最後に「真のバスジャックとは?」が書かれている。 読んでいる間は、疑問が頭から離れないのだが最後までさくさく読んでいける。
0投稿日: 2013.09.25
powered by ブクログ軽快な筆致で描かれる日常的な非日常の短編集。 気軽な一人旅の電車の中などに適した本。 それほど身をいれず、楽な気持ちで楽しめる。 「文学」を求めている人には物足りないだろうが、物語を楽しみたい人には楽しめると思う。 特に動物園の話と最後の話は面白い。 エンタメ小説全般に言えることだけれど、あとは文体が自分に会うかどうかの問題。
1投稿日: 2013.09.03
powered by ブクログ短編集。どれも癖のある話な印象。 様々な事が変化し相互に影響しあう日常のある部分だけをシンプルにしてみたらどうなるか、そんなふうに書かれている印象。 何か物語を使って実験しているような感じ。
1投稿日: 2013.03.14
powered by ブクログ普通の人々が普通じゃない日々を普通に過ごしてる。 何が正しくて何がおかしいのか わからないんだけど どっちでもよくなってくる。
1投稿日: 2013.03.12
powered by ブクログ『となり町戦争』の作者の三崎さんの短編集 めっちゃ不思議な話ばかり 『二階扉をつけてください』 二階扉をつけることが義務化されたという回覧板がまわり、 わけもわからないまま二階扉をつけるけとにした主人公の話。 これはなんかホラーみたいだった。 初めの話だから不思議ワールドになれてなくて 引いてしまった(笑) 『二人の記憶』 あるカップルの記憶が食い違い、 どちらが正しいのか確かめるすべすらない。 でも出逢いの記憶だけきちんと重なっているところがよかった 『バスジャック』 バスジャックが流行し、いかに勇敢にバスジャックを決行するかを競うものたちとそれを楽しむ乗客たち。 と、まあ不思議な話ばかりあとの4つもかなり不思議だった。 でも『送りの夏』と『動物園』は結構よかったな 死や嘘への思いを織り込みながら描かれた作品たちでした
2投稿日: 2013.03.02
powered by ブクログバスジャックが法律で認められた世界のお話とか、ちょっと不思議な物語を集めた短編集。なぜかしっくり来ました。星新一の大人版…と感じたけど、こんな呼び方は作者に失礼かな?
1投稿日: 2013.02.26
powered by ブクログこの短篇集の中で好きな物語は「しあわせな光」と「送りの夏」。「しあわせな光」は見開き2ページの超ショート。でもほんわかと心があたたまる。「送りの夏」は人の中にある“死”に対する受け止め方について考えさせられた。誰かの死って、それと向き合うのはやっぱり人それぞれなんだよね。
1投稿日: 2012.12.18
powered by ブクログ再読3回目。 短編集。ホラー、とは呼びたくないようなファンタジー。 表題作が一番いい、かな。結末は予測可能な範囲だったけど、丁寧な書き方が好きです。
1投稿日: 2012.11.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最近また読み返したくなって、文庫版を改めて購入。 「二階扉をつけてください」なんかは、先住民と渡来人の確執のあたりもさることながら、まるでホラーだと思う。ぞっとする感覚。 かと思うと、その次に「あたたかな光」。緩急のつけ具合がすごい。 そして表題作の「バスジャック」。バスジャックブームっていう設定が面白すぎる! 今回さらに目を引いたのが、「動物園」。まさか『廃墟建築士』に同じキャラクターが出ていたとは気付かなかった。。 やっぱり読み返しても良い一冊でした。
1投稿日: 2012.10.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
とりあえず便利だからということで設置した二階扉の向こうで、悲劇が起きてしまいました。 「何かが叩きつけられた激しい音」 「どさりと落ちた」 ドアの向こう側の音や感覚が不気味すぎます。便利で役に立つはずのドアのはずだったのに、、、。 なぜ二階に扉? 最初に感じたこの違和感は正しかったようです。 違和感は人間の高機能センサーがキャッチした明らかな異常、でもその感覚を長くとどめることができません。日常に埋没してしまう前にキャッチした時点でとことん追求したほうがよいのかもしれません。
