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少女には向かない職業
少女には向かない職業
桜庭一樹/東京創元社
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総合評価

136件)
3.4
14
43
55
11
5
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    私が桜庭一樹作品を読むのは『砂糖菓子の弾丸は打ち抜けない』、『私の男』に続いて今作で3冊目。どの作品もわかりやすい言葉で描かれる少女たちの感情にズルズルと引き込まれていく。経験したことのない感情のはずなのに、簡単な言葉で語られるからこそ作中の少女たちの気持ちに同化していくような不思議な感覚になる。今作は冒頭に結末を書いているからどうなってしまうかの大筋は知ってて読み進めているはずなのに、ラストスパートはハラハラドキドキが止まらず一気に読んでしまった。

    0
    投稿日: 2026.01.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読んだことないと思っていたけど、たぶん中学生くらいの時に読んだことのある本だった。 女子中学生2人が殺人者になる話。 クラスの人気者だけど本当の自分は弱いと思っている大西葵と、網元の孫娘でクラスでは目立たない宮乃下静香が協力して2人の大人を殺す。 途中で静香が裏切ったんじゃないかと思われるフェーズが入るが、それは葵の興味を惹くためだった。 最終的には2人は逮捕されるんだろう。 警察官に罪を告白したのだから。 でも静香のために罪を犯す葵に中学生ならではの不安定さ、それによる絆を感じた。 2人は確かに友だちだった。

    0
    投稿日: 2025.09.29
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    思春期の不安定さ、自分が世界にハマってない感じがリアルに描かれていて、思春期の頃の感情を大人になっても忘れず瑞々しく書けることに感心した (内容は瑞々しいって感じと違うけど)

    0
    投稿日: 2025.05.26
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    図書館で借りた本。 主人公の葵は島の中学生。母親と義父と暮らしていたが、義父は足の怪我で猟師の仕事ができなくなりいつもお酒を飲んで暴力を振るわれていた。中二の夏、その義父が亡くなった。

    0
    投稿日: 2024.12.01
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    最後は腑に落ちる終わり方ではなかったが、二人の少女の必死さがいやというほど伝わってきた。わりとサクサク読めたので、内容はつまってるけど読みやすい感じです

    0
    投稿日: 2024.07.15
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    一気に読み終えてしまった。 そして、自分の魂がこの離島の夏の海と山の間にある通学路あたりにまだ浮遊してる気分。(終わりは冬ですが) 中学2年の少女。 大西葵は学校ではおちゃらけたりして、友だちに囲まれてる。幼馴染の田中颯太とは、ゲーム仲間。 でも家に帰ると、ママが飼ってるペット・・心臓と足が悪くてアル中の義父がいて、 ママにも義父にもちゃんと話すことさえできない。 そんな時クラスで地味な図書委員の宮ノ下静香を学校外で見かけた。彼女は学校と違って、まさしくゴスロリ(葵がゴスロリという言葉を知ってだかどうかは分からないが)だった。 「いいもの見せてあげる」 「いいものって?」 「死体」 接点のなかった2人が夏休みの始めに関わり出してから、2人を取り巻くモノが変わる。 いや、変えていく? って話。 こんな時はこーすればいいやん、あーすればいいやん!って思えるのは 読んでる私が大人だから。 きっと中2はこれが精一杯。 だからこそ、残酷で、しんどくて、でもどこか、キラキラしてるんだよなー。

    1
    投稿日: 2023.05.15
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    島に暮らす13歳の少女葵と静香。 強くなりたい。強くて優しい大人になりたい。力がほしい。中学生の頃は同じような事を考えていたな。子供の世界から早く抜け出したい、早く大人になりたいと。 静香の告白はどこまでが真実だったのだろう。 「我慢と秘密が同居する罪は、その子供を滅ぼす。」 の警察官のおじさんの言葉が凄く印象的だった。 葵と静香も二人とも救われているといいな。

    11
    投稿日: 2020.10.20
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    読みやすくて一気に読めた。夏の日差しや蝉の声で息苦しさや焦燥感が。空と海の色が暗く沈んでいき境目が滲んでいく様子で、葵の気持ちが暗く落ち善悪がわからなくなる様が伝わる。 ただまあ臨場感があって楽しめるけど、それだけって気もする。

    0
    投稿日: 2019.12.07
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    118:わりとさらっと読めてしまったんですが、どうにもモヤモヤが残る作品でした。閉塞感を抱え、家庭環境も良くない葵がそれを打開するために選んだ手段が殺人、というものであったことに対し「それはアカンやろ」と優等生ぶることも、「それも仕方ないよ」と共感することもできなかったからだと思います。それでも最後、葵が助けを求められる大人が現れたことにはほっとしました。

    0
    投稿日: 2018.10.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【あらすじ】 あたし、大西葵13歳は、人をふたり殺した…あたしはもうだめ。ぜんぜんだめ。少女の魂は殺人に向かない。誰か最初にそう教えてくれたらよかったのに。だけどあの夏はたまたま、あたしの近くにいたのは、あいつだけだったから―。これは、ふたりの少女の凄絶な“闘い”の記録。『赤朽葉家の伝説』の俊英が、過酷な運命に翻弄される少女の姿を鮮烈に描いて話題を呼んだ傑作。 【感想】

    0
    投稿日: 2017.08.27
  • 「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」が好きなら

    独特の世界感なので,例えば同作家の「砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない」が好きなら十分楽しめると思います。 ストーリーの面白さを求めるとちょっと「?」になると思うので,あくまでも世界感を楽しむ作品です。

    2
    投稿日: 2016.12.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初・桜庭一樹。 島で暮らす中学生の年頃ならではの難しい日常。 その中で起こった、非日常的な出来事。 死亡事故、殺人。 現実離れした話のようでもあり、とってもリアルな中学生の心境が見えるようでもあり、 引き込まれて読み進めました。 文章も、とっても読みやすかったです。 内容的には、ライトノベルな感じも無きにしも非ずと言うところでしょうか。 最後はあっけなかったですが、引っ張らなかったのが、逆に良かったのかな。 想像すると、最後はちょっとグロテスクそうですが、読後感は決して悪くはなかったです。

