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秋期限定栗きんとん事件 上
秋期限定栗きんとん事件 上
米澤穂信/東京創元社
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総合評価

384件)
3.8
61
159
116
7
1
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    このレビューはネタバレを含みます。

    瓜野くんという新しい語り手が、なんだか危うく青い感じがしてハラハラする。 堂島や小鳩くんが出てきたときの安心感たるや… 米澤先生のこういう人物を語り手にした文章を読むのはけっこう新鮮だった。 小鳩くんも青いっちゃ青いけど、その行動は信頼できるので、余計に危うくみえたのかも。 あと小佐内さんってこんなキャラだっけ…と思うのは、小鳩くんといたときの小佐内さんしか知らないからかな? 今までのかわいらしさは鳴りをひそめて、ミステリアスな美女感がすごい。 なんだか今回は登場人物たちに目がいってしまったけど、放火事件と小佐内さんにどんな関係があって、小鳩くんがどのように関わっていくか楽しみ。 小佐内さんはやっぱり、(小市民になろうと頑張ってる)小鳩くんが好きなんだよね!?

    0
    投稿日: 2024.01.31
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    前作までとは全く違った構成、瓜野の野心と危うさ、そして小佐内と小鳩の関係。作品によってはノイズになりかねる要素だが事件の裏で行われている何かにその全てが絡んでくる、そう思わせる演出がとても上手く、事件が膨張していく不安とサプライズ的展開への希望で先がとても気になる前編だった。

    0
    投稿日: 2024.01.28
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    『小市民』シリーズ第3巻。女性版半沢直樹こと、小佐内 ゆきの『やられたらやり返す』という策略はまだ明らかになりません❗ 前半の高校生らしいほのぼのとした明るい男女交際とは打って変わって、後半の何やら不穏な雰囲気は、ミステリーというよりも少しホラーチックな感じさえします❗ 好きな話しは、『第二章 あたたかな冬』です♫謎解きは、誰が何処のバス停で降りるか?ぐらいのライトミステリーの方が個人的には好きなのですが、ちょっと『小市民』シリーズが、癖になってきている自分がいます❗

    6
    投稿日: 2024.01.03
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    春夏秋ときて、秋が一番おもしろかったかも。 新聞部の男の子の視点、小鳩の視点。2つの視点から物語を眺められることと、小市民を目指すふたりが別々に行動しながらお互いに新しい人間関係の構築に努めていることと、その2点が新鮮で読み応えがありました。

    0
    投稿日: 2023.11.23
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    小鳩と小佐内の関係性の変化から始まり、どのような展開になるのか楽しみです。 なんかスリリングな感じになってて良いですね。

    0
    投稿日: 2023.11.17
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    なんとなくハードボイルド風の自己陶酔に座りの悪さを感じながら読んでいくと、小鳩くんが出てきた時にホッとしますね。 小山内さんの、動機は、仕方ない。うん。 毎作のことだけど出てきたスイーツ食べたくなっちゃう。 小市民としてのあるべき手本を見つけた時の小鳩くんおもしろい。

    0
    投稿日: 2023.11.05
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    前作の高校2年の夏の事件後から3年生の春までのお話。 互恵関係を解消した2人は各々恋人がサクッとできお付き合いが始まる。 小鳩くんと、小佐内さんの彼氏瓜野くんの2つの視点から放火事件を中心に物語は進んでいきます。 小佐内さん、貴女は裏で何をやっているのでしょう?小鳩くんの彼女、三股ってマジですか?栗きんとん、いつ出てくるの? 下巻だよな~。読まないと。

    0
    投稿日: 2023.10.24
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    小市民シリーズ3作目。纏めて購入していたが、前作から7ケ月以上空いてしまった。 前作で小山内さんの犯した事件で、小鳩君との互恵関係は解消されたようだ。二人の付き合う相手が別々に早々とできてしまった。 小鳩君は相手に気づかれないように推理力を発揮するが、満員のバスで次に空く席を推理するため10ページ以上使うという、何とも不思議な推理小説。確かに高校生達の事件なので、身近と言えばそうなのだが。 小山内さんは交際相手を助けるため、何やら裏で暗躍。この行動を危惧する小鳩君は、徐々に連続放火事件の真相に迫って行く。下巻では二人のコンビも復活しそうな予感。

    58
    投稿日: 2023.10.16
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    「春」でただのおとなしい子でないとわかり、「夏」で危ねぇやつだとわかった小佐内さん。 「秋」の上巻では「絶対に何か裏でやっている」と読者がわかっているだけに、そんなに登場しなくても、その存在だけで物語が引っ張られていくから、続きが気になりスピーディーに読める。そのまますぐに下巻へ。

    3
    投稿日: 2023.09.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    メイン2人にそれぞれ別の恋人ができるというレビューを目にしていたので、何事か!?と構えて読んでみると、小鳩くんは「断る理由がない」と自然なノリで受け入れ、小市民らしくデートを楽しむ。小佐内さんは新聞部の瓜野に一目惚れされて付き合いだす。 新聞部・瓜野は、高校生活で何か名が残ることを成し遂げたい!という目的のもと、たまたま起こっていた市内連続放火事件を調べ、毎月発行される学校新聞にて連載していき、評判を得る。 この事件こそ、今作の軸になる話のようだ。その間、小鳩くんはデートに際し、次にバスの座席が空くのはどこか、当てて彼女にプレゼントしよう、などと囁かな謎解きをしていた。 小市民らしく過ごしていたものの、新聞部の連続放火魔の件は耳に入っており、小佐内さんとの関わりを発見し、首を突っ込むことになる。 そこで上巻は終わり。 誘拐事件然り、どんどん小佐内さんが恐ろしい女に思えてくる。

    4
    投稿日: 2023.09.09
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    うー、中々常吾朗が活躍しない! シリーズファンは良い意味で フラストレーションが溜まっているはず! 否応なしに下巻に期待だね!

    42
    投稿日: 2023.06.05
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    小市民への道が分かれて、二人の互恵関係が消えた。 それぞれの新しい出会いで、二人の運命また絡み合う。 やっぱり健吾っていい人だな。

    0
    投稿日: 2023.02.04
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     気づけばこのシリーズの虜に。タイトルとあらすじから想像していた話とは全く違い、非常に面白い。3作目にして前作で互恵関係を解消した小鳩と小山内さんの別々の視点で物語は進むが、上巻は小山内さんもとい恋人の瓜野視点での進行が多い。新聞部部長・堂島も重要なキーマンだ。  主軸の連続放火事件はもちろん、混雑したバスの車内で、目の前に座っている2人のうちどちらが先にバスを降りるかの推理など、普通なら小ネタ過ぎるのに面白く読める。あぁ、また持病のシリーズ終わってほしくなくて読めない病が出てきそう…。

