
総合評価
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powered by ブクログ素敵ホームドラマです。 今ではもうレアな大家族の物語。 ロックでファンキーな親父がいてグッドです!
0投稿日: 2012.01.10
powered by ブクログ古本屋さんが舞台のミステリというのは知っていたのですが、語り手がおばあちゃん(しかも2年前に亡くなっている)だとは! これはソーヤーの「カムデンシリーズ」、加納朋子の『ささらさや』がツボにはまった人には外せない本でしょう。
1投稿日: 2011.12.30
powered by ブクログ題名からバンドのお話かと思いきや、東京バンドワゴンという古本屋さんを舞台にしたLOVEな人情味あふれるお話。 春、夏、秋、冬と4つの章に分かれていて、小さな事件を東京バンドワゴンの人がひとつずつ解決していく。 ほのぼのして良いお話でした。
0投稿日: 2011.12.25
powered by ブクログまさに昭和のホームドラマ。単にアットホームな物語というだけでなくストーリー性にも富んでおり、読後感も爽やか。 重い本を読んだ後には最適かも。
0投稿日: 2011.12.09
powered by ブクログ東京下町の老舗古本屋「東京バンドワゴン」をめぐるお話。 伝説のロッカーのおじいちゃん、きめ台詞は「Loveだねぇ」。 シリーズ化されていて、続けて読むのが楽しみ。
0投稿日: 2011.11.28
powered by ブクログ語り手は堀田家のおばあちゃん。 自分で言っているけれど、身内贔屓が過ぎるきらいがあって、正直ちょっと引いてしまった。 日常に潜む小さな謎を、家族の各々の視点から (と言っても最終的にはおばあちゃん目線の語りだけれど) 徐々に解き明かしていく。 あちこちに飛ぶ場面は、TVドラマみたいで落ち着かないし、 我南人の喋り方も、いっかな腑に落ちず。 うーむ。 縁がありませんでした。
0投稿日: 2011.11.17
powered by ブクログ変な名前の古本屋大家族のお話です。 今までに六作出ていて、どれも期待を裏切らない、ほんわかした物語。 ホームドラマで見てみたいと思ったら、公式サイトには書店員が選んだキャスティングがのっていました。 【長崎大学】ペンネーム:トッキ
0投稿日: 2011.11.15
powered by ブクログ下町の大家族で自営業のおうち。 私は「時間ですよ」も「寺内貫太郎一家」も 見たことがないけれど、だけど、そんな感じだなぁと思いつつ読んだ。あったかい、ホームドラマを見ているような番組、 いえお話で。 生い立ちも、生き方も、年齢も性別も すべてを包み込む、LOVEだなぁ~ってことで。 こんな家族で過ごしたら、どんな大人になっただろう。。ちょっと、考えてしまうなぁ。 楽しくて、やさしい、面白い作品だった。 藍と紺と青、私の好きな色が名前でそれも、すごーく嬉しい。
1投稿日: 2011.11.04
powered by ブクログとてもみんなが優しくて暖かくてほっこりる。 話がサチさんから進むのもまたよし。 ガナトさんが、内田裕也以外おもいつかないけど、それはそれで違うんだよねー
0投稿日: 2011.11.02
powered by ブクログ家族、ご近所さん、見ず知らずの人…誰であっても、人と人とのふれあいって素敵だなぁと思える本。 一番大事なのはやっぱりLOVEなのかもしれない。心があったまりました。
0投稿日: 2011.10.30
powered by ブクログページの最後に、こんな文章が載っていました。 「あの頃、たくさんの涙と笑いをお茶の間に届けてくれたテレビドラマへ」 この文章が作者の思いのすべてを物語っている作品なのはまちがいありません。お茶の間にテレビが鎮座して、一家団欒、夕餉を囲むひととき。 みんなで見るドラマはこんなホームドラマでしたね。 語り手はこの一家の主の妻であるすでにこの世にはいないおばあちゃん。三世代同居の複雑な家族関係であるにもかかわらず、みんな仲良し。 時々、謎めいた事件も起こるけれど、ハッピイエンドで終わる。これは安心してサクサク読める小説です。”東京バンドワゴン”というのが古本屋さんという設定が気に入りました。 欲をいえば、向田邦子さんの「阿修羅のごとく」などと比べてしまうとさらりとし過ぎていて物足りなさは残りますけれど・・。
0投稿日: 2011.10.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
下町で古本屋を営む4世代家族。 家族の中で問題が起きたり持ち込まれたり。 それを家族と仲間で解決し、学んでいく。 家族構成を見るとかーなり複雑ですが、すっごい憧れる家族。 読み終わりたくないといつも思う。 暖かさ匂う。
0投稿日: 2011.10.14
powered by ブクログ心温まる家族もの。 一話、一話に謎が出てくる。だからこそ読むスピードも早くなる。 何より、「LOVEだねぇ」と締め括る我何人の言葉から分かるように、愛が沢山詰まった作品だ。 最後にはそんな家族愛に目が潤んだ。
0投稿日: 2011.10.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読了感がすごく良い。 最初は登場人物が多くてちょっとこんがらがりそうだったけど、堀田家の家族がそれぞれ個性豊かで、最後まで飽きずに読ませてくれる。なかでも際立ってるのは、やっぱり我南人かな。発言が面白い、もう何か色々とつっこみたい。 家族で囲むガチャガチャした賑やかな食卓の風景が、なんか良いんだよなぁ。こんな家族良いなぁと、しみじみと羨ましくなる。 あと仏壇の前で交わされるサチと紺の会話が、ほのぼのとしてて好き。 いやぁーLOVEだねぇ。素敵家族。