1投稿日: 2012.07.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
世にも奇妙な物語のように、着地点を決めずにストーリーを決めている印象です。 想像や結末を読者まかせにしているところは否めません。 私は受け付けないです。 他の方も言っている通り、★1.5という印象です。 元々藤子F不二雄先生の短編SF作品を沢山読んでいるからか、どうもこのテキスト自体中途半端な完成度に感じてしまう。 7作ある中の4作品をよんで挫折。
1投稿日: 2012.07.13
powered by ブクログ「となり町戦争」を書いた方の短編集。 「しあわせな光」は、確かによかった。と思う。 けどそれ以外は私にはちょっと、あわないみたいだった。 え、何その終わり方!だから何なの!?結局何だったの? と、何回か叫びました。。。
1投稿日: 2012.05.08
powered by ブクログとなり町戦争後で書きにくかったと思うが、なかなかこれは面白かった。 特に表題作が秀逸。 フィクションではあるけれど、確実な手触りと違和感がとにかく独特でそれがたまらない。 もう前提から間違っているのに、それが厳然たる事実として屹立しているような世界観が好き。 その他の話も素晴らしく、特に最後の話はしっとりしていて佳作だった。
1投稿日: 2012.05.02
powered by ブクログショートショートのようなんだけれど、オチがない。混沌とした世界観は面白いけど、それを投げっぱなし感がある。 "動物園"が一番面白かった。二階扉が一番意味不明だった。
1投稿日: 2012.04.19
powered by ブクログ7編からなる短編集だけど、うち2つは音楽アルバムでいうところの短いインストみたいに感じた。 「二階扉・・・」はその不条理さにおいて、「バスジャック」は設定の面白さにおいて、前回読んだ短編集同様あとをひいた。 「動物園」は三崎ワールド特有のズレと、そのズレをなんとなく納得させてしまう説得力、ストーリーの運び、全てにおいて好み。 一方、抒情的な文章がきれいだと思ったけど、「送りの夏」は好みに合わなかった。ありきたり感が否めないのと、登場人物に共感できなかったというところが大きい。 とはいえ、全体的に読んでいて退屈しない。 今度はぜひ長編を読んでみたくなった。
1投稿日: 2012.03.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
紹介文をチェックせずに読みはじめたので、タイトルから想像していたのとはまったく違う短編集だった。 「動物園」は秀逸。一方、ほぼ半分を占める「送りの夏」はイマイチだと思う。こういうの好きな人は少なからずいると思うけど、ぼくはダメだこれ(^_^;) 内容自体はよくかけてるのだけれど、ネタ的にちょっとありがちな感が否めない。
1投稿日: 2012.03.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
三崎亜記って、日常と少しずれたところを淡々と書く。ひょうひょうと書く、っていうか、それが少しも特別なことみたいに書かれない。「ほら太陽って東から昇るじゃないですか」って言う時と、「ほらバスジャック今ブームじゃないですか」って言う時の声のトーンは同じなんだろう。『となり町戦争』の時も思ったけど、こういうふうにこれが当然ですよみたいな顔をされるとこっちも「そうなんだ」って思って状況に流されていくの怖いよね
4投稿日: 2012.03.09
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「三崎亜記」の作風を求めて買い、「二階扉」「動物園」「送りの夏」で楽しめた。ショート・ショートはもうちょっとか。 「送りの夏」亡くなった人をそのような形でそばに置くことは、逝った人・残された人の両方にとって、とても残酷なことだと思う。楽しかった日々と同じくらい、あるいはそれ以上の後悔の思いがよみがえるはず。逝った人も、それは望まないだろう。
1投稿日: 2012.03.06
