
総合評価
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powered by ブクログ『プロローグ』 ・人間は何のために生きるのか.私は,心を高めること,魂を磨くことにあると答えたい. ・試練を「機会」として捉えることができる人―そういう人こそ,限られた人生をほんとうに自分のものとして生きていける. ・人生・仕事の結果=考え方(一番大事)×熱意(努力する心,後天的)×能力(先天的) ・当時の私は,寝ても覚めても研究に没頭し,それこそ「狂」がつくほどのすさまじい勢いで働きました. ・絶えず自分を律することが不可欠.一生懸命,誠実,まじめ,正直…そうしたシンプルで平易な道徳律や倫理観をしっかりと守ること,生き方の根っこに据えることが必要. 『思いを実現させる』 ・求めたものだけが手に入るという人生の法則.人生はその人が考えた所産である.心が呼ばないものが自分に近づいてくるはずがない.だれよりも強く,身が焦げるほどの熱意を持って,そうありたいと願望する.並みに思ったのではダメ.寝ても覚めても思い続ける. ・「楽観的に構想し,悲観的に計画し,思い切って行動する」 『原理原則から考える』 ・人生も経営もその原理原則は同じで,しごくシンプル.「人間として何が正しいのか」というポイントに判断基準をおき,それに従った. 『心を磨き,高める』 ・正しい生き方とは,けっして難しいことではない.ごく当たり前の道徳心をきちんと遵守すること. 『利他の心で生きる』 ・おのれのことは脇に置いて,まず他人を思いやる,あたたかな心の発露.人間はもともと,世のため人のために何かをしたいという善の気持ちを備えているものです. 『宇宙の流れと調和する』 ・人生には,大本で制御している「見えざる手」が二つある.一つは人が持つ固有の運命.もう一つが,「因果応報の法則」.いまの科学水準では証明できないが.
0投稿日: 2010.03.07
powered by ブクログ「自分の欲をおさえ、他者を思いやることが第一」 誰もが当たり前だと感じていて、実践できていない部分に触れられいる。稲盛さんの人柄の良さが伝わってくる。 しかし、きれいごとが多すぎる気がして、すべては受け入れられなかった。理想論でしかないと感じた。
0投稿日: 2010.03.07
powered by ブクログ稲盛和夫さんの人生哲学論。現代の日本人は、物足りているのに閉塞感が漂っている。やる気になれば何でも出来るのに、悲観的。それはなぜ?どうしたらそんなネガティブな状況から脱せるの?という問いに、稲盛さんの人生哲学から真摯に答えてくれている書です仏門に入門されているとのことで、仏教的な考えも随所にちりばめられています。「原理原則」の話は、「7つの法則」の「原則」と同じ意味のように思いました。 私は、「なんの為に私は働くの?」という疑問の答えを探しているときに、もっと根本的な問題である、「なんの為に私は生きるの?」という疑問を解決すべく、この本に手をとりました。書いてある内容はおそらく宗教を知っている人ならば、説法のようだと思うかもしれません。実践的なアイディアというよりは、概念の話です。読み終わった後は、とても謙虚な気持ちになりました。
0投稿日: 2010.02.10
powered by ブクログ最近、日航の再建問題で話題の稲森和夫氏の本。出版社とか本屋の戦略にハマった気もするけど気にしない。 さて、内容を一言で述べるならば、「自分の哲学」について氏が語った本である。氏の本は若干宗教臭さが漂ってて敬遠していたが、その予想はおおむね当たったみたい。 私がこの本から学んだことは、「あなたは自分の哲学を持っているか!?」ということ。正直、稲森和夫が書かなければこんなに売れなかっただろう。ただ、成功者が語る言葉であるからか、引き込む力があったのもまた事実(最終章はさっぱりだったけど)。 結論として、1700円もだして買う本ではない。けど、自分を見つめなおす機会にはなったかな。
0投稿日: 2010.02.04
powered by ブクログ人が生きる目的-生をうけた時より少しでも美しい心になって死ぬ。 ・今日という一日をど真剣に生きる ・強い思いをもつ(できないことがあっても将来の自分ならできると未来進行形で考える) ・才能や手柄はたまたま与えられたもの ・自分の利より相手の利 ・結果を焦らず、地道に善行を積み重ねる
0投稿日: 2010.02.02
powered by ブクログこの本は人はどう生きていくべきを書いてあって、今までの迷惑を解読した本です、読みきったら、私がこれからどんな生き方で生きていくのを決めました、とても良い本でした。
0投稿日: 2010.01.31
powered by ブクログ「この世に何をしにきたのかと問われたら、私は迷いもてらいもなく、生まれたときより少しでもましな人間になる、すなわちわずかなりとも美しく崇高な魂を持って死んでいくためだと答えます」
0投稿日: 2010.01.26
powered by ブクログ生き方とは何か?と自分に問いかけたくなるような本でした。 著者には著者の、自分には自分の、人には人の生き方がある。 私は、自分でゆっくり自分なりの生き方を見つけようと思った
0投稿日: 2010.01.23
powered by ブクログ初めて稲盛氏の本を読みました。 考え方×熱意×能力 という「考え方」になるほどなと唸った。 言っていることは他の本でもありますが、 この考えをいかに常に意識して実践できるかが肝要。 足るを知る。 これを実践していきます。
0投稿日: 2010.01.04
powered by ブクログこの年末の課題図書。 何回読んでも良本です。 人としてどう生きていくべきか。 王道で行きたいですね。 もっとこの本に早く出会っていれば、この瞬間の「今」は変わっているかもしれません。 この本、小学校くらいの子供にも読ませたほうがいいんじゃないでしょうか。 日本のたくさんの人々がこういった生き方ができれば、世の中もっとましになると思います。
0投稿日: 2009.12.28
powered by ブクログ京セラ、KDDIなどの会社設立をした経営の大御所。 そして、仏教信者でもあり、得度しておられる。 目次 ① プロローグ 「人生の方程式: 人生・仕事の結果=考え方x熱意x能力」 ② 思いを実現させる 「求めたものだけが手にはいるという人生の法則」 「寝てもさめても強烈に思い続けることが大切」 「現実になる姿が『カラー』で見えているか」 「すみずみまでイメージできれば実現できる」 「あふれるほどの夢を描け、人生は大飛躍する」など ③原理原則から考える 「考えかたのベクトルが人生すべての方向を決める」など (つまり、いくら熱意や能力があっても、方向性が間違っていれば マイナスの結果が大きくなるだけであるとのこと。) ④心を磨き、高める 「心を磨くための6つの精進」 「どんな時もありがとうと言える準備をしておく」 「働く喜びは、この世に生きる最上の喜び」 「日々の労働によって心は磨かれる」など ⑤利他の心で生きる 「『他を利する』ところにビジネスの原点がある」 「事業の利益は預かりもの、社会貢献に使え」 「自然の理に学ぶ、『足るを知る』という生き方」 「同じ歴史を繰り返すな、新しい日本を築け」など ⑥宇宙の流れと調和する 「因果応報の法則を知れば運命も変えられる」 「偉大な力がすべてに生命を吹き込んでいる」 「どんなちっぽけなものにも役割が与えられている」 (あらゆる人間、さらには生物、そして一本の木や草、 道端の石ころに至るまで、あらゆるものが創造主から役割 を与えられ、つまり宇宙の意思に基づいて存在しています とのこと) ⑦あとがき だいたい、成功を収めた人のおっしゃる事は、 ほとんど共通しているなと感じる。 まわりの人のためを考えることが、 自分の幸せにつながると考えている。 また、こうなりたいと思うだけでなく、 ド真剣に念じることで、活路が見出されると いうことも共通だ。 アラ還となる年になっても、いまだに迷い、 この人生でいいのか、こうじゃない人生はないのかともがいているわたしにとって、ヒントはたくさんあるが、 だからといって 迷いはすぐにはなくならないのが、人生。 とりあえず、毎日の修行で自分を磨いていると信じて、 日々の労働を頑張ってみるか。
