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東京バンドワゴン
東京バンドワゴン
小路幸也/集英社
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総合評価

470件)
3.9
116
185
126
8
3
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    昭和のホームドラマのオマージュということですが、まさにその通りでした。 ドタバタ大騒ぎの連続ですが、ほろっと泣かせる場面もあります。 ちょっとしたミステリ要素もあり面白かったです。

    0
    投稿日: 2025.11.16
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    昭和のTBSドラマ「寺内貫太郎一家」を思い出させる小説。向田邦子の流儀を守って、世代を超えた大家族の物語を食卓中心に描く。著者自身が往年のTVドラマにオマージュを捧げている。「ほのぼの」「家族」「昭和の強さ、明るさ、したたかさ」のようなものがある

    0
    投稿日: 2025.11.10
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    配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://opac.shigakukan.ac.jp/opac/volume/36396

    0
    投稿日: 2025.09.22
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    独特の文体で入り込みにくいのと、日常の謎系よりは骨太のミステリの方が好きだから、一話目でリタイアしちゃった。ほのぼのしてるのはわかる!けどほのぼの系ならこの作品でなくてもいいかな。。

    0
    投稿日: 2025.09.13
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    登場実物が多くて、こんがらがる〜。にぎやかなのが伝わってきたけれど、私にはそんなにはまらなかった… タイトルはすごく好き

    0
    投稿日: 2025.09.08
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    昭和のドラマのような愉快な話だった 近所付き合いもあり、人情、義理がある世界でほんわかした 登場人物も多かったが、それは苦にならず読めた

    0
    投稿日: 2025.05.09
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    10数年ぶりにまた読んだ東京バンドワゴン。歳を重ねた分、自分がサチに近い感じで見ている気がした。急がずゆっくりシリーズを読んでいきたい。

    0
    投稿日: 2025.05.09
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    ザ・ホームドラマ感があり、個人的にすごく好みなお話。もう亡くなったおばあちゃんが語りを行っているあたり、ドラマ化された時にもあの人が声のみの出演とかするとよいな、など想像してしまう。今どき珍しい4世代の同居。しかも各々がキャラ濃いめだったり、複雑な人生だったり。街の周りの人も同様に。シリーズになっているようなので、気長に読み進めていこうか。一冊一人配役でも決めよう。今回はまず語り役のおばあちゃん、宮崎美子さんあたりか。

    0
    投稿日: 2025.04.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    堀田勘一 79歳。明治から続く古本屋〈東京バンドワゴン〉の3代目店主。矍鑠としてまだまだ現役。 堀田サチ 勘一の妻。良妻賢母で堀田家を支えてきたが、2年前に76歳で死去。今は堀田家を空の上から見守っている。 堀田我南人 勘一の一人息子。60歳。伝説のロッカーで、今もロック魂は現在。いつも根無し草のようにフラフラしている。 堀田藍子 我南人の長女。35歳。画家で、未婚の母。おっとりしていて、謎を秘めた美人。亜美とともに〈東京バンドワゴン〉のカフェを切り盛りする。 堀田花陽 藍子の娘。小学6年生の12歳。落ち着いたしっかり者の女の子で、おじいちゃんである我南人を尊敬している。 堀田紺 我南人の長男。34歳。元大学講師。学者肌で落ち着いた性格。フリーライターを生業としながら、古本屋を手伝う。 堀田亜美 紺の妻。34歳。才色兼備な元・スチュワーデス。はきはきして活動的。両親に反対されながらも堀田家に嫁入りした。 堀田研人 紺と亜美の一人息子。10歳。好奇心旺盛な小学4年生。心根優しい男の子。 堀田青 我南人の愛人の子。堀田家次男として暮らしてきた。26歳の旅行添乗員プレイボーイの長身美男子で、女性トラブルを持ち帰る。 祐円 勘一の幼なじみ。近くの神社の神主。息子に後を譲り、悠々自適な生活を過ごしている。 康円 祐円の息子。 玉三郎・ノラ・ポコ・ベンジャミン 堀田家の飼い猫たち。 マードック 日本が大好きなイギリス人。堀田家の近所にアトリエを構え、版画や日本画を専門とする。藍子に惚れている。 真奈美 近所の小料理居酒屋〈はる〉のおかみさん。藍子の高校の後輩。 大町奈美子 近所のマンションに住む小学1年生。 牧原みすず 青の嫁に来たといって堀田家に転がり込む。文学好きの美人で、働き者。本名は槙野すずみ。花陽の父親の実子で、花陽とは異母姉妹。藍子と青の関係を知る前に青と知り合い、好きになった。 藤島直也 28歳の若さIT企業の社長。無類の古書好きでもある。 茅野 定年間近の刑事さん。〈東京バンドワゴン〉に通って十何年の、古書好き。いつとおしゃれな装い。 常本幸司 三代続く畳屋。 赤月 赤月荘というアパートの大家。 かこえ 染め小物の店〈杣や之〉のおばあちゃん。 杉田 豆腐屋。三代目。初代の頃は本がおから臭くなるならないでやりあった。 春美 真奈美の母。足の関節炎がひどくてお店に立てない。 ケンちゃん 健一郎。この間までホームレスだった。第一マンションの管理人。奈美子の祖父。 大町法子 奈美子の母。ケンちゃんの一人娘。 大町功 奈美子の父。 篠原 マンションの管理会社。 品川 古い下宿の大家。 明神 下宿の一階で花屋を開いている。 ボン 我南人のバンド仲間。ドラムス。 ジロー 我南人のバンド仲間。ベース。 鳥 我南人のバンド仲間。ギター。 田町 堀田家の右隣。 初美 ベンジャミンの元の飼い主。 脇坂和文 亜美の父親。 脇坂修平 亜美の年の離れた弟。20歳。 脇坂佳代子 亜美の母親。 槙野春雄 花陽の父親。藍子の大学の教授だった。妻と子(すずみ)がいたため、藍子は花陽を1人で育てる決意をした。 井口聡子 槙野春雄の妹。 堀田秋実 我南人の妻。故人。 アキ・サチ 我南人が拾ってきた犬。勘一が名付け親。茶色方がアキ、白い方がサチ。 水禰 水禰旅館の主人。 勇造 勘一の幼なじみ。隣町の老人ホームに入所している。 和泉 ホームの職員。 松谷峰子 ホームから行方不明になった。 道下 昭爾屋の主人。 池沢百合枝 日本を代表する女優。青の産みの母。 葉子 康円の妻。 上本希美子 祖父が遺した蔵書を全てバンドワゴンに売りにきた女性。 浅羽 池沢が所属する芸能事務所の社長。

    1
    投稿日: 2025.04.10
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    また良い作家さんに出会ってしまった。 自分のジャケ買いの才能に脱帽だぜ。 素敵な家族の心温まる物語。 やっぱりねぇ、Loveがなくちゃねぇ。 続編も期待大だぜ。金が無いぜ。