    1
    投稿日: 2015.04.03
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    静香のカミングアウトを含め、終わりの方が急に駆け足になった。2人はプリキュア、を思い出した。結局、男の子は頼りにならなかった。

    0
    投稿日: 2014.12.16
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    普通に面白かった。 が、何より怖かったのは、図書館で借りたのだが、クライマックスのシーンあたりのページに大量の髪の毛が挟まれていたことである…。 本編とは関係ないが、そのシーンの内容とあいまって、不気味に感じ、即日返却した。

    0
    投稿日: 2014.11.01
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    ★2014年8月2日読了『少女には向かない職業』桜庭一樹著 評価B~B+ 先月我が家の近郊の佐世保市で起きた高校1年生女子による猟奇的殺人事件を思い起こさせる作品。そんなつもりで選んだのではないのだけれど、たまたま。 作品の舞台は、山口県下関市近郊の離れ島。中学2年生の大西葵は、夏に1人、冬に1人、結果的に人を殺すことになった。まあ、状況的には、夏の一人は病死ともいえる。その相手は自分に暴力をふるう失業中の義父。 日々描かれる女子中学生の表向きの明るい学校生活とその裏に潜む重い家庭状況。同様の重い背景を抱える同級生、その中でも目立たない図書委員の宮ノ下静香。次第に彼女と親交を深め犯してしまう2つの事件。 不安定で躁うつを繰り返すように精神状態が安定しない中学生。 私は女子ではないし、それ程精神的に不安定な青春時代を送ったつもりもないので、この小説に書かれているような内面であるとすれば、度々起こるおぞましい事件の一断面を表現しているのかもしれない。それが、やはり人間の一面なのだと思い至る。 決して面白い物語ではないが、不安定な若者の心が描かれているであろうことは確か。ストーリーの展開もまだまだ平面的で、このあとの作品群で、作者桜庭氏は長足の進歩を遂げると言って良いと思う。

    0
    投稿日: 2014.08.02
  • 最後で拍子抜けした

    最初は作者が男性かと思っていたのもあって、 女子中学生の語り口調が気になってしょうがなかったのですが 主人公が自宅に帰ったときに一気にイメージが見えるようになって驚きましたw 改めて読むと細かい描写、色や香りが想像できること書いてあるからだなーと感心。 普通の女子中学生の葛藤などがよく伝わってくて面白かったです。女性は昔を思い出すはずw 紙の本と違ってどれくらいの長さかスライドバー見ないと分からないので、 女子中学生らしい発想だけど、この後どうするのかな?と思っていたら 終わってしまったのでびっくりしました。 ですが読み終わって結構経った今でもラストのシーンが頭のなかで映像化され あの後どうなるのか、といったことを想像してしまうので よっぽど面白かったんだな、と気付かされました。 オススメです。

    2
    投稿日: 2014.06.11
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    冒頭からいきなり、好奇心を掻き立てられる物騒な文章で始まる。ぐいぐい惹きこまれていく文章技術は、桜庭一樹さんならでは。 中学2年生のクラスの人気者の明るい女性徒・大西葵が、殺人者となる。 荒涼たる主人公の心象風景をそのまま置き換えたような、四季折々の情景の描写、それがあまりにもリアルで切なくて孤独感をついつい共有してしまう。

    0
    投稿日: 2014.04.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    出だしから、人を殺した。なんて興味をそそる書き出しで楽しく読めました。 第二章の109ページの 少女と少女の同級生颯太のやり取りがとても印象的でした。 義父を亡くしたことに落ち込んでいるんじゃない 殺したことを負い目に感じているから落ち込んでいる

    0
    投稿日: 2014.02.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない」とテーマは通じていて、あちらをちょっとマイルドにして、大人の筆で描きなおしたような感じなのですが、やっぱり面白くて、一気に読めます。 冒頭からいきなり「中学二年生の一年間で、あたし、大西葵十三歳は、人をふたり殺した」と来る。 桜庭さんて、ほかの作品もそうなんだけど、最初の一行がすごいうまい。 もうのっけから引っ張り込まれる。 (で、中二、というだけでなくこの十三歳という年齢が後からまたすごく意味を持ってきたりして、感服)。 主人公の女子中学生、義理の父は飲んだくれで暴力的、母はいつも疲れていて不幸をアピールし続けている、かなりつらい家庭環境。 なのにけどどこかタフで、悲劇のヒロインにはならず、どこか客観的に自分のことを見ている。 抱えている事情とは裏腹に、クラスではお笑い担当で友達も多い。 その主人公に、同じクラスの、普段は目立たない少女が近づいてきて・・・。 現実があまりにひどいから、少女たちは嘘で身を守ろうとしている。 でもその虚構の鎧がはがされたとき、自分たちの小さな手で弱々しく闘わなくてはならない。 勝てば生き延びて、大人になれる。負ければ死んでしまう。 そういう追い込まれた状況で、泣いてぼろぼろになりながらも敵に立ち向かっていく少女たち。 最後はよかった。あれでよかったんだよ。

    1
    投稿日: 2013.12.03
  • 秘密を共有する二人

    ミステリー色は強くなく、トリックや犯人当てといったものはありません。強いていえば、女子中学生二人の奇妙な友情物語、といったところでしょうか。「書籍説明」にもあるように、殺人を犯してしまった主人公と変わり者の友人(?)・静香を中心に話が進んでいきます。 著者は女性だけあって、少女の心情を描くのが非常に上手いです。読んでいて、思春期独特の不自由さややりどころのない感情を思い出しました。同著者の「砂糖菓子の弾丸は打ちぬけない」が好きな方なら、本作もきっと楽しめると思います。

    7
    投稿日: 2013.10.23
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    少女が主人公なのに初めから漂うあきらめにも似た雰囲気が生々しい。 DV気質の義父、遺産を独り占めするために殺そうとする男。 2人とも本当に「死んじゃえばいいのに」と思ってしまう。 最後は罪の重さに耐えきれず、自首する主人公2人だけどホッとしてしまった。 自首するような良心さえなければ2人は本当に化け物になってしまうから