0投稿日: 2009.12.06
powered by ブクログすごくよかった。何度も挑戦して挫折した本。やっと読むべき時期が来たんだと思う。本書は、まるでおじいちゃんが孫に当たり前の大切にしなければいけないことを述べているよう。言葉にして表せない現代の閉塞感。それは人生の指針を見失ってしまったからだ。 では僕たちはこれからどう生きたらいんだろう? 稲盛氏はめちゃくちゃ当たり前のことを言う。 ・人として正しいことをせよ。 ・あふれるような熱意をもって、ど真剣に懸命にいまを生きること ・常に感謝の念をもって生きること もうそんなこと小学生でも知ってるよね。だけど文字だけ見て流してほしくない! ここでどうしても伝えておきたいのが彼の心理状態についてだ。 人間誰しもが下記のような神がかりな状態に一度はなったことがあるだろう。 ・本気で周りの人に対して感謝があふれんばかりになって涙して叫びたくなったとき ・利己を顧みず、ただがむしゃらに誰かに尽くしたい、支えになりたいと思ったとき ・人智を超える何か神がかり的なものを感じるとき ・家族・友人・大切な人と心から繋がっていると感じるとき などなど…この感覚的なものが伝わればいんだけどな。 稲盛氏はそんな神がかりな状態を常に維持してきた人なんだと思う。絶対的な信頼、心からの思いやり、常に正しく生きようと自己を厳しく律する姿勢…そんな心の状態が続くのが信じられないが、それを体現しているのが稲盛氏だ。 辛いことのほうが多いと考えられる人生で苦労なんて星の数ほどあっただろう。それでも稲盛氏は自分と向き合い、常に心を磨き続けたのだ。これは生ける教科書だ。京セラフィロソフィには僕たちが本当に学ぶべきことが数多くあると再認識した。
0投稿日: 2009.11.29
powered by ブクログ二つの大きな事業を育てた方の考え方(理念)はすばらしいです。 何のために生きているのか?に対する答だと思います。
0投稿日: 2009.11.19
powered by ブクログ正しい生き方とはなにか? 生々発展。 性善説。 混迷の時代に、標となる本です。
0投稿日: 2009.11.13
powered by ブクログ「私たちは、混迷を極め先行きの見えない「不安時代」生きています。そんな時代に最も必要なのは「人間は何のため言い切るのか」という根本的な問いではないかと思います。そのことに真正面から向かい合い、生きる指針としての哲学を確立することが必要なのです」 「私たち人間が生きている意味、目的はどこにあるのでしょうか?私は真正面から、それは心を高めること、魂を磨くことにあると答えたいのです」 「試練を機会としてとらえることのできる人、そういう人こそ、限られた人生を自分のものとして生きていけるのです」 「人格は、性格と哲学だと考える。性格という先天的なものに哲学という後天性のものを付け加えていくことにより、人格に陶冶されていくのです。哲学とは、人間として正しいかどうかということだと思う。」 「自分がなすべき仕事に没頭し、工夫を凝らし、努力を重ねていく。それは与えられた今日という一日、今という一瞬を大切に生きることにつながります」 「倫理観や道徳観、そんな当たり前のことを決して軽視せず、頭で理解するだけでなく、体の奥までしみこませ、血肉化しなくてはいけないと思うのです。」 「人生は心に描いた通りになる、強く思ったことが現象としてあらわれてくる。すなわち、よい思いを描く人には良い人生が開けてくる。悪い思いを持っていれば人生はうまくいかなくなる。」 「「思う通りにならないのが人生だ」と考えているから、そのとおりの結果を呼び寄せているだけのことで、その限りでは、思うようにならない人生も、実はその人が思った通りになっているといえます。私もまた、自らの人生経験から、「心が呼ばないものが自分に近づいてくるはずがない」ということを信念として強く抱いています。まず思わなければ、かなうはずのこともかなわない。」 「ことをなそうと思ったら、まずこうありたい、こうあるべきだと思うこと。光ありたいと願ったら、あとはすさまじい限りの強さでその思いを凝縮して、強烈な願望へと高め、成功のイメージが克明に目の前に見えるところまでもっていくことが大切になってきます」 →自分にはできるはずがない、と思っているうちは100%できない。できるはずだ、今はできないとしても自分にならいつかできるはずだ。そんな気持ちが、まず可能性を生み出すんだということ。 「運命というものは私たちの生のうちに厳粛として存在します。しかしそれは人間の力ではどうにも抗いがたい「宿命」なのではなく、心のありようによってはいかようにも変えていけるものです。運命を変えていくものは、ただひとつ私たちの心であり、人生は自分で作るものです」 「できないことがあったとしても、それはいまの自分にできないだけであって、将来の自分になら可能であると未来進行形で考えることが大切です」 「眼はいくら高い所を見ていても、足は地面を踏むことはありません。夢や望みはいかに高くても、現実には来る日も来る日も、地味で単純な仕事をこなすので精一杯でした。昨日の仕事の続きを一ミリでも、一センチでも前に進めるために、汗をかきながら一生懸命目の前に横たわる問題をひとつひとつ片付けることに追われるうちに一日が暮れてしまう。人生とはその「今日一日」の積み重ね、「いま」の連続にほかなりません。今日一日を生きないことには明日は訪れません。かくありたいと思い描いた地点まで一瀉千里に行く道などないのです。千里の道も一歩からで、どんな大きな夢も、一歩一歩、一日一日の積み重ねの果てにやっと成就するものです」 →地に足をつける、そのために今自分は必死になって、何のために生きるのか、何のために仕事をするのか、どう自分はありたいのか。いわば自分を確かなものにするためだ。そんなときに、人に比べて劣っているとか、もっとこうしなくちゃまずいとか言っていてもしょうがない。そんな脅威に立つのは、まだまだ先の話だ。大切なことは、きっとくる未来に自分の足が地につくように、今の仕事や読書や勉強をしっかり、そして地道にやるということだと思う。 「継続と反復は違います。昨日と同じことを漫然と繰り返すのではなく、今日よりは明日、明日よりは明後日と少しづつでいいから必ずや改良や改善を付け加えていくこと」 「有意注意ということばがあります。意を以て意を注ぐこと。つまり目的を以て真剣に意識や神経を集中させることです。これは、あらゆる事柄、どんな些細な事柄に対しても、自分の意識を「意図的に」凝縮させることです。」 