    0
    投稿日: 2025.04.06
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    王道のホームドラマ! 古本屋「東京バンドワゴン」を営む堀田家は8人の大家族。 個性豊かな彼らの日常あれやこれや。 語り手は堀田家の亡くなったお祖母ちゃんであるサチ。 その、空から皆を見守っている語りが温かで心地いい。 まるで朝ドラみたいだった。 泣いたり笑ったり、平和で和やか。 お決まりの、食卓を囲んで会話が飛び交うシーンも賑やかで楽しい。 ちょっとした事件も皆でドタバタと明るく温かく解決してゆく。 さてさて、今日は一体何が起きるのやら。 登場人物が多くて初めは混乱するかと不安だったけれど、個性的な面々が並んでいるものだからまるで心配なしだった。 おまけに、どのキャラクターもみんな魅力的。 これ、かなり長く続いているシリーズものなんですね。 読み続ける楽しみ増えちゃったな~。 (ドラマ化もされてたんですね、知らなかったー)

    34
    投稿日: 2025.03.28
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    本好きの同僚のお薦めで読んでみた。 下町の大家族とその仲間達の日常とその都度起こる不思議な話をドタバタしながら解決していく様子が描かれている。全部で18巻は出てるらしい。楽しみだ。3.8

    0
    投稿日: 2025.02.11
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    10数年前に読んで以降、小路幸也作品を読みあさってるわけですが、読書会のお題が『人にオススメしたい本』とのことで、久しぶりに読んだけど、今読んでも面白いな。 こんなに平和な世界なんて少ないけど、本の中の世界ぐらい平和が良い✨

    7
    投稿日: 2025.01.23
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    12月-01。3.0点。 東京バンドワゴン、第一弾。 下町の古本屋兼カフェ。4世代が暮らす日常を描く。 テンポ良く、読みやすい。

    0
    投稿日: 2024.12.03
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    再読 今も尚、『東京バンドワゴン』の話は続いていることを主人から聞かされ、驚き、手にとったものの前に読んだのは何冊目までだっけ?当時のドラマはなんとなく思い出されるものの、話の大半忘れてるのが気持ち悪くて再読。懐かしい知人に再会できた喜びが

    0
    投稿日: 2024.11.30
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    下町の明治から続く古本屋 「東京バンドワゴン」 併設するカフェもある古い日本家屋に 先代の家訓(笑)をまもりつつ、 賑やかに4世代で生活している。 いろいろと複雑な事情もある家族 ではあるが、明るく仲良くワイワイと 暮らしている様は心がほんわかします。 死んでしまった三代目勘一の妻の目線で 語られていく下町人情あふれる話は 心が落ち着きます。 勘一の息子の我南人は伝説のロッカー LOVEだね~ と、LOVEしか語らんのですが、 良い味を出しています。 2013年にドラマ化されているとのこと、 我南人は誰が演じたのか?と調べたら、 玉置浩二だった! なるほど~。そうきたか! 下町人情あふれる本も たまには良いよね。 読んでよかったです。

    3
    投稿日: 2024.11.15
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    大学ビブリオバトル・オンライン大会2021予選会inいこまで発表された本です。 2021.10.23

    0
    投稿日: 2024.09.17
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    親子四代下町人情話。 古本屋を営む東京バンドワゴン。 家族にも色々な秘密があるが、日常のバタバタの中で解決していく、ちょっとほっこりした話。

    4
    投稿日: 2024.07.30
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    LOVEが全てなんだよね。我南人さん格好良すぎる。 語り口調が親しみ深いと思ったらこのお家のおばあちゃん。 暖かくて良い話だったけど登場人物が多すぎて…!

    22
    投稿日: 2024.07.17
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    久々に、 小説を読んで大笑いしました♪ 東京バンドワゴン、 名前は存じてましたが、 今まで手に取ったことがなく。 こんなに愉快なお話とは! ほのぼの一家にみえて、 人生のほろ苦さを知っている人たち。 だから、みんな優しいのね。 続きもこれから読んでいきます!

    21
    投稿日: 2024.07.10
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     なにこの読みながら「優しい語り」が沁みてくる雰囲気は‥。って、当たり前か‥語り部が死んだばあちゃん! もう、これだけで引き込まれます。  舞台は下町で築70年の日本家屋の古本屋<東京バンドワゴン>(カフェ併設)、堀田家は8人の大家族‥、なるほど賑やかで温かそう。本シリーズが第19作(2024現在)まで続き、いかに愛されている作品なのかの証左ですね。  全てを俯瞰したばあちゃんの眼差しは、情景を見渡せる"神の視点"です。時に手厳しくも贔屓目で愛があり、半ば諦めながらも、個性豊かな堀田家面々の行く末を優しく見守っています。このばあちゃんの語りを、ずーっと聴いていたくなります。  また、春・夏・秋・冬の4篇からなり、各編にミステリーほどではないにせよ、ちょっとした謎(問題)が持ち上がり、皆んなが関わりながら人情話が展開されるのも特徴的で、魅力になっている気がします。大家族ならではの賑やかさを至る所で感じますが、ドタバタ感の騒々しさや煩さではない、おおらかさがあります。  本作シリーズがこれだけ長く続き支持されているのは、人間関係の難しさが進む世情の裏返しなのでしょうか‥。  人との関わりに飢えている人、人との関わりで悩んでいる人にとっては、眩しいくらいの堀田家。その一員になりたい!と思わせてくれるような、魅力満載のシリーズ幕開け作品でした。

    68
    投稿日: 2024.06.23
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    東京バンドワゴンという明治から続く古本屋に住む8人家族+幽霊+4匹の謎解きホームドラマ。 春夏秋冬で進む4篇を収録。 登場人物が多くて把握するのが大変だったけどそこまで重くはない謎を解きつつ進む物語は良かった。 シリーズ物で途中までは手元にあるので読み進める。

    2
    投稿日: 2024.06.15
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    サチさんの幽霊目線で物語が進む。 少しミステリー要素がはいって、愛いっぱいの連作短編集。 可もなく不可もなく

    0
    投稿日: 2024.05.01
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    随分前にTVドラマで見ていたことを思い出した。亀梨くん主演だったな。その他のキャストもネットで見たら思い出した。加賀まりこの語りで玉置浩二が我南人で。ピッタリのキャスティングだったなー下町のホームドラマ、面白かったなー今回読んで原作に忠実だったな。あっ書き下ろしだったのかな。。。 古書店の設定もいいし、カフェもあって、羨ましい。常連になりたい、いやここの子になりたい。今後生まれる?青とすずみさんの子に。 シリーズ完結まで読むこと決まりかな。