0投稿日: 2011.10.05
powered by ブクログほのぼのとしたいい作品です。 下町育ちなので、下町が舞台と言うのも嬉しい。 堀田家の人達、大好きです。 本当にサチおばあちゃんのように空から見守られたらいいなぁ~ 下町の風情、うなずける部分も多くて、 感情移入しちゃいました。 シリーズ全部読みたいです。
0投稿日: 2011.09.30
powered by ブクログ旦那に勧められて読んだ本。あっという間に読んでしまった!こういう家族、素敵だなぁと思います。自営業もいいなぁ。笑
0投稿日: 2011.09.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
古本屋とカフェが一緒になっている、現在三代目の店。 そこに住むのは、4世代という、非常に多人数の家族。 そして場所柄店柄で、やたらに人が出入りする場所。 ミステリー、というほどの謎でもないですが 奇妙で小さな謎がやってきます。 そして複雑だけれども、本人達は何とも…な家族関係。 読みだして最初の数行であれ? と思い そしてすぐにやっぱり、という納得。 語り手の祖母は、幽霊でしたw 彼女の目で追われる、家族と四季。 どうなるのか、というよりは、どうするのか、と思う事件。 面白かった、というよりは、へぇという感じでした。
0投稿日: 2011.09.13
powered by ブクログ流行のドラマを見ているような作品。登場人物は芸能人でモデルとなる人物がいるかのようにイメージがし易い。面白い事は面白いが本という活字だから伝わるという部分は少ない気がします。
0投稿日: 2011.09.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
不幸になる人がいないかんじの推理もの?なので安心して読めた(笑) 死んだおばあちゃんが語り手というのは、視点がいろいろ変わっても納得できるから、面白い書き方だなぁと思ったり。 我南人さんが忌野清志郎さんを彷彿とさせるのは何故だろう……
0投稿日: 2011.09.03
powered by ブクログカフェを併設した老舗古本屋「東京バンドワゴン」 3代目主人のカンイチを中心とした大家族で起こるほっこりする事件を春・夏・秋・冬の4編で描く。 春の一遍目の冒頭を読むだけで家族の暖かさにシューンってなる。 理想の家庭なんて目指しても、そうそううまくいくものではなく、それぞれがそれぞれで居心地のよい暮らしを形作っていくことが重要、そしてそこに暖かい理解のまなざしを持ちあうこともとても重要 カフェで古本を読むときは主人にレンタル料をつけてもらって読むとか素敵ー
0投稿日: 2011.08.28
powered by ブクログ軽く読めます。登場人物が多くて始めは大変。そして我南人の持って行きっぷりには苦笑してしまうレベル(笑)ですがサクサク読めて楽しいです。
0投稿日: 2011.08.22
powered by ブクログナツイチで平成大家族の次に読みました。個人的には平成大家族のほうが好きですが、これはこれでミステリタッチで面白いと思います。続きも気になるので買ってしまいました。
0投稿日: 2011.08.19
powered by ブクログ大家族はやっぱりあたたかい。いろんな人のいろんなことが絡み合っていて、読みはじめたら止まりませんでした。
0投稿日: 2011.08.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
夏の文庫フェア6冊目。 ひとことで言うと、下町人情話。 春夏秋冬の連作短篇で綴られます。 面白いのが、語り手がすでに亡くなっている人(つまり幽霊)だというところ。 おばあちゃんの柔らかい語り口調で話が進むので、独特の読み味があります。 そういうところに惹かれて購入したのですが、どうも私はほのぼの人情話の短篇集…という形体が好きではないようです。 一家とその周囲で起こる小さな事件をみんなで解決し、毎回、ああよかったねえ、で終わるわけです。 最初から幸せな家族で、最後も幸せでおわります。 心がささくれだっているんでしょうか、あまり感動できませんでした。 登場人物も、心情があまり丁寧に描かれていなくて共感できません。 (これは、語り手である祖母の目を通して見た世界だからかもしれません) 直前に、人物観察・造形があまりにすばらしい作品を読んでいたので、余計にそう感じるのかもしれません。 絶賛される方が多い中、嵌れないことを残念に思いました。 暖かいホームドラマが好きな方にはお薦めできます。
1投稿日: 2011.08.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイトルと評判に惹かれてよむ。 古本屋さんの話。 大家族の物語なんだけどもう亡くなったおばあちゃんが家族のことを紹介するのではじまっていく。 読者に語りかける感じがまたほっくりと良い。 大家族なんだけど、所々複雑でして。 どっかにこういう家があるのかなー。 たのしそうだなー。 個人的にガナトさんがすき。 ああいうおじいちゃんいいよなあと。 続編もたのしみ。
0投稿日: 2011.08.04
powered by ブクログ久々に夢中になって読んだ本。 本当に東京のどこかの下町にありそうな、ホームドラマ。 語り手の幽霊のおばあちゃんがなんともいい。 安心して読めたし、ほんわかして冷えた心を温めてもらえました。
0投稿日: 2011.07.31
powered by ブクログ今まででこんなに次回作を待ってた事ないっていうくらい、大好きな本。 人に自信を持ってオススメ出来ます!