「わたしたちはともすると、物事を複雑に考えすぎてしまう傾向があります。しかし物事の本質は実は単純なものです」 →まさに抽象化思考。安岡さんも同じようなこと言ってたなあ。 「経験と実践から生み出された生きた哲学は、複雑なものではなく実はシンプルなものである。なぜ、その哲学を確立しなければならないかといえば、人生の様々な局面で迷い、悩み、苦しみ、困った時に、そのような原理原則が、どの道を選び、どう行動すればいいのかという判断基準になるからです。」 価値観=判断基準、ぶれない心。自分は社会不変のものと思い込んでいるがそうではない。自分が経験し、考えたことであっていいと思う。 「知っているだけではだめ、貫いてこそ意味がある」 「原理原則というのは、正しさや強さの源泉である一方、絶えず戒めていないとついつい忘れがちなものでもあります。だからこそ、いつも反省する心を忘れず、自分の行いを自制自壊すること。そのことさえも生きる原理原則とすることが大切なのです。」 「何事に対しても真剣に向き合うとは、「自らを追い込む」こと。正面切ってそれに立ち向かうことができるか、そこが大きな成功を手にすることができるか否かの分かれ道なのです。」 「知識よりも体得を重視する。「知っている」ことと「できる」ことは必ずしもイコールではない。現場で何度も経験を積むうちに次第に真髄が把握できる。知識に経験が加わって初めて、物事は「できる」ようになるのです。」 →自分はこうなっていないか。空虚な知識は意味がない。これは福沢諭吉も言っていたが、実用こそ智慧だと。仕事でも必ず意識しよう。そして、こうやって読書をしていても、なるほど、だけでは意味がない。自分の人生にフィードバックしていこう。 「的確で公正な判断を下すためには、何よりもクリーンな目でものを見ることがひつようです。瑣末な枝葉にとらわれず、問題の根っこに眼をむける。物事を単純化して、本質を直接とらえる「次元の高い目」を持つべきです。」 「才能や手柄を私有、独占することなく、それを人様や社会のためにつかう。つまり、己の差異を「公」に向く手使うことを第一義とし、「私」のために使うのを第二義とする。」 →人に勝ちたい、人に評価されたい。そんなのは、本当に、最低の最低な悩みだ。意味がない。何も意味がない。自分のことだけだ。自分の経験をひとのために生かす。目の前のことに一生懸命に頑張る。人に認められなくてもいいじゃないか。そう思うことを第一に考えよう 「相手に返答する前に、最初の判断をいったん保留して、ちょっと待てよと一呼吸置く。その思いには己の峪が働いていないか、私心が混じっていないか、と自問することが大切なのです。そうやって結論を出す前に@「理性のワンクッション」を入れる」 「(現代の人々は)働く最大の目的は物質的豊かさを得ることにあり、したがって仕事とは自分の時間を提供して報酬を得るための手段であるという考えに私たちは慣れてしまっています。かつて私たちは働くことに深い意味と価値を見出していました。勤勉に勤める姿勢がほこりや生きがいに通じ、心の豊かさを生んでいくこともよく知悉しており、そこに人生の意義さえ感じていたのです。」 →仕事に、意味を求めることがおかしいのかな?自分に合った仕事、自分のやりたいことって何だ。そんな大それたことを考える前に、今立ち向かっている仕事に真剣に立ち向かっていくのはどうだろうか?仕事に真剣に立ち向かっていくことでしか、自分らしさは作り上げられない。その裏打ちのない人生など空虚だ。 「気持ちの持ち方ひとつで、地獄は天国にもなる。たしかにこの世には地獄もあれば極悪もある。しかしふたつは想像しているほどの違いはない。ただひとつ違っているのは、そこにいる人の心なのだ。」 →利他の心、は持とうとして持ってはいけない気がする。持とうとして意識すると、余計に自分の弱さを感じる。余計に人へのいらだち、ねたみが妙に強調される。根本は、人のおかげと思うことだ。人のおかげで自分がいる。ありがとうと。そう思えば、自然と利他の心が出てくる。自分に矛盾がなくなる。 「他人からしてもらう立場でいる人間は、足りないことばかりが目につき、不平不満ばかりを目にする。しかし、社会人になったらしてあげる人間にたって、周囲に貢献していかなければならない。」 「足るを知る」 欲望は潰えない。「少しぐらいのところで満ち足りて、残りは他と共有するやさしい気持ち。あるいはほかに与え、ほかを満たす思いやりの心」 「因果が応報する。運命は自分で変えられるものだが、その応報には時間がかかる。このことを心して、結果を焦らず、日頃からうまずたゆまず、地道に善行を積み重ねるよう努めることが大切である。」 →自分の成長や、自分の行いは、すぐに実るものではない。すぐに出ない結果や、人の仕事との比較なんて、自分には全く意味のないもの。地道に、自分の進むべきをしっかりと進むことから始めよう。 「どれほど持戒に勤めても、破戒からは逃れられない。それほどに人間は愚かで不確かな存在なのです。しかし、それでいいのだ。そうであろうと努めながら、ついにそうであることはできない。しかしそうであろうと努めること、それ自体が尊いのだということです」
0投稿日: 2009.11.10
powered by ブクログ題名の通り、人生をどのように生きていくかを書き記した本。 「実直に誠実に、利他のこころを持って生きていく。」 「人間は生まれたときから少しでも魂を高めるために生きていく。」 今までの自分の生き方を見つめなおさせる一冊でした。 一生物の本です。
0投稿日: 2009.11.08
powered by ブクログ稲盛氏は仏門に入られているので、やはり宗教色は濃いが、 そこがかえって、本当に大切な原理原則というものは、昔から変わらないのだなと感じさせてくれる。 あたりまえのこと、人間としてまっとうなこと 簡単なようで難しいし、現実はいろいろあるが、 こういう考えはつねに持ちながら生きて行きたいものだ。
0投稿日: 2009.10.25
powered by ブクログ僕はこの本の一番最初に書いてある「魂を磨いていくことが、この世を生きる意味」と言う言葉が本当に衝撃を受けました。 【死を迎えるときには、現世で作り上げた地位も名誉も財産もすべて脱ぎ捨て、魂だけ携えて新しい旅立ちをしなくてはらなないのです。 ですから、「この世へ何をしにきたのか」と問われたら、私は迷いもてらいもなく、生まれたときより少しでもましな人間になる、すなわちわずかなりとも美しく崇高な魂を持って死んでいくためだ】・・・by稲森和夫様 この言葉は僕の生き方を本当に変えた言葉だと思った。
0投稿日: 2009.10.13
powered by ブクログ稲盛さんの本は多く出ているが、言いたいことは一貫している。 同じサラリーマン(レベルは全く違うが)として同意できる。
0投稿日: 2009.10.10
powered by ブクログ稲盛和夫さん著書、 技術的経営者の精神論、仏教の教えと絡めた話題が多く、 法要終わってから読むと、じんわり心に染み入ります
0投稿日: 2009.09.18
powered by ブクログ経営云々ではなく、まず人として道徳に従うという点が素敵です。 誰もができそうなことを愚直に徹底的にやるという意気込み、 人を大事にされている姿が、企業の成長につながったのだということが伝わってきます。 働く上で絶対に読んだほうがいいと思う!