    0
    投稿日: 2013.07.14
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    物語の中には閉塞感が付きまとい、主人公は美しい島という自然の監獄にとらわれているようだ。抜け出せず、どうにもならない息苦しさを感じ、希望の光が見えたときもあったが、それも物語と共に幕を下ろされる。少女二人がどうなるのか気になり、夢中で読み進めることができた。終わりはあっけなく急なものだったが、それは少女たちの気持ちとシンクロさせるためだったのかもしれない。

    0
    投稿日: 2013.04.13
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    まあまあ面白かった。 最終行の手前までは。 ラストはまさかの放り投げ状態で、ある意味非常にびっくりした。 何あれ? ネタが思いつかなくてぶん投げたとしか思えない終わり方だ。

    0
    投稿日: 2012.10.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    主人公の義父が死ぬところまでは面白かったんだけどな。 最後は静香は普通の子みたいになっちゃうし、だんだん尻すぼみ。 主人公の母親の描写も何か変。娘に向かってああいう事言わないよね、というセリフばかり。 文章は読みやすかったけど、別の作品を読んでみようとは思わないな。

    0
    投稿日: 2012.09.19
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    読みやすい。 桜庭さんの本は2回目だけど、たまに読みたくなる感じ 誰を信じるか、何を信じるか 人付き合いは大変だ

    0
    投稿日: 2012.05.27
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    中学二年生の一年間で、あたし、大西葵十三歳は、人をふたり殺した。 夏休みにひとり。それと、冬休みにもうひとり。 武器はひとつめのときは悪意で、もうひとつめのときはバトルアックスだった。それであたしが思ったのは、殺人者というのはつくづく、少女には向かない職業だということだ。あたしにはまじでわからない。どうして少年犯罪とかで捕まる同世代の男の子ーしかもマッチョな体育会系じゃなくてどっちかっていうとヒョロメガネーが、ぜんぜん飄々としてぶるってないのか。 あれがゲームのう? でも、あたしもゲームやってるのに。 あたしはもうだめ。ぜんぜんだめ。こわくて、どうしたらいいかわからなくて、いまにもからだが勝手に生命活動を停止してしまいそう。 少女の魂は殺人に向かない。誰か最初にそう教えてくれたらよかったのに。だけどあの夏はたまたま、あたしの近くにいたのは、あいつだけ。

    0
    投稿日: 2012.04.11
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    島の夏を、美しい、とふいにあたしは思う。 ー強くなりたいな。強くて優しい大人になりたい。  力がほしい。でも、どうしたらいいのかな。 (用意するものは××と××です、と静香は言った。)

    0
    投稿日: 2012.04.01
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    電子書籍ではじめて最後まで読んだ。 紀伊国屋のビューアは案外読みやすい。 iPhone でもOK。 おっと、本のレビューだが この職業は少女には向かないよ... 発想は奇抜で面白いよ。

    0
    投稿日: 2012.02.08
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    中学生の少女の闘い。読みやすかった。面白かったけど、ちょっと物足りないと感じた。けっこうドロドロしてるけどそれを感じさせない文章はいい。 そして中学生女子の描き方がリアルでびっくりした(笑)こんなんだったな…。

    0
    投稿日: 2011.12.04
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    中学二年の葵はこの一年間に人を二人殺した。これは、ふたりの少女の、血の噴き出すような闘いの記録。 普通の少女たちが殺人に手を染め、少女だからこそ破綻してしまう話。稚拙な犯罪計画を練りながらも、動機は真に迫るような、そんなストーリーでした。

    0
    投稿日: 2011.12.02
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    「砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない」が好きなひとなら好きだと思う。 同じように、ゴスロリ衣装に身を包んだ、だいぶ変わった子が登場して、ひとが死んじゃうお話です。 おとうさんのクズっぷりがすごい。

    0
    投稿日: 2011.11.15
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    少女たちはぎりぎりのところで、やった。 せつないな。 二人目の計画には少し笑ってしまったけど…。 桜庭さんの他のものを読んでみようと思った。

    0
    投稿日: 2011.10.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    少女には向かない職業。。。殺人者。 二人の少女が殺したい人とは???ってかこれ白夜行じゃない?? 「絶望を人間にした姿。」には笑ってしまったけど最後の結末ま白夜行してて。。。なんだかな。。。

    0
    投稿日: 2011.10.16
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    プロローグで破滅的な結末は予測できる。破滅に向かって転がるストーリーを飽きさせずに読ませるには作者の力量が必要だが、この作品では遺憾なく発揮されている。中学二年生の語り口らしい文体に季節感を乗せた文章が巧み。ストーリーのテンポのよさも相まって引き込まれてしまう。これ以上長いと間延びしたのだろうが、ちょうどいいボリュームが結末のやるせなさを引き立てている。サスペンス色濃い最後のシーンはページをめくる手が止まらなくなった。 読み終わって赤川次郎の「殺し屋志願」を思い出した。

    0
    投稿日: 2011.08.04
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    静香の話の元ネタを知らなかったので、まんまと騙されて読むことができた。伏線もまぁそれなりにうまく回収されてて面白かった。警察官のおじさんがいいキャラだなと思った。

    0
    投稿日: 2011.07.31
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     母親と、アル中の義理の父親と暮らす中学生の少女・葵。学校ではお調子者で通っていたが、実は内向的な性格で、言いたいことがあってもなかなか言えずにいた。  夏休み、同じクラスの図書委員・静香と知り合い、秘密を共有してしまう。  うーん……桜庭さんのライトな読み物は、以前読んだ「推定少女」のときも感じたけど、わたしにはライトすぎて苦手かも。  少女の持つ苛立ちとか、アイデンティティが不確立でふわふわしてるとことか、友達とはしゃいでるときの万能感とか、きっと中学生を経た女性は「わかるわかる!」って膝を打つと思う。いっそそんな青春小説にしちゃっても良かったのになー。  桜庭さんの書く少女たちは不安定で危うい。

    0
    投稿日: 2011.07.11
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    作者の文章は毎回的確で、わかりやすく、情景も浮かびやすい。 ぐいぐい引き込まれる。ラストはどうなるのかな。と思わせられるくらい予測不可能な物語だった分、ラストが拍子抜けした感じが否めない。 まぁ、そのラストが一番正しい物であることは確かだけれども。