0投稿日: 2011.07.27
powered by ブクログおもしろい。続きが読みたい!! 語りが死んだばあちゃんってのが、またイイ。 ドラマ化されたらめちゃおもしろそう。 LOVEだねぇ
0投稿日: 2011.07.22
powered by ブクログ第3話の朝起きたら旅館の古本も依頼人もいなくなって、何処に消えたのかという謎が素晴らしく魅力的だった。でもちゃんと解決されておらず、それがこの本の一番残念に感じたところ。
0投稿日: 2011.07.21
powered by ブクログ素直に楽しく面白かった。物語の語り部であるおばあさんのおっとりとした語り口がとてもいい雰囲気を醸し出していました。語り部の家族への愛情が読む側にまで乗り移るようで、優しい気持ちになります。一応ミステリーらしいけど、どの事件も罪のない日常ミステリーで心温まります。登場人物全員大好き。人情って、いいなぁ。
0投稿日: 2011.07.21
powered by ブクログ『家族を捨てた男もさぁ、捨てられた家族もさぁ、傷ついているんだよぉ。その傷を塞いで癒すのはさぁ、やっぱり LOVE という名の絆創膏なんだよねぇ』 『その通りだねぇ。難しいことや、ややこしいことは LOVE じゃないねぇ』 『家出は若者の特権だねぇ。年取ってからやると失踪者になっちゃうからねぇ、今のうちにどんどんやりなさい』 『ケンカは若者の特権だねぇ。年取ってからやると犯罪になるからねぇ』 『それはね、もう人生で誰も好きにならなくていいっていうぐらいのすごい大きな大きな LOVE さぁ。そうして、その大きな LOVE が、花陽になったんだぁ ー おまえのぉ、その可愛い顔もすらっとした身体もきれいな心も、すべてが藍子と、花陽の見えないお父さんの二人の LOVE でできているのさぁ。 LOVE こそすべてだねぇ』 『憎んでいたって何も始まらないんだよね。憎しみからは何も生まれないのさぁ。ただただその感情が続いていくだけ。暗いねぇ。暗いよ。未来は明るい方がいいよ。うん、明るい方がいい。楽しくなることを考えていく方がずっといいんだよねぇ。過去に何があってもさ。そう思わない?』 『LOVE を感じるままに進んでいけばいいんだよぉ。それなら絶対に後悔しないねぇ』 『自分の思い通りにするっていうのも、若い人の特権よね。それを認めてあげるっていうのも年寄りの度量よね ー なーんて、これ我南人さんの受け売りなんだけど』 『いいよぉ康円ちゃん、謝らなくても。君も案外 LOVE のために動くねぇ。嬉しいねぇ。男はそうでなくっちゃならないよ』
0投稿日: 2011.07.18
powered by ブクログちっちゃい子も活躍できるところと家族が多いことが良い。 LOVEがあるのかないのかって言う判断がみそ。
0投稿日: 2011.07.17
powered by ブクログ私は一人っ子で、祖父母も遠くに住んでいたので、こういう大家族は少し憧れます。 堀田家の皆は皆個性的で、良い人だらけで素敵な家族だと思います。 それを取り巻く人々も皆素敵な人達ばかり。 何より、語り部のおばあちゃんがとても素敵! そんな堀田家の周りに起こる事件はどれもほっこりします。 下町に住む楽しい家族のお話で、読んでいてとても楽しかったです。
0投稿日: 2011.07.15
powered by ブクログ夏っていうのは、なんとはなしに家族のことを思い出しませんか? 夏には楽しい思い出がごまんとあるのだけれど、夏の家族のしみじみとした思い出っていうのは、全然楽しくなくて、どちらかと言えば、何でこんなこと覚えてるんだろう、という類のもので、改めて人に話すようなことじゃないし地味だし、ほんと覚えていることが不思議な、どうでもいいことなのだけれど、でも覚えている。暑さという肉体的困難な状況は、記憶を鮮明に焼き付ける力があるんでしょうか。どうでもいいことなのに。 この小説は決して夏の話ではないのですが、どうしても思い浮かぶ絵は、開け放たれた玄関と、その奥から筒抜けの怒鳴り声、笑い声、はしゃぎ声、散らばった靴、蚊取り線香の匂い、お醤油の匂い、誰かがいる気配、誰かが帰ってくる気配、そういった夏の空気でした。 読んだ季節が、自ずとそうさせたのかもしれないけれど。 そして羨ましいことに、出てくる女性が全員美人です。いい話です。
0投稿日: 2011.07.13
powered by ブクログ小路幸也の東京バンドワゴンを読みました。一昔前のホームドラマのような、頑固おやじと多世代が同居する家族の物語でした。明治から続く古本屋の主人勘一、その息子で60歳になる現役のロッカー我南人、我南人の長女、長男、我南人と愛人の子、そしてその子供たち、それに近所の人たちがからんでにぎやかな物語になっています。ナレーションは数年前に亡くなった勘一の妻サチ(の幽霊)で、サチの視点がテレビカメラのように物語を描いていきます。ミステリーの味付けもあり、ほろりとさせられるエピソードもあり、面白く読むことが出来ました。続編も出ているようなので、そのうち読んでみることにしましょう。
0投稿日: 2011.07.13
powered by ブクログお祖母さん視点の語り口調に慣れるまでは、シリーズらしいけどもう読むことはない……と思っていたのですが、「春」が終わる頃にはこの本が好きになってました。 日常ながらも、ほんの少しのミステリー要素もあり、なによりも登場人物が魅力的です。 語り口調がまたいいんだよね。(こう思うようになるとは、想像できませんでしたが)
0投稿日: 2011.07.13
powered by ブクログもったりのんびりしたこの語り口に、最後は嵌ってしまいました。読み始めは、テンポが緩やか過ぎて、もうひとつ乗り切れなかったんですが。 それでも、何かやってくれそうな人が何人も登場したのに、それぞれの出番が十分用意されないままだったような感じもして残念です。
0投稿日: 2011.07.10
powered by ブクログこの小説はほんとおすすめー! 登場人物のページ見てるだけで楽しそうって伝わってくる小説。 なんかドラマ化とかしそうな小説。 東京バンドワゴンって古本屋さんが舞台。 なんかもうそれだけでも素敵空間っ。 季節が分かれた4つの短編集。基本は日常ミステリ、そしてLOVE! 「LOVEだねぇ」ってとってもいいタイミングでいつも言ってくれるのね、我南人さん。
0投稿日: 2011.06.25
powered by ブクログ2011.6.21 気になってはいたけど、装丁とタイトルが自分にしっくりこなくて購入までに時間が掛かってしまいました。 古本屋さんを営む大家族の周りで起こる、些細な事件(?出来事?)を家族みんなで解決していくお話。 登場人物はみんな性格がバラバラで、でもみんな心が優しくてあったかい。 こんなに素敵な人たちが揃ってるなんて、小説の中でしかありえない!ってくらい、あったかい。 あったかすぎて、全く普通の会話の場面で涙がポロポロこぼれてしまいました。 続きがあるそうなので、早く手にしたいです。 また少し時間が経ったら読み返したいなぁ。
