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春期限定いちごタルト事件
春期限定いちごタルト事件
米澤穂信/東京創元社
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総合評価

808件)
3.6
109
278
317
36
5
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    このレビューはネタバレを含みます。

    さすが!おもしろい! アニメ見てたから情景が浮かぶ。アニメだとよくわからなかったところもわかったかな。ただ小鳩が、サカガミと小山内さんに対しての推理を健吾にしてたとき、疑わしいと疑わしくないの比の話がよく分からなかったな。アニメでもよく分かってなかったな。消費者金融でお金を借りるっていうところへ推理が帰結したのもよくわかんない。身分証偽造がギリわかるかなくらい。

    0
    投稿日: 2026.01.18
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    高校入学を機に、小市民を目指すことを決意した小鳩くんと小佐内さん。 平穏な高校生活を望みながらも、頻出する謎に関わらざるを得なくなってしまう、そんな二人を描いた物語。 小市民を目指すが故に、探偵役が謎解きに消極的という設定が面白いと思います。 特に小佐内さんのキャラクターが印象深く、作中で少し触れられているものの、過去に何があったのかが気になりました。 二人の小市民への道程は険しそうですが、次作以降の展開がどうなるのか楽しみです。

    0
    投稿日: 2026.01.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1日の隙間時間で読み終えた。 感想としては、「面白くない」。 起こる事件が全て身近といえば聞こえはいいが、自分が小説に求めているものではなかった。 登場人物のキャラクターも好みではなかった。 一方で、自分が小学生の頃に読んでいたら面白かったのかも?とも思って、自分の成長なのか、感性の変化なのか、少ししみじみとしてしまった。 kindle で購入してしまったので全て読んだが、時間がもったいなかったように思う。 対象となる読者ではない作品は読むべきでない。

    0
    投稿日: 2026.01.13
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    日常作品ながら、同作者特有の油断していると噛みつかれる感覚を味わえました。 本格ミステリーの箸休めに、文字通り簡単な頭の体操ができる面白い作品でした。 理詰めで推理していく過程は、論理思考の参考になった。 主人方は好き嫌いが分かれそうな人物ではあるけど、私は癖があって好きだ。 なお登場したスイーツが、美味しそうに感じて、食べたくなるのは仕様です。

    11
    投稿日: 2026.01.06
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    眠かった… 面白くないわけじゃないのに、なんだかわからないけど寝てしまう 15分読んで15分寝るの繰り返しでなかなか読み終わらなかった なぜかはわかりません(笑) 続編も読むつもりです

    0
    投稿日: 2025.12.28
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    できるだけ目立たず、平凡で普通な日々を過ごす。 そんな“小市民”を目指す小鳩くんと小山内さん。 目指すものとは裏腹に、トラブルやちょっとした事件に巻き込まれていく。 ふたりが今の境遇にたどり着くまでに何やら事情がありそうなのだが、本作ではまだ深くは明かされない(最終章でちょっと片鱗が見えたかな)。 そのせいもあるのか、今のところふたりのキャラクターにいまいちハマれず、どうしても態度や言動にモヤモヤしてしまう。 先を読んだら少しずつ変わっていくのだろうか? それを楽しみに、次作に移っていこう。

    15
    投稿日: 2025.12.16
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    「長いものに巻かれないということで、つくづく探偵は小市民的でない」 という言葉通り、中二病的精神は探偵には必要な素養らしい。なるほど。。

    0
    投稿日: 2025.12.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これはパケ買いならぬ、タイトル買いです。 正確に言うと、「冬期限定ボンボンショコラ事件」を先に知って、読んでも声に出しても可愛い「ボンボンショコラ」に「冬期限定」というなんともそそられる単語がついているので、「これは読みたい」と思ったのがきっかけです。シリーズものだったとは。しかも、米澤穂信さんとは。 「インシテミル」が絶っっっ対に私が読める類のものではないので、避けていた米澤穂信さんでしたが、「満願」を夫に勧められて読んでみて、「ほぅ」と思ったものです。無駄のないすっきりとした、理路整然とした文章で、私にはどこか冷たく感じた文章(内容と相まってそう感じたんだと思いますが)と「ボンボンショコラ」がつながらなくて、興味を持ちました。 それで、もちろん、シリーズ初めから読もうということで本書を手に取ったわけです。 小鳩君と小山内さんは、恋愛関係にも依存関係にもないけれど、互恵関係にある高校一年生。二人は入学したての高校でも、小市民を目指すべく、協力して「平和な」学生生活を送っている。送る予定。送るつもりだった・・・というところでしょうか。 始めは乗り切れませんでした。どうにも高校一年生とは思えない言葉遣い、思考、態度になかなかついていけなかったのかもしれませんが、これは小鳩君と小山内さんに限らず、登場人物みんなそうだと気づいて、さらに後半に差し掛かり、一気にノリノリになりました。 読み始めから疑問に思っていた「なんでそんなに小市民、小市民言うんだ。てか、そもそも「小市民」の定義ってなんぞや」が徐々に明らかになっていくのは、謎解きのようで面白いものです。そして、本当に謎解きのお話でした。なくなったポシェット、似通った二枚の絵、美味しいココアの入れ方、割れたガラス瓶、そして盗まれた自転車と春期限定いちごタルト。小市民であろうとする小鳩君ですが、どうしても小賢しく推理してしまいます。どうやらこの特徴のおかげで、中学生の時に何かトラウマになるような出来事があったようですが、詳細は本書では明らかにされません。おいおい明らかになるかもとシリーズの続きを期待するところです。小鳩君については、小学生の頃の友達であり、高校でまた一緒になった健吾の発言からもなんとなくわかってきますが、小山内さんについては疑問符がついて回ります。小山内さんはなぜあえて小市民を目指さなくてはならないのか。なぜ、小鳩君と互恵関係にないといけないのか。最後の方でやっと少し霧が晴れます。なんと、小鳩君が小賢しい狐なら、小山内さんは執念深い狼というではないですか!あの小山内さんが!と健吾と同じように驚くとともに、いや、ここまでのお話の中でそんな片鱗を見せていたな、と思い起こしたものです。そして、過去に何があったのか気になるところです。 そうこうするうちにエピローグ。小鳩君の推理は概ね当たっていたようだし、小山内さんが追い詰めた獲物はしっかりと(小山内さんの手でではないですが)捕えられたようです。お見事。それから二人で、反省会。小市民になるって決めたのに・・・、と。でも、大丈夫。健吾以外の周りの人にはまだ二人は「小市民」に見えているはず。がんばれ、二人。 ということで、次は「夏期限定トロピカルパフェ事件」です。楽しみ。

    50
    投稿日: 2025.12.11
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    米澤穂信さん作なのに可愛らしいタイトルと表紙の絵にそそられてずっと気になっていた。 小市民を目指す高校一年生の小鳩くんと小山内さんの、日常生活のささいな事件の謎解きちょいミステリー。 事件がとても面白いとかワクワクドキドキするとかとは違うので、正直ちょっと物足りないが、解説にもあるように、抑え気味の描写、チラリズムの極地、それは逆に想像をかきたてられる、というものらしい。 小山内さんが謎過ぎて、2人の関係も曖昧で、それが一番のミステリーだ。 伏線が回収されなかったモヤモヤ感があるが、小市民シリーズは4作ほどあるので、読み続けるとスッキリするのかもしれない。 機会があったら夏、秋、冬と読んでみようと思う。

    29
    投稿日: 2025.11.26
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    以前から気になっていたが、アニメ化されたので手に取ってみた。 日常の中の謎を解決していくストーリー。1つの謎は重くなく、章ごとに完結で読みやすい。 【感想】 迷惑をかけず目立たずの小市民を目指すことが、果たして心の平和に繋がっているのか、、学生の頃は周りの目を気にするよねって思った。 小鳩、小佐内さんはどんな大人になるんだろうと想像してしまった。大人になっても小市民はありえなそう。

    14
    投稿日: 2025.11.26
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    人の殺されない推理小説。青春です。2人に過去になにがあったんだ、、と気になります。今後わかってくるのかな?小鳩くん現実にいたら変わり者すぎるね。

    1
    投稿日: 2025.11.24
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    アニメはあんまりハマらなくて1話で終わってしまったけど、小説は面白かった! 氷菓と同じく日常の中のミステリーを謎解きしていくのが心地いい。 たいそうな事件がなくっても、日常にもミステリーがあるんだなぁ。 主人公2人のこれからの関係性が気になるし、ゆきちゃんの過去が気になる。