    1
    投稿日: 2022.12.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    秋期限定栗きんとん事件 上 著者:米澤穂信 発行:2009年2月27日 創元推理文庫 秋期限定栗きんとん事件 下 著者:米澤穂信 発行:2009年3月13日 創元推理文庫 *書き下ろし作品 ブックオフのサイトを見ていて、タイトルが面白いので買ったが、ちっとも読まずに危うく「秋期限定」を逃すところだった(いや、もう立冬は過ぎてしまっているか)。僕はエンタメ、ましてやミステリーはほとんど読まないので、恥ずかしながら著者を知らなかったが、読み始めて気づいた、今年2022年に「黒牢城」で(2021年下期の)直木賞を取った人だった(もう一人の受賞者は今村翔吾)。岐阜県出身だそうで、「栗きんとん」といえばなんと言っても岐阜だし、近所で見つけた岐阜県のメーカーが作った鬼まんじゅう様のお菓子を食べながら読んだ。 「小市民シリーズ」三部作の三作目とのこと。小佐内ゆきと小鳩常悟朗という、付き合っている高校生が、小市民的に生きると誓い合って別れたりまた引っ付いたりして、ミステリーを解決していくシリーズのようだ。今回は別れた状態でスタートし、新聞部を舞台にしたミステリー話に関わっていく。ただし、この2人は新聞部ではない。 高校がある都市で連続放火事件が起きる。月に1度、ボヤ程度だが起きている。新聞部の1年生である瓜野高彦が詳細を調べるうち共通点を見つけ、来月起きる放火事件の場所を高校の新聞コラムで予想、的中させていく。2年になり部長となった彼は、なんとか新聞部で犯人をつかまえようとする。そこに、小佐内ゆきが絡む。小説の始まりのところで、2人はつきあい始める展開。しかし、瓜野は小佐内が放火犯ではないかと疑い、やがて確信する。そして、最後、火災現場で彼女と対峙し、お前だろうと指摘するが、違うと言われて恥をかく。 小佐内ゆきは、瓜野に復讐をしたかったと、最後、秋期限定くりきんとんをカフェで食べながら、関係が復活した小鳩に言う。 真犯人は、瓜野の一番の親友で、彼の推理とは一番遠いところにあった友達だった。このあたりはミステリーの王道だった。 なお、タイトルからして、また高校生の話だし、ライトノベルズかと思って読んでいたが、解説によるとこの人はラノベでは決してない、バリバリミステリー作家のようだ。

    0
    投稿日: 2022.11.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小市民シリーズ第3弾。 前回から互恵関係を解消した常悟朗と小佐内のその後が描かれている。今回は常悟朗のデートパートと新聞部の瓜野の放火魔を追跡するパートが交互に描かれている。上巻だけでここまで引き込まれてしまい、この感想を書いている間も後編を読みたくてうずうずしています(笑)。デートパートでは常悟朗と十希子の新しい日常でを歩みつつあり、瓜野パートは小佐内と恋人となりつつも、放火事件の犯人を追うという物が交互に来るので飽きずに読むことができた。 瓜野が放火の真相に近づくにつれ記事がエスカレートしていき、小佐内が瓜野から離れていていく所がとても切なかった。やっぱり常悟朗のことが忘れられないのかなと思いました。常悟朗も十希子と付き合いながら小市民を目指そうとするも推理という呪縛からは逃れられていないという印象であった。そして、ミステリーとしてはその2つのストーリーが重なる瞬間が出てきてこれからどうなるかが楽しみです。 この作品をアニメ化した際の声優陣を自分なりのキャスティングしてみたので読む際に参考にしてください(敬称略)。 小鳩常悟朗:福山潤 小佐内ゆき:黒沢ともよ 堂島健吾:日野聡 瓜野高彦:斉藤壮馬 門地穣治:河西健吾 五日市公也:広瀬裕也 岸完太:仲村宗悟 氷谷優人:内田雄馬 仲丸十希子:種田梨沙

    35
    投稿日: 2022.11.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小鳩くんと小佐内さん、小市民からリア充へランクアップ?高2の夏の日に互恵関係を解消し分かれた二人。小鳩くんはクラスメイトの仲丸と、小佐内さんは後輩で新聞部員の瓜野とつきあい始める。その頃、木良市では連続放火事件が起こっていた。瓜野ははやる気持ちを抑えきれず、放火事件の共通項を探すため動き出すが…。小鳩くんは成り行きから仲丸さんと、小佐内さんは何かしらの思惑があって瓜野君と一緒にいるように見えますね。ショックなラストシーンから、物語はどう展開されるのか。下巻に続く。

    0
    投稿日: 2022.11.04
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    栗きんとんはさておき、そもそもあまりスイーツが出てこないように思われ、これまでよりもビターな感じを受けましたが、展開楽しみに下巻に移ります

    0
    投稿日: 2022.10.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上巻最後の「誰だっけ、十希子って。どこかで聞いた名前だけど。」という小鳩くんの地の文が、らしさ全開で好きだな~。 仮にも付き合っている彼女の名前を聞いてこの反応…。やっぱり小市民シリーズはこうじゃないと面白くない。

    0
    投稿日: 2022.08.11
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    上巻。副主人公にあまり好感は持てなかったが、それはそれとして下巻に向けての期待が高まる作品だった。 上下巻一気読みが最適 小鳩君の決め台詞が復活

    0
    投稿日: 2022.07.23
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    上下巻感想。 上下巻に分かれてるだけあってシリーズで1番面白かった、今までで1番ミステリーしてたと思う。 前作ラストの流れのおかげで今までと違う展開になってたのも良い、結局既定路線に落ち着いた感はあるけど。 冬期限定も早く読みたい。

    0
    投稿日: 2022.06.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1作目、2作目が面白く勢いで3作目を読んだ。2作目の終わりが終わりなだけにどうなるか心配してたけど、The青春を送る2人にちょっとした違和感を感じつつ、早く絡み合わないかな〜とソワソワしてました。 気になるところで上巻が終了したので勢いのまま下巻を読みます。 にしても、瓜野くんの思春期!て感じが懐かしかったです。小鳩くんの相手は小佐内さんがピッタリだと思うよ…。

    0
    投稿日: 2022.04.07
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    小鳩と小山内以外の人物が絡んできてなかなか面白い。小鳩以外の視点から見る小山内さんやっぱりミステリアスでなんだか怖い雰囲気醸し出してていい。小鳩が小市民らしくいるために仲丸さんにバレないようこっそり推理するのが面白い。

    0
    投稿日: 2022.02.19
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    おー、なんだか人間関係が混み入ってきたなあ。 小市民を目指す2人にそれぞれ異性のパートナーが出現。 日常生活ミステリーからその範囲を広げて謎解きは犯罪にまで広がっていくようだ。

    4
    投稿日: 2022.02.12
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    小鳩くん、あっという間に告られて彼女できました。そして、小佐内さんにも。 上下巻を通じて、放火犯を新聞部が追っかける大きな謎解きと、小鳩くんが彼女とデートしながら解く小さな謎があります。今回、シリーズで一番面白く感じました。一気に読んで下巻へ。同時に借りといて良かった~。

    0
    投稿日: 2022.02.02
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    今までの関係性が無くなったことで作られた今回の新たな展開は不穏な雰囲気と今まで出てきた登場人物の見方を変えた視点がみられるの所など見所が多く面白かった。