0投稿日: 2011.06.23
powered by ブクログ意外な視点からの語り口で、面白かった。 東京下町の人情あり、家族愛あり。 複雑な家族だが、愛情たっぷりに軽快描かれている。 とても読みやすかった。 2011-50
0投稿日: 2011.06.18
powered by ブクログとおおってもすきです。大好きこれ。 登場人物全員のキャラが立ってる。どーしてみんなこんなに粋なんだ。とにかく粋。筋が通っててかっこいい。わたしもこんな人になりたい。 ずーっと読んでいたいと思えた本でした(*´ェ`*)
0投稿日: 2011.06.15
powered by ブクログなんてイイ本に出会えたんやろう。 今本当にホクホクした良い気分です下町の人情ばなしが主なんやけど、読み手のそのときの感情次第で響き方は全然違うんやと思う。 また読みたい。良い本あったら教えてって言われたらこの本をオススメしたい。 シリーズ物らしいのでまたボチボチ集めていこう。 あーEd 終わっちゃった。。 許せないこともあるし、許されないこともある。でも未来がある。憎んでいたって始まらない。憎しみからは何も生まれない。ただその感情が続いていくだけ。暗いよ。未来は明るいほうがいい。楽しくなることだけを考えていくほうがいい。このフレーズ、メモりました。
0投稿日: 2011.06.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
遅まきながら、読みました。 昔懐かしのホームドラマそのものではないですか! いやぁ~楽しかった。これは是非テレビでやってほしいなぁ。というか、なぜ今まで映像化されていないんだ? 不思議であります。ということで、勝手に役者さんをあてはめて楽しんでしまいました。 さ、2巻目の『シー・ラブズ・ユー』を読もうっと。
0投稿日: 2011.06.05
powered by ブクログアマゾンより 東京、下町の古本屋「東京バンドワゴン」。この老舗を営む堀田家は今は珍しき8人の大家族。60歳にして金髪、伝説のロッカー我南人。画家で未婚の母、藍子。年中違う女性が家に押しかける美男子、青。さらにご近所の日本大好きイギリス人、何かワケありの小学生までひと癖もふた癖もある面々が一つ屋根の下、泣いて笑って朝から晩まで大騒ぎ。日本中が待っていた歴史的ホームドラマの決定版、ここに誕生。 と紹介されていたので娯楽作品を読みたいなと思って読む。 いくつかの小さな日常に潜む事件をみんなで解決していく話。 推理小説ではなく、本当にホームドラマ小説って感じ。 面白い。出生の謎や子供の父親の謎など話の前半から出てくる 謎が最後はすっきりと解決するのが気持ち良い。 読後感もよく、とても楽しい本だった。 ドラマ化したら誰が誰役をやるかなぁって想像するのも楽しい。
0投稿日: 2011.06.03
powered by ブクログ大家族の日常をカメラからの視点で書かれてたのでドラマを見ているようでちょっと新鮮だった。 内容は思ったより浅くテンポ良く読めた。途中どんな風に完結させるのか気になったが大きな盛り上がりもなく読み終わりました。 どちらかといえば人情系ですね。 こんな家族のそばにいたいです。
1投稿日: 2011.05.22
powered by ブクログ姉に薦められて読みました! だんだんだんだん 堀田家に夢中になってる自分。 堀田家と話したい、 常連さんになりたい。 何より朝の会話が ごちゃごちゃしてて なんかリアルで好きです!
0投稿日: 2011.05.12
powered by ブクログ2011.04.08~22 桜木町の紀伊国屋の店頭で目について購入。 カフェ併設の古本屋を営む大家族のおはなし。 春夏秋冬と分かれていてそれぞれの季節の家族の話が入っているのですが どの話も心があたたまります(^^)
1投稿日: 2011.04.22
powered by ブクログ東京の下町にある築70年の店「東亰バンドワゴン」。そこは四世代にもわたる家族の営む古本屋です(隣のカフェも切り盛り中)。 そして家族のメンバーも、伝説のロッカーがいるわ、愛人の子がいるわと個性的な8人(今後も増加予定)。その家族の生活を、一番下の子から見て曾祖母のサチが幽霊となって物語を語ります。 日常の中で起こるちょっとした謎をスパイスに、騒がしいけどほのぼのとして温かい生活。明るく楽しい物語を読みたい、そんな時にお勧めしたい作品です。続編もあるようなので続きを読むのが楽しみです。
0投稿日: 2011.04.20
powered by ブクログ東京バンドワゴンとは、明治時代からある古書店の名前。 下町の大家族がにぎやかに登場。 感じのいい人ばかりで、気分良く読めます。 語り手はじつは亡くなっている曾祖母の堀田サチ。 夫が当主の勘一。 息子の我南人(がなと)は60歳で、伝説的なロッカー。 藍子は、我南人の長女。おっとりしているが、実は未婚の母。 その娘が花陽(かよ)で小学生。 紺は、我南人の長男。 紺の妻・亜美は、藍子とともに、店を手伝っているというか、隣のカフェの切り盛りをしている。 研人はその息子で、花陽とは仲良し。 青は次男だが、異母弟。父の妻に兄姉と一緒にわけへだてなく育てられたが、実母は不明という事情だから父親とは仲が悪い。 旅行社の添乗員で、たいそうハンサムなので、親切にされて勘違いした若い女性が押しかけてくることも多い。 さらにご近所の多彩な面々でくり広げられます。 勘一の幼なじみで、近くの神社の神主さん。 藍子を好きな近所の外人さん、イギリス人の画家マードックさん。青の嫁に来たと言って転がり込む若い娘など・ ミステリというほどでもないけど日常の謎系でもあります。 小学生が毎日、店先の本棚に辞書を一冊置いていき、帰りには持って帰る謎。 飼い猫の首輪に、本のページをちぎったものが結びつけられていた謎。 なかなか意表をついていますよね。 昭和のホームドラマが好きだったようで、そのオマージュ的な雰囲気。 著者は北海道生まれ。 本書は2006年発行。 好評で続編も出ています。
0投稿日: 2011.03.25
powered by ブクログ2009/07/19読了 バンドというから、ああ音楽の?と思っていたらぜんぜん違った。 古本屋さんのにぎやか家族を題材にした、ミステリーありきのほのぼのホームドラマでした。映像化すればいいと思うんだがどうかな? 亡くなったおばあちゃん「サチ」さん視点からって言う発想が素敵だと思う。浮いたり飛んで行ったり、場面の転換も難なくこなす。うまいね。 朝の騒がしい風景、四季の彩り、人情味溢れる人々の様子など、本当にうまいっす 春、秋、じいちゃんがソースやら醤油やら言うのと、紺がおばあちゃんと話すところが好きかな。 続編もあるんだし、この先見なくちゃね
0投稿日: 2011.03.25
powered by ブクログ4つの四季を通じた短篇連作。まるでホームドラマを観てる感覚で読めた。毎回、ちょっとした事件が起こりその謎を解いていく流れは面白かった。登場人物のキャラ設定もうまいですね…シリーズになるのも納得!