    0
    投稿日: 2011.07.03
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    これはちょっとどうとらえていいのかわからん。 ラノベっぽい薄さと軽さ。 なのに静香の存在はグロくて重い。その辺にいそうなまっとうさとクレイジーさをかねそなえていて気持ち悪い。 この感性は理解しづらいなー。 カトリーヌ・アルレー「わらの女」

    0
    投稿日: 2011.06.20
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    同じ桜庭一樹さんの「砂糖菓子の~」とすごい似ていた気がした。 いい意味で。あの作品も好きだったので。 ラストが・・・とかいう意見もありますが私はあれでよかったと思う。最後の台詞がまたいい。 少女の鬱屈した思いというのがよく伝わってきてよかった。

    0
    投稿日: 2011.05.28
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    主人公の大西葵(13歳)は2人の人間を殺してしまう。 夏休みに1人(義理の父親)。 まぁ、コレは故意のような過失のような感じなんやけど、、、。 その時、葵のそばにいたのは宮乃下静香。 その静香に頼まれて(?)、冬休みに、もぉ1人。 静香の従兄弟の浩一郎さん。 こっちは、故意。 しかも、浩一郎さんも静香に殺意を持ってたり、、、( ̄□ ̄;) 初めて、桜庭一樹さんの作品を読んだんやけど、、、 嫌な感じじゃないザワザワした感じが読んでいくウチに広がっていくよ。 『次は?次は?』って夢中になって読んでしまった( ´艸`) 前々から気になってる『赤朽葉家の伝説』も読んでみようかなぁ?

    1
    投稿日: 2011.02.09
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    主人公の中学生の葵が、2人の人を殺してしまう過程を描いた本。 共犯の同級生のミステリアスさや、他の女友達、隣のクラスの人気になりつつある男子との交流も、結構リアルに表現されています。

    0
    投稿日: 2011.02.08
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    えぐういなあ やっぱりどんな理由であれ人殺しちゃだめだよね お義父さんすごくいやな人だし大人とは言えないと思うけどそれは殺していいのとは違うと思う 多少はざまあみろって思ったけどね^^; お母さんも自分勝手だな~ ゴスロリちゃん(名前なんだっけ)も案外計画雑ですね 中学生らしいというかなんというか 女の子2人で成人男性ばれないで殺すのってちょっとムリだよ

    0
    投稿日: 2011.02.02
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    つっ、と鋭い刃物を背中にあてがわれた気がした。 主人公・葵の抱く殺意に、ものすごく同調してしまったから。わたしのすべてを、葵が引き受けてくれたような気持ちになって、すこしすっきりしてしまった自分が居る。 そういった意味で、この本はとても怖かった。生々しいのは表現だけでなく、多分このお話にでてくるすべてのひとの気持ち。 惜しいのは、後半部。 展開を急ぎすぎた感は否めないと思う。 でも序章は秀逸だと感じる。 他の作品も読んでみたくなりました。

    0
    投稿日: 2011.01.27
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    少女には向かない職業と聞いて もし人を殺めてしまうこと(殺人請負人)だと連想したら貴方は この小説を読むべきでしょう  俺がそう連想したように とある少女はただ家にいて酒を飲むだけの義父と パートでいつも愚痴ばかり言う母に反発しており ただ漫然とゲームをしたり友達とだべったりすること に楽しみを見出していた そこに一人の少女(さつじんしゃ)が現れ とある少女の人生と交差した時 物語は大きく動き出す 「強くて優しい大人になりたい、力が欲しい」 そう願った少女が得たものはきっと悪意と武器と 色を失った日常生活であったのだろう←ここ重要 思春期の少女達の内面をまざまざと描き出す 才能には目をみはるものがあり また全ての文章になんらかの意図が隠されているかのような 予断を許さない文章展開で読み応えのある一冊でした 続きはあってもよかったかもしれません

    0
    投稿日: 2011.01.19
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    中学2年生の1年間で、あたし、大西葵13歳は、人をふたり殺した――。これはふたりの少女の、血の噴き出すような闘いの記録。痛切なストーリーが胸を抉る衝撃作。

    0
    投稿日: 2011.01.14
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    読み終わった後も、「救われない」という辛い心情でいっぱいでした。主人公たちの置かれた立場や本当の姿を完璧に理解している人がいない。それは誰にでも当てはまることだとは思うのですが、そのことがこのような悲劇を引き起こしてしまったような。

    0
    投稿日: 2010.12.13
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    思い通りには決してならない世界がなぜか面白かった。 http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-168.html

    0
    投稿日: 2010.11.22
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    中学2年生の大西葵は,血が繋がっていない父をずっと憎んでいる。 あるときクラスメイトの宮乃下静香から,ぜったいみつからない人の殺し方を教えてもらう。 桜庭一樹は人気ライトノベル作家とのこと。 登場人物の設定がそこそこディープなのに, ストーリーは軽すぎないか?という印象。 なんだか不満。

    0
    投稿日: 2010.10.18
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    今年の読書感想文に選んだ本。 少女達の気持ちの描写が綺麗で、 なんかすごく賛同できた。 ラストはなんか丸投げされた感じ。 でもこの後味は私的には大好きですw

    0
    投稿日: 2010.10.03
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    これは、ふたりの少女の凄絶な《闘い》の記録。 ときわ姫さんにオススメされましたので読んでみました。 桜庭さんはラノベ出身だったのですね。そのせいかとてもさらさらと読めました 「賛否両論のラスト」とのことでしたが、こういうお話・ラストでしたか~。 現実でも親殺し、子殺しのニュースが世間を騒がせていて「またか」と思ってしまう今日この頃。 もちろん肯定するつもりはありませんが、さつじんしゃになってしまう少女の心の動きがとても丁寧に描かれていて、そうせざるを得なかった、という気にさせられてしまいました。 そして中学生の女の子たちの行動や考え方のリアルさにはびっくり。 すでに20年くらい経過しようとしていますが、「そうだったそうだった」とうなずくことしきり。 今思えば3年間なんてあっという間ですが、あのころはその世界がすべてで、永遠に続くような気がしていました。 こどもなりにいろいろ大変だったんだよねぇ。。。 このお話はこのラストでよかったです。 きっとこの表紙のような気持ちで前へ進める日がくると信じています。

