Reader Store
パレード
パレード
吉田修一/幻冬舎
作品詳細ページへ戻る

総合評価

750件)
3.7
117
302
225
45
12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    目次が人物紹介になっており、それに従って一人一人の視点から共同生活が語られていきます。 一人一人の個性が見事に描き出され、物語の中で生き生きしています。しかもそれは最近多く見かける、極端なマンガチックなキャラを配して面白い物語を作るような方法ではなく、ごく自然な人物像です。それでいて個性が際立つのは力量です。それだけでも十分小説として面白い物になっています。 ミステリーやトリックでは無いのですが、最後にどんでん返しというか、思わぬ決着を迎えます。解説の川上弘美さんは「怖い」と表現します。確かに怖い話です。それまでつづられて来た日常を一気に裏返しにするような最後の数ページです。おそらく、沢山の伏線が有ったのでしょうが、まったく気付きませんでした。今度はそれを意識しつつ、読み直してみたいと思います。

    0
    投稿日: 2007.05.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自分にとって当たり前のことは他人にとってそうじゃない。視点の変わるお話って難しいと思うけどほんと上手に書いてるなと思いました。「あ、そっか」「いやいや、違うのか」って、どれもほんとだしどれも違う気がする。だけどみんな自分を軸にしてしか生きられない。ラストに向かっていく何ページかが、どきどきします。壊れそうで壊れない、そんな人間。

    0
    投稿日: 2007.05.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    5人の若者の奇妙な2LDK共同生活を描いた青春小説。いつの時代も現実は厳しい。でもふさわしい自分を演じればそこは、誰もが入れる天国になる。杉本良介21歳、H大学経済学部3年。大垣内琴美23歳、無職。小窪サトル18歳、「夜のお仕事」に勤務。相馬未来24歳、イラストレーター兼雑貨屋店長。伊原直輝28歳、インディペンデントの映画配給会社 勤務。5人の生活がオムニバスで綴られる。 第15回山本周五郎賞受賞作。

    0
    投稿日: 2007.05.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    衝撃を受けました。最後の章で。まさか、こんな話になってるとは・・・ 吉田修一の作品は、芥川賞受賞作の『パーク・ライフ』しか読んだことがなくて、 そのイメージが強かったから、まさか、あんな展開で締めくくられるとは。 究極のホラー作品です。 まあ、ホラーと呼べるかは人それぞれだけど。最後の章、意外は心があたたまる話もあります。 特に、売り専している、サトルには、 ゲイとして共感できるところもあるし、良介は、なんだかあこがれる想いがある。 しかし、最後の最後ですべてが崩されちゃう。 とりあえず、小説としては面白すぎです。 かなりおすすめです!

    0
    投稿日: 2007.05.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    とにかく面白い。 基本的にこういう集団生活にあこがれているので、そのやりとりだけでも楽しめるのですが、それに加えて、話の持って行き方が粋です。そして読み終わった後のなんとも言えない空気感。 とにかく読んでみなはれ。

    0
    投稿日: 2007.04.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    短編集のようでいてひとつの話しなのが面白い。五人それぞれの話で展開されているので一章ずつ新たな気持ちで読めてとっても新鮮。 そしてまったりとしたリアルな恐怖を感じた。

    0
    投稿日: 2007.04.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    不思議な縁で共同生活をする男女5人の物語。1人1人の目線から書かれた5つの物語から成り立っています。 最後の方は何だか恐怖を覚えました。

    0
    投稿日: 2007.04.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ラストに恐怖。 ホラーじゃない怖さ。 ありえない様な、でもリアルを感じる。 人間ってこわい。 吉田修一の中で今の所一番好き。

    0
    投稿日: 2007.02.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読むときは半信半疑だったけど、読み出したらすらすらいった。書き方が面白くて、全編を通して淡々としているのにユーモラスで、5人の普通の人の中に潜む狂気を平然と暖かく書いている。嫌らしくも嘘くさくもなく、面白い話だと思う。

    0
    投稿日: 2007.02.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    4人の男女の登場人物のそれぞれが語るストーリーに引き込まれ、夜を徹して読みふけっていた。結局、想定外のラストに眠れなくなった。映画『セブン』観賞後のあの、度を超えた後味の悪さを思い出した。

    0
    投稿日: 2007.01.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2006年最後の本でした☆ 友達にめちゃ薦められて読んだけれど、吉田修一の本の中では一番です! 千葉の流山がでてくる♪ あと文庫の解説♪

    0
    投稿日: 2007.01.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    5人の若者の共同生活を描いた作品です。 この作品の面白さは、各章を5人の別々の視点から書いている所でしょう。表面的にはうまく付き合っている5人が、実はそれぞれの思いを持って日々の生活を送っている。 誰もが抱いているそんな「ズレ」に共感(というか安心)できてしまうのです。 個人的には、最後の結末が唐突過ぎる気がするのですが・・・。