0投稿日: 2011.03.21
powered by ブクログ父にすすめられて読みました。すごくさくさく読める。まさにホームドラマ調、ひとつ屋根の下みたい。LOVE大事!こんな大家族のおうちに住みたかったなー♪
0投稿日: 2011.03.15
powered by ブクログ古本屋「東京バンドワゴン」。大家族堀田家の中、亡くなったおばあさんの進行が、慣れるまで少し時間がかかりました^^全体的には、ラブ&ピースなお話しです☆ Special Thanks to N.H-san.
0投稿日: 2011.03.11
powered by ブクログ古本屋「東京バンドワゴン」を営む大家族のお話。 初・小路幸也。 我南人(がなと)のキャラが、印象的。 日常に潜むちょっとしたミステリーを、大家族が解決していく話。
0投稿日: 2011.03.05
powered by ブクログ東京バンドワゴンというのは古本屋の名前です。そこに暮らす堀田家(大家族)と周囲の人々の物語。ほのぼの系。 堀田家のお祖母ちゃん(幽霊)視点で語られます。始終ですます調なので少し読みにくいかな。
0投稿日: 2011.03.03
powered by ブクログ昭和のTVドラマみたいだった。 人情あふれて『東京バンドワゴン』の一員になってみたいと思えるような本。 登場人物が多すぎるのがちょっとといえばちょっと。
0投稿日: 2011.02.23
powered by ブクログ東京、下町の古本屋「東京バンドワゴン」。この老舗を営む堀田家は今は珍しき8人の大家族。60歳にして金髪、伝説のロッカー我南人。画家で未婚の母、藍子。年中違う女性が家に押しかける美男子、青。さらにご近所の日本大好きイギリス人、何かワケありの小学生までひと癖もふた癖もある面々が一つ屋根の下、泣いて笑って朝から晩まで大騒ぎ。日本中が待っていた歴史的ホームドラマの決定版、ここに誕生。
0投稿日: 2011.02.19
powered by ブクログふらーっと入った古本屋で、何かおもしろそうなものを、と見つけたこの本。 なにやらおもしろそう。これから読みます。 読み終わったら、ちゃんと感想書こうと思います。たのしみ。 》2011.3.8 読み終わりまして、すごいよかった。 安心して読める。 キャラクターがいい。 古本屋兼カフェを営む大家族という舞台設定も好き。 絶対続編も読みます!
0投稿日: 2011.02.12
powered by ブクログ随分前から本屋さんで気になっていた本、やっと手を出すことが出来ました(^ ^) ありがたや、古本屋さん(笑) 東京の下町で古書店(+カフェ)”東京バンドワゴン”を営む堀田一家は 核家族が増えている今の時代には珍しい8人の大家族。 ご近所さんや馴染み客で賑わう老舗の古書店には、 いつも不可思議な事件が舞い込んでくる。― 古本や、カフェ、下町、なんて 文庫本の裏表紙にあるあらすじを読んだだけで うきうき・わくわくしてくるような、私好みのストーリーです☆ 装丁も好きです。 昔ながらの頑固一徹な親父(大おじいちゃん)に 伝説のロッカーといわれているおじいちゃん、 シングルマザーに今時の青年。。。 一人ひとりのキャラクターは独特で、 「そんな家族、今いるのかなぁ」と思えそうですが 堀田大家族と、その周りで起こるハプニングは どこか懐かしい空気がして、そして絶妙にマッチしています。 本作品は季節の変化に合わせて、 家族の変化や珍事件が描かれいて、ミステリー要素も含まれているのですが 嫌な感じがせず、むしろ心温まるまとまり方となっているので 私のようなミステリーに馴染みのない人でも 安心して読める、ほっこりできる作品です。 今の時代、今時、最近の…なんて思う前に まず読んでみませんか?と語られるような気分になりました。 この作品を読み終わった後、 我慢ならずに2作目を購入してしまいました(^ ^) 早く続きが読みたいような、もったいなような。笑
0投稿日: 2011.02.10
powered by ブクログブクログで紹介されていたので、読んでみました。 とっても面白かったです。 登場人物が矢継ぎ早に出てきたので当初は覚えるのが大変でしたが、 とにかく面白い! ただ、この堀田家、かなりの大所帯ですが、実際にはどのくらいの広さなのでしょうか…。 最初の方のページに間取り図がありましたが、 これだけの人数を家族単位に分け、さらに子供部屋まで作り、 猫4匹・犬2匹を飼っており、古本屋とカフェを経営する傍ら、 姉は芸術家として絵を描き、弟はジャーナリストとしての仕事もこなす。 かつ家事全般もこのお二人にかかっているわけですから (途中から戦力がもうひとり増えますが)、 それはもう大変でしょう…。 巻末に「これは絶対にシリーズ化する!」という後書きがあったので、 試しに調べてみたところ、現在3巻まで出ている様子。 図書館での予約もすぐに取れ、週末を満喫いたします…♪
0投稿日: 2011.01.23
powered by ブクログ心がホッコリできていい本ですね! 家に憑く成仏を延期している大祖母ちゃんが一緒に住む4世代家族の日常を一人称でやさしく暖かく語るアットホーム小説、心がやさしくなる1冊でした。 読後感=私もおいしい珈琲のご相伴に預かり、古本を買いにお邪魔したい!