    0
    投稿日: 2010.10.02
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    内容(「BOOK」データベースより) 島の夏を、美しい、とふいにあたしは思う―強くなりたいな。強くて優しい大人になりたい。力がほしい。でも、どうしたらいいのかな。これは、ふたりの少女の凄絶な“闘い”の記録。

    0
    投稿日: 2010.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    中学2年生の1年間で、あたし、大西葵一三歳は、人をふたり殺した。---どうして少年犯罪で捕まる同世代の男の子はぜんぜん飄々としてぶるってないのか。---わたしはもうだめ。こわくて…。少女の魂は殺人に向かない。そんな衝撃的なプロローグで始まる、ある少女の夏から冬にかけての記録。母親は今どきらしい自己愛のみのただの女で母性なんてない。義理の父は元漁師で今は酒浸り、暴力をふるう怪物。学校ではお笑い担当という明るい面を見せているが、本当の顔は見せられない。仲の良かった幼馴染には最近彼女ができた。夏休みのある日、これまで全く接点のなかった目立たないクラスメイト宮乃下静香と付き合うようになってから、葵の運命はひとつの方向に向かって動き出す。葵の家庭は酷いもので同情を禁じ得ないが、彼女の語り口が軽いので、陥っている状況の暗さがあまり感じられない。表面的でどこか薄っぺらいような印象も全体的に感じるが、その流れで二つの殺人が起こってしまうことに、どうしようもない無力感と無念さがある。表面上はなんともないような葵が、時々発散させる怒り(山羊に殴りかかったりアルバイト代を盗んだ父親を罵倒したり)は危険信号だったのか。静香の告白…裕福な老人の家に遺産狙いでもぐりこむ…どこかで聞いた話だと思ったら…某サスペンス小説を静香がアレンジしたもの^^;。あれ?でもそういえば肝心なこのタイトルの元ネタは全くオマージュされてないのね…。自分の受け取り・読み取り力不足のせいかもしれないが、巷の評判ほどには面白いと感じられず、なんとなく納得のいかない物足りなさが残ってしまったのが残念。

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    投稿日: 2010.08.31
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    暗い話だけど、さらっと読めてしまった。 少女の追い詰められてる感(環境的・心理的にも)が、すごいウマイと思う。桜庭さんは、この年頃の、ぐるぐるドロドロした感じを書くのがホントうまいと思う。

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    投稿日: 2010.07.19
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    中学2年生の1年間で、あたし、大西葵13歳は、人をふたり殺した-。これは、ふたりの少女の、血の噴き出すような闘いの記録。痛切なストーリーが胸を抉る衝撃作

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    投稿日: 2010.06.27
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    泣ける本、というより、泣きそうになる表現ばっかりの本。平気なんかじゃない、けど逃げる場所なんてない。 心をすり減らさずに生きることって、無理なんだ、きっと。 絶望だけじゃないけど、だからこそ生きるのは苦しい。

    1
    投稿日: 2010.06.24
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    若い頃には感じていた、独特の閉塞感というか、行き場の無さ、帰る場の無さなんかを思い出させてくれる。 年齢相応の思慮の足りなさも含めて。 折角の地方都市なんだから、多少は方言を入れて欲しかったなと思う程度の不満しかないかな。地元民としては。

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    投稿日: 2010.06.20
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    ある島に住む女子中学生が、 あまり話をしたことのないクラスメイトと 「殺人」について話し合い、 殺したい人はいないか?どの様に殺すか?など、 どんどんと・・・堕ちていく、はまっていくストーリーです。 どこにでもいる中学生の不満と日常会話や、 「キレる」と表現される人たちの形成、 中学生にして感じる、貧富の差や差別感、疎外感・・・ これとは別に、実に暖かく見守っていくれる大人の存在・・・。 何気ない描写の中にいろいろな感情や背景が描かれています。 そして、良心の呵責! ほぼ1年間の出来事を、一気に読み込めます。 大人が冷静に見れば「思慮浅い」のかもしれませんが、 「キレる」のは、別に子供だけじゃありませんし、 考えが浅い大人も存在します。 淡々とした展開に、かえって現実味があります。 職業・・・確かに少女には向かない職業です(笑

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    投稿日: 2010.06.19
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    5月19日読了。「このミステリがすごい!」2007年版の第20位の作品。田舎の島で母と義父と暮らす女子中学生・葵。風変わりな図書委員・静香が彼女に示すアドバイスと、その結果は・・・?どんづまりの日本の田舎の風景描写と、どこにも行けず何者にもなれていない少女の内面の描写に文体を含めリアリティがある。少女の夢想・独白めいた浮遊感のあるお話ながら、その裏側では木造家屋とよどんだドブ川がたゆたっているような?懐かしいような感覚もある。『バトルアックス』という、現実離れしてかつ剣呑で不穏なアイテムの使い方もうまいと思う。ライトノベル作家出身の作者にとっても転機となった作品のようで、楽しめた。

    0
    投稿日: 2010.05.19
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    いわゆるひとつの中二病。 だが、ちょっとした弾みで、それが真実になってしまったとしたら。 想像の中だけの出来事が、真実になってしまったならば…。 中学生の心で、その現実に耐え切れるだろうか。 まあ、大人になったとしても、心まで大人になることができている人間が、どれだけいるかは怪しいところですけどね。 弱い、弱いよお母さん。 母として、あまりにも弱すぎる。 見ろよ、目の前を。 いつまでも中二病の世界にはいられないのだから。 子どもは大人を困らせるもの。 だけど、それは大人にとって決して迷惑なことだけではない。 大人にとって、子どもに困らせられるのは、大きな喜びでもあるのだから。 その喜びを感じられないなんて…。 人生損してるよ、お母さん。

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    投稿日: 2010.05.14
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    タイトルで敬遠してたけど、一度読み始めたら止まらなくなった。 最後は屹度、あれで良かったんだろうと思う。

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    投稿日: 2010.04.18
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    初・桜庭一樹。おもしろかった! ラノベ出身らしいリーダビリティの高さだけど、それだけじゃない、みがつまってる。2人の少女もリアリティある。ラストは救済だと思う。