    0
    投稿日: 2006.12.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    5人の若者の奇妙な2LDK共同生活を描いた青春小説。いつの時代も現実は厳しい。 でもふさわしい自分を演じればそこは、誰もが入れる天国になる。杉本良介21歳、H大学 経済学部3年。大垣内琴美23歳、無職。小窪サトル18歳、「夜のお仕事」に勤務。相馬未来 24歳、イラストレーター兼雑貨屋店長。伊原直輝28歳、インディペンデントの映画配給会社 勤務。5人の生活がオムニバスで綴られる。 第15回山本周五郎賞受賞作

    0
    投稿日: 2006.12.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    共同生活する男女5人の物語。各々の内面が複雑に絡み合い、一つ一つの編が心情で繋がっているのが面白い。

    0
    投稿日: 2006.12.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    レビューはブログにて。 http://tempo.seesaa.net/article/28417810.html

    0
    投稿日: 2006.11.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    個人的に「初・吉田修一」となった一冊です。…ラスト怖すぎ。自分的にはこれに尽きます。吉田さんの本では一番好きかも。

    0
    投稿日: 2006.10.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    決して重くないタッチでチクっと核心を突く感じ。5章それぞれが違う語り手から紡がれていて、短いのにそれぞれの人物に思い入れしながら、5人とそれ以外の人々の関係に、背景にのめり込めながら読める。段々全貌が見えてくる中で、ラストはやっぱり衝撃的!好んで読む設定のお話ではなかったけど、良かった。

    0
    投稿日: 2006.09.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最初読んだときはあまり印象に残らなかった。 すこしして読み直すと吉田修一のうまさがわかった。、 相手と適度な距離さえ保てばここは天国なんだろう、普通の外面さえ保てば、ここにはいたいだけいられる。何かを演じることは怖くもなければ恐ろしいことでもないし、不幸なことでもない。さらけ出すほうが不幸な結果を招くこともままにある。

    0
    投稿日: 2006.06.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    久々に読むとこの本の感想をすっかり忘れていて、驚いた。人と人との距離感がどんな結果を生むか、日常がそこにある。東京であるからこそ、成立する気がする。

    0
    投稿日: 2006.06.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    東京湾景を書いた著者。 都内の2LDKマンションに暮らす男女四人の若者達。「上辺だけの付き合い?私にはそれくらいが丁度いい」。それぞれが不安や焦燥感を抱えながらも、“本当の自分”を装うことで優しく怠惰に続く共同生活。そこに男娼をするサトルが加わり、徐々に小さな波紋が広がり始める。第15回山本周五郎賞受賞作。

    0
    投稿日: 2006.05.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    なかなか感情移入出来ないのに、読むのをやめられなかった。不思議な本。他人であって他人じゃない、5人の共同生活。

    0
    投稿日: 2006.05.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読んでいる途中で、“こわい”と評判になった本だと教えられ 「どこが?最後にとんでもない展開があるのかな?」と 思いながら読んだ。 それらの想像とは違った展開で、やっぱり「こわい」と思った。 もう一度読み返してみようと思う。 読後感として「他の本を読む気にならない」

    0
    投稿日: 2006.04.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    “言ってもいいけど、どうせ嘘しか言わないよ”・・・この言葉が一番綺麗だな、と思いました。 物語は“日常に潜む狂気”というかんじで・・・どの章にも狂気をかんじる事が出来ますが、最後の章は本当に・・・怖かったです。

    0
    投稿日: 2006.03.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    5人の若者のそれぞれの視点がうまくかけていると本気で思う。途中までは余裕を持って読めますが、最後は背中が冷たくなります。2人、この本を勧めたのですが、2人ともラストは意外だと言ってました。

    0
    投稿日: 2006.03.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最後ビックリしたー。「わー」って思わず口に出してしまったくらい。 個人的には良介の話が好き。感動。泣けた。

    0
    投稿日: 2006.02.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    幻冬舎と吉田修一はなんとなく結びつかないんだけれど。ここで感想書きました。 http://blog.livedoor.jp/subekaraku/archives/5654999.html

    0
    投稿日: 2006.01.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    こわいこわいと思いながら何度も読み返してしまう面白さがあった。非現実的っぽいところが逆に、やたらリアルを感じるからだろうか。

    0
    投稿日: 2006.01.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最初にみたタイトルのイメージと、読み終えてからのイメージが全く180°変わります。読めば、読むほどに怖くなる本。ダメな大学生の描写がこれまたリアル。思い当たる点多々あり。そして、部屋の中で男からの連絡をずーーーーっと待ってる女の子に自分が重なって見えた。うん。あれはあたしの姿だったりする。カモ。