    3
    投稿日: 2025.11.23
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     謎が秀逸だし、連作短編ならではの仕掛けもさりげなくて、シテやられた感がめちゃくちゃ心地良い。小鳩くんと小佐内さんの関係から目が離せない。瑞々しいもどかしさを覚えるのが理由かもしれない。青春小説としての読み応えもあって、とても面白かった。 *読了(2024年07月10日)

    32
    投稿日: 2025.11.23
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    アニメで内容は大体知ってたんですけど、小鳩くんの一人称で進むのでなんとなくふんわりした印象。知らない話もあって楽しい。 小鳩くんの目から見た小山内さんが全然小動物じゃないというのがとてもいい。

    0
    投稿日: 2025.11.19
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    漫画で読んでみたところ、原作があることを知り、読むことにしました。 自身の高校時代にはこんなに頭は回転しなかったし、周りにもいなかった気がします。 中には主人公が言う「小市民」に徹していたのかもしれません。 人が死なないちょっとした小さな事件ばかりなので、心がグッとしんどくなることはなかったです。 その分,ゆっくり読みすぎて、完読までだいぶ時間がかかってしまいました。

    9
    投稿日: 2025.11.16
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    米澤穂信さんの青春・日常の謎もの。 爽やかな男子高校生の主人公に、内気だけど自分にだけ気を許してくれる小動物的な女子高生のバディということで、なんかラノベ的だなーと。 なんかイラつく女子だと思っていたけど、腹に一物抱えてそうで、米澤さんらしいダークさあり。 まだまだ過去は分からずだけど、これから面白くなりそう。

    1
    投稿日: 2025.11.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小市民シリーズ1作目 小市民だけど小市民的にできることを駆使して日常の謎を解決!みたいな話かと思っていたら、 小市民になりたい本性狐と狼の高校デビュー話(奮闘中)で 小市民になりきれない小鳩くんと小山内さんがおもしろかった エピローグのカップルも気になる

    0
    投稿日: 2025.11.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    日常の謎を装いながら(いや、日常の謎ではあるのだが)、心理の深層に踏み込む構成が印象的。小鳩常悟朗と小佐内ゆきが「小市民」を目指すという大枠の設定は、青春小説としてはやや逆張りだが、むしろその抑制的な志向が内面的に燻る二人の個性を際立たせ、物語を青春たらしめている。このテーマの欺瞞性は全編通して嵐の前の静けさのような不穏さがあり、これについては個人的には読了後も解消していない。 各短編の謎は大事件ではないが、それをきっかけに登場人物の心理や関係性が少しずつ浮き彫りになっていく構成が巧みだ。エピソードごとの心の動きが終盤で一気に収束し、二人の関係や本質が鮮やかに浮かび上がる。このようにライトなタッチでありながらテーマ性の強い作品は珍しい。 一方で、謎解きの詰めが弱く、情報も後出しの印象があるのは確かだ。だが、それはあくまでも作品のテーマ的にはマッチしている。個々の謎の平凡さこそが、彼らのより大きな心の構造を描き出すのに最適な形で表現されている。 この物語を強引に「テーマ・心」と「ミステリ・シナリオ」に分けるならば、前者の繊細さは素晴らしい。しかし、後者については何がしたいのかわからないところがあった。つまり、これだけを抽出するとほとんど無意味になる。前者のためのパーツとして後者を使うにはベストだが、パーツ以外のなんでもないところは少し気になる。 各編の小鳩の心情が謎の解決への行動とリンクしていて、非常に連作としての機能美を備えている。さらに、その裏で進行している出来事への伏線も同時進行で描かれており、全体を通して無駄がない。これらは個別の謎への解決の「脆さ」が意図的な表現であることの証左でもある。謎と解決の強度を上げながら、「小説」らしく描くことは、作者にはできたのかもしれないが、あえてミステリのパズル性を引き算しているのは明確だ。 「ミステリである前に小説だ」と「ミステリは小説であることよりも優越する」は僕の中にはどちらも存在する気持ちなので、正直こういう中間の作品は感想が難しい。このシリーズは完走するつもりなので、今の段階ではこの辺でご容赦を。 トータルでは、キャラクターの造形とテーマへの徹底的な解像度のあげ方が光る一冊だった。次巻以降で二人の関係がどう変化していくのかが気になる。

    0
    投稿日: 2025.11.02
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    日常系の短編ミステリーでかなり読みやすい。 登場人物が魅力的で、特に小佐内さんが推し。 ココアの話が特に好き。

    1
    投稿日: 2025.10.31
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    小市民を目指す小鳩君と小佐内さんの2人の高校1年生…なぜか2人の前に頻繁に現れる謎を解く必要に迫られて…小佐内さんの可愛らしい表現にホッコリしました!

    19
    投稿日: 2025.09.20
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    満載の甘いスイーツ情報と苦い日常ミステリがベストマッチ。季節のケーキを食べながらカフェで楽しむなら〈小市民〉シリーズがおすすめ。

    1
    投稿日: 2025.09.15
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    再読。中学時代の教訓から清く慎ましい小市民を目指す2人の高校生が主人公。目の前に現れる謎を解きたい衝動に駆られ目立たないように謎を解いていく2人の姿が微笑ましい。何回読んでも健吾のキャラクターとココアのお話が好き

    4
    投稿日: 2025.09.07
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    青春推理系ラノベ。 キャラクターの年齢が15歳(しかも高校入りたて)の少年少女にしてはセリフの言い回しが背伸びしすぎ。 個性を言い訳にしても違和感が付きまとうのがマイナス。 文体は好みなので残念だったなと思う。

    1
    投稿日: 2025.08.31
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    春・夏・秋と読み、冬が出るのを諦めてはや20年。 冬が刊行されていると知って春から読み直しています。 ほとんどの内容は忘れていたものの、「おいしいココアの作り方」だけは覚えていて、読み直した今も1番好きなエピソードです。

    1
    投稿日: 2025.08.27
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    小市民シリーズ第一巻! このシリーズは、日常生活を送る上で潜む謎を解決する、青春ミステリー小説なのですが、とにかく登場人物の魅力が半端ないです。 小鳩くんの頭の切れるところや、小佐内さんの大人しそうだけど実はとても勇敢なところとか…! 何回読み直したかわからないくらい好きな本です

    6
    投稿日: 2025.08.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かったです。 小市民を目指しながらもその誓いを破り、昔のように行動してしまっているのがいいです。 最後に小佐内さんの性格も知ることができ、続きも機会があれば読みたいです。

    0
    投稿日: 2025.08.06
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    「小市民」シリーズ第一弾。前々から気になっていたが機会の無かった米澤穂信にようやく手を出すことが出来た。 殺人が起きないミステリ、というだけで何となく盛り上がりに欠けるような気がしてならないものだが、作者はむしろそこを逆手に取って「小市民」的な平穏を望む探偵二人、という構図に再形成する。事件が解決しても爽快などんでん返しや因果応報といった類の話は一切なく、平坦な日常が続いていくだけ。ミステリ的とは到底言えないその描写が、「小市民」を目指す二人の姿勢と合致している。 あとラノベなので当然読みやすい。軽めの本とはこういうものをいうのか。

    0
    投稿日: 2025.07.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    人が死なないタイプのミステリーktkr 過去に『謎の香りはパン屋から』で絶賛しましたが、やっぱり、こうゆうあまり暗い気持ちになりにくいミステリーは私的に大歓迎。 違いは青春というエッセンスと米澤穂信さんの技量ですかね。 小鳩と小佐内の関係といい、学生という規模で展開されるミステリーは、キャラクターの心情、タイプを分かりやすく、読みやすくする。と思う。 そして米澤穂信さんの作品はお初にお目にかかりますが、語彙が豊富でくどくない。推理の場面も最初に「〇〇で肩がつく」と最初に宣言してくれるから、入りやすい。 星5じゃない理由はシンプルに好みです。最後に感動とか人を強くする要素があるものが個人的には好きで、本作は小市民になりたい二人の葛藤で終わっちゃうから少し好みとズレる。 え?シリーズモノだし、一冊が短い。全部読んでから言えって? ご安心ください。春夏秋冬全部読むわよ♡ 次は夏。タイムリーですね。

    0
    投稿日: 2025.07.15
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    高校生が探偵っぽく推理して色々と解決していく小説かと思ったら 主人公2人のキャラがはっきりしなくて内容もゆるくて続きは読まないだろうと思ったが、後半やや展開が盛り上がってきて2人の過去もこれからどんどん明らかになって本性を現してくるのかと思ったら、やはり次作も読みたくなった、

    0
    投稿日: 2025.07.12
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    小市民アニメの絵が綺麗すぎて、不思議な世界観に惹かれて、原作も。 キャラクターが頭の中で動きながらストーリーを追う。アニメでは描かれてないストーリーもあって、面白かった!