0投稿日: 2011.01.03
powered by ブクログ昔ながらの街の本屋さんが舞台。亡くなったお祖母さんが, 見守る家族たちの話。アットホームな内容がつかれた頭を空にしてくれた。
0投稿日: 2010.12.23
powered by ブクログたくさんの登場人物が出てきて、ちょっとした事件が起きたり、それを、家族の誰かが謎解きするかのように解決します。ほんのちょっぴりミステリー的な要素も楽しめる、人情あふれるホームドラマ的小説です。
0投稿日: 2010.12.21
powered by ブクログタイトルからは想像がつきにくいですが、「大家族もの」の「古本屋さん」のお話です。 昔のそういった大家族なテレビドラマリスペクトからきているようなことを書いてあったような気がしますがいかにもそういう感じ。 内容も「大家族メンバーがごたごたしつつちょっとした謎を解決!」みたいな短編集なので非常に読みやすい・・ですが、登場人物が「大家族」だけあって非常に多いので前半はじっくりと読み込んで「誰が誰で、どんな性格で、どんな立ち位置なのか?」というのをしっかりと把握して読み進めるべきかと。 シリーズものらしいので今後も読んでみたいと思います。
1投稿日: 2010.11.29
powered by ブクログ大家族小説。 最年長の太ったおじいさんが、小林亜星に思えてしかたなかった。 ほのぼのとした小説。
0投稿日: 2010.11.07
powered by ブクログ面白かったです。 こういう濃い人間関係って最近ないですよね。なんだかいいなぁと、とっぷりこの世界にハマり込んで楽しめました。 私が小さい頃は、田舎の狭くて濃い人間関係が嫌いで、しがらみがなく自由で都会的な核家族、っていうのに何となく憧れてました。 今の私は、まさに東京在住の核家族。 実際は小説のようにはいかなくて、やっぱり面倒くさくてうっとおしいことも多いのだろうけど、私もたま~にもっと密な家族・親戚・近所関係を欲することもあります。。。 東京バンドワゴンの登場人物たちはみんな魅力的です。続編もあるようなのでぜひ読みたいと思います。 映像化するとしたら・・・、とキャストを空想するのも楽しかったです。 私は青くんが好きです。
0投稿日: 2010.10.04
powered by ブクログ一気に読んじゃった! こういう家族っていいなぁと、心底憧れました。 関係は複雑なはずなのに、みんなが分かり合って、本当の意味での家族をなしているのが、素晴らしいなって思います。 堀田家のお隣さんになりたいなぁ。
0投稿日: 2010.09.23
powered by ブクログほんわかほのぼの。 こういうのイイネ! って感じの物語。 2時間ドラマとかにしたらおもしろいんじゃなかろうか。
0投稿日: 2010.09.23
powered by ブクログテレビを見てる様な感覚。 家族って素晴らしい! とにかく、登場人物のキャラが濃い。 楽しくサラッと読めちゃう。
0投稿日: 2010.09.16
powered by ブクログ大家族のどたばた劇を、死んだ祖母が語るという形式の物語。古本屋を中心に、人情味あふれる物語が展開する。 数々の賞を受賞している作品。
0投稿日: 2010.09.06
powered by ブクログ家族LOVEにあふれる快作。 「寺内貫太郎一家」や「ムー一族」のドラマの世界そのままに展開する群像劇でした。 ナレーション役に死んだおばあちゃんを持ってきてるところが秀逸ですね!
0投稿日: 2010.09.05
powered by ブクログとにかく、登場人物が多い。何といっても大家族だから。 今では珍しい大家族、という設定なのに、どこにも違和感がなくて、物語を身近に感じることができました。 それぞれの登場人物の特徴を見事に描ききっているからこその臨場感。 一見ワケあり家族で、こんな波乱万丈な家族はどこにもいないかもしれないけど、でも家族って本来こんな風に「LOVE」にあふれているべきものなのかも。 未婚の母に、愛人の子供が同居し、駆け落ち同然の息子夫婦。 昼ドラみたいにドロドロしてるのに、どうしようもなく温かい家族のお話です。
0投稿日: 2010.08.31
powered by ブクログLOVEだねえ! 下町大家族っていい! 古本屋さんにも憧れます^^ でも男の人って身勝手だな~ 浮気されてもちゃんと育てるってすごいと思う
0投稿日: 2010.08.23
powered by ブクログ大家族のあったかい雰囲気にミステリ要素もプラスされていて、文句なしにおもしろい!スピード感も良いです。登場人物が多いから追いつけるか不安だったけど、心配無用でした。わたしも堀田家の一員になりたい!
0投稿日: 2010.08.21
powered by ブクログ噛めばかむほど味が出る!? 最初は堀田家のたらたらと過ぎる日々・・・かと思っていたら、私も仲間に入れてと思う程入り込んでいます。 会話も続けていろんな人が話しますが、だんだんとこのセリフは勘一さん、こっちは青さんと解ってきて、おもしろい。
0投稿日: 2010.08.20
powered by ブクログ東京、下町の古本屋「東京バンドワゴン」。この老舗を営む堀田家は今は珍しき8人の大家族。60歳にして金髪、伝説のロッカー我南人。画家で未婚の母、藍子。年中違う女性が家に押しかける美男子、青。さらにご近所の日本大好きイギリス人、何かワケありの小学生までひと癖もふた癖もある面々が一つ屋根の下、泣いて笑って朝から晩まで大騒ぎ。日本中が待っていた歴史的ホームドラマの決定版、ここに誕生。 一昔前のホームドラマを小説にしたって感じ。話し手がおばあちゃんってせいもあると思うけど、昭和の空気をどことなく感じました。日常の事件を解決していくところはちょっとミステリーっぽいかも。愛人だのシングルマザーだの結構素で考えたらすごい家族だとは思うんだけど、普通ならええーって引くところなのにあまり憎めない家族だなと。些細なことから大事なことまで一丸となって取り組む姿勢、話の上辺だけ聞いて判断することなく相手を理解しようとする堀田一族のまとまりにはほっとするものがあります。懐かしい時代を思い出して、少しでも取り戻したくなる。
0投稿日: 2010.08.17
powered by ブクログ2010年8月8日 読了。 「温かい」という言葉がこれほど似つかわしい小説も珍しい気がする。サザエさんやちびまる子のような、大家族の賑やかな日常を描いた作品です。 カフェに隣接した古本屋「東京バンドワゴン」を営む堀田一家の、大変個性的な面々が織り成す冗談のような本気のような、しかし人情味溢れるエピソード4本立て。こういう家族っておもしろいだろうなぁと半ば本気で思います。 「LOVEだねぇ」