    3
    投稿日: 2023.12.28
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     人気ホームドラマシリーズの第1弾。まるでサザエさんのような東京の下町にある古本屋を営む大家族の愛と人情のコージー・ミステリー。しばらく追っていない間に18作も出ていたなんて。これは追いつくのも大変。  ご近所さんも含め登場人物が多いが、みな個性溢れる魅力的なキャラクターばかりなので誰が誰だか…なんてことにならずに楽しく読める。私は紺がお気に入り。毎話お約束の賑やか食卓風景に憧れる。現代では望んでも手に入らない人情溢れる下町の暮らしに惹かれてしまうのは、全世代に共通して孤独が当たり前になってしまったからだろうか。

    4
    投稿日: 2023.11.06
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    続けて読みたいシリーズモノが一つ追加! 大家族物語、古本屋が舞台、私の好きな設定ではあるが、愛人の息子を大家族の一員にしてしまう、ロックな発想は、現実離れしてて最高です。

    2
    投稿日: 2023.10.11
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    東京下町の古本屋とカフェが併設された『東京バンドワゴン』を営む堀田家は、4世代の大家族。頑固おやじの勘一を始め、みんな個性的で、昭和のホームドラマのようです。解説でも述べられてるように、頭の中に場面、場面が映像として残るような、笑いあり、涙ありの本です。シリーズ化されてるようなので、続編もさっそく図書館で予約しました。

    2
    投稿日: 2023.10.05
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    大家族のLOVEな日常 幽霊のおばあちゃんの目線から綴られていくサザエさん⁉︎寅さん的な人情劇にほっこりしながらLOVEを感じる。 このLOVEは、恋愛についてだけでなくロックな父ちゃんのそこにLOVEはあるのか的ないいお話です。 表紙の雰囲気と裏表紙のあらすじから一目惚れ的にシリーズ衝動買いしてしまったのですが、当たりだな‼︎というわけで当分楽しめそう。

    9
    投稿日: 2023.09.17
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    気になっていたもののなかなか読んでいなかったシリーズだけど、もっと早くに読めばよかった笑 続編読むの楽しみ 一家全員が特徴あるキャラがすごく魅力的 語り手のサチさんのちょっとした一言にくすっとしたりうるっときたりして最後まで飽きずに読めた たまに出てくる大人数でのわちゃわちゃした会話大好き笑笑

    2
    投稿日: 2023.08.29
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    今はあまりない大家族。色々ワケアリとはいえ、すごく素敵な家族の物語。読後は、ほのぼのと心が癒やされます。

    3
    投稿日: 2023.08.22
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    古本屋「東京バンドワゴン」を営む一家のお話。家族の話に持ち込まれる謎に、と読んでるうちに一家の仲間入りしたみたいな温かさを感じる。今の時代にはなさそうな昭和の大家族の今後の行く末が気になるので続編読むのが楽しみ。

    3
    投稿日: 2023.07.13
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    ずっと読みたい本リストに入れていた本が、補修校のブックフェアで売っていたので購入して読んでみました。(現在アメリカ在住) 主役の大家族がみんなイケメン&美女というは、日本のテレビドラマのようで現実的ではないが、みんな味のあるキャラクターで、ドロドロした人間関係がないので、気軽に面白く読めました。 解説にドラマ化の話が書いてあったので調べてみたら、配役は絶妙でほとんどのキャラはしっくりきました。続きを読むことがあったら、ドラマの配役を思い浮かべながら読むことになりそうです。

    4
    投稿日: 2023.06.26
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    図書館の本 読了 明るく、楽しく、懐かしく。平成下町大家族小説 東京下町で古書店を営む堀田さん家は、今は珍しき8人の大家族。それも各自各様の超個性派ばかり。ご近所の不思議な人々が加わり、日々事件が巻き起こる。今日は一体何が始まる? (解説/百々典孝) 4世代同居の下町古本屋さんの物語。 2年前?に亡くなったおばあちゃんの視点で語られていくので読みやすい。 登場人物のキャラが立っていておもしろいけれど、この本だけではまだまだみんなの全貌がつかめない。 なので、シリーズものらしいので次の本も読んでみたいと思う。 花陽のおとなしさが気になる1冊目でした。

    2
    投稿日: 2023.06.16
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    食卓を囲みながら家族全員でみることのできるホームドラマ 面白かった 何で今まで読んでなかったんだろ 続きがたくさんあって嬉しい

    5
    投稿日: 2023.03.15
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    誰かの問題はプライバシー度外視でみんなで解決!みたいな、下町一帯が大家族感のドタバタ昭和劇。 愛人が子供産もうが、父が家族捨てようが、今がよければ、愛があればall OKって、心広すぎ!ってツッコみたくなるけど、それがホームドラマか。

    2
    投稿日: 2023.03.04
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    ちょっと複雑な大家族のあったかいホームドラマ。罪のない謎解き。読み始めから登場人物が多くて覚えられず、ストーリーに集中出来なかった。

    2
    投稿日: 2023.02.14
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    落語を読んでいるみたい。江戸っ子な、軽快なテンポでサクサク読み進めた。 古書店を営む大家族の話。これからシリーズがたくさん待っていると思うとワクワクする〜

    2
    投稿日: 2022.11.29
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    正確に書くと星3.7。 図書館で目についたので借りてみたら、私はこれのドラマを見たことがあった。 内容はほとんど覚えてないが。 私が思うこの話の面白いところは、メインが大家族なところだ。 大体小説を書くときはキャラクターを動かしやすくするため、キャラクターの人数は少ないのが多いと思う。 でもこの小説のメインは大家族で、しかもちゃんと一人一人がたっているし、家族の会話が面白かったりする。 それが良かった。

    2
    投稿日: 2022.11.06
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    下町の古本屋を舞台にしたお茶の間ミステリー。春夏秋冬の4部作で、続編も5冊ぐらい出ているらしい。1冊読めばいいかな!

    1
    投稿日: 2022.09.11
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    ☆4.5 とっても面白かったです❁⃘*.゚ 堀田家の「LOVEの力」にすっかり引き込まれてしまったので…続編も読み進めていきたいと思います!