    0
    投稿日: 2025.07.06
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    小市民になることを目指す小鳩くんと小佐内さん。序盤の日常ミステリー解決系のユルさにヤキモキしたが、最終話の2人の制限解除的な展開にようやく読むスピードが加速。次作の「夏期限定」に進むか思案中

    13
    投稿日: 2025.07.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アニメの一気見でハマり、ぜひ原作も、と思って読み始めたら、まぁ楽しくて止まらない。 シリーズ1作目である本作は、日常で起きる些細な謎を通して、小鳩くんと小佐内さんの本性が現われていく様が面白い。アニメで見た時も、なんとも言えない二人の関係性から、少しずつ素性が見えていくにつれて、「互恵関係」の在り方が見えてくる。頭の切れる二人が見ている世界は、他の人とは少しズレていて、それを共有できる相手が、お互いしかいないんだろう。それは淡い青春の恋愛感情ではなく、より切実に同胞を求める気持ちなのではないかと思う。 何より驚いたのは、これが20年も前の作品ということだ。二人の連絡手段である携帯電話・スマホの描写がアニメとはまったく違っていて、けれどそれが謎自体には大きく影響していないことがまた、この作品の色褪せなさを裏付けているようにも思える。

    0
    投稿日: 2025.06.28
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    「羊の着ぐるみ」 犯人は見つからない。 どうしても渡したかったとはいえ、勝手に持ち出して忍ばせたものをどうこうするのは流石にだめだろ。 「For your eyes only」 二つの絵が示すもの。 誰のために描かれたのか理解することが出来たら、答えなんて簡単なもので必要のないものになるだろ。 「おいしいココアの作り方」 シンクを汚さないで。 自由に探索していいとはいえ、過程を完璧に想像出来なければ材料が見つかったとしても分からないだろ。 「はらふるるわざ」 やけ食いの理由とは。 後少しで思い出せたかもしれないというのに、たった一つの出来事で全て飛んでしまうなど許せないだろ。 「孤浪の心」 見つかった自転車は。 特に問題なく戻って来たのなら何も言わないが、こんな酷い状態で放置されてたら報復したくもなるだろ。

    0
    投稿日: 2025.06.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    3.5 人物を細かいところまで描写せず、謎めいた部分が読み終わっても続く感じが良かった。シリーズものなので続きも読んでみたい。

    0
    投稿日: 2025.06.21
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    恋愛にも依存関係にもない高校生1年生の探偵物語 二人が目指している小市民とは・・・ 正直な感想は、あんまりワクワクしなかったです。 僕自身としては、ライト過ぎるミステリー小説なのかも知れません。 でも、優しさをあり読みやすい小説ではあると思います。 もう少し僕自身小市民感を磨く必要があるかもです。 時間を置いて再読しようと思います。

    40
    投稿日: 2025.06.17
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    「小市民」ってどういうこと? 図書館で借りたこの本には、「teen」のラベルが貼ってありました。重厚な長編や技巧派の短編集とはまた違う、軽やかに読める青春ミステリー。でも、だからといって内容が浅いわけではありません。「小市民」って、なにを意味するのか。そこに物語の根っこがあるように感じました。かつて“謎があれば放っておけなかった”小鳩くんと、何かを封印しているような小佐内さん。ふたりは「互恵関係」という独特な関係性を築きながら、あくまで目立たない、穏やかな小市民でいようとします。事件の真相にたどり着いたとしても、誰かがカッコよく推理して名探偵として目立つっていいことばかりではない。これまでのミステリの「常識」を、そっとずらしてくれるようなお話でした。

    0
    投稿日: 2025.06.16
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    人畜無害な小市民を目指す小鳩君と小佐内さん。日常の謎を説き明かす2人の掛け合いが楽しい。小鳩君の探偵気質は分かり易いが,自転車泥棒への対応で小佐内さんの本性判明。(狐狼の心)

    13
    投稿日: 2025.06.14
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    アニメから入った人だが、普段ミステリー物を読むことがなかったがこのミステリー本は血生臭いシーンが全くない。 むしろ、普段の自分の生活で起きている様な出来事が描かれている。 そして、そんな背景で思春期の男女のやり取りが描かれている。 自分が読んできた本では、新鮮すぎて一気に読んでしまった。 そして、アニメと原作で描かれているシーンの違いもありその分も楽しめる。

    0
    投稿日: 2025.06.14
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    アニメ観てから読み出す 学内の謎を解く長閑な高校生探偵の活躍を描くラノベという予想をあっさり振り切る、主人公の暗黒さに引き込まれた 地元岐阜市が精密に描かれたアニメと異なり街の描写が無国籍だが生活感があって良い

    0
    投稿日: 2025.06.12
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    なんとも主人公の上から目線が好きになれませんでした… 小市民を目指す。という、その時点からもう俺はお前らとは違うんだぜ。まったくやれやれ。ふうやれやれ。爪を隠すのは苦労するぜ。というスタンス。 この演出はわざとで今後なにか価値観がひっくり返ったりするのでしょうか。シリーズものなので、その可能性は捨てきれませんが、本書内ではずっとやれやれしていて、締めくくりもしっかりやれやれしていたので、続きは一旦休憩します。