0投稿日: 2010.08.08
powered by ブクログ登場人物が多くて、それぞれが個性的で、サザエさんとかまるちゃんみたい。すらすら読める。 シリーズものなので、続編も読みたい。そのうちドラマ化できそう。 LOVEだねぇ〜。
0投稿日: 2010.08.05
powered by ブクログ人情ものだし嫌いな話では無いのですが何か気に入らない。何だろうなあ~と思ったら男性キャラは性格設定がしっかりしているんだけど女性陣がイマイチ魅力的じゃあ無いからかなあと思いました。一番一家の核をなすべき主婦もいませんしね。 料理をする人ならカレールーとみそを間違えることは100歩譲ってあったとしても溶いた時点で気付くと思うのですが…。 後、みすずさんだかすずみさんだかも不可解。 全てが露見してえ、それでもまだ?って言うかこの二人ってそういう前提で書かれてたっけ?と少しびっくりですよ。 後気になったのは不倫・シングルマザーってそんなに簡単にキャラの設定に出来るほどお気軽なテーマでしょうか。昨今、テレビや小説などに登場する低年齢のシングルマザーを見ると産まない勇気と言うのもあるんじゃないかと思ったりはします。もちろん、子供が誕生して、幸せに育ててあげられる方もたくさんいらっしゃると思いますが昨今の幼児虐待などのニュースを見ると色々とにがにがしく思ったりもします。 小説だから、絵空事だから、とは思いますがその辺りがひっかかったので。
0投稿日: 2010.08.05
powered by ブクログ語り手は、すでに他界している我南人の母、サチ。 夫である古本屋の3代目、勘一から、ひ孫の花陽(かよ)と研人(けんと)まで、総勢8人!彼らが入れ替わり立ち替わり問題を抱えてきます。 古本屋とカフェを営みながら、いろんな問題を頭を突き合わせながら解決していきます。常に、みんなが居間に集まってくるホームドラマ。 ちょっとドロつきそうな関係性の家族ですが、頑固な勘一の大きさや、我南人の、「LOVEだねぇ」パワーにみんなが包まれてしまいます。 全編、大おばあちゃんの語りになっているところもそんな愛を感じさせてくれます。
1投稿日: 2010.07.18
powered by ブクログ昼ドラになりそうな家族の物語ですね。 昔懐かしいホームドラマを観た印象です。続編もあるようなので隙を見て読んでみたいと思います。 ビバ☆大家族! ただ登場する女性が全員美人なのです・・・
0投稿日: 2010.07.01
powered by ブクログとても懐かしい感じで、ほんと昭和のテレビドラマ。奇跡的な設定で少し非現実的だけど、そんな事も気にならないくらい心地よい時間が流れていく。家族みんなでの朝食の会話シーンはツボ。
0投稿日: 2010.06.27
powered by ブクログ面白かった!楽しかった!素直にそう言える作品です。大家族ということで登場人物とその関係を覚えるのが大変そうだなぁ…なんて思っていたのですが不思議なことに案外すらっと覚えられました。これは小路さんの文章の書き方の巧みさなのか、キャラクターの濃さなのか(笑)それから物語が語られる視点も面白いなと思います。これからどうなっていくのかもとても楽しみです!
0投稿日: 2010.06.19
powered by ブクログとにかくおすすめ。 東京の下町で繰り広げられる古本屋さんのお話。 涙有り、笑いあり、肩の力を抜いて読める私の大好きな本!
0投稿日: 2010.06.08
powered by ブクログ古本屋とカフェをやっている“東京バンドワゴン” その古民家には四世代が住み 大家族でちゃぶ台を囲む今あまりないスタイル 繰り広げられるドタバタ劇を 天国のひいばあちゃんを語り部にして進行 人情あふれるので読んでいて心がほっこりする シリーズ化でも、いつまでもネタが尽きないだろう
0投稿日: 2010.06.03
powered by ブクログサザエさん的な・・・日本の古き良き家族のドタバタ謎解きコメディです。 心の底から悪い人、というのがこの本には出てきません。「そんなうまくいくかい」って言いたくなるけれど、なんとなく納得してしまうのがこの物語。 そして、それこそがこのシリーズがみんなに支持されている理由なんじゃないかと思います。
0投稿日: 2010.06.01
powered by ブクログ大家族っていいなぁって素直に思ってしまうような作品だった。 ミステリーちっくな部分も含むストーリー展開で非常にひきつけられた。1つの小さな事件がその短い話の中でどんどん繋がっていくのも見事で面白かった。 我南人さんがカッコいいじいさんで好きだった。ゆるさと的確さが非常によさげ。 文章も読みやすくて一気読みしてしまった。早く続きが読みたい。 「LOVEだねぇ」ってどっかで使いたくなる。
0投稿日: 2010.05.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
にぎやかに、かつゆるやかにコロコロ転がるように日々を過ごしてゆく家族のお話。 幽霊サチさんに導かれながら、ほのぼのと読み終えました。
1投稿日: 2010.05.17
powered by ブクログ視点が面白かったです。 なかなかこのような鳥瞰図を読んだことはなかったので 新鮮でした。 ただ会話文がテンポがよいので、 いちいち語り手が自分の感情も入れて話してしまうところで ちょっとスピード感が落ち着いてしまった部分はあると思います。 おっとりしているからこそ生まれる温かさはあるとは思いますが、 テンポ重視で進んでいた所を、いきなり語り手がストップしてしまうのも どうかなぁという気がしたので。 内容的には、うーん、苦手な方もいるかもしれません。 いわゆる「ホームドラマ」です。 一家で古本屋「東京バンドワゴン」を切り盛りしている8人家族のお話。 なんだか色々めちゃくちゃですが、私はこういうまったりしたお話は好きです。 続編も読んで行きたいです。
0投稿日: 2010.05.13
powered by ブクログサザエさん的な昭和のほっこりした家族もの。 古本屋「東京バンドワゴン」の大家族とその周りに集まる不思議な事件。 家族ものだけど、ちょっとしたミステリー仕立てになってて、おもしろかった。
0投稿日: 2010.05.01