    8
    投稿日: 2022.09.07
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    テンポよく進む物語と暖かい(以外にあてはまる表現が思い付かない)家族で彩られたどこかで見たようなそうではないようなドラマ。笑いあり涙ありという肩書きがここまでしっくりくる物語もそうない。

    1
    投稿日: 2022.08.28
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    〈東京バンドワゴン〉は、東京下町にある築70年にもなる日本家屋の古本屋。 隣ではカフェを営んでいる、8人の大家族のお話です。 語り手の堀田サチは、76歳でこの世を去っていて、空の上から家族みんなを見守っています。 サチさんの柔らかな語り口が、とても心地よく耳に馴染みます。 ひとつ屋根の下に住む堀田家の人たちは、一癖も二癖もありそうな個性的な面々で、にぎやかな家族構成を頭の中で整理しながら読みました。 朝の食卓では、あちこちで複数の会話が飛び交っていて、まるで昭和のホームドラマを見ているよう。 ふだんは家にいない、60歳の「伝説のロッカー」サチさんの一人息子、金髪の我南人が、いい味出してます。 堀田家ではいつも何かしら事件が起こるのですが、悪人が一人も出てこないし、家族も近所の人たちも、みんなが愛に溢れていて、次々と難問を解決していきます。 まだまだ面白いことが起こりそう。 堀田家の一年間を、これからぼちぼち楽しんでいこうと思います。

    35
    投稿日: 2022.06.26
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    新刊の『ハロー・グッドバイ』を読んだのをきっかけに、東京バンドワゴンシリーズを読み直してみようと思っている。 シリーズ最初の『東京バンドワゴン』を読んで、そうだ、勘一さん、最初はマードックさんのこと気にくわなかったんだっけ、とか、我南人さんと青さんは割と喧嘩が多かったんだよね、といったことを思い出し、ずいぶん皆さん、丸くなったものだなあとしみじみした。 研人くんと花陽がまだ小学生だったことを受け、親戚のように、大きくなったなあと感慨深くなったりしている。

    3
    投稿日: 2022.05.18
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    YouTuberのあべしぃさんが動画内で読んでいた本。 最初は雰囲気に馴染めないかと思ったけど、謎がちゃんと謎してる(?)からぐいぐい引き込まれる。面白いなー。春夏秋冬で話が分かれているから読みやすいし、それぞれ繋がっているからニヤリともできる。

    2
    投稿日: 2022.04.24
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    うーん、いまいち受け入れられないところが多かった。 古き良き時代感(大家族の賑やかさ、人情味)みたいなところは素敵だと思ったけど、 価値観がアップデートされてない感じや、 ガナトのたの話し方がいまいちだったかな。 他のシリーズも評価が高いから、読み進めるか悩むところ。

    0
    投稿日: 2022.04.09
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    東京の下町の古本屋「東京バンドワゴン」 4世代が暮らす堀田家を舞台に、泣いて笑ってのホームドラマが繰り広げられます。 知人に勧められて読んだんですが、とてもおもしろかったです。 一癖も二癖もある登場人物に最初は面食らったし、中でも60歳の金髪ロッカー我南人は一番相いれない人だと思っていたのに、読み進めていくうちに不思議と魅了されてしまったり。 わいわい、がやがや、昔ながらの雰囲気が懐かしくもほほえましいですね。 春から冬にかけての1年間。 本当にいろんな出来事があって、日常の中には謎もたくさん潜んでいてその解決に奔走したりして、読了後はなんだかしんみり心が温かくなりました。 今は15冊まで出ているようですが、このまま1冊で1年経過するペースで進むんでしょうか。 そうすると、15冊目は15年後? 日常ミステリーともホームドラマとも言えるこのシリーズ、コロナ禍で人恋しいときだからなおのこと心にしみたのかもしれません。読み進めていくのが楽しみ。

    11
    投稿日: 2022.03.19
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    読み始めは登場人物も多く、複雑な関係の家族で読むのしんどいなぁと思っていました。 が、少しずつ読んていく内に登場人物のいい意味でのキャラの濃さ、家族愛、程よいミステリーでテンポ良く読んじゃいました。 「LOVEだねぇ」な小説でした!

    2
    投稿日: 2022.02.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    解説どおり、寅さんサザエさんの世界。テレビという簡便な娯楽で、何世代もの隙間時間を埋めるという目的には合う。でも活字だと別に何世代も同時に見ないし。。。人情はイイけど傍観してる感。テレビ世代向け。

    0
    投稿日: 2021.12.28
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    昭和の時代のホームドラマを観ているかのような作品。 本当に面白くって、すっかり物語の世界に入り込んでいました。 東京下町にある「東京バンドワゴン」は明治から続く古本屋。4世代同居の大家族である堀田家は、毎日ガヤガヤと楽しそう。 古本屋にはカフェも併設していて、もう夢のような場所です。 この物語の語り手は、堀田家おばあちゃんのサチさん。2年前に76才で死去した幽霊で、空の上から家族を見守っている。 サチさんの優しい語りによって、騒がしい物語がほんわかと進んでいく。 読み始め数頁は、人気作品みたいだけど、自分はハマらないかなぁ、なんて感じてました。 ところが、あっという間にこの下町の住人になっている自分(笑) 文章を読んでいるのに、音も聞こえるし、風景や人物が映像で見える不思議。 本当に楽しい時間でした。 シリーズ全部読みたいです。

    26
    投稿日: 2021.11.18
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    2021.11.2 読了 日常の謎を解き明かすミステリーで殺人事件も起こらなければ悪い人も嫌味な人も出てこない ハラハラドキドキという意味では少し物足りなさはあるかもしれないけど謎が解けるとほっこりあたたかい気持ちになれる作品です 登場人物の癖が強くて私は慣れるまでにちょっと時間がかかりました

    1
    投稿日: 2021.11.03
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    東京の下町で「東京バンドワゴン」という古書店を営む堀田一家。大変賑やかな家族。それぞれが癖の強いキャラで大変魅力的。設定の段階でまず惹き込まれるのだが、これだけ賑やかな家族を設定して一人として宙ぶらりんになるキャラもなくしっかりそれぞれの役割を書き分けている小路幸也さんすごいなぁと思う。 四季に合わせた話4編集録。朝に百科事典を東京バンドワゴンの書棚にこっそり置き、学校の帰りにそれを回収する謎の小学生をはじめとして謎解き要素もあり、ほろっと泣ける展開もあり、よくこの一冊にまとめれたよなぁと。そしてこの一冊でしっかり完結できるくらいの内容だったのだけど、どうやら続編もあるらしい...まじか。それは非常に気になる。続きも絶対読む。

    8
    投稿日: 2021.10.19
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    東京バンドワゴン(集英社文庫) 著作者:小路幸也 発行者:集英社 タイムライン https://booklog.jp/timeline/users/collabo39698 心強くもあり、おせっかいでもある。家族の力を感じる人情物語。

    1
    投稿日: 2021.06.26
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    昔懐かしい東京下町の、 4世代8人大家族ホームコメディ。 登場人物がそれぞれ個性的でいいんだけど、 特に故人のおばあちゃんの幽霊視点一人称で 語られるというのがいい。 斬新だけど、なるほど一人称だから没入しやすいし 幽霊だから自由なのだ。 舞台は明治18年から3代続く古本屋 「東京バンドワゴン」。 この名前がまたいいでしょう。 店名のネーミングセンスからわかる通り、 作品全体にちょっと古めかしい、 あたたかみのあるセンスの良さが溢れている。 登場人物の各々が中々に重大な事情を抱えてるし、 みんな中々にお節介焼き(いい意味で!)なので 東京バンドワゴンには事件が絶えないんだけど、 悲観せず、明るく、賑やかに、ひたむきに、強かに 生きていくのがかっこいいなって。 古き良き東京人の人情、生き様、 すばらしいじゃん、と思った。 我南人さんの言う“LOVE”が 東京バンドワゴンとその周りには 溢れているんだけど、 そのLOVEって男女の性愛って意味じゃなくて、 友愛、家族愛、思いやり、配慮、 もっと抽象的に言うと、相手の事情や心情を 慮るってことなんじゃないかな。 だとしたら、“ALL YOU NEED IS LOVE”、 全面的に大賛成だ!