    1
    投稿日: 2022.01.25
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    目の前に謎があるのが悪いんだ、たぶん。 【感想】 あいかわらず小佐内さんが怖い。 【一行目】  約束の時間まで、図書室で本を読んでいた。 【内容】 ・小市民互助会の再結成はあるのか? ・語り手が二人になった意味は? ・小鳩くんと小佐内さんはそれぞれ別の相手とつきあうことになったのだがいつまでもつの? ・悪戯のような連続放火犯について小佐内さんはどう関わっている? ・小鳩くんは放火事件解決に参入するのか? ▼小市民についての簡単なメモ 【尼そぎ】小佐内さんの髪型。ボブカットで少し古風。 【アリス】マンションの一階にある小さなケーキ屋。小佐内さん御用達? 【石和馳美/いさわ・はせみ】小鳩くんや小佐内さんが中学生のときドラッグ騒動で補導された。 【おいしいココア】健吾はおいしいココアを淹れられる。って、ぼく的にはこの方法が普通の淹れ方なんやけど。 【五日市公也/いつかいち・きみや】新聞部員。健吾の一年下真面目で気弱。 【瓜野高彦/うりの・たかひこ】新聞部員。健吾のイッコ下。部の方針について部長の健吾とは意見が合わない。 【大浜】卒業した美術部員でとある絵を描いた。高橋由一が好きなんだとか。 【小佐内ゆき/おさない・ゆき】主人公の一人。ちっちゃくて童顔で小動物っぽい。小動物っぽいという表現はご本人も気に入ってるらしい。甘いものが好き。小鳩くんとは同じ中学で小市民になりたい互助会の同志らしい。「いいよ、わたし、待つのは好きだから」いちごp.41。気配を殺して小鳩くんの背後に立つ特技を持っている。正座をしたまま後ずさるという特技を持っている。小市民化計画以前はちょっと怖い女の子だったフシがある。つきあっているとケーキ代で財布が軽くなってゆく。 【小佐内ゆきの母】すごく若く見える。大学生くらいに見えないこともない。小佐内さんの童顔は母親ゆずりのようだ。 【小佐内スイーツセレクション・夏】小鳩くんが小佐内さんから渡されたご近所のスイーツランキングリスト。その夏小鳩くんは小佐内さんのスイーツ巡礼につきあわされることとなった。いくらか自業自得で。 【夏期限定トロピカルパフェ】セシリアというスイーツ屋の商品。「小佐内スイーツセレクション・夏」というリストの堂々一位に入っている。おそろしく背が高いパフェ。果物の美味しさとほぼ等価。 【勝部】美術部の三年。穏やかな丸顔の女子生徒。性格まで丸いとは限らない。 【川俣さなえ】薬物がらみのなにかに巻き込まれているかもと妹のかすみが健吾に言ったらしい。ちなみにかすみは健吾の彼女である可能性もなきにしもあらず。 【岸完太/きし・かんた】新聞部員。健吾の二年下。いい加減な奴らtdt 【月報船戸】新聞部の出す新聞。小佐内さんいわく「うん。普通の中の普通。類希なる普通。わたし、『月報船戸』を読むといつも、これってただごとでなく普通だなって思うの」栗きんとん上p.45 【健吾/けんご】堂島健吾。船戸高校に合格した。小鳩くんと同じ小学校で旧知ではあるが友人ではない。粗野っぽくてがっちりした男。裏表のない性格。正義感の強いいいヤツではあるがお節介。とはいうものの、すごく押しつけがましいわけではない。いちごタルトではできごとを運んでくる役目。新聞部に入り、後に部長になりちゃんとやってる。 【小鳩常悟朗/こばと・じょうごろう】主人公の一人で語り手。健吾いわく《頭を使うことで、お前がしくじるとは思っていないがな。》いちごp.21。賢いようだ。健吾によると以前は言いたいことがあったら全部口に出さないと気がすまなかったタイプだが今は腹に一物あるタイプに見えるとか。小市民計画はなかなかうまくいってないようだ。健吾いわく「泣き言を聞かせるにはお前が二番目に適している」トロピカルパフェp.113。適当に聞き流してくれるだろうから。ちなみに一番目は穴掘って埋めとくこと。 【サカガミ】水上高校の生徒と思われる。小佐内さんの自転車を乗り逃げした。春限定いちごタルトももろともに。どうやら所属するグループの下っぱで悪事に荷担する予定だったからと思われる。 【里村】瓜野のクラスメート。キツいタイプ。園芸部員。 【三夜通り/さんやどおり】「ベリーベリー」というケーキ屋があり、毎夏祭りが行われる。 【シャルロット】「ジェフベック」という店のシャルロットはめちゃくちゃ旨かったらしい。 【春期限定いちごタルト】「アリス」という店のいちごだらけのお菓子。小佐内さんがとても楽しみにしている。毎年どこかしら異なる仕様のようだ。 【鷹羽中学校/たかばちゅうがっこう】小鳩くんや小佐内さんの出身中。 【小市民化計画】小鳩くんと小佐内さんは小市民になろうと決心しいわば互助会をつくった。しかし、小市民に「なろうとする」という段階ですでに小市民になるのは難しい。小市民には自然になってしまうものだものね。 【小市民とは】探偵ではない。《あんまり人情派ではない。けれど、冷血でもないのだ。》いちごp.92。《冷淡とかクールとかは小市民的徳目ではない。》いちごp.93。《理不尽を受け流すのは小市民心得の筆頭といっていい。》いちごp.177。私有財産は大事にする。一番大事なのは《現状に満足すること》いちごp.190。レゲエっぽい格好やロックっぽい格好をしている連中には近寄りたくない。荒事には近寄らない。 【知里/ちさと】健吾の姉。船戸高校の先輩のようだ。姉弟そろってくっきりした顔立ちは知里さんの場合「目鼻立ちの派手な人」という印象になっている。 【堂島健吾】→健吾 【仲丸十希子/なかまる・ときこ】小鳩くんに交際を申し込んだ女子生徒。ちょっと遊んでるふうの外見だが気立てのいい子。小鳩くんにリア充を与えてくれた。小鳩くんのことを小鳩ちゃんとか崩して「こばっちゃん」とか呼ぶ。つきあっていると衣装代で財布が軽くなってゆく。 【新田】生徒指導の教師。パンチパーマにヒゲにグラサン。知らなければヤクザ屋さんに見える。離婚したそうだ。 【ハンプティ・ダンプティ】ケーキ屋さん。おいしすぎるので小佐内さんは封印中。 【氷谷優斗/ひや・ゆうと】瓜野くんの友人。頭脳優秀だがあまりやる気を出さない。《冷谷が来るだけで場が和み、話が弾む。》栗きんとん上p.98 【船戸高校/ふなどこうこう】とりあえず公立の難関校。小鳩くんも小佐内さんも受かった。床も廊下もリノリウム張り。 【水上高校/みなかみこうこう】近くに「アリス」がある。 【三好】新聞部顧問。 【むらまつやのりんごあめ】三夜祭りだけでゲットできる絶品のりんごあめ。と小佐内さんが言っている。 【メモ】《本当に大事なことはたいていの場合、一枚のメモ用紙でも伝えられることを、おれは知っている。》栗きんとん上p.89 【モットー】小鳩くんと小佐内さんのモットーは「小市民たれ」。 【門地譲治/もんち・じょうじ】新聞部員。健吾の一年下。教養系の新書ばかり読んでいる。 【約束】小市民になるため小鳩くんと小佐内さんの約束は「互いに互いを逃がすこと」 【誘拐】小佐内さんが誘拐されたらしいとき小鳩くんは推理できると高揚している自分に気づき愕然とした。 【吉口/よしぐち】ポシェットを盗まれた一年女子。ぼぉっとしていてはかなげ。本人に自覚はないが学校の情報通。誰と誰がつきあってるとか別れたとか。

    0
    投稿日: 2021.12.25
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    小山内さんと距離を置いた小鳩君に、彼女が出来た。 そして小山内さんも、年下の男子から交際を申し込まれたらしい。 絵に描いたような、高校生の男女交際イベント。 けれど2人の住む町では、連続放火事件が。 ついつい、また謎解きで頭がいっぱいになりがちな小鳩君。 そして、間違いなく、既に何かに気付いてしまっている小山内さん… 『夏』からのこの展開。 ふたりとも『一見平凡な高校生』ともなれば、イケメンや美少女ではなくても、こういうことは起こるのだった。 それどころか、相手がイケメンすぎたり美少女すぎたりすると気後れするようなタイプの高校生からは、隠しきれないふたりの何かが、スパイスのように謎めいて魅力的にうつるのだろう。 読んだのに登録し忘れたシリーズ、ようやく『秋』まできた。

    5
    投稿日: 2021.09.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    バスで小鳩くんが仲丸さんを座らせてあげる為だと、謎を解いていくところがかわいかった。果たして本当に仲丸さんのためなのか…笑 早く次巻が読みたくなりました。