powered by ブクログ三崎ワールドの短編集。個人的には「バスジャック」「動物園」が好き。「バスジャックが流行る」という設定を思いつくのはすごいと思う。現実の世界ではありえないかなり変わった職業や法律をどんどん生み出していってほしい。
1投稿日: 2012.02.13
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短編集。なんの予備知識もなく読み始めたから最初の1編から驚いた。こういう方向の作風だったのか。タイトル、表紙、で、表紙めくったところにある著者近影から伊坂(幸太郎)さんみたいな感じを想像してました。それがいきなり、2階に扉つけるとか、でオチるとかw筒井康隆かい! 前半の短い作品群がすごい好き。「しあわせな光」「二人の記憶」病院の待合で読んでたから、困った。泣けるー
1投稿日: 2011.12.24
powered by ブクログ「となり町戦争」の著者、三崎亜記の短編集。 表紙の写真とタイトルで、ちょっと損をしている気がする。 「乙一」とか「世にも奇妙な物語」が好きな人は、きっと気に入ると思う。 表題作の「バスジャック」は「バスジャックがブームになって、バスジャックのための法整備までされた社会」を舞台にした話で、「となり町戦争」に通じる部分がある。 ただ、こういった奇抜な舞台設定は、この著者の本質とあまり関らない気がする。
1投稿日: 2011.11.24
powered by ブクログ短編集 じんわりもあり。「えっ」ってものあり。 バスジャックは、世にも奇妙な物語にもなりそう。 まぁ全部そうかな。。
1投稿日: 2011.11.22
powered by ブクログ高校の図書館でハードカバーのを借りたのが最初だった。 何故か文庫版を持っている。 自分が文庫版を持ってるってことはそれなりにすきだったんだろう。 今回改めて読んだら、前ほどすきではなくなったみたい。 前は独特のきもちわるさというか、そういうのが良かったんだろうけど、今はそうでもないようで。 その変化が少しかなしい。 「送りの夏」 あの「マネキン」たちまさにあの「不気味なもの」だと思った。 学生のときにこの話を課題に使ったんだ。 「二人の記憶」。 記憶は年表じゃなくて星のようなものなんじゃないか、という考え。 確かにそうかもしれないと思った。この本で一番共感した。 どれか一つを選ぶとしたら自分は「動物園」。
1投稿日: 2011.11.12
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短編集。 ・二階扉をつけてください すごく後味悪くてどうしようかと。 ・しあわせな光 あまり印象に残ってない。良い話だったような。 ・二人の記憶 これもあまり記憶に残ってない。二人の記憶がところどころ食い違ってるって話だったような。だけどそんなことは大したことじゃない。 ・バスジャック 表題作。オチが読めた。 ・雨降る夜に 人んちを勝手に図書館化。 ・動物園 これが一番好き。 ・送りの夏 泣いた。ぼろ泣きした。12歳にしては麻美は大人びてる気がしたけど、あの両親に育てられたならあんなものか。
1投稿日: 2011.11.02
powered by ブクログとても象徴的な話ばかりで必ずしも十全に理解出来たとは思いません。 ただ、この短編集のもつ、ぼんやりとした暖かさや日溜まりのような優しさは楽しむことが出来ました。
1投稿日: 2011.09.03
powered by ブクログ三崎亜記 頭の中はどうなっているのか。どれもびっくり。「二階扉をつけてください」は衝撃的。「送りの夏」はじんわりくる。表題の「バスジャック」は三崎亜記作品らしく、日常とはずれている感じ。
1投稿日: 2011.08.25
powered by ブクログちょっと強引な部分もあるけど、不思議な印象の話が集まった短篇集。 特に不条理な展開が続く「二階扉をつけてください」が一番好きかな。
1投稿日: 2011.08.21
powered by ブクログ買って忘れていたのを発見して、読みました。 帯に「生きてる人間が一番怖い」みたいなこと書いてあって、その謳い文句に惹かれて購入しました。 2階扉の話は、ちょっと不気味な感じがして私が読む前にこの本に抱いていたイメージに近かったです。 でも他の短編は、ちょっとそのイメージと違ったように思いました。 短編ごとに温度差があるというか…上手く言い表せられないけど; 多分、私の期待度が高すぎたんですね! うん。