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    投稿日: 2010.01.27
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    一応ミステリらしい。殺人事件起こるしね。ドラマ化もされた。 少女の殺人が描かれた後、投げっぱなしジャーマンスープレックスを喰らったような読後感は嫌いじゃない。

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    投稿日: 2010.01.22
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    この物語における謎は「誰が嘘をついているのか?」という部分だけなんだよね。あとはちょっとしたサスペンス展開、か。だけどこれがものすごく読ませてくれる。ラストまで二転三転、展開はぜんっぜん分からなかったし。さくさく読めて、だけど軽すぎない雰囲気の文章も良いぞ。 でもってこのラスト。これにはなんだかほっとしたなあ。少年犯罪テーマになるわけだけれども、こういう結末だと本当に安堵してしまう。

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    投稿日: 2010.01.14
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    葵が静香にここまで従うのが釈然としない。確かに、義父が死んだことが脅しになるかもしれないが、状況的に難しい。やはり、葵のおかれた周りの影響からの、心の揺れなのだろうか。中学生という、心身共に成長する微妙な心理をよく描いているのだろう.

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    投稿日: 2010.01.08
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    戦う少女達のお話。 境遇は違うとはいえ、元・少女としてはリンクする部分多数。 あの嵐のような感情を、どうしてこの人はこんなにも鮮明に描けるんだろう。 少女時代にこの本があったら、私のバイブルになってたと思う。 ずっと夢の中のようだったのに、ラストでグッと現実に引き戻された感じ。 あのラスト ハッピーととるか アンハッピーととるかで その人のバックボーンがわかる本だなぁと思いました。

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    投稿日: 2010.01.04
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    中学生口調が、そんなに嫌な感じじゃなく、すんなり入ってきた。 くそ親やくそ社会、そんな中で中学生はどうやってやりすごしていくのか。 キレる14歳なんて、社会現象みたいに言われた時代があったけど、 悪いことをしちゃったら、ばれるんじゃないかとドキドキ気が気じゃない、 まして、くそ親とはいえ人を殺してしまったことに、 ずっと押しつぶされそうになっている。 最後は、ちょっとつらかったけど、 これで楽になれるんじゃないかな。

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    投稿日: 2009.10.21
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    帯の文字に一瞬どきっとさせられる。 桜庭さんのキャラクターはいつも独特で誰にも真似できないと思う。 インパクトのある一文、雰囲気の出るセリフ。 最後は逆転の逆転の…

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    投稿日: 2009.10.14
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    内容とうってかわって、このカバー(表紙)がいいね。 山口県の下関と橋で繋がってるっていう舞台の小さな島から見た空みたいだね。 すごく気持ちいい青空。 ほんのいたずらから事故でアル中の養父を殺してしまった主人公の葵。 葵にいたずらを仕向けた宮乃下静香が「私も殺したい人がいるの。--次は葵の番だよ」「葵、助けて--」 田中颯太くんにほのかな恋心を抱いてる葵ちゃんと、颯太くんはくっついてほしかったんだけどなぁ(笑) つかクラスの女子って感じ。 義務教育受けてきた人たちならこーいうのわかるなぁって思う。 思春期特有の面倒くささ。 大人になっても、こういう人間関係の面倒くささってあるよね。 けど、違う世界には刺激的な面白い人もたくさんいるょって言ってあげたくなる。 親の庇護下にあるって、やっぱり弱いよねぇ。 守られてるってもいえるけど、環境によっては逃げ出したいけどできないし自由じゃないよね。。 後味がちょっぴし悪い。 殺人者だなんて。 後味の悪さがあるので、私的には砂糖菓子の弾丸〜が好き。 けど、町はこちらの方が好き。 島の夏は、美しい。

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    投稿日: 2009.08.13
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    私は人を二人殺した。夏休みに一人、冬休みに一人。人殺しは、少女には向かない職業だ―― 初桜庭一樹。ミステリというより、完全に青春小説だなーと。プロバビリティの殺人からの共犯関係や、中学生くらいのめんどくさい友人関係、よくわからない息苦しさ、家の中の閉鎖的な空気、「友達」に対する感情などなど、いたるところで「あーあるなーわかるなー」とか「いいなー」と思ったりで面白かったです。 これは殺人がメインじゃなくて、女の子の友情のややこしさ、みたいなものを語ろうとする小説だと思います。

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    投稿日: 2009.07.10
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    図書館にて。 この人の作品なので、一筋縄ではいかないとは思っていたけど案の定…。 そう来たか!! これはこの人にしか書けないでしょう。 山田悠介ほどふざけてないし、学園ものなんかでは決してない。 救いがないと言えばそうだけど、友情を信じる二人の絆が伝わって良かった。

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    投稿日: 2009.07.07
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    「あたし、大西茜13歳は、  中学2年生の1年間で、  人をふたり殺した。」 その前に読んでたのが『空の境界』という厨2テイストのキツい作品だったので、この帯のコピーを見た時には、またぞろ陰惨な話か、あるいは十代の自己陶酔話かと思ったんですけど、本編の書き出し最初の3行に 「中学2年生の1年間で、あたし、大西茜13歳は、人をふたり殺した。 夏休みに一人、それと、冬休みにもう一人 武器はひとつめのときは悪意で、もうひとつのときはバトルアックスだった」 とあって思わず吹いた。 戦斧て。 まぁ事実関係だけ追えばこの書き出しの通りの内容なんですけど、不思議と印象に残るのは登場する少女たちの健全さで、その、どこまでも肩透かしな感触が心地よかった。 そして健全であるが故になんだか肝心な所でカッコがつかない。 友達とたむろしててもしょせん狭い街の中のマックかゲーセンだし。 ゴスロリファッションでキメても世間の些事を達観しきれるわけでもないし。 男子はマンガみたいに良いタイミングで優しい言葉をかけてくれたりしないし。 人を殺したら死ぬほどブルっちゃうし−−−。 そのカッコがつかない情けなさというのが実に中学生らしいというか、万人の中学時代に共通する普遍的な感覚であって(高校生とかだとしっかりしてるキャラクターならそれなりにカッコついちゃうんだよね) 、それが殺人という特殊な題材を扱っていても読者が身近な感覚を維持しながらすんなり読んでいける理由なんだと思いました。それこそがこの作品の持ち味なんですよね。 でもネット見るとさぁ 「切ない少女の殺人」だとか「ミステリ」を求めて読んで期待外れだと怒ってる人は意外と多いんですよね、コレ。まぁ一方では「少女の壮絶な戦いの記録に感動」みたいなそれはそれで、ソレ違くない?っていうまっすぐ君の意見もあってそういう層に対する反発もあるのかも。 まー大人から見れば中学生らしいカッコつかなさはノスタルジーの対象だけど、日常からの飛翔を求める現役中学生や高校生からすればさして楽しめないものなのかもしれないですしね。 でも「切ない〜」云々はバトルアックスの時点でおかしいって気づこうよ!