    0
    投稿日: 2021.09.03
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    恋愛ゆらぎ理論をご存知だろうか。 不安定なものを見ると 思わずぎゅっと抱きしめたくなる理論、 と世間では一般的に呼ばれているものだ。 主に男性の恋愛についての考察。 このテーマは、 なぜ異なる人に恋するのか、 という疑問から生じた。 美醜や性格の良し悪しの物差からすれば、 恋の対象は集中すると思われるのに、 なぜかばらける。 その要因が長年の研究から分かってきた。 好ましい異性を前にすると 女性は心拍が上がる。 心拍は文字通り震えであり、 その高まりは大きな揺らぎとなる。 その揺らぎに男性は恋をする。 だから世のあちこちで、 両想いというものが発生する。 多くの男性にモテる女性が説明できない。 学会ではそうした反論もあったが、 女性の美醜や性格の影響による 男性側自身の揺らぎが、 女性の揺らぎを誤認識すると証明された。 さて、この物語のヒロイン・小山内ゆき。 彼女から揺らぎは感じられない。 教室の片隅で静かに過ごしている。 でも注意深く見つめていると、 刹那、大きな揺らぎを発する。 その揺らぎを見てしまった人は、 もう逃れることはできない。好き。

    0
    投稿日: 2021.06.21
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    あの日の放課後、手紙で呼び出されて以降、ぼくの 幸せな高校生活は始まった。学校中を二人で巡った 文化祭。夜風がちょっと寒かったクリスマス。 お正月には揃って初詣。ぼくに「小さな誤解で やきもち焼いて口げんか」みたいな日が来るとは、 実際、まるで思っていなかったのだ。それなのに、 小鳩君は機会があれば彼女そっちのけで謎解きを 繰り広げてしまい…。

    0
    投稿日: 2021.06.21
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    小鳩くんと小山内さんの次の物語が始まった。まだ栗きんとんは出てこない。高校の新聞部で書く内容って、時事ネタは厳しいんだな。さて、この事件の結末やいかに。

    0
    投稿日: 2021.06.02
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    おお、あっけなく二人とも。な始まり。氷谷がどうにも腹黒く見えてしょーがない。それにしても、惜し気もなく時間が経過していくなぁ。

    0
    投稿日: 2021.05.25
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    春期限定を読んで夏期限定を読まずに、この秋期限定を読んだので、小鳩くんと小佐内さんが互恵関係を解消してしまって、個々に高校生活を送っているのでびっくりしてしまった。夏期限定を読まないとね。 話のほうは、小鳩くんがクラスの女の子から「つきあおっか」と言われて、楽しい恋人生活を送る小鳩くんの視点と、市内の放火事件を追う新聞部の瓜野の視点の2つで進んでいく。瓜野は図書館で唐突に小佐内さんに告白して、意外なことにつき合うことになってしまう。うーん、大人しそうに見えて小佐内さんはとんでもない子だからねえ、大丈夫かなとはらはらしてしまう。小鳩くんの方も次々と先を読んでしまう習性を隠しきれるのか、いやそんなんでいいのか、相手の仲丸さんが何でも受け入れてくれる女の子だといいんだけどなあとこっちもはらはらする。さて、放火事件の法則性を発見した瓜野のコラムは校内でちょっと話題になり、瓜野は放火犯の追及にのめり込んでいく。大丈夫かなあ、そのうち痛い目に会うんじゃないかと心配になって上巻は終了。

    39
    投稿日: 2020.12.01
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    小佐内さんの小悪魔っぷりがなんだかこれまでの印象と違う。 復習好きとはいえ、ここまで謎めいた存在ではなかったはずだ。 瓜野にはそう見えているってことなのだろうか。 小市民としての生活を満喫しようとするも、謎解きをしたくなってしまう小鳩がおもしろい。 彼女ができたことに浮かれているようだが、浮かれているふりをして自分を欺いているようにも見える。 人間の根本的なところは簡単に変えられないのかもしれない。 小鳩と新聞部の瓜野がそれぞれの視点で放火事件を追うが、この上巻では謎は謎のまま。 単体での面白さはあまりないが、気になるので先も読んでみる。

    1
    投稿日: 2020.10.07
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     話はまあぐいぐい読める程度に面白いし、ミステリとしても一風変わっているけど、ちょっと地味かなぁと思った。  小山内さんも小鳩くんも、高校生がそういう風になるならもっと積極的なのが普通なんじゃないかなあと思う一方で、読者としてはこんなくらいの方が嬉しいなという複雑な心境を抱く。  何にしてもまだ判断しかねる。

    1
    投稿日: 2020.09.23
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    2020/07/21読了 #このミス作品36冊目① 学園ものミステリ。 "満願""王とサーカス"を読んだが 全くテイストが違って驚いた。 ポップなストーリー展開ながら 小さなミステリ要素が散らばって面白い。 下巻が楽しみ。 シリーズ第3弾とのことで 読み終わったら第1弾から読みたい。

    15
    投稿日: 2020.07.21
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    小市民シリーズ第3弾。 前回別れてしまった二人、小鳩君と小山内さん。それぞれパートナーが変わったけれど?? 最初、主人公が小鳩君から瓜野君に変わったのかと焦った。だってどう考えても彼はいけ好かないにもほどがある!!それを操る小山内さんは。。。またいけないこと考えてるよね!?(^^; それに比べて彼女との高校生活を満喫してるかと思われた小鳩君の本性が・・・!? 下巻に続く。

    1
    投稿日: 2020.07.09
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    言わずと知れた小市民シリーズ。 最新刊『巴里マカロンの謎』が11年ぶりに出たので、発売日に手に入れて…いたものの、ずっと積んでいました。だって前巻の内容が朧気だったから…。いやあ、各巻でまとまってはいたと思うんだけど、確か何かしらメイン二人の関係に変化があったような気がするんだよね……。ううん、なんかつらい展開だったような…。 というわけで、読み返しました。 あー!そうか夏で別れてた(語弊)のか。そしてそれぞれ別の人と……なるほど。それは一途しか認めない派の私にすればつらい展開であろう。でもこれって……いや、下巻がどうなるかだな。読んだはずなのに下巻の展開を本当に覚えていない。上巻読んだ後、下巻を読むまでに間が開いたような記憶はあるのだけど…。 ストーリーは新聞部の内部争いと連続放火事件。あとラブ。これまでの巻は1冊ごとにまとまりはあるとはいえ短編集だったから、長編というのはなかなか新鮮(再読なのに…)。 久々に読み返したけど、やはりこの主人公たちの設定好きだなあ。

    1
    投稿日: 2020.06.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2020/4 再読 2009年に読んでいるはずなのだけど、全く内容を憶えていなかった。(多分私がシンパシー感じる状態じゃなかったんだろうなと。受け手の問題) なので、新鮮に楽しめました^_^ 「春期限定〜」は、小市民であろうとする小鳩くんと小山内さんの、それでも性が出てしまう謎解き。「夏期限定〜」では小山内さんが誘拐され、その裏にあったものを知った時、彼らは離れることになった。 「秋期限定〜」では奇しくも2人は同じくしてそれぞれ違う人と付き合い始め、同じくしてその人と別れる。 そして迎えた再会。 「もし小鳩くんなら、もう少し上手にやるのに、って。」 「今夜みたいな会話の方が、解決篇の方が、何倍も昂奮する。」 ゆきちゃん。力になりたいと思っていた男の子がキスしてきて腹を立てたなら、それは恋じゃなかったね。 小山内さんと小鳩くん。「やっぱりこっちの方が」と比べる基準がいるのは、恋のような気がするよ? とはいえ、「次善の選択肢」という感覚もわかる。 でも、ゆきちゃんがそう言うのは、自衛じゃないの?一言で済ませられないあなたたちは、そういう言い方をするしかないのではないかな? 「小市民シリーズ」は、「古典部シリーズ」と違って、容赦なく学年が上がっていくね。2人は中学(多分3年生くらい?)から一緒で、高3までの4年間。(約1年ブランクあったけど) 18分の4と、19分の〜では意味も重みも違ってくるけど。 2人はこれからどんな人と出会うんだろうね。