powered by ブクログ小路幸也の作品は初めてである。タイトルに惹かれて購入した感は否めない。 結論から言うと、なかなか良かった。ただ中盤過ぎまで、語り部が亡き祖母の幽霊というのが時折煩わしく、面白さを半減させているのではないだろうか、という感じがした。 だが、この小説、春夏秋冬に1つずつの心温かいミステリーが素晴らしい構成で収められている。登場人物も個性豊かな人たちで、しかも誰一人嫌なキャラクターがいない、というのも珍しく、嫌でも心が温まる。 本作品はシリーズになっているということもあり、活字よりは断然ドラマで良さが生きるタイプなので、ドラマ化、映画化の際には爆発的人気が出るのは間違いないであろう。 「LOVEだねぇ」って、こんな家族に人生なら素晴らしいだろうねぇ。
0投稿日: 2010.04.13
powered by ブクログあったかーいね* ほこほこするお話! 昭和って素敵だよね、うん。 ただ、 いい話すぎてあたしには眩しい。笑 あと感情移入する人がいないのは あたしは基本的にだめみたいだ。 全部文庫で揃えようと思ってたけど いっかなー・・・うーん。。。。 気が向いたら続き読みます。 我南人の台詞がとても深い。
0投稿日: 2010.04.07
powered by ブクログ読みました。 これは楽しい。 日曜日の読書に最適でした。 最初の3ページ分を読んだところで早くも惚れてしまいました。 このお話はこの後なんにも起こらず登場人物たちがただふらふらと日常生活を送ってくれるだけでもうれしいお話になるだろうと予感しました。 それだけ雰囲気と登場人物たちがいい。 路地の奥の古き古書店。 たのしくにぎやかで、ゆったり生きる住人たち。 そんな場所で起こるちょっとした事件。かな? 軽くミステリ。
0投稿日: 2010.04.02
powered by ブクログ発売当初に見かけてちょっと惹かれたものの、その時は「まだいいかなぁ」なんて思って買わなかった一冊。 昨日、急に読みたくなって購入。 これぞまさに堀田家家訓の「本は収まるところに収まる」かな。 読んでみたら、もう止められなくて一気読み。 とにかく、あったかい堀田家に、笑ったりじーんとしたり。 素敵な家族の物語です。
0投稿日: 2010.03.30
powered by ブクログあちこちで話題になっていた気になる本を、読んでみました。大家族もので、押し付けがましくない人情もので、日常の謎的ミステリ要素もある。なるほど面白いですな。文章やストーリーの展開に、ちと難ありな気もしますが、それより面白さの方が勝ってますな。大家族に加えて近所の人たちも入れ替わり立ち替わり現れるのに、混乱しないのはキャラクターの持ち味がはっきりとしているからでしょうね。 さてさて、シリーズの続きを読むのが楽しみですな。
0投稿日: 2010.03.26
powered by ブクログ「生卵とって」 「おじいちゃん醤油かけすぎ」 「今日からイタリア行きじゃなかった?」 「これ醤油じゃなくてソースだろ!」 …なんて多方向に飛び交う会話だけで 出来上がった家族の朝食シーン。 各章に必ず1カットは出てくるんだけど、 台詞だけなのに不思議に瑞々しく光景が起き上がるし 何気ない場面なのにこの本一番のキラキラを 濃縮した根っこの部分のようにも感じる。 本作は『サザエさん』や『ちびまるこちゃん』を連想する 昭和の大家族モノの定石をガッツリ押さえています。 起承転結はっきりの後腐れないすっきりした解決と、 現代風の捻りを加え、起こる事件の面白みも生きた これぞまさしく「ホームドラマ」。 語り手が既にこの世の者でない勘一の妻というのもいい。 幽霊であるが故に、個性はバラバラの大家族たちを 大人びてもまだまだ子供の小学生から、 ワケありの女たち、各立場を持つ男たちまで、 様々な視点と角度で満遍なく追うことが出来る。 姿の見えない幽霊だからこそ、 個々がその内面に密やかに忍ばせている想い・真実も こっそり見つけてしまうことができる旨さもあり。 そんなわけで、どの登場人物も好きになってしまう。 中でもとりわけアクも魅力も強いのは、 独特の口調と自由な生き方に惹かれる我南人。 60代ながら金色長髪の伝説のロッカー、 そんなおじいちゃんも凄いし、更に愛人の子まで育ててる。 しかも、喧嘩は多いが、憎みあっていない。 自由奔放だけど子供のためなら、自ら“ロック魂”と 誇る髪だって躊躇い無く切っちゃうLOVEを重んじる男。 創作だからこそのキャラクターだけど、彼によって 行き詰った物語がぐっと開けていくのが、爽快でした。 ちょっとクサいの苦手な人でも、 この強引さと家族愛の見せ方には熱くなるんじゃないかな。 シリーズ化・映像化しやすそうな作品です。
0投稿日: 2010.02.17
powered by ブクログ集英社おすすめの本特集かなにかで目にとまって、読みました。かわいくてほのぼのしたお話です。家族もの好きなので続編もちょっと読みたい。
0投稿日: 2010.02.07
powered by ブクログ下町の古本屋さんを舞台に描かれた大家族の話。 実際ないやろ~って家族構成。 でもそこに色々な出来事が絡まって。 それぞれの発想がおもしろい。 あったかーいお話。
0投稿日: 2010.02.04
powered by ブクログ冒頭の人物紹介だけでワクワクしてきて 本編もその期待をうらぎらないワクワク スリリングな大所帯のホームドラマ! 楽しかった!
0投稿日: 2010.01.30
powered by ブクログ09021 東京下町の古本店(カフェ隣接)を舞台に 店を営む一家と、集まる人々の交流を描いた連作集。(集英社文庫) 店側は、明治生まれ、ガンコ一徹の店主をはじめ その下に60歳の伝説のロックンローラー、 その息子や娘たちはフリーライターに添乗員に未婚の母。 店のお客もダンディな刑事、IT企業の青年社長、謎の外国人・・・ しかもストーリーの語り手は、亡くなった店主の妻、つまり幽霊(笑)。 と、いうように非常にクセのある面々が揃ってるが そのわりに一人一人のキャラが弱いような気が・・・。 著者はメフィスト賞をとったミステリ作家で 一応謎解きもあるが、わりとあっさり解決してしまう。 う~ん、小説というよりドラマのシナリオを読んでるような感じ。 と思ったら、巻末に著者の言葉があって この作品は70年代、TVでさかんにやってたホームドラマへのオマージュなんだそうだ。納得。 このほのぼのした味が好きか嫌いかで評価が分かれるかもね・・・。
0投稿日: 2010.01.26