1投稿日: 2011.07.30
powered by ブクログありえない世界設定を真面目に頑なに描くこの作家の作品に共通の雰囲気が大好きです。「二階扉をつけて下さい」の違和感を積み重ねて積み重ねて漠然とした不安を膨らませておいての鳥肌ラストも良いし、「送りの夏」の静かで穏やかで寂しい雰囲気も良い。好きです。
1投稿日: 2011.07.21
powered by ブクログ久留米市職員だった著者が小説すばる新人賞を受けた「となり町戦争」の翌年に発表した短編集です。雨の日に関連して「雨降る夜に」があります。いずれの短編も奇想天外な発想のストーリーであっという間に読み終えます。 Bozen
1投稿日: 2011.06.11
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最後の人形のような人たちが出てくる話はどこかで読んだような気がするんだけど…国語のテストとかかな? それはさておき、面白さは普通。途中で展開が読めちゃうストーリーばかりだったけど、読み終わるごとに少しにやっとしてしまうような雰囲気がある。 なんとなく、星新一のショートショートを思い出した。
1投稿日: 2011.05.31
powered by ブクログ二階の扉から目薬を落とす。 【内容】 全7編からなる短編集 【感想】 あなたの家の二階に外に出る扉があったら何をしますか? いきなりの、「二階扉をつけてください」のラストで度肝を抜かれました。 その後も発想が豊か?な感じで、二階から目薬したら目に入った感じです。 【引用】 「信じるっていうのは、お父さんからの一方的な気持ちの押し付けだ。こうあってほしいっていう身勝手なものだね。信頼するっていうのはそれとは違う。互いの存在や、考えていること、やろうとしていることを認め合える関係のことなんだよ。お父さんは、お母さんとそんな関係でいたいと思う。」 なお、亜記さんは男性です。
1投稿日: 2011.05.19
powered by ブクログある意味SFです。「となり町戦争」とはまた違った味わい。温かい話なんだけど不思議なことにはどこか冷静な話が多かったです。それにしても「二階扉をつけてください」は安全装置ぐらいつけようよ、と思ってしまったのは本読みとして駄目なんだろうか・・。
1投稿日: 2011.04.20
powered by ブクログ初めて読みました、三崎亜記。 現実ではありえないような7つの短編集。 小説だからこそ人の想像力に訴えかける作品ばかりです。 7つの中でも印象に残ったのはこれ。 「二階扉をつけてください」 ある住宅街に住んでいる夫婦。 夫は家のことも町内会のこともあまり関心がなかったが ある日、先住民と呼ばれる昔から住んでいる 中年女性から「二階扉をつけていないのは あなたの家だけ」というクレームをつけられ 渋々二階扉をつけてもらうことに。 だが4つの二階扉取り付け専門業者に来てもらったが どう見てもどの会社の業者も同じ男・・・。 一体二階扉にどんな秘密があるのか。 ただ他6編の話が・・・って感じで評価はちょい低め。 薄くて読みやすいです。
1投稿日: 2011.03.26
powered by ブクログ読み始めは、「うーん」って。 読み終わって、「あ、うーん、まぁ、おもしろかったかも」って。 バスジャックと最後のお話が好き。
1投稿日: 2011.01.15
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短編小説特有の、テンポの良さ。 筆者の筆捌きも相まって、サクサク読めます。 ちょっと不思議で、どこかハートフルな作品の連続に、何だか暖かい気持ちになれますね。 ただ、「となり町戦争」でも思ったけど、 作品全般に、少し物足りなさを感じてしまいます。 もう少し掘り下げても…というのは、トーシロの意見??w 個人的には、「二階扉~」が一番好きかな。
1投稿日: 2010.12.30
powered by ブクログ無駄に不気味で期待させるけど、拍子抜けな気分のものもある。 雨降る夜にというのは良かった。雨の夜に自分の部屋が図書館になるなんて読書家には最高の気分では?