    0
    投稿日: 2025.06.09
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    タイトル『春期限定いちごタルト事件』と表紙の学生から想像する作品世界は明るく、楽しく読めそうだなと想像しながらページを捲った。最初のページには、中心人物である小鳩と小佐内の紹介が記されていて、クスッと笑いそうな話になるのかなとも想像した。本作品は5編の作品で描かれている。各タイトルは『羊の着ぐるみ』『For your eyes only』『おいしいココアの作り方』『はらふくるるわざ』『狐狼の心』。そして、前後にプロローグとエピローグが描かれている。 まずは、『プロローグ』。小鳩常悟朗の夢のシーンから始まる。目覚めた朝は、高校の合格発表の日。小鳩のつぶやきは、何とかうまくやりたいといった内容のもの。この段階では、その心理状態はわからないまま、『羊の着ぐるみ』へと読み進める。始まりは、船戸高校の合格発表のシーン。小鳩が自分の番号を見つけた。一緒に来ていた小佐内ゆきが見当たらず、携帯で連絡。校門で待つ小鳩。小鳩が辺りを見回すと、人目を避けるように立っている小佐内。その状況からも目立つことを避けている様子が窺える。小佐内も合格していたことを小鳩に伝える。合格発表という喜びが溢れるような状況は、二人にはない。それが、二人の関係や個性を際立たせているなと感じる。 そのような中、小学校の同級生だった堂島健吾が、小鳩に声をかける。背が高く、肩幅の広い姿は、小佐内とは対照的で、その容姿や言動からも小鳩と小佐内とは真逆の個性が際立つ。健吾も船戸高校に合格していた。つまり、同級生となる。この先の展開での関わりが楽しみになる。 その後、小鳩と小佐内は合格祝いに喫茶店に行き、小佐内はいちごタルトを注文する。そこでの会話にタイトルの「春期限定いちごタルト」の話題が出る。他の喫茶店にある小佐内のお気に入りというもの。この「春期限定いちごタルト」がこの後の展開にどう関わっていくのかを楽しみにしながら読み進める。ここでの会話で明らかになるものは、二人が完全なる小市民を目指しているということ。この言葉が面白くて、今後の展開がますます楽しみになってくる。 そのような中、高校生活が始まる。4月半ばの放課後、小鳩は健吾から呼び出しを受ける。健吾からは、捜して欲しい物があると言われる。それは、ポシェット。持ち主は、吉口という女子生徒。盗まれたらしいということ。中身は、リップクリーム、ボールペン、手帳など、金目のものはないという。ここまでで、健吾が小鳩に頼んだというところに、二人の関係性を想像する。また、捜して欲しい物が女子生徒のポシェットというところにも、何かこの話の展開の鍵になりそうな感じを受けていた。 健吾は、下村、高田という男子生徒にも小鳩同様に頼んでいた。なので、吉口本人も合わせて5人で手分けして探すことになる。盗まれたかもしれないとはいえ、健吾の捜索への熱量が強いなとも感じていた。また、小鳩以外の二人の生徒の素性も気になりながら読み進める。結局30分捜索し見つからなかった。その間、小鳩と一緒に下校しようと小佐内は待っていた。この二人の関係も面白く感じていた。小佐内と会うと、小鳩はこの30分間の出来事を小佐内に話し始めた。その内容は、小鳩が推理している内容だった。小鳩には、そのような力があるということなのかと、楽しみながら続きを読み進める。 小鳩の推理は、校舎の4階を担当して捜索しているはずの高田が外に出ていて、そのことを知らせていたことに違和感を感じたということだった。なぜ、外に出なければいけなかったのか、そこを推理する小鳩の着眼に思わずなるほどなと呟いていた。 その後、小鳩の推理によって、小鳩と小佐内は校舎周りを捜索し、ついにポシェットを見つける。さらに、ポシェットの中からあるものを発見し、小鳩の推理は確かなものへと。そこに高田が現れる。事態は急変していく。その展開に驚きながらも、高校生の純粋さも感じる。 ラストは、小鳩と小佐内が下校後一緒に行こうとしていたクレープ屋のシーンで、ほのぼのとしたやりとりが展開される。これからの二人の関係や出来事を楽しみたいなという気持ちを膨らませながら読了する。 『For your eyes only』は、入学から1ヶ月経過した下校途中の本屋での、小鳩と小佐内のやりとりから始まる。タイトルにもなっている「For your eyes only」というタイトルのスパムメールが小鳩に送られてきていた。それについての二人のやりとりが続く中で、作品タイトルの「春期限定いちごタルト」を食べに行こうと、小佐内が小鳩を誘う。そして、アリスでの限定タルトはこの日が最終日で、二人が店に訪れると、最後の2つが残っていた。楽しみにしていた小佐内の喜びが伝わってくる。 その後、コンビニに寄って小佐内は牛乳を購入。そこで、小佐内にとって辛い事件が起こる。前籠にタルトを入れていた自転車が、二人の目の前で盗まれ逃げられる。何ということだろう。よりに寄って小佐内がずっと楽しみにしていたタルトごと盗まれるなんて。その次の日、場面は変わって、放課後に健吾からの呼び出しを受ける小鳩。その内容は、美術部に一緒に行って欲しいというもの。健吾は新聞部に入部し、美術部を取材するという。小鳩の驚きが伝わる。これまでの健吾の言動からは新聞部と美術部取材がピンとこないところが、また面白く感じる。米澤さんによる物語の展開と人物描写にはまっていく感じがする。 その後、美術部に着くと、待っていたのは勝部という先輩。勝部は健吾に依頼したい内容があった。それは、ある絵についてのこと。そうと知って健吾は小鳩を呼んでいたのだ。この辺りの健吾の小鳩への頼り方は、前話のポシェットの捜索とも重なる。困ったら小鳩を頼る。というのが健吾のやり方で面白く感じる。当事者の小鳩は大変だろうけれど。その絵は大浜という卒業生の油絵の作品だった。2年間、美術部室で保管されていた。その表現方法は独特な感じで、想像することが難しかった。そしてさらに不思議なことに、大浜さんが残した作品はもう1つあり、それが、全く同じ絵だったということ。このことが意味するものを解き明かしていくのだなと想像するが、この段階では一体どうなるのだろうと先の展開の予想が難しかった。勝部は、大浜にも連絡が取れず、この二枚の絵の保管に困っていて、自分が卒業するこのタイミングで真相を探り、その内容によっては処分しようと考えていたのだ。その流れで、健吾や小鳩が関わっていくところに、この話の面白さが感じられた。そして、この話の顛末を小佐内は知っていた。何と、小佐内が双眼鏡を使って、美術部室での様子を観察していたのだった。小佐内も絡んできて、さらに面白くなりそうな期待が膨らむ。小佐内も考えたいというので、小鳩は2つの作品をカメラで撮ることになる。そのような中、新たな情報が勝部から伝えられる。それは、絵の題名で『三つの君に、六つの謎を』。カメラの画像と作品の題名をもとに考える小鳩と小佐内。二人の推理が始まる。この先の展開が楽しみになる。どのように解明されるのだろうかな。 小佐内が画像を拡大し気付く。同じ絵ではなく、同じような絵だということに。いよいよ解明されるのだろうなとページを捲るスピードが速くなる。小鳩は美術室を訪れ、健吾と勝部に小佐内の推理を伝える。その内容に驚きながらも、絵の謎が解明できてスッキリとした思いも膨らむ。しかし、この絵を大切に保管していた勝部には、残念な気持ちにもなるだろうな。それでも、これで一区切りついたということは勝部にとっても良かったのではないかな。そんな思いを持ちながら読了した。 『おいしいココアの作り方』は、日曜日の街で、小鳩が小佐内を見かけて、会話するところから始まる。小佐内が街に出て買い物をしていたのには理由があった。それは、辛いことが起こったので、気を紛らわすためだった。辛いこととは自転車を盗まれ、その自転車に乗った人が盗みを行っていたということに関連していた。しかし、その事実ではなく、その自転車を見ていた人が警察に知らせ、警察から高校に連絡が入り、生徒指導室で担当先生にいろいろ尋ねられる中で、盗まれたことを責められたことにあった。盗まれたことだけでもショックなのに、そのこと自体を責められて気持ちは沈むだろうな。ましてや、小佐内のこれまでの人物像だと、一層落ち込みそうな想像が広がる。 二人でいるところに、健吾からの家に招こうとするメールが届く。二人で健吾の家に訪れると、美味しいココアを飲むかときかれる。健吾による美味しいココアの作り方のレクチャーと調理が始まる。健吾のこだわりと想像していた人物像とのギャップに面白さを感じる。そこから新たな展開が始まる。健吾の姉である知里が登場する。知里は二人に話しかける。内容は、謎解きのような話。具体的には、台所のシンクには水がついてない。つまり、水道を使った形跡がないということ。ココアを作るには、温めたミルクを使うのだが、鍋などの道具を使用した形跡がないということ。知里からの投げかけは、その謎を二人はどのように推測するのかといったことであった。知里からの謎解きの挑戦状のように感じる。面白くなりそうと感じつつ、読み進める。 知里と小鳩、小佐内のやり取りが続く。そこでたどり着いた着目点は、美味しいココアを3杯作るには、濡れた物が4つ必要であり、その1つが見当たらないということ。このことが小鳩にとって気付きのポイントとなり、謎を解いていく。その場面は、心地よく面白い。ラストは、健吾の家から帰る小鳩と小佐内のやりとり。この二人にしかわからないような内容。そこからも二人のことを想像しながら、次の章への楽しみを膨らませて読了する。 『はらふくくるわざ』は中間考査が終了する場面から始まる。考査も終わり、小鳩が家に戻り眠っているところにかかる小佐内からの電話。内容は、ケーキ屋の「パンプティ•ダンプティ」に一緒に行ってほしいという誘い。小鳩が約束の3時前に「パンプティ•ダンプティ」に着くと、そこはケーキ屋だった。この展開の面白さがずっと続いている。小佐内が小鳩を誘う時は、何かが起こる前触れだろうな。とはいえ、小佐内の誘いに従順に付き合う小鳩。温かくて微笑ましい関係だな。 小佐内も店に着き、二人で入店する。その店は、1500円のケーキバイキングを行っていた。小佐内はケーキバイキングを注文。小鳩は単品を注文。それぞれの嗜好が感じられる。そして、それぞれが食べている途中で中間考査の話になる。そこから、新たな展開へ。最後の考査である理科Iの終了間際の時の話。小佐内が解答できていない問題の答えを思い出そうとしていた時に起こった出来事。それは、後ろのロッカーの中から、栄養ドリンクの瓶が落ちて割れた音に驚き、小佐内が解答できなかったという話。小佐内の悔しさは大きいだろうな。もう少しで解答となるものが浮かびそうだっただけに。それで、小佐内は終了後に小鳩に電話したけど、繋がらなかったと打ち明ける。繋がらなかった理由は、携帯を学校に忘れていたからだと話す小鳩。 店を出て学校に戻る小鳩。自分の携帯を手に入れてから小佐内の教室に行き、小鳩の推理が始まり、ワクワクしてくる。そこには、理科の考査中に瓶が落ちることによって得をする人物がいたという証拠となるものが残っていた。小鳩の推理が鋭く描かれていて、爽快感を得る。「パンプティ•ダンプティ」に戻った小鳩は小佐内に、証拠や推理を語らない。小佐内は小鳩に何も尋ねない。この辺りの互いを分かっていて、探り合わない感じの描写も面白く、二人の適度な距離を置く関係が独特で面白い。その状況を想像し微笑みながら読み進める。ラストは、盗まれた小佐内の自転車に乗って通り過ぎるサカガミが登場するシーンも出てくる。次の章での展開の楽しさを膨らませて読了する。 『狐狼の心』は、前章の翌日、学校での弁当時間の放送から始まる。内容は、生徒指導室まで来るようにといった小佐内の呼び出し。そこで、告げられた内容は、盗まれていた小佐内の自転車が見つかったということと、自転車は車に轢かれているということ。自転車を確認に行く小佐内と小鳩。道路脇に見つけたその姿は無惨なものだった。昨日のサカガミが小佐内の自転車を乗っていた姿と場所から、小鳩の推理が始まる。小鳩が推理力を発揮し顛末を語る。その残念な内容を耳にする小佐内の心痛を想像する。小鳩の推理をもとに、実際に起こりうる可能性を検証する二人。そして実際の顛末を確信する。見事だなと思わず呟く。ここで、小佐内は怒りの感情をもって行動に出ようとする。そうなるのも仕方がないだろうなとは思う。 止めている小鳩にも変化が出る。行動に移す小佐内と共に動こうとするが、小佐内に制止される。二人にしかわからない世界があらわされる。この先の展開はどうなってしまうのだろうという不安も膨らむ。ここから新たな展開へ。小鳩は健吾を呼び出し、小佐内の自転車が破損するに至った顛末を話した。そして、小佐内の用心棒を独断で依頼する。ここで小鳩と健悟は言い合いになる。二人のそれぞれの言い分に筋が通っているように感じ、このままでは小鳩の依頼を、健悟は簡単には承諾しないだろうなと想像する。しかし、健吾が納得していない状態から判断し、小鳩は小佐内の身を案じる気持ちの強さから、推理の内容を具体的に話し始める。サカガミが小佐内の自転車を盗み、乗り遅れた自動車学校のバスに追いつき、乗ろうとしていたという推理から、運転免許証の取得の目的に話が展開していく。その推理に驚愕しながらも、面白くも感じ、どんどん先を読み進める。 その小鳩の推理には、小佐内の怒りや行動の理由に、自転車を盗まれ壊されたことではない、もっと大きな犯罪に係る内容が出てくる。米澤さんの物語の展開の仕方や人物描写にも感心する。そして、二人は小佐内を守るために自動車学校へと潜入する。そこには、変装した小佐内の姿があった。驚く二人。小佐内は自動車学校で、すでにサカガミの悪巧みの証拠を掴んでいた。さすがだなと感心しながらこの章を読了する。 最終章『エピローグ』は、新聞記事の内容から始まる。それは、不正免許で詐欺未遂といった内容。サカガミが絡んだ事案が、警察によって治ったのだなと理解し、そこに至る小佐内の行動力に感心し驚く。小市民でありたいという小鳩と小佐内。でも、悪事の根絶に向かった時には、小市民ではなくなる。この辺りに二人の本音と裏腹な内心を感じて、魅力的に思う。 喫茶店で待ち合わせる小鳩と小佐内。小市民を目指している二人。その意思をもとに、今回の案件について反省する小佐内。それを聞きながら小鳩も反省する。何とも言えない面白い関係。穏やかなラストを迎えそうだなと思っていたのに、もう一波乱。喫茶店で小佐内の後ろの席にいたカップルが言い合いになり、ひょんなことから小佐内にコップの水が浴びせられる。喫茶店を出ていく女、その後を追う男。そのカップルを追う小佐内。それを見ている小鳩。なかなか小市民になれそうもないな、と呟きながら面白さを感じつつ読了する。 私にとって『可燃物』以来の米澤穂信さんの作品を読了した。『可燃物』とは違った面白さがあって、米澤さんの描く魅力的な登場人物や予想外の展開の連続による面白さを存分に味わった。この作品はシリーズになっているので、残りの作品も読んでみたい。