    1
    投稿日: 2020.04.19
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    とうとう緊急事態宣言発出かぁ、本を読む時間はいつもより増えるけどな…。 というわけで、ここいらで<小市民>シリーズに移る。 前作で別れることになった常悟朗と小山内さん。 それぞれに別の連れが出来て進むお話。 小山内さんの連れになった、新聞部で名をなさんとする瓜野くんが連続放火事件の謎に挑めば、常悟朗もまた仲丸さんとのデートの合間に止めた筈の謎解きに勤しんでしまう。 サクサク読めて上巻はあっという間に読了。 小山内さんの謎の言動が、瓜野くんの謎解きをメインに進んだお話とどう繋がっていくのか…、★は下巻にて。

    6
    投稿日: 2020.04.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小市民の星はまだ遠く――? 小鳩くんは放課後に呼び出され、仲丸さんと付き合うことに。小佐内さんは新聞部の瓜野に告白されて付き合うことに。放火事件を取材して記事にしようとする瓜野と、新聞部部長である健吾、燃やされた車に引っ掛かりを感じる小鳩くん。小佐内さんの本意はどこに? 小鳩くんは小市民になれるのか? 瓜野くんの視点で進むことが多く、春期限定や夏期限定を読んでいる読者は、そうじゃない、と思うだろう。小鳩くんと仲丸さんのお付き合いの様子は、微笑ましくも、小市民への道は遠いのだな、と思わせる。そこに謎があれば解かざるをえない小鳩くん。嘘を重ねていく小鳩くんだが、嘘をついているのは彼だけではない。 小佐内さんの底知れなさを感じつつ、放火事件の謎も気になる。怪しいのは瓜野くんの友人である氷谷くんとか?

    1
    投稿日: 2020.03.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公二人がそれぞれの道を歩み始めて、けっこうな時間がたっている。そこにちょっとだけ違和感がなくもないが、そういう関係だったんだろうなぁと。リアリティを重視する自分としては、それなりに一緒にした2人が離れることになると、それなりの喪失感があるもんだと思っちゃうんだけど、それが全く感じられない。ま、メルヘンだからかな(笑) まぁ、そのたりは結局は自分の感覚だから、そんなもんと言われたらそんなもんか。 だけども、その関係性のおかげなんだろうか。瓜野くんの道化っぷりが際立つ。もちろんそれがねらいであることに間違いは無い。おそらくその道化っぷりからすると、どこかでぎゃふんと言わされるんだろうなぁ。3人の誰かに。まぁ部長にはすでになんどかやられてるんだけども(笑)。それも1つの伏線かな。 あと、放火は日常の謎の範疇なんだろうかね。

    1
    投稿日: 2020.01.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小鳩と小山内さんが別れ、それぞれ別の彼女彼氏が出来たけど、何だかしっくりこない。特に、小鳩に急に付き合いたいなんて言い出すのが解せない。それなりに彼氏彼女を楽しんでる小鳩だけど、ウッカリ推理披露しそうになって小市民アピールしてるのがもどかしい。そして、新聞部の1年瓜野へ近づいてきた小山内さんの目的は?下巻へ読み進めます。

    1
    投稿日: 2020.01.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小鳩くんのケータイが写真を受け取れるようになっている…! と、そこはどうでもいいんだけど。夏期で別れてしまった2人がそれぞれ別の相手とお付き合いを。これはちょっとびっくりな展開。小佐内さんのお相手瓜野くんは目立ちたい?新聞部で連続放火事件を追うが。 どうにも小佐内さんが怪しく見えてしまう…そんなことはないと思うけど、あり得そうに思えてしまうのも術中に嵌っているなぁ。

    0
    投稿日: 2020.01.17
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    上巻ということで半分だけ物語は進んだ感じ。まだまだこれから…ですね。小佐内さんの闇が深い。友達にはなりたくないタイプf^_^;今回も連続放火など不穏な事件が起こりつつ、二股だの、瓜野くんだのと色々なことが絡み合ってます。どうなるんだこれどうやって結末を迎えるだこれ、と思いながら一気読みでした。引き続き下巻へGO!

    2
    投稿日: 2019.06.14
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    米澤穂信の「小市民」シリーズの最新作。 春・夏ときて、今作は秋をテーマとした一冊であるが、物語の中では主人公の小鳩くんが2年せいから3年生になるまで、約1年間の時間が流れている。 春・夏と比べて、筆者の文体が読みやすく、よりワクワクするものになっていると感じた。 この作家さんに日常生活にからめた、ちょっとした推理物語を書かせたらピカイチだ。 今回も、過去の作品と同様に、物語は新聞部の活動という日常に近いところから始まるが、気づけばストーリーにのめり込んでしまっていた。 正直、犯人は序盤の段階で見えてしまっていたが、筆者もそれを感じてか、謎解きの最後には「犯人の名前なんてどうだっていいけど」と小鳩くん・小佐内さんに言わせているのがちょっと面白かった。 あとは、瓜野くんが完全に噛ませ犬になってしまっているのがちょっとかわいそうだった。 冬はいつ出るのでしょうか?笑

    1
    投稿日: 2019.05.04
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    すっかり季節も秋めいてきたってことで。まあ、シリーズ通して一定のトーンは保たれてます。あとは雰囲気が好きかどうかってだけ。で、自分的にはそこまでって感じ。本上巻だけで止めようとまでは思わんけど。

    2
    投稿日: 2018.10.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ものすごく頭が切れるのに、目立つことを嫌って平々凡々を装う高校生、小鳩くんと小佐内さんを主人公にした、いわゆる日常の謎シリーズだったはず、これまでは。春期限定を冬に、夏期限定を春に読んだから、今度こそドンピシャの季節に読もうと。冒頭で9月に読むべきだったかと悔やんだら、わりとオールマイティーな季節進行。 不穏な空気のまま終わった夏の後、小鳩くんと小佐内さんが脇役に回る。おおっ、ふたりにそれぞれ交際相手が。何がイラつくって、小鳩くんが、つきあい始めた仲丸さんに話を合わせるところ。デートはそれなりに楽しかろうが、そんなつきあいかたをしても長く続くとは思えず。小佐内さんにいいところを見せようと、連続して起こる放火事件の解明にしゃかりきになる瓜野くんもなんかヤダ(笑)。いつまで小市民ぶるのか、ふたりとも。

    1
    投稿日: 2018.10.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「小佐内さんが火をつけてまわってる可能性があるのに,じっとはしてられない」 たしかに,あの小佐内さんならやりかねない。 春期・夏期を経て,彼女の狼としての習性を知っている読者なら, たとえそれが連続放火という大きな事件であっても小佐内さんが黒幕に思えてくる。 しかし, 「やり方が露骨だ。小佐内さんのやり方じゃない」 彼が言うなら,きっとそうなのだろう。 『秋期限定栗きんとん事件 上』。 事件の表面だけが提示されて,中で何が起こっているのか全然わからない。 ぼくが思うに,これは下巻を読むことで片がつく。 (そして,下巻へ)