0投稿日: 2009.08.27
powered by ブクログ京セラ名誉会長であられる「稲森和夫」氏の著書です。ビジネスで大成功を収められた稲森氏の哲学論には、その根本に「人としての生き方」の原理原則があったのだと、一つ一つのお言葉に納得させられました。本文内でこのように述べられています。「宇宙の意志と同じ考え方、同じ生き方をすれば、かならず仕事も人生もうまくいくのです。」表現は違えど、ユング思想にもつながっている一部分があると私には感じられました。ちなみに本文には河合隼雄先生の名前も出てきます。
0投稿日: 2009.08.21
powered by ブクログ職場の最高責任者に退職を告げた時に薦められ読みました。 お坊さんの説法のような内容ですが、京セラやAUの前身を創り浮世で栄光を究めた人の言葉とは思えないほど当たり前の内容でありながら、限りなくピュアな生き方を勧めています。 今の日本ではこのような生き方をするにはあまりにも厳しい現実があると思うので、真似するのはお勧めはできないが、ここで語られていることは、誰もが心に留めておくべきことだと思います。 年をとればとるほど、諦めたり汚れたりするのが当たり前とされている世の中で、生まれた時から少しでも善き心となって死んでいくことこそが、生をうけた意味だという考えは素晴らしいと思いました。
0投稿日: 2009.08.17
powered by ブクログ京セラを作った稲盛さんの生き方論。生きる意味とは魂を磨くことにあるとする。 誠実や勤勉、感謝の気持ち、簡潔の原則、夢を描くこと、利他の精神を強調するなどかなり共感できるところがあった。おれも彼にならって毎日反省して精神を磨いていこうと思う。じゃないと進歩がねぇ。
0投稿日: 2009.07.20
powered by ブクログ● どのような哲学が必要なのかといえば、それは「人間として正しいかどうか」ということ。親から子へとシンプルに語り継がれてきたようなシンプルでプリミティブな教え、人類が古来培ってきた倫理、道徳ということになるでしょう。 ● 人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力 ● 「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する」ことが物事を成就させ、思いを現実に変えるのに必要なのです。 ● ただし、継続が大切だといっても、それが「同じことをくり返す」ことであってはなりません。継続と反復は違います。昨日と同じことを漫然とくり返すのではなく、今日よりは明日、明日よりは明後日と、少しずつでいいから、かならず改良や改善をつけ加えていくこと。そうした「創意工夫する心」が成功へ近づくスピードを加速させるのです。 ● 「人間として何が正しいのか」というきわめてシンプルなポイントに判断基準をおき、それに従って、正しいことを正しいままに貫いていこうと考えたのです。嘘をつくな、正直であれ、欲張るな、人に迷惑をかけるな、人には親切にせよ……そういう子どものころ親や先生から教わったような人間として守るべき当然のルール、人生を生きるうえで先験的に知っているような、「当たり前」の規範に従って経営も行なっていけばいい。 ● 人の上に立つリーダーにこそ才や弁でなく、明確な哲学を基軸とした「深沈厚重」の人格が求められます。謙虚な気持ち、内省する心。「私」を抑制する克己心、正義を重んじる勇気。あるいは自分を磨きつづける慈悲の心……ひと言でいえば、「人間として正しい生き方」を心がける人でなくてはならないのです。 ● 心を磨くために必要な「六つの精進」 (1) だれにも負けない努力をする (2) 虚にして驕らず (3) 反省ある日々を送る (4) 生きていることに感謝する (5) 善行、利他行を積む (6) 感性的な悩みをしない
0投稿日: 2009.07.17
powered by ブクログ京セラ稲盛さんの本。 人間として正しいことを追求するという、単純な、しかし力強い指針があった。 稲盛和夫 人生のバイブル。
0投稿日: 2009.05.29
powered by ブクログ■概要 自身の子ども時代、仕事への取り組み、仏教の教え等をベースにした人生観。 一貫しているのは、人間として、正しい生き方をせよというメッセージ。 ■仕事に役立つ点 正直、私はまだこの本を読む時期がきていないように思いました。 そんな中で印象に残っているのは、 ラテン語のことわざ「仕事の完成よりも、仕事をする人の完成」、 それから、携帯電話事業の未来を詳細にイメージできていたというエピソードです。 「見えるまで考え抜く」「すみずみまでイメージできれば実現できる」と文章では表現されていましたが、 仮説・検証の繰り返しの賜物なのだろうと思われます。 思ったとおりにしかならない、脳がだまされる、自己成就予言、等々 同じような内容は耳にした事はありましたが、くっきりと頭の中にイメージができるようになるには 日常業務を通じた仕事への精通という土台があるのだな、と思いました。 (さわ)
0投稿日: 2009.05.08
powered by ブクログ人間として、あるべき姿がわかりやすく描かれている。 さすが松下幸之助氏のダムの話をすぐに理解されただけの人だと感じさせられる一冊。
0投稿日: 2009.05.05
powered by ブクログ稲盛氏は、京セラ、KDDIの創始者の方。 人生観を大きく変えてくれた、貴重な本。 --- 【すごく大事】 1)労苦とは、おのれの人間性を鍛えるための絶好のチャンス 2)「働く」ということは深遠かつ崇高で、 魂を磨き、心を高めるための尊い「修行」 3)人生・仕事の結果 = 考え方 × 熱意 × 能力 4)リーダーに最も必要なのは、「人徳」。能力はその次。 5)どんなときも「ありがとう」と言える準備をしておく。 「何があっても感謝の念を持つ」 6)できるだけ「欲を離れる」(重要!) 人間というものは、物欲や名誉欲がかなわないと、 「なぜ思ったとおりにならないのか」と怒り、 返す刀で、それを手に入れた人に嫉妬を抱く。 →人生を絶えず苦しめ、人生を台無しにしてしまいかねない ⇒できるだけ「自分のための欲」を離れる! 7)『利他の心』 自分より他人を優先する心 (重要!) 瞬間的に判断を下した事は、おおむね欲望から出てきた答え。 →「ちょっと待てよ」と一呼吸おき、 「その思いには、自分の欲が混じっていないか」と自問することが大事。 ⇒「理性のワンクッション」を入れると、欲ではなく理性に基づいた判断ができる。 ⇒「利他の心」の範囲を、家族より地域、社会、世界、宇宙へと、限りなく広げることが大事。 8)「濁った欲望」は長続きしない。(重要!) 自分の欲から出た「濁った欲望」は、いったんは実現できても、一時的な成功で終わってしまう。 (例)「すごいと思われたい」、「いい思いをしたい」、etc... →自分の欲を捨て、「きれいな心」で何かをしたいと思うと、ことごとくうまくいく。 ⇒★たしかに、「自分のために」やったことはことごとく失敗しているが、 「人のために」やったことはだいたいうまくいく。 9)「楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に行動する」 1.構想は、無邪気で賛同してくれるメンバと行う 2.計画時は、あらゆるリスクを想定してプランを練る 3.実行時は、思い切って行動する 10)「意をもって意を注ぐ」 錐(きり)のように全力で一つの目的に集中すれば、誰もがかならず事をなしうる。 11)人生は、『運命』と『因果応報』という「見えざる手」で動かされている。 【これからの習慣】 1)できるだけ「欲を離れる」。 「足るを知る」心を身につける。 2)自分だけのために行動する事はやめる。 自分の事は忘れ、人のためにつくす。 ⇒ うまくいく。 3)『理性のワンクッション』を入れる 行動する前に、「その思いには、自分の欲が混じっていないか」と自問してみる。 4)「利他」の範囲を広げる 自分が利を与える範囲を、限りなく広げる。
0投稿日: 2009.03.17