    245
    投稿日: 2025.05.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    推理は楽しいけれど、なんだか算数をさせられてる気分にもなる。空気感のせいかな。楽しく読もうというような感じにはなれないのよね。あざとい小山内さんと、ずる賢い小鳩君の雰囲気が物語としてはいい感じだけど、推理を楽しむ空気ではない。あの二人の空気感を楽しむだけの物語。 日常に推理を持ち込むと『仮定の話がありすぎる』ので、日常って推理には向かないんだろうなとも思う。推理が出来るのは『非日常の空間』で『ある程度特殊な出来事』に対してなのかなぁとこの作品を読んで思った。 でも、作品なので綺麗にまとめてはあるし、作品内でも矛盾をキャラたちが語ってるのは面白いと思う。 この物語のスイーツのシーンはお腹がすく。おやつを食べてから読むのがおススメ。あ。食べながら読むのはダメですよ。本が汚れます。

    0
    投稿日: 2025.05.17
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    普段ほぼ漫画しか読まない自分が1週間くらいで読み切れた小説。 人が死ぬようなミステリーは重くて苦手だけど日常の中の些細な謎を解いていくこちらは自分にとってはすごく読みやすかった。 なぜかこの小説を読みながらスイーツをいただくとどちらも味わい深くなる気がする。(たぶん気のせい) 夏も購入したので早速読みたいと思う。

    0
    投稿日: 2025.05.14
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    点と点が線になる。 『満願』から米澤作品に触れ、徐々に本棚を埋めているところだ。 それとは別に、私はもっぱら日曜日の午後にお酒を飲みながらNetflixを観るという習慣がある。 今ハマっているのは、アニメ『小市民』。 本屋で平置きにされていた本書は、カバーの上にアニメ作画で更にカバーがされていた。 そりゃ手に取るだろうよ米澤さん。

    4
    投稿日: 2025.05.13
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    アニメ化されていて、知っている作家さんだったので読んでみました。 読みやすかったです。 謎解きは読んでいて面白いけれど、殺人事件はちょっと…という方も安心して読めると思います。

    1
    投稿日: 2025.05.07
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    人が死ぬミステリーは苦手な私にはこれくらいライトなミステリー小説の方が合ってる気がした。 ただ、個人的にはもう少し登場人物の内面を繊細に描いた小説の方が好みかな。 小鳩くんが自分の嫌な過去を頑なに他人に話したがらない点には妙にリアルさを感じた。 思い出したくも無い、乗り越えられない過去って誰にでもあるよね。 小鳩くんが自分の過去とどう向き合うかが気になるから続きをそのうち読みたい。

    0
    投稿日: 2025.05.07
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    ちょっとした事件てとこが頭使わなくて読みやすい!甘いもの好きの私としては読んでてケーキ食べたくなるから危険かも。笑

    1
    投稿日: 2025.05.04
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    昨年アニメ化され、また最近第二期が始まり、どんなアニメか気になり、じゃあ、その前に原作読んでみようかなあと図書館で借りる。 読むペースが、いつもよりスローペース。なぜか、これを読み出すと、心地よい眠りへ誘ってくれた。私には本作は合わないのかなあと思いましたが、最後のエピソードは面白く読むことができ、どうにか読了することができた。次作の『夏期限定トロピカルパフェ事件』に期待を込めてこれから読もうと思う。

    5
    投稿日: 2025.05.03
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    久し振りに日常?学園ミステリを読んだ!小市民になりたいなんて何で?と思いつつも読んでたし、何気ない日常の謎でスラスラ読めた。そして、この二人の過去、凄く気になる!

    12
    投稿日: 2025.05.03
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    第10回吉川英治文庫賞(小市民シリーズ『春期限定いちごタルト事件』~『冬期限定ボンボンショコラ事件』) 小市民シリーズの中で『冬季限定〜』が一番評価が良かったので図書館予約しているけどまだかかりそう。そこへ、audibleで春と夏が登場していたのを発見して早速聴いてみた。 一番に感じたのは、軽いということ。 事件のネタも小さいし、謎解きもそんな大層なものではない。 なんなら事件の内容がわりとどうでもいいようなことで、気にならない(笑) 気楽に聞き流して楽しむのにはいいかも。 最大の謎だったのは、タイトルの「春期限定いちごタルト事件」とはどんな事件になりうるのか。 事件との絡み方がわかり納得。それなら他の季節の事件も似た感じかなーと思った。

    34
    投稿日: 2025.04.24
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    小市民シリーズ、第一弾 探偵役の小鳩君と、高校生から小市民として の生き方を貫いていこうと誓いのようなもの を立てた小山内さん 設定が特殊な感じ 小鳩君と小山内さんは、恋愛関係になりそう もないが、小山内さんはスイーツを食べたい 時に小鳩君と一緒なんで、関係が気になる。 事件は、小鳩君の小学生からの腐れ縁の堂島 君が持ち込んで、小鳩君が小市民になりたい という思いと葛藤しながら、謎解きをする 小山内さん、小鳩君の過去が見え隠れするの で、夏、秋と読んでいきたい 雰囲気から、古典シリーズと違ってキャラに 闇があるので、若干馴染まない…