    3
    投稿日: 2018.10.14
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    面白くないとは言わないが、テンポが悪すぎる/ 主人公のもったいぶった性格も相当イライラする/ これをかっこいい主人公として書いているなら相当のアホだ/ ヒロインのクズっぷりも西之園萌絵クラス/ とにかくイライラしながら読むことになるし、本巻についてはミステリ部分もいまいちすぎる/ 本命の放火より、ヒロインの復讐の方がまだまし/ ミステリはそのほとんどが種明かしまで引っ張るしもったいぶるのは常だが、この主人公は異常/ 前半チャラいし、おまえキャラ変わってるじゃねえか、と/ 

    2
    投稿日: 2018.10.08
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    さくさく読める、日常の謎青春編。 小市民シリーズと知りながら、本三作目から読み始めたが、前段(誘拐事件?)がわからなくても楽しめる。

    1
    投稿日: 2018.09.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2018/3 14冊目(通算45冊目)。互恵関係を解消した小鳩君と小佐内さん。それぞれに付き合う相手ができ、幸せな高校生活を送っていると思いきや。小佐内さんは付き合う相手が変わっても行動は謎のままだし、小鳩君の推理壁も治る気配がなく「小市民」には程遠い感じ。それに加えて、放火事件に小佐内さんが関係していると疑いだした小鳩君。調査している瓜生君、小鳩君の相手の仲丸さんも絡んできて真相はどうなるのか?。その辺が気になるので下巻も引き続き読んでいきたい。

    0
    投稿日: 2018.03.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    肌がざわざわする…。 下巻への期待値が上がりすぎる上巻。 大丈夫か?とさえ思ってしまう。w

    0
    投稿日: 2018.02.25
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    常悟朗、彼女できたんかーい! 小佐内さんとの奇妙な「互恵関係」の変化から、常悟朗くん、小佐内さん各々の人間関係にも変化が訪れる。 ちょっと個性的なだけの一般人が現れたのかと思いきや、なんのなんの、やはり一癖二癖ありそうってのが剣呑さを含んで明示されたのと、今回の「事件」である連続放火事件の推理要素が提示され、上巻は終了。 事件そのものの奇妙さは、動機を推し量れない段階なので何とも言えないが、「復讐」が趣味の小佐内さんの動きがとかく気になる。このキャラ作りはやはり面白い。

    0
    投稿日: 2017.12.28
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    春期限定から比べて、小山内さんのキャラが大分サスペンス系悪女へと変化していて面白い。日常の謎系ミステリーだが、のほほんとはしておらず、人は殺されないがたまにぞくっとするところなどがある。

    0
    投稿日: 2017.10.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【あらすじ】 あの日の放課後、手紙で呼び出されて以降、ぼくの幸せな高校生活は始まった。学校中を二人で巡った文化祭。夜風がちょっと寒かったクリスマス。お正月には揃って初詣。ぼくに「小さな誤解でやきもち焼いて口げんか」みたいな日が来るとは、実際、まるで思っていなかったのだ。―それなのに、小鳩君は機会があれば彼女そっちのけで謎解きを繰り広げてしまい…シリーズ第三弾。 【感想】

    0
    投稿日: 2017.08.22
  • シリーズ第3弾

    第1弾を読み終えた後は「このシリーズは駄作!?」と正直思ってしまいましたが、だんだん面白くなってきました。 今回の事件は”放火” 小山内さんがどう絡んでくるのか下巻が楽しみです。

    5
    投稿日: 2017.01.30
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    ここにきて上下巻。互恵関係を解消したふたりはそれぞれそれなりに上手くいっている模様。しかし。それでホントに楽しいのかな?

    0
    投稿日: 2016.08.02
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    学校新聞のマンネリ化に飽き飽きした瓜野くんが、学外で起きた放火事件を扱いたいと言い出し、知恵を絞って次の場所を特定しようと躍起になりますが、いつもの2人からすると、ちょっとまどろっこしいというか、何というか。それはそれとして健吾がいつもよりかっこよく見えます。部長らしく、先のことまで見ている部分とか珍しいような気がします。

    0
    投稿日: 2016.07.23
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    少市民シリーズ第3弾。夏が過ぎて、二人の関係は変わり、相手も変わり…。新聞部と小山内さんの関係は…?下巻に続く!

    0
    投稿日: 2016.06.18
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    下巻も含めて。 すっかりはまってしまった米澤穂信。古典部とは違って小市民シリーズは事件がデカイので時折不安になるが、小鳩くんの人となりと名前が話を和らげている。なんだ、こばとくんって。実在するのだろうか。

    0
    投稿日: 2016.01.25
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    《小市民シリーズ第3弾上巻》 前回のラストで決別を示した2人。 そんな2人が新たに関わるのは・・・連続放火と愛の告白⁈ 放火の裏には彼女の影。 デートに潜む日常の謎。 小鳩くんと小佐内さんの行く末は如何に。

    0
    投稿日: 2015.11.30
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    小市民シリーズ第3弾。 小鳩君と小佐内さんの恋愛関係にも依存関係にもないが互恵関係にある高校2年生。 前作での決別からのお互いに彼氏彼女ができて話は進んでいきます。瓜野くんの実に高校生男子的な言動がなんだか初々しくて・・・・ 小鳩君と小佐内さんにはない感覚(笑) 下巻に続きます。

    0
    投稿日: 2015.07.26
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    【小市民シリーズ・秋(上)】小鳩常悟朗・小佐内ゆきは、各々小市民をめざす。告白され、恋人もできるが....。船戸高校新聞部主導権争い事件?木良市連続放火事件?が起こる?シリーズ3作目。あの堂島健吾がかっこよくなっていた。さくさくっと。続きが気になる。下巻へ。 「約束の時間まで、図書室で本を読んでいた。」

    0
    投稿日: 2015.05.28
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    小市民シリーズ第3弾  前作で決別した彼らがどう絡むのかと楽しみにしていたら、お互い彼氏彼女が出来てしまい戸惑うばかり。でも戸惑いも最初だけでこれはこれで面白い。新聞部の瓜田くんイラっとするなー。放火犯は誰なのか。下巻が楽しみ。

    3
    投稿日: 2015.05.19
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    小市民シリーズ第3弾。前回で互恵関係を解消した2人がどうなるのか楽しみにしてました。 蓋を開ければ新キャラ登場でそれぞれ彼氏彼女の関係に。瓜野くんを自分の掌で踊らせているような小佐内さん。 「あなたがわたしのシロップなのよ」という台詞も印象的でまた怖いな。 連続放火事件の犯人を追いつつ下巻に続く。

    0
    投稿日: 2015.05.09
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    小山内女史、なかなか小悪魔です。瓜田くんの口説き文句、高校生としては素直で好感度大。小鳩くんは小市民のふりをしながら告白され、あっさりOKのリア充ライフ。放火魔の正体は誰なのでしょう…

    2
    投稿日: 2015.04.15
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    小市民シリーズ 第3弾。 前作の「夏期限定?」で決別した2人。 さてどうなるかってのが一番興味があったんだけど 2人揃ってサクっと付き合う人が出来てるし・・・ 今回は小鳩君目線だけでなく、新聞部の瓜野目線でも 話が展開していく。 連続放火事件と月報船戸。果たしてどんな展開になるのか。 やはり気になるのは小鳩君と小山内さんですよね。 続きは下巻で・・・

    0
    投稿日: 2015.04.12
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    小鳩君と小山内さんに恋人が! 色恋に興味ないと思ってたけど、案外告白されたら付き合っちゃうんだなぁ。流されて? でも、それも小市民的か。 瓜野くんに対する小山内さんが大人だな…と。妖艶さを感じる。大人のお姉さんがそれこそ童貞チェリーボーイをからかってるような。 どうなるんだろ? 最後にはまさかの仲丸さん二股発覚だし。でも、小鳩君は二股とかどうでも良さそう… 二股と浮気って何が違うんだろ。 小鳩君みたいに他人に無関心でいられたら、すごく生きてくのって楽そうだなと思った。私もそうなりたい。