    0
    投稿日: 2005.12.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一風変わった共同生活をする男女5人。 お互いに関わりすぎず無関心に生活していく。本当の自分、作った自分の姿を装いながら都会で暮らしていく彼らには乾いた風が吹いている。傷つく事が恐いから真の自分を見せる事なく生きるのが現代社会だとしたら、それはちょっと寂しい。良介の力の抜けた普通っぽさが救いでもあり、現代の若者の象徴でもあると思う。 ・作品紹介 内容(「BOOK」データベースより) 都内の2LDKマンションに暮らは男女四人の若者達。「上辺だけの付き合い?私にはそれくらいが丁度いい」。それぞれが不安や焦燥感を抱えながらも、“本当の自分”を装うことで優しく怠惰に続く共同生活。そこに男娼をするサトルが加わり、徐々に小さな波紋が広がり始め…。発売直後から各紙誌の絶賛を浴びた、第15回山本周五郎賞受賞作。

    0
    投稿日: 2005.12.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    吉田修一の作品ではじめて読んだもの そして、彼の作品にはまりだした、 きっかけとなった一冊。 男女5人の共同生活のお話し。 いろんな事情があるそれぞれの登場人物が 各章になっている。 みんな仲良く暮らしているのだけど、 ほんとうのみんなの底の部分は知っていない。 わざと知らない振りをしている。 人にみせたくない部分って誰でもあると思う、 でもそれって言うべきなのか、 気づいてもらうようにするべきなのか、 ばれてしまうのか。。隠し通すべきなのか ちょっと考えさせられました。 現代の人間関係のちょっと怖い部分、 自分のそんな世界に入っているのかもしれない。 心地よく。。。? いろんなお話がでてきて楽しくもあり、 怖くもある作品だった。

    0
    投稿日: 2005.12.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最初にみたタイトルのイメージと、読み終えてからのイメージが全く180°変わります。読めば、読むほどに怖くなる本。ダメな大学生の描写がこれまたリアル。思い当たる点多々あり。そして、部屋の中で男からの連絡をずーーーーっと待ってる女の子に自分が重なって見えた。うん。あれはあたしの姿だったりする。カモ。

    0
    投稿日: 2005.11.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    母が借りてきたのを借りた。 一つ屋根の下に暮らす男女の話。 洗濯機の描写がおもしろかったのが印象に残っている。 「え?!」と思うラストだった

    0
    投稿日: 2005.10.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    どこか壊れた人たちを描くのがうまいと思った。後味がとても悪くて気持ち悪いはずなのに、素直にそれが好きだと思った。

    0
    投稿日: 2005.10.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    近くの人って案外知らないもの。意外な部分を持っているのが人間だと思わされます。ラストは怖く、哀しい。

    0
    投稿日: 2005.09.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    初吉田。 前々から気になってはいたけど、 すごく読みやすくて、 もっともっといろいろ読みたいと思った。

    0
    投稿日: 2005.06.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    私の吉田修一デビューの1冊。干渉し合わない男女5人の共同生活。ネコの集まりのような生活。こんな生活憧れています。 ラストがこんな話だったのか!!って思う。もう1度読み返したくなります。

    0
    投稿日: 2005.05.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    何故か共感するわけでもないのに、人生のなかで一番衝撃をうけまして、世の中の平凡に見えてそうではない人間達が同居している日常がとても魅力的です

    0
    投稿日: 2005.05.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    マンションの同室に住み着いた4人。後にもう1人加わり5人で暮らす事になる。各章がそれぞれの人物の視点で書かれているのも面白い。人間の心の奥深い所は、この5人と同じなのかもしれない、人間の怖さとか、欲望、見栄、怠惰、そんなものの一つ一つが見えてくる小説だと思った。ドラマ化された「東京湾景」の作者。

    0
    投稿日: 2005.05.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    傷心の京都旅行中に読んでいた本。都会の学生・若者はこんな感じなのかと。 主人公(=視点)が変わり、ストーリー展開される。そんだけって感じ。ラストだけアレだけど。 普通に面白いよ。

    0
    投稿日: 2005.05.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    色々な意味で怖い小説、と聞いてワクワクしていたせいか、ラストはあまり迫力を感じずに終わってしまった。でも、今もう一度読み返せばそんな風には思わないという確信もある。たぶん期待しすぎていただけであって、もう一度読み返したい小説一位。個人的にはサトルと未来が好き。サトルは四人の共同生活を「お友達ごっこ」ともっとも的確な言葉を使って見下していたのだけど、ラストでの直輝を励ましているシーンを見て意外に優しいんだな、って好きになった(笑)未来は終始女優のりょうさんを投影して読んでたなー。もう一度読了したとき、改めて感想を書き直す予定。