    16
    投稿日: 2025.04.22
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    小市民を目指しているのに謎を解いてしまう小鳩くんと物静かな小佐内さんの対比が面白い。 話し方からとても慎ましさを感じる分、小佐内さんの身に何かが起こるとかわいそうだと感じてこちらまで悲しくなってしまう... というのが、前半までの印象だったが、最後の方は大きく展開が変わって一気に読んでしまった。 大まかには4つの短編のような形式になっていて、それぞれの事件のつながりが最初はわからなかったが、最後にはタイトル回収?があったりと気持ちよく読了できた。(特に最後の終わり方が最高に好き!!) 本作で小鳩くんと小佐内さんのことが少しわかった分、このあとはどういう内容で小市民シリーズを書いているのかとても気になる。

    19
    投稿日: 2025.04.20
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     気になっていた小市民シリーズ。疲れている時に読むにぴったりで、二人の微笑ましい関係性に癒される。  物語としては可もなく不可もなくという感想。事件を避けようとしているようには読者からは全く見えないが、そこが10代の難しいところ。言葉では「目立たないようにしたい」と思っても、心の奥底にある様々な欲が彼らの行動を乱すのだろう。  小市民とは、つまりは君子危うきに近寄らず。勇気や承認欲求と危機回避の鬩ぎ合いだと思う。

    1
    投稿日: 2025.04.18
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    ふわふわした表紙や「コメディ・タッチのライトミステリ」といった触れ込みに反して常にどこか影のある作品。 語り手の小鳩くんが癖のあるキャラクターなのでそこを好きになれるかで評価が分かれそうな印象。

    1
    投稿日: 2025.04.17
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    サクッと読めて、甘酸っぱくもあり苦味もあるライトな青春ミステリー。 ふたりの過去を深掘りしないもどかしさ…続き読めばあるのかな。

    0
    投稿日: 2025.04.15
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    20年以上前の作品なので、携帯とか2人のり上等な感じは⁈ってなるけど、懐かしさが心地よい。2人の過去が気になる。まだ夏秋冬があるので楽しみ

    33
    投稿日: 2025.04.13
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     テンポ良く読めた。  2人を繋ぐものが恋愛なのか友愛なのか親愛なのか、はたまた全く別のものなのか。気になる。

    0
    投稿日: 2025.04.09
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    学生の頃に読んだ本。 内容全然覚えてないけど、タイトルに惹かれたことと小佐内さんがあまり好きじゃなかったことは覚えてる^^; 最近アニメにもなったみたいだし機会があったらまた読んでみるかな〜?

    6
    投稿日: 2025.04.02
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    優しげな表紙にたがわず、まったりとした雰囲気の作品。 謎解きもどれも小粒ながら、その小粒感が楽しい、といった雰囲気のミステリだった。 「小市民」シリーズという名がまさにふさわしい。 名探偵を辞めたいと言いつつ、目の前に謎が現れれば考えるのをやめられない小鳩くんになんだか笑ってしまう。 美術部の絵の謎解きには、謎そのものより、謎が解けた後の先輩の行動や心情に味があったり、ココアの謎は本当に日常感あふれるものでありながら完全に盲点を突かれて楽しかった。 息を呑んで続きをどんどん読みたくなるタイプの話ではないけれど、少し長めの外出をする日に電車の中で読もう、くらいにライトに楽しめる話だと思う。

    0
    投稿日: 2025.04.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ずっと読みたいと思っていたシリーズだったが、アニメ化されてしまったので、 アニメ見てから小説を読もうとなった。 ところがアニメはとてもきれいだったのだけれど、なんというか、おもしろいのか おもしろくないのかよくわからん感じで、まあ困った。 そしてこの4月から続編も始まるということなので、その前にさっさと アニメ化された分までは読んでしまおうとなった。 で、読んでみたらアニメよりもずっとおもしろく、楽しめたのだ。 「償ってもらわないと」という小佐内さんのセリフ。こわくてよかったな。 設定がいろいろ補完できたので、4月からの続編アニメが楽しみになったです。

    4
    投稿日: 2025.03.29
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    春季限定いちごタルトの味は どんなものだったんだろうか。 小鳩くんの視点で綴られていくので 小山内さんの秘めた秘密が気になる。 2人はこれからも小市民の星をつかめるのだろうか。 小鳩くんの過去の自分にはなるまいという 強い意志を感じても、目の前に出された謎を 最初はしぶしぶでも解き明かしていく。 それはまるで甘味が苦手でも食べだしたら フォークが止まらないような読み心地でした。 小山内さんにとっての甘味とはどんなもの なんだろう。 続きが気になります。

    0
    投稿日: 2025.03.23
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    小市民を目指す者としては、どんな些細な事件でも荒波。 苺タルトが、もう少し事件に関わってくると思っていた。

    0
    投稿日: 2025.03.17
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    あなたも名探偵収録の伯林あげぱんの謎を読んで 気になった小市民シリーズに手を出しました なんでもっと早く読まなかったんだと後悔した やっぱり日常の謎系の作品はほのぼのしていいね

    0
    投稿日: 2025.03.16
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    小市民(簡単に言えばモブ)を目指す小鳩くんと小山内さんの日常。 面白かった!推理小説とはいえシリアスな事件ではなく日常の些細な謎や、人が死なない軽い事件を解決していくのだが、それは小市民には反することで、けど無意識のうちに巻き込まれ、推理しちゃう所が、本当にそういう星の元に生まれたんだろうなと感じる。 昔は狐だった、狼だったという所に私の厨二病心が擽られて駄目だった。そういうの好きだな、と。 あと健吾がとても好き。こういう物語によくある脳筋キャラかと思えば、実は論理的と正義感が共存している奥深いキャラだった。 もっと登場人物の過去を深堀っていってほしい。 このまま二作目も読もうと思う。

    0
    投稿日: 2025.03.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    日常系ミステリー良いね。日常というには治安が終わってる気がするけど。 小佐内さんが小動物みたいで可愛かったけど、明言される前に想定していた以上のモンスターだった可愛い。 キレやすいとか執念深いだと思ってたら、復讐ジャンキー。小鳩君ほど分かりやすくないからインパクトが強い。 小鳩君の絶妙に人の心が分からないとこ良い。多分推理好き部分より致命的だと思う。

    0
    投稿日: 2025.03.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まだ15歳だというのに、小市民でありたいなんて、なんとなくいわくがありそうで、冴えない2人。 奥歯にはさまったような、モヤモヤを引きずりながら物語は進んでいく。 なかなか明かされない2人の過去が、とても気になる。 ラスト近くで、小山内さんの正体が狼と判明する。 びっくりしたけれど、おもしろい。 全てが明かされた訳ではないので、今後の展開がすごく楽しみになった。 古典部シリーズも読んでいるが、こういう殺人を扱わない些細なミステリーもありだと思う。 気楽に読めて、負担がないのがよい。 続編で2人の過去は明かされるのか、期待をもちながら読んでいこうと思う。 2025/03/03 14:30

    2
    投稿日: 2025.03.03
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    小市民シリーズ一作目。 とにかく小市民でいたい学生のふたりが、身の回りで起こるちょっとした事件や謎を解決していく物語。 米澤穂信作品でこういった作品は間違いなく面白いと期待して購入しました。 まさしく期待を裏切られることのない最高の作品でした。 平和で穏やかに読める、でもたまにハラハラしたりトリックに仰天できる作品なので、こういった雰囲気が好きな方にはおすすめの作品だと思います。 キャラクターたちも愛嬌があって可愛らしいです。

    0
    投稿日: 2025.03.03
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    すごいむずむずするというか、もどかしいというか。狐と狼の過去、気になる! 主人公のスタンスが、古典部シリーズと小市民シリーズではどちらも消極的(?)というところで少し似てるかなと感じるが、今のところ古典部シリーズの方が好み。これからの展開に期待

    1
    投稿日: 2025.02.23
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    スイーツがお話の中に出てくることもあり、ポップな話のイメージで読み進めたが、実際は「小市民」とは何か、私にとって「小市民」とはという人間の考え方に訴えられた作品だった。 今度作品の中に出てくるタルトを食べる予定なので、楽しみだ。

    1
    投稿日: 2025.02.11
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    主人公2人は心穏やかな小市民を目指す高校生。 彼らはひょんなことから様々な事件や謎に関わってしまう。 小市民たるもの放っておけば良いものの、2人がそれを目指すべくしているのには理由があるのだった...。 私が好きな米澤さん要素が詰まった作品で読んでいてむずむずする感覚がとても良かった。 主人公2人の過去を掘り下げる話も今後出てくるのだろうか、あるんだろうな。 シリーズの一作目として、次作への期待を膨らませてくれる作品だった。

    0
    投稿日: 2025.02.10
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    高校の頃に読んだことあるけどこんなお話だったっけ?軽いミステリーがたくさんあるから読みやすさが助かるし早く次が読みたくなる感じ