powered by ブクログ単純な原理原則が揺るぎない指針となる 人生・仕事の結果=考え方 × 熱意 × 能力 求めたものだけが手に入る 寝ても覚めても強烈に思い続けること 現実になる姿が『カラーで』みえているか すみずみまでイメージできれば実現できる 最新の計画と準備なくしては成功はありえない 現場に宿る神の声 有意注意 人生も経営も原理原則はシンプルがいい 世の風潮に窓輪差あれず、原理原則を死守できるか 考えのベクトルがすべての方向を決める 『他を利する』ところにビジネスの原点がある 富国有徳 運命と因果応報 災難にあったら業がひとつ消えたと喜ぶ 悟りをもとめるより理性と良心を使って心を磨け
0投稿日: 2009.03.12
powered by ブクログ彼は曰く 『運命は自分の心次第と気づけ』 言わずと知れた、京セラ・KDDIの創業者にして 盛和塾の塾長として、日本経済で活躍する経営者たちを指導する、 日本の大経営者の一人、稲盛和夫。 “人生・仕事の結果は『考え方×熱意×能力』の掛算” であり、どんなに熱意と能力があっても、考え方の方向性が 間違っている(もしくは見当違い、弱力)と、良い結果は導かれないと、 彼は強く説く。 考え方とは、すなわち人としての生き方… 『人間性を磨け』 『一本筋の通った信念を定めよ』 そして 『利他心に満ちた大義名分を持て』 “今私が立たずばこの世の中はどうなる? 私が今必至でやらなければこの会社はどうなる?” …そうやって、自分を離れた所に大きな意義を置くように 心がけよ、と。 能力磨きには余念が無く取り組んで、経済紙など情報誌は完読… 仕事ができる気でいるような“自己満足会社員”には、この点を 強く言って聞かせたいくらいだ。 (いやいや、自分を振り返って反省しているのですよ) この著書は、本当のところ、今に迷い今に没する若手会社員には 是非読んでもらいたい書の一つだ。 稲盛和夫氏の経営は、すでに宗教掛かっており賛否はあるし、 同書でも、仏教の教えを説き、苦手な人には苦手意識を感じさせる。 しかしながら、そもそも仏教の教えは、生きる智恵、自戒の教えとして、 人の“生き方・考え方”を高める一つの道具として普遍的であることは 否めない。 (「六波羅蜜の教え」「因果応報の教え」…などなど。 全ては禅定の教えに帰する考え方で、いわゆるカルトや 他者排除的宗派の類とは、全く異なる教えである。 よって、宗教嫌いを自負する人ほど、これらに触れることで 心が懐柔されるような、そんな感覚で受け入れられるのではないか?) 『考え方を変えれば人生は180度変わる』 『心の持ち方一つで地獄は極楽にもなる』 と、繰り返し人としての生き方の原点について、 己の実体験に基づく教えを説いてくれる同書は、 行き詰まりの毎日に一意の光を与えてくれるように思えるであろう。 日々の仕事に忙殺される人ほど、僅かな時間を作ってでも この「生き方」を読破してほしいと、僕は願うものだ。
0投稿日: 2009.02.26
powered by ブクログ誰かの思想?本はずっと読んだことがなかたけど あんまり人の考え系 ハウツー本は苦手やってんけど 素直にひとつひとつからいろんなことを考え学べました。 やっぱ偉大な人には そんだけのもんがある。
0投稿日: 2009.02.20
powered by ブクログ原理原則とは 変わらずシンプルで 誰でもできて そして 続けることで必ず結果がでるもの。 そう確信させてくれる本。 幸せに豊かに生きる つまり 自分らしい生き方を創る そのゆるぎない方法を 1つ1つ順番に誰にでも分かるように伝えてくれています。 必ず手元に置いておいてほしい本です。 原理原則ですが、 どんなときに何をどうしたらいいのか? 自分の場合に当てはめて必ず生かせるものが見つかります。 そんな原理原則の本は非常に少ないと思います。
0投稿日: 2009.01.24
powered by ブクログ自分にしては珍しく何回か読み直した。励まされて自分のこと肯定してあげることがちょっとだけ出来たし、また色々と自分の生活態度について省みる機会を与えてもらいました。 「人間として正しいことをして生きていきましょう。そうするように努めていきましょう」ということが一貫して語られています。「‘当たり前’のことを一生懸命行っていくことに生きる意義があり、そのように考えることこそが人として大切なこと」。これがほんとに難しいですよね^^; この本に書かれていること全てに対して「ウンウン」と受け容れることはちょっと出来ないけど、それでもこの本を読めて、人のお薦めに乗っかってみて良かったです。
0投稿日: 2009.01.08
powered by ブクログ最近読んだ本の中で、これ以上の本はありません。 すっごく共感。同感。まったくその通り。 こういう上司の下で私も働きたかったです。 うちの会社の幹部社員に見習ってもらいたいです。 本当に。
0投稿日: 2008.10.29
powered by ブクログ仕事観、人生観が変わる一冊。 京セラの創業者である稲盛和夫さんによる名著。 経営者として、また一人の人間として、真に理想とする姿は何か。 ご自身が長年にわたり、研究してきた「生き方」が紹介されている。 その思想は仏教に大きく影響されており、日本人が潜在的に持っているものを呼び起こしてくれる。そんな気がした。 苦難を人生の悦と捉える方法。 こんな考え方で生きていきたいものだ。
0投稿日: 2008.10.20
powered by ブクログこの本に書いてあることは当たり前のコト、でもそれを実行することは物凄く難しい。 でも、少しでもよいから努力を続けたい。
0投稿日: 2008.10.09
powered by ブクログ物事の根幹を成す。 倫理・道徳。 シンプル・イズ・ベスト。 本質=そのものの循環を知る事。
0投稿日: 2008.09.15
powered by ブクログ柔らかい文章で 一気によめた 著者は得度をうけているようで 仏法の精神からのアプローチだった 人としてどう生きるか(タイトルの生き方) について書かれている 布施 持戒 精進 忍辱 禅定 智慧 の六法 そして 思う事の大切さ 強烈に思い続けることが大事である すっきりしないもやもや感はあるものも 人とし 実にもっともな事だと思った 五★といいきれない何かがあるけど 四★では不十分に感じるので五★
0投稿日: 2008.08.22
powered by ブクログ混迷の時代を生きる我々が「生き方」を問われるとき、本書はガイドラインとなってくれる。 少なくとも私にとってそういう位置付けである。 今回、敢えてカテゴリは選ばなかった。 なぜなら、このような素晴らしい本をカテゴリーに分類して読みたくないからだ。 宗教的なことが書かれているから毛嫌いする人も多いだろうが、それでも人に薦めたい。 大事な人には贈って差し上げたい。 この一週間、何度も何度もこの本を読んで、自分の価値観を改めて見つめ直した。 普段は毎日一冊以上の本を読むために出来るだけ速く読むことを心がけているが、この本を読む際は一語一句を咀嚼しながら自分自身と対話しながら読んでいたように思う。 まるで著者と対話しているようだった。 それほどのめり込める。 今後も本書を何度も何度も読んで、自分を戒めていくのだろう。 「六波羅蜜」に集約される修行法である「布施、持戒、精進、忍辱、禅定、智慧」の6つを毎日の暮らしで絶えず心がけていく。 きっとそれこそが私の成長に繋がるのだから。 takathy is here http://takathy.blogspot.com/
0投稿日: 2008.08.20
powered by ブクログ仕事する上で大切にする考え方、大きな影響を受けた。今まで読んだ本のなかでもベスト3以内に入る。とにかく一度読んでみることをお薦めしたい。
1投稿日: 2008.07.05
powered by ブクログ仕事とプライベートへのモチベーションがあがる本。 人間としての正しい生き方を学びました。 強くしっかりと自分を持てると目の前が輝いて見えてくるよう。 私の周りの人にも是非オススメしたい本です。
0投稿日: 2008.06.19