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    投稿日: 2009.06.21
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    これは安定しているなあ。 伏線の張り方も丁寧っていうか分かりやすいし、いろんなエピソードが有機的に繋がっている感じ。職人技みたいなのを感じる。

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    投稿日: 2009.06.16
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    中学二年生の大西葵は、夏休みと冬休みに人を一人ずつ殺した。 夏休み、友人になったばかりの図書委員・宮乃下静香と話し、家にいる義父を見られてしまったところから葵と静香の殺人計画は始まる。 それはちょっとした、悪意だった。 少女二人による殺人計画には、葵と静香の苦しみや悲しさ怖さなど心情が細かく描かれていて、話に入りやすかった。 最後まで駆け抜けるようなスリリングな展開と、話が終わったあとのあと引く感じがとても良かった。

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    投稿日: 2009.05.10
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    最近好きなモデルさんで桜庭一樹さんのことを好きな人がいるので、 すごい気になってたんですけど、手にとらずにいました。 でも、今回とうとう読んじゃいました! ブラックで特徴的でおもしろいかんじだなーって。 ちょっと冷たいかんじなんですよねー。 たぶんこーゆー作品を書く方なんだなーって思って、気になり始めました(^^) まだ自分のなかで掴めてない部分もかなりあるけど。 この作品の主人公の性格とゆーか本心の気持ちは何だか少し共感出来ました。 ラストは予想外だったかな・・・?

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    投稿日: 2009.05.07
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    「強くて優しい大人になりたい。力がほしい。でも、どうしたらいいのかな?」 どんな話かと思ったら、なんとなーく読後は寂しくなってしまう。 あまりにも少女たちが不幸すぎて。 一体どうなるのか、気になりすぎて一気に読んでしまったけれど、それにしても少女たちが不幸だなー。 家庭環境もそうだし、こんなにも中学生の人間関係ってギスギスしているんだっけって思っちゃった。 【4/18読了・初読・大学図書館】

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    投稿日: 2009.04.18
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    中学生の少女がいろんな人間の間でいろんな価値観や感情にぶつかって揺れる。 心理描写が生々しい気がする。こんなものなのか・・・? 強烈に新鮮で印象的な本でした。 何処にも救いが無い、でもそれでいいような気がします。

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    投稿日: 2009.02.11
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    ちょっと怖い 話しはエグいはずなのに、あんまり悪い気分にはならない 文章が綺麗だからかな? 桜庭さん好きだー

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    投稿日: 2008.12.24
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    救いがない。 憎しみと悲しみしか残らない…。 それを狙って書かれたんでしょうけどね。 啓発の意味で、YAコーナーに残します

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    投稿日: 2008.11.16
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    女の子の気持ちがよく読めてるなぁって思った反面 喋り口調の書き方が読みにくかった; 一瞬の風になれもそうなんだけど。 これって軽いのかなそれとも重いのか?

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    投稿日: 2008.10.03
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    不思議な友人と共に殺人(?)をおかす少女。友人の家族の秘密。主人公葵の家庭の問題。狭い島の中で起きる事件。最後はあれで良かったんだろうな(笑) 船橋図書館

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    投稿日: 2008.09.30
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    桜庭一樹さんの本だったので読んでみた。ミステリーというほど恐ろしいことはないのだが、でも人間の心の中に潜む恐ろしさが描かれていると思う。中学生の頃ってこんなかんじもあったなあと誰しもが思う要素が含まれている気がする。

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    投稿日: 2008.08.29
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    面白かったんだけど砂糖菓子のほうが好みかも あと私はつい数日前まで桜庭さんを男だと思ってました 何だか作家さんに対しての性別の意識がいろいろずれてます

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    投稿日: 2008.08.14
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    直木賞受賞記念ということで、読みたい作家でした。ようやく図書館で借り出し、読みました。ライトノベル(?)ということで、1日で読了。内容は少女の殺人の話で暗いはずなのですが、青春の一こま。しかも「島」にする中学生の。で、、まあまあの読み応え感のある作品でした。受賞作を読むのが楽しみ。

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    投稿日: 2008.08.08
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    中学生の女子二人が殺人を犯す物語。 最近、中学生くらいの子の心理に興味があり興味深く読みました。 でも、どうかなあー。「赤朽葉」なんかに比べるととてもあっけない物語。心理描写もまあ普通かな?少女の閉塞感はよく出せてると思います。 「ママが一番大事な人が誰かを知っている。それは娘でも、死んだ夫でもないし、あの新しい恋人でもない。きっと若いころの自分なんだ」ではじまるくだりは「母親になりきれない母」をよく描いていて印象的でした。

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    投稿日: 2008.06.12
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    桜庭一樹の上昇作である一作。 桜庭一樹が元々ライトノベルの出という事で、ジュブナエル色の強い一作ではありますが かなり面白い一作。 帯には、『私の男』、『赤朽葉…』の原点なんて事が書かれていますが、それはちょっと違うかもしれない 文章的には、まだ稚拙な部分も在りますが少なくともかなりの良作には違いありません。 今の桜庭とは、少し違う桜庭作品を読むことが出来ることは確約できます。

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    投稿日: 2008.05.26
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    少女故の危うさ。 話はどっしり重くなってしまっても不思議じゃないのに、実際この小説では多少軽い感じになっています。 私は中学生の頃不満だったことを思い出し、少し懐かしくもなりました。