    0
    投稿日: 2025.02.10
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    本作を読むのは2回目なのですが、久しぶりで内容を覚えてなかったので新鮮に読めました。 日常の謎が解かれつつ、主人公の小鳩くんと小佐内さんの過去も最後に少しだけ明かされて、じわじわ盛りあがる展開と、人が死なないところがよかったです。

    0
    投稿日: 2025.01.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    完結し、その最後の巻がかなり話題で評価もされていたということで1巻から読んでみました。 すみません、私にはあまり合わず。 以下、好きな人には申し訳ない、個人的な感想になりますので、好きな人は読まないほうが良いかもです。 若い頃に読んでいたらハマるだろうな〜!といった感想。読みやすくて中学生や高校生向き。 「氷菓」もそうだったんですが 歳のせいか、ちょっと斜に構えた感じのやれやれ系主人公にあまり魅力を感じなくなってしまったので、なんか好きになれず。事情は最後まで隠されていたので感情移入もしづらかったのもあるかもしれませんが。 そういった意味では最終巻で過去が明らかになって……というあらすじを聞いたので、そこまで読む必要があるのかもしれません。続きを頑張って読むか悩ましいところです。 そして何より、ヒロインがどうしても好きになれない!!! もっと大きなギャップがあるのかと思いきや(実は武闘派のヤンキーだったとか想像しちゃってました)、これは狼……なのかな???となっちゃって。 正義感であれこれと解決したがって自己顕示欲で潰れてしまった主人公よりもたちが悪くて……頑張って抑えようと努力している姿は応援したくなるのだけれど、共感が出来ないし気持ちのいいものでもないし……とモヤモヤしちゃいました。 そのまま狡猾に悪者に復讐しまくるスカッと物のヒロインで居てくれても良かったんやで、なんて、本当に何者にもなれなかった正真正銘のクソザコ小市民からしたら思ってしまうのです。 小市民なめんなー!

    1
    投稿日: 2025.01.27
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    小市民シリーズの第1作。 昨年、前作から15年の時を経て、シリーズ完結編となる『冬期限定ボンボンショコラ事件』が刊行されたということで、この機会に1作目から再読しようと手に取りました。 再読のはずなのですが前に読んだのは10年ほど前になるので内容をほとんど覚えておらず、全編通してほぼ初読の感覚で読了。 最終巻を存分に楽しむためにも、やはり自分には1作目からの再読が必須でした。 高校生が主人公の青春もので、いわゆる"日常の謎系"、"人が死なないミステリー“なのですが、それでもどこかビターテイストで不穏な空気を孕んでいるのが米澤さん作品ならではだなと思うところ。 小鳩くんと小佐内さんの過去に何があったのか、これからの2人がどうなっていくのか気になります。 2作目以降もどんどん読んでいこうと思います!

    4
    投稿日: 2025.01.23
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    話が進むにつれてどんどん面白くなっていった。 二人がなぜ小市民を目指すことになったのかが気になるので、今後のシリーズよ読んでいこうと思う。

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    投稿日: 2025.01.22
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    去年アニメ化されて観ていたので買ってみた。 同じアニメ化、原作ともに古典部シリーズの方が好みかな。 でも、小鳩くん・小佐内さんが小市民になれるのか?は気になる。 それにしても小佐内さん、食べ物の恨みは怖いと思う執念だ。

    0
    投稿日: 2025.01.17
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    小市民を目指す小鳩君と小佐内さん。 なぜ2人は小市民になりたいと思うことになったのか、具体的な出来事は描かれず、その謎が明かされないことで不穏な空気が物語の底に流れているような気がします。 春夏秋冬を経て2人は小市民になれるのか、楽しみながら読み進めたいと思います。

    1
    投稿日: 2025.01.11
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    小鳩君と小佐内さんは、互恵関係にある高校1年生。 2人は慎ましい小市民を目指すため、高校デビューをもくろみます。 しかし2人の前には、頻繁に謎が現れます。 目立ちたくないのに、謎を解く必要に駆られてしまう小鳩君。 果たして2人は小市民の星をつかみとることができるのか。 ただのの短編集、ただの青春ミステリかと思いきや、いやはや、最後がすごい。 このシリーズ期待大です。

    0
    投稿日: 2025.01.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    20250105読了。 友人が冬季限定を購入していて気になって手に取ってみた。結論今まで読んだ米澤穂信作品よりほのぼのとしていた探偵物語で面白かった。小佐内さんの過去が気になる…。小鳩くんのココアの謎解きを見ていたらココアが飲みたくなって飲みました。しかし牛乳ごと温めるとはなんとも…。自作も楽しみです。

    1
    投稿日: 2025.01.05
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    小市民?互恵関係?…何を難しいことを…、なんで君たちはそんなビジネスライクな人なんだ…と設定に困惑していたが、ページをめくっていくうちに、小鳩くん、小佐内さんそれぞれの性格、ふたりの関係、言葉にしない本心がわかってくる。そんな彼らの「葛藤との戦い」を知った時には、応援したい気持ちに(すっかりファンに!)。狐狼の心で回収された事件を経て、彼らがこれからどうなっていくのかを追いかけたい!そして、ふたりで納得のいく未来に辿り着いて欲しい(願望)

    0
    投稿日: 2025.01.05
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    「このミス2025」で『冬季限定』がランクインしたのをきっかけに『春季限定』から一気読みしようと手に取った。『春季限定』は5つの話で構成されており、1-4話はアイドリング、5話でエンジンかかった印象。5話の盛り上がりが1話から欲しかったので☆4にしますが、残りのシリーズ・続きがとても気になる!!

    0
    投稿日: 2025.01.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    01:「羊の着ぐるみ」 高校入学、消えた女子生徒のポシェット探し 02:「Your eyes only」 2枚の絵の謎、ちょっと肩透かし 03:「おいしいココアの作り方」 三杯のホットココアを3つの容器で作る? 04:「はらふくるるわざ」 試験中に落ちて割れたドリンク瓶の謎 05:「狐狼の心」 2話目で盗まれた自転車の話。小市民、の狙いも分かる サクサク読了。アニメもそのうち見るつもり。

    0
    投稿日: 2024.12.30
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    約3年ぶりに読む米澤穂信さんは小市民シリーズです 面白くないわけじゃないんだけど、そこまで好みでもないんよな〜っていう微妙なポジションだったのでかな〜りご無沙汰していた米澤穂信さんなんだが、秋さんがシリーズ最終作となる『冬季限定ボンボンショコラ事件』を絶賛していたので最初から読んでみることにしました うーん、やっぱクセあるね米澤穂信さん節 嫌いと言うほどじゃないけど、ちょっと気になる ちょっと止まるね で中身ね いわゆる学園ミステリーよね 事件自体はとりたててなにか言うほどのことはないので、小鳩くんと小山内さんのキャラよね ここが肝よね、肝吸いよね うーん、なんかね悪くはなかった まぁ、まだまだこっからって感じかなー サクッといけたのでサクッと最後まで読んじまいましょ!

    60
    投稿日: 2024.12.28
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    ボンボンショコラ事件を読みたくて、このシリーズを知り、最初から読んでみることに。 アニメ化されてるなんて知らなかった。 思っていたのと違って、かなりライトな内容で少し物足りない気が…。

    0
    投稿日: 2024.12.27
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    ビターな米澤穂信氏が、こんな可愛いタイトル&表紙!?って最初は思ったけど、中身はやっぱり米澤穂信でした。面白い! 高校1年生の小鳩くんと小佐内さん。恋愛関係にも依存関係にもなく、互恵関係にある2人。青春だよね。いわゆるアオハル的な少女マンガみたいな青春ではないけれど、私はこっちの青春の方が百倍好みです。 目立たず、地味に、ひっそり、善良な小市民を目指す2人。でもあなた達、小市民じゃない時の方が明らかに生き生きしてらっしゃいますよ、笑

    13
    投稿日: 2024.12.26
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    古典部シリーズが好きで、アニメ化もあって気になってた小市民シリーズにも手をつけてみました。 結論からいうと古典部シリーズの方が私好みでした。 言葉が悪いかもですが、謎解きの最中の説明が回りくどく感じてしまって、ある意味お腹いっぱいです。 ただ、謎そのものの発想はさすが米澤先生だなと思いました。