    5
    投稿日: 2021.06.19
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    とても面白かった。 以前テレビドラマか映画でやってたかなーって程度で読んでみたけど、すごく面白かった。 舞台はカフェを併設する古本屋「東京バンドワゴン」。 今では珍しくなった4世代が一緒に暮らす大家族のそれぞれが生き生きと描かれていて、ほのぼのといい感じの物語。 悪人が出てこない、日常のちょっとしたミステリーを含みつつ、みんなで解決しつつ、日々が流れていく。 御近所さんとの付き合いや、気軽に訪ねてくる常連さんなど。希薄になりがちな現代の人間関係だけど、この本の中には古き良き「繋がり」がたっぷり残っている。 だけど、面白いのはノスタルジーだけではない。ストーリー自体が抜群に面白い。ちょっとした伏線がミステリーの謎の真相になってたり、家族の本当の親が誰か(結構家族内容は複雑なの)明らかになっていったりとか。 いろんな展開がテンポよく進んでいくのであっという間に読んでしまった。 シリーズ化してるみたいなので続きを読んでみたいと思う。良書。

    5
    投稿日: 2021.05.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    数年間、妻から薦められ、漸く手に取った。あ~面白かった。最初の頁、多人数の人物関係図を見て覚えられないだろ~と思いきやキャラ立ちが明確で問題なし。古書を扱いながらカフェを経営、爺ちゃんはべらんめえ。親父はロックンロール、その子ども達、孫達もいい感じ。昔の寅さん一家を思い出す。しかも語りが幽霊のおばあちゃん。今回の騒動の中でも青の結婚と藍子の画家としての渡英。LOVEがあり、吉永小百合さん似が出演したり、目玉焼きにソースをかけるし、まるでパニック小説寸前。今の日本の羨ましい家族像として追っていこうと思う。

    24
    投稿日: 2021.04.30
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    予想以上にとても面白かった。 NHKのホームドラマ観てるみたい。 下町人情あふれる大家族の賑やかな日常と、ミステリーのような先が気になる展開。そして訪れるハッピーなラスト。 小説独特の読みにくい感じもないので、普段小説を読まない人にもおすすめできる。あったかいエンターテインメント作品。

    1
    投稿日: 2021.03.31
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    ずっと、読みたいと思ってた本。やっと読めました。東京バンドワゴンという古本屋と、その家族を巡る日常ミステリー。大好物です。 #読了 #読書好きな人と繋がりたい

    3
    投稿日: 2021.03.20
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    先が気になりガーッと読むほどではないけれど、登場人物にそれぞれ個性があり、みんながそれぞれに温かい、読んでじんわりくる話。またそのうち続きを読もうと思う。

    1
    投稿日: 2021.03.20
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    ビートルズの曲名が並んでいるのを見て、シリーズ物だと知り、では一作目から、という流れで読んだ。我南人とうさんの絵面はどうしても頭の中で内田裕也になる。

    2
    投稿日: 2021.02.06
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    借りて読んだ一冊。 自分では選ばないアットホームな それでいてドキドキもするストーリー 読みやすい流れで良かった 初めての作家さんだけど また、この家族に会いたくて続編‥読んじゃうだろうなぁ

    1
    投稿日: 2020.12.08
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    ナツイチ2020。東京の下町で古本屋とカフェを営む3世代家族の物語。わちゃわちゃした感じはどこか懐かしいし、3世帯4家族が住まうのは昔ながらか今時か。語り手は勘一の妻で鬼籍に入ったサチ。幽霊という立場であっちにもこっちにも顔を出して、俯瞰して語ってくれるストーリーガイド。「LOVE」という言葉でなんとかしようとする我南人。ロックシンガーでどことなく破天荒な部分もあるし、おおらかな部分もある。だけど「LOVE」がぶれなくて、LOVEでおおらかに堀田家をまとめる感じがキュートだ。

    0
    投稿日: 2020.11.07
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    始めはホームドラマ見たい感じの雰囲気が結構嫌でちょつと読みにくかった。 妙に平和な感じもなんか、量産型のドラマみたいな。 だけどそんな中でも、ちょっとウルっとする場面もあり日本の昭和な感じの家族、ご近所付き合いが読んで行くうちに心地よいなーと。 また季節を感じる場面もあり◎。 シリーズ化されてるので第二弾も読みたい!

    5
    投稿日: 2020.08.08
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    四世代の家族のあたたかなストーリー。核家族化する日本では、こんなような愛情溢れた賑やかな家はあまり見られなくなったのでは。だからこそどこか懐かしい感じもするし、ホッと癒される本。これからシリーズを読んでみたい。

    9
    投稿日: 2020.07.25
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    代々続く古本屋の大店を舞台に、大所帯の面々が織り成すシリーズ作品の第一巻目。 比較的登場人物が多いので、お話に入りこむまでは、読み進めるのに時間がかかりましたが、キャラクターがそれぞれ立ってくるとスラスラ読めました。 春夏秋冬と四章で構成されていて、語り部が亡くなったお祖母ちゃんというのも、面白い(話にも入りやすい)。 読む気がしないなーというときでも、例えば一日一章ずつ、楽しみながら読めます。 シリーズで集めることになりそう……。

    1
    投稿日: 2020.07.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かったです。多くの読友さんが読まれているのも納得。もっと早く読めば良かった。我南人の話し方がちょっと馴染まないけれど、洞察力もあって良いキャラでした。それぞれの人物像を描き、家族模様を描いた、最初の巻、という感じ。この先どんな謎を家族で解いていくのかとても楽しみです。色んな話題と、色んな人が混ざった団らんの会話。読んでいてとても楽しかった。