    0
    投稿日: 2015.03.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小佐内さんの悪女っぷりに引き込まれた。 小鳩君という箍がなくなって狼暴走中なのか? このままで終わる訳がないし栗きんとんも出てきてないので早々に下巻へ。

    2
    投稿日: 2015.03.17
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    感想はブログにて。 http://croco.blog14.fc2.com/blog-entry-35.html

    0
    投稿日: 2015.02.06
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    小市民シリーズの3作目 前作から1年後の秋かと思ったらその年の秋でしたか 詳細な感想は下巻で

    0
    投稿日: 2014.10.29
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    面白い。 というか明らかに前作よりも作者の筆力上がってる、、、 これはラノベ読んでる気分で読んでいたのではダメだと思い、まるで本格推理小説でも読んでる気分で読破した。 今回は小佐内さんと小鳩くんのラノベチックな掛け合いは一つもない。2人とも違う相手と交際を始めてしまうし、瓜野、五日市、仲丸といった新キャラも登場し、連続放火事件という割とヘビーな事件が題材になっている。 前作2つよりも先が読みづらい。でもそこがミステリ作品としてとても面白い。さて、次作は解決編。米澤穂信がこの物語をどう締めくくるのか、楽しみでしょうがない。

    0
    投稿日: 2014.08.29
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    20140809 一つの謎の解明向かって進んでいるので、春期のようにバラバラな小さな謎が散りばめられている訳ではありません。ですがっ!この上巻で小鳩くんが集めた情報がどのように料理されて一つの結末になるのか、下巻がとっても楽しみです!

    0
    投稿日: 2014.08.09
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    小市民シリーズ 互恵関係を解消した「蛇」の小山内さんと、「狐」の小鳩くん。 なんと、すぐにカノジョ、カレシができラブラブ?!(笑) 小山内さんの新聞部年下の彼氏が連続放火事件を 追い始め、物語は動き出す まだ事件に小鳩くんが絡んでこないけど どうなるのかなー

    0
    投稿日: 2014.08.01
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    離別した後どうなんのとか思ってたらそれぞれ別の相手と付き合いだす。 それぞれうまくいってるようで相手を利用している感じが滲み出てます2人。

    0
    投稿日: 2014.07.25
  • 3作目の上下巻長編でキツネとおおかみは小市民となりえるのか

    小市民シリーズの3作目は高校二年生の二学期から始まる。知恵者キツネの小鳩常悟朗と、後輩の功名心に逸る新聞部員瓜野高彦のそれぞれの視点で物語が展開する。 前回で互恵関係を解消した常悟朗は仲丸十希子さんから告白され、策略おおかみの小山内ゆきは瓜野高彦から告白されそれぞれお付き合いしながら仲を深めていく。 今回の事件は毎月1回の連続放火事件、新聞部が発行する『月報船戸』にその連載記事を取り入れようとする瓜野の行動、そしてゆきの暗躍が見え隠れする中で、常悟朗は仲丸さんとのデートで知恵を働かしつつ、そのそぶりも見せず小市民であろうとしている。さて二人の行方やいかに・・・・というところでつい下巻も続けて読んでしまった。フフフ! 小山内さんのスィーツ語りは前回よりはすくないし、栗きんとんは上巻では食べられていない。 そこは下巻に続く

    0
    投稿日: 2014.07.03
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    おさないさんとこばとくんがそれぞれ別の道を歩んでて、でも二人とも心の底からその環境にはいりこめてないのがおもしろいです。 部長の堂島がかっこよくなってて、きゅんとしましたん。

    0
    投稿日: 2014.04.30
  • 小市民シリーズ第3弾は上下巻に

    この『秋期』では話の半分が新しい登場人物・瓜野視点で進みます。 今までは小鳩君の主観でのみ語られた小山内さんのキャラクターが、瓜野視点で語られると微妙に変わるのが細かい演出です。 新聞部が発行している『月報船戸』のコラム欄で瓜野は自分の推理を披露し、彼女の小山内さんにいいところを見せようと頑張ります。 が、小鳩君という探偵役(=主役)のいる物語で華々しく活躍できるはずもなく。 自尊心の強いタイプで結構鼻につくキャラクターである瓜野が、最後のオチで一気に哀れになりました。 最初は若干キャラに頼ったライトノベル系探偵物かと思った当シリーズ。 すみません、侮っていました。物凄く正統派な探偵物ですね。 しかもさすがに高校三年生になった小鳩君と小山内さんが、紆余曲折を経て自分たちの自然体に気付く流れは、とても自然でしかも青春物としてオーソドックスな展開。 さすがの米澤節でした。

    0
    投稿日: 2014.04.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小鳩君と小佐内さんの活躍する小市民シリーズも三作目となった。前作「夏期限定トロピカルパフェ事件」では小市民を目指す二人の互恵関係に亀裂が生じてしまった。今作は吉良市で頻発する連続放火事件に二人が別々の形で絡んでいく筋書き。詳細→http://takeshi3017.chu.jp/file4/naiyou13406.html

    0
    投稿日: 2014.03.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    米澤穂信による小市民シリーズ第3弾の上巻。 前作で小山内ゆきと別れた小鳩常悟朗はひょんなことから仲丸さんとつきあうことになる。一方、新聞部に入部した瓜野はちょっとしたきっかけで小山内ゆきとつきあうことになる。本作ではこの常悟朗と瓜野の視点が交互に繰り返されながら物語が進行する。 連続放火事件とその裏にちらつく小山内ゆきの影。放火事件を学内新聞で取り上げたい瓜野は部長である堂島健吾と衝突しながらもその真相に迫ろうとする。 本作では瓜野、仲丸という二人の新キャラクターによって常悟朗や健吾の人物像がより立体的になり、特に健吾が懐の深い、意外と物事をちゃんと考えて行動する好人物として描かれている。一方でゆきはその神秘性をより深め、一層謎のキャラクターとして君臨する。 ところで、タイトルは「秋季限定」だが、物語は上巻の時点ですでに冬になり、秋は下巻なのか?そっちもちょっと気になるところ。

    0
    投稿日: 2014.03.25
  • 米澤穂信による小市民シリーズ第3弾の上巻

    前作で小山内ゆきと別れた小鳩常悟朗はひょんなことから仲丸さんとつきあうことになる。一方、新聞部に入部した瓜野はちょっとしたきっかけで小山内ゆきとつきあうことになる。本作ではこの常悟朗と瓜野の視点が交互に繰り返されながら物語が進行する。 連続放火事件とその裏にちらつく小山内ゆきの影。放火事件を学内新聞で取り上げたい瓜野は部長である堂島健吾と衝突しながらもその真相に迫ろうとする。 本作では瓜野、仲丸という二人の新キャラクターによって常悟朗や健吾の人物像がより立体的になり、特に健吾が懐の深い、意外と物事をちゃんと考えて行動する好人物として描かれている。一方でゆきはその神秘性をより深め、一層謎のキャラクターとして君臨する。 ところで、タイトルは「秋季限定」だが、物語は上巻の時点ですでに冬になり、秋は下巻なのか?そっちもちょっと気になるところ。

    1
    投稿日: 2014.03.25
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    小市民シリーズ第3弾 1作目、2作目と作風を少し変えながらストーリーを展開していき、小鳩と小佐内さんがどこにつながるかがすごく興味を惹いた。 これは上巻で下巻に続くが、小鳩が実は二股かけられていた事実が発覚して終わるのはおもしろかった(笑 こういうミステリーもありだね。

    0
    投稿日: 2014.02.02
  • ここからが本編!

    テンション上がってきたー! 今までの二冊はプロローグだったの?? 小山内さんは一層手強い感じだし、下巻は小鳩くんの推理に期待せざるを得ない! 今晩は寝ません!