    1
    投稿日: 2024.12.26
  • 謎解きではなく雰囲気を愉しむためのもの

    泣き寝入り上等、理不尽は受け流し、顔でも心でも愛想笑いを浮かべる"小市民の星"を目指すことを誓い合った高校生二人の物語。 無芸で結構、現状維持最優先、心の中で育んでいるのは"諦念と儀礼的無関心"。 健全なのかよと思いつつ、殺伐とした世の中だからこそ求められるものなのかも。 "小市民たれ"以外にも彼ら二人の取り決めがあって、どちらかが逃げるときは、もう一方が楯になったり、お互いを言い訳に使うなどだ。 こうした互恵関係の約束は微笑ましいほどゆるくピースフル。 逃げ道は用意するが、攻めには用いない。 防御優先でただひたすら、お互いにとっての穏やかな時間創出を願ってのもの。 もともと性向としてお互い、小市民的性質があったというわけでもないようだ。 気づいたら背後に立ち、忍者張りに隠れるのが得意な小佐内さんは、恐ろしいほど執念深く、復讐心も人一倍強い。 一方の小鳩君は、とにかく解きたがりな性格で、小賢しさ満点で犯した過去の失敗に懲りて、もう探偵役をやらないと誓っている。 そんな二人が織りなす推理小説なので、かなり風変わりな展開を見せる。 小佐内さんは私怨から心の底から犯人を知りたいけど禁を破ることになるので言い出せない。 そんな小佐内さんの思いを汲んで小鳩君は、事件を解き明かしせっかく真相を突きとめても、約束違反になるから言い出せない。 なんとももどかしい話だが、ただ二人にできるのは、小佐内さんはひたすらケーキをやけ食いし、小鳩君はそんな彼女の愚痴に付き合ってやることだけなのである。 面白いか、これ? うーむ、たしかに堂島健吾の斜め上をいくココアの作り方にはのけぞったが、そもそも小市民シリーズに関心ないなら、米澤ファンでもスルーでいいかもしれないな。

    0
    投稿日: 2024.12.26
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    冬期限定ボンボンショコラ事件 〈小市民〉シリーズを雑誌ダ・ヴィンチで知り、読もうとしたところ「春期」から始まることをまた知り本書を手に取った。 米澤穂信さんの作品は「満願」しか読んだことがなく、「王様とサーカス」を次に読みたいと思っていた私にとっては、米澤さんがラノベを書いていることを知らず衝撃を受けてスタートした。 表紙のとおり高校生男女が登場する作品は、日常生活上の些細な?出来事を紐解いていくという意味でカジュアルなミステリーという感じのする正にラノベだった。 小賢しい主人公には辟易する場面も多かったが、ふふふと微笑みながら読める作品だった。 ミステリー好きとしての評価は高くはしなかったとものの、夏期以降の作品も読み進めたい。

    0
    投稿日: 2024.12.23
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    私はシュークリームの次にキルフェボンのイチゴのタルトが好物だ。そんな題名がついているので手に取った。そして夏、秋、冬と続くのだろう。 高校生の小鳩と小山内は、ちょっとした謎に出くわす。小市民を目指すだけあり、内容はライトな謎解きで高校生の日常が描かれているので気軽に読める。小鳩と小山内さんの間で小鳩は推理を展開しない約束・縛りを課す、これがポイントだ。そしてもどかしさを演出する。 「羊の着ぐるみ」小鳩は健吾から吉口のポシェット探しを依頼される。警察に届ける前に見つけ出そうと小鳩と小山内が奮闘。最後はクレープで締めくくり。 「For your eyes only」小鳩は健吾から絵についての知恵を貸せと言われる。美術部の勝部から先輩の大浜が書いた絵を見せられる。間違い探し、3つのきみに6つのなぞという題名がヒント。最近YouTubeで間違い探しを見ているのでどんなものか興味ある。 ここでいちごタルトが出てきた。小山内が食べたくてひとり限定1個のため小鳩を誘う。 「おいしいココアの作り方」小鳩と小山内さんの関係に進展はあるのか?ちょっと甘い味がする。大きいレンジがポイント。 「はらふくるるわざ」理科Ⅰのテストの終わりかけにガラス音が、その謎を解いていく。ケーキバイキングを小山内さんが食べる様子が目に浮かぶ。 「狐狼の心」地味な生活を志す小山内さんに生徒指導室から2度目の呼び出し。盗まれた自転車が見つかるものの・・・。 米澤穂信さんが描く青春謎解きは初期作品でメインだった。どこか伊坂幸太郎さんを彷彿とする文体は読みやすい。私はライトな謎解きも好みだし、甘いものが出てくると嬉しくなる。

    22
    投稿日: 2024.12.23
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    小市民シリーズ、アニメ化しましたね。 気になって原作を読み始めている今日この頃。 恋愛関係にも依存関係にもないが互恵関係にある高校1年生の小鳩君と小佐内さん。過去の経験から2人は小市民を目指す。しかし、そんな目標は、何故か謎を解く必要に迫られることによって、ことごとく打ち砕かれる。

    0
    投稿日: 2024.12.19
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    <目次> 略 <内容> 小鳩君と小佐内さんの「小市民」シリーズ第1弾。何よりも殺人事件は起きない。当たり前か、高校生なのだから。バイプレーヤーの堂島君。ポシェットの盗難、自転車の盗難、ココアの入れ方…。最後の事件はやや大がかりながら、結局二人は思ったような「小市民」にはなれない…

    0
    投稿日: 2024.12.19
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    最初から「米澤穂信」のミステリーという先入観で読んでた。もうちょいライトノベルということを意識して読めばよかったかな? 小市民シリーズの「冬期限定ボンボンショコラ事件」を読みたいという理由で手をつけたので、読み続けてみよう。

    3
    投稿日: 2024.12.18
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    2.9。この話が悪い訳じゃない。黒牢城が舞台とシチュエーションでフォローされた例外だっただけで、やはり、どうも、この作家さんは今のところ私には合わないらしく、登場人物に魅力感じないしストーリーに入ってけないしで至極残念。有名作多い人気作家さんだけに。

    0
    投稿日: 2024.12.06
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    小嶋くんと小佐内さんの高校デビュー、日々の平穏と安定のため小市民として振舞うための互恵関係。もう探偵役はやらない。自分に危害を加える相手への執念深さを捨てる。なのに、自転車は盗まれ、限定タルトは食べられず、生徒指導室に呼ばれ、他人の免許証が作られようとしている。 謎解きをしてくれる探偵の立ち位置、読者にとっては有難いですが、現実に特に学校にいたら鬱陶しい。なるほどです。

    0
    投稿日: 2024.12.01
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    多分二人とも小市民にはなれない…なぁと。読みやすくて、ページを捲る手が止まらなかったのですが、 ちょっと物足りなさを感じてしまいました。

    1
    投稿日: 2024.11.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミステリーだけど人が死なない。 高校生2人が日常で起こる些細な事件を解き明かしていくお話。(最後の事件は犯罪でしたが) 人が死なない分軽めに読めるし、主人公が高校生の男女なこともあり爽やかな感じ。 小鳩君と小左内さんを含めそれぞれのキャラクターが立っていて良かった。 特に主人公2人の友達とも恋人とも違う、同じ目標を抱えた同志のような関係が良かった。 小左内さんの二面性のあるキャラクターが魅力的だった。

    3
    投稿日: 2024.11.21
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    小市民シリーズ1段 ココアの話が面白かったです。 日常系ミステリーは何でもないことでも不思議なことになるのが魅力だと思います。 短編が得意な米澤穂信先生の素晴らしい作品です。

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    投稿日: 2024.11.16
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    高校1年の小鳩君と小佐内さんは小市民を目指す。 小市民って何だ?と疑問から始まり、消えたポシェットや2枚の絵、おいしいココアの謎、テスト中に割れたガラス瓶、運転免許の謎を解いていくお話しでした。 最後の方に、どうして二人が一緒にいるのか、どういう関係なのかがわかり、あ〜こういう事なのねと思いましたが、私には面白みがありませんでした。

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    投稿日: 2024.11.14
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    「小市民」シリーズ第1作。 同じ高校に進学した小佐内さんと常悟朗はすでに小市民を目指す同盟を結成し、スイーツ店に通っている。 常悟朗の幼なじみの堂島健吾が早々に登場し、小市民への夢は挫かれんとする。 自らが巻き込まれた自転車(といちごタルト)盗難をきっかけに小佐内さんも本領(本性)を発揮してしまう。 シリーズの骨格はしっかりとあり、肉付けを待つばかり。 小山内さんの揮発性の危なさも漂う。

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    投稿日: 2024.11.11
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    いつもの米澤節の作品ではありますが、このシリーズにはどうしてもすんなりと入り込めず、読んでいて違和感を感じてしまうのです。 小鳩くんの行動には「?」が付き纏い、小山内さんはただの気難しい困ったちゃんとしか思えず… 先に読んだ短編集でも同じ感覚で読み進みましたので、どうやらこのシリーズとの相性が良くないようです。 この作品を楽しく読まれている方は多いようですので、作品との相性、好き嫌いなのかなと思います。 別の米澤作品を楽しみに待つことにします。

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    投稿日: 2024.11.08