powered by ブクログ京セラの稲盛社長の考える『人間として一番大切なこと』について書かれている本です 読んでみて、心が洗われる感覚がしました正しい『考え方』は素晴らしいですね 徳のある人間とは、こういう人のことでしょうね 自分Point ?人生・仕事の成果=考え方×熱意×能力 成果は、3つの“かけ算”で表せますが、この中で『考え方』が一番大切であります。 これだけは、マイナスにもなりえます素晴らしい『考え方』を身に着けて下さい ?『仕事の完成よりも、仕事をする人の完成』 哲学は懸命の汗から生じ、心は日々の労働の中で練磨される ?すみずみまで明瞭にイメージできたことは、間違いなく成就する。 こうありたいと願ったなら、あとはすさまじいばかりの強さでその思いを凝縮し、強烈な願望へと高め、成功のイメージが克明に目の前に『見える』ところまでもっていくことが大切になってきます。 ?『人間の能力は無限だ』 いっけん無理だと思える高い目標も、ひるまず情熱を傾け、ひたむきな努力研鑽を惜しまない。そのことが、私たちの能力を、自分自身でもびっくりするほど伸長させる ?平凡を非凡にかえるのは、『継続する力』 一歩一歩、懸命に真剣に地道に重ねていく。今日より明日と少しずつでいいから、かならず改善・改良を付け加えていく。 ?『人間として何が正しいのか?』 うそをつくな、正直であれ、欲張るな、人には親切にせよ… そういう子供のころ親や先生から教わったような人間として守るべき当然のルール、『当たり前』の規範に従って生きるのが良い ?知識より体得を重視する 『知っていること』と『できること』は、天と地ほどの差がある。 ?複雑な問題も解きほぐせば良い しがらみや利害を離れた視点で冷静に問題を解きほぐしていくと、トラブルの原因は、実はきわめてシンプルなことが多い。 ?次元の高い目 平面交差の十字路は、大混乱 しかし、次元を上げて立体交差しているとすれば、十字路は、信号がなくても車はスムーズに流れる。 ?どんな人間の、どんな才能も天からの借り物 どのようなすぐれた能力も、それが生み出した成果も、自分に属していながら自分のもではありません。才能、手柄を私有・独占することなく、それも人様や社会のために使う。 おのれの才を『公』に向けて使うことを第一義とし、『私』のためにつかうことは第二義とする。 謙虚と美徳の本質はそこにある
0投稿日: 2008.06.18
powered by ブクログ説教本ではないかと思い込みを 払拭する語り口の柔らかさが 読みやすく、今の自分へ反省を 促す一冊でした。
0投稿日: 2008.05.31
powered by ブクログ考え方次第で物事の見方が180度変わると思わせてくれた本。 ごく当り前のことを当たり前に語っている。だけど、その当たり前のことは私たちが忘れてしまいがちなことばかり。 これから社会人になる私にとって、心の支えになってくれるような気がした。
0投稿日: 2008.05.28
powered by ブクログ人間は何のために生きるのかを問い、自分なりの哲学を確立する 何かを信じ、それを念じつづける。信念。 少し宗教的な部分もあったけど、信念をつらぬくと、それは宗教的になるんだと思う。 別に偏見ではない。
0投稿日: 2008.05.25
powered by ブクログ稲盛和夫さんの本。私なんかにとってみれば神様のような存在。この方の哲学から何か学びとれるものがあればと… 言うは易し行うは難し…
0投稿日: 2008.05.23
powered by ブクログ人間として正しいことを追求する単純かつ力強い指針は心の中にスーッと取り込めた。 自分自身の中で今後も生き続ける考え方だ。 このゴチャゴチャした世の中でどう生きるべきかを深く考えたい方におすすめ。 人生の王道が書かれている。 日本人は宗教を信仰する習慣がない(一部を除く)。 そう考えると、小さい頃の道徳の時間は結構大事だったはずだ。 しかし、俺の小・中学校は時間を変更して他教科の授業になったりもしていた。 自分自身も関心を強く持てなかった。 現状の義務教育は分からないが、そうなってくると、親からの教育、地域・環境を巻き込んだ教育が大事だと思う。 教育の方向性を見つめ直すにも意味のある一冊になるはずです。
0投稿日: 2008.05.13
powered by ブクログ(貸出し中) 「アメーバ経営」を読んで以来、稲盛さんのファンになりました。 カリスマ的存在の京セラの創設者で仏教の得度も受けている人格者。 同意できるところも多く、どのように仕事や人生に取り組むか、色んなヒントを得られる一冊です。
0投稿日: 2008.04.15
powered by ブクログ人生の先輩に勧められて購入しました。 特に共感したカテゴリは 【足を知る】 まさに、日本文化に根ざした言葉。 我唯足知(われ、ただ、たるを、しる) 大学三年の春に、ある教授から教えて貰った言葉です。 なんでもお釈迦様が地上に残した最後のメッセージだそうです。 そして、ゼミの教授からも秋にこの言葉を教わりました。 ちなみに私のフォトの『和の美学』というカテゴリのトップの写真が【我唯足知】です。 読んで驚き・・・。 私の卒業論文の半分がココに書き記されている。 この本をゼミの教授が読んだら私の卒論が盗作かと思われてしまうくらい思想・考え方・が一緒☆ 特に ・仕事とは社会貢献である ・足を知る事の大切さ ・世界のグローバル化の展望 世界のグローバル化の展望に関する具体的な思案と例が、自分の卒論と完全に一致・・・。 読みながら、鳥肌が立つ程感動しました。 是非、みなさんに読んで欲しい本の一つです☆
0投稿日: 2008.04.04
powered by ブクログ自己啓発、哲学書のようで、びびりながら挑んだが、飽きないようにうまく切れてるので、 そんな心配は無用のようだった。 ただ、日本語の中に、古典文学や仏教や儒教などのものが含まれているため、ギリギリ理解できない単語も多々あった。帯に書いてあったが本当に12歳の子が読破したとしたら私はちょっと負けた… 昨今はやった、「国家の本格」「バカの壁」などと近い匂いを感じる。「今のままで大丈夫?」という危険信号と「変えなきゃいけないことはあるけど、変えちゃいけないものまで失ってない?」 というメッセージ性。 人としての生き方、企業としても生き方、国としての生き方・・・ 結局読み終わって「俺はちゃんとやろう!!」 って思えた。てかちゃんとしようとしよう。 出来る出来ないじゃない。私は確かに人に劣ることもそれはあるかもだけど、やろうとしよう。 ちょっとクールくらいがかっこいい。愚直に熱い奴はかっこ悪いという風潮があろうとも、自分の正しいと思うことを貫き続けて、ダサかっこいい奴になりたい(゚Д゚) 「宇宙」とか「見えざる手」とか「宗教」とかの単語を見たとき正直「うわ(゚Д゚)!?」とアレルギー反応で本を閉じようと思ったが、、、 閉じなくてよかった。 手もとに置いてたまには開いてみたい。 一番よかった場面は本田宗一郎さんの話。 稲盛さんが多額のお金を払い講義を聞きに行った時のこと。 油のついた作業着で講義の場に現われ、「あんたがたはバカか?こんなところでご飯を食べながら経営が学べるはずないだろ?現場でしか学べない。帰って仕事しろ!私だって学んだことなんかない。しかもこんなバカ高い受講料を払うなんて信じられない・・・本当にバカだな・・・」 というようなシーン。 【!!】 いい(゚Д゚)
0投稿日: 2008.04.01
powered by ブクログ若干宗教色が濃い印象を受けたが、原理原則を見つめ、魂を磨いていくことが大事ということは著者の経験を交えて紹介してあり説得力があった。
0投稿日: 2008.02.28
powered by ブクログ京セラ名誉会長の稲盛和夫氏が語る人生の「生き方」。 氏は人生の目的を魂を磨くこととし、そこから日々の精進の大切さ、判断基準としての道徳の重要性を説く。 氏の人生観をもとにした、思いを実現させるための心掛け、判断基準としての利他の心など、ビジネス書として読んでも多くの示唆を得られる。 自己の利益のためには何でもありといった風潮のご時勢。自分を見失わないために読んでおきたい本です。
0投稿日: 2008.01.30
powered by ブクログ“人間として正しいこと”を日々重ねることが“全てにおいて成功の近道あることを 何度も読み返したい本の一冊です。
0投稿日: 2008.01.22
powered by ブクログ冒頭で”混迷の時代だからこそ「生き方」を問い直す”という言葉に非常に衝撃を覚え、思わず買ってしまいました・・・。 確かにこのご時世は混迷の時代です。 人生という迷路は複雑化し、選択が難しくなってる事実はあります。 ただ正しい方向(コレ大事!)にむかって揺るがない意志があれば、どんな苦労にも負けないと思います。 今後の生き方のヒントにしたいと思います。
0投稿日: 2008.01.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