    0
    投稿日: 2020.06.29
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    本当に、少し前のホームドラマを見ているような本でした。 8人の大家族で、家族みんなが個性的…だけど、人ってみんな個性的じゃない?と思う様な、私たちの隣にもいそうな、そんな温かい人たち。物語の語り手は家族を見守り続けている亡くなったおばあちゃん。ご近所さんたちも素敵な人たちばかり。安心してニコニコ笑いながら日曜日の夜に見ていたいドラマみたいでした。家が古本屋とカフェってとこもいいなぁ。憧れる。 シリーズ化されているとのことで、またこの堀田家のみなさんの日々を見ていたいなぁと思いました。

    7
    投稿日: 2020.06.28
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    自分では、そこそこの広がりをもって小説を読んでいたつもりだったが、色々な方のブクログ本棚を拝見して、みなさんの幅の広さに圧倒された。その中で、ちょっと気にはなっていたが、食わず嫌い的に手を付けてなかった本書の評価が高かったので、ミステリー小説の合間に軽くつまんでみるかという思いで読み始めたら、あっという間に虜になつてしまった。解説にもあったが、昭和的な家族模様や人情に加え、ミステリータッチの展開の見事さ、自分がいかに井の中の蛙であったか思い知った。続編がたくさんあるので、当面ハマりそうだ。

    8
    投稿日: 2020.06.26
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    家族ものとしての登場人物のバランスの良さ。舞台としての東京下町、古本屋、カフェ。小気味良いストーリー展開。イイねぇ。我南人の『LOVE』って言葉は奥深い。これからのシリーズ展開、子供達の成長に、50代の父としては、注目やねぇ。

    0
    投稿日: 2020.06.10
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    読み返してみてもやっぱり最高のシリーズの第一作。飽きがこないし何度読んでも泣ける。人情が素晴らしい。サザエさんよりも堀田家こそが憧れの日本の家族だ。

    4
    投稿日: 2020.05.20
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    典型的な昭和ホームドラマのパターン。 寺内貫太郎とかムー一族とか・・・ まあ、作者自身、昭和ホームドラマへのオマージュ作品と書いてるぐらいだから。 で、内容はというと、そりゃやっぱり小説ですから1時間TVドラマの枠の中に入りきらない、もうちょっと濃いめのドラマが展開されていて面白い。 たくさんの登場人物が出てきて、多少ごっちゃになりますが、頭の中にTVドラマのシーンが簡単に描けるので気軽にすんなり読む事ができます。 誰もがTVドラマ化して欲しいと思うんじゃないかな。 もちろん、私もプロデューサの気分になって・・・ オヤジは芦屋雁之助(もう無理だけど) その息子は矢沢えーきち(伝説のロックンローラという設定だし) そのまた息子はもこみち(憧れて家に訪ねてくる女性が絶えない) ドラマの中で結婚するのが伊東みさきで・・・ とかか・・・ ん~、ちょっとひねりが足りないか。 とまあ、こんな具合に楽しい本でした。 第2弾「シーラブズユー」第3弾「スタンドバイミー」と続きますが、文庫本で発売されたら、また読むだろうな。

    2
    投稿日: 2020.04.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ホームドラマにしてはいろいろ起こるし人物も不思議な人多いけれど、家族があって成り立つ温かいお話。 そう、家族といっても、法律的には家族でなかったり、肯定されない様々な関係にも、実際には生きている家族のようなきずなや思いがあって、社会の制度以上に人間の感情や行動を規定しているのは、「愛」なんだってことを、どろくさくいっているところもいい。

    2
    投稿日: 2020.04.13
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    7年前にドラマ化されて、録画していたものを7年ぶりに見てはまった。 ドラマの印象が強くて、話もほぼ同じだったのでサチさんの語りが加賀まりこさんの声にしか聞こえなかった。他の登場人物もそのまんまに感じた。読んでいて、これはドラマの台本なのではないか、と思えるくらい楽しかった。 続編のドラマも観たくなった(ないけど)。本はあと14巻あるので読み切りたいと思う。

    4
    投稿日: 2020.04.11
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    面白いし読みやすい!うん、サザエさんの雰囲気わかる!!!! 春夏秋冬で起こる堀田家ミステリーもまた、身近な事件といっても全く生臭いものではなく、どちらかというとほのぼのとした事件ばかりで、心の角を削り落とすような一冊っていう解説が、なるほど!!!の一言です。 なんとも言えない、暖かい気持ちにさせられる本!!! きゅーちゃんが一押ししてたのはこんな本だったんだなー。たしかに短編でとっても読みやすいから、疲れて途中でやめてもすぐ内容追えるのはとっても便利!忙しい人でも、なかなかまとまった時間がない人でも楽しめる、ヒューマンミステリ。 展開も早くて飽きないで誰でも読める本!!!!

    2
    投稿日: 2020.02.29
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    サザエさんRockバージョンだなw めっちゃ面白かった。 読みながら気がつくと口角が上がってる(*´∀`*) 下町の大家族の日常です。 ~作品紹介・あらすじ~ 東京、下町の古本屋「東京バンドワゴン」。この老舗を営む堀田家は今は珍しき8人の大家族。60歳にして金髪、伝説のロッカー我南人。画家で未婚の母、藍子。年中違う女性が家に押しかける美男子、青。さらにご近所の日本大好きイギリス人、何かワケありの小学生までひと癖もふた癖もある面々が一つ屋根の下、泣いて笑って朝から晩まで大騒ぎ。日本中が待っていた歴史的ホームドラマの決定版、ここに誕生。 我が家も私が加わるとなかなかの大家族になるので、こんな感じの会話になります。それぞれがそれぞれの話をそれぞれにしている。なのになぜか会話が成立しているのw これシリーズでかなり続いているから、追々読んでいこうと思います。 気軽に読めるのでお勧めですよ~♪

    6
    投稿日: 2019.07.09
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    話題の本でしたが今まで機会がなく、偶然ドラマを少し見て、これは原作が面白そう、と手に取ってみました。大家族で登場人物も多いのですがドラマをほんの少し見たことが幸いしてすんなりと話の中に入っていけました。お伽噺のようにとても優しい素敵なお話でした。大家族ならではの食卓のシーンが印象的です。視点が大おばあちゃんなのがいいですね。ラストの作者からのメッセージもまた素敵。ドラマはほんの少ししか見ていないのですが原作の雰囲気が私はとても好きだったのでこのあともまずはドラマではなく原作の方で楽しみたいと思います。

    0
    投稿日: 2019.06.14
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    いやー面白かった‼思ってた以上に泣けました。物語としては、日常の謎解き部分はすぐにわかったし、こんな複雑な家族構成はないだろとは思いながら;^_^A 昭和を感じる物語でした。ドラマはみたことなかったのでキャストをネットで調べたら結構合ってる(笑)玉置浩二なんて絶妙な(笑) でも我南人のモデルってショーケンかな?と、池沢百合枝のモデルは吉永小百合かな?と思いながら読んでました。 泣いて笑える本を探してる人にオススメです☆