    0
    投稿日: 2005.04.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    これは意外によかった。冷静と情熱っぽいアプローチか?と思ったけど、これはこれでうまいなぁといった感じでしょうか。いつかもう一回読む。

    0
    投稿日: 2005.03.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    著:吉田修一 芥川賞作家らしい。 これまた知人に推薦されて読みました。 まず文を読み進んで感じたことは、 この作者の文はかなり”巧み”である。 なにか抽象的なことの具体例がコミカルだったり、 具現化するのが難しく、 痒いところに手が届かない的なことを、 すっきりと表現している気がした。 この本で一番気に入ったチャラはやっぱし。 桃子でしょう。 あの、すぐに知らない人にお知りを触らしてしまう、箱入り娘。 (これだけを読んだ人には変態極まりなく聞こえると思われますが・・・) しかし、最初はこういったコミカルな感じだったけど、 だんだん、状況が変化していく。 そして最後には状況が変化していってるように見えていただけで、 ほんとは何も変わっていたわけではなく、 鋭く恐ろしい結末に。 意外でした。 結構楽しめる一冊です。 (ちょっとコワイところもありますが・・。)

    0
    投稿日: 2005.02.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    物語は同棲する5人の人物の視点から語られます。それぞれの人柄が出ていて、本人の考えている姿と、他人から見た姿は違うものなんだと思わされました。共同生活は楽しそうだな〜なんて考えながら読んでいましたが、ラストで衝撃です。もう1度読み返さなければいけなくなりました。こわいって言うレビューが多いみたいですが、今の人間関係ってこういう感じが多いんじゃないかな。

    0
    投稿日: 2005.01.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    年齢も職業もバラバラな5人の男女の同居生活の話。各人の一人称で描かれている所は変わってて面白いと思います。それぞれ個性的で、友人同士の同居なんて考えられない私には、とても新鮮でした。それぞれのエピソードは面白く、それからどうなるの?っていう感じだったのですが、最後の最後で、怖いのです。何がどう怖いかはネタばれなので書けませんが、このラストはあまりに唐突な気がしてしまいました。途中面白かっただけに残念。でも、他の作品も読んでみたいと思いました。

    0
    投稿日: 2004.12.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    先ほど読了!なのよねぇ。このお話しは好き嫌いが分かれるでしょうねぇ。 あたくしは好きです。淡々と自然と曖昧模糊な心の機微が書かれてるです。 それも同居してらっしゃる5人がリレー形式で。最後「お?お。おお!」なのですよ。

    0
    投稿日: 2004.11.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ルームシェア小説の金字塔! 友達と共同生活したら楽しいんじゃないかなんて一度でも考えたことのある人は是非! 人間て怖ろしい生き物です・・・でもルームシェアって面白そう。

    0
    投稿日: 2004.10.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    都内の2LDKのマンションで共同生活している20代の男女のお話。お互いに深く干渉しない彼らの生活スタイルは同世代の自分にもシンクロする部分があって「そうそう、そうんなんだよね」と読みながら共感してしまうところが5ページに1度くらい出てくる。共感できる「何か」を言葉にするのってすごいなぁ、とこの小説を読んで思った。久しぶりに引き込まれた。 ちなみに個人的な直樹のイメージは伊藤英明(笑)。

    0
    投稿日: 2004.10.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     冴えない大学生。  芸能人と付き合っている女。  自称イラストレーターの女。  男娼の男。  映画配給会社勤務の男。  接点のなさそうなこの五人が、一つ屋根の下「上辺だけの付き合い」を続けていく。  そういうお話。  吉田修一さんというと「パークライフ」で芥川賞を受賞した作家さんで、著書はあまり多くありません。  ので、全部読んでは見ているのですが、良作あれど、傑作無しという印象でした。  でも、この「パレード」は傑作を飛び越え名作。  なぜこの本が文学史に名を残さぬのだろう!  と今声を大にして叫びたい。  川上弘美さんが、まさに私の心境を解説で書いてくださっているので、今更何を言う事も無いのですが……。  ただ、やはり「怖い」です。この本はとんでもなく怖くて、しかも「愛しい」です。  この本の世界から抜け出せなくなるかと思いました。  涙が出ない打ち震える感動、というのを、初めて覚えました。

    0
    投稿日: 2004.10.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    同じマンションで奇妙な同居生活をする5人の男女の話。 各人の視点からの同居生活が各章で書かれている。 途中までよかったんだけどなぁ〜。最後の章でガッカリ。 あんな終わりじゃつまんない。月9だった「東京湾景」の作者。

    0
    投稿日: 2004.10.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマ化して欲しい小説?1。 どんな怪奇現象よりも人間の心の闇が一番恐いんだと思わせられた小説。吉田修一さんの作品の中でこれが一番好き。

    0
    投稿日: 2004.09.25