    0
    投稿日: 2013.12.13
  • 下巻必読

    シリーズの主人公小鳩くんの他、もう一人の語り手によりストーリーが進んでいくのだが、もう一人のほうの性格がちょっとアレでウザくて、読むペースが落ちる。。 けど下巻を読んだ今だから言える。 だからこそいいんじゃないか。 下巻必読。

    0
    投稿日: 2013.11.09
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    おいしそうなお菓子と共に日常の謎を解明していくおいしいミステリーです。 読み終わったら甘いものが食べたくなることまちがいなし! 中村学園大学: ニックネーム☆黒ねこ☆

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    投稿日: 2013.10.24
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    小市民シリーズ第三弾。戦略的互恵関係を解消する原因となった夏の事件から、季節は秋に移り、常悟朗と小佐内さんの関係にも徐々に変化が…と思いきや、冒頭から2人にそれぞれ彼氏、彼女ができてしまう展開にまずビックリ。市内で頻発する放火事件を追って、新たに小佐内さんと付き合うことになった、小市民に対する当て馬としてもかなり暴走気味な突っ走りぶりの新聞部員の瓜野と、実は夏の事件と関係して陰で暗躍しているかもしれない小佐内さんと、それを追う常悟朗の三つ巴の様相で下巻へと続く。さてさて、どうする小市民。

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    投稿日: 2013.10.19
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    探偵系男子 小鳩くん と甘党陰湿女子 小佐内さん が小市民を目指す小市民シリーズ3作目。 小市民たる為に互恵関係を解いたふたり。 それぞれに新しいパートナーを見つけ、相手に尽くすことで個性を平らにしようとするが.... 色づく秋と色めく青春。それから連続放火事件。

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    投稿日: 2013.10.03
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    互恵関係を解消した小鳩くんと小山内さんに新たなパートナーが。しかし、上巻はふたりより新キャラ・瓜野くんが目だっている…。小山内さんのことだからきっと裏で動いてるに違いないけど…。ということで下巻へ。2011/236

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    投稿日: 2013.09.26
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    夏期に続き、こちらも再読。内容を覚えていないので、新鮮に楽しい。今回は瓜野君目線のお話が多いので、とても読みやすかった。そして健吾がかっこいい。小鳩くんが少し可愛く見える今巻でした。

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    投稿日: 2013.08.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小山内さんと別れた小鳩君は新しい彼女と交際を開始する。羨ましいな、おぃ。とか言いたくなる学園ラブコメの決定版――などという話ではない。全くない。完全にありえない。こいつら、つきあって何するの?って言いたくなる健全で、ある意味とても不健全な人間関係を延々と積み重ねていく小鳩君。鈍感というより、単なる観察者。ペットを飼うってレベルじゃない。水槽の金魚やめだかの生態を観察するってレベル。若しくは、朝顔。自由研究にでも使うの?って言いたくなるくらい適当でいい加減に付き合う小鳩君。羨ましいという感情より空恐ろしい。 さてさて、閑話休題。 話は引き裂かれた……というより分裂した二人のお互いの生態系、そして新聞部の動向。当然のごとく下巻への伏線である。そういう意味では面白みにかけるのかもしれないけど、二人を浮き上がらすために用意された本当の小市民二人。彼、彼女らの運命は如何に……乞う下巻ご期待!

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    投稿日: 2013.08.15
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    小市民シリーズ3作目。コンビ解消して小市民として高校生活を送っているようでやはり、謎に手を出しちゃう小鳩くん。関係を切っているとはいえ謎の動きをしているであろう小佐内さんに迫っていこうとする展開にワクワクが止まりませんw下巻に続く。

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    投稿日: 2013.07.25
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    「小市民」シリーズ第三弾。 小市民を目指す高校生2人の、実に小市民的な普通の生活が描かれている巻。 でもやっぱりそこはかとなく不穏な空気が立ち込めている感じで… 何にどう決着がつくのかも分からないまま、下巻に続く。

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    投稿日: 2013.07.10
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    小市民シリーズ、三冊目。 前の話で関係を解消した二人に、それぞれ新たなパートナーがつく。 小鳩君はクラスでも目立つほうの女子仲丸さん(名前も覚えていなかった)からの告白で、小山内さんは新聞部の部長の堂島君に夏の事件について記事を書かないようお願いに行った時にたまたま同席していた一年の瓜野君に告白されて、互いに小市民を互いのパートナーと志そうとする。そんな二人の周りでは最近連続放火事件が起こり始める。 新聞部で一旗挙げたい瓜野君は放火事件を追いかけていく。その中で浮かび上がる小山内さんの不可思議な行動。 小鳩君も数件目の放火された車があの夏の事件で使われた車であることからもしかしたら、と知恵働きを開始する。果たして放火魔に小山内さんは絡んでいるのか。 というところまでがこの巻の話。 やっと二人のキャラが好きになってきた。小鳩君のように知恵が働くわけではないけれど、きっと仲丸さんとの付き合いの中で私も同じ気持ちになりそうだ。そして小山内さんを“スウィーツ好きなただの可愛い女の子”と扱う瓜野君にひやひや。

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    投稿日: 2013.07.03
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    主人公が小鳩君の他に出てきて吃驚。 瓜野君…悪い子じゃなさそうだけど、小佐内さんにはやっぱり小鳩君じゃなきゃ…と思うのに、お互い別の恋人を作っちゃうし。 小鳩君と仲丸さんパートは日常のちょっとした謎をやっていて、これも楽しい。 でも小鳩君が仲丸さんと一緒にいて、それなりに楽しんでる…というのは意外かなぁ。 大きな話の流れの中に、小鳩君の日常パートが入ることで、楽しめてる感じ。 まぁ、このシリーズ全部そんな感じではあるけど、やっぱり瓜野君視点だけだと退屈な感じがしちゃうかも。

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    投稿日: 2013.06.29
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    起承転結の転らしい感じ。二人が別々の道を行き、でもやはり道は重なって・・・。抑えた心理描写が主人公たちの抑えた感情とよくマッチしてる。

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    投稿日: 2013.05.14
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    宇都宮南図書館 危うくこの本を読女会の課題本に するところでした。 ちゃんと春から読んでよかった!

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    投稿日: 2013.04.11
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    図書館で。続きが気になったので。 夏の事件で袂を分かった二人ですがそれぞれちょっとした色恋沙汰もあり、またも事件が起こりすったもんだの末、結局自分を変えるのは難しいよね、と言うような内容だった気がします。 とりあえずあの彼は最初から変だし怪しいよね、とは思ってましたが。 破れ鍋に綴じ蓋(綴じ蓋って書くんですね。知らなかった…)では無いですが雨降って地固まるのか?正直小山内さんはそんなヤワなタマでは無い気がしますが。女って恐ろしい。そういえば犬はどこだ?のヒロイン(?)も怖い人だったなあ…。 個人的に好きだったのはバス車内での誰が次に降りるか攻防戦とトマトスパの辺りでした。一言聞いちゃえばそれで終わりって所を延々と考察する主人公が面白かったです。続きも…あるんだろうか?楽しみです。

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    投稿日: 2013.04.08
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    小佐内さんが小佐内さんが可愛い。何この棘って触ると痛いのよって微笑浮かべながら言ってそうなのは。放火事件の真相は何なんですか?小鳩くんっ。下巻は買ってあるけど在処が分からない!!ああこれこそ一大事ではないだろうか。いや、解決を見れないなど大ごとだ。

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    投稿日: 2013.03.28
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    小山内さんの腹黒い感じがとても良いです。一手一手詰めているのは分かるけど全体がまだ見えない。下巻に続く。

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    投稿日: 2013.02.28