購入者:裕志(2007.5.15)返却(2007.6.6) 人間ってなんのために生きてるのか?どういう風に生きることが幸せなのか?深い問いかけですが、大変、わかりわすく書かれています。僕にはできていないことだらけでいたが、少しづつでも、マネしていかないとダメだな〜と思いました。 貸出:会長 返却:(2007.7.9) 貸出:本浦 返却:(2007.9.11) 著者の稲盛さんが今まで生きてきた中で学んできた事が沢山書かれていて、始めは難しそうだと思いましたが意外とすんなり読めました。仕事の事だけでなく、人間関係や自分の生活態度まで考えさせられる本でした。何かで落ち込んだりした時にはもう一度読みたいです。 貸出:岡田(2007.10.12)返却(2007.10.15) 本当に人生を極めている人だと感じました。仏門の世界が少し垣間見えたような気がします。むずかしそうだけど、すごくシンプルなことですねー。。 貸出:櫻井 返却:(2007.12.26) 1代で京セラを全国区、いや世界レベルにまで大きくされたのは凄過ぎます。人と人との繋がりを教えられました。 貸出:山本資 返却:(2010.4.13) 今や日本を代表する財界人の一人でまた誠和塾など後進の教育にも力を要れら低手、本からもものすごいパワーを感じました。 こんな人格者になりたいです。 貸出:湖浜 返却(2010.5.4) 本当に現代に必要な教えが満載でした。 以前に読んだ、武士道(新渡戸稲造・著)に通じる道徳観が日本人として忘れてはならないと再認識。 自分はまだまだ煩悩だらけ・・・とも再認識。 また読みたいです。 貸出:桑畑(2010.8.13)返却(2010.8.27) この本を読むまで稲盛さんのことはあまり知りませんでしたがこの本を読み稲盛さんのすごさを感じました。人間として会社として企業としてどう生きるべきかがわかりやすく書かれています。 新田 貸出:2012.12.12 返却:2012.12.15 稲盛氏がどのような思いで人生を生き抜いてきたのか、そこで学んだ人生のエッセンスは何かをとても丁寧に解説していました。ビジネス面よりも、人間としてどのような心構えが大切なのかに重点を置いた内容になっていて、人格を磨くことなく成功は為し得ないと説くメッセージは、大変シンプルですが、心に届きました。
0投稿日: 2007.12.29
powered by ブクログ頑張れ頑張れの精神論は疲れているときに読むと余計に疲れる。書いてあることはその通りなんだろうけど、合わないものは合わない。
0投稿日: 2007.12.28
powered by ブクログ後半は宗教色が濃いが、ためになることばかり。 思いを強く持ち、心を磨き高める。 励みになる言葉がちりばめられていた。 良書。
0投稿日: 2007.12.16
powered by ブクログ京セラ、KDDIの創業者である稲盛氏の著書。 新聞等でも話題になっていたので読んでみた。 働くということ、生きるということ。 深く考えさせられます。 思ったと言うことは、それを実現できる力が備わっているという言葉が印象的です。 また、魂を磨くという考え方、新鮮でした。 何かで悩んでいる方は見てみては。
0投稿日: 2007.10.21
powered by ブクログ会社の昼休みに読んでいます。 節電で事務所の電気を消します。 目が悪くなりそうです。 ただ、食後で眠い午後なのに、これを読むとやる気が出ます。
0投稿日: 2007.10.19
powered by ブクログ「生きる意味」ってなんだろう、 なーんて、ふと思うときがある。 それぞれに持論はあるだろうけど。 稲盛大先生曰く「魂を磨くため」。 最初は読みながら退屈な授業でも受けているような、 しまったこの講義とるんじゃなかったっていう様な気分になったけど、 なるほど、当たり前のことを当たり前に述べられている。 だけど、案外にもそれが全く実行できていない。 基礎が欠けているゾ、私。 国際問題について触れられている部分は、 うんうん、そうだよね、私もそう思うよおっちゃん!って共感したり。恐縮です。 エライ人に読んでほしいな。
0投稿日: 2007.10.08
powered by ブクログ2007/08/28:再読 2007/08/28:BO袋へ 精魂込めて働くことが修行。 働くことを通して魂は磨かれる。 稲盛さんは、DDIの株を一株も持たなかったんだ〜 これはハードカバーで重いからBOOKOFFに持っていこう・・・読みたくなったら、文庫を買えばいいや
0投稿日: 2007.08.29
powered by ブクログ利己から利他へ視野を広げる。 物質的な得ではなく道徳的な徳を得ること。 今の日本には徳が足りない。 だから物質的に豊かでも心は貧しい人が 多いのだと思う。 自分にどんなに素晴らしい能力が備わっても、それを私物化して 私利私欲のためだけに使ってしまうから、 偉い人でも不祥事を起こしてしまう。 自分の能力は利己的な煩悩に惑わされず、上手く自分自身でコントロールして、 人の為に役立ててこそ、 真の幸福や正しい生き方を見出せるし、 人間的にココロを高める事が出来る。 小学校で習ったとてもシンプルで道徳的なことが、大人になっても出来ないようでは恥ずかしい。 ・・このあたりが印象に残りました。 私も何か自分の哲学のようなものを持ちたい、それを信じて貫いて、未来が今より少しでも良い方向に向かっていって欲しい、 そのために今を一生懸命生きなくちゃ、 って思いました。
0投稿日: 2007.07.27
powered by ブクログ人生の意味を問う人は少なし。多くの人に読まれんことを。そして実践されんことを。これだと思ったことを磨け、磨いて磨いて磨きぬくことこそ、人として生を受けた使命であると。
0投稿日: 2007.07.02
powered by ブクログ稲盛さんの人生論です。 人間として、夫として、父親として、どう生きていくべきかの道しるべになりました。
0投稿日: 2007.06.02
powered by ブクログ京セラ名誉会長稲盛和夫さんの人間哲学本。勉強になる。ただ勉強になるというのではない。人間として、生きていく上で、何が必要か、何を考えるべきかを説く。仏教の話などは興味深かった。トルストイが驚いたという釈迦の欲の小話や、六波羅蜜の話、六つの精進など、この本から学ベることは果てしない。経営者として、そして人間として尊敬できる著者が書いたこの本はすべての人におすすめできる。
0投稿日: 2007.04.23
powered by ブクログまだ読んでません。 買ってもいないw 最近読んだ他のビジネス書にこの本からの引用が多く、ちょっと気になるので。。
0投稿日: 2007.04.12
powered by ブクログ凄い哲学、もう神の域です。 ここまでくると次元が違いますね。 この本を心から理解し、実践できれば 僕もみんなから尊敬される人になるんでしょう。まだまだ時間がかかりそうですが、 ここを目指していきます。
0投稿日: 2007.02.15
powered by ブクログ何かをするとき、“人間として正しいかどうか”を問う習慣を着けようと思った。 たぶん、これから何度も読み返すことになるであろう本。 読んでよかった。
0投稿日: 2007.01.30
powered by ブクログ元旦に一年の計として読みました。 稲盛先生の著作は初めて読みましたが、大変感銘致しました。宗教的哲学に大変傾倒されているように見受けられましたが、今現在自分自身が自分の生き方を省みている所だったので、心に染み入るようにその思想が流れ込んできたように思います。 今一番私が欲していることを教えてくださった本だと思います。
0投稿日: 2007.01.14
powered by ブクログよくも、わるくも“理想論”の詰まった本。仏教的視点から生活の指南が書かれていて難しい(と思われている)世界もわかりやすく書かれている。とても耳障りもよく、正論なのだが、どうも何かが足りない。感心はできるが共感ができないのだ。
0投稿日: 2007.01.11
powered by ブクログお母さんに誕生日プレゼントとしてもらった本。しかしまだ一度も目を通していない。こういう本はあまり好きでないから。だけどまあ今度時間があるときにでも読んでみようかな。
0投稿日: 2006.12.22
powered by ブクログ「人が喜ぶことをしなさい」 幼い頃によく言われたこの単純で、でも一番大切な言葉。これを守った生き方こそが王道の行き方なのだ!