    2
    投稿日: 2019.06.12
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    古本屋とカフェを営む4世代の大家族の物語。大家族の日常をほのぼの描いている。本が上手く物語の鍵になっている。

    1
    投稿日: 2018.12.30
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     東京の下町に店を構える、由緒正しき古本屋「バンドワゴン」。総勢8人、4世代の個性的な家族が暮らし、毎日大騒ぎ。  そこに次々持ち込まれるご近所トラブル。  さて、その行方は…?  毎エピソードごとに2.3の伏線が持ち込まれ、最後は大団円で解決する、という形式となっています。  最後に『あの頃、たくさんの涙と笑いをお茶の間に届けてくれたテレビドラマへ。』との謝辞があったので、作者には昭和のホームドラマが念頭にあったものと思われます(実際、2013年にドラマ化)。  読みやすい、のは事実ですが、郷愁を感じさせる身近な物語として読むか、「ALLWAYS 三丁目の夕日」に代表されるような、「昭和のファンタジー」として消費するかは年代でわかれそうです。

    2
    投稿日: 2018.12.22
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    ホームドラマな小説です。 最初は登場人物を覚えるのが大変だけど、その辺のつかみが出来たら一気に楽しめます。 ノンストレスで読める作品で、ほのぼのします。

    2
    投稿日: 2018.11.22
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    変わり続けていく事が世の常ならばこそ、変わらないもの、変わらずに良いものであり続けることの価値は高まっていく。 本作『東京バンドワゴン』は2013年の10-12期に亀梨和也主演でドラマ化された同名作品の原作シリーズ第1作目だ。この年に私が読んだ本は、なぜかどれも印象深い。 ストーリーは、東京下町にある古本屋「東京バンドワゴン」を営む昔ながらの大家族堀田家が、微笑ましい何かしらの騒動に巻き込まれつつ、解決していくというもの。 このシリーズの良さは、安定感の一言に尽きる。スリリングな展開や斬新な表現はなくとも、日曜夜のサザエさんのような、愛すべきマンネリ。美しきテンプレ。想定どおりに行くから安心して読める、という感覚だってあっていい。 このシリーズは今もビートルズの曲名をタイトルにしながら続いている。できれば順番に読んでいこう。続けていくたびに、きっとあなたは堀田家への「帰省」が楽しみになってくるはずだ。

    2
    投稿日: 2018.11.18
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    2016年32冊目 GWは小説を楽しもうということで手にとった1冊 舞台は東京の古本屋。三代目店主を頂点として8人4世代が一緒に暮らすドタバタの物語。 登場人物が伝説のロッカーだったり、シングルマザーだったり、愛人の子だったり キャラが立っていて面白い。 そんな一家に起こる色々な出来事を解決していくのは一貫したLOVE。 楽しめました。

    2
    投稿日: 2018.10.28
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    二年前に七十六歳で死去した幽霊のサチの目線で描かれる古本屋や併設のカフェを営む四世代八人家族と周囲の人々。店先に現れては消える百科事典とロリコン疑惑、飼猫の首輪に巻かれた文庫本の切れ端、結婚式と愛人だった女優の母等。登場人物が多くですます調も苦手意識があるけれど一人称形式のお蔭で雰囲気は受け取れた。

    2
    投稿日: 2018.10.10
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    ちょっと前から気になっていたシリーズ。2巻以降のタイトルがビートルズの曲名だから売れないバンドの話かと思っていたら、全然違った。ドラマもおもしろかったし、続きも読もう。

    2
    投稿日: 2018.10.10
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    読み始めは、登場人物の多さと、小説としては珍しい「です・ます」調にやや苦戦したが、途中から加速度がついて一気に読み終えてしまいました。 出てくる人たちは、皆一癖も二癖もある人たち。さらに過去だけでなく現在も闇を抱えながら生きている。そんな癖の強い人たちが、一つ屋根の下で生活している設定。 いつの間にか、テレビドラマ化を想像し、勝手に配役を思い浮かべながら読んでいました。 癖も闇も、無条件で全て受け入れられる堀田家こそ、理想的な家族だと思いました。 しかも、血縁だけでなく、店に出入りする人は皆家族で、皆ありのまま受け入れられ、受け入れる。 世の中がこんな風になったら、もっと楽しいだろうなぁ。 人は皆、癖があり、闇もある。 それでいい。 そのままでいい。 それがLOVEだねぇ という気分になる物語です。 続編も読みます。

    6
    投稿日: 2018.09.21
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    タイトルに惹かれて読んでみたけど自分にはちょっと合わない感じだった。我南人が出てないパートはスッと入ってくるけど、我南人の口調がどうも受け付けない。

    1
    投稿日: 2018.08.06
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    下町のあったかい賑やか家族 最初は名前覚えられるか不安だったけど、そんな心配はいらないほどすらすら読めて、読み終わる頃にはこんな家族の一員になりたいと思うくらい THE日本の古き良き

    1
    投稿日: 2018.07.28
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    寺内貫太郎一家の二番煎じか?   な~~んて思ったら 三番でも四番煎じでもいいけど とりあえず楽しいお話でした 日本人に合うよね

    1
    投稿日: 2018.07.17
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    少しの謎解き 愛すべき登場人物‌ 懐かしのテレビ「寺内勘太郎一家」のよう? 2006年に発行され それから一年に一冊ずつ? 今年も13冊目が発行される 登場人物のその後が気になる ゆっくりのペースで 親戚のおばさんの気持ちで 13冊読んでいきましょう‌

    1
    投稿日: 2018.06.29
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    おもしろかった! 読み始めは語り部口調がちょっと受け付けられず・・ 物語も大きな事件というのもなく、なかなか読み進められない感じがあったのですが・・ 登場人物が多く、なかなか入り込めなかったものの掴んでくると人情味あふれる人たちのストーリーに引き込まれました^^ 毎回朝食シーンが出てくるのですけど、あそこが大好き♪ 4世帯の大家族ならではの会話が飛び交うシーン。誰と誰が何の話をしているのかをつなげるのもおもしろかったり♪ 春、夏、秋、冬と分かれた4つの短編。 どれもまるく収まっておもしろかったです♪ 朝ドラ、もしくは日曜ドラマを見ているカンジ^^ これは当然、続きも借りてくる予定♪

    4
    投稿日: 2018.05.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2018/4 19冊目(通算70冊目)。初読みの作家の方。読友の方の感想を見て興味を持ったのが動機。4世代が同居している古本屋を舞台に、そこに住む家族がお店で起こった日常の事件を解決していくという話の流れ。昭和の時代の家族ドラマを見ているようで読んでいるとほのぼのとしてくる。我南人は自分の中では忌野清志郎さんのイメージ。勘一は小林亜星さんかなあ。ほかの人はちょっとイメージしづらい。あと、紺さんと青さんの情報収集能力も半端じゃないなあと読んでいて思う。ともあれ、6巻までは揃えているので読み進めていきたい。