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    投稿日: 2008.05.15
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    砂糖菓子と構造が似ている気がするんですが、こっちの方が有体にいって面白くないので時間がない人は読んではいけません。

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    投稿日: 2008.05.06
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    20080430読了! いま旬の人ですね。 わたしは今回はじめてこの方の作品を手に取りました。(読書日記だけ既読。日記はちょうよかった!) 現在、直木賞さくひん「私の男」が積み本になっちゃってるわけですが、友人から 「いきなり"私の男"を読むと不幸になるぜ!」といわれました。 意味がわかりません。 でも、いちおう助言をたいせつにして、2,3作品消化してからいってみようかと。 うーん、静香さんのつくりが甘い。 静香のフルネームに「さつじんしゃ」とルビをふるほど、彼女はさつじんしゃではなかった。 むしろ主人公がさつじんしゃなわけで・・・静香はそそのかしてただけだよなあ。 あと、さいごに主人公たちが落ちるのもいやだなぁ。 最後の展開にドキドキしてたぶん、落ちちゃってざんねん・・・ ここはなにもなかったかのように日常に溶け込んでほしかった(←わたしのこのみにより あと、お兄さんの書きようがもうちょっとあったかなとおもってしまう。 なんだかあまりにも存在感がなさすぎてなー。要なのに。 おじいさんを殺したところの顛末にも手を入れて欲しい。 ・・・うーん、わたしが望むとどの作品も大長編希望、みたいになってしまうので、ラノベ愛好層をねらったんだとしたらこれでじゅうぶんなのかも。 文体がキラキラキラキラしていてまぶしい。 なんともきれいなぶんしょうを書くひとだなあ。 夏の描写がもんのすごくよかった。 一人称での文章展開のきれいさは、ここ数ヶ月よんだ作品のなかではダントツでした。 小説もいいけど、このひとは詩作もむいているのかもしれんです。 ストーリー的にいまいちピンとこなかった一作目ですが、つぎ「青年のための読書クラブ」です。 そのあと2,3読んで、直木賞よんで、それから赤朽葉家です。 わあ!積み本が増えてる・・・Orz

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    投稿日: 2008.05.01
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    何かぞっとする内容だった。 でも、人をそーゆー気持にさせるような文章かくこの人はやっぱり凄いと思う。

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    投稿日: 2008.04.19
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    ☆2008・3 う〜んと唸らせる内容でしたぁ。舞台が殺伐とした都会じゃ無いトコが反って好かった。 中1の女子のやるせない気持ちが泣けます。母や友人とのやり取りで自分を見失ってる葵。 本当の自分を認めてくれる唯一の友(?)静香。バトルモードを隠していても、真実は少女でしか無い結末が泣かせます。

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    投稿日: 2008.03.31
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    ライトノベル出身作家だけあって、ミステリ・フロンティアで創刊されてますが、中身はとことんライトノベル風味漂ってます。これってミステリ?まぁ、これに限らず、ミステリ・フロンティアから出てる本って、ミステリなのかわかんないとこあるけれど。それに、設定的に貴志祐介の『青の炎』とついつい比べてしまう。比べたうえでの印象の薄さや、中身の軽さに辟易してしまった。そもそも凶器がバトルアックスって。バトルアックスってどんなのかがわからなくて調べてみたら・・え?どっかのゲームの武器?なんでわざわざそんなものを用意する必要があるのかと!!!そのへんがどーも気に入らない!!そういう面を含め、中学二年生の女の子が、人を殺さざるを得ない状況に陥り、実際に殺してしまうまでの心理描写が、どうも弱い。そこを一番のウリにしているはずなのに・・。

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    投稿日: 2008.03.18
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    あのころの。 弱さとか残酷さとか、大人に対する憧憬や反発心とか。 そこを駆け抜けた今では「青春だった」と言えなくもない、13歳の1年間。 この閉じられた年齢だからこそ起きてしまった殺人。どこまでも痛く、哀しい。

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    投稿日: 2008.03.12
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    なんじゃこら。 直木賞もたいしたことないな。 クラスメイトのミステリアスさのみが際立つ作品。

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    投稿日: 2008.01.28
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    突き刺さる。思春期特有の閉塞感、息苦しさ、少女であること、子供だからこその苦しみ。桜庭一樹氏の作品では一番好き。

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    投稿日: 2008.01.25
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    タイトルとラストがいい。ちょっと飛んでるだろうという設定もあるけど、ライトノベルの軽さが抜け切れてないけれど、それもまた活かせてると思う。作者は男性かと思ってたら、偶然女性と知りました。へーそうなんだ。

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    投稿日: 2007.12.26
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    最初は子供がひたすら人を殺していく、という雰囲気だったがそうでもなく、なんだかリアリティを感じる展開。可哀想。

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    投稿日: 2007.12.14
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    【美しい島の夏。強くて優しい大人になりたいそんな思いを抱くあたし大西葵13歳は 中学2年生の1年間で人をふたり殺した―。 これはふたりの少女の血の噴き出すような闘いの記録】 感想としては読みやすかったです。 表紙もそうだけどすごく夏!って感じで でもラストは冬で・・私の田舎の景色が ずっと浮かんでました。 ただ、養父に対してはそんなまどろっこしい事しなくても隠せばいいじゃん!!と思ったり。 つーか、親父も普通肌身離さず持ってるだろうよ!と思ってみたり。ちょっと現実感が薄かったかな。

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    投稿日: 2007.11.03
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    一章読みながらぼろぼろ泣いた。泣けるポイントあった?と聞かれたら困りますけど(笑)葵に過剰すぎるほど感情移入しすぎたのかもしれません。わたしきもちわるいな〜!笑 

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    投稿日: 2007.10.20
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    なんか絶対ありえないんだけど葵の心理描写とか静香のツメの甘さからかなぁ、ありなくなさそうで気持ち悪くて好き。

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    投稿日: 2007.09.23
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    中学生の少女が2人の人間を殺したと・・・。そんな簡単に人間は殺せない。そこを本にしちゃうところが小説なんだろうな・・・と。ま、それはともかく、実はけっこう面白く読んでしまいました。少女の行く末が気になります。。。

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    投稿日: 2007.09.21