0投稿日: 2006.09.16
powered by ブクログ私利私欲を捨て他の人のために人生を真摯に生きることや法律以前としての道徳心を抱くことの大切さ等心を高める重要性を強く痛感させられました。 そうすれば、必然と因果応報としての結果が伴ってきますね。 より良い人生の生き方を改めて実感された次第です。 特に「徳高き者には高い位、功績多き者には報酬を」と言う言葉に深い感銘を受けました。
0投稿日: 2006.08.28
powered by ブクログ生きていくうえで大切な考え方をつづった本。 仕事人間の雰囲気がちょっと鼻につくが、 その気高い生き方は、参考にはなる。
0投稿日: 2006.07.16
powered by ブクログ経営者として自分の生き方と人生にとって大切なことには共通点があることをわかりやすく伝えてくれる本だと思います。筆者に仏教思想が強いのでダメな方はダメかもしれません。
0投稿日: 2006.06.26
powered by ブクログいっぱいメモとっちゃった。 稲盛さん。今一番わたしの中で尊敬している経営者さんです。 仕事に対する姿勢について教えてくれます。
0投稿日: 2006.06.08
powered by ブクログ生きるという事を考えさせられます。何が人として一番重要なのか、その原理原則を知りました。人生の指南書になります
0投稿日: 2006.05.04
powered by ブクログ尊敬する京セラを設立した稲盛和夫さんの人生観が語られています。人生は修行だと思いました。そういえば、イチロー、松井秀喜、王貞治、田村亮子...その道を究めている人というのは修行僧のオーラが出ていますね。
0投稿日: 2006.04.08
powered by ブクログうーん、素晴らしい1冊です。特に稲盛さんの労働観にものすごく共感しました。最近の新聞で、「個人の成長意欲を満たすためにボランティア活動する若者が増えている」と言う記事がありましたが、それを思い出しました。 本来は一生懸命仕事に打ち込むことでやりがいが出て、自分が成長して人に喜ばれて仕事が面白くなって…と言う、”働く事=生活の糧”ではない労働観が日本にあったと思うのですが、今は労働・遊び・余暇など全てバラバラに考えられていると言うか、うまく機能してないと言うか、欧米流のゆとりや豊かさと言うのを変に取り入れちゃって余暇の充実ばかりが人生の楽しみだと考えられている風潮があるのは残念です。 稲盛さんがこの本の中で繰り返し言うような、労働観を引用すると「物事を成就させ、人生を充実させていくために必要不可欠なことは「勤勉」です。すなわち懸命に働く事。〜そのような勤勉を通じて人間は、精神的な豊かさや人格的な深みも獲得していくのです。〜〜人間がほんとうに心から喜びを得られる対象と言うものは、仕事の中にこそあると思っています。〜〜もちろん仕事における喜びと言うものは、飴玉のように口に入れたらすぐに甘いといった単純なものではありません。〜〜仕事の楽しさとは苦しさを超えたところにひそんでいるものなのです。」こう言う価値観が広がるといいなーと思います。一生懸命働かないで愚痴を言って遊びにだけ頑張ろうとして空回りしてつまらなさそうにしている若者を見ると寂しくなるもん。もっと身近に、考え方一つで日々を充実させられる事があるんだよーって。 斎藤一人さんのCDでもこんな言葉がありました。「仕事を一生懸命すると、おもしろくなるんだよ。遊びは、飽きる。けれども、人間が向上する事は飽きない。」 私も誰から教わったと言うわけではありませんが、例えばどこかで遊ぶよりも、仕事で人に役立つ事、色んな人と協力しながら何かを創り出すこと、そう言う仕事を一生懸命する事の方が例えようもない喜びを感じます。出張にしたって、遊びだとただ楽しんで終わりだけど、仕事だと人とのかかわりが深かったり、トラブルが起きたり、ストーリーがあったり、普通の旅行より面白い。やっぱり「人との関わり合いがある」「自己の成長が感じられる」と言う事が、人としての喜びの本質的な価値なのかなと思います。(なんかよく分からない表現になっちゃった…) 「一生懸命何かに打ち込む事」「それを通じての本当の喜び」そう言うものをもっと皆が感じられるようになったら、「青い鳥症候群」も減ったり、日本の閉塞感もちょっとなくなるんじゃないかな〜とか思ったりしました。
0投稿日: 2006.03.22
powered by ブクログ京セラ 創立者の稲森さんの著書。すでに仏門に入られたと言うことで、後半の内容は仏教に即した処世で、ちょいと宗教観が強いですけども、船井さんなんかに通じる、宇宙観、処世観を広げてくれていて、あたりまえながらも久々に目から鱗。
0投稿日: 2005.11.23
powered by ブクログ仏教の“三毒”とは、怒り、欲望、愚痴。相手に返答をする前に、最初の判断をいったん保留し、ちょっと待てよと一呼吸おくことで、欲に基づくのではなく理性に基づいて判断する。利他の心が生まれたとき、人間は欲に惑わされず生きることができる。仏教を通して人間としての生き方を知る好著。ただ、『勤勉を通じて人間は精神的名な豊かさや人格的な深みも獲得していく』『これからの日本と日本人が生き方の根に据えるべき哲学は“足るを知る”ということ』となると、私自身はまだまだ修行が必要なようで・・・。
0投稿日: 2005.09.27
powered by ブクログお気に入りの1冊。 人は何の為に生まれてきたか? 『心を高めること』『魂を磨くこと』 私も将来こういった言葉を語るにふさわしい人になりたい。
0投稿日: 2005.08.18
powered by ブクログ含蓄のある言葉が並んでいる本です。 『人格というものは「性格+哲学」』 『イメージもぎりぎりまで濃縮すると「現実の結晶』が見えてくるものなのです。』 『楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する』 『可能性とはつまり「未来の能力」のこと。現在の能力で、できる、できないを判断してしまっては。新しいことや困難なことはいつまでたってもやり遂げられません。』 このほかにもいろいろな示唆に富んだ言葉が盛りだくさんです。
0投稿日: 2005.06.23
powered by ブクログ「ダム式経営ができれば、たしかに理想です。しかし現実にはそれが出来ない。どうしたらそれが出来るのか、その方法を教えてくれないことには話しにならないじゃないですか」 これに対し、松下さんはその温和な顔に苦笑を浮かべて、しばらくだまっておられました。それからポツリと「そんな方法は私も知りませんのや。知りませんけれども、ダムをつくろうと思わんとあきまへんなあ」とつぶやかれたのです。(p.41)
0投稿日: 2004.10.13
powered by ブクログビジネスというよりも人として・・・という内容。 感銘を受ける部分も多かった。 会社、ビジネスも人が作るものである以上、ひと個人個人がどういった考え方をするべきなのか。 そのあたりを知ることができる内容。
0投稿日: 2004.10.07