    1
    投稿日: 2018.04.29
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    大家族の物語はノスタルジックで楽しいけど、現実の大家族は、悪名高き家父長制の理不尽満載。 そのしわ寄せは、弱い立場の嫁をまともに直撃する。 でも、この物語は、そういうのとも無縁。 恋をして、その人の子どもを産む、その決断に対して、Loveだねぇ~の一言で、全てを受け入れてくれて、とても懐が深い。 どこぞのワイドショーのように正論ぶって不倫と聞くだけでバッシングに走ったりはしない。 家業の古本屋の昔ながらの味わいと自由と反逆にあふれたロックな魂のブレンドは、なかなかにイケてます。

    1
    投稿日: 2018.03.23
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    これは面白いです。 連作短編というか東京バンドワゴンという名前の 古本屋さん兼カフェを切り盛りする一家の物語。 語りを担当するのが死んだおばあちゃんであり、 遥か昔のホームドラマのような作品。 ちゃんと謎が出てくるんですが、謎そのものよりも、 人物たちがいいです。

    3
    投稿日: 2018.02.11
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    kindleの10周年記念小冊子で読み始め、最初の語り口で続きが読みたくなって、購入。ずるいな、kindle。 癖もややこしさもある大家族の一年を、春夏秋冬のエピソードで幽霊になったおばあちゃんが語るという。幽霊って!と思ったけど、ほのぼのした語り口にほっこりしんみり楽しく読ませていただきました。あとがきの一言のように、昭和のドラマみたい。映画サマーウォーズのような、ご飯はひとりで食べちゃダメ。みんなであったかいものを。っていうような、忙しさや個人思想(妄想)にかまけて忘れがちな、暖かさと大事さに包まれた作品。疲れたときに読みたくなる本かも。

    1
    投稿日: 2018.02.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2017/8/7 東京続きだ! たまたまです。 すごく楽しいシリーズに出会えてしばらく安泰だな。 この作者の本は前に読んだのがどえらいファンタジーで、あんまり食指が動かなかったのだけどこれは大丈夫。 ホームドラマミステリかしら。 玉置浩二がぴったりすぎる。見てないけど。

    1
    投稿日: 2017.08.13
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    『東京バンドワゴン』という店名の古書店を切り盛りする家族の物語。サザエさん的で、かつてのテレビドラマへのオマージュでもあるが、様々な家族の成り立ちと多様性の許容といった、平成の価値観も含まれた新しいドラマでもある。肩こらずに、純粋に楽しんで読める。

    1
    投稿日: 2017.07.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【あらすじ】 如何なる事件でも万事解決! 東京の下町、明治18年から続く老舗古本屋<東亰バンドワゴン>を営むのは4世代の大家族。 語り手は、堀田サチ(76歳で故人)。天国から堀田家を見守る優しいおばあちゃん。古本屋3代目店主の堀田勘一(79歳)を大黒柱として、金髪ロッカーの不良息子・我南人(がなと・60歳!)や、孫のおっとり藍子とフリーライターの紺、女性関係のトラブルが絶えない青、紺のお嫁さんで併設するカフェを切り盛りする亜美、と個性の強いキャラクター揃い。そしてひ孫たち…と、堀田家一家は、いつも賑やか。 時にはおせっかいで面倒な家族。それでも「おかえり」と言ってくれる家族っていいなあ! ちょっと変わった家訓に従い、季節ごとに起きる不思議な事件を解決していく堀田家一家の1年。 【感想】

    1
    投稿日: 2017.07.15
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    東京の下町で古本屋を営む大家族のお話 それぞれに個性的な人達が引き起こす出来事を、人情味あふれた堀田家の人々が解決していく痛快ホームドラマ 大家族もこんな明るい家庭なら良いなって思います。 実は現代に一番必要な家族の形かも知れませんね。 シリーズもので12作ある様です もちろん全シリーズ読みたいです。

    1
    投稿日: 2017.05.24
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    内容(「BOOK」データベースより) 東京、下町の古本屋「東京バンドワゴン」。この老舗を営む堀田家は今は珍しき8人の大家族。60歳にして金髪、伝説のロッカー我南人。画家で未婚の母、藍子。年中違う女性が家に押しかける美男子、青。さらにご近所の日本大好きイギリス人、何かワケありの小学生までひと癖もふた癖もある面々が一つ屋根の下、泣いて笑って朝から晩まで大騒ぎ。日本中が待っていた歴史的ホームドラマの決定版、ここに誕生。 途中で読むのを止められないくらいの本でも、だんだんと人が死んだり悲しんだりする本が読みにくくなってきました。世の中の人が皆苦しみや悲しみがなるべく少なくなるといいなあ。 この本はピースフルな物語で、70年代のホームドラマを髣髴とさせるシーンが満載で読んでいて心が柔らかくなるような感じがします。登場人物もみんな魅力的でひとりひとりの幸せを祈らずにはいられません。 シリーズ化しているので、地道に追っかけて行こうと思います。久々にシリーズで読みたくなった本です。

    1
    投稿日: 2017.05.17
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    東京、下町の古本屋「東京バンドワゴン」。この老舗を営む堀田家は今は珍しき8人の大家族。60歳にして金髪、伝説のロッカー我南人。画家で未婚の母、藍子。年中違う女性が家に押しかける美男子、青。さらにご近所の日本大好きイギリス人、何かワケありの小学生までひと癖もふた癖もある面々が一つ屋根の下、泣いて笑って朝から晩まで大騒ぎ。

    1
    投稿日: 2017.05.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    東京下町を舞台にした人情話。血のつながらない家族も、大きなワゴン車に乗り込んでいるような、4世代複合家族の温かい関係。そしてなんでも「LOVE」とかたずけてしまう我南人のめちゃくささがまた良い。守護霊ではないが家族を見守る祖母の霊がナレーションするというその語り口がまた良い。出入りする地域の人々との濃い人間関係もよい。場所設定も狭いのでTVドラマ化もしやすい。シリーズ化もできるかなと思ったら、かなりの続編ができているみたい。はまって通読するかな? ドラマ化もされていた。  ビブリア古書堂シリーズと同じ古書店が舞台で、推理が入る。でも、バンドワゴンシリーズの方が、語り口の優しさもあるが、安心してくつろいで読める。群像劇のよう。 引用 「いいね、若い女の人がいるっていうのは!」    「まったくだな、おい。」    それを聞いていた亜美さん(30過ぎ主婦・カフェ経営、美人)と 花陽(小5)がむくれます。    「若くなくて、すみません。」    「若すぎて、すみません。」

    4
    投稿日: 2017.03.15