1投稿日: 2010.10.16
powered by ブクログ本屋であらすじに釣られて買いました。 劣化版乙一みたいな感じで(怒られるか?) おもしろくないわけでもないけど、特に感動も覚えなかったかな ☆1,5個くらい ですな・・ うーん 数年前に読んだけど話の内容あんまり覚えてないです それくらいの本です(僕にとって)
1投稿日: 2010.09.03
powered by ブクログ7編の短編集。 バスジャックが娯楽と認知され、様式美を備えるようになった。 様式美は好きなんですけどね。 犯人対人質の不思議な連帯感が快感なんでしょうけど、行きたい所があるのに突然バスジャックが始まると正直迷惑です! って架空の物語にキレてみても仕方がない。 他の6編もありそうで絶対に無いであろう不思議な世界。
1投稿日: 2010.08.22
powered by ブクログ「となり町戦争」の作者。 「非常識」である筈のことが「常識」として通用している、ちょっとズレた日常世界の話たち。 アイディアはとても面白い。けど、表現?文章?がいまいち「自分には」合わないみたい。
1投稿日: 2010.07.31
powered by ブクログ「二階窓をつけてください」 「しあわせな光」 「二人の記憶」 「バスジャック」 「雨降る夜に」 「動物園」 「送りの夏」
0投稿日: 2010.07.24
powered by ブクログとなり町戦争の時も思ったけど、不思議なフィクション作家。独特の世界観を創ってる様で、何かが抜け落ちてると言うか、完全にはのめり込めない世界。そんな短編集。風刺の様なショートショートあり、泣かせあり、と幅広い。
1投稿日: 2010.07.19
powered by ブクログ「となり町戦争」で好きになった三崎さんの短編集です。 「二階扉~」は本当に、怖かったです。 「二人の記憶」は素晴らしいと思います。 それでもその結論になるのか、と。 愛の深さを感じました。 短いお話を書ける人は本当に素晴らしいと思うのですね。 たった4、5ページの「しあわせな光」「雨降る夜に」はどちらも素敵でした。
1投稿日: 2010.07.06
powered by ブクログ三崎亜記は短編に向いている。 そう思った。 三崎氏の秀逸な部分はその「設定力」である。 「バスジャックが娯楽と化した世界」 「階段もない二階扉が一般化した世間」 「動かない人間と暮らす町」 どれも日常からは想像もできない世界がある。 そしてその原因が最後まで語られることは、ない。 謎は謎のまま、物語は終わるのだ。 だからこそ、いい。 物語の設定が、世界の大きな柱として存在し、 そこに戸惑いながらも向き合っていく主人公(の場合が多い)。 主人公の戸惑いに同調しながら読み進められる、私たち読者。 道に迷ったかのような感覚に似ている、三崎氏の作品には そんなミステリー(?)要素が詰まっている。 不思議な空気を味わえる、短編集。おすすめ。
1投稿日: 2010.06.24
powered by ブクログ現実社会と全くかけ離れてはいないものの、それとは違う世界のお話。 短編集で一つ一つの作品に不思議な雰囲気が漂う。
1投稿日: 2010.06.18
powered by ブクログ1006 少しずつ現実と離れた短編集。こういった世界観が普通だったら、やっぱり普通なんだろうか。 今の現実が常識的?で良かった。 「となり町〜」はイマイチだったけどこちらは面白かった。最初の話と最後の話が良かった。
1投稿日: 2010.06.14
powered by ブクログ「普通」 良く使う言葉だけど、実は難しい言葉。 自分が普通だと思っていることは簡単に崩れてしまう。 周りの人みんなが普通と思っていることに疑問を挟むことは難しい。 そのことについて質問することさえも難しい。 自分の「普通」が変わることは当たり前。 でも、何故変わるのか。そのことを自分で理解しなければならない。 そう思った。
1投稿日: 2010.06.12
powered by ブクログそこそこ!! となりまち~から失われてた町への過渡期に書かれた感じがした。 徐々にそれっぽくなってく作風が読んでて興味深い。 やっぱりいいのはバスジャック!!! ってか制覇?? やばいよ。書いてよ!! コロヨシの続編!!!
1投稿日: 2010.06.11
powered by ブクログ三崎亜記の短編集。 この人の著書は「失われた町」、「となり町戦争」と読んだけど、こんな話も書けるんだあ、という感じで良い方向に印象が変わった。 お気に入りは 「バスジャック」:痛快。「陽気なギャングが地球を回す」を思わせる。 「雨降る夜に」:いつまでも本を好きでいたいなあと思った。
1投稿日: 2010.04.22
powered by ブクログ星新一を彷彿とさせる、SF(少し不思議)的な短編集。 ありそうでなさそうで、不思議で、でも納得できて面白い。 短編だと、ファンタジーになりすぎず、いい具合に現実と折り合いがついて、とても読みやすいです。
1投稿日: 2010.04.17
powered by ブクログ短編だから、読みやすく 華やかな ふわふわな どろどろな 色々あってどれもいい
1投稿日: 2010.03.26
powered by ブクログ二階扉はホラーっぽくてイヤだけど、あとは三崎亜記らしい不条理な中のあたたかさや面白みのある話でよかった。
1投稿日: 2010.02.20
powered by ブクログ表題作バスジャックが面白かった。あと、動物園の話も割と面白く読めました。二階扉も発想が三崎さんならではだなぁと。ただ、他の話はどこが面白いのか…
1投稿日: 2010.02.06
